JP6094764B2 - 車両の側部車体構造 - Google Patents

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本発明は、車両の側部車体構造に係わり、特に、車体下部の車幅方向両端部において車体前後方向に延びる左右1対のサイドシルと、左右1対のサイドシルの中間部から車体上方へ延びるセンターピラーと、左右1対のサイドシルの前端部から車体上方へ延びるヒンジピラーと有する車両の側部車体構造に関する。
従来、車両の側突時において、衝撃荷重によって車体側壁が車室内へ進入することを抑制するために、センターピラーの強度を向上させた車体構造が提案されている。
例えば、特許文献1には、車体外方を向く第1面部と、第1面部と対向するように第1面部の車体内側に位置する第2面部と、第1面部及び第2面部と共に閉断面を構成する2つの側面部とを有するセンターピラーが記載されている。このセンターピラーにおいて、各側面部は、第1面部と第2面部との間の中間位置にて屈曲する屈曲部を有し、第1面部の中央部には、第1面部、第2面部及び側面部による閉断面の内側に突出しかつセンターピラーの長手方向に延びるビードが形成されている。
側突時、車体内側に向かう衝撃荷重が第1面部の中間部に入力されると、衝撃荷重が作用した部分の近傍における側面部の第1面部側の端部ないしその近傍に、閉断面外向きに作用する力が生じて、その部分を局所的に座屈させようとするが、屈曲部が閉断面内側に突出していることにより、その屈曲部には、閉断面外向きの力を打ち消すように閉断面内向きの力が生じる。これにより、第1面部に大きな衝撃荷重が作用しても、その荷重が作用した部分の近傍における側面部の第1面部側の端部が局所的に座屈し難くなる。さらに、第1面部にはビードが形成されているので、衝撃荷重に対して第1面部が一層変形し難くなり、これにより、衝撃荷重が作用した部分の近傍における側面部の第1面部側の端部において、局所的な座屈がより一層生じ難くなる。
特開2013−233838号公報
ところで、側突時、センターピラーに対して車体内側に向かう衝撃荷重が入力されると、センターピラーが車体内側に向かって倒れ、これに伴ってセンターピラーの下端部に接合されているサイドシルに、長手方向軸線回りのねじりモーメントが発生する。その結果、このサイドシルの前端部に接合されているヒンジピラーを車体内側に向かって倒れさせる力がヒンジピラーに作用する。この力によってヒンジピラーが局所的に座屈し、車室内へ進入することを抑制するために、ヒンジピラーの強度を向上することが要求される。
そこで、引用文献1のセンターピラーと同様の構造をヒンジピラーにも適用することが考えられる。しかしながら、ヒンジピラーには、ドアヒンジを取り付けるためのヒンジ台座が設けられている。このヒンジ台座は、ヒンジピラーの上端部及び下端部において、ドアヒンジを取り付けられるように車幅方向外側に向かって突出した平面部を有するように形成されている。従って、引用文献1のセンターピラーにおける第1面部のビードと同様の構造をヒンジピラーに設けようとした場合、上下のヒンジ台座とビードとが干渉することを避けるため、ビードを上下のヒンジ台座の間に設けざるを得ない。その場合、上下のヒンジ台座とビード端部との間の部分におけるヒンジピラーの曲げ剛性が、ビードが形成されている部分におけるヒンジピラーの曲げ剛性と比較して低くなる。その結果、側突時にヒンジピラーを車体内側に向かって倒れさせる力が作用すると、ヒンジ台座とビード端部との間に応力集中が生じ、その近傍でヒンジピラーが局所的に座屈してしまう可能性がある。
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、側突時の外力に対するヒンジピラーの曲げ強度を向上させることができる車両の側部車体構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の車両の側部車体構造は、車体下部の車幅方向両端部において車体前後方向に延びる左右1対のサイドシルと、1対のサイドシルの中間部から車体上方へ延びるセンターピラーと、1対のサイドシルの前端部から車体上方へ延びるヒンジピラーとを有する車両の側部車体構造であって、ヒンジピラーは、車幅方向外側を向く側面部と、この側面部の前端から車幅方向内側に向かって延びる前面部と、この側面部の後端から車幅方向内側に向かって延びる後面部とを備え、側面部は、その上端部及び下端部において車幅方向外側に向かって隆起し且つ頂部が平面状に形成された上下1対のヒンジ台座部と、ヒンジピラーの長手方向に直交する断面において車幅方向内側に突出したU字形に形成され1対のヒンジ台座部の間においてヒンジピラーの長手方向に沿って延びる凹ビード部と、ヒンジピラーの長手方向に直交する断面において車幅方向外側に突出したU字形に形成され凹ビード部の下端よりも上方から下端部のヒンジ台座部の上端よりも下方まで延びる凸ビード部と、を備え、前面部は、ヒンジピラーの長手方向に直交する断面において車体後方に向かって突出するように形成され側面部の凹ビード部と対応する位置においてヒンジピラーの長手方向に沿って延びる屈曲部を備えたことを特徴とする。
このように構成された本発明においては、側突時にセンターピラーからサイドシルを介して伝達された衝撃荷重によりヒンジピラーが湾曲した場合、ヒンジピラーの閉断面の内側に向かう力を屈曲部に生じさせ、前面部をヒンジピラーの閉断面の外側へ倒す力を打ち消すことができると共に、凹ビード部により側面部の変形を抑制することができ、これにより、屈曲部及び凹ビード部が形成されている範囲におけるヒンジピラーの局所的な座屈を抑制することができる。そして、屈曲部及び凹ビード部が形成されていない凹ビード部の下端と下端部のヒンジ台座部の上端との間の範囲における側面部の変形を凸ビード部によって抑制することができ、これにより、凹ビード部とヒンジ台座部との間の範囲におけるヒンジピラーの局所的な座屈を抑制できる。従って、側突時の外力に対するヒンジピラーの曲げ強度を向上させることができる。
また、本発明において、好ましくは、側面部は、凹ビード部及び下端部のヒンジ台座部を車体前方及び車体後方から挟むように配置された前後1対の凸ビード部を備える。
このように構成された本発明においては、屈曲部及び凹ビード部が形成されていない凹ビード部の下端と下端部のヒンジ台座部の上端との間の範囲における側面部の変形を一層確実に抑制することができ、これにより、凹ビード部とヒンジ台座部との間の範囲におけるヒンジピラーの局所的な座屈を一層確実に抑制できる。
本発明による車両の側部車体構造によれば、側突時の外力に対するヒンジピラーの曲げ強度を向上させることができる。
本発明の実施形態による車両の側部車体構造を適用した車体の斜視図である。 本発明の実施形態による車両の側部車体構造におけるヒンジピラー周辺の平面図である。 図2におけるIII−III矢視断面図である。 図2におけるIV−IV矢視断面図である。 図2におけるV−V矢視断面図である。 図2におけるVI−VI矢視断面図である。 図2におけるVII−VII矢視により側突荷重入力時におけるサイドシル及びヒンジピラーを示す概略断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態による車両の側部車体構造を説明する。
まず、図1により、本発明の実施形態による車両の側部車体構造を適用した車体について説明する。図1は、本発明の実施形態による車両の側部車体構造を適用した車体の斜視図である。
図1において、符号1は本発明の実施形態による車両の側部車体構造を適用した車体を示す。この車体1は、車体1下部の車幅方向両端部において車体前後方向に延びる左右1対のサイドシル2と、左右1対のサイドシル2のそれぞれの前端部から車体上方へ延びる左右1対のヒンジピラー4と、左右1対のサイドシル2のそれぞれの中間部から車体上方へ延びる左右1対のBピラー6(センターピラー)と、左右1対のサイドシル2のそれぞれの後端部から車体上方へ延びるCピラー8とを有している。
また、ヒンジピラー4の上端部から後上方へ傾斜して延びるように左右1対のAピラー10が設けられており、このAピラー10の上端部からCピラー8の上端部まで、車体1上部の車幅方向両端部において車体前後方向に延びるように左右1対のルーフサイドレール12が設けられている。このルーフサイドレール12は、Aピラー10、Bピラー6、及びCピラー8のそれぞれの上端部に接合されている。これらのサイドシル2、ヒンジピラー4、Aピラー10、Bピラー6、Cピラー8、及びルーフサイドレール12によって、左右1対の側部車体構造が形成される。以下では、主に左側の側部車体構造を例として説明する。
次に、図2乃至図6により、本発明の実施形態による車両の側部車体構造におけるヒンジピラー4について説明する。図2は、本発明の実施形態による車両の側部車体構造におけるヒンジピラー4周辺の平面図であり、図3は、図2におけるIII−III矢視断面図であり、図4は、図2におけるIV−IV矢視断面図であり、図5は、図2におけるV−V矢視断面図であり、図6は、図2におけるVI−VI矢視断面図である。
図2乃至図6に示すように、ヒンジピラー4は、ヒンジピラー4の長手方向に直交する断面において車幅方向内側に開口したコ字状に形成されたレインフォースメントパネル14と、このレインフォースメントパネル14の車幅方向内側に接合された平板状のインナパネル16とを有しており、これらのレインフォースメントパネル14とインナパネル16とによって閉断面が形成されている。さらに、ヒンジピラー4の長手方向に直交する断面において車幅方向内側に開口したコ字状に形成されたアウタパネルが、レインフォースメントパネル14を車幅方向外側から覆うように設けられるが、簡略化のため図示を省略する。
レインフォースメントパネル14は、車幅方向外側を向く側面部18と、この側面部18の前端から車幅方向内側に向かって延びる前面部20と、この側面部18の後端から車幅方向内側に向かって延びる後面部22とを備える。前面部20及び後面部22の車幅方向内側端には、ヒンジピラー4の長手方向に沿って延びるフランジ部24が形成されている。
側面部18の上端部及び下端部には、ドアヒンジを取り付けるための上側ヒンジ台座部26及び下側ヒンジ台座部28が形成されている。これらのヒンジ台座部26、28は、図2、図3及び図6に示すように、側面部18から車幅方向外側に向かって角柱状に隆起しており、その頂部30、32は平面状に形成されている。
また、図2に示すように、側面部18には、上下のヒンジ台座部26、28の間において、この側面部18の幅方向(車両前後方向)中央をヒンジピラー4の長手方向に沿って延びる凹ビード部34が形成されている。この凹ビード部34は、図4及び図5に示すように、ヒンジピラー4の長手方向に直交する断面において車幅方向内側に突出したU字形に形成されている。
更に、図2に示すように、側面部18には、凹ビード部34の下端よりも上方から下側ヒンジ台座部28の上端よりも下方まで延び、凹ビード部34及び下側ヒンジ台座部28を側面部18の幅方向両側から(即ち車体前方及び車体後方から)挟むように配置された1対の凸ビード部36が形成されている。この凸ビード部36は、図5に示すように、ヒンジピラー4の長手方向に直交する断面において車幅方向外側に突出したU字形に形成されている。
また、図2に示すように、前面部20には、側面部18の凹ビード部34と対応する位置においてヒンジピラー4の長手方向に沿って延びる屈曲部38が形成されている。この屈曲部38は、図4及び図5に示すように、ヒンジピラー4の長手方向に直交する断面において車体後方に向かって突出するように形成されている。
より詳細には、図4及び図5に示すように、前面部20は、フランジ部24から車幅方向外側に向かって立ち上がる内側部40と、この内側部40の車幅方向外側端から車体後方に向かって(即ちヒンジピラー4の閉断面内側に向かって)傾斜して延びる傾斜部42と、この傾斜部42の車幅方向外側端から車幅方向外側に向かって延び、側面部18の前端に接続される外側部44とを有している。そして、傾斜部42と外側部44との境界部分が、屈曲部38を形成している。
次に、図7により、本発明の実施形態による車両の側部車体構造の作用を説明する。図7は、側突荷重入力時におけるサイドシル2及びヒンジピラー4を示す概略断面図である。
図7に示すように、車両の左側面における側突時、Bピラー6に対して車体内側に向かう衝撃荷重が入力されると、Bピラー6が車体内側に向かって倒れ、これに伴ってBピラー6の下端部に接合されているサイドシル2に、車体正面視で反時計回りのねじりモーメントが発生する。このねじりモーメントM1は、サイドシル2の前端部に接合されているヒンジピラー4の下端部に伝達され、ヒンジピラー4を車体内側に向かって倒れさせる曲げモーメントM2として作用し、ヒンジピラー4を湾曲させる。
このようにヒンジピラー4が湾曲したとき、ヒンジピラー4のレインフォースメントパネル14の側面部18(圧縮側)とインナパネル16(引張側)との間で周長差が生じるので、この周長差を小さくしようとする力が働き、レインフォースメントパネル14の側面部18とインナパネル16とが互いに近づこうとする。これに応じて、レインフォースメントパネル14の前面部20及び後面部22には、それぞれのフランジ部24を支点としてヒンジピラー4の閉断面の外側へ倒す力が生じ、これらの前面部20及び後面部22を局所的に(特にヒンジピラー4の下側ヒンジ台座部28の上端部近傍)座屈させようとする。
しかしながら、本発明の実施形態によるヒンジピラー4においては、上述したように、レインフォースメントパネル14の前面部20に屈曲部38が形成されている。ヒンジピラー4が湾曲した場合、この屈曲部38にはヒンジピラー4の閉断面の内側に向かう力が生じ、上述した前面部20をヒンジピラー4の閉断面の外側へ倒す力を打ち消す。これにより、屈曲部38が形成されている範囲におけるヒンジピラー4の局所的な座屈が抑制される。
また、上述したように、レインフォースメントパネル14の側面部18には凹ビード部34が設けられているので、この凹ビード部34により側面部18の変形が抑制され、これに伴って、凹ビード部34が形成されている範囲におけるヒンジピラー4の局所的な座屈が抑制される。
更に、レインフォースメントパネル14の側面部18には、凹ビード部34の下端よりも上方から下側ヒンジ台座部28の上端よりも下方まで延びるように凸ビード部36が形成されている。ヒンジピラー4が湾曲した場合、屈曲部38及び凹ビード部34が形成されていない凹ビード部34の下端と下側ヒンジ台座部28の上端との間の範囲における側面部18の変形は凸ビード部36によって抑制されるので、凹ビード部34の下端と下側ヒンジ台座部28の上端との間の範囲におけるヒンジピラー4の局所的な座屈が抑制される。
次に、本発明の実施形態のさらなる変形例を説明する。
上述した実施形態においては、ヒンジピラー4のレインフォースメントパネル14の前面部20に屈曲部38が形成されていると説明したが、これに代えて、あるいはこれと共に、レインフォースメントパネル14の後面部22に屈曲部が形成されるようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、凸ビード部36は、ヒンジピラー4の長手方向に直交する断面において車幅方向外側に突出したU字形に形成されていると説明したが、ヒンジピラー4の長手方向に直交する断面において車幅方向内側に突出したU字形に形成してもよい。
次に、上述した本発明の実施形態及び本発明の実施形態の変形例による車両の側部車体構造の効果を説明する。
まず、ヒンジピラー4の側面部18は、ヒンジピラー4の長手方向に直交する断面において車幅方向内側に突出したU字形に形成され上下のヒンジ台座部26、28の間においてヒンジピラー4の長手方向に沿って延びる凹ビード部34を備え、前面部20は、ヒンジピラー4の長手方向に直交する断面において車体後方に向かって突出するように形成され側面部18の凹ビード部34と対応する位置においてヒンジピラー4の長手方向に沿って延びる屈曲部38を備えたので、側突時にBピラー6からサイドシル2を介して伝達された衝撃荷重によりヒンジピラー4が湾曲した場合、ヒンジピラー4の閉断面の内側に向かう力を屈曲部38に生じさせ、前面部20をヒンジピラー4の閉断面の外側へ倒す力を打ち消すことができると共に、凹ビード部34により側面部18の変形を抑制することができ、これにより、屈曲部38及び凹ビード部34が形成されている範囲におけるヒンジピラー4の局所的な座屈を抑制することができる。そして、ヒンジピラー4の側面部18は、ヒンジピラー4の長手方向に直交する断面において車幅方向外側に突出したU字形に形成され凹ビード部34の下端よりも上方から下側ヒンジ台座部28の上端よりも下方まで延びる凸ビード部36を備えているので、屈曲部38及び凹ビード部34が形成されていない凹ビード部34の下端と下側ヒンジ台座部28の上端との間の範囲における側面部18の変形を凸ビード部36によって抑制することができ、これにより、凹ビード部34の下端と下側ヒンジ台座部28の上端との間の範囲におけるヒンジピラー4の局所的な座屈を抑制できる。従って、側突時の外力に対するヒンジピラー4の曲げ強度を向上させることができる。
特に、側面部18は、凹ビード部34及び下側ヒンジ台座部28を車体前方及び車体後方から挟むように配置された前後1対の凸ビード部36を備えるので、屈曲部38及び凹ビード部34が形成されていない凹ビード部34の下端と下側ヒンジ台座部28の上端との間の範囲における側面部18の変形を一層確実に抑制することができ、これにより、凹ビード部34の下端と下側ヒンジ台座部28の上端との間の範囲におけるヒンジピラー4の局所的な座屈を一層確実に抑制できる。
1 車体
2 サイドシル
4 ヒンジピラー
6 Bピラー
18 側面部
20 前面部
22 後面部
26 上側ヒンジ台座部
28 下側ヒンジ台座部
30、32 頂部
34 凹ビード部
36 凸ビード部
38 屈曲部

Claims (2)

  1. 車体下部の車幅方向両端部において車体前後方向に延びる左右1対のサイドシルと、上記1対のサイドシルの中間部から車体上方へ延びるセンターピラーと、上記1対のサイドシルの前端部から車体上方へ延びるヒンジピラーとを有する車両の側部車体構造であって、
    上記ヒンジピラーは、車幅方向外側を向く側面部と、この側面部の前端から車幅方向内側に向かって延びる前面部と、この側面部の後端から車幅方向内側に向かって延びる後面部とを備え、
    上記側面部は、その上端部及び下端部において車幅方向外側に向かって隆起し且つ頂部が平面状に形成された上下1対のヒンジ台座部と、上記ヒンジピラーの長手方向に直交する断面において車幅方向内側に突出したU字形に形成され上記1対のヒンジ台座部の間において上記ヒンジピラーの長手方向に沿って延びる凹ビード部と、上記ヒンジピラーの長手方向に直交する断面において車幅方向外側に突出したU字形に形成され上記凹ビード部の下端よりも上方から上記下端部の上記ヒンジ台座部の上端よりも下方まで延びる凸ビード部と、を備え、
    上記前面部は、上記ヒンジピラーの長手方向に直交する断面において車体後方に向かって突出するように形成され上記側面部の上記凹ビード部と対応する位置において上記ヒンジピラーの長手方向に沿って延びる屈曲部を備えたことを特徴とする車両の側部車体構造。
  2. 上記側面部は、上記凹ビード部及び上記下端部の上記ヒンジ台座部を車体前方及び車体後方から挟むように配置された前後1対の上記凸ビード部を備える車両の側部車体構造。
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