JP5084335B2 - 撮像レンズ - Google Patents
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Description
0.065<f/TL<0.100 ・・・(1)
0.35<f/fb<0.50 ・・・(2)
−6.5<f1/f<−4.0 ・・・(3)
−3.2<f2/f<−1.5 ・・・(4)
1.8<f3/f< 4.0 ・・・(5)
2.1<f4/f< 3.5 ・・・(6)
ただし、fは全系の焦点距離、TLは第1レンズの物体側の面から結像面までの距離、fbは第4レンズの像側の面から結像面までの距離、f1は第1レンズの焦点距離、f2は第2レンズの焦点距離、f3は第3レンズの焦点距離、f4は第4レンズの焦点距離である。
0.18<D3/D5<0.5 ・・・(8)
ただし、D3は第2レンズの肉厚、D5は第3レンズの肉厚である。
この条件式(8)の上限を超えてしまうと、非点収差など緒収差の補正が困難になってしまう。また、条件式(8)の下限を下回る場合には第2レンズの肉厚が薄くなりすぎて、製造が困難になるか、もしくは第3レンズが大きくなりすぎるために結果としてレンズ系全体が大型化してしまう。
5.0<R8/f ・・・(10)
ただし、R8は第4レンズ物体側面の曲率半径である。
この条件式(10)の範囲を超えてしまうと、倍率の色収差など緒収差の補正が困難となる。
0.5<|R3−R4|/|R3+R4|<2.0 ・・・(7)
ただし、R3は第2レンズ物体側面の曲率半径、R4は第2レンズ像側面の曲率半径である。
この条件式(7)の上限を超えてしまうと、非点収差など緒収差の補正が困難となる。また、条件式(7)の下限を下回る場合には負の屈折力が不足するために、第1レンズ像側面の曲率半径または第2レンズ像側面の曲率半径が小さくなりすぎてしまい、製造困難な形状となってしまう。
2.0<R2/f<3.5 ・・・(9)
ただし、R2は第1レンズ像側面の曲率半径である。
この条件式(9)の上限を超えてしまうと、第1レンズが大きくなり、レンズの小型化が不可能となる。また、条件式(9)の下限を下回る場合にはレンズ径に対して曲率半径が小さくなりすぎてしまうために製造が困難となる。
図1に実施の形態のレンズ構成をそれぞれ光学断面で示す。これらの実施形態は物体側から順に、第1レンズ110、第2レンズ120、第3レンズ130、開口絞り140、第4レンズ150、平行平面のガラス板160、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Mental-Oxide Semiconductor device)等の撮像素子170が配置される4枚構成の単焦点レンズ100である。
撮像レンズ100において、物体側OBJS より入射した光は、第1レンズ110の物体側R1面1、像面側R2面2、第2レンズ120の物体側R3面3、像面側R4面4、第3レンズ130の物体側R5面5、像面側R6面6、開口絞り部140の面7、第4レンズ150の物体側R7面8、像面側R8面9、カバーガラス160の物体側R9面10 、像面側R10面11を順次通過し撮像素子170へと集光される。
また、第2レンズ120から第4レンズ150までの各レンズはそれぞれ両面に非球面形状が形成される。
<実施例1>
実施の形態1におけるレンズ系の基本構成は図2に示され、各数値データ(設定値)は表1、表2に、球面収差、歪曲収差、および非点収差を示す収差図は図3にそれぞれ示される。
図2に示すように、第1レンズ110の厚さとなるR1面1とR2面2間の距離をD1、第1レンズ110のR2面2と第2レンズ120のR3面3までの距離をD2、第2レンズ120の厚さとなるR3面3とR4面4間の距離をD3、第2レンズ120のR4面4と第3レンズ130のR5面5間の距離をD4、第3レンズ130の厚さとなるR5面5とR6面6間の距離をD5、第3レンズ130のR6面6と絞り部140の面7までの距離をD6、絞り部140の面7と第4レンズ150のR7面8間の距離をD7、第4レンズ150の厚さとなるR7面8とR8面9間の距離をD8、第4レンズ150のR8面9とカバーガラス160のR9面10間の距離をD9、カバーガラス160の厚さとなるR9面10間とR10面11の距離をD10とする。なお、以下の実施例では、図1と同様の符号については図面上では省略している。
なお、レンズの非球面の形状は、物体側から像面側へ向かう方向を正とし、kを円錐係数、A、B、C、Dを非球面係数、rを中心曲率半径としたとき数1で表される。hは光線の高さ、cは中心曲率半径の逆数をそれぞれ表している。ただし、Zは面頂点に対する接平面からの深さを、Aは4次の非球面係数を、Bは6次の非球面係数を、Cは8次の非球面係数を、Dは10次の非球面係数をそれぞれ表している。
110 ・・・第1レンズ
120 ・・・第2レンズ
130 ・・・第3レンズ
140 ・・・開口絞り部
150 ・・・第4レンズ
160 ・・・ガラス製の平行平面板( カバーガラス)
170 ・・・撮像面
Claims (7)
- 物体側から順に、物体側に凸面を向けた負の屈折力を有するメニスカスレンズである第1レンズと、像側に凹面を向けた負の屈折力を有する第2レンズと、両側に凸面を向けた正の屈折力を有する第3レンズと、開口絞りと、両側に凸面を向けた正の屈折力を有する第4レンズとを配設し、下記条件式(1)〜(6)を満たすことを特徴とする全画角が140°より大きい撮像レンズ。
0.065<f/TL<0.100 ・・・(1)
0.35<f/fb<0.50 ・・・(2)
−6.5<f1/f<−4.0 ・・・(3)
−3.2<f2/f<−1.5 ・・・(4)
1.8<f3/f< 4.0 ・・・(5)
2.1<f4/f< 3.5 ・・・(6)
ただし、fは全系の焦点距離、TLは第1レンズの物体側の面から結像面までの距離、fbは第4レンズの像側の面から結像面までの距離、f1は第1レンズの焦点距離、f2は第2レンズの焦点距離、f3は第3レンズの焦点距離、f4は第4レンズの焦点距離である。 - 前記第1レンズを構成する材料のd線に対するアッベ数を40以上、前記第2レンズを構成する材料のd線に対するアッベ数を50以上、前記第3レンズを構成する材料のd線に対するアッベ数を40以下、前記第4レンズを構成する材料のd線に対するアッベ数を50以上に、それぞれ設定されることを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
- 下記条件式(8)を満足することを特徴とする請求項1もしくは2に記載の撮像レンズ。
0.18<D3/D5<0.5 ・・・(8)
ただし、D3は第2レンズの肉厚、D5は第3レンズの肉厚である。 - 下記条件式(10)を満足することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の撮像レンズ。
5.0<R8/f ・・・(10)
ただし、R8は第4レンズ物体側面の曲率半径である。 - 前記第2レンズおよび前記第4レンズは、樹脂材料で形成され、各々の少なくとも1面が非球面であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の撮像レンズ。
- 下記条件式(7)を満足することを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の撮像レンズ。
0.5<|R3−R4|/|R3+R4|<2.0 ・・・(7)
ただし、R3は第2レンズ物体側面の曲率半径、R4は第2レンズ像側面の曲率半径である。 - 下記条件式(9)を満足することを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の撮像レンズ。
2.0<R2/f<3.5 ・・・(9)
ただし、R2は第1レンズ像側面の曲率半径である。
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