JP5240512B2 - テープ印刷装置 - Google Patents

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本発明は、印刷テープに文字や模様等を印刷するテープ印刷装置に関する。
カートリッジ内に印刷層と剥離層を積層してなる印刷テープを収納し、このカートリッジを印刷装置にセットして、印刷層にキーボード等の入力手段から入力された或いは他の機器から出力された文字、記号等を印刷する装置としてテープ印刷装置がある。
このテープ印刷装置は、ファイリング時に項目名を記載するインデックスラベルを作成する装置として使用されることがある。例えば、特開平10−181140号公報(特許文献1)におけるテープ印刷装置(印刷装置)では、印刷テープを、中間部分を折り線とする2つの同一サイズの領域に区画し、この2つの領域に文字や模様等を印刷することでインデックスラベルを作成する提案がなされている。この特許文献1におけるテープ印刷装置で作成したインデックスラベルは、折り線部分で印刷テープの2つの領域における粘着面が対向するように折り畳み、ファイルの縁部からインデックス部分が外方に突出するように取付対象の縁部に貼着して用いる。又、この特許文献1では、領域の区画方法として、印刷テープの長さ方向に2つに区画する方法や、印刷テープの幅方向に2つに区画する方法等が提案されている。
更に、特開2003−118171号公報(特許文献2)に記載のテープ印刷装置では、印刷テープを貼付部と2つ折り部の領域に区画してインデックスラベルを作成し、2つ折り部のみがファイルの縁部から外方に突出するようにファイルに貼着する提案がなされている。この提案では、インデックスラベルにおける貼着部の面積が広いため、ファイルに堅固に貼着できるというメリットがある。
特開平10−181140号公報 特開2003―118171号公報
上述したような従来のテープ印刷装置では、印刷テープをファイルに取付ける場合に折り返すと、折り返しに失敗してインデックスが印刷された部分に皺がよってしまったり、貼着領域の面積が小さいために剥がれ易くなってしまったり、或いは、ファイルの縁部から突出している部分の面積が小さくなって印刷された文字等が読み難くなってしまったりするという問題点があった。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、取付対象に取付け易く、堅固に取付け可能であって、印刷領域の面積が広いインデックスラベルを作成できるテープ印刷装置を提供することを目的としている。
本発明は、印刷層と剥離層を積層してなる印刷テープに文字等の印刷を行ない、その印刷テープの印刷された部分を切断して、取付対象の端辺に貼付けるインデックスラベルを作成するインデックスラベル作成機能を有するテープ印刷装置において、前記印刷テープを幅方向に切断するフルカット手段と、前記印刷テープの長さ方向に沿って第一領域と第二領域を隣接して同面積に設定すると共に、該第一領域及び第二領域の貼付領域と印刷領域を前記幅方向に隣接させて設定するラベル領域設定手段と、前記第一領域及び第二領域において印刷領域に文字等の印刷を行なうテープ印刷手段と、前記フルカット手段及びラベル領域設定手段並びにテープ印刷手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記テープ印刷手段を制御して印刷テープの印刷領域に文字等を印刷させると共に、前記第一領域の貼付領域と第二領域の貼付領域との間に前記幅方向に沿って印刷領域側に向かう切り込みを入れさせるよう前記フルカット手段を制御する切り込み制御も行なうことを特徴とする。
又、前記印刷テープの印刷領域の位置とフルカット手段の配置場所による切り込み方向の位置との関係を補正する位置関係補正手段を備え、該位置関係補正手段は、印刷領域が切り込みを入れる位置となる場合に印刷領域と貼付領域を反転させる補正をすることを特徴とする。
更に、前記印刷テープとして剥離層の長さ方向に予め切れ目が入れられた背割れタイプがセットされている場合、前記制御手段は、背割れの部分まで前記切り込みを入れる切り込み制御を行なうことを特徴とする。
本発明によれば、取付対象に取付け易く、堅固に取付け可能であって、印刷領域の面積が広いインデックスラベルを作成できるテープ印刷装置を提供することができる。
本発明を実施するための最良の形態は、印刷層と剥離層を積層してなる印刷テープ31に文字等の印刷を行ない、その印刷テープ31の印刷された部分を切断して、取付対象71の端辺に貼付けるインデックスルラベル60を作成するインデックスラベル作成機能を有するテープ印刷装置1において、印刷テープ31を幅方向に切断するフルカット手段としてのフルカット装置17と、印刷テープ31の長さ方向に沿って第一領域61と第二領域62を隣接して同面積に設定すると共に、該第一領域61及び第二領域62の幅方向に貼付領域61a,62aと印刷領域61b,62bを隣接して設定するラベル領域設定手段と、第一領域61及び第二領域62において印刷領域61b,62bに文字等の印刷を行なうテープ印刷手段としてのサーマルヘッド11と、フルカット装置17及びラベル領域設定手段並びにサーマルヘッド11を制御する制御手段としての制御部40と、を備え、制御部40は、サーマルヘッド11を制御して印刷テープ31の印刷領域61b,62bに文字等を印刷させると共に、第一領域61の貼付領域61aと第二領域62の貼付領域62aとの間に幅方向に沿って印刷領域側に向かう切り込み63を入れさせるようフルカット装置17を制御する切り込み制御も行なうことを特徴とする。
又、印刷テープ31の印刷領域61b,62bの位置とフルカット装置17の配置場所による切り込み63方向の位置との関係を補正する位置関係補正手段を備え、該位置関係補正手段は、印刷領域61b,62bが切り込み63を入れる位置となる場合に印刷領域61b,62bと貼付領域61a,62aを反転させる補正をする。
更に、印刷テープ31として剥離層の長さ方向に予め切れ目が入れられた背割れタイプがセットされている場合、制御部40は、背割れの部分まで切り込み63を入れる切り込み制御を行なうことを特徴とする。
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳説する。図1は本発明の実施例に係るテープ印刷装置の外観を示す斜視図であり、図2はこのテープ印刷装置に使用するテープカセットの外観及びテープ印刷装置の内部構造の一部を示す斜視図である。テープ印刷装置1は、表面に印刷面を備え裏面が粘着面とされた、印刷層と剥離層とが積層されて形成された印刷テープ31に文字や模様等を印刷するものであり、印刷テープ31の印刷された部分を切断して、取付対象の端辺に貼付けるインデックスラベルを作成するインデックスラベル作成機能を有する。
そして、このテープ印刷装置1は、図1に示したように、方形状の上面と、この上面から前方に傾斜する傾斜面と、両側面及び下面並びに背面とから形成された中空の筐体2を有し、筐体2の傾斜面には入力部3が形成され、上面には表示部4並びに開閉蓋5が形成され、所定の一側面には印刷テープ31が繰り出すテープ繰出部7が形成されている。尚、図示しないが、筐体2には、パーソナルコンピュータ等の外部機器と接続するための入力端子や電源コードが接続される電源端子、メモリーカード挿入口等も形成されている。
又、入力部3は、文字データを入力する文字入力キー、印刷開始を指示する印刷キー、表示部4の表示画面上のカーソルを移動操作するカーソルキー、印刷モードの設定や各種設定処理を行なう種々の制御キーによって構成され、表示部4は、液晶表示装置であって、入力されたデータや各種設定のための選択メニュー画面や処理に関するメッセージ等が表示されると共に、作成されるラベルの長さや印刷モードの状態等の各種の情報を表示する。
更に、開閉蓋5の内側には、図2に示したように、印刷テープ31及びインクリボン35を収容したテープカセット21を装填するためのカセット装填部8が形成されている。又、カセット装填部8内には、印刷素子が縦方向に配列され、長尺の被印刷媒体である印刷テープ31に印刷を行なう印刷ヘッドとしてのサーマルヘッド11と、サーマルヘッド11との間で印刷テープ31及びインクリボン35を挟んでこれを搬送するプラテンローラ12と、印刷に使用したインクリボン35をテープカセット21内に巻取るリボン巻取軸13とを備えるテープ印刷機構45が形成され、更に、テープカセット21を所定の位置に支持するためのカセット受部15を備えている。
又、カセット装填部8の一端部に筐体2の外に通じる上述したテープ繰出部7が形成されており、このテープ繰出部7には、印刷テープ31を幅方向に切り落とす又は幅方向に切り込みを入れるするフルカット手段としてのフルカット装置17と、印刷テープ31の印刷層のみをカットするハーフカット装置18が組み込まれている。
更に、テープカセット21は、カセットケース22を備え、このカセットケース22の内部には、印刷テープ31が巻装されたテープコア23、未使用のインクリボン35が巻装されたリボン供給コア24、使用済みのインクリボン35を巻取るリボン巻取コア25が夫々収納されている。又、テープカセット21のカセットケース22には、カセット装填部8内にテープカセット21を装填した場合にサーマルヘッド11が位置するヘッド配置部27が形成されている。
又、カセットケース22の隅部には、カセット装填部8のカセット受部15と係合し、このカセット受部15によって支持される被係合部29が形成されている。又、このカセットケース22の被係合部29には、図示しないがテープカセット21の種類に応じた所定の凹凸が形成され、カセット装填部8のカセット受部15にはテープカセット21が装填された場合にカセットケース22の被係合部29に形成された凹凸を判別する所定の可動突起16が形成され、カセットケース22をカセット装填部8に装填すると、カセットケース22の被係合部29に形成された凹凸とカセット装填部8のカセット受部15に形成された可動突起16が係合してテープカセット21の種類を判別可能とされる。尚、印刷テープ31は、幅が太いものや剥離層の長さ方向に予め切れ目が入れられた背割れタイプのもの等様々な種類があり、テープカセット21を交換することで様々な印刷テープ31を使用できる。
そして、テープ印刷装置1は、入力部3で入力された印刷データや外部機器から出力された印刷データに対して印刷が指示されると、印刷テープ31とインクリボン35とがテープカセット21から引き出され、重ね合わせた状態でプラテンローラ12とサーマルヘッド11の間に挟まれて共に搬送されると共に、サーマルヘッド11が印刷データに基づいて発熱駆動され、インクリボン35のインクが印刷テープ31に熱転写されて印刷テープ31に印刷が行なわれ、印刷が終了すると、フルカット装置17が作動して印刷テープ31が切断され、1枚のインデックスラベルが作成される。
図3はこのテープ印刷装置1の電子回路の構成を示すブロック図である。図3に示すように、このテープ印刷装置1は、制御手段とされる制御部40と、テープ印刷機構45と、フルカット装置17と、ハーフカット装置18と、を備える。
この制御部40は、CPU41と、CPU41に接続された上述の入力部3や表示部4、各種のシステムプログラムやフォント等が記憶されたROM42、ワークメモリとされるRAM43、外部機器と接続される入出力インターフェース44を備える。そして、CPU41は、入力部3からのキー操作信号に応じてROM42に予め記憶されているシステムプログラム、メモリカードに記憶された制御プログラム、入出力インターフェース44に接続された外部機器から読み込まれた制御プログラム等を起動させ、RAM43をワークメモリとして回路各部の動作を制御するものであり、本実施例におけるテープ印刷装置1の全てを制御する。
又、ROM42には、入力部3から入力された文字を印刷するためのプログラム、印刷フォント等が記憶されている。
更に、RAM43には、キー入力された文字や選択された模様、サイズや文字間隔等の印刷情報を記憶する入力データメモリ、入力された印刷情報が展開された印刷パターンデータが記憶される印刷データメモリ、表示部4に表示されるパターンデータが記憶される表示データメモリの各領域が確保され、印刷処理等に必要なデータを一時的に記憶するレジスタやカウンタ等が設けられている。
又、テープ印刷機構45は、サーマルヘッド11と、プラテンローラ12と、プラテンローラ12を駆動させるステッピングモータ46とを備え、サーマルヘッド11がテープ印刷手段として機能する。そして、テープ印刷機構45は、ステッピングモータ46が制御部40に制御されてプラテンローラ12を駆動させ、プラテンローラ12とサーマルヘッド11の間に位置する上述した印刷テープ31を搬送し、制御部40から出力された印刷データに基づいてサーマルヘッド11が印刷テープ31に文字や模様等を熱転写することによって印刷テープ31に随時文字や模様等を印刷する。
更に、フルカット装置17は、固定刃17aと、可動刃17bと、可動刃17bを駆動させるステッピングモータ48と、印刷テープ31の長さ方向の位置を検知する位置センサ49とを備える。そして、このフルカット装置17は、制御部40によって制御されるものであり、位置センサ49で印刷テープ31の位置を検知し、この検知した位置の情報である位置情報を制御部40に出力し、位置センサ49から位置情報を受信した制御部40がステッピングモータ48に駆動信号を出力して可動刃17bを駆動させ、固定刃17aと可動刃17bとの間で鋏の要領で印刷テープ31を幅方向にフルカットする。又、制御部40は、フルカット装置17に対して印刷テープ31を幅方向に完全に切り落とす切り落とし制御と、印刷テープ31の幅方向に切り込みを入れる切り込み制御とを行なう。
又、ハーフカット装置18は、固定刃18aと、可動刃18bと、可動刃18bを駆動させるDCモータ50と、を備える。そして、ハーフカット装置18は、DCモータ50が制御部40に制御されて可動刃18bを駆動させ、固定刃18aに可動刃18bを押し付けることにより印刷テープ31の印刷層のみをカットする。
次に、このようなテープ印刷装置1を用いてインデックスラベル60を作成する場合について述べる。テープ印刷装置1は、印刷テープ31に所定の領域を設定するラベル領域設定手段を備え、インデックスモード時には、ラベル領域設定手段が、図4に示すように、印刷テープ31の長さ方向に沿って第一領域61と第二領域62を隣接して設定すると共に、第一領域61及び第二領域62の幅方向に貼付領域61a,62aと印刷領域61b,62bを設定するものであり、制御部40は、このラベル領域設定手段の設定した情報に基づいて、印刷テープ31を搬送しながらテープ印刷機構45を制御して印刷領域61b,62bに文字や模様等の印刷を行なうものであり、更に、制御部40は、フルカット装置17を切り込み制御することによりラベル領域設定手段が設定した第一領域61及び第二領域62の貼付領域61a,62a間に幅方向に所定の長さの切り込み63を入れるよう構成される。尚、制御手段40は、印刷する文字が縦書きであれば、第一領域61と第二領域62に記載する方向を反転させて印刷するといった制御や、インデックスラベル60を使用する向きに応じて印刷する向きや方向を設定するといった制御も行なう。
この制御部40が行なう切り込み制御とは、位置センサ49からの位置情報を分析してフルカット装置17の位置に印刷テープ31の第一領域61と第二領域62の間が位置したことを感知し、ステッピングモータ48に駆動信号を出力して可動刃17bを固定刃17a側に駆動させ、印刷テープ31の幅方向に貼付領域61a,62aと印刷領域61b,62bの境界位置まで切り込み63を入れた後、ステッピングモータ48を逆回転させて可動刃17bを固定刃17aから離れる方向に駆動させるといった制御をいう。
又、テープ印刷装置1は、印刷テープ31の印刷領域61b,62bの位置とフルカット装置17の配置場所による切り込み63方向の位置との関係を補正する位置関係補正手段を備え、位置関係補正手段は、印刷領域61b,62bがフルカット装置17の固定刃17aと可動刃17bとによる鋏の根元側であった場合に、貼付領域61a,62aと印刷領域61b,62bを反転して鋏の根元側の位置に貼付領域61a,62aが位置するように領域設定を補正する。又、この位置関係補正手段は、領域設定と共に印刷する向きの補正も同時に行なう。
更に、インデックスラベル60を連続して作成する場合には、一つのインデックスラベル60を作成した後、インデックスラベル60の長さ方向の端辺に切り込み63とハーフカットを入れて作成する。このように、インデックスラベル60の長さ方向の端辺に切り込み63とハーフカットを入れることにより、印刷領域61b,62bはハーフカットにより隣接するインデックスラベル60と切断されているため容易に剥がして使用することができ、剥離層は連結されているため各インデックスラベル60がバラバラになることがなく、又、切り込み63が入っているため容易に引きちぎることもできる。よって、使用し易いインデックスラベル60を連続して作成することができる。
次に、本実施例におけるテープ印刷装置1においてインデックスラベル60を作成する上での制御フローについて図5のフローチャートを用いて述べる。制御部40は、インデックスモードであるか判定するモード判定処理を実行し(ステップS101)、モード判定処理(ステップS101)においてインデックスモードでない場合、テープ印刷機構45を駆動して通常のラベル印刷を行なう(ステップS121)。
そして、モード判定処理(ステップS101)においてインデックスモードであった場合、制御部40は、上述したテープカセット21の種類を検知し(ステップS102)、ラベル領域設定手段で第一領域61、第二領域62、貼付領域61a,62a、印刷領域61b,62bを設定した後、印刷テープ31の印刷領域61b,62bの位置とフルカット装置17の配置場所による切り込み方向の位置との関係が適切か否かの判定をする方向判定処理を実行する(ステップS103)。
この方向判定処理(ステップS103)において、位置関係が適切でない場合、制御部40は、位置関係補正手段によって位置関係を正しく設定し(ステップS105)、方向判定処理(ステップS103)において印刷内容とフルカット装置17のカット方向の向きが適切であった場合、又は、印刷内容を訂正した場合(ステップS105)には、テープ印刷機構45に第一領域61にインデックスの文字や模様等を印刷させる制御を行なう(ステップS109)。
そして、第一領域61にインデックスの文字や模様等を印刷した後、制御部40は、印刷テープ31の種類が背割れタイプのものか否かの背割れ判定処理を行ない(ステップS110)、背割れ判定処理(ステップS110)において印刷テープ31が背割れタイプのものでない場合には、フルカット装置17に第一領域61と第二領域62の間の貼付領域61a,62aに幅方向の切り込み63を入れさせる制御を実行し(ステップS111)、第二領域62にインデックスの文字や模様等を印刷させる制御を実行して(ステップS113)、フルカット装置17に所定のテープ幅で印刷テープ31を切り落とさせる制御を実行し(ステップS115)、インデックスラベル60の作成を終了する。
又、背割れ判定処理(ステップS110)において印刷テープ31が背割れタイプのものである場合、制御部40は、背割れの位置を貼付領域61a,62aと印刷領域61b,62bの境界に設定し、第一領域61と第二領域62の間の貼付領域61a,62a側に背割れの位置まで幅方向の切り込み63をフルカット装置17に入れさせる制御を実行する(ステップS117)。
そして、このテープ印刷装置1でインデックスモード時に作成されたインデックスラベル60は、図4に示したように、インデックスラベル60の表面となる第一領域61と、インデックスラベル60の裏面となる第二領域62とが印刷テープ31の長さ方向に2つに区画されて形成され、この第一領域61と第二領域62の幅方向に印刷領域61b,62bと貼付領域61a,62aが形成され、第一領域61の貼付領域61aと第二領域62の貼付領域62aの間に切り込み63が形成された形状とされる。
次に、本実施例のテープ印刷装置1のインデックスモードで作成したインデックスラベル60の使用方法について述べる。図6(a)に示すように、まずインデックスラベル60の剥離層を第一領域61又は第二領域62の分だけは少なくとも剥がし、図6(b)に示すように、インデックスラベル60の切り込み63に取付対象71の縁部を挿入して第一領域61の貼付領域61aを取付対象71の表面に貼着し、第二領域62の貼付領域62aを取付対象71の裏面側に位置させ、図6(c)に示すように、剥離層を全部剥がしていない場合は剥離層を完全に剥がして第二領域62を折り返す。そして、図6(d)に示すように、折り返した第二領域62の貼付領域62aを取付対象71の裏面に貼付け、第二領域62印刷領域62bを第一領域61の印刷領域61bに貼り合わせる。
又、テープ印刷装置1のインデックスモードで作成したインデックスラベル60が背割れタイプのものである場合には、図7(a)に示すように、まず第一領域61の貼付領域61aの剥離紙を剥がし、図7(b)に示すように、インデックスラベル60の切り込み63に取付対象71の縁部を挿入して第一領域61の貼付領域61aを取付対象71の表面に貼着し、第二領域62の貼付領域62aを取付対象71の裏面側に位置させて第二領域62の貼付領域62aの剥離紙を剥がす。そして、図7(c)に示すように、第二領域62を折り返し、印刷領域61b,62bの剥離紙を剥がして、図7(d)に示すように、折り返した第二領域62の貼付領域62aを取付対象71の裏面に貼付け、第二領域62印刷領域62bを第一領域61の印刷領域61bに貼り合わせる。
本実施例のテープ印刷装置1によれば、インデックスモード時にインデックスラベル60を作成する場合において、制御部40がフルカット装置17を切り込み制御することにより、第一領域61と第二領域62の間に切り込み63が入ったインデックスルラベル60を作成することができ、このように切り込み63を備えたインデックスラベル60は、取付対象71に貼着する場合、折り線となる部分が少ないため容易に折り返すことができ、折り曲げ線が曲がってインデックスラベル60の表裏両面を貼り合わせたときに両面がずれた状態で重なってしまうといったことが無く、又、貼りしろの面積も十分確保できるため貼りやすく剥がれ難いインデックスラベル60を作成できる。更に、ラベル領域設定手段によって印刷テープ31の長さ方向に第一領域61と第二領域62を設定することにより、印刷領域61b,62bの面積を十分に確保することができるため、読みやすいインデックスラベル60を作成できる。
更に、位置関係補正手段を備えることにより、ユーザーがインデックスの印刷位置を誤って設定した場合においても自動的に正しい印刷位置に補正することができ、よって、使い易すいインデックスラベル60をミス無く作成可能なテープ印刷装置1を提供できる。
又、印刷テープが背割れタイプの場合には、背割れの部分まで切り込み63を入れることにより、第一領域61の貼付領域61aの剥離紙を剥がしても、第二領域62の貼付領域62aの剥離紙及び印刷領域61b,62bの剥離紙は剥がれないため、第一領域61の貼付領域61aを取付対象71へ貼付する場合に第一領域61の貼付領域61a以外の領域が取付対象71にくっついてしまうことが無く、よって、より使いやすいインデックスラベル60を作成できる。
又、本発明は、以上の実施例に限定されるものでなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で自由に変更、改良が可能である。
本発明の実施例に係るテープ印刷装置の斜視図。 本発明の実施例に係るテープ印刷装置の内部拡大図及びテープカセットの斜視図。 本発明の実施例に係るテープ印刷装置の機能ブロック図。 本発明の実施例に係るテープ印刷装置で作成したインデックスラベルの正面図。 本発明の実施例に係るテープ印刷装置でインデックスラベルを作成する場合におけるフローチャート。 本発明の実施例に係るテープ印刷装置で作成したインデックスラベルの使用方法を説明する図。 本発明の実施例に係るテープ印刷装置で作成した背割れタイプのインデックスラベルの使用方法を説明する図。
符号の説明
1 テープ印刷装置 2 筐体
3 入力部 4 表示部
5 開閉蓋 7 テープ繰出部
8 カセット装填部 11 サーマルヘッド
12 プラテンローラ 13 リボン巻取軸
15 カセット受部 16 可動突起
17 フルカット装置
18 ハーフカット装置 17a,18a 固定刃
17b,18b 可動刃 21 テープカセット
22 カセットケース 23 テープコア
24 リボン供給コア 25 リボン巻取コア
27 ヘッド配置部 29 被係合部
31 印刷テープ 35 インクリボン
40 制御部 41 CPU
42 ROM 43 RAM
44 入出力インターフェース 45 テープ印刷機構
46,48 ステッピングモータ 49 位置センサ
50 DCモータ 60 インデックスラベル
61 第一領域 62 第二領域
61a,62a 貼付領域 61b,62b 印刷領域
63 切り込み 71 取付対象

Claims (3)

  1. 印刷層と剥離層を積層してなる印刷テープに文字等の印刷を行ない、その印刷テープの印刷された部分を切断して、取付対象の端辺に貼付けるインデックスラベルを作成するインデックスラベル作成機能を有するテープ印刷装置において、
    前記印刷テープを幅方向に切断するフルカット手段と、
    前記印刷テープの長さ方向に沿って第一領域と第二領域を隣接して同面積に設定すると共に、該第一領域及び第二領域の貼付領域と印刷領域を前記幅方向に隣接させて設定するラベル領域設定手段と、
    前記第一領域及び第二領域において印刷領域に文字等の印刷を行なうテープ印刷手段と、
    前記フルカット手段及びラベル領域設定手段並びにテープ印刷手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記テープ印刷手段を制御して印刷テープの印刷領域に文字等を印刷させると共に、前記第一領域の貼付領域と第二領域の貼付領域との間に前記幅方向に沿って印刷領域側に向かう切り込みを入れさせるよう前記フルカット手段を制御する切り込み制御も行なうことを特徴とするテープ印刷装置。
  2. 前記印刷テープの印刷領域の位置とフルカット手段の配置場所による切り込み方向の位置との関係を補正する位置関係補正手段を備え、該位置関係補正手段は、印刷領域が切り込みを入れる位置となる場合に印刷領域と貼付領域を反転させる補正をすることを特徴とする請求項1に記載のテープ印刷装置。
  3. 前記印刷テープとして剥離層の長さ方向に予め切れ目が入れられた背割れタイプがセットされている場合、前記制御手段は、背割れの部分まで前記切り込みを入れる切り込み制御を行なうことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のテープ印刷装置。
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