JP2013228427A - 撮像レンズおよび撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明は、小型、軽量且つ安価でありながら、高い光学性能を持ち、且つ温度変動による焦点距離及び画角の変動を小さくした広角撮像レンズを提供する。
【解決手段】
物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと開口絞りと、正の屈折力を有する第4レンズとの4枚のレンズを配置し、第2、第3、第4の各レンズの熱線膨張係数をそれぞれα2、α3、α4としたときに下記条件式(1)〜(3)を満足することを特徴とする。
|α2| ≧ 50×10-6 ・・・(1)
|α3| ≧ 50×10-6 ・・・(2)
|α4| ≦ 15×10-6 ・・・(3)
【選択図】図1

Description

本発明は、監視用カメラや車載用カメラ等、固体撮像素子を備えた撮像装置に用いられる単焦点の広角撮像レンズおよびそれを用いた撮像装置に関するものである。
監視用カメラや車載用カメラ等に用いられる撮像レンズには、広画角を確保しながら画面全域で結像性能が良いことが要求される。また、搭載スペースが限られることが多いことなどから小型で軽量であることも併せて要求される。
これらの要望に対応し得る可能性がある単焦点の広角撮像レンズとして、下記の特許文献1、2、3が提案されている。しかしながら、この特許文献1、3に記載される単焦点レンズは温度が変動すると焦点距離が変化してしまい、像面位置で高い光学性能面を満足することが出来なかった。また、この問題を克服した特許文献2に記載される単焦点レンズでは、温度変動による焦点距離の変化を小さくすることは可能となったが、温度変動によって画角が変化してしまうという問題が発生する。
特開2008−268268号公報 特開2009−8867号公報 特開2010−54646号公報
本発明は、小型、軽量且つ安価でありながら、高い光学性能を持ち、且つ温度変動による焦点距離及び画角の変動を小さくした広角撮像レンズを提供する。
上記課題を解決するため、第1の発明のレンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと開口絞りと、正の屈折力を有する第4レンズとの4枚のレンズが配置され、下記条件式(1)〜(3)を満足することを特徴とする。
|α2| ≧ 50×10-6 ・・・(1)
|α3| ≧ 50×10-6 ・・・(2)
|α4| ≦ 15×10-6 ・・・(3)
ただし、
α2:第2レンズの熱線膨張係数
α3:第3レンズの熱線膨張係数
α4:第4レンズの熱線膨張係数
好ましくは、上記第1の発明において下記条件式(4)〜(6)を満足することを特徴とする。
f2/f1 < 0.5 ・・・(4)
−1.1 < f2/f3 < −0.7 ・・・(5)
1.0 < f4/f3 ・・・(6)
ただし、
f1:第1レンズの焦点距離
f2:第2レンズの焦点距離
f3:第3レンズの焦点距離
f4:第4レンズの焦点距離
上記課題を解決するため、本発明の撮像装置は、上述のいずれかの撮像光学系と、その撮像光学系により形成される光学像を電気信号に変換する撮像素子とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、小型、軽量且つ安価でありながら諸収差が良好に補正され、且つ温度変動による焦点距離及び画角の変動を小さくした広角撮像レンズを提供することができる。その結果、監視カメラや車載用カメラに搭載可能なコンパクトな広角撮像装置を実現することができる。
本実施形態の撮像レンズの基本構成を示す図である。 本実施形態において、撮像レンズの絞り部、各レンズに対して付与した面番号を示す図である。 実施例1 において、球面収差、および非点収差を示す収差図である。 実施例2 において採用した撮像レンズの構成を示す図である。 実施例2 において、球面収差、および非点収差を示す収差図である。 実施例3 において採用した撮像レンズの構成を示す図である。 実施例3 において、球面収差、および非点収差を示す収差図である。 実施例4 において採用した撮像レンズの構成を示す図である。 実施例4 において、球面収差、および非点収差を示す収差図である。 本実施形態において、温度ごとの焦点距離を示す図である。 本実施形態において、温度ごとの画角を示す図である。 本発明の実施形態の撮像装置の基本構成を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。図1に実施の形態のレンズ構成をそれぞれ光学断面で示す。これらの実施形態は物体側から順に、第1レンズ110、第2レンズ120、第3レンズ130、開口絞り140、第4レンズ150、カバーガラス160、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Mental-Oxide Semiconductor device)等の撮像素子の受光面となる結像面170が配置される4枚構成の単焦点レンズ100である。
本発明を実施した撮像レンズで4枚のレンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ110と、負の屈折力を有する第2レンズ120と、正の屈折力を有する第3レンズ130と、開口絞り140と、正の屈折力を有する第4レンズ150のように配列されている。広角レンズでは、広い画角を得るために焦点距離を短くする必要があるが、機構的な制約からバックフォーカスは焦点距離に比べて長くしなくてはならない。そこで、前方に負の屈折力を有するレンズを配置し、入射した光を一度発散した後、後方の正の屈折力を有するレンズで集光することにより、レンズ系の主点をレンズ後方に飛出させ焦点距離に比べて長いバックフォーカスを確保することが可能となる。具体的には負の第1レンズと第2レンズで光を発散させ、正の第3レンズと第4レンズで集光する。最も物体側に負レンズを配置することで、主点を後方に置くのに十分な負の屈折力を得ることができ、開口絞り前に正の屈折力をもつレンズを配置することにより、倍率の色収差を良好に補正し、開口絞り後に正の屈折力をもつレンズを配置することにより、像面への入射角度を小さくし、かつ収差を良好に補正する。
撮像レンズ100において、物体側OBJS より入射した光は、第1レンズ110の物体側R1面1、像面側R2面2、第2レンズ120の物体側R3面3、像面側R4面4、第3レンズ130の物体側R5面5、像面側R6面6、開口絞り部140の面7、第4レンズ150の物体側R7面8、像面側R8面9、カバーガラス160の物体側R9面10、像面側R10面11、を順次通過し結像面170へと集光される。
本発明を実施した撮像レンズは、α2を第2レンズの熱線膨張係数、α3を第3レンズの熱線膨張係数、α4を第4レンズの熱線膨張係数とすると、条件式(1)〜(3)を満足するように構成される。
|α2| ≧ 50×10-6 ・・・(1)
|α3| ≧ 50×10-6 ・・・(2)
|α4| ≦ 15×10-6 ・・・(3)
全てのレンズの熱膨張及び熱収縮が小さければ、温度変化による焦点距離と画角の変化が小さく保たれるのは自明であるが、小型、軽量且つ安価に撮像レンズを構成するためには、樹脂などガラスに比べ熱線膨張係数の大きな材料を使用する必要がある。
従来の4枚構成の広角レンズでは、強い負の屈折力を持つ第2レンズと強い正の屈折力を持つ第3レンズ及び第4レンズに熱線膨張係数の大きな材料を使用していたが、温度が変動すると焦点距離が変化してしまい、光学性能が劣化していた。この問題に対し、強い負の屈折力を持つ第2レンズと、開口絞りよりも像側に配置され強い正の屈折力を持つ第4レンズに熱線膨張係数の大きな材料を使用することで、温度変動による焦点距離の変化を小さくすることは可能となるが、温度変動によって画角が変化してしまう。
そこで、この熱線膨張係数の大きな材料を、熱による光学的な変化を互いに打ち消しあうように配置することで、全系として温度変化による焦点距離と画角の変化を小さくすることが本発明の狙いである。そのためには第2レンズと第3レンズに熱線膨張係数の大きな材料を用い、第4レンズには熱線膨張係数の小さな材料を用いることが望ましい。(1)式の下限値を下回ると、第3レンズの正の屈折力の変化のみが大きくなり、その結果、焦点距離は高温で長く、低温で短くなる。また画角は高温で狭く、低温で広くなる。(2)式の下限値を下回ると、第2レンズの負の屈折力の変化のみが大きくなり、その結果、焦点距離は高温で短く、低温で長くなる。また画角は高温で広く、低温で狭くなる。(3)式の上限値を上回ると、第4レンズの正の屈折力の変化が大きくなり、第2レンズと第3レンズでとれているバランスがくずれるため、正の屈折力変化が大きくなる。その結果、焦点距離は高温で長く、低温で短くなる。また、開口絞りよりも像側で、正の屈折力変化が大きくなるので画角は高温で広く、低温で狭くなる。
本発明を実施した撮像レンズで好ましくは、f1を第1レンズの焦点距離、f2を第2レンズの焦点距離、f3を第3レンズの焦点距離、f4を第4レンズの焦点距離とすると、条件式(4)〜(6)を満足するように構成される。
f2/f1 < 0.5 ・・・(4)
−1.1 < f2/f3 < −0.7 ・・・(5)
1.0 < f4/f3 ・・・(6)
前述のように、熱による光学的な変化を互いに打ち消しあうように各レンズを配置する必要があるが、材料の選択と合わせて各レンズの屈折力も適切に調節されるべきである。通常は主な負の屈折力を第2レンズが担うが、(4)式の上限を超えると、第1レンズの負の屈折力が大きくなりすぎて、熱変化を打ち消せなくなり易い。第2レンズと第3レンズは互いに変化を打ち消すように配置するが、(5)式の範囲を超えると、屈折力の差が大きくなりすぎてうまく打ち消すことが出来なくなり易い。(6)式の下限値を下回ると、第4レンズの屈折力が大きくなりすぎるため、熱変化を打ち消せなくなり易い。
以下に、撮像レンズの具体的な数値による実施例1〜4を示す。1〜4の数値実施例において、焦点距離、Fナンバー、画角、像高、レンズ全長、バックフォーカス(Bf)は次の表1に記載の通りである。また、同じく1〜4の数値実施例において、条件式(1)〜(6)の数値データは、次の表2に記載の値になる。
なお、以下の数値実施例の中で記載されるレンズの非球面の形状は、物体側から像面側へ向かう方向を正とし、kを円錐係数、Aは4次の非球面係数を、Bは6次の非球面係数を、Cは8次の非球面係数を、Dは10次の非球面係数としたとき次式で表される。hは光線の高さ、cは中心曲率半径の逆数を、Zは面頂点に対する接平面からの深さを、をそれぞれ表している。
実施の形態1におけるレンズ系の基本構成は図2に示され、各数値データ(設定値)は表3、表4に、球面収差、および非点収差を示す収差図は図3にそれぞれ示される。
図2に示すように、第1レンズ110は物体側に凸面を向けたメニスカス形状、第2レンズ120は物体側に凸面を向けたメニスカス形状、第3レンズ130は両凸形状、開口絞り140の像側に配置される第4レンズ150は両凸形状を有する。第2レンズ、第3レンズと第4レンズは両面に、それぞれ非球面を有する。
また、図2に示すように第1レンズの厚さとなる面1と面2間の距離をD1、第1レンズの面2と第2レンズの面3までの距離をD2、第2レンズの厚さとなる面3と面4間の距離をD3、第2レンズの面4と第3レンズの面5までの距離をD4、第3レンズの厚さとなる面5と面6間の距離をD5、第3レンズの面6絞り部の面7までの距離をD6、絞り部の面7と第4レンズの面8間の距離をD7、第4レンズの厚さとなる面8と面9間の距離をD8、第4レンズの面9とカバーガラスの面10までの距離をD9、カバーガラスの厚さとなる面10と面11間の距離をD10、カバーガラスの面11と結像面170までの距離をD11とする。
表3は、実施例1における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズの曲率半径R、間隔D、屈折率Nd、および分散値νdを示している。表中の記号*は非球面の面を表している(以下の実施例においても同様)。表4は、所定面の非球面係数を示している。
<数値実施例1>
図3は、実施例1において、図3(A)が球面収差を、図3(B)が非点収差をそれぞれ示している。図3(B)の縦軸は結像面での像高を表し、図3(B)中、実線Sはサジタル像面の値、破線Tはタンジェンシャル像面の値をそれぞれ示している。図3からわかるように、実施例1によれば、球面、非点の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた撮像レンズが得られる。
実施の形態2におけるレンズ系の基本構成は図4に示され、各数値データ(設定値)は表5、表6に、球面収差、および非点収差を示す収差図は図5にそれぞれ示される。
図4に示すように、第1レンズ110は物体側に凸面を向けたメニスカス形状、第2レンズ120は物体側に凸面を向けたメニスカス形状、第3レンズ130は両凸形状、開口絞り140の像側に配置される第4レンズ150は両凸形状を有する。第2レンズと第3レンズは両面に、第4レンズは物体側面に、それぞれ非球面を有する。
表5は、実施例2における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズの曲率半径R、間隔D、屈折率Nd、および分散値νdを示している。表6は、所定面の非球面係数を示している。
<数値実施例2>
図5は、実施例2において、図5(A)が球面収差を、図5(B)が非点収差をそれぞれ示している。図5(B)の縦軸は結像面での像高を表している。図5からわかるように、実施例2によれば、球面、非点の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた撮像レンズが得られる。
実施の形態3におけるレンズ系の基本構成は図6に示され、各数値データ(設定値)は表7、表8に、球面収差、および非点収差を示す収差図は図7にそれぞれ示される。
図6に示すように、第1レンズ110は物体側に凸面を向けたメニスカス形状、第2レンズ120は両凹形状、第3レンズ130は物体側に凸面を向けた平凸形状、開口絞り140の像側に配置される第4レンズ150は両凸形状を有する。第2レンズと第3レンズは両面に、第4レンズは像側面に、それぞれ非球面を有する。
表7は、実施例3における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズの曲率半径R、間隔D、屈折率Nd、および分散値νdを示している。表8は、所定面の非球面係数を示している。
<数値実施例3>
実施の形態4におけるレンズ系の基本構成は図8に示され、各数値データ(設定値)は表9、表10に、球面収差、および非点収差を示す収差図は図9にそれぞれ示される。
図8に示すように、第1レンズ110は物体側に凸面を向けたメニスカス形状、第2レンズ120は像側に凹面を向けた平凹形状、第3レンズ130は両凸形状、開口絞り140の像側に配置される第4レンズ150は両凸形状を有する。第2レンズは像側面に、第3レンズと第4レンズは両面に、それぞれ非球面を有する。
表9は、実施例3における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズの曲率半径R、間隔D、屈折率Nd、および分散値νdを示している。表10は、所定面の非球面係数を示している。
<数値実施例4>
図9は、実施例4において、図9(A)が球面収差を、図9(B)が非点収差をそれぞれ示している。図9(B)の縦軸は結像面での像高を表している。図9からわかるように、実施例3によれば、球面、非点の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた撮像レンズが得られる。
図10は、実施例1から実施例4における温度と焦点距離の関係を示している。横軸は温度を、縦軸は焦点距離を20度での値で正規化したもの示している。また、図11は、実施例1から実施例4における温度と画角の関係を示している。横軸は温度を、縦軸は画角を20度での値で正規化したもの示している。図10及び図11からわかるように、実施例1から実施例4によれば、諸収差が良好に補正され、温度変化による焦点距離と画角の変化が少ない結像性能に優れた撮像レンズが得られる。
以上、本実施形態の広角光学系および撮像モジュールについて説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種種の変形が可能である。例えば、上記実施例において、カバーガラス160に赤外線除去フィルターを設ける構成にしたり、赤外カットコートをカバーガラス160の面に施しても良い。また、他のレンズ面やローパスフィルター等のフィルターに赤外コートを施しても良い。
本実施形態の広角光学系によれば、撮像素子を用いた撮像系、特に監視用カメラや車載カメラ等に好適であり、小型、薄型で高い光学性能の広角光学系、及び、前記広角光学系を備えた撮像モジュールが実現できる。
図12に本発明による撮像レンズ100を用いた撮像装置の実施形態の断面図を示す。撮像レンズ100およびCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Mental-Oxide Semiconductor device)等の撮像素子210は筐体220によって位置関係を規定、保持される。このとき撮像レンズ100の結像面170は撮像素子210の受光面に一致するように配置されている。
撮像レンズ100によって取り込まれ、撮像素子210の受光面に結像した被写体像は、撮像素子210の光電変換機能によって電気信号に変換されて、画像信号として撮像装置200から出力される。
上述のような撮像レンズ100は、構成枚数が少なく、小型、軽量であるため、搭載スペースがコンパクトにできるため、様々な用途の撮像装置に適している。また広角撮像レンズでありながら、歪曲収差の発生を低減し、高い光学性能を持つ被写体像を撮像素子210の受光面上に結像でき、視認性に優れた画像信号を出力できるため、特に監視用カメラや車載用カメラ等において優位性の高い撮像装置の実現が可能である。
100,100A〜100D・・・撮像レンズ、撮像光学系
110 ・・・第1レンズ
120 ・・・第2レンズ
130 ・・・第3レンズ
140 ・・・開口絞り部
150 ・・・第4レンズ
160 ・・・カバーガラス
170 ・・・結像面
200 ・・・撮像装置
210 ・・・撮像素子
220 ・・・筐体

Claims (3)

  1. 物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズと、正の屈折力を有する第3レンズと開口絞りと、正の屈折力を有する第4レンズとの4枚のレンズが配置され、下記条件式(1)〜(3)を満足することを特徴とする撮像レンズ。
    |α2| ≧ 50×10-6 ・・・(1)
    |α3| ≧ 50×10-6 ・・・(2)
    |α4| ≦ 15×10-6 ・・・(3)
    ただし、
    α2:第2レンズの熱線膨張係数
    α3:第3レンズの熱線膨張係数
    α4:第4レンズの熱線膨張係数
  2. 下記条件式(4)〜(6)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
    f2/f1 < 0.5 ・・・(4)
    −1.1 < f2/f3 < −0.7 ・・・(5)
    1.0 < f4/f3 ・・・(6)
    ただし、
    f1:第1レンズの焦点距離
    f2:第2レンズの焦点距離
    f3:第3レンズの焦点距離
    f4:第4レンズの焦点距離
  3. 前記第1もしくは第2請求項のいずれかに記載の撮像レンズと、当該撮像レンズにより形成される光学像を電気信号に変換する撮像素子とを備えたことを特徴とする撮像装置。
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