JPS62144785A - 塗装型枠合板の製造方法 - Google Patents
塗装型枠合板の製造方法Info
- Publication number
- JPS62144785A JPS62144785A JP28384185A JP28384185A JPS62144785A JP S62144785 A JPS62144785 A JP S62144785A JP 28384185 A JP28384185 A JP 28384185A JP 28384185 A JP28384185 A JP 28384185A JP S62144785 A JPS62144785 A JP S62144785A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- group
- formwork plywood
- rubber latex
- amino resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Finished Plywoods (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は塗装型枠合板の新規な製造方法に関する。
(従来技術とその問題点)
近年原木事情の悪化に伴ない、型枠合板にも比較的低線
質木材が使用される様になって来た。この様な低級質木
材で製造された型枠合板を土木建築工事のコンクリート
型枠として使用すると、コンクリートの硬化不良を起こ
したり、木材色素によるコンクリート表面の汚染などの
問題が発生する。 更に最近は、公共施設の工事を中心
にコンクリートの打放し施工と呼ばれる工法が増加して
いて、コンクリート表面の平滑性が要求されるが、低級
質木材で製造された型枠合板は、表面平滑性が劣るので
この点でも問題である。
質木材が使用される様になって来た。この様な低級質木
材で製造された型枠合板を土木建築工事のコンクリート
型枠として使用すると、コンクリートの硬化不良を起こ
したり、木材色素によるコンクリート表面の汚染などの
問題が発生する。 更に最近は、公共施設の工事を中心
にコンクリートの打放し施工と呼ばれる工法が増加して
いて、コンクリート表面の平滑性が要求されるが、低級
質木材で製造された型枠合板は、表面平滑性が劣るので
この点でも問題である。
これらの問題を解決するため、近年型枠合板の表面をア
クリル塗料やウレタン塗料で塗装した、所謂、塗装型枠
合板が製造市販される様になり、その量も年々増加する
傾向にある。しかしながら型枠合板の表面にアクリル塗
料やウレタン塗料を塗装して塗装型枠合板を製造する場
合、次の様な問題がある。
クリル塗料やウレタン塗料で塗装した、所謂、塗装型枠
合板が製造市販される様になり、その量も年々増加する
傾向にある。しかしながら型枠合板の表面にアクリル塗
料やウレタン塗料を塗装して塗装型枠合板を製造する場
合、次の様な問題がある。
(1)型枠合板へのアクリル塗料やウレタン塗料の塗装
は、1回の塗装では塗膜が薄いので通常2〜3回の塗装
が必要であり、また塗装の都度乾燥しなければならず、
作業が煩雑で、従って作業能率も悪い。
は、1回の塗装では塗膜が薄いので通常2〜3回の塗装
が必要であり、また塗装の都度乾燥しなければならず、
作業が煩雑で、従って作業能率も悪い。
(2) アクリル塗料やウレタン塗料は熱可塑性であ
るので、常温で乾燥させることを常とするため、乾燥に
長時間を要する。
るので、常温で乾燥させることを常とするため、乾燥に
長時間を要する。
(3) また、アクリル塗料やウレタン塗料は有機溶
剤を含有しており、この有機溶剤は上記乾燥時において
揮散するので、公害対策上この揮散する有機溶剤の回収
設備も必要となって来る。
剤を含有しており、この有機溶剤は上記乾燥時において
揮散するので、公害対策上この揮散する有機溶剤の回収
設備も必要となって来る。
(4) アクリル塗料やウレタン塗料は高価な塗料の
部類に属するので、大量消費される塗装合板にこの様な
塗料を使用したのではコスト的に問題である。
部類に属するので、大量消費される塗装合板にこの様な
塗料を使用したのではコスト的に問題である。
(問題点を解決するための手段)
本発明者等はこの様な問題を解決し、作業性及び生産性
の良い、しかも低コストの塗装型枠合板の製造について
、鋭意検討を重ねた結果、変性合成ゴムラテックスと加
熱硬化型アミノ樹脂及び改質剤からなる塗料を使用すれ
ば、これが解決出来ることを見出し本発明に到達したも
のである。
の良い、しかも低コストの塗装型枠合板の製造について
、鋭意検討を重ねた結果、変性合成ゴムラテックスと加
熱硬化型アミノ樹脂及び改質剤からなる塗料を使用すれ
ば、これが解決出来ることを見出し本発明に到達したも
のである。
即ち、本発明の塗装型枠合板の製造方法は、共役ジエン
結合を持つ化合物(第1成分)とビニルモノマー(第2
成分)とカルボキシル基、N−メチロール基、グリシジ
ル基、水酸基、アミノ基、アミド基、酸無水物からなる
群から選ばれた架橋しうる反応基を持つ反応性モノマー
(第3成分)との共重合体よりなる変性合成ゴムラテッ
クスと加熱硬化型アミノ樹脂と改質剤からなる組成物(
以下塗料組成物と云う。)を型枠合板の片面または両面
に塗布した後、これを加熱硬化することを特徴とするも
のである。
結合を持つ化合物(第1成分)とビニルモノマー(第2
成分)とカルボキシル基、N−メチロール基、グリシジ
ル基、水酸基、アミノ基、アミド基、酸無水物からなる
群から選ばれた架橋しうる反応基を持つ反応性モノマー
(第3成分)との共重合体よりなる変性合成ゴムラテッ
クスと加熱硬化型アミノ樹脂と改質剤からなる組成物(
以下塗料組成物と云う。)を型枠合板の片面または両面
に塗布した後、これを加熱硬化することを特徴とするも
のである。
(発明を実施するための具体的手段)
本発明の詳細な説明する。
本発明に使用する変性ゴムラテックスは、木発明者等が
先に出願した特願昭60−165938号に記載した発
明で使用する変性合成ゴムラテックスと同一の方法で製
造することが出来る。
先に出願した特願昭60−165938号に記載した発
明で使用する変性合成ゴムラテックスと同一の方法で製
造することが出来る。
即ち、本発明の変性合成ゴムラテックス製造における第
1成分は、共役ジエン結合をもつ化合物であり、主とし
てブタジェンまたはイソプレンが用いられる。
1成分は、共役ジエン結合をもつ化合物であり、主とし
てブタジェンまたはイソプレンが用いられる。
ビニルモノマー(第2成分)としては第1成分および第
3成分と共重合可能なものであり、たとえばスチレン、
メチルアクリレート、メチルメタアクリレート、アクリ
ルニトリルの如きものがある。
3成分と共重合可能なものであり、たとえばスチレン、
メチルアクリレート、メチルメタアクリレート、アクリ
ルニトリルの如きものがある。
変性合成ゴムラテックス中の共役ジエン結合をもつ化合
物(第1成分)の量は、この第1成分と上記ビニルモノ
マー(第2成分)の合計量に対して20〜80重量%(
重量%は以下単に%と記す)が好ましい。
物(第1成分)の量は、この第1成分と上記ビニルモノ
マー(第2成分)の合計量に対して20〜80重量%(
重量%は以下単に%と記す)が好ましい。
第1成分が20%以下では、該ラテックスを使用して製
造した塗装型枠合板の塗膜が硬くなり過ぎて塗膜面に亀
裂が生じやすく、逆に80%を越えると、製造した塗装
型枠合板の塗膜面がやわらかくなり過ぎて傷がつきやす
くなるので好ましくない。
造した塗装型枠合板の塗膜が硬くなり過ぎて塗膜面に亀
裂が生じやすく、逆に80%を越えると、製造した塗装
型枠合板の塗膜面がやわらかくなり過ぎて傷がつきやす
くなるので好ましくない。
前記架橋しうる反応基を側鎖に持つ反応性モノマー(第
3成分)を例示すると、カルボキシル基を有するモノマ
ーにはアクリル酸、メタアクリル酸、イタコン酸、クロ
トン酸、マレイン酸などがあり、N−メチロール基を有
するモノマーにはN−メチロールアクリルアミド、N−
メチロールメタアクリルアミドなど及びこれらのエーテ
ル類があり、グリシジル基を有するモノマーにはグリシ
ジルアクリレート、グリシジルメタアクリレート、アク
リルグリシジルエーテルなどがあり、また水酸基を有す
るモノマーにはアリルアルコール、2−ヒドロキシエチ
ルメタアクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピルメタアクリレート、2−ヒ
ドロキシプロピルアクリレート、多価アルコールのモノ
アリルエーテルなどがあり、アミノ基を有するモノマー
にはN、N−ジメチルアミノエチルアクリレート、ビニ
ルピリジン、ter t−ブチルアミノエチルメタアク
リレートなどがあり、更に、アミド基を有するモノマー
にはアクリルアミド、メタクリルアミド、マレインアミ
ドなどがあり、酸無水物には無水イタコン酸、無水マレ
イン酸などがある。
3成分)を例示すると、カルボキシル基を有するモノマ
ーにはアクリル酸、メタアクリル酸、イタコン酸、クロ
トン酸、マレイン酸などがあり、N−メチロール基を有
するモノマーにはN−メチロールアクリルアミド、N−
メチロールメタアクリルアミドなど及びこれらのエーテ
ル類があり、グリシジル基を有するモノマーにはグリシ
ジルアクリレート、グリシジルメタアクリレート、アク
リルグリシジルエーテルなどがあり、また水酸基を有す
るモノマーにはアリルアルコール、2−ヒドロキシエチ
ルメタアクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピルメタアクリレート、2−ヒ
ドロキシプロピルアクリレート、多価アルコールのモノ
アリルエーテルなどがあり、アミノ基を有するモノマー
にはN、N−ジメチルアミノエチルアクリレート、ビニ
ルピリジン、ter t−ブチルアミノエチルメタアク
リレートなどがあり、更に、アミド基を有するモノマー
にはアクリルアミド、メタクリルアミド、マレインアミ
ドなどがあり、酸無水物には無水イタコン酸、無水マレ
イン酸などがある。
変性合成ゴムラテックス中の上記第3成分の比率は、第
1成分と第2成分の合計量に対して0.1〜20%が好
ましい。0.1%未満では、変性合成ゴムラテックスの
架橋が不充分となり、型枠合板に対し強固な塗膜が得ら
れず、また20%を越えると、ラテックスの重合時の安
定性が不良で、良好なラテックスが得られないからであ
る。
1成分と第2成分の合計量に対して0.1〜20%が好
ましい。0.1%未満では、変性合成ゴムラテックスの
架橋が不充分となり、型枠合板に対し強固な塗膜が得ら
れず、また20%を越えると、ラテックスの重合時の安
定性が不良で、良好なラテックスが得られないからであ
る。
なお、本発明に用いる上記変性合成ゴムラテックス中の
固型分濃度は、高い捏水分量が少なくなるので、塗装型
枠合板のくもり(くもりとは、組成物中に過多の水分が
存在する場合に、組成物が熱圧硬化して塗膜を形成する
過程において、過多の水分の1部が塗膜内に局部的また
は全般的に封止され、その部分のみあたかもくもった様
な状態になることを指す言葉であり、くもりの部分は塗
膜の耐酸耐アルカリ性が低下する。)を防止出来る点で
好ましいが、変性合成ゴムラテックスはその固型分濃度
が通常40〜60%で市販されているので、本発明では
この市販のものをそのまま使用することができる。
固型分濃度は、高い捏水分量が少なくなるので、塗装型
枠合板のくもり(くもりとは、組成物中に過多の水分が
存在する場合に、組成物が熱圧硬化して塗膜を形成する
過程において、過多の水分の1部が塗膜内に局部的また
は全般的に封止され、その部分のみあたかもくもった様
な状態になることを指す言葉であり、くもりの部分は塗
膜の耐酸耐アルカリ性が低下する。)を防止出来る点で
好ましいが、変性合成ゴムラテックスはその固型分濃度
が通常40〜60%で市販されているので、本発明では
この市販のものをそのまま使用することができる。
次に、本発明に使用する加熱硬化型アミノ樹脂(以下単
にアミノ樹脂と略称する。)としては、尿素樹脂、メラ
ミン樹脂またはこれらの共縮合樹脂接着剤が挙げられる
。
にアミノ樹脂と略称する。)としては、尿素樹脂、メラ
ミン樹脂またはこれらの共縮合樹脂接着剤が挙げられる
。
尿素樹脂としては、ホルムアルデヒドCF)と尿素(U
)のモル比がF/Uとして1.0〜3.0の比率で縮合
されたものが、またメラミン樹脂としてはホルムアルデ
ヒド(F)とメラミン(M)のモル比がP/Mとして2
.0〜3.5の比率で縮合されたものが使用される。ま
たこれらのアミノ樹脂は、ポリビニルアルコール、カル
ボキシメチルセルローズ、ヒドロキシエチルセルローズ
等の変性剤を用いて変性させたものが好ましい。その理
由は、変性させることにより適度の粘度のアミノ樹脂が
得られるので、本発明で使用する組成物を型枠合板に塗
布した場合、適当な厚みの塗膜となるからである。
)のモル比がF/Uとして1.0〜3.0の比率で縮合
されたものが、またメラミン樹脂としてはホルムアルデ
ヒド(F)とメラミン(M)のモル比がP/Mとして2
.0〜3.5の比率で縮合されたものが使用される。ま
たこれらのアミノ樹脂は、ポリビニルアルコール、カル
ボキシメチルセルローズ、ヒドロキシエチルセルローズ
等の変性剤を用いて変性させたものが好ましい。その理
由は、変性させることにより適度の粘度のアミノ樹脂が
得られるので、本発明で使用する組成物を型枠合板に塗
布した場合、適当な厚みの塗膜となるからである。
アミノ樹脂中の固形分濃度は60%以上が好ましく、6
0〜80%が更に好ましい。60%未満では塗料組成物
中の水分が増加し、塗料組成物が加熱硬化される過程で
、くもりと俗称する局部的な硬化不良を起こしやすく、
その部分の耐アルカリ性、耐モルタル性が低下するので
好ましくなく、逆に80%以上の固型分濃度のアミノ樹
脂は、製造が困難であり、また取り扱いも不便である。
0〜80%が更に好ましい。60%未満では塗料組成物
中の水分が増加し、塗料組成物が加熱硬化される過程で
、くもりと俗称する局部的な硬化不良を起こしやすく、
その部分の耐アルカリ性、耐モルタル性が低下するので
好ましくなく、逆に80%以上の固型分濃度のアミノ樹
脂は、製造が困難であり、また取り扱いも不便である。
本発明では、変性合成ゴムラテックスとアミノ樹脂の割
合は、変性合成ゴムラテックス中の固型分100重量部
(以下重量部は単に部と記す。)に対し、アミノ樹脂の
固型分が50〜400部であることが好ましい。更に好
ましくは100〜300部である。上記割合よりアミノ
樹脂が多いと、得られる塗装型枠合板の塗膜が硬くなり
過ぎて、塗膜面に亀裂が生じると共に塗膜層がもろくな
り、耐候性が低下する傾向を示す。逆にアミノ樹脂の割
合が少な過ぎると、塗膜面がやわらかくなり過ぎて傷が
つきやすくなるのみならず、塗膜の耐酸、耐薬品性が悪
くなり、従ってコンクリートモルタルに耐えるに十分な
塗膜性能が得られず好ましくない。
合は、変性合成ゴムラテックス中の固型分100重量部
(以下重量部は単に部と記す。)に対し、アミノ樹脂の
固型分が50〜400部であることが好ましい。更に好
ましくは100〜300部である。上記割合よりアミノ
樹脂が多いと、得られる塗装型枠合板の塗膜が硬くなり
過ぎて、塗膜面に亀裂が生じると共に塗膜層がもろくな
り、耐候性が低下する傾向を示す。逆にアミノ樹脂の割
合が少な過ぎると、塗膜面がやわらかくなり過ぎて傷が
つきやすくなるのみならず、塗膜の耐酸、耐薬品性が悪
くなり、従ってコンクリートモルタルに耐えるに十分な
塗膜性能が得られず好ましくない。
本発明で使用する改質剤としては、例えば、ポリオキシ
エチレンノニフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオ
クチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンドデシル
フェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリル
エーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリ
オキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、
ポリオキシエチレンラノリンアルコールエーテル、ポリ
オキシアルキルアミノエーテル等のエーテル類、ポリオ
キシエチレンジステアリン酸エステル、ポリオキシエチ
レンラノリン酸エステルなどのエステル類、脂肪酸ジェ
タノールアミド類またはこれらの化合物のスルフォン化
物若しくはホスフェート化合物、ジメチルポリシロキサ
ンシリコーン、メチルシリコーン、ジメチルシリコーン
、メチルハイドロジエンポリシロキサンシリコーン、メ
チルフェニルシリコーン、フロロシリコーン等のシリコ
ーン化合物及びジメチルポリシロキサンのメチル基をα
−メチルスチレン化した化合物、α−オレフィン化した
化合物、ポリエーテル化した化合物、トリフルオロアル
キル化した化合物、アミド化した化合物、メルカプト化
した化合物、エポキシ化した化合物、カルボキシ化した
化合物、あるいはポリエチレンワックス、ポリプロピレ
ンワックス等のポリオレフインワンクスエマルジョン等
が挙げられ、これ等の化合物の一種以上を用いることが
出来る。
エチレンノニフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオ
クチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンドデシル
フェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリル
エーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリ
オキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、
ポリオキシエチレンラノリンアルコールエーテル、ポリ
オキシアルキルアミノエーテル等のエーテル類、ポリオ
キシエチレンジステアリン酸エステル、ポリオキシエチ
レンラノリン酸エステルなどのエステル類、脂肪酸ジェ
タノールアミド類またはこれらの化合物のスルフォン化
物若しくはホスフェート化合物、ジメチルポリシロキサ
ンシリコーン、メチルシリコーン、ジメチルシリコーン
、メチルハイドロジエンポリシロキサンシリコーン、メ
チルフェニルシリコーン、フロロシリコーン等のシリコ
ーン化合物及びジメチルポリシロキサンのメチル基をα
−メチルスチレン化した化合物、α−オレフィン化した
化合物、ポリエーテル化した化合物、トリフルオロアル
キル化した化合物、アミド化した化合物、メルカプト化
した化合物、エポキシ化した化合物、カルボキシ化した
化合物、あるいはポリエチレンワックス、ポリプロピレ
ンワックス等のポリオレフインワンクスエマルジョン等
が挙げられ、これ等の化合物の一種以上を用いることが
出来る。
上記改質剤の添加量は、合成ゴムラテックス中の固型分
とアミノ樹脂中の固型分の合計量に対して0.2〜10
%が好ましい。0.2%未満では、塗装型枠合板の耐ア
ルカリ性や塗装型枠合板とセメントモルタルとの離型性
が低下するので好ましくなく、逆に10%を越えると、
強固な塗膜が得られないのみならず、コストの面で上昇
を招き経済的に不利となるので好ましくない。
とアミノ樹脂中の固型分の合計量に対して0.2〜10
%が好ましい。0.2%未満では、塗装型枠合板の耐ア
ルカリ性や塗装型枠合板とセメントモルタルとの離型性
が低下するので好ましくなく、逆に10%を越えると、
強固な塗膜が得られないのみならず、コストの面で上昇
を招き経済的に不利となるので好ましくない。
本発明では、変性合成ゴムラテックスとアミノ樹脂と改
質剤とを、常温で混合して塗料組成物とするわけである
が、上記3成分の混合順序は次の通り実施される。即ち
、変性合成ゴムラテックスとアミノ樹脂を混合した後、
これに改質剤を添加するが、予め変性合成ゴムラテック
スまたはアミノ樹脂の何れかと改質剤を混合した後、こ
の両者を混合しても差支えない。
質剤とを、常温で混合して塗料組成物とするわけである
が、上記3成分の混合順序は次の通り実施される。即ち
、変性合成ゴムラテックスとアミノ樹脂を混合した後、
これに改質剤を添加するが、予め変性合成ゴムラテック
スまたはアミノ樹脂の何れかと改質剤を混合した後、こ
の両者を混合しても差支えない。
尚、美麗な塗装型枠合板を得る目的で、この塗料組成物
にチタンや鉄酸化物からなる公知の顔料を少量添加する
のが好ましい。顔料の添加量は顔料の色相によっても異
なるが、塗料組成物に対し概ね1〜5%が適当である。
にチタンや鉄酸化物からなる公知の顔料を少量添加する
のが好ましい。顔料の添加量は顔料の色相によっても異
なるが、塗料組成物に対し概ね1〜5%が適当である。
かくして得られた塗料組成物には、更に塩化アンモニウ
ム、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム等の、従来公
知のアミノ樹脂用硬化促進剤(以下単に硬化促進剤と略
記する。)をアミノ樹脂に対し1〜3%添加するのが好
ましい。
ム、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム等の、従来公
知のアミノ樹脂用硬化促進剤(以下単に硬化促進剤と略
記する。)をアミノ樹脂に対し1〜3%添加するのが好
ましい。
硬化促進剤を添加された塗料組成物は、可及的速やかに
、基材である型枠合板の片面または両面へ塗布される。
、基材である型枠合板の片面または両面へ塗布される。
片面塗布、両面塗布の何れにするかは、製造された塗装
型枠合板の用途によって定まる。
型枠合板の用途によって定まる。
塗料組成物の型枠合板への塗布量は、通常型枠合板表面
面積当たり100〜500g/ rd 、好ましくは2
00〜400g/ rr!である。塗布量が100g/
−未満では十分な厚み塗膜層が形成されず、逆に、50
0g/イ以上では、塗膜層の厚みが十分過ぎて塗料組成
物のむだとなり、コストアンプにつながるので好ましく
ない。塗布方法は公知のロールコータ一方式が常用され
る。
面積当たり100〜500g/ rd 、好ましくは2
00〜400g/ rr!である。塗布量が100g/
−未満では十分な厚み塗膜層が形成されず、逆に、50
0g/イ以上では、塗膜層の厚みが十分過ぎて塗料組成
物のむだとなり、コストアンプにつながるので好ましく
ない。塗布方法は公知のロールコータ一方式が常用され
る。
か(して、型枠合板に塗布された塗料組成物は、加圧状
態で硬化させるのが平滑な塗膜面を得る上で、また強固
な塗膜が得られる点で好ましいので、通常ホットプレス
による熱圧圧締またはヒーターロールによる熱圧圧延等
により加熱硬化されるが、加熱硬化に先立って、加熱硬
化温度より低い温度で予備乾燥を行うのが好ましい。
態で硬化させるのが平滑な塗膜面を得る上で、また強固
な塗膜が得られる点で好ましいので、通常ホットプレス
による熱圧圧締またはヒーターロールによる熱圧圧延等
により加熱硬化されるが、加熱硬化に先立って、加熱硬
化温度より低い温度で予備乾燥を行うのが好ましい。
即ち、型枠合板に塗料組成物を塗布した後、いきなり熱
圧すると、塗料組成物はまだ流動性を保有しているので
、これが型枠合板から流れ出て塗布量の過少をきたし、
均一な連続した塗膜を得ることが出来ず、更には適当な
厚さの塗膜も得られない。また、型枠合板から流れ出た
塗料組成物は損失となるのみならず、ホットプレスやヒ
ーターロール等装置の汚れを招く原因となるので不都合
である。
圧すると、塗料組成物はまだ流動性を保有しているので
、これが型枠合板から流れ出て塗布量の過少をきたし、
均一な連続した塗膜を得ることが出来ず、更には適当な
厚さの塗膜も得られない。また、型枠合板から流れ出た
塗料組成物は損失となるのみならず、ホットプレスやヒ
ーターロール等装置の汚れを招く原因となるので不都合
である。
予備乾燥を行うと、型枠合板に塗布された塗料組成物の
表面が形成されると共に塗料組成物の粘度も著しく上昇
するので、熱圧時に上記問題を招かないので、適当な厚
みの塗膜を得ることが出来るのである。予備乾燥温度は
40〜80℃が好ましい。40℃未満の温度では、塗料
組成物の表面が乾燥して皮膜を塑成するのに長時間を要
する。逆に、80℃を越える温度では、温度が高すぎて
予備乾燥中に塗料組成物の表面が完全に硬化してしまう
惧れがあるので、不適当である。予備乾燥時間は予備乾
燥温度によっても左右されるが、通常5〜30分で実施
される。
表面が形成されると共に塗料組成物の粘度も著しく上昇
するので、熱圧時に上記問題を招かないので、適当な厚
みの塗膜を得ることが出来るのである。予備乾燥温度は
40〜80℃が好ましい。40℃未満の温度では、塗料
組成物の表面が乾燥して皮膜を塑成するのに長時間を要
する。逆に、80℃を越える温度では、温度が高すぎて
予備乾燥中に塗料組成物の表面が完全に硬化してしまう
惧れがあるので、不適当である。予備乾燥時間は予備乾
燥温度によっても左右されるが、通常5〜30分で実施
される。
型枠合板に塗布された塗料組成物は、前述の通り、予備
乾燥後ホットプレスまたはヒーターロール等により加勢
硬化され、塗装型枠合板を得ることが出来るが、ホット
プレスによる加熱硬化(加熱圧縮硬化)がより好ましい
。表面に多少の歪をもつ平滑性にやや問題がある型枠合
板でも、熱圧圧縮することにより歪を矯正するので、表
面を平滑にすることが出来、しかも緻密な塗膜面を得る
ことが出来るからである。加熱圧縮圧力は10〜30K
g/cdt−Gが適当である。10Kg/cd・0未満
では圧力不足であり、30Kg/cd 、 Gを越す高
い圧力では、圧縮によって塗装型枠合板の基材である木
質部の厚みが減少するので、予めその分厚くする必要が
あり経済的に不利である。加熱圧縮時の条件としては通
常110〜130℃の温度で30〜180秒で実施され
る。
乾燥後ホットプレスまたはヒーターロール等により加勢
硬化され、塗装型枠合板を得ることが出来るが、ホット
プレスによる加熱硬化(加熱圧縮硬化)がより好ましい
。表面に多少の歪をもつ平滑性にやや問題がある型枠合
板でも、熱圧圧縮することにより歪を矯正するので、表
面を平滑にすることが出来、しかも緻密な塗膜面を得る
ことが出来るからである。加熱圧縮圧力は10〜30K
g/cdt−Gが適当である。10Kg/cd・0未満
では圧力不足であり、30Kg/cd 、 Gを越す高
い圧力では、圧縮によって塗装型枠合板の基材である木
質部の厚みが減少するので、予めその分厚くする必要が
あり経済的に不利である。加熱圧縮時の条件としては通
常110〜130℃の温度で30〜180秒で実施され
る。
ヒーターロールでは圧力が概ね3 Kg/d−Gで圧延
されるので、上記問題点を解決するには若干圧力が不足
である。
されるので、上記問題点を解決するには若干圧力が不足
である。
ホットプレスを使用する方法では、塗膜の上をポリエス
テルフィルムやテフロンフィルム等のプラスチック製フ
ィルムで覆った後加熱圧締すれば、塗膜表面に鏡面を付
与出来るのでさらに好ましい。
テルフィルムやテフロンフィルム等のプラスチック製フ
ィルムで覆った後加熱圧締すれば、塗膜表面に鏡面を付
与出来るのでさらに好ましい。
本発明では、この様にして塗装型枠合板を得ることが出
来るが、塗料組成物の1回の塗布では塗膜の厚みが不足
する場合もあるので、この場合は得られた塗装型枠合板
に今一度塗料組成物を塗布し、再度加熱硬化させれば適
度な厚みの塗膜を得ることが出来る。
来るが、塗料組成物の1回の塗布では塗膜の厚みが不足
する場合もあるので、この場合は得られた塗装型枠合板
に今一度塗料組成物を塗布し、再度加熱硬化させれば適
度な厚みの塗膜を得ることが出来る。
(発明の効果)
本発明はこの様な塗装型枠合板の製造方法であるので、
従って使用する塗料が従来のアクリル塗料やウレタン塗
料に比べ低廉であり、しがち加熱硬化することが出来る
ので硬化時間も大幅に短縮可能となり、生産性も大きく
向上させることが出来る。また塗料の塗装回数も、従来
のアクリル塗料やウレタン塗料では2〜3回の塗装が必
要であったのに対し、本発明では殆ど1回で適当な厚み
の塗膜が得られる。更に塗膜の性能も実施例、比較例か
らも判る様に、従来のアクリル塗料を使用したものより
優れたものが得られる。
従って使用する塗料が従来のアクリル塗料やウレタン塗
料に比べ低廉であり、しがち加熱硬化することが出来る
ので硬化時間も大幅に短縮可能となり、生産性も大きく
向上させることが出来る。また塗料の塗装回数も、従来
のアクリル塗料やウレタン塗料では2〜3回の塗装が必
要であったのに対し、本発明では殆ど1回で適当な厚み
の塗膜が得られる。更に塗膜の性能も実施例、比較例か
らも判る様に、従来のアクリル塗料を使用したものより
優れたものが得られる。
また、本発明では、塗料の加熱硬化に熱圧圧締硬化の方
法を採用し得るので、歪が生じやすいため従来は型枠合
板表層材として使用することが出来なかった低級な原木
も使用可能となり、この点でも大幅なコストダウンを図
ることが出来る。
法を採用し得るので、歪が生じやすいため従来は型枠合
板表層材として使用することが出来なかった低級な原木
も使用可能となり、この点でも大幅なコストダウンを図
ることが出来る。
以上述べた様に、本発明の方法によって得られる塗装型
枠合板は、従来のものに比べ低廉な原材料が使用出来る
、生産能率が高い性能もアクリル塗料を使用したものよ
り優れているなど、その経済的効果は極めて大なるもの
がある。
枠合板は、従来のものに比べ低廉な原材料が使用出来る
、生産能率が高い性能もアクリル塗料を使用したものよ
り優れているなど、その経済的効果は極めて大なるもの
がある。
(実施例及び比較例)
以下実施例及び比較例によって本発明を具体的に説明す
る。
る。
実施例1
固形分70%の尿素樹脂(ホルムアルデヒドと尿素のモ
ル比1.8) 60部に、カルボキシ変性したスチレン
−ブタジェン合成ゴムラテンクス(ブタジェン43%、
スチレン51%、アクリル酸6%、固形分(48%)
40部及びシリコーン系改質剤(信越化学側製、信越シ
リコーンKF351) 0.2部を加え塗料組成物とし
た。
ル比1.8) 60部に、カルボキシ変性したスチレン
−ブタジェン合成ゴムラテンクス(ブタジェン43%、
スチレン51%、アクリル酸6%、固形分(48%)
40部及びシリコーン系改質剤(信越化学側製、信越シ
リコーンKF351) 0.2部を加え塗料組成物とし
た。
この塗料組成物に、さらに白色顔料(レジノカラーエ業
■製0R−650)及び黒色顔料(レジノカラー工業側
製LN−750)を混合して灰色顔料としたもの5部と
、硬化促進剤として塩化アンモニウム1部を、型枠合板
の片面のみにナチュラルコーターとリバースコーターに
て250g/ rrlの割合で塗付した。
■製0R−650)及び黒色顔料(レジノカラー工業側
製LN−750)を混合して灰色顔料としたもの5部と
、硬化促進剤として塩化アンモニウム1部を、型枠合板
の片面のみにナチュラルコーターとリバースコーターに
て250g/ rrlの割合で塗付した。
塗料組成物を塗布された型枠合板を、次いで乾燥器に入
れて温度60℃にて10分間予備乾燥を行った。
れて温度60℃にて10分間予備乾燥を行った。
予備乾燥を終了した型枠合板は、塗膜全面を厚さ100
μmの不飽和ポリエステル製フィルム(米国デュポン社
製マイラーフィルム)で覆った後、ホットプレスを使用
し温度 120℃、圧力10Kg/cta−Gの条件に
て120秒間熱圧圧締し、塗装型枠合板を製造した。
μmの不飽和ポリエステル製フィルム(米国デュポン社
製マイラーフィルム)で覆った後、ホットプレスを使用
し温度 120℃、圧力10Kg/cta−Gの条件に
て120秒間熱圧圧締し、塗装型枠合板を製造した。
得られた塗装型枠合板の諸物性は、表−1に示す通りで
ある。
ある。
実施例2
固形分60χρ尿素樹脂(ホルムアルデヒドと尿素のモ
ル比2.0 ) 50部に、N−メチロール変性したス
チレンブタジェン合成ゴムラテックス(ブタジェン45
χ、スチレン52χ、N−メチロールアクリルアミド3
%、固形分48χ)50部及びポリエチレンワックス2
部を加えて、塗料組成物とした。
ル比2.0 ) 50部に、N−メチロール変性したス
チレンブタジェン合成ゴムラテックス(ブタジェン45
χ、スチレン52χ、N−メチロールアクリルアミド3
%、固形分48χ)50部及びポリエチレンワックス2
部を加えて、塗料組成物とした。
この塗料組成物に更に顔料(実施例1と同一のもの)5
部と、硬化促進剤として塩化アンモニウム1部を加えた
ものを、木質としてエリマ材(歪が生じ易い材質)で製
造した型枠合板の両面に、ナイフコーターにて200g
/♂の割合で塗布した。
部と、硬化促進剤として塩化アンモニウム1部を加えた
ものを、木質としてエリマ材(歪が生じ易い材質)で製
造した型枠合板の両面に、ナイフコーターにて200g
/♂の割合で塗布した。
塗料組成物を塗布された型枠合板は、乾燥器に入れ温度
50℃にて15分間予備乾燥を行った。
50℃にて15分間予備乾燥を行った。
予備乾燥を終了した型枠合板は、直ちに塗膜全面を厚さ
188μmの不飽和ポリエステル製フィルム(東し■製
ルミラー)で覆った後、実施例1と同様、温度110℃
、圧力15Kg/cJ−Gの条件で60秒間熱圧圧締し
、表面平滑性のある塗装型枠合板を製造した。
188μmの不飽和ポリエステル製フィルム(東し■製
ルミラー)で覆った後、実施例1と同様、温度110℃
、圧力15Kg/cJ−Gの条件で60秒間熱圧圧締し
、表面平滑性のある塗装型枠合板を製造した。
得られた塗装型枠合板の諸物性は、表−1に示す通りで
ある。
ある。
実施例3
固型分65χのメラミン−尿素共縮合樹脂(ホルムアル
デヒドとメラミンのモル比2.5、ホルムアルデヒドと
尿素のモル比1.6 > 65部に、グリシジル変性し
たスチレン−ブタジェン合成ゴムラテックス(ブタジェ
ン45χ、スチレン52χ、グリシジルメタアクリレー
ト3χ、固型分48χ)35部及び実施例1に使用した
のと同一の改質剤2部を加え塗料組成物とした。
デヒドとメラミンのモル比2.5、ホルムアルデヒドと
尿素のモル比1.6 > 65部に、グリシジル変性し
たスチレン−ブタジェン合成ゴムラテックス(ブタジェ
ン45χ、スチレン52χ、グリシジルメタアクリレー
ト3χ、固型分48χ)35部及び実施例1に使用した
のと同一の改質剤2部を加え塗料組成物とした。
この塗料組成物に、更にこれも実施例1に使用したと同
一の顔料4部と、硬化促進剤として塩化アンモニウム1
部を加えたものを、型枠合板の片面のみに300g/
nfの割合で塗布した。
一の顔料4部と、硬化促進剤として塩化アンモニウム1
部を加えたものを、型枠合板の片面のみに300g/
nfの割合で塗布した。
塗料組成物を塗布された型枠合板は、次いで乾燥器に入
れ温度70℃にて8分間予備乾燥を行った。
れ温度70℃にて8分間予備乾燥を行った。
予備乾燥を終了した型枠合板は、厚さ250μmの不飽
和ポリエステルシートをエンドレスにしたヒーターロー
ル・を使用し、温度130℃にて10秒間圧延硬化させ
たのち、更にこれを再度乾燥器に入れ120℃にて10
分間乾燥し、塗装型枠合板を製造した。
和ポリエステルシートをエンドレスにしたヒーターロー
ル・を使用し、温度130℃にて10秒間圧延硬化させ
たのち、更にこれを再度乾燥器に入れ120℃にて10
分間乾燥し、塗装型枠合板を製造した。
得られた塗装型枠合板の諸物性は、表−1に示す通りで
ある。
ある。
比較例1
通常市販されているアクリル塗料を使用した塗装型枠合
板の諸物性を測定した。その結果を表−1に示す。
板の諸物性を測定した。その結果を表−1に示す。
以上、実施例、比較例において表−1が示す通り、本発
明で得られた塗装型枠合板は、従来公知のアクリル塗料
を使用した塗装型枠合板より何れも優れた物性を有して
いた。
明で得られた塗装型枠合板は、従来公知のアクリル塗料
を使用した塗装型枠合板より何れも優れた物性を有して
いた。
なお各種の試験は次の方゛法により行った。
■) ノロ付着性試験
型枠の中に下表の配合のコンクリートを流込み20℃で
2日間養生する。養生後、型枠を外し、その時の剥離状
態を観察する。この操作を10回繰り返す。
2日間養生する。養生後、型枠を外し、その時の剥離状
態を観察する。この操作を10回繰り返す。
(観察項目)
+11ノロ付着度合(塗膜へのコンクリート付着状態)
(2)はがれ易さくコンクリートからの型枠合板のはが
れ易さ) 2)耐水密着生試験 塗膜面に2H間隔の基盤目を入れ、これを100マス(
たて、よこ各10マス)に切断した試験片を48時間水
に浸漬させた後、塗料面の水分を良く拭き取り、塗膜面
にガムテープを貼り付けた後、これを剥離して塗膜面及
びガムテープの表面を観察する。
れ易さ) 2)耐水密着生試験 塗膜面に2H間隔の基盤目を入れ、これを100マス(
たて、よこ各10マス)に切断した試験片を48時間水
に浸漬させた後、塗料面の水分を良く拭き取り、塗膜面
にガムテープを貼り付けた後、これを剥離して塗膜面及
びガムテープの表面を観察する。
3) ブロッキング性試験
30cm角に切断した試験片の塗膜面と非塗膜面を重ね
合わせ、これに20kgの荷重をかけて20℃にて48
時間後荷重を外し塗膜面のブロッキングの有無を観察す
る。
合わせ、これに20kgの荷重をかけて20℃にて48
時間後荷重を外し塗膜面のブロッキングの有無を観察す
る。
4)寒熱繰返し試験(B試験)
JAS特殊合板の試験方法による。
5) 平面引張り試験
JAS特殊合板の試験方法による。
6)耐アルカリ試験
JAS特殊合板の試験方法に準拠した。(1%炭酸ナト
リウム水溶液の代わりに20%水酸化ナトリウム水溶液
を使用。) 7)耐酸試験 JAS特殊合板の試験方法に準拠した。(5%酢酸水溶
液の代わりに10%蟻酸水溶液を使用。)表−1
リウム水溶液の代わりに20%水酸化ナトリウム水溶液
を使用。) 7)耐酸試験 JAS特殊合板の試験方法に準拠した。(5%酢酸水溶
液の代わりに10%蟻酸水溶液を使用。)表−1
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)共役ジエン結合を持つ化合物(第1成分)とビニル
モノマー(第2成分)とカルボキシル基、N−メチロー
ル基、グリシジル基、水酸基、アミノ基、アミド基、酸
無水物からなる群から選ばれた架橋しうる反応基を側鎖
に持つ反応性モノマー(第3成分)との共重合体よりな
る変性合成ゴムラテックスと加熱硬化型アミノ樹脂と改
質剤からなる組成物を型枠合板の片面または両面に塗布
した後、これを加熱硬化することを特徴とする塗装型枠
合板の製造方法。 2)共役ジエン結合を持つ化合物がブタジエンまたはイ
ソプレンである特許請求の範囲第1項記載の塗装型枠合
板の製造方法。 3)第1成分と第2成分の比率がその合計量に対して第
1成分が20〜80重量%であり、第3成分の比率は第
1成分と第2成分の合計量に対して0.1〜20重量%
である特許請求の範囲第1項又は第2項記載の塗装型枠
合板の製造方法。 4)加熱硬化型アミノ樹脂が尿素樹脂、メラミン樹脂ま
たはこれらの共縮合樹脂のいずれか一種である特許請求
の範囲第1項、第2項または第3項記載の塗装型枠合板
の製造方法。 5)加熱硬化型アミノ樹脂中の固形分濃度が60重量%
以上である特許請求の範囲第4項記載の塗装型枠合板の
製造方法。 6)変性合成ゴムラテックスと加熱硬化型アミノ樹脂の
割合が変性合成ゴムラテックス中の固形分分100重量
部に対し加熱硬化型アミノ樹脂中の固型分が50〜40
0重量部である特許請求の範囲第1項、第2項、第3項
、第4項または第5項記載の塗装型枠合板の製造方法。 7)改質剤の割合が前記合成ゴムラテックス中の固型分
と加熱硬化型アミノ樹脂中の固型分の合計量に対し0.
2〜10重量%である特許請求の範囲第1項、第2項、
第3項、第4項、第5項または第6項記載の塗装型枠合
板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28384185A JPS62144785A (ja) | 1985-12-17 | 1985-12-17 | 塗装型枠合板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28384185A JPS62144785A (ja) | 1985-12-17 | 1985-12-17 | 塗装型枠合板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62144785A true JPS62144785A (ja) | 1987-06-27 |
JPH0574434B2 JPH0574434B2 (ja) | 1993-10-18 |
Family
ID=17670849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28384185A Granted JPS62144785A (ja) | 1985-12-17 | 1985-12-17 | 塗装型枠合板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62144785A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5454545A (en) * | 1991-06-25 | 1995-10-03 | Taraldsson; Leif B. | Shuttering panel, contact layer and a method for producing shuttering panels |
JP2011508684A (ja) * | 2007-12-21 | 2011-03-17 | サーファス・テクノロジーズ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンディトゲゼルシャフト | 積層体を製造するための方法 |
-
1985
- 1985-12-17 JP JP28384185A patent/JPS62144785A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5454545A (en) * | 1991-06-25 | 1995-10-03 | Taraldsson; Leif B. | Shuttering panel, contact layer and a method for producing shuttering panels |
JP2011508684A (ja) * | 2007-12-21 | 2011-03-17 | サーファス・テクノロジーズ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンディトゲゼルシャフト | 積層体を製造するための方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0574434B2 (ja) | 1993-10-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CZ42594A3 (en) | Mixture of latexes prepared by emulsion polymerization | |
JP3604162B2 (ja) | アクリル系コーキング組成物 | |
JPS62144785A (ja) | 塗装型枠合板の製造方法 | |
CN113202246B (zh) | 纳米抗菌墙板及其制备方法 | |
JPS62171783A (ja) | 塗装型枠合板の製造方法 | |
JP3073543B2 (ja) | 水性被覆組成物 | |
ATE308578T1 (de) | Verfahren zur herstellung von polymerdispersionen | |
JP2996436B2 (ja) | 無機質建材の塗装方法 | |
GB2031000A (en) | Radiation cured coating for leather | |
JP2747957B2 (ja) | 樹皮状及び木板状シート注型成形用組成物 | |
JP2900850B2 (ja) | 無機質建材の塗装法 | |
JP2767343B2 (ja) | 樹皮状及び木板状シートの製造方法 | |
WO1997004016A1 (fr) | Emulsion aqueuse contenant de fines particules de copolymeres allyliques reticules | |
JPH03208872A (ja) | 無機質押出成形体の化粧方法 | |
JPS6397672A (ja) | 水性接着剤用ラテツクス | |
JPS59174655A (ja) | 水性被覆組成物 | |
JPH01219080A (ja) | 塗装炭素繊維補強コンクリート板の製造方法 | |
JPH05294756A (ja) | セメント系成形体 | |
JPH03208874A (ja) | 無機質押出成形体の化粧方法 | |
JPS58147447A (ja) | 着色セメント瓦の製造方法 | |
DE2434712C3 (de) | Wäßrige Emulsion auf der Basis von Diallylphthalat-Vorpolymerisaten | |
JPS63156871A (ja) | カラ−舗装材 | |
JP3025912B2 (ja) | 窯業系サイディングボードの下地処理方法及び窯業系サイディングボード用水性下地処理剤 | |
JPS5914427B2 (ja) | 着色セメント瓦の製造方法 | |
JPS62271735A (ja) | 外観および耐候性に優れた着色フイルム |