JP2016212149A5 - 読取装置 - Google Patents

Description

本発明に係る読取装置は、結像光学系と、結像光学系を介して物体を撮像する撮像素子とを有し、結像光学系は、少なくとも一つの反射面を含み物体の中間像を形成する第１の光学系と、中間像を撮像素子の受光面に再結像する第２の光学系とを備え、少なくとも一つの反射面のうち光路上において受光面に最も近い第１の反射面は、正のパワーを有しており、第１の反射面から受光面までの光路上における最大距離をＴＤ、第２の光学系の最大像高をＩＭＬとするとき、
５≦ＴＤ／ＩＭＬ≦２０
なる条件を満たすことを特徴とする。

Claims (17)

1. 結像光学系と、該結像光学系を介して物体を撮像する撮像素子とを有し、
   前記結像光学系は、少なくとも一つの反射面を含み前記物体の中間像を形成する第１の光学系と、該中間像を前記撮像素子の受光面に再結像する第２の光学系とを備え、
   前記少なくとも一つの反射面のうち光路上において前記受光面に最も近い第１の反射面は、正のパワーを有しており、
   前記第１の反射面から前記受光面までの光路上における最大距離をＴＤ、前記第２の光学系の最大像高をＩＭＬとするとき、
   ５≦ＴＤ／ＩＭＬ≦２０
   なる条件を満たすことを特徴とする読取装置。
2. 前記第２の光学系は、複数のレンズを含むことを特徴とする請求項１に記載の読取装置。
3. 前記複数のレンズのうち光路上において前記第１の反射面に最も近いレンズは、非球面を含む負レンズであることを特徴とする請求項２に記載の読取装置。
4. 前記負レンズについて、物体側のレンズ面の非球面量の最大値をＱｒ _１ 、像側のレンズ面の非球面量の最大値をＱｒ _２ とするとき、
   −２．０＜Ｑｒ _１ ／Ｑｒ _２ ＜０
   なる条件を満たすことを特徴とする請求項３に記載の読取装置。
5. Ｑｒ _１ ＜０
   なる条件を満たすことを特徴とする請求項４に記載の読取装置。
6. 前記第２の光学系が有する光学面のうち前記第１の反射面に最も近い光学面は、非球面であることを特徴とする請求項１乃至５の何れか一項に記載の読取装置。
7. 前記受光面に入射する光束と前記受光面の法線とが成す角度の最大値をωとするとき、
   ５°≦ω≦３０°
   なる条件を満たすことを特徴とする請求項１乃至６の何れか一項に記載の読取装置。
8. 前記結像光学系の像側のＦ値は、４．０よりも大きいことを特徴とする請求項１乃至７の何れか一項に記載の読取装置。
9. 前記第２の光学系は絞りと正レンズを有しており、該正レンズのうち前記絞りに最も近い正レンズのアッベ数は、６０以上であることを特徴とする請求項２乃至８の何れか一項に記載の読取装置。
10. 前記第２の光学系は正レンズを有しており、該正レンズのうち前記受光面に最も近い正レンズのアッベ数は、６０以上であることを特徴とする請求項２乃至９の何れか一項に記載の読取装置。
11. 前記第２の光学系は、絞りと、該絞りよりも像側に配置され、物体側のレンズ面が非球面である正レンズとを有することを特徴とする請求項１乃至１０の何れか一項に記載の読取装置。
12. 物体側のレンズ面が非球面である前記正レンズのアッベ数は、６０以上であることを特徴とする請求項１１に記載の読取装置。
13. 前記第１の反射面は、前記第２の光学系の光軸に対して回転対称であることを特徴とする請求項１乃至１２の何れか一項に記載の読取装置。
14. 前記第２の光学系の最大像高ＩＭＬは、１４ｍｍよりも大きいことを特徴とする請求項１乃至１３の何れか一項に記載の読取装置。
15. 前記第１の光学系は、前記第１の反射面を含むミラーを有することを特徴とする請求項１乃至１４の何れか一項に記載の読取装置。
16. 前記物体が載置される読取面を更に備えることを特徴とする請求項１乃至１５の何れか一項に記載の読取装置。
17. 前記第１の光学系は前記少なくとも一つの反射面で構成され、前記第２の光学系は複数のレンズで構成されることを特徴とする請求項１乃至１６の何れか一項に記載の読取装置。