JP2013162113A - 巻線部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】接着等の手間を要することなく、コイルの端部を基板の接続位置に対応する所定位置に固定することができ、よって基板実装を容易にすることが可能になる巻線部品を提供する。
【解決手段】扁平板状のコア1のコイル9が巻回されていない部分に、その表裏1a、1b面に貫通する複数の貫通孔4を形成するとともに、貫通孔4に導電性を有するハトメ部材6を設けてなり、ハトメ部材6は、貫通孔内に挿入された円筒部7aと、この円筒部の一端側の開口縁部に一体化されてコアの裏面1bに沿う第1の鍔部7bと、表面1aの貫通孔4の開口縁部に配設された第2の鍔部8とを備え、コア1の表面1a側から円筒部7aに挿入されたコイル9の端部9a、9bが、裏面1b側から引き出されて基板への実装端子とされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板上に面実装されてパワーチョークコイルやパワーインダクタ等として用いられる巻線部品に関するものである。
従来の巻線部品の一種として、表面電気抵抗の高いニッケル系のフェライトによって形成された棒状のコアの外周に、コイルを巻回した構造のパワーチョークコイルが多用されている。このようなパワーチョークコイルを基板上に面実装する場合には、一般的に、上記コイルの巻線をコアの外周に接着剤等で固定することによって、両端部の端子を基板に対して位置決めする構造が採用されている。
また、上記コアとして、表面電気抵抗が低いマンガン系のフェライトコアを用いた場合には、通常、絶縁用の樹脂成形部材を用いて上記コイルとコアとの間を電気的に分離絶縁させるとともに、上記樹脂成形部材に基板実装用の金属端子を植設しておき、当該金属端子にコイルの巻線の端部を絡げて、半田付けする構造が採られている。
なお、この種のパワーチョークコイルを基板上に面実装する構造としては、例えば下記特許文献1に開示されているものが知られている。
特開2000−331841号公報
ところで、上記従来の巻線部品にあっては、上記コイルの端子を基板実装用として位置決めするために、コイルをコアに接着固定したり、あるいは予め樹脂成形部材に植設した基板実装用の金属端子に絡げたりする必要があり、製造に熟練や多くの手間を要するという問題点があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、接着等の手間を要することなく、コイルの端部を基板の接続位置に対応する所定位置に固定することができ、よって基板実装を容易にすることが可能になる巻線部品を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、扁平板状のコアの外周にコイルが巻回され、上記コアの裏面側において基板上に面実装される巻線部品において、上記コアの上記コイルが巻回されていない部分に、その表裏面に貫通する複数の貫通孔を形成するとともに、当該貫通孔に導電性を有するハトメ部材を設けてなり、上記ハトメ部材は、上記貫通孔内に挿入された円筒部と、この円筒部の一端側の開口縁部に一体化されて上記コアの表裏面の一方の面に沿う第1の鍔部と、他方の面の上記貫通孔の開口縁部に配設された第2の鍔部とを備え、上記円筒部と上記第2の鍔部とが電気的に接続されているとともに、上記ハトメ部材に上記コイルの端部が接続されていることを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、扁平板状のコアの外周にコイルが巻回され、上記コアの裏面側において基板上に面実装される巻線部品において、上記コアの上記コイルが巻回されていない部分に、その表裏面に貫通する複数の貫通孔を形成するとともに、当該貫通孔にハトメ部材を設けてなり、上記ハトメ部材は、上記貫通孔内に挿入された円筒部と、この円筒部の一端側の開口縁部に一体化されて上記コアの表裏面の一方の面に沿う第1の鍔部と、他方の面の上記貫通孔の開口縁部に配設された第2の鍔部とを備え、上記コアの上記表面側から上記円筒部に挿入された上記コイルの端部が、上記裏面側から引き出されて上記基板への実装端子とされていることを特徴とするものである。
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、上記ハトメ部材の上記第1および第2の鍔部は、各々の端部が上記コアの側壁部まで延出するように形成されるとともに、当該端部同士が、上記側壁部に沿って配設された縦壁部によって一体に連結されていることを特徴とするものである。
ここで、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、上記縦壁部には、その板面から外方に突出する平板状の放熱板が一体的に設けられていることを特徴とするものである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、上記コアの上記裏面側に配置された上記第1または第2の鍔部が、上記基板に沿って上記コアの外方に延出する長さ寸法に形成されるとともに、上記コアから延出された部分を上記基板に当接させたことを特徴とするものである。
さらに、請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、上記コアが、中央部に角柱状の巻線部が形成され、当該巻線部の両端部に、各々上記巻線部の軸線方向と直交する方向に突出する端子位置決め部が一体に形成されるとともに、各々の上記端子位置決め部に、複数の上記貫通孔が上記巻線部の軸線方向と直交する方向に間隔をおいて形成されていることを特徴とするものである。
そして、請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載の発明において、上記コアが、ニッケル系のフェライトコアであることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、予めコアの貫通孔を基板のランド位置に合致する位置に形成しておくことにより、当該貫通孔の設けたハトメ部材のコアの裏面に配置されている第1または第2の鍔部を、そのまま実装位置における端子とすることができる。
また、請求項2に記載の発明においては、予めコアの貫通孔を基板の端子用スルーホールに合致する位置に形成しておくことにより、コアの表面側から円筒部に挿入して裏面側から引き出したコイルの端部を、上記スルーホールを挿通させることにより実装用端子とすることができる。この結果、接着等の手間を要することなく、コイルの端部を基板の接続位置に対応する所定位置に固定することができ、よって製造および基板への実装が容易になる。
上記効果に加えて、請求項3に記載の発明によれば、上記ハトメ部材の第1および第2の鍔部を各々コアの側壁部まで延出するように形成しているために、広い面積を有する当該第1または第2の鍔部を基板への半田付け面として利用することにより、当該巻線部品を強固に基板に固定することができる。加えて、当該鍔部と、これから立ち上がる縦壁部とによって、半田フィレットの生育部を構成することができる。このため、基板実装時における安定性を高めて、耐振動性等を向上させることができる。
また、巻線部品が大電流仕様として用いられる場合には、コイルが発熱するが、請求項4に記載の発明によれば、上記コイルにおいて発生する熱を、放熱板を介して空気中に放熱することができる。さらに、請求項5に記載の発明によれば、上記熱を、第1または第2の鍔部から直接基板へと逃がすことができる。
さらに、請求項6に記載の発明においては、コイルが巻回された棒状コアの両端部に、各々巻線部の長手方向と直交する方向に突出する端子位置決め部を一体形成し、各端子位置決め部に、複数の貫通孔を形成しているために、基板のランド位置またはスルーホール位置に合致した位置の貫通孔に設けたハトメ部材に、コイルの端部を接続あるいは挿入することにより、各種基板に対応した汎用部品として用いることが可能になる。
本発明に係る巻線部品の一実施形態を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 図1の巻線部品を基板に面実装した状態を示す正面図である。 図1の巻線部品におけるコアの形状を示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)のb−b線視断面図である。 図1の巻線部品におけるハトメ部材の形状を示すもので、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は(a)のc−c線視断面図である。 図1の巻線部品に用いられるハトメ部材の各種変形例を実装した基板と共に示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は側面図である。 図5に示したハトメ部材の第1の変形例を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は(a)のd−d線視断面図である。 図5に示したハトメ部材の第2の変形例を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 図5に示したハトメ部材の第3の変形例を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は(a)のc−c線視断面図である。
図1〜図4は、本発明に係る巻線部品の一実施形態を示すものである。
この巻線部品は、図2に示すように、基板5上に面実装されて使用されるもので、図中符号1は、厚さ寸法が数mmの扁平板状に形成されたニッケル系のフェライトコアである。
このコア1は、図3に示すように、中央部に角柱状の巻線部2が形成されるとともに、この巻線部2の両端部に、各々巻線部2の軸線方向と直交する方向に突出する端子位置決め部3が一体に形成されることにより、略I字状に形成されている。なお、以下の説明においては、便宜上コア1の基板5上に露出する面を表面1aとし、基板5と対向する側の面を裏面1bと称する。
そして、各々の端子位置決め部3に、複数(図では各3つ)の貫通孔4が、巻線部2の軸線方向と直交する方向に等間隔をおいて形成されている。ここで、各端部の3つの貫通孔4のうちの1つは、図2に示す基板5の端子用スルーホールに合致する位置に形成されている。そして、全ての貫通孔4にハトメ金具(ハトメ部材)6が取り付けられている。
このハトメ金具6は、図4に示すように、貫通孔4内に密に挿入される円筒部7aの一端側の開口縁部に第1の鍔部7bが一体形成された本体部7と、円筒部7aの他端部側に加締められる円環板状の第2の鍔部8とを備えた汎用部品である。このハトメ金具6は、円筒部7aが貫通孔4内に挿入されて、第1の鍔部7bをコア1の裏面1bに当接させた状態で、コア1の表面1aに配設された第2の鍔部8が円筒部7aに加締められることにより、当該コア1の貫通孔4内に固定されている。
そして、図1に示すように、コア1の巻線部2に巻回されたコイル9の一方の端部9aが、巻線部2の一端側の端子位置決め部3のハトメ金具6の円筒部7aに、コア1の表面1a側から挿入されてコア1の裏面1b側に引き出されている。また、コイル9の他方の端部9bは、巻線部2の他端側の端子位置決め部3のハトメ金具6の円筒部7aに、同様にコア1の表面1a側から挿入されてコア1の裏面1b側に引き出されている。
さらに、これらコイル9の端部9a、9bは、図2に示すように、基板5上に実装される際に、それぞれ基板5の端子用スルーホールに挿通されて、実装端子として基板5に半田付けされるようになっている。また、この巻線部品は、コイル9の端部9a、9bが挿入されていないハトメ金具6も含めて、全てのハトメ金具6のコア1の裏面1b側に配置された第1の鍔部7bが、基板5に半田付け等されることにより固定されている。
このように、上記構成からなる巻線部品によれば、予めコア1の貫通孔4を、面実装する基板5の端子用スルーホールに合致する位置に形成しておくことにより、コア1の表面1a側から円筒部7aに挿入して裏面1b側から引き出したコイル9の端部9a、9bを、上記スルーホールを挿通させることにより実装用端子とすることができる。この結果、コアにコイルを接着固定するための手間を必要とせずに、コイル9の端部9a、9bを基板5の接続位置に対応する所定位置に固定することができ、よって製造および基板5への実装が容易になる。
また、全てのハトメ金具6の第1の鍔部7bと、基板5とを半田付け等によって固定することにより、安定性も大幅に高めることができる。
なお、上記実施形態においては、予めコイル9の端部9a、9bを挿通させる貫通孔4を、基板5の端子用スルーホールに合致する位置に形成し、コア1の表面1a側から挿入してコア1の裏面1b側に引き出した上記コイル9の端部9a、9bを、それぞれ基板5の端子用スルーホールに挿通して半田付けした場合についてのみ説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、予めコア1の貫通孔4を、基板5のランド位置に合致する位置に形成しておき、コイル9の端部9a、9bをハトメ金具6の第2の鍔部8あるいは円筒部7aに半田付け等によって接続するとともに、ハトメ金具6の第1の鍔部7bを、そのまま実装端子として、上記基板5のランドに接続することも可能である。
この際に、ハトメ金具6における円筒部7aと第2の鍔部8とを加締めによって一体化することなく、コイル9の端部9a、9bを第2の鍔部8に接続する際の半田によって、両者を電気的に接続するようにしてもよい。
図6〜図8は、このようにハトメ部材を基板5への接続端子として用いた場合に好適な上記ハトメ部材の第1〜第3の変形例を示すものであり、図5は、これら第1〜第3の変形例に示したハトメ部材10、20、30をコア1に取り付けた状態を例示的に示すものである。なお、図中コア1の構成については、図3に示したものと同一であるために、以下同一符号を付してその説明を簡略化する。
図6に示す第1の変形例のハトメ部材10においては、貫通孔4内に挿入される円筒部11の一端部に第1の鍔部12が一体に形成されるとともに、この第1の鍔部12の先端部に直角に屈曲形成された縦壁部13と、さらにこの縦壁部13の先端部が直角に屈曲形成された第2の鍔部14とが一体に形成されている。
ここで、第1の鍔部12は、貫通孔4からコア1の端部側壁1cまで延出する長さ寸法の方形板状に形成されており、これにより縦壁部13は、コア1の上記側壁1cに沿って配置されている。さらに、第2の鍔部14は、縦壁部13の先端部がコア1の表面1aに沿うように屈曲されたもので、円筒部11が挿入されて加締めるための開口部15が形成されている。
そして、上記構成からなるハトメ部材10は、図6(b)に想像線で示すように第2の鍔部14を屈曲して円筒部11の端部を開放した状態で、当該端部から円筒部11を貫通孔4内に挿入し、次いで第2の鍔部14を図6(d)に示す位置まで戻して開口部15内に円筒部11を係合させるとともにコア1の表面1aに当接させた後に、加締め等によって円筒部11と一体化させることにより、図5に示すように、コア1の貫通孔4に固定されている。
上記構成からなるハトメ部材10によれば、第1の鍔部12が、コア1の側壁1cまで延出するように形成されるとともに、その先端部を屈曲してコア1の側壁1cに沿う縦壁部13を一体に形成しているために、第1の鍔部12を利用して基板5に半田付けを行う際に広い半田面積を確保することができるとともに、縦壁部13とともに半田フィレットの生育部を構成することができる。このため、巻線部品を強固に基板5に固定することができ、よって基板実装時における安定性を高めて、耐振動性等を向上させることができる。
また、図7に示す第2の変形例のハトメ部材20は、図6に示したハトメ部材10の縦壁部13の両側縁に、それぞれ当該縦壁部13から面外方向に突出する方形板状の放熱板21を一体に形成したものである。
したがって、このハトメ部材20によれば、上記効果に加えて、巻線部品が大電流仕様として用いられる場合にコイル9において発生する熱を、放熱板21を介して空気中に放熱することができるという効果が得られる。
さらに、図8に示す第3の変形例に示すハトメ部材30は、貫通孔4内に挿入される円筒部31aの一端部に、コア1の側壁1cから外方に延出する長さ寸法を有する長方形板状の第1の鍔部31bが一体に形成されている。そして、この第1の鍔部31bにおけるコア1の側壁1cから延出した部分には、ネジ止め用の孔部33が形成されている。また、円筒部31aの他端部には、図4に示したハトメ金具6と同様の、上記円筒部31aに加締められる第2の鍔部32が設けられている。
上記構成からなるハトメ部材30は、第1の鍔部31bをコア1の裏面1bと基板5との間に配置させて貫通孔4に取り付け、さらに第1の鍔部31bを、そのコア1から外方に延出する部分に形成した孔部33と、基板5の対向位置に形成された孔部5aとを利用して基板5にネジ止めすることにより固定する。
この結果、上記ハトメ部材30によれば、図7に示したものと同様に大電流仕様として用いられる場合に、コイル9において発生する熱を、第1の鍔部31bから基板5へと逃ができるという効果が得られる。
なお、図5は、ハトメ部材10、20、30をそれぞれ取り付けた状態を示してあるが、実際には、全ての貫通孔4に対して、同一のハトメ部材10、ハトメ部材20またはハトメ部材30を取り付けたり、あるいは適宜これらのハトメ部材10、20、30を組み合わせて配置したりすることが可能である。
1 コア
1a 表面
1b 裏面
2 巻線部
3 端子位置決め部
4 貫通孔
5 基板
6 ハトメ金具
7a、11、31a 円筒部
7b、12、31b 第1の鍔部
8、14、32 第2の鍔部
9 コイル
9a、9b 端部
10、20、30 ハトメ部材
13 縦壁部
21 放熱板

Claims (7)

  1. 扁平板状のコアの外周にコイルが巻回され、上記コアの裏面側において基板上に面実装される巻線部品において、
    上記コアの上記コイルが巻回されていない部分に、その表裏面に貫通する複数の貫通孔を形成するとともに、当該貫通孔に導電性を有するハトメ部材を設けてなり、
    上記ハトメ部材は、上記貫通孔内に挿入された円筒部と、この円筒部の一端側の開口縁部に一体化されて上記コアの表裏面の一方の面に沿う第1の鍔部と、他方の面の上記貫通孔の開口縁部に配設された第2の鍔部とを備え、
    上記円筒部と上記第2の鍔部とが電気的に接続されているとともに、上記ハトメ部材に上記コイルの端部が接続されていることを特徴とする巻線部品。
  2. 扁平板状のコアの外周にコイルが巻回され、上記コアの裏面側において基板上に面実装される巻線部品において、
    上記コアの上記コイルが巻回されていない部分に、その表裏面に貫通する複数の貫通孔を形成するとともに、当該貫通孔にハトメ部材を設けてなり、
    上記ハトメ部材は、上記貫通孔内に挿入された円筒部と、この円筒部の一端側の開口縁部に一体化されて上記コアの表裏面の一方の面に沿う第1の鍔部と、他方の面の上記貫通孔の開口縁部に配設された第2の鍔部とを備え、
    上記コアの上記表面側から上記円筒部に挿入された上記コイルの端部が、上記裏面側から引き出されて上記基板への実装端子とされていることを特徴とする巻線部品。
  3. 上記ハトメ部材の上記第1および第2の鍔部は、各々の端部が上記コアの側壁部まで延出するように形成されるとともに、当該端部同士が、上記側壁部に沿って配設された縦壁部によって一体に連結されていることを特徴とする請求項1または2に記載の巻線部品。
  4. 上記縦壁部には、その板面から外方に突出する平板状の放熱板が一体的に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の巻線部品。
  5. 上記コアの上記裏面側に配置された上記第1または第2の鍔部は、上記基板に沿って上記コアの外方に延出する長さ寸法に形成されるとともに、上記コアから延出された部分を上記基板に当接させたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の巻線部品。
  6. 上記コアが、中央部に角柱状の巻線部が形成され、当該巻線部の両端部に、各々上記巻線部の軸線方向と直交する方向に突出する端子位置決め部が一体に形成されるとともに、各々の上記端子位置決め部に、複数の上記貫通孔が上記巻線部の軸線方向と直交する方向に間隔をおいて形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の巻線部品。
  7. 上記コアは、ニッケル系のフェライトコアであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の巻線部品。
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