JP2003320721A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JP2003320721A
JP2003320721A JP2002129529A JP2002129529A JP2003320721A JP 2003320721 A JP2003320721 A JP 2003320721A JP 2002129529 A JP2002129529 A JP 2002129529A JP 2002129529 A JP2002129529 A JP 2002129529A JP 2003320721 A JP2003320721 A JP 2003320721A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷媒体を折り曲げやすくすると共に、対向
する面同士が密着した状態を長期間維持させる。 【解決手段】 印刷装置1の本体2内では、印刷用テー
プ20、両面テープ24、及びインクリボン26が搬送
される。サーマルヘッド48による印刷が施された後印
刷用テープ20は両面テープ24と一体となってラベル
テープ50を形成する。全切断レバー90を操作すると
回転カッタ92が動作し、ラベルテープ50が完全に分
離されるようにその幅方向に沿って切断する全切断が施
される。一方ミシン目切断レバー104を操作するとミ
シン目カッタ100が動作し、ラベルテープ50が完全
に分離されないようにラベルテープ50を部分的に切断
する部分切断が施される。全切断はラベルの終端、部分
切断はラベルの折り曲げ予定線にそれぞれ施される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷後の印刷媒体
を折り曲げやすくする印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】書類整理に当たって、各書類の端に見出
しラベルを貼り付けることがある。このとき使用する見
出しラベルは、テープ状の印刷媒体を用い、印刷媒体に
おける印刷面の中央線を挟んで両側に文字などを印刷し
て作製される。さらに印刷面が見えるよう中央線で折り
曲げて、書類の端を挟むようにしてラベルを貼りつけ
る。
【0003】ここで、印刷媒体を印刷面の中央線で折り
曲げるという面倒な作業を容易にするため、例えば実登
2530960号公報には、印刷媒体が印刷された後に
通過する経路において、印刷面の中央線をV字の頂点と
するV字状隙間を形成させるという技術が開示されてい
る。これは、印刷面の中央線で2つに折るときに、作業
者は折り目を注意深く確認しながら折る必要がなく、V
字の頂点を指でつまんでそのまま両側から折り曲げるだ
けでよいというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報による技術では、時間の経過と共に、折り曲げによっ
て合わさった面同士が次第に離れていくという問題があ
る。従来見出しラベルに使用されている印刷媒体には、
折り曲げて対向する面同士が接着されるよう印刷面の反
対側に接着層を設けたものがあるが、この場合でも、時
間が経つと接着層の接着力よりも折り目部分に生じる対
向する面を引き離す方向の曲げの力が大きくなり、接着
が剥がれてしまう。つまり、図8(a)に示すようなラ
ベル長さの中央を介して両側に印刷が施された見出しラ
ベル150を折り曲げ予定線151で折り曲げ、書類1
52の端に貼付した場合、長期間経過すると、図8
(b)のように、密着された面同士が互いに離れ、折り
目近傍が浮き上がった状態になる。このようになると外
観上悪いばかりでなく、見出しをつけて整理するという
本来の目的も達成されない。
【0005】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、印刷が施された印刷媒体を
折り曲げる作業を容易にし、且つ印刷媒体の対向する面
同士が密着した状態を長期間維持させることが可能な印
刷装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の印刷装置は、長尺の印刷媒体に対して、
前記印刷媒体が完全に分離されるように前記印刷媒体を
幅方向に沿って切断する全切断と、前記印刷媒体が完全
に分離されないように前記印刷媒体を部分的に切断する
部分切断とのいずれかを選択的に施すことが可能なカッ
タを備えていることを特徴とする。
【0007】上記構成によると、長尺の印刷媒体の幅方
向に沿って所要長さで全切断を施して切り離すことがで
きる一方、印刷媒体を切り離して形成される見出しラベ
ルなどに対して折り目を付ける場合には、折り目を付け
たい部分に部分切断を施し、その途中部分で折り曲げる
作業を容易にすることができる。さらに見出しラベルな
どを折り曲げて面同士を密着させた場合、折り目に部分
切断が施されているので、折り目部分に生じる対向する
面を引き離す方向の曲げの力はそのまま折り曲げた場合
と比較して弱く、対向する面同士が密着した状態を長期
間維持することができる。また、1つのカッタで全切断
と部分切断とを選択的に施すことができるので、部材点
数が少なくてすむ。
【0008】請求項2の印刷装置は、長尺の印刷媒体上
に想定された折り曲げ予定線を挟んだ2つの領域に印刷
を施すことが可能な印刷ヘッドと、前記印刷媒体が前記
2つの領域外の個所で完全に分離されるように前記印刷
媒体を幅方向に沿って切断する全切断と、前記印刷媒体
が完全に分離されないように前記印刷媒体を前記折り曲
げ予定線に沿って部分的に切断する部分切断とのいずれ
かを選択的に前記印刷媒体に施すことが可能なカッタと
を備えていることを特徴とする。
【0009】上記構成によると、請求項1と同様の効果
が得られると共に、特に、折り曲げて面同士を密着させ
たとき外側両面に印刷が施されるような、見出しラベル
などを作製するのに適したものとなる。
【0010】請求項3の印刷装置は、長尺の印刷媒体に
対して、前記印刷媒体が完全に分離されるように前記印
刷媒体を幅方向に沿って切断する全切断を施すための第
1のカッタと、前記印刷媒体に対して、前記印刷媒体が
完全に分離されないように前記印刷媒体を切断する部分
切断を施すための第2のカッタとを備えていることを特
徴とする。
【0011】上記構成によると、請求項1と同様に、長
尺の印刷媒体の幅方向に沿って所要長さで全切断を施し
て切り離すことができる一方、印刷媒体を切り離して形
成される見出しラベルなどに対して折り目を付ける場合
には、折り目を付けたい部分に部分切断を施し、その途
中部分で折り曲げる作業を容易にすることができる。そ
してさらに見出しラベルなどを折り曲げて面同士を密着
させた場合、対向する面同士が密着した状態を長期間維
持することができるという効果を得ることができる。た
だし、この場合は全切断と部分切断とをそれぞれ専用の
カッタで行うので、各カッタの形状が単純でよく、製造
が簡易になる。
【0012】請求項4の印刷装置は、長尺の印刷媒体上
に想定された折り曲げ予定線を挟んだ2つの領域に印刷
を施すことが可能な印刷ヘッドと、前記印刷媒体が前記
2つの領域外の個所で完全に分離されるように前記印刷
媒体を幅方向に沿って切断する全切断を前記印刷媒体に
施すための第1のカッタと、前記印刷媒体が完全に分離
されないように前記印刷媒体を前記折り曲げ予定線に沿
って切断する部分切断を前記印刷媒体に施すための第2
のカッタとを備えていることを特徴とする。
【0013】上記構成によると、請求項3と同様の効果
が得られると共に、特に、折り曲げて面同士を密着させ
たとき外側両面に印刷が施されるような、見出しラベル
などを作製するのに適したものとなる。
【0014】請求項5の印刷装置は、請求項1〜4のい
ずれか1項において、前記部分切断が、前記印刷媒体が
完全に分離される切断部と前記印刷媒体が分離されない
非切断部とが交互に現れる断続的な切断であることを特
徴とする。
【0015】印刷媒体をミシン目に沿って折り曲げて面
同士を密着させると、非切断部では対向する面を引き離
す方向の曲げの力が生じるが、切断部ではそのような力
が生じない。一方、印刷媒体を厚み方向に沿って途中ま
で切断するハーフカットの場合は折り目の全長にわたっ
て対向する面を引き離す方向の曲げの力が生じるため、
ミシン目の場合と比較して、一度密着された面が離れや
すくなる。したがって、上記構成のように、折り目を付
けたい部分に施す部分切断を切断部と非切断部とが交互
に現れるいわゆるミシン目とすることで、折り曲げる作
業を容易にしつつ、対向する面を引き離す方向の曲げの
力を効果的に弱め、対向する面同士が密着した状態をよ
り長期間維持することができる。
【0016】請求項6の印刷装置は、請求項1〜5のい
ずれか1項において、前記部分切断において前記印刷媒
体がその幅方向に沿って切断されることを特徴とする。
【0017】上記構成によると、全切断と部分切断との
両方が印刷媒体の同一方向に施されるので、全切断は印
刷媒体の幅方向、部分切断は印刷媒体の長手方向という
ようにそれぞれ別の方向に施されるのに比べ、カッタの
形状や動作が単純でよい。
【0018】請求項7の印刷装置は、請求項6におい
て、前記印刷媒体に対して前記全切断と前記部分切断と
を所定間隔で交互に形成可能であることを特徴とする。
【0019】上記構成によると、全切断により分離され
た印刷媒体は中央に部分切断が施された状態になり、そ
の中央で折り曲げて面同士を密着させると、はみだすこ
となく2つに重ね合わせることができる。また、切断間
隔を所要の値に設定することで同様のものを多数作製す
ることができ、見出しラベルとして同じ書類ホルダに使
用すると、外観上好ましいものとなる。
【0020】請求項8の印刷装置は、請求項1〜5のい
ずれか1項において、前記部分切断において前記印刷媒
体がその長手方向に沿って切断されることを特徴とす
る。
【0021】特に印刷文字数などが長い場合は、印刷媒
体の長手方向に沿って文字が配列されるように印刷を施
すことがあるが、この場合に印刷媒体の幅方向に部分切
断を施すと、書類の端に貼付された印刷媒体が必要以上
に突出した状態になる。しかし上記構成のように部分切
断を印刷媒体の長手方向に施すことで、折り曲げたとき
印刷媒体の長手方向が書類の端に沿った方向と同じにな
り、書類の端からの突出長さを抑えることができる。つ
まり、特に書類の端に貼付する見出しラベルなどに関し
て、印刷文字数などが長い場合でも、書類の端から必要
以上に突出させることなく書類整理ができ、外観上も悪
くならない。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照しつつ説明する。
【0023】先ず本発明に係る印刷装置の第1の実施形
態について、図1〜図3を参照しつつ説明する。図1
は、本実施形態における印刷装置の外観斜視図である。
印刷装置1の本体2の上面には、回動操作可能な文字入
力用ダイヤル4、文字入力用ダイヤル4に隣接した機能
キー群10、及び、入力した文字や記号などを表示する
ための液晶ディスプレイ(以下LCDと称する。)12
が設けられている。機能キー群10は、後に詳述するよ
うに、電源スイッチ6、ラベル印刷キー9、終了ボタン
11など、印刷装置1の各種制御を行うものである。ま
た、本体2の側面には、後述する回転カッタ92及びミ
シン目カッタ100のそれぞれと連動する全切断レバー
90及びミシン目切断レバー104が備えられている。
【0024】図2に示すように、本体2内部には、両面
テープ24、印刷用テープ20、インクリボン26等を
内蔵したリボンカセット16が装着されている。このリ
ボンカセット16は、印刷用テープスプール18及び両
面テープスプール22を回転可能に保持している。印刷
用テープスプール18には透明な印刷用テープ20が巻
回され、また両面テープスプール22には片面に剥離紙
が接着された両面テープ24がその剥離紙を外側にして
巻回されている。また、ベースフィルムに熱溶融性のイ
ンクが塗布されてなるインクリボン26は、インク面を
内側にしてリボン供給スプール28に巻回されおり、使
用後はリボン巻取スプール30に巻取られるようにされ
ている。
【0025】リボン供給スプール28に巻回されたイン
クリボン26は、リボン供給スプール28から、ガイド
軸32を介して進行方向を約180°転換し、さらに周
壁部46に沿ってロール進入口34に向けて移送され
る。この周壁部46とインクリボン26の経路との間
は、サーマルヘッド挿入穴47が形成されており、本体
2に取付けられたサーマルヘッド48が挿入される。イ
ンクリボン26は、ロール進入口34の近傍において後
に詳述するサーマルヘッド48による印刷が行われた
後、剥離プレート40を介してその進行方向をさらに約
180°転換し、リボン巻取スプール30に巻き取られ
る。
【0026】一方、印刷用テープスプール18に巻回さ
れた印刷用テープ20は、印刷用テープスプール18か
ら、ガイド軸32周囲のインクリボン26の上に重なり
ながら、ローラ進入口34へと誘導される。そしてロー
ラ進入口34近傍において、印刷用テープ20は、テー
プ送りローラ36によって誘導され、テープ押え23の
下のスリット(図示せず)を貫通して印刷装置1本体2
の外部に至る。
【0027】両面テープスプール22に巻回された両面
テープ24は、両面テープスプール22から、上述のテ
ープ送りローラ36に至り、印刷用テープ20と接着さ
れてラベルテープ50となり、印刷装置1本体2の外部
に至る。なお、両面テープ24とインクリボン26とが
接しないように、ローラ進入口34近傍にはそれらの間
に分離壁体44が設けられている。
【0028】本体2には、リボンカセット16を装着さ
せた際にテープ送りローラ36及びリボン巻取スプール
30のそれぞれと嵌合するテープ送りローラ駆動軸60
及びリボン巻取スプール駆動軸62が設けられており、
これらは図示しない後述のパルスモータ63により駆動
可能とされている。そしてこれらテープ送りローラ駆動
軸60及びリボン巻取スプール駆動軸62が駆動するこ
とによって、印刷用テープ20、両面テープ24、及び
インクリボン26が上述のように搬送されていく。な
お、テープ送りローラ駆動軸60及びリボン巻取スプー
ル駆動軸62の各軸の回転方向や、印刷用テープ20、
両面テープ24、及びインクリボン26それぞれの搬送
方向を図2の矢印で示す。
【0029】また、本体2には揺動軸64が固設されて
おり、さらにこの揺動軸64にはローラホルダ66が揺
動可能に支持されている。このローラホルダ66は、図
2の矢印方向に回動可能な可動プラテンローラ68及び
駆動ローラ70を備えている。そこで図示しないローラ
リリースレバーによってローラホルダ66を揺動軸64
周りに揺動させると、可動プラテンローラ68及び駆動
ローラ70がローラ進入口34に進入する。
【0030】このとき可動プラテンローラ68は、ロー
ラ進入口34近傍で露出されている印刷用テープ20と
その下に重なったインクリボン26とを、サーマルヘッ
ド48との間で挟持可能となっている。一方、駆動ロー
ラ70は、印刷用テープ20及びインクリボン26の搬
送方向下流において、テープ送りローラ36に圧接さ
れ、テープ送りローラ36との間において、印刷用テー
プ20と両面テープ24とを接着させてラベルテープ5
0を形成するようにされている。
【0031】サーマルヘッド48は、その先端にインク
リボン26の搬送方向と直交して並べられた発熱素子4
9を備えており、本実施形態では48個の発熱素子49
が一列に並べられている。発熱素子49は、印刷用テー
プ20及びインクリボン26の送り速度に応じた所定の
タイミングで発熱するようになっている。このようなサ
ーマルヘッド48とに可動プラテンローラ68との間に
上述のように印刷用テープ20とインクリボン26とが
挟持されたとき、インクリボン26に印刷ドットパター
ンが記録され、印刷用テープ20に印刷が施される。
【0032】以上のように印刷が施された印刷用テープ
20は、その印刷面が両面テープ24と接着されてラベ
ルテープ50を形成する。ラベルテープ50はさらに下
流へと移送され、駆動ローラ70の下流に設けられた回
転カッタ92近傍に至る。回転カッタ92は、図1にお
いて本体2の側面に突出した全切断レバー90によって
操作可能となっている。図2に示すように全切断レバー
90と回転カッタ92とがギアで噛合しているため、全
切断レバー90を矢印方向に操作すると、回転カッタ9
2はラベルテープ50の搬送経路の方向に移動する。こ
のようにして、回転カッタ92はラベルテープ50をそ
の幅方向に沿って完全に分離するよう切断(以下、全切
断と称する)できるようになっている。
【0033】回転カッタ92のさらに下流には、図2及
び図3に示すように、ミシン目カッタ100とその刃押
え101とが、通常その間にラベルテープ50の搬送経
路を介して離隔配置されている。刃押え101は本体2
に固定されている。一方、ミシン目カッタ100は、図
2に示すように、2つの板からなるカッタ支持板103
に挟持され、且つそのうちの1つの板にバネ102によ
り接続されている。さらに、ミシン目カッタ100のカ
ッタホルダ100bの下端は、ミシン目切断レバー10
4の凸部と当接している。
【0034】ミシン目カッタ100とミシン目切断レバ
ー104とが当接しているため、ミシン目切断レバー1
04を矢印方向に操作すると、ミシン目カッタ100は
図3の矢印で示すように刃押え101側に移動され、ミ
シン目カッタ100の刃部100aと刃押え101とが
ラベルテープ50を間に介して当接する。本実施形態に
おけるミシン目カッタ100の刃部100aは、図3に
示すように間隔をなして配置された3つの刃100cを
備えているため、ラベルテープ50は3つの刃100c
それぞれの間では分離されないが、刃100cの部分に
おいて完全に分離される。このようにして、ラベルテー
プ50の幅方向には、図7(a)に示すような、刃10
0cの部分における切断部154と刃100cそれぞれ
の間における非切断部155とが交互に現れるミシン目
切断が施され、ラベルテープ50が完全に分離しないよ
うな部分切断が実現される。
【0035】ミシン目カッタ100近傍に至ったラベル
テープ50は、さらに下流へと搬送され、図2に示すよ
うに印刷装置1の本体2から外部に排出される。なお、
上記のような全切断はラベルテープを切り離して形成さ
れる見出しラベルの終端において、部分切断は見出しラ
ベルの折り曲げ予定線において、それぞれ施されるもの
である。
【0036】以上に述べたように、本実施形態に係る印
刷装置1では、全切断レバー90を操作して回転カッタ
92による全切断を施すことで、長尺のラベルテープ5
0の幅方向に沿って所要長さで切り離すことができる。
一方、ラベルテープ50から形成される見出しラベル1
50に対し、折り目を付けたい部分にミシン目切断レバ
ー104を操作してミシン目カッタ100による部分切
断を施すことで、折り曲げる作業を容易にすることがで
きる。さらに見出しラベル150を折り曲げて書類など
に貼付した場合、折り目にミシン目が施されているた
め、折り目部分に生じる対向する面を引き離す方向の曲
げの力はそのまま折り曲げた場合と比較して弱く、面同
士が密着した状態を長期間維持することができる。
【0037】また、本実施形態では全切断と部分切断と
をそれぞれ回転カッタ92とミシン目カッタ100とい
う専用のカッタで行うので、各カッタ92,100の形
状が単純でよく、製造が簡易である。
【0038】また、折り目を付けたい部分に切断部15
4と非切断部155とが交互に現れるミシン目切断を施
す場合は、折り曲げる作業を容易にしつつ、折り目部分
に生じる対向する面を引き離す方向の曲げの力を効果的
に弱め、対向する面同士が密着した状態をより長期間維
持することができる。これは、ミシン目において、非切
断部155では対向する面を引き離す方向の曲げの力が
生じるが、切断部154ではそのような力が生じないた
めである。なお、ハーフカットの場合は折り目の全長に
わたって対向する面を引き離す方向の曲げの力が生じる
ので、ミシン目の場合と比較して、一度密着された面同
士が互いに離れやすくなってしまう。
【0039】また、本実施形態では全切断と部分切断と
の両方がラベルテープ50の幅方向に施されるので、全
切断はラベルテープ50の幅方向、部分切断はラベルテ
ープ50の長手方向、というようにそれぞれ別の方向に
施されるのに比べ、各カッタ92,100の形状や動作
が単純でよい。
【0040】次いで、本発明に係る印刷装置の第2の実
施形態について、図4〜図6を参照しつつ説明する。な
お、本実施形態の印刷装置は、図1に示した第1の実施
形態とほぼ同様の外観を有するが、図1に示すような全
切断及びミシン目切断を施すための手動で操作可能な全
切断レバー90及びミシン目切断レバー104を備えて
いない。また、本実施形態の印刷装置におけるリボンカ
セットの内部及び駆動機構は図2に示した第1の実施形
態のものとほぼ同様であるが、全切断を施す回転カッタ
100及びミシン目切断を施すミシン目カッタ100を
備えず、代わりに図4に示すような全切断とミシン目切
断とのいずれかを選択的に施すことができる湾曲カッタ
200を、例えば図2のミシン目カッタ100の位置
に、備えたものである。
【0041】本実施形態の湾曲カッタ200は、図3に
示した第1の実施形態におけるミシン目カッタ100の
場合と同様に、通常ラベルテープ50の搬送経路を介し
てその刃受け材201と離隔配置されている。刃受け材
201は、湾曲カッタ200の刃部200aを挟持する
ように湾曲カッタ200の刃部200aの厚みと略同等
の間隔をとって配置された2枚の板からなっており、第
1の実施形態の刃押え101と同様に本体2に固定され
ている。
【0042】一方、湾曲カッタ200は図4の矢印方向
及びその逆方向に移動可能に支持されている。湾曲カッ
タ200は、2つの半円を描いた形状の湾曲刃部200
aと3つの尖鋭部200cとを有している。このような
構成の湾曲カッタ200を図4の矢印方向に移動させ、
ラベルテープ50をその間に介しつつ、刃受け材201
の2枚の板の間に挿入していき、湾曲カッタ200の刃
部200aの湾曲部頂点が刃受け材201の上面に達す
る前に移動を停止させると、ラベルテープ50に3つの
尖鋭部200cによるミシン目を形成することができ
る。また、湾曲カッタ200の刃部200aの湾曲部頂
点が刃受け材201の上面に達するよう、即ち刃部20
0a全体が刃受け材201に挿入されるようにすると、
ラベルテープ50には全切断が形成される。
【0043】本実施形態では、このように湾曲カッタ2
00の移動距離を制御することで、ラベルテープ50に
全切断とミシン目切断とのいずれかを選択的に施すこと
ができるようになっている。
【0044】次いで、図5を参照しつつ、本実施形態の
印刷装置の電気的構成について説明する。印刷装置は、
各種プログラムについての演算を行うCPU(中央処理
装置)74と、各種プログラムや固定値が記憶されたR
OM(読出専用メモリ)76と、プログラム処理の実行
の際に適宜書き込まれたり参照されたりしてCPU74
による演算に用いられるRAM(書込/読出メモリ)7
8とを備えている。
【0045】ROM76には、プログラム群76aの
他、サーマルヘッド48で印刷用テープ20に印刷する
際のドットパターンデータを文字コードに対応付けたド
ットパターンデータテーブル76bなどが記憶されてい
る。また、RAM78には、入力データバッファ78
a、印刷データバッファ78bなどが備えられている。
【0046】入力データバッファ78aには入力された
文字列などのテキストデータが記憶され、印刷データバ
ッファ78bには印刷される文字列などを画像に展開し
たデータが一時的に記憶される。つまり、図1に示す文
字入力ダイヤル4から印刷すべきデータが入力される
と、そのデータは入力データバッファ78aに記憶さ
れ、入力データバッファ78aにおける文字列などのデ
ータがドットパターンデータに変換された形で印刷デー
タバッファ78bに書き込まれる。そしてこのドットパ
ターンデータに従って、サーマルヘッド48によるドッ
ト印刷が行われる。
【0047】上述したCPU74、ROM76、及びR
AM78はバスラインを介して相互に接続されており、
バスラインはまたI/Oインターフェイス80に接続さ
れている。
【0048】I/Oインタフェース80には、図2に示
したテープ送りローラ駆動軸60及びリボン巻取スプー
ル駆動軸62を駆動させるためのパルスモータ63とサ
ーマルヘッド48とを含む印刷機構PM、LCD12を
含む表示機構DM、上述の入力キー群10、文字入力ダ
イヤル4などが接続されている。またさらに、上述した
湾曲カッタ200を移動させるためのカッタモータ20
2及びそのカッタモータ202を駆動させるためのドラ
イバ202aが接続されている。
【0049】印刷機構PMは、パルスモータ63及びそ
のモータを駆動するためのドライバ63aと、サーマル
ヘッド48及びそれを駆動するためのドライバ48aと
によって構成されている。一方、表示機構DMは、LC
D12と、このLCD12に表示されるデータを出力す
るための表示用RAMを有するLCDコントローラ12
aとを備えたものである。このLCDコントローラ12
aは図示しない読出専用メモリを備えており、読出専用
メモリにはLCD12の文字表示領域に表示するドット
パターンデータが格納されている。
【0050】次いで、図6を参照しつつ、本実施形態の
印刷装置が行う処理について説明する。先ず、電源スイ
ッチ6をONにすることで初期設定が行われる(S
1)。初期設定に続いて、機能キー群10のキースキャ
ン及び文字入力用ダイヤル4のダイヤルスキャンが行わ
れ(S2)、文字入力用ダイヤル4による文字列などの
印刷データの入力があるか否かが判断される(S3)。
印刷データの入力があると判断されると(S3;YE
S)、当該印刷データを図5に示すRAM78に備えら
れた入力データバッファ78aに記憶させ(S4)、さ
らに入力データバッファ78aに記憶させた当該印刷デ
ータをLCD12に表示する(S5)。
【0051】操作者による印刷データの入力が行われて
いる間は上記のようなS3〜S5の処理が繰り返され
る。印刷データの入力が終わると、操作者は機能キー群
10に配置されたラベル印刷キー9を押す。ラベル印刷
キー9が押されたか否かが判断され(S6)、押された
と判断されると(S6;YES)、操作者によるラベル
長さの入力が行われる(S7)。ここでラベル長さと
は、中央に折り曲げ予定線を有する見出しラベルにおけ
る、2つに折り曲げられる前の全長を意味する。
【0052】操作者によってラベル長さが指定される
と、その長さの1/2にあたる見出しラベルの中央が折
り曲げ予定線として認識される。この折り曲げ予定線を
介して両側にRAM78内の入力データバッファ78a
に記憶された印刷データが一定間隔をとって並列配置さ
れるよう、ROM76内のドットパターンデータテーブ
ル76bを参照しつつ、RAM78内の印刷データバッ
ファ78bにドットパターンを展開する(S8)。そし
て印刷データバッファ78bに展開されたドットパター
ンに従って、サーマルヘッド48の発熱素子49を発熱
させて印刷を実行する(S9)。このとき、図7(a)
に示すように、見出しラベル150の長さ中央にあたる
折り曲げ予定線151の両側に、同じ印刷データが互い
に間隔をもって施される。
【0053】印刷実行後、見出しラベル150の長さ中
央にあたる折り曲げ予定線151が本実施形態の湾曲カ
ッタ200の切断位置に至ったか否かが判断される(S
10)。搬送されていくラベルテープ50の移動距離を
求めるには、例えばパルスモータ63の回転数から算出
したり光学式センサで検知したり、その他様々な方法を
用いてよい。見出しラベル150の折り曲げ予定線15
1が湾曲カッタ200の切断位置に至ったと判断される
と(S10;YES)、湾曲カッタ200の刃受け材2
01の方向への移動距離を制御しつつ、ミシン目切断が
施される(S11)。
【0054】折り曲げ予定線151にミシン目切断が施
されると、さらに見出しラベル150の長手方向の終端
が本実施形態の湾曲カッタ200の切断位置に至ったか
否かが判断される(S12)。見出しラベル150の長
手方向の終端が湾曲カッタ200の切断位置に至ったと
判断されると(S12;YES)、湾曲カッタ200の
刃受け材201の方向への移動距離を制御しつつ、全切
断が施される(S13)。こうして、ラベルテープ50
から、図7(a)に示すような中央の折り曲げ予定線1
51の両側に同一の印刷データが間隔をなして並列に施
され且つ折り曲げ予定線151にミシン目が施された所
要長さの見出しラベル150が作製される。
【0055】次に、見出しラベルの作製を終了するか否
かが判断される(S14)。終了する場合は、操作者に
よって機能キー群10に備えられた終了ボタン11が押
下される。終了ボタン11が押下されると見出しラベル
の作製を終了すると判断され(S14;YES)、印刷
装置による処理が終了する。一方、まだ終了ボタン11
が押下されていない場合は見出しラベルの作製を終了し
ないと判断され(S14;NO)、再び機能キー群10
のキースキャン及び文字入力用ダイヤル4のダイヤルス
キャンが行われて(S2)、上記と同様の処理が繰り返
される。つまり、見出しラベル150を1つ作製し、そ
の後別の見出しラベルを作製する場合には、終了ボタン
11を押さずに、引き続き次の見出しラベルに印刷すべ
きデータを入力すればよい。
【0056】なお、同一の見出しラベル150、即ち同
一の印刷データ及びラベル長さを有する見出しラベル1
50を複数作製する場合は、枚数指定などの処理を経
て、上記のような印刷と全切断及び部分切断とが繰り返
される。
【0057】以上に述べたように、本実施形態に係る印
刷装置は、湾曲カッタ200によって全切断と部分切断
とを選択的にラベルテープ50に施すことができるた
め、第1の実施形態と同様に、全切断によってラベルテ
ープ50を所要長さで切り離し、部分切断によって折り
曲げる作業を容易にし且つ面同士が密着した状態を長期
間維持することができると共に、1つの湾曲カッタ20
0で全切断と部分切断とを選択的に施すことができるの
で、部材点数が少なくてすむ。
【0058】また、本実施形態の印刷装置では、サーマ
ルヘッド48によってラベルテープ50上に想定された
折り曲げ予定線151を挟んだ2つの領域に印刷を施
し、当該2つの領域外の個所、即ち見出しラベル150
の終端位置に全切断を施してラベルテープ50が完全に
分離されるようになっている。これにより、折り曲げて
面同士を密着させたとき外側両面に印刷が施されるよう
な、見出しラベル150などを作製するのに適したもの
となる。
【0059】また、見出しラベル150の長さを指定す
ることで、全切断と部分切断とが所定間隔で交互に形成
され、即ち自動的にラベル長さ中央に折り曲げ線として
ミシン目が施されるので、折り曲げて面同士を密着させ
た場合、はみだすことなく2つに重ね合わせることがで
きる。また、切断間隔を所要の値に設定することで同様
のものを多数作製することができ、見出しラベル150
として同じ書類ホルダに使用すると、外観上好ましいも
のとなる。
【0060】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々
な設計変更が可能である。例えば、図7に示した見出し
ラベル150のように中央で折り曲げて使用するものを
作製するために、中央の折り曲げ予定線151を介して
同一の印刷データを並列に印刷するのではなく、通常の
ラベルを作製するように印刷してもよい。
【0061】また、ラベルテープ50に対して、長手方
向に完全に分離する全切断と折り目に施す部分切断とを
所定間隔で交互に形成しなくてよい。例えば全切断の後
部分切断を2回連続で施したり、全切断と部分切断との
間隔を様々に変化させて見出しラベル150の長さ中央
に部分切断を施さなかったりしてよい。
【0062】また、第1及び第2の実施形態では部分切
断がミシン目切断とされているが、これに限定されるも
のではなく、例えば折り曲げ予定線151の始端及び終
端の2ヶ所のみに切りこみを入れてよい。また、折り曲
げ予定線151の長さ方向にわたって切断部154と非
切断部155とが交互に現れなくてもよく、大部分を切
断部154として残りの一部のみを非切断部155とし
てもよいが、長さの短い切断部155が多数形成される
ミシン目の方が、見出しラベル150を書類152など
に貼付する前の作業性がよい。また、折り曲げ予定線1
51にハーフカットを施してもよいが、上述したよう
に、ミシン目の場合と比べて、一度密着させた面が離れ
やすくなる。
【0063】また、部分切断の方向をラベルテープ50
の幅方向ではなく長手方向とし、その部分切断を施した
線を介して両側に同一の印刷を並列させて施してもよ
い。この場合、見出しラベル150を折り曲げたときに
テープの長手方向が書類の端に沿った方向と同じにな
り、書類の端からの突出長さを抑えることができる。つ
まり、特に書類の端に貼付する見出しラベル150など
に関して、印刷文字数などが長い場合でも、書類の端か
ら必要以上に突出させることなく書類整理ができ、外観
上も悪くならない。
【0064】また、全切断や部分切断を施すためのカッ
タは上記第1及び第2の実施形態におけるものに限定さ
れず、様々な構成のものであってよい。
【0065】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成される
ので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0066】請求項1によると、所要長さで全切断を施
して切り離すことができる一方、折り目を付けたい部分
に部分切断を施し、折り曲げる作業を容易にすることが
できる。さらに見出しラベルなどを折り曲げて面同士を
密着させた場合、対向する面同士が密着した状態を長期
間維持することができる。また、部材点数が少なくてす
む。
【0067】請求項2によると、特に、折り曲げて面同
士を密着させたとき外側両面に印刷が施されるような、
見出しラベルなどを作製するのに適したものとなる。
【0068】請求項3によると、請求項1と同様の効果
が得られると共に、各カッタの形状が単純でよく、製造
が簡易になる。
【0069】請求項4によると、請求項2と同様に、特
に、折り曲げて面同士を密着させたとき外側両面に印刷
が施されるような、見出しラベルなどを作製するのに適
したものとなる。
【0070】請求項5によると、切り離された印刷媒体
を折り曲げて面同士を密着させた場合、対向する面同士
が密着した状態をより長期間維持することができる。
【0071】請求項6によると、カッタの形状や動作が
単純でよい。
【0072】請求項7によると、切り離された印刷媒体
を折り曲げて面同士を密着させると、はみだすことなく
2つに重ね合わせることができる。また、切断間隔を所
要の値に設定することで同様のものを多数作製すること
ができ、見出しラベルとして同じ書類ホルダに使用する
と、外観上好ましいものとなる。
【0073】請求項8によると、特に書類の端に貼付す
る見出しラベルなどに関して、印刷文字数などが長い場
合でも、書類の端から必要以上に突出させることなく書
類整理ができ、外観上も悪くならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る印刷装置を示す
外観斜視図である。
【図2】図1に示す印刷装置のリボンカセットの内部及
び駆動機構の構成図である。
【図3】図2に示すミシン目カッタの概略斜視図であ
る。
【図4】本発明に係る第2の実施形態の印刷装置におけ
るミシン目カッタの概略斜視図である。
【図5】本発明に係る第2の実施形態の印刷装置におけ
る電気的構成を示すブロック図である。
【図6】本発明に係る第2の実施形態の印刷装置が行う
処理を示すフローチャートである。
【図7】(a)は、本発明に係る印刷装置によって印刷
及びミシン目が施されたラベルを示す模式図である。
(b)は、図7(a)のラベルを書類の端に貼付し、長
期間経過した後の状態を示す模式図である。
【図8】(a)は、従来の印刷装置によって中央線を挟
んで両側に印刷が施されたラベルを示す模式図である。
(b)は、図6(a)のラベルを折り曲げて書類の端に
貼付し、長期間経過した後の状態を示す模式図である。
【符号の説明】
1 印刷装置 2 本体 4 文字入力用ダイヤル 9 ラベル印刷キー 10 機能キー群 12 液晶ディスプレイ(LCD) 16 リボンカセット 20 印刷用テープ 24 両面テープ 26 インクリボン 48 サーマルヘッド(印刷ヘッド) 50 ラベルテープ(印刷媒体) 90 全切断レバー 92 回転カッタ(第1のカッタ) 100 ミシン目カッタ(第2のカッタ) 100a 刃部 101 刃押え 104 ミシン目切断レバー 150 見出しラベル 151 折り曲げ予定線 154 切断部 155 非切断部 200 湾曲カッタ(カッタ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 35/02 B65H 35/06 35/06 B41J 3/20 109Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺の印刷媒体に対して、前記印刷媒体
    が完全に分離されるように前記印刷媒体を幅方向に沿っ
    て切断する全切断と、前記印刷媒体が完全に分離されな
    いように前記印刷媒体を部分的に切断する部分切断との
    いずれかを選択的に施すことが可能なカッタを備えてい
    ることを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 長尺の印刷媒体上に想定された折り曲げ
    予定線を挟んだ2つの領域に印刷を施すことが可能な印
    刷ヘッドと、 前記印刷媒体が前記2つの領域外の個所で完全に分離さ
    れるように前記印刷媒体を幅方向に沿って切断する全切
    断と、前記印刷媒体が完全に分離されないように前記印
    刷媒体を前記折り曲げ予定線に沿って部分的に切断する
    部分切断とのいずれかを選択的に前記印刷媒体に施すこ
    とが可能なカッタとを備えていることを特徴とする印刷
    装置。
  3. 【請求項3】 長尺の印刷媒体に対して、前記印刷媒体
    が完全に分離されるように前記印刷媒体を幅方向に沿っ
    て切断する全切断を施すための第1のカッタと、 前記印刷媒体に対して、前記印刷媒体が完全に分離され
    ないように前記印刷媒体を切断する部分切断を施すため
    の第2のカッタとを備えていることを特徴とする印刷装
    置。
  4. 【請求項4】 長尺の印刷媒体上に想定された折り曲げ
    予定線を挟んだ2つの領域に印刷を施すことが可能な印
    刷ヘッドと、 前記印刷媒体が前記2つの領域外の個所で完全に分離さ
    れるように前記印刷媒体を幅方向に沿って切断する全切
    断を前記印刷媒体に施すための第1のカッタと、 前記印刷媒体が完全に分離されないように前記印刷媒体
    を前記折り曲げ予定線に沿って切断する部分切断を前記
    印刷媒体に施すための第2のカッタとを備えていること
    を特徴とする印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記部分切断が、前記印刷媒体が完全に
    分離される切断部と前記印刷媒体が分離されない非切断
    部とが交互に現れる断続的な切断であることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれか1項に記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記部分切断において前記印刷媒体がそ
    の幅方向に沿って切断されることを特徴とする請求項1
    〜5のいずれか1項に記載の印刷装置。
  7. 【請求項7】 前記印刷媒体に対して前記全切断と前記
    部分切断とを所定間隔で交互に形成可能であることを特
    徴とする請求項6に記載の印刷装置。
  8. 【請求項8】 前記部分切断において前記印刷媒体がそ
    の長手方向に沿って切断されることを特徴とする請求項
    1〜5のいずれか1項に記載の印刷装置。
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