JP2008126783A - 車両用側突乗員保護装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両左右方向に隣り合うシートの車両前後方向位置が異なっていても側突時に反衝突側に確実に衝突荷重を伝達でき、従来より広い面積で荷重を伝達できる、車両用側突乗員保護装置の提供。
【解決手段】荷重伝達エアバッグ61の展開時における車両前後方向長さを大にすることにより、第1、第2のシート1,2の前後方向位置が異なっていても、第1の中央側プロテクタエアバッグ31と第2の中央側プロテクタエアバッグ51の一方からの荷重を他方に、荷重伝達エアバッグ61を用いて伝達できる。また、第1、第2の外側プロテクタエアバッグ21,41と対向するドア又はピラーの車室内側面に凹凸があっても、第1、第2の外側プロテクタエアバッグ21,41が該凹凸形状になじむ。そのため、従来より広い面積で荷重を伝達できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、側面衝突時に乗員を保護する車両用側突乗員保護装置に関する。
特許文献1は、運転席のシートバックと助手席のシートバックとに車両左右方向に延びるロッドを設け、該2つのロッドを側面衝突時に車両左右方向に突き合わせることで衝突荷重を反衝突側に伝達させた、車両用側突乗員保護装置を開示している。
しかし、従来の車両用側突乗員保護装置にはつぎの問題点がある。
運転席のシートバックと助手席のシートバックの車両前後方向位置が異なっている場合、運転席のシートバックに設けられたロッドと助手席のシートバックに設けられたロッドとの車両前後方向位置が異なり、衝突荷重を反衝突側に伝達することができなくなるおそれがある。
また、ロッドの車両幅方向外側端面と対向するサイドドア又はピラーの車室内側面に凹凸がある場合、サイドドア又はピラーとロッドとが接触する面積が小さく(点または線に近く)、広い面積で荷重を伝達することが困難である。
特開平7−267037号公報 特開2004−217109号公報
本発明の第1の目的は、車両左右方向に隣り合って配置される第1、第2のシートの車両前後方向位置が異なっていても、側面衝突時に反衝突側に確実に衝突荷重を伝達できる車両用側突乗員保護装置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、従来に比べて広い面積で荷重を伝達できる車両用側突乗員保護装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) 第1のシートのシートバックに配置されており、該第1のシートのシートバックから車両幅方向外側に展開する第1の外側プロテクタエアバッグを備える第1の外側プロテクタエアバッグモジュールと、
前記第1のシートのシートバックに配置されており、該第1のシートのシートバックから車両幅方向中央側に展開する第1の中央側プロテクタエアバッグを備える第1の中央側プロテクタエアバッグモジュールと、
前記第1のシートの車両左右方向の隣に配置される第2のシートのシートバックに配置されており、該第2のシートのシートバックから車両幅方向外側に展開する第2の外側プロテクタエアバッグを備える第2の外側プロテクタエアバッグモジュールと、
前記第2のシートのシートバックに配置されており、該第2のシートのシートバックから車両幅方向中央側に展開する第2の中央側プロテクタエアバッグを備える第2の中央側プロテクタエアバッグモジュールと、
前記第1、第2の中央側プロテクタエアバッグ間に展開する荷重伝達エアバッグを備える荷重伝達エアバッグモジュールと、
を有する車両用側突乗員保護装置。
(2) 前記荷重伝達エアバッグモジュールは、前記第1、第2のシート間に配置されるコンソール装置に配置されており、前記荷重伝達エアバッグは、前記コンソール装置から前記第1、第2の中央側プロテクタエアバッグ間に展開する、(1)記載の車両用側突乗員保護装置。
(3) 前記コンソール装置に配置されており、前記荷重伝達エアバッグよりも車両前方側で展開して前記荷重伝達エアバッグの展開挙動を補正する挙動補正エアバッグを備える挙動補正エアバッグモジュールを、さらに有する(2)記載の車両用側突乗員保護装置。
(4) 前記コンソール装置はコンソールリッドを備えており、
前記荷重伝達エアバッグおよび前記挙動補正エアバッグは、前記コンソールリッドと固着されている、(3)記載の車両用側突乗員保護装置。
(5) 前記挙動補正エアバッグの展開時における内圧は、前記荷重伝達エアバッグの展開時における内圧に比べて小とされている(3)記載の車両用側突乗員保護装置。
(6) 前記第1のシートのシートバックに車両左右方向に延びて配置されており、前記第1の外側プロテクタエアバッグと前記第1の中央側プロテクタエアバッグの一方からの荷重を、前記第1の外側プロテクタエアバッグと前記第1の中央側プロテクタエアバッグの他方に伝達する第1の荷重伝達ロッドと、
前記第2のシートのシートバックに車両左右方向に延びて配置されており、前記第2の外側プロテクタエアバッグと前記第2の中央側プロテクタエアバッグの一方からの荷重を、前記第2の外側プロテクタエアバッグと前記第2の中央側プロテクタエアバッグの他方に伝達する第2の荷重伝達ロッドと、をさらに有する(1)記載の車両用側突乗員保護装置。
(7) 車両の側突が起こる事を側突前に検知する側突予知装置を、さらに有する(1)記載の車両用側突乗員保護装置。
上記(1)の車両用側突乗員保護装置によれば、以下の効果を得ることができる。
第1、第2の中央側プロテクタエアバッグと荷重伝達エアバッグを備えているため、荷重伝達エアバッグの展開時における車両前後方向長さ(容量)を大にすることにより、第1、第2のシートを車両前後方向のどの位置に移動させても(第1のシートのシートバッグと第2のシートのシートバッグの車両前後方向位置が異なっていても)、第1の中央側プロテクタエアバッグと第2の中央側プロテクタエアバッグの一方からの荷重を第1の中央側プロテクタエアバッグと第2の中央側プロテクタエアバッグの他方に、荷重伝達エアバッグを用いて伝達できる。そのため、第1、第2のシートの車両前後方向位置が異なっていても、側面衝突時に反衝突側に確実に衝突荷重を伝達できる。
第1、第2の外側プロテクタエアバッグを備えているため、第1、第2の外側プロテクタエアバッグと対向するサイドドア又はピラーの車室内側面に凹凸があっても、第1、第2の外側プロテクタエアバッグが該凹凸形状になじむ。その結果、従来に比べて、衝突側ではサイドドア又はピラーからの荷重を広い面積で受けることができ、反衝突側ではサイドドア又はピラーに広い面積で荷重を伝達できる。
上記(2)の車両用側突乗員保護装置によれば、以下の効果を得ることができる。
荷重伝達エアバッグモジュールがコンソール装置に配置されており、荷重伝達エアバッグがコンソール装置から第1、第2の中央側プロテクタエアバッグ間に展開するため、荷重伝達エアバッグモジュールを配置するための新たな装置は不要であり、荷重伝達エアバッグモジュールを配置するための新たな装置を設ける場合に比べてコスト上有利である。
上記(3)の車両用側突乗員保護装置によれば、以下の効果を得ることができる。
荷重伝達エアバッグよりも車両前方側で展開して荷重伝達エアバッグの展開挙動を補正する挙動補正エアバッグを備える挙動補正エアバッグモジュールが設けられているため、荷重伝達エアバッグを展開させるときに荷重伝達エアバッグが所定位置よりも車両前方側に展開することを防止できる。その結果、荷重伝達エアバッグが車両前方側に展開して第1、第2のシートのシートバック間から外れることを防止できる。
上記(4)の車両用側突乗員保護装置によれば、以下の効果を得ることができる。
荷重伝達エアバッグおよび挙動補正エアバッグがコンソールリッドと固着されているため、荷重伝達エアバッグを展開させるときに荷重伝達エアバッグが車両後方側に展開することを、コンソールリッドを介して挙動補正エアバッグで防止できる。その結果、荷重伝達エアバッグが車両後方側に展開して第1、第2のシートのシートバック間から外れることを防止できる。
上記(5)の車両用側突乗員保護装置によれば、以下の効果を得ることができる。
挙動補正エアバッグの展開時における内圧が荷重伝達エアバッグの展開時における内圧に比べて小とされているため、挙動補正エアバッグが展開するときに挙動補正エアバッグから乗員にかかる荷重を小にすることができる。
上記(6)の車両用側突乗員保護装置によれば、以下の効果を得ることができる。
第1の荷重伝達ロッドを備えているため、第1の荷重伝達ロッドが設けられていない場合に比べて容易に、第1の外側プロテクタエアバッグと第1の中央側プロテクタエアバッグの一方からの荷重を第1の外側プロテクタエアバッグと第1の中央側プロテクタエアバッグの他方に伝達できる。また、第2の荷重伝達ロッドを備えているため、第2の荷重伝達ロッドが設けられていない場合に比べて容易に、第2の外側プロテクタエアバッグと第2の中央側プロテクタエアバッグの一方からの荷重を、第2の外側プロテクタエアバッグと第2の中央側プロテクタエアバッグの他方に伝達できる。
上記(7)の車両用側突乗員保護装置によれば、以下の効果を得ることができる。
側突予知装置を備えているため、側突予知時に第1、第2の外側プロテクタエアバッグと第1、第2の中央側プロテクタエアバッグと荷重伝達エアバッグを作動させることで、側突前に第1、第2の外側プロテクタエアバッグと第1、第2の中央側プロテクタエアバッグと荷重伝達エアバッグを展開させることができる。そのため、側突後に第1、第2の外側プロテクタエアバッグと第1、第2の中央側プロテクタエアバッグと荷重伝達エアバッグを展開させる場合に比べて、サイドドア又はピラーの車室内側への侵入が早い場合であっても、第1、第2の外側プロテクタエアバッグと第1、第2の中央側プロテクタエアバッグと荷重伝達バッグを確実に所望の位置に展開させることができる。その結果、サイドドア又はピラーの車室内側への侵入が早い場合であっても、第1、第2の外側プロテクタエアバッグと第1、第2の中央側プロテクタエアバッグと荷重伝達バッグが展開するときに乗員に当たることを防止できる。
図1〜図7は、本発明実施例の車両用側突乗員保護装置を示している。
本発明実施例の車両用側突乗員保護装置10は、図1に示すように、第1の外側プロテクタエアバッグモジュール20と、第1の中央側プロテクタエアバッグモジュール30と、第2の外側プロテクタエアバッグモジュール40と、第2の中央側プロテクタエアバッグモジュール50と、荷重伝達エアバッグモジュール60と、を有する。車両用側突乗員保護装置10は、さらに、図2に示すように、挙動補正エアバッグモジュール70と、図4に示すように、第1の荷重伝達ロッド80と、第2の荷重伝達ロッド90と、図6に示すように、側突予知装置100と、を有する。
第1の外側プロテクタエアバッグモジュール20は、図2に示すように、第1のシート1のシートバック1aに配置されている。
第1のシート1は、たとえば運転席である。ただし、第1のシート1は、運転席に限定されるものではなく、助手席であってもよい。なお、本発明実施例および図示例では、第1のシート1が運転席である場合を示す。第1のシート1は、車両に対して前後方向にスライド可能とされている。シートバック1aは乗員の背もたれとして利用される。シートバック1aは、乗員が着座するシートクッション1bの車両後方側端部に配置され、シートクッション1bに対して図4に示すシートロッド1eまわりに車両前後方向に倒し・起立可能とされている。シートバック1aの上部には、乗員の頭部を支持するヘッドレスト1cが配置される。シートバック1aのシートフレーム1dの横断面形状は、たとえばコ字状である。
第1の外側プロテクタエアバッグモジュール20は、第1の外側プロテクタエアバッグ21と、第1の外側プロテクタエアバッグ用インフレータ22と、を備える。
第1の外側プロテクタエアバッグ21は、布製であってもよく金属製であってもよい。第1の外側プロテクタエアバッグ21は、シートバック1aに格納される。第1の外側プロテクタエアバッグ21は、シートバック1aのシートフレーム1dの、車両幅方向外側で上下方向に延びる部位1fの車両幅方向外側面に、図5に示すボルト、ネジ等21a、22aで取付けられる。
第1の外側プロテクタエアバッグ21は、図1に示すように、展開するとき、第1のシート1のシートバック1aから車両幅方向外側に展開する。第1の外側プロテクタエアバッグ21の展開時における車両前方側端位置は、車両前後方向でシートバック1aの車両前方側端位置と同じかまたはほぼ同じ位置にあり、第1の外側プロテクタエアバッグ21の展開時における車両後方側端位置は、車両前後方向でシートバック1aの車両後方側端位置と同じかまたはほぼ同じ位置にある。ただし、第1の外側プロテクタエアバッグ21は、第1のシート1に着座している乗員に当たらない程度であれば、シートバック1aの車両前方側端より車両前方側まで展開してもよく、また、第1のシート1の車両後方で後部座席の車両前方に位置する(Out Of Positionの)乗員に当たらない程度であれば、シートバック1aの車両後方側端より車両後方側まで展開してもよい。
第1の外側プロテクタエアバッグ21の展開時における上端位置は、シートバック1aの上端位置と同じかほぼ同じ位置にあり、第1の外側プロテクタエアバッグ21の展開時における下端位置は、シートクッション1bの上面と同じかまたはほぼ同じ位置にある。
第1の外側プロテクタエアバッグ21には、展開時に第1の外側プロテクタエアバッグ21内のガスを抜くためのベントホールは設けられていない。
第1の外側プロテクタエアバッグ21は、側面衝突時、運転席側のサイドドアまたはピラー(Bピラー、センターピラー)5と第1のシート1の一方からの荷重を他方に伝達する。
第1の外側プロテクタエアバッグ用インフレータ22は、図4に示すように、シートバック1aに配置される。第1の外側プロテクタエアバッグ用インフレータ22は、シートバック1aのシートフレーム1dの、車両幅方向外側で上下方向に延びる部位1fの車両幅方向外側面に、図5に示すボルト、ネジ等22aで取付けられる。第1の外側プロテクタエアバッグ用インフレータ22は、格納時における第1の外側プロテクタエアバッグ21の下側に配置される。
第1の中央側プロテクタエアバッグモジュール30は、図4に示すように、第1の中央側プロテクタエアバッグ31と、第1の中央側プロテクタエアバッグ用インフレータ32と、を備える。
第1の中央側プロテクタエアバッグ31は、布製であってもよく金属製であってもよい。第1の中央側プロテクタエアバッグ31は、シートバック1aに格納される。第1の中央側プロテクタエアバッグ31は、シートバック1aのシートフレーム1dの、車両幅方向中央側で上下方向に延びる部位1gの車両幅方向中央側面に、図示略のボルト、ネジ等で取付けられる。
第1の中央側プロテクタエアバッグ31は、図1に示すように、展開するとき、第1のシート1のシートバック1aから車両幅方向中央側に展開する。第1の中央側プロテクタエアバッグ31の展開時における車両前方側端位置は、車両前後方向でシートバック1aの車両前方側端位置と同じかまたはほぼ同じ位置にあり、第1の中央側プロテクタエアバッグ31の展開時における車両後方側端位置は、車両前後方向でシートバック1aの車両後方側端位置と同じかまたはほぼ同じ位置にある。ただし、第1の中央側プロテクタエアバッグ31は、第1のシート1に着座している乗員に当たらない程度であれば、シートバック1aの車両前方側端より車両前方側まで展開してもよく、また、第1のシート1の車両後方で後部座席の車両前方に位置する(Out Of Positionの)乗員に当たらない程度であれば、シートバック1aの車両後方側端より車両後方側まで展開してもよい。
第1の中央側プロテクタエアバッグ31の展開時における上端位置は、シートバック1aの上端位置と同じか、または、シートバック1aの上端位置より下方で展開時における荷重伝達エアバッグ61の上端位置よりも上方にある。第1の中央側プロテクタエアバッグ31の展開時における下端位置は、シートクッション1bの上面と同じかまたはほぼ同じ位置にある。
第1の中央側プロテクタエアバッグ31には、展開時に第1の中央側プロテクタエアバッグ31内のガスを抜くためのベントホールは設けられていない。
第1の中央側プロテクタエアバッグ31は、側面衝突時、第1のシート1と後述する荷重伝達エアバッグ61の一方からの荷重を他方に伝達する。
第1の中央側プロテクタエアバッグ用インフレータ32は、図4に示すように、シートバック1aに配置される。第1の中央側プロテクタエアバッグ用インフレータ32は、シートバック1aのシートフレーム1dの、車両幅方向中央側で上下方向に延びる部位1gの車両幅方向中央側面に、図示略のボルト、ネジ等で取付けられる。第1の中央側プロテクタエアバッグ用インフレータ32は、格納時における第1の中央側プロテクタエアバッグ31の下側に配置される。
第2の外側プロテクタエアバッグモジュール40は、第1のシート1の車両左右方向の隣に配置される第2のシート2のシートバック2aに配置されている。
第2のシート2は、第1のシート1とは独立して、車両に対して前後方向にスライド可能とされている。シートバック2aは乗員の背もたれとして利用される。シートバック2aは、乗員が着座するシートクッション2bの車両後方側端部に配置され、シートクッション2bに対してシートロッド2eまわりに車両前後方向に倒し・起立可能とされている。シートバック2aの上部には、乗員の頭部を支持するヘッドレスト2cが配置される。シートバック2aのシートフレーム2dの横断面形状は、たとえばコ字状である。
第2の外側プロテクタエアバッグモジュール40は、第2の外側プロテクタエアバッグ41と、第2の外側プロテクタエアバッグ用インフレータ42と、を備える。
第2の外側プロテクタエアバッグ41は、布製であってもよく金属製であってもよい。第2の外側プロテクタエアバッグ41は、シートバック2aに格納される。第2の外側プロテクタエアバッグ41は、シートバック2aのシートフレーム2dの、車両幅方向外側で上下方向に延びる部位2fの車両幅方向外側面に、図示略のボルト、ネジ等で取付けられる。
第2の外側プロテクタエアバッグ41は、図1に示すように、展開するとき、第2のシート2のシートバック2aから車両幅方向外側に展開する。第2の外側プロテクタエアバッグ41の展開時における車両前方側端位置は、車両前後方向でシートバック2aの車両前方側端位置と同じかまたはほぼ同じ位置にあり、第2の外側プロテクタエアバッグ41の展開時における車両後方側端位置は、車両前後方向でシートバック2aの車両後方側端位置と同じかまたはほぼ同じ位置にある。ただし、第2の外側プロテクタエアバッグ41は、第2のシート2に着座している乗員に当たらない程度であれば、シートバック2aの車両前方側端より車両前方側まで展開してもよく、また、第2のシート2の車両後方で後部座席の車両前方に位置する(Out Of Positionの)乗員に当たらない程度であれば、シートバック2aの車両後方側端より車両後方側まで展開してもよい。
第2の外側プロテクタエアバッグ41の展開時における上端位置は、シートバック2aの上端位置と同じかほぼ同じ位置にあり、第2の外側プロテクタエアバッグ41の展開時における下端位置は、シートクッション2bの上面と同じかまたはほぼ同じ位置にある。
第2の外側プロテクタエアバッグ41には、展開時に第2の外側プロテクタエアバッグ41内のガスを抜くためのベントホールは設けられていない。
第2の外側プロテクタエアバッグ41は、側面衝突時、助手席側のサイドドアまたはピラー(Bピラー、センターピラー)6と第2のシート2の一方からの荷重を他方に伝達する。
第2の外側プロテクタエアバッグ用インフレータ42は、図4に示すように、シートバック2aに配置される。第2の外側プロテクタエアバッグ用インフレータ42は、シートバック2aのシートフレーム2dの、車両幅方向外側で上下方向に延びる部位2fの車両幅方向外側面に、図示略のボルト、ネジ等で取付けられる。第2の外側プロテクタエアバッグ用インフレータ42は、格納時における第2の外側プロテクタエアバッグ41の下側に配置される。
第2の中央側プロテクタエアバッグモジュール50は、第2の中央側プロテクタエアバッグ51と、第2の中央側プロテクタエアバッグ用インフレータ52と、を備える。
第2の中央側プロテクタエアバッグ51は、布製であってもよく金属製であってもよい。第2の中央側プロテクタエアバッグ51は、シートバック2aに格納される。第2の中央側プロテクタエアバッグ51は、シートバック2aのシートフレーム2dの、車両幅方向中央側で上下方向に延びる部位2gの車両幅方向中央側面に、図示略のボルト、ネジ等で取付けられる。
第2の中央側プロテクタエアバッグ51は、図1に示すように、展開するとき、第2のシートのシートバック2aから車両幅方向外側に展開する。第2の中央側プロテクタエアバッグ51の展開時における車両前方側端位置は、車両前後方向でシートバック2aの車両前方側端位置と同じかまたはほぼ同じ位置にあり、第2の中央側プロテクタエアバッグ51の展開時における車両後方側端位置は、車両前後方向でシートバック2aの車両後方側端位置と同じかまたはほぼ同じ位置にある。ただし、第2の中央側プロテクタエアバッグ51は、第2のシート2に着座している乗員に当たらない程度であれば、シートバック2aの車両前方側端より車両前方側まで展開してもよく、また、第2のシート2の車両後方で後部座席の車両前方に位置する(Out Of Positionの)乗員に当たらない程度であれば、シートバック2aの車両後方側端より車両後方側まで展開してもよい。
第2の中央側プロテクタエアバッグ51の展開時における上端位置は、シートバック2aの上端位置と同じか、または、シートバック2aの上端位置より下方で展開時における荷重伝達エアバッグ61の上端位置よりも上方にある。第2の中央側プロテクタエアバッグ51の展開時における下端位置は、シートクッション2bの上面と同じかまたはほぼ同じ位置にある。
第2の中央側プロテクタエアバッグ51には、展開時に第2の中央側プロテクタエアバッグ51内のガスを抜くためのベントホールは設けられていない。
第2の中央側プロテクタエアバッグ51は、側面衝突時、第2のシート2と後述する荷重伝達エアバッグ61の一方からの荷重を他方に伝達する。
第2の中央側プロテクタエアバッグ用インフレータ52は、図4に示すように、シートバック2aに配置される。第2の中央側プロテクタエアバッグ用インフレータ52は、シートバック2aのシートフレーム2dの、車両幅方向中央側で上下方向に延びる部位2gの車両幅方向中央側面に、図示略のボルト、ネジ等で取付けられる。第2の中央側プロテクタエアバッグ用インフレータ52は、格納時における第2の中央側プロテクタエアバッグ51の下側に配置される。
荷重伝達エアバッグモジュール60は、図1に示すように、第1、第2のシート1,2の間に配置されるコンソール装置3に配置されている。
コンソール装置3は、コンソール装置3が搭載される車がFR(Front engine Rear drive)車である場合には、車両のフロア4の、図示略のプロペラシャフトを通すためのトンネル部4aの上方に配置される。コンソール装置3は、フロア4に対して固定されている。コンソール装置3は、たとえばコンソールボックス装置である。コンソール装置3は、図3に示すように、収納部3aを備えるコンソール装置本体3bと、コンソール装置本体3aの上方に配置され収納部3aの開口を開閉するコンソールリッド3cと、を備える。
荷重伝達エアバッグモジュール60は、荷重伝達エアバッグ61と、荷重伝達エアバッグ用インフレータ62と、を備える。
荷重伝達エアバッグ61は、布製であってもよく金属製であってもよい。荷重伝達エアバッグ61は、コンソール装置本体3bに格納される。荷重伝達エアバッグ61は、コンソール装置本体3bに図示略のボルト、ネジ等で取付けられる。荷重伝達エアバッグ61の展開時における上面は、コンソールリッド3cの裏面(下面)に図示略のボルト、ネジ等を用いて固着されている。
荷重伝達エアバッグ61は、図1に示すように、展開するとき、コンソール装置本体3bから上方に、第1、第2の中央側プロテクタエアバッグ31,51間に展開する。荷重伝達エアバッグ61の展開時における車両前方側端位置は、通常の走行時に使用される範囲内で車両に対して車両前方にスライドされた第1、第2のシート1,2のシートバック1a、2aのシートフレーム1d、2dよりも車両前方側にある。荷重伝達エアバッグ61の展開時における車両後方側端位置は、通常の走行時に使用される範囲内で車両に対して車両後方にスライドされた第1、第2のシート1,2のシートバック1a、2aのシートフレーム1d、2dよりも車両後方側にある。荷重伝達エアバッグ61は、第1、第2のシートバック1a、2aの車両前後方向位置によらず、展開時に、第1、第2の中央側プロテクタ31,51と車両左右方向に接触可能とされている。
荷重伝達エアバッグ61の展開時における上端位置は、乗員の肩高さと同じか該肩高さ以下(たとえばAM50(American Maleを100人並べたときの小柄な方から50番目)の肩高さと同じか該肩高さ以下)にあり、展開時における第1、第2の中央側プロテクタエアバッグ31,51の上端位置よりも下方にある。荷重伝達エアバッグ61の展開時における下端位置は、展開時における第1、第2の中央側プロテクタエアバッグ31,51の下端位置よりも上方にある。
荷重伝達エアバッグ61には、展開時に荷重伝達エアバッグ61内のガスを抜くためのベントホールは設けられていない。
荷重伝達エアバッグ61は、側面衝突時、第1の中央側プロテクタエアバッグ31と第2の中央側プロテクタエアバッグ51の一方からの荷重を他方に伝達する。
荷重伝達エアバッグ用インフレータ62は、図3に示すように、コンソール装置本体3bに配置される。荷重伝達エアバッグ用インフレータ62は、コンソール装置本体3bに、図示略のボルト、ネジ等で取付けられる。
挙動補正エアバッグモジュール70は、コンソール装置3に配置されている。挙動補正エアバッグモジュール70は、挙動補正エアバッグ71と、挙動補正エアバッグ用インフレータ72と、を備える。
挙動補正エアバッグ71は、布製であってもよく金属製であってもよい。挙動補正エアバッグ71は、コンソール装置本体3bに格納される。挙動補正エアバッグ71は、コンソール装置本体3bに図示略のボルト、ネジ等で取付けられる。挙動補正エアバッグ71の展開時における上面は、コンソールリッド3cの裏面(下面)に図示略のボルト、ネジ等を用いて固着されている。
挙動補正エアバッグ71は、図2に示すように、展開するとき、コンソール装置本体3bから上方に展開する。挙動補正エアバッグ71は、展開時、荷重伝達エアバッグ61よりも車両前方側に位置する。挙動補正エアバッグ71が展開時に荷重伝達エアバッグ61よりも車両前方側に位置するため、展開時における挙動補正エアバッグ71は、第1、第2のシート1,2に座っている乗員のほぼ大腿部間に位置する。
挙動補正エアバッグ71の展開時における容量は、荷重伝達エアバッグ61の展開時における容量よりも小である。挙動補正エアバッグ71の展開時における車両前方側端位置は、コンソール装置3の車両前方側端位置と同じかまたはコンソール装置3の車両前方側端位置よりも車両前方にある。挙動補正エアバッグ71の展開時における車両後方側端面は、荷重伝達エアバッグ61の車両前方側端面と接触していてもよい。
挙動補正エアバッグ71の展開における車両左右方向長さは、展開時における荷重伝達エアバッグ61の車両左右方向長さと同じかまたはほぼ同じである。挙動補正エアバッグ71の展開時における上端位置は、展開時における荷重伝達エアバッグ61の上端位置と同じかまたはほぼ同じ位置である。挙動補正エアバッグ71の展開時における下端位置は、展開時における荷重伝達エアバッグ61の下端位置と同じか該下端位置よりも下方にある。
挙動補正エアバッグ71は荷重伝達エアバッグ61とは非連通である。挙動補正エアバッグ71の展開時における内圧P2は、図7に示すように、(a)挙動補正エアバッグ71に図示略のベントホールを設けること、(b)挙動補正エアバッグ用インフレータ72から挙動補正エアバッグ71に噴出されるガス量を荷重伝達エアバッグ用インフレータ62から荷重伝達エアバッグ61に噴出されるガス量よりも少量とすること等により、荷重伝達エアバッグ61の展開時における内圧P1に比べて小とされている。
挙動補正エアバッグ71が展開し始めるタイミングt2は、荷重伝達エアバッグ61と挙動補正エアバッグ71とが展開するときにコンソールリッド3cを水平またはほぼ水平状態を保ったまま上方へ移動させるために、荷重伝達エアバッグ61が展開し始めるタイミングt1と同じか該タイミングt1よりも遅れる。
挙動補正エアバッグ用インフレータ72は、図3に示すように、コンソール装置本体3bに配置される。挙動補正エアバッグ用インフレータ72は、コンソール装置本体3bに、図示略のボルト、ネジ等で取付けられる。挙動補正エアバッグ用インフレータ72は、荷重伝達エアバッグ61へのガス噴出部とは異なり挙動補正エアバッグ71にガスを噴出するさらなるガス噴出部を荷重伝達エアバッグ用インフレータ62に設けることにより、荷重伝達エアバッグ用インフレータ62と一体品とされていてもよい。なお、本発明図示例では、挙動補正エアバッグ用インフレータ72が荷重伝達エアバッグ用インフレータ62と別体品とされている場合を示している。
第1の荷重伝達ロッド80は、図4に示すように、第1のシート1のシートバック1aに少なくとも1本設けられる(本発明図示例では、上下に間隔を隔てて2本設けられている場合を示している)。第1の荷重伝達ロッド80は、シートバック1aに車両左右方向に直線状に延びて配置されている。第1の荷重伝達ロッド80の車両幅方向外側端は、シートバック1aのシートフレーム1dの車両幅方向外側で上下方向に延びる部位1fに、溶接等で固定されている。第1の荷重伝達ロッド80の車両幅方向中央側端は、シートバック1aのシートフレーム1dの車両幅方向中央側で上下方向に延びる部位1gに、溶接等で固定されている。
第1の荷重伝達ロッド80は、シートバック1aのシートフレーム1dの上端で車両左右方向に延びる部位1hよりも下方で、シートロッド1eより上方に配置されている。第1の荷重伝達ロッド80は、展開時における荷重伝達エアバッグ61の上端位置よりも下方に位置し、展開時における荷重伝達エアバッグ61の下端位置よりも上方に位置し、展開時における荷重伝達エアバッグ61の車両前方側端位置よりも車両後方に位置し、展開時における荷重伝達エアバッグ61の車両後方側端位置よりも車両前方に位置する。
第1の荷重伝達ロッド80は、第1の外側プロテクタエアバッグ21と第1の中央側プロテクタエアバッグ31の一方からの荷重を他方に伝達する。
第2の荷重伝達ロッド90は、第2のシート2のシートバック2aに少なくとも1本設けられる。第2の荷重伝達ロッド90の本数は、第1の荷重伝達ロッド90と同じであってもよく異なっていてもよい。第2の荷重伝達ロッド90は、シートバック2aに車両左右方向に直線状に延びて配置されている。第2の荷重伝達ロッド90の車両幅方向外側端は、シートバック2aのシートフレーム2dの車両幅方向外側で上下方向に延びる部位2fに、溶接等で固定されている。第2の荷重伝達ロッド90の車両幅方向中央側端は、シートバック2aのシートフレーム2dの車両幅方向中央側で上下方向に延びる部位2gに、溶接等で固定されている。
第2の荷重伝達ロッド90は、シートバック2aのシートフレーム2dの上端で車両左右方向に延びる部位2hよりも下方で、シートロッド2eより上方に配置されている。第2の荷重伝達ロッド90は、展開時における荷重伝達エアバッグ61の上端位置よりも下方に位置し、展開時における荷重伝達エアバッグ61の下端位置よりも上方に位置し、展開時における荷重伝達エアバッグ61の車両前方側端位置よりも車両後方に位置し、展開時における荷重伝達エアバッグ61の車両後方側端位置よりも車両前方に位置する。
第2の荷重伝達ロッド90は、第2の外側プロテクタエアバッグ41と第2の中央側プロテクタエアバッグ51の一方からの荷重を他方に伝達する。
側突予知装置100は、図6に示すように、車両の側突が起こることを側突前に検知して検知信号を発する側突プリクラッシュセンサ101と、側突プリクラッシュセンサ101からの信号に基づいて側突が生じるか否かを判断する電子制御ユニット(ECU)102と、を備える。各インフレータ22,32,42,52,62,72は、側突プリクラッシュセンサ101からの検知信号に基づいて作動することにより、ガスを噴出させるようになっている。側突プリクラッシュセンサ101は、ミリ波レーダおよび/またはステレオカメラからなり、公知の、ミリ波レーダおよび/またはステレオカメラからなる前突用または後突用のプリクラッシュセンサと同じものを、車両側面に設けて側突用として使用したものから構成されてもよい。
次に、本発明実施例の作用を説明する。
本発明実施例では、図1に示すように、第1、第2の外側プロテクタエアバッグ21,41と第1、第2の中央側プロテクタエアバッグ31,51と荷重伝達エアバッグ61とを備えているため、側面衝突して第1のシート1側のサイドドア又はピラー5から第1の外側プロテクタエアバッグ21に荷重がかかった場合、第1の外側プロテクタエアバッグ21から第1のシート1に、第1のシート1から第1の中央側プロテクタエアバッグ31に、第1の中央側プロテクタエアバッグ31から荷重伝達エアバッグ61に、荷重伝達エアバッグ61から第2の中央側プロテクタエアバッグ51に、第2の中央側プロテクタエアバッグ51から第2のシート2に、第2のシート2から第2の外側プロテクタエアバッグ41に、第2の外側プロテクタエアバッグ41から反衝突側のサイドドア又はピラー6に、荷重を伝達することができる。
また、側面衝突して第2のシート2側のドア又はピラー6から第2の外側プロテクタエアバッグ41に荷重がかかった場合には、第2の外側プロテクタエアバッグ41から第2のシート2に、第2のシート2から第2の中央側プロテクタエアバッグに51、第2の中央側プロテクタエアバッグ51から荷重伝達エアバッグ61に、荷重伝達エアバッグ61から第1の中央側プロテクタエアバッグ31に、第1の中央側プロテクタエアバッグ31から第1のシート1に、第1のシート1から第1の外側プロテクタエアバッグ21に、第1の外側プロテクタエアバッグ21から反衝突側のドア又はピラー5に、荷重を伝達することができる。
したがって、側面衝突時にドア又はピラー5.6から入力する荷重を反衝突側に伝達することができ、乗員の生存空間を確保できる。
第1、第2の中央側プロテクタエアバッグ31,51と荷重伝達エアバッグ61を備えているため、荷重伝達エアバッグ61の展開時における車両前後方向長さ(容量)を大にすることにより、第1、第2のシート1,2を車両前後方向のどの位置に移動させても(第1のシート1のシートバッグ1aと第2のシート2のシートバッグ2aの車両前後方向位置が異なっていても)、第1の中央側プロテクタエアバッグ31と第2の中央側プロテクタエアバッグ51の一方からの荷重を他方に、荷重伝達エアバッグ61を用いて伝達できる。そのため、第1、第2のシート1,2の車両前後方向位置が異なっていても、側面衝突時に反衝突側に確実に衝突荷重を伝達できる。
第1、第2の中央側プロテクタエアバッグ31,51と荷重伝達エアバッグ61を備えているため、衝突側のシート1(または2)のシートバック1a(または2a)からの荷重を反衝突側のシート2(または1)のシートバック2a(または1a)に伝達する際に、ロッド等を用いる場合に比べて(従来に比べて)、広い面積で荷重を伝達できる。
第1、第2の中央側プロテクタエアバッグ31,51を備えているため、第1、第2の中央側プロテクタエアバッグ31,51が設けられていない場合に比べて、荷重伝達エアバッグ61の展開時における車両左右方向長さ(容量)を小にすることができる。そのため、第1、第2の中央側プロテクタエアバッグ31,51が設けられていない場合に比べて、荷重伝達エアバッグ61を早期に展開膨張させることができる。
第1、第2の外側プロテクタエアバッグ21,41を備えているため、第1、第2の外側プロテクタエアバッグ21,41と対向するサイドドア又はピラー5,6の車室内側面に凹凸があっても、第1、第2の外側プロテクタエアバッグ21,41が該凹凸形状になじむ。その結果、ロッド等を用いる場合に比べて(従来に比べて)、衝突側ではサイドドア又はピラー5(または6)からの荷重を広い面積で受けることができ、反衝突側ではサイドドア又はピラー6(または5)に広い面積で荷重を伝達できる。
荷重伝達エアバッグモジュール60と挙動補正エアバッグモジュール70がコンソール装置3に配置されているため、荷重伝達エアバッグモジュール60と挙動補正エアバッグモジュール70を配置するための新たな装置は不要であり、荷重伝達エアバッグモジュール60と挙動補正エアバッグモジュール70を配置するための新たな装置を設ける場合に比べてコスト上有利である。
挙動補正エアバッグ71が荷重伝達エアバッグ61よりも車両前方側で展開するため、荷重伝達エアバッグ61を展開させるときに荷重伝達エアバッグ61が所望位置よりも車両前方側に展開することを防止できる。その結果、荷重伝達エアバッグ61が車両前方側に展開して第1、第2のシート1,2のシートバック1a、2a間から外れることを防止できる。
また、荷重伝達エアバッグ61および挙動補正エアバッグ71がコンソールリッド3cと固着されているため、荷重伝達エアバッグ61を展開させるときに荷重伝達エアバッグ61が所望位置よりも車両後方側に展開することをコンソールリッド3cを介して挙動補正エアバッグ71で防止できる。その結果、荷重伝達エアバッグ61が車両後方側に展開して第1、第2のシート1,2のシートバック1a、2a間から外れることを防止できる。
したがって、挙動補正エアバッグ71で荷重伝達エアバッグ61の展開挙動を補正できる。
荷重伝達エアバッグ61および挙動補正エアバッグ71がコンソールリッド3cと固着されているため、荷重伝達エアバッグ61と挙動補正エアバッグ71が展開するときに、コンソールリッド3cが両エアバッグ61,71から離れて車両前方又は車両後方又は上方へ飛んでいってしまうことを防止できる。
荷重伝達エアバッグ61と挙動補正エアバッグ71が展開するとき、荷重伝達エアバッグ61と挙動補正エアバッグ71がコンソールリッド3cを水平またはほぼ水平状態を保ったまま上方へ移動させるため、コンソールリッド3cを傾けながら上方へ移動させる場合に比べて、第1、第2のシート1,2に座っている乗員がコンソールリッド3cをアームレストとして使用していても、乗員への加害性を低減できる。
荷重伝達エアバッグ61が展開したとき、荷重伝達エアバッグ61の上端位置が乗員の肩高さと同じか該肩高さ以下にあり、挙動補正エアバッグ71が展開したとき、挙動補正エアバッグ71の上端位置が、展開時における荷重伝達エアバッグ61の上端位置と同じかまたはほぼ同じ位置にあるため、荷重伝達エアバッグ61と挙動補正エアバッグ71の展開時における上端位置を乗員の肩高さより上方とする場合に比べて、第1、第2のシート1,2に座っている乗員がコンソールリッド3cをアームレストとして使用していても、乗員への加害性を低減できる。
挙動補正エアバッグ71の展開時における内圧P2が荷重伝達エアバッグ61の展開時における内圧P1に比べて小とされているため、挙動補正エアバッグ71が展開するときに挙動補正エアバッグ71から乗員にかかる荷重を小にすることができる。
挙動補正エアバッグ71が、側突時、衝突側の乗員と反衝突側の乗員(第1、第2のシート1,2に座っている乗員)との間に展開するため、側突時に反衝突側の乗員が衝突側の乗員に接触することを防止できる。
第1の荷重伝達ロッド80を備えているため、第1の荷重伝達ロッド80が設けられていない場合に比べて容易に、第1の外側プロテクタエアバッグ21と第1の中央側プロテクタエアバッグ31の一方からの荷重を他方に伝達できる。また、第2の荷重伝達ロッド90を備えているため、第2の荷重伝達ロッド90が設けられていない場合に比べて容易に、第2の外側プロテクタエアバッグ41と第2の中央側プロテクタエアバッグ51の一方からの荷重を他方に伝達できる。
側突予知装置を備えているため、側突予知時に各エアバッグ21,31,41,51,61,71を作動させることで、側突前に各エアバッグ21,31,41,51,61,71を展開させることができる。そのため、側突後に各エアバッグ21,31,41,51,61,71を展開させる場合に比べて、サイドドア又はピラー5または6の車室内側への侵入が早い場合であっても、各エアバッグ21,31,41,51,61,71を確実に所望の位置に展開させることができる。その結果、第1、第2の外側プロテクタエアバッグ21,41と第1、第2の中央側プロテクタエアバッグ31,51と荷重伝達バッグ61が、展開するときに、第1のシート1および/または第2のシート2に座っている乗員に当たることを防止できる。
第1の外側プロテクタエアバッグ21と第1の外側プロテクタエアバッグ用インフレータ22が、シートバック1aのシートフレーム1dの車両幅方向外側で上下方向に延びる部位1fの車両幅方向外側面に取付けられているため、第1のシート1に図示略のサイドエアバッグを配置する場合であっても、該サイドエアバッグと該サイドエアバッグ用インフレータを、シートバック1aのシートフレーム1dの車両幅方向外側で上下方向に延びる部位1fの車両幅方向中央側面に取付けることができる。また、第2の外側プロテクタエアバッグ41と第2の外側プロテクタエアバッグ用インフレータ42が、シートバック2aのシートフレーム2dの車両幅方向外側で上下方向に延びる部位2fの車両幅方向外側面に取付けられているため、第2のシート2に図示略のサイドエアバッグを配置する場合であっても、該サイドエアバッグと該サイドエアバッグ用インフレータを、シートバック2aのシートフレーム2dの車両幅方向外側で上下方向に延びる部位2fの車両幅方向中央側面に取付けることができる。
したがって、第1、第2のシート1,2に図示略のサイドエアバッグが配置される場合であっても、第1、第2の外側プロテクタエアバッグモジュール20,40がサイドエアバッグと該サイドエアバッグ用インフレータの取付け位置、展開膨張位置に影響を及ぼすことを防止できる。
本発明実施例の車両用側突乗員保護装置とその近傍の、エアバッグが展開した状態を示す背面図である。 本発明実施例の車両用側突乗員保護装置の、第1のシートから第1の外側プロテクタエアバッグと第1の中央側プロテクタエアバッグが展開しコンソール装置から荷重伝達エアバッグと挙動補正エアバッグが展開したときの斜視図である。 本発明実施例の車両用側突乗員保護装置の、コンソール装置から荷重伝達エアバッグと挙動補正エアバッグが展開したときの側面図である。 本発明実施例の車両用側突乗員保護装置とその近傍の、エアバッグが格納されている状態を示す背面図である。 図4の、第1の外側プロテクタエアバッグモジュールとその近傍の拡大断面図である。 本発明実施例の車両用側突乗員保護装置の、側突予知装置から各インフレータへの信号の流れを示す背面図である。 本発明実施例の車両用側突乗員保護装置の、荷重伝達エアバッグと挙動補正エアバッグの内圧関係を示すグラフである。
符号の説明
1 第1のシート
1a シートバック
1b シートクッション
1c ヘッドレスト
1d シートフレーム
1e シートロッド
2 第2のシート
2a シートバック
2b シートクッション
2c ヘッドレスト
2d シートフレーム
2e シートロッド
3 コンソール装置
3a 収納部
3b コンソール装置本体
3c コンソールリッド
4 車両のフロア
4a トンネル部
5 運転席側のドアまたはピラー
6 助手席側のドアまたはピラー
10 車両用側突乗員保護装置
20 第1の外側プロテクタエアバッグモジュール
21 第1の外側プロテクタエアバッグ
22 第1の外側プロテクタエアバッグ用インフレータ
30 第1の中央側プロテクタエアバッグモジュール
31 第1の中央側プロテクタエアバッグ
32 第1の中央側プロテクタエアバッグ用インフレータ
40 第2の外側プロテクタエアバッグモジュール
41 第2の外側プロテクタエアバッグ
42 第2の外側プロテクタエアバッグ用インフレータ
50 第2の中央側プロテクタエアバッグモジュール
51 第2の中央側プロテクタエアバッグ
52 第2の中央側プロテクタエアバッグ用インフレータ
60 荷重伝達エアバッグモジュール
61 荷重伝達エアバッグ
62 荷重伝達エアバッグ用インフレータ
70 挙動補正エアバッグモジュール
71 挙動補正エアバッグ
72 挙動補正エアバッグ用インフレータ
80 第1の荷重伝達ロッド
90 第2の荷重伝達ロッド
100 側突予知装置
101 側突プリクラッシュセンサ
102 電子制御ユニット(ECU)
P1 展開時における荷重伝達エアバッグの内圧
P2 展開時における挙動補正エアバッグの内圧

Claims (7)

  1. 第1のシートのシートバックに配置されており、該第1のシートのシートバックから車両幅方向外側に展開する第1の外側プロテクタエアバッグを備える第1の外側プロテクタエアバッグモジュールと、
    前記第1のシートのシートバックに配置されており、該第1のシートのシートバックから車両幅方向中央側に展開する第1の中央側プロテクタエアバッグを備える第1の中央側プロテクタエアバッグモジュールと、
    前記第1のシートの車両左右方向の隣に配置される第2のシートのシートバックに配置されており、該第2のシートのシートバックから車両幅方向外側に展開する第2の外側プロテクタエアバッグを備える第2の外側プロテクタエアバッグモジュールと、
    前記第2のシートのシートバックに配置されており、該第2のシートのシートバックから車両幅方向中央側に展開する第2の中央側プロテクタエアバッグを備える第2の中央側プロテクタエアバッグモジュールと、
    前記第1、第2の中央側プロテクタエアバッグ間に展開する荷重伝達エアバッグを備える荷重伝達エアバッグモジュールと、
    を有する車両用側突乗員保護装置。
  2. 前記荷重伝達エアバッグモジュールは、前記第1、第2のシート間に配置されるコンソール装置に配置されており、前記荷重伝達エアバッグは、前記コンソール装置から前記第1、第2の中央側プロテクタエアバッグ間に展開する、請求項1記載の車両用側突乗員保護装置。
  3. 前記コンソール装置に配置されており、前記荷重伝達エアバッグよりも車両前方側で展開して前記荷重伝達エアバッグの展開挙動を補正する挙動補正エアバッグを備える挙動補正エアバッグモジュールを、さらに有する請求項2記載の車両用側突乗員保護装置。
  4. 前記コンソール装置はコンソールリッドを備えており、
    前記荷重伝達エアバッグおよび前記挙動補正エアバッグは、前記コンソールリッドと固着されている、請求項3記載の車両用側突乗員保護装置。
  5. 前記挙動補正エアバッグの展開時における内圧は、前記荷重伝達エアバッグの展開時における内圧に比べて小とされている請求項3記載の車両用側突乗員保護装置。
  6. 前記第1のシートのシートバックに車両左右方向に延びて配置されており、前記第1の外側プロテクタエアバッグと前記第1の中央側プロテクタエアバッグの一方からの荷重を、前記第1の外側プロテクタエアバッグと前記第1の中央側プロテクタエアバッグの他方に伝達する第1の荷重伝達ロッドと、
    前記第2のシートのシートバックに車両左右方向に延びて配置されており、前記第2の外側プロテクタエアバッグと前記第2の中央側プロテクタエアバッグの一方からの荷重を、前記第2の外側プロテクタエアバッグと前記第2の中央側プロテクタエアバッグの他方に伝達する第2の荷重伝達ロッドと、をさらに有する請求項1記載の車両用側突乗員保護装置。
  7. 車両の側突が起こる事を側突前に検知する側突予知装置を、さらに有する請求項1記載の車両用側突乗員保護装置。
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