JP2012081958A - 乗員拘束システム - Google Patents

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Abstract

【課題】車両のコンソールと車両の座席システムとの間に展開し、着座乗員によってエアバッグ袋体にかけられた力にコンソールが対抗するようにすることで着座乗員に対して改善された拘束をもたらす。
【解決手段】コンソールに隣接して乗員に着席を提供するよう構成された座席システム40を有する自動車のための乗員拘束システム50であって、折りたたまれた状態で格納され、乗員35に隣接して膨張し、乗員35を拘束する膨張室53を有する袋体51と、膨張室53を膨張させるインフレータとを備える。袋体51の底部はコンソール33の上面より下の位置で展開し、袋体53の上部はコンソール33の上面より上の位置で展開する。乗員35の負荷時は、袋体53の一部がコンソール33と接触して横方向の支持を受け、袋体53に衝突する乗員からかかる力に対抗する。この横方向の支持により、袋体53の横方向の移動が妨げられ、乗員35をさらに拘束できる。
【選択図】図5

Description

本出願は、広くは、車両内で使用されるエアバッグの分野に関する。特に、本出願は、車両のコンソールと車両の座席システムとの間に展開し、着座乗員によってエアバッグ袋体にかけられた力にコンソールが対抗するようにすることで着座乗員に対して改善された拘束をもたらすよう構成された側面衝突用エアバッグに関する。
本発明の一つの実施態様は、上面を有し、ユーティリティを提供するよう構成されたコンソールに隣接して乗員に着席を提供するよう構成された座席システムを有する自動車のための乗員拘束システムに関する。乗員拘束システムは、折りたたまれた状態で格納された袋体であり、乗員に隣接して膨張し、乗員に衝撃拘束を提供するよう構成された膨張室を有する袋体と、袋体の膨張室を膨張させるためにガスを提供するよう構成されたインフレータとを含む。袋体は、コンソールの上面より下の位置で展開するよう構成された底部と、コンソールの上面より上の位置で展開する上部とを含む。乗員が袋体に負荷をかけているとき、袋体の一部がコンソールと接触して横方向の支持を受け、袋体に衝突する乗員によってもたらされた袋体にかかる力に対抗し、この横方向の支持が袋体の横方向の移動を妨げ、乗員にさらなる拘束を提供する。
コンソールの上面より下の位置に展開する袋体の底部は、膨張室の少なくとも一部を含んでもよく、膨張室は、展開の際の厚みが下に行くにしたがって薄くなる下方部分を含んでもよい。乗員拘束システムは、袋体の第1膨張室の膨張可能容積よりも小さな膨張可能容積を有して構成された第2膨張室をさらに含んでもよく、第2膨張室はエアバッグの展開の際に第1膨張室とコンソールとの間で力に対抗する。第1および第2膨張室は、2個の膨張室の間で流体が直接移動しないように織物の分割層によって分けられてもよい。
乗員拘束システムは、袋体に連結された第1の端部と第2の固定端とを有する位置決め機構をさらに備え、コンソールの上面より下の位置に展開する袋体の底部は位置決め機構の少なくとも一部を含む。コンソールの上面より下の位置に展開する袋体の底部は、膨張室の少なくとも一部を含んでもよい。膨張室は、コンソールの上面より上の位置に展開するよう構成された底面を含んでもよい。袋体に負荷がかかっているとき、位置決め機構の少なくとも一部は、コンソールに接触して横方向の支持を受け、袋体に衝突する乗員によって袋体にかけられた力に対抗する。位置決め機構の形状は、セイルパネル形状、ストラップ形状、先細り形状など、あらゆる適切な形状でよい。位置決め機構の固定端は、座席システム、コンソール、シートベルトシステム、車両の床部材など、あらゆる適切な部材に連結されてよい。位置決め機構の固定端は、固定端が移動しないように固定されてもよく、また、エアバッグ展開の際に固定端の移動を許容するように摺動可能に連結されてもよい。位置決め機構は、互いに連結された複数の層の織物を有することにより強化された耳部を含んでもよい。位置決め機構は、エアバッグの展開の際に機構の有効長さを減らすように、袋体の一方の側から袋体の別の側に経路をとってもよい。位置決め機構は、袋体の非膨張部のスリットまたはスロットを通る経路をとってもよい。位置決め機構の固定端は、耳部、膨張部、および非膨張部など、袋体に連結されてもよい。
位置決め機構は、位置決め機構が格納形状から展開形状に移行するように、座席システムの外面(すなわち、A表面)を通って展開されてもよい。座席システムの外面は、テアシーム、ベルクロ開閉、スナップ開閉、またはあらゆる適切な装置などの、機能材を有してもよい。位置決め機構は、座席システムの外面の機能材を介して展開してよい。
本発明の別の実施例は、上面を有し、ユーティリティを提供するよう構成されたコンソールに隣接して乗員に着席を提供するよう構成された座席システムを有する自動車のための乗員拘束システムに関する。乗員拘束システムは、折りたたまれた状態で格納された袋体であり、上部と、底部と、乗員に対し側面衝突拘束を提供するために膨張するよう構成された膨張室とを含む袋体と、袋体の膨張室を膨張させるためにガスを提供するよう構成されたインフレータと、袋体に連結する第1の端部と第2の固定端とを有する位置決め機構とを含む。袋体の底部は膨張した膨張室の少なくとも一部を含み、袋体の底部はコンソールの上面より下の位置で展開し、袋体の上部はコンソールの上面よりも上の位置で展開する。袋体の乗員負荷時は、袋体の少なくとも一部がコンソールと接触して横方向の支持を受け、袋体に衝突する乗員によってもたらされた袋体にかかる力に対抗し、この横方向の支持が袋体の横方向の移動を妨げ、乗員に対してさらなる拘束を提供する。
本発明の別の実施例は、上面を有し、ユーティリティを提供するよう構成されたコンソールに隣接して乗員に着席を提供するよう構成された座席システムを有する自動車のための乗員拘束システムに関する。乗員拘束システムは、折りたたまれた状態で格納された袋体であり、底部と、上部と、車両の乗員に対し拘束を提供するために膨張するよう構成された膨張室とを含む袋体と、袋体の膨張室を膨張させるためにガスを提供するよう構成されたインフレータとを含む。袋体の底部は位置決め機構を備え、位置決め機構の少なくとも一部はコンソールの上面より下の位置で展開するよう構成され、袋体の上部はコンソールの上面より上の位置で展開する。袋体の乗員負荷時は、袋体の少なくとも一部がコンソールと接触して横方向の支持を受け、袋体に衝突する乗員によってもたらされた袋体にかかる力に対抗し、この横方向の支持が袋体の横方向の移動を妨げ、乗員に対してさらなる拘束を提供する。
図1は、乗員拘束システムを含む自動車の斜視図。 図2は、自動車の部分的な車内の正面図。 図3は、座席システムの側面から展開または広がった状態を示す乗員拘束システムの好適な実施例の斜視図。 図4は、展開または広がった状態の図2の乗員拘束システムの正面図。 図5は、展開(または広がった)状態で、乗員の横方向の移動を拘束している図2の乗員拘束システムの正面図。 図6は、座席システムの側面から展開または広がった状態を示す乗員拘束システムの別の好適な実施例の側面図。 図7は、展開または広がった状態の図6の乗員拘束システムの正面図。 図8は、乗員拘束システムの別の好適な実施例の正面図。 図9は、乗員拘束システムの別の好適な実施例の正面図。 図10は、座席システムの側面から展開または広がった状態を示す乗員拘束システムの別の好適な実施例の側面図。 図11は、展開または広がった状態の図10の乗員拘束システムの正面図。 図12は、座席システムの側面から展開または広がった状態を示す乗員拘束システムの別の好適な実施例の斜視図。 図13は、座席システムの側面から展開または広がった状態を示す乗員拘束システムの別の好適な実施例の側面図。 図14は、展開または広がった状態の図13の乗員拘束システムの正面図。 図15は、座席システムの側面から展開または広がった状態を示す乗員拘束システムの別の好適な実施例の側面図。 図16は、展開または広がった状態の図15の乗員拘束システムの正面図。 図17は、座席システムの側面から展開または広がった状態を示す乗員拘束システムの別の好適な実施例の側面図。 図18は、座席システムの側面から展開または広がった状態を示す乗員拘束システムの別の好適な実施例の側面図。 図19は、座席システムの側面から展開または広がった状態を示す乗員拘束システムの別の好適な実施例の側面図。 図20は、座席システムの側面から展開または広がった状態を示す乗員拘束システムのさらに別の好適な実施例の側面図。
側面衝突用エアバッグシステムは、側面衝突、ロールオーバーなどの動的車両事故の際の乗員の負傷を軽減するために車両に設けられている。側面衝突用エアバッグシステムは、膨張可能なエアバッグ袋体を備えている。エアバッグ袋体は、動的車両事故の際に展開し、インフレータによってガスがエアバッグ袋体内に急激に押し込まれることにより膨張する。インフレータまたはモジュールは、ほぼ瞬時にガスを生成し、高い体積流量でエアバッグシステムの膨張可能なエアバッグ袋体にガスを押し入れる、火工的装置もしくはエアバッグ膨張装置などの装置を用いる。側面衝突用エアバッグ袋体またはエアバッグは、典型的にはシートバックの内部または外面などの車両の座席システム(または組立体)、ルーフレールやその他の有用な車内の装置内に収容され、そこから展開される。側面衝突用エアバッグは、一般的に、座席システムのシートバックなどの収容場所の小さな断面に適合するようにエアバッグを折りたたむか巻くかして小さくする工程によって梱包される。設置後、エアバッグはシートバック内に格納され、きれいな車両内装が提供される。側面衝突用エアバッグは、車両の全列(たとえば、一列目、二列目、三列目)にいる乗員に対して拘束を提供するようにされ、また概して展開時に車室外側の乗員に対して拘束を提供するようにしてもよい。単一の側面衝突用エアバッグは、異なる列および/または異なる位置にいる、ひとり以上の乗員に対して拘束を提供するよう複数の膨張可能なエアバッグ部もしくは膨張室を有するように構成されてもよい。
側面衝突用エアバッグは、一般的には、動的な衝突事故の際に危険側の乗員(すなわち、車両の衝突側の乗員)を拘束するために採用されてきた。たとえば、第1の車両の助手席側に第2の車両が衝突した場合には、第1の車両の助手席の乗員が危険側の乗員と判断される。そのような事故の場合、エアバッグは、危険側の乗員の衝撃を和らげるよう危険側の乗員(すなわち、助手席乗員)と車両のドアパネルとの間に展開する。乗員は、ドアパネルもしくはドアウインドウにぶつかる代わりに、袋体にぶつかり、袋体は対抗部材を介してドア組立体に負荷を分散して乗員の負荷を吸収する。この種の(危険側の乗員を拘束するための)側面衝突用エアバッグは、一般的に、乗員の胸部を支持するために50kPaもしくは腰部を支持するために100kPaなどの比較的低い内圧を有し、膨張室内の容積を正規の位置からずらすことにより、エアバッグが乗員のエネルギーを吸収できるように構成されている。この種の側面衝突用エアバッグは、袋体の外側面(すなわち、ドア組立体に面する面)の大部分はドア組立体によって支持されているので、比較的低い内圧を有し、袋体を圧縮させ折り曲がらないように構成される。
ここで開示されたエアバッグは、動的車両事故の際に、遠い側の乗員(すなわち、車両の衝突側とは反対側の乗員)を拘束し、衝撃を和らげるために構成されてもよい。たとえば、第1の車両の助手席側に第2の車両が衝突した場合には、第1の車両の運転席の乗員が遠い側の乗員と判断される。そのような事故の場合、第2の車両からの衝撃力は遠い側の乗員を横方向もしくは斜め方向、概して危険側の乗員に向かって移動させる。多くの自動車は、運転席の乗員と助手席の乗員との間に間隙もしくは空間があり、壁で仕切られていない。自動車には、運転席の乗員と助手席の乗員との間に車両フロアから突出する部材(たとえば、センターコンソール)を備えるように構成されたものがあるが、そのような部材は高さが隣接する乗員の腰部か肘の下あたりに限られている。この車両構成が、危険側の乗員を拘束するよう、危険側の乗員とドア組立体との間に展開するよう構成された従来の側面衝突用エアバッグが、遠い側の乗員を効果的に拘束および/または衝撃を和らげるために用いられることを妨げている。ここで開示したエアバッグは、遠い側の乗員の横方向の移動を制限することにより、遠い側の乗員を直接拘束および/または衝撃を和らげるようにされてもよい。この場合、エアバッグの展開の際に遠い側の乗員を危険側の乗員に衝突しないようにすることによって、危険側の乗員に対しても間接的に拘束を提供する。
図1を参照して、自動車20の好適な実施例を説明する。自動車20には車室30を有する。この車室は、少なくとも1個の乗員拘束システムまたは側面衝突用エアバッグシステムを備える。ここに開示した乗員拘束システムは、あらゆる車室内(例えば、運転席側、助手席側、後部乗員席)に備えることができ、本書の例示に限定されない。ここに開示したような乗員拘束は、あらゆる車両のあらゆる乗員を拘束および/または衝撃を和らげるよう構成されてもよい。
図2〜図5を参照して、車室30を説明する。車室は、乗員35に着席を提供する座席システム(または組立体)40と、たとえば物入れなど、ユーティリティを提供するセンターコンソール33とを備える。好適な実施例によれば、座席システム40は、シートクッション41、シートバック43及び乗員拘束システム(すなわち、エアバッグシステム)50を備える。座席システム40は、能動的乗員拘束システム(たとえば、シートベルトシステム)45をさらに有してもよい。乗員拘束システム50は、シートバック43、シートクッション41、もしくは座席システム40上または内の別の場所に収容され、そこから展開されてもよい。他の実施態様によれば、乗員拘束システム50は他の車両構成部品内に収容され、そこから展開されてもよく、また、車両のセンターコンソールなど座席システム40の外部に収容され、そこから展開されてもよい。
コンソール33は、車両20のフロアに連結し、シートクッション41に隣接するなど、座席システム40に隣接して設けられてもよい。好適な実施例によれば、コンソール33は、図2に示されるように、シートクッション41の高さを超える高さにフロアから延在する。他の好適な実施例によれば、コンソール33は車室内側アームレストとして使用できるため、コンソール33は乗員の肘の位置とほぼ同じ高さなど、シートクッション41の高さとほぼ同じかそれ以下の高さにフロアから延在してもよい。コンソールはどのような高さに構成されてもよい。コンソール33の前後方向(すなわち、車両の長手方向)の長さは、シートクッション41よりも長いか、ほぼ同じ長さか、短くてよい。コンソール33は、図3に示されるように、矩形の断面形状を有してよく、もしくは、ユーティリティを提供し、さらにエアバッグ展開を引き起こす事故の際の展開する乗員拘束システムおよび乗員からの力に耐えるために構造的支持を提供する適切な断面形状を有してもよい。コンソール33は、コンソールの強度と剛軟度を強化するためにその上部または下部に設けられる交差ブレース、支持部材および/または片口状の蓋付き容器を有してもよい。コンソール33の上面は、平らでもよく、色々な高さの部分のある段差のある上面でもよい。コンソール33はさらに、調整可能なアームレストまたは容器位置を有してもよい。
好適な実施例によれば、乗員拘束システム50は、エアバッグ袋体51とインフレータ(図示せず)とを備える。別の好適な実施例によれば、乗員拘束システム50は、エアバッグ袋体51と、位置決め機構56と、インフレータ(図示せず)とを含む。さらに別の好適な実施例によれば、位置決め機構56は、エアバッグ袋体51の一部として形成される。エアバッグ袋体51は、エアバッグが展開する際に膨張ガスで満たされる、1個もしくは複数の膨張室53を形成するように従来の方法(たとえば、縫合や接着など)によって接合された複数の織布パネルを有する。
エアバッグ袋体51は、1個もしくは複数の非膨張部57を有してもよい。好適な実施例によれば、エアバッグ袋体51は、膨張室53の3つの相互連結した膨張可能部を形成する2個の非膨張部57を備え、これによって、膨張可能部は、展開した際に実質的にB字形状を形成し、これによってエアバッグ袋体51は、コンソール33の上面の下から、乗員の頭と首に対して拘束を提供することができる高さまで、たとえばシートバック43の上の高さまで車両高さに沿って延在する。
好適な実施例によれば、コンソール33は図2に示されるように間隙34によって座席システム40から離れている。乗員拘束システム50のエアバッグ袋体51は好ましくは、コンソール33と座席システム40との間に形成される間隙34に展開するように構成および形作られる。別の好適な実施例によれば、位置決め機構56はコンソール33と座席システム40および/または乗員35との間に展開するエアバッグ袋体51を補助する。
好適な実施例によれば、横方向の支持を受け、袋体51に衝突する乗員35によって袋体にかけられた力の少なくとも一部に対抗するために、袋体51の膨張室53の一部(たとえば、下の部分)はセンターコンソール33に隣接して接触する位置に展開する。袋体51は、センターコンソール33への乗員35からの力に対抗することによって剛性を効果的に強化し、強化された剛性によって乗員の移動(たとえば、横方向の移動)を減らすことができる。これによって、コンソール33によって膨張室53に与えられた横方向の支持が、袋体51の横方向の移動を防止し、乗員35に対してさらなる拘束を提供する。
好適な実施例によれば、袋体の位置決め機構56は、袋体の展開を補助し、かつ袋体に衝突した乗員35によって引き起こされた力に対抗するように袋体51に張力を提供するために、コンソール33に隣接する位置に展開するよう構成されている。別の好適な実施例によれば、位置決め機構56の一部は、横方向の支持を受け、袋体に衝突した乗員35によって袋体51に負荷がかけられた力に対抗するために、展開とそれに引き続く乗員負荷状態の間、コンソール33に接触するように構成される。
好適な実施例によれば、位置決め機構56は、たとえばストラップなどの比較的薄肉の部材で、アンカー位置59を有する第1の端部とエアバッグ袋体51に連結する第2の端部とを有する。位置決め機構56は、実質的に単一のまたは一定の断面もしくは形状を有してもよく、また、第2の端部と比べて第1の端部では狭いなどのさまざまな形状を有してもよい。アンカー位置59は、適切な方法(たとえば、縫合、留め具)を用いて、たとえばシートクッション41などの座席システム40の外側もしくは内側に連結してもよい(シートとの構造的一体性を提供する構造またはフレームを含むことが意図されている)。アンカー位置59は、座席システム40上の固定位置に連結されてもよいし、座席システム40に摺動可能に連結されてもよい。これによってアンカー位置59は、実質的に前後方向などの方向に摺動して、エアバッグ展開を調整できる。位置決め機構56の第2の端部は、適切な方法(たとえば、縫合、留め具)を用いて、たとえばコンソール33に隣接する(乗員35に隣接するパネルと反対側の)パネルの外側などのエアバッグ袋体の外部に連結されてもよいし、エアバッグ袋体内部のパネルに連結されてもよい。
エアバッグ袋体の展開時には、位置決め機構56は、膨張室53の下側の膨張可能部などのエアバッグ袋体の一部がコンソールと乗員および/またはたとえばシートクッション41などの座席システム40との間に展開するように誘導する張力を受ける。位置決め機構56は、エアバッグ展開が遅れないようにしたり、コンソール33との接触によって展開軌道が変えられないようにする。位置決め機構56は、エアバッグの膨張可能部が乗員35とコンソール33との間に位置するようにエアバッグ袋体の展開を調整し、移動する乗員35によってエアバッグ袋体51にかけられた力に対抗するための対抗面(すなわちコンソール33)を提供する。これによって、膨張したエアバッグ袋体と展開した位置決め機構56の両方とも乗員35により袋体に横方向の負荷がかけられている間、センターコンソール33に隣接するように位置決めされる。乗員によりかけられた横方向の力による移動に耐えるコンソール33の対抗面に接触することにより、図5に示されるように、エアバッグ袋体は展開するエアバッグの後方部分に沿ってのみならず下部に沿って支持されるので、乗員拘束システム50は、乗員の横方向の移動を制限して乗員の拘束を改善する。コンソールからの対抗面がなければ、エアバッグ袋体は、座席システムのシートバックによってのみ支持される片持ち梁のように(すなわち、展開するエアバッグの後部にそって)作動してしまい、これでは乗員からの衝撃を受けると、エアバッグ袋体は横方向に大きく移動し、あまり乗員を拘束できない。
別の好適な実施例によれば、乗員拘束システム450は、図10および図11に示されるように、エアバッグ袋体451と位置決め機構456とを含む。別の好適な実施例によれば、位置決め機構456は、エアバッグ袋体451の一部として形成される。エアバッグ袋体451は、エアバッグが展開する際に膨張ガスで満たされる、膨張室453を形成するように従来の方法で連結された複数の織布パネルを含む。袋体の展開および膨張によって、膨張室453は、コンソール33の上面の下から、乗員の頭と首に対して拘束を提供することができる高さまで、たとえばシートバック43の上の高さまで車両高さに沿って延在する、実質的にD字形状を形成する。
好適な実施例によれば、位置決め機構456は、展開時においてセイル形状(すなわち、ほぼ三角形状)を形成する。このセイル形状は、たとえば座席システム40のシートクッション41などの他の構成部品に連結するアンカー位置459としての機能を有する下方エッジを有する。セイル形状の位置決め機構456の2個の残りのエッジの片方もしくは両方がエアバッグ袋体451の下方部に連結する。セイル形状位置決め機構456は、エアバッグ袋体451の乗員に面するパネルもしくはコンソール33に面するパネルに連結する。セイル形状位置決め機構456は、エアバッグ袋体の下方部分がコンソール33と乗員および/または座席システム40との間に展開するよう誘導する張力を有することによりエアバッグ袋体451の展開を調整し、移動する乗員35によってエアバッグ袋体451にかかる力に対抗するための対抗面(すなわちコンソール33)を提供する。位置決め機構456はまた、エアバッグの展開が遅れないようにしたり、コンソール33と接触するために展開軌道が変えられたりするのを防ぐ。
図6および図7を参照すると、別の好適な実施例によれば、乗員拘束システム150は、エアバッグ袋体151とインフレータ(図示せず)とを備える。エアバッグ袋体151は、エアバッグが展開する際に膨張ガスで満たされる、1個もしくは複数の膨張室153を形成するように従来の方法(たとえば、縫合)で連結された1個もしくは複数の織布パネルを含む。エアバッグ袋体151は、たとえばシートバック43など座席システム40からの膨張および展開により、略D字形状をなす形成された膨張室153を有する。
好適な実施例によれば、エアバッグ袋体151は、エアバッグの展開がコンソール33と座席システム40もしくは乗員との間に膨張室153の底部を位置決めするのを補助するよう車両幅方向の幅もしくは厚みが袋体のほぼ中央高さ部から膨張室153の底部に向かって徐々に細くなる。したがって、膨張室153の底部は、エアバッグ袋体151の膨張室153の中央部よりも狭い。さらに、膨張室153の底部は、展開するエアバッグの下方向へ誘導するエッジとして働くほぼ平らなシームまたは部分を含む。エアバッグ袋体151はさらに、1個もしくは複数の非膨張部を有してもよい。
図8を参照すると、乗員拘束システム150の別の好適な実施例は、エアバッグ袋体251を有するように示されている。エアバッグ袋体251は、エアバッグが展開する際に膨張ガスで満たされる、1個もしくは複数の膨張室253を形成するように従来の方法(たとえば、縫合)で連結された1個もしくは複数の織布パネルを有する。エアバッグ袋体251は、たとえばシートバック43など座席システム40からの展開によって略D字形状を形成する膨張室253を有する。
好適な実施例によれば、エアバッグ袋体251は、さまざまな車両幅方向の幅もしくは厚みを有する。エアバッグ袋体251は、膨張室253の上方および/または中央部253Bの車両幅方向の幅よりも小さい車両幅方向の幅からなる、膨張室253の底部253Aを有する。これによって、膨張室253の底部253Aがセンターコンソール33に横方向に隣接して展開し、膨張室253の上方部253Bがセンターコンソール33の上におよび/または接して展開することが可能になる。膨張室253は、膨張室253がコンソール33に接した状態でコンソール33の輪郭とほぼ同じ展開形状を形成し、負荷の移動を改善する。これによって、膨張室253の底部253A全体は、エアバッグ袋体251の膨張室253の上方および/または中央部253Bよりも狭い。膨張室253の底部253Aの車両幅方向の幅は、異なった車種のコンソール33と座席システム40間のさまざまな幅に調整される。上方部253Bはさらに、たとえば、負荷がかけられている間、乗員が回転しながら袋体に入ると袋体も回転するなど、コンソールの上面に負荷が移動するようにコンソール33の上面の周りを包み覆うように形成される。
図9を参照すると、乗員拘束システム350の別の好適な実施例は、エアバッグ袋体351とインフレータ(図示せず)とを含むように示されている。エアバッグ袋体351は、エアバッグが展開する際に、同じまたは別々のインフレータから膨張ガスで満たされる第1膨張室353と第2膨張室354を形成するように従来の方法(たとえば、縫合)で連結された複数の織布パネルを有する。
座席システム40からの展開によって、第1膨張室353は、コンソール33に隣接する位置に、乗員の頭と首に対して拘束を提供することができる高さまで、たとえばシートバック43の上の高さまで展開する略D字形状を形成する。第1膨張室353は、コンソール33に隣接しかつコンソール33を覆う位置に展開する。
座席システム40から展開によって、第2膨張室354は、コンソール33に面する側(乗員に面する側の反対側)で第1膨張室353に隣接するように展開する、実質的に円形断面の管状形状を形成する。第2膨張室354は、第1膨張室353と比較してかなり小さな体積を有する。第2膨張室354は、第1膨張室353に対して対抗面(たとえば、コンソール33の対抗面)を上方に伸ばす働きをする。乗員による横方向の移動および横方向の力にさらに耐え、よって乗員拘束をさらに改善する。第2膨張室354は、コンソール33と第1膨張室353との間で楔のように働き、コンソール33だけよりもさらに構造的な支持を提供する。乗員拘束システム350は、第2膨張室354に直接膨張ガスを提供する第2のインフレータ(図示せず)を有してもよい。
図12〜図16を参照すると、乗員拘束システムの好適な実施例は、乗員(明確にするために図示を省略)に対して拘束を提供するよう展開されて示されている。車室30は、乗員に着席を提供するよう構成された座席システム40と、たとえば物入れなどのユーティリティを提供するセンターコンソール33とを備える。好適な実施例によれば、座席システム40はシートクッション41とシートバック43と乗員拘束システム(またはエアバッグシステム)550とを備える。乗員拘束システム550は、シートバック43またはシートクッション41内に格納され、そこから展開されるか、座席システム40上または内のどこか別の場所から展開される。
図12に示される好適な実施例によれば、乗員拘束システム550は、エアバッグ袋体551と、位置決め機構556と、インフレータ(図示せず)とを含む。エアバッグ袋体551は、エアバッグが展開する際に膨張ガスで満たされる、1個もしくは複数の膨張室553を形成するように従来の方法(たとえば、縫合)で連結された1個もしくは複数の織布パネルを有する。エアバッグ袋体551はさらに、1個もしくは複数の非膨張部557を有する。好適な実施例によれば、エアバッグ袋体551は、膨張室553の3つの相互連結した膨張可能部を形成する2個の非膨張部557を備え、これによって、膨張可能部は膨張の際実質的にB字形状を形成する。
好適な実施例によれば、エアバッグ袋体551の膨張室553は、コンソール33の上方に展開し、位置決め機構556は、膨張室553の下でコンソール33に隣接して展開する。膨張室353は、コンソール33の上面上の位置(または場所)に展開するよう構成された底面を有する。展開の際、位置決め機構556の少なくとも一部は、横方向の支持を受け、袋体に衝突する乗員によって加えられた袋体への力にさらに対抗するためにコンソール33に接触するよう構成される。これによって、位置決め機構は、衝突する乗員によって加えられた力に対抗するための張力を袋体に与える。
図13および図14に示される別の好適な実施例によれば、袋体は非膨張部位を有せず、コンソール33の隣接部分の上面上に膨張室553の下方部分の下面がくるようにD字形状をなす。図15および図16に示された別の好適な実施例によれば、袋体は、1個の非膨張部位を有し、コンソール33の隣接部分の上面上に膨張室653の下方部分の下面がくるようにD字形状をなす。
図12〜図16を再度参照すると、位置決め機構は、第1の端部でエアバッグ袋体と連結し、第2の固定端でシートバック43またはシートクッション41などの座席システム40に連結する。図12〜図14の好適な実施例によれば、位置決め機構556は、セイル型の形状(すなわち、略三角形状)を形成する。その上方エッジはエアバッグ袋体551の膨張室553の下方エッジに連結し、下方アンカー位置559は座席システム40のシートバック43に連結する。セイル形状の位置決め機構556は、エアバッグ袋体551の下方エッジの実質的な長さに沿って延在するエアバッグ袋体551への連結を提供し、乗員により負荷がかけられたときのエアバッグ袋体の横方向の移動を抑えるような改善された支持を提供する。エアバッグ袋体551は、シートバック43と連結し、シートバック43から展開するので、セイル形状の位置決め機構556を有することによって、エアバッグ袋体551の後方エッジと下方エッジの両方が、エアバッグ袋体に衝突する乗員から接触によって誘発された横方向の移動等を抑えるよう支持される。これによって、セイル形状の位置決め機構を有する乗員拘束システム550は、横方向の移動に耐えうる増大された輪郭によって、袋体と乗員との横方向の移動を抑えることにより改善された乗員拘束を提供する。
図15および図16に示された好適な実施例によれば、位置決め機構656は、実質的に単一もしくは一定の断面または形状を有する、ストラップもしくはパネル形状を形成する。他の好適な実施例によれば、位置決め機構は、1個もしくは両方の端部で先細ってもよく、また様々な断面または形状を有してもよい。
位置決め機構656は、図15および図16に示されたように、位置決め機構656の一部が展開の際膨張室653の下方部分の1区画を包むようにエアバッグ袋体651の膨張室653内に設けられる非膨張部657に連結する第1の端部を有する。ストラップ形状の位置決め機構656は、車室外側のパネル(すなわち、コンソールに面するパネル)の周りを包むようにエアバッグ袋体の横方向の移動がほぼ生じない状態でコンソール33と位置決め機構656との間の接触を許容する。位置決め機構656は、張力を有し、袋体の横方向の移動がほぼ生じないよう、支持するためにコンソールに対抗するので、袋体の横方向の移動が抑えられ、乗員の横方向の力および横方向の移動を抑えることによって乗員の偏向を少なくして改善された乗員拘束を提供する。位置決め機構656は、エアバッグ展開の際にストラップ形状の位置決め機構656が張力を持てるように、シートバック43などの座席システム40に連結するためのアンカー位置659をさらに有してもよい。位置決め機構が連結するのは、エアバッグ袋体の車室内側でも車室外側でもよく、エアバッグ袋体のどの部分(たとえば、前方エッジ、中央、上方エッジ)でもよく、ここで例示するものに限定されない。このようにして、位置決め機構は、袋体の一部として、または、袋体の延長部として構成されてもよい。
エアバッグ展開の際は、位置決め機構556、656は、張力を受け、コンソール33に隣接して、および/または、接して展開し、よってコンソール33は位置決め機構556、656にかかる力に対抗する対抗面を提供する。コンソール33は、乗員とエアバッグ袋体との接触によってもたらされた力によって車室内方向に動かされる袋体551によってコンソールを包む位置決め機構556,656からの力に対抗する。したがって、エアバッグ袋体への乗員の衝撃は袋体への横方向の力を与え、この横方向の力はエアバッグモジュールと座席システムとの連結位置と位置決め機構556、656とコンソール33との連結位置の両方からの力によって対抗される。
図17〜図20を参照すると、乗員拘束システム750、850、950、1050を例示する様々な他の実施例が、位置決め機構761,861,961,1061のさまざまな形態を含むように示されている。乗員拘束システム750、850、950、1050はさらに、少なくとも1個の膨張室753、853、953、1053を有するエアバッグ袋体751,851,951,1051を含む。エアバッグ袋体は、エアバッグ袋体のどの位置に配されてもよい1個もしくはそれ以上の非膨張部757、857、957、1057を有してもよい。位置決め機構761,861,961,1061は、エアバッグ袋体751に連結する第1の端部762、862、962、1062と、座席システム40のシートクッション41などの他の車両構成部品に連結する第2の端部763、863、963、1063を有する。なお、ここでいう「シートクッション」および「シートバック」は、構造的整合性を提供する座席のその部分と関連する構造もしくはフレームと、一般的な座席が含むトリムやすべての構成部品をも含むことを意図する。「シートクッション」および「シートバック」という用語は、着座乗員に快適性を提供する発泡体に限定されることを意図するものではない。
図17に示される好適な実施例によれば、第1の端部762は、適切な方法(たとえば、縫合、接着など)によってエアバッグ袋体751の非膨張部757の一部に連結する。図18に示される好適な実施例によれば、第1の端部862は、適切な方法によってエアバッグ袋体851の膨張室853の一部に連結する。図19に示された好適な実施例によれば、第1の端部962は、エアバッグ袋体951の耳部の一部に連結している。他の好適な実施例によれば、位置決め機構の第1の端部は、適切な方法を用いてあらゆる位置において袋体に連結してもよい。
図20に示されるように、位置決め機構1061の第1の端部1062は、エアバッグ袋体のパネルの外側の面に沿っていき、非膨張部1057などのある部分におけるスリットを通って、パネルの内側の面に連結してもよい。位置決め機構1061は、袋体が膨張し広がるにつれて有効な長さに縮まる。この構成によって、いくつかの利点が得られる。そのうちいくつかをここで説明する。まず、この構成は、第2の端部1063における取り付け位置までの初期経路のための折りたたまれた(非膨張)状態においてより長い位置決め機構を可能にする。次に、この構成は、袋体が展開もしくは膨張される際の張力および袋体位置制御を強化できる。なお、張力機構は、袋体の膨張または展開の際に同じまたは同様の張力を成し遂げるように、たとえば袋体の上面を覆う、または、複数の非膨張部位に織り込まれるなどの、異なる形状を有する経路をとってもよい。したがって、ここに例示された実施例に限定されると考えられるべきではない。
図17〜図20を再度参照すると、格納時すなわち非展開形状の乗員拘束システム750、850、950、1050では、位置決め機構761,861,961,1061は、袋体に連結する位置決め機構の第1の端部から、シート(たとえば、シートバック、クッション)トリムの車室内側もしくは下の第2の固定端まで経路が決められている。好適な実施例によれば、座席システムは、シートバックなどに、連続するテアシーム(引裂き可能な縫い目線)が形成される。このテアシームを介して、袋体が展開し、位置決め機構が展開の際にシートバックトリム下から移動するのを許容する。別の好適な実施例によれば、座席システムは、袋体の展開によって、位置決め機構が座席システムから解放されるようにテアシームに沿ってテアの伝播が始まるように弱い力で開くように構成される、ベルクロテープやスナップフィットなど、開口機構を有する部分的なテアシームが形成される。図19に示された好適な実施例によれば、位置決め機構961は、たとえば覆われたシートバックパネル下からなど、座席の側面のパネル下から展開する。この構成がテアシームを有してもよい。
位置決め機構761,861,961,1061は、シートトリム内側で捕えられないよう、シートクッショントリムの車室内側に経路が設定されるのが好ましい。たとえば、位置決め機構は、バックルがラッチした状態のシートベルトよりも車室内側に袋体が展開するよう、シートトリムとシートベルト組立体(またはシートベルトバックル)の両方の車室内側で経路が設定されてもよい。図18および図20に示されたように、位置決め機構861,1061は、シートベルトバックル組立体の車室内側でトリムパネルの車室外側に経路が設定されてもよい。位置決め機構を開放するように、下方のシートトリムパネルは、テアシームで引き裂け、クーロズアウトパネルは頂部において開放される。なお、図示しないが、図17〜図20に示された位置決め機構は、膨張の際、センターコンソール(明瞭化のために示していないが)に隣接して、および/または、その上方に袋体を位置決めするよう構成されてもよい。
エアバッグの展開の際、位置決め機構は、張力を受け、膨張した袋体に接触する乗員の力により車室内側に移動する袋体によって車両のコンソールに接触して、位置決め機構にかけられた力に対抗する。位置決め機構および/または膨張した袋体は、コンソールの一部の周りを包み、乗員からの力に対抗する。コンソールへの力の対抗により、位置決め機構およびエアバッグ袋体の横方向の移動、さらにエアバッグ袋体に負荷をかけている乗員の横方向の移動が減少される。
別の好適な実施例によれば、位置決め機構は、ループやアイレットやリングなどの機能材(図示せず)を含むよう構成され、これによって、ループ機能材がエアバッグ袋体の少なくとも一部を取り囲むよう構成され、位置決め機構を袋体に連結する。ループ機能材は位置決め機構内に内蔵され、自己接続されるように、位置決め機構への接続で完結するよう構成されてもよい。ループ機能材はまた、袋体の別の部分に連結されてもよい。ループ機能材は、エアバッグおよび乗員を拘束するよう展開の際に張力を提供するなど、ここにおけるすべての実施例において同様の機能を提供するよう構成されてもよい。
なお、位置決め機構を含むように構成された乗員拘束システムのここで開示された実施例は説明されたように位置決め機構を含まないように構成されてもよく、位置決め機構なくして構成された乗員拘束システムは説明されたように位置決め機構を含むように構成されてもよい。さらに、位置決め機構を有するよう開示された実施例は、袋体の膨張部と位置決め機構の両方がコンソールを覆うように構成されてもよく、また、位置決め機構または袋体のいずれかがコンソールを覆うように構成されてもよい。別の実施例として、位置決め機構は、膨張可能部を含むように構成されてもよく、袋体の膨張室と流体的に連通状態でも、膨張室から流体的に隔離されてもよい。
ここで使用したような、「約」、「およそ」、「実質的」という用語及び同様の用語は、本開示の主題に関連する当業者による共通使用及び一般的な使用に即した広い意味を有すると意図される。これらの用語は、本開示を検討した当業者により、これらの特徴の範囲を与えられた正確な数字の範囲に限定することなく、記載及び主張する一定の特徴の記述を与えることを目的とされると理解されるべきである。したがって、これらの用語は、記載及び主張する主題の実体のないまたはわずかな改変もしくは変更が、添付の請求項に列挙される発明の範囲内であるとみなされることを示すものと解釈されるべきである。
様々な実施態様を記載するためにここで用いられた「好適な」との用語は、このような実施態様が可能な例、表現物、及び/または可能な実施態様の例示である(並びに、このような用語は、このような実施態様が必ずしも特別または最高の例であることを意味するものではない)と示すことを目的とすることに留意すべきである。
ここで用いるような用語「連結された」、「接続された」、及び同様のものは、2個の部材の直接的または間接的な相互の結合を意味する。このような結合は、動かない(例えば、常置の)または移動できる(例えば、取り外し可能なまたは外せる)状態であってもよい。このような結合は、2個の部材または、2個の部材並びに、互いにまたは2個の部材もしくは2個の部材及び互いに付随する任意の追加された中間部材を伴う単一体として一体的に形成された任意の追加された中間部材、により達成されてもよい。
構成要素の位置に対する言及(例えば「上面」、「底部、」「上方」、「下方」等)は、図面において様々な構成要素の位置付けを記載するために単に用いられる。様々な構成要素の位置付けは、他の好適な実施例によって異なってもよく、このような変動は本開示により包含されることを意図されることに留意すべきである。
様々な好適な実施例に示すエアバッグ装置の構造及び配置は、例示であるにすぎないと留意することは重要である。本開示では、わずかな実施態様を詳細に記載しているが、本開示を検討する当業者は、ここに記載する主題の新規の教示及び利益から実質的に逸脱することなく、多くの修正(例えば、様々な構成要素の大きさ、寸法、構造、形状及び比率、パラメータの値、取り付け配置、素材の使用、色、位置付けの変動等)が可能であることを容易に理解するだろう。例えば、一体的に形成されたように示された構成要素は、複数の部品または要素から構成されてもよく、要素の位置は、逆にされても、またはそれ以外の方法で変更されてもよく、別々の要素の種類または数もしくは位置は、改変または変更されてもよい。任意の工程または方法手段の順番または順序は、代替の実施態様によって変更または並び直されてもよい。様々な好適な実施例の設計、操作条件及び配置において、その他の置換、修正、変更及び削除もまた、本発明の範囲から逸脱することなく行われてもよい。

Claims (20)

  1. 上面を有してユーティリティを提供するよう構成されたコンソールに隣接して、乗員が着席できるように構成された座席システムを備えた自動車のための乗員拘束システムであって、
    折りたたまれた状態で格納され、乗員に隣接して膨張し、前記乗員に衝撃拘束を提供するよう構成された膨張室を含む袋体と、
    前記袋体の膨張室を膨張させるためにガスを提供するよう構成されたインフレータと
    を備えてなる拘束システムにおいて、
    前記袋体の底部は前記コンソールの上面より下の位置で展開し、前記袋体の上部は前記コンソールの上面より上の位置で展開し、
    前記乗員が前記袋体に負荷をかけているとき、前記袋体の一部分がコンソールと接触して横方向の支持を受け、前記袋体に衝突する乗員によってもたらされた前記袋体にかかる力に対抗し、
    この横方向の支持が前記袋体の横方向の移動を妨げることで、前記乗員をさらに拘束できるようにしたことを特徴とする拘束システム。
  2. 前記コンソールの上面より下の位置に展開する前記袋体の底部は、前記膨張室の少なくとも一部を含むことを特徴とする請求項1に記載の拘束システム。
  3. 前記膨張室は、展開の際の厚みが下に行くにしたがい、薄くなる下方部位を有することを特徴とする請求項1に記載の拘束システム。
  4. 前記袋体の第1膨張室の膨張可能容積よりも小さな膨張可能容積を有して構成された第2膨張室をさらに備え、該第2膨張室はエアバッグの展開の際に、前記第1膨張室と前記コンソールとの間で力に対抗することを特徴とする請求項1に記載の拘束システム。
  5. 前記第1膨張室、第2膨張室は、2個の膨張室の間で流体が直接移動しないように織物からなる分割層によって分けられてことを特徴とする請求項4に記載の拘束システム。
  6. 前記袋体に連結された第1の端部と第2の固定端とを有する位置決め機構をさらに備え、前記コンソールの上面より下の位置に展開する前記袋体の底部が前記位置決め機構の少なくとも一部を含むことを特徴とする請求項1に記載の拘束システム。
  7. 前記コンソールの上面より下の位置に展開する前記袋体の底部は、前記膨張室の少なくとも一部を含むことを特徴とする請求項6に記載の拘束システム。
  8. 前記膨張室は、前記コンソールの上面より上の位置に展開するよう構成された底面を含むことを特徴とする請求項6に記載の拘束システム。
  9. 前記乗員が前記袋体に負荷をかけた際に、前記位置決め機構の少なくとも一部は、前記コンソールに接触し、横方向の支持を受け、前記袋体に衝突する乗員によって前記袋体にかけられた力に対抗することを特徴とする請求項6に記載の拘束システム。
  10. 前記位置決め機構の形状は、セイルパネル形状、ストラップ形状、および先細りからなる群より選択されることを特徴とする請求項6に記載の拘束システム。
  11. 前記位置決め機構の固定端は、座席システム、コンソール、シートベルトシステム、および車両の床部材からなる群より選択された装置に連結されることを特徴とする請求項6に記載の拘束システム。
  12. 前記位置決め機構の固定端は、エアバッグ展開の際に固定端の移動を許容するように摺動可能に連結されることを特徴とする請求項6に記載の拘束システム。
  13. 前記位置決め機構は、互いに連結された複数層の布帛を有することにより強化された耳部を含むことを特徴とする請求項6に記載の拘束システム。
  14. 前記位置決め機構は、エアバッグの展開の際に機構の有効長さを減らすように、前記袋体の一方の側から、前記袋体の別の側に経路をとることを特徴とする請求項6に記載の拘束システム。
  15. 前記位置決め機構は、前記袋体の非膨張部のスロットを通る経路をとることを特徴とする請求項6に記載の拘束システム。
  16. 前記位置決め機構の固定端は、袋体の少なくとも一部と連結し、その一部は耳部、膨張部、および非膨張部からなる群より選択されることを特徴とする請求項6に記載の拘束システム。
  17. 前記位置決め機構は、前記位置決め機構が格納形状から展開形状に移行するように、座席システムの外面を通って展開されることを特徴とする請求項6に記載の拘束システム。
  18. 前記座席システムの外面は、テアシーム、ベルクロ開閉およびスナップ開閉からなる群より選択される機能材を含み、位置決め機構はその機能材を介して展開することを特徴とする請求項17に記載の拘束システム。
  19. 上面を有してユーティリティを提供するよう構成されたコンソールに隣接して乗員が着席できるように構成された座席システムを有する自動車のための乗員拘束システムであって、
    折りたたまれた状態で格納され、上部と、底部と、車両の乗員に対し拘束を提供するために膨張するよう構成された膨張室とを含む袋体と、
    前記膨張室を膨張させるためにガスを提供するよう構成されたインフレータと、
    前記袋体に連結する第1の端部と第2の固定端とを有する位置決め機構とを備えてなる拘束システムにおいて、
    前記袋体の底部は前記膨張室の少なくとも一部を含み、
    前記袋体の底部はコンソールの上面より下の位置で展開し、前記袋体の上部は前記コンソールの上面よりも上の位置で展開し、
    前記袋体の乗員負荷時は、前記袋体の少なくとも一部が前記コンソールと接触して横方向の支持を受け、袋体に衝突する乗員によってもたらされた前記袋体にかかる力に対抗し、
    この横方向の支持が前記袋体の横方向の移動を妨げ、前記乗員に対してさらなる拘束を提供することを特徴とする拘束システム。
  20. 上面を有し、ユーティリティを提供するよう構成されたコンソールに隣接して乗員に着席を提供するよう構成された座席システムを有する自動車のための乗員拘束システムであって、
    折りたたまれた状態で格納された袋体であり、底部と、上部と、車両の乗員に対し拘束を提供するために膨張するよう構成された膨張室とを含む袋体と、
    膨張室を膨張させるためにガスを提供するよう構成されたインフレータとを備えてなる拘束システムにおいて、
    袋体の底部は位置決め機構を備え、
    位置決め機構の少なくとも一部はコンソールの上面より下の位置で展開するよう構成され、
    袋体の上部はコンソールの上面より上の位置で展開し、
    袋体の乗員負荷時は、袋体の少なくとも一部がコンソールと接触して横方向の支持を受け、袋体に衝突する乗員によってもたらされた袋体にかかる力に対抗し、
    そのような横方向の支持が袋体の横方向の移動を妨げることで、前記乗員をさらに拘束できるようにしたことを特徴とする拘束システム。
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