JP2013131718A - 誘導機器 - Google Patents

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Hiroaki Asano
裕明 浅野
Yasuhiro Koike
靖弘 小池
Kiminori Ozaki
公教 尾崎
Hitoshi Shimatsu
仁 志満津
Tetsuya Furuta
哲也 古田
Masao Miyake
雅夫 三宅
Takahiro Hayakawa
貴弘 早川
Tomoro Asai
智朗 浅井
Ryo Yamauchi
良 山内
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Abstract

【課題】組立の際の工数を低減することができるとともに組立が容易な誘導機器を提供する。
【解決手段】絶縁基板20の一方の面においてコア30が配置されるとともにコア30の周囲を囲むように複数本の巻線構成用線材40が延設され、巻線構成用線材40の両端が絶縁基板20を貫通して絶縁基板20の他方の面に突出している。絶縁基板20の他方の面において巻線構成用導体パターン50の一端が複数本の巻線構成用線材40における巻線構成用線材40の一方の先端と接合されるとともに他端が他の巻線構成用線材40の一方の先端と接合されている。複数本の巻線構成用線材40とコア30とは樹脂60,61で一体化されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、誘導機器に関するものである。
特許文献1にプレーナ型コイル装置が開示されている。詳しくは、シートコイルは、絶縁シートに、コイルを形成する導体箔を設けて構成され、放熱板はシートコイルに対し絶縁され、シートコイルと放熱板とが積層された状態でコアに嵌め込まれている。
実開平4−20217号公報
ところで、絶縁基板の表面に導体パターンによる巻線を形成して絶縁基板の表裏両面側からコアを挟み込んで誘導機器を構成する場合においては、組立の工数が多くなるとともに組立が複雑化する。
本発明の目的は、組立の際の工数を低減することができるとともに組立が容易な誘導機器を提供することにある。
請求項1に記載の発明では、絶縁基板と、前記絶縁基板の一方の面に配置されたコアと、前記絶縁基板の一方の面側において前記コアの周囲を囲むように延設され、両端が前記絶縁基板を貫通して前記絶縁基板の他方の面に突出する複数本の巻線構成用線材と、前記絶縁基板の他方の面においてパターニングされ、一端が前記複数本の巻線構成用線材における巻線構成用線材の一方の先端と接合されるとともに他端が他の巻線構成用線材の一方の先端と接合される巻線構成用導体パターンと、を備え、前記複数本の巻線構成用線材と前記コアとを樹脂で一体化したことを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、絶縁基板の一方の面においてコアが配置されるとともにコアの周囲を囲むように複数本の巻線構成用線材が延設され、巻線構成用線材の両端が絶縁基板を貫通して絶縁基板の他方の面に突出している。絶縁基板の他方の面において巻線構成用導体パターンの一端が複数本の巻線構成用線材における巻線構成用線材の一方の先端と接合されるとともに他端が他の巻線構成用線材の一方の先端と接合されている。複数本の巻線構成用線材とコアとは樹脂で一体化されている。よって、組立の際の工数を低減することができるとともに組立が容易となる。
請求項2に記載の発明では、絶縁基板と、前記絶縁基板の一方の面に配置されたコアと、前記絶縁基板の一方の面側において前記コアの周囲を囲むように延設され、両端が前記絶縁基板の一方の面に位置する複数本の巻線構成用線材と、前記絶縁基板の一方の面においてパターニングされ、一端が前記複数本の巻線構成用線材における巻線構成用線材の一方の先端と接合される第1の巻線構成用導体パターンと、前記絶縁基板の他方の面においてパターニングされ、一端が前記第1の巻線構成用導体パターンの他端とスルーホールを介して接合されるとともに他端が他の前記第1の巻線構成用導体パターンの他端とスルーホールを介して接合される第2の巻線構成用導体パターンと、を備え、前記複数本の巻線構成用線材を樹脂で一体化するとともに、前記コアおよび前記樹脂の少なくとも一方と前記絶縁基板とを凹凸関係により位置決めしたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明によれば、絶縁基板の一方の面においてコアが配置されるとともにコアの周囲を囲むように複数本の巻線構成用線材が延設され、巻線構成用線材の両端が絶縁基板の一方の面に位置する。絶縁基板の一方の面において第1の巻線構成用導体パターンの一端が複数本の巻線構成用線材における巻線構成用線材の一方の先端と接合される。絶縁基板の他方の面において第2の巻線構成用導体パターンの一端が第1の巻線構成用導体パターンの他端とスルーホールを介して接合されるとともに他端が他の第1の巻線構成用導体パターンの他端とスルーホールを介して接合されている。複数本の巻線構成用線材が樹脂で一体化されるとともに、コアおよび樹脂の少なくとも一方と絶縁基板とが凹凸関係により位置決めされている。よって、組立の際の工数を低減することができるとともに組立が容易となる。
請求項3に記載の発明では、絶縁基板と、前記絶縁基板の一方の面に配置されたコアと、前記絶縁基板の一方の面側において前記コアの周囲を囲むように延設され、両端が前記絶縁基板の一方の面に位置する複数本の巻線構成用線材と、前記絶縁基板の一方の面においてパターニングされ、一端が前記複数本の巻線構成用線材における巻線構成用線材の一方の先端と接合されるとともに他端が他の巻線構成用線材の一方の先端と接合される巻線構成用導体パターンと、を備え、前記複数本の巻線構成用線材と前記コアとを樹脂で一体化したことを要旨とする。
請求項3に記載の発明によれば、絶縁基板の一方の面においてコアが配置されるとともにコアの周囲を囲むように複数本の巻線構成用線材が延設され、巻線構成用線材の両端が絶縁基板の一方の面に位置する。絶縁基板の一方の面において巻線構成用導体パターンの一端が複数本の巻線構成用線材における巻線構成用線材の一方の先端と接合されるとともに他端が他の巻線構成用線材の一方の先端と接合される。複数本の巻線構成用線材とコアとは樹脂で一体化されている。よって、組立の際の工数を低減することができるとともに組立が容易となる。
請求項4に記載のように、請求項3に記載の誘導機器において、前記コアおよび前記樹脂の少なくとも一方と前記絶縁基板とを凹凸関係により位置決めした構成とすることができる。
請求項2または4に記載の誘導機器において、請求項5に記載の発明のように、前記絶縁基板に設けた貫通孔と、前記コアおよび前記樹脂の少なくとも一方に設けられ前記貫通孔が嵌まる突起により、前記コアおよび前記樹脂の少なくとも一方と前記絶縁基板とを凹凸関係により位置決めした構成とすることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の誘導機器において、前記樹脂および前記絶縁基板はねじ固定されていることを要旨とする。
請求項6に記載の発明によれば、樹脂および絶縁基板をねじ固定することにより振動対策を講じることができる。
請求項7に記載のように請求項1〜6のいずれか1項に記載の誘導機器において前記複数本の巻線構成用線材はインダクタであってもよい。
請求項8に記載のように、請求項1〜7のいずれか1項に記載の誘導機器において、前記複数本の巻線構成用線材により一次コイルおよび二次コイルを構成したトランスであってもよい。
本発明によれば、組立の際の工数を低減することができるとともに組立が容易な誘導機器を提供することできる。
(a)は第1の実施形態における誘導機器の平面図、(b)は誘導機器の右側面図、(c)は誘導機器の正面図、(d)は誘導機器の下面図。 誘導機器の斜視図。 誘導機器の分解斜視図。 (a)は誘導機器の基板の平面図、(b)は誘導機器の基板の右側面図、(c)は誘導機器の基板の正面図、(d)は誘導機器の基板の下面図。 第1の実施形態における誘導機器の要部断面図。 第2の実施形態における誘導機器の要部断面図。 (a)は第2の実施形態における誘導機器の平面図、(b)は誘導機器の右側面図、(c)は誘導機器の正面図、(d)は誘導機器の下面図。 誘導機器の斜視図。 誘導機器の分解斜視図。 (a)は誘導機器の基板の平面図、(b)は誘導機器の基板の右側面図、(c)は誘導機器の基板の正面図、(d)は誘導機器の基板の下面図。 第3の実施形態における誘導機器の斜視図。 (a)は第3の実施形態における誘導機器の平面図、(b)は誘導機器の右側面図、(c)は誘導機器の正面図、(d)は誘導機器の下面図。 誘導機器の分解斜視図。 (a)は別例の誘導機器の平面図、(b)は誘導機器の右側面図、(c)は誘導機器の正面図、(d)は誘導機器の下面図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図面に従って説明する。
図1,2に示すように、誘導機器10は、絶縁基板20と、コア30と、インダクタである複数本の巻線構成用線材40と、巻線構成用導体パターン50とを備えている。
図4に示すように、絶縁基板20は四角板状をなし、水平方向に延びるように配置される。絶縁基板20は、例えば、ガラス・エポキシ樹脂よりなる。絶縁基板20には複数の貫通孔21が形成され、この各貫通孔21には図3に示すように巻線構成用線材40が挿通可能である。巻線構成用線材40の材料として、金属の線材、例えば、銅製の線材を挙げることができる。
コア30は、四角枠状をなしている。また、コア30の断面は、四角形状をなしている。そして、コア30は、図1,2に示すように、絶縁基板20の一方の面である上面に配置される。
図3に示すように、複数本の巻線構成用線材40とコア30とは樹脂60,61で一体化されている。樹脂60は四角枠状をなしている。四角枠状のコア30の外周面に四角枠状の樹脂60の内周面が接している。また、樹脂61は四角枠状をなしている。四角枠状のコア30の内周面に四角枠状の樹脂61の外周面が接している。つまり、樹脂60,61はコア30の外周側と内周側とでコア30を挟むように配置される。
各巻線構成用線材40は、断面円形の線材をコ字状に屈曲形成することにより構成されている。図1,2に示すように、各巻線構成用線材40は、絶縁基板20の上面側においてコア30の周囲を囲むように延設され、両端が、図5に示すように絶縁基板20を貫通して絶縁基板20の他方の面である下面に突出している。
図4に示すように、巻線構成用導体パターン50は、絶縁基板20の下面においてパターニングされている。このとき、片面基板としての厚銅基板を用いており、厚銅基板は、絶縁基板20の一方の面である下面に銅板が接着シート(図示略)により接着され、銅板により巻線構成用導体パターン50が形成されている。巻線構成用導体パターン50を形成すべく銅板に対するパターニングは打ち抜き加工により行われる。また、四角枠状のコア30における一つの長辺に対応する部位に位置する巻線構成用導体パターン50群と、四角枠状のコア30における他の一つの長辺に対応する部位に位置する巻線構成用導体パターン50群とは、導体パターン55により連結されている。さらに、四角枠状のコア30における一つの長辺に対応する部位に位置する巻線構成用導体パターン50群からは引出用の導体パターン56が延設されているとともに、四角枠状のコア30における他の一つの長辺に対応する部位に位置する巻線構成用導体パターン50群からは引出用の導体パターン57が延設されている。
図1,2に示すように、巻線構成用導体パターン50の一端が複数本の巻線構成用線材40における巻線構成用線材40の一方の先端と、はんだ付けにより接合されるとともに他端が他の巻線構成用線材40の一方の先端と、はんだ付けにより接合されている(図5参照)。
つまり、絶縁基板20の下面に、巻線構成用導体の一部となる巻線構成用導体パターン50を平行配列し、絶縁基板20の上面にコア30を載置し、コア30の上から金属導体(ワイヤ)よりなる巻線構成用線材40でコア30を覆い、巻線構成用線材40の先端を巻線構成用導体パターン50とはんだ付けにて接続している。
次に、このように構成した誘導機器10の作用について説明する。
組み付けの際に、図3に示すように、絶縁基板20と、複数本の巻線構成用線材40と、コア30を用意する。このとき、複数本の巻線構成用線材40とコア30とは樹脂60,61で一体化されている。また、絶縁基板20には貫通孔21が形成されている。絶縁基板20の下面には巻線構成用導体パターン50が形成されている。
そして、絶縁基板20の上側からコア30を絶縁基板20の上面に配置するようにして絶縁基板20の貫通孔21に巻線構成用線材40の先端部を挿入する。このとき、巻線構成用線材40の先端は絶縁基板20の下面に突出する。
引き続き、絶縁基板20の下面側からフローはんだ付けを行い、巻線構成用線材40の先端を巻線構成用導体パターン50にはんだ付けする。
よって、金属部品である巻線構成用線材40を樹脂60,61で一体化して一部品とすることにより実装工数を低減することができる。また、絶縁基板20の投影面積が小さくなり、巻線の巻数が多くても小型な誘導機器(インダクタ)とすることが可能となる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)絶縁基板20の一方の面においてコア30が配置されるとともにコア30の周囲を囲むように複数本の巻線構成用線材40が延設され、巻線構成用線材40の両端が絶縁基板20を貫通して絶縁基板20の他方の面に突出している。絶縁基板20の他方の面において巻線構成用導体パターン50の一端が複数本の巻線構成用線材40における巻線構成用線材40の一方の先端と接合されるとともに他端が他の巻線構成用線材40の一方の先端と接合されている。複数本の巻線構成用線材40とコア30とは樹脂60,61で一体化されている。よって、組立の際の工数を低減することができるとともに組立が容易となる。
(2)絶縁基板の表面に導体パターンによる巻線を形成して絶縁基板の表裏両面側からコアを挟み込んで誘導機器(インダクタ)を構成する場合においては、基板の面積が大きくなり大型化を招く。特に、巻数が多い誘導機器(インダクタ)の場合、基板の必要面積が増えてしまう。また、コアの体格も大きくする必要があり、大型化を招く。これに対し本実施形態では、基板の面積が大きくなることもなく小型化でき、巻数が多い誘導機器(インダクタ)の場合にも、基板の必要面積が増えることもなく、また、コアの体格も大きくする必要がなく、小型化が可能である。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態を、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
第1の実施形態では図5に示したように、巻線構成用線材40の先端側を絶縁基板20に貫通して裏面(下面)側において巻線構成用導体パターン50とはんだ付けした。これに対し第2の実施形態では次のようにしている。図6に示すように、巻線構成用線材130の先端部を絶縁基板110の表面(上面)において第1の巻線構成用導体パターン140に載せてはんだ付けし、この第1の巻線構成用導体パターン140をスルーホール115を介して絶縁基板110の裏面(下面)の第2の巻線構成用導体パターン150と電気的に接続している。巻線構成用線材130の材料として、金属の線材、例えば、銅製の線材を挙げることができる。
以下、図7,8,9,10を用いて、詳しく説明する。
図7,8に示すように、誘導機器100は、絶縁基板110と、コア120と、インダクタである複数本の巻線構成用線材130と、第1の巻線構成用導体パターン140と、第2の巻線構成用導体パターン150と、を備えている。
図10に示すように、絶縁基板110は四角板状をなしている。図9に示すように、コア120は、絶縁基板110の一方の面である上面に配置される。複数本の巻線構成用線材130は、絶縁基板110の上面側においてコア120の周囲を囲むように延設され、両端が絶縁基板110の上面に位置する。
図10において、第1の巻線構成用導体パターン140は、絶縁基板110の上面においてパターニングされ、一端が複数本の巻線構成用線材130における巻線構成用線材130の一方の先端とはんだ付けにより接合される(図6参照)。
絶縁基板110の他方の面である下面において第2の巻線構成用導体パターン150がパターニングされている。第2の巻線構成用導体パターン150は、図7に示すように一端が第1の巻線構成用導体パターン140の他端とスルーホール115を介してはんだ付けにより接合されるとともに他端が他の第1の巻線構成用導体パターン140の他端とスルーホール115を介してはんだ付けにより接合される。また、四角枠状のコア120における一つの長辺に対応する部位に位置する第2の巻線構成用導体パターン150群と、四角枠状のコア120における他の一つの長辺に対応する部位に位置する第2の巻線構成用導体パターン150群とは、導体パターン155により連結されている。さらに、四角枠状のコア120における一つの長辺に対応する部位に位置する第2の巻線構成用導体パターン150群からは引出用の導体パターン156が延設されているとともに、四角枠状のコア120における他の一つの長辺に対応する部位に位置する第2の巻線構成用導体パターン150群からは引出用の導体パターン157が延設されている。
図9に示すように、複数本の巻線構成用線材130が樹脂160,161で一体化されている。樹脂160は四角枠状をなし、四角枠状のコア120の外周面と接する。樹脂161は四角枠状をなし、四角枠状のコア120の内周面と接する。また、コア120と絶縁基板110とが凹凸関係により位置決めされている。詳しくは、絶縁基板110に設けた貫通孔116,117と、コア120に設けられ貫通孔116,117が嵌まる突起126,127により、コア120と絶縁基板110とが凹凸関係により位置決めされている。
次に、このように構成した誘導機器100の作用について説明する。
組み付けの際に、図9に示すように、絶縁基板110と、複数本の巻線構成用線材130と、コア120を用意する。このとき、複数本の巻線構成用線材130は樹脂160,161で一体化されている。また、コア120においては下面に突起126,127が形成されている。さらに、絶縁基板110には貫通孔116,117が形成されている。
そして、絶縁基板110の上側からコア120を絶縁基板110の上面に配置するようにしてコア120の突起126,127を絶縁基板110の貫通孔116,117に嵌入する。さらに、絶縁基板110の上側から、コア120に対し、樹脂160,161により一体化された複数本の巻線構成用線材130を組み付ける。即ち、絶縁基板110の上面側において複数本の巻線構成用線材130をコア120の周囲を囲むように配置する。このとき、巻線構成用線材130の先端部にははんだペーストが塗布され、はんだペーストを介して巻線構成用線材130の先端部と絶縁基板110に形成した第1の巻線構成用導体パターン140とが接触する。
引き続き、リフローはんだ付けを行い、巻線構成用線材130の先端を第1の巻線構成用導体パターン140にはんだ付けする。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)絶縁基板110の一方の面においてコア120が配置されるとともにコア120の周囲を囲むように複数本の巻線構成用線材130が延設され、巻線構成用線材130の両端が絶縁基板110の一方の面に位置する。絶縁基板110の一方の面において第1の巻線構成用導体パターン140の一端が複数本の巻線構成用線材130における巻線構成用線材130の一方の先端と接合される。絶縁基板110の他方の面において第2の巻線構成用導体パターン150の一端が第1の巻線構成用導体パターン140の他端とスルーホール115を介して接合されるとともに他端が他の第1の巻線構成用導体パターン140の他端とスルーホール115を介して接合されている。複数本の巻線構成用線材130が樹脂160,161で一体化されるとともに、コア120と絶縁基板110とが凹凸関係により位置決めされている。よって、組立の際の工数を低減することができるとともに組立が容易となる。
(2)絶縁基板110に設けた貫通孔116,117と、コア120に設けられ貫通孔116,117が嵌まる突起126,127により、コア120と絶縁基板110とを凹凸関係により容易に位置決めすることができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態を、第1、第2の実施形態との相違点を中心に説明する。
第1の実施形態では図5に示したように、巻線構成用線材40の先端側を絶縁基板20に貫通して裏面(下面)側において巻線構成用導体パターン50とはんだ付けした。これに対し第3の実施形態では次のようにしている。図11,12,13に示すごとく、巻線構成用線材130の先端部を絶縁基板110の表面(上面)において巻線構成用導体パターン200に載せてはんだ付けし(これは第2の実施形態でも説明した)、さらに、この巻線構成用導体パターン200を絶縁基板110の表面(上面)において引き回している。
つまり、図5においてはパターン50を絶縁基板20における樹脂60の配置面とは反対側に設けたが、本実施形態においては図11,12,13に示すように巻線構成用導体パターン200を絶縁基板20における樹脂160,161の配置面側に設けている。この場合、巻線構成用線材130は絶縁基板110を貫通せず、絶縁基板110に貫通孔を設けていない。
詳しく説明する。
誘導機器190は、絶縁基板110と、コア120と、インダクタである複数本の巻線構成用線材130と、巻線構成用導体パターン200とを備えている。
絶縁基板110は四角板状をなしている。コア120は、絶縁基板110の一方の面である上面に配置される。複数本の巻線構成用線材130は、絶縁基板110の上面側においてコア120の周囲を囲むように延設され、両端が絶縁基板110の上面に位置する。
巻線構成用導体パターン200は、絶縁基板110の上面においてパターニングされ、コア120の下においてコア120の延設方向に対し直交する方向にコア120と交差するように延びている。巻線構成用導体パターン200は、一端が複数本の巻線構成用線材130における巻線構成用線材130の一方の先端とはんだ付けにより接合される。巻線構成用導体パターン200の他端が他の巻線構成用線材130の一方の先端とはんだ付けにより接合される。また、四角枠状のコア120における一つの長辺に対応する部位に位置する巻線構成用導体パターン200群と、四角枠状のコア120における他の一つの長辺に対応する部位に位置する巻線構成用導体パターン200群とは、導体パターン201により連結されている。さらに、四角枠状のコア120における一つの長辺に対応する部位に位置する巻線構成用導体パターン200群からは引出用の導体パターン202が延設されているとともに、四角枠状のコア120における他の一つの長辺に対応する部位に位置する巻線構成用導体パターン200群からは引出用の導体パターン203が延設されている。
複数本の巻線構成用線材130とコア120とが樹脂160,161で一体化されている。樹脂160は四角枠状をなし、四角枠状のコア120の外周面と接する。樹脂161は四角枠状をなし、四角枠状のコア120の内周面と接する。また、コア120と絶縁基板110とが凹凸関係により位置決めされている。詳しくは、絶縁基板110に設けた貫通孔116,117と、コア120に設けられ貫通孔116,117が嵌まる突起126,127により、コア120と絶縁基板110とが凹凸関係により位置決めされている。なお、絶縁基板110の上面に形成した巻線構成用導体パターン200がコア120や樹脂160,161に接触しないようになっている(巻線構成用導体パターン200が通る部位には空間が設けられている)。
次に、このように構成した誘導機器100の作用について説明する。
組み付けの際に、絶縁基板110と、複数本の巻線構成用線材130と、コア120を用意する。このとき、複数本の巻線構成用線材130とコア120とは樹脂160,161で一体化されている。また、コア120においては下面に突起126,127が形成されている。さらに、絶縁基板110には貫通孔116,117が形成されている。
そして、絶縁基板110の上側から、樹脂160,161により一体化された複数本の巻線構成用線材130とコア120を絶縁基板110の上面に配置する。この際、コア120の突起126,127を絶縁基板110の貫通孔116,117に嵌入する。
これにより、絶縁基板110の上面側において複数本の巻線構成用線材130がコア120の周囲を囲むように配置される。このとき、巻線構成用線材130の先端部にははんだペーストが塗布され、はんだペーストを介して巻線構成用線材130の先端部と絶縁基板110に形成した巻線構成用導体パターン200とが接触する。
引き続き、リフローはんだ付けを行い、巻線構成用線材130の先端を巻線構成用導体パターン200にはんだ付けする。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)絶縁基板110の一方の面において巻線構成用導体パターン200がパターニングされ、巻線構成用導体パターン200は、一端が複数本の巻線構成用線材130における巻線構成用線材130の一方の先端と接合されるとともに他端が他の巻線構成用線材130の一方の先端と接合される。また、複数本の巻線構成用線材130とコア120とが樹脂160,161で一体化されている。よって、組立の際の工数を低減することができるとともに組立が容易となる。
(2)コア120と絶縁基板110とが凹凸関係により位置決めされている。詳しくは、絶縁基板110に設けた貫通孔116,117と、コア120に設けられ貫通孔116,117が嵌まる突起126,127により、コア120と絶縁基板110とを凹凸関係により容易に位置決めすることができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
・上記第2,3の実施形態ではコア120と絶縁基板110とを凹凸関係により位置決めしたが、樹脂160,161と絶縁基板110とを凹凸関係により位置決めしてもよい。あるいは、コア120および樹脂160,161と絶縁基板110とを凹凸関係により位置決めしてもよい。要は、コア120および樹脂160,161の少なくとも一方と絶縁基板110とを凹凸関係により位置決めすればよい。
・上記第2,3の実施形態では、絶縁基板110に設けた貫通孔116,117と、コア120に設けられ貫通孔116,117が嵌まる突起126,127によりコア120と絶縁基板110とを凹凸関係により位置決めした。これに代わり、絶縁基板110に設けた貫通孔と、樹脂160,161に設けられ貫通孔が嵌まる突起により樹脂160,161と絶縁基板110とを凹凸関係により位置決めしてもよい。あるいは、絶縁基板110に設けた貫通孔と、コア120および樹脂160,161に設けられ貫通孔が嵌まる突起によりコア120および樹脂160,161と絶縁基板110とを凹凸関係により位置決めしてもよい。
要は、絶縁基板110に設けた貫通孔と、コア120および樹脂160,161の少なくとも一方に設けられ貫通孔が嵌まる突起により、コア120および樹脂160,161の少なくとも一方と絶縁基板110とを凹凸関係により位置決めすればよい。
・第2,3の実施形態のような表面実装の場合において、突起126,127に抜け止めを設けてもよい。例えば、突起126,127の先端側において絶縁基板110の下面に接触するストッパ(抜止部)を設けて、このストッパにより突起126,127が絶縁基板110の貫通孔116,117から抜けないようにしてもよい。このように、抜止付の突起とすることにより、自動車に搭載する場合において、耐振性に優れている。即ち、振動に対して強化される。
・図14に示すように、樹脂60および絶縁基板20は、ボルトB1とナットN1によってねじ固定されている構成としてもよい。つまり、絶縁基板20および樹脂60に、ボルトB1が通る貫通孔を形成し、ナットN1をボルトB1に螺入することにより絶縁基板20と樹脂60とを固定してよい。この場合の締結部位(ねじ固定箇所)としては、例えば、長方形の樹脂60における4隅とする。なお、締結部位は6箇所でも8箇所でもよい。このようにして樹脂60および絶縁基板20をねじ固定することにより振動によってはんだクラックが生じることを防ぐことができる(振動対策を講じることができる)。この構成は上記第1〜第3の実施形態に適用することができる。
・上記第1〜3の実施形態では複数本の巻線構成用線材はインダクタであったが、複数本の巻線構成用線材はコイルであってもよい。つまり、複数本の巻線構成用線材により一次コイルおよび二次コイルを構成した誘導機器(トランス)としてもよい。
10…誘導機器、20…絶縁基板、30…コア、40…巻線構成用線材、50…巻線構成用導体パターン、60…樹脂、61…樹脂、100…誘導機器、110…絶縁基板、115…スルーホール、116…貫通孔、117…貫通孔、120…コア、126…突起、127…突起、130…巻線構成用線材、140…第1の巻線構成用導体パターン、150…第2の巻線構成用導体パターン、160…樹脂、161…樹脂、190…誘導機器、200…巻線構成用導体パターン。

Claims (8)

  1. 絶縁基板と、
    前記絶縁基板の一方の面に配置されたコアと、
    前記絶縁基板の一方の面側において前記コアの周囲を囲むように延設され、両端が前記絶縁基板を貫通して前記絶縁基板の他方の面に突出する複数本の巻線構成用線材と、
    前記絶縁基板の他方の面においてパターニングされ、一端が前記複数本の巻線構成用線材における巻線構成用線材の一方の先端と接合されるとともに他端が他の巻線構成用線材の一方の先端と接合される巻線構成用導体パターンと、
    を備え、
    前記複数本の巻線構成用線材と前記コアとを樹脂で一体化したことを特徴とする誘導機器。
  2. 絶縁基板と、
    前記絶縁基板の一方の面に配置されたコアと、
    前記絶縁基板の一方の面側において前記コアの周囲を囲むように延設され、両端が前記絶縁基板の一方の面に位置する複数本の巻線構成用線材と、
    前記絶縁基板の一方の面においてパターニングされ、一端が前記複数本の巻線構成用線材における巻線構成用線材の一方の先端と接合される第1の巻線構成用導体パターンと、
    前記絶縁基板の他方の面においてパターニングされ、一端が前記第1の巻線構成用導体パターンの他端とスルーホールを介して接合されるとともに他端が他の前記第1の巻線構成用導体パターンの他端とスルーホールを介して接合される第2の巻線構成用導体パターンと、
    を備え、
    前記複数本の巻線構成用線材を樹脂で一体化するとともに、前記コアおよび前記樹脂の少なくとも一方と前記絶縁基板とを凹凸関係により位置決めしたことを特徴とする誘導機器。
  3. 絶縁基板と、
    前記絶縁基板の一方の面に配置されたコアと、
    前記絶縁基板の一方の面側において前記コアの周囲を囲むように延設され、両端が前記絶縁基板の一方の面に位置する複数本の巻線構成用線材と、
    前記絶縁基板の一方の面においてパターニングされ、一端が前記複数本の巻線構成用線材における巻線構成用線材の一方の先端と接合されるとともに他端が他の巻線構成用線材の一方の先端と接合される巻線構成用導体パターンと、
    を備え、
    前記複数本の巻線構成用線材と前記コアとを樹脂で一体化したことを特徴とする誘導機器。
  4. 前記コアおよび前記樹脂の少なくとも一方と前記絶縁基板とを凹凸関係により位置決めしたことを特徴とする請求項3に記載の誘導機器。
  5. 前記絶縁基板に設けた貫通孔と、前記コアおよび前記樹脂の少なくとも一方に設けられ前記貫通孔が嵌まる突起により、前記コアおよび前記樹脂の少なくとも一方と前記絶縁基板とを凹凸関係により位置決めしたことを特徴とする請求項2または4に記載の誘導機器。
  6. 前記樹脂および前記絶縁基板はねじ固定されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の誘導機器。
  7. 前記複数本の巻線構成用線材はインダクタであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の誘導機器。
  8. 前記複数本の巻線構成用線材により一次コイルおよび二次コイルを構成したトランスであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の誘導機器。
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