JP2010015004A - 広角撮像レンズおよび撮像装置 - Google Patents

広角撮像レンズおよび撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】広角撮像レンズにおいて、小型かつ低コストに構成し、良好な像を得る。
【解決手段】広角撮像レンズは、物体側から順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負の第1レンズL1と、像側に凹面を向けるとともに少なくとも1面が非球面の負の第2レンズL2と、物体側に凸面を向けるとともに少なくとも1面が非球面の正の第3レンズL3と、像側に凸面を向けるとともに少なくとも1面が非球面の第4レンズL4とを備える。第1レンズL1の焦点距離をf1とし、第2レンズL2の焦点距離をf2としたとき、次の条件式(1)を満足する。
7.0<f1/f2<10 … (1)
【選択図】図1

Description

本発明は、広角撮像レンズおよび撮像装置に関し、より詳しくは、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を用いた車載用カメラ、携帯端末用カメラ、監視カメラ等に使用されるのに好適な広角撮像レンズおよび該広角撮像レンズを備えた撮像装置に関するものである。
CCDやCMOS等の撮像素子は近年非常に小型化及び高画素化が進んでいる。それとともに、これら撮像素子を備えた撮像機器本体も小型化が進み、それに搭載される撮像レンズにも小型化、軽量化が求められている。
また、車載用カメラ、携帯端末用カメラ、監視カメラ等に使用される撮像レンズには、広範囲にわたって良好な視界を確保するために、広角でありながら有効画面全体にわたって高い結像性能を有することが求められている。
さらに、上記分野の撮像レンズにおいては、低コスト化が望まれていることから、レンズ枚数が少ない光学系が求められている。従来、上記分野における4枚構成の広角撮像レンズとしては、以下の特許文献1〜3に記載のものがある。
特開2002−244031号公報 特開2005−227426号公報 特開2006−259704号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載のものは、最も物体側のレンズ面から像面までの距離が長いため、小型化の要望を満たすものとはいえない。特許文献3に記載のものは、光軸方向の小型化は図られているが、歪曲収差、倍率色収差に関して改良の余地がある。歪曲収差、倍率色収差が残存していると、得られた光学像に補正を施したとしても、画面周辺部まで良好な像を得ることが難しい。
本発明は、上記事情に鑑み、小型かつ低コストでありながら、良好な像を得ることが可能な広角撮像レンズ、および該広角撮像レンズを備えた撮像装置を提供することを目的とするものである。
本発明の広角撮像レンズは、物体側から順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負の屈折力を持つ第1レンズと、像側に凹面を向けるとともに少なくとも1面が非球面の負の屈折力を持つ第2レンズと、物体側に凸面を向けるとともに少なくとも1面が非球面の正の屈折力を持つ第3レンズと、像側に凸面を向けるとともに少なくとも1面が非球面の正の屈折力を持つ第4レンズとを備え、第1レンズの焦点距離をf1とし、第2レンズの焦点距離をf2としたとき、次の条件式(1)を満足することを特徴とするものである。
7.0<f1/f2<10 … (1)
本発明の広角撮像レンズは、最少4枚のレンズ枚数とすることで、低コスト化および小型化を図っている。本発明の撮像レンズは、各レンズの構成を好適に選択し、特に、第2、第3、第4レンズを非球面レンズとし、また、条件式(1)を満たすように構成することで、小型化、および歪曲収差や倍率色収差を含む諸収差の良好な補正を実現するものであり、製造性を良好にして安価に製作することを可能にするものである。
さらに、本発明の広角撮像レンズにおいては、全系の焦点距離をfとし、第3レンズの焦点距離をf3とし、第1レンズ、第2レンズの合成焦点距離をf12とし、第2レンズ、第3レンズ、第4レンズの合成焦点距離をf234としたとき、次の条件式(2)〜(5)を満足することが好ましい。なお、好ましい態様としては、下記条件式(2)〜(5)のいずれか1つを満足するものであればよく、または任意の組み合わせを満足するものでもよい。
−1.15<f2/f<−0.9 … (2)
1.1<f234/f<1.250 … (3)
1.4<f3/f<1.6 … (4)
−1.0<f12/f<−0.7 … (5)
本発明の撮像装置は、上記記載の本発明の広角撮像レンズと、該広角撮像レンズにより形成される光学像を電気信号に変換する撮像素子とを備えたことを特徴とするものである。
本発明によれば、最少4枚という少ないレンズ枚数で、各レンズの形状および屈折力を好適に設定し、条件式(1)を満足するように構成しているため、小型化および低コスト化を図りながら、良好な像を得ることが可能な広角撮像レンズ、および該広角撮像レンズを備えた撮像装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1に本発明の一実施形態にかかる広角撮像レンズのレンズ断面図を示す。なお、図1に示す構成例は、後述の実施例1のレンズ構成に対応している。図1の左側が物体側、右側が像側である。
なお、図1には、広角撮像レンズが撮像装置に適用される場合を考慮して、広角撮像レンズの結像位置Pimを含む像面Simに配置された撮像素子5も図示している。撮像素子5は、広角撮像レンズにより形成される光学像を電気信号に変換するものであり、例えばCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサ等からなる。
また、広角撮像レンズを撮像装置に適用する際には、レンズを装着するカメラ側の構成に応じて、カバーガラスや、ローパスフィルタまたは赤外線カットフィルタ等を配置することが好ましく、図1では、これらを想定した平行平板状の光学部材PPをレンズ系と撮像素子5との間に配置した例を示している。例えば、広角撮像レンズが、車載カメラに使用され、夜間の視覚補助用の暗視カメラとして使用される場合には、レンズ系と撮像素子との間に紫外光から青色光をカットするようなフィルタを挿入してもよい。
なお、レンズ系と撮像素子5との間にローパスフィルタや特定の波長域をカットするような各種フィルタ等を配置する代わりに、各レンズの間にこれらの各種フィルタを配置してもよい。あるいは、広角撮像レンズが有するいずれかのレンズのレンズ面に、各種フィルタと同様の作用を有するコートを施してもよい。
広角撮像レンズは、物体側から順に、物体側の面が凸形状のメニスカス形状の負の屈折力を持つ第1レンズL1と、像側の面が凹形状で少なくとも1面が非球面の負の屈折力を持つ第2レンズL2と、物体側の面が凸形状で少なくとも1面が非球面の正の屈折力を持つ第3レンズL3と、開口絞りStと、像側の面が凸形状で少なくとも1面が非球面の正の屈折力を持つ第4レンズL4とを備える。
なお、上述した各レンズの形状は概略的なものであり、例えば、第1レンズL1に関する「物体側の面が凸形状」とは、光軸を含む断面内の物体側の面における有効径の最外縁の2点を結んだ直線より光軸上の点が物体側にあるという意味である。また、第2レンズL2に関する「像側の面が凹形状」とは、光軸を含む断面内の像側の面における有効径の最外縁の2点を結んだ直線より光軸上の点が物体側にあるという意味である。上述した、第3レンズL3に関する「物体側の面が凸形状」、第4レンズL4に関する「像側の面が凸形状」も同様に考えることができる。
さらに、非球面レンズについては、上記の概略的な形状を逸脱しない範囲で好適な形状を選択することが可能であり、例えば、図1に示す例では、第2レンズL2の物体側の面は周辺部で凹形状であり、第4レンズL4の物体側の面は周辺部で凹形状である。
本実施形態の広角撮像レンズにおいては、最も物体側に配置された第1レンズL1を物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズとすることで、広角化に有利となる。
また、広角撮像レンズが例えば車載用カメラ等の厳しい環境において使用される場合には、最も物体側に配置される第1レンズL1は、風雨や洗車溶剤に晒されることが想定されるが、第1レンズL1を物体側に凸面を向けたメニスカス形状とすれば、これらの状況において懸念されるゴミ、埃、水滴等が残留しにくいという利点がある。さらに、両凹形状にした場合に比べて、光線の曲がり方が緩やかになるため、収差発生量を低減することができ、ディストーション等の補正上有利である。
なお、図1に示す例では第1レンズL1は球面レンズで構成しているが、本発明の第1レンズL1は、球面レンズ、非球面レンズのいずれでもよい。ただし、後述のように、最も物体側に配置される第1レンズの材質は、樹脂よりもガラスの方が好ましいことから、第1レンズL1を球面レンズとすれば、非球面レンズとした場合よりも低コストに製作することができる。
第2レンズL2、第3レンズL3、第4レンズL4は、設計自由度の高い非球面レンズを採用しているため、収差補正上有利となり、少ないレンズ枚数および短い全長で良好な解像性を得ることが容易になる。
第2レンズL2、第3レンズL3、第4レンズL4はそれぞれ、一面のみ非球面であってもよいし、あるいは、両面とも非球面であってもよい。両面を非球面とすれば、設計自由度が増加し、収差補正上さらに有利となる。
本実施形態の広角撮像レンズにおいては、第1レンズの焦点距離をf1とし、第2レンズの焦点距離をf2としたとき、次の条件式(1)を満足することが好ましい。
7.0<f1/f2<10 … (1)
条件式(1)は、物体側の2つの負のレンズのパワーの比に関するものである。第1レンズL1および第2レンズL2は広角化に必要な負のパワーを担うものであるが、条件式(1)の上限を上回ると、第1レンズL1の負のパワーが弱まり、第2レンズL2の負担が大きくなり、第2レンズL2の中央部の厚みと周辺部の厚みとの差が大きくなり、製造性が悪化する。
条件式(1)の下限を下回ると、第2レンズL2の負のパワーが弱まり、第2レンズL2の製造性は向上するが、倍率色収差を良好に補正することが難しくなる。また、条件式(1)の下限を下回ると、第1レンズL1の負のパワーが大きくなり、第1レンズL1で発生する歪曲収差が大きくなって、全系に大きな歪曲収差が残存してしまう。
また、本実施形態の広角撮像レンズにおいては、全系の焦点距離をfとし、第3レンズの焦点距離をf3とし、第1レンズ、第2レンズの合成焦点距離をf12とし、第2レンズ、第3レンズ、第4レンズの合成焦点距離をf234としたとき、次の条件式(2)〜(6)を満足することが好ましい。なお、好ましい態様としては、下記条件式(2)〜(6)のいずれか1つを満足するものであればよく、または任意の組み合わせを満足するものでもよい。
−1.15<f2/f<−0.9 … (2)
1.1<f234/f<1.250 … (3)
1.4<f3/f<1.6 … (4)
−1.0<f12/f<−0.7 … (5)
0.8<|f2/f234|<0.9 … (6)
条件式(2)は、全系のパワーに対する第2レンズL2のパワーの比に関するものである。条件式(2)の上限を上回ると、第2レンズの負のパワーが強まり、倍率色収差の補正には有利になるが、中央部の厚みと周辺部の厚みとの差が大きくなり、製造性が悪化する。条件式(2)の下限を下回ると、製造性は向上するが、広角レンズとして必要な画角を確保しながら倍率色収差を良好に補正することが難しくなる。
条件式(3)は、第2レンズL2、第3レンズL3、第4レンズL4を1つのレンズ群として見たとき、全系のパワーに対するこのレンズ群のパワーの比に関するものである。条件式(3)の上限を上回ると、歪曲収差が大きくなってしまう。条件式(3)の下限を下回ると、像面湾曲を良好に保ちながら大きな画角を得ることが難しくなる。
条件式(4)は、全系のパワーに対する第3レンズL3のパワーの比に関するものである。正の第3レンズL3は、第1レンズL1および第2レンズL2で発生する倍率色収差を補償するよう作用するものである。条件式(4)の上限を上回ると、第3レンズL3の正のパワーが弱まり、第1レンズL1および第2レンズL2で発生する倍率色収差を補償するための正のパワーが不足してしまう。条件式(4)の下限を下回ると、倍率色収差の補正には有利になるが、コマ収差を良好に補正することが難しくなる。
条件式(5)は、物体側の2つの負のレンズである第1レンズL1および第2レンズL2を1つのレンズ群として見たとき、全系のパワーに対するこのレンズ群のパワーの比に関するものである。条件式(5)の上限を上回ると、倍率色収差の補正には有利になるが、コマ収差を良好に補正することが難しくなる。条件式(5)の下限を下回ると、倍率色収差を良好に保ちながら、広角レンズとして必要な画角を得ることができなくなる。
条件式(6)は、第2レンズL2、第3レンズL3、第4レンズL4を1つのレンズ群として見たとき、このレンズ群のパワーと第2レンズL2のパワーとの比に関するものである。条件式(6)の上限を上回ると、第2レンズL2の負のパワーが弱まり、倍率色収差を良好に補正することが難しくなる。条件式(6)の下限を下回ると、第2レンズL2の負のパワーが強まり、倍率色収差は良好に補正することができるが、軸上の色収差が大きくなってしまう。
なお、撮像レンズをCCDやCMOSなどの受光素子を使用した撮像装置に適用する場合、テレセントリック性が悪いと周辺光量の減少を招き、シェーディングが生じてしまうことが知られている。このことから、本実施形態の広角撮像レンズにおいて、良好なテレセントリック性を確保するためには、最大像高における主光線の像面への入射角(該主光線と光軸とのなす角)をθとしたとき、次の条件式(7)を満足することが好ましい。
θ≦23° … (7)
また、本広角撮像レンズにおいては、後述の実施例に示すように、第1レンズL1の材質のd線に対するアッベ数を45以上、第2レンズL2および第4レンズL4の材質のd線に対するアッベ数を50以上、第3レンズL3の材質のd線に対するアッベ数を32以下とすることが好ましい。この場合には、倍率色収差を良好に補正することができ、良好な解像性を得ることができる。さらに、第1レンズL1の材質のd線に対するアッベ数を70以上とすれば、倍率色収差をより良好に補正することができ、より良好な解像性を得ることができる。
なお、本広角撮像レンズが例えば車載用カメラ等の厳しい環境において使用される場合には、最も物体側に配置される第1レンズL1は、風雨や土砂による表面劣化、直射日光による温度変化に強く、さらには油脂・洗剤等の化学薬品に強い材質、すなわち耐水性、耐候性、耐酸性、耐薬品性等が高い材質を用いることが好ましい。また、最も物体側に配置される第1レンズL1の材質としては堅く、割れにくい材質を用いることが好ましい。以上のことから第1レンズL1の材質としては、具体的にはガラスを用いることが好ましく、あるいは透明なセラミックスを用いてもよい。セラミックスは通常のガラスに比べ強度が高く、耐熱性が高いという性質を有する。ただし、第1レンズL1の物体側の面にガラスなどの耐水性、耐候性、耐酸性、耐薬品性等が高い材質からなる被膜を形成することにより、第1レンズL1の材質にプラスチックを用いることもできる。
第2レンズL2、第3レンズL3、第4レンズL4の材質としては、プラスチックを用いることが好ましく、この場合には、非球面形状を精度良く作製することができるとともに、軽量化および低コスト化を図ることが可能となる。
プラスチック材質によっては、吸水性が高いと水分の出入りによって屈折率および形状寸法が変化するため、光学性能に悪影響が出る可能性がある。そこで、第2レンズL2と第4レンズL4にポリオレフィン系のプラスチック、第3レンズにポリカーボネート系のプラスチックあるいはペット系のプラスチックの吸水性のきわめて小さい材質を用いれば、吸水による性能劣化を最小限に抑えることができる。
本広角撮像レンズにおいては、ゴースト光低減等のために、各レンズに反射防止膜を施すようにしてもよい。その際、図1に例示するような広角撮像レンズでは、第1レンズL1の像側の面、第2レンズL2の像側の面、第3レンズL3の物体側の面において、周辺部の各面の接線と光軸とのなす角が小さいため、周辺部の反射防止膜の厚さがレンズ中央部より薄くなる。そこで、上記3つの面のうちの1面以上の面に、中央付近での反射率が最も小さくなる波長を600nm以上900nm以下とした反射防止膜を施すことにより、有効径全体で反射率を平均的に低減することができ、ゴースト光を低減させることが出来る。
なお、中央付近での反射率が最も小さくなる波長が600nmより短いと、周辺部での反射率が最も小さくなる波長が短くなり過ぎ、長波長側の反射率が高くなるため、赤味がかったゴーストが発生しやすくなってしまう。また、中央付近での反射率が最も小さくなる波長が900nmより長いと、中央部での反射率が最も小さくなる波長が長くなり過ぎ、短波長側の反射率が高くなるため、像の色合いがかなり赤みがかってしまうとともに、青味がかったゴーストが発生しやすくなってしまう。
また、本広角撮像レンズにおいては、各レンズ間の有効径外を通過する光束は、迷光となって像面に達し、ゴーストとなるおそれがあるため、必要に応じて、この迷光を遮光する遮光手段を設けることが好ましい。この遮光手段としては、例えばレンズの像側の有効径外の部分に不透明な塗料を施したり、不透明な板材を設けたりしてもよい。または、迷光となる光束の光路に不透明な板材を設けて遮光手段としてもよい。
次に、本発明にかかる広角撮像レンズの具体的な数値実施例について説明する。
まず、実施例1を例にとり説明する。実施例1にかかる広角撮像レンズのレンズデータを表1に、非球面データを表2に示す。
Figure 2010015004
Figure 2010015004
表1のレンズデータにおいて、Siは最も物体側の構成要素の面を1番目として像側に向かうに従い順次増加するi番目(i=1、2、3、…)の面番号を示し、riはi番目の面の曲率半径を示し、diはi番目の面とi+1番目の面との光軸Z上の面間隔を示し、Nejは最も物体側の光学要素を1番目として像側に向かうに従い順次増加するj番目(j=1、2、3、…)の光学要素のe線(波長546.07nm)に対する屈折率を示し、νdjはj番目の光学要素のd線(波長587.6nm)に対するアッベ数を示す。表1において、曲率半径および面間隔の単位はmmであり、曲率半径は物体側に凸の場合を正、像側に凸の場合を負としている。なお、表1のレンズデータには開口絞りStも含めて示しており、開口絞りStの曲率半径の欄には(開口絞り)と記載している。
また、表1のレンズデータでは、非球面は面番号に*印を付しており、非球面の曲率半径として近軸曲率半径の数値を示している。表2の非球面データは、これら非球面に関する非球面係数を示すものである。非球面係数は、以下の式(A)で表される非球面式における各係数K、Bm(m=3、4、5、…)の値である。
Zd=C・h/{1+(1−K・C・h1/2}+ΣBm・h … (A)
ただし、
Zd:非球面深さ(高さhの非球面上の点から、非球面頂点が接する光軸に垂直な平面に
下ろした垂線の長さ)
h:高さ(光軸からのレンズ面までの距離)
C:近軸曲率半径の逆数
K、Bm:非球面係数(m=3、4、5、…)
実施例1にかかる広角撮像レンズのレンズ構成図は図1に示したとおりである。なお、図1における開口絞りStは形状や大きさを表すものではなく光軸Z上の位置を示すものである。また、図1に示す光学部材PPは、一例として、屈折率1.51,厚み1.05mmのものを用いている。
実施例2〜8にかかる広角撮像レンズのレンズ構成図を図2〜図8に、レンズデータ、非球面データを表3〜表16にそれぞれ示す。なお、各実施例において、レンズ構成図の符号ri、di(i=1、2、3、…)は、レンズデータの表のri、di(i=1、2、3、…)と対応している。なお、実施例2〜8にかかる各表および各図中の記号の意味は実施例1について述べたものと同様であるが、図2〜図8に示す光学部材PPとしては、図1のものと異なり、一例として、屈折率1.51、厚み0.5mmのものを用いている。
Figure 2010015004
Figure 2010015004
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Figure 2010015004
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実施例1〜3の第1レンズの材質はS−FPL51(オハラ社製)であり、実施例4〜8の第1レンズの材質はBSC7(HOYA社製)である。全実施例の第2レンズおよび第4レンズの材質はZEONEX(登録商標 日本ゼオン株式会社製)、全実施例の第3レンズの材質はポリカーボネートである。
上記実施例1〜8では、第1レンズL1は、両面を球面形状としているため、安価に製造することができる。第2レンズL2、第3レンズL3、第4レンズL4については、収差補正能力の高い非球面レンズとし、その材質をプラスチックとしているため、非球面形状を高精度に実現して光学性能を確保することができるとともに、軽量で低コストに製造することができる。
上記実施例1〜8の広角撮像レンズにおける各種データおよび上記条件式(1)〜(7)に対応する値を表17に示す。表17に示す各条件式に対応する値は、基準波長に関するものであり、ここではe線を基準波長としている。
Figure 2010015004
表17において、fは全系の焦点距離、Bfは空気換算したバックフォーカス、Lは最も物体側のレンズ面から像面までの光軸上の距離(バックフォーカス分は空気換算)、FNo.はF値、2ωは全画角である。f、Bf、Lの単位はmmであり、2ωの単位は度である。表17に示すように、実施例1〜8の広角撮像レンズは全て上記条件式(1)〜(7)を満たしている。
図9(A)〜図9(G)にそれぞれ、実施例1にかかる広角撮像レンズの球面収差、非点収差、ディストーション(歪曲収差)、倍率色収差、半画角0°でのコマ収差、半画角56.1°でのコマ収差、半画角73.5度でのコマ収差の各収差図を示す。各収差図には、e線を基準波長とした収差を示すが、球面収差および倍率色収差に関しては、g線(波長436nm)、C線(波長656.3nm)についての収差も示す。図9においてFNo.はF値であり、ωは半画角を意味する。また同様に、図10(A)〜図10(G)、図11(A)〜図11(G)、図12(A)〜図12(G)、図13(A)〜図13(G)、図14(A)〜図14(G)、図15(A)〜図15(G)、図16(A)〜図16(G)にそれぞれ、実施例2、実施例3、実施例4、実施例5、実施例6、実施例7、実施例8の広角撮像レンズの各収差図を示す。
なお、ディストーションの収差図については、全系の焦点距離f、半画角φ(変数扱い、0≦φ≦ω)を用いて、理想像高をf×tanφとし、それからのずれ量を示しているため、周辺部でマイナスの値になっている。しかし、実施例1〜8の広角撮像レンズのディストーションは、立体射影や等距離射影に基づく像高を基準として算出すれば、プラスの大きな値となる。これは、実施例1〜8の広角撮像レンズが、立体射影や等距離射影に基づく像高でディストーションを抑制するように設計されたレンズに比べて、周辺部の画像が大きく写るように考慮されたものだからである。図9〜図16からわかるように、上記実施例1〜8は、ディストーション、倍率色収差を含めて各収差が良好に補正されており、良好な光学性能を有する。
すなわち、実施例1〜8の広角撮像レンズは、4枚という少ないレンズ枚数でありながら、小型かつ低コストに構成されて、高い光学性能を有するものである。また、前述の特許文献3に記載の光学系は、θの値が大きく、テレセントリック性が良好とは言えなかったが、本発明の実施例1〜8の広角撮像レンズは、上記長所を有した上で、テレセントリック性が良好な光学系を実現している。
図17に使用例として、自動車100に本実施形態の広角撮像レンズを備えた撮像装置を搭載した様子を示す。図17において、自動車100は、その助手席側の側面の死角範囲を撮像するための車外カメラ101と、自動車100の後側の死角範囲を撮像するための車外カメラ102と、ルームミラーの背面に取り付けられ、ドライバーと同じ視野範囲を撮影するための車内カメラ103とを備えている。車外カメラ101と車外カメラ102と車内カメラ103とは、本実施の形態にかかる撮像装置であり、本発明の実施例による広角撮像レンズと、広角撮像レンズにより形成される光学像を電気信号に変換する撮像素子とを備えている。
本発明の実施例にかかる広角撮像レンズは、上述した長所を有するものであるから、車外カメラ101、102および車内カメラ103も小型で安価に構成可能であり、その撮像素子5の撮像面には良好な像を結像することができる。
以上、実施の形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態および実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、各レンズ成分の曲率半径、面間隔、屈折率およびアッベ数等の値は、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得るものである。
また、撮像装置の実施形態では、本発明を車載用カメラに適用した例について図を示して説明したが、本発明はこの用途に限定されるものではなく、例えば、携帯端末用カメラや監視カメラ等にも適用可能である。
本発明の実施例1にかかる広角撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例2にかかる広角撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例3にかかる広角撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例4にかかる広角撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例5にかかる広角撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例6にかかる広角撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例7にかかる広角撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例8にかかる広角撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 図9(A)〜図9(G)は本発明の実施例1にかかる広角撮像レンズの各収差図 図10(A)〜図10(G)は本発明の実施例2にかかる広角撮像レンズの各収差図 図11(A)〜図11(G)は本発明の実施例3にかかる広角撮像レンズの各収差図 図12(A)〜図12(G)は本発明の実施例4にかかる広角撮像レンズの各収差図 図13(A)〜図13(G)は本発明の実施例5にかかる広角撮像レンズの各収差図 図14(A)〜図14(G)は本発明の実施例6にかかる広角撮像レンズの各収差図 図15(A)〜図15(G)は本発明の実施例7にかかる広角撮像レンズの各収差図 図16(A)〜図16(G)は本発明の実施例8にかかる広角撮像レンズの各収差図 本発明の実施形態にかかる車載用の撮像装置の配置を説明するための図
符号の説明
5 撮像素子
100 自動車
101、102 車外カメラ
103 車内カメラ
di i番目の面とi+1番目の面との光軸上の面間隔
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
L4 第4レンズ
Pim 結像位置
PP 光学部材
ri i番目の面の曲率半径
Sim 像面
St 開口絞り
Z 光軸

Claims (6)

  1. 物体側から順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負の屈折力を持つ第1レンズと、像側に凹面を向けるとともに少なくとも1面が非球面の負の屈折力を持つ第2レンズと、物体側に凸面を向けるとともに少なくとも1面が非球面の正の屈折力を持つ第3レンズと、像側に凸面を向けるとともに少なくとも1面が非球面の正の屈折力を持つ第4レンズとを備え、
    前記第1レンズの焦点距離をf1とし、前記第2レンズの焦点距離をf2としたとき、次の条件式(1)を満足することを特徴とする広角撮像レンズ。
    7.0<f1/f2<10 … (1)
  2. 全系の焦点距離をfとしたとき、次の条件式(2)を満足することを特徴とする請求項1記載の広角撮像レンズ。
    −1.15<f2/f<−0.9 … (2)
  3. 全系の焦点距離をfとし、前記第2レンズ、前記第3レンズ、前記第4レンズの合成焦点距離をf234としたとき、次の条件式(3)を満足することを特徴とする請求項1または2記載の広角撮像レンズ。
    1.1<f234/f<1.250 … (3)
  4. 全系の焦点距離をfとし、前記第3レンズの焦点距離をf3としたとき、次の条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の広角撮像レンズ。
    1.4<f3/f<1.6 … (4)
  5. 全系の焦点距離をfとし、前記第1レンズ、前記第2レンズの合成焦点距離をf12としたとき、次の条件式(5)を満足することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の広角撮像レンズ。
    −1.0<f12/f<−0.7 … (5)
  6. 請求項1から5のいずれか1項記載の広角撮像レンズと、
    該広角撮像レンズにより形成される光学像を電気信号に変換する撮像素子と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
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