JP4555806B2 - 前部車体構造 - Google Patents
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Description
この前部車体構造によれば、前部衝突時等に車体前方から荷重が入力されると、その入力荷重は、カウルサイドメンバからフロントピラーへ伝達され、フロントピラーからヒンジを介してドアのドアビームに伝達されて分散されるようになっている。
また、従来の前部車体構造では、前部衝突時等において、カウルサイドメンバからの入力荷重によってドアヒンジ部分で変形等が生じ、意図しないドアの開放を生じるおそれがあった。そのため、スチフナーで補強することが考えられるが、そうすると重量が増大する。
これによって、ドアヒンジ部分で変形等が生じ難くなり、衝突時における意図しないドアの開放を好適に防止することができる。
したがって、フロントピラーに伝わった衝撃によって、フロントピラーが変形し難くなり、これによって、フロントピラーに伝わった衝撃を、ドアヒンジを介して後方のドア側へ伝達させることができる。
ここで、「前記前面部から前記後面部にわたり」には、L字形状が前面部側から前記後面部側にわたるように形成された構成が含まれる。
自動車1の車体の前部には、前部から延びるアッパーメンバー2が設けられ、このアッパーメンバー2の後方に、アウタパネル3およびインナパネル4(図2参照)を備えたフロントピラー10が設けられて、フロントピラー10に設けられたドアヒンジスチフナー20およびドアヒンジ35A(以下、ヒンジ35Aという)を介してドア35が取り付けられるようになっている。
アッパーメンバー2は、前端部が図示しないフロントサイドフレームを介してバンパービームに接続されており、図1に示すように、車体後方へ向けて上がり勾配を有して設けられている。したがって、前部衝突時にバンパービームを介してフロントサイドフレームに荷重が入力されると、その入力荷重は、アッパーメンバー2を介してフロントピラー10へ伝達される。
そのための構造として、ドアヒンジスチフナー20は、アウタパネル3の各面に対応する5面を有した構造体で構成されている。
具体的には、図3(a),図4(a)(b)に示すように、ドアヒンジスチフナー20は、アウタパネル3の内側面3Aに取り付けられる側面部21としての前側面部21B、後側面部21Aと、前側面部21Bの前端に設けられ、アウタパネル3の前部内壁3aに取り付けられる前面部22と、後側面部21Aの後端に設けられ、アウタパネル3の後部内壁3bに取り付けられる後面部25,25(図3(a)では1つのみ図示)と、後側面部21Aの上下端に、相互に平行に設けられた上面部26a(図3(a)では不図示)および下面部26bと、を備えて構成されている。
ここで、図4(b)に示すように、第1の部材20Aには、後側面部21A、後面部25,25、上面部26aおよび下面部26bが設けられ、第2の部材20Bには、前側面部21Bおよび前面部22が設けられている。
第1の部材20Aは、前部側の側部が切り欠かれており、この切り欠かれた部分に第2の部材20Bが配置されて接合されるようになっている。そのための構成として、上面部26aおよび下面部26bに沿う固定片27a,27bが設けられている。本実施形態では、この固定片27a,27bを、第1の部材20Aの後側面部21Aよりもアウタパネル3側(同図において手前側)へ突出させており、これによって固定片27a,27bに取り付けられる第2の部材20Bの前側面部21Bは、第1の部材20Aの後側面部21Aよりもアウタパネル3側へ突出するように設けられる。
また、上面部26aの端部は、上方へ折り返されてフランジ部26a’が形成されており、下面部26bの端部は、下方へ折り返されてフランジ部26b’が形成されている。
このような第2の部材20Bは、図4(a)に示すように、前側面部21Bの上下縁が第1の部材20Aの固定片27a,27bに接合され、後端部が第1の部材20Aの後側面部21Aの切欠縁21A’に接合されることで、第1の部材20Aに固定されるようになっている。
本実施形態では、このように第1の部材20Aに第2の部材20Bが接合された状態で、ドアヒンジスチフナー20の後側面部21A、前側面部21Bが、アウタパネル3の内側面3Aに略密着した状態に接合されるようになっている。
また、ドアヒンジスチフナー20は、図1に示すように、アウタパネル3(フロントピラー10)に取り付けられた状態で、車体前方に配置されたアッパーメンバー2と、ドア35に設けられたドアビーム39と、の間に位置するようになっている。つまり、アッパーメンバー2からドアヒンジスチフナー20を介してドアビーム39までが、車体前後方向に略直線状に配置されるようになっている。
バルクヘッド40は、側部全周に側壁を有しており、フロントピラー10を組み立てる際には、アウタパネル3およびインナパネル4に対向して配置される側壁をアウタパネル3およびインナパネル4に対して溶接することによって固定される。
図5(a)に示すように、前部衝突時にバンパービームからフロントサイドフレームを通じてアッパーメンバー2に図中矢印で示すような荷重が入力されると、その入力荷重は、アッパーメンバー2からフロントピラー10に伝達される。フロントピラー10には、アウタパネル3の内側面3Aの前後方向に亘る大きさを備えてその側面部21(前側面部21B,後側面部21A)がアウタパネル3の内側面3Aに接合され、前面部22がアウタパネル3の前部内壁3aに接合されるとともに、後面部25,25がアウタパネル3の後部内壁3bに接合されたドアヒンジスチフナー20が設けられているので、フロントピラー10に入力された衝撃によってフロントピラー10が変形し難くなり、さらに、フロントピラー10に伝わった衝撃を、ヒンジ35Aを介して後方のドア35側へ効率よく伝達させることができる。
つまり、図5(b)(c)に示すように、前部衝突時にこの図では不図示のアッパーメンバー2を介して図中矢印で示すように荷重が入力されると、その入力荷重によって、スチフナー30の側方部分33でフロントピラー10のアウタパネル3が変形するおそれがあり、その影響で、ヒンジ35Aが傾いてドア35が開放するおそれが生じる(図5(c)参照)。
これによって、ヒンジ35A部分で変形等が生じ難くなり、衝突時における意図しないドア35の開放を好適に防止することができる。
したがって、フロントピラー10に伝わった衝撃によって、フロントピラー10が変形し難くなり、これによって、フロントピラー10に伝わった衝撃を、ヒンジ35Aを介して後方のドア35側へ伝達させることができる。
また、ドアヒンジスチフナー20の側面部21の形状の影響を受けずに、車体の前後方向に十分に荷重伝達をすることができる。
2 アッパーメンバー
3 アウタパネル
3A 内側面
3a 前部内壁
3b 後部内壁
4 インナパネル
10 フロントピラー
20 ドアヒンジスチフナー
20A 第1の部材
20B 第2の部材
21 側面部
21A 後側面部
21B 前側面部
22 前面部
25 後面部
26a 上面部
26b 下面部
35 ドア
35A ヒンジ
35B ヒンジ
39 ドアビーム
40 バルクヘッド
Claims (5)
- アウタパネルとインナパネルとを有したフロントピラー内にドアヒンジスチフナーが設けられた前部車体構造であって、
前記アウタパネルは、その内側面の前後方向に亘る大きさが当該アウタパネルの下方へ向けて小さくなる内面形状を有しており、
前記ドアヒンジスチフナーは、前記内側面の前後方向に亘る大きさを備え、
前記内側面に取り付けられる前側面部および後側面部と、
前記前側面部の前端に設けられ、前記アウタパネルの前部内壁に取り付けられる前面部と、
前記後側面部の後端に設けられ、前記アウタパネルの後部内壁に取り付けられる後面部と、
前記後側面部の上下端に、相互に平行に設けられた上面部および下面部と、
からなる構造体で構成され、
前記上面部および前記下面部を少なくとも有し、前記後側面部を有する第1の部材と、この第1の部材に接合され、前記前側面部を有して前記第1の部材側から前記アウタパネル側に向けて突設された第2の部材とを備えており、
前記第1の部材は、前記後側面部の前部側が切り欠かれ、この切り欠かれた部分に、前記上面部および前記下面部に沿う固定片が前記後側面部よりも前記アウタパネル側へ突設されており、
前記第2の部材は、舌片状を呈して、前記切り欠かれた部分における前記固定片の前記インナパネル側の面に固定されており、この固定によって、前記前側面部が、前記第1の部材の前記後側面部よりも前記アウタパネル側に突設されていることを特徴とする前部車体構造。 - 前記ドアヒンジスチフナーは、前記アウタパネルに取り付けられた状態で、前記上面部および前記下面部が水平状態に配置されることを特徴とする請求項1に記載の前部車体構造。
- 前記ドアヒンジスチフナーは、前記アウタパネルに取り付けられた状態で、車体前方に配置されたアッパーメンバーと、ドアに設けられたドアビームと、の間に位置することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の前部車体構造。
- 前記フロントピラー内には、前記ドアヒンジスチフナーの下方に、上下方向に間隔を隔てて複数の隔壁部材が配置されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の前部車体構造。
- 前記ドアヒンジスチフナーの前記上面部および前記下面部は、各端部を屈曲させてL字形状とし、当該L字形状が前記前面部から前記後面部にわたり直線状に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の前部車体構造。
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