JP2010126013A - 車両のセンターピラー構造 - Google Patents

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Mariko Honda
真理子 本田
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Abstract

【課題】形状凍結ビードが設けられたセンターピラーにおいて、側面衝突時における該センターピラーの局所変形を抑制することを目的とする。
【解決手段】センターピラー12の車両外側部材を構成するアウタリインフォースメント14に、リヤドア用のヒンジ座面18及び形状凍結ビード20を、車両外側に凸となる一体的な凸状部22として形成する。リヤドア用のヒンジ座面18と形状凍結ビード20との間の段差をなくすことで、側面衝突時に各々に入力される側突荷重に差が生じ難くようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両のセンターピラー構造に関する。
センターピラーにおけるリヤドア用のヒンジ座面を凸状に形成した構造が開示されている(特許文献1参照)。またセンターピラーの高さ方向の所定部位を外側に突設させた凸部を設け、サイドドアのドアビーム(インパクトビーム)を該凸部に対応する高さ位置に設定し、側突時の応力をセンターピラー全体に分散させる構造が開示されている(特許文献2参照)。
特開2006−248404号公報 特開平9−254810号公報
車両の側面衝突時、該車両のセンターピラーには、該センターピラーの車両前側及び車両後側から側突荷重が入力される。この側突荷重は、車両前側からはフロントドア内に設けられたインパクトビームを介して入力され、車両後側からはリヤドアを支持するヒンジを介して入力される。
しかしながら、上記した特許文献1に記載の凸状のヒンジ座面と、特許文献2に記載のドアビーム用の凸部とをセンターピラーに設けた場合、これらの間に段差が存在すると、側面衝突時に各々に入力される側突荷重に差が生じると考えられる。
一方、センターピラーを構成する部材は、例えば高張力鋼板のような高強度材をプレス成形して製造されるが、該成形時における壁反りを防止するため、センターピラーを構成する部材に形状凍結ビードを設けることが行われている。しかしながら、この形状凍結ビードと、上記した特許文献1に記載の従来例に係るリヤドア用のヒンジ座面との間に段差が存在すると、やはり側面衝突時に各々に入力される側突荷重に差が生じると考えられる。
本発明は、上記事実を考慮して、形状凍結ビードが設けられたセンターピラーにおいて、側面衝突時における該センターピラーの局所変形を抑制することを目的とする。
請求項1の発明は、センターピラーの車両外側部材を構成するアウタリインフォースメントに、リヤドア用のヒンジ座面及び形状凍結ビードが、車両外側に凸となる一体的な凸状部として形成されている車両のセンターピラー構造。
請求項1に記載の車両のセンターピラー構造では、センターピラーの車両外側部材を構成するアウタリインフォースメントに、リヤドア用のヒンジ座面及び形状凍結ビードが、車両外側に凸となる一体的な凸状部として形成され、該リヤドア用のヒンジ座面と形状凍結ビードとの間に段差がないので、側面衝突時に各々に入力される側突荷重に差が生じ難い。このため、センターピラーの局所変形を抑制することができる。
請求項2の発明は、前記凸状部は、フロントドア内に設けられ車両前後方向に延びるインパクトビームの後端部と車幅方向に重なる位置に形成されている請求項1に記載の車両のセンターピラー構造。
請求項2に記載の車両のセンターピラー構造では、凸状部が、フロントドア内に設けられ車両前後方向に延びるインパクトビームの後端部と車幅方向に重なる位置に形成されているので、側面衝突時に、センターピラーに対して、リヤドア側からドアヒンジを介して側突荷重が入力される場合だけでなく、フロントドア側からインパクトビームを介して側突荷重が入力される場合でも、センターピラーの局所変形を抑制することができる。このため、側突衝突に対するロバスト性を高めると共に、側突荷重についての効率的な荷重分担を可能にすることができる。
以上説明したように、本発明に係る請求項1に記載の車両のセンターピラー構造によれば、形状凍結ビードが設けられたセンターピラーにおいて、側面衝突時における該センターピラーの局所変形を抑制することができる、という優れた効果が得られる。
請求項2に記載の車両のセンターピラー構造によれば、側突衝突に対するロバスト性を高めると共に、側突荷重についての効率的な荷重分担を可能にすることができる、という優れた効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1から図4において、本実施の形態に係る車両のセンターピラー構造Sは、車両10のセンターピラー12の下部の構造に係り、該センターピラー12の車両外側部材を構成するアウタリインフォースメント14に、リヤドア16用のヒンジ座面18及び形状凍結ビード20が、車両外側に凸となる一体的な凸状部22として形成されている。
センターピラー12は、例えば高張力鋼板のような高強度材をプレス成形して製造され、車両前後方向において、フロントドア36とリヤドア16との境界部に位置し、車両側部において車両上下方向に延びる骨格部材である。図3に示されるように、このセンターピラー12は、例えば車両内側部材を構成するインナリインフォースメント24と、アウタリインフォースメント14とを、車幅方向に接合して閉断面に構成されている。アウタリインフォースメント14は、例えば車両下部に位置するロアパネル26と、該ロアパネル26の上縁26Bに接合され該ロアパネル26の車両上側に位置するアッパパネル28とを有して構成されている。図3に示されるように、インナリインフォースメント24の縦壁部24Cには、リトラクタ用開口部24Bが設けられている。
センターピラー12の下端部は、車両側部の下部において車両前後方向に延びるロッカ30に結合されている。具体的には、アウタリインフォースメント14におけるロアパネル26の下縁26Aがロッカアウタパネル32に接合され、インナリインフォースメント24の下縁24Aがロッカインナパネル34に接合されている。
図2から図4において、凸状部22は、フロントドア36内に設けられ車両前後方向に延びるインパクトビーム38の後端部38Aと車幅方向に重なる位置にも形成されている。インパクトビーム38の後端部38Aの高さ位置は、例えばヒンジ座面18よりも車両下側である。図2に示されるように、ヒンジ座面18の車両下側には、例えばロアパネル26の縦壁部26Cよりも車両内側に凹となる略四角形の形状凍結ビード40が形成されているので、凸状部22は、該形状凍結ビード40を避けるように、車両側面視で逆L字形に形成されている。
凸状部22は、縦壁部26Cを基準として、台地上に盛り上がって形成されると共に、ヒンジ座面18から形状凍結ビード20にかけて、段差がなく平坦に形成されている。ヒンジ座面18には、リヤドア16用のドアヒンジ(図示せず)を固定する際に用いる貫通孔42が設けられている。
なお、形状凍結ビード20,40は、ロアパネル26のプレス成形(絞り曲げ加工)時における縦壁部26Cの壁反りを防止するために設けられている。
(作用)
本実施形態は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図2から図4において、本実施形態に係る車両のセンターピラー構造Sでは、センターピラー12の車両外側部材を構成するアウタリインフォースメント14に、リヤドア16用のヒンジ座面18及び形状凍結ビード20が、車両外側に凸となる一体的な凸状部22として形成され、該リヤドア16用のヒンジ座面18と形状凍結ビード20との間に段差がないので、側面衝突時に各々に入力される側突荷重に差が生じ難い。このため、センターピラー12の局所変形を抑制することができる。
また凸状部22が、フロントドア36内に設けられ車両前後方向に延びるインパクトビーム38の後端部38Aと車幅方向に重なる位置に形成されているので、側面衝突時に、センターピラー12に対して、リヤドア16側からドアヒンジ(図示せず)を介して側突荷重が入力される場合だけでなく、図5に示されるように、フロントドア36(図1)側からインパクトビーム38を介して側突荷重Fが入力される場合でも、センターピラー12の局所変形を抑制することができる。このため、側突衝突に対するロバスト性を高めると共に、側突荷重Fについての効率的な荷重分担を可能にすることができる。換言すれば、凸状部22を含むロアパネル26の縦壁部26Cにおいて、より均一に荷重を分担することができる。
またアウタリインフォースメント14の局所変形を抑制することで、リトラクタ用開口部24Bが設けられているインナリインフォースメント24の変形も抑制することができる。このようにして、センターピラー12の車両内側への変形が抑制される。
(変形例)
上記構成では、図2に示されるように、ヒンジ座面18の車両下側に、凹状の形状凍結ビード40が形成され、凸状部22が該形状凍結ビード40とは別に形成されているが、これに限られず、例えば図6に示される構成とすることも可能である。図6に示される例では、凸状部22の範囲が、図2における形状凍結ビード40の領域まで広げられ、該形状凍結ビード40が、形状凍結ビード20と共に、凸状部22に一体化されている。この例においても、側面衝突時におけるアウタリインフォースメント14のロアパネル26の局所変形を抑制することができる。
車両のセンターピラー構造を示す側面図である。 車両のセンターピラー構造を示す要部拡大側面図である。 車両のセンターピラー構造を示す、図2における3−3矢視断面図である。 車両のセンターピラー構造を示す、図2における4−4矢視断面図である。 図3の断面位置において、側面衝突時におけるセンターピラーの変形状態を示す断面図である。 変形例に係る車両のセンターピラー構造を示す要部拡大側面図である。
符号の説明
12 センターピラー
14 アウタリインフォースメント
16 リヤドア
18 ヒンジ座面
20 形状凍結ビード
22 凸状部
36 フロントドア
38 インパクトビーム
38A 後端部
S 車両のセンターピラー構造

Claims (2)

  1. センターピラーの車両外側部材を構成するアウタリインフォースメントに、リヤドア用のヒンジ座面及び形状凍結ビードが、車両外側に凸となる一体的な凸状部として形成されている車両のセンターピラー構造。
  2. 前記凸状部は、フロントドア内に設けられ車両前後方向に延びるインパクトビームの後端部と車幅方向に重なる位置に形成されている請求項1に記載の車両のセンターピラー構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017171113A (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 株式会社Subaru 車体側部構造
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JP2020011691A (ja) * 2018-07-20 2020-01-23 スズキ株式会社 車両側部構造
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