JPH07125376A - テープ印刷装置 - Google Patents

テープ印刷装置

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JPH07125376A
JPH07125376A JP5279146A JP27914693A JPH07125376A JP H07125376 A JPH07125376 A JP H07125376A JP 5279146 A JP5279146 A JP 5279146A JP 27914693 A JP27914693 A JP 27914693A JP H07125376 A JPH07125376 A JP H07125376A
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健二 渡邊
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King Jim Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/407Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material
    • B41J3/4075Tape printers; Label printers

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  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザにできるだけ負担を掛けずに、しかも
無駄なラベルを生じさせずに、ユーザが意図した文字配
列を有する複数行文章のラベルを得る。 【構成】 入力された1行以上の文字列でなる文章をテ
ープに印刷するテープ印刷装置に関する。入力文章の各
行の文字サイズを指示するモードとして文字サイズ一任
モードを設けている。この文字サイズ一任モードが選択
されていて、かつ入力文章の行数が2行以上であること
を判別する判別手段と、上記状態が判別された場合に、
各行の文字サイズとして同一の文字サイズを割当てた場
合の各行の長さ情報を得、この長さ情報に基づいて、長
い方の少なくとも2行の長さを揃えるように各行の文字
サイズ属性を決定する文字サイズ決定手段(101〜1
11)とを設けている。また、決定された各行の文字サ
イズ属性に応じて印刷を実行する印刷手段(112)を
設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数行の入力文章を印
刷したラベルを作成可能なテープ印刷装置に関し、特
に、入力文章における各行の文字サイズ(行間ピッチを
含むこともある)を自動的に決定できるようにしたもの
である。
【0002】
【従来の技術】テープ印刷装置は、入力された1行以上
の文字(記号を含む概念とする)の列(以下、文章と呼
ぶ)を連続するテープに必要に応じて印刷すると共に、
印刷されたテープを切断して排出するものである。最近
においては、切断されたテープ(以下、ラベルと呼ぶ)
が各種用途に利用されることを考慮し、1行だけではな
く、2行以上の入力文章をもラベルに印刷できるものが
提案されている。
【0003】このようなテープ印刷装置においては、ユ
ーザが任意に行数を指定することができ、文字サイズや
行間ピッチをも任意に指定することができる。文字サイ
ズや行間ピッチの指定は、従来では、各行について個別
に行なっていた。
【0004】しかしながら、従来のテープ印刷装置にお
いては、各行の文字サイズや行間ピッチを個別に指定し
ていたので、特に行数が多い場合には、その指定に多大
な時間を要し、使い勝手が悪いものであった。実際上、
装置に装填するテープの幅を変えた場合でもユーザはラ
ベル全体として相似形のレイアウトを望むことが多い
が、この場合には、各行の文字サイズや行間ピッチを個
別に指定しなければならず、この点からも使い勝手が悪
いものであった。
【0005】また、1行程度であれば、テープ幅におさ
まるか否かをユーザが容易に判断できて文字サイズ等の
指定を適切に行なうことができるが、2行以上の場合に
は装填するテープの幅によっては誤った指定となること
も多く、所望する印刷結果を得られないことも生じる。
【0006】このような不都合を解決すべく、本件出願
人は、特願平4−294990号明細書及び図面によっ
て、ユーザが複数行(ここでは3行とする)の文字サイ
ズを、「同×3」、「小小大」、「小大大」、「大小
小」、「大大小」のような相対的な文字サイズ情報の組
み合わせから任意に指定でき、テープ幅に基づいて、文
字サイズを絶対値変換して印刷を行なえるようにしたテ
ープ印刷装置を既に提案している。すなわち、各行の文
字サイズ(や行間ピッチ)を個別に指定させるのではな
く、各行の文字サイズの組み合わせとして相対的に指定
させ、文字サイズの指定操作を簡単にしたものを提案し
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユーザが複
数行の文章の文字サイズを指定しない場合には、テープ
印刷装置は、文字サイズについて設定されているデフォ
ルト値データに従って印刷を行なう。このような文字サ
イズについて設定されているデフォルト値は、各行の文
字サイズが同一であることを指示するものであることが
多い。
【0008】このような各行が同一の文字サイズの場合
において、各行の文字数が異なると、印刷排出されたラ
ベルは、各行の先頭文字の位置を揃えるために、図7
(a)に示すように、各行の最終文字位置が異なったも
のとなる。すなわち、ラベルの右側、特に短行の右側に
余白空間が形成されたものとなる。
【0009】ユーザが複数行の文章の入力時において、
各行の文字数を異なるようにさせる場合は、ラベルの性
格上、ユーザが、図7(b)に示すように、各行の文字
サイズを変えて、各行の長さを揃えることを意図してい
ることが多い。
【0010】従って、従来のテープ印刷装置に対し、ユ
ーザは文字サイズを意識せずに各行の文字列を入力した
後、ラベル右側に余白空間が生じないように、文字サイ
ズの指定(長行には小さな文字サイズ、短行には大きな
文字サイズを指定)を行ない、その後印刷させて文字の
配置が妥当か否かを判断することを試行錯誤で繰返すこ
とが多くなされる。このような試行錯誤でも良好な文字
配置のラベルが得られない場合には、長行の一部文字を
削除するような本末転倒なことが行なわれることもあ
る。
【0011】すなわち、従来のテープ印刷装置によれ
ば、各行の文字サイズを相対的指定によって行なえて指
定操作が簡単になったとは言え、ユーザが意図した文字
配列のラベルを得るまでに、多くの操作、時間を要する
と共に、その途中において多くの無駄なラベルが生じる
可能性もあった。
【0012】本発明は、以上の点を考慮してなされたも
のであり、ユーザにできるだけ負担を掛けずに、しか
も、無駄なラベルを生じさせることなく、ユーザが意図
した文字配列を有する複数行の文章でなるラベルを得る
ことができるテープ印刷装置を提供しようとしたもので
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明においては、入力された1行以上の文字列で
なる文章をテープに印刷し、印刷されたテープを切断し
て排出するテープ印刷装置を、以下の各手段を備えるよ
うに構成した。
【0014】すなわち、入力文章の行数が2行以上であ
るか否かを判別すると共に、入力文章の各行の文字サイ
ズの決定を指示する文字サイズ一任モードが選択されて
いるか否かを判別する判別手段と、文字サイズ一任モー
ドが選択されており、かつ入力文章の行数が2行以上で
あると判別手段によって判別された場合に、各行の文字
サイズとして同一の文字サイズを割当てた場合の各行の
長さ情報を得、この長さ情報に基づいて、長い方の少な
くとも2行の長さを揃えるように各行の文字サイズ属性
を決定する文字サイズ決定手段と、決定された各行の文
字サイズ属性に応じて印刷を実行する印刷手段とを備え
ている。
【0015】
【作用】本発明においては、利用者が各行の文字サイズ
を具体的に指定しなくても良い文字サイズ一任モードを
設けた。この文字サイズ一任モードが選択されており、
しかも、入力文章の行数が2行以上であることを判別手
段が判別すると、文字サイズ決定手段は、各行の文字サ
イズとして同一の文字サイズを割当てた場合の各行の長
さ情報を得、この長さ情報に基づいて、長い方の少なく
とも2行の長さを揃えるように各行の文字サイズ属性を
決定し、印刷手段は、決定された各行の文字サイズ属性
に応じて印刷を実行する。
【0016】これにより、ユーザにできるだけ負担を掛
けずに、しかも、無駄なラベルを生じさせることなく、
ユーザが意図した不自然な右側余白がない文字配列を有
する複数行の文章でなるラベルを得ることができるよう
になる。
【0017】
【実施例】
(A)実施例の電気的全体構成 まず、後述する各種実施例のテープ印刷装置に共通する
電気的な全体構成を、図2の機能ブロック図を用いて説
明する。
【0018】図2において、このテープ印刷装置も、他
の情報処理装置と同様に、大きくは、入力部10、制御
部20及び出力部30から構成されており、制御部20
が、入力部10からの情報やその時点の処理段階等に応
じた処理を実行し、その処理結果等を出力部30によっ
て表示出力又は印刷出力させるようになされている。
【0019】入力部10は、詳細の構成は省略するが押
下キーやダイヤルキー等を備えたキー入力部11と、テ
ープ幅検出センサ12から構成されている。キー入力部
11は、制御部20に与える文字コードデータや各種の
制御データを発生するものである。テープ幅検出センサ
12は、装填されているテープの幅を検出してテープ幅
情報を制御部20に与えるものである。実際上、テープ
はテープカートリッジに収納されており、テープカート
リッジにはテープ幅を規定する孔等の物理的な識別要素
が設けられており、テープ幅検出センサ12はこの物理
的な識別要素を読み取ってテープ幅情報を出力する。
【0020】出力部30は、印刷構成と表示構成からな
る。例えばステッピングモータでなるテープ・リボン送
りモータ31は、装填されている図示しないテープやイ
ンクリボンを所定の印刷位置や装置外部まで送り出すも
のである。サーマルヘッド32は固定されていて、走行
するテープに対して熱転写によって印刷を行なうもので
あり、例えば、最大96ドットを同時に印刷できるもの
である。これらテープ・リボン送りモータ31及びサー
マルヘッド32はそれぞれ、制御部20の制御下で、モ
ータ駆動回路33やヘッド駆動回路34によって駆動さ
れる。印刷されたテープの切断は、例えば、ユーザから
の外力又は図示しないモータによって駆動される図示し
ないカッタによって行なわれる。
【0021】この実施例に係るテープ印刷装置の場合、
表示部として液晶ディスプレイ35が設けられており、
この液晶ディスプレイ35は、制御部20の制御下でデ
ィスプレイ駆動回路36によって駆動され、入力文字列
や各種の属性情報等を直接表示したり、装置本体のディ
スプレイ35周囲に記載されている属性を示す文字列に
対応するインジケータを点灯したりする。
【0022】制御部20は、例えばマイクロコンピュー
タによって構成されており、CPU21、ROM22、
RAM23、キャラクタジェネレータROM(CG−R
OM)24、入力インタフェース部25及び出力インタ
フェース部26がシステムバス27を介して接続されて
構成されている。
【0023】ROM22には、各種の処理プログラム
や、かな漢字変換用辞書データ等の固定データが格納さ
れている。RAM23はワーキングメモリとして用いら
れるものであり、また、ユーザ入力に係る固定データを
格納するものである。RAM23は、電源オフ時にもバ
ックアップされている。
【0024】ROM22に格納されている処理プログラ
ムや固定データ、RAM23に格納されているデータ等
については、後述する各種実施例の説明で詳述する。な
お、後述するいずれの実施例であろうと、ROM22に
は、後述する文字サイズ一任モード用の処理プログラム
22aが格納されており、また、文字サイズ一任モード
用の処理プログラム22aの実行時には、RAM23に
そのための作業エリアが形成される。
【0025】CG−ROM24は、当該テープ印刷装置
に用意されている文字や記号のフォント情報を格納して
いるものであり、文字や記号を特定するコードデータが
与えられたときに対応するフォント情報を出力するもの
である。ここで、CG−ROM24に格納されているフ
ォント情報は、アウトラインフォントであってもビット
マップフォントであっても良く、後述する第1及び第2
実施例は、CG−ROM24にアウトラインフォントが
格納されている装置を対象とし、後述する第3〜第5実
施例は、CG−ROM24にビットマップフォントが格
納されている装置を対象としている。
【0026】入力インタフェース部25は、入力部10
及び制御部20間のインタフェースを行なうものであ
り、出力インタフェース部26は、出力部30及び制御
部20間のインタフェースを行なうものである。
【0027】CPU21は、入力部10からの入力信号
やそのときの処理段階に応じて定まるROM22内の処
理プログラムを、RAM23をワーキングエリアとして
利用しながら、また、必要ならばROM22やRAM2
3に格納されている固定データを適宜用いて処理するも
のであり、その処理状況や処理結果等を液晶ディスプレ
イ35に表示させたり図示しないテープに印刷させたり
するものである。
【0028】(B)第1実施例〜第5実施例の共通事項 上述のような電気的構成以外にも、以下に詳述する第1
〜第5実施例は共通する部分があり、各実施例を詳述す
る前に共通事項を説明する。
【0029】第1〜第5実施例は、複数行の文章に対し
て、ユーザが各行の文字サイズを指定することなく、各
行について最適な文字サイズを決定する「文字サイズ一
任モード」を有することを特徴としている。
【0030】本件出願人が既に出願した特願平4−29
4990号明細書及び図面にも、ユーザが各行の文字サ
イズを指定することなく、各行についての文字サイズを
決定する自動モードが記載されている。しかし、これ
は、全ての行に同一の文字サイズを自動的に決定するも
のであり、上述した図7(b)に示すような各行に異な
る文字サイズを与えるものではない。
【0031】これに対して、第1〜第5実施例は、文字
サイズ一任モードにおいては、入力された各行の長さを
考慮して各行の文字サイズを自動的に決定し、印刷出力
では各行の長さを揃えることができるようにしたもので
ある。1行の文章に対する文字サイズ一任モードは、特
願平4−294990号明細書及び図面に記載の自動モ
ードと同様な処理を行なうので、その説明は省略する。
【0032】テープ印刷装置は、各属性のデフォルト値
データをROM22に格納している。文字サイズについ
ては、文字サイズ一任モードを指示するデータがデフォ
ルト値データとして格納されている。従って、ユーザが
特に各行の文字サイズを指定しない限り、各入力文章に
ついて、その行毎の文字サイズ属性は文字サイズ一任モ
ードに設定される。なお、1個の文章に、行数が異なる
部分(以下、文章区画と呼ぶ)がある場合には、各文章
区画について、その行毎の文字サイズ属性が文字サイズ
一任モードに設定される。後述する第1〜第5実施例の
説明においては、説明を簡単にするため1個の文章区画
でなる文章を対象として、文字サイズ一任モードの処理
を説明するが、複数の文章区画がある場合には各文章区
画毎に後述する処理が繰り返される。
【0033】また、文字サイズ一任モードが設定されて
いる場合において、各行の文字サイズを具体的に決定す
る処理は、印刷が指示されたときに実行されるとして、
以下の第1〜第5実施例を説明する。
【0034】さらに、文字サイズ一任モードでの文字サ
イズの決定処理を、専用のハードウェアロジックによっ
て実行しても良いが、以下の第1〜第5実施例では、R
OM22に用意されている文字サイズ一任モード用処理
プログラム22aに従って、CPU21が処理するもの
として説明する。
【0035】なお、文字サイズの決定は、各行の行間ピ
ッチをも決定することを意味する。一般のワードプロセ
ッサでは、文字サイズと行間ピッチの設定とは別個のも
のであるが、既存のテープ印刷装置では、最大行数及び
幅方向の最大ドット数が決定されているため、文字サイ
ズの決定はその行間ピッチの決定をも伴うものであり、
以下の説明においても、行間ピッチは文字サイズの決定
に伴って自動的に決定されるものである。
【0036】(C)第1実施例 まず、本発明の第1実施例を図面を参照しながら詳述す
る。図1は、第1実施例における複数行文章の文字サイ
ズ一任モードでの処理プログラム22aを示すフローチ
ャートである。なお、上述したように、この第1実施例
は、CG−ROM24に格納されているフォント情報が
「アウトラインフォント」の場合を前提としている。
【0037】CPU21は、例えばその時点で液晶ディ
スプレイ35に表示されている状態の文章に対して印刷
が指示されると、その文章についての文字サイズ属性を
確認し、かつ行数を確認し、文字サイズ一任モードが設
定されており、しかも、行数が複数行の場合に図1に示
す処理に入る。
【0038】そしてまず、後述する幅方向の制約ドット
数で各行の文字サイズを同一とした場合(均等割付けの
場合)における1行当りの文字サイズを、各行に対する
基本文字サイズとして仮決定する(ステップ101)。
例えば、サーマルヘッド32の印字可能なドット数が9
6ドットである場合において、文章が2行であれば各行
の基本文字サイズとしてそれぞれ48×48ドットを仮
決定し、文章が3行であれば各行の基本文字サイズとし
てそれぞれ32×32ドットを仮決定する。
【0039】次に、仮決定した文字サイズに従って各行
の長さを求め、求めた長さの大小比較から最長行を決定
する(ステップ102、103)。なお、この第1実施
例では、各行内の一部の文字について個別に、その行の
基本文字サイズとは異なる文字サイズが指定されている
こともあることを考慮し、文字数×(文字サイズの横ド
ット数)ではなく、各文字の文字サイズの横ドット数の
総和処理によって長さを求めている。
【0040】最長行が決定されると、ある1個の短行を
対象とし、その時点での短行の仮の基本文字サイズによ
る長さが最長行の長さに等しいかを確認しながら、対象
短行の仮の基本文字サイズを変更し、最長行の長さに等
しくなる対象短行の基本文字サイズを探索し、探索され
た文字サイズを対象短行の文字サイズとして一応決定す
る(ステップ104〜107)。
【0041】なお、短行の基本文字サイズの探索は、文
字サイズを徐々に大きくして行なっても良い。また、例
えば、2倍の文字サイズをまず選定し、2倍まで大きく
する必要がない場合には、次に、1.5倍の大きさで確
認し、1.5倍より大きい文字サイズが必要であれば
1.75倍の大きさで確認し、他方、1.5倍より小さ
い文字サイズが必要であれば1.25倍の大きさで確認
するように、探索済みの文字サイズ間の中間の大きさの
文字サイズを次の探索の文字サイズに選定するような方
法であっても良い。
【0042】後者の方が演算時間は平均的に短い。中間
の文字サイズは、両者の差分値の半分を小さい方の文字
サイズに加算すれば求めることができる。例えば、48
×48ドットと32×32ドットとの中間サイズは、
(48−32)/2+32=40により、40×40ド
ットと求めることができる。ここで、加減算は容易であ
り、値を1/2にすることも下位方向に1ビットシフト
することで求めることができ、演算は容易である。
【0043】このようにしてある短行について基本文字
サイズを一応決定すると、全ての短行に対する決定が終
了したか否かを確認し(ステップ108)、終了してい
なければ上述したステップ104に戻って他の短行に対
する決定処理に進む。
【0044】全ての短行に対する基本文字サイズを一応
決定してステップ108で肯定結果を得ると、各行につ
いて決定された基本文字サイズを適用したときのテープ
幅方向の総和ドット数を求める(ステップ109)。そ
して、幅方向の制約ドット数と求めた幅方向の総和ドッ
ト数とを大小比較し、決定された各行の基本文字サイズ
が幅方向から見て問題がないものか否かを判断する(ス
テップ110)。
【0045】ここで、幅方向の制約ドット数とは、当該
装置が印刷可能な幅方向のドット数(サーマルヘッド3
2のドット数)であっても良く、また、その時点でテー
プ幅検出センサ12が検出したテープ幅に許容されてい
る最大ドット数であっても良い。前者の場合は、後述す
るより具体的な印刷処理で、幅広のテープの装填を求め
たり、テープ幅に応じた文字サイズの変更処理が行なう
こともある。
【0046】この判断の結果、問題がない場合(全ての
行の長さが当初より一致している場合)には、文章のド
ット展開、ヘッド32やモータ31の駆動等のより具体
的な印刷処理に直ちに進む(ステップ112)。一方、
決定された各行の基本文字サイズが幅方向から見て問題
であると、幅方向の制約ドット数に対する求めた幅方向
ドット数の比を係数として、決定した各行の基本文字サ
イズに乗算して決定した基本文字サイズを更新縮小し
(ステップ111)、上述したより具体的な印刷処理に
進む(ステップ112)。
【0047】従って、上記第1実施例によれば、文字サ
イズ一任モードをデフォルト値データとして設け、この
モードが適用される場合には、各行の長さが等しくなる
ように、各行の基本文字サイズを自動的に決定して印刷
するようにしたので、ユーザにできるだけ負担を掛けず
に、しかも、試行錯誤に伴う無駄なラベルを生じさせる
ことなく、ユーザが意図した文字配列を有する複数行文
章のラベルを得易くすることができる。
【0048】特に、フォント情報として、アウトライン
フォントを適用しているので、各行の長さを完全に一致
させることができる。
【0049】なお、各行の長さを揃える方法としては、
英文ワープロで採用されている、文字サイズを各行で同
じにしたまま文字間ピッチを各行で変更して行なう方法
もあるが、テープ印刷装置が対象とするラベルでは、短
行の文字間ピッチが非常に大きくなって一連の文字列と
認識できない場合もあり、この方法はテープ印刷装置に
ついては実際的な方法とはいい難い。
【0050】(D)第2実施例 次に、本発明の第2実施例を図面を参照しながら詳述す
る。図3は、第2実施例における複数行文章の文字サイ
ズ一任モードでの処理プログラム22aを示すフローチ
ャートである。なお、上述したように、この第2実施例
も、CG−ROM24に格納されているフォント情報が
「アウトラインフォント」の場合を前提としている。
【0051】この第2実施例でも、CPU21は、例え
ばその時点で液晶ディスプレイ35に表示されている状
態の文章に対して印刷が指示されると、その文章につい
ての文字サイズ属性を確認し、かつ行数を確認し、文字
サイズ一任モードが設定されており、しかも、行数が複
数行の場合に図3に示す処理に入る。なお、図3におい
て、図1との同一、対応処理ステップには同一符号を付
して示している。
【0052】この第2実施例において、全ての行の基本
文字サイズを一応決定するまでの処理(ステップ101
〜108)は、第1実施例と同様であるので、その説明
は省略する。
【0053】CPU21は、全ての行の基本文字サイズ
を一応決定すると、各行について、幅方向に必要なドッ
ト数の比を求める(ステップ120)。例えば、3行文
章で、第1行の基本文字サイズが48×48ドット、第
2行の基本文字サイズが32×32ドット、第3行の基
本文字サイズが40×40ドットであれば、このステッ
プ120の処理によって、48:32:40=5:3:
4が求められる。
【0054】次に、当該装置が印刷可能な幅方向のドッ
ト数(サーマルヘッド32のドット数)、又は、その時
点でテープ幅検出センサ12が検出したテープ幅に許容
されている最大ドット数でなる幅方向の制約ドット数
を、求めた比で各行に配分し、各行の基本文字サイズを
決定する(ステップ121)。例えば、幅方向の制約ド
ット数が96ドット、比が5:3:4であると、第1行
の基本文字サイズは40(=96×5/12)×40ド
ットに決定され、第2行の基本文字サイズは24(=9
6×3/12)×24ドットに決定され、第3行の基本
文字サイズは32(=96×4/12)×32ドットに
決定される。
【0055】かくして、この決定された各行の文字サイ
ズに応じて、文章のドット展開、ヘッド32やモータ3
1の駆動等のより具体的な印刷処理が実行される(ステ
ップ112)。
【0056】従って、この第2実施例によっても、文字
サイズ一任モードをデフォルト値データとして設け、こ
のモードが適用される場合には、各行の長さが等しくな
るように、各行の基本文字サイズを自動的に決定して印
刷するようにしたので、ユーザにできるだけ負担を掛け
ずに、しかも、無駄なラベルを生じさせることなく、ユ
ーザが意図した文字配列を有する複数行文章のラベルを
容易に得ることができるようになる。
【0057】特に、フォント情報として、アウトライン
フォントを適用しているので、各行の長さを完全に一致
させることができる。
【0058】(E)第3実施例 次に、本発明の第3実施例を図面を参照しながら詳述す
る。図4は、第3実施例における複数行文章の文字サイ
ズ一任モードでの処理プログラム22aを示すフローチ
ャートである。なお、上述したように、この第3実施例
は、CG−ROM24に格納されているフォント情報が
「ビットマップフォント」の場合を前提としている。
【0059】この第3実施例でも、CPU21は、例え
ばその時点で液晶ディスプレイ35に表示されている状
態の文章に対して印刷が指示されると、その文章につい
ての文字サイズ属性を確認し、かつ行数を確認し、文字
サイズ一任モードが設定されており、しかも、行数が複
数行の場合に図4に示す処理に入る。なお、図4におい
て、図1との同一、対応処理ステップには同一符号を付
して示している。
【0060】この第3実施例において、各行についての
仮の基本文字サイズを決定し、最長行を見付け出し、あ
る短行を処理対象行とするまでの処理(ステップ101
〜104)は、第1実施例と同様であるので、その説明
は省略する。
【0061】ある短行を処理対象とすると、対象短行の
仮の基本文字サイズを大きい方に変更しながら、短行の
仮の基本文字サイズによる長さと最長行の長さとの差
を、全てに仮の基本文字サイズについて求め、差が最小
の仮の基本文字サイズをその行の基本文字サイズとして
一応決定する(ステップ130〜133)。
【0062】ビットマップフォントの場合、装置に用意
されている文字サイズは数段階であり、その短行の基本
文字サイズの探索においても、仮の基本文字サイズを離
散的にしか変化させることができず、最も妥当な基本文
字サイズを探索した場合でも、最長行とその短行との長
さが一致しないことは生じ、そのため、差が最小なもの
を最も妥当なものとしている。
【0063】以上のようにしてある短行について基本文
字サイズを一応決定すると、全ての短行に対する決定が
終了したか否かを確認し(ステップ134)、終了して
いなければ上述したステップ104に戻って他の短行に
対する基本文字サイズの決定処理に進む。
【0064】全ての短行に対する基本文字サイズを一応
決定してステップ134で肯定結果を得ると、各行につ
いて決定された基本文字サイズを適用したときのテープ
幅方向の総和ドット数を求め、幅方向の制約ドット数と
求めた幅方向の総和ドット数とを大小比較し、決定され
た各行の基本文字サイズが幅方向から見て問題がないも
のか否かを判断する(ステップ135、136)。
【0065】この判断の結果、問題がない場合(全ての
行の長さが当初よりほぼ一致している場合)には、文章
のドット展開、ヘッド32やモータ31の駆動等のより
具体的な印刷処理に直ちに進む(ステップ112)。
【0066】一方、決定された各行の基本文字サイズが
幅方向から見て問題であると、決定された各行の基本文
字サイズの幅方向の比を求める(ステップ137)。そ
して、一応決定された文字サイズの1ランク下の組み合
わせで、一応決定された文字サイズの各行の文字サイズ
比と同一の比を有する組み合わせがあるか否かを確認す
る(ステップ138)。このような1ランク下の文字サ
イズの組み合わせがあれば、この組み合わせに係る各文
字サイズを各行の文字サイズとして決定して(ステップ
139)、より具体的な印刷処理に進む(ステップ11
2)。一方、同一比の組み合わせがなければ、最長行の
文字サイズを1ランク下にして上述したステップ104
に戻って、この文字サイズを基準とし、各行の文字サイ
ズの決定処理を最初からやり直す(ステップ140)。
【0067】従って、この第3実施例によっても、文字
サイズ一任モードをデフォルト値データとして設け、こ
のモードが適用される場合には、各行の長さが等しくな
るように、各行の基本文字サイズを自動的に決定して印
刷するようにしたので、ユーザにできるだけ負担を掛け
ずに、しかも、無駄なラベルを生じさせることなく、ユ
ーザが意図した文字配列を有する複数行文章のラベルを
容易に得ることができるようになる。
【0068】この第3実施例のように、フォント情報が
「ビットマップフォント」の方が「アウトラインフォン
ト」の場合より、文字サイズの探索処理が一般的に速く
できる。
【0069】(F)第4実施例 次に、本発明の第4実施例を図面を参照しながら詳述す
る。図5は、第4実施例における複数行文章の文字サイ
ズ一任モードでの処理プログラム22aを示すフローチ
ャートである。なお、上述したように、この第4実施例
は、CG−ROM24に格納されているフォント情報が
「ビットマップフォント」の場合を前提としている。
【0070】この第4実施例でも、CPU21は、例え
ばその時点で液晶ディスプレイ35に表示されている状
態の文章に対して印刷が指示されると、その文章につい
ての文字サイズ属性を確認し、かつ行数を確認し、文字
サイズ一任モードが設定されており、しかも、行数が複
数行の場合に図5に示す処理に入る。なお、図5におい
て、図1及び図4との同一、対応処理ステップには同一
符号を付して示している。
【0071】この第4実施例において、各行についての
仮の基本文字サイズを決定し、最長行を見付け出し、あ
る短行を処理対象行とし、対象短行の仮の基本文字サイ
ズを大きい方に変更しながら、短行の仮の基本文字サイ
ズによる長さと最長行の長さとの差を、全てに仮の基本
文字サイズについて求め、差が最小の仮の基本文字サイ
ズをその行の基本文字サイズとして一応決定し、このよ
うな各短行毎の一応の文字サイズの決定処理を全ての短
行について実行するまでの処理(ステップ101〜13
4)は、第3実施例と同様であるので、詳細説明は省略
する。
【0072】以上のようして、全ての行の文字サイズを
一応決定すると、各文字サイズの幅方向の比を算出して
基準比として格納する(ステップ150)。
【0073】その後、印刷に係る当該文章の行数で許容
されている、各行の文字サイズの複数の組み合わせから
1個の組み合わせを取り出しては、各文字サイズの幅方
向の比を算出し、かかる算出処理を全ての組み合わせに
対して行なう(151〜153)。
【0074】ビットマップフォントの場合、装置に用意
されている文字サイズは数段階である。そのため、行数
が定まっている場合、その幅方向の制約ドット数を満足
する各行の文字サイズの組み合わせは何通りかに限定さ
れる。
【0075】例えば、文字サイズとして、16×16ド
ット、24×24ドット、32×32ドット、48×4
8ドットが用意されている場合において、幅方向のドッ
ト数(ここではこれが制約ドット数とする)が72ドッ
トに係るテープ幅(例えば12mm)のテープが装填さ
れていたとする。この場合において、入力文章が2行で
あれば、実用的な2行の文字サイズの組み合わせは、テ
ープ幅方向のドット数で示して、48+24ドット(4
8×48ドットと24×24ドットの組み合わせを示
す:以下、同様に記載する)、48+行間+16ドッ
ト、32+32ドット、32+行間+24ドット、32
+行間+16ドット、及び、これらの第1行及び第2行
の文字サイズを入れ替えたものである。例えば、ステッ
プ151では、このような複数の組み合わせから1個の
組み合わせを取出す。
【0076】なお、後述する第5実施例においても、1
個の文字サイズの組み合わせを取り出すステップ161
があるが、第5実施例における組み合わせは、行の位置
に無関係な文字サイズの組み合わせであり、行位置と文
字サイズとが対応しているこの第4実施例における組み
合わせと意味が異なっている。
【0077】上述したステップ151〜153は、この
ような各組み合わせの各文字サイズの幅方向の比を求め
るものである。なお、幅方向の制約ドット数が、装填さ
れているテープの幅で決定されるドット数の場合には、
これらステップ151〜153の処理内にテープ幅検出
センサ12の検知信号を取込む処理が必要である。ま
た、ステップ151〜153の処理に代え、予め、各行
数における文字サイズの組み合わせと、各組み合わせに
おける各文字サイズの幅方向の比を格納したテーブルを
用意しておいて、印刷に係る当該文章の行数で許容され
ている、各行の文字サイズの複数の組み合わせについ
て、各文字サイズの幅方向の比を得るようにしても良
い。
【0078】そして、CPU21は、許容されている各
行の文字サイズの組み合わせの中から、一応決定した各
行の文字サイズについてステップ150で得た幅方向の
基準比に、各行の文字サイズの幅方向の比が最も近い組
み合わせを探索し、探索された組み合わせにおける各行
の文字サイズを最終的に各行の文字サイズとして確定し
た後(ステップ154、155)、決定した各行の文字
サイズに応じた、より具体的な印刷処理に進む(ステッ
プ112)。
【0079】なお、組み合わせの探索においては、例え
ばマッチング距離を評価値とする。従って、比が同一の
組み合わせが最優先で選択される。比が同じ複数の組み
合わせがあった場合には、文字サイズが大きい方の組み
合わせを選択する。
【0080】従って、この第4実施例によっても、文字
サイズ一任モードをデフォルト値データとして設け、こ
のモードが適用される場合には、各行の長さが等しくな
るように、各行の基本文字サイズを自動的に決定して印
刷するようにしたので、ユーザにできるだけ負担を掛け
ずに、しかも、無駄なラベルを生じさせることなく、ユ
ーザが意図した文字配列を有する複数行文章のラベルを
容易に得ることができるようになる。
【0081】(G)第5実施例 次に、本発明の第5実施例を図面を参照しながら詳述す
る。図6は、第5実施例における複数行文章の文字サイ
ズ一任モードでの処理プログラム22aを示すフローチ
ャートである。なお、上述したように、この第5実施例
も、CG−ROM24に格納されているフォント情報が
「ビットマップフォント」の場合を前提としている。
【0082】この第5実施例でも、CPU21は、例え
ばその時点で液晶ディスプレイ35に表示されている状
態の文章に対して印刷が指示されると、その文章につい
ての文字サイズ属性を確認し、かつ行数を確認し、文字
サイズ一任モードが設定されており、しかも、行数が複
数行の場合に図6に示す処理に入る。なお、図6におい
て、図1との同一、対応処理ステップには同一符号を付
して示している。
【0083】図6において、CPU21は、幅方向の制
約ドット数で各行の文字サイズを同一とした場合(均等
割付けの場合)における1行当りの文字サイズを、各行
に対する基本文字サイズとして仮決定し、仮決定した文
字サイズに従って各行の長さを求め、求めた長さの大小
比較から最長行と次に長い行を認識する(ステップ10
1、102、160)。
【0084】そして、行数に応じて定まる各行の文字サ
イズの複数の組み合わせから1個の組み合わせを取出す
(ステップ162)。上述したように、ここでの組み合
わせは、各行と文字サイズとを対応付けた組み合わせで
はなく、行の位置に無関係にその行数で実用的な文字サ
イズの組み合わせである。このような組み合わせは、例
えばROM22にテーブル等で格納されている。
【0085】CPU21は、最長行に、組み合わせの中
で最も小さい文字サイズを割当てると共に、次に長い行
に、組み合わせの中で次に小さい文字サイズを割当て、
割当てた文字サイズを適用した場合のそれら2行の長さ
の差を算出する(ステップ162、163)。このよう
な処理を全ての組み合わせに対して行なう(ステップ1
61〜164)。
【0086】このようにして全ての組み合わせについ
て、最長行と次に長い行との長さの差を得ると、差が最
も小さい組み合わせを探索し、最長行と次に長い行の文
字サイズはそれぞれ、探索された組み合わせの最も小さ
い文字サイズと次に小さい文字サイズに確定する(ステ
ップ165、166)。
【0087】その後、入力文章の行数が2行か否かを確
認し(ステップ167)、2行の場合には直ちに、決定
した各行の文字サイズに応じたより具体的な印刷処理に
進み(ステップ112)、他方、3行以上であれば、残
った未確定行の文字サイズを、その組み合わせの残った
文字サイズに割当てて(ステップ168)、より具体的
な印刷処理に進む(ステップ112)。残った未確定行
の文字サイズの割当ても、ステップ102で求めた長さ
が長いもの程、小さい文字サイズを割当てるように行な
う。
【0088】従って、この第5実施例によれば、文字サ
イズ一任モードをデフォルト値データとして設け、この
モードが適用される場合には、均等割付けでは長くなる
少なくとも2行の長さが等しくなるように、各行の基本
文字サイズを自動的に決定して印刷するようにしたの
で、ユーザにできるだけ負担を掛けずに、しかも、無駄
なラベルを生じさせることなく、ユーザが意図した文字
配列を有する複数行文章のラベルを容易に得ることがで
きるようになる。
【0089】因に、テープ印刷装置が取扱う行数は最大
4行程度であり、このような行数では、長い方の2行の
長さが揃っていると人間は右側余白に不自然な感覚を抱
かなくなる。むしろ、2行の長さの差だけで処理してい
るので、処理速度を短いものとできる。
【0090】(H)他の実施例 (H-1) 上記実施例では、同一行の一部の文字についてそ
の行の基本文字サイズとは異なる文字サイズが割当てら
れることを考慮して、ステップ102において、各行の
長さをドット数で求めたものを示したが、同一行の一部
の文字についてその行の基本文字サイズとは異なる文字
サイズが割当てられることは希であるので、その行の文
字数をその行の長さとして処理するようにしても良い。
なお、他のステップ処理(例えばステップ105)等で
はやはりドット数で長さを求めることが必要である。文
字数を長さとした場合には、処理速度は向上する。
【0091】英数字についてはプロポーショナル印刷を
行なう英数字用テープ印刷装置があるが、このような装
置では文字数では不正確である。そこで、各英数字のテ
ープ長手方向のドット数の平均を求めておいて格納して
おき、文字数に平均ドット数を代えたものを長さとして
ステップ102等の処理を行なうようにしても良い。こ
のような平均は、単純平均でも良く、出現率を考慮した
重み付け平均でも良い(例えば出現率が高い「E」の長
手方向ドット数には大きな重みを付け、出現率が低い
「Z」の長手方向ドット数には小さな重みを付けて平均
する)。さらに、「I」や「J」等の長手方向が短い文
字群と、「W」等の長手方向が長い文字群とのように複
数の群に分け、各群毎に平均値を求めておき、その行に
属する文字を群毎に計数し、計数した群毎の文字数と群
毎の平均値との積和を長さ情報として用いるようにして
も良い。
【0092】(H-2) 上記実施例においては、文字サイズ
一任モードにおける各行の文字サイズの決定(行間ピッ
チの決定を含むこともある)を、印刷が指示されたとき
に行なうものを示したが、他の段階で行なうようにして
も良い。
【0093】例えば、入力文章の入力が終了されたとき
や、入力文章の記憶が指示されたときに行なって文字サ
イズ情報として格納しておくようにしても良い。この場
合の格納を相対値(「大」、「中」、「小」)で行なっ
ても良く、印刷時に装填されているテープの幅に応じて
絶対値に変換するようにしても良い。
【0094】(H-3) 上記実施例においては、文字サイズ
一任モードがメーカ出荷時のデフォルトデータであるも
のを示したが、デフォルトデータを均等割付け等の他の
文字サイズの決定モードにし、文字サイズ一任モードを
後で選択するモードとしても良いことは勿論である。
【0095】(H-4) 本発明のテープ印刷装置が取り扱う
行数やテープ幅は任意であって良い。なお、各行の文字
サイズの決定は、印字可能な最大な幅方向ドット数を制
約ドット数として決定し、具体的な印刷時に装填されて
いるテープ幅を確認してその文字サイズを装填されてい
るテープ幅に応じて変更するようにしても良い。
【0096】(H-5) 上述では、縦横が同じドット数の複
数の文字サイズから各行の文字サイズを決定するものを
示したが、横倍角や縦倍角の文字サイズをも選択可能と
するようにしても良い。
【0097】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、入力文
章の各行の文字サイズを指示するモードとして文字サイ
ズ一任モードを設け、この文字サイズ一任モードが選択
されていて、かつ入力文章の行数が2行以上の場合に、
各行の文字サイズとして同一の文字サイズを割当てた場
合の各行の長さ情報を得、この長さ情報に基づいて、少
なくとも長い2行の長さを揃えるように各行の文字サイ
ズ属性を決定する文字サイズ決定手段と、決定された各
行の文字サイズ属性に応じて印刷を実行する印刷手段と
を備えたので、ユーザにできるだけ負担を掛けずに、し
かも、無駄なラベルを生じさせることなく、ユーザが意
図した文字配列を有する複数行の文章でなるラベルを得
ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の文字サイズ一任モードでの処理フ
ローチャートである。
【図2】第1〜第5実施例の電気的構成を示すブロック
図である。
【図3】第2実施例の文字サイズ一任モードでの処理フ
ローチャートである。
【図4】第3実施例の文字サイズ一任モードでの処理フ
ローチャートである。
【図5】第4実施例の文字サイズ一任モードでの処理フ
ローチャートである。
【図6】第5実施例の文字サイズ一任モードでの処理フ
ローチャートである。
【図7】従来のテープ印刷装置の欠点の説明図である。
【符号の説明】
10…入力部、11…キー入力部、12…テープ幅検出
センサ、20…制御部、21…CPU、22…ROM、
22a…文字サイズ一任モードの処理プログラム、23
…RAM、30…出力部、31…テープ・リボン送りモ
ータ、32…サーマルヘッド、35…液晶ディスプレ
イ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された1行以上の文字列でなる文章
    をテープに印刷し、印刷されたテープを切断して排出す
    るテープ印刷装置において、 入力文章の行数が2行以上であるか否かを判別すると共
    に、入力文章の各行の文字サイズの決定を指示する文字
    サイズ一任モードが選択されているか否かを判別する判
    別手段と、 文字サイズ一任モードが選択されており、かつ入力文章
    の行数が2行以上であると上記判別手段によって判別さ
    れた場合に、各行の文字サイズとして同一の文字サイズ
    を割当てた場合の各行の長さ情報を得、この長さ情報に
    基づいて、長い方の少なくとも2行の長さを揃えるよう
    に各行の文字サイズ属性を決定する文字サイズ決定手段
    と、 決定された各行の文字サイズ属性に応じて印刷を実行す
    る印刷手段とを備えたことを特徴としたテープ印刷装
    置。
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