JP2013230477A - レーザー加工装置及びレーザー加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被加工物のレーザー照射面状態によらず均一なレーザー加工を施すことが可能なレーザー加工装置及びレーザー加工方法を提供することである。
【解決手段】 被加工物にレーザー加工を施すレーザー加工装置であって、被加工物を保持するチャックテーブルと、レーザー発振器と、該レーザー発振器から発振されたレーザービームを集光する集光レンズを有する加工ヘッドと、を含むレーザービーム照射手段と、該レーザービーム照射手段から該チャックテーブルに保持された被加工物に照射されたレーザービームの反射光量を検出する反射光量検出手段と、該反射光量検出手段で検出した反射光量に基づいて、該レーザー発振器から発振するレーザービームの出力を調整する出力調整手段と、を具備したことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体ウエーハ等の被加工物にレーザー加工を施すレーザー加工装置及びレーザー加工方法に関する。
IC、LSI、LED等の複数のデバイスが分割予定ラインによって区画され表面に形成されたシリコンウエーハ、サファイアウエーハ等のウエーハは、加工装置によって個々のデバイスに分割され、分割されたデバイスは携帯電話、パソコン等の各種電子機器に広く利用されている。
ウエーハの分割には、ダイサーと呼ばれる切削装置を用いたダイシング方法が広く採用されている。ダイシング方法では、ダイアモンド等の砥粒を金属や樹脂で固めて厚さ30μm程度とした切削ブレードを、30000rpm程度の高速で回転させつつウエーハへと切り込ませることでウエーハを切削し、個々のデバイスチップへと分割する。
一方、近年では、レーザービームを用いてウエーハを個々のデバイスチップに分割する方法が開発され、実用化されている。レーザービームを用いてウエーハを個々のデバイスチップに分割する方法として、以下に説明する第1及び第2の加工方法が知られている。
第1の加工方法は、ウエーハに対して透過性を有する波長(例えば1064nm)のレーザービームの集光点を分割予定ラインに対応するウエーハの内部に位置付けて、レーザービームを分割予定ラインに沿って照射してウエーハ内部に改質層を形成し、その後分割装置によりウエーハに外力を付与してウエーハを改質層を分割起点として個々のデバイスチップに分割する方法である(例えば、特許第3408805号参照)。
第2の加工方法は、ウエーハに対して吸収性を有する波長(例えば355nm)のレーザービームの集光点を分割予定ラインに対応する領域に照射してアブレーション加工により加工溝を形成し、その後外力を付与してウエーハを加工溝を分割起点として個々のデバイスチップに分割する方法である(例えば、特開平10−305420号参照)。
レーザービームを用いる加工方法は、ダイサーによるダイシング方法に比べて加工速度を早くすることができるとともに、サファイアやSiC等の硬度の高い素材からなるウエーハであっても比較的容易に加工することができる。
また、改質層又は加工溝を例えば10μm以下等の狭い幅とすることができるので、ダイシング方法で加工する場合に対してウエーハ1枚当たりのデバイス取り量を増やすことができるという利点を有している。
ところで、研削装置による裏面研削を実施する前の半導体ウエーハの裏面には酸化膜や窒化膜が残存している。また、表面にLow−k膜が形成された半導体ウエーハや裏面に金属膜が形成されたウエーハもある。
これらの膜付きの被加工物にレーザービームを照射してレーザー加工を施すと、膜によって照射されたレーザービームの一部が反射される。反射率は膜の種類や厚み等によって異なり、被加工物毎に反射率が異なるものや、一つの被加工物内でも反射率にばらつきがあるものもある。
被加工物に対して透過性を有する波長を利用して被加工物内部に改質層を形成する第1の加工方法及び被加工物に対して吸収性を有する波長を利用して被加工物にアブレーション加工を施す第2の加工方法の場合にも、被加工物の反射率が大きいと透過又は吸収されるレーザービームの光量が減少するため、所望のレーザー加工を施すためには照射するレーザービームの出力を上げる必要がある。
特許第3408805号公報 特開平10−305420号公報 特開2009−021476号公報 特開2010−245172号公報
被加工物毎に反射率が異なる場合、単一の加工条件で複数の被加工物にレーザー加工を施すと、被加工物間でレーザービームの照射によって形成されるレーザー加工溝の深さにばらつきが生じたり、レーザービームの照射によって形成される改質層にばらつきが生じるという問題がある。
また、一つの被加工物内で反射率にばらつきがあるものでは、単一の加工条件でレーザー加工を施すと、領域によってレーザービームの照射によって形成されるレーザー加工溝の深さにばらつきが生じたり、レーザービームの照射によって形成される改質層にばらつきが生じるという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、被加工物のレーザー照射面状態によらず均一なレーザー加工を施すことが可能なレーザー加工装置及びレーザー加工方法を提供することである。
請求項1記載の発明によると、被加工物にレーザー加工を施すレーザー加工装置であって、被加工物を保持するチャックテーブルと、レーザー発振器と、該レーザー発振器から発振されたレーザービームを集光する集光レンズを有する加工ヘッドと、を含むレーザービーム照射手段と、該レーザービーム照射手段から該チャックテーブルに保持された被加工物に照射されたレーザービームの反射光量を検出する反射光量検出手段と、該反射光量検出手段で検出した反射光量に基づいて、該レーザー発振器から発振するレーザービームの出力を調整する出力調整手段と、を具備したことを特徴とするレーザー加工装置が提供される。
好ましくは、レーザー加工装置は、該レーザービーム照射手段で被加工物の厚み方向に渡って複数段のレーザー加工を施す段数を、前記反射光量検出手段で検出した反射光量に基づいて算出する段数算出手段を更に具備している。
請求項3記載の発明によると、被加工物にレーザー加工を施すレーザー加工方法であって、被加工物をチャックテーブルで保持する保持ステップと、該チャックテーブルに保持された被加工物にレーザービーム照射手段から第1の条件でレーザービームを照射する反射光量検出用レーザービーム照射ステップと、該反射光量検出用レーザービーム照射ステップで被加工物に照射されたレーザービームが被加工物上面で反射された反射光の反射光量を検出する反射光量検出ステップと、該反射光量検出ステップを実施した後、該反射光量検出ステップで検出された反射光量に基づいて、該レーザービーム照射手段で照射するレーザービームの出力を設定し、該チャックテーブルに保持された被加工物に該レーザービーム照射手段から第2の条件でレーザービームを照射して、被加工物にレーザー加工を施すレーザー加工ステップと、を備えたことを特徴とするレーザー加工方法が提供される。
好ましくは、レーザー加工方法は、前記反射光量検出ステップで検出した反射光量に基づいて、被加工物の厚み方向に渡って複数段のレーザー加工を施す段数を算出する段数算出ステップを更に備え、前記レーザー加工ステップでは、該段数算出ステップで算出した段数に基づいて被加工物の厚み方向に渡って複数段のレーザー加工を施す。
本発明のレーザー加工装置は、被加工物上面で反射された反射光の光量を検出する反射光量検出手段と、検出した反射光量に基づいてレーザービームの出力を最適に調整する出力調整手段とを有するため、被加工物のレーザー照射面状態によらず均一なレーザー加工を施すことが可能となる。
本発明のレーザー加工方法では、反射光量検出用レーザービーム照射ステップと、反射光量を検出する反射光量検出ステップと、反射光量検出ステップで検出された反射光量に基づいてレーザービームの出力を設定し、被加工物にレーザー加工を施すレーザー加工ステップとを備えているので、被加工物のレーザー照射面状態によらず均一なレーザー加工を被加工物に施すことができる。
レーザー加工装置の斜視図である。 レーザービーム照射ユニットの光学系のブロック図である。 半導体ウエーハの表面側斜視図である。 半導体ウエーハの表面側を外周部が環状フレームに装着された粘着テープに貼着する様子を示す分解斜視図である。 保持ステップを示す一部断面側面図である。 反射光量検出用レーザービーム照射ステップを示す一部断面側面図である。 被加工物の反射率と適切なパルスエネルギーとの相関関係を示す図である。 ウエーハ内部に改質層を形成するレーザー加工ステップを示す一部断面側面図である。 ウエーハの表面側に実施する反射光量検出用レーザービーム照射ステップを示す一部断面側面図である。 反射光量を検出しつつレーザー加工を施す実施形態を示す一部断面側面図である。 裏面研削ステップを示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1を参照すると、本発明実施形態に係るレーザー加工装置の外観斜視図が示されている。レーザー加工装置2は、静止基台4上にX軸方向に移動可能に搭載された第1スライドブロック6を含んでいる。
第1スライドブロック6は、ボールねじ8及びパルスモータ10から構成される加工送り手段12により一対のガイドレール14に沿って加工送り方向、即ちX軸方向に移動される。
第1スライドブロック6上には第2スライドブロック16がY軸方向に移動可能に搭載されている。すなわち、第2スライドブロック16はボールねじ18及びパルスモータ20から構成される割り出し送り手段22により一対のガイドレール24に沿って割り出し方向、すなわちY軸方向に移動される。
第2スライドブロック16上には円筒支持部材26を介してチャックテーブル28が搭載されており、チャックテーブル28は加工送り手段12及び割り出し送り手段22によりX軸方向及びY軸方向に移動可能である。チャックテーブル28には、チャックテーブル28に吸引保持された半導体ウエーハをクランプするクランプ30が設けられている。
静止基台4にはコラム32が立設されており、このコラム32にレーザービーム照射ユニット34が取り付けられている。レーザービーム照射ユニット34は、ケーシング35中に収容された図2に示すレーザー発振ユニット62と、ケーシング35の先端に取り付けられた加工ヘッド36とを含んでいる。
レーザー発振ユニット62は、図2に示すように、YAGレーザー又はYVO4レーザーを発振するレーザー発振器64と、繰り返し周波数設定ユニット66とを含んでいる。特に図示しないが、レーザー発振器64はブリュースター窓を有しており、レーザー発振器64から出射するレーザービームは直線偏光のレーザービームである。
ケーシング35の先端部には、加工ヘッド36とX軸方向に整列してレーザー加工すべき加工領域を検出する撮像ユニット38が配設されている。撮像ユニット38は、可視光によって半導体ウエーハの加工領域を撮像する通常のCCD等の撮像素子を含んでいる。
撮像ユニット38は更に、半導体ウエーハに赤外線を照射する赤外線照射手段と、赤外線照射手段によって照射された赤外線を捕らえる光学系と、この光学系によって捕らえられた赤外線に対応した電気信号を出力する赤外線CCD等の赤外線撮像素子から構成される赤外線撮像手段を含んでおり、撮像した画像信号はコントローラ(制御手段)40に送信される。
コントローラ40はコンピュータによって構成されており、制御プログラムに従って演算処理する中央処理装置(CPU)42と、制御プログラム等を格納するリードオンリーメモリ(ROM)44と、演算結果等を格納する読み書き可能なランダムアクセスメモリ(RAM)46と、カウンタ48と、入力インターフェイス50と、出力インターフェイス52とを備えている。
56は案内レール14に沿って配設されたリニアスケール54と、第1スライドブロック6に配設された図示しない読み取りヘッドとから構成される加工送り量検出手段であり、加工送り量検出手段56の検出信号はコントローラ40の入力エンターフェイス50に入力される。
60はガイドレール24に沿って配設されたリニアスケール58と第2スライドブロック16に配設された図示しない読み取りヘッドとから構成される割り出し送り量検出手段であり、割り出し送り量検出手段60の検出信号はコントローラ40の入力インターフェイス50に入力される。
撮像ユニット38で撮像した画像信号もコントローラ40の入力インターフェイス50に入力される。一方、コントローラ40の出力インターフェイス52からはパルスモータ10、パルスモータ20、レーザービーム照射ユニット34等に制御信号が出力される。
図2を参照すると、本発明実施形態に係るレーザービーム照射ユニット34の光学系が示されている。加工ヘッド36のケーシング70内には反射ミラー76と集光レンズ74が収容されている。更に、反射ミラー72と集光レンズ74との間にはハーフミラー(ビームスプリッタ)76が配設されている。
レーザービーム発振ユニット62から発振され更に出力調整ユニット68で所定パワーに調整されたレーザービーム69は、加工ヘッド36の反射ミラー72で反射され、その一部はハーフミラー76を透過して集光レンズ74により被加工物であるウエーハ11に照射される。
ウエーハ11上面で反射された反射光71は集光レンズ74で集光され、その一部はハーフミラー76で反射されてフォトダイオード等の受光素子からなる反射光量検出器78で反射光量が検出される。この反射光量に基づいて、コントローラ40は後で詳細に説明するようにレーザービーム発振ユニット62及び出力調整ユニット68を制御する。
ハーフミラー76は集光レンズ74と被加工物(ウエーハ)11との間に配設してもよいが、集光レンズ74より上流側にハーフミラー76を配設したほうが、ウエーハ11の上面で反射した反射光のみを集光レンズ74で集光してハーフミラー76に入射できるため、反射光量の検出にはこのような配置が好ましい。
図3を参照すると、本発明のレーザー加工方法の被加工物の一つである半導体ウエーハ11の表面側斜視図が示されている。半導体ウエーハ11は、例えば厚さが700μmのシリコンウエーハからなっており、表面11aに複数の分割予定ライン13が格子状に形成されているとともに、複数の分割予定ライン13によって区画された各領域にそれぞれIC、LSI等のデバイス15が形成されている。半導体ウエーハ11の裏面11bには、図4に示すように、SiOからなる酸化膜17が形成されている。
本発明のレーザー加工方法では、被加工物は図3に示した半導体ウエーハ11に限定されるものではなく、表面或いは裏面に酸化膜、窒化膜、金属膜、Low−k膜等の膜を有する被加工物を含むものである。
本発明のレーザー加工方法を実施するのにあたり、半導体ウエーハ11の表面11a側が図4に示すように、外周部が環状フレームFに装着された粘着テープTに貼着され、その裏面11bが上側となる。
そして、図5に示すように、レーザー加工装置2のチャックテーブル28で半導体ウエーハ11が粘着テープTを介して吸引保持され、環状フレームFがクランプ30によりクランプされて固定される。
次いで、図6に示すように、チャックテーブル28に保持されたウエーハ11にレーザービーム照射ユニット34の加工ヘッド36から第1の条件でレーザービーム69を照射する反射光量検出用レーザービーム照射ステップを実施する。
この反射光量検出用レーザービーム照射ステップを実施する前に、レーザー加工すべき分割予定ライン13を検出するアライメントを実施する。即ち、撮像ユニット38の赤外線カメラでウエーハ11を裏面11b側から撮像し、よく知られたパターンマッチング等の画像処理を用いて第1の方向に伸長する分割予定ライン13及び第1の方向と直交する第2の方向に伸長する分割予定ライン13を検出する。
他の実施形態として、チャックテーブル28の保持面を透明部材から形成し、チャックテーブル28の下に配置したカメラでウエーハ11を撮像し、アライメントを実施するようにしてもよい。
更に、本発明では、ウエーハ11の反射光量を検出する前に、予め既知の反射率を有する一つ或いは複数の基準ワークを用意し、基準ワークで反射光量を検出し、そのときの反射光量を基準データとしてコントローラ40のRAM46に記憶しておく。
この反射光量検出用レーザービーム照射ステップでは、図6に示すように、チャックテーブル28を矢印X1方向に加工送りしながら、加工ヘッド36から酸化膜17の形成されたウエーハ11の裏面11bにレーザービーム69を照射し、この反射光71を反射光量検出器78で検出する。
例えば、ウエーハ11の任意の分割予定ライン13、複数の分割予定ライン13、又は全ての分割予定ライン13に反射光量検出用レーザービームを照射して反射光量を検出する。
レーザービーム69の照射により、ウエーハ11の内部に改質層を形成する場合の反射光量検出用レーザービームの照射条件は、例えば以下に示す通りである。
光源 :LD励起Qスイッチ Nd:YVO4パルスレーザー
波長 :1064nm
繰り返し周波数 :100kHz
平均出力 :0.1W
加工送り速度 :400mm/s
反射光量検出用レーザービーム照射ステップでウエーハ11の裏面11bにレーザービーム69を照射すると、酸化膜17が形成された裏面11bで反射された反射光71が図2に示す集光レンズ74で集光され、その一部がハーフミラー76で反射されて受光素子からなる反射光量検出器78に入射し、ウエーハ11の裏面11bで反射された反射光量が検出される。検出された反射光量とRAM46に格納されている反射率が既知の基準ワークの反射光量からウエーハ11の裏面11bの反射率を算出する。
コントローラ40のROM44には、被加工物の種類毎や膜種類毎に反射率と適切なパルスエネルギーとの相関関係73を示す、図7に示すような相関図を複数個格納しておく。よって、これらの相関図からその反射率に対する適切なパルスエネルギーを得ることができる。
適切なパルスエネルギーを基に、レーザー発振器64から発振するレーザービームの平均出力と繰り返し周波数を調整する。ここで、パルスエネルギー(J)=平均出力(W)/繰り返し周波数(Hz)より、例えば繰り返し周波数100kHz、平均出力2Wと設定する。反射率が50%のとき、例えば、図7の相関図から適切なパルスエネルギーは20μJと設定する。
反射率によっては、レーザー発振器64の最大パワーが不十分であるので、一度のレーザービームの照射では十分な改質層をウエーハ11の内部に形成できない。よって、反射光量検出ステップで検出された反射光量に基づいて、ウエーハ11の厚み方向に渡って複数段の改質層を形成する。反射光量に基づいて必要とする段数を算出する段数算出手段は、コントローラ40のROM44内に格納しておく。
反射光量検出ステップを実施した後、反射光量検出ステップで検出された反射光量に基づいてレーザービーム照射ユニット34で照射するレーザービームの出力を設定し、チャックテーブル28に保持されたウエーハ11にレーザービーム照射ユニット34の加工ヘッド36から第2の条件でレーザービームを照射して、ウエーハ11の内部に改質層19を形成するレーザー加工ステップを実施する。
このレーザー加工ステップでは、図8に示すように、チャックテーブル28を矢印X1方向に加工送りしながら、レーザービーム照射ユニット34の加工ヘッド36から第2の条件でレーザービーム69を照射して、ウエーハ11内部に改質層19を形成する。
チャックテーブル28をY軸方向に割り出し送りしながら、第1の方向に伸長する分割予定ライン13に沿ってウエーハ11の内部に同様な改質層19を次々と形成する。次いで、チャックテーブル28を90度回転してから、第2の方向に伸長する分割予定ライン13に沿って同様な改質層19を形成する。
ウエーハ11の厚みや材質によって分割性が低い場合には、複数段の改質層19をウエーハ内部に形成する。また、ウエーハ11の反射率が高くレーザービーム発振器64の最大パワーが低過ぎて、一度のレーザービームの照射では十分な改質層19をウエーハ11の内部に形成することができない場合には、複数段の改質層19をウエーハ11の内部に形成する。
この改質層形成ステップでのレーザー加工条件は、例えば以下のように設定される。
光源 :LD励起Qスイッチ Nd:YVO4パルスレーザー
波長 :1064nm
繰り返し周波数 :100kHz
平均出力 :2.0W
加工送り速度 :400mm/s
図9を参照すると、ウエーハ11にアブレーション加工を施す場合の、反射光量検出用レーザービーム照射ステップを説明する一部断面側面図が示されている。例えば、ウエーハ11の表面11aに形成されたLow−k膜にアブレーション加工を施す場合には、レーザービーム69はウエーハ11の表面11a側に入射する。そして、表面11aで反射した反射光71の光量を反射光量検出器78で検出する。
アブレーション加工の場合にも上述した改質層形成加工と同様に、ウエーハ11の任意の分割予定ライン13、複数の分割予定ライン13、又は全ての分割予定ライン13に反射光量検出用レーザービームを照射して反射光量を検出する。
アブレーション加工の場合のレーザービーム照射条件は、例えば以下のように設定される。
光源 :LD励起Qスイッチ Nd:YVO4パルスレーザー
波長 :355nm(YVO4パルスレーザーの第3高調波)
繰り返し周波数 :200kHz
平均出力 :0.1W
加工送り速度 :200mm/s
アブレーション加工では、反射光量検出ステップを実施した後、反射光量検出ステップで検出された反射光量に基づいて、レーザービーム照射ユニット34で照射するレーザービームの出力を設定し、チャックテーブル28で保持されたウエーハ11の表面11aにレーザービーム照射ユニット34の加工ヘッド36から第2の条件でレーザービームを照射して、ウエーハ11の分割予定ライン13にアブレーション加工を施してレーザー加工溝を形成するレーザー加工ステップを実施する。
このアブレーション加工でのレーザー加工条件は、例えば以下のように設定される。
光源 :LD励起Qスイッチ Nd:YVO4パルスレーザー
波長 :355nm(YVO4パルスレーザーの第3高調波)
繰り返し周波数 :200kHz
平均出力 :1W
加工送り速度 :200mm/s
ウエーハ11の表面11aの反射率及びレーザー発振器64の最大パワーによっては、アブレーション加工の場合も、集光レンズ74による集光点をウエーハ11の厚み方向で変えて複数段のレーザー加工溝を形成する。この場合の段数は、反射率検出ステップで検出した反射率に応じてROMに格納した段数算出手段が算出する。
本発明のレーザー加工方法の第2実施形態では、反射光量検出ステップを実施しながらレーザー加工ステップを実施するようにしてもよい。即ち、図10に示すように、チャックテーブル28を矢印X1方向に加工送りしながらレーザービーム照射ユニット34の加工ヘッド36からレーザービーム69を照射し、ウエーハ11の裏面11bで反射された反射光71の反射光量を反射光量検出器78で検出する。
この反射光量に基づいて、コントローラ40が出力調整ユニット68をフィードバック制御し、反射光量に基づいた最適な出力のレーザービーム69でウエーハ11の内部に改質層19を形成する。
アブレーション加工の場合にも、反射光量に応じて出力調整ユニット68を制御して、最適なパワーのレーザービーム69を加工ヘッド36から照射しながらアブレーション加工を施すようにしてもよい。ウエーハ11に改質層19やレーザー加工溝を形成した後、ウエーハ11に外力を付与して個々のチップに分割する分割ステップを実施する。
本実施形態では、全ての分割予定ライン13に沿ってウエーハ11の内部に改質層19を形成後、ウエーハ11の裏面11bを研削する裏面研削ステップを実施する。この裏面研削ステップでは、図11に示すように、研削装置のチャックテーブル96で保持されたウエーハ11の裏面11bを研削砥石94で研削し、研削中の押圧力でウエーハ11を個々のチップへと分割する。
図11において、研削ユニット82はスピンドル84と、スピンドル84の先端に固定されたホイールマウント86と、ホイールマウント86に複数のねじ90で着脱可能に装着された研削ホイール88とから構成される。研削ホイール88は、環状基台92の下端部外周に複数の研削砥石94を固着して構成される。
この裏面研削ステップでは、チャックテーブル96を矢印a方向に例えば300rpmで回転しつつ、研削ホイール88を矢印b方向に例えば6000rpmで回転させながら研削ユニット送り機構を作動して研削砥石94をウエーハ11の裏面11bに接触させる。
そして、研削ホイール88を所定の研削送り速度で下方に研削送りしながら、ウエーハ11の裏面11bの研削を実施する。接触式又は非接触式の厚み測定ゲージでウエーハ11の厚みを測定しながら、ウエーハ11を所望の厚み、例えば50μmに仕上げる。
この研削の途中で、ウエーハ11の内部には分割予定ライン13に沿って改質層19が形成されているため、研削中の押圧力で改質層19を分割起点としてウエーハ11が個々のチップへと分割される。
ここで、分割性が低い被加工物の場合には、裏面研削を実施する前に被加工物に外力を付与して分割する分割ステップを実施する。或いは、裏面研削実施後に、被加工物に外力を付与して分割する分割ステップを実施する。
上述した実施形態では、厚さの厚い(700μm)ウエーハに改質層19を形成した後、ウエーハ11の裏面11bを研削してウエーハを薄化するのと同時に研削時の押圧力により改質層19を分割起点として個々のチップに分割しているが、予め裏面11bを研削して薄化したウエーハ11に改質層19やレーザー加工溝を形成するようにしてもよい。また、ウエーハ11に対して吸収性を有する波長のレーザービームを照射して、ウエーハ11をフルカットするようにしてもよい。
11 半導体ウエーハ
13 分割予定ライン
15 デバイス
17 酸化膜
19 改質層
28 チャックテーブル
34 レーザービーム照射ユニット
36 加工ヘッド
38 撮像ユニット
62 レーザー発振ユニット
64 レーザー発振器
66 繰り返し周波数設定ユニット
68 出力調整ユニット
69 レーザービーム
71 反射光
74 集光レンズ
76 ハーフミラー
78 反射光量検出器
適切なパルスエネルギーを基に、レーザー発振器64から発振するレーザービームの平均出力と繰り返し周波数を調整する。例えば、反射率が50%のとき、図7の相関図から適切なパルスエネルギーは20μJであると決定される。よって、パルスエネルギー(J)=平均出力(W)/繰り返し周波数(Hz)より、例えば繰り返し周波数100kHz、平均出力2Wと設定する。

Claims (4)

  1. 被加工物にレーザー加工を施すレーザー加工装置であって、
    被加工物を保持するチャックテーブルと、
    レーザー発振器と、該レーザー発振器から発振されたレーザービームを集光する集光レンズを有する加工ヘッドと、を含むレーザービーム照射手段と、
    該レーザービーム照射手段から該チャックテーブルに保持された被加工物に照射されたレーザービームの反射光量を検出する反射光量検出手段と、
    該反射光量検出手段で検出した反射光量に基づいて、該レーザー発振器から発振するレーザービームの出力を調整する出力調整手段と、
    を具備したことを特徴とするレーザー加工装置。
  2. 該レーザービーム照射手段で被加工物の厚み方向に渡って複数段のレーザー加工を施す段数を、前記反射光量検出手段で検出した反射光量に基づいて算出する段数算出手段を更に具備した請求項1記載のレーザー加工装置。
  3. 被加工物にレーザー加工を施すレーザー加工方法であって、
    被加工物をチャックテーブルで保持する保持ステップと、
    該チャックテーブルに保持された被加工物にレーザービーム照射手段から第1の条件でレーザービームを照射する反射光量検出用レーザービーム照射ステップと、
    該反射光量検出用レーザービーム照射ステップで被加工物に照射されたレーザービームが被加工物上面で反射された反射光の反射光量を検出する反射光量検出ステップと、
    該反射光量検出ステップを実施した後、該反射光量検出ステップで検出された反射光量に基づいて、該レーザービーム照射手段で照射するレーザービームの出力を設定し、該チャックテーブルに保持された被加工物に該レーザービーム照射手段から第2の条件でレーザービームを照射して、被加工物にレーザー加工を施すレーザー加工ステップと、
    を備えたことを特徴とするレーザー加工方法。
  4. 前記反射光量検出ステップで検出した反射光量に基づいて、被加工物の厚み方向に渡って複数段のレーザー加工を施す段数を算出する段数算出ステップを更に備え、
    前記レーザー加工ステップでは、該段数算出ステップで算出した段数に基づいて被加工物の厚み方向に渡って複数段のレーザー加工を施す請求項3記載のレーザー加工方法。
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