JP2007176051A - テープ印刷装置、データ出力方法、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】拡大印刷または縮小印刷を行った場合でも、シンボル画像の読み取りに弊害を生じることがない印刷結果を得ることを目的とする。
【解決手段】情報をコード化したシンボル画像Cを含むテキストを編集するテキスト編集手段と、テキストの拡大印刷または縮小印刷を指示する拡大/縮小印刷指示手段と、拡大/縮小印刷指示手段の指示に基づいて、テキストを拡大処理または縮小処理し、当該処理後のテキストを、印刷テープT上に印刷する印刷手段と、を備え、印刷手段は、テキストに含まれるシンボル画像C以外の文字を対象として、拡大処理または縮小処理するものである。
【選択図】図9
【解決手段】情報をコード化したシンボル画像Cを含むテキストを編集するテキスト編集手段と、テキストの拡大印刷または縮小印刷を指示する拡大/縮小印刷指示手段と、拡大/縮小印刷指示手段の指示に基づいて、テキストを拡大処理または縮小処理し、当該処理後のテキストを、印刷テープT上に印刷する印刷手段と、を備え、印刷手段は、テキストに含まれるシンボル画像C以外の文字を対象として、拡大処理または縮小処理するものである。
【選択図】図9
Description
本発明は、拡大機能および縮小機能のいずれか一方を有するテープ印刷装置、データ出力方法、プログラムに関するものである。
近年、QRコードやバーコードなど、情報をコード化したシンボル画像が各種分野で広く利用されている。また、当該シンボル画像を印刷する技術も多く提案されている(例えば、特許文献1参照)。さらに、印刷する際に拡大処理または縮小処理を行うことも、通常行われている技術である。
特開2000−203098号公報
ところで、シンボル画像のように、他の装置で読み取られることで情報を伝達可能な画像を用いてテキストを編集し、当該テキストの拡大/縮小印刷を行う場合、テキストに含まれる文字と同様にシンボル画像を拡大または縮小してしまうと、読み取り装置の規格に合わなくなり(読み取り可能な範囲にシンボル画像が収まらない場合など)読み取りが不可能になるといった虞がある。
そこで本発明は、拡大印刷または縮小印刷を行った場合でも、シンボル画像の読み取りに弊害を生じることがない印刷結果を得ることができるテープ印刷装置、データ出力方法、プログラムを提供することを目的とする。
本発明のテープ印刷装置は、情報をコード化したシンボル画像を含むテキストを編集するテキスト編集手段と、テキストの拡大印刷または縮小印刷を指示する拡大/縮小印刷指示手段と、拡大/縮小印刷指示手段の指示に基づいて、テキストを拡大処理または縮小処理し、当該処理後のテキストを、テープ上に印刷する印刷手段と、を備え、印刷手段は、テキストに含まれるシンボル画像以外の文字を対象として、拡大処理または縮小処理して印刷することを特徴とする。
この構成によれば、拡大印刷または縮小印刷を行う場合、シンボル画像を拡大処理または縮小処理の対象としないため、シンボル画像は通常サイズ(予め設定されているサイズ)で印刷される。したがって、シンボル画像を読み取る読み取り装置の規格に合わなくなって読み取りが不可能になるといったことがない。なお、「シンボル画像」とは、2次元コード(QRコード等)やバーコードなど、他の装置で読み取られることで情報を伝達可能な画像を指すものである。また、「拡大印刷または縮小印刷の指示」には、テキストの拡大または縮小と印刷とを同時に指示する場合だけでなく、テキストの拡大または縮小を指示した後、印刷を指示する場合も含まれる。
上記のテープ印刷装置において、シンボル画像を拡大処理および縮小処理の少なくとも一方の対象とするか否かを設定する拡大/縮小設定手段をさらに備え、印刷手段は、拡大/縮小設定手段によりシンボル画像を拡大処理および縮小処理の対象としないと設定されている場合であって、拡大/縮小印刷指示手段によりテキストの拡大処理または縮小処理が指示された場合に、テキストに含まれるシンボル画像以外の文字を対象として、拡大処理または縮小処理して印刷することが好ましい。
この構成によれば、シンボル画像を読み取る読み取り装置の規格、またはユーザのニーズや好みに応じて、シンボル画像を拡大処理および縮小処理のいずれか一方の対象とするか否かを設定することができる。例えば、読み取り装置が、拡大処理されたシンボル画像を読み取り可能である場合、シンボル画像を「拡大処理の対象とする」と設定することで、拡大/縮小印刷指示手段による拡大処理の指示に基づき、シンボル画像を含むテキスト全体を拡大印刷させることも可能となる。
上記のテープ印刷装置において、拡大/縮小設定手段により、シンボル画像を拡大処理の対象としないと設定されている場合であって、拡大/縮小印刷指示手段により、テキストの拡大処理が指示された場合、印刷手段は、当該シンボル画像と、隣接する文字または余白部との間に生じる空白部分を埋める文字間調整処理を行った後、印刷を行うことが好ましい。
この構成によれば、シンボル画像が拡大処理されないことによって生じる隣接する文字または余白部との間の空白部分を埋める文字間調整処理を行って印刷するため、印刷結果の冗長性を低減することができる。なお、「余白部」とは、テープ前端から印刷開始位置までの空白部分、または印刷終了位置からテープ後端までの空白部分のいずれかを指すものであり、「シンボル画像と余白部との間の空白部分」とは、シンボル画像がテキストの最初または最後に含まれる場合を想定したものである。
上記のテープ印刷装置において、拡大/縮小設定手段は、拡大/縮小印刷指示手段による指示後に、シンボル画像を拡大処理および縮小処理の少なくとも一方の対象とするか否かを設定することが好ましい。
この構成によれば、シンボル画像を拡大処理および縮小処理の少なくとも一方の対象とするか否かの設定は、拡大印刷または縮小印刷を行う場合のみ行えばよい。言い換えれば、拡大印刷または縮小印刷を行わない場合は、設定を省略することができる。
上記のテープ印刷装置において、テキスト内に、複数のシンボル画像が含まれる場合、拡大/縮小設定手段は、テキスト編集手段によるテキスト編集中、またはテキスト編集後において、シンボル画像毎に、拡大処理および縮小処理の少なくとも一方の対象とするか否かを設定することが好ましい。
この構成によれば、例えば、テキスト内に2次元コードとバーコードの2つのシンボル画像が含まれる場合、バーコードは拡大処理および縮小処理の対象とし、2次元コードは拡大処理および縮小処理の対象としないといったように、シンボル画像の種類に応じて設定することができる(一般に、バーコードの場合は印刷サイズに関わらず読み取り可能な場合が多いため)。また、テキスト内に2次元コードが2つ含まれる場合は、一方のみを拡大処理および縮小処理の対象とし他方を処理対象としないことにより(同一テープ上に異なるサイズの2次元コードを印刷しておくことにより)、読み取り装置の規格に応じて読み取らせる2次元コードをユーザが選択できるといった効果も奏する。
上記のテープ印刷装置において、拡大/縮小印刷指示手段により、テキストを拡大処理すると共に、当該拡大処理後のテキストを複数枚のテープに分割して印刷するように指示された場合、印刷手段は、シンボル画像が複数枚のテープに分割して印刷されないように、当該シンボル画像のテープ幅方向における配置を決定する配置調整処理を行った後、印刷を行うことが好ましい。
複数枚のテープに分割して印刷する分割印刷を行う場合、シンボル画像が分割部分にかかると、分割部分のテープの合わせ方によって位置ずれが生じ、結果としてシンボル画像を正しく読み取ることができないといった問題があるが、シンボル画像が分割印刷されないように、当該シンボル画像のテープ幅方向における配置調整を行うため、そのような問題を回避することができる。
本発明のデータ出力方法は、情報をコード化したシンボル画像を含むテキストを編集するテキスト編集工程と、テキストの拡大または縮小指示に基づいて、テキストを拡大処理または縮小処理し、当該処理後のテキストを印刷媒体上に印刷、または表示手段上に表示させるために、データ出力を行うデータ出力工程と、を備え、データ出力工程では、テキストに含まれるシンボル画像以外の文字を対象として、拡大処理または縮小処理して印刷することを特徴とする。
この構成によれば、シンボル画像を含むテキストの拡大または縮小指示に対し、シンボル画像を拡大処理または縮小処理の対象としないため、シンボル画像は通常サイズ(予め設定されているサイズ)で印刷または表示される。したがって、シンボル画像を読み取る読み取り装置の規格に合わなくなって読み取りが不可能になるといったことがない。なお、「シンボル画像」とは、2次元コード(QRコード等)やバーコードなど、他の装置で読み取られることで情報を伝達可能な画像を指すものである。
本発明のプログラムは、コンピュータを上記に記載のテープ印刷装置の各手段として機能させるため、またはコンピュータに上記に記載のデータ出力方法を実行させるためのものであることを特徴とする。
このプログラムを実行することにより、拡大または縮小指示がされた場合でも、印刷または表示されたシンボル画像の読み取りに弊害を生じることがない出力データを生成することができる。また、拡大印刷または縮小印刷の指示がされた場合でも、シンボル画像の読み取りに弊害を生じることがない印刷結果を得ることができる。
以下、本発明の一実施形態に係るテープ印刷装置、データ出力方法、プログラムについて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。本発明のテープ印刷装置は、2次元コードやバーコードなどのシンボル画像を含むテキストを編集する機能、並びに編集したテキストの拡大印刷および縮小印刷の少なくとも一方の機能を有することを前提としており、当該拡大印刷または縮小印刷によってシンボル画像が読み取りづらくなることを防止し得るものである。そこで、以下、単体でテキスト編集、印刷データ生成および印刷を実行可能なテープ印刷装置を例に挙げて説明する。
図1は、本実施形態に係るテープ印刷装置1の開閉蓋を開いた状態の外観斜視図である。同図に示すようにテープ印刷装置1は、装置ケース2により外郭が形成され、装置ケース2の前部上面には各種入力キーを備えたキーボード3が配置されると共に、後部上面には、その左部に開閉蓋21が取り付けられ、その右部にはディスプレイ4が配設されている。開閉蓋21の内側にはテープカートリッジCを装着するためのカートリッジ装着部6が窪入形成されており、テープカートリッジCは、開閉蓋21を開放した状態でカートリッジ装着部6に着脱可能に装着される。また、開閉蓋21にはこれを閉止した状態でテープカートリッジCの装着/非装着を視認するための覗き窓21aが形成されている。
キーボード3には、文字キー群3a、および各種動作モード等を指定するための機能キー群3bが配列されている。文字キー群3aは、JIS配列に基づいたフルキー構成であり、操作するキー数の増加を抑えるためのシフトキーを備えるなど、一般のワードプロセッサ等と同様である。また、機能キー群3bには、環境設定を行うための環境設定キー、シンボル画像を生成するためのシンボル画像キー、文字サイズを変更するための文字サイズキー、複数枚の印刷テープTに分割して印刷する拡大分割印刷(図11参照)を指定するための拡大分割印刷キーの他、処理の取り消し等のための取り消しキー、カーソル移動用のカーソルキー、および各種モードの選択やテキスト入力時の改行のための選択キーなどが含まれる。
また、ディスプレイ4は、横方向(X方向)約6cm×縦方向(Y方向)4cmの長方形の形状の内側に、96ドット×64ドットの表示画像データを表示可能な表示画面41と、表示画面41の表示切り替えを行うための表示切り替えキー群42と、を備えている。表示画面41は、ユーザがキーボード3からデータを入力して、文書や画像などの印刷データを作成・編集したり、その結果等を視認したり、キーボード3から入力された各種指令・選択指示の内容等を視認したりする際に用いられる。また、表示切り替えキー群42は、印刷テープT上に印刷される印刷イメージのみを表示画面41上に表示させるための第1表示キー42a、入力内容(テキスト編集内容)のみを表示画面41上に表示させるための第2表示キー42b、印刷イメージと入力内容を、それぞれ表示画面41を2分した領域で同時に表示させるための第3表示キー42cから成る。
装置ケース2の左側部には、カートリッジ装着部6と外部とを連通するテープ排出口22が形成され、このテープ排出口22には、送り出した印刷テープTを切断するためのテープカッタ23が臨んでいる。そして、テープ排出口22から印刷済みの印刷テープTが所定長さだけ送り出され、送りを一旦停止させた状態で、この印刷済み印刷テープTをテープカッタ23により切断する。また、環境設定(図5のD02参照)によって、自動カット/手動カットを切替可能であり、定長印刷などの場合には自動(オート)で、任意長印刷などの場合には手動(マニュアル)のカットキーの操作で、カッタモータ131を駆動する。
一方、カートリッジ装着部6には、ヘッドカバー61a内にサーマルヘッドから成る印刷ヘッド7が内蔵されたヘッドユニット61と、印刷ヘッド7に対峙するプラテン駆動軸62と、後述のインクリボンRを巻き取る巻き取り駆動軸63と、後述のテープリール17の位置決め突起64とを備えている。また、カートリッジ装着部6の下側には、プラテン駆動軸62および巻き取り駆動軸63を回転させるテープ送り機構120(図2参照)が内蔵されている。
テープカートリッジCは、カートリッジケース51内部の上部中央部に、一定の幅(4.5mm〜48mm程度)の印刷テープTを巻回したテープリール17と、右下部にインクリボンRを巻回したリボンリール19とを収容して構成されており、印刷テープTとインクリボンRは同じ幅で構成されている。また、テープリール17の左下部には前記ヘッドユニット61を覆うヘッドカバー61aに差し込むための貫通孔55が形成されており、印刷テープTとインクリボンRとが重なる部分に対応して、前記プラテン駆動軸62に嵌合されて回転駆動するプラテンローラ53が配置されている。一方、前記リボンリール19に近接してリボン巻き取りリール54が配置され、リボンリール19から繰り出されたインクリボンRは、ヘッドカバー61aを周回するように配置されたリボン巻き取りリール54に巻き取られるようになっている。
テープカートリッジCがカートリッジ装着部6に装着されると、ヘッドカバー61aに貫通孔55が、位置決め突起64にテープリール17の中心孔が、巻き取り駆動軸63にリボン巻き取りリール54の中心孔がそれぞれ差し込まれ、印刷テープTおよびインクリボンRを挟み込んでサーマルヘッド7がプラテンローラ53に当接して印刷が可能になる。その後、ディスプレイ4の入力・編集結果を確認しながらキーボード3により所望の文字など(文字、数字、記号、簡易図形等のキャラクタ)のテキスト情報の入力(テキスト編集)、および印刷指示がされると、テープ送り機構120によりテープカートリッジCからテープTを繰り出して、印刷ヘッド7によりテープTに所望の印刷を行い、印刷済み部分はテープ排出口22から随時外部に送り出される。所望の印刷が完了すると、テープ送り機構120は、余白分を含むテープ長さの位置までテープTの送りを行った後、その送りを停止する(その後、切断処理に移行する)。
一方、印刷テープTは、裏面に粘着剤層が塗着された記録テープTaと、この粘着剤層により記録テープTaに貼付された剥離テープTbとから構成されている。そして、印刷テープTは、記録テープTaを外側にし、かつ剥離テープTbを内側にしてロール状に巻回されてカートリッジケース51内に収容されている。また、印刷テープTは、テープ種別(テープ幅、テープ色、インク色など)が異なる複数種のものが用意されており、この種別を指標する複数の孔(図示省略)がカートリッジケース51の裏面に設けられている。また、複数の孔に対応してカートリッジ装着部6には、これらを検出するテープ識別センサ(マイクロスイッチ)142(図2参照)が、複数設けられており、このテープ識別センサ142の状態を検出することで、テープ種別を判別できるようになっている。
次に、テープ印刷装置1の制御構成について、図2の制御ブロック図を参照して説明する。テープ印刷装置1は、キーボード3およびディスプレイ4(表示画面41)を有し、ユーザによるキャラクタの入力や各種情報の表示などユーザインターフェースを司る操作部11と、テープカートリッジCや印刷ヘッド7を配設したカートリッジ装着部6と、送りモータ121によりテープTおよびインクリボンRを搬送するテープ送り機構120とを有し、生成された印刷データに基づいてテープT上に印刷を行う印刷部12と、テープカッタ23とこれを駆動するカッタモータ131と、テープカットを指示するカットボタン133とを有し、印刷済みテープTを所定長さとなるように切断する切断部13と、送りモータ121の回転速度を検出する回転速度センサ141と、印刷テープT(テープカートリッジC)の種別を検出するテープ識別センサ142とを有し、各種検出を行う検出部14と、ディスプレイドライバ151、ヘッドドライバ152およびモータドライバ153(送りモータドライバ153a、カッタモータドライバ153b)を有し、各部を駆動する駆動部15と、各部と接続され、テープ印刷装置1全体を制御する制御部200とによって構成されている。
制御部200は、CPU210、ROM220、キャラクタジェネレータROM(CG−ROM)230、RAM240および入出力制御装置(以下、「IOC:Input Output Controller」という)250を備え、互いに内部バス260により接続されている。ROM220は、シンボル画像の生成処理や印刷処理等の各種処理をCPU210で制御するための制御プログラムを記憶する制御プログラムブロック221と、拡大/縮小印刷処理のための制御データ等を記憶する制御データブロック222とを有している。また、CG−ROM230は、文字等のフォントデータを記憶しており、文字等を特定するコードデータが与えられたときに対応するフォントデータを出力する。
RAM240は、フラグ等として使用される各種ワークエリアブロック241の他、環境設定による設定値を記憶する環境設定ブロック242と、表示画面41に表示するための表示データ(印刷イメージ表示データ、テキスト編集内容表示データ)を記憶する表示データブロック243と、テープT上に印刷するための印刷データを記憶する印刷データブロック244と、を有し、制御処理のための作業領域として使用される。また、RAM240は電源が切断されても記憶したデータを保持しておくように常にバックアップされている。
IOC250には、CPU210の機能を補うと共に各種周辺回路とのインターフェース信号を取り扱うための論理回路が、ゲートアレイやカスタムLSIなどにより構成されて組み込まれている。これにより、IOC250は、キーボード3からの入力データや制御データをそのまま或いは加工して内部バス260に取り込むと共に、CPU210と連動して、CPU210から内部バス260に出力されたデータや制御信号を、そのまま或いは加工して駆動部15に出力する。
そして、CPU210は、上記の構成により、ROM220内の制御プログラムに従って、IOC250を介してテープ印刷装置1内の各部から各種信号・データを入力し、CG−ROM230からのフォントデータ、RAM240内の各種データを処理し、IOC250を介してテープ印刷装置1内の各部に、各種信号・データを出力することにより、シンボル画像の生成処理や印刷処理の制御などを行う。
次に、テープ印刷装置1の制御全体の処理フローについて、図3を参照して説明する。電源キーの押下(電源オン)により処理が開始すると、同図に示すように、まず、前回の電源オフ時の状態に戻すために、各制御フラグを復旧するなどの初期設定を行い(S01)、次に、前回の表示画面を初期画面として表示する(S02)。
図3のその後の処理、すなわちキー入力か否かの判断分岐(S03)および各種割込処理(S04)は、概念的に示した処理である。実際には、テープ印刷装置1は、初期画面表示(S02)が終了すると、キー入力割込を許可し、キー入力割込が発生するまでは、そのままの状態を維持し(S03:No)、何らかのキー入力割込が発生すると(S03:Yes)、それぞれの割込処理に移行して(S04)、その割込処理が終了すると、再度、その状態を維持する(S03:No)。
上述のように、テープ印刷装置1では、主な処理を割込処理により行うので、印刷データ作成などの準備ができていれば、ユーザが任意の時点で印刷キーを押すことにより、印刷処理割込が発生して、印刷処理が起動され、印刷データに基づいて印刷ができる。すなわち、印刷に至るまでの操作手順は、ユーザが任意に選択できる。
次に、テープ印刷装置1における拡大/縮小印刷処理の概要について、図4のフローチャートを参照して説明する。当該拡大/縮小印刷処理は、上記の割込処理(S04)の一つとして実行するものである。なお、以下の説明では、シンボル画像として2次元コードの一種であるQRコードを印刷する場合を例に挙げ、バーコードキーの押下に基づいて、各種シンボル画像(2次元コードおよびバーコード)の情報入力を行うものとする(図6のD05およびD06参照)。
図4に示すように、まず環境設定として、拡大/縮小設定を行う(S11)。当該拡大/縮小設定とは、シンボル画像を拡大処理および縮小処理のいずれか一方の対象とするか否かを設定するものである。したがって、拡大/縮小設定を行う工程でバーコード(シンボル画像)を「拡大および縮小の対象とする」と設定した場合は、通常とおり、拡大または縮小印刷指示に基づいて、編集されたテキストと共にバーコードも拡大印刷または縮小印刷することとなる。また、当該工程でバーコードを「拡大および縮小の対象としない」と設定した場合は、拡大または縮小印刷指示がされても、バーコードを拡大印刷または縮小印刷しない(バーコード以外の文字を拡大印刷または縮小印刷する)。
上記の環境設定(S11)の後、バーコードの一つであるQRコードのデータ入力を含むテキスト編集を行い(S12)、拡大または縮小印刷を指示すると(S13)、環境設定の内容に従って、テキストの印刷を行う(S14)。ここでは、印刷実行前にテキスト(シンボル画像および/または文字)の拡大/縮小処理および文字間調整処理を行う(詳細については後述する)。また、S13における「拡大印刷または縮小印刷の指示」には、テキストの拡大または縮小と印刷とを同時に指示する場合、並びにテキストの拡大または縮小を指示した後、印刷を指示する場合の両方が含まれるが、これについても後述する。
次に、図5ないし図12の画面遷移図および補足説明図(印刷結果例)を参照し、上記の拡大/縮小印刷処理について詳細に説明する。まず、環境設定(図4のS11参照)の操作方法(図5のD01ないしD03)から説明する。D01は、テキスト編集画面である。テキスト編集画面(D01)では、四角で囲まれた数字「1」とその右隣に位置するカーソルKとによって、1行目のテキスト入力(最初の文字入力)の待機中であることを示している。図示の状態で、環境設定を指示する環境設定キーが押下されると、環境設定画面(D02)に遷移する。
環境設定画面(D02)では、「バーコード(シンボル画像)の拡大/縮小印刷」、「自動カット/手動カット」および「表示濃度」の3項目について設定を行い得るようになっている。ここで、「自動カット/手動カット」が選択された場合は、次画面(図示省略)において、印刷テープTをオートカットするか、カットキーの操作で印刷テープTを切断させるかを選択可能となっている。また、「表示濃度」が選択された場合は、次画面(図示省略)において、ディスプレイ41の表示濃度を設定可能となっている。
環境設定画面(D02)において、選択キーの押下により「バーコード(シンボル画像)の拡大/縮小印刷」が選択されると、次画面(D03)では、「拡大および縮小の対象としない」、「拡大の対象としない(但し、縮小は対象とする)」、「縮小の対象としない(但し、拡大は対象とする)」または「拡大および縮小の対象とする」の4つの選択肢のいずれかを選択可能となっている。ここでは、「拡大および縮小の対象としない」が選択されたものとする。
D03において、いずれかの選択肢が選択されると、環境設定画面に戻り(D04,D02と同様)、取り消しキーの押下によって、さらにテキスト編集画面まで戻る(図6のS05,図5D01と同様)。
続いて、QRコードのデータ入力を行うべく、バーコードキーが押下されると、バーコード選択画面(D06)に遷移する。ここでは、バーコード(シンボル画像)の規格として、「QRコード」、「NW−7」、「ITF」、「CODE39」、「JAN−13」、「JAN−8」、「UPC−A」および「UPC−E」の8つの選択肢を表示し、これらの中から1つを選択可能となっている。ここで、選択キーの押下により「QRコード」が選択されると、用途選択画面(D07)に遷移する。
用途選択画面(D07)では、任意のテキストを入力する「自由」と、ホームページのアドレスを半角入力する「URL」とのいずれかを選択可能となっている。「URL」を選択すると、QRコード入力画面(図7のD09参照)において、予め「http://www.」が入力された状態となる。ここで、選択キーの押下により「自由」が選択されると、誤り訂正レベル選択画面(D07)に遷移する。
QRコードには、汚れたり破損したりしてもコード自身で復元する誤り訂正機能があり、誤り訂正レベル選択画面(D07)では、そのレベルを、「7%」、「15%」、「25%」および「30%」の4つの選択肢の中から選択可能となっている。ここで、いずれかの選択肢(図面上では「7%」が選択された場合を示している)が選択されると、QRコード入力画面(図7のD09)に遷移する。
QRコード入力画面(D09)では、QRコードにエンコードするための1行目の情報入力を、「1行目[」の表示とカーソルKによって促すと共に、入力ガイド「文字を入力します シフト+選択で改行入力」を表示する。ここで、テキスト(文字)「A,B,C」が入力され(D10)、選択キーが押下されると、テキスト編集画面(D11)に遷移し、当該テキスト編集画面では、入力されたテキスト「A,B,C」をQRコード化したQRコード表示用マークCdを表示する。
なお、QRコード表示用マークCdとしては、入力されたテキストをQRコード化したものを表示しても良いが、図示のように黒四角を表示したり、QRコードが入力されたことを示すQRコード専用フォント(最低限QRコードであることを認識でき、且つ入力されたテキストによって変化することがない記号)を表示することが好ましい。また、入力内容を表示する画面では、QRコード専用フォントを表示し、印刷イメージを表示する画面(第1表示キー42aまたは第3表示キー42cの押下により表示される画面,図1参照)では、入力されたテキストをQRコード化したものを表示するようにしても良い。なお、QRコード入力画面(D10)では、入力可能な文字数に制限があり、制限を超える文字数が入力された場合は、表示画面41上に「入力文字数オーバー 入力文字数を減らして下さい」等のエラー表示を行う。
続いて、印刷テープT上にQRコード以外のテキストを入力する場合は、所望のテキスト(図示の例の場合、「1,2,3」)を入力する(D12)。そして、同図に示すテキスト編集画面(D12)において、文字サイズを変更すべく(テキストの拡大または縮小を行うべく)、文字サイズキーが押下されると、文字サイズ選択画面(図8のD13)に遷移する。
文字サイズ選択画面(D13)では、テキストの行数を、「1行」、「2行」、「3行」および「自動」の4つの選択肢の中から選択可能となっている。「自由」が選択された場合は、入力されている行数と、装着されているカートリッジC内の印刷テープTのテープ幅とに応じて適当な文字サイズを決定する。ここで、選択キーの押下により「1行」が選択されると、拡大/縮小選択画面(D14)に遷移する。
拡大/縮小選択画面(D14)では、拡大する文字サイズとして「大」または「特大」のいずれかを、また縮小する文字サイズとして「小」または「細」(「細」は「小」よりもさらに小さい文字サイズ)のいずれかを選択可能となっている。すなわち、選択肢「大」または「特大」が選択された場合は拡大指示、選択肢「小」または「細」が選択された場合は縮小指示がされたものとして、後に拡大/縮小処理を行う。また、上記の文字サイズ選択画面(D13)において「自由」が選択され、CPU210が適当な文字サイズを決定した場合も、規定のフォントサイズ(通常サイズ)よりも大きい文字サイズに決定したか、小さい文字サイズに決定したかによって、拡大/縮小処理を行うこととなる。
なお、拡大/縮小選択画面(D14)では、複数のフォントサイズを選択肢として選択しても良いし、フォントサイズを数値入力しても良い。そして、規定のフォントサイズよりも大きなフォントサイズが選択(入力)された場合は拡大指示、規定のフォントサイズよりも小さなフォントサイズが選択(入力)された場合は縮小指示がされたものとして拡大/縮小処理を行うようにしても良い。
拡大/縮小選択画面(D14)において、選択キーの押下により「大」が選択されると、再度テキスト編集画面(D15)に戻る。なお、特に図示しないが、当該画面の一部または、インジケータ等において、「拡大処理」を行う旨(文字サイズ「大」が選択された旨)を表示することが好ましい。ここで、印刷キーが押下されると、図8の下部に示すような印刷結果を得ることができる。
なお、QRコードを印刷するためには、18〔mm〕以上のテープ幅を有する印刷テープTが用いられることが前提となっているため、CPU210がテープ識別センサ142(図2参照)の検出結果に基づいて、テープ幅18〔mm〕未満の印刷テープTが用いられていると認識した場合は、上記の印刷キーが押下された時点で、テープ幅が不足している旨のエラー表示を行う。当該エラー表示がされた場合は、テキスト編集画面(D15)において、QRコード表示用マークCdを削除するか、テープ幅18〔mm〕以上の印刷テープTを収容したカートリッジCに交換することで、印刷可能となる。なお、当該テープ幅が不足しているか否かの判別およびエラー表示は、QRコードが指定された時点(図6のD06において、選択キーが押下された時点)で実行するようにしても良い。
図8の下部に示すように、印刷結果は、テキスト「<QRコード>123」が文字サイズ「大」で印刷されたものとなっているが、<QRコード>は拡大処理の対象となっていない。これは、図5に示した環境設定において、バーコードを「拡大および縮小の対象としない」と設定したためである。なお、QRコードの画像Cは、同図に示すとおり、セルで構成された正方形のデータ領域71と、データ領域71の三隅に設けられている切り出しシンボル72と、データ領域71を囲むマージン領域73とで構成されている。以下、図面上においては、「QRコードの画像」を黒四角により示すが、当該黒四角は、このマージン領域73を含むQRコード画像を示すものである。
ここで、図9および図10の補足説明図を参照し、図8のD15において印刷キーが押下されたときに実行するテキスト(印刷データ)の拡大処理(文字間調整処理)についてさらに詳細に説明する。図9(a)は、テキスト「<QRコード>123」が通常サイズで印刷された場合(図8のD13,D14に示した文字サイズの設定を行わなかった場合)の印刷結果を示したものである。この場合は、図9(a)に示すとおり、QRコード画像Cと、キャラクタ「1」,「2」,「3」はいずれも同じフォントサイズで印刷されることとなる。
図9(b)は、環境設定において、バーコード(シンボル画像)を「拡大の対象とする」と設定した場合の拡大印刷の印刷結果を示したものである。この場合は、QRコード画像Cも含めてテキスト全体が拡大印刷されることとなる。
図9(c)は、環境設定において、バーコードを「拡大の対象としない」と設定した場合の拡大印刷の印刷結果の一例を示したものである。この場合は、QRコード画像C以外の文字「1,2,3」だけが拡大の対象となっており、テープ長は図9(b)の例と同じである。また、拡大の対象となっていないQRコード画像Cは、テープ幅方向において中央に配置されており、図9(b)の例におけるQRコード画像Cの下端と印刷テープTの下端との間の距離h1よりも、図9(c)の例におけるQRコード画像Cの下端と印刷テープTの下端との間の距離h2の方が、QRコード画像Cが拡大の対象とならなかった分長くなっている。
ところで、図9(c)のように、QRコード画像Cだけが拡大の対象とならない場合、QRコード画像Cと隣接する文字(図示の例では「1」)との間に不自然な空白部分(間隙)が生じてしまい見栄えが悪い。そこで、その空白部分を埋める文字間調整処理を行った場合の印刷結果を示したものが、図9(d)である。
図9(d)に示すとおり、文字間調整処理を行うと、QRコード画像Cと文字「1」との間の空白部分が埋まり、印刷テープTの冗長性を低減することができる。この場合、低減できる空白部分の長さは、図10に示すように、文字間調整なしの場合(図9(c)の場合)のテープ長から、文字間調整ありの場合(図9(d)の場合)のテープ長を差し引いたt1である。当該t1は、バーコードを拡大の対象とした場合(図9(b)の場合)のQRコード画像Cのテープ長方向における長さt2から、通常サイズ(図9(a)または(c)の場合)のQRコード画像Cのテープ長方向における長さt3を差し引いた長さに相当する。
このように、本例によれば、文字サイズが拡大された場合でも、QRコードをその対象としないため、読み取り装置の規格に合わないために、QRコードの読み取りが不可能になることがない。また、QRコードを拡大の対象としないことによって生じる空白部分を埋める文字間調整処理を行うため、見栄えの良いラベルを作成することができる。
なお、上記の例では、文字サイズを拡大する場合を例示したが、文字サイズを縮小する場合(図8のD14において、「小」,「細」を選択した場合)も、QRコードは縮小の対象とならず、その他の文字(上記の例の場合「1,2,3」)だけが縮小処理されることになる。
また、上記の例では、環境設定において、図6のD06に示した全ての規格のバーコードに対し、一括して拡大/縮小設定を行うものとしたが、規格毎に拡大/縮小設定を行うようにしても良い。すなわち、QRコードは、拡大および縮小の対象としないが、JAN−13は、拡大および縮小の対象とするといった設定も可能である。
また、上記の例では、図10に示すように、QRコード画像Cと隣接する文字(後方に位置する文字,実施形態の場合「1」)との間の空白部分を埋める文字間調整処理を行うものとしたが、QRコード画像Cがテキストの最後に位置するような場合は、QRコード画像Cと後余白部との間の空白部分を埋めることとなる。但し、QRコード画像Cの拡大方法によっては、QRコード画像Cと隣接する前余白部との間の空白部分を埋めたり、QRコード画像Cの前方に位置する文字との間の空白部分を埋める文字間調整処理を行っても良い。
次に、図11および図12を参照し、拡大印刷の他の方法として拡大分割印刷を行う場合について説明する。「拡大分割印刷」とは、編集されたテキストを、拡大処理すると共に、当該拡大処理後のテキストを複数枚の印刷テープTに分割して印刷するものである。
図11に示すように、テキスト「<QRコード>123」が入力されているテキスト編集画面(D21)において(図7のD12に相当)、拡大分割印刷キーが押下されると、拡大分割印刷画面(D22)に遷移する。ここでは、2枚の印刷テープTに分割して印刷する「2倍分割印刷」と、3枚の印刷テープTに分割して印刷する「3倍分割印刷」とのいずれかを選択可能となっている。「3倍分割印刷」が選択された場合は、「2倍分割印刷」が選択された場合と比較して、文字サイズを3/2倍の大きさに決定するため、その分テープ長方向の長さが長くなり、幅方向における長さも略3/2倍のラベル(3枚の印刷テープTをテープ長方向に一部ずつ重ね合わせたもの)が作成可能である。
拡大分割印刷画面(D22)において、選択キーまたは印刷キーの押下により「2倍分割印刷」が選択されると、図11の下部に示すような印刷結果を得ることができる。すなわち、1回目の印刷処理によって印刷テープT1を作成した後、2回目の印刷によって印刷テープT2を作成する。そして、印刷テープT1の下部または印刷テープT2の上部(いずれも長さw1,点線部参照)のいずれか一方をテープ長方向にハサミ等で切断し、当該切断部を他方の点線部に重ね合わせることで、2倍分割印刷のラベルを作成することができる。
ここで、図12を参照し、拡大分割印刷を行う場合に実行する配置調整処理について詳細に説明する。図12(a)は、バーコードを拡大の対象とせず、拡大印刷(文字サイズ「大」)を行った場合の印刷結果の一例である(図9(d)の印刷結果に相当)。上記のとおり、本実施形態では、QRコードを拡大の対象としないことによって生じる空白部分を埋める処理を行う(文字間調整処理を行う)。これにより、QRコード画像Cと隣接する文字「1」との間隙が不自然に空くことがない。
図12(b)は、図12(a)の印刷結果を単純に2倍して分割印刷を行った場合の印刷結果の一例を示したものである。この場合は、QRコード画像Cがテープ幅方向において中央に配置されるため、テープT1にQRコード画像Cの上部C1が印刷され、テープT2にQRコード画像Cの下部C2が印刷される(QRコード画像Cの下端と印刷テープTの下端との間の距離h3は、図12(a)の場合(距離h2)よりも長くなる)。このように、QRコード画像Cが2つの印刷テープT1,T2に分割して印刷されると、重ね合わせ方によっては、正常に読み取りができなくなってしまう虞がある。そこで、QRコード画像Cが分割して印刷されないように、テープ幅方向における配置を調整する配置調整処理を行った場合の印刷結果を示したものが、図12(c)である。
図12(c)に示したとおり、配置調整処理を行うと、QRコード画像Cの全体がテープT2に印刷されることになる。つまり、QRコード画像Cの下端と印刷テープTの下端との間の距離が、図12(a)の場合(距離h2)と同じになる。なお、3倍分割印刷をする場合には、2番目の印刷テープ(中央の印刷テープ)に、QRコード画像Cが印刷されることとなる。
このように、本例によれば、拡大分割印刷を行う場合でも、QRコード画像Cが複数の印刷テープTに分割して印刷されないように、テープ幅方向における配置を調整するため、拡大分割印刷後の各印刷テープの重ね合わせ方によって、QRコードの読み取りに支障を生じることがない。
なお、上記では、文字が横書きの場合の拡大分割印刷を行う場合を例示したが、縦書きの場合の拡大分割印刷にも、当然適用可能である。また、2倍分割印刷をする場合には、下側の印刷テープTにQRコード画像Cが配置されるものとしたが、上下いずれの印刷テープTにQRコードを配置するかをユーザが選択できるようにしても良い。
続いて、図13および図15(a)を参照し、本発明の第2実施形態について説明する。上記の実施形態では、環境設定において、拡大/縮小設定(バーコードを拡大処理および縮小処理のいずれか一方の対象とするか否かの設定)を行うものとしたが(図5参照)、本実施形態では、テキスト編集時において拡大/縮小設定を行う点で異なる。そこで、上記の実施形態と異なる点のみ、以下説明する。
図13は、本実施形態に係る拡大/縮小印刷処理を示すフローチャートである。本実施形態では、QRコードのデータ入力を含むテキストの編集中または編集後に、拡大/縮小モード設定を行う(S21)。その後、拡大/縮小印刷指示に基づいて(文字サイズ変更後の印刷指示や、拡大分割印刷など)、テキストの印刷を行う(S23)。
図15(a)は、拡大/縮小モード設定を行うための拡大/縮小モード設定画面(D21)を示す図である。当該画面(D21)へは、図6のD08に示した誤り訂正レベル選択画面から選択キーが押下されることによって遷移する。拡大/縮小モード設定画面(D21)では、図5のD03に示した環境設定画面と同様に、バーコードを拡大処理および縮小処理のいずれか一方の対象とするか否かを設定するための選択肢を表示し、その選択結果に応じて対象となるQRコードの拡大/縮小処理を行う。拡大/縮小モード設定画面(D21)においていずれかの選択肢を選択すると、図7のD09に示したQRコード入力画面に遷移する。
このように、本実施形態においては、QRコードの入力毎に拡大/縮小設定を行うため、テキスト中に複数のバーコードを含む場合は、バーコード単位で(同じ規格であっても異なる規格であっても良い)拡大/縮小設定を行うことができる。したがって、拡大/縮小印刷を指示した場合、最初のバーコードは拡大の対象となり、2番目のバーコードは拡大の対象とならないといった印刷結果とすることも可能である。
なお、上記の例では、QRコード入力画面(図7のD09)における情報入力の前に、拡大/縮小モード設定を行うものとしたが、情報入力後(図7のD10において選択キーを押下した後)に、拡大/縮小モード設定を行うようにしても良い。
続いて、図14および図15(b)を参照し、本発明の第3実施形態について説明する。上記の第2実施形態では、テキスト編集時において、拡大/縮小設定を行うものとしたが、本実施形態では、拡大/縮小印刷指示時に拡大/縮小設定を行う点で異なる。そこで、上記の実施形態と異なる点のみ、以下説明する。
図14は、本実施形態に係る拡大/縮小印刷処理を示すフローチャートである。本実施形態では、QRコードのデータ入力を含むテキストを編集した後(S31)、拡大/縮小印刷指示(文字サイズ変更後の印刷指示や、拡大分割印刷など)を行ったときに、拡大/縮小設定を行う(S32)。その後、拡大/縮小印刷指示および拡大/縮小設定に基づいて、テキストの印刷を行う(S33)。
図15(b)は、拡大/縮小設定を行うための拡大/縮小設定画面(D31)を示す図である。当該画面(D31)へは、図8のD14に示した拡大/縮小選択画面から選択キーが押下されることによって遷移する。なお、拡大/縮小設定画面(D31)には、編集されたテキスト中にバーコードが含まれる場合のみ遷移し、そうでない場合はテキスト編集画面(図8のD15)に戻る。当該拡大/縮小設定画面(D31)では、バーコードを拡大の対象とするか否かを設定するための選択肢を表示する(拡大/縮小選択画面において、文字サイズ「小」または「細」が選択された場合は、バーコードを縮小の対象とするか否かを設定するための選択肢を表示する)。拡大/縮小設定画面(D31)においていずれかの選択肢を選択すると、図8のD15に示したテキスト編集画面に遷移する。
このように、本実施形態では、バーコードを拡大処理および縮小処理のいずれか一方の対象とするか否かの設定は、拡大印刷または縮小印刷を行う場合のみ行えばよいため、QRコード入力毎に拡大/縮小モードの設定を行うなど、不必要な設定は省略することができる。
なお、本実施形態では、拡大/縮小印刷指示を行ったときに、拡大/縮小設定を行うものとしたが、拡大/縮小の割合が規定範囲内である場合は、拡大/縮小設定を省略するようにしても良い。例えば、文字サイズ「大」に設定された場合は、上記の拡大/縮小設定の必要はないが、文字サイズ「特大」に設定された場合のみ、拡大/縮小設定画面に遷移するといった構成でも良い。すなわち、読み取り装置の規格に合わなくなる可能性があるような倍率で拡大/縮小を指示された場合(拡大/縮小の割合が規定範囲を超える場合)のみ、拡大/縮小設定を促すようにしても良い。また、バーコードの規格に応じて、それぞれ異なる拡大/縮小の規定範囲を設定しておくようにしても良い。さらに、拡大/縮小の規定範囲を、ユーザが設定できるようにしても良い。
また、本実施形態においても、テキスト内に複数のバーコードが含まれる場合、拡大/縮小印刷指示後、バーコード毎に拡大/縮小設定を実行できるように構成することも可能である。
以上、3つの実施形態において説明したとおり、本発明によれば、拡大または縮小印刷を行った場合でも、QRコード等のシンボル画像を拡大または縮小の対象とするか否かを設定することができるため、「拡大または縮小の対象としない」と設定することによって、読み取り装置の規格に合わなくなるといった問題を避けることができる。また、シンボル画像を拡大または縮小の対象としても支障がないとユーザが判断した場合は、拡大/縮小設定により、シンボル画像を大または縮小の対象とすることもできるため、使い勝手が良い。
なお、上記の例では、実施形態毎に、バーコードを拡大または縮小の対象とするか否かを設定する方法が異なるものとしたが、それらのいずれの方法によっても拡大/縮小設定が行えるようにしても良い。但し、この場合は、環境設定における拡大/縮小設定(第1実施形態で示した設定)よりも拡大/縮小モード設定(第2実施形態で示した設定)を優先するなど、優先順位を付けることが好ましい。また、どの方法によって拡大/縮小設定を行うかを、ユーザが選択できるようにしても良い。
また、上記の例では、テープ印刷装置1単体で、テキスト編集から印刷までを行う場合を例示したが、図16に示すように、テキスト編集を行うパーソナルコンピュータ(以降、PCという)300と、当該PC300の印刷指令に基づいて印刷を行うテープ印刷装置1と、によって構成される印刷システム100に、本発明を適用することも可能である。この場合、CD−ROM等の記録媒体320により、拡大/縮小設定を行うためのプログラムを含む印刷データ生成プログラムをPC300内に予めインストールしておき、さらにPC300とテープ印刷装置1とを、ケーブル310を介して接続しておく。そして、ユーザが、ディスプレイ301を参照しながら、キーボード302およびマウス303等を用いてテキスト編集し、印刷指示を行うことで、テープ印刷装置1により所望のラベルが作成される。このとき、ディスプレイ301上には、印刷イメージ(印刷プレビュー)を表示できることが好ましい。すなわち、QRコードを「拡大の対象としない」と設定した場合、文字サイズの拡大を指示しても、ディスプレイ301上では、QRコード以外の文字のみを拡大処理したテキスト(印刷プレビュー)を表示することが好ましい。
また、拡大/縮小設定を行うためのプログラムをテープ印刷装置1側に搭載し、拡大したQRコードを印刷するような印刷データが送信された場合でも、テープ印刷装置1側で、QRコードを拡大の対象としないよう、印刷データを変換しても良い。すなわち、図9(b)に示す印刷結果を得るための印刷データがPC300から送信された場合でも、図9(d)に示す印刷結果を得るための印刷データに変換するようにしても良い。
また、上記では、テープ幅方向およびテープ長方向における拡大率が同じ場合(縦・横に同倍率で拡大する場合)を例示したが、テープ幅方向およびテープ長方向における拡大/縮小率が異なる場合にも本発明は適用可能である。また、拡大/縮小設定において、テープ幅方向における拡大/縮小設定と、テープ長方向における拡大/縮小設定とを別個に行うようにしても良い。
また、上記の例に示した、テープ印刷装置1の各部(各機能)をプログラムとして提供することも可能である。また、そのプログラムを記録媒体(図示省略)に格納して提供することも可能である。記録媒体としては、CD−ROM、フラッシュROM、メモリカード(コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、メモリースティック等)、コンパクトディスク、光磁気ディスク、デジタルバーサタイルディスクおよびフレキシブルディスク等を利用することができる。
また、上述した実施例によらず、テープ印刷装置1の装置構成や処理工程、印刷媒体の形態等について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。また、シンボル画像とは、上述した2次元コードやバーコードに限らず、他の装置で読み取られることで情報を伝達可能な画像全てを指すものであり、当該シンボル画像を印刷する機能、並びに拡大機能および縮小機能のいずれか一方を有する装置、若しくはシステムに本発明を適用可能である。
1:テープ印刷装置,3:キーボード,4:ディスプレイ,41:表示画面,200:制御部,210:CPU,C:QRコード,Cd:QRコード表示用マーク,K:カーソル,T:印刷テープ
Claims (8)
- 情報をコード化したシンボル画像を含むテキストを編集するテキスト編集手段と、
前記テキストの拡大印刷または縮小印刷を指示する拡大/縮小印刷指示手段と、
前記拡大/縮小印刷指示手段の指示に基づいて、前記テキストを拡大処理または縮小処理し、当該処理後のテキストを、テープ上に印刷する印刷手段と、を備え、
前記印刷手段は、前記テキストに含まれる前記シンボル画像以外の文字を対象として、前記拡大処理または前記縮小処理して印刷することを特徴とするテープ印刷装置。 - 前記シンボル画像を前記拡大処理および前記縮小処理の少なくとも一方の対象とするか否かを設定する拡大/縮小設定手段をさらに備え、
前記印刷手段は、前記拡大/縮小設定手段により前記シンボル画像を前記拡大処理および前記縮小処理の対象としないと設定されている場合であって、前記拡大/縮小印刷指示手段により前記テキストの前記拡大処理または前記縮小処理が指示された場合に、前記テキストに含まれる前記シンボル画像以外の文字を対象として、前記拡大処理または前記縮小処理することを特徴とする請求項1に記載のテープ印刷装置。 - 前記拡大/縮小設定手段により、前記シンボル画像を前記拡大処理の対象としないと設定されている場合であって、前記拡大/縮小印刷指示手段により、前記テキストの前記拡大処理が指示された場合、
前記印刷手段は、当該シンボル画像と、隣接する文字または余白部との間に生じる空白部分を埋める文字間調整処理を行った後、印刷を行うことを特徴とする請求項2に記載のテープ印刷装置。 - 前記拡大/縮小設定手段は、前記拡大/縮小印刷指示手段による指示後に、前記シンボル画像を前記拡大処理および前記縮小処理の少なくとも一方の対象とするか否かを設定することを特徴とする請求項2または3に記載のテープ印刷装置。
- 前記テキスト内に、複数の前記シンボル画像が含まれる場合、
前記拡大/縮小設定手段は、前記テキスト編集手段によるテキスト編集中、またはテキスト編集後において、前記シンボル画像毎に、前記拡大処理および前記縮小処理の少なくとも一方の対象とするか否かを設定することを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載のテープ印刷装置。 - 前記拡大/縮小印刷指示手段により、前記テキストを前記拡大処理すると共に、当該拡大処理後のテキストを複数枚のテープに分割して印刷するように指示された場合、
前記印刷手段は、前記シンボル画像が前記複数枚のテープに分割して印刷されないように、当該シンボル画像のテープ幅方向における配置を決定する配置調整処理を行った後、印刷を行うことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のテープ印刷装置。 - 情報をコード化したシンボル画像を含むテキストを編集するテキスト編集工程と、
前記テキストの拡大または縮小指示に基づいて、前記テキストを拡大処理または縮小処理し、当該処理後のテキストを印刷媒体上に印刷、または表示手段上に表示させるために、データ出力を行うデータ出力工程と、を備え、
前記データ出力工程では、前記テキストに含まれる前記シンボル画像以外の文字を対象として、前記拡大処理または前記縮小処理して印刷することを特徴とするデータ出力方法。 - コンピュータを請求項1ないし6のいずれか1項に記載のテープ印刷装置の各手段として機能させるため、またはコンピュータに請求項7に記載のデータ出力方法を実行させるためのプログラム。
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