JP2007025499A - 光学装置 - Google Patents

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    • G02B13/18Optical objectives specially designed for the purposes specified below with lenses having one or more non-spherical faces, e.g. for reducing geometrical aberration

Abstract

【課題】 広角から超広角域をカバーし、少ない枚数で諸収差が良好に補正された明るく小型で安価な光学装置を提供する。
【解決手段】 物体側から順に配置された、少なくとも1枚の負レンズ群1、物体側が凸のメニスカスレンズ2、開口絞りS、両凸の正レンズ3を有する。開口絞りSより物体側のレンズのいずれかと正レンズ3がそれぞれ非球面を含む。メニスカスレンズを除く平均のアッベ数をva,メニスカスレンズのアッベ数をvb,全系の焦点距離をf,負レンズ群とメニスカスレンズの合成焦点距離をf12,絞りと正レンズの軸上間隔をts,最も物体側のレンズ面頂点から最も像側のレンズ面頂点までの長さをL,メニスカスレンズの中心肉厚をt2,絞りを通過する最大画角の主光線の角度をθsとするとき,1.4<va/vb,0<ts/L<0.1,0.2<t2/L<0.5,―10<f12/f<−1.0,25°<θs<40°を満足する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被写体を受光面上に広角にて結像させることのできる光学装置に関する。
車戴用や監視用のカメラなどの分野において、広い視野を包括する広角レンズが使用されている。また、画像処理の進展に伴い、リアルタイムで画像の歪みが補正でき、さらに広い視野を有する超広角レンズに対するニーズが高まっている。その中で、設置スペースの問題、画像素子の高解像化、色々な分野への普及等に伴い、小型・高解像・安価といった条件を満たす光学装置が要求されている。
このような光学装置に求められる具体的要件として、次のような項目があげられる。
・安価(少ない枚数・樹脂の利用・成形し易さ・組立て易さ)
・明るい(小さなFno)
・コンパクト(全長・レンズ径)
・広い視野(場合によって180度を超える大きな画角)
・高解像度 (基本的な収差が良好に補正されている)
・必要に応じた射影方式(中心射影、等角射影、立体射影等)
このような条件を満足する光学装置を、少ない構成枚数で実現できれば、様々な分野への適用が可能となる。
図16は以下の特許文献1に記載の光学装置を示している。この光学装置は、広角レンズとして基本的なものであり、物体側に位置する負レンズで視野角を広げ、正レンズで撮像素子に結像する方式である。この光学装置は、負レンズと正レンズの2枚構成は最も枚数の少ない構成である。しかし、2枚のレンズ構成では、当然ながら設計の自由度が限られ、高解像化や、任意の射影方式への対応は難しく、限られた用途に限定される。
図17は以下の特許文献2に記載の光学装置を示している。この光学装置は、開口絞りよりも物体側に、複数の凹レンズが、開口絞りよりも像側に複数の凹凸凸が設けられた典型的な広角レンズの例である。この光学装置は、多数のレンズを用いて収差の補正や射影方式の設定を行っているため、比較的設計の自由度は取れるものの、開口絞りよりも像側に位置するレンズ群の基本構成が決まっているため、少ない枚数を実現するのは困難である。
図18は以下の特許文献3に記載の光学装置を示している。この光学装置は、物体側から凹レンズ、メニスカスレンズ、両凸レンズが配置された構成であり、物体側から2番目に位置するレンズを、アッベ数の小さな厚肉のメニスカス負レンズとしているのが特徴である。アッベ数の小さな厚肉のメニスカスレンズと開口絞りの位置を組み合わせることで、倍率の色収差を効果的に補正するというものであるが、画角は76°と狭い範囲に留まっており、広い視野範囲での結像ができないものとなっている。
特開平02―077712号公報 特開平14―072085号公報 特表平09―503600号公報
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、設計の自由度が高く、f・tanθで示される中心射影方式、2f・tan(θ/2)で示される立体射影方式、f・θで示される等角射影方式の設定が可能であり、または180°を超えるような大きな画角の視野角を得ることができ、しかも少ない枚数のレンズで構成できる光学装置を提供することを目的としている。
また本発明は、他の同じレンズ枚数の光学装置と比較して、周辺での圧縮率の低い射影方式で、例えば、前記等角射影方式や立体射影方式等、および比較的周辺部の圧縮率が低く、CCDのようなピクセルの大きさが決まっている画像素子の周辺部での解像を確保できる方式を可能とする光学装置を提供することを目的としている。
本発明は、物体側から像側に向けて、少なくとも1枚の負レンズ、物体側が凸のメニスカスレンズ、開口絞り、両凸の正レンズが配置されており、
開口絞りよりも物体側に位置するレンズの少なくとも1枚と、正レンズがそれぞれ非球面を含み、
メニスカスレンズを除く全てのレンズの平均のアッベ数をva、メニスカスレンズのアッベ数をvb、全系の焦点距離をf、負レンズ群とメニスカスレンズの合成焦点距離をf12、開口絞りと正レンズの軸上間隔をts、最も物体側のレンズ面の頂点から最も像側のレンズ面頂点までの長さをL、メニスカスレンズの中心肉厚をt2、開口絞りを通過する最大画角の主光線の入射角度をθsとしたときに、前記数1の条件を満足することを特徴とするものである。
また本発明は、物体側から像側に向けて、少なくとも1枚の負レンズ、物体側が凸のメニスカス正レンズ、開口絞り、両凸の正レンズが配置されており、
開口絞りよりも物体側に位置するレンズの少なくとも1枚と、正レンズがそれぞれ非球面を含み、
開口絞りよりも物体側に位置するレンズによるサジタル像面湾曲の補正量が、正レンズのサジタル像面湾曲の補正量よりも大きく、
メニスカスレンズを除く全てのレンズの平均のアッベ数をva、メニスカスレンズのアッベ数をvb、最も物体側のレンズ面頂点から最も像側のレンズ面頂点までの長さをL、開口絞りと両凸レンズの間隔をts、メニスカスレンズの中心肉厚をt2としたときに、前記数2の条件を満足することを特徴とするものである。
また、本発明は、物体側から像側に向けて、1枚の負レンズ、物体側が凸のメニスカスレンズ、開口絞り、両凸の正レンズ、および撮像素子が配置されており、物体側に向く80度以上の視野角度の物体空間を、撮像素子上に中心射影することが可能とされたものである。
または、本発明は、物体側から像側に向けて、2枚の負レンズ群、物体側が凸のメニスカスレンズ、開口絞り、両凸の正レンズ、および撮像素子が配置されており、物体側に向く120度以上の視野の物体空間を、撮像素子上に立体射影することが可能とされたものである。
または、本発明は、物体側から像側に向けて、3枚の負レンズ群、物体側に凸のメニスカスレンズ、開口絞り、両凸の正レンズ、および撮像素子が配置されており、物体側に向く180度以上の視野の物体空間を、撮像素子上に立体射影することが可能とされたものである。
前記各発明において、前記正レンズが、両面非球面であることが好ましく、最も物体側に位置する負レンズが硝子の球面レンズであってもよい。さらに、正レンズが硝子の非球面レンズであってもよい。
また、本発明は、全てのレンズの材質が樹脂であるものとして構成でき、メニスカスレンズが2枚に分割されているものとすることも可能である。
以上の構成を採ることにより、広角域をカバーする、種々の目的に合わせた撮像用の光学装置を実現できる。
本発明では、広角から超広角域をカバーし、少ない枚数で諸収差が良好に補正され,周辺部での画像圧縮率がより低い明るく小型で安価な光学装置が実現可能となる。
図1は本発明の光学装置の実施の形態を示す断面図である。図1では、光学装置の光軸をO1−O2で示しており、O1側が物体側であり、O2側像側である。物体側より入射する光束は、3枚の凹レンズ1a,1b,1cで構成される負レンズ群1、正のメニスカスレンズ2、開口絞りS、両凸の正レンズ3を順次通過して、撮像素子5の受光面に結像される。正レンズ3と撮像素子5との間には、必要に応じてカバー硝子4やローパスフィルタ等が設けられる。
まず、物体側に設けられる負レンズ群1(1a,1b,1c)は、物体側からの大きな画角の入射光束を小さな入射角度に変換する役割を持ち、物体側からの入射角の大きさと、要求される射影方式によりレンズの枚数が設定される。これにより、最大画角に対応する主光線の両凸の正レンズ3に入射する角度θsが所定の範囲になるように変換される。前記角度θsは、開口絞りSを通過して正レンズ3の物体側の面に最大画角で入射する主光線と、前記光軸O1−O2との成す角度である。
負レンズ群1よりも像側に設けられたメニスカスレンズ2は、小さなアッベ数を有し、各方向から入射する光の軸上での色消しと、倍率色収差(像高方向(y方向)での色収差)の補正を行う。
像側に設けられた開口絞りSと、両凸の正レンズ3とが、主として結像作用を受け持つ。負レンズ群1とメニスカスレンズ2の合成焦点距離f12は、負のパワーを持ち、開口絞りSよりも物体側に中間像(虚像)を形成する。以上が、本発明が目標とする広角レンズ(光学装置)の基本構成である。
次に、上記光学装置の特徴を説明する。本発明の実施の形態では、主たる結像作用を、物体側に開口絞りSを配置した両凸の正レンズ3の1枚だけに分担させている。従って、開口絞りSよりも像側の構成を最少のレンズで構成することができる。
ここで、物体側に開口絞りSを配置したときの両凸の正レンズ3の一般的な収差の特徴は、サジタル像面湾曲(サジタル像面が物体側に倒れる)の補正不足、画角が大きなところでのコマ収差の発生、および正の歪曲特性である。サジタルの像面湾曲の振る舞いは、光線の通過特性を考えることで理解できる。例えば、簡単のために、開口絞りSが正レンズ3の物体側の面と一致した場合を考えてみると、光軸O1−O2に沿って通過する光束に対しては、正レンズ3の物体側の面のサジタルとメリディオナルの両断面の曲率が等しくなるため、この面での像面湾曲の差はない。しかしながら、正レンズ3の像側の面であって光軸O1−O2から離れた位置では、サジタルの曲率の方がメリディオナルの曲率よりも小さいため、光軸O1−O2から離れた位置で正レンズ3の物体側の面に入射した光速においては、近軸像点から物体側にサジタル像面が倒れる現象が起きる。これがサジタル像面湾曲である。
一方、開口絞りSよりも物体側に位置するレンズ群1,2では、収差が上記と反対の理由で発生するが、この実施の形態の光学装置では、前記レンズ群1,2によるサジタル像面湾曲を補正過剰とすることで、前記正レンズ3のサジタル像面湾曲をキャンセルし、収差の補正を行っている。これは、コマ収差の補正についても同様である。開口絞りSよりも物体側のレンズ群1,2の少なくとも1枚と、正レンズ3とが、それぞれ非球面を含むことは、前述の収差キャンセルを円滑に行う上で重要である。さらに、自由度が不足する場合は、非球面をさらに追加することで対応可能であり、特に自由度の少ない正レンズ3は、両面非球面であることが望ましい。
また、物体側に開口絞りSを有する正レンズ3の正の歪曲特性は、負レンズ群1との組み合わせにより補正できる。
この際、開口絞りSを通過して正レンズ3の物体側の面に入射する最大画角の主光線の入射角度θsを、以下の数3の範囲に保つことは、開口絞りSよりも像側に位置する正レンズ3を単レンズで構成し、且つ上記の収差のキャンセルを効果的に行うために必要である。
Figure 2007025499
前記数3の下限以下となると、要求される像高を確保するための正レンズ3の焦点距離が相対的に長くなり、収差のキャンセルが効率よく行えず、また光学装置の大きさ的に不利となる。上限以上となると、サジタル像面湾曲やコマ収差等の収差が急激に増大し、これをキャンセルするためには、開口絞りSより物体側のレンズ構成が複雑となり、レンズ枚数の削減にとって不利となる。
負レンズ群1の役割は、前述した正レンズ3の収差のキャンセルを行うと同時に、正レンズ3に入射する光束角度の整合を行う点にあるが、さらに、負レンズ群1は、要求される射影特性を実現するというもう一つの役割を分担する。
次に、広角レンズを構成する光学装置の収差の中で問題となるのが、倍率色収差を如何にして補正するかという点である。実施の形態の光学装置では、他のレンズに比較して相対的にアッベ数の小さな凸のメニスカスレンズ2を物体側に配置し、このメニスカスレンズ2の像側に開口絞りSを配置することで、軸上色収差並びに倍率の色収差を同時に補正している。このため必要となる数4の条件は、色収差を補正するための必須条件である。
Figure 2007025499
以下の数5は、倍率の色収差を効果的に補正するための条件である。すなわち、メニスカスレンズ2を、光軸方向に比較的厚肉なレンズとすることで、メニスカスレンズ2の物体側の面に入射する光の画角による高さの差を利用して、倍率の色収差補正の自由度を得ることができるようになる。
Figure 2007025499
前記数5の下限以下となると倍率色収差の補正が困難となる。数5の上限以上となると、全系の長さおよび径が増大する。また、メニスカスレンズ2の過大な厚肉化は製造を困難とする。ただし、コスト的には不利であるが、メニスカスレンズ2を2枚のレンズに分割することも自然な拡張として可能である。その場合、分割した2枚のレンズを合成系として考えれば、以下の議論は同様に適用できる。ただし、1枚目の分割レンズの入射面が凸面で、2枚目の分割レンズの射出面が凹面であることは変わらない。
その他にメニスカスレンズ2に要求される項目としては、そのパワー(合成焦点距離)が正(あるいは弱い負レンズ)であることが望ましい。それにより,特に画角が大きくなったときの色補正が効果的に行える。特許文献3に記載の光学装置では、メニスカスレンズが比較的強い負のパワーを有する。そのため、広角化に伴い倍率の色収差が増大し、本発明の目的を達成することが困難である。
一方、負レンズ群1とメニスカスレンズ2の合成パワー(合成焦点距離)f12を正とすると、先に述べた正レンズ3の収差と、開口絞りSより前の負レンズ群1による効果的な収差のキャンセルが困難となり、余分な自由度の導入が必要となる。よって、本発明の実施の形態の光学装置では、負レンズ群1とメニスカスレンズ2との合成焦点距離f12が以下の数6の範囲にあることが望ましい。
Figure 2007025499
さらに、正レンズ3の焦点距離f3と、前記合成焦点距離f12との関係は、以下の数7を満足することが望ましい。
Figure 2007025499
次に、開口絞りSの配置位置に関しては、光線高の差をつけると言う意味で、メニスカスレンズ2よりも像側に設けるのが必須事項である。メニスカスレンズ2と開口絞りSとの光軸O1−O2上の間隔t2Sについては、以下の数8を満たすことが好ましい。
Figure 2007025499
数8の上限以上であると、系の全長が長くなる点で不利である。また、絞りSと正レンズ3との軸上間隔tsについては、以下の数9を満たすことが好ましい。
Figure 2007025499
前記数9の上限以上であると、正レンズ3を通過する光線の高さが相対的に高くなり、収差のバランスにとって不利となる。ただし、メニスカスレンズ2を2枚の分割レンズで構成する場合は、開口絞りSを両分割レンズの間に配置することも可能である。その場合、数8の条件の代わりに以下の数10の条件が必要となる。この場合、数9の条件はそのまま成り立つ。
Figure 2007025499
次に各レンズの材質について説明する。
非球面を積極的に利用し収差のバランスをとる場合、非球面を有するレンズは合成樹脂で形成することがコスト的に望ましい。メニスカスレンズ2として、アッベ数の非常に小さな硝子で形成することは必須事項ではなく、硝子に比べて相対的にアッベ数の大きなポリカーボネートやポリスチレン等の合成樹脂の利用が可能である。そのため、無理なく全てのレンズを樹脂で構成することが可能である。ただし、車載用途などのように、物体側に最初に現れるレンズに樹脂を用いることが難しい場合は、硝子の球面レンズを負レンズ群1の最も物体側に用いることが可能である。
変化の大きな環境下での使用が予測される場合、例えば温度変化が生じた場合の性能の変動を小さくすることも重要である。本発明の実施の形態では、必要な条件の制約の中で、各レンズのパワー配分を最適化することで、全てのレンズを合成樹脂で形成した場合であっても、そのような補償が可能である。上記のように、最も物体側に位置するレンズに硝子を用いて他のレンズを合成樹脂で形成した場合や、メニスカスレンズにアッベ数の小さな硝子を用いて他のレンズを合成樹脂で形成した場合には、温度変化により各レンズの特性のバランスが崩れ、温度補償が困難な場合も出てくる。そのときは、正レンズ3に温度係数の小さな硝子の非球面を利用することで、温度補償が可能となる。勿論、全てのレンズを硝子で構成することを妨げることではない。本発明の実施の形態では、レンズ系に無理なく樹脂レンズを採用でき、安価な光学装置を提供する上で重要である。
なお、前記数4に示すアッベ数の比(va/vb)の上限であるが、メニスカスレンズ2をアッベ数の小さい硝子(vaが約19.3)で形成し、それ以外のレンズを最もアッベ数の大きな光学材料(vbが約70)で形成した場合、前記上限は、3.6程度である。また、メニスカスレンズ2を、ポリカーボネートやポリスチレン樹脂で形成した場合のvbは約30であり、それ以外のレンズを他の光学樹脂材料(例えばPMMA)で形成した場合、vaは約60が上限である。よって、全てのレンズを合成樹脂材料で形成した場合、前記比の上限は2.0程度である。また、メニスカスレンズ2をアッベ数の小さい硝子で形成し、他のレンズを前記光学樹脂材料で形成した場合、前記比の上限は、3.1程度である。
次に、光学装置の射影方式について説明する。
一般のカメラレンズでは、y=ftanθで表わされる中心射影方式が用いられている。ここで、yは撮像素子上での像高であり、画角が2θである。しかしながら画角が大きくなると、中心射影方式を実現するためには、レンズ枚数の増加が避けられず現実的ではない。また、画角が180°に近いあるいはそれを超えるような場合は、中心射影方式は現実的ではなく、それに代わって魚眼レンズの射影方式である正射影方式(f・sinθ)、等角射影方式(f・θ)、立体射影方式(2f・tan(θ/2))等の各方式が採用される。これは、画面の中心を基準としたときの周辺の画像の圧縮率を決めるものと見なすことができ、正射影方式、等角射影方式、立体射影方式の順に構成が複雑になる。正射影方式は比較的簡単な構成で実現でき、コンパクトに構成できるが、CCDのように画素の大きさが決まっている場合には、他の方式に比べ周辺の画像の圧縮率が高く、画像処理等で拡大しても基の画像が復元できない場合が出てくる。
本発明の実施の形態の光学装置は、他の構成に比較し、より簡単な構成で、周辺の画像の圧縮率の低い方式を実現することができる。それを可能にしているのが、これまで述べたような物体側の構成要素と像側の構成要素とによる主要収差のキャンセルと倍率色収差の補正機能である。
次に、本発明の実施例を説明する。実施例では、少なくとも1つのレンズの光学面を非球面としている。非球面の方程式は以下の数11に示される。ただし、本発明では特にこのタイプに限定される訳ではない。
Figure 2007025499
数11のzは、非球面の頂点と接する基準平面からの光軸方向の面深さである。また、cは面の曲率半径Rの逆数、hは面の光軸からの高さを表している。kは2次曲面を表す円錐定数、A〜A26は非球面補正係数である。
図2、図4、図6、図8、図10、図12、図13は、本発明の実施例の光学装置を示している。前記図で示している実施例および図面に示されていない実施例における各符号の説明は以下のとおりである。
R:各レンズの光学面の曲率(mm)、
D:各レンズの光軸上での肉厚(mm)、または各レンズ間やレンズとカバー硝子4との間の光軸上の距離(mm)、
N:各レンズおよびカバー硝子4の相対屈折率、
V:各レンズおよびカバー硝子4のアッベ数、
va:メニスカスレンズを除くレンズおよびカバー硝子4の平均アッベ数、
vb:メニスカスレンズのアッベ数、
f:光学装置の焦点距離(mm)、
f1:負レンズ群の焦点距離(mm)、
f2:メニスカスレンズの焦点距離(mm)、
f3:両凸の正レンズの焦点距離(mm)、
f12:負レンズ群とメニスカスレンズの合成焦点距離(mm)、
f23:メニスカスレンズと両凸の正レンズの合成焦点距離(mm)、
t2:メニスカスレンズの光軸上の厚さ(mm)
t2S:メニスカスレンズの像側の面と絞りの光軸上の間隔(mm)、
tS:開口絞りと両凸の正レンズの光軸上の間隔(mm)
L:最も物体側のレンズ面の頂点から最も像側のレンズ面の頂点までの長さ(mm)、
θs:絞りを通過する最大画角の主光線の角度(°)
なお、各図の実施例では、メニスカスレンズ2と正レンズ3との間に開口絞りSが設けられ、メニスカスレンズ2と開口絞りSとの光軸上の間隔と、開口絞りSと正レンズとの光軸上の間隔をDで示している(例えば、図6に示すD6とD7)。ただし、図2に示す実施例1では、開口絞りSは、正レンズ3のR7の面に接している。図4に示す実施例2でも、開口絞りSが、正レンズ3のR5の面に接しており、図10に示す実施例12では、開口絞りSが、正レンズ3のR9の面に接している。
表1は、本発明の実施例1〜5の光学装置のR、D、N、Vの構成パラメータを示している。
図2は実施例1の光学装置を示し、図3(A)は実施例1の非点収差の曲線図、図3(B)は実施例1の歪曲収差の曲線図である。図4は実施例2の光学装置を示し、図5(A)は実施例2の非点収差の曲線図、図5(B)は実施例2の歪曲収差の曲線図である。図6は実施例4の光学装置を示し、図7(A)は実施例4の非点収差の曲線図、図7(B)は実施例4の歪曲収差の曲線図である。図8は実施例5の光学装置を示し、図9(A)は実施例5の非点収差の曲線図、図9(B)は実施例5の歪曲収差の曲線図である。
Figure 2007025499
表2は、実施例1〜5の各レンズの光学面の非球面係数を表している。
Figure 2007025499
表3は、本発明の実施例6〜9の光学装置のR、D、N、Vの構成パラメータを示している。
Figure 2007025499
表4は、実施例6〜9の各レンズの光学面の非球面係数を示している。
Figure 2007025499
表5は、本発明の実施例10〜13の光学装置のR、D、N、Vの構成パラメータを示している。なお、実施例13はメニスカスレンズ2を2枚に分割した例である。
図10は実施例12の光学装置を示し、図11(A)は実施例12の非点収差の曲線図、図11(B)は実施例12の歪曲収差の曲線図である。
Figure 2007025499
表6は,実施例10〜13の各レンズの光学面の非球面係数を示している。
Figure 2007025499
表7は、本発明の実施例14〜17の光学装置のR、D、N、Vの構成パラメータを示している。
Figure 2007025499
表8は、実施例14〜17の各レンズの光学面の非球面係数を示している。
Figure 2007025499
表9は、本発明の実施例18〜21の光学装置のR、D、N、Vの構成パラメータを示している。
図12は実施例18の光学装置を示し、図13(A)は実施例18の非点収差の曲線図、図13(B)は実施例18の歪曲収差の曲線図である。図14は実施例21の光学装置を示し、図15(A)は実施例21の非点収差の曲線図、図15(B)は実施例21の歪曲収差の曲線図である。
Figure 2007025499
表10は、実施例18〜21の各レンズの光学面の非球面係数を示している。
Figure 2007025499
表11は、実施例1〜21の光学装置の焦点距離および各条件の関係を示している。
Figure 2007025499
本発明の光学装置の実施の形態を示す断面図である。 実施例1の光学断面図である。 (A)(B)は、実施例1の像高(非点収差と歪曲)収差図である。 実施例2の光学断面図である。 (A)(B)は、実施例2の像高収差図である。 実施例4の光学断面図である。 (A)(B)は、実施例4の像高収差図である。 実施例5の光学断面図である。 (A)(B)は、実施例5の像高収差図である。 実施例12の光学断面図である。 (A)(B)は、実施例12の像高収差図である。 実施例18の光学断面図である。 (A)(B)は、実施例18の像高収差図である。 実施例21の光学断面図である。 (A)(B)は、実施例21の像高収差図である。 従来技術の説明図である。 従来技術の説明図である。 従来技術の説明図である。
符号の説明
S 開口絞り
1 負レンズ群
2 メニスカスレンズ
3 両凸の正レンズ
4 カバー硝子
5 撮像素子

Claims (10)

  1. 物体側から像側に向けて、少なくとも1枚の負レンズ、物体側が凸のメニスカスレンズ、開口絞り、両凸の正レンズが配置されており、
    開口絞りよりも物体側に位置するレンズの少なくとも1枚と、正レンズがそれぞれ非球面を含み、
    メニスカスレンズを除く全てのレンズの平均のアッベ数をva、メニスカスレンズのアッベ数をvb、全系の焦点距離をf、負レンズ群とメニスカスレンズの合成焦点距離をf12、開口絞りと正レンズの軸上間隔をts、最も物体側のレンズ面の頂点から最も像側のレンズ面頂点までの長さをL、メニスカスレンズの中心肉厚をt2、開口絞りを通過する最大画角の主光線の入射角度をθsとしたときに、下記の数1の条件を満足することを特徴とする光学装置。
    Figure 2007025499
  2. 物体側から像側に向けて、少なくとも1枚の負レンズ、物体側が凸のメニスカス正レンズ、開口絞り、両凸の正レンズが配置されており、
    開口絞りよりも物体側に位置するレンズの少なくとも1枚と、正レンズがそれぞれ非球面を含み、
    開口絞りよりも物体側に位置するレンズによるサジタル像面湾曲の補正量が、正レンズのサジタル像面湾曲の補正量よりも大きく、
    メニスカスレンズを除く全てのレンズの平均のアッベ数をva、メニスカスレンズのアッベ数をvb、最も物体側のレンズ面頂点から最も像側のレンズ面頂点までの長さをL、開口絞りと両凸レンズの間隔をts、メニスカスレンズの中心肉厚をt2としたときに、下記の数2の条件を満足することを特徴とする光学装置。
    Figure 2007025499
  3. 物体側から像側に向けて、1枚の負レンズ、物体側が凸のメニスカスレンズ、開口絞り、両凸の正レンズ、および撮像素子が配置されており、
    物体側に向く80度以上の視野角度の物体空間を、撮像素子上に中心射影することが可能とされた請求項1記載の光学装置。
  4. 物体側から像側に向けて、2枚の負レンズ群、物体側が凸のメニスカスレンズ、開口絞り、両凸の正レンズ、および撮像素子が配置されており、
    物体側に向く120度以上の視野の物体空間を、撮像素子上に立体射影することが可能とされた請求項1記載の光学装置。
  5. 物体側から像側に向けて、3枚の負レンズ群、物体側に凸のメニスカスレンズ、開口絞り、両凸の正レンズ、および撮像素子が配置されており、
    物体側に向く180度以上の視野の物体空間を、撮像素子上に立体射影することが可能とされた請求項1記載の光学装置。
  6. 前記正レンズが、両面非球面である請求項1ないし5のいずれかに記載の光学装置。
  7. 最も物体側に位置する負レンズが硝子の球面レンズである請求項1ないし6のいずれかに記載の光学装置。
  8. 正レンズが硝子の非球面レンズである請求項1ないし6のいずれかに記載の光学装置。
  9. 全てのレンズの材質が樹脂である請求項1ないし8のいずれかに記載の光学装置。
  10. メニスカスレンズが2枚に分割されている請求項1ないし9のいずれかに記載の光学装置。
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