JP2009241505A - 印字装置及び印字処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ミシン目が施された印字テープに印字するための印字情報を容易に入力指定してその印字を行うことができて、使い易く、前記印字テープへの印字により封緘シールの作成が可能な印字装置を提供する。
【解決手段】印字装置に装着された印字テープの種類を検出し(S1)、ミシン目付印字テープであれば、封緘シート作成用の定型印字情報の使用有無を問い合わせる問合画面を表示部に表示し(S3)、問合せ応じて定型印字情報を使用する応答があれば、定型印字情報の選択画面を表示部に表示し(S5)、選択された定型印字情報を封緘シート情報メモリから読み出して印字すべき印字情報とする(S7)。また、ミシン目の切込部分が封緘シートの端部となるように印字テープの長さを設定するとともに定型印字情報の印字データを作成してミシン目付印字テープに印字を行う(S9、S10)。
【選択図】 図5

Description

本発明は、長さ方向に沿ってミシン目が施された長尺状の被印字媒体に印字を行う印字装置及び印字処理プログラムに関する。
長さ方向にミシン目を形成してある印字用のロール紙、及びそのロール紙を用いてインデックスを作成する装置が特許文献1に開示されている。この装置では、ロール紙の長さ方向に複数本形成されたミシン目の間に設けられる印字領域に対して、患者の氏名、住所、電話番号などの情報を印字して、カルテに用いるインデックスを作成するものである。
特開2007−118384号公報
ところで、印字装置においては、特定の用紙を含む種々の用紙に特定の情報を含む種々の情報を印字することができる。そのような場合、特定の用紙がセットされている場合、その特定の用紙に対応する情報の入力指定が簡単にできるようにすることが望まれる。しかし、従来の印字装置では、そのような要望に対して十分に対応されておらず、また、上記特許文献1でもその点について配慮されていない。
本発明は上記の問題点を解決するものであり、ミシン目が施された所定印字テープに印字するための印字情報を容易に入力指定してその印字を行うことができて、使い易い印字装置を提供することを目的とし、また、前記所定印字テープへの印字により封緘シールの作成が可能な印字装置び印字処理プログラムを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、長さ方向に沿ってミシン目が施された所定印字テープを含む印字テープを搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送される前記印字テープに印字を行う印字手段を備えた印字装置であって、前記所定印字テープに印字するために用意された印字情報を予め記憶している印字情報記憶手段と、前記印字テープを検出する検出手段と、前記検出手段によって前記所定印字テープが検出されたとき、前記印字情報記憶手段に記憶されている印字情報を用いた印字を行うかを問い合わせる問合せ手段と、前記問合せ手段による問合せに対する応答に基づいて、前記搬送手段及び前記印字手段を制御して、前記印字情報記憶手段に記憶されている印字情報を前記所定印字テープに印字する制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項2の発明は、前記印字情報記憶手段に記憶される印字情報は、該印字情報を前記所定印字テープに印字することにより封緘シートを作成するための、複数種類の封緘に関する文字や記号の情報で構成されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、前記印字装置は、前記印字情報が印字された前記印字テープをその長さ方向と直交する幅方向に切断するための切断手段を更に備え、前記制御手段は、前記切断手段によって切断される前記所定印字テープの切断位置が、前記ミシン目を形成する規則的に設けられた切込部分と非切込部分のうちの前記切込部分に対応するように、前記搬送手段による前記所定印字テープの搬送を制御することを特徴とする。
請求項4の発明は、前記印字装置は、前記印字情報が印字された前記印字テープをその長さ方向と直交する幅方向に切断するための切断手段を更に備え、前記制御手段は、前記切断手段によって切断される前記所定印字テープの切断位置が、前記ミシン目を形成する規則的に設けられた切込部分と非切込部分のうちの前記非切込部分に対応するように、前記搬送手段による前記所定印字テープの搬送を制御することを特徴とする。
請求項5の発明は、印字面の裏面側に接着剤が塗布され長さ方向に沿ってミシン目が施された印字テープを搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送される前記印字テープに印字を行う印字手段を備えた印字装置のコンピュータを制御するための印字処理プログラムであって、前記印字テープに印字するために用意された印字情報を予め記憶している印字情報記憶手段と、前記印字テープが検出されたとき、前記印字情報記憶手段に記憶されている印字情報を用いた印字を行うかを問い合わせる問合せ手段と、前記問合せ手段による問合せに対する応答に基づいて、前記搬送手段及び前記印字手段を制御して、前記印字情報記憶手段に記憶されている印字情報を前記印字テープに印字する制御手段、として機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能な印字処理プログラムである。
請求項1の発明によれば、ミシン目が施された印字テープが検出されると、その印字テープに印字するために用意された印字情報を予め記憶している印字情報記憶手段の前記印字情報を用いた印字を行うかの問い合わせを行い、問合せに対する応答に基づいて、前記印字情報を前記印字テープに印字するように構成したため、前記印字テープに印字するための印字情報を容易に入力指定してその印字を行うことができる。
また、請求項2の発明によれば、ミシン目が施された印字テープを用いて簡単に封緘シートを作成することができ、請求項3の発明によれば、ミシン目の切込部分に対応して前記印字テープが切断されることにより、その印字テープを用いて作成した封緘シートによる封印箇所の開封を容易に行うことができる。また、請求項4の発明によれば、ミシン目の非切込部分に対応して前記印字テープが切断されることにより、その印字テープを用いて作成した封緘シートがミシン目箇所で破れにくくすることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施形態に係る印字装置の外観を示す平面図、図2はその印字装置に使用するテープカセットの外観及び印字装置の内部構造の一部を示す斜視図である。図1及び図2に示すように、印字装置1は、装置本体2の上面に入力部3、表示部4、および開閉蓋5を備えている。開閉蓋5の内側には印字テープ31及びインクリボン35を収容したテープカセット21を装填するためのカセット装填部6が形成されている。
入力部3には、文字情報を入力するための文字キー、数字キー、記号キー等の文字入力キーが備えられ、さらに、電源キー、表示部4上に表示されるカーソルを移動させるカーソルキー、各種入力情報や選択データの確定、所定機能の開始の指示等を行なうときに操作される実行キー、入力された文字情報により作成された文書情報の印字処理を実行する際に操作される印字キー等が備えられる。表示部4は液晶表示装置であり、入力された文字情報や各種設定のための選択メニュー画面や処理に関するメッセージなどが表示される。
カセット装填部6内には、印字素子が印字テープ31の幅方向に対応する縦方向に配列され印字テープ31に印字を行う印字ヘッド(サーマルヘッド)7と、サーマルヘッド7との間で印字テープ31及びインクリボン35を挟んでこれを搬送するプラテンローラ8と、印字に使用したインクリボン35をテープカセット21内に巻き取るリボン巻取軸9とを備えたプリンタ部20が設けられている。更に、テープカセット21を所定の位置に支持するためのカセット受部10を備えている。また、プリンタ部20には、サーマルヘッド7の下流側に装置本体2外に通じる排出口12が形成されており、この排出口12には、固定刃13aと可動刃13bとを備え、印字テープ31を切断するためのカッタ13が設けられている。このカッタ13にはモータによって駆動されるオートカッタ、あるいは所定の操作ボタンの操作により動作する手動カッタ等が用いられる。前記カセット受部10には印字テープ31の種類をテープカセット21に設けられた識別部を介して検出する複数個のテープ種類検出スイッチ48が設けられている。
一方、テープカセット21は、カセットケース22を備え、このカセットケース22の内部には、印字テープ31を巻回したテープコア23、未使用のインクリボン35を巻回したリボン供給コア24、印字に使用済のインクリボン35を巻き取るリボン巻取コア25がそれぞれ収納されている。前記印字テープ31は、印字が行われる印字テープ層と貼着剤層と剥離テープ層の積層構造を有している。また、長尺状の印字テープ31は、作成するラベル(シート)の用途に応じた複数種類が用意されており、例えば、標準テープ、ミシン目付テープなどがある。標準テープはPETのシートで構成され印字面の裏面に接着剤が塗布された印字テープ層と、印字テープ層の裏面に貼着される剥離テープとで構成される。また、ミシン目付テープは標準テープと同様に裏面に接着剤が塗布された印字テープ層と剥離テープ層で構成されるが、印字テープ層の幅方向の中央部位の長さ方向に沿ってミシン目が施されている。
図9(a)はミシン目付テープの平面図、図9(b)は断面図を示している。図9において、31aは印字テープ層、31bは接着剤、31cは剥離テープ層、31dは印字テープ層31aの幅方向の中央部位の長さ方向に沿って施されたミシン目を示している。この図9の印字テープ層31aには、裏面側の幅方向の中央部位を除いて接着剤31bが塗布されている。このミシン目付テープ31は封緘シートの作成に使用されるため、封筒等の開封時に開封し易いように、印字テープ層31aの裏面のミシン目31dの近傍位置には接着剤を塗布していない。なお、印字テープ層31aの裏面の幅方向の中央部位を接着剤の非塗布領域とする代わりに弱い接着剤を塗布してもよい。
また、前記テープカセット21のカセットケース22には、カセット装填部6内にテープカセット21を装填したときにサーマルヘッド7が配置されるヘッド配置部27が形成されており、また、カセットケース22の隅部には、カセット装填部6のカセット受部10に係合してそれに支持される被係合部29が形成されている。また、被係合部29には、テープカセット21に収容する印字テープ31の種類を表し印字装置1のテープ種類検出スイッチ48によって検出される識別部が設けられている。この識別部は、標準テープ及びミシン目付テープのテープ種類に応じて異なる形状に形成され、複数個のテープ種類検出スイッチ48を異なる組合せでオン・オフ動作させ、それによりテープの種類の識別を可能にしている。
この印字装置1では、印字対象の印字情報の印字が指示されると、印字テープ31とインクリボン35とがテープカセット21から引き出され、重ね合わせた状態でプラテンローラ8とサーマルヘッド7の間に挟まれて共に搬送されるとともに、サーマルヘッド7が印字情報の印字パターンデータに基づいて発熱駆動されてインクリボン35のインクが印字テープ31に熱転写されて印字テープ31に印字が行われる。印字が終了すると、カッタ13を作動させ印字テープ31が切断されてラベル(シート)が作成される。
図3はこの印字装置の電子回路の構成を示すブロック図である。この印字装置の電子回路には、コンピュータであるCPUからなる制御部40が備えられる。制御部40は、入力部3からのキー操作信号に応じてROM41に予め記憶されているシステムプログラム、あるいはメモリカード,CD−ROMなどの外部記憶媒体50からその記憶媒体読み取り部51を介して内部メモリに読み込まれた装置制御プログラム、あるいは外部通信ネットワークN上のWebサーバ52から通信制御部53を介して内部メモリに読み込まれた装置制御プログラムを起動させ、RAM42をワークメモリとして回路各部の動作を制御する。この制御部40には、前記入力部3、前記表示部4、前記プリンタ部20、ROM41、RAM42が接続される他、表示用の文字フォントを格納する表示用フォントROM43、印字用の文字フォントを格納する印字用フォントROM44が接続される。また、制御部40には、ミシン目付テープに印字して封緘シートを作成するための定型印字情報を予め記憶している封緘シート情報メモリ45が接続される。また、制御部40には、前記テープ種類検出スイッチ48が接続される。
ROM41には、入力部3から入力された文書情報を印字するためのプログラム、本発明に係るミシン目付印字テープへの印字処理を行うプログラム、及び印字装置1によって行われる各処理のプログラムが記憶されている。また、RAM42には、入力された文書情報を記憶する入力データメモリ、印字する文書情報の印字パターンデータ(印字データ)が記憶される印字データメモリ、表示部4に表示されるパターンデータが記憶される表示データメモリの各領域が確保され、印字処理などに必要なデータを一時的に記憶するレジスタやカウンタなどが設けられている。
図4は、前記封緘シート情報メモリ45に記憶されている封緘シート作成用の定型印字情報の説明図である。この封緘シート作成用の定型印字情報は封緘シートに用いる種々の文字情報により構成され、A〜Eの用途別にされ、情報番号が付されている。ここでは、(A)封筒の封緘紙、(B)テスト用紙・アンケート用紙の封、(C)改ざん防止、(D)店舗での紙袋や包装紙、(E)パーティ・コンペでのくじ、景品の5つの用途に分けられ、夫々の用途に対応して1ないし複数の定型印字情報が用意されている。
次に、本発明の印字装置の印字処理を説明する。この印字装置の印字処理ではミシン目付印字テープに印字を行うことにより封緘シートを作成する機能を有している。図5は、印字装置の印字処理のフローチャートを示している。印字装置1の電源が投入されると、印字装置1のカセット装填部6に装着されているテープカセット21に収容された印字テープ31の種類がテープ種類検出スイッチ48によって検出される(ステップS1)。次に、検出された印字テープ31の種類がミシン目付かどうか判断される(ステップS2)。ミシン目付印字テープ31が検出された場合(ステップS2のYES)、封緘シート作成用の定型印字情報の使用有無を問い合わせする問い合わせ画面4aが表示部4に表示される(ステップS3)。図6は表示部4に表示される封緘シート作成用の定型印字情報の使用有無を問い合わせする問い合わせ画面4aを示している。この問い合わせに対する応答が判断され(ステップS4)、封緘シート作成用の定型印字情報を使用する応答があったと判断されると(ステップS4のYES)、封緘シート作成用の定型印字情報を選択するための選択画面4b、4cが表示部4に表示される(ステップS5)。図7及び図8は、封緘シート作成用の定型印字情報を選択するための選択画面4b、4cを示している。まず、図7に示す選択画面4bが表示部4に表示される。例えば、図7のように、選択画面には、(A)封筒の封緘紙、(B)テスト用紙・アンケート用紙の封、(C)改ざん防止、(D)店舗での紙袋や包装紙、(E)パーティ・コンペでのくじ、景品、によって表される封緘シートの種類としての5つの用途が表示される。図7の選択画面4bで1つを選択すると、例えば、(A)封筒の封緘紙を選択すると、次に、図8に示す選択画面4cが表示部4に表示される。この選択画面4cでは、用途が「(A)封筒の封緘紙」に属する3個の定型印字情報が情報番号ととともに表示される。そこで、ユーザは選択画面4c上で所望の1個の定型印字情報を選択することになる。
選択画面4c上での定型印字情報の選択が判断され(ステップS6)、選択操作が行なわれたことが判断されると(ステップS6のYES)、選択された定型印字情報が封緘シート情報メモリ45から読み出される(ステップS7)。そして、入力部3の所定キーの操作により選択された定型印字情報の印字が指示されたか判断され(ステップS8)、印字の指示が判断されると(ステップS8のYES)、RAM42の印字データメモリに選択された定型印字情報の印字データを展開するとともに、封緘シートの長さとして、ミシン目付印字テープに対応したテープ長の設定処理を行う(ステップS9)。印字の取消が判断されれば(ステップS8のNO)、処理を終了する。
前記ステップS9では、封緘シートの長さとして、ミシン目付印字テープに対応したテープ長の設定が行われる。すなわち、ミシン目付印字テープでは、ミシン目31dの切込部分31eと非切込部分31fのうち切込部分31eがシートの長さ方向の端部になるように、封緘シートを作成するミシン目付印字テープのテープ長を設定し、そのテープ長の終端部でカッタ13を動作させて印字テープの切断を行うようにする。これにより、作成された封緘シートは、ミシン目31dの切込部分31eがシート端部にあるため、開封時にそのシート端部の切込部分31eから封緘シートが容易に破れて開封作業を容易に行うことができる。
例えば、図10に示すように、ミシン目付印字テープ31において、ミシン目31dの切込部分31eの長さをaとし、非切込部分31fの長さをbとし、切込部分31eの長さaと非切込部分31fの長さbが等しいものとする場合、印字テープ31(封緘シート60)の長さLは、(a+b)×n+cとする必要がある。ただし、nは任意の整数であり、c=a(又はb)である。すなわち、ミシン目付印字テープ31に施されるミシン目31dの切込部分31eの長さaと非切込部分31fの長さbが等しい場合には、定型印字情報を印字するためのミシン目付印字テープ31の長さを、切込部分31eの長さaに非切込部分31fの長さbを加えた長さを整数倍した長さに、切込部分31eの長さa又は非切込部分31fの長さbを加えた長さに設定する。このような関係に封緘シート60の長さLを設定することにより、図10に示すように、封緘シート60の端部に切込部分31eを位置させることができる。なお、この印字装置1では、印字テープを下流側の一方向にのみ搬送するものであり、サーマルヘッド7とカッタ13間距離をDとすると、その距離相当分が印字不可能となり印字テープの先端部分に印字不能領域が発生する。ここでは、その印字不能領域の長さDが封緘シート60の前記長さLに含まれるものとする。
しかして、プリンタ部20を動作させ、プラテンローラ8が駆動されて印字テープ31及びインクリボン32を搬送しつつ、作成した印字データに基づいてサーマルヘッド7を駆動してカセット装填部6に装着されているテープカセット21の印字テープ31に印字が行われる。そして、印字データの印字が終了するとカッタ13が駆動されて、印字テープ31が切断される(ステップS10)。ミシン目付印字テープ31に定型印字情報を印字する場合、制御部40は、プリンタ部20のプラテンローラ8を駆動するモータを制御し、印字が開始されてからのミシン目付印字テープ31の搬送量がL−Dの距離になると、カッタ13を作動してテープの切断を行うためにテープ搬送を停止する。前述のように、印字テープの先端部に長さDの印字不能領域が発生し、その印字不能領域は印字開始時に既に存在するため、封緘シートの長さをLに設定した場合の印字開始から終了までのテープ搬送量はL−Dとなる。
一方、ステップS2において、検出された印字テープの種類がミシン目付ではないと判断されると、入力部3から印字すべき文字情報を入力する入力編集処理が行われる(ステップS11)。入力編集された文書情報の印字の指示が判断され(ステップS12)、印字の指示があったと判断されると(ステップS12のYES)、ステップS13に移行し、印字の取消が判断されると(ステップS12のNO)、処理を終了する。
ステップS13では、テープ種類検出スイッチ48の検出情報がミシン目付印字テープであるか判断され、ミシン目付印字テープであると判断されると(ステップS13のYES)、ステップS9に移行する。このように、印字対象がミシン目付印字テープであるが、定型印字情報を使用して印字せずに入力部3から入力した任意の印字情報を印字する場合も、印字対象がミシン目付印字テープに定型印字情報を印字する場合と同様に、ステップS9において、印字テープ31(封緘シート60)の長さをミシン目付印字テープに対応した長さに設定する処理を行う。また、ステップS13でテープ種類検出スイッチ48の検出情報がミシン目付印字テープではないと判断されると(ステップS13のNO)、入力部3から入力された印字情報の印字データが作成されるとともに、通常の印字テープに対応してテープ長が設定される。すなわち、ステップS9のようなミシン目の切込部分31eをシート端部に配置するための調整は必要としないため、印字情報の長さに応じて印字テープの長さが設定されることになる。図11は封筒70に封緘シート60を貼り付けて封印した使用した例を示している。
なお、ミシン目付印字テープ31において、ミシン目31dの切込部分31eの長さaが非切込部分31fの長さbより長い場合、封緘シート60の長さLは、(a+b)×n+cと表され、その場合のcの条件は、a>c>bとなる。すなわち、ミシン目付印字テープに施されるミシン目31dの切込部分31eの長さaが非切込部分31fの長さbより長い場合には、定型印字情報を印字するための印字テープの長さLを、切込部分31eの長さaに非切込部分31fの長さbを加えた長さを整数倍した長さに、非切込部分31fの長さbより長く、かつ切込部分31eの長さaより短い長さを加えた長さに設定する。
また、ミシン目付印字テープ31において、ミシン目31dの切込部分31eの長さaが非切込部分31fの長さbより短い場合、封緘シート60の長さLは、(a+b)×n+cと表され、その場合のcの条件は、a<c<bとなる。すなわち、ミシン目付印字テープに施されるミシン目31dの切込部分31eの長さaが非切込部分31fの長さbより短い場合には、定型印字情報を印字するための印字テープの長さLを、切込部分31eの長さaに非切込部分31fの長さbを加えた長さを整数倍した長さに、切込部分31eの長さaより長く、かつ非切込部分31fの長さbより短い長さを加えたものに設定する。
以上述べたように、本発明の実施の形態によれば、ミシン目が施された所定印字テープ31がテープ種類検出スイッチ48によって検出されると、封緘シート情報メモリ45に記憶されている定型印字情報を用いた印字を行うかの問い合わせを行い、問合せに対する応答に基づいて、定型印字情報を所定印字テープ31に印字するように構成したため、所定印字テープ31に印字するための印字情報を容易に入力指定してその印字を行うことができる。また、ミシン目31dの切込部分31eが切断位置となるように、テープ長が設定されるとともに所定印字テープの搬送が制御されて所定印字テープの切断が行われるため、その所定印字テープ31を用いて作成した封緘シート60による封印箇所の開封を容易に行うことができる。
上記実施の形態では、ミシン目印字テープ31のミシン目31dの切込部分31eで切断するように封緘シート60の長さを設定したが、逆にミシン目31dの非切込部分31fで切断するように封緘シート60の長さを設定するようにしてもよい。このようにすることにより、封緘シート60に長さ方向の端部に非切込部分31fが位置するため、封緘シート60が簡単には破れにくくなり、封印した内容物を保護できる効果がある。
例えば、ミシン目付印字テープ31において、ミシン目31dの切込部分31eの長さaと非切込部分31fの長さbが等しい場合、設定される封緘シート60の長さLは、(a+b)×n+a(又はb)+cと表され、その場合のcの条件は、c=a(又はb)となる。すなわち、ミシン目付印字テープ31に施されるミシン目31dの切込部分31eの長さaと非切込部分31fの長さbが等しい場合には、定型印字情報を印字するための印字テープの長さLを、切込部分31eの長さaに非切込部分31fの長さbを加えた長さを整数倍した長さに、切込部分31eの長さaを加え、更に切込部分31eの長さaを加えた長さに設定する。これにより、封緘シート60に長さ方向の端部に非切込部分31fが位置するように印字テープ31を切断することができる。
また、例えば、ミシン目付印字テープ31において、ミシン目31dの切込部分31eの長さaが非切込部分31fの長さbより長い場合、設定する封緘シート60の長さLは、(a+b)×n+a+cと表され、その場合のcの条件は、a>c>bとなる。すなわち、ミシン目付印字テープに施されるミシン目31dの切込部分31eの長さaが非切込部分31fの長さbより長い場合には、定型印字情報を印字するための印字テープの長さLを、切込部分31eの長さaに非切込部分31fの長さbを加えた長さを整数倍した長さに、切込部分31eの長さaを加え、更に非切込部分31fの長さより長く、かつ切込部分31eの長さより短い長さを加えたものに設定する。これにより、封緘シート60に長さ方向の端部に非切込部分31fが位置するように印字テープ31を切断することができる。
また、例えば、ミシン目付印字テープ31において、ミシン目31dの切込部分31eの長さaが非切込部分31fの長さbより短い場合、設定する封緘シート60の長さLは、(a+b)×n+a+cと表され、その場合のcの条件は、a<c<bとなる。すなわち、ミシン目付印字テープに施されるミシン目31dの切込部分31eの長さaが非切込部分31fの長さbより短い場合には、定型印字情報を印字するための印字テープの長さLを、切込部分31eの長さaに非切込部分31fの長さbを加えた長さを整数倍した長さに、切込部分31eの長さaを加え、さらに切込部分31eの長さより長く、かつ非切込部分31fの長さより短い長さを加えたものに設定する。これにより、封緘シート60に長さ方向の端部に非切込部分31fが位置するように印字テープ31を切断することができる。
本発明の実施形態に係る電子装置としての印字装置の平面図。 その印字装置に使用するテープカセットの外観及び印字装置の内部構造の一部を示す斜視図。 その印字装置の電子回路の構成を示すブロック図。 封緘シート情報メモリに記憶されている定型印字情報の説明図。 その印字装置の印字処理のフローチャート。 封緘シート作成用の定型印字情報の使用有無の問い合わせ画面の説明図。 封緘シート作成用の定型印字情報を選択するための選択画面の説明図。 封緘シート作成用の定型印字情報を選択するための選択画面の説明図。 図9(a)はミシン目付印字テープの平面図、図9(b)は同じく断面図。 封緘シートの説明図。 封緘シートの使用例の説明図。
符号の説明
1…印字装置 2…装置本体 3…入力部 4…表示部 6…カセット装填部
7…サーマルヘッド 8…プラテンローラ 13…カッタ 21…テープカセット
31…(ミシン目付)印字テープ 31a…印字テープ層 31b…接着剤
31c…剥離テープ層 31d…ミシン目 40…制御部 41…ROM 42…RAM
45…封緘シート情報メモリ 48…テープ種類検出スイッチ 60…封緘シート

Claims (5)

  1. 長さ方向に沿ってミシン目が施された印字テープを搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送される前記印字テープに印字を行う印字手段を備えた印字装置であって、
    前記印字テープに印字するために用意された印字情報を予め記憶している印字情報記憶手段と、
    前記印字テープを検出する検出手段と、
    前記検出手段によって前記印字テープが検出されたとき、前記印字情報記憶手段に記憶されている印字情報を用いた印字を行うかを問い合わせる問合せ手段と、
    前記問合せ手段による問合せに対する応答に基づいて、前記搬送手段及び前記印字手段を制御して、前記印字情報記憶手段に記憶されている印字情報を前記印字テープに印字する制御手段と、
    を備えることを特徴とする印字装置。
  2. 前記印字情報記憶手段に記憶される印字情報は、該印字情報を前記印字テープに印字することにより封緘シートを作成するための、複数種類の封緘に関する文字や記号の情報で構成されていることを特徴とする請求項1記載の印字装置。
  3. 前記印字装置は、前記印字情報が印字された前記印字テープをその長さ方向と直交する幅方向に切断するための切断手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記切断手段によって切断される前記印字テープの切断位置が、前記ミシン目を形成する規則的に設けられた切込部分と非切込部分のうちの前記切込部分に対応するように、前記搬送手段による前記印字テープの搬送を制御することを特徴とする請求項1又は2記載の印字装置。
  4. 前記印字装置は、前記印字情報が印字された前記印字テープをその長さ方向と直交する幅方向に切断するための切断手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記切断手段によって切断される前記印字テープの切断位置が、前記ミシン目を形成する規則的に設けられた切込部分と非切込部分のうちの前記非切込部分に対応するように、前記搬送手段による前記印字テープの搬送を制御することを特徴とする請求項1又は2記載の印字装置。
  5. 印字面の裏面側に接着剤が塗布され長さ方向に沿ってミシン目が施された印字テープを搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送される前記印字テープに印字を行う印字手段を備えた印字装置のコンピュータを制御するための印字処理プログラムであって、
    前記印字テープに印字するために用意された印字情報を予め記憶している印字情報記憶手段と、
    前記印字テープが検出されたとき、前記印字情報記憶手段に記憶されている印字情報を用いた印字を行うかを問い合わせる問合せ手段と、
    前記問合せ手段による問合せに対する応答に基づいて、前記搬送手段及び前記印字手段を制御して、前記印字情報記憶手段に記憶されている印字情報を前記印字テープに印字する制御手段、
    として機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能な印字処理プログラム。
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