JP2012028484A - モジュールと、その製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】放熱性の良好なモジュールと、その製造方法を提供する。
【解決手段】基体と、この基体上に装着された発熱体である半導体素子24aと、発熱体24aが埋設されるとともに、前記基体の少なくとも上面に形成された樹脂部82と、少なくともこの樹脂部の上面に形成された放熱膜とを備え、前記発熱体24aの上方において樹脂部82と前記放熱膜との間に金属板81が挿入されたモジュールである。これにより、半導体素子24aよりも背が高い部品などがあっても、半導体素子24aが生じる熱を良好に放熱できるモジュールを実現できる。
【選択図】図12

Description

本発明は、プリント基板上やリードフレームに実装された発熱部品が樹脂で覆われたモジュールと、その製造方法に関するものである。
以下、従来のモジュール1について図面を用いて説明する。図16は、従来のモジュール1の断面図であり、図17は同、モジュール1の製造フローチャートである。図16、図17において、プリント基板2は、熱硬化性の樹脂基板であり、このプリント基板2の上面に発熱部品3が実装されている。なお、発熱部品3は半導体素子であり、この半導体素子はプリント基板2に対し、フェイスダウン状態でフリップチップ実装されている。ここで、プリント基板2上には、半導体素子以外のチップ部品も装着され、これら半導体素子やチップ部品によって電源回路が形成されている。プリント基板2の上面には樹脂部4が形成され、この樹脂部4内には発熱部品3やチップ部品が埋設されている。そして、プリント基板2の上面の周端部には電源回路のグランドと接続された接続パターン5が形成されている。
放熱膜6は厚膜導体であり、この樹脂部4の上面と側面ならびにプリント基板2の側面の一部を覆うように形成されている。ここで、接続パターン5は、樹脂部4の側面から露出するように設けられ、この露出部で放熱膜6と接続されている。ここで樹脂部4は樹脂であるので熱伝導度が悪い。したがって、発熱部品3が発生する熱をモジュール外部へと放熱するためには発熱部品3と放熱膜6との間の樹脂部4の厚みを薄くすることが必要である。
次に、以上のような従来のモジュール1の製造方法について説明する。実装工程11では、プリント基板2が複数個連結された状態で、それぞれのプリント基板2上に発熱部品3やチップ部品を実装する。トランスファ成型工程12は、実装工程11の後でプリント基板2の上面に、発熱部品3を覆うように樹脂部4を形成する工程である。ここで、樹脂部4を形成する樹脂4aには、熱硬化性の樹脂が用いられている。
接続パターン露出工程13は、トランスファ成型工程12の後で、プリント基板2同士が連結された位置に凹部を形成し、樹脂部4の側面から接続パターン5が露出するようにする。導体ペースト印刷工程14は、接続パターン露出工程13の後で、樹脂部4の上面に導電性ペースト6aを塗布し、硬化することにより、樹脂部4表面に放熱膜6が形成される。なお、このときに、導電性ペースト6aが凹部内にも埋め込まれる。
分割工程15は、導体ペースト印刷工程14の後でプリント基板2同士の連結部を切断する工程であり、これによってモジュール1が完成する。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2004−172176号公報
しかしながら従来のモジュール1はトランスファ成型によって形成されるので、狭い隙間に対しては樹脂4aが流れ込みにくくなる。そしてこれは多数個のモジュール1に樹脂部4を一括に形成する場合、特に顕著となる。たとえば、モジュール1の位置がゲートより遠くなるほど、樹脂4aの圧力低下が生じ易く、隙間が狭いと流れにくくなる。これにより、発熱部品3と放熱膜6との間の樹脂部4の厚さを厚くしなければならないという課題を有していた。
そこで本発明は、この問題を解決したもので、放熱性の良好なモジュールの製造方法を提供することを目的としたものである。
この目的を達成するために、基体と、この基体上に装着された発熱体と、この発熱体が埋設されるとともに、前記基体の少なくとも上面に形成された樹脂部と、少なくともこの樹脂部の上面に形成された放熱膜とを備え、前記発熱体の上方において前記樹脂部と前記放熱膜との間には金属板が挿入されたものである。これにより所期の目的を達成することができる。
以上のように本発明によれば、基体と、この基体上に装着された発熱体と、この発熱体が埋設されるとともに、前記基体の少なくとも上面に形成された樹脂部と、少なくともこの樹脂部の上面に形成された放熱膜とを備え、前記発熱体の上方において前記樹脂部と前記放熱膜との間には金属板が挿入されたモジュールであり、これにより、発熱体と放熱膜との間に金属板が挿入されているので、たとえ半導体素子よりも背が高い部品などがあっても、半導体素子が生じる熱を良好に放熱できるモジュールを実現できる。
実施の形態1におけるモジュールの断面図 同、モジュールの側面図 同、第2の例におけるモジュールの側面図 同、モジュールの製造フローチャート 同、リードフレーム装着工程におけるモジュールの側面図 同、樹脂部形成装置の概略断面図 同、樹脂部形成工程の製造フローチャート 同、樹脂基板搭載工程における樹脂部形成装置の断面図 同、浸漬工程における樹脂部形成装置の断面図 同、圧縮流入工程における樹脂部形成装置の断面図 同、第3の例のモジュールの断面図 同、第4の例のモジュールの断面図 同、第5の例のモジュールの断面図 実施の形態2におけるモジュールの断面図 同、他の例におけるモジュールの断面図 従来のモジュールの断面図 同、モジュールの製造フローチャート
以下、本実施の形態におけるモジュールについて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態におけるモジュール21の断面図であり、図2は、同モジュールの側面図である。なお図1、図2において、図15と同じものには同じ番号を用い、その説明は簡略化している。図1、図2において、基板22(基体の一例として用いた)は、ガラス・エポキシ基材の多層基板であり、本実施の形態における基板22には厚みが0.2mmの4層基板を用いている。
この基板22上には、はんだ23によって半導体素子24a(発熱体の一例として用いた)やチップ部品24bが、実装されている。ここで本実施の形態において半導体素子24aは、厚みが0.35mmのチップサイズパッケージによる半導体であり、はんだバンプによって基板22へフェイスダウンの状態でフリップチップ実装されている。なお、本実施の形態において、バンプ間のピッチが約0.25mmであるので、バンプ間の隙間は約0.12mmであり、半導体素子24aと基板22との間の間隔は、約0.12mmである。またチップ部品24bと基板22との間の間隔は、約0.08mmである。
ここで、半導体素子24aには電源回路の一部が形成されており、この半導体素子24aやチップ部品24bなどが基板22へ実装されることによって、基板22上に電源回路が形成されている。なお、本実施の形態において半導体素子24aははんだバンプによって基板22へ接続されているが、これは半導体素子24aにスタッドバンプなどを形成し、ACFやACPあるいはNCFやNCPなどの方法によって基板22へ実装しても構わない。
樹脂部25は、基板22の上面側に形成され、半導体素子24aやチップ部品24bなどが埋設されている。なお、本実施の形態における樹脂部25には、熱硬化性樹脂を用いている。そして、放熱膜26は、樹脂部25の表面(上面と4側面全体)と、基板22の上方側の一部までを覆うように形成されている。ここで、本実施の形態における放熱膜26は、厚みが約1マイクロメートルのスパッタによる薄膜であるので、非常に薄くかつ緻密な(ピンホールなどの少ない)膜が形成できる。さらに、放熱膜26には熱伝導性の良好な銅を用いているので、非常に放熱性を高くできる。また、放熱膜26によってノイズなどのシールドを行うことができる。したがって、電源回路で発生するノイズの輻射を小さく、また外来ノイズなどによる妨害などに強いモジュール21を実現できる。
ここで、基板22にはグランドパターン27(熱伝導パターンの一例として用いた)が形成されている。このグランドパターン27は基板22の周縁部にまで設けられており、基板22の側面には、グランドパターン27の露出部が形成される。そして、この露出部において、グランドパターン27と放熱膜26とが接続される。なお、本実施の形態においてグランドパターン27は、内層に設けられているが、これは、表層であっても構わない。ただし、可能な限りグランドパターン27と放熱膜26との接続は、内層によって行うことが望ましい。これはグランドパターン27が金属であるので樹脂部25に対する密着力が小さく、グランドパターン27の露出部を基板22の表層に設けると、後述する分割工程53などにおいてグランドパターン27と樹脂部25との間の界面で剥離などが生じやすくなるためである。そしてこのようにグランドパターン27の露出部を基板22の内層に設けることにより、たとえ1マイクロメートルの厚みのスパッタ薄膜であっても、放熱膜26にクラックなどを生じにくくできる。したがって、ノイズなどの漏れや飛び込みを少なくでき、妨害に強いモジュール21を実現できる。
また、本実施の形態では多層の樹脂基板を用いたが、これはアルミナ基板(セラミック基板)などを用いても良い。アルミナ基板は熱伝導性が良好であるので、さらに放熱性の良好なモジュール21を実現できる。
ここでグランドパターン27は、接続導体29aを介して、基板22の下面の装着パッド30aへと接続される。この装着パッド30aの下面には、はんだ23を介して、金属製のリードフレーム端子31aが装着されているので、このリードフレーム端子31aからも放熱できるので、良好な放熱性を有するモジュール21を実現できる。また本実施の形態においては、リードフレーム端子31aには熱伝導性が良好な銅を用いている。これによりさらに半導体素子24aは生じる熱を放熱しやすくできる。
そしてこの構成により、基板22上に構成された電源回路の上方向と横方向とが、放熱膜26によって囲まれることとなるので、半導体素子24aで生じた熱が、放熱膜26に伝わり、放熱されることとなる。このとき、グランドパターン27は放熱膜26と接続されているので、樹脂部25を介して放熱される熱に加え、グランドパターン27を介した熱も放熱膜26から放熱されることとなり、さらに優れた放熱性を得ることができる。また本実施の形態では、グランドパターン27に伝達された熱は、リードフレーム端子31aからも放熱されることとなるので、さらに優れた放熱性を有することとなる。
そして、このようなモジュール21が親基板(図示なし)へと装着される場合、このリードフレーム端子31aは親基板のグランドへと接続される。これにより、電源回路で処理される(または発生する)高周波ノイズが外部へ漏洩したり、あるいは外部で発生した高周波ノイズがモジュール21内の電源回路へ飛び込むことが少なくでき、妨害に対して強いモジュール21を実現できる。
また本実施の形態においてグランドパターン27は、基板22の内層に形成している。本実施の形態においてグランドパターン27は、上から第3層目に形成している。これにより、基板22上に構成された電源回路は、グランドパターン27と放熱膜26とによって囲まれることとなるので、さらに妨害に対して強いモジュール21を実現できる。
ここで、信号端子28と接続されたリードフレーム端子31bは信号用の端子である。したがって、放熱膜26とは電気的に分離することが必要である。そこで基板22の下側は、放熱膜26の不形成部33を設けている。これにより、放熱膜26とリードフレーム端子31bとを電気的に分離できる。なお本実施の形態においては、不形成部33を基板22側面の全幅にわたって形成しているので、不形成部33の形成が容易できる。したがって、安価なモジュール21を実現できる。つまりこれは、放熱膜26を形成する(後述の)放熱膜形成工程54において、不形成部33を形成するためのマスキングの工数が少なくできるためである。
図3は、本実施の形態における第2の例のモジュールの側面図である。図3において、図1や図2と同じものには、同じ符号を用いて、その説明は簡略化している。この例では、放熱膜26の不形成部33は、リードフレーム端子31bに対応する位置にのみ形成される。つまり、リードフレーム端子31aは、放熱膜26と接続されている。つまり、リードフレーム端子31aに対応する位置では、放熱膜26がモジュール21の下端まで延在して形成されている。これにより、リードフレーム端子31aは、放熱膜26と接続されるので、さらに放熱性の優れたモジュール21を得ることができる。
また本実施の形態において、グランドパターン27は電源回路のグランドとは接続していない。このように、電源回路のグランド(図示せず)と、放熱膜26とが高周波的(電気的)に分離されているので、電源回路の高周波信号が放熱膜26から外部へと放射されることや、放熱膜26へ飛び乗った高周波ノイズが電源回路内へ進入することを発生しにくくできる。ただし、半導体素子24aなどの発熱が大きく、さらに大きな放熱性を要求されるような場合には、半導体素子24aのグランドをグランドパターン27へ接続する。これによりさらに放熱性が良好なモジュール21を得ることができる。さらには、半導体素子24aのグランドを装着パッド30aと接続すると良い。なお、この場合、半導体素子24aのグランドと装着パッド30aとの間の接続は、接続導体29aにより行われる。そしてこのようにすれば、半導体素子24aで発生した熱は直接装着パッド30aへと伝わるので、さらに放熱性が良好なモジュール21を得ることができる。
一方電源回路を構成するチップ部品24bの信号端子は、基板22の表面の信号端子28へと接続され、基板22の上下の面の間を導通させる接続導体29bを介して、基板22の下面の装着パッド30bに導出されている。そしてこの装着パッド30bには、はんだ23を介して金属製のリードフレーム端子31bが装着されている。なお、このリードフレーム端子31bも銅であるので、非常に放熱性が良好である。
次に以上のようなモジュール21の製造方法について、図面を用いて説明する。図4は、本実施の形態におけるモジュールの製造フローチャートであり、図5は、同モジュールのリードフレーム装着工程におけるモジュールの側面図である。なお、図4、図5において、図1から図3や図15、図16と同じもの(工程)には同じ符号を用いており、その説明は簡略化している。
図4において実装工程51には、基板実装工程51aと、切断工程51bと、リードフレーム装着工程51cと、フィルム貼り付け工程51dとを含んでいる。
まず、基板実装工程51aでは、基板22が複数個連結された状態で行われ、半導体素子24aやチップ部品24bを基板22へ装着し、基板22上に電源回路を形成する。本実施の形態における基板実装工程51aでは、基板22の上面にクリーム状のはんだ23を印刷し、半導体素子24aやチップ部品24bを装着して、これらの部品を基板22へリフローはんだ付けする。なお、半導体素子24aの下面側には、電源回路の一部(たとえばスイッチングなど)が形成されており、半導体素子24aは回路の形成面が基板22と対向する方向(フェイスダウン)でフリップチップ装着される。そして基板実装工程51aでは、半導体素子24aやチップ部品24bの実装が完了した後に、電源回路の特性検査が行われる。この検査において、所定の特性範囲外となるものは、修正作業が行われ、所定の特性を満足させる。なおこの修正作業としては、定数の異なるチップ部品24bへ取替え作業などが行われる。
切断工程51bは、基板実装工程51aの後で基板22の連結部を切除し、基板22を個片へと分割する工程である。本実施の形態においては、この切断工程51bによって、基板22の側面にグランドパターン27の露出部が形成される。
リードフレーム装着工程51cは、切断工程51bの後で基板22をはんだ23によってリードフレーム31へと装着する工程である。具体的には、リードフレーム端子31aやリードフレーム端子31bの箇所へクリーム状のはんだ23を印刷したリードフレーム31上に基板22を搭載し、リフロー炉などによってリードフレーム端子31aやリードフレーム端子31bと基板22とを接続する。ここで、リードフレーム31は、複数個分のリードフレーム端子31aやリードフレーム端子31bが連結されているものである。
なお、本実施の形態では基板22を分割したが、切断工程51bを設けずに基板22が連結された状態で、リードフレーム31を装着しても良い。このようにすれば、切断工程51bが不要となるので、生産工数を低くでき、安価なモジュール21を得ることができる。また連結された状態の基板22に対し、リードフレーム端子31aやリードフレーム端子31bをそれぞれに装着してもかまわない。この場合、後の分割工程53において、リードフレーム31を切断しなくても良いので、切断歯の寿命を長くできる。
フィルム貼り付け工程51dは、リードフレーム装着工程51cの後で、リードフレーム31において基板22が装着された面と反対側の面(図5中において下面)に耐熱性の樹脂フィルム55を貼り付ける工程である。ここで樹脂フィルム55の一方の面には粘着材が塗布されており、この粘着材によってフィルム55をリードフレーム31へと貼り付ける。これにより後述する樹脂部形成工程52において、樹脂25aがリードフレーム端子31aやリードフレーム端子31bの装着面(下面側)付着することを防止できる。なおフィルム55には、耐熱性樹脂であるポリイミドやポリエチレンテレフタレートなどが用いられる。
樹脂部形成工程52は、実装工程51の後で基板22の上面に樹脂部25を形成する工程である。なお、本実施の形態における樹脂部25には、熱硬化性の樹脂25aが用いられる。この樹脂部形成工程52については、後で詳しく説明する。
分割工程53は、樹脂部形成工程52の後で、リードフレーム31の連結部を切断し、個片の状態へと分割する工程である。これにより各モジュール21のリードフレーム端子31a、リードフレーム端子31bは、リードフレーム31から切り離される。本実施の形態における分割工程53では、ダイシング回転歯を用いて切断している。なお、基板22のみが連結された状態である場合には、樹脂部25と基板22およびリードフレーム31の連結部が切断され、基板22、リードフレーム31がともに連結された状態である場合には、樹脂部25、基板22、リードフレーム31とが切断される。
シールド金属膜形成工程54は、分割工程53の後で金属スパッタにより樹脂部25の表面(上面と側面)と基板22の側面とに放熱膜26を形成する。これにより、放熱膜26は、基板22の側面に設けられたグランドパターン27の露出部でグランドパターン27と接続される。このとき、リードフレーム端子31b(信号端子)のように放熱膜26と接続させない端子には、マスキングを行っておく。これによって、不形成部33が形成されることとなる。そしてシールド金属膜形成工程54の後で、モジュール21に対して最終の特性検査が行われて、モジュール21が完成する。
以上の製造方法によれば、放熱膜26は分割工程53の後で形成されるので、ダイシング回転歯によって放熱膜26に傷が生じにくくできる。これは特に、本実施の形態のように膜厚が薄い場合に重要である。
次に樹脂部形成工程52について、図面を用いて説明する。最初に樹脂部形成工程52において、基板22上に樹脂部25を形成するための樹脂部形成装置61について説明する。図6は、本実施の形態における樹脂部形成装置の概略断面図である。図6において、樹脂基板搭載部62は、基板22が搭載されるものであり、本実施の形態では半導体素子24aが下方を向く方向で、基板22が装着される。従って、樹脂基板搭載部62にはリードフレーム31(実際的にはフィルム55)を吸着する構成を設けている。
この樹脂基板搭載部62の下方には、樹脂25aが投入される空間を有した樹脂槽63が設けられている。ここで、樹脂槽63は上下方向へと可動する。また、樹脂槽63の底部63aは、樹脂槽63全体の動きとは独立して、単独に垂直(図6において上下の)方向へ可動できる構造となっている。そしてこれら樹脂基板搭載部62や樹脂槽63には加熱手段(図示せず)が設けられており、これらによって基板22や樹脂25aを加熱する。また、樹脂部形成装置61にはコンプレッサ(図示せず)などが設けられ、樹脂槽63内や樹脂槽63と樹脂基板搭載部62との間の空気を吸引することで、樹脂部25の形成をほぼ真空状態下で行うことができるようになっている。これにより樹脂部25中のボイドを防止できる。
図7は本実施の形態における樹脂部形成工程の製造フローチャートであり、図8は樹脂基板搭載工程における樹脂部形成装置の断面図である。なお、これらの図7、図8において、図1から図6と同じものには同じ符号を用い、その説明は簡略化している。このような樹脂部形成装置61を用いた場合の樹脂部形成工程52について、図7の工程の順序に従って、詳細に説明する。
図7、図8において、軟化工程71は実装工程51の後で、リードフレーム31が装着された基板22を樹脂基板搭載部62へ搭載するとともに、樹脂槽63内へ非流動状態(未溶融の固体またはゲル状)の樹脂25aを投入し、加熱して樹脂25aを流動可能な状態となるまで軟化させる。そしてこの処理に並行して、樹脂25aと基板22間の空間64の空気が吸引される。この吸引は空間64がほぼ真空状態となるまで行われ、樹脂25aが完全に溶融を完了した後に止められる。ここで、基板22は半導体素子24aやチップ部品24bの搭載面側が下方を向くように搭載される。なお本実施の形態における樹脂槽63や樹脂基板搭載部62は予め樹脂25aが溶融する温度にまで加熱しているので、短時間に樹脂25aを軟化させることができる。
また本実施の形態において、樹脂槽63へ投入前の樹脂25aは粒状であり、計量容器などによって計量された所定量の樹脂25aが樹脂槽63へと投入される。ここで樹脂25aは、第1の温度範囲内では流動性を有せず、この第1の温度より高い第2の温度範囲内では流動性を生じ、この第2の温度より高い温度で硬化する熱硬化性樹脂を用いる。このように樹脂25aを樹脂槽63へ投入する段階で、樹脂25aは粒状であるので、精度良く計量することができる。また、計量や投入の自動化も容易である。
発明者らは樹脂部形成装置61を用いて、以下のような手順で軟化工程71を行った。予め加熱手段によって樹脂基板搭載部62と樹脂槽63との温度を樹脂25aが溶融する(流動性を生じる)温度以上であり、樹脂25aが硬化する温度範囲(第3の温度範囲)未満の温度(第2の温度範囲)となるように加熱しておく。本実施の形態における樹脂25aは、約140℃未満の温度では流動性が小さく、約140℃から約175℃において最も軟化して流動性を生じ、それを超える温度で硬化するエポキシ系の熱硬化性樹脂を用いている。したがって本実施の形態では、樹脂基板搭載部62と樹脂槽63との温度を第2の温度範囲上限の175℃に設定している。
ここで、樹脂基板搭載部62は図8における水平方向へとスライドできる構造を有しており、この樹脂基板搭載部62がスライドすることによって、樹脂槽63の上方が開放状態となる。そこで、規定量の樹脂25aが樹脂槽63の上方から投入される。これにより即時、樹脂25aへの加熱が開始されることとなる。一方樹脂基板搭載部62はスライドすることによって、下方が開放状態となるので、樹脂基板搭載部62の下面に基板22付きのリードフレーム31が吸着される。このとき、半導体素子24aやチップ部品24bが下方となる向きで装着される。そして、再度樹脂基板搭載部62がスライドして、樹脂槽63の上方の位置で停止する。このようにして、樹脂25aの投入と基板22の搭載が完了すると、空間64の空気の吸引を開始する。そして樹脂25aが完全に流動可能な状態にまで溶融した後に、吸引を停止し、その真空状態を維持する。
なお、本実施の形態における樹脂部形成装置61では、樹脂基板搭載部62が水平にスライドしたが、これは樹脂槽63がスライドしても構わない。また、樹脂基板搭載部62と樹脂槽63の少なくともいずれか一方を、上下方向へと移動させるだけでも良い。ただしこの場合、樹脂槽63と樹脂基板搭載部62との間の距離が、樹脂25aの投入や基板22の搭載作業が可能な程度まで開くようにしておく。
図9は、浸漬工程における樹脂部形成装置の断面図である。図9において、浸漬工程72は軟化工程71の後で、流動可能な状態に溶融した樹脂25aの中に、半導体素子24aやチップ部品24bを浸漬し、基板22の下面を溶融した樹脂25aの液面へと接触させる工程である。
例えばこの工程は、以下のようにして行われる。樹脂槽63と底部63aとをほぼ同じ速度で上方(図9矢印方向)へ移動させて、基板22が樹脂槽63と樹脂基板搭載部62との間に挟まれるようにする。このとき、樹脂槽63と基板22下面との間に隙間が生じないようにすることが必要であり、そのために樹脂槽63において、基板22の下面と当接する箇所にはゴムパッキン(図示せず)などが設けられる。そして、樹脂槽63は規定の位置(樹脂槽63が基板22と当接する位置)まで上昇した後に停止する。この状態では、樹脂25aの液面は、基板22の下面とはまだ接触しないようにしてある。これにより、樹脂25aが樹脂槽63から溢れ出すことを少なくできる。ただしこのとき、半導体素子24a(あるいはチップ部品24b)は樹脂25aの液面と接触させておくことが望ましい。これは、樹脂25aの表面張力によって、樹脂25aが半導体素子24a(チップ部品24b)の側面に沿って這い上がり(あるいはその一部が、半導体素子24aやチップ部品24bと基板22との間の狭い隙間へ入り込み)、後の圧縮流入工程73において樹脂25aが半導体素子24aやチップ部品24bと基板22との間の非常に狭い隙間へ充填され易くなるためである。一方、底部63aは樹脂部25の移動が停止した後も上方へと移動を続ける。これによって、樹脂25aの液面と基板22の下面とが接触することとなる。
図10は、圧縮流入工程73における樹脂部形成装置61の断面図である。図10に示すように、浸漬工程72が完了すれば、一見半導体素子24aは完全に樹脂25a内に埋設が完了しているよう見える。ところが、半導体素子24aやチップ部品24bと基板22との間の隙間の中には、樹脂25aが充填されていない箇所も存在している。また、基板22とリードフレーム端子31aとリードフレーム端子31bとで囲まれた領域32aや、リードフレーム端子31aと基板22との間の隙間32bも樹脂25aが充填されていない。
そこで、浸漬工程72の後で圧縮流入工程73を行なう。この圧縮流入工程73では樹脂25aを(図10矢印方向へ)圧縮し、この圧力によって未充填の隙間へ樹脂25aを強制的に流入させる。このとき、樹脂槽63と基板22とで囲まれた空間は、半導体素子24a(あるいはチップ部品24b)と基板22間の隙間の未充填の箇所を除き、樹脂25aによって埋まっている。従って、樹脂25aを圧縮しても底部63aはほとんど上昇することはなく、樹脂25aの圧力のみが上昇することとなる。そして、この圧力が規定値となるまで加圧を続け、その圧力を維持する。なお、この圧縮流入工程73において樹脂25aの温度は、第2の温度範囲内とすることが重要である。これにより、半導体素子24aやチップ部品24bと基板22との間の隙間へ確実に樹脂25aを充填させることができる。
ここで、本実施の形態におけるモジュール21には、これらの領域32aや隙間32bへ樹脂25aを充填させるため、基板22には適宜上下面を貫通する孔(図示せず)を設けられる。これにより、圧縮流入工程73において樹脂25aが領域32aや隙間32bへ確実に充填できる。
なお、本実施の形態においてはんだ23は錫、銀系の鉛フリーはんだであり、その融点は約200℃である。このようにはんだ23の融点を第2の温度範囲より高いはんだを用いているので、圧縮流入工程73においてはんだ23が溶融することもないので、半導体素子24a(あるいはチップ部品24b)と基板22間の電気的接続が外れたりしにくくできる。
硬化工程74は、圧縮流入工程73の後で、樹脂25aの温度が第2の温度範囲を超える温度(第3の温度範囲)となるまでさらに加熱することによって、樹脂25aを硬化する。これによって、基板22上に樹脂部25が形成されることとなる。なお、少なくとも樹脂25aの流動性がなくなるまでの間は、この硬化工程74においても圧縮流入工程73で加えられた圧力を維持する。これにより、確実に半導体素子24a(あるいはチップ部品24b)と基板22との間の隙間に、ボイドなどが残りにくくできる。
以上のような製造方法により、浸漬工程72や圧縮流入工程73において、半導体素子24aの下側にはすでに樹脂25aが存在している。そして、その樹脂25aを圧縮することで、半導体素子24aの上の樹脂部25を形成するものである。従って、トランスファ成型のように、狭い空隙に溶けた樹脂25aを流しこむ必要がない。つまり、たとえ半導体素子24a上部における樹脂部25の厚みが薄くても(半導体素子24a上面と放熱膜26との間の距離が小さくても)、確実に樹脂部25を形成できることとなる。
本実施の形態において、半導体素子24aと基板22との間は0.08mmであるが、確実に樹脂25aを充填できている。したがって、従来のトランスファ成型に比べて、半導体素子24a上部における樹脂部25の厚みを薄くでき(半導体素子24a上面と放熱膜26との間の距離を小さくでき)、放熱性が良く、かつ薄いモジュール21を実現できる。本実施の形態では、厚みが0.8mmのモジュール21を実現している。
また、圧縮流入工程73で圧力を加えるので、樹脂25aは半導体素子24a(あるいはチップ部品24b)と基板22との間の非常に狭い隙間や、基板22とフィルム55との間の狭い隙間にも確実に樹脂25aを充填できる。さらにまた、半導体素子24aやチップ部品24bには、圧縮流入工程73においてのみ圧力が加わるので、半導体素子24aやチップ部品24bへかかる応力を小さくできる。したがって、半導体素子24a(あるいはチップ部品24b)や基板22の変形が小さくなるので、半導体素子24a上の電源回路と放熱膜26との間や、半導体素子24a上の電源回路と基板22との間、さらには基板22と放熱膜26との間の距離などのばらつきを小さくできる。これによりこれらの間のもつ浮遊容量の値のばらつきを小さくできるので、ばらつきの少ないモジュール21を実現できる。
また、浸漬工程72では半導体素子24aやチップ部品24bが浸漬されるのみであり、圧縮流入工程73で樹脂25aに流れが発生するので、樹脂25aの流れる距離は、トランスファ成型に比べて非常に短い。したがって、硬化後において樹脂25aの流れの不均一さなどによる内部応力も小さくできる。これによって、さらに半導体素子24a(あるいはチップ部品24b)、基板22や樹脂部25自身の歪(変形)などを小さくできるので、さらに浮遊容量の値のばらつきを小さくできる。従って、電源回路の特性のばらつきの小さなモジュール21を実現できる。
特に本実施の形態では半導体素子24aをフェイスダウンにてフリップチップ実装しているので、半導体素子24aと基板22との間が非常に近くなる。したがって、半導体素子24aに形成された電源回路とグランドパターン27との間には大きな浮遊容量を持つこととなり、特にこの浮遊容量のばらつきは、半導体素子24aの電源回路の特性に大きな影響を与えることがある。また、本実施の形態における半導体素子24aは、はんだバンプにより基板22へ接続されているが、圧接により基板22と接続されているような場合には、半導体素子24aの歪を小さくできるので、圧接力が小さくなりにくくできる。したがって、半導体素子24aと基板22との間の接続信頼性の高いモジュール21を実現できる。
このようなモジュール21において、半導体素子24aの歪を小さくすることは、非常に重要である。これは、実装工程51における高周波特性の検査において、合格範囲と判断したものにおいても、半導体素子24a、基板22や樹脂部25自身の歪が大きいと、上記理由などによって樹脂部25を形成した後に不合格となる恐れがあるためである。そして、樹脂部25が形成された後においては、修理することが非常に困難であるので、廃棄する以外に方策はなく、歩留まりが非常に悪化することとなる。そこで、以上のような製造法を用い、樹脂25aの流れる距離を小さくすることで、樹脂25a内部に残る残留応力を小さくし、半導体素子24a(あるいはチップ部品24b)、基板22や樹脂部25自身などにかかる応力を小さくする。これにより、樹脂部25形成後での高周波特性のばらつきを小さくでき、歩留まりの良好なモジュール21を実現できる。
さらに加えて、この残留応力を小さくすることは、モジュール21の特性の長期信頼性にも大きな影響を及ぼす。つまり、温度変化などによって、樹脂部25や基板22に伸縮が生じ、樹脂部25内の内部応力の分布が変化すると考えられる。これにより、半導体素子24aや基板22や樹脂部25などの歪量が変化し、その結果半導体素子24aと基板22(グランドパターン27)との間や、半導体素子24aと放熱膜26との間などの浮遊容量の値が製造段階の値より変化することが考えられる。また、半導体素子24aが圧接により基板22へ接続されている場合には、温度変化により圧接力が変化することも考えられる。そこで、上記製造方法により、内部応力を小さくできるので、温度変化などに対しても長期にわたり安定した特性を維持できるモジュール21を実現できる。
そしてもちろん、圧縮流入工程73で樹脂25aを強制的に隙間へ充填するので、印刷法やポッティングなどによる方法に比べ、半導体素子24aと基板22との間にも確実に樹脂25aを充填できることは言うまでもない。したがって、非常に信頼性も良好なモジュール21を実現できる。
そして以上のように、圧縮圧力で半導体素子24aやチップ部品24bが破壊することを少なくでき、また半導体素子24aの変形も小さくできるので、半導体素子24aの厚みも薄くすることができる。したがって、従来のトランスファ成型に比べて薄型のモジュール21を実現できる。
なお発明者らは、上記製造方法を用い、厚みが0.5mmのモジュール21の実現に成功している。この場合、基板22の厚みが0.1mm、半導体素子24aの厚みが0.25mmと非常に薄いが、変形も小さく、特性ばらつきの小さなモジュール21を実現できている。そして、半導体素子24aやチップ部品24bの上部の樹脂部4の厚みが0.07mmと非常に薄いが、厚みの安定した樹脂部4を形成できている。これにより、非常に放熱性の高いモジュール21を実現できている。
図11は、本実施の形態における第3の例のモジュール21の断面図である。図11において、図1から図4と同じものには同じ符号を用い、その説明は簡略化している。この第3の例におけるモジュール21は、モジュール21の側面において、装着パッド30bやリードフレーム端子31bと放熱膜26との間にも樹脂部25が形成されている。つまり、不形成部33(図2に示す)を形成する必要がない。したがって、放熱膜形成工程54においてマスキングなどが不要となり、安価なモジュール21を実現できる。ただし、本例において、リードフレーム端子31aは、放熱膜26と接続している。これにより、放熱性が良好となる。
図12は、本実施の形態における第4の例のモジュールの断面図である。図12において、図1から図4と同じものには同じ符号を用い、その説明は簡略化している。この第4の例におけるモジュール21は、半導体素子24a(発熱体)よりも背の高いチップ部品24bがあるような場合である。このような場合、半導体素子24aと放熱膜26との間の距離が大きくなってしまう。そこで、半導体素子24aの上方において、樹脂部25と放熱膜26との間に金属板81を挿入されており、金属板81の上面にも放熱膜26が形成されている。これにより、たとえ発熱する部品よりも背が高い部品があっても、良好に放熱できる。なお、本実施の形態において、金属板81は熱伝導率の良好な銅板を用いているので、放熱性が良いモジュール21が実現できる。
ここで、金属板81においてチップ部品24bに対応する位置には、チップ部品24bの外形より大きく、チップ部品24bが収まる大きさの孔82が形成されている。これにより、チップ部品24bの上部には金属板81が形成されないので、モジュール21の厚みを薄くできる。また、半導体素子24aと金属板81との間の距離34aも小さくできるので、非常に放熱性の高いモジュール21を得ることができる。なお、本実施の形態では、半導体素子24aと金属板81との間の距離34aを0.07mmとしている。
この例のモジュール21の製造方法は、軟化工程71において、樹脂槽63へ樹脂25aを投入する前に、金属板81を樹脂槽63の底部63aへ配置することで容易に実現できる。したがって、複雑な工程が不要であり、容易に放熱性の高いモジュール21を実現できる。そしてこの方法の場合、金属板81の上面と樹脂部25の上面とは同一平面(フラット)であり、金属板81の表面が樹脂部25の上面から露出するように、樹脂部25に埋設されることとなる。
ここで、金属板81を樹脂槽63へ搭載する場合、金属板81同士を連結しておく。そして、金属板81には位置決め孔を設け、底部63aにはこの位置決め孔に嵌合される突起を設けておく。これにより、金属板81を規定の位置に精度良く位置決めできる。なお、金属板81の底部63a側(放熱膜26と接触する側)にはフィルムを貼り付けておくと良い。これにより金属板81の放熱膜26形成面に樹脂25aが付着しにくくできる。したがって、金属板81上に放熱膜26を確実に形成できるので、放熱性が良好である。また、金属板81に貼るフィルムで、孔82を塞ぐようにしておくと良い。これにより圧縮流入工程73において、樹脂25aが金属板81のみならずフィルムが、底部63a側へと押し付けられることとなるので、さらに樹脂25aが金属板81の下(金属板81と底部63aとの間)に回り込みにくくできる。したがって、金属板81の表面に樹脂25aの付着を防止でき、さらに放熱性を高くできる。また、これにより樹脂槽63からの抜け性が良いモジュール21の製造方法を実現できる。
さらに、金属板81同士の連結が切断された箇所では、樹脂部25の側面に金属板81の露出部が形成され、この露出部においても金属板81と放熱膜26とが接続される。したがって、さらに放熱しやすくできる。ここで、金属板81同士の連結の幅は細い方が望ましい。これにより、分割工程53において切断歯の磨耗を少なくできる。ただしさらに放熱性を高くしたい場合には、金属板81同士の連結部の幅を太くする。これにより、樹脂部25側面における金属板81の露出部の面積を大きくでき、さらに放熱性を高くできる。
図13は、本実施の形態における第5の例のモジュールの断面図である。図13において、図1や図11、図12と同じものには、同じ符号を用い、その説明は簡略化している。本例における半導体素子24aは、基板22に対してワイヤーボンディングによって接続されている。本例において半導体素子24aと基板22との間の接続は、金ワイヤー85によって接続される。樹脂部形成工程52の熱でもワイヤーは溶融することがなく、また樹脂部形成工程52において金ワイヤーへかかるストレスも小さくできるので、半導体素子24aと基板22との間の接続信頼性の高いモジュール21を得ることができる。
ここで、本例におけるモジュール21には、第4の例と同じく、金属板81を設けてある。ただしワイヤーボンディンングによる接続の場合、金ワイヤー85が半導体素子24aの上面より突出するので、半導体素子24aと放熱膜26との間の距離を小さくできない。そこで、第4の例と同様に、半導体素子24aの上方に金属板81を配置し、この金属板81には金ワイヤー85に対応する位置にも孔82を設けておく。これにより半導体素子24a上面と金属板81との間の距離を小さくしても金ワイヤー85と金属板81との短絡を防止できる。そしてこの半導体素子24a上面と金属板81との間の樹脂25aは、浸漬工程72において形成されるので、半導体素子24a上面と金属板81との間の隙間が狭くても確実に半導体素子24a上面と金属板81との間に樹脂部25が形成できる。したがって半導体素子24a上面と金属板81との間の距離を小さくすることができ、さらに放熱性が高いモジュール21を実現できる。
(実施の形態2)
図14は、本実施の形態におけるモジュール101の断面図である。なお、図14において、図1、図11、図12、図13と同じものには同じ符号を用いており、その説明は簡略化している。実施の形態1では基板22上に半導体素子24aが実装されたが、本実施の形態ではリードフレーム31(基体の一例として用いた)上に直接半導体素子24aやチップ部品24bを実装している。なお、半導体素子24aとリードフレーム31との間は、金ワイヤー85によるワイヤーボンディングによって接続されている。一方、チップ部品24bは、リードフレーム31に対しはんだ(図示せず)によって装着される。
ここで、半導体素子24aのグランドは、リードフレーム端子31aへ接続され、半導体素子24aの信号端子とチップ部品24bの一方は、リードフレーム端子31cへと接続される。そして、チップ部品24bの他方の端子は、リードフレーム端子31bへと接続される。そして、リードフレーム31の上側には樹脂部25が形成される。この樹脂部25内には、半導体素子24aやチップ部品24bが埋設され、この樹脂部25の表面には放熱膜26が形成される。
本実施の形態では、基板22がないため、放熱膜26とリードフレーム端子31aとの間を接続するグランドパターン27が存在しない。そこで、リードフレーム端子31bの端部は、樹脂部25の側面より露出し、放熱膜26と接続されている。これにより、半導体素子24aで生じた熱は、直接リードフレーム端子31aへ伝達される。したがって放熱性が非常に高いモジュール101を実現できる。また、リードフレーム端子31aと放熱膜26とが接続されているので、さらに放熱性が高くなる。それに加えて、半導体素子24aで生じた熱は、樹脂部25を介して樹脂部25の表面に形成された金属製の放熱膜26からも放熱できるので、さらに放熱性の良好なモジュール101を得ることができる。一方リードフレーム端子31bは信号端子であるので、リードフレーム端子31bが放熱膜26と短絡しないようにしている。これは、放熱膜形成工程54においてリードフレーム端子31bをマスキングして不形成部33を設けることにより行われる。
そしてこのようなモジュール101は、実施の形態1と同じ製造工程で製造される。ただし実装工程51において、基板実装工程51aや切断工程51bは不要となり、リードフレーム装着工程51cにおいて、複数のリードフレーム31が連結された状態で、半導体素子24aやチップ部品24bが直接リードフレーム31へと装着される。
なお、本実施の形態の半導体素子24aは、第5の例のモジュール21と同じく、ワイヤーボンディングによって接続される。したがって、本実施の形態では、第5の例におけるモジュール21と同じく、樹脂部25と放熱膜26との間には、金属板81が挿入されている。ここで、金属板81には、金ワイヤー85に対応する位置に孔82が形成されている。これにより、実施の形態1の第5の例におけるモジュール21と同じく、半導体素子24aと金属板81との間の距離を小さくでき、さらに放熱性の高いモジュール101を実現できる。
図15は、本実施の形態における他の例のモジュールの断面図である。図15において、図1、図11、図12、図13、図14と同じものには同じ符号を用いており、その説明は簡略化している。本例は、本実施の形態における第1のモジュール101に対し、チップ部品24bが基板22上に装着されている点が異なる。本実施の形態においては、実施の形態1において基板22へフェイスダウンでフリップチップ実装された半導体素子24aに代えて、ワイヤーボンディングで接続するタイプの半導体素子24aを用い、その半導体素子24aをリードフレーム端子31aへ直接接続したものである。もちろんチップ部品などをリードフレーム31へ直接装着しても構わない。
この場合、基板22が存在することにより、厚みが厚くなる。これにより、半導体素子24aと放熱膜26との間の距離が大きくなってしまう。そこで、本実施の形態における第1の例や、実施の形態1おける第3から第5の例のように、やはり金属板81が装着されている。これにより、本実施の形態における第1の例におけるモジュール101と同じく、さらに放熱性の良いモジュールを得ることができる。
なお第2の例におけるモジュール101は、リードフレーム装着工程51cにおいて、リードフレーム31に半導体素子24aと基板22とが装着されることにより製造される。
本発明はモジュール放熱性が高いという効果を有し、電源回路などに用いるモジュール等に有用である。
22 基板
24a 半導体素子
25 樹脂部
26 放熱膜
81 金属板

Claims (10)

  1. 基体と、この基体上に装着された発熱体と、この発熱体が埋設されるとともに、前記基体の少なくとも上面に形成された樹脂部と、少なくともこの樹脂部の上面に形成された放熱膜とを備え、前記発熱体の上方において前記樹脂部と前記放熱膜との間には金属板が挿入されたモジュール。
  2. 基体と、この基体上に装着された発熱体と、この発熱体が埋設されるとともに、前記基体の少なくとも上面に形成された樹脂部と、この樹脂部の側面を覆う放熱膜とを備え、前記樹脂部の上面には金属板が設けられ、前記金属板と前記放熱膜とが接続されたモジュール。
  3. 前記金属板は、前記金属板の表面が前記樹脂部の上面から露出するように、前記樹脂部に埋設され、金属板の上面と樹脂部の上面とは同一平面とした1または2に記載のモジュール。
  4. 発熱体と基体との間は、ワイヤーボンディングによって接続され、金属板において前記ワイヤーに対応する位置には、孔が設けられた請求項3に記載のモジュール。
  5. モジュールの下面には親基板へ装着するための装着用端子が設けられ、この装着用端子と放熱膜とが接続された請求項4に記載のモジュール。
  6. 基体の上面に前記発熱体を装着し、その後で前記基体の少なくとも上面に、前記基体上に装着された発熱体が埋設される樹脂部を形成し、その後で前記樹脂部の上面もしくは側面のうちの少なくともいずれか一方に放熱膜を形成するモジュールの製造方法において、樹脂槽の底へ金属板を載置し、その後で前記金属板上に非流動状態の樹脂を投入し、その後に樹脂槽内で前記樹脂を流動可能となるまで軟化させ、その後で前記樹脂槽の上方に設けられた基体搭載部に前記発熱体が下方を向く方向で載置された状態で、前記基体の下面を前記樹脂の液面へ接触させ、その後で前記樹脂部が規定の寸法となるように前記樹脂を圧縮し、その後で前記樹脂を硬化して前記基体上に前記樹脂部を形成するモジュールの製造方法。
  7. 前記樹脂には第1の温度範囲内では流動性を有せず、この第1の温度より高い第2の温度範囲内では流動性を生じ、この第2の温度より高い温度で硬化する熱硬化性樹脂を用いるとともに、発熱体と基体との間の接続には前記第2の温度範囲よりも高い融点の材料を用い、前記発熱体を前記軟化した樹脂へ浸漬する工程における前記樹脂の温度は前記第2の温度範囲内とした請求項6に記載のモジュールの製造方法。
  8. 前記樹脂を硬化する工程では、前記樹脂に圧力を印加しつつ前記樹脂が前記第2の温度範囲を超える温度にまで加熱する請求項7に記載のモジュールの製造方法。
  9. 発熱体を実装する工程において、前記発熱体と基体との間はワイヤーボンディングによって接続され、金属板を載置する工程の前では、前記金属板における前記ワイヤーボンディングのワイヤーに対応する位置に孔が加工され、前記金属板を載置する工程において前記金属板は、前記孔と前記ワイヤーとが対向するように搭載される請求項8に記載のモジュールの製造方法。
  10. モジュールの下面には親基板へ装着するための装着用端子が形成され、前記装着用端子と前記放熱膜とが接続され、前記放熱膜を形成する工程では、前記装着用端子と前記放熱膜とが接続される請求項9に記載のモジュールの製造方法。
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