JP2008021248A - テープ印刷装置及びテープ印刷プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】2行以上からなる文字列をテープに印刷する際に、より簡単な方法で各行の文字列の文字サイズを変更することができるようにする。
【解決手段】本発明のテープ印刷装置は、文字サイズを複数種類記憶する文字サイズ種類記憶手段と、文字列を印刷するテープのテープ幅方向の印刷可能領域情報を記憶する印刷可能領域情報記憶手段と、入力された文字列の行数とテープ幅方向の印刷可能領域情報とに基づき、入力文字列の各行の文字サイズを、文字サイズの種類の中から決定する文字サイズ決定手段と、決定された各行の文字サイズのうち利用者に指定された行の文字サイズについて、利用者による変更指示を取り込む文字サイズ変更指示操作手段と、その変更指示で指定された行の文字サイズを、文字サイズ種類の中から、異なるサイズに変更する文字サイズ変更処理手段と、変更した文字サイズで入力文字列をテープに印刷するテープ印刷手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、テープ印刷装置及びテープ印刷プログラムに関し、例えば、テープに印刷する文字列の大きさを利用者の意図に応じて簡単に調整することができるテープ印刷装置及びテープ印刷プログラムに適用し得る。
例えば、文字列や絵文字等を印刷して切断したテープ(これをラベルという。)を作成するラベル作成装置は、利用者が入力した入力文字列をテープに印刷するテープ印刷装置を備えている。
テープ印刷装置がテープに印刷する文字列の大きさは、利用者によってセットされたテープカセットのテープ幅に応じて予め決められたデフォルト文字サイズを基本としているが、一般に、所定操作を行なうことで利用者の意思に応じた文字サイズに変更することができる。また、2行以上からなる文字列をテープに印刷する場合の各行の文字列の文字サイズは、例えば、各行の入力文字数に応じて自動調整されたり、又行数に応じて文字サイズが決定されるフォーマットを用いて決定したりしている。
特許文献1は、入力文字データのサイズ変更に関する技術が記載されており、その内容は、入力された文字データを記憶し、記憶している文字データのサイズを、文字キーの操作時間(押下時間)に応じて全角→倍角→4倍角のように変更設定して表示するものである。
また、特許文献2は、テープ印刷装置が複数行からなる文字列を印刷する際に、自動的に各行の文字サイズ属性を決定する技術が記載されており、その内容は、同一文字サイズとしたときの各行の文字列の長さ情報に基づいて、少なくとも長さ情報が長い2行の長さを揃えるようにして各行の文字サイズ属性を決定するものである。
特許文献3は、印字媒体とするテープのテープ幅と入力した文字の行数との印字条件に応じて印字文字の最適な文字サイズを自動的に決定する技術が開示されている。
特開平10−49527号公報 特開平7−125376号公報 特開平5−84975号公報
上述したように、2行以上からなる文字列をテープに印刷しようとするときに、各行の文字列の文字サイズを調整するためには、各行の入力文字数に応じた自動調整であったり、又は予め設けられたフォーマットを用いたりする方法がある。
しかしながら、上述したような機能を実現するためには例えば操作パネル上の書式設定ボタンを用いて所定の操作方法を行なう必要があるが、この操作方法が必ずしも利用者にとって簡単な操作でないため、より簡単な方法により各行の文字列の文字サイズを決定することができる方法が強く求められている。
そのため、2行以上からなる文字列をテープに印刷する際に、より簡単な方法で各行の文字列の文字サイズを変更することができるテープ印刷装置及びテープ印刷プログラムが求められている。
かかる課題を解決するために、第1の本発明のテープ印刷装置は、(1)文字サイズを複数種類記憶する文字サイズ種類記憶手段と、(2)文字列を印刷するテープのテープ幅方向の印刷可能領域情報を記憶する印刷可能領域情報記憶手段と、(3)入力された文字列の行数とテープ幅方向の印刷可能領域情報とに基づき、入力文字列の各行の文字サイズを、文字サイズの種類の中から決定する文字サイズ決定手段と、(4)文字サイズ決定手段により決定された各行の文字サイズのうち利用者に指定された行の文字サイズについて、利用者による変更指示を取り込む文字サイズ変更指示操作手段と、(5)文字サイズ変更指示操作手段が文字サイズの変更指示を取り込むと、指定された行の文字サイズを、文字サイズ種類の中から、異なるサイズに変更する文字サイズ変更処理手段と、(6)文字サイズ変更処理手段により変更した文字サイズで入力文字列をテープに印刷するテープ印刷手段とを備えることを特徴とする。
また、第2の本発明のテープ印刷プログラムは、(1)文字サイズを複数種類記憶する文字サイズ種類記憶手段と、(2)文字列を印刷するテープのテープ幅方向の印刷可能領域情報を記憶する印刷可能領域情報記憶手段とを備え、コンピュータに、(3)入力された文字列の行数とテープの印刷可能領域情報とに基づき、入力文字列の各行の文字サイズを、文字サイズ種類の中から決定する文字サイズ決定手段、(4)文字サイズ決定手段により決定された各行の文字サイズのうち利用者に指定された行の文字サイズについて、利用者による変更指示を取り込む文字サイズ変更指示操作手段、(5)文字サイズ変更指示操作手段が文字サイズの変更指示を取り込むと、指定された行の文字サイズを、文字サイズ種類の中から、異なるサイズに変更する文字サイズ変更処理手段、(6)文字サイズ変更処理手段により変更した文字サイズで入力文字列をテープに印刷するテープ印刷手段として機能させるためのものである。
本発明によれば、2行以上からなる文字列をテープに印刷する際に、より簡単な方法で各行の文字列の文字サイズを変更することができる。
(A)第1の実施形態
以下では、本発明のテープ印刷装置及びテープ印刷プログラムの第1の実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
第1の実施形態は、単独の専用装置であるラベル作成装置が備えるテープ印刷装置に、本発明のテープ印刷装置及びテープ印刷プログラムを適用した場合の実施形態を説明する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態のテープ印刷装置の電気的な全体構成を示すブロック図であり、図2は、そのテープ印刷装置の外観イメージを示す概略斜視図である。
図1において、第1の実施形態のテープ印刷装置は、大きくは、入力部10、制御部20、出力部30を有して構成されており、制御部20が、入力部10からの入力情報やその時点の処理段階に応じた処理等を実行し、その処理結果等を出力部30によって表示出力又は印刷出力させるようになされている。
入力部10は、詳細の構成は省略するが押下キー(やタッチパネル)を備えたキー入力部11や、テープ種類検出センサ12を有する。キー入力部11は、制御部20に与える文字コードや各種の制御データを発生するものである。
図2に示すキー入力部11の構成例において、キー入力部11は文字入力キーや各種制御キー等を有して構成されるが、第1の実施形態では特に、文字サイズ変更キー11a及び11bを有する。この文字サイズ変更キー11a及び11bは、カーソルが位置している行の文字列の文字サイズを大きくしたり、又は小さくしたり指示する操作キーであり、図2に示すように、その行の文字サイズを大きくする文字サイズ拡大ボタン11aと、その行の文字サイズを小さくする文字サイズ縮小ボタン11bの2種類のボタンから構成される。このように、文字サイズ拡大ボタン11aと文字サイズ縮小ボタン11bからなる文字サイズ変更キーを設けることにより、利用者は、文字サイズ変更のための複雑な操作を行なうことなく、より簡単な操作で文字サイズを変更できる。また、文字サイズ変更キーの配置位置は特に限定されないが、利用者が文字サイズの変更の意思をもって操作できる位置であることが望ましく、図2では操作パネルの右下部に配置した場合を示す。
テープ種類検出センサ12は、装填されているテープの幅や色(透明を含む)などを検出してテープ種類情報を制御部20に与えるものである。テープ種類検出センサ12によるテープ種類の検出方法は、テープ印刷装置に装填されるテープカートリッジTCにはテープ幅や色などを規定する孔などで構成された物理的な識別要素が設けられており、テープ種類検出センサ12はこの物理的な識別要素を読み取ってテープ種類情報を検出する。
図2における透明窓部を有する蓋体50は、テープカートリッジTCを収容する装置筐体内部の空間の上部に設けられたものであり、この蓋体50の下方にテープカートリッジTCが装填され、その装填状態のテープカートリッジTCの物理的な識別要素をテープ種類検出センサ12が読み取る。
出力部30は、印刷構成と表示構成とからなるものである。ここで、印刷構成は、テープに対して印刷を行なう構成であり、表示構成は、テープに印刷する入力情報や、操作ガイダンスのメッセージ等を表示するものである。
ここで、印刷構成として、印刷ヘッド(図1ではサーマルヘッドとする)32は例えば固定されていて、走行するテープに対して熱転写によって印刷を行なうものである。また、テープ・リボン走行機構31は、例えばステッピングテープや直流モータ等を中心として構成されるものであり、装填されている図示しないテープやインクリボンを所定の印刷位置や装置外部まで送り出すものである。これらサーマルヘッド32及びテープ・リボン走行機構31はそれぞれ、制御部20の制御下で、ヘッド駆動回路34や走行駆動回路(モータ等を含む)33によって駆動される。
印刷されたテープの切断は、制御部20の制御下で、カッタ駆動回路(モータ等を含む)38によって駆動されるカッタ37によって行なわれる。切断用のカッタ37は、制御部20の制御の下、全切断モードにおいては表紙と裏紙とを共に切断するフルカッタ37aと、ハーフ切断モードにおいては裏紙を切断することなく表紙だけを切断するハーフカッタ37bとで構成される。なお、図2において、排出口52は印刷されているテープを排出するものであり、この排出口52の近傍に切断用のカッタ37が設けられている。
ここで、表示構成として、例えば所定サイズの文字を数行(例えば4行)に亘って数文字(例えば12文字)程度表示できる程度の液晶ディスプレイ35が設けられており、この液晶ディスプレイ35は、制御部20の制御下でディスプレイ駆動回路36によって駆動される。なお、第1の実施形態では、液晶ディスプレイ35は図2の蓋体50上に設けられている。
液晶ディスプレイ35は、入力文字列や行番号や印刷イメージや長さ情報等を表示するドット表示部2、及び属性インジケータ部3(3−1〜3−n)からなるので、ディスプレイ駆動回路36も、大別すると、ドット表示部2に対応した駆動部36a、及び属性インジケータ部3に対応した駆動部36bからなる。
図11は、液晶ディスプレイ35に表示される表示画面のイメージ図であり、図11に示すように、液晶ディスプレイ35の表示画面は、テキスト表示領域35aと、インジケータ表示領域35bと、行番号表示領域35cからなる。
テキスト表示領域35aは、入力文字列の表示、選択入力時(例えば、指定行の文字列の文字サイズの変更時、かな漢字変換時、コード入力時、記号入力時など)のメニュー画面の表示、各種の警告表示等に使用される領域である。第1の実施形態では、入力文字列に対して指定行の文字列の文字サイズの変更がなされた変更後の文字列も、このテキスト表示領域35aに表示される。なお、図11では、12文字×4行のテキスト表示領域35aを示す。
また、インジケータ表示領域35bは、液晶ディスプレイ35周辺の装置本体に記載された文字列が表す属性の状態を示すのに使用される。行番号表示領域35cは、テキスト表示領域35aに表示されている文字列が実際上、入力文字列の何行目かを表すのに使用される。
制御部20は、例えば、マイクロコンピュータによって構成されており、CPU21、ROM22、RAM23、キャラクタジェネレータROM(CG−ROM)24、入力インターフェース25、及び出力インターフェース26がシステムバス27を介して接続されている。
ROM22は、1又は複数のROMチップでなり、各種の処理プログラムや、かな漢字変換用辞書データ等の固定データが格納されている。例えば、ROM22には、文字サイズ変更プログラム22a、文字サイズ変更プログラム22bが格納されており、特に、文字サイズ変更プログラム22aは、文字サイズ拡大ボタン11aが押下されたときに、指定されている行の文字サイズを大きく変更する機能を有し、一方、文字サイズは、文字サイズ縮小ボタン11bが押下されたときに、指定されている行の文字サイズを小さく変更する機能を有する。
RAM23は、1又は複数のRAMチップでなり、ワーキングメモリとして用いられるものであり、また、利用者入力に係る固定データ等も格納するものである。図1では、RAM23として記載しているが、ワーキングメモリとして用いられる他のメモリ素子(例えばEEPROM等)も含む概念である。RAM23は、印刷する文字列をドット展開して格納する印刷バッファや、入力文字列等についての表示画像を格納する表示バッファや、印刷や入力に係る文字データ等を格納するテキストバッファや、行番号についての表示態様を保持する行番号状態保持バッファや、属性インジケータ3についての表示態様を保持する属性インジケータ状態保持バッファ等を有する。
CG−ROM24は、当該テープ印刷装置に用意されている文字や記号のドットパターンを格納しているものであり、文字や記号を特定するコードデータが与えられたときに対応するドットパターンを出力するものである。なお、表示用と印刷用とで別個のCG−ROMが設けられていてもよい。フォント情報の格納形式はアウトラインフォント形式及びビットマップ形式のいずれであってもよい。
入力インターフェース25は、入力部10及び制御部20間のインターフェースを行なうものであり、出力インターフェース26は、出力部30及び制御部20間のインターフェースを行なうものである。
CPU21は、入力部10からの入力信号やそのときの処理段階に応じて定まるROM22内の処理プログラムを、RAM23をワーキングエリアとして利用しながら、また必要ならばROM22やRAM23に格納されている固定データを適宜用いて処理するものであり、その処理状況や処理結果等を液晶ディスプレイ35に表示させたりテープに印刷させたりするものである。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態のテープ印刷装置において、数行の入力文字列をテープに印刷するときに、ある行の文字列の文字サイズを変換する処理の動作を図面を参照しながら説明する。
以下では、利用者が入力した文字列が3行であり、その3行の文字列のうちある行の文字列の大きさを変更する場合の動作を例に挙げて説明する。
(A−2−1)入力文字列の文字サイズの自動決定の動作
テープ印刷装置は、テープに印刷する文字の文字サイズデータ22cをROM22に格納している。図3は、この文字サイズデータ22cの例であり、例えば、テープ幅方向および長さ方向に同じ大きさで構成され、それぞれ16×16ドット、24×24ドット、32×32ドット、48×48ドット、64×64ドット、96×96ドットの6種類の大きさでテープに印刷することができる。なお、図3において文字サイズをSと示し、その単位をドットする。
また、テープ印刷装置は、装填されたテープカートリッジTCのテープ幅に応じたテープ幅方向の印刷可能な領域を示す最大印刷可能領域データ22dをROM22に格納している。図4は、この最大印刷可能領域データ22dの例であり、図4では、テープ幅が4mm、6mm、9mm、12mm、18mm、24mmのテープについての最大印刷領域を示しており、例えば4mm幅のテープの幅方向に最大22ドットだけ印刷することができる。なお、図4において最大印刷可能領域をRと示し、その単位をドットとする。
図5は、2行以上の入力文字列をテープ印刷する際の各行の文字サイズを決定する処理を示すフローチャートである。
まず、テープ印刷装置では、利用者によりテープカートリッジTCが装填されると、そのテープカートリッジTCのテープ種類を検出し、文字列を印刷するテープのテープ幅を認識する(S101)。
その後、利用者操作により入力された文字列を取り込むと、入力文字列の行数を判断する(S102)。
そうすると、ROM22に格納されている最大印刷可能領域データ22dから当該テープの最大印刷可能領域Rを割り出し、この最大印刷可能領域Rと入力文字列の行数(これをNとする)とに基づいて、テープに印刷する文字列の大きさを均等とするときの文字サイズ(デフォルト文字サイズ;これをDとする)を決定する(S103)。
ここで、各行の文字列のデフォルト文字サイズの決定方法は、テープ幅方向の最大印刷可能領域Rを入力文字列の行数Nで除算し、ROM22に格納されている文字サイズデータ22c中で除算結果が最大となるものをデフォルト文字サイズとする。すなわち、文字サイズデータ22cを参照して、D≦R/Nの条件を満たすものをデフォルト文字サイズとする。
例えば、セットされているテープのテープ幅を18mmとする場合、テープ幅方向の最大印刷可能領域Rは96ドットである(図4参照)。この場合、3行の入力文字列を印刷するとき、テープ幅方向における1行あたりの最大印刷可能領域R/行数N=96/3=32となるので、文字サイズデータ22c(図3参照)よりこの場合の各行の文字列の文字サイズはそれぞれ32×32ドットとなる。
ここで、各行の文字列のデフォルト文字サイズの決定は、ミリ単位やインチ単位によってもよい。
以上のようにして、2行以上の文字列が入力された場合に、各行の文字列の大きさを均等とするデフォルト文字サイズが決定され、利用者が、このような文字サイズでの印刷実行を許容するのであれば、所定の印刷操作及び印刷処理により、各行の文字列がデフォルト文字サイズでテープに印刷される(S104)。
(A−2−2)文字サイズを大きくする処理の動作
上記のようにして、テープに印刷する文字列が2行以上の文字列からなる場合に、各行の文字列の文字サイズを決定されるが、以下のようにして、利用者が希望する行の文字列の文字サイズを変更することができる。
以下では、まず利用者が希望する行の文字列の文字サイズを大きくする場合の処理を図面を参照しながら説明する。なお、ここでは、3行からなる文字列のうち第1行目の文字列の文字サイズを大きくするときを例に挙げて説明する。
まず、第1の実施形態の文字サイズ変更処理を開始するためには、利用者によりテープに印刷する2以上の文字列が入力された後、利用者による文字サイズを大きくする行の指定及び図1に示す文字サイズ変更キー11aの押下が必要である。
ここで、文字サイズを大きくする行の指定方法は、種々の方法を適用することができるが、例えば、カーソルの位置を変更希望する行におくことで指定するものとする。このとき、その行にカーソルがおかれていれば、カーソルの位置が文字列中のどの位置にあってもよく、例えば、カーソルが、文字列の先頭にあってもよいし、文字列中の途中の位置にあってもよいし、文字列の末尾であってもよい。なお、第1の実施形態では、カーソルの位置がその行におかれていれば、文字サイズを変更する文字列の範囲指定をしなくてもよい。また、第1の実施形態の文字サイズ変更処理では外国語や数字や絵文字も対象とする。
また、利用者による文字サイズを大きくする行の指定がなされると、利用者操作により文字サイズ変更キー11aが押下される。ここでは、文字サイズを大きく変更させる場合なので、図1に示す文字サイズ拡大ボタン11aが押下される。そうすると、文字サイズ拡大ボタン11aからの文字サイズ変更指示信号が入力インターフェース25を介してCPU21に与えられ、CPU21が文字サイズ変更プログラム22aを実行することにより、文字サイズを大きくする文字サイズ変更処理が行なわれる。
図6は、指定された行の文字列の文字サイズを大きくする文字サイズ変更処理のフローチャートである。
文字サイズ拡大ボタン11aから文字サイズを大きくさせる文字サイズ変更指示信号が与えられると(S201)、カーソルがおかれている行を検知し、そのカーソルがおかれている行の文字列の文字サイズが最大サイズであるか否かを判断する(S202)。
そして、当該行の文字サイズが最大サイズでないことを確認すると、ROM22に格納されている文字サイズデータ22cを参照して、カーソルがおかれている行の文字列の文字サイズを1段階大きくする(S203)。
なお、S202において、文字サイズ変更指示の初期動作時は、すべての行の文字列の文字サイズはデフォルトサイズであるから、当該カーソルがおかれている行の文字サイズが最大サイズであることはない。そのため、文字サイズ変更指示の初期動作時は、S203に進み、処理を進行するが、カーソルがおかれている行の文字列の文字サイズが最大サイズである場合には、S208に進み、当該文字変更指示されている行(すなわち、カーソルがおかれている行)の文字サイズは最大サイズであるから文字サイズ変更ができない旨の警告を表示する(S208)。
カーソルがおかれている行の文字列の文字サイズが1段階大きくなると、ROM22に格納されているテープ幅方向の印刷可能領域情報に基づく最大印刷可能領域データ22dを参照して、すべての行の文字サイズのテープ幅方向の総和ΣSが最大印刷可能領域Rを超えるかどうかが判断される(S204)。
そして、すべての行の文字サイズのテープ幅方向の総和ΣSが最大印刷可能領域R以下である場合、そのまま文字サイズの変更が許可され、各行の文字列の文字サイズが決定されて処理が終了する。すなわち、カーソルがおかれている行については1段階大きくされ、それ以外の行については当初の文字サイズのまま、各行の文字列が展開される。
一方、すべての行の文字サイズのテープ幅方向の総和ΣSが最大印刷可能領域Rを超える場合、カーソルがおかれている行以外の行の文字列の文字サイズが最小サイズであるか否かを判断する(S205)。
そして、カーソルがおかれている行以外の行の文字列の文字サイズが最小サイズでない場合、ROM22に格納されている文字サイズデータ22cを参照して、カーソルのある行以外の行の文字列の文字サイズを1段階小さくする(S206)。すなわち、カーソルのある行の文字列の文字サイズは当初の文字サイズより1段階大きくし、それ以外の行については当初の文字サイズより1段階小さくする。
一方、カーソルのある行以外の行の文字列の文字サイズを小さくする際、カーソルがおかれている行以外の行の変更前の文字サイズが最小サイズである場合には、それ以上小さくすることができないので所定の警告メッセージを表示するものとする(S207)。
このようにして、文字サイズの変更処理がなされると、文字サイズを変更した変更後の文字列を液晶ディスプレイ35に表示される。
なお、S204において、すべての行の文字サイズのテープ幅方向の総和ΣSが最大印刷可能領域Rを超える場合に、液晶ディスプレイ35などに当該変更処理を実行することが不可能である旨のメッセージが表示され、利用者に処理を続行するか中止するかを選択させるようにしてもよい。この方法において、利用者が処理を続行することを選択した場合は、S206の処理のように、カーソルのある行以外の行の文字列の文字サイズを1段階小さくする。一方、ユーザが処理を中止することを選択した場合は、文字サイズを大きくさせる文字サイズ変更指示信号が与えられる前の状態に戻り、処理を終了する。
例えば、図7は、テープ幅18mmのテープに印刷する3行の入力文字列の変更イメージを示す図であり、図7(A)に示す液晶ディスプレイ35の表示例のように、第1行目が「あいう」、第2行目が「アイウ」、第3行目が「ABC」からなり、図7(B)に示すように当初の各行の文字サイズはそれぞれ32ドットであるとする。
図7(A)に示すように第1行目にカーソルがある状態で、文字サイズUPボタンから文字サイズを大きくする指示を受けると、図7(C)に示すように、第1行目の文字列の文字サイズを32ドットから48ドットに1段階大きくする。そうすると、すべての行の文字サイズのテープ幅方向の総和(ΣS)は112ドットとなり、当該テープの前記最大印刷可能領域(R=96ドット)を超えることになる。
そのため、カーソルのある行以外の行(すなわち、第2行目と第3行目)の文字サイズを1段階小さくする。つまり、第2行目及び第3行目の文字サイズは32×32ドットであるから(図7(C)参照)、図7(D)に示すように1段階下げて24×24ドットにする。そうすると、すべての文字サイズのテープ幅方向の総和(ΣS)は96ドットとなり、当該テープの前記最大印刷可能領域(R=96ドット)以下であるから、文字サイズ変更処理が終了する。
以上のように、この例の場合、第1行目の文字サイズは48ドット、第2行目及び第3行目の文字サイズは24×24ドットに変更され、この文字サイズで各行の文字列が展開され、図7(E)に示す表示例のように液晶ディスプレイ35に表示される。
その後、更に、利用者により文字サイズ拡大ボタン11aが押下され、文字サイズ拡大ボタンから文字サイズを大きくする指示信号を受け取ると、図8(A)に示すように、第1行目の文字サイズが48×48ドットから64×64ドットに1段階大きくする。
なお、この場合、すべての行の文字サイズのテープ幅方向の総和(ΣS)は112ドットとなり、当該テープの最大印刷可能領域(R=96ドット)を超えるため、図8(B)に示すように、カーソルのある行以外の行(すなわち、第2行目と第3行目)の文字サイズを1段階小さくする。そうすると、図8(C)に示すように、第1行目の文字サイズは64×64ドット、第2行目及び第3行目の文字サイズは16×16ドットに変更され、この文字サイズで各行の文字列が展開される。
なお、ROM22に格納されている文字サイズデータ22cの最小サイズは16×16ドットであるから、図8(B)及び(C)の状態で、更に、利用者により文字サイズ拡大ボタン11aが押下され、文字サイズ拡大ボタン11aから文字サイズを大きくする指示を受けても、カーソルのある行以外の行(第2行目及び第3行目)の文字サイズを小さくすることができないので、例えば「これ以上文字サイズを大きくすることはできません」等の警告を表示する。
(A−2−3)文字サイズを小さくする処理の動作
続いて、利用者が希望する行の文字列の文字サイズを小さくする場合の処理を図面を参照しながら説明する。以下でも、3行からなる文字列のうち第1行目の文字列の文字サイズを小さくするときを例に挙げて説明する。
まず、文字サイズを小さく変更する行の指定は、(A−2−2)で説明した方法と同様の方法により行なうことができる。利用者により行の指定がなされると、利用者操作により文字サイズ縮小ボタン11bが押下される。そうすると、文字サイズ縮小ボタン11bからの文字サイズ変更指示信号が入力インターフェース25を介してCPU21に与えられ、CPU21が文字サイズ変更プログラム22bを実行することにより、文字サイズを小さくする文字サイズ変更処理が行なわれる。
図9は、指定された行の文字列の文字サイズを小さくする文字サイズ変更処理のフローチャートである。
文字サイズ縮小ボタン11bから文字サイズを小さくさせる文字サイズ変更指示信号が与えられると(S301)、カーソルがおかれている行を検知し、そのカーソルがおかれている行の文字列の文字サイズが最小サイズであるか否かを判断する(S302)。
そして、カーソルがおかれている行の文字列の文字サイズが最小サイズでないことを確認すると、ROM22に格納されている文字サイズデータ22cを参照して、カーソルがおかれている行の文字列の文字サイズを1段階小さくする(S303)。
このとき、カーソルのある行以外の行の文字列の文字サイズは変更されない。そのため、カーソルのある行の文字サイズのみの変更となるので、すべての行の文字指図のテープ幅方向の総和は必ず最大印刷可能領域R以下となる。
なお、カーソルのある行以外の行の文字列の文字サイズを小さくする際、当該変更前の文字サイズが文字サイズデータ22c中の最小サイズである場合には、それ以上小さくすることができないので所定の警告メッセージを表示するものとし(S304)、最小サイズでない場合には、当該カーソルのある行以外の行の文字サイズを1段階下げたサイズで文字サイズ変更処理が終了し、各行の文字列が展開される。
例えば、図10は、テープ幅18mmのテープに印刷する3行の入力文字列の変更イメージを示す図であり、図10(A)に示す液晶ディスプレイ35の表示例のように、第1行目が「あいう」、第2行目が「アイウ」、第3行目が「ABC」からなり、図10(B)に示すように当初の各行の文字サイズはそれぞれ32ドットであるとする。
図10(A)に示すように第1行目にカーソルがある状態で、文字サイズ縮小ボタン11bから文字サイズを小さくする指示を受けると、図10(C)に示すように、第1行目の文字列の文字サイズを32×32ドットから24×24ドットに1段階小さくする。このとき、第2行目及び第3行目の文字列の文字サイズは変更しないので、すべての行の文字サイズのテープ幅方向の総和(ΣS)は88ドットとなり、当該テープの最大印刷可能領域(R=96ドット)以下である。
そうすると、第1行目の文字サイズは24×24ドットに変更され、第2行目及び第3行目の文字サイズは32×32ドットとして、この文字サイズで各行の文字列が展開され、図10(D)に示す表示例のように液晶ディスプレイ35に表示される。
さらに、利用者により文字サイズ縮小ボタン11bが押下され、文字サイズ縮小ボタン11bから文字サイズを小さくする指示を更に受けると、図10(E)に示すように、第1行目の文字列の文字サイズを24ドットから16ドットに更に1段階小さくする。このときも、第2行目及び第3行目の文字列の文字サイズは変更しないので、すべての行の文字サイズテープ幅方向の総和(ΣS)は80ドットとなり、当該テープの最大印刷可能領域(R=96ドット)以下である。
そうすると、第1行目の文字サイズは16×16ドットに更に変更され、第2行目及び第3行目の文字サイズは32×32ドットとして、この文字サイズで各行の文字列が展開され、図10(F)に示す表示例のように液晶ディスプレイ35に表示される。
なお、ROM22に格納されている文字サイズデータ22cの最小サイズは16×16ドットであるから、図10(E)及び(F)の状態で、更に、利用者により文字サイズ縮小ボタン11bが押下され、文字サイズ縮小ボタン11bから文字サイズを小さくする指示を受けても、例えば「これ以上文字サイズを小さくすることはできません」等の警告を表示する。
(A−3)第1の実施形態の効果
以上のようにして、第1の実施形態によれば、操作パネル上に文字サイズ拡大ボタン11aと文字サイズ縮小ボタン11bを設けることにより、従来より簡単な操作で文字サイズの変更を希望する行の文字列の文字サイズを変更することができる。
また、第1の実施形態によれば、すべての行の文字サイズのテープ幅方向における総和と印刷するテープの最大印刷可能領域との関係も判断するため、変更指示された行の文字サイズの変更により、文字サイズ総数がテープの最大印刷可能領域を超える場合には、当該変更指示された行以外の行の文字サイズも変更してテープの最大印刷可能領域内に収まるように調整することができる。
(B)他の実施形態
(B−1)文字サイズ拡大ボタン11a等の操作について
文字サイズ拡大ボタン11aと文字サイズ縮小ボタン11bとの機能をともに実現する1つのボタンである文字サイズ変更キー(図示しない)を設け、当該文字サイズ変更キーにオートリピート機能を備えるようにしてもよい。これにより、利用者による文字サイズ変更キー11を押下し続け所定時間経過する毎に、文字サイズを、例えば元の文字サイズが32×32ドットであった場合、32×32→24×24ドット→16×16ドットと変更させることができるが、最小サイズまで変更させた後に、更に文字サイズ変更キー11を押下し続けた場合、文字サイズを16×16ドット→32×32ドット→…と元の文字サイズに戻すことができる。
なお、上記の例では、最小サイズ後に最大サイズにするようにしてもよい。すなわち、例えば、16×16ドット→96×96ドット→64×64ドット→…とするようにしてもよい。
さらに、例えば、操作パネル上に「復活キー」を備え、この復活キーの押下により、各行の文字列の文字サイズを、当初の文字サイズ又は直前の文字サイズに戻すようにしてもよい。この場合、例えば、当初の各行の文字サイズや、文字サイズ変更処理された各行の文字サイズを一時的に記憶部に記憶しておき、復活キーからの復活指示信号を受けると、記憶部から読み出して表示することで実現することができる。また例えば、文字サイズの組み合わせのレイアウトをテーブルとして予め有しており、このテーブルを参照して呼び出すことにより、当初の文字サイズ又は直前の文字サイズに戻すようにしてもよい。
以上より、請求項1に記載の文字サイズ変更指示操作手段は、1つの操作キーに限定されず、複数の操作キーからの構成される概念も含む。
(B−2)文字サイズ変更処理について
第1の実施形態の図6及び図9のフローチャートで示した文字サイズ変更処理は、図6及び図9に示した処理内容に限定されず、他の処理内容を追加したり、処理順序を変更したり、その他必要に応じた内容を広く適用することができる。
例えば、図6〜図8では、指定された行の文字列の文字サイズを大きくする際、テープの最大印字可能領域に応じて、指定された行以外のすべての行の文字サイズを小さくするものとしたが、指定された行以外の行のうち特定の行の文字サイズを小さくするようにしてもよい。このとき、文字サイズを小さくする行については利用者により指定できるものとしてもよいし、文字サイズを小さくする特定の行は複数であってもよい。また、この場合に、文字サイズを小さくする行を変えて、複数の文字サイズ変更パターンを作成するようにしてもよい。
また、文字サイズを変更した後の結果を液晶ディスプレイ35に表示する際、利用者による所定の操作により、指定行以外のすべての行の文字サイズを小さくしたときの変更結果や、指定行以外の行のうち特定の行の文字サイズを小さくしたときの変更結果を、順次表示させるようにし、それらの中から利用者の好みに応じた変更パターンを選択できるようにしてもよい。
なお、上述した第1の実施形態の動作における例では、第1行目の文字サイズを変更する場合のみを説明したが、例えば第1行目の文字サイズ変更後に第2行目の文字サイズを変更するなど、同じ処理を繰り返すことで複数の行の文字サイズを変更することができる。
また、あらかじめ設定されたフォーマットで2行以上の文字列の文字サイズを決定するフォーマット機能をテープ印刷装置が有している場合、利用者が上記フォーマット機能と第1の実施形態の文字サイズ変更処理機能の両機能を選択したとき、上記フォーマット機能と上記文字サイズ変更処理機能のいずれかを優先させることができる。
つまり、例えば、設定内容で簡単にレイアウトできるという特徴を有するフォーマット機能の実効性を担保する観点から、フォーマット機能が選択されている場合は、第1の実施形態の文字サイズ変更処理機能を実行させないようにしてもよい。また、第1の実施形態の文字サイズ変更処理機能により文字サイズを調整した後にフォーマット機能が選択された場合も、フォーマット機能を優先的に実行させるようにしてもよい。
逆に、フォーマット機能を選択後に第1の実施形態の文字サイズ変更処理を選択した場合、第1の実施形態の文字サイズ変更処理を優先的に実行させ、フォーマット機能の処理を終了させてもよい。
また、第1の実施形態の文字サイズ変更処理の変形実施形態として次のようにしてもよい。例えば、ある行の文字サイズについて固定できるようにし、その行以外の行について、第1の実施形態の文字サイズ変更処理を実行するようにしてもよい。これにより、利用者が希望する行の文字サイズを優先的に決定し、固定し、その後、当該行以外の行の文字サイズを調整することができる。
また、文字サイズを小さく変更する文字サイズ変更処理の際、以下に示す変形実施形態のように、その行以外の行の文字サイズも変更する処理をするようにしてもよい。
図12は、変形実施形態を示すフローチャートである。まず、図9の説明と同様に、利用者に押下された文字サイズ縮小ボタン11bから文字サイズを小さくする文字サイズ変更指示信号を取り込むと(S301)、カーソルのある行の文字サイズを判断し(S302)、カーソルのある行の文字サイズが最小サイズでないことを確認すると、カーソルのある行の文字列の文字サイズを1段階下げる(S303)。
カーソルのある行の文字サイズを1段階下げると、テープ幅方向のすべての行の文字サイズの総和ΣSが小さくなるので、この変形実施形態では、カーソルのある行以外の行の大きさをあげるようにするものである。
つまり、S303でカーソルのある行の文字サイズを1段階下げると、S401に進み、カーソルのある行以外の行の文字サイズが最大サイズであるか否かを判断し(S401)、カーソルのある行以外の行の文字サイズが最大サイズでない場合に、最大印刷可能領域内で、カーソルのある行以外の行について、文字サイズデータ22cを参照して、文字列の文字サイズを大きくする(S402)。
図13〜図15は、この変形実施形態の例を示す図であり、テープ幅18mmのテープに印刷する3行の入力文字列の変更イメージを示す。なお、図13(A)、図14(A)、図15(A)では、変更前の各行の文字サイズを示し、第1行目が64×64ドット、第2行目が16×16ドット、第3行目が16×16ドットである。
まず図13に示す例は、カーソルのある行以外の全行の文字サイズを、最大印刷可能領域にあわせて拡大するときである。すなわち、第1行目の文字サイズを1段階下げた後、他の行である第2行目及び第3行目の文字サイズを、最大印刷可能領域R(=96ドット)にあわせて、可能な限り大きくする。
例えば、ここでは、第1行目の文字サイズを「64×64ドット」→「48×48ドット」に縮小すると、テープ幅方向のすべての行の文字サイズの総和ΣSは80ドットとなる。そこで、図13(B)に示すように、第2行目及び第3行目のそれぞれの文字サイズが最大印刷可能領域R(=96ドット)に対して可能な限り大きくなるように、それぞれ「16×16ドット」→「24×24ドット」に拡大する。
また図14に示す例は、カーソルのある行以外の行のうち特定の行の文字サイズを拡大するときである。すなわち、第1行目の文字サイズを1段階下げた後、他の行である第2行目及び第3行目のうち特定の行の文字サイズを大きくする。
例えば、ここでは、第1行目の文字サイズを「64×64ドット」→「48×48ドット」に縮小すると、図14(B)又は(C)に示すように、第2行目又は第3行目のいずれかの行の文字サイズを「16×16ドット」→「24×24ドット」に拡大する。
なお、文字サイズを拡大する行について、2行以上を拡大する特定の行としてもよく、またその行の指定は利用者により決定できるようにしてもよい。
さらに図15に示す例は、カーソルのある行以外の行の文字サイズについて変更しないときである。この場合の動作フローは図9に示すものを適用するので詳細説明は省略する。
ここで、図13〜図15に示す変形実施形態の例は、それぞれ単独の処理として実現してもよいが、これらの処理を組み合わせるようにしてもよい。すなわち、利用者による所定の操作により、図13(B)の変更結果、図14(B)の変更結果、図14(C)の変更結果、図15(B)の変更結果を、順番に液晶ディスプレイ35に表示できるようにし、これらの中から利用者操作により選択できるようにしてもよい。
以上のように、ある行の文字サイズを小さくすると、テープ幅方向のすべての行の文字サイズ総和ΣSが小さくなるために行間が大きくなり、テープへの印刷時に所望しない余白が生じ得るが、この変形実施形態によれば、テープの最大印刷可能領域R内で、他の行の文字サイズを大きくすることができるので所望しない余白が発生することを防ぐことができる。また、複数の文字サイズ変更パターンの中から利用者の好みに応じた変更パターンを選択することもできる。
(B−3)その他
第1の実施形態では、単独の専用装置であるラベル作成装置のテープ印刷装置に適用した場合を示したが、これに限定されず、例えば、本発明に係るテープ印刷プログラムを記録媒体(例えば、CD−ROM等)やハードディスク等に格納し、ラベルプリンタと接続するパーソナルコンピュータにより本発明のテープ印刷プログラムを実行されることにより実現するようにしてもよい。この場合、文字サイズを変更する行の指定をする方法として、マウス等により指定するようにしてもよい。
第1の実施形態のテープ印刷装置の電気的な全体構成図である。 第1の実施形態のテープ印刷装置の外観イメージの斜視図である。 第1の実施形態の文字サイズデータを説明する説明図である。 第1の実施形態のテープの最大印刷可能領域データを説明する説明図である。 第1の実施形態の2行以上の入力文字列の文字サイズ決定処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態の文字サイズを大きく変更する文字サイズ変更処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態の文字サイズを大きく変更させる変更イメージを説明する説明図である(その1)。 第1の実施形態の文字サイズを大きく変更させる変更イメージを説明する説明図である(その2)。 第1の実施形態の文字サイズを小さく変更する文字サイズ変更処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態の文字サイズを小さく変更させる変更イメージを説明する説明図である。 第1の実施形態の液晶ディスプレイの表示イメージを示す図である。 変形実施形態の文字サイズを小さく変更する文字サイズ変更処理を示すフローチャートである。 変形実施形態の文字サイズを小さく変更させる変更イメージを説明する説明図である(その1)。 変形実施形態の文字サイズを小さく変更させる変更イメージを説明する説明図である(その2)。 変形実施形態の文字サイズを小さく変更させる変更イメージを説明する説明図である(その3)。
符号の説明
1…テープ印刷装置、10…入力部、11…キー入力部、11a…文字サイズ変更キー、20…制御部、21…CPU、22…ROM、22a…文字サイズ変更プログラム、22b…文字サイズデータ、22c…最大印刷可能領域データ、23…RAM。

Claims (6)

  1. 文字サイズを複数種類記憶する文字サイズ種類記憶手段と、
    文字列を印刷するテープのテープ幅方向の印刷可能領域情報を記憶する印刷可能領域情報記憶手段と、
    入力された文字列の行数と上記テープの印刷可能領域情報とに基づき、入力文字列の各行の文字サイズを、上記文字サイズ種類の中から決定する文字サイズ決定手段と、
    上記文字サイズ決定手段により決定された各行の文字サイズのうち利用者に指定された行の文字サイズについて、利用者による変更指示を取り込む文字サイズ変更指示操作手段と、
    上記文字サイズ変更指示操作手段が文字サイズの変更指示を取り込むと、上記指定された行の文字サイズを、上記文字サイズ種類の中から、異なるサイズに変更する文字サイズ変更処理手段と、
    上記文字サイズ変更処理手段により変更した文字サイズで入力文字列をテープに印刷するテープ印刷手段と
    を備えることを特徴とするテープ印刷装置。
  2. 上記文字サイズ変更処理手段が、上記指定された行の文字サイズの変更後、入力文字列のすべての行の文字サイズのテープ幅方向の総和と上記テープのテープ幅方向の印刷可能領域情報との大小関係を比較し、上記すべての行の文字サイズのテープ幅方向の総和の方が大きい場合は上記指定された行以外の行の文字サイズをも変更することを特徴とする請求項1に記載のテープ印刷装置。
  3. 上記文字サイズ変更処理手段が、上記文字サイズ種類を参照して、上記指定された行の文字サイズ又は上記指定された行以外の行の文字サイズを1段階ずつ変更することを特徴とする請求項1又は2に記載のテープ印刷装置。
  4. 上記文字サイズ変更処理手段が変更する前の文字サイズが上記文字サイズ種類に記憶されている最大サイズ又は最小サイズであり、これ以上文字サイズを大きく又は小さく変更できない場合には、その旨を表示させる表示制御手段を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のテープ印刷装置。
  5. 上記文字サイズ変更指示操作手段は、上記指定された行の文字サイズを大きくすることを指示する操作部と、上記指定された行の文字サイズを小さくすることを指示する操作部とを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のテープ印刷装置。
  6. 文字サイズを複数種類記憶する文字サイズ種類記憶手段と、
    文字列を印刷するテープのテープ幅方向の印刷可能領域情報を記憶する印刷可能領域情報記憶手段と
    を備え、
    コンピュータに、
    入力された文字列の行数と上記テープの印刷可能領域情報とに基づき、入力文字列の各行の文字サイズを、上記文字サイズ種類の中から決定する文字サイズ決定手段、
    上記文字サイズ決定手段により決定された各行の文字サイズのうち利用者に指定された行の文字サイズについて、利用者による変更指示を取り込む文字サイズ変更指示操作手段、
    上記文字サイズ変更指示操作手段が文字サイズの変更指示を取り込むと、上記指定された行の文字サイズを、上記文字サイズ種類の中から、異なるサイズに変更する文字サイズ変更処理手段、
    上記文字サイズ変更処理手段により変更した文字サイズで入力文字列をテープに印刷するテープ印刷手段
    として機能させるためのテープ印刷プログラム。

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