JP2010228128A - メタリック調フィルム、及びシュリンクラベル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明のメタリック調フィルムは、ベースフィルム2の一面側に、金属含有印刷層3と樹脂層4がこの順で設けられており、前記金属含有印刷層3が金属微粒子を3質量%以上含み、且つ前記金属含有印刷層3の光線透過率が25%以上であり、前記樹脂層4のL*値が20以下である。好ましくは、前記金属含有印刷層3が、金属微粒子を3質量%〜22質量%含み、さらに、可塑剤を20質量%〜45質量%含む。
【選択図】 図1
Description
例えば、特許文献1には、透明フィルムの一方の面に、透明着色インキ層、透明樹脂層、及び銀インキ層がこの順で設けられ、前記透明着色インキ層は、藍、青、緑、黄、橙、赤などの色相で形成され、前記銀インキ層は、アルミニウム粉を含んでいる。
しかしながら、黒顔料を混合したインキをフィルムに印刷しても、輝き感(輝度)に劣り、十分に優れた黒く輝いたフィルムを得ることができない。
本発明の第2の目的は、黒く輝いた外観を有し、さらに、印刷層がフィルムから剥がれ難く、熱収縮させた後であっても黒く輝いた外観を有するメタリック調フィルム及びシュリンクラベルを提供することである。
本発明の他の好ましいメタリック調フィルムは、金属含有印刷層が金属微粒子を3質量%〜22質量%含み、且つ前記金属含有印刷層の光線透過率が25%〜92%であり、前記樹脂層が印刷によって設けられている。
本発明の他の好ましいメタリック調フィルムは、前記金属含有印刷層の表面側に、意匠印刷層が設けられている。
本発明の他の好ましいメタリック調フィルムは、前記金属含有印刷層が、可塑剤を20質量%〜45質量%含む。
本発明の他の好ましいメタリック調フィルムは、前記ベースフィルムが熱収縮性を有する。
本発明のシュリンクラベルは、熱収縮性を有する透明なベースフィルムと、前記ベースフィルムの裏面に設けられた金属含有印刷層と、前記金属含有印刷層の裏面に設けられた樹脂層と、前記金属含有印刷層の表面側に設けられた意匠印刷層と、を有し、前記金属含有印刷層が金属微粒子を3質量%〜18質量%含み、前記樹脂層のL*値が20以下である。
前記メタリック調フィルムは、黒く輝いた外観を有するので、見る者に対して高級感及び高質感を与えることができる。
また、本発明のシュリンクラベルは、黒く輝いた外観を有するので、見る者に対して高級感及び高質感を与えることができる。
なお、前記金属含有印刷層の表面とは、第1実施形態においては、樹脂層が設けられている面と反対側の面を指し、第2実施形態においては、着色ベースフィルム(樹脂層)に積層された面と反対側の面を指す。
第1実施形態は、ベースフィルムの一面側に、金属含有印刷層と樹脂層がこの順で設けられているメタリック調フィルムに関する。
本実施形態のメタリック調フィルムは、ベースフィルムと、金属含有印刷層と、樹脂層と、を有し、前記ベースフィルムの一面側(裏面側又は表面側)に、金属含有印刷層と樹脂層がこの順で設けられている。
1つの実施例に係るメタリック調フィルム1は、図1に示すように、ベースフィルム2の裏面側に、金属含有印刷層3が設けられ、この金属含有印刷層3の裏面に樹脂層4が設けられている。図1のように、ベースフィルム2の裏面側に金属含有印刷層3及び樹脂層4がこの順(この順とは、金属含有印刷層3の裏面側に樹脂層4が設けられているという意味である)で設けられる場合、前記ベースフィルム2は、透明なフィルムが用いられる。ベースフィルム2の裏面側に金属含有印刷層3が設けられる場合、その金属含有印刷層3は、ベースフィルム2の裏面に直接設けることが好ましい。かかる好ましい態様によれば、ベースフィルム2の平滑性に従って、金属含有印刷層3の表面も極めて良好な平滑面となる。このため、より輝き感に優れたメタリック調フィルム1を形成できる。
他の実施例に係るメタリック調フィルム1は、図2に示すように、ベースフィルム2の表面側に、樹脂層4が設けられ、この樹脂層4の表面に金属含有印刷層3が設けられている。
図1〜図3に示すメタリック調フィルム1は、金属含有印刷層の表面側から見た場合、黒く輝いて見える。一方、同メタリック調フィルム1は、金属含有印刷層の裏面側から見た場合、黒く輝いて見えない(反視認面)。もっとも、例えば、図1に示すメタリック調フィルム1の樹脂層4の裏面に、上記金属含有印刷層を更に設けることにより、両面において黒く輝いた外観を有するメタリック調フィルム1を構成することもできる。
また、例えば、図2に示すように、ベースフィルム2の表面側に金属含有印刷層3及び樹脂層4がこの順(この順とは、金属含有印刷層3の裏面側に樹脂層4が設けられているという意味である)で設けられたメタリック調フィルム1に意匠印刷層6を設ける場合、意匠印刷層6は、金属含有印刷層3の表面に設けられる。なお、図2及び図3に示すように、意匠印刷層6がメタリック調フィルム1の最表面に設けられる場合、該意匠印刷層6の傷付きを防止するため、意匠印刷層6の表面に、透明オーバーコート層を設けることが好ましい。
前記無色透明な層は、金属含有印刷層3と樹脂層4の間に設けてもよい。より黒く輝いた外観を有するメタリック調フィルム1を得るためには、金属含有印刷層3の裏面に樹脂層4が直接積層されていることが好ましい。
なお、本明細書において「透明」の程度は、例えば、その光線透過率が90%以上であり、より好ましくは95%以上である。
前記メタリック調フィルムは、各種の包装材、広告用ラベル、ファイルカバー、粘着テープなどの形成材料として使用できる。
1つの実施形態では、前記メタリック調フィルムは、筒状ラベルの形成材料として使用できる。この筒状ラベルは、被着体(例えば飲料容器などの容器)に装着されるラベルであって、メタリック調フィルムを筒状に成形したラベルである。
前記シュリンクラベルは、ベースフィルムの裏面に金属含有印刷層及び樹脂層がこの順で設けられたメタリック調フィルムを用いて形成されていることが好ましい。さらに、前記シュリンクラベルは、前記樹脂層の裏面に保護層が設けられたメタリック調フィルムを用いて形成されていることがより好ましい。さらに、前記シュリンクラベルは、前記金属含有印刷層の表面側に意匠印刷層が設けられたメタリック調フィルムを用いて形成されていることがより好ましい。
前記ベースフィルムは、従来公知のフィルムを用いることができる。
前記ベースフィルムは、例えば、ポリスチレン系;ポリエチレン、ポリプロピレン、環状オレフィンなどのポリオレフィン系;ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系;ポリ塩化ビニル系;ポリアミド系などの合成樹脂製フィルムが挙げられる。ベースフィルムとしては、1枚の合成樹脂製フィルムを用いてもよいし、2枚以上の合成樹脂製フィルムが積層された積層フィルムを用いてもよい。
ベースフィルムの裏面側に金属含有印刷層び樹脂層がこの順で設けられたメタリック調フィルムにおいては、透明なベースフィルムが用いられる。ベースフィルムの表面側に金属含有印刷層及び樹脂層が設けられたメタリック調フィルムにおいては、ベースフィルムは、無色透明又は非透明の何れでもよいが、透明性に優れたフィルムを用いることが好ましい。なお、非透明なベースフィルムとしては、例えば、着色された合成樹脂製フィルム、合成紙、紙などが挙げられる。
前記光線透過率は、透過濃度から求められるものであり、下記実施例に記載の測定方法によって測定できる。
なお、前記透明なベースフィルムは、無色であることが好ましいが、透明性を損なわない範囲で若干着色されていてもよい。
本発明のメタリック調フィルムが、熱収縮性を有するベースフィルムを有する場合、該メタリック調フィルムは、例えば、シュリンクラベルの形成材料として使用できる。
熱収縮性を有するベースフィルムの一方向における熱収縮率は、好ましくは30%以上であり、より好ましくは40%である。
前記一方向に30%以上熱収縮するベースフィルムは、その他方向に若干熱収縮又は熱膨張してもよく、このような場合であっても、このベースフィルムは、前記一方向に30%以上熱収縮できる。前記一方向に30%以上熱収縮するベースフィルムが、他方向に若干熱収縮又は熱膨張する場合、その他方向における熱収縮率は、好ましくは−3〜15%であり、より好ましくは−1〜10%であり、特に好ましくは−1〜5%である。
式:熱収縮率(%)=[{(一方向(又は他方向)の元の長さ)−(一方向(又は他方向)の浸漬後の長さ)}/(一方向(又は他方向)の元の長さ)]×100。
前記金属含有印刷層は、金属微粒子を含む印刷層である。金属微粒子の含有量は、金属含有印刷層の全量に対して、3質量%以上である。金属含有印刷層中の金属微粒子が3質量%未満であると、金属含有印刷層が、光を十分に反射できず、十分な金属光沢を有しない。好ましくは、金属微粒子の含有量は、金属含有印刷層の全量に対して、3質量%〜22質量%であり、より好ましくは3質量%〜18質量%である。金属微粒子の含有量が前記範囲である金属含有印刷層の表面は、より良好な金属光沢を有する。
ベースフィルムが熱収縮性を有する場合、金属微粒子を3質量%〜18質量%含む金属含有印刷層は、ベースフィルムの熱収縮に追従して金属含有印刷層が収縮した後でも、黒く輝いた外観を維持できる。このため、金属微粒子を3質量%〜18質量%含む金属含有印刷層が設けられたシュリンクラベル(又はメタリック調フィルム)は、熱収縮の前後において、黒く輝いた外観を有する。
金属含有印刷層の光線透過率の上限は特に限定されないが、それが余りに高いと、樹脂層の黒色が見え過ぎて、金属含有印刷層が黒く見え過ぎる場合がある。このような点を考慮すると、金属含有印刷層の光線透過率は、92%以下が好ましく、90%以下がより好ましい。また、金属含有印刷層の光線透過率は、30%以上が好ましく、35%以上がより好ましい。
ただし、前記光線透過率は、透過濃度から求められるものであり、下記実施例に記載の測定方法によって測定できる。
その他、金属含有印刷層は、印刷被膜を形成するための樹脂成分を含み、更に、必要に応じて、添加剤を含む。前記金属含有印刷層が可塑剤を含まない場合、樹脂成分の含有量は、金属含有印刷層の全量に対して、70質量%〜97質量%であり、金属含有印刷層が可塑剤を含む場合、樹脂成分の含有量は、金属含有印刷層の全量に対して、30質量%〜77質量%である。
なお、メジアン径とは、金属微粒子の粒度分布において積算分布曲線の50%に相当する粒子径を意味する。前記粒子径とは、金属微粒子が略球状である場合には、その直径に相当し、金属微粒子が鱗片状である場合には、その長径に相当する。
金属含有印刷層に含まれる金属微粒子の全量中、前記メジアン径を満足する金属微粒子(例えば、アルミニウム粉など)が80質量%以上含まれていることが好ましい。
前記球状のアルミニウム粉は、例えば、アトマイジング法によって製造できる。前記鱗片状のアルミニウム粉は、例えば、乾式ボールミル法、湿式ボールミル法、及び蒸着法によって製造できる。湿式ボールミル法は、例えば、アルミニウム片を、ステアリン酸又は無機燐酸などの減磨剤及び適当な液体と共に、ボールミルで粉砕することにより、アルミニウム粉ペーストを得る方法である。蒸着法は、アルミニウム蒸着フィルムからアルミニウム蒸着膜を剥離した後、その蒸着膜を溶剤に分散させることにより、アルミニウム粉ペーストを得る方法である。
アルミニウム粉の形状、大きさ及び粒度分布は、その製造法、ボールミルの粉砕条件などを設定することにより、適宜調整できる。
鱗片状のアルミニウム粉の長径は、好ましくは1μm〜30μmである。前記鱗片状のアルミニウム粉のアスペクト比は、好ましくは10〜3000である。
なお、前記鱗片状のアルミニウム粉の長径とは、鱗片状のアルミニウム粉の上面における最大長さ(最大幅)を意味する。
前記鱗片状のアルミニウム粉のアスペクト比は、次の式で求められる。
式:アスペクト比=鱗片状のアルミニウム粉の長径/鱗片状のアルミニウム粉の最大厚み。
透明なフィルム(例えば、光線透過率が96%のフィルム)の一面全体に、金属微粒子(例えばアルミニウム粉)を含む金属含有インキを印刷し、厚み約1μmの金属含有印刷層を形成する。この金属含有印刷層の表面を、超深度形状測定顕微鏡(キーエンス(株)製、製品名「VK−8500」)を用いて、倍率2000倍の画像に拡大して観察する。この画像内に見える金属微粒子を20個無作為に選択し、それぞれの長径を測定し、平均長径を求める。また、同20個の金属微粒子の厚みを、SEM観察して測定し、平均厚みを求める。
ビヒクルは、樹脂成分を含み、必要に応じて、溶媒、油成分、可塑剤を含む。
前記金属含有インキのビヒクルとしては、その硬化メカニズムに従った分類によれば、蒸発乾燥型、紫外線硬化型などの光重合型などが挙げられる。
光重合型の樹脂成分としては、アクリレート系などの光重合性樹脂と重合開始剤などが挙げられる。光重合型のビヒクルは、無溶剤で、光重合性樹脂と重合開始剤を混合することにより、調製できる。
前記油成分としては、鉱油、植物油などが挙げられる。
前記可塑剤としては、アセチルクエン酸トリブチル、アジピン酸ジオクチル、トリエチルホスフェートなどの液体可塑剤;フタル酸ジシクロヘキシル、フタル酸ジフェニル、安息香酸スクロースなどの固体可塑剤;などが挙げられる。前記可塑剤は、印刷層に可撓性及び柔軟性を付与する働きがある。前記金属含有インキは、可塑剤を含んでいてもよいし、含んでいなくてもよい。好ましくは、金属含有インキには、可塑剤が配合される。
前記添加剤としては、ワックス、酸化防止剤、界面活性剤、ゲル化剤、安定剤、消泡剤、充填剤などが挙げられる。金属含有インキは、金属微粒子の輝きを損ねない範囲で、添加剤として着色剤(顔料又は染料)を若干含んでいてもよい。もっとも、より輝いた金属含有印刷層を形成するためには、前記金属含有インキには、前記着色剤が含まれていないことが好ましい。特に、金属含有インキ(金属含有印刷層)には、黒色着色剤が含まれていないことがより好ましい。
金属含有印刷層の厚みは、特に限定されないが、好ましくは0.1μm〜5μmである。金属含有印刷層の厚みが余りに薄いと輝き感が低く、一方、金属含有印刷層の厚みが余りに厚いとその背景に設けられた樹脂層から反射された光が透過し難くなる。
前記樹脂層は、そのL*値が20以下の層である。好ましくは、樹脂層のL*値は、0.1〜20であり、より好ましくは0.1〜10である。L*値が20以下の樹脂層であれば、該樹脂層から反射された光が黒くなり、それが金属含有印刷層を透過することにより、金属含有印刷層が黒く輝いて見える。
ただし、前記L*値は、物体の色を表すためのL*a*b*表色系における明度を意味し、JIS Z8729に基づいて求めることができる。
これらの中では、前記樹脂層は、前記印刷法によって形成することが簡便である。
例えば、黒色インキを、ベースフィルム上又は金属含有印刷層上に印刷することにより、前記樹脂層を形成できる。この場合、前記樹脂層は、黒インキの硬化皮膜からなる。
樹脂層を形成する黒色インキは、黒色着色剤とビヒクルを含み、所望により、添加剤を含む。
黒色着色剤としては、例えば、黒酸化鉄やカーボンブラックなどの無機黒色系顔料、アニリンブラックなどの有機染料、ランプブラック、アイボリーブラック、ピーチブラックなどが挙げられる。樹脂層中における黒色着色剤の含有量は、樹脂層のL*値が20以下となることを条件とする限り、特に限定されない。好ましくは、黒色着色剤の含有量は、樹脂層の全量に対して、5質量%〜30質量%である。
樹脂層の厚みは、特に限定されないが、好ましくは0.1μm以上である。樹脂層の厚みが余りに薄いと黒く見えない虞がある。一方、樹脂層の厚みが厚くても、黒く輝いたメタリック調フィルムを形成できるが、費用対効果を考慮すると、樹脂層の厚みは10μm以下である。
前記黒色着色剤の含有量及び樹脂層の厚みなどを適宜調整することにより、L*値が20以下の樹脂層を形成できる。
なお、樹脂層をインキで形成する場合、そのインキは黒色インキに限られない。樹脂層をインキで形成する場合、そのインキの硬化皮膜のL*値が20以下となるようなインキを用いて形成すればよい。
また、樹脂層を溶融押出法で形成する場合、その溶融樹脂成分中に、例えば、上記黒色着色剤を含有させることにより、L*値が20以下の樹脂層を形成できる。同様に、樹脂層を着色フィルムで形成する場合、例えば、樹脂成分と黒色着色剤を含む樹脂組成物を製膜することにより、L*値が20以下の着色フィルムを形成できる。
前記保護層は、必要に応じて設けられる。
前記保護層は、任意の色彩に着色されていてもよいし、無色透明であってもよい。
保護層が着色されている場合、その色彩としては、白色、灰色、黄色などが挙げられる。保護層は、好ましくは、白色又は無色透明である。
前記保護層の形成方法は、インキを用いた印刷法や樹脂の溶融押出法などが挙げられる。インキを用いた印刷法によれば、保護層を簡便に形成できる。保護層を形成するインキには、メタリック調フィルム(及びシュリンクフィルム)の滑り性を高めるため、滑剤を含んでいることが好ましい。
例えば、前記保護層は、滑剤を含む公知のインキを1回印刷又は複数回重ねて印刷することにより形成できる。保護層の厚みは、特に限定されないが、好ましくは0.5μm〜5μmである。保護層の厚みが余りに薄いと、樹脂層の傷付きを十分に防止できず、これを十分に保護できない虞がある。一方、保護層の厚みが余りに厚いと、費用対効果の点で好ましくない。
前記意匠印刷層及び無色透明な層は、必要に応じて設けられる。
意匠印刷層は、グラビアインキなどの公知のインキを用いて形成できる。無色透明な層は、例えば、無色透明なコーティング樹脂溶液を用いて形成できる。無色透明なコーティング樹脂溶液としては、例えばメジウムインキなどが挙げられる。メジウムインキは、着色剤を含まない印刷インキである。例えば、上記ビヒクル自体をメジウムインキとして使用できる。
意匠印刷層及び無色透明な層の厚みは、通常、それぞれ1μm〜10μm程度である。
従って、本発明のメタリック調フィルムは、クロムメッキの表面のような、黒く輝いた外観を有する。
第2実施形態は、樹脂層として、L*値が20以下のベースフィルムが用いられ、このベースフィルム(以下、L*値が20以下のベースフィルムを着色ベースフィルムという)の一面側に、金属含有印刷層が設けられているメタリック調フィルムに関する。
以下、第2実施形態のメタリック調フィルムの説明にあたって、上記第1実施形態と異なる部分を主として説明し、上記第1実施形態と同様の構成及び効果については、その説明を省略し、用語及び符号をそのまま援用する。
本実施形態のメタリック調フィルムは、着色ベースフィルムと、金属含有印刷層と、を有し、前記着色ベースフィルムの一面側(裏面側又は表面側)に金属含有印刷層が設けられている。
1つの実施例に係るメタリック調フィルム10は、図4に示すように、着色ベースフィルム8の表面側に、金属含有印刷層3が設けられている。好ましくは、金属含有印刷層3は、着色ベースフィルム8の表面に直接設けられている。金属含有印刷層3は、着色ベースフィルム8の一面側の全体に渡って設けられていてもよいし、或いは、着色ベースフィルム8の一面側の一部の領域に設けられていてもよい。
必要に応じて、金属含有印刷層3の表面に、意匠印刷層6が設けられていてもよい。また、その他、上記第1実施形態と同様に、必要に応じて、無色透明な層などが設けられていてもよい。
本実施形態のメタリック調フィルムも、上記第1実施形態と同様に、各種の包装材、広告用ラベル、ファイルカバー、粘着テープなどの形成材料として使用できる。
好ましくは、本実施形態のメタリック調フィルムも、筒状ラベルの形成材料として使用でき、特に好ましくは、シュリンクラベルの形成材料として使用できる。
本実施形態では、樹脂層として、L*値が20以下のベースフィルムフィルム(着色ベースフィルム)が用いられる。この着色ベースフィルムは、上記第1実施形態の樹脂層及びベースフィルムの代用である。この着色ベースフィルムに金属含有印刷層を設けることにより、着色ベースフィルムから反射された光が金属含有印刷層を透過し、金属含有印刷層が黒く輝いて見える。着色ベースフィルムのL*値は、好ましくは0.1〜20であり、より好ましくは0.1〜10である。
着色ベースフィルムは、例えば、ポリエステル系などの公知の樹脂成分と、黒色着色剤とを含む樹脂組成物を製膜することにより得ることができる。
また、着色ベースフィルムとして、例えば、黒色着色剤を含む樹脂組成物を製膜したフィルムと、無色透明なフィルムと、を積層した積層フィルムを用いることもできる。
着色ベースフィルムが熱収縮性を有する場合、フィルム面内の一方向に熱収縮するフィルムでもよいし、フィルム面内の一方向及び他方向に熱収縮するフィルムでもよい。
熱収縮性を有する着色ベースフィルムの一方向における熱収縮率は、好ましくは30%以上であり、より好ましくは40%である。また、着色ベースフィルムが、他方向に若干熱収縮又は熱膨張する場合、その他方向における熱収縮率は、好ましくは−3〜15%であり、より好ましくは−1〜10%であり、特に好ましくは−1〜5%である。
着色ベースフィルムの厚みは、特に限定されず、例えば、20μm〜120μmであり、好ましくは20μm〜80μmである。
本実施形態の金属含有印刷層は、着色ベースフィルムに設けられる点を除いて、上記第1実施形態と同様である。
意匠印刷層及び無色透明な層は、必要に応じて設けられる。意匠印刷層及び無色透明な層についても、上記第1実施形態で説明したものと同様である。
従って、本実施形態のメタリック調フィルムも、クロムメッキの表面のような、黒く輝いた外観を有する。
(1)アルミニウム粉ペースト(A):チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製、商品名「メタシーン 71−0010」。酢酸エチルと酢酸イソプロピルの混合溶媒中に鱗片状の蒸着アルミニウム粉を含む固形分濃度10質量%のペースト。
(2)アルミニウム粉ペースト(B):チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製、商品名「メタシーン 41−0010」。酢酸エチルと酢酸イソプロピルの混合溶媒中に鱗片状の蒸着アルミニウム粉を含む固形分濃度10質量%のペースト。
(3)アルミニウム粉ペースト(C):エカルト社製、商品名「METALURE A−41010AE」。酢酸エチル中に鱗片状の蒸着アルミニウム粉を含む固形分濃度10質量%のペースト。
(4)樹脂(A):日本化工塗料(株)製、商品名「FS8009−1」。酢酸エチル中にウレタン樹脂を含む固形分濃度30質量%のウレタン樹脂溶液。前記ウレタン樹脂のガラス転移温度は、−25度。
(5)樹脂(B):イーストマンケミカルジャパン(株)製、商品名「CAB381−20」。セルロースアセテートブチレート。
(6)可塑剤:旭化成ファインケム(株)製。アセチルクエン酸トリブチル(室温で液状。沸点173℃)。
(7)溶剤(A):酢酸エチル。
(8)溶剤(B):酢酸n−プロピル。
(9)黒色インキ:DIC(株)製、商品名「シュリンクフィルム用インキ コーラス」。
(10)藍色インキ:DIC(株)製、商品名「シュリンクフィルム用インキ コーラス」。
(11)紅色インキ:DIC(株)製、商品名「シュリンクフィルム用インキ コーラス」。
(12)黄色インキ:DIC(株)製、商品名「シュリンクフィルム用インキ コーラス」。
(13)白色インキ:DIC(株)製、商品名「シュリンクフィルム用インキ ファインラップNTVPET用HC白」。
(14)透明インキ:大日精化工業(株)製、商品名「シュリンクフィルム用メジウム CS耐熱メジウム」。
(15)透明フィルム:東洋紡績(株)製、商品名「S7042」。厚み50μmのポリエステル系フィルム。光線透過率96%。
上記(1)〜(8)の材料を、表1及び表2に示す割合で混合することにより、アルミニウム粉を含むインキ(1)〜インキ(13)を調製した。なお、表1及び表2において、「部」は、質量部を表し、「%」は、質量%を表す。
表1及び表2の「固形分の計」は、アルミニウム粉、樹脂及び可塑剤の固形分量の合計を表す。ただし、可塑剤は、それ自体室温において液状であるため、厳密な意味では固形分とは言えないが、便宜上、この液状の可塑剤の質量も固形分と表記している(液状の可塑剤の有効質量は、固形分というよりも、正確には不揮発性分と言える)。例えば、インキ(1)においては、アルミニウム粉ペースト(A)の固形分量は、5.0×0.1で求められ、樹脂(A)の固形分量は、8.0×0.3で求められる。
表1及び表2の「アルミニウム含有比」は、固形分の計に対する、アルミニウム粉ペーストの固形分量の割合を表す。例えば、インキ(1)においては、アルミニウム含有比は、0.5÷6.4で求められる。
表1及び表2の「樹脂含有比」は、固形分の計に対する、樹脂の固形分量の割合を表す。例えば、インキ(1)においては、樹脂含有比は、(2.4+1.5)÷6.4で求められる。
表1及び表2の「可塑剤含有比」は、固形分の計に対する、可塑剤の固形分量の割合を表す。例えば、インキ(1)においては、可塑剤含有比は、2.0÷6.4で求められる。
透明フィルムの裏面全体に、インキ(1)〜インキ(13)をそれぞれ印刷した後、乾燥させることにより、乾燥厚み1μmの金属含有印刷層を形成した。各インキの金属含有印刷層の表面の透過濃度を、白黒透過濃度計(伊原電子工業(株)製、製品名「Ihac−T5」)を用いて測定した。測定された透過濃度(D)の値から、下記式に基づいて、透過率(T)を求めた。その結果を表3に示す。なお、透明フィルムの光線透過率(96%)についても、同様にして求めた。
D=log10(P0/P1)=log10(100/T)
T=100/10D
ただし、Dは、透過濃度を表し、P0は、透過濃度測定時の入射光の強度を表し、P1は、透過光の強度を表し、Tは、透過率(%)を表す。
透明フィルムの裏面全体に、黒色インキ、藍色インキ、紅色インキ、黄色インキ及び白色インキをそれぞれ印刷した後、乾燥させることにより、乾燥厚み1μmの樹脂層を形成した。各インキの樹脂層の表面のL*値を、JIS Z8729に準拠した分光測色計濃度計(日本平版機材(株)製、製品名「X−RITE 900」)を用いて測定した。その結果を表3に示す。
透明フィルムの裏面全体に、インキ(1)を印刷した後、乾燥させることにより、乾燥厚み1μmの金属含有印刷層を形成した。さらに、この金属含有印刷層の裏面全体に、黒色インキを印刷した後、乾燥させることにより、乾燥厚み1μmの樹脂層を形成した。
このようにして透明フィルムの裏面にアルミニウム粉を含む金属含有印刷層と黒色の樹脂層がこの順で設けられた、実施例1のフィルムを作製した。
透明フィルムの裏面全体に、インキ(1)を印刷した後、乾燥させることにより、乾燥厚み1μmの金属含有印刷層を形成した。さらに、この金属含有印刷層の裏面全体に、黒色インキを印刷した後、乾燥させることにより、乾燥厚み1μmの樹脂層を形成した。さらに、この樹脂層の裏面全体に、白色インキを印刷した後、乾燥させることにより、乾燥厚み2μmの保護層を形成した。
このようにして透明フィルムの裏面にアルミニウム粉を含む金属含有印刷層と黒色の樹脂層と白色の保護層がこの順で設けられた、実施例2のフィルムを作製した。
白色インキに代えて、透明インキを用いて保護層を形成したこと、及び前記保護層の乾燥厚みを1μmとしたこと以外は、実施例2と同様にして、実施例3のフィルムを作製した。
[実施例4]
インキ(1)に代えて、インキ(3)を用いて金属含有印刷層を形成したこと以外は、実施例2と同様にして、実施例4のフィルムを作製した。
[実施例5]
インキ(1)に代えて、インキ(4)を用いて金属含有印刷層を形成したこと以外は、実施例2と同様にして、実施例5のフィルムを作製した。
[実施例6]
インキ(1)に代えて、インキ(5)を用いて金属含有印刷層を形成したこと以外は、実施例2と同様にして、実施例6のフィルムを作製した。
[実施例7]
インキ(1)に代えて、インキ(7)を用いて金属含有印刷層を形成したこと以外は、実施例2と同様にして、実施例7のフィルムを作製した。
[実施例8]
インキ(1)に代えて、インキ(8)を用いて金属含有印刷層を形成したこと以外は、実施例2と同様にして、実施例8のフィルムを作製した。
[実施例9]
インキ(1)に代えて、インキ(9)を用いて金属含有印刷層を形成したこと以外は、実施例2と同様にして、実施例9のフィルムを作製した。
[実施例10]
インキ(1)に代えて、インキ(10)を用いて金属含有印刷層を形成したこと以外は、実施例2と同様にして、実施例10のフィルムを作製した。
[実施例11]
インキ(1)に代えて、インキ(11)を用いて金属含有印刷層を形成したこと以外は、実施例2と同様にして、実施例11のフィルムを作製した。
[実施例12]
インキ(1)に代えて、インキ(12)を用いて金属含有印刷層を形成したこと以外は、実施例2と同様にして、実施例12のフィルムを作製した。
[実施例13]
金属含有印刷層の乾燥厚みを4μmとしたこと以外は、実施例2と同様にして、実施例13のフィルムを作製した。
[実施例14]
インキ(1)に代えて、インキ(6)を用いて金属含有印刷層を形成したこと以外は、実施例2と同様にして、実施例14のフィルムを作製した。
黒色インキに代えて、藍色インキを用いて樹脂層を形成したこと以外は、実施例2と同様にして、比較例1のフィルムを作製した。
[比較例2]
黒色インキに代えて、藍色インキを用いて樹脂層を形成したこと以外は、実施例3と同様にして、比較例2のフィルムを作製した。
[比較例3]
黒色インキに代えて、紅色インキを用いて樹脂層を形成したこと以外は、実施例2と同様にして、比較例3のフィルムを作製した。
[比較例4]
黒色インキに代えて、紅色インキを用いて樹脂層を形成したこと以外は、実施例3と同様にして、比較例4のフィルムを作製した。
[比較例5]
黒色インキに代えて、黄色インキを用いて樹脂層を形成したこと以外は、実施例2と同様にして、比較例5のフィルムを作製した。
[比較例6]
黒色インキに代えて、黄色インキを用いて樹脂層を形成したこと以外は、実施例3と同様にして、比較例6のフィルムを作製した。
[比較例7]
インキ(1)に代えて、黒色インキを用いて印刷層を形成したこと、及び、黒色インキに代えて、インキ(1)を用いて樹脂層を形成したこと以外は、実施例2と同様にして、比較例7のフィルムを作製した。
[比較例8]
黒色インキに代えて、透明インキを用いて樹脂層を形成したこと以外は、実施例1と同様にして、比較例8のフィルムを作製した。
[比較例9]
黒色インキに代えて、白色インキを用いて樹脂層を形成したこと以外は、実施例1と同様にして、比較例9のフィルムを作製した。
[比較例10]
インキ(1)に代えて、混合インキを用いて金属含有印刷層を形成したこと、及び、黒色インキに代えて、白色インキを用いて樹脂層を形成したこと以外は、実施例1と同様にして、比較例10のフィルムを作製した。
[比較例11]
インキ(1)に代えて、混合インキを用いて金属含有印刷層を形成したこと、及び、黒色インキに代えて、透明インキを用いて樹脂層を形成したこと以外は、実施例1と同様にして、比較例11のフィルムを作製した。
なお、比較例10及び11の混合インキは、インキ(1)と黒色インキを50:50(質量比)で混合したインキである。
[比較例12]
インキ(1)に代えて、インキ(2)を用いて金属含有印刷層を形成したこと以外は、実施例2と同様にして、比較例12のフィルムを作製した。
[比較例13]
インキ(1)に代えて、インキ(13)を用いて金属含有印刷層を形成したこと以外は、実施例2と同様にして、比較例13のフィルムを作製した。
実施例1〜14及び比較例1〜13のフィルムの表面(金属含有印刷層が設けられた面とは反対側の面)をそれぞれ目視で観察し、その外観を下記の基準で評価した。その結果を表4〜表7に示す。ただし、比較例7のフィルムについては、インキ(1)の印刷層の両面に、黒インキの印刷層と白インキの印刷層が設けられているので、該フィルムの表面及び裏面側からそれぞれ目視で観察した。
○:極めて良好なクロムメッキ調の外観となっていた(極めて黒く輝いていた)。
△:クロムメッキ調の外観となっていた(黒く輝いていた)。
×:クロムメッキ調の外観となっていなかった(黒くなかった、及び/又は、輝いていなかった)。
実施例1〜14及び比較例1〜13のフィルムを、それぞれ縦横10cm×10cmに裁断した。このフィルム片の両端をチャックに保持し、該フィルム片を90℃の水中に20秒間浸して20%熱収縮させた。熱収縮後のフィルムの表面をそれぞれ目視で観察し、その外観を上記と同様の基準で評価した。その結果を表4〜表7に示す。ただし、比較例7のフィルムについては、収縮前の外観評価と同様に、その表面及び裏面側からそれぞれ目視で観察した。
また、アルミニウム粉を含む金属含有印刷層が乾燥厚み4μmに形成されている実施例13は、収縮後の外観がやや悪くなった。これは、熱収縮により、金属含有印刷層の厚みが更に増したことが原因と推定される。従って、アルミニウム粉を含む金属含有印刷層の厚みは、5μm以下が好ましい。
アルミニウム粉を20.3質量%含むインキ(13)からなる金属含有印刷層が形成された実施例14は、収縮後の外観が悪くなった。従って、熱収縮させることを考慮すると、金属含有印刷層のアルミニウムの含有量は、18質量%以下が好ましい。
実施例1〜14及び比較例1〜13のフィルムの印刷層のテープ剥離性を、JIS K 5600に準じて測定した。ただし、JIS K 5600で規定する碁盤目状のクロスカットは形成していない。このテープ剥離性の試験は、粘着テープによって、どの程度印刷層が剥がれるかを調べたものである。
具体的には、実施例1〜14及び比較例1〜13の各フィルムの保護層の露出面に、幅18mmの粘着テープ(ニチバン(株)製、製品名「セロテープ(登録商標)」)を貼り付け、この粘着テープを90度方向に引き剥がした。なお、保護層の露出面とは、透明フィルムの表面とは反対側の面である。なお、実施例1のフィルムには、保護層が設けられていないので、樹脂層の露出面に前記粘着テープを貼り付けた。前記粘着テープが貼り付いていた部分のうち縦横5mm×5mmの領域に、どの程度各層(金属含有印刷層、樹脂層及び保護層)が残存しているかを目視で観察し、下記の基準で評価した。その結果を表4〜表7に示す。
○:金属含有印刷層を含む各層の90%以上が透明フィルムに残存していた。つまり各層の10%未満が、粘着テープによって剥ぎ取られていた。
△:金属含有印刷層を含む各層の80%以上90%未満が透明フィルムに残存していた。
×:金属含有印刷層を含む各層の80%未満が透明フィルムに残存していた。
実施例1〜14及び比較例1〜13のフィルムを、それぞれ縦横10cm×10cmに裁断した。このフィルム片を平坦面上に載せ、保護層(実施例1のみ樹脂層)の露出面を手の爪甲で10往復(往復幅約20mm)擦った後、前記露出面を目視で観察し、下記の基準で評価した。その結果を表4〜表7に示す。
○:金属含有印刷層を含む各層が剥離していなかった。
△:金属含有印刷層を含む各層が一部分剥離していた。
×:金属含有印刷層を含む各層が著しく剥離していた。
本発明のシュリンクラベルは、例えば飲料容器の胴部に装着される筒状ラベルとして使用できる。
Claims (7)
- 金属微粒子を含む金属含有印刷層と、樹脂層と、を有し、
前記金属含有印刷層が金属微粒子を3質量%以上含み、且つ前記金属含有印刷層の光線透過率が25%以上であり、
前記樹脂層のL*値が20以下である、メタリック調フィルム。 - 前記金属含有印刷層と樹脂層がベースフィルムの一面側にこの順で設けられている、請求項1に記載のメタリック調フィルム。
- 前記金属含有印刷層が金属微粒子を3質量%〜22質量%含み、且つ前記金属含有印刷層の光線透過率が25%〜92%であり、
前記樹脂層が印刷によって設けられている、請求項2に記載のメタリック調フィルム。 - 前記金属含有印刷層の表面側に、意匠印刷層が設けられている、請求項1〜3のいずれかに記載のメタリック調フィルム。
- 前記金属含有印刷層が、可塑剤を20質量%〜45質量%含む、請求項1〜4のいずれかに記載のメタリック調フィルム。
- 前記ベースフィルムが熱収縮性を有する、請求項2に記載のメタリック調フィルム。
- 熱収縮性を有する透明なベースフィルムと、前記ベースフィルムの裏面に設けられた金属含有印刷層と、前記金属含有印刷層の裏面に設けられた樹脂層と、前記金属含有印刷層の表面側に設けられた意匠印刷層と、を有し、
前記金属含有印刷層が金属微粒子を3質量%〜18質量%含み、
前記樹脂層のL*値が20以下である、シュリンクラベル。
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