JP3256640B2 - 文字情報処理装置 - Google Patents
文字情報処理装置Info
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Description
文字列を印刷又は転写処理する文字情報処理装置に関
し、例えば、印刷媒体がテープであるテープ印刷装置や
転写媒体が印章の刻印面である印章作成装置等に適用し
得るものである。
に文字入力用のキー等が配置され、これら文字入力用の
キーを操作して所望の文字列を予め入力できるようにな
されている。また、テープ印刷装置は、テープ送り機構
を駆動することにより、テープ排出口からテープを送り
出すことができるように形成され、このテープの通路
に、サーマルヘッドでなる印刷機構、テープカット機構
が順次配置されるようになされている。テープ印刷装置
の制御手段は、印刷キーが操作されると、テープ送り機
構を制御してテープを所定速度で送り出させると共に、
印刷機構を制御してこの送り出されたテープに予め入力
された文字列を印刷させる。さらに、テープ印刷装置の
制御手段は、文字列の印刷を終了したときにも、テープ
送り機構を連続制御して、印刷されたテープ部分が装置
外部にでるまでテープを送り出させた後、テープの走行
を停止させる。そして、ユーザが、テープ走行の停止
後、テープカット機構を操作することにより、所望の文
字列を印刷してなるユーザオリジナルのラベルが得られ
る。
飾機能や文字列の外枠(囲み罫線)付与機能等を備え
て、多様なラベルを形成できるようになされている。
は多行(例えば最大4行)の印刷も可能になってきたた
め、ユーザから表の印刷の要求があり、かかる要求に応
えられるテープ印刷装置も既に提案されている。
ルを形成しようとしたとき、従来のテープ印刷装置にお
いては、「第1組」、「鈴木××」、「高橋○○○」、
「佐藤△△」という各文字列に対してそれぞれ囲み罫線
指定を行なって図8(A)に示すラベルを形成させてい
た。
テープ印刷装置においては、表を印刷させるためには、
表の罫線内に挿入する文字列毎に囲み罫線指定を行なわ
なければならず、作表操作が煩雑であるという課題があ
る。
罫線が2重に印刷されるため、図8(A)に示すよう
に、表の周囲の罫線よりそこの部分の罫線が太くなると
い課題もある。
文字列の長さが異なる場合にそのまま各文字列に囲み罫
線指定を行なうと、図8(B)に示すような不自然な表
が形成され、これを回避しようとすると、文字列にスペ
ースを適宜挿入して同一コラムに位置する各文字列の長
さを揃えてから各文字列に囲み罫線指定を行なわなけれ
ばならず、この点からも作表操作が煩雑になっていた。
なく、文字列の印刷媒体や転写媒体の性格が似ている他
の文字情報処理装置にも同様に生じている。例えば、紫
外線の受光部が硬化し所定流体との作用により硬化部分
以外が除去される樹脂を印章刻印面として用い、この刻
印面に入力文字列に応じた光線を照射(転写動作であ
り、この明細書における印刷の用語は場合によってはこ
の転写概念を含むものとする)する印章作成装置におい
ても、同様な課題が生じている。
のであり、作表操作が容易な、表の印刷品質が高い文字
情報処理装置を提供しようとするものである。
め、本発明は、行数や、各行の文字サイズの組み合わせ
や、縦書き/横書き等の印刷スタイルを変更したい行の
集まりからなる、段落を単位に入力処理や印刷処理を行
なう文字情報処理装置において、相前後する段落に対し
て、両段落内の文字列を囲繞すべく外枠又は表組を形成
する囲繞パターン形成手段と、罫線の種類を判別する罫
線種判別手段とを有し、囲繞パターンは、段落の前部に
形成される前罫線と後部に形成される後罫線、および、
前罫線と後罫線との間を結ぶ上下罫線とを少なくとも有
し、罫線種判別手段により、前段落の後罫線と後段落の
前罫線とが同種の罫線種であると判別された場合に、前
段落の後罫線と後段落の前罫線とを個別に印刷せずに所
定の繋ぎ用罫線を印刷することを特徴とする。
て、直線のみで構成される外枠又は表組からなる表組種
と、直線及び曲線から構成される丸外枠又は丸表組から
なる丸表組種とを少なくとも有する場合、罫線種判別手
段が、前段落の後罫線と後段落の前罫線とが、表組種ど
うし又は丸表組種どうしであるとき、同種の罫線種であ
ると判別することが好ましい。
なる場合、後罫線と上下罫線が、複数行のうち最長の行
を基準に配置されることが好ましい。
罫線と後段落の前罫線とが同種の罫線種であるとき、前
段落の後罫線と後段落の前罫線とを個別に印刷せずに所
定の繋ぎ用罫線を印刷する。これにより、作表操作が容
易な、表の印刷品質が高い文字情報処理装置が得られる
ようになる。
とが、表組種どうし又は丸表組種どうしである場合、こ
れらを同種の罫線種であると判別して、これらを所定の
繋ぎ用罫線で結ぶようにすることにより、表組種や丸表
組種についても、作表操作が容易で表の印刷品質の高い
文字情報処理装置を得ることができる。
なる場合、後罫線と上下罫線は、複数行のうち最長の行
を基準に配置できるようにすることにより、各行の文字
列の長さが異なっても自然な表を形成できる。
電気的な全体構成を、図2の機能ブロック図を用いて説
明する。
の文字情報処理装置と同様に、大きくは、入力部10、
制御部20及び出力部30から構成されており、制御部
20が、入力部10からの情報やその時点の処理段階等
に応じた処理を実行し、その処理結果等を出力部30に
よって表示出力又は印刷出力させるようになされてい
る。
下キーやダイヤルキー等を備えたキー入力部11と、テ
ープ幅検出センサ12から構成されている。キー入力部
11は、制御部20に与える文字コードデータや各種の
制御データを発生するものである。テープ幅検出センサ
12は、装填されているテープの幅を検出してテープ幅
情報を制御部20に与えるものである。実際上、テープ
はテープカートリッジに収納されており、テープカート
リッジにはテープ幅を規定する孔等の物理的な識別要素
が設けられており、テープ幅検出センサ12はこの物理
的な識別要素を読み取ってテープ幅情報を出力する。
ドとして、後述する「外枠」、「表組」、「丸表組」等
の枠や表に関する制御コードもある。
る。例えばステッピングモータでなるテープ・リボン送
りモータ31は、装填されている図示しないテープやイ
ンクリボンを所定の印刷位置や装置外部まで送り出すも
のである。サーマルヘッド32は、走行するテープに対
して熱転写によって印刷を行なうものであり、例えば、
最大128ドットを同時に印刷できるものである。これ
らテープ・リボン送りモータ31及びサーマルヘッド3
2はそれぞれ、制御部20の制御下で、モータ駆動回路
33やヘッド駆動回路34によって駆動される。印刷さ
れたテープの切断は、例えば、ユーザからの外力又は図
示しないモータによって駆動される図示しないカッタに
よって行なわれる。
表示部として液晶ディスプレイ35が設けられており、
この液晶ディスプレイ35は、制御部20の制御下でデ
ィスプレイ駆動回路36によって駆動され、入力文字列
や各種の属性情報等を直接表示したり、装置本体の液晶
ディスプレイ35周囲に記載されている属性を示す文字
列に対応する属性のオンオフを示すインジケータを点灯
したりする。
段落の定義は後述する)に付与することを点灯状態又は
点滅状態で表すインジケータも設けられている。
タによって構成されており、CPU21、ROM22、
RAM23、キャラクタジェネレータROM(CG−R
OM)24、入力インタフェース25及び出力インタフ
ェース26がシステムバス27を介して接続されて構成
されている。
や、かな漢字変換用辞書データ等の固定データが格納さ
れている。RAM23はワーキングメモリとして用いら
れるものであり、また、ユーザ入力に係る固定データを
格納するものである。RAM23は、電源オフ時にもバ
ックアップされている。
ムや固定データ、RAM23に格納されているデータ等
については、後述の説明で詳述する。なお、ROM22
には、後述する段落スタイル指定用の処理プログラム2
2aや印刷用の処理プログラム22bが格納されてお
り、また、これらプログラム22a及び22bの実行時
にはRAM23にそのための作業エリアが適宜形成さ
れ、利用される。
に用意されている文字や記号のフォント情報を格納して
いるものであり、文字や記号を特定するコードデータが
与えられたときに対応するフォント情報を出力するもの
である。ここで、CG−ROM24に格納されているフ
ォント情報は、アウトラインフォントであってもビット
マップフォントであっても良い。
組、丸表組の後述する前罫、つなぎ罫及び後罫用のフォ
ント情報も格納されている。
び制御部20間のインタフェースを行なうものであり、
出力インタフェース26は、出力部30及び制御部20
間のインタフェースを行なうものである。
やそのときの処理段階に応じて定まるROM22内の処
理プログラムを、RAM23をワーキングエリアとして
利用しながら、また、必要ならばROM22やRAM2
3に格納されている固定データを適宜用いて処理するも
のであり、その処理状況や処理結果等を液晶ディスプレ
イ35に表示させたり図示しないテープに印刷させたり
するものである。
ン) 以下、段落の概念を説明した後、外枠、表組及び丸表組
(囲繞パターン)について図面を参照しながら説明す
る。
る行の集まり(1行も含む)であり、行数や各行の文字
サイズ等、様々な印刷効果(段落のスタイルと呼ぶ)を
指定する単位となるものである。1以上の段落をテープ
長手方向に順次配置印刷することでラベルが形成され
る。図3(A)、(B)、(C)はそれぞれ、1段落、
2段落、3段落でなるラベルを示している。外枠、表組
及び丸表組はそれぞれ、このような段落単位に指定でき
るものである。
うに、段落の文字列全体を囲む概ね4角形の囲繞パター
ンである(図4(A1)に示すものを太枠、図4(A
2)に示すものを丸太枠と呼ぶ)。以下では、段落の文
字列全体を囲む左側辺、右側辺、上辺、下辺をそれぞれ
前罫、後罫、上罫、下罫と呼ぶことにし、上罫及び下罫
のような横に伸びるものを横罫と呼ぶこととする。この
実施例としては、図4(A3)及び(A4)に示すよう
な、前罫及び後罫に絵文字を適用したものも外枠の種類
として用意されており、前罫及び後罫の絵文字が大きい
(フルサイズ)外枠や絵文字が小さい(ハーフサイズ)
外枠も用意されている。なお、図4(A1)及び(A
2)に示す外枠も前罫及び後罫は絵文字と同様に扱われ
る。
文字列全体を囲む前罫、後罫、上罫、下罫と、各行の行
間に設けられた横罫(以下、行間罫と呼ぶ)とからなる
囲繞パターンであり、この実施例において、初めて導入
されたものである。
あり、図4(C)に示すように、図4(B)に示した表
組の前罫及び後罫の角に丸みを持たせた囲繞パターンで
ある。
丸表組を各段落について指定することにより、作表を行
なうことができるようになされている。この作表にあた
って、段落が、例えば3行からなり、各行の長さが異な
る場合、前罫と後罫との間の間隔は最長行の長さを基準
にして決定される。
丸表組の指定処理を、図5のフローチャートを参照しな
がら説明する。
は、外枠、表組又は丸表組の付与・非付与、各行の文字
サイズの組み合わせ、縦書き/横書き、文字の割り付け
(中寄せ、前寄せ、均等等)等がある。
置させた状態でキー入力部11を用いて段落のスタイル
の修正を指示すれば良い。
されている図5に示す段落スタイルの修正用プログラム
を開始する。そしてまず、ステップ100において、対
象段落について今まで設定されていたテキストエリアに
格納されていたスタイルをスタイル取込みバッファにコ
ピーした後、初期の設定画面を表示させる。
と、その標題(属性種類)での設定候補(その標題につ
いて初めて表示するときは既設定値)とでなり、標題が
選択されていないときには標題側を選択可能状態で表示
し、標題が選択されたときには標題側を選択状態で表示
するものである。なお、初期の設定画面としては、例え
ば、各行の文字サイズの組み合わせ属性を表示させる。
また、標題として、スタイル属性だけでなく、指定終わ
りを表す標題(設定候補なし)も用意されている。
示されているときには、ステップ102において、操作
キーを判別する。候補変更キー(例えばカーソルキー)
が操作されたときには、CPU21はステップ103に
おいて、表示標題(及びそれに伴う選択肢)を切り替え
て表示させて操作キーの判別ステップ102に戻る。他
方、選択キーが操作されたときには、そのときの標題に
応じた設定値の取込み処理又は終了処理を実行する。
付与に係る標題「枠・表」が標題として表示されている
ときに選択キーが操作されると、CPU21は、ステッ
プ104において、今までの設定値を選択可能状態で表
示し、ステップ105において操作キーを判別する。な
お、標題「枠・表」についてのデフォルト値は、外枠や
表組等を付加しない「なし」である。また、「なし」以
外の設定値の表示は、外枠、表組又は丸表組の種類を表
す番号と、前罫、後罫のキャラクタ(ドットパターン)
とである。
U21は、ステップ106において、設定値候補を他の
候補に切り替えて表示させた後操作キーの判別ステップ
105に戻る。選択キーが操作されたときには、CPU
21は、ステップ107において、そのとき表示してい
た設定値候補を取込み、ステップ108において、定ま
っている表示順序に従う次の標題(例えば、「指定終
り」)を表示させてステップ102に戻る。なお、この
際、「なし」以外の設定値を選択可能状態で表示させて
いるときには、かかる属性のオンオフを表す表示インジ
ケータを点滅し、選択キーによって「なし」以外の設定
値の選択が確定したときには表示インジケータを点灯さ
せる。
ときに選択キーが操作されると、CPU21は、ステッ
プ109において、スタイル取込みバッファに格納され
ている段落スタイルを、テキストエリアの修正が要求さ
れた段落の文章に付随するスタイルエリアに格納した
後、ステップ110において、段落スタイルの修正を指
示した際の文字入力画面を表示させ、段落スタイルの修
正処理を終了して文字入力可能状態に戻る。
わせ、縦書き/横書き、文字の割り付け(中寄せ、前寄
せ、均等等)等の他の属性についての標題が表示されて
いるときにおいて選択キーが操作されると、それ用のサ
ブルーチンSUBを実行する。この際の処理は、外枠、
表組又は丸表組の付与・非付与に係る設定値の選択処理
とほぼ同様である。
は丸表組の付与・非付与の設定をCPU21は取り込む
ことができる。
図6の印刷説明図を参照しながら説明する。特に、外
枠、表組及び丸表組等の囲繞パターンの付与面から印刷
処理を説明する。
きも、図1と同様な処理(印刷バッファへの展開処理)
が実行される。
ている状態で印刷キーが操作されると、CPU21は、
図1に示す処理プログラムを開始し、まず、ステップ1
20において、印刷のための所定値を決定したり段落数
Nを認識したりする初期処理を行ない、また印刷段落数
を規定するパラメータnを1にしてステップ121に進
む。例えば、テープ幅検出センサ12が検出したテープ
幅に応じて、使用する外枠や表組や丸表組の前罫及び後
罫の基本的大きさや段落間の余白距離等を決定する。
パラメータnが規定する段落が外枠、表組又は丸表組を
付与するものであるか否か判別する。付与する段落でな
ければ、CPU21は、ステップ122において、その
段落のスタイル(外枠や表組や丸表組は除かれる)に合
わせてその段落の文字列を印刷し、その後、ステップ1
23で最終段落の印刷を終了していないことを確認し、
ステップ124でパラメータnを1インクリメントして
ステップ121に戻る。
刷処理には、前余白の形成処理(当該段落が1段落目の
場合)や次の段落との段落間距離の確保処理とが含まれ
ている。また、最終段落の印刷を終えたときには、後余
白の形成処理(図示は省略)行なって一連の印刷処理を
終了する。
又は丸表組を付与するものであると、CPU21は、ス
テップ125において、前段落の後罫が印刷されたもの
であってしかもその後罫としてつなぎ罫(図6、FG
間)が印刷されたものか否かを判別する。つなぎ罫が印
刷されたものであると、CPU21は、ステップ126
において前罫を印刷済みとし、一方、つなぎ罫が印刷さ
れたものでないと、CPU21は、ステップ127にお
いて当該段落に指定されている外枠、表組又は丸表組の
前罫(ドットパターン;図6、BC間)を印刷する。
おいて、当該段落の文字列、並びに、横罫(上罫、下罫
及び行間罫があれば行間罫)を印刷する。なお、文字列
の前後には、図6に示すように、段落間相当の距離が確
保される。また、この実施例では、横罫はドットパター
ンとして容易されているものではなく、印刷バッファの
所定位置をソフトウェア的にオンドットに変更すること
で、又は、印刷バッファの内容をサーマルヘッド32に
転送する際に所定位置のオフドットを強制的にオンドッ
トに変更することで印刷されるようになされている。横
罫の位置は、装填されているテープ幅や各行の文字サイ
ズの組み合わせによって自動的に定まっている(例え
ば、テーブル情報としてROM22に格納されてい
る)。
いて、次段落が外枠、表組又は丸表組を付与するもので
あるか否か判別し、付与するものであると、ステップ1
30において、さらに、その種類が現段落と同種のもの
であるか否かを判別する。次段落も同種の外枠、表組又
は丸表組を付与するものであると、CPU21は、ステ
ップ131において、後罫としてつなぎ罫(これもドッ
トパターンとして用意されている)を印刷し、次段落が
外枠、表組又は丸表組を付与しないものや、付与するも
のが異種のものであると、CPU21は、ステップ13
2において、指定されている後罫を印刷し、その後、ス
テップ123で最終段落の印刷を終了していないことを
確認し、ステップ124でパラメータnを1インクリメ
ントしてステップ121に戻る。なお、後罫の印刷後に
は、図6に示すように、段落間距離相当分だけ確保され
る。
枠と、図4(B)に示す表組とは同種のものとして扱わ
れ、図4(A2)に示す丸太枠と、図4(C)に示す丸
表組とは同種のものとして扱われるようになされてい
る。
くなるように示したものである。そのため、印刷バッフ
ァへの展開処理とサーマルヘッド32への転送処理との
関係を明らかにしていないが、全てを印刷バッファに展
開した後、サーマルヘッド32へ転送しても良く、印刷
バッファへの展開とサーマルヘッド32への転送とを並
行処理するものであっても良い。
伴わない段落であり、m段落が、図7(A)に示すよう
に、太枠を伴う「第1組」という文字列に係る段落であ
り、m+1段落が、図7(B)に示すように、表組を伴
う「鈴木××」、「高橋○○○」、「佐藤△△」という
3行文字列に係る段落であると、図1に示す処理プログ
ラムによって、図7(C)に示すような表が得られる。
落の文字列を囲繞する囲繞パターンとして、外枠だけで
なく、表組及び丸表組を設けられており、表組又は丸表
組が指定された場合、段落内の各行の文字列の長さが異
なっていても前罫と後罫との間隔が最長行の長さを基準
にして決定されるため、各行の文字列の長さを揃える必
要がなく、また、表組及び丸表組用の囲繞パターンが用
意されており、これらの囲繞パターンのうち指定された
囲繞パターンに従って各行の文字列が印刷されるため、
従来の文字情報処理装置のように、段落内の各行の文字
列毎に囲み操作を行なう必要がない。
は、相前後する段落の外枠、表組又は丸表組(囲繞パタ
ーン)が同種のものであるときに、これら囲繞パターン
を繋げるように作動するため、作表操作を簡単化するこ
とができ、使い勝手を向上させ得る。
の前罫及び後罫が線のものを示したが、絵文字のもので
あっても良い。また、つなぎ罫も線に限定されるもので
はない。さらに、前罫、後罫又はつなぎ罫が線状のもの
である場合には、CG−ROM24から読出したドット
パターンを用いるのではなく、印刷バッファの所定ドッ
トをソフトウェア的にオンドットに変更させることで形
成するものであっても良い。
刷装置に適用したものを示したが、文字入力画面の表示
を要する他の文字情報処理装置に適用することができ
る。例えば、印章作成装置にも適用でき、この場合には
印章刻印面への転写イメージが表示されることになる。
特許請求の範囲における「印刷」の用語はこの場合の
「転写」を含むものとする。
種類を判別する罫線種判別手段を設け、当該罫線種判別
手段により、前段落の後罫線と後段落の前罫線とが同種
の罫線種であると判別された場合には、前段落の後罫線
と後段落の前罫線とを個別に印刷せずに所定の繋ぎ用罫
線を印刷するため、作表操作が容易な、表の印刷品質が
高い文字情報処理装置が得られるようになる。
とが表組種どうし又は丸表組種どうしである場合、これ
らを同種の罫線種であると判別して、これらを所定の繋
ぎ用罫線で結ぶようにすることにより、表組種や丸表組
種についても、作表操作が容易で表の印刷品質の高い文
字情報処理装置が得ることができる。
なる場合、後罫線と上下罫線は、複数行のうち最長の行
を基準に配置できるようにすることにより、各行の文字
列の長さが異なっても自然な表を形成できる。
る。
る。
チャートである。
る。
センサ、20…制御部、21…CPU、22…ROM、
23…RAM、30…出力部、31…テープ・リボン送
りモータ、32…サーマルヘッド、35…液晶ディスプ
レイ。
Claims (3)
- 【請求項1】 行数や、各行の文字サイズの組み合わせ
や、縦書き/横書き等の印刷スタイルを変更したい行の
集まりからなる、段落を単位に入力処理や印刷処理を行
なう文字情報処理装置において、 相前後する段落に対して段落内の文字列を、囲繞すべく
外枠又は表組を形成する囲繞パターン形成手段と、 罫線の種類を判別する罫線種判別手段とを有し、 前記囲繞パターンは、前記段落の前部に形成される前罫
線と後部に形成される後罫線、および、前記前罫線と前
記後罫線との間を結ぶ上下罫線とを少なくとも有し、 前記罫線種判別手段により、前段落の後罫線と後段落の
前罫線とが同種の罫線種であると判別された場合に、前
記前段落の後罫線と前記後段落の前罫線とを個別に印刷
せずに所定の繋ぎ用罫線を印刷することを特徴とする文
字情報処理装置。 - 【請求項2】 前罫線及び後罫線の罫線種として、直線
のみで構成される外枠又は表組からなる表組種と、直線
及び曲線から構成される丸外枠又は丸表組からなる丸表
組種とを少なくとも有し、 前記罫線種判別手段は、前記前段落の後罫線と前記後段
落の前罫線とが、表組種どうし又は丸表組種どうしであ
るとき、同種の罫線種であると判別することを特徴とす
る請求項1に記載の文字情報処理装置。 - 【請求項3】 段落を形成する文字列が複数行からなる
場合、前記後罫線と前記上下罫線は、前記複数行のうち
最長の行を基準として配置されることを特徴とする請求
項1に記載の文字情報処理装置。
Priority Applications (22)
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---|---|---|---|
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