JP2013224108A - 車両用スライドドアの補強構造 - Google Patents

車両用スライドドアの補強構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2013224108A
JP2013224108A JP2012097904A JP2012097904A JP2013224108A JP 2013224108 A JP2013224108 A JP 2013224108A JP 2012097904 A JP2012097904 A JP 2012097904A JP 2012097904 A JP2012097904 A JP 2012097904A JP 2013224108 A JP2013224108 A JP 2013224108A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reinforcement member
door
inner panel
vehicle
door inner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012097904A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5949088B2 (ja
Inventor
Hideyuki Tamaoki
秀行 玉置
Junya Morita
潤哉 森田
Yukiharu Matsumura
雪晴 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP2012097904A priority Critical patent/JP5949088B2/ja
Priority to US13/852,497 priority patent/US20140117705A1/en
Priority to IN1557CH2013 priority patent/IN2013CH01557A/en
Priority to DE102013006554.2A priority patent/DE102013006554B4/de
Priority to CN201310141599.6A priority patent/CN103375103B/zh
Publication of JP2013224108A publication Critical patent/JP2013224108A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5949088B2 publication Critical patent/JP5949088B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J5/00Doors
    • B60J5/04Doors arranged at the vehicle sides
    • B60J5/042Reinforcement elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J5/00Doors
    • B60J5/04Doors arranged at the vehicle sides
    • B60J5/06Doors arranged at the vehicle sides slidable; foldable
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J5/00Doors
    • B60J5/04Doors arranged at the vehicle sides
    • B60J5/042Reinforcement elements
    • B60J5/0456Behaviour during impact
    • B60J5/0458Passive coupling of the reinforcement elements to the door or to the vehicle body

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】リヤスライドドアの車幅方向外側への移動を規制することが可能な車両用スライドドアの補強構造を提供する。
【解決手段】リヤスライドドアのドアインナパネル21には、車両前後方向へ延在するメンバ部24が設けられ、ドアインナパネル21の前部にはフック27が設けられ、センタピラー4の縦壁面にはストライカ41が設けられ、車室内側から荷重がリヤスライドドアに掛かるとき、リヤスライドドアの前側は、ストライカ41にフック27が係合保持され、フック27の周辺には、ドアインナパネル21の前部のパネル面21a〜21cに接合する上下側リンフォース部材5,6が上下方向に沿って設けられ、上側リンフォース部材5の下部と下側リンフォース部材6の上部とは重複した状態で接合され、リンフォース部材5,6の重複した接合部分Wの上下方向位置は、前方視でメンバ部24と同じ高さに配置されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、車室内側からの荷重が車室外側へ向かってリヤスライドドアに掛かる場合に、当該リヤスライドドアの前側の保持強度を向上させることが可能な車両用スライドドアの補強構造に関する。
従来から、車両の車体側面には、車両前後方向に沿って摺動することにより、車体側面のドア開口部を開閉するリヤスライドドアが設けられており、当該リヤスライドドアは、フロントドアの後方側に配置されている。
上記リヤスライドドアを装備した車両の中には、リヤスライドドアを構成するドアインナパネルの前部にフックが設けられているとともに、ドア開口部に臨むセンタピラーの縦壁面にストライカがフックと対応して突設されているものがある(例えば、特許文献1参照)。
このようなリヤスライドドアを装備した車両においては、車室内側から車室外側への荷重がリヤスライドドアに掛かったときに、ドアインナパネルのフックがセンタピラーのストライカに係合することによって、リヤスライドドアの前側が保持されるようになっており、リヤスライドドアの車幅方向外側への移動を規制している。
特開2009−143294号公報
しかしながら、上述した従来の車両用スライドドアの構造にあっては、リヤスライドドアを構成するドアインナパネルの前部に設けたフックの取付部分の周辺が、適正な大きさ及び形状を有し、かつ適正な位置に配設した補強部品によって十分な剛性を具備していないので、車室内側から車室外側への荷重がリヤスライドドアの前側に掛かると、ドアインナパネルのフランジ部が大きく変形し、入力荷重点がドアインナパネルのフック取付剛性部分から外れるおそれがあった。特に、ドアインナパネルには、フック等の設置やドアへの部品取付時に必要であるサービスホール(作業穴)が設けられ、多くの場合、フックに隣接して設けられているので、サービスホール周辺の剛性が低く、荷重の入力方向がズレ易いという問題があった。
さらに、入力荷重点が車両後方へ位置ズレすることでサービスホール内にズレ込むと、サービスホールの角部に荷重応力が集中してしまい、ドアインナパネルに亀裂が発生するという問題を有していた。そして、ドアインナパネルの破断まで進むと、ドアインナパネルの剛性が更に低下し、変形が大きくなるおそれがあった。
また、従来の車両用スライドドアの構造では、車室内側から車室外側への荷重によってフック及びドアインナパネル全体が押圧されて、フックが回動する変形が起こる可能性があった。具体的には、フック全体の回動やフックの角度が開くなどの変形である。このような変形が起こる場合は、フックとストライカとの係合が外れる方向に変形することになるので、両者の係合が緩んだり(位置ズレによるフックの固定点の移動)、あるいは両者の係合が解除されるという懸念があった。フックの変形を低減させるには、補強部品の設置によるドアインナパネルの大幅な剛性向上が必要となるので、重量増大及びコスト高を回避することは難しかった。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、上側リンフォース部材及び下側リンフォース部材にてリヤスライドドアのドアインナパネルよりも高剛性の部分を構成し、当該高剛性部分が車室内側から車室外側への荷重によるフック及びドアインナパネルの局所変形を抑えてフックの車室外側への並進変形を促進し、フックとストライカとの係合を維持することで、リヤスライドドアの車幅方向外側への移動を規制することが可能な車両用スライドドアの補強構造を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、車両前後方向に沿って摺動することにより、車体側面のドア開口部を開閉するリヤスライドドアは、ドアインナパネルとドアアウタパネルとにより構成され、前記ドアインナパネルには、車両前後方向へ延在するメンバ部が設けられているとともに、前記ドアインナパネルの前部にはフックが設けられ、前記ドア開口部に臨むセンタピラーの縦壁面にはストライカが設けられ、車室内側から車室外側への荷重が前記リヤスライドドアに掛かるとき、前記リヤスライドドアの前側は、前記センタピラーのストライカに前記フックが係合することにより保持されるようになっている車両用スライドドアの補強構造において、前記フックの周辺には、前記ドアインナパネルの前部のパネル面に接合する上側リンフォース部材及び下側リンフォース部材が車両上下方向に沿って設けられ、前記上側リンフォース部材の下部と前記下側リンフォース部材の上部とは重複した状態で接合され、前記上側リンフォース部材の下部と前記下側リンフォース部材の上部とが重複した接合部分の上下方向の位置は、車両前方視で前記ドアインナパネルのメンバ部と同じ高さに配置されている。
本発明において、前記上側リンフォース部材の下部と前記下側リンフォース部材の上部とが重複した接合部分は、前記フックが設けられた前記ドアインナパネルの前部のパネル面で、水平方向に延びて配置されており、前記上側リンフォース部材及び前記下側リンフォース部材の少なくとも一方は、前記重複した接合部分の水平方向内側において、前記ドアインナパネルのメンバ部と接合されている。
また、本発明において、前記ドアインナパネルには、前記フックに隣接した穴が設けられており、前記上側リンフォース部材もしくは前記下側リンフォース部材の前記ドアインナパネルのメンバ部との水平方向接合部分と、前記上側リンフォース部材もしくは前記下側リンフォース部材の上下方向辺部分とが、前記ドアインナパネルの前記穴の角部に沿って配置されている。
さらに、本発明において、前記上側リンフォース部材もしくは前記下側リンフォース部材の上下方向辺部分は、前記ドアインナパネルの前記穴の上下辺であるフランジ部に沿って配置されている。
そして、本発明において、前記ドアインナパネルの前記穴の角部付近に位置する前記上側リンフォース部材もしくは前記下側リンフォース部材には、ビード部が前記穴の角部と対向した位置で延在して設けられている。
上述の如く、本発明に係る車両用スライドドアの補強構造は、車両前後方向に沿って摺動することにより、車体側面のドア開口部を開閉するリヤスライドドアは、ドアインナパネルとドアアウタパネルとにより構成され、前記ドアインナパネルには、車両前後方向へ延在するメンバ部が設けられているとともに、前記ドアインナパネルの前部にはフックが設けられ、前記ドア開口部に臨むセンタピラーの縦壁面にはストライカが設けられ、車室内側から車室外側への荷重が前記リヤスライドドアに掛かるとき、前記リヤスライドドアの前側は、前記センタピラーのストライカに前記フックが係合することにより保持されるようになっており、前記フックの周辺には、前記ドアインナパネルの前部のパネル面に接合する上側リンフォース部材及び下側リンフォース部材が車両上下方向に沿って設けられ、前記上側リンフォース部材の下部と前記下側リンフォース部材の上部とは重複した状態で接合され、前記上側リンフォース部材の下部と前記下側リンフォース部材の上部とが重複した接合部分の上下方向の位置は、車両前方視で前記ドアインナパネルのメンバ部と同じ高さに配置されている。
したがって、本発明の補強構造においては、リンフォース部材の拡大でドアインナパネルの剛性が高くなるとともに、上側リンフォース部材及び下側リンフォース部材によってフック周辺部分の剛性がドアインナパネルよりも高くなり、車室内側から車室外側へ向かってリヤスライドドアに掛かる荷重をフック周辺のドアインナパネル及びそのメンバ部と共に上側リンフォース部材及び下側リンフォース部材が受けることになるので、フック周辺の変形、特に荷重点の位置ズレやフック取付基部の回動を防止することができる。また、本発明の補強構造では、上側リンフォース部材と下側リンフォース部材とを重複させた剛性の高い接合部分が、車両前方視でドアインナパネルのメンバ部と同じ高さに位置しているので、車室内側からの荷重を受ける部分がT字状の交差点となり、荷重を受ける部分の剛性を向上させることができるとともに、荷重によるフック及びドアインナパネルの局所変形を抑えてフックの車室外側への並進変形を促進することが可能となり、フック周りの回動を効果的に低減させることができる。しかも、本発明の補強構造では、フック取付部の周囲が上側リンフォース部材もしくは下側リンフォース部材によって囲まれているので、上側リンフォース部材及び下側リンフォース部材によるフックの外側への並進変形に準じてストライカとの係合を維持することが可能となり、リヤスライドドアの車幅方向外側への移動を制御して規制することができ、リヤスライドドアと車体側面との間に生じる隙間を低減できる。
また、本発明の補強構造において、前記上側リンフォース部材の下部と前記下側リンフォース部材の上部とが重複した接合部分は、前記フックが設けられた前記ドアインナパネルの前部のパネル面で、水平方向に延びて配置されており、前記上側リンフォース部材及び前記下側リンフォース部材の少なくとも一方は、前記重複した接合部分の水平方向内側において、前記ドアインナパネルのメンバ部と接合されているので、上側リンフォース部材の下部と下側リンフォース部材の上部との重複した接合部分で上下リンフォース部材の剛性が一体になり、重複した接合部分での剛性向上が図れることになる。しかも、本発明の補強構造では、フックがドアインナパネルの前部のパネル面に配置され、上下リンフォース部材の重複した接合部分が当該パネル面を横断しているとともに、重複した接合部分の車室内側が荷重点であり、ドアインナパネルの車両前後方向へ延びるメンバ部も合流している。
したがって、本発明の補強構造においては、車室内側からの荷重をドアインナパネルの構造部分が受けるとともに、上側リンフォース部材及び下側リンフォース部材の重複した高剛性の接合部分が当該荷重を吸収しながら、フックの外側への並進変形を促進することになるので、フックの周辺部分の変形を抑えることができるとともに、フック取付部の回動を低減させことができる。しかも、上側リンフォース部材もしくは下側リンフォース部材がドアインナパネルの車両前後方向へ延びるメンバ部と接合されているので、当該荷重の伝達吸収効果をより一層向上させることができる。
そして、本発明の補強構造において、前記ドアインナパネルには、前記フックに隣接した穴が設けられており、前記上側リンフォース部材もしくは前記下側リンフォース部材の前記ドアインナパネルのメンバ部との水平方向接合部分と、前記上側リンフォース部材もしくは前記下側リンフォース部材の上下方向辺部分とが、前記ドアインナパネルの前記穴の角部に沿って配置されているので、フック等の設置やリヤスライドドアへの部品取付時に必要なサービスホールの穴が存在することにより車室内側からの荷重の応力が穴の角部に集中したとしても、高剛性の構造部分を利用して当該荷重応力をドアインナパネルの外側へ伝達及び吸収することができ、穴の角部の亀裂発生を低減させることもできる。
また、本発明の補強構造において、前記上側リンフォース部材もしくは前記下側リンフォース部材の上下方向辺部分は、前記ドアインナパネルの前記穴の上下辺であるフランジ部に沿って配置されているので、フランジ状になった穴周辺部の剛性を向上させ、車室内側からの荷重点のズレを小さくすることができる。しかも、ドアインナパネルの前部のパネル面に接合する下側リンフォース部材が車両幅方向に直交する面に接合するように車両上方視でL字状に形成され、車室内側からの荷重が車両幅方向に直交する面に入力されて外側へ押圧するので、フック周辺の変形が主として外側への並進変形となり、フックの回動を低減できる。
さらに、本発明の補強構造において、前記ドアインナパネルの前記穴の角部付近に位置する前記上側リンフォース部材もしくは前記下側リンフォース部材には、ビード部が前記穴の角部と対向した位置で延在して設けられているので、車室内側からの荷重によるビード部周辺の変形を抑えることができ、仮に車室内側からの荷重により穴の角部に亀裂が発生した場合でも、広がらなければ全体の変形は大きくならず、亀裂の進展を止める効果を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る車両用スライドドアの補強構造が適用される車両であって、ドアアウタパネルを取り除いたリヤスライドドアのドアインナパネルを斜め後方の外側から見た斜視図である。 図1におけるX部を拡大して示す斜視図である。 図1におけるドアインナパネルを車室内側から見た斜視図である。 図1のX部において、ドアインナパネルの前部に設けられる上側リンフォース部材及び下側リンフォース部材とフック及びストライカとの配置関係を示す拡大斜視図である。 図2におけるA−A線断面図である。
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1〜図5は本発明の実施形態に係る車両用スライドドアの補強構造を示すものである。なお、図2〜図5において、矢印F方向は車両前方を示し、矢印I方向は車両室内側の方向を示し、矢印O方向は車両室外側の方向を示し、矢印R方向は車両後方を示している。
図1〜図5に示すように、本発明の実施形態に係る補強構造が適用される車両1の車体側面11には、車両前後方向に沿って摺動することにより、車両後方側のドア開口部10を開閉するリヤスライドドア2が設けられており、当該リヤスライドドア2は、車両後方側が回動するフロントドア3の後方側に配置されている。
本実施形態のリヤスライドドア2は、車両前後方向に延在する上下ガイドレール(図示せず)に嵌合配置される上下ローラ(図示せず)などにより、車体側面11に対して摺動可能に支持されている。また、リヤスライドドア2は、ドアインナパネル21とドアアウタパネル22とによって構成されており、これらドアインナパネル21及びドアアウタパネル22の周縁部を互いに重ね合わせて接合することによって、閉断面構造に形成されている。
ドアインナパネル21には、図1〜図5に示すように、窓用開口23の下側に位置し、かつ車両前後方向へ沿って延在するメンバ部24が設けられており、該メンバ部24の外側面には、車両前後方向へ延在するリンフォースパネル25が接合されて設けられている。また、ドアインナパネル21の前部は、水平断面で略クランク形状に屈曲形成され、内外側パネル面21a,21bが車両前後方向に延び、かつ中間パネル面21cが車両幅方向に延びており、中間パネル面21cには、リヤスライドドア2を閉めた状態で後述のストライカを挿通配置することが可能な大きさ及び形状を有する挿通孔26が当該ストライカと対応する位置に穿設されている。
ドアインナパネル21の前部の内側パネル面21a及び中間パネル面21cには、図4及び図5に示すように、これらパネル面21a,21cに沿って配置される水平断面L字状のフック27が接合されており、当該フック27の外側先端部は、挿通孔26の内側周縁部まで突設されている。そして、このフック27に隣接した位置のドアインナパネル21には、フック等の設置やリヤスライドドア2などへの部品取付時に必要なサービスホール(作業穴)28が設けられている。
一方、車両後方側のドア開口部10に臨むセンタピラー(Bピラー)4の縦壁面4aには、図4及び図5に示すように、ドア開口部10へ向かって突出するストライカ41が設けられている。ストライカ41は、車体側面11の側方から見て開口が車両前方側に位置するコ字状に形成されており、コ字状の先端部41aは、リヤスライドドア2を閉めた状態で、挿通孔26を介してリヤスライドドア2の内部に位置し、ストライカ41の開口がフック27の外側先端部と対向するように配置されている。
したがって、本実施形態のリヤスライドドア2の前側は、試験治具Gによって車室内側から車室外側へ向かう荷重がリヤスライドドア2に掛かるとき、ドアインナパネル21の前部及びフック27が車室外側へ向かって移動し、ドアインナパネル21の挿通孔26の縁端部、下側リンフォース部材の貫通孔の縁端部(後述する)及びフック27の外側先端部がセンタピラー4側のストライカ41に係合することによって、センタピラー4を含む車体側面11に保持されるようになっている。
本実施形態のリヤスライドドア2において、フック27の周辺には、図1、図2及び図4に示すように、ドアインナパネル21の前部の内外側パネル面21a,21b及び中間パネル面21cに接合する上側リンフォース部材5及び下側リンフォース部材6が車両上下方向に沿って設けられており、これら上側リンフォース部材5及び下側リンフォース部材6によって、ドアインナパネル21よりも高剛性の部分が構成されている。
上側リンフォース部材5及び下側リンフォース部材6は、縦長のパネル材を用いて、ドアインナパネル21の前部と対応する水平断面で略クランク形状に屈曲形成され、内外側壁部5a,6a,5b,6b及び中間壁部5c,6cをそれぞれ有しており、当該前部に位置する内側パネル面21a、中間パネル面21c及び外側パネル面21bに沿って配置されている。なお、下側リンフォース部材6の中間壁部6cには、ドアインナパネル21の挿通孔26と対応して、ストライカ41の先端部41aが通る貫通孔60が穿設されている。
また、本実施形態の上側リンフォース部材5の下部と下側リンフォース部材6の上部とは、図2及び図4に示すように、互いに重なり合って配置されており、本実施形態では、下側リンフォース部材6の上部に上側リンフォース部材5の下部を載せて重ね合わせ、重複した状態で接合されている。そして、上側リンフォース部材5の下部と下側リンフォース部材6の上部とが重複した接合部分Wの上下方向の位置は、車両前方視でドアインナパネル21のメンバ部24と同じ高さに配置されている。このような上側リンフォース部材5及び下側リンフォース部材6の配置関係及び接合状態によって、リヤスライドドア2の前部に位置するフック27の周辺が補強された構造となっている。
しかも、上側リンフォース部材5の下部と下側リンフォース部材6の上部とが重複した接合部分Wは、フック27が設けられたドアインナパネル21の前部の内外側パネル面21a,21b及び中間パネル面21cで、水平方向に延びて配置されており、上側リンフォース部材5及び下側リンフォース部材6の少なくとも一方、本実施形態では下側リンフォース部材6が、図2に示すように、重複した接合部分Wの水平方向内側(車室内側)において、ドアインナパネル21のメンバ部24と接合されている。これによって、車室内側からの試験治具Gの荷重をドアインナパネル21の構造部分が受け、上側リンフォース部材5及び下側リンフォース部材6の重複した高剛性の接合部分Wが当該荷重を吸収しながら、フック27の外側への並進変形を促進するようになっている。
さらに、本実施形態の上側リンフォース部材5もしくは下側リンフォース部材6、本実施形態では下側リンフォース部材6とドアインナパネル21のメンバ部24との水平方向接合部分Wと、上側リンフォース部材5もしくは下側リンフォース部材6、本実施形態では下側リンフォース部材6の内側壁部6aの上下方向辺部分とが、ドアインナパネル21のサービスホール28の角部28aに沿って配置されている。しかも、上側リンフォース部材5もしくは下側リンフォース部材6、本実施形態では下側リンフォース部材6の内側壁部6aの上下方向辺部分は、図2及び図4に示すように、ドアインナパネル21のサービスホール28の上下辺であるフランジ部28bに沿って配置されている。これによって、サービスホール28の周辺部の剛性を向上させ、車室内側からの試験治具Gによる荷重応力がサービスホール28の角部28aに集中したとしても、ドアインナパネル21の外側へ伝達及び吸収し、角部28aの亀裂発生を減らすとともに、フック27の周辺の変形を並進変形とし、荷重点のズレによるフック27の回動を低減させるように構成されている。
また、本実施形態のドアインナパネル21のサービスホール28の角部28a付近に位置する上側リンフォース部材5もしくは下側リンフォース部材6、本実施形態では下側リンフォース部材6の内側壁部6aには、図2に示すように、外方へ突出するビード部7がサービスホール28の角部28aと対向した位置で、延在して設けられている。すなわち、ビード部7は、車両前後方向に沿って延び、車両前方側へ向かって下り傾斜に配置されている。このビード部7の存在によって、ビード部7の周辺部分の剛性を高め、車室内側からの試験治具Gの荷重によるビード部7の周辺部分の変形を抑え、サービスホール28の角部28aに発生した亀裂の進展を止めるような構造となっている。
なお、貫通孔60の周囲に位置する下側リンフォース部材6の内側壁部6a及び中間壁部6cには、図2、図4及び図5に示すように、フック27及びストライカ41の先端部41aを覆うドアフロントフックカバー8が取付けられている。このため、ドアフロントフックカバー8は、取付面側が開口した状態で外方へ膨らみ、外部から見えないようにフック27及びストライカ41の先端部41aを内部に配置するボックス部8aと、周辺部に張り出して形成され、内側壁部6a及び中間壁部6cに取付けられるフランジ片8bとを備えており、必要な剛性が確保された形状に形成されている。このような形状によりドアフロントフックカバー8が必要な剛性を有していると、試験治具Gが車室内側からドアインナパネル21を押し込んだ場合に、全体の変形、特に変形が進んだ時のフック27の周辺部の形状を保持する効果が得られることになる。
次に、本発明の実施形態に係る車両用スライドドアの補強構造において、試験治具Gによって車室内側から車室外側へ向かう荷重がリヤスライドドア2の前側に掛かったときの作用について説明する。
図5に示す状態から、試験治具Gがリヤスライドドア2の前側を矢印方向へ押し込むと、ドアインナパネル21の前部が車室外側へ押し出され、ドアインナパネル21の前部及びフック27が車室外側へ向かって移動し、ドアインナパネル21の挿通孔26の縁端部、下側リンフォース部材6の貫通孔60の縁端部及びフック27の外側先端部がセンタピラー4側のストライカ41に係合し、リヤスライドドア2の前側は、センタピラー4を含む車体側面11に保持され、車室外側への移動変形が規制されることになる。
そして、この状態で、試験治具Gがドアインナパネル21の前部を更に車室外側へ押し出そうとすると、試験治具Gによる車室外側への荷重をフック27の周辺部に位置するドアインナパネル21の前部及びメンバ部24、上側リンフォース部材5、下側リンフォース部材6、及びこれらのリンフォース部材5,6の重複させた高剛性の接合部分Wが受けることになり、フック27の周辺に位置するドアインナパネル21の局所変形が抑えられ、荷重点の位置ズレやフック取付基部の回動が防止されるとともに、フック27の車室外側への並進変形を促進することが可能となる。
また、試験治具Gがドアインナパネル21のサービスホール28に滑り落ちた場合でも、応力集中する角部28aの付近は下側リンフォース部材6及びドアインナパネル21のメンバ部24の水平方向接合部分Wや下側リンフォース部材6の上下方向辺部分によって覆われていることから、当該角部28aに亀裂や破断が発生することがなく、仮に亀裂や破断が発生しても、リンフォース部材5,6の重複した接合部分Wと、下側リンフォース部材6に追加したビード部7の存在でその進展及び拡大を抑制することが可能となる。
このように、本発明の実施形態に係る車両用スライドドアの補強構造では、リヤスライドドア2を構成するドアインナパネル21の前部にフック27が設けられ、センタピラー4の縦壁面4aにストライカ41が設けられ、フック27の周辺に、ドアインナパネル21の前部のパネル面21a,21b,21cに接合する上側リンフォース部材5及び下側リンフォース部材6が車両上下方向に沿って設けられ、上側リンフォース部材5の下部と下側リンフォース部材6の上部とが重複した状態で接合され、上側リンフォース部材5の下部と下側リンフォース部材6の上部とが重複した接合部分Wの上下方向の位置が、車両前方視でドアインナパネル21のメンバ部24と同じ高さに配置されているため、試験治具Gによる車室内側から車室外側への荷重を受けるフック27の周辺部分のドアインナパネル21の剛性向上を図ることができ、荷重によるフック27及びドアインナパネル27の局所変形を抑えてフック27の車室外側への並進変形を促進でき、フック27周りの回動を低減させ、フック27とストライカ41との係合を維持することができ、リヤスライドドア2の車幅方向外側への移動を規制してリヤスライドドア2と車体側面11との間に生じる隙間を低減できる。
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。
例えば、既述の実施の形態では、下側リンフォース部材6の上部に上側リンフォース部材5の下部を載せて重ね合わせ、重複した状態で接合されているが、上側リンフォース部材5の下部に下側リンフォース部材6の上部を載せて重ね合わせ、重複した状態で接合されていても良い。
1 車両
2 リヤスライドドア
4 センタピラー
4a 縦壁面
5 上側リンフォース部材
5a 内側壁部
5b 外側壁部
5c 中間壁部
6 下側リンフォース部材
6a 内側壁部
6b 外側壁部
6c 中間壁部
7 ビード部
10 ドア開口部
11 車体側面
21 ドアインナパネル
21a 内側パネル面
21b 外側パネル面
21c 中間パネル面
22 ドアアウタパネル
23 窓用開口
24 メンバ部
25 リンフォースパネル
26 挿通孔
27 フック
28 サービスホール(穴)
28a 角部
28b フランジ部
41 ストライカ
60 貫通孔
G 試験治具
W 重複した接合部分

Claims (5)

  1. 車両前後方向に沿って摺動することにより、車体側面のドア開口部を開閉するリヤスライドドアは、ドアインナパネルとドアアウタパネルとにより構成され、
    前記ドアインナパネルには、車両前後方向へ延在するメンバ部が設けられているとともに、前記ドアインナパネルの前部にはフックが設けられ、
    前記ドア開口部に臨むセンタピラーの縦壁面にはストライカが設けられ、
    車室内側から車室外側への荷重が前記リヤスライドドアに掛かるとき、前記リヤスライドドアの前側は、前記センタピラーのストライカに前記フックが係合することにより保持されるようになっている車両用スライドドアの補強構造において、
    前記フックの周辺には、前記ドアインナパネルの前部のパネル面に接合する上側リンフォース部材及び下側リンフォース部材が車両上下方向に沿って設けられ、
    前記上側リンフォース部材の下部と前記下側リンフォース部材の上部とは重複した状態で接合され、
    前記上側リンフォース部材の下部と前記下側リンフォース部材の上部とが重複した接合部分の上下方向の位置は、車両前方視で前記ドアインナパネルのメンバ部と同じ高さに配置されていることを特徴とする車両用スライドドアの補強構造。
  2. 前記上側リンフォース部材の下部と前記下側リンフォース部材の上部とが重複した接合部分は、前記フックが設けられた前記ドアインナパネルの前部のパネル面で、水平方向に延びて配置されており、前記上側リンフォース部材及び前記下側リンフォース部材の少なくとも一方は、前記重複した接合部分の水平方向内側において、前記ドアインナパネルのメンバ部と接合されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用スライドドアの補強構造。
  3. 前記ドアインナパネルには、前記フックに隣接した穴が設けられており、前記上側リンフォース部材もしくは前記下側リンフォース部材の前記ドアインナパネルのメンバ部との水平方向接合部分と、前記上側リンフォース部材もしくは前記下側リンフォース部材の上下方向辺部分とが、前記ドアインナパネルの前記穴の角部に沿って配置されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用スライドドアの補強構造。
  4. 前記上側リンフォース部材もしくは前記下側リンフォース部材の上下方向辺部分は、前記ドアインナパネルの前記穴の上下辺であるフランジ部に沿って配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両用スライドドアの補強構造。
  5. 前記ドアインナパネルの前記穴の角部付近に位置する前記上側リンフォース部材もしくは前記下側リンフォース部材には、ビード部が前記穴の角部と対向した位置で延在して設けられていることを特徴とする請求項3に記載の車両用スライドドアの補強構造。
JP2012097904A 2012-04-23 2012-04-23 車両用スライドドアの補強構造 Active JP5949088B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012097904A JP5949088B2 (ja) 2012-04-23 2012-04-23 車両用スライドドアの補強構造
US13/852,497 US20140117705A1 (en) 2012-04-23 2013-03-28 Reinforcement structure for vehicle slide door
IN1557CH2013 IN2013CH01557A (ja) 2012-04-23 2013-04-05
DE102013006554.2A DE102013006554B4 (de) 2012-04-23 2013-04-09 Verstärkungsstruktur für eine Fahrzeugschiebetür
CN201310141599.6A CN103375103B (zh) 2012-04-23 2013-04-22 车辆用滑动车门的加强构造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012097904A JP5949088B2 (ja) 2012-04-23 2012-04-23 車両用スライドドアの補強構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013224108A true JP2013224108A (ja) 2013-10-31
JP5949088B2 JP5949088B2 (ja) 2016-07-06

Family

ID=49290262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012097904A Active JP5949088B2 (ja) 2012-04-23 2012-04-23 車両用スライドドアの補強構造

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20140117705A1 (ja)
JP (1) JP5949088B2 (ja)
CN (1) CN103375103B (ja)
DE (1) DE102013006554B4 (ja)
IN (1) IN2013CH01557A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140117705A1 (en) * 2012-04-23 2014-05-01 Suzuki Motor Corporation Reinforcement structure for vehicle slide door

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
MX2016009133A (es) * 2014-02-07 2016-10-13 Fca Fiat Chrysler Automóveis Brasil Ltda Guarnicion vertical entre puertas sin montante lateral.
JP6525201B2 (ja) * 2015-09-18 2019-06-05 トヨタ紡織株式会社 ドアトリム及び車両用ドア
KR102644571B1 (ko) * 2019-05-13 2024-03-06 현대자동차주식회사 차체 보강 장치
FR3123021B1 (fr) * 2021-05-20 2023-10-06 Renault Sas Caisse pour véhicule utilitaire comprenant une porte coulissante équipée d’un moyen de rétention.
DE102021117443A1 (de) * 2021-07-06 2023-01-12 Ford Global Technologies, Llc Fahrzeugtürsystem

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006035881A (ja) * 2004-07-22 2006-02-09 Toyota Auto Body Co Ltd 車両用スライドドアの拘束構造
JP2007238027A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Toyota Motor Corp 車両側部構造
JP2008094344A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Mitsubishi Motors Corp ドアの補強構造
JP2009143294A (ja) * 2007-12-12 2009-07-02 Suzuki Motor Corp 車両用スライドドアの拘束構造
JP2010043405A (ja) * 2008-08-08 2010-02-25 Nissan Motor Co Ltd スライドドア構造
US20100253116A1 (en) * 2009-04-03 2010-10-07 Gm Global Technology Operations, Inc. Safeguard for the sliding door of a motor vehicle
JP2011057175A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Daihatsu Motor Co Ltd 車両のサイドドア装置
JP2013112058A (ja) * 2011-11-25 2013-06-10 Honda Motor Co Ltd スライドドア

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5910682A (ja) * 1982-07-09 1984-01-20 日産自動車株式会社 自動車用スライドドアのロツク装置
US5297841A (en) * 1992-12-28 1994-03-29 Ford Motor Company Cargo door assembly
US5791723A (en) * 1997-01-16 1998-08-11 Ford Motor Company Bumper wedge for automotive vehicle sliding door
US6206455B1 (en) * 1999-04-30 2001-03-27 Daimlerchrysler Corporation Sliding door stabilizer
DE102005034346A1 (de) * 2005-05-09 2006-11-23 Dura Automotive Plettenberg Entwicklungs- Und Vertriebs Gmbh Schiebetüre für ein Kraftfahrzeug
JP4225332B2 (ja) * 2006-08-09 2009-02-18 トヨタ自動車株式会社 車両用ドア装置
JP4751856B2 (ja) * 2007-07-03 2011-08-17 本田技研工業株式会社 車体側部構造
DE102007039803A1 (de) * 2007-08-23 2009-02-26 GM Global Technology Operations, Inc., Detroit Kraftfahrzeug mit einer Schiebetür
DE102008016650B3 (de) * 2008-04-01 2009-05-14 Dura Automotive Body & Glass Systems Gmbh Schiebetüre für ein Fahrzeug
JP5001907B2 (ja) * 2008-06-23 2012-08-15 本田技研工業株式会社 車両のロック部構造
US8186743B2 (en) * 2009-11-02 2012-05-29 Nissan North America, Inc. Vehicle sliding door structure
DE102009057309A1 (de) * 2009-12-07 2011-06-09 Dura Automotive Body & Glass Systems Gmbh Fahrzeug mit einer Schiebetüre
DE102009057300A1 (de) * 2009-12-07 2011-06-09 Dura Automotive Body & Glass Systems Gmbh Schiebetüre für ein Fahrzeug
CN201900970U (zh) * 2010-12-10 2011-07-20 浙江铭博汽车部件有限公司 汽车的前车门内板前端加强板
CN102152729A (zh) * 2011-01-30 2011-08-17 重庆长安汽车股份有限公司 一种汽车车门内板加强件
US8511740B2 (en) * 2011-03-09 2013-08-20 Nissan North America, Inc. Vehicle door reinforcement
JP5998606B2 (ja) * 2012-04-19 2016-09-28 スズキ株式会社 ドア保持機構の周辺構造
JP6086279B2 (ja) * 2012-04-19 2017-03-01 スズキ株式会社 車体後部のピラー構造
JP5949088B2 (ja) * 2012-04-23 2016-07-06 スズキ株式会社 車両用スライドドアの補強構造
JP5949089B2 (ja) * 2012-04-23 2016-07-06 スズキ株式会社 車両用スライドドアの補強構造
JP2013237318A (ja) * 2012-05-14 2013-11-28 Suzuki Motor Corp 車両用スライドドアの補強構造
JP5628241B2 (ja) * 2012-05-31 2014-11-19 本田技研工業株式会社 車両のドア構造

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006035881A (ja) * 2004-07-22 2006-02-09 Toyota Auto Body Co Ltd 車両用スライドドアの拘束構造
JP2007238027A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Toyota Motor Corp 車両側部構造
JP2008094344A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Mitsubishi Motors Corp ドアの補強構造
JP2009143294A (ja) * 2007-12-12 2009-07-02 Suzuki Motor Corp 車両用スライドドアの拘束構造
JP2010043405A (ja) * 2008-08-08 2010-02-25 Nissan Motor Co Ltd スライドドア構造
US20100253116A1 (en) * 2009-04-03 2010-10-07 Gm Global Technology Operations, Inc. Safeguard for the sliding door of a motor vehicle
JP2011057175A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Daihatsu Motor Co Ltd 車両のサイドドア装置
JP2013112058A (ja) * 2011-11-25 2013-06-10 Honda Motor Co Ltd スライドドア

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140117705A1 (en) * 2012-04-23 2014-05-01 Suzuki Motor Corporation Reinforcement structure for vehicle slide door

Also Published As

Publication number Publication date
CN103375103A (zh) 2013-10-30
JP5949088B2 (ja) 2016-07-06
DE102013006554B4 (de) 2021-02-25
DE102013006554A1 (de) 2013-10-24
CN103375103B (zh) 2015-07-29
IN2013CH01557A (ja) 2015-07-03
US20140117705A1 (en) 2014-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5949088B2 (ja) 車両用スライドドアの補強構造
JP5915814B2 (ja) 自動車の車体側部構造
JP5920527B2 (ja) 自動車のフロントピラー下部構造
JP4265647B2 (ja) 車体側部構造
US8991905B2 (en) Floor structure in vehicle body rear part
JP2009120140A (ja) 自動車のルーフ構造
JPWO2012081335A1 (ja) 車両の側部構造
JP6698393B2 (ja) 車体側部構造
JP5949089B2 (ja) 車両用スライドドアの補強構造
JP2014069632A (ja) 自動車のピラー補強構造
JP2013237318A (ja) 車両用スライドドアの補強構造
JP6094764B2 (ja) 車両の側部車体構造
JP2011225014A (ja) 車両用サイドドア構造
JP6313808B2 (ja) ドア構造
JP2010126069A (ja) 車両用ドア
JP4661214B2 (ja) 自動車の上部車体構造
JP4702189B2 (ja) ドアベルトライン構造
JP6588073B2 (ja) 車体構造
JP2013082306A (ja) スライドドア車のロッカ構造
JP5358597B2 (ja) 車体後部のフレーム構造
JP7135530B2 (ja) 車両用ドア構造
JP6157409B2 (ja) 車体側部構造
WO2015076023A1 (ja) 車体後部構造
JP5806713B2 (ja) エアバッグ装置
JP2010208552A (ja) 車両のドア構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150403

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160331

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160523

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5949088

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151