JP4894799B2 - 印字装置、印字方法及び制御プログラム - Google Patents

印字装置、印字方法及び制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、印字テープの長さ方向に文字列を印字し、文字列が印字されたテープ領域を切断してラベルを作成する印字装置、印字方法及び制御プログラムに関する。
従来から、印字テープ等の長尺の被印字媒体に文字や記号等を任意に組み合わせて印字することで、オリジナルのラベルが作成できる装置として、テープ印字装置が提供されている。このテープ印字装置は、印字すべき情報を入力する入力手段、入力された情報に基づいて文書を作成する機能、作成された文書を印字データに変換する機能、及び印字データを印字テープに印字する印字手段を備えて構成されるものであり、文書作成機能により入力手段から入力された任意の文字や記号等からなる文書を作成し、印字ボタンを押下げすることで、文書情報を印字データに変換し、その印字データを印字手段により印字テープに印字し、印字部分をカッターで切り離すことによりラベルを作成していた。
また、従来のテープ印字装置は、印字するテープ領域の長さを設定し、設定した長さのテープ領域に印字を行うことにより所望の長さのラベルを作成する機能を有している(特許文献1)。このテープ印字装置では、長さを設定したラベル領域に文字列が収まるように、文字列の文字サイズや文字間隔の調整を行うようになっており、文字列の文字数が増えてラベル領域の長さに対して文字列が収まらなければ、文字列の文字サイズや文字間隔が小さくなるように調整される。
特開2007−245663号公報
特許文献1に示す従来のテープ印字装置は、設定した印字テープの長さに対して文字数が多い場合には調整を行うことができるものの、設定した長さの印字テープに印字する文字数が少ない場合、文字間の余白が多くなって間延びしてしまい、必ずしも出来栄えのよいラベルがうまく作成できないことがあった。例えば、ビデオの背ラベルの場合、図8や図9のように、文字数が多くないと間延びした印象となり、あまり出来栄えのよいラベルにはならなかった。
本発明は上記の問題点を解決するものであり、印字テープの長さを設定してラベルを作成する場合に、印字する文字数が少なくとも文字間の余白が大きくなって間延びすることがなく見栄えのするラベルを作成できる印字装置、印字方法及び制御プログラムを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、印字テープの長さ方向に文字列を印字し、文字列が印字されたテープ領域を切断してラベルを作成する印字装置であって、前記文字列を印字する前記印字テープの長さを設定するテープ長設定手段と、前記印字テープの幅を検出するテープ幅検出手段と、前記テープ幅検出手段によって検出されたテープ幅に応じて前記文字列が前記テープ幅に収まる最も大きなサイズとなるように、前記文字列の文字サイズを仮決定する文字サイズ仮決定手段と、前記文字サイズ仮決定手段によって仮決定された文字サイズのうちのテープ長方向のサイズに基づいて、前記テープ長設定手段によって設定された前記印字テープ領域の長さに対する前記文字列の文字部分のテープ長方向の合計長さの比率を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された比率が1倍未満の所定の比率に満たない場合、前記文字サイズ仮決定手段によって仮決定された文字サイズのうち、テープ幅方向のサイズを維持しつつ、前記印字テープ領域の長さに対する前記文字列の文字部分のテープ長方向の合計長さの比率が前記1倍未満の所定の比率を満たすべく、テープ長方向のサイズを拡大した文字サイズを決定する文字サイズ決定手段と、前記文字サイズ決定手段によって決定された文字サイズに基づいて、前記文字列を前記印字テープに印字する印字制御手段を備えることを特徴とする。
請求項2の発明は、前記文字サイズ決定手段は、前記算出手段によって算出された比率が前記1倍未満の所定の比率に満たない場合、前記算出手段によって算出された比率がより小さい程、テープ長方向のサイズをより大きく拡大する文字サイズに決定することを特徴とする。
請求項3の発明は、前記文字サイズ決定手段は、前記算出手段によって算出された前記比率が前記1倍未満の所定の比率以上である場合、前記文字サイズ仮決定手段によって仮決定された文字サイズを前記文字列の文字サイズに決定することを特徴とする。
請求項4の発明は、印字テープの長さ方向に文字列を印字し、文字列が印字されたテープ領域を切断してラベルを作成する印字装置であって、前記文字列を印字する前記印字テープの長さを設定するテープ長設定手段と、前記印字テープの幅を検出するテープ幅検出手段と、前記テープ幅検出手段によって検出されたテープ幅に応じて前記文字列が前記テープ幅に収まる最も大きなサイズとなるように、前記文字列の文字サイズを仮決定する文字サイズ仮決定手段と、前記文字サイズ仮決定手段によって仮決定された文字サイズのうちのテープ長方向のサイズに基づいて、前記テープ長設定手段によって設定された前記印字テープ領域の長さに対する前記文字列の文字部分を除いた前記印字テープ領域中の空白部分のテープ長方向の合計長さの比率を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された比率が0より大きい所定の比率を超える場合、前記文字サイズ仮決定手段によって仮決定された文字サイズのうち、テープ幅方向のサイズを維持しつつ、前記印字テープ領域の長さに対する前記文字列の文字部分を除いた前記印字テープ領域中の空白部分のテープ長方向の合計長さの比率を前記0より大きい所定の比率より小さくするべく、テープ長方向のサイズを拡大して文字サイズを決定する文字サイズ決定手段と、前記文字サイズ決定手段によって決定された文字サイズに基づいて、前記文字列を前記印字テープに印字する印字制御手段を備えることを特徴とする。
請求項5の発明は、前記文字サイズ決定手段は、前記算出手段によって算出された比率が前記0より大きい所定の比率を超える場合、前記算出手段によって算出された比率がより大きい程、テープ長方向のサイズをより大きく拡大する文字サイズに決定することを特徴とする。
請求項6の発明は、前記文字サイズ決定手段は、前記比率が前記0より大きい所定の比率より小さい場合、前記文字サイズ仮決定手段によって仮決定された文字サイズを前記文字列の文字サイズに決定することを特徴とする。
請求項7の発明は、印字テープの長さ方向に文字列を印字し、文字列が印字されたテープ領域を切断してラベルを作成する印字方法であって、前記文字列を印字する前記印字テープの長さを設定するステップと、前記印字テープの幅を検出するステップと、前記検出されたテープ幅に応じて前記文字列が前記テープ幅に収まる最も大きなサイズとなるように、前記文字列の文字サイズを仮決定するステップと、前記仮決定された文字サイズのうちのテープ長方向のサイズに基づいて、前記設定された前記印字テープ領域の長さに対する前記文字列の文字部分のテープ長方向の合計長さの比率を算出するステップと、前記算出された比率が1倍未満の所定の比率に満たない場合、前記仮決定された文字サイズのうち、テープ幅方向のサイズを維持しつつ、前記印字テープ領域の長さに対する前記文字列の文字部分のテープ長方向の合計長さの比率が前記1倍未満の所定の比率を満たすべく、テープ長方向のサイズを拡大した文字サイズを決定するステップと、前記決定された文字サイズに基づいて前記文字列を前記印字テープに印字するステップを備えることを特徴とする。
請求項8の発明は、印字テープの長さ方向に文字列を印字し、文字列が印字されたテープ領域を切断してラベルを作成する印字方法であって、前記文字列を印字する前記印字テープの長さを設定するステップと、前記印字テープの幅を検出するステップと、前記検出されたテープ幅に応じて前記文字列が前記テープ幅に収まる最も大きなサイズとなるように、前記文字列の文字サイズを仮決定するステップと、前記仮決定された文字サイズのうちのテープ長方向のサイズに基づいて、前記設定された前記印字テープ領域の長さに対する前記文字列の文字部分を除いた前記印字テープ領域中の空白部分のテープ長方向の合計長さの比率を算出するステップと、前記算出された比率が0より大きい所定の比率を超える場合、前記仮決定された文字サイズのうち、テープ幅方向のサイズを維持しつつ、前記印字テープ領域の長さに対する前記文字列の文字部分を除いた前記印字テープ領域中の空白部分のテープ長方向の合計長さの比率を前記0より大きい所定の比率より小さくするべく、テープ長方向のサイズを拡大して文字サイズを決定するステップと、前記決定された文字サイズに基づいて、前記文字列を前記印字テープに印字するステップを備えることを特徴とする。
請求項9の発明は、印字テープの長さ方向に文字列を印字し、文字列が印字されたテープ領域を切断してラベルを作成する印字装置のコンピュータを制御するための制御プログラムであって、前記コンピュータを、前記文字列を印字する前記印字テープの長さを設定するテープ長設定手段と、前記印字テープの幅を検出するテープ幅検出手段と、前記テープ幅検出手段によって検出されたテープ幅に応じてテープ幅に収まる最も大きなサイズとなるように、前記文字列の文字サイズを仮決定する文字サイズ仮決定手段と、前記文字サイズ仮決定手段によって仮決定された文字サイズのうちのテープ長方向のサイズに基づいて、前記テープ長設定手段によって設定された前記印字テープ領域の長さに対する前記文字列の文字部分のテープ長方向の合計長さの比率を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された比率が1倍未満の所定の比率に満たない場合、前記文字サイズ仮決定手段によって仮決定された文字サイズのうち、テープ幅方向のサイズを維持しつつ、前記印字テープ領域の長さに対する前記文字列の文字部分のテープ長方向の合計長さの比率が前記1倍未満の所定の比率を満たすべく、テープ長方向のサイズを拡大した文字サイズを決定する文字サイズ決定手段と、前記文字サイズ決定手段によって決定された文字サイズに基づいて、前記文字列を前記印字テープに印字する印字制御手段、として機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能な制御プログラムである。
請求項10の発明は、印字テープの長さ方向に文字列を印字し、文字列が印字されたテープ領域を切断してラベルを作成する印字装置のコンピュータを制御するための制御プログラムであって、前記コンピュータを、前記文字列を印字する前記印字テープの長さを設定するテープ長設定手段と、前記印字テープの幅を検出するテープ幅検出手段と、前記テープ幅検出手段によって検出されたテープ幅に応じて前記文字列が前記テープ幅に収まる最も大きなサイズとなるように、前記文字列の文字サイズを仮決定する文字サイズ仮決定手段と、前記文字サイズ仮決定手段によって仮決定された文字サイズのうちのテープ長方向のサイズに基づいて、前記テープ長設定手段によって設定された前記印字テープ領域の長さに対する前記文字列の文字部分を除いた前記印字テープ領域中の空白部分のテープ長方向の合計長さの比率を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された比率が0より大きい所定の比率を超える場合、前記文字サイズ仮決定手段によって仮決定された文字サイズのうち、テープ幅方向のサイズを維持しつつ、前記印字テープ領域の長さに対する前記文字列の文字部分を除いた前記印字テープ領域中の空白部分のテープ長方向の合計長さの比率を前記0より大きい所定の比率より小さくするべく、テープ長方向のサイズを拡大して文字サイズを決定する文字サイズ決定手段と、前記文字サイズ決定手段によって決定された文字サイズに基づいて、前記文字列を前記印字テープに印字する印字制御手段、として機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能な制御プログラムである。
本発明によれば、設定された印字テープ領域の長さに対する文字列の文字部分のテープ長方向の長さの比率が所定の比率に満たない場合、あるいは印字テープ領域の長さに対する文字列の文字部分を除いた前記印字テープ領域中の空白部分のテープ長方向の長さの比率が所定の比率を超える場合、テープ長方向のサイズを拡大した文字サイズとして印字を行うため、印字する文字数が少なくとも文字間の余白が大きくなって間延びすることがなく見栄えのするラベルを作成できる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施形態に係る印字装置の外観を示す平面図、図2はその印字装置に使用するテープカセットの外観及び印字装置の内部構造の一部を示す斜視図である。図1及び図2に示すように、印字装置1は、装置本体2の上面に入力部3、表示部4、および開閉蓋5を備えている。開閉蓋5の内側には印字テープ31及びインクリボン35を収容したテープカセット21を装填するためのカセット装填部6が形成されている。
入力部3は、文字データを入力する文字入力キー、印字開始を指示する印字キー、表示部4の表示画面上のカーソルを移動操作するカーソルキー、印字モードの設定や各種設定処理を行う種々の制御キーを備えている。表示部4は液晶表示装置であり、入力されたデータや各種設定のための選択メニュー画面や処理に関するメッセージなどが表示されるとともに、作成されるラベルの長さや印字モードの状態などの各種の情報を表示する。
カセット装填部6内には、印字素子が縦方向に配列され長尺の被印字媒体(印字テープ)31に印字を行う印字ヘッド(サーマルヘッド)7と、サーマルヘッド7との間で印字テープ31及びインクリボン35を挟んでこれを搬送するプラテンローラ8と、印字に使用したインクリボン35をテープカセット21内に巻き取るリボン巻取軸9とを備えたテープ印字機構からなるプリンタ部20が設けられている。テープカセット21を所定の位置に支持するためのカセット受部10を備え、そのカセット受部10には印字テープ31の幅をテープカセット21に設けられた識別部を介して検出する複数個のテープ幅検出スイッチ45が設けられている。また、カセット装填部6の一端部には装置本体2外に通じる排出口12が形成されており、この排出口12には、固定刃13aと可動刃13bとを備え、印字テープ31を切断するためのカッター13が設けられている。
一方、テープカセット21は、カセットケース22を備え、このカセットケース22の内部には、印字テープ31を巻回したテープコア23、未使用のインクリボン35を巻回したリボン供給コア24、印字に使用済のインクリボン35を巻き取るリボン巻取コア25がそれぞれ収納されている。前記印字テープ31は、印字が行われる印字テープ層と貼着剤層と剥離テープ層の積層構造を有している。このテープカセット21のカセットケース22には、カセット装填部6内にテープカセット21を装填したときにサーマルヘッド7が配置されるヘッド配置部27が形成されており、また、カセットケース22の隅部には、カセット装填部6のカセット受部10に係合してそれに支持される被係合部29が形成され、その被係合部29には、テープカセット21に収容する印字テープ31の幅を表し印字装置1のテープ幅検出スイッチ45によって検出される識別部が設けられている。この識別部は、テープ幅に応じて異なる形状に形成され、複数個のテープ幅検出スイッチ45を異なる組合せでオン・オフ動作させ、それにより印字テープ31の幅の識別を可能にしている。
この印字装置1では、入力部3から文字データ等の情報を入力し、その印字を指示すると、印字テープ31とインクリボン35とがテープカセット21から引き出され、重ね合わせた状態でプラテンローラ8とサーマルヘッド7の間に挟まれて搬送されるとともに、サーマルヘッド7が入力された文字列の印字データに基づいて発熱駆動されインクリボン35のインクが印字テープ31に熱転写されて印字テープ31に印字が行われる。印字が終了すると、カッター13を作動させ印字テープ31を切断して1枚の印字ラベルが作成される。
図3はこの印字装置の電子回路の構成を示すブロック図である。この印字装置の電子回路には、コンピュータであるCPUからなる制御部40が備えられる。制御部40は、入力部3からのキー操作信号に応じてROM41に予め記憶されているシステムプログラム、あるいはメモリカード,CD−ROMなどの外部記憶媒体50からその記憶媒体読み取り部51を介して内部メモリに読み込まれた装置制御プログラム、あるいは外部通信ネットワークN上のWebサーバ52から通信制御部53を介して内部メモリに読み込まれた装置制御プログラムを起動させ、RAM42をワークメモリとして回路各部の動作を制御する。この制御部40には、前記入力部3、前記表示部4、前記プリンタ部20、ROM41、RAM42が接続される他、表示用の文字フォントを格納する表示用フォントROM43、印字用の文字フォントを格納する印字用フォントROM44が接続される。また、制御部40には、カセット装填部6内に設けられたテープ幅検出スイッチ45が接続される。
ROM41には、入力部3から入力された文字を印字するためのプログラム、本発明の印字処理を行うプログラム、及び印字装置1によって行われる各処理のプログラムが記憶されている。また、RAM42には、キー入力された文字データ等の印字情報を記憶する入力データメモリ、入力された印字情報が展開された印字パターンデータ(印字データ)が記憶される印字データメモリ、表示部4に表示されるパターンデータが記憶される表示データメモリの各領域が確保され、印字処理などに必要なデータを一時的に記憶するレジスタやカウンタなどが設けられている。
以下に、本発明の印字装置の印字処理について説明する。図4及び図5は本発明の印字装置の印字処理のフローチャートである。まず、入力部3からの入力により文字列を印字する印字テープ31のテープ領域の長さ(テープ長)Lを入力設定し(ステップS1)、次に入力部3から印字テープ31に印字する文字列を入力する(ステップS2)。入力部3の印字キーの操作により入力された文字列の印字が指示されると(ステップS3)、カセット装填部6内に設けられたテープ幅検出スイッチ45によってカセット装填部6内に装着されたテープカセット21に収容された印字テープ31のテープ幅wが検出される(ステップS4)。また、入力部3から入力されRAM42の入力データメモリに記憶された文字列の文字数nが検出される(ステップS5)。そして、入力された文字列の文字数nが設定されたテープ長Lに印字可能な最大文字数をオーバーするか否か判断される(ステップS6)。文字列の文字数nが設定されたテープ長L内に印字可能な最大文字数をオーバーするものであれば(ステップS6のYES)、表示部4にエラー報知して(ステップS7)処理を終了する。なお、印字可能な最大文字数は、印字テープ31の幅及びテープ長により予め決められている。
また、文字列の文字数nが設定されたテープ長L内に印字可能な最大文字数をオーバーするものでなければ(ステップS6のNO)、ステップS8に移行する。ステップS8では、設定されたテープ長L、テープ幅w及び文字列の文字数nに応じて文字列の文字サイズが仮に決められる。この文字サイズは、印字する文字列が印字装置1に装填されている印字テープ31の幅と設定されたテープ長に収まるような最適なサイズに決められるものであり、設定されたテープ長に対して文字列の文字数が極端に多くなければ、通常は印字テープ31の幅を基準としてその幅に収まるようなサイズで最も大きなサイズに決められる。次に、文字列の文字部分の長さCが算出される(ステップS9)。文字列の文字サイズを、テープ幅方向のサイズをaとしテープ長方向のサイズをaとすると、設定されたテープ長L内での文字列の文字部分の長さCは、文字列が縦書き横書きのいずれの場合にも、a(テープ長方向の文字サイズ)×n(文字列の文字数)となる。次に、設定されたテープ長Lに対する文字列の文字部分の長さCの比率Mが算出される(ステップS10)。次に、算出された比率Mが40%を満たすか否か判断される(ステップS11)。
比率Mが40%を満たさないと判断された場合(ステップS11のNO)、次のステップS12に移行し、テープ長に対する文字列の文字部分の比率が条件を満たさない場合の文字サイズの決定処理が行われる。すなわち、この場合は、テープ長に対して文字列の文字部分の比率が小さく、空白部分が大きいため、作成したラベルに空白部分が目立って間延びした印象を与えるものとなる。そこで、これを解消するための処理をステップS12で行うものである。一方、比率Mが40%を満たすと判断された場合(ステップS11のYES)、次のステップS13に移行する。ステップS13では、ステップS8で仮に決定した文字サイズを最終的な文字サイズに決定する。すなわち、文字列の文字サイズを仮決定の文字サイズとした場合、テープ長に対する文字列の文字部分の比率が条件を満たし、設定したテープ長内で文字部分が十分な長さを占めており、空白部分が大きいことによるラベルの見栄えの問題が生じない。そこで、仮決定の文字サイズをそのまま採用するものである。なお、ステップS11において、比率Mを40%としたが、この値は適宜に決めることができる。
図5は、ステップS12のテープ長に対する文字列の文字部分の比率Mが40%条件を満たさない場合の文字サイズの決定処理を示すフローチャートである。まず、比率Mが34%以上で40%未満であるか否か判断される(ステップS121)。比率Mが34%以上で40%未満であると判断されると(ステップS121のYES)、ステップS8で仮決定された文字サイズのうち、テープ幅方向のサイズaをそのまま維持し、テープ長方向のサイズを1.2倍として文字サイズを決定し(ステップS122)、図4に戻ってステップS14に移行する。これにより、文字列の文字サイズは、テープ幅方向がaでテープ長方向が1.2aに決定され、設定テープ長Lに対する文字列の文字部分の長さCの比率Mを基準の40%を超えたものとすることができる。
また、図5において、比率Mが34%以上で40%未満ではないと判断されると(ステップS121のNO)、次に、比率Mが27%以上で34%未満であるか否か判断される(ステップS123)。比率Mが27%以上で34%未満であると判断されると(ステップS123のYES)、ステップS8で仮決定された文字サイズのうち、テープ幅方向のサイズaをそのまま維持し、テープ長方向のサイズを1.5倍として文字サイズを決定し(ステップS124)、図4に戻ってステップS14に移行する。これにより、文字列の文字サイズは、テープ幅方向がaでテープ長方向が1.5aに決定され、設定テープ長Lに対する文字列の文字部分の長さCの比率Mを基準の40%を超えたものとすることができる。
また、比率Mが27%以上で34%未満ではないと判断されると(ステップS123のNO)、次に、比率Mが20%以上で27%未満であるか否か判断される(ステップS125)。比率Mが20%以上で27%未満であると判断されると(ステップS125のYES)、ステップS8で仮決定された文字サイズのうち、テープ幅方向のサイズaをそのまま維持し、テープ長方向のサイズを2倍として文字サイズを決定し(ステップS126)、図4に戻ってステップS14に移行する。これにより、文字列の文字サイズは、テープ幅方向がaでテープ長方向が2aに決定され、設定テープ長Lに対する文字列の文字部分の長さCの比率Mを基準の40%を超えたものとすることができる。
また、比率Mが20%以上で27%未満ではないと判断されると(ステップS125のNO)、次に、比率Mが16%以上で20%未満であるか否か判断される(ステップS127)。比率Mが16%以上で20%未満であると判断されると(ステップS127のYES)、ステップS8で仮決定された文字サイズのうち、テープ幅方向のサイズaをそのまま維持し、テープ長方向のサイズを2.5倍として文字サイズを決定し(ステップS128)、図4に戻ってステップS14に移行する。これにより、文字列の文字サイズは、テープ幅方向がaでテープ長方向が2.5aに決定され、設定テープ長Lに対する文字列の文字部分の長さCの比率Mを基準の40%を超えたものとすることができる。
また、比率Mが16%以上で20%未満ではないと判断されると、すなわち比率Mが16%未満の場合(ステップS127のNO)、ステップS8で仮決定された文字サイズのうち、テープ幅方向のサイズaをそのまま維持し、テープ長方向のサイズを3倍として文字サイズを決定し(ステップS129)、図4に戻ってステップS14に移行する。これにより、文字列の文字サイズは、テープ幅方向がaでテープ長方向が3aに決定される。なお、比率Mが13.3%より小さくなると、テープ長方向のサイズを3倍に拡大しても基準の40%以上を満たすことができなくなるが、それ以上の拡大率にするとテープ長方向のサイズが大きくなり過ぎて文字が不自然な形になるため、限度を超えて文字部分の設定テープ長に対する比率が小さい場合は、基準の40%に関わらずテープ長方向のサイズは3倍を限度としている。
ステップS12及びステップS13で文字サイズが決定されると、決定された文字サイズにしたがってRAM42の印字データメモリに印字パターンデータ(印字データ)が展開され(ステップS14)、その印字データに基づいてプリンタ部20によって印字テープ31の設定された長さLのテープ領域に文字列が印字される(ステップS15)。
図8及び図9に示すラベルLA1及びLA2は本発明の印字処理を行わない場合の印字例であり、図10及び図11に示すラベルLA3及びLA4は図8及び図9の印字例の文字列に対して本発明の印字処理を行った場合の印字例を示している。各ラベルは幅がwの印字テープにテープ長Lを設定したものであり、ラベルLA1及びLA2では文字サイズがテープ幅に応じてテープ幅方向及びテープ長方向のサイズが夫々aのサイズに設定されている。いずれも文字部分の長さCの設定テープ長Lに対する比率Mが基準値に満たなかったものを、ラベルLA3のように、文字サイズのテープ長方向のサイズを1.5倍として前記比率Mの基準を満たすようにしたものであり、ラベルLA4のように、文字サイズのテープ長方向のサイズを2倍として前記比率Mの基準を満たすようにしたものである。ここ結果、印字する文字数が少なくとも文字間の余白が大きくなって間延びすることがなく見栄えのするラベルを作成できる。
以上述べたように、本実施形態の印字装置によれば、テープ幅及び文字数に応じて決定した文字サイズでは、設定された印字テープ領域の長さに対する文字列の文字部分のテープ長方向の長さの比率が所定の比率に満たない場合、テープ長方向のサイズを拡大した文字サイズとして印字を行うため、印字する文字数が少なくとも文字間の余白が大きくなって間延びすることがなく見栄えのするラベルを作成できる。
図4及び図5の場合には、設定された印字テープ領域の長さに対する文字列の文字部分のテープ長方向の長さの比率が所定の比率を満たさない場合に、文字サイズのテープ長方向のサイズを拡大したが、設定した印字テープ領域の長さに対する文字列の文字部分を除いた前記印字テープ領域中の空白部分のテープ長方向の長さの比率が所定の比率を超える場合に、文字サイズのテープ長方向のサイズを拡大してもよい。図6及び図7はその印字処理のフローチャートを示している。
図6において、入力部3から文字列を印字する印字テープ31のテープ長Lを入力設定し(ステップA1)、入力部3から印字する文字列を入力する(ステップA2)。入力部3の印字キーが操作されることにより入力された文字列の印字が指示されると(ステップA3)、カセット装填部6内に装填されたテープカセット21のテープ幅wがテープ幅検出スイッチ45によって検出される(ステップA4)。また、入力された印字すべき文字列の文字数nが検出される(ステップA5)。そして、入力された文字列の文字数が設定されたテープ長Lに印字可能な最大文字数をオーバーするか否か判断される(ステップA6)。文字列の文字数が設定されたテープ長L内に印字可能な最大文字数をオーバーするものであれば(ステップA6のYES)、表示部4にエラー報知して(ステップA7)処理を終了する。
また、文字列の文字数が設定されたテープ長L内に印字可能な最大文字数をオーバーするものでなければ(ステップA6のNO)、ステップA8に移行する。ステップA8では、図4のステップS8と同様にして、設定されたテープ長L、テープ幅w及び文字列の文字数nに応じて文字列の文字サイズが仮に決められる。この場合、文字列の仮の文字サイズは、テープ幅方向のサイズがaでテープ長方向のサイズがaとされる。次に、文字列の文字部分を除いたテープ長L内の空白部分の長さDが算出される(ステップA9)。文字列の文字間隔をbとし、文字列の前後に設ける余白をcとすると、空白部分の長さDは、文字列が縦書き横書きのいずれの場合にも、b×(n−1)+2cとなる。あるいは、L−a×nでも表される。次に、設定されたテープ長Lに対する文字列の文字部分を除いたテープ長L中の空白部分の長さDの比率Nが算出される(ステップA10)。次に、比率Nが60%を超えるか否か判断される(ステップA11)。
比率Nが60%を超えると判断された場合(ステップA11のNO)、次のステップA12に移行し、テープ長Lに対する空白部分の長さDの比率が条件を満たさない場合の文字サイズの決定処理が行われる(ステップA12)。すなわち、この場合は、設定テープ長に対して文字列の文字部分を除いた設定テープ長中の空白部分の長さの比率が大きいため、作成したラベルに空白部分が目立ち間延びした印象を与えるものとなる。そこで、これを解消するための処理をステップA12で行う。一方、比率Nが60%を超えないと判断された場合(ステップA11のYES)、次のステップA13に移行する。ステップA13では、ステップA8で仮に決定した文字サイズを最終的な文字サイズに決定する。すなわち、仮決定の文字サイズとした場合、設定テープ長Lに対する空白部分の長さDの比率が条件を満たしておらず、設定したテープ長内で文字部分が必要な長さを占めており、空白部分が大きいことによるラベルの見栄えの問題が生じない。そこで、仮決定の文字サイズをそのまま採用する。なお、ステップA11において、比率Nを60%としたが、この値は適宜に決めることができる。
図7は、ステップA12の設定テープ長lに対する空白部分の長さDの比率Nが60%を超える条件を満たす場合の文字サイズの決定処理を示すフローチャートである。まず、比率Nが60%を超え66%以下であるか否か判断される(ステップA121)。比率Nが60%を超え66%以下であると判断されると(ステップS121のYES)、ステップA8で仮決定された文字サイズのうち、テープ幅方向のサイズaをそのまま維持し、テープ長方向のサイズを1.2倍として文字サイズを決定し(ステップA122)、図6に戻ってステップA14に移行する。これにより、設定テープ長Lに対する空白部分Dの比率Nを基準の60%を超えないものとすることができる。
また、図7において、比率Nが60%を超え66%以下ではないと判断されると(ステップA121のNO)、次に、比率Nが66%を超え73%以下であるか否か判断される(ステップA123)。比率Nが66%を超え73%以下であると判断されると(ステップA123のYES)、ステップA8で仮決定された文字サイズのうち、テープ幅方向のサイズaをそのまま維持し、テープ長方向のサイズを1.5倍として文字サイズを決定し(ステップA124)、図6に戻ってステップA14に移行する。これにより、設定テープ長Lに対する空白部分Dの比率Nを基準の60%を超えないものとすることができる。
また、比率Nが66%を超え73%以下ではないと判断されると(ステップA123のNO)、次に、比率Nが73%を超え80%以下であるか否か判断される(ステップA125)。比率Nが73%を超え80%以下であると判断されると(ステップA125のYES)、ステップA8で仮決定された文字サイズのうち、テープ幅方向のサイズaをそのまま維持し、テープ長方向のサイズを2倍として文字サイズを決定し(ステップA126)、図6に戻ってステップA14に移行する。これにより、設定テープ長Lに対する空白部分Dの比率Nを基準の60%を超えないものとすることができる。
また、比率Nが73%を超え80%以下ではないと判断されると(ステップA125のNO)、次に、比率Nが80%を超え84%以下であるか否か判断される(ステップA127)。比率Nが80%を超え84%以下であると判断されると(ステップA127のYES)、ステップA8で仮決定された文字サイズのうち、テープ幅方向のサイズaをそのまま維持し、テープ長方向のサイズを2.5倍として文字サイズを決定し(ステップA128)、図6に戻ってステップA14に移行する。これにより、設定テープ長Lに対する空白部分の長さDの比率Nを基準の60%を超えないものとすることができる。
また、比率Nが80%を超え84%以下ではないと判断されると、すなわち比率Nが84%を超える場合(ステップA127のNO)、ステップA8で仮決定された文字サイズのうち、テープ幅方向のサイズaをそのまま維持し、テープ長方向のサイズを3倍として文字サイズを決定し(ステップA129)、図6に戻ってステップA14に移行する。なお、比率Nが86.7%より大きくなると、テープ長方向のサイズを3倍に拡大しても基準の60%を超えないことができなくなるが、それ以上の拡大率にするとテープ長方向のサイズが大きくなり過ぎて文字が不自然な形になるため、限度を超えて空白部分Dの設定テープ長Lに対する比率が大きい場合は、基準の60%に関わらずテープ長方向のサイズは3倍を限度としている。
ステップA12及びステップA13で文字サイズが決定されると、決定された文字サイズにしたがってRAM42の印字データメモリに印字パターンデータ(印字データ)が展開され(ステップA14)、その印字データに基づいてプリンタ部20によって印字テープ31の設定された長さLのテープ領域に文字列が印字される(ステップA15)。これにより、図10及び図11に示すラベルLA3及びLA4のような印字結果を得ることができる。
以上述べたように、本実施形態の印字装置によれば、テープ幅及び文字数に応じて決定した文字サイズでは、印字テープ領域の長さに対する文字列の文字部分を除いた印字テープ領域中の空白部分のテープ長方向の長さの比率が所定の比率を超える場合、テープ長方向のサイズを拡大した文字サイズとして印字を行うため、印字する文字数が少なくとも文字間の余白が大きくなって間延びすることがなく見栄えのするラベルを作成できる。
本発明の実施形態に係る印字装置の平面図。 その印字装置に使用するテープカセットの外観及び印字装置の内部構造の一部を示す斜視図である。 その印字装置の電子回路の構成を示すブロック図。 その印字装置の印字処理のフローチャート。 その印字装置の印字処理のフローチャート。 その印字装置の印字処理のフローチャート。 その印字装置の印字処理のフローチャート。 その印字装置の印字例の説明図。 その印字装置の印字例の説明図。 その印字装置の印字例の説明図。 その印字装置の印字例の説明図。
符号の説明
1…印字装置 3…入力部 4…表示部 6…カセット装填部 7…サーマルヘッド
8プラテンローラ 13…カッター 21…テープカセット 31…印字テープ
40…制御部 41…ROM 42…RAM LA1−LA4…ラベル

Claims (10)

  1. 印字テープの長さ方向に文字列を印字し、文字列が印字されたテープ領域を切断してラベルを作成する印字装置であって、
    前記文字列を印字する前記印字テープの長さを設定するテープ長設定手段と、
    前記印字テープの幅を検出するテープ幅検出手段と、
    前記テープ幅検出手段によって検出されたテープ幅に応じて前記文字列が前記テープ幅に収まる最も大きなサイズとなるように、前記文字列の文字サイズを仮決定する文字サイズ仮決定手段と、
    前記文字サイズ仮決定手段によって仮決定された文字サイズのうちのテープ長方向のサイズに基づいて、前記テープ長設定手段によって設定された前記印字テープ領域の長さに対する前記文字列の文字部分のテープ長方向の合計長さの比率を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された比率が1倍未満の所定の比率に満たない場合、前記文字サイズ仮決定手段によって仮決定された文字サイズのうち、テープ幅方向のサイズを維持しつつ、前記印字テープ領域の長さに対する前記文字列の文字部分のテープ長方向の合計長さの比率が前記1倍未満の所定の比率を満たすべく、テープ長方向のサイズを拡大した文字サイズを決定する文字サイズ決定手段と、
    前記文字サイズ決定手段によって決定された文字サイズに基づいて、前記文字列を前記印字テープに印字する印字制御手段と、
    を備えることを特徴とする印字装置。
  2. 前記文字サイズ決定手段は、前記算出手段によって算出された比率が前記1倍未満の所定の比率に満たない場合、前記算出手段によって算出された比率がより小さい程、テープ長方向のサイズをより大きく拡大する文字サイズに決定することを特徴とする請求項1記載の印字装置。
  3. 前記文字サイズ決定手段は、前記算出手段によって算出された前記比率が前記1倍未満の所定の比率以上である場合、前記文字サイズ仮決定手段によって仮決定された文字サイズを前記文字列の文字サイズに決定することを特徴とする請求項1記載の印字装置。
  4. 印字テープの長さ方向に文字列を印字し、文字列が印字されたテープ領域を切断してラベルを作成する印字装置であって、
    前記文字列を印字する前記印字テープの長さを設定するテープ長設定手段と、
    前記印字テープの幅を検出するテープ幅検出手段と、
    前記テープ幅検出手段によって検出されたテープ幅に応じて前記文字列が前記テープ幅に収まる最も大きなサイズとなるように、前記文字列の文字サイズを仮決定する文字サイズ仮決定手段と、
    前記文字サイズ仮決定手段によって仮決定された文字サイズのうちのテープ長方向のサイズに基づいて、前記テープ長設定手段によって設定された前記印字テープ領域の長さに対する前記文字列の文字部分を除いた前記印字テープ領域中の空白部分のテープ長方向の合計長さの比率を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された比率が0より大きい所定の比率を超える場合、前記文字サイズ仮決定手段によって仮決定された文字サイズのうち、テープ幅方向のサイズを維持しつつ、前記印字テープ領域の長さに対する前記文字列の文字部分を除いた前記印字テープ領域中の空白部分のテープ長方向の合計長さの比率を前記0より大きい所定の比率より小さくするべく、テープ長方向のサイズを拡大して文字サイズを決定する文字サイズ決定手段と、
    前記文字サイズ決定手段によって決定された文字サイズに基づいて、前記文字列を前記印字テープに印字する印字制御手段と、
    を備えることを特徴とする印字装置。
  5. 前記文字サイズ決定手段は、前記算出手段によって算出された比率が前記0より大きい所定の比率を超える場合、前記算出手段によって算出された比率がより大きい程、テープ長方向のサイズをより大きく拡大する文字サイズに決定することを特徴とする請求項4記載の印字装置。
  6. 前記文字サイズ決定手段は、前記比率が前記0より大きい所定の比率より小さい場合、前記文字サイズ仮決定手段によって仮決定された文字サイズを前記文字列の文字サイズに決定することを特徴とする請求項4記載の印字装置。
  7. 印字テープの長さ方向に文字列を印字し、文字列が印字されたテープ領域を切断してラベルを作成する印字方法であって、
    前記文字列を印字する前記印字テープの長さを設定するステップと、
    前記印字テープの幅を検出するステップと、
    前記検出されたテープ幅に応じて前記文字列が前記テープ幅に収まる最も大きなサイズとなるように、前記文字列の文字サイズを仮決定するステップと、
    前記仮決定された文字サイズのうちのテープ長方向のサイズに基づいて、前記設定された前記印字テープ領域の長さに対する前記文字列の文字部分のテープ長方向の合計長さの比率を算出するステップと、
    前記算出された比率が1倍未満の所定の比率に満たない場合、前記仮決定された文字サイズのうち、テープ幅方向のサイズを維持しつつ、前記印字テープ領域の長さに対する前記文字列の文字部分のテープ長方向の合計長さの比率が前記1倍未満の所定の比率を満たすべく、テープ長方向のサイズを拡大した文字サイズを決定するステップと、
    前記決定された文字サイズに基づいて前記文字列を前記印字テープに印字するステップと、
    を備えることを特徴とする印字方法。
  8. 印字テープの長さ方向に文字列を印字し、文字列が印字されたテープ領域を切断してラベルを作成する印字方法であって、
    前記文字列を印字する前記印字テープの長さを設定するステップと、
    前記印字テープの幅を検出するステップと、
    前記検出されたテープ幅に応じて前記文字列が前記テープ幅に収まる最も大きなサイズとなるように、前記文字列の文字サイズを仮決定するステップと、
    前記仮決定された文字サイズのうちのテープ長方向のサイズに基づいて、前記設定された前記印字テープ領域の長さに対する前記文字列の文字部分を除いた前記印字テープ領域中の空白部分のテープ長方向の合計長さの比率を算出するステップと、
    前記算出された比率が0より大きい所定の比率を超える場合、前記仮決定された文字サイズのうち、テープ幅方向のサイズを維持しつつ、前記印字テープ領域の長さに対する前記文字列の文字部分を除いた前記印字テープ領域中の空白部分のテープ長方向の合計長さの比率を前記0より大きい所定の比率より小さくするべく、テープ長方向のサイズを拡大して文字サイズを決定するステップと、
    前記決定された文字サイズに基づいて、前記文字列を前記印字テープに印字するステップと、
    を備えることを特徴とする印字方法。
  9. 印字テープの長さ方向に文字列を印字し、文字列が印字されたテープ領域を切断してラベルを作成する印字装置のコンピュータを制御するための制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記文字列を印字する前記印字テープの長さを設定するテープ長設定手段と、
    前記印字テープの幅を検出するテープ幅検出手段と、
    前記テープ幅検出手段によって検出されたテープ幅に応じてテープ幅に収まる最も大きなサイズとなるように、前記文字列の文字サイズを仮決定する文字サイズ仮決定手段と、
    前記文字サイズ仮決定手段によって仮決定された文字サイズのうちのテープ長方向のサイズに基づいて、前記テープ長設定手段によって設定された前記印字テープ領域の長さに対する前記文字列の文字部分のテープ長方向の合計長さの比率を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された比率が1倍未満の所定の比率に満たない場合、前記文字サイズ仮決定手段によって仮決定された文字サイズのうち、テープ幅方向のサイズを維持しつつ、前記印字テープ領域の長さに対する前記文字列の文字部分のテープ長方向の合計長さの比率が前記1倍未満の所定の比率を満たすべく、テープ長方向のサイズを拡大した文字サイズを決定する文字サイズ決定手段と、
    前記文字サイズ決定手段によって決定された文字サイズに基づいて、前記文字列を前記印字テープに印字する印字制御手段、
    として機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能な制御プログラム。
  10. 印字テープの長さ方向に文字列を印字し、文字列が印字されたテープ領域を切断してラベルを作成する印字装置のコンピュータを制御するための制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記文字列を印字する前記印字テープの長さを設定するテープ長設定手段と、
    前記印字テープの幅を検出するテープ幅検出手段と、
    前記テープ幅検出手段によって検出されたテープ幅に応じて前記文字列が前記テープ幅に収まる最も大きなサイズとなるように、前記文字列の文字サイズを仮決定する文字サイズ仮決定手段と、
    前記文字サイズ仮決定手段によって仮決定された文字サイズのうちのテープ長方向のサイズに基づいて、前記テープ長設定手段によって設定された前記印字テープ領域の長さに対する前記文字列の文字部分を除いた前記印字テープ領域中の空白部分のテープ長方向の合計長さの比率を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された比率が0より大きい所定の比率を超える場合、前記文字サイズ仮決定手段によって仮決定された文字サイズのうち、テープ幅方向のサイズを維持しつつ、前記印字テープ領域の長さに対する前記文字列の文字部分を除いた前記印字テープ領域中の空白部分のテープ長方向の合計長さの比率を前記0より大きい所定の比率より小さくするべく、テープ長方向のサイズを拡大して文字サイズを決定する文字サイズ決定手段と、
    前記文字サイズ決定手段によって決定された文字サイズに基づいて、前記文字列を前記印字テープに印字する印字制御手段、
    として機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能な制御プログラム。
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