JPS62271735A - 外観および耐候性に優れた着色フイルム - Google Patents

外観および耐候性に優れた着色フイルム

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JPS62271735A
JPS62271735A JP61114650A JP11465086A JPS62271735A JP S62271735 A JPS62271735 A JP S62271735A JP 61114650 A JP61114650 A JP 61114650A JP 11465086 A JP11465086 A JP 11465086A JP S62271735 A JPS62271735 A JP S62271735A
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田中 博夫
茂 駒崎
洋 小沢
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 五 発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規にして有用なる、表面光沢が良好であって
、しかも耐久性にすぐれた着色フィルムに関し、さらに
詳細着色層を順次形成せしめて得られる。とくに屋外で
用いられる物品の保護および美装の定めの、さらには文
字や模様を表出させる定めの着色フィルムに関する。
〔従来の技術および発明が解決しようとする問題点〕従
来より、金属製外装用建材や合成樹脂成形物の外観およ
び耐候性を向上させる几めに、あるいは文字とか模様を
表出させる定めに着色フィルムを、土間された如き各種
基体の表面に貼付することが行なわれている。
しかし、こうし友着色フィルムは往々にして塩化ビニル
樹脂全生成分とするバインダーに金属粉末や顔料などを
含有させ穴ものである之めに表面光沢性に劣るし、しか
も、かかる塩化ビニル系樹脂は本来、耐候性が悪いのと
、金属粉や顔料などが、直接、接触する空気や水分など
によって劣化することとが相俟って、耐久性も不十分な
ものであった。
かかる欠点を改善すべく1着色層の表面にクリヤー・フ
ィルムをff[J!せしめるという方法も提案されてい
る。
こうした方法によって成る程度まで改善することができ
るものの、着色層のバインダーが殆んど架橋構造を有し
ないものである処から、金属粉末および/または着色顔
料の保護P&能が小さく、長期に亘って屋外で使用され
るような場合には、表面層と着色層とが剥離し九り、著
しい変色を起こして美感の低下を招来するという欠点が
あつ九〔問題点を解決するための手段〕 しかるに、本発明者らは上述した如き従来技術における
種々の問題点の解決を図るべく鋭意検討し定結果、実質
的に透明な熱可!性の表面層に、さらに架橋型(硬化性
)の樹脂組成物を用いて着色層を積層せしめることによ
り、目的とする外観および耐候性にすぐれた着色フィル
ムが得られることを見出すに及んで、本発明を完成させ
るに到つ之。
すなわち、本発明は離型性および表面平滑性の良好な基
体の上に、耐久性のすぐれた熱可塑性の樹脂組成物(人
)を用いて表面層(I)を形成せしめ、次いでこの表面
層(I)の上に、金属粉末および/または着色顔料を含
んだ架橋型の樹脂組成物(B)を用いて着色層(II)
 を形成せしめることにより得られる、外観および耐久
性にすぐれた、とくに屋外で使用される物品の表面に貼
着してその表面を保護し美粧し、さらには文字や模様な
どを形成せしめる之めに利用しつる着色フィルムft提
供しようとするものである。
ここにおいて、1ず上記した表面層(I)は、離型性お
よび表面平滑性の良好な基体の上に、耐久性のすぐれた
熱可塑性の樹脂組成物(A)を塗布し、溶剤を揮散させ
て乾燥せしめることにより形成されるものであるが、か
かる熱可塑性の樹脂組成物(A)を構成する樹脂として
はウレタン樹脂、ふっ素樹脂シよび/またはアクリル樹
脂などが代表的なものであり、これらの樹脂は溶液ま之
は分散体の形で用いられるし、さらには特開昭57−1
33062号公報に開示されているような重合体の溶液
−ffcは分散体の形で用いられる。
当該樹脂組成物(A)を調製するに当って用いられる紫
外線吸収剤としては公矧慣用のものがその1で適用しつ
るが、そのうちでもベンゾトリアゾール系txはベンゾ
フェノン系のものが好適であり、その使用量としては上
場された如き熱可塑性樹脂の100N童部に対してI]
、1〜20重量部となる割合が適当である。
筐た、当該樹脂組成物(A)を調製するに当って、必要
に応じて用いられる着色顔料として代表的なものには酸
化チタン、酸化鉄、カーボンブラック、もしくは鱗片状
雲母に酸化チタン処理を施したものの如き無機顔料、筐
たはシアニン系もしくはキナクリドン系の如@n機顔料
などがある7 そして、これらの着色顔料の使用量としては、要求され
る着色フィルムの外観や色謂などによって決定されるべ
きではあるが、通常は、前掲され比熱可塑性樹脂の10
0重量部に対して2重量部以下が適当であり、要するに
、表面層(I)の透明感を損わない範囲内であるべきで
ある。
かくして得られる熱可塑性の樹脂組成物(A)Kは、さ
らに必要に応じて、光安定剤、酸化防止剤、流動調整剤
、表面張力改良剤または艶消し剤などの如き公知慣用の
各種添加剤成分をも添加配合せしめることができるのは
勿論である。
1−かくして得られる樹脂組成物(A)を用いて表面層
(I)を形成せしめる比めに用いられる、前記し九離型
性および表面平滑性の良好な基体としては、表面の平滑
な鋼板にニッケル、クロムまたは銅などのメッキ処理が
施されたものでちるとか、その上に更にワックス類、シ
リコーン類、またはステアリン酸アマイド類の如きアマ
イド頌などの公知慣用の各檀離型剤が塗布されtもので
あるとか、あるいは表面の平滑な高分子化合物素材、f
cとえばポリビニルアルコールフィルム、ポリエチレン
フィルム、ポリクロピレンフィルム、ポリアミドフィル
ム、セロファンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム(塩
ビフィルム)”!たハ飽和ポリエステルフィルム(マイ
ラー)などに上場された如き各種離型剤が塗布されたも
のなどが代表的なものである。
これらの基体は前掲される如き各種の熱可塑性の樹脂組
成物(A)の性質や乾燥条件などに応じて適宜選択すべ
きことは勿論であるが、実用上は、高分子化合物素材の
方が後加工が容易であり、有利である。
そして、これらの基体上への前記表面層(I)の塗設、
形成は、刷毛塗り、浸漬塗装、ロールコート、ナイフコ
ート、フローコートマ念はスプレー塗装などの公知慣用
の方法により行ないうるが、とくに生産性および層の均
一性などの面から、ローラー1足はナイフ金用いてのド
ライラミネート方法によるのが好適である。
こうした表面N(I)の塗設に当って、前述した樹脂組
成物(A)に釦ける溶剤の種類や乾燥の条件などは特に
限定されるものではなく、使用される樹脂の特性や乾燥
方式に応じて適宜選択することが望筐しい。
かくして形成される当該表面層(I)の厚さとしては3
0〜150μ乳なる範囲内が適当であり、薄過ぎる場合
Icは外観および耐候性が不十分であり、逆に厚過ぎる
場合には本発明シートの調製も困難となるし、経済性の
点からも不利となるので、いずれも好ましくない。
他方、こうした表面層(I)の上に形成される着色層(
II)は、金夙粉末および/または着色顔料を含んだ架
橋型の樹脂組成物(B)を塗設して形成されるものであ
る。
かかる架橋型の、いわゆる硬化性の樹脂組成物(B)と
は、分子内に官能基(反応性基)を含有する樹脂の溶液
1友は分散液に、vk掲する如き金属粉末および/また
は着色加料を含めた上に更に該官能基と反応性を有する
硬化剤を組み合わせ友ものであるとか、該官能基が自己
架橋性を有し、あるいは空気中の水分により架橋しつる
形の、いわゆる常温硬化性ないしは熱硬化性の樹脂の、
主として溶液1fCは分散体などである。
当該架橋型の硬化性樹脂組成物には、さらに必要に応じ
て、硬化助剤または硬化触媒をも配合せしめることもで
き    ′る。
そして、上述し友官能基(反応性基)を有する樹脂とし
て代表的なものには工場する如き官能基を含有するアク
リル樹脂、ふっ素樹脂、ビニル樹脂、ポリエーテル樹脂
、ポリエステル樹脂ま7’Cはウレタン樹脂などがある
そのうち、樹脂中に存在する官能基(反応性基)が水酸
基である場合、硬化剤として適当なものICTrLアミ
ノアルデヒド樹脂、インシアネート化合物17tは金属
アルコキシド化合物などがあるし、官能基がアミン基で
ある樹脂に対する硬化剤としては多価エポキシ化合物1
之は多価カルボン酸化合物などが挙げられるし、官能基
がエポキシ基である樹脂に対する硬化剤としては多価ア
ミン化合物、多価カルボン酸化合物、多価慎重化合物、
多価チオール化合物フ九は多価イソシアネート化合物な
どが挙げられるし、官能基がカルボキシル基である樹脂
に対する硬化剤として適当なものには多価エポキシ化合
物1之は多価アミン化合物などがある。
また、前記した自己架橋性(自己硬化性)の樹脂として
は、不飽和結合を含有し%重合開始剤で、あるいは紫外
線ま几はt雌性放射線で重合させ架橋硬化せしめるもの
であるとか、N−メチロール化(メタ)アクリルアマイ
ド基を含有するものおよび/またはアルキルエーテル化
物などが挙げられるし、他方、空気中の水分により架橋
硬化する形の樹脂としては、イソシアネート基またはア
ルコキシシリル基を含有するものなどが挙げられる。
以上に掲げられた各種の官能基を有する樹脂および硬化
剤、そして自己架橋性(自己硬化性)の樹脂、さらには
!気中の水分によって架橋硬化しうる樹脂は、いずれも
公知慣用の樹脂および硬化剤として用いられているもの
から適宜選択される1種1友は2m以上の混合物である
かくして得られる架橋型の樹脂組成物(B)には、さら
に必要に応じて、紫外線吸収剤、酸化防止剤、流動調整
剤、光安定剤または表面張力改良剤などの如き公知慣用
の各種添加剤成分をも添加配合しうろことは勿論である
次いで、前記した金属粉末として代表的なものには、金
粉、銀粉、真ちゅう粉、アルミニウム粉まtは銅粉など
がある。
他方、前記した着色顔料として代表的なものには酸化チ
タン、酸化鉄、カーボンブラック、1几は晴片状雲母に
酸化チタン処理を施し友ものの如き無機顔料、またはシ
アニン系もしくはキナクリドン系の如き有機顔料などが
ある。
これらの金属粉末および/または着色顔料の使用量とし
ては、要求される塗膜の外観とか色調などによって決定
されるべきであるが、当該架橋型の(硬化型の)樹脂組
成物の100重量部に対して1〜100重量部なる範囲
内が適当である。
そして、前記表面層(I)上へのこの着色層(II)の
塗設、形成の方法としては種々の方法があるが、そのう
ちでも、■表面層(I)と予め調製しておいた着色層(
n)フィルムとを、加熱下に圧着せしめる方法、0表面
層(I)上に公知慣用の接着剤を用いて、いわゆる接着
剤層を層設し、次いでその上に予め調製しておい定着色
層(II)フィルムを貼り合わせる方法、■予め調製し
ておいた着色MCU)フィルムに接着剤層を形成せしめ
1次いでこの接着剤層を介して表面層(I)とこの着色
層(II)とを貼り合わせる方法、または0表面層(I
)上に架橋型の樹脂組成物(B)、つまり前掲し之如さ
各種の官能基含有樹脂の溶液1次は分散液に金属粉およ
び/1几は着色顔料を混合し、さらに必要により硬化剤
などのその他の成分をも混合した形の、いわゆる着色)
flcTl)形成材料を塗布して乾燥硬化せしめる方法
などが代表的なものである。
ここにおいて、上記の着色層([)フィルムを調製する
方法としては、前述の表面層(I)の調製に当って用い
られたと同様の、離型性の基体の上に、架橋型の樹脂組
成物(B)、つまり前掲した如き各種の官能基含有樹脂
の溶液または分散液に金属粉末および/まtは着色庫料
を混合し、さらに必要により硬化剤などのその他の成分
をも混合し比形の、いわゆる着色層(If)形成材料を
塗布し乾燥硬化せしめる方法などがある。
そして、前掲した■なる方法に従う場合、ならびに前掲
した■〜■なる方法において予め着色層(II)フィル
ムを調型する場合の塗工方法としては、刷毛塗り、浸漬
塗装。
ロールコート、ナイフコート、フローコートまtはスプ
レー塗装などの公知慣用の塗装方法により行なうことが
できるが、とくに生産性および層の均一性などの面から
、ローラー1友はナイフを用いてのドライラミネート方
式によるのが好適である。
こうした着色層(II)の塗設、形成に当り、金属粉末
お工び/または着色顔料を含んだ架橋型の樹脂組成物(
B)文る着色層(II)形成材料の溶剤の種類や乾燥の
条件などは特に限定されるものではなく、該着色層(I
I)形成材料に用いられる樹脂の特性に応じて適宜選択
することが望ましい。
そして、この着色層(II)の厚さとしては30〜20
0μ属なる範囲内が適当である。
かくして得られる本発明の着色フィルムは1表面層(I
)上に層膜されている着色層(n)にあってこの表面層
(I)に背位する面、つまりこの層(I)と相対せざる
、着色層(II)のもう一方の面に公知慣用の接着剤を
塗布するか、あるいは当該着色フィルムが貼付されるべ
き物品の表面に公知慣用の接着剤を塗布して、かかる物
品に貼付せしめたり、前掲し几如き着色MCU)フィル
ムと、がかる物品とを加熱圧着せしめるという形で利用
することができる。
そのうちでも特に、上述した着色層(II)にあって表
面層(I) IIr−背位する面、つまりこの層(I)
と相対せざる、着色層(II)のもう一方の面に接着剤
を塗布し、次いでこうじ几接着剤塗布面を公知慣用の剥
離紙で保護せしめるという形で本発明の着色フィルム全
実用に供するのが便利であり1本発明着色フィルムをこ
うした形で実際に当該着色フィルムを適用するさいに、
具体的には当該フィルムを工場する如き各種部品に貼付
ないしは貼着して使用するさいに、かがる剥離紙を剥が
して実用に供するのが便利である。
本発明の着色フィルムが適用されうる物品として代表的
なものを示せば、家屋と屋根とにみられるような各種建
築、建造物とその付属物、ま几は橋梁と橋桁とにみられ
るような各種構築、構造物など、あるいはポリエステル
、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリス
チレンまたdABsの如き各埒プラスチックス類の成形
品などが挙げられ、したがって該物品の素材としては秩
ないしは非鉄の各種金属類、スレート、セメントコンク
リート、アスベストコンクリートもしくは大埋石の如き
上記金属類を除い友各種無機質素材、ま′fcに止揚さ
れた各種プラスチックス類。
さらに1″1cFRPないし1FRTPの如き線維質加
工素材などが挙げられる。
そして、これらの各種物品が具体的に利用される用途と
しては、前記し次各種建築物、建造物、構築物もしくは
構造物またはそれらの付属物の内外装用として、各種車
輌類の内外装用として、各種プラスチックス類の成形品
の外装(表面層)用として、あるいに各種自動販売盪、
各種現金自動預入支払機、公衆電話器、電柱または各再
掲示板の外装用として、看板、標識ま几は美装品の形で
用いられる。
このようにして、本発明の着色フィルムは該着色フィル
ムを構成している前記の離型性および表面平滑性の良好
な基体を剥離せしめることにより実用に供されることに
なるが、当該着色フィルムからの基体の剥離の時点とし
ては、作業の方法、あるいは適用(主として貼付ないし
は貼着)されるべ1物品の使用目的1fcは使用条件な
どにより適宜決定されるべきである。
なp1本発明の着色フィルムを調製するに当って、さら
に必要ならば、該着色フィルムをそれぞれ構成している
前記表面層(I)および着色層(II)なる必須の各種
形成層のほかに、着色層(II)にあって表面層(I)
に背位する面、つ1りこのfecI)と相対せざる、着
色層(II)のもう−万のフリーな面に、軟質弾性フィ
ルムないしはシート、軟質樹脂発泡シート、1几は不織
布もしくにガラス繊維などによって補強されたフィルム
ないしはシートをも層設ないしは積層せしめることもで
きる。
そのさいには、勿論のことながら、かくして必要に応じ
て設けられた第三の層にはこれに貼付ないしは貼着すべ
き前掲の各棟物品のために接着剤層全史に塗設すること
が必要となる。
〔実施例〕
次に1本発明を参考例、実施例、応用例および比N9応
用例により一層具体的に説明するが、以下〈おいて部お
よび%は特に断りのない隆り、すべて重量基進であるも
のとする。
参考例 1 〔表面層(I)の調製例〕「クリスボン3
454J [:犬日本インキ化学工業■製のウレタン樹
脂〕の200部K「チヌビン900J (スイス国チバ
・ガイギー社判の紫外線吸収剤)の1部と、「チヌビン
292J (同上社製の光安定剤)の1部とtl−混合
し、トルエン/n−ブタノール=6/4 (重量比)な
る混合溶剤で希釈して熱度テ性の樹脂組成物(A)を得
た。
次いで、この組成物(A)’t rセラビール」〔東洋
メタライジング■製の剥離性ポリエステルフィルム〕上
にロールコータ−で乾燥膜厚が60μmとなるように塗
布し、しかるのち50℃、70℃、90℃および120
℃なる4つの熱虱乾燥器で順次、それぞれ4分間ずつ乾
燥させて目的とする表面層(I)を得た。以下、これを
表面層(I−1)と略記する。
参考例 2 (同 上) メチルメタクリレートおよびn−ブチルアクリレートを
それぞれ80%および20%なる割合で含有し構成して
いる重量平均分子量が35万なるアクリル共重合樹脂の
粒状体の20部を、トルエンの6部とキシレンの20部
とに溶解させて樹脂溶液となしも 次いで、この樹脂溶液ヲ用いて下記の如き処方により熱
可塑性の樹脂組成物(A)を得た。
樹脂溶液          200部「チヌビン90
0J              1//「チヌビ72
92J             1#「パール・グレ
イズ HMJ       0.4 N〔日本党研工業
@製の、鱗片状雲母の 酸化チタン処理顔料〕 しかるのち、この組成m(A)を用いる以外は、参考例
1と同様の操作を繰り返して目的とする表面層(I)を
得た。以下、表面層(I−2)と略記するが、このもの
は透明感があり、しかも真珠様の外観金星するフィルム
であった。
参考例 6 (同 上) 「カイナー(Kynar) −500J (アメリカ国
ペンウォルト社製のポリふつ化ビニリデン)の24部お
よびTL重量平均分子量30万なるポリメチルメタクリ
レートの16部を、ジメチルホルムアミドの100部と
シクロヘキサノンの60部に加熱下に溶解して均一な′
ff3液を得た。
次いで、かくして得られた樹脂溶液に「チヌビン900
」の1部を混合せしめたものをロールコータ−にて「セ
ラピール」上に塗布し、熱風乾燥器を用いて140’C
で30分間乾燥を行なった処、透明性の良好なポリふつ
化ビニリデン系の表面IfiCI>が得られた。以下、
これヲ衷面贅(I−3)と略記する。
実施例 1 メチルメタクリレート% n−ブチルアクリレートおよ
び分子量が10万なるアクリル共重合樹脂の40部と、
キシレンの40部と、酢酸−n−ブチルの20部とから
なる樹脂溶液の100部に、「ファーストゲン・ブルー
NKJ〔犬日本インキ化学工業@裏のシアニン・ブルー
顔料〕の1部を混合せしめ、次いでこの混合物をサンド
ミルで1時間に亘って顔料分散化せしめて青色ペースh
’l得た。
しかるのち、この實色ペーストヲ用いて下記の処方によ
り着色層(II)形成材料たる架橋型の樹脂組成物(B
)を得た。
青色ペースト。             90部rs
ao  70ONJ              4t
t〔昭和アルミパウダー■製の アルミニウム・ペースト〕 [バーノック DN−950J        14/
1〔大日本インキ化学工業四磐の ポリイソシアネート〕 キシレン        10〃 次いで、この層形成材料ヲ、−例1で得られたポリエス
テル・フィルム上に形成された表面層(I−1)上に、
ロールコータ−にて乾燥膜厚が40μ尻となるように塗
布し。
熱風乾燥器を用いて60℃で10分間、続いて120℃
で10分間乾燥硬化せしめて、青メタリック調なる目的
フィルムを得た。
実施例 2 メチルメタクリレート′!1−66%、n−ブチルアク
リレートを30%、β−ヒドロキシエチルメタクリレー
トを5%およびアクリル竣を2%なる割合で含有し構成
している重量子均分子葉が20万なるアクリル共重合樹
脂の30部と、キシレンの60部と、n−ブタノールの
10部とからなる樹脂Mfの100部と、[タイベーク
 CR−90J(:石原産業@製のルチル型酸化チタン
]の15部とを混合せしめ、次いでサンドミルで1時間
に亘って顔料分散化せしめて白色ペーストを問丸 しかるのち、この白色ペースト’6用いて下記の処方に
より着色層(II)形成材料たる架橋型の樹脂組成物(
B)k得た。
白色ペースト              115部「
スーパーベッカミン L−127−75BJ   5/
〔犬日本インキ化学工業■製の n−ブチル化メラミン樹脂〕 次いで、この層形成材料を、参考例2で得られたポリエ
ステル・フィルム上に形成された表面M(I−2)上に
、ロールコータ−にて乾燥膜厚が40μ扉となるように
塗布し。
熱風乾燥6金用いて60℃で10分間、続いて140℃
で10分間乾燥硬化せしめて白色の目的フィルム全問た
実施例 6 実施例1と同様にして得られた着色5層(II)形成材
料たる架橋型の樹脂組成物CB)’r rセラピール」
上にロールコータ−で乾燥膜厚が40BILとなるよう
に塗布し、;AN乾燥器を用いて60℃で10分間、続
いて120℃で10分間乾燥硬化せしめて青色メタリッ
ク調の着色、′g1(TI)なるフィルムを得た。
別に、参考例6で得られたポリエステル・フィルム上に
形成された表面層(1−3)上に、rEPs−903J
 [大日本インキ化学工業相製のポリウレタン系接着剤
〕の8部と、rKL−75J (同上社製の脂肪族イン
シアネート化合物)の1部とを酢酸エチルの10部で希
釈した形の接着剤溶液全ナイフコーターにて乾燥後の重
量が3〜41/1となるように塗布し、熱風乾燥器を用
いて80℃で3分間乾燥させた。
次いで、予め調製しておいた前記着色層(II)フィル
ムを「セラビール」より剥離して、この「セラピール」
に接していた面と相対させるようにして接着剤層が層設
されている上記表面層(I−3)の接着剤塗布面をあて
がい、80℃に加熱されたニップロールを用いてラミネ
ートを行なって目的フィルムを得た 応用例1〜3および比較応用例1 各実施例で得られたそれぞれの着色フィルムと、他方、
対照用の”マーキング・フィルム”と称される市販の塩
化ビニル樹脂系着色フィルムと′t−1厚さがcL3a
mなる燐散亜鉛処理鋼板に適用した場合を示す例であっ
て、まず各着色フィルムを各別に該鋼板に貼着せしめて
加]品を得た。
次いで、それぞれの着色フィルム貼着品について性能の
比較検討を行なつ九。
それらの結果は第1表にまとめて示す。
〔発明の効果〕
第1表の結果からも明らかなように、本発明の着色フィ
ルムに表面光沢が良好であり、しかも耐候性にすぐれる
ものであることが仰れる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、離型性および表面平滑性の良好な基体の上に、耐久
    性のすぐれた熱可塑性の樹脂組成物(A)を用いて表面
    層( I )を形成せしめ、次いでこの表面層( I )の上
    に、金属粉末および/または着色顔料を含んだ架橋型の
    樹脂組成物(B)を用いて着色層(II)を形成せしめる
    ことにより得られる、外観および耐候性にすぐれた着色
    フィルム。 2、前記した熱可塑性の樹脂組成物(A)が、ウレタン
    樹脂、ふつ素樹脂およびアクリル樹脂よりなる詳から選
    ばれる少なくとも1種の樹脂と、上記樹脂の100重量
    部に対して11〜20重量部の紫外線吸収剤とから成る
    もの、さらに必要に応じて、上記樹脂の100重量部に
    対して2重量部以下の着色顔料をも含めて成るものであ
    ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の着
    色フィルム。 3、前記した金属粉末および/または着色顔料を含んだ
    架橋型の樹脂組成物(B)が、常温硬化性のものである
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の着色
    フィルム。 4、前記した金属粉末および/または着色顔料を含んだ
    架橋型の樹脂組成物(B)が、熱硬化性のものであるこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の着色フ
    ィルム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5312868A (en) * 1989-09-29 1994-05-17 Sekisui Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Thermosetting covering sheet and a method of forming hard coating on the surface of substrates using the same
JP2010228128A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Fuji Seal International Inc メタリック調フィルム、及びシュリンクラベル

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