JP5766805B2 - 撮像レンズおよびこれを用いた撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、4枚のレンズで構成された単焦点の撮像レンズおよびこれを用いた撮像装置に関するものである。
従来より、CCDやCMOS等の固体撮像素子と単焦点の撮像レンズとを備えた小型で軽量な撮像装置、例えばデジタルカメラ、監視用カメラ、車載用カメラ、欠損の検知や個体の識別などを目的とする読取用カメラなどが知られている。このような、固体撮像素子の受光面上に光学像を結像させる撮像レンズとして、レンズ枚数が少なく簡易な構成でフィルタ等の光学要素を挿入可能な適度なバックフォーカスを持ちながら、明るく歪曲が小さく解像力の高い撮像レンズが知られている(引用文献1〜7参照)。
特にカラー画像を記録する場合に用いられる撮像レンズは、例えば、赤(R)、緑(G)、青(B)の各波長帯ごとに結像させる各光学像が受光面上でほぼ合致するように、また、受光面上に結像される各光学像のコントラストが等しくなるように収差補正されていることが望ましい。これは広い波長域で諸収差が良好に補正されることが求められているということであり、具体的には例えばRGB各色について、球面収差の偏差や軸上と倍率の色収差を小さくし、さらに光学像の中心から周辺までの結像位置(像面)を互いに一致させることによって、高い解像力で受光面上にRGB各色の光学像を結像させることができる。
また、装置をコンパクト化するためには、撮像レンズ自体の小型化は勿論のこと、撮像レンズの光学全長(撮像レンズの第1面からこの撮像レンズの結像面までの距離)を短くすることが必要になる。
また、撮像レンズを広角化する場合には焦点距離の短化が必要となるが焦点距離の短化が顕著になるとバックフォーカスが小さくなってしまうので、例えばローパスフィルタなどを挿入するためには、焦点距離に比して大きなバックフォーカスを持つようにこの撮像レンズを設計することが必要になる。
さらに、固体撮像素子を用いたカメラにおいては、撮像レンズの射出瞳から結像面までの距離が極端に短いと軸外光線の受光面への入射角度が大きくなるためシェーディングの影響で照度むらが大きくなる。そのため、このような固体撮像素子の受光面上に光学像を形成するために用いられる撮像レンズには、結像面が射出瞳から十分に離れているテレセントリック性を有するレンズ系が用いられる。
テレセントリック性を実現するための手段として、物体側から順に負の屈折力を有するレンズ群と正の屈折力を有するレンズ群とからなるレトロフォーカス型のレンズ系を用いることが知られている。
このレトロフォーカス型のレンズ系は、焦点距離に比してバックフォーカスを長くとることができ、軸外光束の主光線と光軸とのなす角度を小さくすることができる。これにより、撮像レンズの射出瞳からこの撮像レンズの結像面までの距離を十分に離すことができるので、テレセントリック性を必要とする撮像レンズには、レトロフォーカス型のレンズ系の採用が適しているといえる。
特開平10−300906号公報 特開2002−244031号公報 特許第4283554号公報 特許第4416411号公報 特開2006−171212号公報 特開2006−317800号公報 特許第4374224号公報
ところで、受光素子の高密度化に伴って、より高い光学性能、例えばより高い解像力を持つ撮像レンズを使用したいという要請がある。
しかしながら、上記引用文献1に記載の撮像レンズは、明るさがF5.58と暗く高いコントラストの画像を得ることが難しい。また、焦点距離に比べて光学全長が長いので小型化への適正に欠ける。
上記引用文献2に記載の撮像レンズは、広角化のため負の大きなディストーションが発生し周辺部で解像力が低下している。また、焦点距離に比べて光学全長が長いので小型化への適正に欠ける。
引用文献3、4に記載の撮像レンズは、非球面を用いることにより十分な収差補正とコンパクト化を達成しているが、例えばF2.2といった明るさには対応できておらず、軸外光束の主光線と光軸とのなす角度が10度を超えており、テレセントリック性に欠けている。
引用文献5、6に記載の撮像レンズは、コンパクトな撮像レンズではあるが、明るさがF4程度で、バックフォーカスが短いためテレセントリック性に欠けている。
引用文献7に記載の撮像レンズは、明るさがF2.8にまでは達しているがこれもテレセン性に欠けている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、広角でバックフォーカスが長くコンパクトで明るい撮像レンズおよびこれを用いた撮像装置を提供することを目的とするものである。
本発明の撮像レンズは、4枚のレンズから構成されたものであり、物体側より順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状をなす負の屈折力を有する第1レンズ、両凸形状をなす正の屈折力を有する第2レンズ、像側に凹面を向けた負の屈折力を有する第3レンズ、物体側に凸面を向けた正の屈折力を有する第4レンズからなり、条件式(1):L12/f<0.82、条件式(2):2.3<L12×R2F/f<10.0、条件式(5):−1.3<f1/f<−0.9、条件式(6):48<ν1を同時に満足することを特徴とするものである。ただし、L12を第1レンズと第2レンズとの光軸上における間隔(空気換算間隔)、fをレンズ全系の焦点距離、R2Fを第2レンズの物体側のレンズ面の曲率半径、f1を第1レンズの焦点距離、ν1を第1レンズのd線に対するアッベ数とする。
前記撮像レンズは、条件式(1a):L12/f<0.6を満足することが望ましく、条件式(2a):3.0<L12×R2F /f <8.0を満足することがより望ましい。
前記撮像レンズは、第1レンズから第4レンズのうち、少なくとも2枚以上のレンズそれぞれが、片面または両面に非球面を持つ非球面レンズとすることができる。
前記撮像レンズは、条件式(3):0.7<Bf/f<1.5を満足するものとすることが望ましく、条件式(3a):0.85<Bf/f<1.25を満足することがより望ましい。ただし、Bfをレンズ全系の空気換算バックフォーカスとする。
前記撮像レンズは、以下の条件式(4):0.6<f2/f<1.1を満足するものとすることが望ましく、条件式(4a):0.7<f2/f<0.9を満足することがより望ましい。ただし、f2を第2レンズの焦点距離とする。
前記撮像レンズは、条件式(5a):−1.2<f1/f<−1.0、または条件式(6a):48<ν1<82を満足するものとすることが望ましい
前記撮像レンズは、第3レンズおよび第4レンズが樹脂材料で形成され、かつ、条件式(7):−1.3<f3/f4<−0.8を満足するものとすることが望ましく、条件式(7a):−1.2<f3/f4<−0.9を満足することがより望ましい。ただし、f3を第3レンズの焦点距離、f4を第4レンズの焦点距離とする。
前記第3レンズの物体側の面は、撮像レンズを通る中心光束の最外光線が前記面を通過する点におけるこの面に対する法線が前記面より像側の点で光軸と交わる場合には、撮像レンズを通る最外光束の最外光線が前記面を通過する点におけるこの面に対する法線が、前記光軸と交わる前記点よりも像側で光軸と交わるか、光軸と平行になるか、または前記面より物体側で光軸と交わり、中心光束の最外光線が前記面を通過する点におけるこの面に対する法線が光軸と平行になる場合には、最外光束の最外光線が前記面を通過する点におけるこの面に対する法線が前記面より物体側で光軸と交わり、中心光束の最外光線が前記面を通過する点におけるこの面に対する法線が前記面より物体側の点で光軸と交わる場合には、最外光束の最外光線が前記面を通過する点におけるこの面に対する法線が、前記光軸と交わる前記点よりも像側で光軸と交わるように形成された非球面形状をなすものとすることができる。
前記撮像レンズは、第1レンズと第2レンズとの間に開口絞りが設けられたものとすることができる。
本発明の撮像装置は、前記撮像レンズを用いたものとすることができる。
前記撮像レンズは、実質的に4枚のレンズからなるものとすることができる。なお、「実質的にn枚のレンズからなるもの」とは、n枚のレンズ以外に、実質的に屈折力を有さないレンズ、絞りやカバーガラス等レンズ以外の光学要素、レンズフランジ、レンズバレル、撮像素子、手振れ補正機構等の機構部分、等を持つ撮像レンズである。
空気換算バックフォーカスは、撮像レンズにおける最も像側のレンズ面からこの撮像レンズの像側の焦点(無限遠被写体の結像面)までの光軸上における距離(空気換算距離)である。この空気換算バックフォーカスは、上記最も像側のレンズ面から結像面までの間にフィルタやカバーガラス等の屈折力を持たない光学部材が配されている場合には、それらの光学部材の厚みを空気換算して定められるものである。
前記第1レンズと第2レンズとの光軸上における間隔(空気換算間隔)は、第1レンズと第2レンズとの間に光学部材が配置されていない場合には単なる空気間隔であるが、第1レンズと第2レンズとの間に屈折力を持たない光学部材が配置されている場合には、それらの光学部材の厚みを空気換算して定められるものである。
前記樹脂材料は、プラスチックレンズとして使用可能なものであり、例えば、アクリル樹脂、エポキシ樹脂およびポリカーボネートなどを採用することができる。
本発明の撮像レンズおよび撮像装置によれば、4枚のレンズから構成され、物体側より順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状をなす負の第1レンズ、両凸形状をなす正の第2レンズ、像側に凹面を向けた負の第3レンズ、物体側に凸面を向けた正の第4レンズからなり、条件式(1):L12/f<0.82、条件式(2):2.3<L12×R2F/f<10.0を同時に満足するようにしたので、広角でバックフォーカスが長くコンパクトで明るいレンズ系を実現することができる。
すなわち、4枚と少ないレンズ枚数で構成することによりコンパクト化することができ、第1レンズに強い負の屈折力を持つものを用いることにより、広角と長いバックフォーカスとを両方共に達成することができ、さらに、第1レンズを通して発散した光束を、第2レンズから第4レンズに亘って徐々に収束させることにより良好な収差補正を施すことができる。
また、第1レンズから第4レンズのうち、2枚以上の各レンズを、片面または両面が非球面の非球面レンズとすれば、諸収差を改善するための設計の自由度が増大するのでより高い光学性能を得ることができる。
本発明の第実施の形態による撮像レンズの概略構成を示す断面図 第1Aの場合において、撮像レンズを構成する第3レンズの物体側の面の形状を規定するための交点や法線等を示す図 第1Bの場合において、撮像レンズを構成する第3レンズの物体側の面の形状を規定するための交点や法線等を示す図 第1Cの場合において、撮像レンズを構成する第3レンズの物体側の面の形状を規定するための交点や法線等を示す図である。 第2Aの場合において、撮像レンズを構成する第3レンズの物体側の面の形状を規定するための交点や法線等を示す図 第2Bの場合において、撮像レンズを構成する第3レンズの物体側の面の形状を規定するための交点や法線等を示す図 第2Cの場合において、撮像レンズを構成する第3レンズの物体側の面の形状を規定するための交点や法線等を示す図 実施例1の撮像レンズの概略構成を光路とともに示す断面図 実施例2の撮像レンズの概略構成を光路とともに示す断面図 実施例3の撮像レンズの概略構成を光路とともに示す断面図 実施例4の撮像レンズの概略構成を光路とともに示す断面図 実施例5の撮像レンズの概略構成を光路とともに示す断面図 実施例6の撮像レンズの概略構成を光路とともに示す断面図 実施例7の撮像レンズの概略構成を光路とともに示す断面図 実施例1の撮像レンズの収差図 実施例2の撮像レンズの収差図 実施例3の撮像レンズの収差図 実施例4の撮像レンズの収差図 実施例5の撮像レンズの収差図 実施例6の撮像レンズの収差図 実施例7の撮像レンズの収差図 実施例3の撮像レンズについて、第3レンズの物体側の面の形状を規定するための交点や法線等を示す図 実施例3の撮像レンズについて、第3レンズの物体側の面の形状を規定するための交点や法線等を示す図 実施例6の撮像レンズについて、第3レンズの物体側の面の形状を規定するための交点や法線等を示す図 実施例6の撮像レンズについて、第3レンズの物体側の面の形状を規定するための交点や法線等を示す図 実施例7の撮像レンズについて、第3レンズの物体側の面の形状を規定するための交点や法線等を示す図 本発明の撮像装置の1例である車載カメラを搭載した自動車を示す図
以下、本発明の撮像レンズおよびこの撮像レンズを備えた撮像装置について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の撮像レンズを備えた撮像装置の概略構成を示す断面図である。なお、図中の矢印X、Y、Zは互いに直交する3方向を示すものであり、矢印Z方向は光軸Z1と同じ方向を示している。
図示の撮像装置200は、CCDやCMOS等の固体撮像素子である撮像素子210と単焦点の撮像レンズ100とを備えており、例えばデジタルカメラ、監視用カメラ、車載用カメラ、欠損の検知や個体の識別などを目的とする読取用カメラなどに用いられるものである。
撮像素子210は、撮像レンズ100を通してこの撮像素子210における受光面210J上に結像された被写体1を表す光学像Imを電気信号に変換して、この光学像Imを示す画像信号Gsを出力するものである。
撮像レンズ100は、4枚のレンズから構成されたものであり、物体側より順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状をなす負の屈折力を有する第1レンズL1、両凸形状をなす正の屈折力を有する第2レンズL2、像側に凹面を向けた負の屈折力を有する第3レンズL3、物体側に凸面を向けた正の屈折力を有する第4レンズL4を配置してなるものであり、条件式(1):L12/f<0.82、条件式(2):2.3<L12×R2F/f<10.0を同時に満足するものである。ただし、L12を第1レンズL1と第2レンズL2との光軸Z1上における間隔(空気換算間隔)、fをレンズ全系の焦点距離、R2Fを第2レンズL2の物体側の面の曲率半径とする。なお、第1レンズL1と第2レンズL2との間には光学部材が配置されていないので、上記空気換算間隔は、単なる空気間隔となる。
ここで、条件式(1)および条件式(2)は適切なバックフォーカスとコンパクト性を維持しつつ良好な結像性能を得るための条件式である。
条件式(1)式を満足することによりレンズのコンパクト化を図ることができる。条件式(1)の上限を上回るとコンパクト化を図ることが難しくなる。
なお、この撮像レンズ100は、条件式(1a):L12/f<0.6を満足するように構成することがより望ましい。
また、条件式(2)を満足することにより適切なバックフォーカスを維持しつつ良好な結像性能を得ることができる。
すなわち、適切なバックフォーカスを得るためには中心光束を第1レンズL1の強い負のパワーで発散させその最外光線を第2レンズL2へ入射させるときに光軸Z1から離れた位置に入射させると良い。第1レンズL1で発散された光束を第2レンズL2以降のレンズで徐々に収束させながら諸収差を補正することにより良好な結像性能が得られる。
また、間隔L12を大きくすることにより、撮像レンズ100を通る中心光束の最外光線を、第2レンズL2中の光軸Z1から離れた位置に入射させることができる。しかしながら、この間隔L12を大きくした状態でコンパクト化を達成するためには、第1レンズからの発散光束を第2レンズの像側の面で急激に収束させることが必要となり、この像側の面の曲率半径を小さくしなければならない。このように発散光束を急激に収束させる作用を強くして条件式(2)の下限を下回るようになると、第2レンズL2への入射光線とこの入射光線が第2レンズL2の物体側の面を通過する位置におけるその面に対する法線とのなす角度が大きくなり、光束の周縁部で高次のコマ収差が発生し良好な光学性能を得ることが困難になる。
これとは逆に、間隔L12を小さくしてコンパクト化を優先すると、第1レンズL1に対してより強い発散作用を与える必要がある。このように強く発散する光束を良好な光学性能を維持しながら収束に向かわせるためには、第2レンズL2への入射光線とこの入射光線が第2レンズL2の物体側面を通過する位置におけるその面の法線とのなす角度が大きくならないように、第2レンズL2の物体側の面の曲率半径を大きくする必要がある。その曲率半径を大きくして条件式(2)の上限を上回るようになると、第2レンズL2の物体側の面による収束作用が弱くなり、それ以降の面に強い収束作用を持たせねばならなくなるため設計の自由度が小さくなり良好な収差補正が難しくなる。
なお、撮像レンズ100は、条件式(2a):3.0<L12×R2F/f<8.0を満足するように構成することがより望ましい。
また、この撮像レンズ100は、以下のような構成を有するものとすることができる。
撮像レンズ100は、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3、第4レンズL4のうち、2枚以上の各レンズを、片面または両面が非球面形状をなす非球面レンズとすることができる。
また、撮像レンズ100は、条件式(3):0.7<Bf/f<1.5を満足するものとすることができる。ただし、Bfをレンズ全系の空気換算バックフォーカスとする。
この条件式(3)はバックフォーカスの範囲を規定する式である。
条件式(3)の上限を上回ると、コンパクト化することが難しくなる。
一方、条件式(3)の下限を下回ると、撮像レンズ100と受光面210Jとの間隔が小さくなり、テレセントリック性が不十分となり、さらに、撮像レンズ100と受光面210Jとの間にフィルタ類を挿入する場合の自由度も減る。また、このように条件式(3)の下限を下回ると、受光面210Jで反射された戻り光が撮像レンズ100やこの撮像レンズ100中の各レンズを保持する保持部材などで反射され、それらの反射光が迷光となって受光面210Jに再入射するため結像性能の劣化を招きやすくなる。
なお、撮像レンズ100は、条件式(3a):0.85<Bf/f<1.25を満足するように構成することがより望ましい。
撮像レンズ100は、条件式(4):0.6<f2/f<1.1を満足するものとすることができる。ただし、f2を第2レンズL2の焦点距離とする。
条件式(4):0.6<f2/f<1.1は、第2レンズL2のパワーを規定する式である。
条件式(4)の上限を上回り第2レンズL2のパワーが弱くなるとこの第2レンズL2の収束作用も弱くなる。それを補うために第2レンズL2と第3レンズL3との間隔を拡大するとコンパクト化が難しくなり、また、それを補うために第4レンズの収束作用を強くすると負の大きな球面収差が発生し良好な光学性能が得られなくなる。
一方、条件式(4)の下限を下回るようにすると、例えば、第2レンズL2のパワーを所定以上に強くすると十分なバックフォーカスが得られなくなる。十分なバックフォーカスを得るために第3レンズL3の負のパワーによる発散作用を強めると第4レンズL4の正のパワーも強める必要が生じ、周縁部の軸外光束の収差補正が困難になる。
なお、撮像レンズ100は、条件式(4a):0.7<f2/f<0.9を満足するように構成することがより望ましい。
また、第2レンズL2の物体側の面の曲率半径をR2F、第2レンズの像側の面の曲率半径をR2Bとするときに、条件式(8):1.0<R2F/|R2B|を満足することが望ましい。
すなわち、第2レンズL2の物体側の面の曲率半径をこの第2レンズL2の像側の面の曲率半径の絶対値よりも大きくすることにより、第1レンズL1と第2レンズL2との間隔を小さくすることができ、コンパクト化を図りつつ第1レンズL1で発散された光束を徐々に収束させることができるので良好な収差補正が可能となる。
条件式(8)の上限を超えると、第2レンズL2の物体側の面における収束作用が小さくなり、第2レンズL2の像側の面で強い収束作用を生じさせるためにこの像側の面の曲率半径が小さくなりすぎてしまい、周縁光束でのコマ収差や像面湾曲がの収差補正が不十分となる。
なお、撮像レンズ100は、条件式(8a):1.0<R2F/|R2B|<3.0を満足するように構成することがより望ましい。
撮像レンズ100は、条件式(5):−1.3<f1/f<−0.9、(6):48<ν1を同時に満足するものとすることができる。ただし、f1を第1レンズL1の焦点距離、ν1を第1レンズL1のd線に対するアッベ数とする。
条件式(5)は、第1レンズL1のパワーを規定する式である。
条件式(5)の下限を下回るように撮像レンズ100を構成すると、例えば、第1レンズL1のパワーが弱くなると、この第1レンズL1による光束の発散作用が小さくなり、適切なバックフォーカスを維持することが難しくなる。また、第1レンズL1と第2レンズL2の間隔が大きくなるためコンパクト化することが難しくなる。
条件式(5)の上限を上回るように撮像レンズ100を構成すると、例えば、第1レンズL1で強く発散された光束を第2レンズL2以降のレンズで徐々に収束させながら第2レンズL2の物体側の曲率半径を小さくしてコンパクト化を図る必要がある。そのため光束の周縁部で高次のコマ収差が発生し良好な光学性能を得ることが困難となる。
なお、撮像レンズ100は、条件式(5a):−1.2<f1/f<−1.0を満足するように構成することがより望ましい。
条件式(6):48<ν1は、第1レンズL1のアッペ数を規定するものである。
条件式(6)を満足することで良好な色収差の補正が可能となり、高い結像性能を得ることができる。
なお、撮像レンズ100は、条件式(6a):48<ν1<82を満足するように構成することがより望ましい。
この条件式(6a)の上限を満足する場合には、第1レンズL1として、比較的安価な光学材料を選択することができる。
撮像レンズ100は、第3レンズL3および第4レンズL4が樹脂材料で形成され、かつ、条件式(7):−1.3<f3/f4<−0.8を満足するものとすることができる。ただし、f3を第3レンズL3の焦点距離、f4を第4レンズL4の焦点距離とする。
樹脂材料は、温度変化に対する屈折率変化と形状変化がガラス材料に比べ大きく、温度変化時のレンズの焦点移動が大きいた。そのため、樹脂レンズを用いる場合には正負2枚のレンズを樹脂レンズにすると良い。すなわち、条件式(7)を満足するように撮像レンズ100を構成することにより、樹脂レンズの温度変化による影響を正負2枚の樹脂レンズで相殺することができる。
なお、撮像レンズ100は、条件式(7a):−1.2<f3/f4<−0.9を満足するように構成することがより望ましい。
第3レンズの物体側の面Meは、例えば中央部で凸形状が徐々に強くなり、周辺部では凸形状が徐々に弱くなる形状とすることが好ましい。
すなわち、第3レンズの像側の面Meの非球面形状について、yを光軸Z1に対して直交する方向(図中矢印Y方向)の高さ、Zf(y)を高さyにおける非球面の頂点の接平面からの光軸方向の距離(非球面の深さ)、Cを近軸曲率、Kを2次曲面を表す非球面係数(例えば、離心率や円錐常数)、Bnをn次の非球面係数(ただし、nは3以上の整数)として、非球面式:Zf(y)=C・y/〔1+(1−K・C・y1/2〕+ΣBn・|y|を定める。
その場合に、面Meの形状は、この面Meの形状を表す非球面式Zf(y)の1次微分dZf(y)/dyの値が、0≦yの領域において、中心部では正の値をとり、かつ、yの値が増加するにしたがって、中心部ではその正の値が徐々に大きくなり、周縁部では徐々に小さくなるような非球面形状にするとよい。
このように、中央部では、周辺部に行くに従い凸形状が徐々に強くなる非球面形状とすることで、中心光束が第3レンズL3の物体側の面Meを通過するときの各光線のうち中央部付近の光線については、この光線と、その光線が面Meを通過する点(その光線と面Meとの交点)におけるこの面Meに対する法線とのなす角度を小さくすることができる。また、周縁部付近の光線については、この光線と、その光線が面Meを通過する点(その光線と面Meとの交点)におけるこの面Meの法線とのなす角度を徐々に大きくすることができる。
これにより、第1レンズL1で発散された光線を第2レンズL2で集束させるときに特に周縁部で大きく発生する負の球面収差を良好に補正することができる。
なお、周辺部で凸形状が徐々に弱くなる非球面形状とすることにより、周縁部を通る光束については特に第3レンズL3の物体側の面Meの周縁部での凸形状を緩くすることができ、周縁部を通る光線とこの光線が面Meを通過する点(その光線と面Meとの交点)における法線とのなす角度を小さくすることができるため、高次のコマ収差の発生を抑制することができる。
更に好ましくは、第3レンズL3の物体側の面Meの周縁部が凹形状をなすと良い。
すなわち、面Meの形状は、この面Meの形状を表す非球面式Zf(y)の1次微分dZf(y)/dyの値が、0≦yの領域において、中心部では正の値をとり、かつ、yの値が増加するにしたがって、中心部ではその正の値が徐々に大きくなり、次いで周縁部に向かい徐々に小さくなり、任意のyにおいて極値である0をとり、次いで負の値をとり、更に周縁部に向けてyの値が増加するに従ってその負の値が徐々に大きくなるような非球面形状にするとよい。
以下に、撮像レンズ100を構成する第3レンズL3の物体側の面Meの形状の範囲について、図2A、2B、2Cを参照して説明する。なお、図2A、2B、2C、および後述する図3A、3B、3Cは概念図であり、面Meの形状や、この面Meに対する法線の方向等を正確に表すものではない。
図2A、2B、2Cは、撮像レンズを構成する第3レンズの物体側の面の形状を規定するための交点や法線等を示す図である。
第3レンズL3の物体側の面Meは、図2Aに示すように、「撮像レンズ100を通る最外光束の主光線と面Meとの交点Qa」における面Meに対する法線Haがこの面Meより像側の点Paで光軸Z1と交わる場合(第1-Aの状態の場合)には、「中心光束の最外光線と面Meとの交点Qb」における面Meに対する法線が、上記点Paよりも像側の点Pb(1)で光軸Z1と交わるか(図中の法線Hb(1)参照)、光軸Z1と平行となるか(図中の法線Hb(2)参照)、または面Meより物体側の点Pb(3)で光軸Z1と交わる(図中の法線Hb(3)参照)ように形成された非球面形状とすることができる。
また、この第3レンズL3の物体側の面Meは、図2Bに示すように、「撮像レンズ100を通る最外光束の主光線と面Meとの交点Qa」における面Meに対する法線Haが光軸Z1と平行の場合(第1-Bの状態の場合)には、「撮像レンズ100を通る中心光束の最外光線と面Meとの交点Qb」における面Meに対する法線Hbが、この面Meより物体側の点Pbで光軸Z1と交わるように形成された非球面形状とすることができる。
さらに、第3レンズL3の物体側の面Meは、図2Cに示すように、「撮像レンズ100を通る最外光束の主光線とこの面Meとの交点Qa」における面Meに対する法線Haが面Meより物体側の点Paで光軸Z1と交わる場合(第1-Cの状態の場合)には、「撮像レンズ100を通る中心光束の最外光線と面Meとの交点Qb」における面Meに対する法線Hbが、点Paよりも像側の点Pbで光軸Z1と交わるように形成された非球面形状とすることができる。
さらに、撮像レンズ100を構成する第3レンズL3の物体側の面Meの形状の範囲について、図3A、3B、3Cを参照して説明する。
図3A、3B、3Cは、撮像レンズを構成する第3レンズの物体側の面の形状を規定するための交点や法線等を示す図である。
第3レンズL3の物体側の面Meは、図3Aに示すように、「撮像レンズ100を通る中心光束の最外光線と面Meとの交点Qb」における面Meに対する法線Hbが面Meより像側の点Pbで光軸Z1と交わる場合(第2-Aの状態の場合)には、「撮像レンズ100を通る最外光束の最外光線と面Meとの交点Qc」における面Meに対する法線が、点Pbよりも像側の点Pc(1)で光軸Z1と交わるか(図中の法線Hc(1)参照)、光軸Z1と平行となるか(図中の法線Hc(2)参照)、または面Meより物体側の点Pc(3)で光軸Z1と交わるように形成された非球面形状とすることができる。
また、第3レンズL3の物体側の面Meは、図3Bに示すように、「撮像レンズ100を通る中心光束の最外光線と面Meとの交点Qb」における面Meに対する法線Hbが光軸Z1と平行の場合(第2-Bの状態の場合)には、「撮像レンズ100を通る最外光束の最外光線と面Meとの交点Qc」における面Meに対する法線Hcが、面Meより物体側の点Pcで光軸Z1と交わるように形成された非球面形状とすることができる。
また、第3レンズL3の物体側の面Meは、図3Cに示すように、「撮像レンズ100を通る中心光束の最外光線と面Meとの交点Qb」における面Meに対する法線Hbが面Meより物体側の点Pbで光軸Z1と交わる場合(第2-Cの状態の場合)には、「撮像レンズ100を通る最外光束の最外光線と面Meとの交点Qc」における面Meに対する法線Hcが、点Pbよりも像側の点Pcで光軸Z1と交わるように形成された非球面形状とすることができる。
さらに、撮像レンズ100は、第1レンズL1と第2レンズL2との間に開口絞りStが設けられたものとすることができる。
レンズの明るさを決定する開口絞りStは、テレセントリック性を高めるために第1レンズL1と第2レンズL2との間に配置することが望ましい。このように配置することで、受光面210Jと瞳位置との間隔を大きくすることができ、設計の自由度を高めることができるので、テレセントリックな系を設定するための負担を小さくすることができる。すなわち、この撮像レンズ100は、テレセントリック性を考慮して構成することが望ましい。
また、受光面210Jへの入射角が大きくなりすぎると効率良く受光光量を得ることができなくなり、シェーディングの影響で受光光量にむらが発生するため、その入射角についての配慮が必要である。
撮像レンズ100に求められるテレセントリック性の度合いは、その撮像レンズが用いられる装置の仕様により異なるが、各光束の主光線の像面への入射角度の最大値をMXANとしたときに、MXAN<15°を満足すると良い。さらに、好ましくはMXAN<10°を満足すると良く、後述する複数の撮像レンズに関する実施例では、ほとんどの実施例がMXAN<10°を満足している。
また、撮像レンズ100が、例えば、監視用カメラに搭載されて直接外気に触れるような環境下で使用される場合には、第1レンズL1をガラス材料からなるものとすることが望ましい。ガラス材料は、樹脂材料に比して湿気や紫外線による影響が少なく、傷もつきにくいため、第1レンズL1への採用は有用である。
また、第2レンズL2は、レンズ全系の集束作用のほとんどを担うための強い正の屈折力を持たせる必要がある。そのため、屈折率の高い材料を選べるガラス材料を第2レンズL2に対して用いることが収差補正の観点から有用である。
撮像レンズの物体側や像側に、例えば赤外光をカットするフィルタや可視光をカットするフィルタ、撥水作用や親水作用を持つコーティングを施したフィルタなどを配置しても良い。また、それらの機能を持つコーティングをレンズ面に施すようにしてもよい。
この撮像レンズ100は、例えば、有限系の読取光学系として使用することもできる。
また、撮像レンズ100は、可視光を撮像対象とする装置のみならず赤外光をも撮像対象とする装置に適用することができる、例えば暗視用カメラや認証用カメラなどに用いても良い。
撮像レンズ100が、屋外に設置される監視カメラなどに適用される場合には、撮像レンズ100の画角を越えた角度からこの撮像レンズ100へ入射する光線に起因する迷光が、この監視カメラで取得される画像の解像度に支障をきたすことがある。そのような迷光を防止するため、撮像レンズ100の前方や各レンズの間などに、余分な光線をカットするフードやストッパ絞りなどを設けると良い。
次に、本発明による撮像レンズの具体的な数値データを示す実施例1〜7について、図4から10、図11から17、図18から22、表1A、1B,2A,2B・・・7A、7B、および表8、9を参照し、まとめて説明する。なお、上述の撮像レンズ100を示す図1中の符号と一致する図4から10中の符号は互に対応する構成要素を示している。また、図4から10中の矢印X、Y、Zは互いに直交する3方向を示すものであり、矢印Z方向は光軸Z1と同じ方向を示している。
<実施例1>
図4は、実施例1の撮像レンズの概略構成を、この撮像レンズを通る光束の光路とともに示す断面図である。
この実施例1の撮像レンズは、上記条件式(1)から(7)、および条件式(8)の全てを満足するように構成されている。
また、表1Aは、実施例1の撮像レンズのレンズデータを示すものである。表1Aに示すレンズデータにおいて、面番号iは最も物体側に配置された面を1番目として像側に向かうに従い順次増加するi番目(i=1、2、3、…)の面Siの面番号を示す。なお、表1Aのレンズデータには開口絞りSt、パワーを持たない光学要素LL、および光学像Imが形成される結像面も含めて面番号を付している。
表1A中の記号Riはi番目(i=1、2、3、…)の面の曲率半径を示し、記号Diはi(i=1、2、3、…)番目の面とi+1番目の面との光軸Z1上の面間隔を示す。記号Riおよび記号Diは、レンズ面や絞り等を示す記号Si(i=1、2、3、・・・)と番号が対応している。
表1A中の記号reは、光束制御径を示しており、光学絞りや、コマフレアを除去し高性能を保つための遮光径に対応している。なお、表1Aのre欄に記載の0.000は光束制御がないことを示している。
また、表1A中の記号Ndjは最も物体側の光学要素を1番目として像側に向かうに従い順次増加するj番目(j=1、2、3、…)の光学要素のd線(波長587.6nm)に対する屈折率を示し、νdjはj番目の光学要素のd線に対するアッベ数を示す。表1Aにおいて、曲率半径および面間隔の単位はmmであり、曲率半径は物体側に凸の場合を正、像側に凸の場合を負としている。
また、表1Aのレンズデータでは、非球面に対して面番号に*印を付しており、非球面の曲率半径Riの値は、近軸曲率半径の値を示している。
なお、上記のような光学系は、一般にレンズ等の光学要素の寸法を比例拡大または比例縮小しても所定の性能を維持することが可能なため、上記レンズデータ全体を比例拡大または比例縮小した撮像レンズについても本発明に係る実施例とすることができる。
Figure 0005766805
また、表1Bに実施例1の撮像レンズに関する非球面係数を示す。すなわち、表1Aにおいて面番号に*印が付与されている非球面の非球面係数が表1Bに示されている。
なお、表1Bに記載されている非球面係数は、下記非球面式に適用して非球面形状が定められるように作成されたものである。
Zf(y)=C・y2/{1+(1−K・C2・y21/2}+ΣBn・|y|n
ただし、
Zf(y):非球面の深さ(mm)
y:光軸からレンズ面までの距離(高さ)(mm)
K:2次曲面を表す非球面係数
C:近軸曲率=1/R(R:近軸曲率半径)
Bn:第n次(nは3以上の整数)の非球面係数
Figure 0005766805
上記レンズデータ等から解るように実施例1の撮像レンズは、広角でバックフォーカスが長くコンパクトで明るい撮像レンズとすることができる。
図11に、実施例1の撮像レンズの収差図を示す。図11の上段には球面収差、非点収差、ディストーション(歪曲収差)の収差図を示し、下段には横収差を示す。記号(a)で示す図が球面収差を、記号(b)で示す図が非点収差を、記号(c)で示す図がディストーションを、記号(d)で示す図が横収差を表している。
図11中には、450nm、550nm、650nmの各波長を持つ光に関する諸収差が示されている。
なお、非点収差図の実線はサジタル方向の収差、破線はタンジェンシャル方向の収差を示す。また、球面収差図の上部に記載のFno.はFナンバーを意味し、その他の収差図の上部に記載のωは半画角を意味する。
横収差図は、左列の収差図がタンジェンシャル方向の収差を示し、右列の収差図がサジタル方向の収差を示す。
さらに、実施例1〜7の各撮像レンズについて、条件式(1)〜(8)中の各数式に対応する値を表8に示す。また、条件式(1)〜(8)中の各変数記号に対応する値を表9に示す。なお、各条件式中に記載されている数式の値は、表1に示すレンズデータ等から求めることができる。
上記実施例1の撮像レンズの構成を示す図4、収差を示す図11、レンズデータを示す表1、および条件式(1)〜(8)に関する表8、9の読取り方等は、後述する実施例2〜7についても同様なので、後述の実施例についてはそれらの説明は省略する。
<実施例2>
図5は、実施例2の撮像レンズの概略構成を、この撮像レンズを通る中心光束および最外光束の光路とともに示す断面図である。
この実施例2の撮像レンズは、上記条件式(1)から(7)を満足するように構成されている。
また、図12は、実施例2の撮像レンズの収差を示す図である。
下記表2Aには実施例2の撮像レンズのレンズデータを、表2Bには実施例2の撮像レンズの非球面係数を示す。
Figure 0005766805
Figure 0005766805
<実施例3>
図6は、実施例3の撮像レンズの概略構成を、この撮像レンズを通る中心光束および最外光束の光路とともに示す断面図である。
この実施例3の撮像レンズは、上記条件式(1)から(7)、および条件式(8)を満足するように構成されている。
また、図13は、実施例3の撮像レンズの収差を示す図である。
下記表3Aには実施例3の撮像レンズのレンズデータを、表3Bには実施例3の撮像レンズの非球面係数を示す。
Figure 0005766805
Figure 0005766805
<実施例4>
図7は、実施例4の撮像レンズの概略構成を、この撮像レンズを通る中心光束および最外光束の光路とともに示す断面図である。
この実施例4の撮像レンズは、上記条件式(1)から(7)を満足するように構成されている。
また、図14は、実施例4の撮像レンズの収差を示す図である。
下記表4Aには実施例2の撮像レンズのレンズデータを、表4Bには実施例2の撮像レンズの非球面係数を示す。
Figure 0005766805
Figure 0005766805
<実施例5>
図8は、実施例5の撮像レンズの概略構成を、この撮像レンズを通る中心光束および最外光束の光路とともに示す断面図である。
この実施例5の撮像レンズは、上記条件式(1)から(7)、および条件式(8)を満足するように構成されている。
また、図15は、実施例5の撮像レンズの収差を示す図である。
下記表5Aには実施例5の撮像レンズのレンズデータを、表5Bには実施例5の撮像レンズの非球面係数を示す。
Figure 0005766805
Figure 0005766805
<実施例6>
図9は、実施例6の撮像レンズの概略構成を、この撮像レンズを通る中心光束および最外光束の光路とともに示す断面図である。
この実施例6の撮像レンズは、上記条件式(1)から(7)、および条件式(8)を満足するように構成されている。
また、図16は、実施例6の撮像レンズの収差を示す図である。
下記表6Aには実施例6の撮像レンズのレンズデータを、表6Bには実施例6の撮像レンズの非球面係数を示す。
Figure 0005766805
Figure 0005766805
<実施例7>
図10は、実施例7の撮像レンズの概略構成を、この撮像レンズを通る中心光束および最外光束の光路とともに示す断面図である。
この実施例7の撮像レンズは、上記条件式(1)から(7)、および条件式(8)を満足するように構成されている。
また、図17は、実施例7の撮像レンズの収差を示す図である。
下記表7Aには実施例7の撮像レンズのレンズデータを、表7Bには実施例7の撮像レンズの非球面係数を示す。
なお、この実施例7の撮像レンズは、実施例1から6の撮像レンズとは異なり開口絞りが配置されていない。
Figure 0005766805
Figure 0005766805
下記表8、表9は、上述のように各条件式に関する値を示すものである。
Figure 0005766805
Figure 0005766805
図18から21は、撮像レンズの第3レンズL3の物体側の面Meの形状(非球面形状)に関するものである。
図18は、実施例3の撮像レンズの第3レンズL3における物体側の面Meを通る最外光束の主光線と面Meとの交点Qaにおけるこの面Meに対する法線Ha、その法線Haと光軸Z1との交点Pa、および、第3レンズL3における物体側の面Meを通る中心光束の最外光線と面Meとの交点Qbにおけるこの面Meに対する法線Hb、その法線Hbと光軸Z1の交点Pbについて図示したものである。
これにより、上記面Meが、図2Cに示す状態(第1-Cの状態の場合)に対応する非球面形状をなすものであることが解る。
図19は、実施例3の撮像レンズの第3レンズL3における物体側の面Meを通る中心光束の最外光線と面Meとの交点Qbにおけるこの面Meに対する法線Hb、その法線Hbと光軸Z1との交点Pb、および、第3レンズL3における物体側の面Meを通る光線最外光束の最外光線と面Meとの交点Qcにおけるこの面Meに対する法線Hc、その法線Hcと光軸Z1との交点Pcについて図示したものである。
これにより、上記面Meが、図3Cに示す状態(第2-Cの状態の場合)に対応する非球面形状をなすものであることが解る。
図20は、実施例6の撮像レンズの第3レンズL3における物体側の面Meを通る最外光束の主光線と面Meとの交点Qaにおけるこの面Meに対する法線Ha、その法線Haと光軸Z1との交点Pa、第3レンズL3における物体側の面Meを通る中心光束の最外光線と面Meとの交点Qbにおけるこの面Meに対する法線Hbと、この法線Hbと光軸Z1との交点Pbについて図示したものである。
これにより、上記面Meが、図2Aに示す状態(第1-Aの状態の場合)に対応する非球面形状をなすものであることが解る。
図21は、実施例3の撮像レンズの第3レンズL3における物体側の面Meを通る中心光束の最外光線と面Meとの交点Qbにおけるこの面Meに対する法線Hb、その法線Hbと光軸Z1との交点Pb、第3レンズL3における物体側の面Meを通る最外光束の最外光線と面Meとの交点Qcにおける面Meに対する法線Hcと、それらの法線Hcと光軸Z1との交点Pcについて図示したものである。
これにより、上記面Meが、図3Aに示す状態(第2-Aの状態の場合)に対応する非球面形状をなすものであることが解る。
図22は、実施例7の撮像レンズの第3レンズL3における物体側の面Meを通る光線(最外光束の主光線、中心光束の最外光線、最外光束の最外光線)と面Meとの各交点Qa、Qb、Qcにおける面Meに対する法線Ha、Hb、Hc、各法線Ha、Hb、Hcと光軸Z1との交点Pa、Pb、Pcについて図示したものである。
これにより、上記面Meが、図2C(第1-Cの状態の場合)、および図3C(第2-Cの状態の場合)に示す状態に対応する非球面形状をなすものであることが解る。
なお、実施例7の撮像レンズには開口絞りが配置されていないが、上記最外光束の主光線として、最外光束が結像面上に収束するときの光束断面における2等分角線を採用するものとする。
図23は、本発明の撮像レンズと、この撮像レンズによって結像された光学像を形成する光を受光し電気信号に変換して出力する撮像素子とを備えた、本発明の撮像装置の1例である車載カメラを搭載した自動車を示す図である。
図23に示すように、本発明の撮像装置を備えた車載カメラ502〜504は、自動車501等に搭載して使用することができる。車載カメラ502は、助手席側の側面の死角範囲を撮像するための車外カメラであり、車載カメラ503は、自動車1の後方の死角範囲を撮像するための車外カメラである。また、車載カメラ504は、ルームミラーの背面に取り付けられ、ドライバーと同じ視野範囲を撮影するための車内カメラである。
この撮像装置の実施例では、本発明を車載カメラに適用した例について図示して説明したが、本発明はこのような用途に限定されるものではなく、例えば、監視用カメラや、欠損の検知や個体の識別などを目的とする読取用カメラ等にも適用可能である。
以上、実施の形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態および実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、各レンズ要素の曲率半径、面間隔、屈折率、アッベ数等の値は、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得るものである。

Claims (15)

  1. 4枚のレンズから構成されたものであり、
    物体側より順に、物体側に凸面を向けたメニスカス形状をなす負の屈折力を有する第1レンズ、両凸形状をなす正の屈折力を有する第2レンズ、像側に凹面を向けた負の屈折力を有する第3レンズ、物体側に凸面を向けた正の屈折力を有する第4レンズからなり、以下の条件式(1)、(2)、(5)、(6)を同時に満足することを特徴とする撮像レンズ。
    L12/f<0.82 ・・・(1)
    2.3<L12×R2F/f<10.0 ・・・(2)
    −1.3<f1/f<−0.9 ・・・(5)
    48<ν1 ・・・(6)
    ただし、
    L12:第1レンズと第2レンズとの光軸上における間隔(空気換算間隔)
    f:レンズ全系の焦点距離
    R2F:第2レンズの物体側のレンズ面の曲率半径
    f1:第1レンズの焦点距離
    ν1:第1レンズのd線に対するアッベ数
  2. 以下の条件式(1a)を満足することを特徴とする請求項1記載の撮像レンズ。
    L12/f<0.6 ・・・(1a)
  3. 以下の条件式(2a)を満足することを特徴とする請求項1または2記載の撮像レンズ。
    3.0<L12×R2F/f<8.0 ・・・(2a)
  4. 前記第1レンズから第4レンズのうち、少なくとも2枚以上のレンズそれぞれが、片面または両面に非球面を持つ非球面レンズであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の撮像レンズ。
  5. 以下の条件式(3)を満足することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    0.7<Bf/f<1.5 ・・・(3)
    ただし、
    Bf:レンズ全系の空気換算バックフォーカス
  6. 以下の条件式(3a)を満足することを特徴とする請求項5記載の撮像レンズ。
    0.85<Bf/f<1.25 ・・・(3a)
  7. 以下の条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    0.6<f2/f<1.1 ・・・(4)
    ただし、
    f2:第2レンズの焦点距離
  8. 以下の条件式(4a)を満足することを特徴とする請求項7記載の撮像レンズ。
    0.7<f2/f<0.9 ・・・(4a)
  9. 以下の条件式(5a)を満足することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    −1.2<f1/f<−1.0 ・・・(5a)
  10. 以下の条件式(6a)を満足することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    48<ν1<82 ・・・(6a)
  11. 前記第3レンズおよび前記第4レンズが樹脂材料で形成されたものであり、
    以下の条件式(7)を満足することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項記載の撮像レンズ。
    −1.3<f3/f4<−0.8 ・・・(7)
    ただし、
    f3:第3レンズの焦点距離
    f4:第4レンズの焦点距離
  12. 以下の条件式(7a)を満足することを特徴とする請求項11記載の撮像レンズ。
    −1.2<f3/f4<−0.9 ・・・(7a)
  13. 前記第3レンズの物体側の面は、
    前記撮像レンズを通る中心光束の最外光線が前記面を通過する点における該面に対する法線が前記面より像側の点で光軸と交わる場合には、前記撮像レンズを通る最外光束の最外光線が前記面を通過する点における該面に対する法線が、前記光軸と交わる前記点よりも像側で光軸と交わるか、光軸と平行になるか、または前記面より物体側で光軸と交わり、
    前記中心光束の最外光線が前記面を通過する点における該面に対する法線が光軸と平行になる場合には、前記最外光束の最外光線が前記面を通過する点における該面に対する法線が前記面より物体側で光軸と交わり、
    前記中心光束の最外光線が前記面を通過する点における該面に対する法線が前記面より物体側の点で光軸と交わる場合には、前記最外光束の最外光線が前記面を通過する点における該面に対する法線が、前記光軸と交わる前記点よりも像側で光軸と交わるように形成された非球面形状をなすものであることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項記載の撮像レンズ。
  14. 前記第1レンズと前記第2レンズとの間に開口絞りが設けられていることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項記載の撮像レンズ。
  15. 請求項1から14のいずれか1項記載の撮像レンズを用いた撮像装置。
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