JP2010014855A - 撮像レンズおよび撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像レンズにおいて、良好な光学性能を保持しながら、小型に構成し、かつ広角の光学系を実現する。
【解決手段】撮像レンズ1は、物体側から順に、負のパワーを有する前群GFと、正のパワーを有する後群GRとからなる。撮像レンズ1を構成するレンズのうち、少なくとも1つのレンズの少なくとも1つの面は非球面である。撮像レンズ1が有する少なくとも1つの非球面において、レンズ面の有効領域の所定の点X4での接線4と光軸Zとのなす鋭角が30°以下となるように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像レンズおよび撮像装置に関し、より詳しくは、車載用カメラ、携帯端末用カメラ、監視カメラ等に使用されるのに好適な撮像レンズ、および該撮像レンズを備えた撮像装置に関するものである。
CCDやCMOS等の撮像素子は近年非常に小型化及び高画素化が進んでいる。それとともに、これら撮像素子を備えた撮像機器本体も小型化が進み、それに搭載される撮像レンズにも良好な光学性能に加え、小型化、軽量化が求められている。
一方、車載用カメラや監視カメラなどでは、高い耐候性を持ちながら寒冷地の外気から熱帯地方の夏の車内まで広い温度範囲で使用可能な、小型で広角、および高性能のレンズが求められている。
従来知られている撮像レンズのうち、車載用カメラや監視カメラ等に適用可能であり、比較的レンズ枚数が少ないものとしては、例えば下記特許文献1〜5に記載のものがある。
特開2006−259704号公報 特開2002−244031号公報 特開2005−227426号公報 特開2001−337268号公報 特開平8−211982号公報(特許第3672278号明細書)
しかしながら、特許文献1、2、3に記載のものは、広角化を図りつつ、ディストーション等の諸収差を良好に補正するという点で改良の余地がある。
特許文献4に記載のものは、小型化が不十分である上に、最も物体側のレンズがプラスチックレンズであることから、例えば車載用カメラに適用される際には最も物体側のレンズのさらに物体側にカバーガラス等の保護部材が必要となり、装置の大型化を招いてしまう。
特許文献5に記載のものは、全て球面レンズであることから、非球面レンズを用いた系に比べて収差補正の点で改良の余地がある。
本発明は、上記事情に鑑み、小型かつ広角でありながら、良好な光学性能を保持する撮像レンズ、および該撮像レンズを備えた撮像装置を提供することを目的とするものである。
本発明の撮像レンズは、物体側から順に、負のパワーを持つ前群と、正のパワーを持つ後群とからなり、レンズ面の有効領域の所定点における接線と光軸とのなす鋭角が30°以下となる前記所定点を含む非球面を有することを特徴とするものである。
なお、レンズ面の「有効領域」とは、レンズ面を通り被写体の像の結像に用いられる全光線と、そのレンズ面との交点からなる領域を意味し、光軸対称な系であれば、いわゆる「有効径内」と「有効領域」とは一致する。光軸対称な系においては、「有効径」は、レンズ面を通り被写体の像の結像に用いられる全光線のうち、最も外側(光軸から最も離れた位置)を通る光線と、そのレンズ面との交点が描く円の直径を意味するからである。有効領域は、例えば、開口絞りや撮像レンズの仕様等により決めることができる。
また、本発明の「所定点」は、有効径内のいずれの点でもよく、例えば、有効領域周縁部の点とすることができる。ここで、「有効領域周縁部」は、レンズ面を通り被写体の像の結像に用いられる全光線のうち、最も外側(光軸から最も離れた位置)を通る光線と、そのレンズ面との交点からなる部位である。光軸対称な系においては、有効領域周縁部の点は有効径端の点と一致する。
本発明の撮像レンズは、前群の最も物体側のレンズが負のレンズであり、後群は、絞りと、少なくとも2枚のレンズとを含むことが好ましい。
本発明の撮像レンズは、前群が、物体側から順に、負の第1レンズと、負の第2レンズとからなり、後群が、物体側から順に、正の第3レンズと、絞りと、正の第4レンズとからなるように構成してもよい。
あるいは、本発明の撮像レンズは、前群が、物体側から順に、負の第1レンズと、負の第2レンズとからなり、後群が、物体側から順に、正の第3レンズと、絞りと、正の第4レンズと、正または負の第5レンズとからなるように構成してもよい。
また、本発明の撮像レンズにおいては、前群が上記所定点を含む非球面を有していてもよく、または後群が上記所定点を含む非球面を有していてもよい。
なお、本発明において、非球面レンズの場合には、「正のレンズ」とは、該レンズの近軸領域において正のパワーを持つレンズのことを意味し、「負のレンズ」とは、該レンズの近軸領域において負のパワーを持つレンズのことを意味するものとする。
本発明の撮像装置は、上記記載の本発明の撮像レンズを備えたことを特徴とするものである。
なお、本明細書に記載のアッベ数の数値は、d線(587.56nm)におけるものである。
本発明の撮像レンズでは、前群が負のパワーを有し後群が正のパワーを有するレトロフォーカス配置を採用しているため、広角化に有利となる。また、本発明の撮像レンズは、有効領域の所定点における接線と光軸とのなす鋭角が30°以下となる前記所定点を含む非球面を有しているため、各種収差を効率的に補正しながら、広角化を図り、系全体を小型化することが可能となる。
本発明の撮像装置は、上記本発明の撮像レンズを備えているため、小型に構成可能であり、広角の範囲を撮像可能であり、良好な画像を得ることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1に本発明の一実施形態にかかる撮像レンズ1の光軸Zを含む断面におけるレンズ断面図を示す。図1には、無限遠の距離にある物点からの軸上光束2、最大画角における軸外光束3も合わせて示してある。ここで、軸上光束とは、光軸上の物点からの光束であり、軸外光束とは、光軸外の物点からの光束である。なお、この図1に示す構成例は、図2に示す後述の実施例1のレンズ構成に対応している。また、図3〜図7には、本発明の撮像レンズの別の構成例の光軸Zを含む断面におけるレンズ断面図を示しており、これらは後述の実施例2〜6のレンズ構成に対応している。
まず、図1に示す構成の撮像レンズ1を例にとり、本発明の実施形態にかかる撮像レンズの基本的な構成について説明する。図1に示す例の撮像レンズ1は、物体側から順に、レンズL11、レンズL12、レンズL21、開口絞りSt、レンズL22からなる。
なお、図1における開口絞りStは、形状や大きさを表すものではなく、光軸Z上の位置を示すものである。また、図1では、撮像レンズ1が撮像装置に適用される場合を考慮して、撮像レンズ1の結像位置Pimを含む像面に配置された撮像素子5も図示している。撮像素子5は、撮像レンズ1により形成される光学像を電気信号に変換するものであり、例えばCCDイメージセンサ等からなる。
また、撮像装置に適用する際には、レンズを装着するカメラ側の構成に応じて、カバーガラスや、ローパスフィルタまたは赤外線カットフィルタ等を配置することが好ましく、図1ではこれらを想定した平行平板状の光学部材PPをレンズ系と撮像素子5との間に配置した例を示している。例えば、撮像レンズ1が、車載カメラに使用され、夜間の視覚補助用の暗視カメラとして使用される場合には、レンズ系と撮像素子との間に紫外光から青色光をカットするようなフィルタを挿入してもよい。
なお、レンズ系と撮像素子5との間にローパスフィルタや特定の波長域をカットするような各種フィルタ等を配置する代わりに、各レンズの間にこれらの各種フィルタを配置してもよい。あるいは、撮像レンズ1が有するいずれかのレンズのレンズ面に、各種フィルタと同様の作用を有するコートを施してもよい。
本実施形態にかかる撮像レンズは、概略的には、物体側から順に、負のパワーを持つ前群GFと、正のパワーを持つ後群GRとからなる。このように、前群が負のパワーを有し後群が正のパワーを有するレトロフォーカス配置を採用することにより、広角化に有利となる。図1に示す例では、前群GFはレンズL11およびレンズL12からなり、後群GRはレンズL21、開口絞りSt、およびレンズL22からなる。
また、本実施形態にかかる撮像レンズは、特徴的な構成として、レンズ面の有効領域の所定点における接線と光軸とのなす鋭角が30°以下となる前記所定点を含む非球面(以下、深カーブ非球面という)を有している。
ここで、「有効領域の所定点における接線と光軸とのなす鋭角」とは、有効領域の所定点から光軸に向けてレンズ面の接線を引いたとき、この接線と光軸とのなす鋭角のことである。図1に示す例では、第2レンズの像側の面S4が深カーブ非球面に該当し、面S4の有効領域の点X4におけるレンズ面の接線4と光軸Zとのなす鋭角θX4が30°以下となるように構成されている。このような深カーブ非球面を含むことで、各種収差を効率的に補正できるとともに、広角化が容易となり、系全体を小型化することが可能となる。このような所定点は例えば、有効径端の点とすることができる。
深カーブ非球面の有効領域の所定点における接線と光軸とのなす鋭角は、30°〜18°の間であることが望ましい。この鋭角が18°以下となると、加工や計測が困難となり、製造が難しくなるかコストアップの原因となってしまう。さらには、この鋭角は、30°〜22°の間であることが望ましく、この場合には、コストアップを最小限に抑えながら各収差を良好に補正することが可能となる。
深カーブ非球面は、前群GF中にあるように構成してもよく、この場合には、ディストーションを容易に補正することが可能となる。
深カーブ非球面が前群GF中にあり、かつ、前群GFが、物体側から順に、負の第1レンズと、負の第2レンズとからなる場合には、深カーブ非球面は第2レンズの像側の面であることが望ましい。かかる構成によれば、ディストーションをさらに容易に補正することが可能となる。
または、深カーブ非球面が、後群GR中にあるように構成してもよく、この場合には、像面湾曲と倍率の色収差を良好に補正することが可能となる。
深カーブ非球面が後群GR中にある場合には、深カーブ非球面は後群GRの最も物体側のレンズの物体側の面であることが望ましい。かかる構成によれば、像面湾曲とともに倍率の色収差をさらに容易に補正することが可能となる。
なお、撮像レンズの前群GF、後群GRの構成としては、前群GFの最も物体側のレンズが負のレンズであり、後群GRが開口絞りStと少なくとも2枚のレンズとを含むことが好ましい。特に、開口絞りStは、後群GRに含まれるレンズ間に配置されることが望ましい。
前群GFの最も物体側のレンズを負のレンズとすることで、大きな角度で入射する光線をとらえることができるため、系を広角化することが容易となる。後群GRが少なくとも2枚のレンズを含むことで、収差の補正が容易となる。また、後群GRが開口絞りStを含むことで、開口絞りStが全系の中でも像側よりに配置されることになり、広角化が容易となる。
具体的には、例えば、図1に示す例のように、前群GFが、物体側から順に、負の第1レンズと、負の第2レンズとからなり、後群GRが、物体側から順に、正の第3レンズと、開口絞りと、正の第4レンズとからなるように構成することができる。
このように、前群GFを2枚の負のレンズで構成した場合には、さらに広角化を容易とすることが可能となるとともに、ディストーションの補正も容易に可能となり、後群GRを2枚の正のレンズとその間に配置される開口絞りStとで構成することにより、球面収差、像面湾曲、コマ収差を良好に補正することが可能となる。
なお、前群GF、後群GRの構成としては、図1に示す例のものに限定されず、種々の態様をとることができる。例えば、前群GFが物体側から順に負の第1レンズと、負の第2レンズとからなり、後群GRが物体側から順に正の第3レンズと、開口絞りと、正の第4レンズと、正または負の第5レンズとからなるように構成することも可能である。
前群GFを2枚の負のレンズで構成した場合の効果は上述した通りである。後群GRを上記のような第3レンズ、開口絞り、第4レンズと、第5レンズで構成した場合には、球面収差、像面湾曲、コマ収差をさらに良好に補正することが可能となる。
また、後群GRの最も物体側のレンズを正のレンズとした場合、該レンズを構成する材質のアッベ数は40以下であることが望ましい。かかる構成によれば、倍率の色収差を良好に補正することが可能となる。
上記の第4レンズを含むレンズ構成においては、第4レンズを構成するレンズの材質のアッベ数は45以上とすることが望ましい。かかる構成によれば、倍率の色収差を良好に補正することが可能となる。
上記の第5レンズを含むレンズ構成においては、第5レンズを構成するレンズの材質のアッベ数は45以下とすることが望ましい。かかる構成によれば、軸上の色収差を良好に補正することが可能となる。
より具体的には、撮像レンズは、以下に述べる第1、第2、第3の態様を採ることができる。
[第1の態様]
第1の態様は、前群GFが、像側に凹面を向けた負の第1レンズからなり、後群GRが、物体側から順に、正の第2レンズ、開口絞り、正の第3レンズからなるものである。
第1レンズは負のメニスカスレンズであることが好ましい。さらに、第1レンズを物体側に凹面を向けた負のメニスカスレンズとすれば、例えば入射角が100°を超えるような光線もとらえることができ、系全体を広角化することが可能となる。
第1レンズは像側に凹面を向けた平凸レンズであってもよい。また、第1レンズは物体側の面の曲率半径の絶対値が像側の面の曲率半径の絶対値より大きい両凹レンズであってもよい。第1レンズを像側に凹面を向けた平凸レンズ、または物体側の面の曲率半径の絶対値が像側の面の曲率半径の絶対値より大きい両凹レンズとすることで、撮像レンズをより広角化することが可能となる。
第1の態様において、第1レンズを物体側に凹面を向けた負のメニスカスレンズとし、さらに、少なくとも片側の面を非球面とすれば、例えば入射角が100°を超えるような光線もとらえることができ、系全体を広角化することが可能となるとともに、ディストーション、像面湾曲なども同時に補正することができる。
第1の態様において、深カーブ非球面が、第2レンズの物体側の面であることが望ましく、この場合には、像面湾曲とともに倍率の色収差の補正が容易となる。
第1の態様において、第2レンズを構成する材質のアッベ数は40以下であることが望ましく、この場合には、倍率の色収差を良好に補正することが可能となる。
第1の態様において、第1レンズはガラス球面レンズであり、第2レンズおよび第3レンズはプラスチック非球面レンズであるように構成することが望ましい。第1レンズをガラス球面レンズとすることで、耐候性の高いレンズを安価に作製することができる。第2レンズおよび第3レンズをプラスチック非球面レンズとすることで、各種収差を良好に補正することが可能となるとともに、系全体を小型、軽量化することができ、さらにレンズ系を安価に製作することが可能となる。
あるいは、第1の態様において、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズはプラスチック非球面レンズであるように構成してもよい。第1レンズをプラスチック非球面レンズとした場合には、レンズ系を保護するためのカバーガラス等のカバー部材を、第1レンズより物体側に配置することが望ましい。このカバー部材は、平行平面板であってもよく、あるいはパワーを持たない曲面状のものでもよい。
第1の態様において、第1レンズをプラスチック非球面レンズとした場合には、深カーブ非球面が、第1レンズの像側の面であることが望ましく、この場合には、例えば最大画角が全画角で100°を超えるような広角な撮像レンズであても、ディストーションと像面湾曲を良好に補正することが容易となる。
[第2の態様]
第2の態様は、前群GFが、物体側から順に、像側に凹面を向けた負のメニスカスレンズである第1レンズと、負の第2レンズとからなり、後群GRが、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正の第3レンズと、開口絞りStと、像側に凸面を向けた正の第4レンズとからなるものである。
第1レンズを物体側に凹面を向けた負のメニスカスレンズ、第2レンズを負のレンズとすることで、例えば入射角が100°を超えるような光線もとらえることができ、系全体を広角化することが可能となるとともに、第1レンズと第2レンズに負のパワーを分散することで、光線を急激に曲げることなく後群GRへと導くことができるため、ディストーションを良好に補正することが可能となる。また、第3レンズを物体側に凸面を向けた正のパワーを持つレンズ、第4レンズを像側に凸面を向けた正のパワーを持つレンズとすることで、像面湾曲を良好に補正することが可能となる。
第2の態様において、深カーブ非球面が、第2レンズの像側の面であることが望ましく、この場合には、ディストーションを良好に補正することが容易となる。
第2の態様において、深カーブ非球面が、第3レンズの物体側の面であることが望ましく、この場合には、像面湾曲とともに倍率の色収差の補正が容易となる。
第2の態様において、深カーブ非球面が、第4レンズの像側の面であることが望ましく、この場合には、像面湾曲の補正が容易となる。
第2の態様において、第1レンズ、第2レンズ、第4レンズの材質のアッベ数を45以上とすることが望ましく、この場合には、軸上の色収差と倍率の色収差の発生を抑えることが可能となる。また、第3レンズの材質のアッベ数を40以下とすることが望ましく、この場合には、倍率の色収差を良好に補正することが可能となる。
第2の態様において、第1レンズを形成する材質はガラスであり、第2、第3、第4レンズを形成する材質がプラスチックであることが望ましい。第1レンズをガラスレンズとすることで、耐候性の高いレンズを安価に作製することができる。さらに、第1レンズを球面レンズとした場合には、安価に耐候性の高いレンズを作製することができる。第2、第3、第4レンズをプラスチックレンズとし、さらに非球面レンズとした場合には、各種収差を良好に補正することが可能となるとともに系全体を小型、軽量化することができ、さらにレンズ系を安価にすることが可能となる。
[第3の態様]
第3の態様は、前群GFが、物体側から順に、像側に凹面を向けた負のメニスカスレンズである第1レンズと、負の第2レンズとからなり、後群GRが、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正の第3レンズと、開口絞りStと、像側に凸面を向けた正の第4レンズと、像側に凸面を向けた第5レンズとからなるものである。
第1レンズを物体側に凹面を向けた負のメニスカスレンズ、第2レンズを負のレンズとすることで、例えば入射角が100°を超えるような光線もとらえることができ、系全体を広角化することが可能となるとともに、第1レンズと第2レンズに負のパワーを分散することで、光線を急激に曲げることなく後群GRへと導くことができるため、ディストーションを良好に補正することが可能となる。第3レンズを物体側に凸面を向けた正のレンズ、第4レンズを像側に凸面を向けた正のレンズ、第5レンズを像側に凸面を向けたレンズとすることで、像面湾曲とともにコマ収差を良好に補正することが可能となる。
第5レンズは像側に凸面を向けた負のメニスカスレンズとすることが望ましい。第4レンズを像側に凸面を向けた正のレンズとし、かつ、第5レンズを像側に凸面を向けた負のメニスカスレンズとすれば、軸上の色収差の補正が容易となる。
第3の態様において、深カーブ非球面が、第2レンズの像側の面であることが望ましく、この場合には、ディストーションを良好に補正することが容易となる。
第3の態様において、深カーブ非球面が、第3レンズの物体側の面であることが望ましく、この場合には、像面湾曲とともに倍率の色収差の補正が容易となる。
第3の態様において、深カーブ非球面が、第4レンズの像側の面であることが望ましく、この場合には、像面湾曲の補正が容易となる。
第3の態様において、深カーブ非球面が、第5レンズの物体側の面であることが望ましく、この場合には、像面湾曲が良好に補正可能となるとともに、像面に撮像素子を配置したときの撮像素子への光線の入射角を小さくすることが可能となり、いわゆるテレセントリック性の良い光学系を実現することができる。
第3の態様において、第1レンズ、第2レンズ、第4レンズの材質のアッベ数を45以上とすることが望ましく、この場合には、軸上の色収差と倍率の色収差の発生を抑えることが可能となる。また、第3レンズのアッベ数を40以下とすることが望ましく、この場合には、倍率の色収差を良好に補正することが可能となる。第5レンズの材質のアッベ数を40以下とすることが望ましく、この場合には、軸上の色収差を良好に補正することが可能となる。
第3の態様において、第1レンズは球面レンズ、第2、第3、第4、第5レンズは非球面レンズとすることが望ましい。また、第3の態様において、第1レンズを形成する材質はガラスであり、第2、第3、第4、第5レンズを形成する材質がプラスチックであることが望ましい。
第3の態様において、第1レンズをガラスレンズとすることで、耐候性の高いレンズを安価に作製することができる。また、第1レンズを球面レンズとすることで、安価に耐候性の高いレンズを作製することができる。第2、第3、第4、第5レンズをプラスチック非球面レンズとすることで、各種収差を良好に補正することが可能となるとともに系全体を小型、軽量化することができ、さらにレンズ系を安価にすることが可能となる。
さらに、撮像レンズは、以下に述べるその他の好ましい態様を採ることができる。
[その他の好ましい態様]
全系の焦点距離をfとし、全系の最も物体側のレンズの物体側の面から像面までの距離をL(バックフォーカス分については空気換算長)としたとき、下記条件式(1)を満足することが望ましい。
3.0<L/f<18.0 … (1)
条件式(1)の上限を上回ると、全長が長くなり系が大型化してしまう。条件式(1)の下限を下回ると、全系の焦点距離が長くなりすぎて広角化が不十分となってしまうか、広角化を図るためにはディストーションにより画角を確保することになるので周辺で像の歪みが大きくなりすぎてしまう。もしくは、全長が短くなりすぎて各レンズの肉厚が薄くなり、加工性が悪化してしまう。
なお、小型化のためには、上記Lは、15mm以下であることが望ましい。
本実施形態の撮像レンズにおいては、全系の焦点距離をfとし、全系の最も像側のレンズの像側の面から像面までの距離(いわゆるバックフォーカス)をBfとしたとき、下記条件式(2)を満足することが望ましい。
0.5<Bf/f<3.0 … (2)
条件式(2)の上限を上回ると、バックフォーカスが長くなりすぎて結果として系が大型化してしまう。条件式(2)の下限を下回ると、レンズ系と撮像素子との間にカバーガラスや各種フィルターを挿入することが困難となる。
本実施形態の撮像レンズにおいては、前群GFの合成焦点距離をfA、後群GRの合成焦点距離をfBとしたとき、下記条件式(3)を満足することが望ましい。
0.01<|fA/fB|<3.00 … (3)
条件式(3)の上限を上回ると、像面湾曲が大きくなり、良好な像を得ることが困難となる。条件式(3)の下限を下回ると、系全体を小型化することが困難となる。
本実施形態の撮像レンズにおいては、全系の焦点距離をfとし、前群GFの最も物体側のレンズの焦点距離をfとしたとき、下記条件式(4)を満足することが望ましい。
0.5<|f/f|<15.0 … (4)
レンズ系を広角化するためには、前群GFの最も物体側のレンズを負のレンズとすることが好ましい。前群GFの最も物体側のレンズを負のレンズとした場合には、条件式(4)の上限を上回ると、この負のレンズのパワーが弱くなり、広角化を達成することが困難となる。条件式(4)の下限を下回ると、広角化は容易に達成可能だが、像面湾曲を良好に補正することが困難となる。
本撮像レンズが上記したような第4レンズおよび第5レンズを有する場合、全系の焦点距離をfとし、第4レンズと第5レンズの合成焦点距離をf45としたとき、下記条件式(5)を満足することが望ましい。
0.5<f45/f<3.0 … (5)
条件式(5)の上限を上回ると、第4レンズおよび第5レンズの合成パワーが弱くなりすぎて色収差を良好に補正することが困難となる。条件式(5)の下限を下回ると、第4レンズおよび第5レンズの合成パワーが強くなりすぎるためにバックフォーカスが短くなり、本撮像レンズを撮像素子を有する撮像装置に適用した場合、レンズ系と撮像素子との間に各種フィルタやカバーガラスを挿入することが困難となる。
本実施形態の撮像レンズにおいては、全系の焦点距離をfとし、前群GFの最も像側のレンズの像側の面から後群GRの最も物体側のレンズの物体側の面までの光軸上の距離をDABとしたとき、下記条件式(6)を満足することが望ましい。
0.5<DAB/f<5.0 … (6)
条件式(6)を満足することで、収差を良好に補正するとともに小型化を図ることができる。条件式(6)の上限を上回ると、前群GFと後群GRの距離が大きくなるため、前群GFでの光線高が大きくなり、レンズ系の径方向が大型化してしまう。条件式(6)の下限を下回ると、前群GFと後群GRが近接しすぎるため、前群GFでの光線高が小さくなりすぎてしまい、前群GFで軸上光と軸外光を分離することが困難となり、ディストーションや像面湾曲を良好に補正することが困難となる。
本撮像レンズが、例えば車載用カメラに適用される場合には、寒冷地の外気から熱帯地方の夏の車内まで広い温度範囲で使用可能なことが要求される。広い温度範囲で使用される場合には、レンズの材質としては線膨張係数の小さいものを用いることが好ましい。
また、本撮像レンズが例えば車載用カメラや監視カメラ等の厳しい環境において使用される場合には、全系において最も物体側に配置されるレンズは、風雨による表面劣化、直射日光による温度変化に強く、さらには油脂・洗剤等の化学薬品に強い材質、すなわち耐水性、耐候性、耐酸性、耐薬品性等が高い材質を用いることが好ましい。また、最も物体側に配置されるレンズの材質としては堅く、割れにくい材質を用いることが好ましい。以上のことから最も物体側に配置されるレンズの材質としては、具体的にはガラスを用いることが好ましく、あるいは透明なセラミックスを用いてもよい。セラミックスは通常のガラスに比べ強度が高く、耐熱性が高いという性質を有する。
あるいは、最も物体側に配置されるレンズよりも物体側に、レンズ系を保護するカバーガラス等のカバー部材を配置しても良い。カバー部材は平行平面板でもよく、パワーを持たない曲面状のものでも良い。また、最も物体側に配置されるレンズの物体側の面にレンズ系を保護するハードコート等の保護用の被膜を施してもよく、最も物体側に配置されるレンズの物体側の面にガラス質の薄い膜を形成してもよい。
最も物体側に配置されるレンズより物体側にカバー部材を配置した場合には、最も物体側に配置されるレンズもプラスチック非球面レンズとすることができる。最も物体側に配置されるレンズもプラスチック非球面レンズとすることで、各種収差を良好に補正することが可能となるとともに、レンズ系を小型、軽量、安価に作製することができる。
また、最も物体側に配置されるレンズより像側の各レンズの材質としては、プラスチックを用いることが好ましい。これらのレンズの材質をプラスチックとすることで、非球面形状を精度良く作製することができ、良好な光学性能を得ることが可能となる。また、プラスチックを使用することで、レンズ系を安価で軽量とすることができる。
また、最も物体側に配置されるレンズより像側の各レンズの材質として、プラスチックに光の波長より小さな粒子を混合させたいわゆるナノコンポジット材料を用いてもよい。ナノコンポジット材料は混合させる微粒子の種類や量によって材質の屈折率とアッベ数を変化させることが可能である。ナノコンポジット材料を用いることで、例えばこれまでのプラスチック材料では得られなかった高屈折率の材質や、アッベ数の小さい材質等を作ることができ、それにより良好な光学性能のレンズを作製することが可能となる。
また、最も物体側に配置されるレンズより像側の各レンズの材質としては、屈折率が1.6以上の材質を用いることが望ましい。屈折率が1.6以上の材質を使用することで、レンズ系をさらに小型化することが可能となる。
屈折率が1.6以上の材質を使用したレンズの面を、深カーブ非球面とすることで、さらに小型化が可能となる。
なお、各レンズ間の有効径外を通過する光束は、迷光となって像面に達し、ゴーストとなるおそれがあるため、必要に応じて、この迷光を遮光する遮光手段を設けることが好ましい。この遮光手段としては、例えばレンズの像側の有効径外の部分に不透明な塗料を施したり、不透明な板材を設けたりしてもよい。または、迷光となる光束の光路に不透明な板材を設けて遮光手段としてもよい。一例として、図1では、第1レンズL1および第2レンズL2の像側の面にそれぞれ遮光手段11、12を設けた例を示している。なお、遮光手段を設ける箇所は図1に示す例に限定されず、必要に応じて他のレンズの間に配置してもよい。
次に、本発明にかかる撮像レンズの具体的な数値実施例について説明する。
<実施例1>
実施例1にかかる撮像レンズのレンズ断面図は、図2に示したものである。実施例1にかかる撮像レンズは、物体側から順に、前群GFがレンズL11とレンズL12とからなり、後群GRがレンズL21とレンズL22とからなり、全体は4群4枚で構成されている。
実施例1にかかる撮像レンズのレンズデータを表1に、非球面データを表2に、各種データを表3に示す。なお、表1のレンズデータには開口絞りStおよび光学部材PPも含めて示しており、後述の実施例についてもこの点は同様である。また、下に述べる表1〜表3中の記号の意味は後述の実施例についても同様である。
Figure 2010014855
Figure 2010014855
Figure 2010014855
表1のレンズデータにおいて、Siは最も物体側の構成要素の面を1番目として像側に向かうに従い順次増加するi番目(i=1、2、3、…)の面番号を示す。すなわち、最も物体側の面を第1面と呼び、像側に向かうに従い順次、第2面、第3面、…と呼ぶ。
表1のRiはi番目(i=1、2、3、…)の面の曲率半径を示し、Diはi(i=1、2、3、…)番目の面とi+1番目の面との光軸Z上の面間隔を示す。また、Ndjは最も物体側の光学要素を1番目として像側に向かうに従い順次増加するj番目(j=1、2、3、…)の光学要素のd線に対する屈折率を示し、νdjはj番目の光学要素のd線に対するアッベ数を示す。表1において、曲率半径および面間隔の単位はmmであり、曲率半径は物体側に凸の場合を正、像側に凸の場合を負としている。
表1のレンズデータにおいて、深カーブ非球面の面番号に◎を付している。実施例1にかかる撮像レンズでは、深カーブ非球面は、レンズL12の像側の面、レンズL21の物体側の面である。
表1のレンズデータにおいて、非球面は面番号に*印を付し、非球面の曲率半径として近軸の曲率半径の数値を示している。表2の非球面データは、これら非球面に関する各面の非球面係数を示すものである。非球面係数は、以下の式(A)で表される非球面式における各係数K、Bm(m=3、4、5、…)の値である。
Zd=C・h/{1+(1−K・C・h1/2}+ΣBm・h … (A)
ただし、
Zd:非球面深さ(高さhの非球面上の点から、非球面頂点が接する光軸に垂直な平面に
下ろした垂線の長さ)
h:高さ(光軸からのレンズ面までの距離)
C:近軸曲率半径の逆数
K、Bm:非球面係数(m=3、4、5、…)
表3において、Fno.はF値、Lは全系の最も物体側のレンズの物体側の面から像面までの光軸Z上の距離(バックフォーカス分は空気換算、単位はmm)、Bfは空気換算したバックフォーカス(単位はmm)、fは全系の焦点距離(単位はmm)、fは最も物体側のレンズ(本実施例ではレンズL11)の焦点距離(単位はmm)、fは物体側から2番目のレンズ(本実施例ではレンズL12)の焦点距離(単位はmm)、fは物体側から3番目のレンズ(本実施例ではレンズL21)の焦点距離(単位はmm)、fは物体側から4番目のレンズ(本実施例ではレンズL22)の焦点距離(単位はmm)、2ωは全画角(単位は度)である。
また、θX3、θX4、θX5、θX6、θX8、θX9はそれぞれ、第3面、第4面、第5面、第6面、第8面、第9面の有効径端の点におけるレンズ面の接線と光軸とがなす鋭角(単位は度)である。後述の実施例についても同様に、θXi(iは上記の面番号のiと同じでi=1、2、3、…)は第i面の有効径端の点におけるレンズ面の接線と光軸とがなす鋭角(単位は度)である。
<実施例2>
実施例2にかかる撮像レンズのレンズ断面図は、図3に示したものである。実施例2にかかる撮像レンズは、物体側から順に、前群GFがレンズL11とレンズL12とからなり、後群GRがレンズL21とレンズL22とからなり、全体は4群4枚で構成されている。実施例2にかかる撮像レンズのレンズデータを表4に、非球面データを表5に、各種データを表6に示す。実施例2にかかる撮像レンズでは、深カーブ非球面は、レンズL12の像側の面、レンズL21の物体側の面、レンズL22の像側の面である。
Figure 2010014855
Figure 2010014855
Figure 2010014855
<実施例3>
実施例3にかかる撮像レンズのレンズ断面図は、図4に示したものである。実施例3にかかる撮像レンズは、物体側から順に、前群GFがレンズL11からなり、後群GRがレンズL21とレンズL22とからなり、全体は3群3枚のコンパクトな構成となっている。実施例3にかかる撮像レンズのレンズデータを表7に、非球面データを表8に、各種データを表9に示す。実施例3にかかる撮像レンズでは、深カーブ非球面は、レンズL21の物体側の面、レンズL22の像側の面である。
Figure 2010014855
Figure 2010014855
Figure 2010014855
<実施例4>
実施例4にかかる撮像レンズのレンズ断面図は、図5に示したものである。実施例4にかかる撮像レンズは、物体側から順に、前群GFがレンズL11とレンズL12とからなり、後群GRがレンズL21とレンズL22とレンズL23とからなり、全体は5群5枚で構成されている。実施例4にかかる撮像レンズのレンズデータを表10に、非球面データを表11に、各種データを表12に示す。実施例4にかかる撮像レンズでは、深カーブ非球面は、レンズL22の像側の面である。
Figure 2010014855
Figure 2010014855
Figure 2010014855
<実施例5>
実施例5にかかる撮像レンズのレンズ断面図は、図6に示したものである。実施例5にかかる撮像レンズは、物体側から順に、前群GFがレンズL11からなり、後群GRがレンズL21とレンズL22とからなり、全体は3群3枚のコンパクトな構成となっている。実施例5にかかる撮像レンズのレンズデータを表13に、非球面データを表14に、各種データを表15に示す。実施例5にかかる撮像レンズでは、深カーブ非球面は、レンズL11の像側の面である。
Figure 2010014855
Figure 2010014855
Figure 2010014855
<実施例6>
実施例6にかかる撮像レンズのレンズ断面図は、図7に示したものである。実施例6にかかる撮像レンズは、物体側から順に、前群GFがレンズL11とレンズL12とからなり、後群GRがレンズL21とレンズL22とからなり、全体は4群4枚で構成されている。実施例6にかかる撮像レンズのレンズデータを表16に、非球面データを表17に、各種データを表18に示す。実施例6にかかる撮像レンズでは、深カーブ非球面は、レンズL12の像側の面、レンズL21の物体側の面である。
Figure 2010014855
Figure 2010014855
Figure 2010014855
実施例1〜6の撮像レンズにおける条件式(1)〜(6)に対応する値を表19に示す。ただし、条件式(5)については、実施例4についてのみ示している。表19からわかるように、実施例1〜6は、条件式(1)〜(4)、(6)を全て満たしており、実施例4も条件式(5)を満たしている。
Figure 2010014855
上記実施例1にかかる撮像レンズの球面収差、非点収差、ディストーション(歪曲収差)、倍率色収差の収差図をそれぞれ図8(A)、図8(B)、図8(C)、図8(D)に示す。各収差図には、d線を基準波長とした収差を示すが、球面収差図および倍率色収差図には、F線(波長486.1nm)、C線(波長656.3nm)についての収差も示す。ディストーションの図は、全系の焦点距離f、半画角θ(変数扱い、0≦θ≦ω)を用いて、理想像高を2f×tan(θ/2)とし、それからのずれ量を示す。球面収差図のFno.はF値であり、その他の収差図のωは半画角を示す。また同様に、上記実施例2、3、4、5、6にかかる撮像レンズの球面収差、非点収差、ディストーション(歪曲収差)、倍率色収差の収差図をそれぞれ図9(A)〜図9(D)、図10(A)〜図10(D)、図11(A)〜図11(D)、図12(A)〜図12(D)、図13(A)〜図13(D)に示す。各収差図からわかるように、上記実施例1〜6は各収差が良好に補正されている。
すなわち、実施例1〜6の撮像レンズは、3〜5枚という少ないレンズ枚数で小型に構成され、全画角が111°〜191.4°と極めて広角の光学系を実現し、良好な光学性能を有するものである。これらの長所を備えた実施例1〜6の撮像レンズは、自動車の前方、側方、後方などの映像を撮影するための車載用カメラなどに好適に使用可能である。
図14に使用例として、自動車100に本実施形態の撮像レンズを備えた撮像装置を搭載した様子を示す。図14において、自動車100は、その助手席側の側面の死角範囲を撮像するための車外カメラ101と、自動車100の後側の死角範囲を撮像するための車外カメラ102と、ルームミラーの背面に取り付けられ、ドライバーと同じ視野範囲を撮影するための車内カメラ103とを備えている。車外カメラ101と車外カメラ102と車内カメラ103とは、本実施の形態にかかる撮像装置であり、本発明の実施例による撮像レンズと、該撮像レンズにより形成される光学像を電気信号に変換する撮像素子5とを備えている。
本発明の実施例にかかる撮像レンズは、上述した長所を有するものであるから、車外カメラ101、102および車内カメラ103も小型に構成可能であり、広い視野角を有し、その撮像素子5の撮像面には良好な像を結像することができる。
以上、実施の形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態および実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、各レンズ成分の曲率半径、面間隔および屈折率の値は、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得るものである。
また、撮像装置の実施形態では、本発明を車載用カメラに適用した例について図を示して説明したが、本発明はこの用途に限定されるものではなく、例えば、携帯端末用カメラや監視カメラ等にも適用可能である。
本発明の一実施形態にかかる撮像レンズの光路図 本発明の実施例1にかかる撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例2にかかる撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例3にかかる撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例4にかかる撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例5にかかる撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例6にかかる撮像レンズのレンズ構成を示す断面図 図8(A)〜図8(D)は本発明の実施例1にかかる撮像レンズの各収差図 図9(A)〜図9(D)は本発明の実施例2にかかる撮像レンズの各収差図 図10(A)〜図10(D)は本発明の実施例3にかかる撮像レンズの各収差図 図11(A)〜図11(D)は本発明の実施例4にかかる撮像レンズの各収差図 図12(A)〜図12(D)は本発明の実施例5にかかる撮像レンズの各収差図 図13(A)〜図11(D)は本発明の実施例6にかかる撮像レンズの各収差図 本発明の実施形態にかかる車載用の撮像装置の配置を説明するための図
符号の説明
1 撮像レンズ
2 軸上光束
3 軸外光束
4 接線
5 撮像素子
11、12 遮光手段
100 自動車
101、102 車外カメラ
103 車内カメラ
Di i番目の面とi+1番目の面との光軸上の面間隔
Pim 結像位置
L11、L12、L21、L22、L23 レンズ
PP 光学部材
Ri i番目の面の曲率半径
St 開口絞り
X4 点
Z 光軸

Claims (7)

  1. 物体側から順に、負のパワーを持つ前群と、正のパワーを持つ後群とからなり、
    レンズ面の有効領域の所定点における接線と光軸とのなす鋭角が30°以下となる前記所定点を含む非球面を有することを特徴とする撮像レンズ。
  2. 前記前群の最も物体側のレンズが負のレンズであり、
    前記後群は、絞りと、少なくとも2枚のレンズとを含むことを特徴とする請求項1記載の撮像レンズ。
  3. 前記前群が、物体側から順に、負の第1レンズと、負の第2レンズとからなり、
    前記後群が、物体側から順に、正の第3レンズと、絞りと、正の第4レンズとからなることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像レンズ。
  4. 前記前群が、物体側から順に、負の第1レンズと、負の第2レンズとからなり、
    前記後群が、物体側から順に、正の第3レンズと、絞りと、正の第4レンズと、正または負の第5レンズとからなることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像レンズ。
  5. 前記前群が、前記所定点を含む非球面を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の撮像レンズ。
  6. 前記後群が、前記所定点を含む非球面を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の撮像レンズ。
  7. 請求項1から6のいずれか1項記載の撮像レンズを備えたことを特徴とする撮像装置。
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