JPH10200724A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

Info

Publication number
JPH10200724A
JPH10200724A JP9000317A JP31797A JPH10200724A JP H10200724 A JPH10200724 A JP H10200724A JP 9000317 A JP9000317 A JP 9000317A JP 31797 A JP31797 A JP 31797A JP H10200724 A JPH10200724 A JP H10200724A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
image
original
read
face
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9000317A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichirou Bungo
圭一朗 豊後
Toru Matsui
徹 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP9000317A priority Critical patent/JPH10200724A/ja
Priority to US08/998,154 priority patent/US6188492B1/en
Publication of JPH10200724A publication Critical patent/JPH10200724A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00681Detecting the presence, position or size of a sheet or correcting its position before scanning
    • H04N1/00729Detection means
    • H04N1/00734Optical detectors
    • H04N1/00737Optical detectors using the scanning elements as detectors
    • H04N1/0074Optical detectors using the scanning elements as detectors using inactive scanning elements, e.g. elements outside the scanning area
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00681Detecting the presence, position or size of a sheet or correcting its position before scanning
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00795Reading arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00795Reading arrangements
    • H04N1/00798Circuits or arrangements for the control thereof, e.g. using a programmed control device or according to a measured quantity
    • H04N1/00816Determining the reading area, e.g. eliminating reading of margins
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/04Scanning arrangements
    • H04N2201/0402Arrangements not specific to a particular one of the scanning methods covered by groups H04N1/04 - H04N1/207
    • H04N2201/0434Arrangements not specific to a particular one of the scanning methods covered by groups H04N1/04 - H04N1/207 specially adapted for scanning pages of a book

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高精度なピント合わせにより惚けのない良好
な画像を得ること、および画像として必要のない綴じ金
具等自体やその影の画像データを排除して見栄えのよい
画像を得ることができる、原稿台上に載置された原稿を
光学的走査により読み取る画像読み取り装置を提供す
る。 【解決手段】 原稿台上に載置された原稿10の端面を
読み取るラインセンサ7と、原稿表面の中心部を認識す
る認識手段と、ラインセンサ7により読み取られた原稿
端面の画像データにおける空間部の有無と前記認識手段
により認識された原稿表面の中心部の位置とから綴じ金
具等の読み取り不要物の有無を判断する判断手段と、を
備えた。綴じ金具等が有ると判断された場合には、空間
部近傍の所定範囲内における原稿表面の画像データを消
去する。また、空間部の原稿台側の端点にピント合わせ
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿台上に載置さ
れた原稿を光学的走査により読み取る画像読み取り装置
に関し、特に、原稿表面の高さ位置を検出して撮像時の
ピント合わせ処理を行う画像読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、上向きに設置した原稿を撮影
する画像読み取り装置において、書籍原稿などの空間的
に曲がった原稿の高さを検出し、それに基づいて画像の
歪みを補正する技術が知られている。
【0003】この種の技術として、本出願人は、原稿の
奥側端面のエッジを撮影し、この端面と背景との輝度差
を検出して形状を認識するとともに、原稿表面の高さ位
置を検出する画像読み取り装置を提案している(特願平
5−169720号参照)。この技術によれば、撮像素
子であるセンサは、原稿台上に載置された原稿表面と、
原稿台の奥側後方に傾斜して配置されたミラーに写った
原稿端面とを同時に走査しながら読み取り、読み取られ
た原稿端面のエッジ部に相当する撮像素子の画素数を検
出することにより原稿表面の高さ位置を求めることが可
能となる。これにより、原稿表面のすべての箇所に焦点
を合わせることができ、惚けのない良好な画像を得るこ
とができる。
【0004】また例えば、原稿の奥側に原稿位置決め用
のストッパとなる測距板が設けられ、これに原稿の上端
(奥側)を押し付けて載置される上向き原稿の表面の上
端エッジを撮影し、この表面と背景にある測距板との輝
度差を検出し、それに基づいて画像を補正する画像読み
取り装置が知られている(例えば、特開昭60−254
869号公報参照)。ここで、測距板の上面は、原稿台
表面および原稿面とは異なる反射率を有するピント検出
面となっており、書籍などの厚手の原稿であって、しか
もその厚さが左右方向に変化する場合には、ピント検出
面の一部が原稿の厚さにより遮蔽され、例えばCCDラ
インセンサなどの撮像センサにより検知されるピント検
出面の主走査方向(奥行方向)の長さが変化する。そこ
でこの長さを検知することによって原稿の厚さの変化を
検出し、画像のピント合わせを行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
願平5−169720号に記載されたもののように、原
稿の端面を撮影して原稿の高さ位置を検出することによ
り画像のピント合わせを行う画像読み取り装置にあって
は、例えばリング状の綴じ金具により綴じられているよ
うな原稿が原稿台上に載置された場合には、この綴じ金
具を原稿表面と誤認識してしまう虞れがある。このた
め、ピント合わせのずれが発生して画像が惚ける現象が
起こるという問題があった。
【0006】また、このように原稿を綴じるために綴じ
金具を使用しているような場合には、この綴じ金具の影
が原稿表面の中央に発生することとなって、読み取り画
像が見にくいという問題もある。
【0007】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、原稿を上
向きに設置しこれを光学的に走査して撮影する画像読み
取り装置において、高精度なピント合わせにより惚けの
ない良好な画像を得ること、および画像として必要のな
い綴じ金具等自体やその影の画像データを排除して見栄
えのよい画像を得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に記載の発明は、原稿台上に載置された原稿
を光学的走査により読み取る画像読み取り装置におい
て、原稿台上に載置された原稿の端面を読み取る撮像素
子と、前記原稿の表面の中心部を認識する認識手段と、
前記撮像素子により読み取られた原稿端面の画像データ
における空間部の有無と前記認識手段により認識された
原稿表面の中心部の位置とから読み取り不要物の有無を
判断する判断手段と、を備えたことを特徴とする。この
発明にあっては、綴じ金具で綴じられた原稿を左右に見
開いて原稿台上に載置し原稿の端面の読み取りを行う
と、撮像素子出力の突出部が波形に現れ、これにより画
像データにおける空間部が形成される。したがって、こ
の空間部の存在を検知することにより、綴じ金具の有無
を判断する。なお、原稿の一部に浮きが生じたときも空
間部が形成されるが、空間部が認識手段により認識され
た原稿表面の中心部を通るか否かをみることにより綴じ
金具か否かの識別を行う。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、上記請求
項1に記載の画像読み取り装置において、前記原稿台の
奥側後方に傾斜して配置されたミラーを有し、前記撮像
素子は、前記原稿台上に載置された前記原稿の表面と、
前記ミラーに写った前記原稿の端面とを同時に読み取る
ことを特徴とする。この発明にあっては、原稿表面の高
さ位置の検出と原稿の読み取りとを同じ撮像素子で行
う。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、上記請求
項1または請求項2に記載の画像読み取り装置におい
て、前記判断手段により読み取り不要物が有ると判断さ
れた場合には、前記空間部近傍の所定範囲内における原
稿表面の画像データを消去することを特徴とする。この
発明にあっては、綴じ金具で綴じられた原稿の綴じ金具
の部分が空間部として現れるので、これを読み取り不要
物と判断し、空間部近傍の所定範囲内における原稿表面
の画像データを消去する。
【0011】また、請求項4に記載の発明は、上記請求
項1または請求項2に記載の画像読み取り装置におい
て、前記判断手段により読み取り不要物が有ると判断さ
れた場合には、前記空間部の前記原稿台側の端点により
原稿表面の高さ位置を求めることを特徴とする。この発
明にあっては、綴じ金具で綴じられた原稿の綴じ金具の
部分が空間部として現れるので、この空間部の原稿台側
の端点であるところの綴じ金具の下方に位置する原稿表
面により、原稿表面の高さ位置を求める。
【0012】また、請求項5に記載の発明は、原稿台上
に載置された原稿を光学的走査により読み取る画像読み
取り装置において、前記原稿台上の原稿表面の高さ位置
を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された
検出データが少なくとも2つの変曲点を有する場合に読
み取り不要物が有ると判断する判断手段と、を備えたこ
とを特徴とする。この発明にあっては、綴じ金具で綴じ
られた原稿を左右に見開いて原稿台上に載置し、検出手
段により原稿表面の高さ位置の検出を行うと、その検出
データには少なくとも2つの変曲点ができるので、2つ
以上の変曲点が存在する場合には綴じ金具等が有ると判
断する。
【0013】また、請求項6に記載の発明は、上記請求
項5に記載の画像読み取り装置において、前記判断手段
により読み取り不要物が有ると判断された場合には、最
両端の前記変曲点の間の前記原稿の画像データを消去す
ることを特徴とする。この発明にあっては、綴じ金具で
綴じられた原稿の綴じ金具の部分の最両端に必ず変曲点
が現れるので、この変曲点の間を読み取り不要物と判断
し原稿の画像データを消去する。
【0014】また、請求項7に記載の発明は、上記請求
項5に記載の画像読み取り装置において、前記判断手段
により読み取り不要物が有ると判断された場合には、最
両端の前記変曲点における前記検出データによるグラフ
上の各接線により原稿表面の高さ位置を求めることを特
徴とする。この発明にあっては、綴じ金具で綴じられた
原稿の綴じ金具の部分の最両端に必ず変曲点が現れ、こ
の変曲点の間の原稿表面の高さ位置は、当該変曲点にお
ける各接線により近似して求める。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態によ
る画像読み取り装置について図面を参照して説明する。
【0016】《実施の形態1》図1は、画像読み取り装
置の全体構成を示す。画像読み取り装置の原稿台1上に
は、被写体である書籍やファイルなどの原稿が見開かれ
た状態で上向きに置かれ、その上方には、光学的走査に
より原稿の見開き面を読み取るラインセンサを有した撮
像カメラ部2が設けられている。原稿台1の原稿載置面
は、一般的な原稿の下地色より濃く着色されていて、原
稿を原稿載置面を背景にして読み取った時に、原稿面と
原稿載置面との識別ができるようになっている。原稿台
1と撮像カメラ部2との間は所定の間隔をもたせ、この
間隔により作業空間が形成されている。また、本装置に
は、原稿台1の奥側上方に配置され原稿台1上の原稿を
照明する照明部3と、画像読み取り条件などの設定を行
う操作パネル4と、原稿台1の奥側の撮影範囲内の端に
副走査方向に沿うと共に水平面に対して斜めに配置され
原稿の端部形状を写すミラー5と、撮像カメラ部2の予
備スキャン動作及び本スキャン動作等の撮影動作を制御
するCPU(図9参照)とが設けられている。このミラ
ー5に写った原稿の端部形状を撮像カメラ部2で読み取
り、撮像カメラ部2の撮像素子の画素数より原稿表面の
高さ位置に換算するようにしている。
【0017】図2、図3は、それぞれ本装置を前方及び
側方から見た概略構成を示す。撮像カメラ部2は、複数
の撮像素子を装置手前側から奥側方向(主走査方向)に
ライン状に配列したCCDラインセンサ7と、原稿表面
の像をラインセンサ7上に投影する撮像レンズ6を有す
る光学系とを備える。ラインセンサ7は、原稿面の像が
結像される結像面において、主走査方向と直交する副走
査方向(図2の矢印方向)に移動することにより、原稿
表面の像を読み取る。また、撮像レンズ6は、図示しな
いレンズ駆動装置によって、光軸方向に移動可能に設け
られており、後述する高さ位置の検出によって得られる
原稿表面の高さ位置に応じて移動され、ラインセンサ7
上に常に合焦状態で原稿表面の像を結像する。
【0018】原稿台1上に載置される原稿10は、例え
ば、一方端でリング状の綴じ金具8によって綴じられ、
左右に見開くと綴じ金具8が中央に位置すると共に各頁
の表面が空間的に曲がった形状となるファイルや書籍等
である。ミラー5は、原稿台1の奥側で副走査方向に伸
びる原稿位置決め用のストッパを兼ねており、原稿台1
の原稿載置面に対して45°の角度で傾斜して設置され
ている。このミラー5の下端部に原稿10の上端を押し
当て、原稿10の中央部分を原稿台1の中心に一致させ
て載置することで、原稿10の位置合わせを行う。な
お、ミラー5の手前側に原稿10の上端を押し当てるた
めの基準板を別途設置することも可能である。
【0019】ミラー5に写された原稿10の端面像は、
原稿表面とともにレンズ6によって投影される。このよ
うに原稿台1上に載置された原稿10の表面と、ミラー
5に写った原稿10の端面とを同時に読み取るようにし
ているので、構成が簡素化され操作性にも優れる。ライ
ンセンサ7は、投影された原稿表面および端面の像を読
み取るだけの十分な長さを有しており、走査移動によっ
て、原稿表面および端面の像を同時に読み取る。尚、本
実施の形態では、ラインセンサを用いたものを示した
が、これに代えてエリアセンサを用いても良い。
【0020】原稿台1上に載置されている原稿10は、
見開いた状態で上向きに載置される場合には、一般的に
その原稿表面は、高さ方向に空間的に湾曲した形状とな
る。このため、副走査方向の各位置での原稿表面の高さ
位置を検出し、この高さ位置に応じて、読み取った画像
の歪、および、ラインセンサ7に結像される像のピント
調整を行う必要がある。
【0021】図4は、本実施の形態で用いる原稿表面の
高さ位置検出処理の原理を示す図である。原稿表面の高
さ位置検出処理においては、原稿10を所定位置に載置
することで、ミラー5には、原稿10の端面の像11が
写され、このミラー5に写された原稿10の端面の像1
1をラインセンサ7で読み取ることによって、原稿表面
の高さ位置の分布を求める。なお、図4においては、ラ
インセンサ7の読み取り範囲を一点鎖線12で示し、C
CDラインセンサ7の撮像素子のアドレスを紙面左より
順に1〜nで示している。
【0022】図5は、図4の状態において綴じ金具で綴
じられた原稿10を読み取った際の画像データを示す図
である。同図において、aは原稿表面の像、bは原稿台
1の像、cはミラー5に写った背景部の像、dはミラー
5に写った原稿端面の像、eは原稿の位置合わせ基準、
fは綴じ金具8の突出部の像を示す。原稿端面の像d
は、原稿表面の高さ位置の変化により、高い部分が上方
へやや湾曲したように読み取られる。原稿表面および原
稿端面は、一般に白色に近い紙であるので白く読み取ら
れる。それに対して、原稿地肌より濃く着色されている
原稿台1、およびミラー5に写る背景部は反射光量が少
なくなり、黒く読み取られる。
【0023】図6は、図5に示される画像データのうち
原稿の位置合わせ基準eより上の部分であるミラー5に
写った原稿端面の像dのみを取り出して主走査方向に拡
大した図である。図6における符号については、D1は
原稿表面および綴じ金具の上側で形成される線、D2は
綴じ金具の下方に位置する原稿表面、K1は綴じ金具と
原稿表面との間に形成される空間部、K2は浮いた原稿
とその下にある原稿との間に形成される空間部、T1,
T2はK1で示す空間部の存在する範囲の端点またはD
1で示す曲線の変曲点、S1,S2は変曲点T1,T2
での接線を示している。
【0024】図7は、図5および図6に示される画像デ
ータの副走査方向O−Pの範囲内におけるP1点での撮
像素子1ライン分の出力を示す図、図8は、同じくP2
点での撮像素子1ライン分の出力を示す図である。ここ
で、P1点は標準的な原稿端面を表す位置、P2点は綴
じ金具のある位置を示している。なお、横軸にラインセ
ンサ7の撮像素子のアドレス、縦軸に各撮像素子の出力
(像の濃度)を取っている。
【0025】図7に示すように、標準的な原稿端面を表
す位置P1において、はミラー5上に写った背景部の
像c、はミラー5上に写った原稿側面の像d、は原
稿表面の像a、は原稿台の像bの各像の撮像素子上で
の領域を示す。L1は、原稿の像か他の像かを判別する
ための所定の閾値、n1は閾値L1を超える出力の撮像
素子の最小のアドレス値、即ち、原稿端面の像11にお
ける原稿上部エッジが結像される位置を示す値である。
n2は原稿の位置合わせ基準に対応する撮像素子のアド
レス値であり、固定の値である。n3はn2以上のとこ
ろで閾値L1を超える出力の撮像素子のアドレスの最大
値、即ち、原稿端面の像11における原稿下部エッジが
結像される位置を示す値である。(n2−n1)が高さ
位置検出処理で用いる原稿高さに相当する画素数とな
る。なお、(n3−n2−α)が原稿の前後方向の寸法
に相当する画素数となる。αは原稿表面の高さ位置の変
化に伴って生じる原稿手前側端縁の湾曲分であって、こ
の部分の原稿高さ(n2−n1)により決まる値であ
る。したがってαの値から原稿表面の高さ位置を検出す
ることも可能である。なお、図5ではαの湾曲分は図示
省略してある。ラインセンサ7が左右方向(副走査方
向)に移動すると、副走査方向の各位置での原稿表面の
高さ位置に応じて、上述のn1の値が変化し、これによ
り、原稿左右方向の原稿表面の高さ位置の分布を得るこ
とができる。また、撮像素子の出力が全て低くなること
で見開いた原稿の左右方向寸法を検出することができ
る。
【0026】一方、図8に示すように、綴じ金具のある
位置P2においては、撮像素子出力の突出部fが波形に
現れる点で図7と相違しており、その他は同様である。
したがって、この突出部fを検知することにより、綴じ
金具の存在とその位置とを検出することが可能である。
つまり、図6に示される空間部K1の存在を検知するこ
とにより、綴じ金具の有無を判断し、その空間部K1の
存在する範囲から綴じ金具の存在範囲の両端位置T1,
T2を求める。この場合に、両端位置T1,T2は、空
間部K1の存在する範囲の両端位置をそのまま使用して
もよいし、また、綴じ金具の厚さに相当する分を考慮し
て若干広げるようにしてもよい。
【0027】そして、図6に示すように、空間部K1の
原稿台側の端点であるところの綴じ金具の下方に位置す
る原稿表面D2により、原稿表面の高さ位置を求める。
このようにすれば、原稿表面の綴じ金具周辺に何らかの
文字等が記載されているような場合でも、ピント合わせ
がずれることなく惚けのない良好な画像を得ることが可
能となる。
【0028】ここで、図8に示すように、撮像素子出力
の突出部fが存在する場合には、閾値L1を超える出力
の撮像素子の最小のアドレス値は突出部fの左端n1′
となるが、綴じ金具のある位置P2においては、図8に
おけるn1の位置により原稿表面の高さ位置の検出を行
い、その面にピントを合わせる。すなわち、フォーカス
ポイントを綴じ金具の下方に位置する原稿表面、つまり
空間部K1の原稿台側の端点D2(n1)に設定する。
したがって、ミラー5上に写った背景部の像cは図8中
′ではなくと認識し、ミラー5上に写った原稿側面
の像dは図8中′ではなくと認識する。
【0029】さらに、両端位置T1,T2の間の範囲内
における原稿表面の画像データを消去するようにしても
よい。このようにすれば、画像として必要のない綴じ金
具等自体やその影の画像データを排除して見栄えのよい
画像を得ることができる。
【0030】ところで、原稿の一部が浮いている状態に
ある位置、すなわち図5および図6に示される画像デー
タの副走査方向O−Pの範囲内におけるP3点での撮像
素子1ライン分の出力を示す図も、図8と同様なものと
なる。そこで、これらP2点およびP3点の2つの位置
を識別するために、原稿表面の中心部を認識する認識手
段が設けられている。この認識手段としては、例えばラ
インセンサ7のスキャン範囲の中央値から求める。ある
いは、ミラー5に原稿10の左右方向の中心を合わせる
ための原稿中心線30を描き、これをラインセンサ7に
より読み取ることで認識してもよい。そして、原稿表面
の中心部を認識する前記認識手段を利用し、この中心部
を通る空間部K1が存在する場合には、綴じ金具がある
と判断する。
【0031】一方、原稿表面の中心部を通らない空間部
K2が存在する場合には、原稿の一部が浮いていると判
断する。原稿の一部が浮いている状態にある位置P3に
おいては、図8におけるn1′の位置により原稿表面の
高さ位置の検出を行い、その面にピントを合わせる。す
なわち、フォーカスポイントを原稿表面D1(n1′)
に設定する。したがって、ミラー5上に写った背景部の
像cは図8中ではなく′と認識し、ミラー5上に写
った原稿側面の像dは図8中ではなく′と認識す
る。このようにして、上記P2点およびP3点の2つの
位置について、確実に識別することが可能となってい
る。
【0032】図9は、制御回路のブロック構成を示す。
本実施の形態においては、ラインセンサ7は、実際の画
像読み取りのスキャン動作(本スキャン動作)に先駆
け、原稿表面の副走査方向の各位置での高さ位置を検出
するために、予備スキャンを実行する。予備スキャンに
よって得られるラインセンサ7の出力(画像データ)
は、各ライン毎に、アドレス1の撮像素子から順に、A
/D変換器21によりA/D変換された後、比較器22
に入力される。比較器22には、CPU23によって上
述した閾値L1が予め設定されている。比較器22に閾
値L1を跨ぐ出力が入力されると、カウンタ24のカウ
ント値が図示しないメモリに取り込まれる。カウンタ2
4は、ラインセンサ7に与えられるドットクッロクに同
期してカウントを実行するものであり、カウンタ24の
カウント値は、比較器22で比較される画像データのア
ドレスを示している。CPU23は、各ライン毎に、メ
モリに取り込んだカウント値の中で上述したn1、n
3、n1′を認識してメモリに記憶する。これにより、
原稿表面の高さ位置を換算により求め、同時に原稿の左
右方向の寸法も求めることができる。
【0033】本スキャン動作によって得られるラインセ
ンサ7の画像データは、各ライン毎に、アドレス1の撮
像素子から順に、A/D変換器21によりA/D変換さ
れた後、数ライン分の画像データを記憶可能な図示しな
いバッファメモリに順次書き込まれる。CPU23は、
本スキャン動作中には、カウント値n1,n3,n1′
に基づいて、図示しないレンズ駆動装置に制御信号を出
力し、ラインセンサ7の読み取り位置に応じて、レンズ
を移動させて、ラインセンサ7上に常に原稿表面の画像
が合焦状態で結像するようにする。また、CPU23
は、センサ移動部25及びランプ制御部37に制御信号
を出力し、ラインセンサ7のスキャン移動及び照明部3
のランプの点灯を制御する。
【0034】次に、上記構成による読み取り動作を、図
10および図11に示すフローチャートを参照しつつ説
明する。図10は、読み取り動作の手順を示すメインフ
ローチャート、図11は、図10に示されるカウント値
演算の実施の形態1のサブルーチンである。
【0035】操作パネル4から読み取り動作の開始指令
が入力されると、CPU23は照明部3のランプを点灯
し、原稿10を照明する(#1)。次いで、センサ移動
部35に対して予備スキャンの開始を指示し(#2)、
各読み取りライン毎の前述したカウント値n1,n3,
n1′のサンプリングを実行する。この動作では、ライ
ンセンサ7を一端より副走査方向に移動させながら、ミ
ラー5に写った原稿端面と原稿表面との撮影を行い、カ
ウント値n1,n3,n1′をメモリに記憶する(#
3)。全てのラインについての予備スキャンが終了する
まで一定周期でこの動作を繰り返し、予備スキャンが終
了した時点で(#4でYES)、サンプリングしたカウ
ント値より原稿表面の高さ位置および原稿サイズを算出
するカウント値演算を実行する(#5)。
【0036】図11に示すように、カウント値演算(#
5)では、まず図5および図6に示すO点からカウント
値n1,n3,n1′の読み出しを行う(#11)。こ
の結果、図8に示す突出部fが有る場合には(#12で
YES)、さらに突出部fにより形成される空間部K1
が原稿表面の中心部を通るか否かが判断される(#1
3)。すなわち現在カウント値の読み出しを行っている
位置が原稿表面の中心部の所定の近傍にあるか否かが判
断されることになる。そして、空間部K1が原稿表面の
中心部を通る場合には(#13でYES)、突出部fは
綴じ金具8によるものと判断し(#14)、ピント合わ
せのためフォーカスポイントをD2(n1)に設定する
(#15)。また、空間部K1近傍の所定範囲内におけ
る原稿表面の画像データを消去するためのマスキング設
定を行う(#16)。
【0037】一方、空間部K2が原稿表面の中心部を通
らない場合には(#13でNO)、突出部fは原稿の浮
きによるものと判断し(#19)、ピント合わせのため
フォーカスポイントをD1(n1′)に設定する(#1
5)。また、空間部K2近傍の所定範囲内における原稿
表面の画像データを消去するためのマスキング設定は行
わない(#21)。
【0038】また、図8に示す突出部fが無い場合には
(#12でNO)、綴じ金具8や原稿の浮きは無いと判
断し(#22)、ピント合わせのためフォーカスポイン
トをD1(n1)に設定する(#23)。また、空間部
近傍の所定範囲内における原稿表面の画像データを消去
するためのマスキング設定は行わない(#24)。
【0039】次いで、上記フォーカスポイントおよびマ
スキング設定の有無をメモリに入力する(#24)。現
在カウント値の読み出しを行っている位置が図5および
図6に示すP点でなければ(#18でNO)、副走査方
向の次の位置でのカウント値の読み出しを行う(#2
5)。上記動作が繰り返され、P点のカウント値の読み
出しおよび演算が終了すると(#18でYES)、図1
0に示されるメインフローチャートに戻る。
【0040】次に、センサ移動部35に対して本スキャ
ンの開始を指示し、ラインセンサ7を予備スキャンとは
反対の方向に走査移動させ、原稿10を撮影する本スキ
ャンを行う(#6)。本スキャン動作中には、CPU2
3は、#5のカウント値演算で得た原稿表面の高さ位置
データに基づいて、レンズ駆動装置に制御信号を出力し
てレンズ6のピント調整を実行すると共に、マスキング
設定されている領域については画像データの読み取りを
行わないか若しくは当該領域の画像データの消去を行
う。全てのラインについて本スキャン動作が終了する
と、ランプを消灯し(#7)、画像読み取り動作を終了
する。
【0041】このように本実施の形態によれば、読み取
りを行う原稿に、綴じ金具等の読み取り不要物が存在す
ることを正確に判断することが可能となる。そして、前
記空間部K1の原稿台側の端点であるところの綴じ金具
の下方に位置する原稿表面D2により、原稿表面の高さ
位置を求めるようにすれば、原稿表面の例えば綴じ金具
周辺に何らかの文字等が記載されているような場合でも
ピント合わせがずれることなく惚けのない良好な画像を
得ることが可能となる。なお、この場合には前記マスキ
ング設定(図11の#16)は行わない。一方、前記空
間部K1の両端位置T1,T2の間の範囲内における原
稿表面の画像データを消去するようにすれば、画像とし
て必要のない綴じ金具等自体やその影の画像データを排
除して見栄えのよい画像を得ることができる。
【0042】《実施の形態2》上記実施の形態1では、
図6に示す前記空間部K1がつぶれてしまって認識でき
ないような場合が想定されないこともない。本実施の形
態2は、このような場合でも綴じ金具等の読み取り不要
物が存在することを判断可能としたものである。
【0043】本実施の形態では、図6に示した原稿表面
および綴じ金具の上側で形成される線D1のみに注目す
る。すなわち、もし、綴じ金具8などで原稿が綴じられ
ている場合には必ず2つの変曲点ができるので、2つ以
上の変曲点が存在する場合には、綴じ金具8などが有る
と判断する。そして、一番外側の2つの変曲点に基づい
て、綴じ金具8が存在する両端位置T1,T2を求め
る。この両端位置T1,T2の間の範囲がマスキング設
定の対象となる。なお、変曲点は、例えば線D1のグラ
フの極値として求めることができる。2つ以上の変曲点
がある場合について考えるのは、綴じ金具8の綴じ部に
よる変曲点などを考慮したものである。
【0044】また、両端位置T1,T2の間の範囲内に
ついては、図6の原稿表面の高さ位置に対応する画像デ
ータによる原稿表面および綴じ金具の上側で形成される
線D1のグラフ上の、前記一番外側の2つの変曲点にお
ける接線S1,S2により原稿表面の高さ位置を近似的
に求めて、ピント合わせを行う。それ以外の範囲では、
原稿表面D1にピント合わせを行う。なお、原稿の浮き
による空間部K2では変曲点が現れないので、特に綴じ
金具8などによる空間部K1との識別処理を行う必要は
ない。
【0045】図12は、図10に示されるカウント値演
算の実施の形態2のサブルーチンであり、メインフロー
チャートおよび機械的構成は、上記実施の形態1と共通
するのでその説明を省略する。
【0046】図12に示すように、本実施の形態では、
まず、原稿表面および綴じ金具の上側で形成される線D
1に変曲点が2つ以上有るか否かが判断され(#3
1)、変曲点が2つ以上有る場合には、綴じ金具が存在
するものと判断し(#32)、ピント合わせのためフォ
ーカスポイントを、両端位置T1,T2の間の範囲内に
ついては前記接線S1,S2に設定し、両端位置T1,
T2の間の範囲外については前記線D1に設定する。ま
た、両端位置T1,T2の間の範囲内における原稿表面
の画像データを消去するためのマスキング設定を行う
(#34)。一方、変曲点が2つ以上無い場合には、綴
じ金具が存在しないものと判断し(#35)、ピント合
わせのためフォーカスポイントを全て前記線D1に設定
する(#36)。また、画像データを消去するためのマ
スキング設定は行わない(#37)。
【0047】このように本実施の形態2によっても、上
記実施の形態1と同様の効果を奏することができるほ
か、前述したように空間部K1が認識できないような場
合でも原稿表面の高さ位置の検出データを解析するだけ
で、綴じ金具等の読み取り不要物が存在することを判断
することができる。したがって、必ずしも原稿端面の読
み取りを必要としない。
【0048】なお、以上説明した実施の形態は、本発明
を限定するために記載されたものではなく、種々変更が
可能である。例えば、上述した実施の形態では、ミラー
5に写った端面像をラインセンサ7を用いて読み取るこ
とにより原稿表面の高さ位置を検出していたが、端面像
をミラーを用いずに、直接、端面専用のラインセンサで
読み取る装置に適用することも可能である。さらには、
上記実施の形態と異なる原稿表面の高さ位置の検出方法
による撮像時のピント合わせ処理を行う画像読み取り装
置にも適用することができる。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の画
像読み取り装置によれば、原稿端面の画像データにおけ
る空間部を検知することにより、読み取りを行う原稿
に、綴じ金具等の読み取り不要物が存在することを正確
に判断することが可能となる。
【0050】また、請求項2に記載の画像読み取り装置
によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、構成が
簡素化され操作性にも優れる。
【0051】また、請求項3に記載の画像読み取り装置
によれば、請求項1または請求項2に記載の発明の効果
に加え、画像として必要のない綴じ金具等自体やその影
の画像データを排除して見栄えのよい画像を得ることが
できる。
【0052】また、請求項4に記載の画像読み取り装置
によれば、請求項1または請求項2に記載の発明の効果
に加え、原稿表面の綴じ金具等周辺に何らかの文字等が
記載されているような場合でもピント合わせがずれるこ
となく惚けのない良好な画像を得ることが可能となる。
【0053】また、請求項5に記載の画像読み取り装置
によれば、原稿表面の高さ位置の検出データを解析する
ことにより、読み取りを行う原稿に、綴じ金具等の読み
取り不要物が存在することを正確に判断することが可能
となる。
【0054】また、請求項6に記載の画像読み取り装置
によれば、請求項5に記載の発明の効果に加え、画像と
して必要のない綴じ金具等自体やその影の画像データを
排除して見栄えのよい画像を得ることができる。
【0055】また、請求項7に記載の画像読み取り装置
によれば、請求項5に記載の発明の効果に加え、原稿表
面の綴じ金具等周辺に何らかの文字等が記載されている
ような場合でもピント合わせがずれることなく惚けのな
い良好な画像を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態による画像読み取り装
置の全体構成を示す斜視図である。
【図2】 本装置を前方から見た概略構成図である。
【図3】 本装置を側方から見た概略構成図である。
【図4】 本実施の形態で用いる原稿表面の高さ位置検
出処理の原理を示す図である。
【図5】 図4の状態において綴じ金具で綴じられた原
稿を読み取った際の画像データを示す図である。
【図6】 図5に示される画像データのうち原稿の位置
合わせ基準より上の部分であるミラーに写った原稿端面
の像のみを取り出して主走査方向に拡大した図である。
【図7】 図5および図6に示される画像データの副走
査方向O−Pの範囲内におけるP1点での撮像素子1ラ
イン分の出力を示す図である。
【図8】 同じくP2点での撮像素子1ライン分の出力
を示す図である。
【図9】 制御回路のブロック構成を示す図である。
【図10】 読み取り動作の手順を示すメインフローチ
ャートである。
【図11】 図10に示されるカウント値演算の実施の
形態1のサブルーチンである。
【図12】 図10に示されるカウント値演算の実施の
形態2のサブルーチンである。
【符号の説明】
1…原稿台、 2…撮像カメラ部、 3…照明部、 5…ミラー、 6…撮像レンズ、 7…CCDラインセンサ(撮像素子)、 8…綴じ金具(読み取り不要物)、 10…原稿、 23…CPU、 K1,K2…空間部、 S1,S2…接線。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿台上に載置された原稿を光学的走査
    により読み取る画像読み取り装置において、 原稿台上に載置された原稿の端面を読み取る撮像素子
    と、 前記原稿の表面の中心部を認識する認識手段と、 前記撮像素子により読み取られた原稿端面の画像データ
    における空間部の有無と前記認識手段により認識された
    原稿表面の中心部の位置とから読み取り不要物の有無を
    判断する判断手段と、を備えたことを特徴とする画像読
    み取り装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿台の奥側後方に傾斜して配置さ
    れたミラーを有し、前記撮像素子は、前記原稿台上に載
    置された前記原稿の表面と、前記ミラーに写った前記原
    稿の端面とを同時に読み取ることを特徴とする請求項1
    記載の画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 前記判断手段により読み取り不要物が有
    ると判断された場合には、前記空間部近傍の所定範囲内
    における原稿表面の画像データを消去することを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の画像読み取り装置。
  4. 【請求項4】 前記判断手段により読み取り不要物が有
    ると判断された場合には、前記空間部の前記原稿台側の
    端点により原稿表面の高さ位置を求めることを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の画像読み取り装置。
  5. 【請求項5】 原稿台上に載置された原稿を光学的走査
    により読み取る画像読み取り装置において、 前記原稿台上の原稿表面の高さ位置を検出する検出手段
    と、 前記検出手段により検出された検出データが少なくとも
    2つの変曲点を有する場合に読み取り不要物が有ると判
    断する判断手段と、を備えたことを特徴とする画像読み
    取り装置。
  6. 【請求項6】 前記判断手段により読み取り不要物が有
    ると判断された場合には、最両端の前記変曲点の間の前
    記原稿の画像データを消去することを特徴とする請求項
    5記載の画像読み取り装置。
  7. 【請求項7】 前記判断手段により読み取り不要物が有
    ると判断された場合には、最両端の前記変曲点における
    前記検出データによるグラフ上の各接線により原稿表面
    の高さ位置を求めることを特徴とする請求項5記載の画
    像読み取り装置。
JP9000317A 1997-01-06 1997-01-06 画像読み取り装置 Withdrawn JPH10200724A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9000317A JPH10200724A (ja) 1997-01-06 1997-01-06 画像読み取り装置
US08/998,154 US6188492B1 (en) 1997-01-06 1997-12-24 Image reading apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9000317A JPH10200724A (ja) 1997-01-06 1997-01-06 画像読み取り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10200724A true JPH10200724A (ja) 1998-07-31

Family

ID=11470540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9000317A Withdrawn JPH10200724A (ja) 1997-01-06 1997-01-06 画像読み取り装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6188492B1 (ja)
JP (1) JPH10200724A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4095423B2 (ja) 2002-12-06 2008-06-04 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像データ処理方法、記憶媒体、プログラム
US7089979B2 (en) * 2003-05-01 2006-08-15 Black & Decker Inc. Ergonomic router
US7433535B2 (en) * 2003-09-30 2008-10-07 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Enhancing text-like edges in digital images
JP2016212149A (ja) * 2015-04-30 2016-12-15 キヤノン株式会社 結像光学系及びそれを有する読取装置

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4745490A (en) * 1983-08-26 1988-05-17 Canon Kabushiki Kaisha Image recording apparatus with multiple image recording means
JPS60254869A (ja) 1984-05-30 1985-12-16 Fujitsu Ltd 読み取り装置
JPS6214664A (ja) 1985-07-12 1987-01-23 Mita Ind Co Ltd 複写装置
JPS63102472A (ja) 1986-10-17 1988-05-07 Sanyo Electric Co Ltd 原稿読取装置
JPS63249869A (ja) 1987-04-06 1988-10-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH01218262A (ja) 1988-02-26 1989-08-31 Fujitsu Ltd 読取装置
JPH0287769A (ja) 1988-09-26 1990-03-28 Ricoh Co Ltd 画像編集装置
JPH0379158A (ja) 1989-08-23 1991-04-04 Ricoh Co Ltd デジタル複写機
JP3063099B2 (ja) 1989-09-29 2000-07-12 ミノルタ株式会社 原稿読み取り装置
US5377019A (en) 1991-12-02 1994-12-27 Minolta Co., Ltd. Document reading apparatus having a function of determining effective document region based on a detected data
US5585926A (en) 1991-12-05 1996-12-17 Minolta Co., Ltd. Document reading apparatus capable of rectifying a picked up image data of documents
JPH05316302A (ja) 1992-05-13 1993-11-26 Minolta Camera Co Ltd 画像入力装置
JPH05336341A (ja) 1992-05-29 1993-12-17 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
JPH0646214A (ja) 1992-07-27 1994-02-18 Ricoh Co Ltd デジタル画像形成装置
JP3350822B2 (ja) 1992-08-04 2002-11-25 アイシン精機株式会社 画像上のエッジ検出方法
JPH06205194A (ja) 1993-01-06 1994-07-22 Minolta Camera Co Ltd 原稿読み取り装置
JP3302761B2 (ja) 1993-02-24 2002-07-15 株式会社リコー 本原稿読み取り装置
JP3089133B2 (ja) 1993-05-18 2000-09-18 東北リコー株式会社 画像処理装置
JP3125522B2 (ja) 1993-06-15 2001-01-22 ミノルタ株式会社 画像読取装置
JPH07234555A (ja) 1993-12-30 1995-09-05 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP3821860B2 (ja) * 1994-03-15 2006-09-13 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像読取装置
US5677776A (en) * 1994-09-29 1997-10-14 Minolta Co., Ltd. Image reader for processing an image of a document
JPH08307688A (ja) * 1995-04-28 1996-11-22 Minolta Co Ltd 画像読み取り装置
US5764374A (en) * 1996-02-05 1998-06-09 Hewlett-Packard Company System and method for lossless image compression having improved sequential determination of golomb parameter

Also Published As

Publication number Publication date
US6188492B1 (en) 2001-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100394202B1 (ko) 화상 보정 장치
US5416609A (en) Image pickup apparatus for focusing an object image based on mirror reflected height of the object
US6256411B1 (en) Image processing device and method for detecting objects in image data
US5616914A (en) Image reading apparatus with correction of image signals
JPH08154154A (ja) 画像読み取り装置
US5969795A (en) Image reading apparatus
JPH11103380A (ja) 画像読み取り装置
JP5645519B2 (ja) 画像処理方法、画像処理装置、およびプログラム
JPH10200724A (ja) 画像読み取り装置
JP3954436B2 (ja) 画像入力装置
JP3384208B2 (ja) 画像読み取り装置
JP3125522B2 (ja) 画像読取装置
JPH10327301A (ja) 画像読取装置
JP3707204B2 (ja) 読取り画像の修正方法及び画像読取り装置
JPH09102854A (ja) 画像読取装置
JP3430776B2 (ja) 画像読み取り装置
JP2927199B2 (ja) 原稿読取装置及び画像形成装置並びにプラテンカバー
JP2001069332A (ja) 画像読み取り装置
JPH10257263A (ja) 画像読取り装置
JPH10341314A (ja) 画像読取装置
JP2000261617A (ja) 画像読み取り装置
JPH1196338A (ja) 画像読み取り装置
JP2001309132A (ja) 読み取り装置
JPH11298681A (ja) 画像読み取り装置
JP2003298815A (ja) 画像読取装置及び画像読取方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040406