JP2016212149A - 結像光学系及びそれを有する読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型の撮像素子を用いてもコンパクトでありながら高解像度に読み取りを行うことが可能な読取装置及び該読取装置に設けられている結像光学系を提供する。【解決手段】結像光学系2は、物体からの光束を反射する少なくとも1つの反射光学素子を含む第1の光学系Mと、第1の光学系Mを介して物体の像を形成する第2の光学系Lと、を備え、少なくとも1つの反射光学素子Mのうち、第2の光学系Lの像面IMGに最も近接した第1の反射光学素子Mは、パワーを有しており、第1の反射光学素子Mの光学面から像面IMGを含む平面までの最大距離をTD、第2の光学系Lの最大像高をIML、とするとき、5≦TD/IML≦20なる条件を満たす。【選択図】図2

Description

本発明は、結像光学系及びそれを有する読取装置に関し、特にコンパクトでありながら高解像度に読み取りを行うことが可能な読取装置及び該読取装置に設けられている結像光学系に関する。
従来、被写体を上方から読み取る読取装置が知られている。
特許文献1は、曲面ミラーと複数のレンズを備えた読取装置を開示している。
また、特許文献1では、コンパクトでありながら高解像度に読み取りを行うことを可能にするために、読取装置に設けられている光学系において、最も物体側の曲面ミラー面から撮像素子面までの距離と、複数のレンズの光軸から最も離れた撮像素子面端部までの距離の比が規定されている。
しかしながら、特許文献1では、上記比が20より大きくなるように規定されている。従って、特許文献1に開示されている読取装置において、大型の撮像素子を用いる場合には、光学系の全長を大きくする必要があるため、装置の大型化が要求されることとなる。
特許第5274030号公報
そこで、本発明は、大型の撮像素子を用いてもコンパクトでありながら高解像度に読み取りを行うことが可能な読取装置及び該読取装置に設けられている結像光学系を提供することを目的とする。
本発明に係る結像光学系は、物体からの光束を反射する少なくとも1つの反射光学素子を含む第1の光学系と、第1の光学系を介して物体の像を形成する第2の光学系と、を備え、少なくとも1つの反射光学素子のうち、第2の光学系の像面に最も近接した第1の反射光学素子は、パワーを有しており、第1の反射光学素子の光学面から像面を含む平面までの最大距離をTD、第2の光学系の最大像高をIML、とするとき、
5≦TD/IML≦20
なる条件を満たすことを特徴とする。
本発明によれば、大型の撮像素子を用いてもコンパクトでありながら高解像度に読み取りを行うことが可能な読取装置及び該読取装置に設けられている結像光学系を得ることができる。
第1実施形態に係る読取装置の概略斜視図。 第1実施形態に係る読取装置の概略断面図。 レンズ面の非球面量を説明するための模式図。 数値実施例1に係る結像光学系を備える読取装置における読取面からの光束が像面上に集光される様子を示した図。 数値実施例2に係る結像光学系を備える読取装置における読取面からの光束が像面上に集光される様子を示した図。 数値実施例3に係る結像光学系を備える読取装置における読取面からの光束が像面上に集光される様子を示した図。 数値実施例1に係る結像光学系の拡大断面図。 数値実施例2に係る結像光学系の拡大断面図。 数値実施例3に係る結像光学系の拡大断面図。 数値実施例1に係る結像光学系の収差図。 数値実施例2に係る結像光学系の収差図。 数値実施例3に係る結像光学系の収差図。
以下、本発明に係る結像光学系について図面に基づいて説明する。なお、以下に示す図面は、本発明を容易に理解できるようにするために、実際とは異なる縮尺で描かれている場合がある。
図1は、本発明の第1実施形態に係る読取装置1の概略斜視図を示している。図2は、第1実施形態に係る読取装置1の概略断面図を示している。
読取装置1は、内部に結像光学系2及び撮像素子を格納している。
結像光学系2は、正のパワーを有するミラー(第1の反射光学素子、第1の光学系)M及び光学系(第2の光学系)Lを備えている。
光学系Lは、複数のレンズ及び開口絞りAPを備えている。
読取面101に不図示の被写体(物体)が載置され、被写体からの光束がミラーMによって反射される。反射された光束は、光学系Lによって像面IMGの位置に配置されている撮像素子の受光面上に結像される。
撮像素子としては、CCD(Charge Coupled Device)センサーやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサー等を用いることができる。
本実施形態で用いられる撮像素子は、1型サイズ(13.2×8.8mm)以上の大判撮像素子である。
本実施形態における光学系Lは、図2中の2点鎖線で示されるような共通の光軸Pを有している。
ここで、ミラーMと光軸Pの交点と像面IMGと光軸Pの交点との間の距離(光学全長)をTD、像面IMGと光軸Pの交点と像面IMG上の最大像高の位置との間の距離をIMLとすると、本実施形態で用いられる結像光学系2は、以下の条件式(1)を満たすことを特徴とする。
5≦TD/IML≦20・・・(1)
換言すると、TDは、ミラーMの光学面(反射面)から像面IMGを含む平面までの最大距離であり、IMLは、光学系Lの最大像高である。
ここで、ミラーMと、受光面が像面IMGの位置となるように配置される撮像素子は、必ずしも光学系(結像光学系)Lの光軸P上に存在しなくてもよい。その場合、上記の距離(光学全長)TDは、受光面を含む平面から、ミラーM上の点で最も該平面から離れた点までの距離で定義するものとする。また、距離IMLは、光軸Pから像面IMG上の最大像高の位置までの距離で定義するものとする。
条件式(1)は、読取装置1内に格納される結像光学系2のサイズに関するものであり、TD/IMLが条件式(1)の上限値を上回ると、結像光学系2の光学全長が大きくなり過ぎてしまう。
具体的には、例えば、撮像素子として、APS−Cサイズ(23.4×16.7mm)の撮像素子を用いる場合、IMLは20mm以上となる。その場合、結像光学系2が、TD/IMLが条件式(1)の上限を超えるように、設計されると、結像光学系2の光学全長は、400mm以上となる。従って、読取装置1が大型になり使用者に圧迫感を与えてしまう。
一方で、TD/IMLが条件式(1)の下限値を下回ると、結像光学系2の光学全長を短くするために、光学系Lに搭載できるレンズの枚数が制限される。そのため、光学系Lは、十分に収差を補正することができず、読取装置1の解像度の悪化等が発生する。
また、上記のように、本実施形態で用いられる撮像素子は、1型サイズ(13.2×8.8mm)以上の大判撮像素子であるため、本実施形態では、IMLは14mm以上である。
上述のように、本実施形態における光学系Lに設けられている複数のレンズは、全て共通の光軸を有するように配置されている。しかしながら、諸収差を良好に補正するために、複数のレンズのうちの一部のレンズを偏芯させて配置しても構わない。その場合、光学系Lに設けられている複数のレンズは、複数の光軸を有することとなるが、TD及びIMLを定義する際の光軸には、複数の光軸のうち、最も多くのレンズが有する共通の光軸を用いる。
また、ミラーMは一枚である必要は無く、複数枚設けられていても構わない。その場合、TDは、複数のミラーのうち、光路上において像面IMGに最も近接して配置されたミラーと光軸Pの交点と像面IMGと光軸Pの交点との間の距離として定義する。
本実施形態における光学系Lに設けられている複数のレンズのうち、最もミラーMに近い負レンズは、非球面レンズである。ここで、該負レンズのミラーM側のレンズ面の非球面量の最大値をQr、像面IMG側のレンズ面の非球面量の最大値をQrとすると、本実施形態で用いられる結像光学系2は、以下の条件式(2)を満たすことを特徴とする。
−2.0<Qr/Qr<0・・・(2)
ここで、レンズ面の非球面量の定義について、図3を用いて説明する。
図3は、レンズ面の非球面量を説明するための模式図を示している。
まず、図3に示すように、非球面レンズ面上の面頂点と光線有効径における点とを通る参照球面を考える。すなわち、参照球面の曲率半径は、非球面レンズ面の面頂点と光線有効径の位置とによって決定される。ここで、光線有効径は、レンズの結像倍率、F値及び像高等を用いて算出することができる。
次に、参照球面と非球面レンズ面との間の距離を考え、参照球面の法線方向に沿った、参照球面と非球面レンズ面との間において最も離間している距離を非球面量の最大値Qrと定義する。
なお、最も離間している距離において、参照球面が、非球面レンズ面に対して参照球面の中心側にあるとき、非球面量の最大値Qrを正と定義し、逆に、非球面レンズ面が、参照球面に対して参照球面の中心側にあるとき、非球面量の最大値Qrを負と定義する。
通常、結像光学系2をコンパクトにするためには、ミラーMの屈折力を強くする必要がある。しかしながら、ミラーMの屈折力を強くすると、像面湾曲収差や非点収差を始めとする諸収差が大きく発生してしまう。そのため、そのような諸収差を良好に補正するためには、光学系Lに設けられている複数のレンズの枚数を増やすことが考えられる。
しかしながら、本実施形態では、光学系Lに設けられている複数のレンズのうち、最もミラーMに近い非球面負レンズの非球面量の最大値Qr及びQrが条件式(2)を満たすように、結像光学系2を設計する。それにより、少ないレンズ枚数でも諸収差を良好に補正することができる。
すなわち、Qr/Qrが条件式(2)の上限値又は下限値を超えると、光学全長が大きくなることによる読取装置の大型化や、諸収差を良好に補正できないことによる解像度の悪化が発生する。
なお、条件式(2)の代わりに、以下の条件式(2a)の範囲を満たすように結像光学系2を設計することによって、結像光学系2は、諸収差をより良好に補正することができる。
−1.8<Qr/Qr<−0.4・・・(2a)
また、さらに、Qr<0とすることで、結像光学系2は、諸収差をより良好に補正することが出来る。
また、本実施形態に係る結像光学系2は、像面IMGの結像領域内において、像面IMGに入射する光束と像面IMGの法線とが成す角度の最大値をωとすると、以下の条件式(3)を満たすことを特徴とする。
5°≦ω≦30°・・・(3)
もし、ωが条件式(3)の下限値を下回ると、諸収差が大きく発生しやすくなるため、諸収差を良好に補正するためには、光学系Lに設けられている複数のレンズの枚数を増やす必要があり、それにより光学全長の拡大が発生する。
一方で、ωが条件式(3)の上限値を上回ると、像面IMGの位置に配置される撮像素子の受光面上に十分光が集まらず、撮像素子の受光面の周辺が暗くなる。さらに、撮像素子の受光面への光の斜入射による影響が大きくなるため、撮像素子の受光面の周辺の解像度の低下が発生する。
図4乃至図6に示されるように(図4乃至図6の詳細については後述)、本実施形態に係る結像光学系2は、ミラーMと光学系Lとの間に中間像が形成されるように、設計されている。すなわち、ミラーMは被写体の中間像を形成し、光学系Lは中間像を再結像する。これにより、ミラーM及び光学系Lに設けられている複数のレンズのレンズ径のサイズをコンパクトにすることが可能となる。
また、ミラーMは、正のパワーを有するように、設計されている。これにより、結像光学系2は、歪曲収差を良好に補正することが可能となる。
さらに、ミラーMの反射面は、非球面となっている。これにより、結像光学系2は、諸収差をより良好に補正することが可能となる。
また、本実施形態の結像光学系2の像側のF値は、4.0より大きい。これにより、光学系Lに設けられている複数のレンズの枚数を少なくしても、結像光学系2は諸収差の補正を十分に行うことができ、従って、結像光学系2は、コンパクトでありながら全域で高解像度な読み取りが可能となる。
次に、本発明に係る結像光学系2の数値実施例1乃至3を示す。
図4乃至図6はそれぞれ、数値実施例1乃至3に係る結像光学系2を備える読取装置1における読取面101からの光束が像面IMG上に集光される様子を示している。
図7乃至図9はそれぞれ、数値実施例1乃至3に係る結像光学系2の拡大断面図を示している。
図7に示されるように、数値実施例1に係る結像光学系2の光学系Lは、複数のレンズL701乃至L712及び絞りAPを備えている。
図8に示されるように、数値実施例2に係る結像光学系2の光学系Lは、複数のレンズL801乃至L814及び絞りAPを備えている。
図9に示されるように、数値実施例3に係る結像光学系2の光学系Lは、複数のレンズL901乃至L913及び絞りAPを備えている。
図10乃至図12はそれぞれ、数値実施例1乃至3に係る結像光学系2の収差図を示している。ここで、球面収差図における実線はe線における球面収差を、2点鎖線はg線における球面収差を示している。また、非点収差図における実線は、サジタル方向における非点収差を、破線は、メリディオナル方向における非点収差を示している。さらに、色収差図における2点鎖線は、g線における色収差を示している。
以下に、数値実施例1乃至3の数値データを示す。ここで、面番号は、結像光学系2の各光学部材(ミラーM及び光学系Lに設けられている複数のレンズ)の物体側から順に数えた光学面の番号である。Rは、結像光学系2の各光学部材の各光学面の曲率半径である。Dは、結像光学系2の各光学部材の第i面と第i+1面との間の面間隔である。Nは、結像光学系2の各光学部材の第i面と第i+1面との間のd線における屈折率である。
また、アッベ数νは以下の式(4)によって求められる。
Figure 2016212149
ここで、N及びNはそれぞれ、結像光学系2の各光学部材の第i面と第i+1面との間のF線及びC線における屈折率である。
また、面番号に「*」が付された光学面は、非球面であることを意味し、APは絞りを意味する。
また、各光学非球面は、光軸に垂直な方向における光軸からの距離をrとしたとき、距離rにおける光軸方向の面位置をA(r)とすると、以下の式(5)によって表される。
Figure 2016212149
なお、非球面係数K及びC(i=4、6、8、10、12)において、「E−N」は「×10−N」を示している。
また、fは、結像光学系2の焦点距離、Fnoは、結像光学系2のF値、ωは、上記のように、像面IMGの結像領域内において、像面IMGに入射する光束と像面IMGの法線とが成す角度の最大値を示している。
(数値実施例1)
Figure 2016212149

Figure 2016212149

Figure 2016212149
(数値実施例2)
Figure 2016212149
Figure 2016212149

Figure 2016212149
(数値実施例3)
Figure 2016212149

Figure 2016212149

Figure 2016212149
以下の表に、数値実施例1乃至3の数値データから算出される各条件式の値を示す。
Figure 2016212149
以上から、数値実施例1乃至3に係る結像光学系2はいずれも、本発明の特徴である条件式(1)、(2)及び(3)を満たしていることがわかる。
また、数値実施例1乃至3に係る結像光学系2の、絞りAPに最も近い正レンズL707、L808及びL907で使用されている硝材のアッベ数は60以上である。これにより、結像光学系2は、軸上色収差を良好に補正することができ、高解像度な読み取りを行うことが可能となる。
さらに、数値実施例1乃至3に係る結像光学系2の、像面IMGに一番近い正レンズL712、L814、L913で使用している硝材のアッベ数は60以上である。これにより、結像光学系2は、倍率色収差を良好に補正することができ、高解像度な読み取りを行うことが可能となる。
また、数値実施例1乃至3に係る結像光学系2の、絞りAPより像側の正レンズのうち、物体側の面が非球面であるレンズが少なくとも1つ存在する。具体的には、数値実施例1のL711、数値実施例2のL810及びL813、数値実施例3のL912である。これにより、結像光学系2は、周辺でのコマ収差や像面湾曲などの諸収差を良好に補正することができ、高解像度な読み取りを行うことが可能となる。
また、数値実施例1乃至3に係る結像光学系2のミラーMは、光学系Lの光軸に対して回転対称な形状を有している。これにより、ミラーMの配置が容易になるため、結像光学系2の組み立てが容易となる。
また、数値実施例1乃至3に係る結像光学系2では、レンズ有効径、曲率半径及びレンズ間隔等を適切に設定することによって、口径食を抑えることができる。これにより、結像光学系2は、口径食による解像度低下が抑えられることによって、読取領域全域で高解像度な読み取りを行うことが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更を行っても構わない。
例えば、結像光学系のサイズをよりコンパクトにするために、光学系内に折り返しミラーなどを配置しても構わない。
2 結像光学系
101 読取面
IMG 像面
L 光学系(第2の光学系)
M ミラー(第1の反射光学素子、第1の光学系)

Claims (14)

  1. 物体からの光束を反射する少なくとも1つの反射光学素子を含む第1の光学系と、
    該第1の光学系を介して前記物体の像を形成する第2の光学系と、を備え、
    前記少なくとも1つの反射光学素子のうち、前記第2の光学系の像面に最も近接した第1の反射光学素子は、パワーを有しており、
    前記第1の反射光学素子の光学面から前記像面を含む平面までの最大距離をTD、前記第2の光学系の最大像高をIML、とするとき、
    5≦TD/IML≦20
    なる条件を満たすことを特徴とする結像光学系。
  2. 前記第2の光学系は複数のレンズを含み、
    前記第2の光学系に設けられている前記複数のレンズのうち、前記第1の反射光学素子に最も近い第1の負レンズは、非球面レンズであり、
    該第1の負レンズの前記第1の反射光学素子の側のレンズ面の非球面量の最大値をQr、前記像面の側のレンズ面の非球面量の最大値をQrとすると、
    −2.0<Qr/Qr<0
    を満たすことを特徴とする、請求項1に記載の結像光学系。
  3. 前記像面の結像領域内において、前記像面に入射する光束と前記像面の法線とが成す角度の最大値をωとすると、
    5°≦ω≦30°
    を満たすことを特徴とする、請求項1または2に記載の結像光学系。
  4. 前記第1の光学系は前記物体の中間像を形成し、前記第2の光学系は前記中間像を再結像することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の結像光学系。
  5. Qrは負であることを特徴とする、請求項2に記載の結像光学系。
  6. 前記結像光学系の前記像面の側のF値は4.0より大きいことを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の結像光学系。
  7. 前記第2の光学系は、絞りを有しており、
    前記第2の光学系に設けられている前記複数のレンズのうち、前記絞りに最も近い正レンズのアッベ数は、60以上であることを特徴とする、請求項2乃至6のいずれか一項に記載の結像光学系。
  8. 前記第2の光学系に設けられている前記複数のレンズのうち、前記像面に最も近い正レンズのアッベ数は、60以上であることを特徴とする、請求項2乃至7のいずれか一項に記載の結像光学系。
  9. 前記第2の光学系には、前記絞りより前記像面の側において、少なくとも1つの前記第1の反射光学素子の側の面が非球面である正レンズが設けられていることを特徴とする、請求項7に記載の結像光学系。
  10. 前記第1の反射光学素子は、前記第2の光学系の光軸に対して回転対称な形状を有していることを特徴とする、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の結像光学系。
  11. 前記IMLは、14mmより大きいことを特徴とする、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の結像光学系。
  12. 前記第1の反射光学素子は、正のパワーを有していることを特徴とする、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の結像光学系。
  13. 前記反射光学素子は、ミラーであることを特徴とする、請求項1乃至12のいずれか一項に記載の結像光学系。
  14. 請求項1乃至13のいずれか一項に記載の結像光学系と、
    像面の位置に設けられている撮像素子と、
    を備えることを特徴とする、読取装置。
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