JP2011508684A - 積層体を製造するための方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、木材または木材材料から成るプレート状中心部と、中心部の少なくとも片面にある装飾層と、装飾層の上にある、アミノプラストから成る被覆層とを有する装飾模様付き積層体を製造するための方法であって、装飾層を取り付けるステップと、装飾層上に被覆層を形成するために、アミノプラスト前駆物質の水溶液から層を塗布するステップと、被覆層を少なくとも部分的に乾燥させるステップと、前記アミノプラストを加圧および加熱下で硬化させるステップとを含み、最終的な被覆層を形成するために、まず前記アミノプラスト前駆物質の溶液の一部を塗布し、そのようにして生成された部分層を乾燥させ、このステップを少なくとも2回繰り返す方法に関する。

Description

本発明は、積層体を製造するための方法、特に、木材材料ベースの基材を備え、装飾模様およびアミノプラスト含有層を有する積層体を製造するための方法に関する。
そのような積層体は、多方面で、例えば床、壁および天井の上張り、作業プレート、および家具に使用される。装飾模様は、例えば木材、セラミックス、天然石、人工石など異種材料を模倣することができ、あるいは美的または実用的観点を考慮に入れることもできる。装飾模様は、通例、大なり小なり透明性のある熱硬化性の被覆層によって磨損防止される。通例では、この被覆層の表面には、装飾模様の模倣対象である材料に対応し、シンクロポア(Synchronpore)と呼ばれる構造が設けられる。
従来の技術的発展から、被覆層材料用に、実質的に2種類の材料グループが得られている。いわゆるワニス層は、熱および/または放射線によって重合可能および/または架橋結合可能であり、それによって硬化可能な、例えばアクリレート、エポキシド、マレイミドなどの成分を含む組成物から形成される。
被覆層に使用される第2の材料グループは、いわゆるアミノプラストを含んでいる。アミノプラストとは、カルボニル化合物、特にホルムアルデヒドと、例えば尿素、メラミン、ウレタンなどのアミノ基含有化合物とから成る重縮合生成物である。積層体の層を製造するには、通例、過剰のカルボニル化合物を含む、カルボニル化合物とアミンとからの縮合生成物の水溶液が使用され、これが乾燥および加熱時に架橋結合して熱硬化性構造になる。その際、溶剤として存在する水も縮合反応時に生じる水も蒸気になって離散するので、生成物が所望の強度および表面品質を得られるように、硬化は少なくとも実質的に加圧機中で行わねばならない。
アミノプラストから成る積層体の層は、光、汚染物質、各種溶剤、および熱作用に対して優れた耐久性を有しているが、比較的脆弱である。したがって、α−セルロースから成る紙および/または不織布などの繊維物質によって層を補強することが以前から一般的に行われている。これは、例えば、装飾模様を紙に印刷し、その後アミノプラストを含浸させることによって、および被覆層については同様にアミノプラストを塗被した紙から成るいわゆるオーバーレイを使用することによって行う。しかし、圧縮および硬化の後にも、セルロース繊維から成る担体が被覆層に残ったままになり、装飾模様の視認性を損いかねない。オーバーレイ用の紙のさらなる欠点は、製造および保管のコストが高いこと、およびアミノプラスト含浸紙の耐久性に限界があることである。したがって、欧州特許第21588号明細書(特許文献1)には、ポリビニルアルコールで改質した、セルロース分を含まないメラミン−ホルムアルデヒド樹脂を被覆層として使用することが提案されている。しかし、これは、製造および保管コストが高く、耐久性に限界がある特殊な製造物である。
特に床張りとして使用する上では重要なことであるが、完成した積層体の耐磨耗性を高めるために、以前から、二酸化ケイ素、酸化アルミニウム、炭化ケイ素、窒化ホウ素などの微粒状の硬質固体を、積層体構造を構成する層のうちの1層または複数層に添加することが行われている。この硬質固体は、例えば、樹脂またはワニスを含浸させた装飾紙もしくはオーバーレイ用の紙に組み込むか(例えば、国際公開第2005/042644A1号(特許文献2))、または層構造の作製時に分散液として塗布するか(例えば、ドイツ実用新案第202005008692号(特許文献3))、または乾燥状態で散布する(欧州特許第1249322号明細書(特許文献4)、国際公開第2005/042644号A1(特許文献2))ことができる。しかし、固体の粒子が積層体構造の最外層から突出しているのは望ましくない。それによって生成物の外観および触感が損われたり、加工装置、例えば圧縮機が損傷を受けたりすることがあるからである。
したがって、最近の開発では、積層体を形成するために、アミノプラストに関して放射硬化性のワニスが好まれている。それを反映して、国際公開第2007/042258号(特許文献5)には、装飾表面および高い磨耗値を持つプレートを低コストで作製するために、装飾表面にワニスを塗布し、その上に耐磨耗性粒子を配置し、さらにワニス層を塗布し、塗布したワニス層を硬化させるという方法が提案されている。ワニスの硬化は、好ましくはUV線で行う。硬化中、ワニス層に構造形成フィルムを被せるが、この構造形成フィルムはまた、硬化過程に影響を及ぼす大気中の酸素を侵入させない。
ワニス被覆積層体については文献にも記載されている(Parkettmagazin 2007年/第5号、49〜51頁)(非特許文献1)。そのような積層体は、印刷された装飾模様の上に複数のワニス層を有している。最初がコランダムを含む層で、続いて研出用ワニス、へら仕上ワニス、被覆ワニス、および被覆微孔の層である。そのような積層体を製造するための方法および装置は、国際公開第2006/037644号A2(特許文献6)に開示されている。装置は、それぞれ1つの塗布ロールと、少なくとも部分的に乾燥および硬化させるために、塗布されたワニス層に対して熱風または放射を作用させる1つの後処理ステーションとを含む複数の加工ステーションを含む。これらの積層体は、装飾模様の印刷、および放射硬化性ワニスから成る下塗層および被覆層の使用により、もはやセルロース成分を含む必要がない。記載されている積層体のワニス表面は、メラミン樹脂系積層体の表面よりも柔軟で、暖か味がある。
ドイツ実用新案第202005008692号U2(特許文献3)には、下塗とその上に形成された少なくとも1層のワニス層とから成る表面コーティングを有する木材材料のパネルが記述されている。ロール構造またはオレンジピールスキンなど、望ましくない表面構造を回避するために、ワニスを複数の薄層として塗布し、既に塗布されている層をそれぞれゲル化させる、すなわち部分的に架橋結合させることが提案されている。
それにも関わらず、アミノプラストベースの積層体は、ワニス層を持つ積層体に勝る利点を有する。すなわち、現時点では、ワニスの原料コストはアミノプラストのコストの数倍である。その上、必要な圧縮過程を通じて、表面品質、および内部欠陥の有無をより的確に制御することができ、硬化過程が大気の酸素の影響を受けることもない。したがって、装飾積層体を製造するための上記の方法は、より低コストでかつより融通性をもって実施できるように、および改良された特性を有する積層体をもたらすように、さらに改良を進める必要がある。
欧州特許第472036号明細書(特許文献7)には、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂および酸化アルミニウム粒子を含む混合物が装飾紙上に塗布された装飾積層体が開示されている。そのように含浸された紙は、改めてこの混合物または純粋なメラミン−ホルムアルデヒド樹脂中に浸漬される。その場合、塗布量は、適当な手段、例えばワイパーロールで定量塗布される。積層体は、その後、圧力および熱の作用で固化される。このいわゆる「ウェット・オン・ウェット」法によって、機械的負荷に対する強度が改良された積層体表面が得られる。しかし、酸化アルミニウム粒子が表面から突出するのを確実に回避することはできない。
欧州特許第21588号明細書 国際公開第2005/042644号A1 ドイツ実用新案第202005008692号U2明細書 欧州特許第1249322号明細書 国際公開第2007/042258号 国際公開第2006/037644号A2 欧州特許第472036号明細書
Parkettmagazin 2007年/第5号、49〜51頁
本発明の課題は、木材または木材材料から成るプレート状中心部と、中心部の少なくとも一方の面にある装飾層と、装飾層の上にある、アミノプラストから成る被覆層とを有する装飾積層体を、セルロース含有オーバーレイを用いずに、高い品質および優れた機械的特性で、簡単にかつ経済的に製造することができる方法を提供することにある。
この課題は、独立請求項に記載の方法によって解決される。
すなわち、アミノプラスト水溶液から、被覆層を複数の部分層として塗布し、それぞれ塗布するたびに乾燥すれば、セルロース含有オーバーレイを使用しなくても被覆層内のアミノプラストの機械的特性が優れたものになることが判明した。塗布された部分層の粘度は、この乾燥によって固体含有量が増えることにより、次の部分層が塗布されるときにその下にある部分層が破壊されないに程度まで高められている。他方、この乾燥ではまだ硬化も重縮合による架橋結合も起きていない。
本発明によれば、少なくとも3層、好ましくは4〜6層の部分層が塗布される。
アミノプラストおよびメラミン−ホルムアルデヒド樹脂という概念は、本出願の枠内では、分かりやすくするために、低重合度の前駆段階の溶液に対しても、乾燥および熱処理で硬化した生成物に対しても使用する。当業者であれば、個々のケースで何が意味されているか文脈から読み取れよう。
プレート状中心部は、木材または木材材料、好ましくは中密度(MDF)または高密度(HDF)の繊維質プレートからなる。好ましいサイズは、厚さ約5〜25mmの場合に約2×3mである。
部分層の塗布には、カーテンコーティング、スプレーコーティング、ディップコーティングなど公知の各コーティング方法を適用することができる。特に好ましいのはロールコーティング法であり、その場合、塗布量はドクターブレードおよび/または格子型表面によって制御することができる。
層の乾燥は、好ましくは、熱風流および/またはIR照射によって行う。いずれにせよ、プレート上に送り出される空気流によって部分層から蒸発する水蒸気を取り除くことが好ましい。部分層の表面温度は、硬化が起きないように、周囲温度よりも20K以上高くならないようにすべきである。
公知のアミノプラストのうちではメラミン−ホルムアルデヒド樹脂が特に好ましい。適した製品が市販されている。しかし、本発明によれば、他のアミノプラスト、例えば尿素−ホルムアルデヒド樹脂も使用できる。少なくとも60重量%の固体を含むアミノプラスト溶液を使用するのが有利である。乾燥により、塗布された部分層の含有量を80重量%より高い値に上げるべきである。塗布されたアミノプラスト溶液の粘度は、好ましくは100〜200mPasである。第1の部分層を低めの粘度で塗布し、それに続く部分層をより高い粘度で塗布する、すなわち層ごとに粘度を上昇させていくことが特に好ましい。アミノプラスト溶液の粘度は、増粘剤、例えばキサンタンガムなどのポリサッカリドによって、より高く設定することもできる。
本発明による好ましい一実施形態によれば、硬質固体の粒子が第1の部分層と共に塗布される。これらの粒子は、被覆層を完全に塗布した後には層中に埋没される。これらの粒子は、積層体の硬化後に耐磨耗性を向上させる。これらの粒子は、第1の部分層のためのアミノプラスト溶液中に分散させることが可能である。その場合、粒子が塗布装置の磨損を増大させる可能性があることを考慮に入れておかなければならない。例えば、耐磨耗性がより高いので、セラミックス製の塗布ロールを使用することができる。有利には、第1の部分層の乾燥前にそこに粒子を散布することもできる。
固体粒子が後続の部分層によって確実に被覆される限り、固体粒子を第2の部分層にも組み入れることが目的に適っている。
硬質固体としては、特に酸化アルミニウム、二酸化ケイ素、炭化ケイ素、および窒化ホウ素が挙げられる。選択の際、固体の色が装飾模様の差し障りになるほど際立たないように固体の色を選択することができる。粒径は30〜250μmとすることができる。硬質固体の好ましい平均粒径は、180〜220μmである。
使用される硬質固体の量を約10〜50g/m、好ましくは15〜20g/mとすることが目的に適っている。
部分層の厚さは、好ましくは、第1の部分層が固体の平均粒径よりも薄くなるように設定される。その場合、粒子は初めは部分層から突出している。しかし、乾燥によってその垂直位置は固定される。次いで、後続の部分層が粒子間の空隙を埋めて、先に塗布された部分層の上に重なる。すべての部分層が塗布された後では、被覆層全体の厚さは粒径を上回るので、粒子は被覆層中に完全に埋没する。個々の粒子が望ましくないことに被覆層から外へ突出することは、もはや起こり得ない。
部分層は、それぞれ同じ厚さでも、異なる厚さでもよい。層厚の適当な範囲は、約40〜120g/mの湿潤塗布重量に対応して、20〜60μmの間である。
引掻き強度を改良するために、少なくとも最外の部分層にナノ粒子を組み込むことができる。これらの粒子は、好ましくは酸化アルミニウムまたは二酸化ケイ素からなり、粒径は好ましくは5〜100nmである。引掻きを防止するのにこのようなナノ粒子を使用することはそれ自体公知である。しかし、それらは表面でしか効果を発揮しないので、外側の部分層にだけ適用するのが経済的である。
引掻きを防止するために、ポリビニルアルコールまたはステアリン酸ポリエチレングリコールなどの潤滑剤を、単独で、またはナノ粒子と組み合わせて、少なくとも最も外側の部分層に添加することもできる。
基本的には、被覆層を塗布する前に、含浸処理した装飾紙をプレート状中心部の片面に公知の方法により取り付けることが可能である。しかし、装飾紙または単色紙を、中心部に予め設けられた液状接着剤から成る層の上に、それぞれ含浸処理を施すことなく載せることが好ましい。この紙は、カレンダロールにより中心部に押し付けて固定させることができる。有利には、接着剤は熱で硬化させることができる。その場合、接着剤は、加熱したカレンダロールによって、または圧力および熱の作用下での被覆層のアミノプラストの硬化処理中にその方法の最終段階で硬化させることができる。接着剤としては、例えば、Akzo Nobel社の尿素−ホルムアルデヒド系接着剤1206と硬化剤2547との組合せが使用できる。この場合、有利には、まず硬化剤の薄い層を塗布し、その後、接着剤を所要の層厚で塗布し、その上に直接、紙を載せることができる。この場合、装飾紙または単色紙をロール加工するのが有利であり、これは板材の取扱いよりも簡易である。
単色、特に白色の紙を使用する場合には、これを装飾模様の印刷用下地として用いることができる。その場合、従来技術で述べられているようにプライマまたはロール下塗剤など別途のコーティングを印刷担体として提供する必要はもはやない。印刷には、公知の各方法、例えばグラビア印刷、間接的グラビア印刷、フレキソ印刷、オフセット印刷を使用することができる。好ましくは、装飾をデジタル方式で保存して利用することのできるデジタル式印刷法、特にインクジェット印刷法を使用する。
上記の方法により、プレート状中心部の片面または両面に装飾層と被覆層をそれぞれ1層ずつ持つ装飾積層体を作製することができる。しかしほとんどの場合は、中心部の片面にだけ装飾層と被覆層を設ければ十分である。その場合、通常、温度および大気湿度が変化したときに中心部とアミノプラストとが異なる反応を示すことによって積層体が変形するのを回避するために、もう一方の面にいわゆる安定化層を設ける。この安定化層を装飾層の取付けおよび被覆層の塗布と同時に取り付けると、本発明に基づく方法は特に経済的なものとなる。これは、有利には、安定化層も、アミノプラストから成る複数の部分層の形態で塗布することによって行うことができる。その場合、各部分層を、次の層を塗布する前に、少なくとも次の層の塗布によって破壊されない程度にまで乾燥させる。特に有利には、安定化層の部分層を、それぞれ装飾層の部分層と同時に塗布および乾燥することができる。
安定化層をさらに安定化させるために、塗布の前に、プレート状中心部の装飾層とは反対側の面に紙層を取り付けることができる。これは、中心部の装飾層側に装飾紙または単色紙を取り付けるのと同時に、同様の方法で行うのが有利である。
装飾層、完全被覆層、および場合によっては安定化層をプレート状中心部の上に取り付けた後に、積層体を加圧下で加熱する。それによってアミノプラストの架橋結合および硬化が生じる。これに特に適した装置は、1つには短サイクル型圧縮機(KTプレス)があり、もう1つには二重ベルト型圧縮機がある。加工物に対する圧力および温度の典型的な値は約20〜60kN/cmおよび160〜180℃である。圧縮中、積層体に接触する圧縮機表面によっても積層体の表面構造が形成される。そのために、一様な、つまり継目のないエンボスフィルムを圧縮機に装着することができる。その表面構造は、公知の方法により装飾層の装飾模様に一致させることができる。これは、装飾模様が紙の含浸によって収縮しないため、容易に行われる。エンボスフィルムに応じて、高い光沢性の表面および無光沢の表面、並びに天然物質(木材、石など)を模倣した装飾模様と合致する陥没状または隆起状の微孔を形成することができる。
プレート状中心部に液状接着剤で取り付ける場合、通常、最初は、装飾紙または単色紙に接着剤が浸透しない。接着剤の浸透が空間的に制限されることで、完成した積層体の装飾模様の外観が損われることさえ有り得る。驚くべきことに、積層体構造が加熱下で圧縮されたときに初めて、紙にアミノプラストが確実に、しかも一様に含浸して、紙が中心部および被覆層と一体化して堅固な構造を形成する。このように、装飾模様とエンボスフィルムの表面構造との間には明白な関係があるので、例えば装飾模様のデジタル印刷にエンボスフィルムの製造と同じデータセットを使用することができる。
本発明による方法に従って製造された装飾模様付きの積層体は、高い強度、心地よい感触、および装飾模様の明瞭な視認性を特色とする。
本発明による方法は、特に、装飾模様付きの積層体を低コストでかつより融通性をもって製造することを可能にする。特に、セルロース含有オーバーレイの代わりに複数のアミノプラスト部分層を用いることで材料コストが削減される。これは、オーバーレイの含浸のための準備作業過程がもはや必要でなく、貯蔵性に限界があるオーバーレイを制御して貯蔵せずにすむからである。製造物交換時の準備時間も短縮されるので、より融通性のある生産体制を組むことができ、完成品の在庫量を減らすことができる。含浸のない装飾紙または単色紙を使用することで、坪量の小さい低コストの紙が使用できるようになる。安定化層についても、特にこれが被覆層と同時に塗布される場合には、対応する簡易化およびコスト削減が実現できる。
例1
サイズ約2×3mのMDFプレートをクリーニングおよび光沢加工し温度調整する。尿素−ホルムアルデヒド系接着剤用の酸性硬化剤(Haerner 2547−Akzo Nobel)をロールコーティング装置により塗布重量5〜8g/mで周囲温度で塗布し、IR照射装置により軽く乾燥させ、その結果、層を、後続の塗布重量30〜40g/mでの接着剤のロール塗布(尿素−ホルムアルデヒド系接着剤 1206−Akzo Nobel)に耐えるようにすることができる。まだ湿っている接着剤の上に、印刷された装飾紙をロールにより載せ、カレンダにおいて160kN/cmおよびロール温度190℃で圧縮する。その後、個々のプレート間のスリットで紙を切断する。カレンダ内に導入される個々のプレート間のスリットを、装飾紙が各プレート上に登録データどおりに載るように制御する。紙への液状接着剤の浸透は、接着剤の塗布量および粘度の適切な調整によって回避される。その後、プレートを光沢加工カレンダに通す、および/または付着塵埃の除去のためにプレートにブラシ掛けを行うことができる。
プレートをさらに、水平に搬送する。次に、プレートの表側にある装飾紙の上に、塗布ロール(磨損を少なくするためセラミックス製)により、平均粒径180〜220μmの酸化アルミニウム(コランダム)粒子を含むメラミン樹脂水性液の層を塗布する。樹脂溶液の粘度は、固体含有量が60重量%のとき、120mPasである。樹脂溶液の塗布重量は約50g/mであり、コランダムの重量は15〜20g/mである。この樹脂塗布量は、コランダム粒子を完全に覆うには十分でない。樹脂塗布重量は約40μmの層厚に相当する(密度1.25g/cm)。IR照射装置により、樹脂塗布層を、その表面が指触乾燥して、装飾紙に対し十分な接着性が存在する程度にまで乾燥させる。その場合、空気流を樹脂層の表面に通す。表側の樹脂塗布と同時に、同様の塗布を、ただしコランダムなしで、安定化層として裏側に設ける。プレートは、搬送時には当初エアークッションの上に載っており、乾燥後は縁部領域が細いロールの上に載せられる。
乾燥後、約50g/mの水性のメラミン樹脂のさらなる層を装飾側および裏側に塗布し、再び乾燥させる。この過程をさらに3回繰り返す。それによって、樹脂層は250μmまでの厚さを持ち、コランダム粒子を完全に被覆する。
実効層および安定化層をコーティングしたプレートをKT圧縮機に入れ、圧縮機プレートの温度約200℃(製造物における約160℃に相当)および圧力35〜40kN/cmで約10〜15秒間圧縮する。それにより、装飾模様に対応する表面レリーフがエンボス加工される(シンクロポア)。
例2
サイズ約2×3mのMDFプレートをクリーニングおよび光沢加工し温度調整する。尿素−ホルムアルデヒド系接着剤用の酸性硬化剤(Hardner 2547−Akzo Nobel)をロールコーティング装置により塗布重量約8g/mとして周囲温度で塗布し、IR照射装置により軽く乾燥させる。その上に、さらに、ロールにより約40g/mの接着剤層(尿素−ホルムアルデヒド系接着剤 1206−Akzo Nobel)を塗布する。まだ湿っている接着剤層の上に、坪量60g/mのクリーム色の印刷地用紙をロールにより載せ、カレンダにおいて160kN/cmおよびロール温度190℃の条件で圧縮する。それにより、接着剤が少なくとも一部硬化する。ここで、紙の外面は無変化のままである。すなわち、接着剤が紙に浸透していない。その後、プレート間のスリットで紙を切断する。プレートを即座に印刷ステーションに搬送し、そこで、装飾模様の第1の色を間接的グラビア印刷により印刷する。後続の印刷ステーションで第2および第3の色を塗布するが、その際、印刷インクの乾燥にはステーション間での短時間の換気で十分である。次に、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂の薄層(MFH、約10g/m)を塗布し、表面が指触乾燥するまでIR照射装置により乾燥させる。プレートはこの状態で積み重ね、または保管することができる。
装飾模様付きプレートのさらなる加工は、印刷直後に(MFH薄層の塗布なし)、またはこの層を塗布して放置した後に、例1で記述したのと同様に、被覆層の塗布によって行う。

Claims (25)

  1. 木材または木材材料から成るプレート状中心部と、前記中心部の少なくとも片面にある装飾層と、前記装飾層の上にある、アミノプラストから成る被覆層とを有する装飾模様付き積層体を製造するための方法であって、
    装飾層を取り付けるステップと、
    前記装飾層上に被覆層を形成するために、アミノプラスト前駆物質の水溶液から層を塗布するステップと、
    前記被覆層を少なくとも部分的に乾燥させるステップと、
    前記アミノプラストを加圧および加熱下で硬化させるステップと
    を含む方法において、最終的な被覆層を形成するために、まず前記アミノプラスト前駆物質の溶液の一部を塗布し、そのようにして生成された部分層を乾燥させるという過程を少なくとも2回繰り返すことを特徴とする方法。
  2. 前記部分層の乾燥がIR照射および/または熱風によって行われることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記アミノプラストがメラミン−ホルムアルデヒド樹脂であることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  4. 60重量%超の固体を含むアミノプラストの水溶液が使用されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一つに記載の方法。
  5. 塗布された前記部分層が、それぞれ固体が80重量%超になるまで乾燥されることを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. 前記アミノプラスト溶液の粘度が100〜200mPasであることを特徴とする、請求項4または5に記載の方法。
  7. 前記部分層の粘度が層ごとに上昇していくことを特徴とする、請求項4〜6のいずれか一つに記載の方法。
  8. 少なくとも前記第1の塗布された部分層と共に、硬質固体の粒子が塗布されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一つに記載の方法。
  9. 前記硬質固体の粒子が、前記第1部分層用の溶液中に分散されることを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  10. 前記硬質固体の粒子が、乾燥前に前記第1の部分層に散布されることを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  11. 前記硬質固体が、酸化アルミニウム、二酸化ケイ素、炭化ケイ素、窒化ホウ素から選択されることを特徴とする、請求項8〜10のいずれか一つに記載の方法。
  12. 前記硬質固体の平均粒径が180〜220μmであることを特徴とする、請求項8〜11のいずれか一つに記載の方法。
  13. 前記第1部分層の厚さが前記硬質固体の平均粒径よりも小さく、一方、前記被覆層の全体の厚さが前記粒径よりも大きいことを特徴とする、請求項8〜12のいずれか一つに記載の方法。
  14. 少なくとも前記最終部分層にナノ粒子が組み込まれていることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一つに記載の方法。
  15. ナノ粒子が酸化アルミニウムまたは二酸化ケイ素から成ることを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  16. 前記ナノ粒子が5〜100nmの大きさであることを特徴とする、請求項14または15に記載の方法。
  17. 前記プレート状中心部に前記装飾層を取り付けるために、液状接着剤の層が塗布され、前記液状接着剤の層の上に装飾紙が載せられることを特徴とする、請求項1〜16のいずれか一つに記載の方法。
  18. 前記プレート状中心部に前記装飾層を取り付けるために、前記被覆層を塗布する前に前記装飾模様を印刷された単色紙を接着させることを特徴とする、請求項1〜16のいずれか一つに記載の方法。
  19. 前記装飾紙または単色紙の接着に尿素−ホルムアルデヒド系接着剤が使用されることを特徴とする、請求項17または18に記載の方法。
  20. 前記印刷に、直接的または間接的なグラビア印刷法、フレキソ印刷法、オフセット印刷法、またはデジタル印刷法が使用されることを特徴とする、請求項18に記載の方法。
  21. 前記印刷がインクジェット印刷により行われることを特徴とする、請求項20に記載の方法。
  22. 前記装飾層の取付けおよび前記被覆層の塗布と同時に、前記プレート状中心部の前記装飾層とは反対側の面に安定化層が設けられることを特徴とする、請求項1〜21のいずれか一つに記載の方法。
  23. 前記安定化層が複数のアミノプラスト部分層から形成され、部分層がそれぞれ、次の部分層を設ける前に乾燥されることを特徴とする、請求項22に記載の方法。
  24. 前記安定化層の前記部分層が、前記被覆層の前記部分層と同時に塗布され、乾燥されることを特徴とする、請求項23に記載の方法。
  25. 前記安定化層を塗布する前に、前記プレート状中心部の前記装飾層とは反対側の面に紙層が取り付けられることを特徴とする、請求項22〜24のいずれか一つに記載の方法。
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