JPH0739156B2 - 外観および耐候性にすぐれた着色フイルム - Google Patents
外観および耐候性にすぐれた着色フイルムInfo
- Publication number
- JPH0739156B2 JPH0739156B2 JP60227991A JP22799185A JPH0739156B2 JP H0739156 B2 JPH0739156 B2 JP H0739156B2 JP 60227991 A JP60227991 A JP 60227991A JP 22799185 A JP22799185 A JP 22799185A JP H0739156 B2 JPH0739156 B2 JP H0739156B2
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- resin
- resin composition
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規にして有用なる、表面光沢が良好であって
耐候性にすぐれた着色フィルムに関し、さらに詳細に
は、特定の基体上に先ずクリヤー層を、次いで着色層を
形成せしめることにより得られる、とくに屋外で用いら
れる物品の表面の保護および美粧のために、さらには文
字や模様を表出させるための着色フィルムに関する。
耐候性にすぐれた着色フィルムに関し、さらに詳細に
は、特定の基体上に先ずクリヤー層を、次いで着色層を
形成せしめることにより得られる、とくに屋外で用いら
れる物品の表面の保護および美粧のために、さらには文
字や模様を表出させるための着色フィルムに関する。
従来より、金属製外装用建材や合成樹脂成形物の外観お
よび耐候性を向上させるために、あるいは文字とか模様
を表出させるために着色フィルムを、上掲された如き各
種基体表面に貼付することが行われている。
よび耐候性を向上させるために、あるいは文字とか模様
を表出させるために着色フィルムを、上掲された如き各
種基体表面に貼付することが行われている。
しかし、こうした着色フィルムは往々にして、塩化ビニ
ル樹脂を主成分とするバインダーに金属粉や顔料などを
含有せしめたものであるために表面光沢性に劣るし、し
かも、かかる塩化ビニル系樹脂は本来、耐候性が悪いの
と、金属粉や顔料などが直接、接触する空気や水分など
によって劣化することとが相俟って、耐候性も不十分な
ものであった。
ル樹脂を主成分とするバインダーに金属粉や顔料などを
含有せしめたものであるために表面光沢性に劣るし、し
かも、かかる塩化ビニル系樹脂は本来、耐候性が悪いの
と、金属粉や顔料などが直接、接触する空気や水分など
によって劣化することとが相俟って、耐候性も不十分な
ものであった。
そうした欠点を改良すべく、着色層の表面に熱可塑性ア
クリル樹脂製の、または熱可塑性ポリエステル樹脂製の
クリヤーフィルムを積層せしめるという方法もまた提案
されている。
クリル樹脂製の、または熱可塑性ポリエステル樹脂製の
クリヤーフィルムを積層せしめるという方法もまた提案
されている。
こうした方法によって表面の光沢こそ改善されるもの
の、クリヤーフィルムが熱可塑性のものであって、殆ど
架橋構造を有しないものである処から、長期に亘って屋
外で使用されるような場合には、著しい変色や光沢低下
などを起こして美観の低下を招来するという欠点があっ
た。
の、クリヤーフィルムが熱可塑性のものであって、殆ど
架橋構造を有しないものである処から、長期に亘って屋
外で使用されるような場合には、著しい変色や光沢低下
などを起こして美観の低下を招来するという欠点があっ
た。
また同様の目的で、耐候性のすぐれた熱可塑性のふっ素
樹脂製フィルムを積層せしめるという方法も提案されて
はいるが、透明性および密着性の面と、さらにコストの
面とのすべてに亘って満足させうるものは見出されるに
到ってはおらず、依然として、実用に供するには不十分
なものでしかない。
樹脂製フィルムを積層せしめるという方法も提案されて
はいるが、透明性および密着性の面と、さらにコストの
面とのすべてに亘って満足させうるものは見出されるに
到ってはおらず、依然として、実用に供するには不十分
なものでしかない。
しかるに、本発明者らは上述した如き従来技術における
種々の問題点の解決を図るべく鋭意検討した結果、硬化
性(架橋型)のクリヤー層(I)上に特定の着色層(I
I)を積層せしめることにより、外層および耐候性にす
ぐれた着色フィルムが得られることを見出して、本発明
を完成させるに到った。
種々の問題点の解決を図るべく鋭意検討した結果、硬化
性(架橋型)のクリヤー層(I)上に特定の着色層(I
I)を積層せしめることにより、外層および耐候性にす
ぐれた着色フィルムが得られることを見出して、本発明
を完成させるに到った。
すなわち、本発明は離型性および表面平滑性の良好な基
体の上に、耐候性にすぐれた架橋型の樹脂組成物を塗布
し乾燥硬化させてクリヤー層(I)を形成せしめ、次い
でこのクリヤー層(I)の上に着色層(II)を形成せし
めることにより得られる、外観および耐候性にすぐれ
た、とくに屋外で使用される物品の表面に貼着して保護
し美粧し、さらには文字および模様を形成せしめるため
に利用しうる着色フィルムを提供しようとするものであ
る。
体の上に、耐候性にすぐれた架橋型の樹脂組成物を塗布
し乾燥硬化させてクリヤー層(I)を形成せしめ、次い
でこのクリヤー層(I)の上に着色層(II)を形成せし
めることにより得られる、外観および耐候性にすぐれ
た、とくに屋外で使用される物品の表面に貼着して保護
し美粧し、さらには文字および模様を形成せしめるため
に利用しうる着色フィルムを提供しようとするものであ
る。
ここにおいて、まず上記したクリヤー層(I)は離型性
および表面平滑性の良好な基体の上に、耐候性にすぐれ
た架橋型の硬化性樹脂組成物を塗布し、溶剤を揮散し乾
燥させて塗膜を硬化せしめることにより形成されるもの
であるし、またかかる架橋型の硬化性樹脂組成物とは分
子内に官能基を含有する樹脂の溶液または分散液に、該
官能基と反応性を有する硬化剤を組み合わせたものであ
るとか、該官能基が自己架橋性を有し、あるいは空気中
の水分により架橋しうる形の、いわゆる常温硬化性ない
しは熱硬化性の樹脂の、主として溶液または分散体であ
る。
および表面平滑性の良好な基体の上に、耐候性にすぐれ
た架橋型の硬化性樹脂組成物を塗布し、溶剤を揮散し乾
燥させて塗膜を硬化せしめることにより形成されるもの
であるし、またかかる架橋型の硬化性樹脂組成物とは分
子内に官能基を含有する樹脂の溶液または分散液に、該
官能基と反応性を有する硬化剤を組み合わせたものであ
るとか、該官能基が自己架橋性を有し、あるいは空気中
の水分により架橋しうる形の、いわゆる常温硬化性ない
しは熱硬化性の樹脂の、主として溶液または分散体であ
る。
かかる架橋型の硬化性樹脂組成物には、さらに必要に応
じて、硬化助剤または硬化触媒をも配合せしめることも
できる。
じて、硬化助剤または硬化触媒をも配合せしめることも
できる。
そして、上記の官能基を含有する樹脂として代表的なも
のには下掲する如き官能基を含有するアクリル樹脂、ふ
っ素樹脂またはポリエステル樹脂などがある。
のには下掲する如き官能基を含有するアクリル樹脂、ふ
っ素樹脂またはポリエステル樹脂などがある。
そのうち、樹脂中に存在する官能基が水酸基である場
合、硬化剤として適当なものにはアミノアルデヒド樹
脂、イソシアネート化合物または金属アルコキシド化合
物などがあるし、官能基がアミノ基である樹脂に対する
硬化剤としては多価エポキシ化合物または多価カルボン
酸化合物などが挙げられるし、官能基がエポキシ基であ
る樹脂に対する硬化剤としては多価アミン化合物、多価
カルボン酸化合物、多価燐酸化合物、多価チオール化合
物または多価イソシアネート化合物などが挙げられる
し、官能基がカルボキシル基である樹脂に対する硬化剤
として適当なものには多価エポキシ化合物または多価ア
ミン化合物などがある。
合、硬化剤として適当なものにはアミノアルデヒド樹
脂、イソシアネート化合物または金属アルコキシド化合
物などがあるし、官能基がアミノ基である樹脂に対する
硬化剤としては多価エポキシ化合物または多価カルボン
酸化合物などが挙げられるし、官能基がエポキシ基であ
る樹脂に対する硬化剤としては多価アミン化合物、多価
カルボン酸化合物、多価燐酸化合物、多価チオール化合
物または多価イソシアネート化合物などが挙げられる
し、官能基がカルボキシル基である樹脂に対する硬化剤
として適当なものには多価エポキシ化合物または多価ア
ミン化合物などがある。
また、前記した自己架橋性(自己硬化性)の樹脂として
は、不飽和結合を含有し、重合開始剤で、あるいは紫外
線または電離性放射線で重合させ架橋硬化せしめるもの
であるとか、N−メチロール化(メタ)アクリルアマイ
ド基を含有するものおよび/またはアルキルエーテル化
物などが挙げられるし、他方、空気中の水分により架橋
硬化する形の樹脂としては、イソシアネート基またはア
ルコキシシリル基を含有するものなどが挙げられる。
は、不飽和結合を含有し、重合開始剤で、あるいは紫外
線または電離性放射線で重合させ架橋硬化せしめるもの
であるとか、N−メチロール化(メタ)アクリルアマイ
ド基を含有するものおよび/またはアルキルエーテル化
物などが挙げられるし、他方、空気中の水分により架橋
硬化する形の樹脂としては、イソシアネート基またはア
ルコキシシリル基を含有するものなどが挙げられる。
以上に掲げられた各種の官能基を有する樹脂および硬化
剤、そして自己架橋性(自己硬化性)の樹脂、さらには
空気中の水分により架橋硬化しうる樹脂は、いずれも公
知慣用の樹脂および硬化剤として用いられているものか
ら適宜選択される1種または2種以上の混合物である。
剤、そして自己架橋性(自己硬化性)の樹脂、さらには
空気中の水分により架橋硬化しうる樹脂は、いずれも公
知慣用の樹脂および硬化剤として用いられているものか
ら適宜選択される1種または2種以上の混合物である。
かくして得られる架橋型の樹脂組成物には、さらに必要
に応じて、紫外線吸収剤、酸化防止剤、流動調整剤また
は表面張力改良剤などの如き公知慣用の各種添加剤成分
をも添加配合せしめうることは勿論である。
に応じて、紫外線吸収剤、酸化防止剤、流動調整剤また
は表面張力改良剤などの如き公知慣用の各種添加剤成分
をも添加配合せしめうることは勿論である。
さらに、前記した離型性および表面平滑性の良好な基体
としては、表面の平滑な鋼板にニッケル、クロムまたは
銅などのメッキ処理が施されたものであるとか、さらに
その上にワックス類、シリコーン類、またはステアリン
酸ビスアマイドの如きアマイド類などの公知慣用の各種
剥離剤が塗布されたものであるとか、あるいは表面の平
滑なポリエステルなどの高分子化合物素材に上掲された
如き公知慣用の各種剥離剤が塗布されたものなどが代表
的なものである。
としては、表面の平滑な鋼板にニッケル、クロムまたは
銅などのメッキ処理が施されたものであるとか、さらに
その上にワックス類、シリコーン類、またはステアリン
酸ビスアマイドの如きアマイド類などの公知慣用の各種
剥離剤が塗布されたものであるとか、あるいは表面の平
滑なポリエステルなどの高分子化合物素材に上掲された
如き公知慣用の各種剥離剤が塗布されたものなどが代表
的なものである。
これらの基体は前掲された如き各種架橋型樹脂組成物の
性質や乾燥硬化条件などに応じて適宜選択すべきことは
勿論である。
性質や乾燥硬化条件などに応じて適宜選択すべきことは
勿論である。
そして、これらの基体上への前記クリヤー層(I)の塗
設、形成は、刷毛塗り、浸漬塗装、ロールコート、ナイ
フコート、フローコートまたはスプレー塗装などの公知
慣用の方法により行いうるが、とくに生産性および層の
均一性などの面から、ローラーまたはナイフを用いての
ドライラミネート方式によるのが好適である。
設、形成は、刷毛塗り、浸漬塗装、ロールコート、ナイ
フコート、フローコートまたはスプレー塗装などの公知
慣用の方法により行いうるが、とくに生産性および層の
均一性などの面から、ローラーまたはナイフを用いての
ドライラミネート方式によるのが好適である。
こうしたクリヤー層(I)の塗設に当たって、前記の架
橋型樹脂組成物の溶剤の種類や硬化の条件などは特に限
定されるものではなく、使用される樹脂の特性や前記硬
化方式に応じて適宜選定することが望ましい。
橋型樹脂組成物の溶剤の種類や硬化の条件などは特に限
定されるものではなく、使用される樹脂の特性や前記硬
化方式に応じて適宜選定することが望ましい。
かくして形成される当該クリヤー層(I)の厚さとして
は30〜150μmなる範囲内が適当であり、薄すぎる場合
には外観および耐候性が不十分となり、逆に厚すぎる場
合には本発明シートの調製も困難となるし、経済性の点
からも不利となるので、いずれも好ましくない。
は30〜150μmなる範囲内が適当であり、薄すぎる場合
には外観および耐候性が不十分となり、逆に厚すぎる場
合には本発明シートの調製も困難となるし、経済性の点
からも不利となるので、いずれも好ましくない。
次に、前記した着色層(II)は架橋型の(硬化性の)樹
脂組成物または熱可塑性の樹脂組成物に、金属粉末およ
び/または着色顔料を含めたものである。
脂組成物または熱可塑性の樹脂組成物に、金属粉末およ
び/または着色顔料を含めたものである。
そのうち、まず架橋型の樹脂組成物として、前掲された
如きクリヤー層(I)を塗設形成せしめるのに用いられ
た、各種の官能基を有する樹脂およびその硬化剤、そし
て自己架橋性(自己硬化性)の樹脂、さらには空気中の
水分により架橋硬化しうる樹脂などの、常温硬化性ない
しは熱硬化性樹脂などが、そのまま用いられ、これらの
樹脂組成物の中から適宜選択して用いられる。
如きクリヤー層(I)を塗設形成せしめるのに用いられ
た、各種の官能基を有する樹脂およびその硬化剤、そし
て自己架橋性(自己硬化性)の樹脂、さらには空気中の
水分により架橋硬化しうる樹脂などの、常温硬化性ない
しは熱硬化性樹脂などが、そのまま用いられ、これらの
樹脂組成物の中から適宜選択して用いられる。
他方、熱可塑性の樹脂組成物としてはアクリル樹脂、ポ
リエステル樹脂、ポリアミド樹脂、塩化ビニル樹脂また
はウレタン樹脂などの如き公知慣用の各樹脂の1種また
は2種以上の混合物と、とくに塩化ビニル樹脂などにあ
ってはこのほかの成分として公知慣用の可塑剤とから成
るものが挙げられる。
リエステル樹脂、ポリアミド樹脂、塩化ビニル樹脂また
はウレタン樹脂などの如き公知慣用の各樹脂の1種また
は2種以上の混合物と、とくに塩化ビニル樹脂などにあ
ってはこのほかの成分として公知慣用の可塑剤とから成
るものが挙げられる。
次いで、金属粉末として代表的なものには金粉、銀粉、
真鍮粉、アルミニウム粉または銅粉などがある。
真鍮粉、アルミニウム粉または銅粉などがある。
他方、着色顔料として代表的なものには酸化チタンの如
き無機顔料、またはシアニン系もしくはキナクリドン系
の如き有機顔料などがある。
き無機顔料、またはシアニン系もしくはキナクリドン系
の如き有機顔料などがある。
これらの金属粉末および/または着色顔料の使用量とし
ては、要求される塗膜の外観や色調などによって決定さ
れるべきではあるが、当該架橋型の(硬化性の)樹脂組
成物または熱可塑性の樹脂組成物の100重量部に対して
1〜100重量部なる範囲内が適当である。
ては、要求される塗膜の外観や色調などによって決定さ
れるべきではあるが、当該架橋型の(硬化性の)樹脂組
成物または熱可塑性の樹脂組成物の100重量部に対して
1〜100重量部なる範囲内が適当である。
さらに必要に応じて、これらの樹脂組成物中には紫外線
吸収剤、酸化防止剤またはラジカル捕捉剤などの如き公
知慣用の各種添加剤をも添加配合せしめうることは勿論
である。
吸収剤、酸化防止剤またはラジカル捕捉剤などの如き公
知慣用の各種添加剤をも添加配合せしめうることは勿論
である。
そして、当該着色層(II)の厚さとしては30〜200μm
なる範囲内が適当である。
なる範囲内が適当である。
当該着色層(II)を前記クリヤー層(I)上に塗設形成
せしめる方法としては、予め調製しておいた着色層フ
ィルムをクリヤー層(I)上に加熱圧着せしめるという
方法、クリヤー層(I)に公知慣用の接着剤を塗布
し、次いで予め調製しておいた着色層フィルムを貼り合
わせるという方法、予め調製された着色層フィルムに
接着剤を塗布してクリヤー層(I)に貼り合わせるとい
う方法、あるいはクリヤー層(I)上に、前掲した如
き架橋型(硬化性)樹脂組成物または熱可塑性樹脂組成
物の溶液に金属粉末および/または着色顔料を混合した
もの〔着色層(II)形成材料〕を塗布して乾燥硬化せし
めるという方法などが代表的なものとして挙げられる。
せしめる方法としては、予め調製しておいた着色層フ
ィルムをクリヤー層(I)上に加熱圧着せしめるという
方法、クリヤー層(I)に公知慣用の接着剤を塗布
し、次いで予め調製しておいた着色層フィルムを貼り合
わせるという方法、予め調製された着色層フィルムに
接着剤を塗布してクリヤー層(I)に貼り合わせるとい
う方法、あるいはクリヤー層(I)上に、前掲した如
き架橋型(硬化性)樹脂組成物または熱可塑性樹脂組成
物の溶液に金属粉末および/または着色顔料を混合した
もの〔着色層(II)形成材料〕を塗布して乾燥硬化せし
めるという方法などが代表的なものとして挙げられる。
そのうち、上記した着色層フィルムを予め調製する方法
としては前掲された如き各種の熱可塑性樹脂組成物の粉
末または粒状体に金属粉末および/または着色顔料を混
合したもの〔着色層(II)形成材料〕をT−ダイ法、イ
ンフレーション法またはカレンダー法などの公知慣用の
方法によりフィルム化せしめるいう方法によってもよい
し、あるいは前掲された如き各種の架橋型(常温硬化性
ないしは熱硬化性)樹脂組成物または熱可塑性樹脂組成
物のそれぞれの溶液状物に金属粉末および/または着色
顔料を混合したもの〔着色層(II)形成材料〕を流延法
により、常法に従ってフィルム化せしめるという方法に
よってもよい。
としては前掲された如き各種の熱可塑性樹脂組成物の粉
末または粒状体に金属粉末および/または着色顔料を混
合したもの〔着色層(II)形成材料〕をT−ダイ法、イ
ンフレーション法またはカレンダー法などの公知慣用の
方法によりフィルム化せしめるいう方法によってもよい
し、あるいは前掲された如き各種の架橋型(常温硬化性
ないしは熱硬化性)樹脂組成物または熱可塑性樹脂組成
物のそれぞれの溶液状物に金属粉末および/または着色
顔料を混合したもの〔着色層(II)形成材料〕を流延法
により、常法に従ってフィルム化せしめるという方法に
よってもよい。
かくして得られる本発明の着色フィルムは、着色層(I
I)におけるクリヤー層(I)が形成されている面とは
別の面、つまりクリヤー層(I)とは接していない、着
色層(II)の他方の面に公知慣用の接着剤を塗布する
か、あるいは当該着色フィルムが貼付されるべき物品の
表面に公知慣用の接着剤を塗布して、かかる物品に貼付
せしめたり、前掲した如き着色層フィルムとかかる物品
とを加熱圧着せしめるという形で利用することができ
る。
I)におけるクリヤー層(I)が形成されている面とは
別の面、つまりクリヤー層(I)とは接していない、着
色層(II)の他方の面に公知慣用の接着剤を塗布する
か、あるいは当該着色フィルムが貼付されるべき物品の
表面に公知慣用の接着剤を塗布して、かかる物品に貼付
せしめたり、前掲した如き着色層フィルムとかかる物品
とを加熱圧着せしめるという形で利用することができ
る。
そのうちでも特に、上述した着色層(II)におけるクリ
ヤー層(I)が形成されている面とは別の面−つまり、
クリヤー層(I)とは接していない、着色層(II)の他
方のフリーな面−に接着剤を塗布し、次いでこうした接
着剤塗布面を公知慣用の剥離紙で保護せしめるという形
で本発明の着色フィルムを実用に供するのが便利であ
り、本発明着色フィルムをこういう形で実際に当該着色
フィルムを適用するさいに、具体的には当該フィルムを
下掲する如き各種部品に貼付ないしは貼着して使用する
さいに、かかる剥離紙を剥がして実用に供するのが便利
である。
ヤー層(I)が形成されている面とは別の面−つまり、
クリヤー層(I)とは接していない、着色層(II)の他
方のフリーな面−に接着剤を塗布し、次いでこうした接
着剤塗布面を公知慣用の剥離紙で保護せしめるという形
で本発明の着色フィルムを実用に供するのが便利であ
り、本発明着色フィルムをこういう形で実際に当該着色
フィルムを適用するさいに、具体的には当該フィルムを
下掲する如き各種部品に貼付ないしは貼着して使用する
さいに、かかる剥離紙を剥がして実用に供するのが便利
である。
本発明の着色フィルムが適用されうる物品として代表的
なものを示せば、家屋と屋根とにみられるような各種建
築、建造物とその付属物または橋梁と橋桁とにみられる
ような各種構築、構造物とその付属物など、あるいはポ
リエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミ
ド、ポリスチレンまたはABSの如き各種プラスチックス
類の成形品などが挙げられ、したがって該物品の素材と
しては鉄ないしは非鉄の各種金属類、スレート、セメン
トコンクリート、アスベストコンクリートもしくは大理
石の如き上記金属類を除いた各種無機質素材、または上
掲された各種プラスチックス類、さらにはFRPないしはF
RTPの如き繊維質加工素材などが挙げられる。
なものを示せば、家屋と屋根とにみられるような各種建
築、建造物とその付属物または橋梁と橋桁とにみられる
ような各種構築、構造物とその付属物など、あるいはポ
リエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミ
ド、ポリスチレンまたはABSの如き各種プラスチックス
類の成形品などが挙げられ、したがって該物品の素材と
しては鉄ないしは非鉄の各種金属類、スレート、セメン
トコンクリート、アスベストコンクリートもしくは大理
石の如き上記金属類を除いた各種無機質素材、または上
掲された各種プラスチックス類、さらにはFRPないしはF
RTPの如き繊維質加工素材などが挙げられる。
そして、これら各種物品が具体的に利用される用途とし
ては、前記した各種建築物、建造物、構築物もしくは構
造物またはそれらの付属物の内外装用として、各種車輌
類の内外装用として、各種プラスチックス類の成形品の
外装(表面装)用として、あるいは各種自動販売機、各
種現金自動預入支払機、公衆電話器、電柱または各種掲
示板の外装用として、看板、標識または美装品の形で用
いられる。
ては、前記した各種建築物、建造物、構築物もしくは構
造物またはそれらの付属物の内外装用として、各種車輌
類の内外装用として、各種プラスチックス類の成形品の
外装(表面装)用として、あるいは各種自動販売機、各
種現金自動預入支払機、公衆電話器、電柱または各種掲
示板の外装用として、看板、標識または美装品の形で用
いられる。
このようにして、本発明の着色フィルムは該着色フィル
ムを構成している前記の離型性および表面平滑性の良好
な基体を剥離せしめることにより実用に供されることに
なるが、当該着色フィルムからの基体の剥離の時点とし
ては、作業の方法、あるいは適用(主として貼付ないし
は貼着)されるべき物品の使用目的または使用条件など
により適宜決定されるべきである。
ムを構成している前記の離型性および表面平滑性の良好
な基体を剥離せしめることにより実用に供されることに
なるが、当該着色フィルムからの基体の剥離の時点とし
ては、作業の方法、あるいは適用(主として貼付ないし
は貼着)されるべき物品の使用目的または使用条件など
により適宜決定されるべきである。
なお、本発明の着色フィルムを調製するに当たって、さ
らに必要ならば、該着色フィルムをそれぞれ構成してい
る前記クリヤー層(I)および着色層(II)なる必須の
各形成層のほかに、着色層(II)におけるクリヤー層
(I)が形成されている面とは別の面、つまり層(I)
とは全然接していない、層(II)の他方のフリーな面
に、軟質弾性フィルムないしはシート、軟質樹脂発泡シ
ート、または不織布もしくはガラス繊維などによって補
強されたフィルムないしはシートもを層設ないしは積層
せしめることもできる。
らに必要ならば、該着色フィルムをそれぞれ構成してい
る前記クリヤー層(I)および着色層(II)なる必須の
各形成層のほかに、着色層(II)におけるクリヤー層
(I)が形成されている面とは別の面、つまり層(I)
とは全然接していない、層(II)の他方のフリーな面
に、軟質弾性フィルムないしはシート、軟質樹脂発泡シ
ート、または不織布もしくはガラス繊維などによって補
強されたフィルムないしはシートもを層設ないしは積層
せしめることもできる。
そのさいには、勿論のことながら、かくして必要に応じ
て設けられた第三の層にはこれに貼付ないしは貼着すべ
き前掲の各種物品のために接着剤層を更に塗設すること
が必要となる。
て設けられた第三の層にはこれに貼付ないしは貼着すべ
き前掲の各種物品のために接着剤層を更に塗設すること
が必要となる。
次に、本発明を実施例、応用例および比較例により具体
的に説明するが、以下において部および%は特に断りの
ない限り、すべて重量基準であるものとする。
的に説明するが、以下において部および%は特に断りの
ない限り、すべて重量基準であるものとする。
実施例1 〔クリヤー層(I)の調製〕 メチルメタクリレート、n−ブチルアクリレートおよび
β−ヒドロキシエチルメタクリレートをそれぞれ60%、
20%および20%なる割合で含有する重量平均分子量(
w)が10万なるアクリル共重合樹脂の40部と、キシレン
の40部と、酢酸−n−ブチルの20部とからなる樹脂溶液
を用い、次の如き処方により塗工液を得た。
β−ヒドロキシエチルメタクリレートをそれぞれ60%、
20%および20%なる割合で含有する重量平均分子量(
w)が10万なるアクリル共重合樹脂の40部と、キシレン
の40部と、酢酸−n−ブチルの20部とからなる樹脂溶液
を用い、次の如き処方により塗工液を得た。
アクリル共重合樹脂溶液 100部 「バーノックDN−950」 21部 〔大日本インキ化学工業(株)製のポリイソシアネー
ト〕 「チヌビン328」 1部 (スイス国チバ・ガイギー社製の紫外線吸収剤) 次いで、この塗工液を「セラピール」〔東洋メタライジ
ング(株)製の剥離性ポリエステル樹脂フィルム〕上に
ロールコーターで乾燥膜厚が60μmとなるように塗布
し、120℃で30分間乾燥硬化せしめて目的層(I)を得
た。以下、これを層(I−1)と略記する。
ト〕 「チヌビン328」 1部 (スイス国チバ・ガイギー社製の紫外線吸収剤) 次いで、この塗工液を「セラピール」〔東洋メタライジ
ング(株)製の剥離性ポリエステル樹脂フィルム〕上に
ロールコーターで乾燥膜厚が60μmとなるように塗布
し、120℃で30分間乾燥硬化せしめて目的層(I)を得
た。以下、これを層(I−1)と略記する。
上記したアクリル共重合樹脂溶液の100部に、「ファス
トゲン・ブルーNK」〔大日本インキ化学工業(株)製の
シアニンブルー顔料」の1部を混合せしめ、次いでこの
混合物をサンドミルで1時間に亘って顔料分散化せしめ
て青色ペーストを得た。
トゲン・ブルーNK」〔大日本インキ化学工業(株)製の
シアニンブルー顔料」の1部を混合せしめ、次いでこの
混合物をサンドミルで1時間に亘って顔料分散化せしめ
て青色ペーストを得た。
しかるのち、この青色ペーストを用いて次の処方により
塗工液を調製した。
塗工液を調製した。
青色ペースト 90部 「Sap 700N」 4部 〔昭和アルミパウダー(株)製のアルミニウム・ペース
ト〕 「バーノックDN−950」 18部 キシレン 5部 次いで、この塗工液を「セラピール」上に形成された層
(I−1)の上にロールコーターにて乾燥膜厚が40μm
となるように塗布し、60℃で40分間乾燥せしめて、青メ
タリック調なる目的フィルムを得た。
ト〕 「バーノックDN−950」 18部 キシレン 5部 次いで、この塗工液を「セラピール」上に形成された層
(I−1)の上にロールコーターにて乾燥膜厚が40μm
となるように塗布し、60℃で40分間乾燥せしめて、青メ
タリック調なる目的フィルムを得た。
実施例2 〔着色フィルムの調製〕 メチルメタクリレートおよびn−ブチルアクリルレート
をそれぞれ70%および30%なる割合で含有するwが35
万なるアクリル共重合樹脂の粒状体の20部をトルエンの
60部およびキシレンの20部に溶解せしめて樹脂溶液とし
た。
をそれぞれ70%および30%なる割合で含有するwが35
万なるアクリル共重合樹脂の粒状体の20部をトルエンの
60部およびキシレンの20部に溶解せしめて樹脂溶液とし
た。
次いで、この樹脂溶液を用いて次の如き処方により塗工
液を調製した。
液を調製した。
樹脂溶液 100部 「Sap 700N」 4部 しかるのち、この塗工液を実施例1で得られた、「セラ
ピール」上に形成された層(I−1)上にロールコータ
ーにて乾燥膜厚が45μmとなるように塗布し、60℃で40
分間乾燥せしめて銀色の目的フィルムを得た。
ピール」上に形成された層(I−1)上にロールコータ
ーにて乾燥膜厚が45μmとなるように塗布し、60℃で40
分間乾燥せしめて銀色の目的フィルムを得た。
実施例3 〔クリヤー層(I)の調製〕 ヘキサフルオロプロピレンを45%、エチルビニルエーテ
ルを16%、ヒドロキシルブチルビニルエーテルを9%お
よび「ベオバー9」(オランダ国シェル社製の、C9なる
分岐脂肪族カルボン酸ビニルエステル)を30%なる割合
で含有するwが10万なるふっ素系共重合樹脂の40部
と、キシレンの40部と、メチルイソブチルケトンの20部
とからなる樹脂溶液を用い、次の処方により塗工液を調
製した。
ルを16%、ヒドロキシルブチルビニルエーテルを9%お
よび「ベオバー9」(オランダ国シェル社製の、C9なる
分岐脂肪族カルボン酸ビニルエステル)を30%なる割合
で含有するwが10万なるふっ素系共重合樹脂の40部
と、キシレンの40部と、メチルイソブチルケトンの20部
とからなる樹脂溶液を用い、次の処方により塗工液を調
製した。
ふっ素共重合樹脂溶液 100部 「タケネートD−140N」 13部 〔武田薬品工業(株)製のイソシアネート・プレポリマ
ー〕 次いで、この塗工液を「セラピール」上にロールコータ
ーにて乾燥膜厚が50μmとなるように塗布し、110℃で3
0分間乾燥硬化せしめて目的クリヤー層(I)を得た。
以下、層(I−2)と略記する。
ー〕 次いで、この塗工液を「セラピール」上にロールコータ
ーにて乾燥膜厚が50μmとなるように塗布し、110℃で3
0分間乾燥硬化せしめて目的クリヤー層(I)を得た。
以下、層(I−2)と略記する。
「パンデックスT−5167」〔大日本インキ化学工業
(株)製の、熱可塑性ウレタン樹脂〕の粒状物の70部と
「タイペークCR−90」〔石原産業(株)製の、ルチル型
酸化チタン〕の30部とを混合し、T−ダイによる押し出
し成形により、厚さが150μmなる白色の目的フィルム
を得た。以下、これを層(II−1)フィルムと略記す
る。
(株)製の、熱可塑性ウレタン樹脂〕の粒状物の70部と
「タイペークCR−90」〔石原産業(株)製の、ルチル型
酸化チタン〕の30部とを混合し、T−ダイによる押し出
し成形により、厚さが150μmなる白色の目的フィルム
を得た。以下、これを層(II−1)フィルムと略記す
る。
次いでこの層(II−1)フィルムに、n−ブチルアクリ
レートを50%、2−エチルヘキシルアクリレートを45%
およびアクリル酸を5%なる割合で含有する共重合体の
50%酢酸エチル溶液なるアクリル系接着剤をナイフコー
ターにて均一に塗布し、60℃なる熱風で10分間乾燥して
接着剤層を形成させ、しかるのち上記した層(I−2)
とこの層(II−1)フィルムとを貼り合わせて白色の目
的フィルムを得た。
レートを50%、2−エチルヘキシルアクリレートを45%
およびアクリル酸を5%なる割合で含有する共重合体の
50%酢酸エチル溶液なるアクリル系接着剤をナイフコー
ターにて均一に塗布し、60℃なる熱風で10分間乾燥して
接着剤層を形成させ、しかるのち上記した層(I−2)
とこの層(II−1)フィルムとを貼り合わせて白色の目
的フィルムを得た。
実施例4 〔クリヤー層(I)の調製〕 メチルメタクリレートを63%、n−ブチルアクリレート
を30%、β−ヒドロキシエチルアクリレートを5%およ
びアクリル酸を2%なる割合で含有するwwが20万なる
アクリル共重合樹脂の30部と、キシレンの60部と、n−
ブチルアルコールの10部とからなる樹脂溶液を用い、次
の処方により塗工液を調製した。
を30%、β−ヒドロキシエチルアクリレートを5%およ
びアクリル酸を2%なる割合で含有するwwが20万なる
アクリル共重合樹脂の30部と、キシレンの60部と、n−
ブチルアルコールの10部とからなる樹脂溶液を用い、次
の処方により塗工液を調製した。
樹脂溶液 100部 「スーパーベッカミンL−127−75B」 5部 〔大日本インキ化学工業(株)製のn−ブチル化メラミ
ン樹脂〕 次いで、この塗工液を「セラピール」上にロールコータ
ーで乾燥膜厚が50μmとなるように塗布し、80℃で30分
間乾燥し、さらに140℃で30分間乾燥硬化せしめて目的
層(I)を得た。以下、これを層(I−3)と略記す
る。
ン樹脂〕 次いで、この塗工液を「セラピール」上にロールコータ
ーで乾燥膜厚が50μmとなるように塗布し、80℃で30分
間乾燥し、さらに140℃で30分間乾燥硬化せしめて目的
層(I)を得た。以下、これを層(I−3)と略記す
る。
「パンデックスT−5167」の代わりに「グリラックスA
−150」〔大日本インキ化学工業(株)製のポリアミド
樹脂〕を使用するように変更した以外は、実施例3と同
様にして白色の目的フィルムを得た。以下、これを層
(II−2)フィルムと略記する。
−150」〔大日本インキ化学工業(株)製のポリアミド
樹脂〕を使用するように変更した以外は、実施例3と同
様にして白色の目的フィルムを得た。以下、これを層
(II−2)フィルムと略記する。
層(I−2)の代わりに層(I−1)を使用し、かつ層
(II−1)フィルムの代わりにこの(II−2)を使用す
るように変更した以外は、実施例3と同様にして白色の
目的フィルムを得た。
(II−1)フィルムの代わりにこの(II−2)を使用す
るように変更した以外は、実施例3と同様にして白色の
目的フィルムを得た。
応用例1〜4および比較例1 実施例1〜4で得られたそれぞれの着色フィルムと、対
照用の“マーキングフィルム”と称される市販の塩化ビ
ニル樹脂系着色フィルムとを厚さが0.8mmなる燐酸亜鉛
処理鋼板に適用した場合の例で、まず各着色フィルムを
各別に該処理鋼板に貼着せしめて加工製品を得た。
照用の“マーキングフィルム”と称される市販の塩化ビ
ニル樹脂系着色フィルムとを厚さが0.8mmなる燐酸亜鉛
処理鋼板に適用した場合の例で、まず各着色フィルムを
各別に該処理鋼板に貼着せしめて加工製品を得た。
それぞれの着色フィルム貼着品について性能の比較を行
った処を、第1表にまとめ示す。
った処を、第1表にまとめ示す。
〔発明の効果〕 第1表の結果からも明らかなように、本発明の着色フィ
ルムは表面光沢が良好であり、しかも耐候性にすぐれる
ものであることが知れる。
ルムは表面光沢が良好であり、しかも耐候性にすぐれる
ものであることが知れる。
Claims (6)
- 【請求項1】離型性および表面平滑性の良好な基体の上
に、耐候性の優れた架橋型樹脂組成物を塗布し、乾燥硬
化させてクリヤー層(I)を形成せしめ、次いで、該ク
リヤー層(I)の上に、着色層(II)を形成せしめるこ
とにより得られる、外観および耐候性に優れた着色フィ
ルム。 - 【請求項2】前記した樹脂組成物が常温硬化性のもので
ある、特許請求の範囲第1項に記載の着色フィルム。 - 【請求項3】前記した樹脂組成物が熱硬化性のものであ
る、特許請求の範囲第1項に記載の着色フィルム。 - 【請求項4】前記した着色層(II)が、常温硬化性の樹
脂組成物に、金属粉末および/または着色顔料を含めた
ものである、特許請求の範囲第1項に記載の着色フィル
ム。 - 【請求項5】前記した着色層(II)が、熱硬化性の樹脂
組成物に、金属粉末および/または着色顔料を含めたも
のである、特許請求の範囲第1項に記載の着色フィル
ム。 - 【請求項6】前記した着色層(II)が、熱可塑性の樹脂
組成物に、金属粉末および/または着色顔料を含めたも
のである、特許請求の範囲第1項に記載の着色フィル
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60227991A JPH0739156B2 (ja) | 1985-10-14 | 1985-10-14 | 外観および耐候性にすぐれた着色フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60227991A JPH0739156B2 (ja) | 1985-10-14 | 1985-10-14 | 外観および耐候性にすぐれた着色フイルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6285936A JPS6285936A (ja) | 1987-04-20 |
JPH0739156B2 true JPH0739156B2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=16869455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60227991A Expired - Lifetime JPH0739156B2 (ja) | 1985-10-14 | 1985-10-14 | 外観および耐候性にすぐれた着色フイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739156B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57103889A (en) * | 1980-10-29 | 1982-06-28 | Norudeipa Ag | Transferring enamel sheet and its manufacture |
JPS58173622A (ja) * | 1982-04-05 | 1983-10-12 | Toppan Printing Co Ltd | 真空成型用シ−トの製造方法 |
-
1985
- 1985-10-14 JP JP60227991A patent/JPH0739156B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57103889A (en) * | 1980-10-29 | 1982-06-28 | Norudeipa Ag | Transferring enamel sheet and its manufacture |
JPS58173622A (ja) * | 1982-04-05 | 1983-10-12 | Toppan Printing Co Ltd | 真空成型用シ−トの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6285936A (ja) | 1987-04-20 |
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