JPH1196338A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JPH1196338A
JPH1196338A JP25703497A JP25703497A JPH1196338A JP H1196338 A JPH1196338 A JP H1196338A JP 25703497 A JP25703497 A JP 25703497A JP 25703497 A JP25703497 A JP 25703497A JP H1196338 A JPH1196338 A JP H1196338A
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JP
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JP25703497A
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English (en)
Inventor
Kentaro Iida
健太郎 飯田
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像読み取り装置において、画像読み取り領
域を構成する画素の内の一部の画素のみを用いて指領域
を正確かつ短時間に検出することができ、原稿画像を誤
消去することなく指領域のみを確実に消去する。 【解決手段】 読み取り画像データを複数の矩形領域に
分割し、これら矩形領域毎に、矩形領域の枠上の低輝度
画素の連続領域を検出し(#32)、この枠上の連続領
域の数と最大連続画素数を検出する(#33)。この検
出結果に基づいて指の領域らしさを判定し、指の読み取
り画像を構成する矩形領域を特定し(#34)、この特
定された矩形領域の集合に基づいて指領域を形成する
(#36)。これにより、矩形領域の枠上の画素のみを
用いて指領域を検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読み取り装置
に係り、特に、原稿上向きセット型の画像読み取り装置
における指画像検出の技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、原稿上向きセット型の画像読
み取り装置において、画像読み取りセンサによる読み取
り画像から、原稿の下地輝度と指領域の輝度との輝度差
により、原稿を押さえる指の画像を構成する領域(以
下、指領域という)を検出し、読み取り画像から指領域
の画像を消去するようにしたものがある(例えば、特開
平6−78133号公報参照)。また、原稿の左右側部
の余白部(文字や写真の掲載されている文字部でも指領
域でもない余白の部分)を検出し、原稿読み取り画像か
ら余白部の外側の画像を消去するようにして、通常は余
白部の外側に位置する指領域の画像を消去するようにし
たものがある(例えば、特開平8−154166号公報
参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者のような画像読み取り装置では、指の検出を行う全て
の画素について、指領域を構成する画素であるか否かを
判別する必要があるため、指領域の検出に時間がかかる
という問題があった。また、上記後者のような画像読み
取り装置では、原稿読み取り画像から、指領域そのもの
を検出して消去するのではなく、左右側部の余白部を検
出してその余白部の外側を消去するようにしたために、
余白部と文字部の境界線に指が置かれた場合には、文字
部でも指領域でもない余白部が検出できなくなってしま
い、指領域の画像を消去することができなくなるという
問題や、縦書き原稿の読み取り時に原稿文字部の左右側
端部の文字数が少ない場合には、文字部の左右側端部が
余白部と間違われて、誤消去されるという問題があっ
た。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、画像読み取り領域を構成する画
素の内の一部の画素のみを用いて指領域を正確かつ短時
間に検出することができると共に、原稿画像を誤消去す
ることなく指領域のみを確実に消去することができる画
像読み取り装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、上向き原稿を上方より読み取る撮
像手段を備えた画像読み取り装置において、撮像手段に
よる読み取り画像データを複数の小領域に分割し、これ
ら小領域毎に、小領域の枠上の低輝度画素により構成さ
れる連続領域を検出し、この枠上の連続領域の数及び又
は長さを検出する検出手段と、検出手段による検出結果
に基づいて、原稿を押さえる指の読み取り画像を構成す
る小領域を特定し、この特定された小領域の集合に基づ
いて指領域を形成する指領域形成手段とを備えたもので
ある。
【0006】上記構成においては、読み取り画像データ
を複数の小領域に分割し、これら小領域毎に、小領域の
枠上の低輝度画素(低輝度の被検物を読み取った画素)
により構成される連続領域を検出し、この枠上の連続領
域の数及び又は長さを検出する。そして、この検出結果
に基づいて、原稿を押さえる指の読み取り画像を構成す
る小領域を特定し、この特定された小領域の集合に基づ
いて指領域を形成する。これにより、小領域の枠上の画
素のみを用いて指領域を検出することができるようにな
るので、全ての画素を用いて指領域を検出した場合に比
べて短時間で指領域を検出することが可能となる。
【0007】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の画像読み取り装置において、指領域形成手段は、検出
手段によって検出された連続領域の数に反比例し、長さ
に比例する値を指領域らしさを示す指標とし、この指標
に基づいて、原稿を押さえる指の読み取り画像を構成す
る小領域を特定するものである。
【0008】上記構成においては、画像データ中に例え
ば罫線があって、たまたま、この罫線が小領域の枠に重
なり、連続領域の長さが大きな値に検出されたような場
合であっても、罫線近傍には文字があることが多いの
で、文字と小領域の枠の交差により連続領域の数が増加
する。指領域らしさを示す指標は、連続領域の数に反比
例するので、該指標は小さな値になる。従って、このよ
うな場合に、その小領域を指領域と間違えることがなく
なる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
画像読み取り装置について図面を参照して説明する。図
1は、本実施形態による画像読み取り装置の外観図であ
る。同図において、画像読み取り装置の原稿台1上に
は、書籍やファイルなどの厚手の原稿Bが上向きに広げ
て置かれる。この原稿台1の上方には、原稿Bの画像を
光学的に読み取るカメラヘッド部2及び原稿Bを照明す
る照明部3が配置されている。このカメラヘッド部2
は、反射ミラー21、撮影レンズ22、撮像センサ23
(撮像手段)等から構成されている。照明部3からの光
によって照らされた原稿台1上の原稿Bの画像は、反射
ミラー21に反射して光路を変更した後、撮影レンズ2
2によって撮像センサ23上に結像され、このセンサ2
3によって読み取られて、電気信号に変換される。この
撮像センサ23は、CCD等よりなる受光部が一列に並
んだラインセンサであり、これを左右方向(副走査方
向)に走査することによって、原稿の2次元画像を読み
取ることができる。また、原稿台1の奥側には各種モー
ドの設定とエラー、警告等の装置の状態表示を行う操作
部4及び、原稿の高さ検出用の反射ミラーである測距ミ
ラー5が配されている。さらに、原稿台1上にはスター
トキー6が設けられており、このスタートキー6の押下
によって、原稿画像の読み取りが開始される。
【0010】図2は、本実施形態による画像読み取り装
置の回路ブロック図である。この回路は、装置の制御を
行う各種回路やメモリ等を含む制御部30と、画像の読
み取りを行う撮像部40と、読み取った画像データの処
理を行う画像処理部50とから構成される。制御部30
は、装置全体の制御と各種演算を行うCPU31、各種
のデータを格納するメモリ32、各種の制御用プログラ
ムを格納するプログラムメモリ33、撮像センサ23の
移動制御を行うセンサ移動制御部34、撮影レンズ22
のピントを合わせるレンズ移動制御部35、及び照明部
3の点灯制御を行う照明制御部37を備えている。ま
た、撮像部40は、撮像センサ23、撮像センサ23で
読み取った画像データをデジタルデータに変換するA/
D変換器41、及びA/D変換器41でデジタル変換さ
れた画像データを格納する画像メモリ42を備えてい
る。画像処理部50は、各種の画像補正処理を制御する
画像処理制御部36、及び読み取り画像のうちの不要部
分を消去するマスク処理部43を備えている。
【0011】予備スキャン時には、CPU31は、撮像
センサ23で読み取った画像データを、A/D変換器4
1でデジタルデータに変換し、画像メモリ42にプレス
キャン画像データとして格納する。次に、CPU31
は、このプレスキャン画像データを読み取って、原稿サ
イズと原稿高さの検出を行い、また、画像を小矩形領域
に分割して、それぞれの小矩形の枠上の画素情報を基に
指領域らしさを示す指標を算出し、この指標に基づいて
指領域を検出する。CPU31は、これらの原稿サイ
ズ、原稿高さ及び指領域の検出データをメモリ32に格
納する。本スキャン時には、CPU31は、メモリ32
に格納された原稿高さの検出データに基づいてレンズ移
動制御部35に指示を与え、撮像レンズ22のピント合
わせを行った後に、撮像センサ23で出力用の画像デー
タを読み取る。そして、この出力用画像データをA/D
変換器41でデジタル変換し、画像メモリ42に出力用
画像データとして格納する。CPU31は、この画像デ
ータを画像処理部50のマスク処理部43へ転送すると
共に、メモリ32に格納された原稿サイズや指領域の検
出データに基づいて、画像処理制御部36に指や外枠な
どの不要な画像の位置を指示する。マスク処理部43
は、画像処理制御部36から指や外枠などの不要な画像
の位置に関する情報を受け取って、その位置の画像デー
タを白に相当する値に変換することにより、指や外枠な
どの不要な画像を消去する。そして、マスク処理部43
による処理を終えた画像データは、プリンタやコンピュ
ータへ出力される。
【0012】図3は本実施形態による画像読み取り装置
の全体の処理を表すフローチャートである。CPU31
は、スタートキー6が押されると、予備スキャン処理を
開始し、照明部3を点灯させ、撮像センサ23を左右に
走査して、原稿のプレスキャン画像を読み取る(#
1)。そして、指画像検出以外の形状認識処理である原
稿の高さ検出処理と原稿サイズ(原稿の上端と下端と左
右の側端に囲まれている範囲)検出処理を行った後に
(#2)、指画像検出処理を行って指領域を検出する
(#3)。次に、CPU31は、本スキャンを行い(#
4)、撮像センサ23で出力用の画像データを読み取っ
た後に、#3の指画像検出処理で検出した指領域の画素
の出力値を、近傍の下地を読み取った際の画素の出力値
に置き換えることにより、指画像を消去する(#5)。
そして、歪み補正、枠消し等の指画像消去以外の画像処
理を行い(#6)、プリンタやコンピュータへ画像を出
力して(#7)、処理を終える。
【0013】図4は図3の指画像検出の詳細処理を表す
フローチャート、図5は指領域周辺の矩形領域(請求項
における「小領域」)の画像データを示す図であり、こ
こでは8つの矩形領域a〜hを表示している。文字や指
は低輝度であり、原稿下地の部分は一般的に高輝度であ
るので、文字や指の読み取り領域の画素は、斜線で示す
低輝度画素となり、原稿下地の読み取り領域の画素は、
白抜きの高輝度画素となる。
【0014】本実施形態における指画像検出処理では、
各矩形領域a〜hを構成する全ての画素のうち、枠上の
画素のみを用いて以下のように指画像検出処理を行う。
先ず、各矩形領域a〜hの枠上の画素を所定の閾値で高
輝度画素と低輝度画素に分類し、2値化する(#3
1)。次に、各矩形領域a〜h毎に枠上の低輝度画素に
より構成される連続領域を検出し(#32)、この連続
領域の数と、連続する低輝度画素数が最大のものの画素
数(請求項における連続領域の長さ。以下、最大連続画
素数という。)を得た後(#33)、この連続領域数と
最大連続画素数を用いて、各矩形領域が指領域を構成す
る領域であるか否かの指標である「指領域らしさ」を算
出する。そして、この「指領域らしさ」を所定の閾値で
2値化する等の方法により、当該矩形領域が指領域を構
成する矩形領域であるかどうかを判定し、指領域を構成
する矩形領域と判定された場合には、この矩形領域をメ
モリ32(図2参照)に記憶する(#34)。そして、
全矩形領域について#32乃至#34の処理を行ったか
どうかを判定し(#35)、行っていない場合は(#3
5でNO)、#32乃至#35の処理を繰り返し、行っ
た場合は(#35でYES)、メモリ32に記憶された
指領域を構成する矩形領域を統合して、指領域を形成し
(#36)、指画像検出の処理を終える。
【0015】図6は図5の各矩形領域a〜hの枠上の画
素のみを低輝度画素と高輝度画素に分けて表示した図、
図7は上記とは別の画像データであって、罫線が矩形領
域の枠に重なっている場合における矩形領域の枠上の画
素を低輝度画素と高輝度画素に分けて表示した図であ
る。これらの図において、文字や指の読み取り領域の画
素は、斜線で示す低輝度画素P3となり、また、原稿下
地の読み取り領域の画素は、白抜きの高輝度画素P4と
なる。図6及び図7を参照して、上述の「指領域らし
さ」の指標の算出方法について説明する。「指領域らし
さ」は、図4の#33で得られた連続領域数が0の場合
(この場合は最大連続画素数も0となる)には0とし、
その他の場合には、下記の(1)式、すなわち、最大連
続画素数(長さ)に比例し、連続領域の数に反比例した
値を用いて算出する。
【数1】 指領域らしさ = 最大連続画素数/連続領域数 ・・・(1)
【0016】上記の算出方法を用いて、図6及び図7の
各矩形領域a〜hの「指領域らしさ」を算出すると、後
記の表1及び表2にそれぞれ示される値となる。ところ
で、図7の矩形領域cのように、罫線LNが矩形領域の
枠に重なると、当該矩形領域が指領域を構成する矩形領
域でないにも拘わらず、最大連続画素数が大きな値にな
ってしまう。しかし、罫線LNが矩形領域の枠に重なる
場合には、罫線LNの近傍に文字がある場合が多いの
で、文字と矩形領域の枠の交差により連続領域数が大き
な値となる。そして、上記の(1)式より、「指領域ら
しさ」は連続領域数に反比例するので、この「指領域ら
しさ」は大きな値とならないようになっている。図7の
矩形領域cの場合には、表2に示されるように、罫線L
Nが矩形領域の枠に重なることによって、最大連続画素
数は9になるが、文字L1,L2,L3が枠に重なって
連続領域数が4になるため、「指領域らしさ」は9/4
となる。従って、図4の#34で矩形領域が指領域を構
成する矩形領域であるかどうかを判定する際に、例え
ば、「指領域らしさ」が9/4以下の矩形領域は指領域
を構成する矩形領域でないと判定するようにしておくこ
とにより、この矩形領域cを指領域を構成する矩形領域
と間違えることがなくなる。
【0017】上述のように、本実施形態による画像読み
取り装置においては、画像読み取り領域を複数の矩形領
域に分割し、これら矩形領域毎に、矩形領域の枠上の低
輝度画素により構成される連続領域を検出し、この枠上
の連続領域数及び最大連続画素数を検出する。そして、
検出された連続領域数と最大連続画素数に基づいて「指
領域らしさ」を算出し、この「指領域らしさ」に基づい
て指領域を構成する矩形領域を特定し、この特定された
矩形領域の集合に基づいて指領域を形成する。これによ
り、矩形領域の枠上の画素のみを用いて指領域を検出す
ることができるようになるので、矩形領域を構成する全
画素を用いて指領域を検出した場合と比べて短時間で指
領域を検出することが可能になる。また、連続領域数や
最大連続画素数を単独で「指領域らしさ」を示す指標と
して用いた場合と比べて、指領域を確実に検出すること
ができるようになるので、検出された指領域を消去する
ことにより、原稿画像を誤消去することなく、指領域の
みを確実に消去することが可能になる。
【0018】本発明は、上記実施形態に限られるもので
はなく、様々な変形が可能である。例えば、上記実施形
態では、当該矩形領域が指領域を構成する矩形領域であ
るかどうかを「指領域らしさ」に基づいて判定し、指領
域と判定された矩形領域の集合を指領域としたが、指領
域でないと判定された矩形領域のうち、指領域と判定さ
れた矩形領域の近傍の矩形領域について、その「指領域
らしさ」が大きいと広く、小さいと狭く、指領域の周辺
を拡張するようにしてもよい。こうすることにより、指
画像検出の精度を一層向上することができる。また、上
記実施形態では、画像読み取り領域を構成する全ての矩
形領域について、矩形領域の枠上の連続領域数及び最大
連続画素数を検出し、これらの値より算出された「指領
域らしさ」に基づいて、全ての矩形領域について当該矩
形領域が指領域を構成する矩形領域であるかどうかを判
定したが、指領域の検出対象となる矩形領域を、指が置
かれる可能性の高い領域の矩形領域のみに限定するよう
にしてもよい。こうすることにより、一部の矩形領域の
みが処理対象となるので、指画像検出の処理時間を一層
短縮することができる。また、上記実施形態では、連続
領域数の逆数と最大連続画素数の積を「指領域らしさ」
としたが、連続領域数の逆数又は最大連続画素数を単独
で「指領域らしさ」としてもよい。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明によ
れば、読み取り画像データを複数の小領域に分割し、こ
の小領域の枠上の画素のみを用いて指領域を検出するよ
うにしたので、指画像の読み取り領域を構成する全ての
画素を用いて指領域を検出した場合に比べて短時間で指
領域を検出することが可能になる。また、検出された指
領域の画像を消去することにより、原稿画像を誤消去す
ることなく、指領域のみを確実に消去することができ
る。
【0022】また、請求項2に記載の発明によれば、指
領域らしさを示す指標が連続領域の数に反比例するよう
にしているので、画像データ中に例えば罫線があって、
たまたま、この罫線が小領域の枠に重なり、罫線が小領
域の枠に重なり、連続領域の長さが大きな値に検出され
たような場合であっても、罫線近傍には文字があること
が多いことから、罫線近傍にある文字と小領域の枠の交
差により連続領域の数が増加し、従って、この指標は小
さな値になり、このような小領域を指領域と誤検出する
ことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による画像読み取り装置の
外観図である。
【図2】本実施形態による画像読み取り装置の回路ブロ
ック図である。
【図3】本実施形態による画像読み取り装置の全体処理
を示すフローチャートである。
【図4】図3の指画像検出の詳細処理を示すフローチャ
ートである。
【図5】指領域周辺の矩形領域の画像データを示す図で
ある。
【図6】図5の各矩形領域の枠上の画素のみを低輝度画
素と高輝度画素に分けて表示した図である。
【図7】罫線が矩形領域の枠に重なっている場合におけ
る矩形領域の枠上の画素を低輝度画素と高輝度画素に分
けて表示した図である。
【符号の説明】
23 撮像センサ(撮像手段) 31 CPU(検出手段、指領域形成手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上向き原稿を上方より読み取る撮像手段
    を備えた画像読み取り装置において、 前記撮像手段による読み取り画像データを複数の小領域
    に分割し、これら小領域毎に、該小領域の枠上の低輝度
    画素により構成される連続領域を検出し、この枠上の連
    続領域の数及び又は長さを検出する検出手段と、 前記検出手段による検出結果に基づいて、原稿を押さえ
    る指の読み取り画像を構成する小領域を特定し、この特
    定された小領域の集合に基づいて指領域を形成する指領
    域形成手段とを備えたことを特徴とする画像読み取り装
    置。
  2. 【請求項2】 前記指領域形成手段は、前記検出手段に
    よって検出された連続領域の数に反比例し、長さに比例
    する値を指領域らしさを示す指標とし、この指標に基づ
    いて、原稿を押さえる指の読み取り画像を構成する小領
    域を特定することを特徴とした請求項1に記載の画像読
    み取り装置。
JP25703497A 1997-09-22 1997-09-22 画像読み取り装置 Withdrawn JPH1196338A (ja)

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JP25703497A JPH1196338A (ja) 1997-09-22 1997-09-22 画像読み取り装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015119430A (ja) * 2013-12-20 2015-06-25 カシオ計算機株式会社 画像読み取り装置、画像読み取り方法及びプログラム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20041207