JP2011240529A - フォトブック、フォトブック製造方法、およびフォトブック製造システム - Google Patents

フォトブック、フォトブック製造方法、およびフォトブック製造システム Download PDF

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Abstract

【課題】、見開き一面を視覚的に連続させることができるとともに、軽量で多ページとすることができるフォトブック等を提供する。
【解決手段】フォトブック400では、熱転写方式により両面に印画されたロール紙214の、折られたレイアウト132の部分が、その折り幅より短い折り幅で折られたレイアウト117の部分を挟むように配置され、レイアウト132の部分の端部が、折り線132aに沿って位置する接着層311で綴じられ、レイアウト117の部分の端部が、折り線117aに沿って設けられた接着層313により、レイアウト117の部分を挟むレイアウト132の部分と接着されている。
【選択図】図13

Description

本発明はフォトブック、フォトブック製造方法、およびフォトブック製造システムに関する。
近年、利用者が持ち込んだ記録媒体等に記録されている画像データをプリントし、フォトブックの製本を行う店舗サービスがある。利用者は画像データを記録媒体等により持参する。店舗側はこれを出力し、フォトブックの製本を行う。特許文献1には、このようなフォトブックの製造方法の一例が示されている。
特開平09−43827号公報
現在、フォトブックを製造する店舗サービスでは、よりデザイン性に優れた高品質のフォトブックを製造することが望まれている。
例えば、フォトブックには、両面プリントした複数の印画物を一辺を揃えて重ね合わせ、当該一辺を綴じ代として綴じて作成するものがある。このようにして軽量で多ページのフォトブックを製造することができる。しかし、この一辺を中央にしてフォトブックを左右に見開いた場合、見開き2ページはその綴じた一辺で視覚的に不連続となる。これにより、見開き一面のインパクトある表現が難しく、片面ずつのレイアウトに制限され、表現の制約があるという問題があった。
一方、フォトブックとしては、片面プリントした印画物を折り畳んで、印画しない裏面を貼り合わせて製造するものもある。このように製造したフォトブックは、広い綴じ代を設けなくて済む場合もあり、このとき見開き一面が視覚的に一枚の画像として連続し、レイアウトの自由度が増す。しかし、ページを貼り合わせるので、厚みが生じ、軽量で多ページのフォトブックを製造することが難しい。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、見開き一面を視覚的に連続させることができるとともに、軽量で多ページとすることができるフォトブック等を提供することである。
前述の目的を達するための第1の発明は、熱転写方式により両面に印画された受像紙を用いて製造されるフォトブックであって、前記フォトブックは、前記受像紙による第1の単位受像紙を用いた第1の幅のページと、前記受像紙による第2の単位受像紙を用いた第2の幅のページとを有し、前記第1の単位受像紙が、1または複数の前記第2の単位受像紙を挟むように配置され、前記第1の単位受像紙の端部が、綴じ部で綴じられ、前記第2の単位受像紙の端部が、接着層により、前記第2の単位受像紙を挟む前記第1の単位受像紙または前記第2の単位受像紙と接着されていることを特徴とするフォトブックである。
前記第2の単位受像紙は、前記第2の幅で折られていることが望ましい。また、前記第2の単位受像紙により構成される前記フォトブックの見開き2ページのうち、少なくとも一の見開き2ページには、前記見開き2ページに跨るように画像が形成されていることが望ましい。
前述の目的を達するための第2の発明は、熱転写方式により両面に印画された受像紙による第1の単位受像紙を用いた第1の幅のページと、熱転写方式により両面に印画された受像紙による第2の単位受像紙を用いた第2の幅のページを有するフォトブックを製造するフォトブック製造方法であって、熱転写方式により、受像紙の両面に印画を行う印画工程と、前記印画工程で印画した受像紙を用いて製本する製本工程と、を具備し、前記製本工程は、前記受像紙による前記第1の単位受像紙を、前記受像紙による1または複数の前記第2の単位受像紙を挟むように配置する工程と、前記第1の単位受像紙の端部を、綴じ部で綴じる工程と、前記第2の単位受像紙の端部を、接着層により、前記第2の単位受像紙を挟む前記第1の単位受像紙または前記第2の単位受像紙と接着する工程と、を具備することを特徴とするフォトブック製造方法である。
前記製本工程は、前記受像紙を前記第2の幅で折る工程を更に具備し、前記接着層は、前記受像紙を前記第2の幅で折った前記第2の単位受像紙の折り線に沿って設けられることが望ましい。また、第2の発明のフォトブック製造方法は、画像の配置を前記フォトブックの見開き2ページ毎に定めるレイアウトパターン上に画像を配置することにより、前記受像紙に印画するレイアウトのデータを入力するレイアウトデータ入力工程を更に具備し、前記レイアウトデータ入力工程では、前記第2の単位受像紙により形成される見開き2ページのレイアウトについて、前記レイアウトパターンとして、見開き2ページに跨るように画像を配置するものが選択できることが望ましい。
また、前記第1の単位受像紙に印画されたレイアウトは、前記第2の単位受像紙に印画されたレイアウトよりも1ページ分の幅が広いことが望ましい。
また、前記製本工程では、所定の長さで切断された前記受像紙を、前記第1の幅および前記第2の幅で蛇腹状に折り畳むことにより、前記第1の単位受像紙を、1または複数の前記第2の単位受像紙を挟むように配置することができる。
前述の目的を達するための第3の発明は、熱転写方式により両面に印画された受像紙による第1の単位受像紙を用いた第1の幅のページと、熱転写方式により両面に印画された受像紙による第2の単位受像紙を用いた第2の幅のページを有するフォトブックを製造するフォトブック製造システムであって、熱転写方式により、受像紙の両面に印画を行う印画装置と、前記印画装置で印画した受像紙を用いて製本する製本装置と、を具備し、前記製本装置は、前記受像紙による前記第1の単位受像紙を、前記受像紙による前記第2の単位受像紙を挟むように配置し、前記第1の単位受像紙の端部を、綴じ部で綴じ、前記第2の単位受像紙の端部を、接着層により、前記第2の単位受像紙を挟む前記第1の単位受像紙または前記第2の単位受像紙と接着することを特徴とするフォトブック製造システムである。
前記製本装置は、前記受像紙を前記第2の幅で折り、前記接着層は、前記受像紙を前記第2の幅で折った前記第2の単位受像紙の折り線に沿って設けられることが望ましい。また、第3の発明のフォトブック製造システムは、画像の配置を前記フォトブックの見開き2ページ毎に定めるレイアウトパターン上に画像を配置することにより、前記受像紙に印画するレイアウトのデータを入力するレイアウトデータ入力装置を更に具備し、前記レイアウトデータ入力装置では、前記第2の単位受像紙により形成される見開き2ページのレイアウトについて、前記レイアウトパターンとして、見開き2ページに跨るように画像を配置するものが選択できることが望ましい。
また、前記第1の単位受像紙に印画されたレイアウトは、前記第2の単位受像紙に印画されたレイアウトよりも1ページ分の幅が広いことが望ましい。
また、前記製本装置は、所定の長さで切断された前記受像紙を、前記第1の幅および前記第2の幅で蛇腹状に折り畳むことにより、前記第1の単位受像紙を、1または複数の前記第2の単位受像紙を挟むように配置することができる。
かかる構成により、熱転写方式により受像紙の両面に印画し、第1の単位受像紙の端部を綴じ部において綴じるとともに、その間に第2の単位受像紙を配置し、第1の幅のページと、第2の幅のページを有するフォトブックを作成する。第2の単位受像紙は、端部に設けた接着層により、これを挟む第1の単位受像紙または第2の単位受像紙と接着する。これにより、両面に印画した受像紙を用いて、第2の単位受像紙を挟むように配置した第1の単位受像紙の端部を綴じ部にて綴じることで、フォトブックとして軽量かつ多ページとし、確実に綴じつつ、第2の単位受像紙は接着層にてこれを挟む第1の単位受像紙または第2の単位受像紙と接着するのみとするので、フォトブックにおいて、これを綴じるために広い綴じ代が不要で、第2の単位受像紙により形成される見開き2ページを見開いたときに左右の見開き2ページが視覚的に不連続となることがない。このため、見開き2ページに渡って、折り線上にも画像を配置できるなど、デザイン性に優れたものとすることができる。また、第2の単位受像紙を折られたものとすることで、その内側の見開き2ページの視覚的な連続性をより高めることができる。
また、かかるフォトブックを製造する際には、利用者に、受像紙に印画するレイアウトデータを、画像の配置をフォトブックの見開き2ページ毎に定めるレイアウトパターン上に画像を配置することにより入力させるようにし、第2の単位受像紙により形成される見開き2ページのレイアウトについて、レイアウトパターンとして、見開き2ページに跨るように画像を配置するものが選択できるようにしておく。また、第1の単位受像紙に印画されたレイアウトは、第2の単位受像紙に印画されたレイアウトよりも1ページ分の幅が広いものとすることができる。これにより、利用者が当該見開き2ページに跨るように画像を配置できるので、フォトブックの形態に応じて好ましいレイアウトを利用者が選択でき、インパクトのあるデザイン性に優れたフォトブックが、その製本方法に即して製造できる。
加えて、製本の際は、所定の長さで切断された受像紙を、第1の幅と第2の幅で蛇腹状に折り畳むことができる。その後フォトブックの綴じる辺と対向する辺を裁断することで、フォトブックの端面を揃えることができる。
本発明により、見開き一面を視覚的に連続させることができるとともに、軽量で多ページとすることができるフォトブック等を提供することができる。
フォトブック製造システム1の構成を示す図 注文受付端末100の例を示す図 印刷機200の両面印画装置210の例を示す図 熱転写シート213a(213b)の構成を示す図 ロール紙214の構成を示す図 両面印画方法の例を示す図 検知マーク27の例を示す図 印刷機200の両面印画装置210の別の例を示す図 製本機300の構成を示す図 フォトブック製造方法の流れを示すフローチャート レイアウト選択画面110、130の例を示す図 フォトブック製造方法を説明する図 フォトブック製造方法を説明する図 フォトブック400の例を示す図 フォトブック製造方法を説明する図
以下、図面に基づいて本発明の実施形態に係るフォトブック等について詳細に説明する。
まず、図1を参照しながら、本実施形態のフォトブックの製造を行うフォトブック製造システム1の構成について説明する。
フォトブック製造システム1は、注文受付端末100(レイアウトデータ入力装置)、印刷機200(印画装置)、製本機300(製本装置)により構成される。
注文受付端末100は、制御部、記憶部、入力部、表示部、通信部等を有し、フォトブックにおける画像のレイアウトの入力を利用者より受け付け、このレイアウトデータを印刷機200や製本機300等へ入力する。
図2は注文受付端末100の外観を示す図である。図2に示すように、注文受付端末100の上部正面には、タッチパネル付きディスプレイ101が配置されている。タッチパネル付きディスプレイ101は、操作の案内、操作の状況、画像等を表示するとともに、利用者からの指示を受け付ける。フォトブックを製造するため、利用者は、タッチパネル付きディスプレイ101を介して、フォトブックにおける画像のレイアウトを入力する。
タッチパネル付ディスプレイ101の下部には、メディア挿入口103、レシート取出口105が設けられる。
メディア挿入口103は、各記憶媒体(DVD−ROM/CD−ROM/CD−R/CD−RW、コンパクトフラッシュ(登録商標)、SD(Secure Digital)カード、ミニSDカード、マイクロSDカード、xD−ピクチャーカード、Smart Media(登録商標)、MEMORY STICK(登録商標)、USB(Universal Serial Bus)メモリ等)の挿入口であり、複数の挿入口がまとめて配置されている。また、注文受付端末100の筐体内には、各記憶媒体の挿入口に対応して、各種メディア読取部(不図示)が設置されている。注文受付端末100の制御部は、メディア挿入口103に挿入された記憶媒体から原画像を読み取り、記憶部に記憶する。
また、レシート取出口105からは、徴収金額や注文内容等が印刷されたレシートが放出される。注文受付端末100の筐体内には、レシート取出口105に対応して、レシートプリンタ(不図示)が設置されている。
印刷機200は、制御部、操作部、通信部、両面印画装置210等を有し、注文受付端末100での入力内容に応じたフォトブックのレイアウトデータを制御部のRAM等のメモリに記憶し、各レイアウトデータの印画をロール紙に対して行う。
両面印画装置210は、熱転写方式のうち、昇華転写方式により、あるいは溶融転写方式によりロール紙の両面に印画を行うもので、昇華転写方式で画像を印画すると、階調性が優れているので写真のような高解像度の印画物が得られる。また、溶融転写方式で画像を印画する場合は、耐久性を必要とする場合や、メリハリのあるイラスト等に用いることにより溶融転写方式のメリットが十分生かせるものとなる。
図3は、両面印画装置210の一例を示す図である。図3の両面印画装置210において、211a、211bはプラテンローラ、212a、212bはサーマルヘッド、213a、213bは熱転写シート、214はロール紙、215a、215bは熱転写シート供給ロール、216a、216bは熱転写シート巻取ロール、217a、217bはニップローラ、218はセンサ、219はカッタである。その他、両面印画装置210は、図示を省略したローラや搬送路等で構成されるロール紙214の搬送機構、印画制御を行う制御部などを備える。
プラテンローラ211a(211b)は円筒状のローラであり、印画時ロール紙214を搬送する。なお、プラテンローラ211a(211b)はモータ等の駆動機構(不図示)を備えていてもよい。プラテンローラ211a(211b)の円筒面ではロール紙214が搬送されるとともに、サーマルヘッド212a(212b)による印画が行われる。
サーマルヘッド212a(212b)は、発熱部、画像情報入力部、昇降部、制御部等(不図示)を有する。
印画を行う際、サーマルヘッド212a(212b)は、プラテンローラ211a(211b)との間で熱転写シート213a(213b)とロール紙214を圧接するとともに、発熱部を構成する発熱素子を画像情報入力部より入力された画像データに応じて発熱させ、熱転写シート213a(213b)の色材層の色材をロール紙214に転写する。
熱転写シート213a(213b)には、Y(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)等の色材層や保護層等が設けられる。ロール紙214(受像紙)は、両面印画を行うべく給紙ロール(不図示)から搬送ローラ等により搬送される。熱転写シート213a(213b)、ロール紙214の詳細については後述する。
熱転写シート供給ロール215a(215b)は、熱転写シート213a(213b)を巻き付けたもので、熱転写シート供給ロール215a(215b)に巻き付けられた熱転写シート213a(213b)は印画時搬送され、サーマルヘッド212a(212b)の発熱部を経由して、熱転写シート巻取ロール216a(216b)に巻き取られる。
ニップローラ217a(217b)は、ロール紙214の搬送を補助するローラである。一組のニップローラ217a(217b)がサーマルヘッド212a(212b)を挟む位置にプラテンローラ211a(211b)と近接して設けられる。
印画を行う際は、プラテンローラ211a(211b)とニップローラ217a(217b)でロール紙214を挟持しながら確実に搬送を行う。また、ニップローラ217a(217b)は平滑な表面を有し、ロール紙214の表面に凹凸を生じさせることがない。
センサ218は、ロール紙214に印画される画像の位置を両面で合わせる際、ロール紙214に形成された後述の検知マークを検知する。検知マークとセンサ218の組み合わせは種々考えられ、例えばセンサ218は赤外線センサなどとすることができる。検知マークについては後述する。
図3では、センサ218がサーマルヘッド212bに対してロール紙214の搬送方向(図3の方向A)の下流側に設けられているが、センサ218の位置はこれに限らず、例えばサーマルヘッド212bに対してロール紙214の搬送方向の上流側に設けるようにしてもよい。
カッタ219は、両面印画を行った後、ロール紙214を切断するために用いられる。
次に、図4を参照しながら、本実施形態の熱転写シート213a(213b)の構成について説明する。
図4は、熱転写シート213a(213b)の平面構成の一例を示す図である。
熱転写シート213a(213b)は、基材シート上に色材層等を設けたものである。熱転写シート213a(213b)としては、従来の知られた種々のものを使用可能である。
図4に示すように、熱転写シート213a(213b)の平面構成は、Y(イエロー)やM(マゼンダ)やC(シアン)の色材層を有する領域が面順次に設けられる。色材の転写順は、Y(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)となる。また、印画後の画像を保護するための保護層(OP層)を有する領域が、熱転写シート213a(213b)の平面構成としてさらに加えられる。なお、熱転写シート213a(213b)の平面構成はこれに限らず、K(ブラック)の色材層を有する領域を平面構成としてさらに加えることもできる。加えて、印画目的に応じて、金色・銀色の色材層・ホログラム層などを有する領域を加え、特色転写を行うこともできる。
次に、図5を参照しながら、本実施形態のロール紙214の詳細について説明する。図5は、ロール紙214の断面構成の一例を示す図である。
ロール紙214は、紙材21の両面に、接着層22、多孔ポリプロピレンフィルム23、中間層24、受容層25が順次設けられる構成となっている。
これらは、強度や耐熱性、色材の染着性など考慮して、様々な構成あるいは材料を用いることができる。
ロール紙214の厚みは、最終的に形成されるフォトブック等のページの質感にあわせて、厚さ50〜300μmのものを用いることが好ましい。
また、ロール紙214の受容層25に熱転写シートの色材が転写されるが、この受容層25を両面に設けていることで、ロール紙214の両面印画が可能である。
続いて、図6を参照しながら、両面印画装置210によりロール紙214へ両面印画を行う手順について説明する。図6は、両面印画を行う手順の一例を示す図である。
両面印画の開始の際には、まず、熱転写シート213aのY(イエロー)の色材層が設けられた領域の一端がサーマルヘッド212aの位置に来るように頭出しが行われる。
加えて、ロール紙214の最初の印画画像の印画開始位置がプラテンローラ211aの上部でサーマルヘッド212aの位置に来るように、ロール紙214が搬送ローラ等により所定量搬送される。
また、サーマルヘッド212aの両側近傍では、ロール紙214がプラテンローラ211aとニップローラ217aで挟持されており、サーマルヘッド212aの位置では、ロール紙214の下面がプラテンローラ211aに接し、ロール紙214の上面がサーマルヘッド212aに対向する。
ロール紙214をプラテンローラ211aとニップローラ217aで挟持するので、ロール紙214の搬送を確実に行うことができる。
ついで、サーマルヘッド212aが、熱転写シート213aの下面(色材層が設けられた面)をロール紙214の上面に押し付ける。
すなわち、熱転写シート213aの下面とロール紙214の上面が接するように、サーマルヘッド212aとプラテンローラ211aの間で熱転写シート213aとロール紙214を重ね合わせて圧接する。
以上に示した状態を図6(a)に示す。
その後、ロール紙214を矢印29の方向に、熱転写シート213aを矢印31の方向にそれぞれ搬送しながら、印画する画像のY(イエロー)成分量に対応する画像を熱転写方式により転写する。
すなわち、サーマルヘッド212aの発熱部の発熱素子が画像データのY(イエロー)成分量に応じて発熱し、画像データのY(イエロー)成分量に応じた量だけ、熱転写シート213aのY(イエロー)の色材がロール紙214の上面に転写される。
このようにして、Y(イエロー)の色材を転写した後の状態が図6(b)である。
Y(イエロー)の色材の転写を終えると、サーマルヘッド212aを上げて熱転写シート213aをロール紙214から離し、矢印33に示す方向にロール紙214を引き戻す。ロール紙214を引き戻す量は、転写時ロール紙214を搬送した量と同量であり、最初の印画画像の印画開始位置がサーマルヘッド212aと再び同じ位置になる。
また、サーマルヘッド212aの位置に熱転写シート213aのM(マゼンダ)の色材層の領域の一端が来るように、矢印35の方向に熱転写シート213aを搬送し、頭出しが行われる。
その後、同様の手順でM(マゼンダ)、C(シアン)の色材を画像データの各色の成分量に応じて転写するとともに、保護層の転写を行う。また、印画目的に応じてK(ブラック)や金色・銀色の色材・ホログラムの転写などを行うこともできる。
このようにして、各色の色材等を画像データに合わせて転写し、1枚の画像の印画をロール紙214の上面に行うと、次の画像印画領域までロール紙214を所定量送り出し、同様の手順で画像の印画を行う。
ただし、画像の印画は一枚ずつ行うようにしてもよく、その場合は一枚の画像をロール紙214の上面に印画した後、続いてロール紙214をプラテンローラ211bに向かって送り出し、ロール紙214の下面に印画を行う両面印画の手順となる。
また、画像の印画時には、検知マークをロール紙214に形成してもよい。画像を印画しながら検知マークを形成することは、フォトブック等を製造する際に、ページの長さが変わる場合(後述する見開き2ページ等)に都合がよい。
図7を用いて、ロール紙214に形成される検知マークについて説明する。図7は、ロール紙214に形成される検知マーク27の一例を示す図である。
図7において、26は一枚の画像が印画される領域であり、両面で同じ領域が設けられている。後述するフォトブック製造方法においては、フォトブックの見開き2ページ分が一枚の画像として印画される。検知マーク27は、例えば製本の際の裁断箇所や、綴じ代等にあたる箇所に形成する。
検知マーク27は、画像の印画とともにロール紙214に形成される、センサ218により検知可能な微小なマークである。例えば、センサ218を赤外線センサとして、検知マーク27をカーボンブラックを含む色材などによって形成することができる。検知マーク27の形状等は様々に設定することができる。
また、ロール紙214の印画後、後述する製本機300でロール紙214の折り畳みを行うが、この折り畳みの際の位置合わせのために用いる検知マークも上記のように印画時に形成することができ、製本機300に設けた不図示のセンサによりこれを検知することで、折りずれを防ぐことができる。この場合の検知マーク及びセンサの構成も、検知マーク27及びセンサ218と同様の構成とすることができる。
検知マーク27としてはその他様々なものが考えられる。例えば検知マークとして周囲の領域に対して光沢の度合いが異なる微小領域を形成し、光学式のセンサが光沢の度合いの違いを検知するようにすることもできる。
このようにして所定の数の画像の印画を行ったあと、ロール紙214の先端をプラテンローラ211bに向かって送り出す。
送り出されたロール紙214は、プラテンローラ211bに達する。サーマルヘッド212bの位置では、先ほど印画が行われたロール紙214の上面がプラテンローラ211bに接し、ロール紙214の下面がサーマルヘッド212bに対向し、印画がなされる面となる。
また、サーマルヘッド212bの両側近傍では、ロール紙214がプラテンローラ211bとニップローラ217bで挟持される。
センサ218がロール紙214の最初の画像印画領域の先端に形成された検知マーク27を検知すると、ロール紙214の最初の印画画像の印画開始位置がサーマルヘッド212bの位置にセットされる。
センサ218は、センサ218で検知マーク27を検知するときロール紙214の印画画像の印画開始位置がサーマルヘッド212bの位置に来るように設けられている。
このようにして、印画の際に両面の画像の位置合わせがなされる。
ただし、センサ218の配置は、センサ218で検知マーク27を検知するときロール紙218の印画画像の印画開始位置がサーマルヘッド212bの位置から所定量離れるように設けてもよい。この場合は、両面の印画画像の位置合わせは、センサ218で検知マーク27を検知した後、所定量のロール紙214を引き戻し、あるいは送り出すことによってなされる。また、センサ218がサーマルヘッド212bに対して印画方向の上流側に配置されている場合でも同様である。
また、センサ218にかえてロール紙214の先端を検知するセンサを用い、このセンサでロール紙214の先端を検知することによりロール紙214の搬送制御(両面の印画画像の位置合わせ)を行ってもよい。これは、例えば色彩等のプラテンローラの表面とロール紙214の表面で異なる要素を検知するようなセンサを設けて行うことができる。この場合、ロール紙214の上面に印画を行う際に検知マーク27を形成することが必要でなくなる。また、この際も、上記と同様にセンサの配置は様々に定め得る。この場合、ロール紙214の上面に印画を行う際にもセンサにより位置合わせを行うことが可能となるので、結果、両面の印画画像の位置合わせをより正確に行うことができる。
上記のようにロール紙214の最初の印画画像の印画開始位置がサーマルヘッド212bの位置にセットされるとともに、熱転写シート213bについては、そのY(イエロー)の色材層の領域の一端がサーマルヘッド212bの位置に来るように頭出しが行われる。
以上の状態を図6(c)に示す。
続いて、サーマルヘッド212bが、熱転写シート213bの上面(色材層が設けられた面)をロール紙214の下面に押し付ける。
すなわち、熱転写シート213bの上面とロール紙214の下面が接するように、サーマルヘッド212bとプラテンローラ211bの間で熱転写シート213bとロール紙214を重ね合わせて圧接する。
その後、ロール紙214を矢印37の方向に、熱転写シート213bを矢印39の方向に搬送しながら、印画する画像のY(イエロー)成分量に対応する画像を熱転写方式により転写する。
Y(イエロー)の色材を転写した後の状態が図6(d)である。
Y(イエロー)の色材の転写を終えると、サーマルヘッド212bを下げて熱転写シート213bをロール紙214から離し、検知マーク27をセンサ218が再び検知するまで、矢印41に示す方向にロール紙214を引き戻す。
検知マーク27をセンサ218が再び検知するとき、最初の印画画像の印画開始位置はサーマルヘッド212bと再び同じ位置になる。
また、サーマルヘッド212bの位置に熱転写シート213bのM(マゼンダ)の色材層の領域の一端が来るように、矢印43の方向に熱転写シート213bを搬送し、頭出しが行われる。
以下同様の手順で、転写する色材をM(マゼンダ)やC(シアン)に変えながら印画を行うとともに、保護層の転写を行う。ロール紙214の下面への印画と前述のロール紙214の上面への印画は並行して行うこともできる。
各色の色材の転写等を行うと、ロール紙214の下面に1枚の画像が印画される。
このように、一枚の画像の印画が終了すると、次の検知マーク27を検知するまでロール紙214を送り出す。このとき次の印画画像の印画開始位置とサーマルヘッド212bの位置合わせがなされるので、つづいて同様の手順で次の画像を印画する。
ただし、前述のように画像の印画は一枚ずつ行うようにしてもよく、その場合は一枚の画像をロール紙214の下面に印画した後、ロール紙214を切断する手順に移る。
このようにして所定の数の画像をロール紙214の下面に印画し、所定量の両面印画が終了すると、図6(e)に示すように、カッタ219で画像が印画された領域に合わせてロール紙214を切断し、製本機300へと搬送する。
図3に示した両面印画装置210によって、熱転写方式によるロール紙214の両面印画が可能になる。また、ロール紙214の上面と下面の印画を連続して行うことができるので、フォトブック等で多くのページの印画を行う場合には、複数ページの表裏の印画を短時間で行うことができる。
なお、図8(a)に示すように、両面印画装置210としては、1つのプラテンローラ211と、1つのサーマルヘッド212によるものを使用することもできる。この場合、まず、ガイドベーン228や搬送ローラ227等によりロール紙214をプラテンローラ211の上方へ搬送し、サーマルヘッド212を用いてロール紙214の上面に印画を行う。その後、ロール紙214を引き戻してその先端をプラテンローラ211から離し、ガイドベーン228を回転させてロール紙214の搬送経路を下方に切り替える。
そして、ロール紙214をプラテンローラ211に送り出し、プラテンローラ211の下方からプラテンローラ211の外周面に沿って、サーマルヘッド212の位置に印画開始位置が達するように、ロール紙214を搬送する。この時、ロール紙214の上面は、先程印画が行われなかった面となる。以下、サーマルヘッド212を用いてロール紙214の上面に印画を行う。
図8(a)に示した両面印画装置210によっても、熱転写方式によるロール紙214の両面印画が可能になる。また、プラテンローラが1つ、サーマルヘッドが1つという構成なので、従来の印画装置と同程度の大きさで両面印画ができる。また、装置自体を小型にしたものを設計することも可能になる。さらに、フォトブック等で多くのページの印画を行う場合には、複数ページの表裏の印画を短時間で行うことができる。
さらに、図8(b)に示すように、1つのプラテンローラ211と、2つのサーマルヘッド212a、212bによるものを使用することもできる。この場合、図8(a)と同様に、ガイドベーン228や搬送ローラ227等によりロール紙214をプラテンローラ211の上方へ搬送し、サーマルヘッド212aを用いてロール紙214の上面に印画を行う。その後、ロール紙214を引き戻してその先端をプラテンローラ211から離し、ガイドベーン228を回転させてロール紙214の搬送経路を下方に切り替える。
そして、ロール紙214をプラテンローラ211に送り出し、プラテンローラ211の下方に設けられるサーマルヘッド212bの位置に印画画像の印画開始位置が達するように、ロール紙214を搬送する。以下、サーマルヘッド212bを用いてロール紙214の下面に印画を行う。
図8(b)に示した両面印画装置210によっても、熱転写方式によるロール紙214の両面印画が可能になる。また、プラテンローラが1つ、サーマルヘッドが2つという構成であり、従来の印画装置と同程度の大きさのまま、両面印画が可能になり、フォトブック等で多くのページの印画を行う場合には、複数ページの表裏の印画を短時間で行うことができる。
製本機300は、図9に示す糊付け機構310、折り機構320、裁断機構330、その他制御部、操作部、通信部、および図示を省略したローラや搬送路などで構成されるロール紙214の搬送機構等を有し、注文受付端末100での入力内容に応じて、両面に印画を行い切断したロール紙214を用いて製本を行う。
糊付け機構310は、製本パターンに従って、カッタ219で切断したロール紙214の、製本時の綴じ代となる箇所等に糊付けし、接着層を形成するものである。
折り機構320は、製本パターンに従って、カッタ219で切断したロール紙214を折りたたんで圧着する。対向する面に接着層が設けられている場合には、この対向する面どうしは接着される。
裁断機構330は、製本パターンに従って、折り機構320で折りたたまれたロール紙214の、所定の箇所を裁断する。
なお、以上の糊付け機構310、折り機構320、裁断機構330としては既知のものを適宜使用可能である。
続いて、図10を参照しながら、フォトブック製造システム1により本実施形態のフォトブックを製造するフォトブック製造方法について説明する。なお、以降(フォトブックの)ページという場合は、フォトブックに用いられる1枚(単位)の紙の1つの面をいう。
利用者は、画像データが記録されたメディアを注文受付端末100のメディア挿入口103に挿入するなどして、フォトブックとして印画し製本するための画像データを注文受付端末100に入力する(ステップS501)。
注文受付端末100は、タッチパネル付きディスプレイ101に、プリントの形態、サイズや枚数などを選択する出力モード選択画面(不図示)を表示し、利用者は、出力モードを選択する(ステップS502)。
選択された出力モードがフォトブックでない場合(ステップS503の「NO」)、他の印画方法へ移るが、出力モードがフォトブックである場合(ステップS503の「YES」)、注文受付装置100は、続いて図11に示すようなレイアウト選択画面を表示し、利用者にフォトブックにおける画像のレイアウトを選択、入力させる(ステップS504)。
図11(a)に示すレイアウト選択画面110において、111(111a〜111c)はレイアウトパターンであり、フォトブックにおける見開き2ページ分のレイアウトのテンプレートが表示される。レイアウトパターン111は、画像を配置する画像領域123aと、背景領域123bを有する。利用者は、複数のレイアウトパターン111より所望のレイアウトパターン111を選択することができる。レイアウト選択画面110においては、「前へ」ボタン112や「次へ」ボタン113により、異なるレイアウトパターン111の候補を表示する。
114(114a〜114e)は、利用者により入力された画像であり、利用者は、入力した複数の画像114よりレイアウトパターン111の個々の画像領域123aに配置する画像を選択することができる。レイアウト選択画面110においては、「次へ」ボタン115や「前へ」ボタン116により、異なる画像114の候補を表示する。
レイアウトパターン111の画像領域123aに画像114を配置したものは、レイアウト117としてレイアウト選択画面110に表示される。レイアウト選択画面110においては、「次へ」ボタン118や「前へ」ボタン119により、フォトブックにおける前の見開き2ページ分のレイアウト117や次の見開き2ページ分のレイアウト117が表示される。
また、レイアウト117の背景領域123bにおける背景120は、「背景変更」ボタン121により変更可能である。このようにしてレイアウト117におけるレイアウトパターン111、画像114、背景120を変更し、見開き2ページ分のレイアウト117を「決定」ボタン122により決定することができる。
後述するが、本実施形態のフォトブックでは、その綴じ方により、フォトブックを開いた場合に見開き2ページを視覚的に連続させることができる。このため、この見開き2ページ分のレイアウト117においては、当該見開き2ページに跨るように画像114を配置することができる。レイアウト選択画面110において選択するレイアウトパターン111は、このような、フォトブックの見開き2ページに跨って画像114を配置することができるようなパターンである。
一方、本実施形態のフォトブックでは、フォトブックの見開き2ページが視覚的に連続しない場合もある。図11(b)に示すレイアウト選択画面130は、このような、視覚的に連続しない見開き2ページにおけるレイアウト132を選択する選択画面である。従って、レイアウト選択画面130においては、選択できるレイアウトパターン131(131a〜131c)は図11(a)のレイアウト117とは異なり、見開き2ページに跨って画像114を配置しないものである。後述するが、フォトブックにおいてレイアウト132の部分では、見開き2ページの間に綴じ代を設けるので、フォトブックを開いた際に見ることができない当該綴じ代には画像114を配置せず、背景領域123bとする。もしくは印画を行わない空白部としてもよい。
なお、レイアウト選択画面130は、上記した点以外は図11(a)に示すレイアウト選択画面110と同様である。また、図11では省略したが、一方のページがレイアウト117の1ページに対応し、もう一方のページがレイアウト132の1ページに対応するレイアウトを選択するレイアウト選択画面もある。この場合は、例えば2ページに跨って画像を配置しないレイアウトパターン131を選択するものとしておく。
なお、本実施形態では、レイアウトの印画を行う際に、レイアウト117の各ページが、レイアウト132の各ページよりも、ページ幅が短くなるように印画する。これは、後述する製本方法により製造されるフォトブックのページ幅にあわせたものである。
レイアウト選択画面110やレイアウト選択画面130のレイアウト等では、ページ幅の違いを反映させた表示を行ってもよいが、本実施形態では、表示されるレイアウト等のページ幅は同じとしておく。これは、ユーザが、レイアウト117とレイアウト132の違いを意識せずにレイアウトの選択ができるようにするためである。
ロール紙214へのレイアウトの印画を行う際には、例えばレイアウト132の印画を行う際に、レイアウト132のページ幅方向の中央部に余分の背景120を追加するように印画する、あるいは空白として印画しない等しておく。
ここで、レイアウト132のページ幅方向の中央部とは、後述する図12(c)や15(c)に示す、ロール紙214でレイアウト132が印画された部分を製本の際に折る折り線132aの両側に対応し、接着層311の部分を含む。
各見開き2ページのレイアウト選択の際に、どのようなレイアウト選択画面を表示させるかを、製造するフォトブックの形態、例えば見開き時に視覚的に連続する見開き2ページと連続しない見開き2ページの配置等、に基づく製本パターンに応じて予め定めることで、フォトブックの形態に応じて適切なレイアウト等を利用者に選択させることができる。これにより、利用者は、フォトブックを製造する際に各見開き2ページにおけるレイアウトデータをフォトブックの形態に応じて適切に入力でき、間違えることがない。上記の製本パターンについてのデータは、製造するフォトブックの形態等に合わせて注文受付端末100の記憶部等に予め記憶させておく。
また、上記のフォトブックの形態は、利用者により選択可能にすることもできる。選択されたフォトブックの形態に応じて、フォトブックの各見開き2ページのレイアウト選択の際に、どのようなレイアウト選択画面を表示させるかを予め定めておけばよい。
また、レイアウト選択画面110では、レイアウトパターン111に加え、レイアウトパターン131を選択可能なものとすることもできる。さらに、各レイアウト、あるいは各レイアウト中の個々の画像については、注文受付端末100の入力部等を介して文字や画像の付加等の加工を行うことができるようにしてもよい。
利用者がフォトブックの全てのページにおけるレイアウトを決定し、入力すると、注文受付端末100は、フォトブックの各ページのデータを印刷機200等に送信する。すると、印刷機200は、注文受付端末100により送信されたフォトブックのレイアウトデータに応じて、ロール紙214への印画を開始する(ステップS505)。
この際、印刷機200は、両面印画装置210により、図12(a)に示すように、ロール紙214に、レイアウト117、132に対応する見開き2ページの印画を前述した手順で行う。ここで、上記したように、ロール紙214にレイアウト117の1ページ分が印画される幅(第2の幅、図12の横方向で示す)は、レイアウト132の1ページ分が印画される幅(第1の幅)よりも所定量、例えば2mm〜6mm程度短い。
図12(a)に示すロール紙214で、117aと132a、および301は、印画はされないが、それぞれロール紙214を製本の際に折り畳む折り線を示したものである。ロール紙214のレイアウト132の部分(第1の単位受像紙)、およびレイアウト117の部分(第2の単位受像紙)では、折り線117a、132aを挟むように、フォトブックの見開き2ページの各1ページが印画されており、折り線301はレイアウト117、132の境界部である。レイアウト117では、フォトブックの見開き2ページを跨ぐように画像114が配置されるので、レイアウト117の部分では、折り線117aの少なくとも一部に画像が重ねられていることになる。
ここでは、折り線117a、132aは山折り線、301は谷折り線であるものとし、上記のレイアウト117、132は、図12で示されていないロール紙214の面に印画されているものとする。即ち、レイアウト117の部分、レイアウト132の部分では、それぞれ山折り線である折り線117a、132aで折られる内側にレイアウト117、132が印画されている。
なお、ロール紙214の図12で示されている面においては、後述する糊付けが行われる。また、ユーザが入力したフォトブックの各見開き2ページのレイアウト、およびフォトブックの製本パターンに基づいて、印刷機200等の制御により適切な画像が印画される。
ロール紙214の印画を、フォトブックの全ページ分行うと、カッタ219によりロール紙214を切断線140で切断して製本機300へ搬送し、フォトブックの製本を行う。
製本機300では、まず、図12(b)に示すように、糊付け機構310により切断したロール紙214の一方の面(図12で示されている面)の所定の箇所に糊付けを行い、接着層311、313を形成する(ステップS506)。この際の糊としては、例えばEVA系ホットメルト接着剤、ポリウレタン系接着剤、アクリル系接着剤等を用いることができる。
レイアウト132の部分については、山折り線132aを中心として、両隣の谷折り線301または切断線140に向かう方向にそれぞれ2mm〜6mm程度の幅で、山折り線132aに沿って接着層311を形成して綴じ代(綴じ部)とする。即ち、レイアウト132の見開き2ページの各1ページには、山折り線132aに沿った端部に、2mm〜6mm程度の幅の接着層311が形成される。また、レイアウト117の部分については、山折り線117aに沿って、接着層141より幅狭の接着層313を形成する。
次に、図12(c)に示すように、ロール紙214を山折り線117a、132a、および谷折り線301に沿って、各レイアウトの1ページが印画される幅に対応する折り幅で折り畳む。するとレイアウト132の部分が、レイアウト117の部分を挟むように配置される。そして、ロール紙214を折り畳んだ後、折ったレイアウト117の部分とレイアウト132の部分を、山折り線117a、132aに沿った端部で圧接し、当該端部を加熱等して接着層311、313の融着による接着を行う(ステップS507)。なお本実施形態では接着の際に、この端部に沿って背表紙を重ねる。
ロール紙214の折り幅方向の辺から見た、圧接する前のロール紙214の模式的な図が図13(a)である。即ち、レイアウト117の部分、レイアウト132の部分の折り幅の違い(2mm〜6mm程度)は、レイアウト132の各1ページに接着層311が形成される幅に対応する。
このため、ロール紙214において山折り線132aで折ったレイアウト132の部分は、山折り線132aに沿った端部(第1の単位受像紙の端部)を綴じ代として接着層311で接着され綴じられる。山折り線132a(117a)に沿った端部は、フォトブックの綴じる辺に対応する。
一方、ロール紙214において山折り線117aで折ったレイアウト117の部分は、接着層311により直接接着されず、山折り線117aに沿った端部(第2の単位受像紙の端部)に設けられ、接着層311に対してフォトブックの綴じる辺と対向する辺側に位置する幅狭の接着層313により、隣に配置されたロール紙214の部分と接着される。本実施形態では、フォトブックにおいてレイアウト117の部分とレイアウト132の部分とを交互に配置しているため、当該ロール紙214の部分はレイアウト132の部分である。
なお、フォトブックにおいては、複数のレイアウト117の部分をレイアウト132の部分で挟むように、ロール紙214の印画、折り畳み等を行うことも可能で、このとき、上記の接着時は、レイアウト117の部分が、隣に配置された別のレイアウト117の部分と接着層313により接着される場合もある。但し、この場合は、レイアウト132の部分どうしの距離が広がるため、その端部でより確実に綴じるためには、連続して配置するレイアウト117の部分の数は所定量、例えば3つ程度、に制限することが望ましい。
このようにして、ロール紙214を折り畳んで端部を綴じる。そして、この綴じた辺と対向する辺を、裁断線321にて裁断機構330で裁断する(ステップS508)。これによって、端面がきれいにそろったフォトブックを、容易に製造する事ができる。このようにしてフォトブックが製造され、出力される(ステップS509)。
このようにして出力されるフォトブック400を、前述の折り幅方向に対応する、そのページ幅方向の辺から見た模式的な図が図13(b)である。フォトブック400は、その端部で、レイアウト132の部分どうしが、接着層311により綴じ代にて接着されて綴じられる。これにより、フォトブックとして確実に綴じることができる。なお、フォトブック400の端部には背表紙315が重ねられている。一方、レイアウト117の部分は、接着層311により直接綴じられず、接着層313により両隣のレイアウト132の部分と接着される。
フォトブック400において、レイアウト132に対応する見開き2ページは、接着層311により綴じ代(2mm〜6mm程度の幅を有する)にて綴じられるので、図14(a)に示すように、フォトブック400を開いた際には、当該綴じ代が折り代となり、綴じた一辺から左右の見開き方向と直交する方向(図14の縦方向で示す)にまず立ち上がり、その後各ページの見開き方向に折れて左右に広がる。レイアウト132で綴じ代(折り代)に対応する部分はフォトブック400を開いても見ることはできない。そして、ページを開いたときには、両ページはその綴じた一辺で視覚的に不連続となる。
しかし、レイアウト117に対応する見開き2ページは、接着層311による綴じ代で綴じず、幅狭の接着層313により、これを挟むレイアウト132の部分と接着されるので、折り代を非常に小さくすることができ、図14(b)に示すように、フォトブック400を開いたときにはその綴じた辺から見開き2ページが直に左右に広がるようなかたちとなり、両ページはその綴じた一辺で視覚的に不連続とならない。従って、視覚的に連続する見開き一面のインパクトある表現が可能となる。
なお、前述したように、本実施形態では、フォトブックにおいてレイアウト117とレイアウト132が交互に配置されるが、これに限らず、レイアウト117、加えてレイアウト132も複数連続するように配置することができる。
また、本実施形態では、ロール紙214については、フォトブック400の全ページ分を印画した後切断しているが、これに限ることはなく、例えば図15(a)に示すように、レイアウト117の部分(第1の単位受像紙)、レイアウト132の部分(第2の単位受像紙)毎に切断してもよい。その後は、前述した手順と同様に接着層311、313の形成を行い(図15(b))、各レイアウトの部分を折り畳み(図15(c))、レイアウト117の部分をレイアウト132の部分で挟むようにして配置し、接着層311、313の接着による製本を行う。なおこの手順中、ロール紙214の裁断については省略することも可能である。
また、ステップS507において、折ったレイアウト117の部分(第2の単位受像紙)は、必ずしも折ったレイアウト132の部分で挟まれる必要は無く、例えばレイアウト132の1ページに相当する幅で切断されたロール紙214の部分(第1の単位受像紙)で挟むように配置されていてもよい。その後は同じく接着層311および接着層313の接着による製本を行うことができる。
また、レイアウト117の部分についても、これを折らずに、例えばフォトブック400のレイアウト117の1ページに相当する幅で切断されたロール紙214の部分(第2の単位受像紙)を用いることも可能である。この場合も、同じく接着層311および接着層313の接着による製本を行うことができる。また、この切断されたロール紙214の部分を2枚連続して配置することにより形成されるレイアウト117の見開き2ページにも、見開き2ページに跨るように画像114が配置される。但し、この場合、当該見開き2ページは接着層313により接着したものとなるので、見開き2ページをロール紙214を折ったレイアウト117の部分で構成する前述の例に比べ、視覚的な連続性はやや低下する。また、フォトブック400において、レイアウト117のページ幅をレイアウト132のページ幅よりも長くすることもでき、これによりレイアウト117のページの端部がはみ出したフォトブック400を製造することもできる。
糊等により綴じる接着層311は、綴じ部にて他の方法で綴じるものにかえることもでき、例えば製本用の糸により綴じることも可能である。また、背表紙315は例えば製本テープ等にかえてもよいが、これらは必要に応じて使用するもので、必ず用いるものではない。加えて、表紙をフォトブック400に重ねて製本することもできる。背表紙や表紙には、タイトルや画像等を印画することができる。このようにして、適宜フォトブックのデザイン性を高めることができる。また、接着を行うロール紙214の箇所については、不図示の研磨手段で予め粗く削るようにしてもよい。これにより、接着性が増す。
以上説明したように、本実施形態のフォトブック400等によれば、熱転写方式によりロール紙214の両面に印画し、ロール紙214のレイアウト132の部分の端部を綴じ代において綴じるとともに、その間にレイアウト117の部分を配置し、レイアウト117の部分は、端部に設けた接着層313により、これを挟むレイアウト132の部分またはレイアウト117の部分と接着する。これにより、フォトブック400として軽量かつ多ページとし、確実に綴じつつ、レイアウト117の部分を綴じるために広い綴じ代が不要で、レイアウト117の部分の折られた内側に印画された見開き2ページを見開いたときに左右のページが視覚的に不連続となることがない。このため、見開き2ページに渡って画像を配置できるなど、デザイン性に優れたものとすることができる。また、レイアウト117の部分を折られたものとすることで、その内側の見開き2ページの視覚的な連続性をより高めることができる。
また、かかるフォトブック400を製造する際には、利用者に、ロール紙214に印画するレイアウトデータを、画像の配置をフォトブック400の見開き2ページ毎に定めるレイアウトパターン上に画像114を配置することにより入力させるようにし、レイアウト117の部分の見開き2ページのレイアウトデータについて、レイアウトパターン111として、見開き2ページに跨るように画像114を配置するものが選択できるようにしておく。また、印画されたレイアウト132は、印画されたレイアウト117よりも1ページ分の幅が広いものとすることができる。これにより、このような見開き2ページについて、利用者が当該見開き2ページに跨るように画像114を配置できるので、フォトブック400の形態に応じて好ましいレイアウトを利用者が選択でき、インパクトのあるデザイン性に優れたフォトブック400が、その製本方法に即して製造できる。
加えて、製本の際は、所定の長さで切断されたロール紙214を、レイアウト132に対応する折り幅と、レイアウト117に対応する折り幅で蛇腹状に折り畳むことができる。その後裁断線321で裁断することで、フォトブックの端面を揃えることができる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係るフォトブック等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………フォトブック製造システム
100………注文受付端末
110、130………レイアウト選択画面
111、131………レイアウトパターン
114………画像
117、132………レイアウト
117a、132a………山折り線
140………切断線
200………印刷機
210………両面印画装置
214………ロール紙
300………製本機
301………谷折り線
310………糊付け機構
311、313………接着層
320………折り機構
321………裁断線
330………裁断機構
400………フォトブック

Claims (13)

  1. 熱転写方式により両面に印画された受像紙を用いて製造されるフォトブックであって、
    前記フォトブックは、
    前記受像紙による第1の単位受像紙を用いた第1の幅のページと、
    前記受像紙による第2の単位受像紙を用いた第2の幅のページと、
    を有し、
    前記第1の単位受像紙が、1または複数の前記第2の単位受像紙を挟むように配置され、
    前記第1の単位受像紙の端部が、綴じ部で綴じられ、
    前記第2の単位受像紙の端部が、接着層により、前記第2の単位受像紙を挟む前記第1の単位受像紙または前記第2の単位受像紙と接着されていることを特徴とするフォトブック。
  2. 前記第2の単位受像紙は、前記第2の幅で折られていることを特徴とする請求項1記載のフォトブック。
  3. 前記第2の単位受像紙により構成される前記フォトブックの見開き2ページのうち、少なくとも一の見開き2ページには、前記見開き2ページに跨るように画像が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のフォトブック。
  4. 熱転写方式により両面に印画された受像紙による第1の単位受像紙を用いた第1の幅のページと、熱転写方式により両面に印画された受像紙による第2の単位受像紙を用いた第2の幅のページを有するフォトブックを製造するフォトブック製造方法であって、
    熱転写方式により、受像紙の両面に印画を行う印画工程と、
    前記印画工程で印画した受像紙を用いて製本する製本工程と、
    を具備し、
    前記製本工程は、
    前記受像紙による前記第1の単位受像紙を、前記受像紙による1または複数の前記第2の単位受像紙を挟むように配置する工程と、
    前記第1の単位受像紙の端部を、綴じ部で綴じる工程と、
    前記第2の単位受像紙の端部を、接着層により、前記第2の単位受像紙を挟む前記第1の単位受像紙または前記第2の単位受像紙と接着する工程と、
    を具備することを特徴とするフォトブック製造方法。
  5. 前記製本工程は、前記受像紙を前記第2の幅で折る工程を更に具備し、
    前記接着層は、前記受像紙を前記第2の幅で折った前記第2の単位受像紙の折り線に沿って設けられることを特徴とする請求項4に記載のフォトブック製造方法。
  6. 画像の配置を前記フォトブックの見開き2ページ毎に定めるレイアウトパターン上に画像を配置することにより、前記受像紙に印画するレイアウトのデータを入力するレイアウトデータ入力工程を更に具備し、
    前記レイアウトデータ入力工程では、前記第2の単位受像紙により形成される見開き2ページのレイアウトについて、前記レイアウトパターンとして、見開き2ページに跨るように画像を配置するものが選択できることを特徴とする請求項4または5に記載のフォトブック製造方法。
  7. 前記第1の単位受像紙に印画されたレイアウトは、前記第2の単位受像紙に印画されたレイアウトよりも1ページ分の幅が広いことを特徴とする請求項4から6のいずれかに記載のフォトブック製造方法。
  8. 前記製本工程では、所定の長さで切断された前記受像紙を、前記第1の幅および前記第2の幅で蛇腹状に折り畳むことにより、前記第1の単位受像紙を、1または複数の前記第2の単位受像紙を挟むように配置することを特徴とする請求項4から請求項7のいずれかに記載のフォトブック製造方法。
  9. 熱転写方式により両面に印画された受像紙による第1の単位受像紙を用いた第1の幅のページと、熱転写方式により両面に印画された受像紙による第2の単位受像紙を用いた第2の幅のページを有するフォトブックを製造するフォトブック製造システムであって、
    熱転写方式により、受像紙の両面に印画を行う印画装置と、
    前記印画装置で印画した受像紙を用いて製本する製本装置と、
    を具備し、
    前記製本装置は、
    前記受像紙による前記第1の単位受像紙を、前記受像紙による前記第2の単位受像紙を挟むように配置し、
    前記第1の単位受像紙の端部を、綴じ部で綴じ、
    前記第2の単位受像紙の端部を、接着層により、前記第2の単位受像紙を挟む前記第1の単位受像紙または前記第2の単位受像紙と接着することを特徴とするフォトブック製造システム。
  10. 前記製本装置は、前記受像紙を前記第2の幅で折り、
    前記接着層は、前記受像紙を前記第2の幅で折った前記第2の単位受像紙の折り線に沿って設けられることを特徴とする請求項9に記載のフォトブック製造システム。
  11. 画像の配置を前記フォトブックの見開き2ページ毎に定めるレイアウトパターン上に画像を配置することにより、前記受像紙に印画するレイアウトのデータを入力するレイアウトデータ入力装置を更に具備し、
    前記レイアウトデータ入力装置では、前記第2の単位受像紙により形成される見開き2ページのレイアウトについて、前記レイアウトパターンとして、見開き2ページに跨るように画像を配置するものが選択できることを特徴とする請求項9または10に記載のフォトブック製造システム。
  12. 前記第1の単位受像紙に印画されたレイアウトは、前記第2の単位受像紙に印画されたレイアウトよりも1ページ分の幅が広いことを特徴とする請求項9から11のいずれかに記載のフォトブック製造システム。
  13. 前記製本装置は、所定の長さで切断された前記受像紙を、前記第1の幅および前記第2の幅で蛇腹状に折り畳むことにより、前記第1の単位受像紙を、1または複数の前記第2の単位受像紙を挟むように配置することを特徴とする請求項9から請求項12のいずれかに記載のフォトブック製造システム。
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