JPH10326323A - コードパターンイメージ記録装置 - Google Patents

コードパターンイメージ記録装置

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JPH10326323A
JPH10326323A JP10032592A JP3259298A JPH10326323A JP H10326323 A JPH10326323 A JP H10326323A JP 10032592 A JP10032592 A JP 10032592A JP 3259298 A JP3259298 A JP 3259298A JP H10326323 A JPH10326323 A JP H10326323A
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JP
Japan
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code pattern
pattern image
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recording
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JP10032592A
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English (en)
Inventor
Daikichi Morohashi
大吉 師橋
Hiroshi Sasaki
佐々木  寛
Mutsumi Kikuchi
睦実 菊池
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K19/00Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
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    • G06K19/06037Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code with optically detectable marking multi-dimensional coding
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K1/00Methods or arrangements for marking the record carrier in digital fashion
    • G06K1/12Methods or arrangements for marking the record carrier in digital fashion otherwise than by punching
    • G06K1/121Methods or arrangements for marking the record carrier in digital fashion otherwise than by punching by printing code marks

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Abstract

(57)【要約】 【課題】印刷記録されたコードパターンイメージの別の
紙面等に対する配置や編集を、その別の紙面等の大きさ
等に制約を受けること無く簡単に行えるようにする。 【解決手段】このコードパターンイメージ記録装置は、
音声情報を入力する内臓マイク20と、この入力された
音声情報を処理して所定のフォーマットに従ったコード
パターンイメージに変換するコードパターンイメージエ
ンコード部45と、この変換されたコードパターンイメ
ージを、所定の方向に順次繰り出される印刷媒体上にそ
の繰り出し方向に沿って連続的に光学的読取可能に印刷
して記録するプリントヘッド49と、上記連続的に印刷
記録されるコードパターンイメージの、上記印刷媒体の
繰り出し方向に沿う予め設定された所定の印刷記録長毎
に無記録領域を挿入して、当該コードパターンイメージ
を分割記録するよう制御するシステムコントローラ44
とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声情報、映像情
報、またはコンピュータ等で使用されるディジタルコー
ドデータのうちの少なくとも一つの情報を光学的に読み
取り可能なコードパターンイメージとして記録するコー
ドパターンイメージ記録装置に関する。
【0002】更には、紙面等でのコードパターンイメー
ジの配置、編集の使い勝手に優れたコードパターンイメ
ージを、所定の方向に順次繰り出される印刷媒体上に当
該繰り出し方向に沿って連続的に光学的読み取り可能に
印刷して記録する記録手段を具備するコードパターンイ
メージ記録装置に係り、特にコードパターンイメージの
読み取り安定性と記録媒体使用効率のバランスを使用者
の意志で決定自在としたコードパターンイメージ記録装
置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、例えば本出願人による特開平6−
231466号公報により開示されたコードパターンイ
メージ記録装置では、入力された情報を一連のコードパ
ターンイメージとして印刷していた。即ち、図25に示
されるように、この技術では、所謂マルチメディア情報
をコードパターンイメージ203に変換し、当該コード
パターンイメージ203全体を分割することなく、印刷
媒体200上に連続して印刷するものであった。同図に
おいては、符号201が、この連続して印刷されたコー
ドパターンイメージに相当する。
【0004】また、特開平8−106517号公報で
は、コードの配列と読み取り安定性について特徴を有す
る技術が開示されている。かかる技術は、コードパター
ンイメージの幅または長さに対して、印刷する領域が十
分に広い場合においては、意義のあるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平6−231466号公報により開示された技術で
は、記録情報量が大きくなると、連続して印刷されたコ
ードパターンイメージ201の長さが最終的にレイアウ
トする紙面でのレイアウト可能範囲からはみ出てしまう
といった問題があった。また、当該紙面よりはみ出さな
いようにユーザがはさみ等を用いて分割する場合、上記
連続して印刷されたコードパターンイメージ201の最
小単位を崩さないように切り分けることが難しく、分割
は事実上不可能であった。その上、印刷媒体200自体
も長くなるので、収納が不便であり、折り畳んで収納す
ると、その折り目により、後に再生する際に読み取りエ
ラーが発生しやすくなるといった不具合も生じていた。
【0006】また、上述した両公報により開示された技
術では、テープ状の記録媒体等でコードパターンイメー
ジの記録可能な幅が変化する場合の動作については何ら
開示されておらず、コードパターンイメージ配列は使用
者の指定によってのみ決定されるか、またはシステム固
有のものとして固定的に取り扱われていた。
【0007】このように、従来のコードパターンイメー
ジ記録装置、即ち所定の方向に順次繰り出される印刷媒
体上にその繰り出し方向に沿って連続的に光学的読み取
り可能に印刷して記録する記録手段を具備するコードパ
ターンイメージ記録装置は、印刷媒体へ印刷されるコー
ドパターンイメージが入力された情報量だけ一連のコー
ドパターンイメージとして印刷されるものであり、印刷
媒体または印刷媒体が貼付、配置される紙面の印刷方向
の長さを検出、指定する手段を有していなかった。
【0008】そのため、印刷媒体または当該印刷媒体が
貼付、配置される紙面の印刷方向の長さが、一連のコー
ドパターンイメージの長さより短い場合に、パターンが
紙面よりはみ出してしまい、紙面上に有効に配置するこ
とができないといった問題が生じていた。
【0009】更に、従来技術に係るコードパターンイメ
ージ記録装置では、一度の印刷動作で印刷できる印刷可
能範囲が異なる複数の印刷媒体に対する印刷については
何ら考慮されておらず、印刷媒体が限定されており、且
つ幅の細い印刷媒体に対応するものではなかった。従っ
て、このような従来の装置を用いて、印刷ヘッドの印字
可能幅より細い幅の媒体を使用すると、媒体の幅を超え
てコードパターンイメージが印刷されてしまう事態が発
生してしまい、その結果として、印刷されたコードパタ
ーンイメージが欠けてしまうといった問題も生じてい
た。
【0010】尚、特公平5−48187号公報には、印
字用データを格納するプリントイメージRAMをその長
さ方向に2以上に分割して、分割されたRAMデータ印
字間に印字を行なわない送りスペースを挿入可能に設定
することにより、この送りスペースを調整すれば、プレ
印刷欄に対して確実に必要データを印字できるように構
成したラベルプリンタが開示されている。しかしこのも
のは、上記送りスペースを、長く印字された一つのコー
ドパターンイメージを所定の大きさに分割するための切
断部として挿入するものではなく、印字されるデータ間
距離の調整を目的として挿入するものである。従って、
一つの情報が複数のバーコード間にわたって分割して印
刷記録されるものではない。
【0011】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、情報を記録した印刷媒体
の長さが印刷媒体を貼付、配置しようとするものの長さ
を越えてしまっても配置可能とすると共に、使用する印
刷媒体の幅を検出し、種々の媒体幅に対応した印刷を可
能とすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様によるコードパターンイメージ
記録装置は、音声情報、映像情報またはディジタルコー
ドデータのうちの少なくとも一つの情報を入力する情報
入力手段と、上記情報入力手段により入力された情報を
処理して所定のフォーマットに従ったコードパターンイ
メージに変換するコードパターンイメージ変換手段と、
上記コードパターンイメージ変換手段で変換されたコー
ドパターンイメージを、所定の方向に順次繰り出される
印刷媒体上にその繰り出し方向に沿って光学的読み取り
可能に連続して印刷記録する記録手段と、を具備するコ
ードパターンイメージ記録装置において、上記コードパ
ターンイメージが複数に分割して印刷記録されるよう
に、上記連続して印刷記録されるコードパターンイメー
ジの、上記印刷媒体の繰り出し方向に沿う所定の印刷記
録長毎にコードパターンイメージ無記録領域を挿入する
無記録領域挿入手段を更に具備し、上記情報入力手段に
より入力された情報が、上記分割して印刷記録された各
コードパターンイメージに分割して含まれることを特徴
とする。
【0013】第2の態様によるコードパターンイメージ
記録装置は、音声情報、映像情報またはディジタルコー
ドデータのうちの少なくとも一つの情報を入力する情報
入力手段と、上記情報入力手段により入力された情報を
処理して所定のフォーマットに従ったコードパターンイ
メージに変換するコードパターンイメージ変換手段と、
上記コードパターンイメージ変換手段で変換されたコー
ドパターンイメージを、所定の方向に順次繰り出される
印刷媒体上にその繰り出し方向に沿って光学的読み取り
可能に連続して印刷記録する記録手段と、を具備するコ
ードパターンイメージ記録装置において、使用される上
記印刷媒体の、上記繰り出し方向と直交する幅方向の長
さに関する情報を検出するための幅情報検出手段と、上
記幅情報検出手段で検出された情報に基づいて、印刷記
録すべきコードパターンイメージの構成を設定するコー
ドパターンイメージ設定手段と、を具備することを特徴
とする。
【0014】これら第1及び第2の態様は以下の作用を
奏する。即ち、第1の態様によるコードパターンイメー
ジ記録装置では、情報入力手段により、音声情報、映像
情報またはディジタルコードデータのうちの少なくとも
一つの情報が入力され、コードパターンイメージ変換手
段により、上記情報入力手段により入力された情報が処
理されて所定のフォーマットに従ったコードパターンイ
メージに変換され、記録手段により、上記コードパター
ンイメージ変換手段で変換されたコードパターンイメー
ジが所定の方向に順次繰り出される印刷媒体上にその繰
り出し方向に沿って光学的読み取り可能に連続して印刷
記録され、コードパターンイメージ無記録領域挿入手段
により、上記コードパターンイメージが複数に分割して
記録されるように、上記連続して印刷記録されるコード
パターンイメージの、上記印刷媒体の繰り出し方向に沿
う所定の印刷記録長毎にコードパターンイメージ無記録
領域が挿入されて、情報入力手段により入力された情報
が、上記分割して印刷記録された各コードパターンイメ
ージに分割して含まれる。
【0015】第2の態様によるコードパターンイメージ
記録装置では、入力手段により、音声情報、映像情報、
ディジタルコードデータのうちの少なくとも一つの情報
が入力され、コードパターンイメージ変換手段により、
上記入力手段で入力された情報が処理されて所定のフォ
ーマットに従ったコードパターンイメージに変換され、
記録手段により、上記コードパターンイメージ変換手段
で変換されたコードパターンイメージが、所定の方向に
順次繰り出される印刷媒体上にその繰り出し方向に沿っ
て連続的に光学的読み取り可能に印刷記録され、幅情報
検出手段により、当該コードパターンイメージ記録装置
で使用される上記印刷媒体の、上記繰り出し方向と直交
する幅方向の長さに関する情報が検出され、コードパタ
ーンイメージ設定手段により、上記幅情報検出手段で検
出された情報に基づいて、当該印刷記録すべきコードパ
ターンイメージの構成が設定される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。図1は、本発明に係るコ
ードパターンイメージ記録装置の外観構成図である。
【0017】このコードパターンイメージ記録装置は、
入力された音声情報をコードパターンイメージに変換
し、当該コードパターンイメージをテープ状の印刷媒体
に印刷記録するものである。
【0018】更に、その印刷記録の際、当該コードパタ
ーンイメージの繰り出し方向に沿う所定の印刷記録長毎
にコードパターンイメージ無記録領域を挿入するように
構成したものである。尚、入力される情報としては、音
声情報以外に、例えば映像情報やコンピュータ等で使用
されるテキストデータを含むディジタルコードデータ等
であっても良い。
【0019】同図に示されるように、コードパターンイ
メージ記録装置1の表面の所定位置には、音声を出力す
る内蔵スピーカ4、所定の表示を行う表示部5、各種操
作を指示する操作スイッチ10、音声を入力する内蔵マ
イク12、外部のスピーカと接続するための外部スピー
カ端子9、外部のマイクと接続するための外部マイク端
子11、外部のパーソナルコンピュータ(PC)と接続
するための外部ホストPCインターフェース(I/F)
6が設けられている。このコードパターンイメージ記録
装置1には、更にインクリボンと印刷媒体のカートリッ
ジ3を格納すべき格納部7と、印刷出力された印刷媒体
13を所望とする位置で切る印刷媒体カッターレバー8
が設けられている。更に、このコードパターンイメージ
記録装置1は、電源を供給するためのACアダプタ2と
接続されている。
【0020】このような構成のコードパターンイメージ
記録装置の各種動作は以下の通りである。先ず、本装置
の格納部7にインクリボンと印刷媒体がテープ状に格納
されたカートリッジ3を装填する。続いて、操作スイッ
チ10、表示部5を用いて、電源投入や印刷設定を行
う。次に、操作者は操作スイッチ10を用いて音声録音
動作を指示した後、内蔵マイク12に向かって話すこと
で所望とする音声情報を録音する。そして、操作スイッ
チ10を用いて再生動作を指示し、内蔵スピーカ4で先
に録音した音声を再生し、正確に録音されているか音声
情報の確認を行う。そして、音声が所望とするように録
音されていることを確認すると、続いて録音内容をコー
ドパターンイメージとして印刷媒体に印刷するべく、操
作スイッチ10で印刷モードを指示する。これにより、
録音された音声情報をコードパターンイメージに変換す
るエンコード処理が行われた後、印刷処理が行われる。
そして、印刷処理が完了し、印刷媒体13の送出が停止
したところで、印刷媒体カッターレバー8を操作し、一
連のコードパターンイメージが印刷された媒体13を切
り離す。こうして、所望とする音声がコードパターンイ
メージとして印刷出力された印刷媒体13を得る。
【0021】ここで、図2には上記コードパターンイメ
ージ記録装置の詳細な構成を示し説明する。同図に示さ
れるように、内蔵マイク20(図1の符号12に対応)
及び外部マイク端子21からの音声情報は、切替器2
2、プリアンプ・AGC23を介してアナログデジタル
I/F24内のA/D部38の入力に接続されている。
そして、このA/D部38の出力は、デジタルシグナル
プロセッサ25内の音声圧縮部40を介して、音声デー
タメモリ26の入力に接続されている。
【0022】そして、この音声データメモリ26の出力
は、2つに分岐され、一方はコードパターンイメージエ
ンコード部45を介してドットデータメモリ28の入力
に接続され、他方は信号切替器43、デジタルシグナル
プロセッサ25内の音声伸長部41、アナログデジタル
I/F24内のD/A部39、アクティブフィルタとパ
ワーアンプ37、切替器36を介して、スピーカ34
(図1の符号4に対応)と外部スピーカ端子35の入力
に接続されている。
【0023】上記ドットデータメモリ28の出力は、プ
リントコントロール部48を介してプリントユニット3
1のプリントヘッド49に接続される。上記プリントコ
ントロール部48のもう一つの出力は、モータドライバ
29を介して媒体フィーダ50、媒体カッター32(図
1符号8と連動)に接続されている。そして、プリント
ユニット31内の媒体幅検出部51の出力は、システム
コントローラ44の入力に接続されている。
【0024】更に、マイクロコンピュータ27内の、メ
モリコントローラ47の出力は、ドットデータメモリ2
8とコードパターンイメージエンコード部45の入力に
接続されており、メモリコントローラ42の出力は音声
圧縮部40、音声データメモリ26、コードパターンイ
メージエンコード部45、コミュニケーションコントロ
ーラ46の入力に接続されている。
【0025】また、操作スイッチ10の出力は、システ
ムコントローラ44を介して表示LED30に接続され
ており、システムコントローラ44の出力は、コードパ
ターンイメージエンコード部45の入力に接続されてい
る。この他、ACアダプタ2が所定端子に接続され、コ
ミュニケーションコントローラ46は外部ホストPCI
/F6と接続自在となっている。
【0026】このような構成において、操作者により操
作スイッチ10が操作され、音声入力が指示されると、
内蔵マイク20或いは外部マイク端子21のいずれかよ
り音声が入力される。この入力された音声情報は、切替
器22を介してプリアンプ・AGC23に入力される。
そして、このプリアンプ・AGC23にて音声情報に対
して増幅処理、AGC処理がなされる。これらの処理が
施された音声情報は、A/D部38にてデジタル信号に
変換され、音声圧縮部40にて圧縮処理が施された後
に、音声データメモリ26に記憶される。
【0027】そして、操作者により操作スイッチ10が
操作され、上記記憶した音声を確認のために再生する旨
が指示されると、システムコントローラ44の制御の
下、上記音声データメモリ26に記憶されたデータが信
号切替器43を介して音声伸長部41に入力され、ここ
で音声データの伸長処理が施される。そして、D/A部
39にてアナログデータに変換された後に、アクティブ
フィルタとパワーアンプ37にてフィルタ処理、増幅処
理が施され、切替器36を介して内蔵スピーカ4または
外部スピーカ端子35のいずれかより再生出力される。
【0028】続いて、操作者により操作スイッチ10が
操作され、印刷が指示されると、システムコントローラ
44の制御の下、コードパターンイメージエンコード部
45に上記音声データメモリ26よりデジタルデータが
読み込まれ、コードパターンイメージに変換された後、
ドットデータメモリ28に記憶される。この変換の際に
は、媒体幅検出部51により印刷すべき媒体の幅、即
ち、当該テープ状媒体の繰り出し方向と直交する幅方向
の長さが検出され、その長さに関する情報がシステムコ
ントローラ44に入力され、コードパターンイメージの
構成がその印刷媒体の幅を越えないように制御されてい
る。そして、プリントコントロール48の制御の下、プ
リントユニット31のプリントヘッド49を介して、上
記コードパターンイメージが印刷媒体の所定位置に光学
的に読み取り可能に記録される。
【0029】また、このとき、プリントコントロール4
8の制御の下、モータドライバ29は、プリントユニッ
ト31の媒体フィーダ50に対する駆動動作を制御す
る。そして、連続して印刷記録されるコードパターンイ
メージの印刷媒体の繰り出し方向に沿う、予め設定され
た所定の印刷記録長毎に、コードパターンイメージ無記
録領域131(図1参照)を随時挿入しながら印刷媒体
を所定の方向に順次繰り出していく。このコードパター
ンイメージ無記録領域の具体的な挿入の仕方については
後述する。
【0030】こうして、コードパターンイメージの印刷
媒体への記録が終了すると、操作者は媒体カッター32
により印刷媒体13を切り離し、所望とする音声がコー
ドパターンイメージとして印刷出力された印刷媒体13
を得る。
【0031】ここで、図3には上記コードパターンイメ
ージの一例として、ドットコードの構成を示し説明す
る。図3(a)に示されるように、音声情報,映像情
報,またはディジタルコードデータ等の情報を含むマル
チメディア情報は、光学的に読み取り可能なコードパタ
ーンイメージとして、紙等のシート状の記録媒体上にド
ットコード61により記録されている。かかるドットコ
ード61は、所定単位のドットの集合からなるブロック
62を二次元マトリクス状に配置したブロック群で構成
される。
【0032】このような複数のブロックの集合体による
コードパターンイメージによれば、ブロックを最小調整
単位として、コードパターンイメージの形状変更や大き
さの調整が比較的自由に可能となるため、コードパター
ンイメージを分割してコードパターンイメージ無記録領
域を挿入することが容易に実現でき、極めて好都合であ
る。従って、本発明のコードパターンイメージ記録装置
にはとりわけ好適に利用できる。
【0033】また、このような物理フォーマット構成か
らなるドットコード61は、読取装置の持つCCD等の
撮像センサの撮像視野の大きさがドットコード61全体
の大きさより小さくても、換言すれば、当該ドットコー
ド61をその撮像センサによりワンショットにて撮像す
ることができなくても、上記ブロック毎に読み取ってそ
のブロック内のブロックアドレスさえ認識できれば、読
み取った各ブロックのデータを集めて元の音声情報等に
係るデータを再構築することが可能となるので、結果と
して、従来より知られた1次元、或いは2次元のバーコ
ード等では実現し得なかった多量の情報を紙面等に保持
させることができ、紙などを媒体とした情報伝達方法に
おいて、従来では考えられなかった様々な用途に期待が
広がっている。
【0034】図3(b)はドットコード61を構成する
ブロック62の構成を更に詳細に示した図である。図3
(b)に示されるように、ブロック62は、情報に係る
データが変調処理され、各ビット値に対応して配置され
たデータドットパターン部63と、このデータドットパ
ターン部63に関して所定の位置関係で配置される当該
ブロックのアドレス等の情報を示すブロックヘッダ部6
4とを有するものである。
【0035】また、ブロック62は、所定の位置、例え
ば、その4隅に配置された、ブロックの認識に利用する
マーカ65と、このマーカ65に対して所定の位置、例
えば、第1の方向に隣接するマーカ間に配置されたマッ
チングドットパターン部66を有している。尚、上記ブ
ロックヘッダ部64は、上記マーカ65に対して所定の
位置、例えば第2の方向に隣接するマーカ間に配置され
ることになる。
【0036】これらマッチングドットパターン部66、
ブロックヘッダ部64及びデータドットパターン部63
に配されるデータドット67は、同じ大きさの複数のド
ットで構成されている。また、マーカ65は、これらの
ドットに比較して大きな面積のドットとして構成されて
おり、例えばデータドット67の5倍の直径を有する円
形ドットとして記録媒体上に記録されている。
【0037】以下、図4のフローチャートを参照して、
本発明のコードパターンイメージ記録装置の動作を説明
する。尚、本発明の特徴となるコードパターンイメージ
無記録領域の概念、区切り線、カット形状、ミシン目の
詳細については後述する。
【0038】動作を開始すると、先ず装置の初期設定が
行われる(ステップS1)。ここでは、各種変数、フラ
グのイニシャライズなどが行われる。続いて、媒体の挿
入を検出し(ステップS2)、媒体幅検出部51により
媒体の幅を検出する(ステップS3)。そして、動作を
継続する場合には(ステップS4)、モード入力検出を
行い(ステップS6)。動作設定モードが設定されてい
る場合には、設定モードを検出し(ステップS7)、そ
れに対応する処理を行う。
【0039】即ち、上記設定モードが、「無記録領域非
挿入設定」である場合には、印刷記録長を無限大(最
大、または制限無し)に設定し(ステップS8)、無記
録領域長をゼロに設定し(ステップS9)、表示体を無
しに設定し(ステップ10)、ミシン目を無しに設定し
(ステップS11)、媒体切断を無しに設定し(ステッ
プS12)、自動変更を無しに設定し(ステップS1
3)、上記ステップS2に戻る。
【0040】また、上記設定モードが、「無記録領域挿
入設定」である場合には、印刷記録長設定入力がある場
合には印刷記録長選択設定を行い(ステップS17,1
8)、無記録領域長設定入力がある場合には無記録領域
長選択設定を行い(ステップS19,S20)、表示体
設定入力がある場合には表示体選択設定を行い(ステッ
プS21,S22)、ミシン目設定入力がある場合には
ミシン目選択設定を行い(ステップS23,S24)、
切断設定入力がある場合には切断の設定を行い(ステッ
プS25,S26)、自動変更設定入力がある場合に
は、自動変更選択設定を行い(ステップS27,S2
8)、読み取り安定性設定入力がある場合には読み取り
安定性設定を行い(ステップS29,S30)、上記い
ずれの設定入力もない場合には設定入力エラー表示を行
い(ステップS31)、上記ステップS2に戻る。上記
各設定が行われた場合も同様に、各設定をした後は上記
ステップS2に戻ることになる。
【0041】また、上記設定モードが、「媒体使用効率
設定」である場合には、媒体幅を検出し(ステップS1
4)、媒体使用効率選択を行い(ステップS15)、ブ
ロック配置設定を行い(ステップS16)、上記ステッ
プS2に戻る。
【0042】一方、上記ステップS6にて、動作モード
が設定されている場合には、設定されている動作モード
を検出し(ステップS32)、記録モードである場合に
は記録モード動作(ステップS33)、再生モードであ
る場合には再生モード動作(ステップS34)、印刷モ
ードである場合にはエンコード及び印刷動作を行った後
(ステップS35)、上記ステップS2に戻る。また、
上記ステップS6において、モード入力検出が無入力で
ある場合にも上記ステップS2に移行する。こうして、
上記ステップS4にて、動作を終了する場合にはステッ
プS5に移行して全ての動作を終了する。
【0043】次に、図5のフローチャートを参照して、
上記エンコード及び印刷動作の詳細を説明する。この動
作を開始すると、入力データの変調を行う(ステップS
51)。これは、音声データメモリ26内で処理される
ものであり、エラー訂正コードの付加も行われる。続い
て、コードパターンイメージデータを作成処理する(ス
テップS52)。このコードパターンイメージデータ
は、ブロック単位で独立な構成となっている。次いで、
コードパターンイメージのブロック数の最大値Pを記憶
し(ステップS53)、印刷記録長の設定を読み出し
(ステップS54)、長さ方向の印刷ブロック数mの決
定を行う(ステップS55)。これは、印刷記録設定長
を、媒体繰り出し方向の1ブロックの長さで除算するこ
とで求められる。
【0044】続いて、無記録領域長設定Bの読み出しを
行い(ステップS56)、印刷未了ブロック数Qの初期
化(Q=P)を行う(ステップS57)。続いて、シス
テムコントローラ44は、印刷記録設定長内での印刷済
みブロック数の初期化(R=O)を行い(ステップS5
8)、印刷記録設定長に丁度含まれる数のブロックが印
刷されたか、即ちR=mであるか否かを判断する(ステ
ップS59)。
【0045】ここで、R=mでない場合、即ち印刷記録
設定長に丁度含まれる数のブロックが印刷されていない
場合には、1ブロックの印刷処理を行い(ステップS6
0)、印刷記録設定長内での印字済みブロック数のカウ
ンタRをインクリメントし(ステップS61)、続い
て、印刷すべき全てのブロックが印刷されたか、即ちQ
=0であるか否かを判断し(ステップS62)、全ての
ブロックが印刷されていない場合には印刷すべき全ブロ
ックの印刷未了ブロック数のカウンタたるQをデクリメ
ントし、(ステップS63)、上記ステップS59に戻
る。全てのブロックが印刷された場合には動作を終了す
る(ステップS64)。
【0046】一方、上記ステップS59において、R=
mである場合、即ち印刷記録設定長に丁度含まれる数の
ブロックが印刷されている場合には、無記録領域の媒体
送り処理(無記録領域長Bに相当するステッピングモー
タのパルス数を出力する)を行う(ステップS65)。
続いて、表示体、ミシン目、切断の各設定がある場合に
は、表示体印刷処理、ミシン目挿入処理、切断処理を行
い(ステップS66乃至S71)、自動変更設定がある
場合には(ステップS72)、態様変更単位を検出し
(ステップS73)、無記録領域毎である場合には態様
の変更処理を行い(ステップS74)、知覚情報単位毎
である場合には知覚情報単位変化を検出し(ステップS
75)、変化がある場合には上記ステップS74に移行
し、変化がない場合には上記ステップS58に戻る。
【0047】上記実施の形態では、S32において動作
モードを検出して、記録モード,再生モード,印刷モー
ドのいずれかを選択して実行しているが、本出願人が特
願平9−277422号に示したように、1つのモード
を実行中に、他のモードを実行することも可能である。
【0048】つまり、例えば記録モードの実行後直ちに
エンコードを行い、このエンコード動作中に再生モード
を平行して実行する、即ち時分割でエンコード動作と再
生モードとを実行したのちに、印刷動作を行うことが可
能である。エンコード動作は、図5のS51乃至S53
が相当し、印刷動作はS54以降が相当する。このよう
な動作を行うことで、本装置の使用者が、記録モード動
作の終了から殆ど間を置くことなく、コードイメージの
印刷動作に移行できる状態をつくれるようになり、コー
ドイメージの印刷記録という目的に達するまでの時間的
効率を、実時間としても、感覚的時間においても有効に
高めることができる。
【0049】また、上記実施の形態では、S52,S5
3においてブロック単位で独立なコードパターンイメー
ジを作成してブロック数の最大値Pを記憶したのちに、
S54において印刷記録長設定の読み出しを行うので、
S54の時点、つまり印刷動作の開始直前まで印刷記録
長設定の変更が可能であり、最新の動作設定で印刷出力
できる。
【0050】更に、上記実施の形態では、印刷モードが
連続して選択された場合でも同様のコード作成処理を行
っているが、印刷モードが選択される前に記録モードが
選択された場合のみS51,S52,S53の処理を行
うようにしても良い。
【0051】つまり、図2のコードパターンイメージエ
ンコード45の出力は、メモリ手段としてのドットデー
タメモリ28に保持されるので、システムコントローラ
44,メモリコントローラ47により、プリントコント
ロール48に入力するコードパターンイメージを、ドッ
トデータメモリ28に保持されたコードパターンイメー
ジとするか、新たにコードパターンイメージエンコード
45でエンコード動作を行ったのちのコードパターンイ
メージとするかを選択制御することで上記の処理を可能
としている。
【0052】但し、この場合、コードパターンイメージ
データとそのブロック数の最大値P、及び記録モードが
選択されたかどうかを示す情報(記録モード選択フラ
グ)を保持し続ける必要があり、また印刷モードが選択
されて印刷処理が終了した時点で、この録音モード選択
フラグをクリアし、録音モードが選択されていない状態
にする必要がある。
【0053】このような処理を行うことで、印刷モード
が連続して選択された場合(複数同じコードを印刷出力
する場合や、動作設定を変更して再度印刷出力するよう
な場合)でもエラー訂正コード付加(インターリーブ処
理を含む)、変調処理、コードパターンイメージデータ
の作成といった時間を要する処理を2度目の印刷以降は
行う必要が無くなり、メモリが保持しているコードパタ
ーンイメージデータを直ちに印刷できるので、迅速に印
刷出力が行える。
【0054】以下、上述した構成及び作用の本発明のコ
ードパターンイメージ記録装置により実現される第1乃
至第8の実施の形態に係る印刷媒体について説明する。
先ず、第1の実施の形態を説明する。
【0055】図6には第1の実施の形態に係るコードパ
ターンイメージ記録装置により印刷媒体を得るための、
ドットデータメモリ28の記憶内容を示し説明する。第
1の実施の形態に係るコードパターンイメージ記録装置
は、ドットデータメモリ28内に、無記録領域もコード
パターンイメージデータとして記憶しておき、印刷記録
領域と無記録領域の印刷処理を同一の印刷制御で行うも
のである。
【0056】即ち、これを実現すべく、図6に示される
ように、ドットデータメモリ28には、印刷記録領域の
コードパターンイメージデータ101と、それに介在し
て、無記録領域のコードパターンイメージデータ102
が記憶される。このように記憶すれば、制御プログラム
が簡素に構成できると共に、印刷記録領域と無記録領域
で媒体送り速度が変化せず、特に印刷記録領域と無記録
領域の境界付近での印刷コードパターンイメージの形
状、濃度が安定して印刷することができる。
【0057】図7は第1の実施の形態に係るコードパタ
ーンイメージ記録装置による印刷媒体の構成を示す図で
ある。同図に示されるように、この第1の実施の形態に
係るコードパターンイメージ記録装置によれば、上記手
法により、印刷媒体103上に、分割されたコードパタ
ーンイメージ104が、無記録領域105を挟んで所定
単位で記録されることになる。
【0058】この第1の実施の形態によれば、一連のコ
ードパターンイメージを分割し、無記録領域を挿入して
印刷出力することで、所望の長さで切り分けることがで
き、結果として紙面への貼り付け編集作業時に、要求さ
れる長さに近いレイアウトが可能となる。
【0059】次に第2の実施の形態を説明する。図8は
第2の実施の形態に係るコードパターンイメージ記録装
置による印刷媒体の構成を示す図である。同図に示され
るように、この第2の実施の形態に係るコードパターン
イメージ記録装置によれば、印刷媒体106に、分割さ
れて印刷されたコードパターンイメージ107が、無記
録領域108aを挟んで記録される。そして、特に上記
無記録領域108a上に区切り線108bが印刷され
る。この区切り線108bの態様としては、例えば、線
種を変えること(実線、波線、一点鎖線等、山形、波
形、凹凸形等)、線幅を変えること、線の角度を変える
こと、線の色を変えること(線の色をコードパターンイ
メージ読み取り装置の分光感度の低い色とする、線の色
を一連のコードパターンイメージのまとまり毎に変え
る)等があるが、これらに限定されないことは勿論であ
る。
【0060】この第2の実施の形態によれば、一連のコ
ードパターンイメージ間に無記録領域と区切り線を入れ
ることで、はさみ等で切り分ける目安ができ、使用者に
とって切り分けやすいものとなる。また、区切り線を、
上記した態様などにより、一連のコードパターンイメー
ジ毎に変えることで、切り離した後に紙面への貼り付け
編集作業時に異なるコードパターンイメージを区別する
ことができるので、誤って混合してしまい、コードパタ
ーンイメージを区別できず、誤編集して、再生時に読み
とれないという不具合が発生しない。さらに、区切り線
を分割コードパターンイメージの間毎に変えることで、
切り離した後に紙面への貼り付け作業時にコードパター
ンイメージの順番の区別ができるので、結果として複数
の情報ソースが混合されたコードパターンイメージにお
いて、情報ソースをまとめてスキャンすることができ、
読み込み完了した情報ソースから順次再生することも可
能となる。
【0061】次に第3の実施の形態を説明する。図9は
第3の実施の形態に係るコードパターンイメージ記録装
置による印刷媒体の構成を示す図である。同図に示され
るように、この第3の実施の形態に係るコードパターン
イメージ記録装置によれば、印刷媒体109に、分割さ
れて印刷されたコードパターンイメージ110が、無記
録領域111aを挟んで記録される。そして、特に、上
記無記録領域111aの箇所で、切断手段としての媒体
カッター32により、カット形状111bで、印刷媒体
109が切断される。このカット形状111bの態様と
しては、直線的に切り分ける線の角度を変える、切り分
ける線種を変える(山形、波、凹凸形形等)、切り分け
る形状の位相を変える(山形、波形、凹凸等)こと等が
ある。
【0062】この第3の実施の形態によれば、切り分け
た形状を一連のコードパターンイメージ、または印刷情
報のまとまり毎に変えることで、切り分けられた部分の
形状が複数存在する場合でも、その形状が目安となり、
切り離した後に紙面への貼り付け編集作業時に異なるコ
ードパターンイメージの区別ができるので、誤って混合
してしまい、誤編集により読みとれないという不具合が
発生しない。また、区切り線を分割コードパターンイメ
ージの間毎に変えることで、切り分けられた部分の形状
が複数存在する場合でも、その形状が目安となり、切り
離した後に紙面への貼り付け編集作業時にコードパター
ンイメージの順番が区別できるので、結果として複数の
情報ソースが混合されたコードパターンイメージにおい
て、情報ソースがまとまってスキャンでき、読み込み完
了した情報ソースから順次再生することが可能となる。
【0063】次に第4の実施の形態を説明する。図10
は、第4の実施の形態に係るコードパターンイメージ記
録装置による印刷媒体の構成を示す図である。同図に示
されるように、この第5の実施の形態に係るコードパタ
ーンイメージ記録装置によれば、印刷媒体112に、分
割されたコードパターンイメージ113が、無記録領域
114aの箇所で、印刷媒体112が切断される。そし
て、特に各無記録領域114aで、位相の異なるカット
形状114bで切断される。即ち、同図には3つのカッ
ト形状114bで切断されることが示されているが、3
本それぞれが異なる位相の形状となっている。
【0064】この第4の実施の形態によれば、切り分け
形状の位相を一連のコードパターンイメージ、または印
刷情報のまとまり毎に変えることで、切り分けられた部
分の形状が複数存在する場合でも、その形状が目安とな
り、切り離した後に紙面への貼り付け編集作業時に異な
るコードパターンイメージの区別ができるので、誤って
混合してしまい、読みとれない不具合が生じない。ま
た、切り分け形状の位相を分割コードパターンイメージ
の間毎に変えることで、切り分けられた部分の形状が複
数存在する場合でも、その形状が目安となり、切り離し
た後に紙面への貼り付け編集作業時にコードパターンイ
メージの順番の区別ができるので、結果として複数の情
報ソースが混合されたコードパターンイメージにおい
て、情報ソースがまとまってスキャンでき、読み込み完
了した情報ソースから順次再生することが可能となる。
また、切り分け機構が簡単に構成できる。
【0065】ここで、上記カット形状は図11の切り分
け機構により切り分けられる。図11に示されるよう
に、凹凸形状をなしている上下2個の金属板321が、
両端ともバネシャフト322で接続された上下のホルダ
323a,323bに保持されている。金属板321
は、側端面が研がれた刃が形成されており、上側ホルダ
323aがカム(図示せず)の回転により上下動し、上
下の刃が間を通る印刷媒体324を挟むことで、異形の
カット形状325を形成する。下側ホルダ323bはス
ライドレール(図示せず)に載せられており、ラック&
ピニオン機構(図示せず)を介して上下のホルダ323
a,323bが共にスライド方向にスライドされること
で、切り分け形状の位相を制御している。
【0066】次に第5の実施の形態を説明する。図12
は第5の実施の形態に係るコードパターンイメージ記録
装置による印刷媒体の構成を示す図である。同図に示さ
れるように、この第5の実施の形態に係るコードパター
ンイメージ記録装置によれば、印刷媒体115に、分割
されて印刷されたコードパターンイメージ116が、無
記録領域117aの箇所で切断される。そして、特に、
この無記録領域117aの箇所で、印刷媒体のエッジに
対する角度が異なるカット形状117bにて切断され
る。このカット形状117bは、印刷媒体が180度回
転しても、個々の印刷媒体のコードパターンイメージ区
分、または順番が区別できる形状に切り分けられるよう
に形成されている。このカット形状117bの態様は、
例えば直線的に切り分ける線の角度を変える、切り分け
る線種を変える(山形、波形、凹凸形等)、切り分ける
形状の位相を変える(山形、波形、凹凸形等)等と組み
合わせることもできる。
【0067】この第5の実施の形態によれば、切り分け
の形状を一連のコードパターンイメージ、または印刷情
報のまとまり毎に変えることで、切り分けられた部分の
形状が複数存在する場合でも、その形状が目安となり、
切り離した後に紙面への貼り付け編集作業時に異なるコ
ードパターンイメージの区別ができるので、誤って混合
してしまい、読みとれないような不具合が発生しない。
また、切り分けられた印刷媒体が180度回転しても個
々の印刷媒体のコードパターンイメージ区分、または順
番が区別できる。
【0068】また、区切り線を分割コードパターンイメ
ージの間毎に変えることで、切り分けられた部分の形状
が複数存在する場合でも、その形状が目安となり、切り
離した後に紙面への貼り付け編集作業時にコードパター
ンイメージの順番が区別できるので、結果として複数の
情報ソースが混合されたコードパターンイメージにおい
て、情報ソースがまとまってスキャンでき、読み込み完
了した情報ソースから順次再生することが可能となる。
【0069】即ち、図13に示すようなカット形状12
0bでは、当該カット形状120bに従って切り分けた
場合に、切り分け部分119a、119bが全く同じ形
状となるため、区別することができなかったが、第5の
実施の形態によれば、かかる問題が解決されることにな
る。
【0070】次に第6の実施の形態を説明する。図14
は第6の実施の形態に係るコードパターンイメージ記録
装置による印刷媒体の構成を示す図である。同図に示さ
れるように、この第6の実施の形態に係るコードパター
ンイメージ記録装置によれば、印刷媒体121に分割さ
れて印刷されたコードパターンイメージ122を記録
し、その間の無記録領域123aに、切断を指示するた
めの指標としてのミシン目123bが、公知のミシン目
形成手段により形成される。このミシン目123bの態
様としては、線種を変える(ミシン目間隔を変える、山
形、波形等の形状を変える)、ミシン目を構成する線の
本数を変える、ミシン目の角度を変える等がある。
【0071】この第6の実施の形態によれば、一連のコ
ードパターンイメージの間の無記録領域にミシン目を入
れることで、はさみ等の器具を用いなくとも使用者が切
り分けられる。また、コードパターンイメージ間の無記
録領域で折り畳みやすくなり、一連のコードパターンイ
メージを切らずに折り畳んでおけるので、コンパクトに
収納しておくことができ、後で読み取る際にエラーが増
大するという不具合も発生しない。さらに、ミシン目を
一連のコードパターンイメージ毎に変えることで、切り
離した後に紙面への貼り付け編集作業時に異なるコード
パターンイメージの区別ができるので、誤って混合して
しまい、読みとれないという不具合が発生しない。ま
た、ミシン目の形状を分割コードパターンイメージの間
毎に変えることで、切り離した後に紙面への貼り付け編
集作業時にコードパターンイメージの順番の区別ができ
るので、結果として複数の情報ソースが混合されたコー
ドパターンイメージにおいて、情報ソースがまとまって
スキャンでき、読み込み完了した情報ソースから順次再
生することが可能となる。
【0072】次に第7の実施の形態を説明する。従来の
ハンドスキャンによる読み取りでは、紙面のように印刷
コードパターンイメージの印刷進行方向に直交する方向
に対して、十分な幅を有する媒体に印刷することを前提
としているので、読み取り安定性の度合いを、印刷コー
ドパターンイメージの印刷進行方向に直交する方向であ
る幅方向に同一ブロックを繰り返す数の設定のみで行
う。従って、印刷媒体の幅が狭いと、使用者の設定する
同一ブロックの繰り返しを行えない場合が生じ、印刷コ
ードパターンイメージの欠けが発生し、読みとれなくな
る欠点がある。
【0073】かかる点に鑑みてなされたのが、第7の実
施の形態である。図15は第7の実施の形態に係るコー
ドパターンイメージ記録装置による印刷媒体に記録され
るコードパターンイメージを示す図である。この第7の
実施の形態では、印刷媒体の幅を自動検出して、印刷さ
れたコードパターンイメージを読み取る際の読み取り安
定性を高めるように、印刷媒体上でのコードパターンイ
メージの構成を自動的に変更するようにしている。
【0074】これらの印刷媒体幅検出では、インクリボ
ンとテープ状の印刷媒体が格納されたインクカートリッ
ジの窪みの長さを検出し、個々の印刷装置用に供給され
ているカートリッジの種類を格納しているテーブルを参
照し、印刷媒体の幅を求める。窪みの長さの検出は、バ
ネで保持された伸縮するシャフトがスライド抵抗器の抵
抗地を変化させ、抵抗に発生する電圧を、制御用のマイ
クロコンピュータのA/D変換器に入力することで行
う。変換されたデジタル電圧値が窪みの長さに対応し、
マイクロコンピュータのメモリ空間におかれた窪みの長
さと供給される印刷媒体の幅の関係を示すテーブルを参
照して印刷媒体の印刷可能幅を求める。また、印刷コー
ドパターンイメージ構成の決定では、予め記憶されてい
る印刷コードパターンイメージの最小単位の長さが、検
出された印刷媒体の印刷可能幅の中に何個入るかの数
(n)を計算し、コードパターンイメージの構成を決定
する。コードパターンイメージの構成は、印刷媒体の幅
の間に1個のコードブロックしか入らない基本配列を除
き、同一コードブロックを印刷媒体の幅の方向に繰り返
して配置する。
【0075】図15(a)はコードパターンイメージの
基本配列を示しており、以下の説明では、図15(b)
の如くブロックを簡略化して図示し説明する。図15
(c)は前記のブロックの数nが2の場合のコードパタ
ーンイメージの配列を示している。この例では、上下2
段に同一ブロックが繰り返し配列されている。図15
(d)はブロック数nが3の場合のコードパターンイメ
ージ配列を示している。この例では、上段と下段に同一
ブロックが繰り返し配列されている。図15(e)はブ
ロック数nが4の場合のコードパターンイメージの配列
を示している。この例では、1段目と3段目のブロック
と、2段目と4段目のブロックが同一内容となってい
る。
【0076】次に第8の実施の形態を説明する。図16
は第8の実施の形態に係るコードパターンイメージ記録
装置により印刷媒体に記録されるコードパターンイメー
ジの構成を示す図である。この第8の実施の形態は、印
刷媒体の幅を自動検出して、記録密度優先、即ち高媒体
使用効率にするか、読み取り安定性優先にするかの使用
者の設定に従って印刷媒体上でのコードパターンイメー
ジの構成を変更するものである。
【0077】印刷媒体幅検出は第7の実施の形態と同様
であるため、説明を省略する。印刷コードパターンイメ
ージの構成の決定では、予め記憶されている印刷コード
パターンイメージの最小単位の長さが、検出された印刷
媒体の印刷可能幅の中に何個入るかの数(n)を計算す
る。この印刷可能コードブロック数nと、使用者が予め
設定する高媒体使用効率にするか、読み取り安定性優先
にするかの媒体使用効率と安定性に関するレベル値
(L)とに従ってコードパターンイメージの構成を決定
する。コードパターンイメージの構成は、nとLの関係
を示す構成番号テーブルを参照し、その構成番号(k)
に対応するシーケンスを実行する。
【0078】図16(a)には、nが1乃至4、Lが1
乃至4の場合の構成番号テーブルと構成番号に対応する
コードパターンイメージの構成を示す。nが小さい程、
印刷媒体の幅は狭いことになり、Lが小さい程、経済性
を重視した高媒体使用効率ということになる。
【0079】図16(b)に示す基準となる配列では、
コードブロック番号の小さなものから順に1行で印刷す
る。このとき、印刷開始点はコードパターンイメージ配
列の左端となる。この場合、上記構成番号テーブルにお
いては、nが1、Lが1で、kが1である。
【0080】図16(c)に示す配列(ブロック数が図
16(b)の4倍、記録されたデータ量は図16(b)
と同じ)では、コードブロック番号の小さなものから順
に1行で印刷する。即ち、この配列では、記録されてい
るコードブロック数の最大値まで印刷したら、最小値に
戻って再度実行して、4回繰り返しのパターンを生成す
ることになる。この場合、上記構成番号テーブルにおい
ては、nが1、Lが4で、kが4である。
【0081】図16(d)に示す別の配列(ブロック数
が図16(b)の4倍、記録されたデータ量は図16
(b)の2倍)では、上下2行にわたって順次並べたブ
ロックと同一のブロックを2段重ねて配置して、計4行
に印刷する。このとき、印刷開始点は、コードパターン
イメージ配列の左上端となる。この場合、上記構成番号
テーブルにおいては、nが4、Lが1で、kが13であ
る。
【0082】図16(e)に示す更に別の配列(ブロッ
ク数が図16(b)の16倍、記録されたデータ量は図
16(b)の2倍)では、図16(d)に示した構成を
水平方向に4回繰り返す。このとき、印刷開始点は、コ
ードパターンイメージの配列の左上端となる。この場
合、上記構成番号テーブルにおいては、nが4、Lが4
で、kが16である。
【0083】次に、本発明の更なる実施の形態として、
図2に示した操作スイッチ中に、音量調整量入力手段と
しての、例えばスライドスイッチ等を利用した音量調整
スイッチ、または、可変抵抗器などを備えた場合につい
て説明する。この場合、図2の内蔵スピーカ34または
外部スピーカ端子35のいずれかより再生出力される音
声情報の音量を、この音量調整スイッチ、または、可変
抵抗器などにより、ユーザが調整することができる。
【0084】また、図4に示したステップS18,S2
0の印刷記録長や無記録領域長の選択設定時に、上記の
音量調整スイッチまたは可変抵抗器等に対する操作量を
検出することでアナログ的に調整設定することが可能で
ある。
【0085】この場合、システムコントローラ44は、
音声再生出力動作時以外のときに操作された音量調整ス
イッチまたは可変抵抗器等に対する操作は、コードパタ
ーンイメージ印刷記録長、或いはコードパターンイメー
ジ無記録領域長の設定を行なうためになされた操作であ
ると認識するように構成しておくことが必要である。
【0086】このように構成すれば、操作スイッチの数
を削減できるのは勿論のこと、連続的に数値を設定する
ことが可能となるため微妙な長さの調整ができ、その結
果レイアウトの自由度が更に増す。また、音量の大小
と、記録長の長短という互いに連続的な調整を必要とす
る機能に係る操作部が統合される結果、ユーザはいたず
らに混乱すること無く簡便な操作が行なえるようにな
る。
【0087】尚、音量調整スイッチまたは可変抵抗器等
は、音声再生出力動作時以外のときに操作されたコード
パターンイメージ印刷記録長設定のための操作量を、音
声再生出力動作時に確実に無効化するために、当該音声
再生出力動作時に、一旦、スイッチまたは可変抵抗器等
を最小レベルに戻してからでないと、その音量調整は機
能しないように構成することが好ましい。このように構
成すれば、コードパターンイメージ印刷記録長を長く設
定してしまい、ユーザがこのことを忘れても、音声を不
用意に大きく再生出力してしまうことが確実に避けられ
る。
【0088】コードパターンイメージ印刷記録長、及び
コードパターンイメージ無記録領域長の設定の仕方とし
ては、上記の方法の他にも、例えば、具体的な数値を入
力することや、予め長さの決まっている「ロング」と
「ショート」のうち何れかのスイッチの選択を行なっ
て、簡便に長さの設定を行なうようにすることなども可
能である。
【0089】次に、本発明のコードパターンイメージ記
録装置の動作において、図5のステップS75で説明し
た、上記の無記録領域毎の表示体の設定,上記ミシン目
の形成態様,上記媒体の切断態様等を、入力された情報
の知覚情報単位毎に変更可能にした場合について説明す
る。
【0090】知覚情報単位とは、人間が視覚や聴覚を通
じてその情報のもつ意味が認識理解できる、音声、画
像、または文章、文字等の情報の種類毎に区別できる情
報単位のことを指し、またこれ以外に、例えば同じ情報
の種類である音声であっても、入力時点を異にした、入
力単位として両者が明確に区別できる情報単位のことも
指すものである。
【0091】この場合には、図4のステップS13及び
S28の自動変更とは、入力された情報のうち一の知覚
情報単位毎に、または上記の無記録領域毎に、上記表示
体の表示態様や、上記ミシン目の形成態様、そして上記
媒体の切断態様を自動的に変更することである。
【0092】続いて、図4のステップS30の読み取り
安定性を考慮した設定入力について、以下に説明する。
【0093】図15において説明したように、印刷出力
されたコードパターンイメージをその長手方向に手動で
走査して光学的に読み取る場合、その読み取り時の安定
性を高めるためには、印刷媒体の繰り出し方向に直交す
る幅方向の長さを十分に採る必要がある。
【0094】この理由は、少なくともその幅方向に十分
な長さが有れば、同一のデータ及びブロックアドレスを
持った冗長ブロック(同一コードブロック)をその幅方
向に複数個配置でき、これによって、読取装置が幅方向
に手動走査故に多少蛇行して、そのときに、あるブロッ
クが仮に欠落しても、その欠落したブロックと同一のブ
ロックアドレスを持ったブロックが別の位置で読み取ら
れる可能性が非常に高くなるので、結果として、読み取
り時の安定性が高められるからである。
【0095】従って、使用される印刷媒体の幅が決まれ
ば、読み取り安定性を考慮した、コードパターンイメー
ジの幅方向の構成を決定することができる。使用される
印刷媒体の幅は、前述のように、インクカートリッジの
窪み等の長さを検出することにより、自動的に検出でき
る。この場合の、窪みの長さを検出した結果のデジタル
電圧値と印刷媒体の幅方向の最大ブロック数(n)との
関係を示すテーブルを図17に示す。このテーブルはマ
イクロコンピュータのメモリ空間におかれ、これにより
コードパターンイメージの構成が決定される。ここで
は、ブロックの大きさが予め決まっているものとする。
【0096】次に、図5に示したフローチャート(図4
のステップS35におけるエンコード及び印刷動作の詳
細)の別の形態として、図18及び図19のフローチャ
ートを示し説明する。
【0097】この動作を開始すると、先ず入力データの
変調処理を行う(ステップS1811)。これは、図3
に示したようなドットコードの場合、データドットパタ
ーン部63におけるデータドット67としての黒ドット
の所定方向における連続数が、マーカ65を構成する黒
ドットの所定方向における連続数と等しくなると、もは
や読み取り画像からマーカ65を検出することが困難に
なって、情報の復元が不可能になる恐れがあるため、デ
ータドットパターン部63における黒ドットの連続数が
マーカ65を構成する黒ドットの連続数にならないよう
に調整するための処理である。この変調処理は、音声デ
ータメモリ26内で処理されるものであって、エラー訂
正コードの付加、インターリーブ等も行われる。
【0098】続いて、コードパターンイメージデータを
作成処理する(ステップS1812)。このコードパタ
ーンイメージデータは、図3に示したブロック単位での
編集が可能な、ブロック単位で独立した構成となってい
る。次いで、今回入力された音声等の情報に基づくコー
ドパターンイメージのブロック数の最大値Pを記憶し
(ステップS1813)、既に設定されているコードパ
ターンイメージの印刷記録長を読み出し(ステップS1
814)、印刷媒体の繰り出し方向における印刷ブロッ
ク数mの決定を行う(ステップS1815)。この印刷
ブロック数mは、ステップS1814で読み出されたコ
ードパターンイメージの印刷記録長を、既知の情報であ
る、媒体繰り出し方向の1ブロックの長さで割ったとき
の整数部の値を適用することで求められる。そして、こ
の印刷ブロック数mと、既に検出済みの印刷媒体の幅方
向における印刷可能な最大ブロック数nとを乗算して、
分割して印刷記録されるコードパターンイメージのブロ
ック数の値R(分割コード単位ブロック数)の初期化を
行う(ステップS1816)。尚、ここでの幅方向にお
ける印刷可能な最大ブロック数nは、図4のステップS
30における読み取り安定性を考慮して設定された冗長
ブロック数分を除いた分のブロック数であって、例え
ば、図20(a)の場合、nは2である。続いて、印刷
未了ブロック数Q(Q=P)の初期化を行って(ステッ
プS1817)、既に設定済みのコードパターンイメー
ジ無記録領域長B(=b1+b2)の読み出しを行う
(ステップS1818)。
【0099】次いで、所定の表示体を印刷する設定が予
めなされている場合には、印刷媒体先頭の空き領域に、
この表示体を先ず印刷し(ステップS1819、S18
20)、更に、コードパターンイメージ無記録領域を挿
入すべく、印刷媒体の空送り処理(モータドライバ29
が、コードパターンイメージ無記録領域長b1に相当す
る分の距離だけ印刷媒体を繰り出すためのパルス数を、
図2の媒体フィーダ50としてのステッピングモータに
対して出力し、印刷媒体を空送りする処理)を行う(ス
テップS1821)。そして、分割コード単位内での印
刷済みブロック数の初期化(S=0)を行う(ステップ
S1822)。尚、ここでは、所定の表示体を印刷して
から、コードパターンイメージ無記録領域長b1を空送
りするようになっているが、正確には、b1から、表示
体印刷によって送られた媒体送り量を差し引いた分だけ
空送りするものである。
【0100】続いて、分割コード単位ブロック数Rと、
ブロック数の最大値Pとを比較して、RよりPが大きけ
れば、即ち、設定された印刷記録長よりも、入力された
情報に基づくコードパターンイメージの連続印刷記録長
の方が長ければ(ステップS1823)、ステップS1
824に移行して、印刷媒体の繰り出し方向に沿って冗
長ブロックを挿入するため、Rの値を小さくするように
変更し(ただし、設定された印刷記録長内に記録できる
最大ブロック数は変更されない)、また、PがR以下で
あれば、即ち、設定された印刷記録長よりも入力された
情報に基づくコードパターンイメージの連続印刷記録長
の方が短ければ(等しい場合も含む)、そのままステッ
プS1825に移行する。
【0101】そして、ステップS1822で初期化され
たSと、変更された分割コード単位ブロック数Rとを比
較して(ステップS1825)、SがR以上でなけれ
ば、ステップS1826に移行して、1ブロック列(n
個のブロック)の印刷処理を行い、続いて、印刷記録設
定長内での印刷済みブロック数のカウンタSをnインク
リメントし(ステップS1827)、更に、印刷すべき
全ブロックの印刷未了ブロック数のカウンタとしてのQ
をnデクリメントして(ステップS1828)、今回入
力された情報に基づくコードパターンイメージの全ての
ブロックが印刷されたかどうか、即ちQ≦0(Qの初期
値がnの整数倍ではないときは、全てのブロックが印刷
されるとQはマイナス値になる)であるか否かを判断し
(ステップS1829)、全てのブロックが印刷されて
いない場合には上記ステップS1825に戻る。そし
て、全てのブロックが印刷された場合には動作を終了す
る。
【0102】一方、上記ステップS1825において、
SがR以上となれば、冗長ブロックを挿入すべく、ステ
ップS1831に移行し、(n×m−R)=0の関係が
成立するまで冗長ブロックを印刷処理して(ステップS
1832)、Rをインクリメントする。(ステップS1
833)そして、印刷記録設定長内で、冗長ブロックを
含む全てのブロックが印刷されると、コードパターンイ
メージ無記録領域を挿入すべく、印刷媒体の空送り処理
(モータドライバ29が、コードパターンイメージ無記
録領域長b2に相当する分の距離だけ印刷媒体を繰り出
すためのパルス数を、媒体フィーダ50としてのステッ
ピングモータに対して出力し、印刷媒体を空送りする処
理)を行う(ステップS1834)。
【0103】次いで、コードパターンイメージ無記録領
域毎に各種の態様変更を行なう、自動変更の設定があれ
ば(ステップS1835)、その態様変更の処理を行な
い(ステップS1836)、表示体、ミシン目、媒体切
断の各設定に応じて、表示体の印刷処理、ミシン目の形
成処理、印刷媒体の切断処理を各行なって(ステップS
1837乃至ステップS1842)、ステップS182
1に戻る。
【0104】以下、同様に各処理を行ない、ステップS
1829において、全てのブロックが印刷されたとき、
一連の動作を終了する。図20には、以上の処理で作成
された印刷媒体の一例を示す。
【0105】図20(a)には、冗長ブロックを挿入せ
ずに、コードパターンイメージ無記録領域だけを図20
(b)に示した条件によって挿入して、入力された情報
に基づくコードパターンイメージをそのまま印刷記録し
たときの印刷媒体が示されている。
【0106】そして図20(c)には、上記と同じ条件
にて、図18及び図19のフローチャートに従って作成
された、冗長ブロックの挿入された、コードパターンイ
メージ無記録領域を有する印刷媒体が示されている。こ
れによれば、各分割コードパターンイメージは、それぞ
れが冗長ブロックを有しており、分割して印刷記録され
る各コードパターンイメージ間の印刷記録長が、互いに
略等しくなっている。ここではRの値が10から8に変
更されている。
【0107】冗長ブロックの挿入の仕方としては、上記
したものに限定されず、例えば、図20(d)に示す如
く、読み取りエラーにより対応できるように、冗長ブロ
ックを数多く挿入することも可能である。
【0108】また、図20(e)に示すように、冗長ブ
ロックの一つではあるが、全く情報として意味を持たな
いダミーのデータブロックを挿入することにより、分割
して印刷記録される各コードパターンイメージ間の印刷
記録長を、互いに略等しく設定することも可能である。
【0109】このように、冗長なデータを付加して各コ
ードパターンイメージ間の印刷記録長を互いに略等しく
設定すると、実際に入力された情報の量に依存すること
無く、常にバランス良く分割された印刷媒体を得ること
ができる。
【0110】上記図18及び図19のフローチャートに
よれば、コードパターンイメージ無記録領域を挿入する
挿入モードと、同無記録領域を挿入しない非挿入モード
とを選択的に切り換えられ、しかも、印刷記録長設定手
段で設定されたコードパターンイメージの印刷記録長よ
りも、入力された情報に基づくコードパターンイメージ
の連続印刷記録長の方が長い場合は、挿入モードに自動
的に切り換えられ、また、印刷記録長設定手段で設定さ
れたコードパターンイメージの印刷記録長よりも、入力
された情報に基づくコードパターンイメージの連続印刷
記録長の方が短い場合には、非挿入モードに自動的に切
り換えられるため、ユーザはいちいちモードの切り換え
操作を気にすることなく、情報入力の作業に専念でき
る。
【0111】尚、本発明においては、分割して印刷記録
される各コードパターンイメージ間の印刷記録長を互い
に略等しくするために、図18のフローチャートにおけ
るステップS1815のmの設定にあたって、別の工夫
を施すことも可能である。
【0112】即ち、Pをn(印刷媒体の幅方向における
印刷可能な最大ブロック数)で割った値がmの整数倍と
なるように、mを、当該mを上回らないように変更して
整数値m′を新たに求め、この値m′を、分割される各
コードパターンイメージの印刷記録設定長内に記録すべ
きブロック数とするものである。
【0113】これを図21に従って説明すると、図21
(a)には、コードパターンイメージ無記録領域だけを
図21(b)に示した条件によって挿入して、入力され
た情報に基づくコードパターンイメージをそのまま印刷
記録したときの印刷媒体が示されている。
【0114】そして図21(c)には、整数値m′を4
としたときの、コードパターンイメージ無記録領域を有
する印刷媒体が示されている。このときの冗長ブロック
は、ブロックアドレス17,18である。このようにし
てmを設定すれば、コードパターンイメージ無記録領域
長設定手段を専用に設けなくても、結果的に、その無記
録領域長を調整することが簡単に可能となる。
【0115】尚、このmの設定の仕方によっては、分割
して印刷記録される各コードパターンイメージ間の印刷
記録長を冗長ブロックを挿入せずに互いに略等しく設定
することも可能である。即ち、図18において、最大値
Pが24で、mが5のとき、整数値m′を4とすれば、
各分割コードパターンイメージは、それぞれが冗長ブロ
ックを持たなくても、分割して印刷記録される各コード
パターンイメージ間の印刷記録長は互いに略等しく設定
でき、全体としてバランス良く分割された印刷媒体が得
られることになる。
【0116】次に、図22及び23には、図18及び1
9とは異なるエンコード及び印刷動作を説明するための
フローチャートが示されている。この図22及び23に
示したものは、上記図18及び19に示したものと、基
本的に、複数の知覚情報に基づくコードパターンイメー
ジを印刷記録できる点が異なっている。
【0117】即ち、先ず、処理される知覚情報単位数の
初期化(i=0)を行なって(ステップS2211)、
入力データの変調処理を行う(ステップS2212)。
続いて、知覚情報単位でコードパターンイメージデー
タを作成処理する(ステップS2213)。次いで、そ
のコードパターンイメージのブロック数の最大値Piを
記憶し(ステップS2214)、既に設定されているコ
ードパターンイメージの印刷記録長を読み出し(ステッ
プS2215)、印刷媒体の繰り出し方向における印刷
ブロック数mの決定を行う(ステップS2216)。そ
して、この印刷ブロック数mと、既に検出済みの印刷媒
体の幅方向における印刷可能な最大ブロック数nとを乗
算して、分割して印刷記録されるコードパターンイメー
ジのブロック数の値R(分割コード単位ブロック数)の
初期化を行う(ステップS2217)。続いて、既に設
定済みのコードパターンイメージ無記録領域長B(=b
1+b2)の読み出しを行い(ステップS2218)、
印刷未了ブロック数Q(Q=Pi)の初期化を行って
(ステップS2219)、所定の表示体を印刷する設定
が予めなされている場合には、印刷媒体先頭の空き領域
に、この表示体を先ず印刷する(ステップS2220、
S2221)。そして、コードパターンイメージ無記録
領域を挿入すべく、印刷媒体の空送り処理(モータドラ
イバ29が、コードパターンイメージ無記録領域長b1
に相当する分の距離だけ印刷媒体を繰り出すためのパル
ス数を、媒体フィーダ50としてのステッピングモータ
に対して出力し、印刷媒体を空送りする処理)を行う
(ステップS2222)。そして、分割コード単位内で
の印刷済みブロック数の初期化(S=0)を行う(ステ
ップS2223)。尚、ここでは、所定の表示体を印刷
してから、コードパターンイメージ無記録領域長b1を
空送りするようになっているが、正確には、b1から、
表示体印刷によって送られた媒体送り量を差し引いた分
だけ空送りするものである。
【0118】続いて、分割コード単位ブロック数と、ブ
ロック数の最大値Piとを比較して、RよりPiが大き
ければ、即ち、設定された印刷記録長よりも、入力され
た一つの知覚情報に基づくコードパターンイメージの連
続印刷記録長の方が長ければ(ステップS2224)、
ステップS2225に移行して、印刷媒体の繰り出し方
向に沿って冗長ブロックを挿入するため、Rの値を小さ
くするように変更し(ただし、設定された印刷記録設定
長内に記録できる最大ブロック数は変更されない)、ま
た、PiがR以下であれば、即ち、設定された印刷記録
長よりも入力された一つの知覚情報に基づくコードパタ
ーンイメージの連続印刷記録長の方が短ければ(等しい
場合も含む)、そのままステップS2226に移行す
る。
【0119】そして、ステップS2223で初期化され
たSと、変更された分割コード単位ブロック数Rとを比
較して(ステップS2226)、SがR以上でなけれ
ば、ステップS2227に移行して、1ブロック列の印
刷処理を行い、続いて、分割コード単位内での印刷済み
ブロック数のカウンタSをnインクリメントし、且つ、
印刷すべき全ブロックの印刷未了ブロック数のカウンタ
としてのQをnデクリメントして(ステップS222
8)、今回入力された一つの知覚情報に基づくコードパ
ターンイメージの全てのブロックが印刷されたかどう
か、即ちQ≦0(Qの初期値がnの整数倍ではないとき
は、全てのブロックが印刷されるとQはマイナス値にな
る)であるか否かを判断し(ステップS2229)、全
てのブロックが印刷されていない場合には上記ステップ
S2226に戻る。そして、全てのブロックが印刷され
た場合にはステップS2230に移行する。このステッ
プS2230ではiを1加算し、その加算されたiの値
が、予めユーザによって設定された知覚情報単位数に達
したか否かを判断し(ステップS2231)、達してい
ればこの処理を終了し、また、達していなければステッ
プS2212に戻る。
【0120】一方、上記ステップS2226において、
SがR以上となれば、冗長ブロックを挿入すべく、ステ
ップS2233に移行し、(n×m−R)=0の関係が
成立するまで冗長ブロックを印刷処理して(ステップS
2234)、Rをインクリメントする。(ステップS2
235)そして、印刷記録設定長内で、冗長ブロックを
含む全てのブロックが印刷されると、コードパターンイ
メージ無記録領域を挿入すべく、印刷媒体の空送り処理
(モータドライバ29が、コードパターンイメージ無記
録領域長b2に相当する分の距離だけ印刷媒体を繰り出
すためのパルス数を、媒体フィーダ50としてのステッ
ピングモータに対して出力し、印刷媒体を空送りする処
理)を行う(ステップS2236)。
【0121】次いで、コードパターンイメージ無記録領
域毎に、或いは、知覚情報単位毎に各種の態様変更を行
なう自動変更の設定があれば(ステップS2237)、
その態様変更の単位が何れであるかを判断して(ステッ
プS2238)、それがコードパターンイメージ無記録
領域毎であれば態様変更の処理を行ない(ステップS2
240)、また、知覚情報単位毎であればその知覚情報
単位の変化を検出して、変化があれば同様に態様変更の
処理を行ない(ステップS2240)、変化が無ければ
ステップS2241に移行する。尚、ステップS223
7において、自動対応の設定が無ければ同様にステップ
S2241に移行する。
【0122】ステップS2241では、表示体、ミシン
目、媒体切断の各設定に応じて、表示体の印刷処理、ミ
シン目の形成処理、印刷媒体の切断処理を各行なって
(ステップS2241乃至ステップS2246)、ステ
ップS2222に戻る。
【0123】以下、同様に各処理を行ない、ステップS
2231において、全ての知覚情報がコードパターンイ
メージとして印刷されたと判断されたとき、一連の動作
を終了する。
【0124】以上、詳細に説明したコードパターンイメ
ージ記録装置により印刷記録された、コードパターンイ
メージ無記録領域を有する印刷媒体についての、表示
体、ミシン目、媒体切断の各態様の具体例について、図
7乃至図14で説明した内容に加えて説明する。
【0125】図24(a)には、前述の表示体を、知覚
情報単位毎に変更する場合を示す。この場合、印刷媒体
を切り離した後の紙面等への貼り付け編集作業時に、異
なる知覚情報単位のコードパターンイメージと区別する
ことが容易にできる。また、同一の知覚情報単位を構成
する複数の分割されたコードパターンイメージ間では、
その表示態様を図24(a)に示す如く、同一の表示態
様に設定しておくことが更に好ましい。そうすれば、印
刷媒体を全て切り離した後の貼り付け編集作業にあたっ
て知覚情報単位間での誤編集が完全に無くなり、後に読
み取り再生が行なえないという不具合の発生を確実に防
止することができる。また、各表示体は、図24(a)
に示す如く、印刷媒体における上部側に印刷記録するこ
とで、コードパターンイメージの天地を表示することも
可能である。こうすれば、読み取り方向の上下に制約条
件を持つようなフォーマットのコードパターンイメージ
も適用できる。
【0126】また、この表示体は、コードパターンイメ
ージ無記録領域毎に変更することができる。この場合、
印刷媒体を切り離した後の情報の連続性、順番が表示態
様から判断できるため、紙面等への貼り付け作業時に、
読取装置によるコードパターンイメージの読み取り順番
の区別も簡単にでき、読み取り順序に制約条件を持つよ
うなフォーマットのコードパターンイメージが適用でき
る。
【0127】以上から、表示体の好ましい一態様として
は、図24(b)に示す如く、各分割されるコードパタ
ーンイメージの左上部に、0−0、0−1、0−2、1
−0、1−1、1−2を印刷記録して、知覚情報単位、
読み取り順序、及び天地を合わせて表示するものが挙げ
られる。
【0128】また、図9乃至図13に示した切断態様に
ついても、上記した種々の切断態様を、知覚情報単位毎
に変更することが可能である。この場合、印刷媒体を切
り離した後の紙面等への貼り付け編集作業時に、異なる
知覚情報単位のコードパターンイメージと区別すること
が容易にできる。この場合、同一の知覚情報単位を構成
する複数の分割されたコードパターンイメージ間では、
その切断態様を図24(c)に示す如く、同一の切断態
様に設定しておくことが好ましい。そうすれば、印刷媒
体を全て切り離した後の貼り付け編集作業にあたって知
覚情報単位間での誤編集が完全に無くなり、後に読み取
り再生が行なえないという不具合の発生を確実に防止す
ることができる。
【0129】また、この切断態様は、コードパターンイ
メージ無記録領域毎に変更することができる。この場
合、印刷媒体を切り離した後の情報の連続性、順番が切
断態様から判断できるため、紙面等への貼り付け作業時
に、読取装置によるコードパターンイメージの読み取り
順番の区別も簡単にでき、読み取り順序に制約条件を持
つようなフォーマットのコードパターンイメージが適用
できる。
【0130】また、図14に示したミシン目の形成態様
についても、知覚情報単位毎に変更することが可能であ
る。この場合、印刷媒体をミシン目で切り離した後の紙
面等への貼り付け編集作業時に、異なる知覚情報単位の
コードパターンイメージと区別することが容易にでき
る。この場合、同一の知覚情報単位を構成する複数の分
割されたコードパターンイメージ間では、その形成態様
を図24(d)に示す如く同一の形成態様に設定してお
くことが更に好ましい。そうすれば、印刷媒体をミシン
目で全て切り離した後の紙面等への貼り付け編集作業に
あたって、知覚情報単位間で誤編集が完全に無くなり、
後に読み取り再生が行なえないという不具合の発生を確
実に防止することができる。
【0131】また、この形成態様は、コードパターンイ
メージ無記録領域毎に変更することができる。この場
合、印刷媒体を切り離した後の情報の連続性、順番が形
成態様から判断できるため、紙面等への貼り付け作業時
に、読取装置によるコードパターンイメージの読み取り
順番の区別も簡単にでき、読み取り順序に制約条件を持
つようなフォーマットのコードパターンイメージが適用
できる。
【0132】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明はこれに限定されることなく、その主旨を
逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは
勿論である。
【0133】尚、本発明の上記実施の形態には以下の発
明が含まれる。 (1)音声情報、映像情報またはディジタルコードデー
タのうちの少なくとも一つの情報を入力する情報入力手
段と、上記情報入力手段により入力された情報を処理し
て所定のフォーマットに従ったコードパターンイメージ
に変換するコードパターンイメージ変換手段と、上記コ
ードパターンイメージ変換手段で変換されたコードパタ
ーンイメージを、所定の方向に順次繰り出される印刷媒
体上にその繰り出し方向に沿って光学的読み取り可能に
連続して印刷記録する記録手段と、を具備するコードパ
ターンイメージ記録装置において、上記コードパターン
イメージが複数に分割して印刷記録されるように、上記
連続して印刷記録されるコードパターンイメージの、上
記印刷媒体の繰り出し方向に沿う所定の印刷記録長毎に
コードパターンイメージ無記録領域を挿入する無記録領
域挿入手段を更に具備し、上記情報入力手段により入力
された情報が、上記分割して印刷記録された各コードパ
ターンイメージに分割して含まれることを特徴とするコ
ードパターンイメージ記録装置。
【0134】本構成によれば、入力された音声情報等の
情報を処理して得られた光学的に読み取り可能なコード
パターンイメージを、所定の方向に順次繰り出される印
刷媒体上にその繰り出し方向に沿って連続して印刷記録
する際、当該コードパターンイメージの所定の印刷記録
長毎にコードパターンイメージ無記録領域を挿入してい
るため、当該印刷記録されたコードパターンイメージの
別の紙面等に対する配置や編集を、その別の紙面等の大
きさ等に制約を受けること無く簡単に行える。即ち、印
刷媒体を、そのコードパターンイメージ無記録領域にお
いて分離切断したり、折り畳んだりしても、印刷記録さ
れたコードパターンイメージを不用意に傷つけたりし
て、後の読み取りに支障を来すことが無い。
【0135】(2)音声情報、映像情報またはディジタ
ルコードデータのうちの少なくとも一つの情報を入力す
る情報入力手段と、上記情報入力手段により入力された
情報を処理して所定のフォーマットに従ったコードパタ
ーンイメージに変換するコードパターンイメージ変換手
段と、上記コードパターンイメージ変換手段で変換され
たコードパターンイメージを、所定の方向に順次繰り出
される印刷媒体上にその繰り出し方向に沿って光学的読
み取り可能に連続して印刷記録する記録手段と、を具備
するコードパターンイメージ記録装置において、使用さ
れる上記印刷媒体の、上記繰り出し方向と直交する幅方
向の長さに関する情報を検出するための幅情報検出手段
と、上記幅情報検出手段で検出された情報に基づいて、
印刷記録すべきコードパターンイメージの構成を設定す
るコードパターンイメージ設定手段と、を具備すること
を特徴とするコードパターンイメージ記録装置。
【0136】本構成によれば、使用される印刷媒体の幅
方向の長さに関する情報から、印刷記録すべきコードパ
ターンイメージの構成を適切に設定できるので、如何な
る媒体が使用されても、使用される媒体の幅に相応し
た、適切なコードパターンイメージの構成が設定でき
る。
【0137】(3)上記コードパターンイメージ記録装
置は、上記コードパターンイメージの印刷記録長を設定
するための印刷記録長設定手段を更に具備することを特
徴とする(1)に記載のコードパターンイメージ記録装
置。
【0138】本構成によれば、コードパターンイメージ
の印刷記録長が、使用者の意志によって自在に変更設定
できるので、コードパターンイメージを種々の大きさま
たは形状の紙面等へ容易に配置することが可能となる。
【0139】(4)上記コードパターンイメージ記録装
置は、上記情報入力手段により入力された情報が音声情
報であって、該音声情報に係るデータを一時的に記憶す
るデータメモリと、上記データメモリに記憶されたデー
タを処理して元の音声情報を再生出力する情報再生手段
と、上記情報再生手段で音声情報が再生出力されるとき
の再生音量を調整する音量調整量入力手段と、を更に具
備し、上記印刷記録長設定手段は、上記情報再生手段に
よる音声情報の再生出力動作時以外のときに操作された
上記音量調整量入力手段に対する操作量に基づいて、当
該印刷記録長を設定するように構成されたものであるこ
とを特徴とする(3)に記載のコードパターンイメージ
記録装置。
【0140】本構成によれば、印刷記録長を設定するた
めの操作スイッチの数を削減できるのは勿論のこと、連
続的に数値を設定することが可能となるため微妙な長さ
の調整ができ、その結果レイアウトの自由度が更に増
す。また、音量の大小と、記録長の長短という互いに連
続的な調整を必要とする機能に係る操作部が統合される
結果、ユーザはいたずらに混乱すること無く簡便な操作
が行なえるようになる。
【0141】(5)上記コードパターンイメージ記録装
置は、上記コードパターンイメージ無記録領域長を設定
するための無記録領域長設定手段を更に具備することを
特徴とする(1)に記載のコードパターンイメージ記録
装置。
【0142】本構成によれば、コードパターンイメージ
無記録領域長が使用者の意志によって自在に変更設定で
きるので、切断作業によりコードパターンイメージを傷
つける危険性を減らすことができると共に、印刷媒体の
切断手段に制約が無くなる。また、必要以上にコードパ
ターンイメージ無記録領域長が挿入されることによる、
不経済な印刷媒体消費も避けることができ、省エネ性に
優れる。
【0143】(6)上記コードパターンイメージ記録装
置は、上記情報入力手段により入力された情報が音声情
報であって、該音声情報に係るデータを一時的に記憶す
るデータメモリと、上記データメモリに記憶されたデー
タを処理して元の音声情報を再生出力する情報再生手段
と、上記情報再生手段で音声情報が再生出力されるとき
の再生音量を調整する音量調整量入力手段と、を更に具
備し、上記無記録領域長設定手段は、上記情報再生手段
による音声情報の再生出力動作時以外のときに操作され
た上記音量調整量入力手段に対する操作量に基づいて、
当該コードパターンイメージ無記録領域長を設定するよ
うに構成されたものであることを特徴とする(5)に記
載のコードパターンイメージ記録装置。
【0144】本構成によれば、印刷記録長を設定するた
めの操作スイッチの数を削減できるのは勿論のこと、連
続的に数値を設定することが可能となるため微妙な長さ
の調整ができ、その結果レイアウトの自由度が更に増
す。また、音量の大小と、記録長の長短という互いに連
続的な調整を必要とする機能に係る操作部が統合される
結果、ユーザはいたずらに混乱すること無く簡便な操作
が行なえるようになる。
【0145】(7)上記コードパターンイメージ記録装
置は、上記コードパターンイメージ無記録領域を挿入す
る挿入モードと、同無記録領域を挿入しない非挿入モー
ドとを選択的に切り換えるモード切換手段を更に具備す
ることを特徴とする(1)に記載のコードパターンイメ
ージ記録装置。
【0146】本構成によれば、コードパターンイメージ
無記録領域を挿入するための挿入モードとこれを挿入し
ない非挿入モードとを選択的に切り換えられるので、コ
ードパターンイメージを配置する対象の条件等に合わせ
て使用者が自在に選択でき、用途に応じた幅広い使い方
ができる。また、コードパターンイメージの配置先が当
該コードパターンイメージの連続印刷記録長よりも十分
に長い場合に、コードパターンイメージ無記録領域が挿
入されることによる、不経済な媒体消費も避けることが
でき、省エネ性に優れる。
【0147】(8)上記コードパターンイメージ記録装
置は、上記コードパターンイメージの印刷記録長を設定
するための印刷記録長設定手段を更に具備し、上記モー
ド切換手段は、上記印刷記録長設定手段で設定されたコ
ードパターンイメージの印刷記録長よりも、入力された
情報に基づくコードパターンイメージの連続印刷記録長
の方が長い場合には、上記挿入モードに設定し、上記印
刷記録長設定手段で設定されたコードパターンイメージ
の印刷記録長よりも、入力された情報に基づくコードパ
ターンイメージの連続印刷記録長の方が短い場合には、
上記非挿入モードに設定するものであることを特徴とす
る(7)に記載のコードパターンイメージ記録装置。
【0148】本構成によれば、事前に使用者の意志によ
って設定されたコードパターンイメージの印刷記録長
と、実際に入力された情報に基づくコードパターンイメ
ージの、コードパターンイメージ無記録領域を挿入しな
いときの連続印刷記録長との比較から、コードパターン
イメージ無記録領域を挿入する、しないを切り換えられ
るので、常に状況に応じた適切な印刷媒体出力が得られ
る。しかも、コードパターンイメージ無記録領域が挿入
されることによる、不経済な媒体消費も避けることがで
き、省資源性に優れる。
【0149】(9)上記コードパターンイメージ変換手
段は、上記分割して印刷記録される各コードパターンイ
メージの上記印刷媒体の繰り出し方向に沿う印刷記録長
が、互いに略等しくなるように変換する手段を更に具備
するものであることを特徴とする(1)に記載のコード
パターンイメージ記録装置。
【0150】本構成によれば、分割して印刷記録される
各コードパターンイメージの印刷記録長が互いに略等し
くなるので、全体としてバランス良く分割された印刷媒
体が得られる。
【0151】(10)上記コードパターンイメージ変換
手段は、上記分割して印刷記録される各コードパターン
イメージの上記印刷媒体の繰り出し方向に沿う印刷記録
長が、互いに略等しくなるように、冗長なデータを付加
する手段を更に具備するものであることを特徴とする
(1)に記載のコードパターンイメージ記録装置。
【0152】本構成によれば、分割して印刷記録される
各コードパターンイメージの印刷記録長が互いに略等し
くなるように、冗長なデータを付加して各コードパター
ンイメージの印刷記録長が互いに略等しくなるようにし
ているので、実際に入力された情報の量に依存すること
無く、常に全体としてバランス良く分割された印刷媒体
が得られる。
【0153】(11)上記コードパターンイメージ記録
装置は、上記コードパターンイメージ無記録領域中に、
所定の表示体を印刷記録する表示体記録手段を更に具備
することを特徴とする(1)に記載のコードパターンイ
メージ記録装置。
【0154】本構成によれば、一連の分割されたコード
パターンイメージ間にコードパターンイメージ無記録領
域と表示体が挿入、表示されるので、はさみ等で切り分
けるための目安を使用者に喚起して指示でき、使用者に
とって切り分けやすいものとなる。
【0155】(12)上記表示体記録手段は、上記コー
ドパターンイメージ無記録領域中に、上記コードパター
ンイメージの天地を示す表示体を印刷記録するものであ
ることを特徴とする(11)に記載のコードパターンイ
メージ記録装置。
【0156】本構成によれば、読み取りの上下方向に制
約条件を持つようなフォーマットのコードパターンイメ
ージが適用できる。 (13)上記表示体記録手段は、入力された情報のうち
一の知覚情報単位毎に、上記表示体の表示態様を変更す
る手段を含むことを特徴とする(11)に記載のコード
パターンイメージ記録装置。
【0157】本構成によれば、上記表示体の表示態様を
知覚情報単位毎に変更するので、音声情報、映像情報等
の情報のまとまりや種別をこの表示体から簡単に判断で
きることとなり、使用者の意に反して、別の知覚情報に
基づくコードパターンイメージが混ざってしまっても互
いに判別可能となる。
【0158】(14)上記表示体記録手段は、入力され
た情報のうち一の知覚情報単位毎に、上記表示体の表示
態様を変更し、且つ、当該一の知覚情報単位を構成する
複数の分割コードパターンイメージ間で、上記表示体の
表示態様を同一のものとする手段を含むことを特徴とす
る(11)に記載のコードパターンイメージ記録装置。
【0159】本構成によれば、印刷媒体を全て切り離し
た後の貼り付け編集作業にあたって知覚情報単位間での
誤編集が完全に無くなり、後に読み取り再生が行なえな
いという不具合の発生を確実に防止することができる。
【0160】(15)上記表示体記録手段は、上記コー
ドパターンイメージ無記録領域毎に、上記表示体の表示
態様を変更する手段を含むことを特徴とする(11)に
記載のコードパターンイメージ記録装置。
【0161】本構成によれば、上記表示体の表示態様を
コードパターンイメージ無記録領域毎に変更するので、
印刷媒体を切り離した後の情報の連続性、順番が表示態
様から判断でき、その結果、紙面等への貼り付け作業時
に、読取装置によるコードパターンイメージの読み取り
順番の区別が簡単にでき、読み取り順序に制約条件を持
つようなフォーマットのコードパターンイメージが適用
できる。
【0162】(16)上記コードパターンイメージ記録
装置は、上記コードパターンイメージ無記録領域中に、
当該媒体切断のための指標を形成する切断指標形成手段
を更に具備することを特徴とする(1)に記載のコード
パターンイメージ記録装置。
【0163】本構成によれば、一連の分割されたコード
パターンイメージ間にコードパターンイメージ無記録領
域と切断指標が挿入、形成されるので、使用者が印刷媒
体を簡便に切り分けられる。また、コードパターンイメ
ージ無記録領域で、切断指標に沿って印刷媒体を容易に
折り畳むことができるため、一連のコードパターンイメ
ージを切らずしてコンパクトに収納できる。
【0164】(17)上記切断指標形成手段は、入力さ
れた情報のうち一の知覚情報単位毎に、上記指標の形成
態様を変更する手段を含むことを特徴とする(16)に
記載のコードパターンイメージ記録装置。
【0165】本構成によれば、上記指標の形成態様を知
覚情報単位毎に変更するので、音声情報、映像情報等の
情報のまとまりや種別をこの指標から簡単に判断できる
こととなり、使用者の意に反して、別の知覚情報に基づ
くコードパターンイメージが混ざってしまっても互いに
判別可能となる。
【0166】(18)上記切断指標形成手段は、入力さ
れた情報のうち一の知覚情報単位毎に、上記指標の形成
態様を変更し、且つ、当該一の知覚情報単位を構成する
複数の分割コードパターンイメージ間で、上記指標の形
成態様を同一のものとする手段を含むことを特徴とする
(16)に記載のコードパターンイメージ記録装置。
【0167】本構成によれば、印刷媒体を全て切り離し
た後の貼り付け編集作業にあたって知覚情報単位間での
誤編集が完全に無くなり、後に読み取り再生が行なえな
いという不具合の発生を確実に防止することができる。
【0168】(19)上記切断指標形成手段は、上記コ
ードパターンイメージ無記録領域毎に、上記指標の形成
態様を変更する手段を含むことを特徴とする(16)に
記載のコードパターンイメージ記録装置。
【0169】本構成によれば、上記形成態様をコードパ
ターンイメージ無記録領域毎に変更するので、印刷媒体
を切り離した後の情報の連続性、順番が形成態様から判
断でき、その結果、紙面等への貼り付け作業時に、読取
装置によるコードパターンイメージの読み取り順番の区
別が簡単にでき、読み取り順序に制約条件を持つような
フォーマットのコードパターンイメージが適用できる。
【0170】(20)上記切断指標は、ミシン目である
ことを特徴とする(16)、(17)、(18)または
(19)に記載のコードパターンイメージ記録装置 本構成によれば、上記切断指標がミシン目であるので、
別途、はさみ等の器具を用いなくとも使用者が印刷媒体
を簡便に切り分けられる。また、ミシン目に沿って印刷
媒体を容易に折り畳むことができるため、一連のコード
パターンイメージを切らずしてコンパクに収納できる。
【0171】(21)上記コードパターンイメージ記録
装置は、上記コードパターンイメージ無記録領域中にお
いて、当該媒体を分離切断する切断手段を更に具備する
ことを特徴とする(1)に記載のコードパターンイメー
ジ記録装置。
【0172】本構成によれば、コードパターンイメージ
を傷つけること無くコードパターンイメージ無記録領域
の箇所で、印刷媒体を分離切断できるため、コードパタ
ーンイメージの紙面等への配置や貼り付け編集作業が、
その配置対象の紙面等の大きさ、形状等に制約を受ける
こと無く簡単に行なえ、コードパターンイメージのレイ
アウト編集等が効率良く行なえる。
【0173】(22)上記切断手段は、入力された情報
のうち一の知覚情報単位毎に、上記切断態様を変更する
手段を含むことを特徴とする(21)に記載のコードパ
ターンイメージ記録装置。
【0174】本構成によれば、上記切断手段の切断態様
を知覚情報単位毎に変更するので、音声情報、映像情報
等の情報のまとまりや種別をこの表示体から簡単に判断
できることとなり、使用者の意に反して、別の知覚情報
に基づくコードパターンイメージが混ざってしまっても
互いに判別可能となる。
【0175】(23)上記切断手段は、入力された情報
のうち一の知覚情報単位毎に、上記切断態様を変更し、
且つ、当該一の知覚情報単位を構成する複数の分割コー
ドパターンイメージ間で、上記切断態様を同一のものと
する手段を含むことを特徴とする(21)に記載のコー
ドパターンイメージ記録装置。
【0176】本構成によれば、印刷媒体を全て切り離し
た後の貼り付け編集作業にあたって知覚情報単位間での
誤編集が完全に無くなり、後に読み取り再生が行なえな
いという不具合の発生を確実に防止することができる。
【0177】(24)上記切断手段は、上記コードパタ
ーンイメージ無記録領域毎に、上記切断態様を変更する
手段を含むことを特徴とする(21)に記載のコードパ
ターンイメージ記録装置。
【0178】本構成によれば、上記切断手段の切断態様
をコードパターンイメージ無記録領域毎に変更するの
で、印刷媒体を切り離した後の情報の連続性、順番が切
断態様から判断でき、その結果、紙面等への貼り付け作
業時に、読取装置によるコードパターンイメージの読み
取り順番の区別が簡単にでき、読み取り順序に制約条件
を持つようなフォーマットのコードパターンイメージが
適用できる。
【0179】(25)上記コードパターンイメージは、
上記情報入力手段により入力された情報に係るデータを
所定の量毎に分割した分割データを保持し得る所定面積
のブロックを複数個配列して構成されたものであり、上
記ブロックは、上記分割データに対応して配置された複
数のドットからなるデータドットパターンと、該データ
ドットパターンに関して所定の位置関係で配置された該
データドットパターン読み取り基準位置決定のためのマ
ーカと、コードパターンイメージにおける各ブロックの
位置を表すためのブロックアドレスパターンとから少な
くとも構成され、上記印刷記録長は、一つの上記ブロッ
クをその最小調整単位とするものであることを特徴とす
る(1)、(3)または(4)に記載のコードパターン
イメージ記録装置。
【0180】本構成によれば、ブロックを最小調整単位
として、コードパターンイメージの形状変更や大きさの
調整が比較的自由に可能となるため、コードパターンイ
メージを分割してコードパターンイメージ無記録領域を
挿入することが極めて容易に実現でき、本発明のコード
パターンイメージ記録装置にはとりわけ好適に利用でき
る。
【0181】(26)上記コードパターンイメージ記録
装置は、上記印刷媒体を効率的に使用することを優先さ
せるための媒体使用量優先モード、または、印刷記録さ
れたコードパターンイメージの読み取り時における読み
取り安定性を優先させるための読み取り優先モードのう
ちの何れか一のモードを選択的に切り換えるためのモー
ド切換手段を更に具備しており、上記コードパターンイ
メージ設定手段は、上記幅情報検出手段で検出された情
報と、上記モード切換手段で切り換えられたモードとに
応じて、印刷記録すべきコードパターンイメージの構成
を設定するものであることを特徴とする(2)に記載の
コードパターンイメージ記録装置。
【0182】本構成によれば、使用者によって、媒体使
用量優先モードと、読み取り優先モードとを選択的に切
り換えられ、しかも、その選択されたモードと、媒体幅
検出手段で検出された媒体の幅とから、コードパターン
イメージの構成を適切に設定できるので、媒体の種類を
考慮しながらも、使用者の意志を極力反映した、コード
パターンイメージの構成が簡単に設定できる。
【0183】(27)上記コードパターンイメージは、
上記情報入力手段により入力された情報に係るデータを
所定の量毎に分割した分割データを保持し得る所定面積
のブロックを複数個配列して構成されたものであり、上
記ブロックは、上記分割データに対応して配置された複
数のドットからなるデータドットパターンと、該データ
ドットパターンに関して所定の位置関係で配置された該
データドットパターン読み取り基準位置決定のためのマ
ーカと、コードパターンイメージにおける各ブロックの
位置を表すためのブロックアドレスパターンとから少な
くとも構成され、上記コードパターンイメージ設定手段
は、上記ブロックを最小調整単位として、印刷媒体の繰
り出し方向における上記ブロックの数及び/または印刷
媒体の幅方向におけるブロックの数を調整することによ
り当該コードパターンイメージの構成を設定するもので
あることを特徴とする(2)に記載のコードパターンイ
メージ記録装置。
【0184】本構成によれば、ブロックを最小調整単位
として、コードパターンイメージの形状変更や大きさの
調整が比較的自由に可能となるため、媒体の幅に応じた
コードパターンイメージの構成を簡単に設定することが
でき、本発明のコードパターンイメージ記録装置にはと
りわけ好適に利用できる。
【0185】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
情報を記録した印刷媒体の長さが印刷媒体を貼付、配置
しようとするものの長さを越えてしまっても配置可能と
すると共に、使用する印刷媒体の幅を検出し、種々の媒
体幅に対応した印刷を可能とするコード記録装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコードパターンイメージ記録装置の外
観構成図である。
【図2】本発明のコードパターンイメージ記録装置の内
部構成図である。
【図3】本発明に採用されるコードパターンイメージの
一例としてのドットコードの構成を示す図である。
【図4】本発明のコードパターンイメージ記録装置の動
作を示すフローチャートである。
【図5】図4におけるエンコード及び印刷動作を示すフ
ローチャートである。
【図6】第1の実施の形態に係るコードパターンイメー
ジ記録装置による印刷媒体を実現するドットデータメモ
リ28の記憶内容を示す図である。
【図7】第1の実施の形態に係るコードパターンイメー
ジ記録装置による印刷媒体の構成を示す図である。
【図8】第2の実施の形態に係るコードパターンイメー
ジ記録装置による印刷媒体の構成を示す図である。
【図9】第3の実施の形態に係るコードパターンイメー
ジ記録装置による印刷媒体の構成を示す図である。
【図10】第4の実施の形態に係るコードパターンイメ
ージ記録装置による印刷媒体の構成を示す図である。
【図11】図10の印刷媒体を切り分ける機構の一例を
示す図である。
【図12】第5の実施の形態に係るコードパターンイメ
ージ記録装置による印刷媒体の構成を示す図である。
【図13】第5の実施の形態に係るコードパターンイメ
ージ記録装置による印刷媒体の効果を説明するための図
である。
【図14】第6の実施の形態に係るコードパターンイメ
ージ記録装置による印刷媒体の構成を示す図である。
【図15】第7の実施の形態に係るコードパターンイメ
ージ記録装置による印刷媒体の構成を示す図である。
【図16】第8の実施の形態に係るコードパターンイメ
ージ記録装置による印刷媒体の構成を示す図である。
【図17】印刷媒体の幅を検出した電圧値と、最大ブロ
ック数(n)との関係を示す図である。
【図18】図5に示したフローチャートの別の形態を示
すフローチャートである。
【図19】図18に示したフローチャートの継続部分を
示すフローチャートである。
【図20】図18及び図19で示した処理で作成された
印刷媒体の例を示す図である。(a)は冗長ブロックを
挿入せずに、無記録領域だけを(b)に示した条件で挿
入した例である。(c)は冗長ブロックを挿入した例で
ある。(d)は冗長ブロックを更に数多く挿入した例で
ある。(e)はダミーブロックを挿入した例である。
【図21】本発明における印刷記録長を調整する工夫を
示した例である。(a)は無記録領域だけを(b)に示
した条件で挿入した例である。(c)は整数値m′を4
としたときの印刷媒体を示す図である。
【図22】図18及び図19で示したフローチャートの
更に別の処理を示すフローチャートである。
【図23】図22のフローチャートの継続部分を示すフ
ローチャートである。
【図24】知覚情報単位毎に表示体,切断態様などを変
更した記録媒体を示す図である。(a)及び(b)は知
覚情報単位毎に表示体を変更した例である。(c)は知
覚情報単位毎に切断態様を変更した例である。(d)は
知覚情報単位毎にミシン目の形成態様を変更した例であ
る。
【図25】従来技術に係る印刷媒体及びコードパターン
イメージを説明するための図である。
【符号の説明】
1 コードパターンイメージ記録装置 2 ACアダプタ 3 インクリボンと印刷媒体のカートリッジ 4 内蔵スピーカ 5 表示部 6 外部ホストPC I/F 7 インクリボンと印刷媒体のカートリッジの格納部 8 印刷媒体カッターレバー 9 外部スピーカ端子 10 操作スイッチ 11 外部マイク端子 12 内蔵マイク 13 印刷出力された印刷媒体 131 コードパターンイメージ無記録領域

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声情報、映像情報またはディジタルコ
    ードデータのうちの少なくとも一つの情報を入力する情
    報入力手段と、 上記情報入力手段により入力された情報を処理して所定
    のフォーマットに従ったコードパターンイメージに変換
    するコードパターンイメージ変換手段と、 上記コードパターンイメージ変換手段で変換されたコー
    ドパターンイメージを、所定の方向に順次繰り出される
    印刷媒体上にその繰り出し方向に沿って光学的読み取り
    可能に連続して印刷記録する記録手段と、を具備するコ
    ードパターンイメージ記録装置において、 上記コードパターンイメージが複数に分割して印刷記録
    されるように、上記連続して印刷記録されるコードパタ
    ーンイメージの、上記印刷媒体の繰り出し方向に沿う所
    定の印刷記録長毎にコードパターンイメージ無記録領域
    を挿入する無記録領域挿入手段を更に具備し、 上記情報入力手段により入力された情報が、上記分割し
    て印刷記録された各コードパターンイメージに分割して
    含まれることを特徴とするコードパターンイメージ記録
    装置。
  2. 【請求項2】音声情報、映像情報またはディジタルコー
    ドデータのうちの少なくとも一つの情報を入力する情報
    入力手段と、 上記情報入力手段により入力された情報を処理して所定
    のフォーマットに従ったコードパターンイメージに変換
    するコードパターンイメージ変換手段と、 上記コードパターンイメージ変換手段で変換されたコー
    ドパターンイメージを、所定の方向に順次繰り出される
    印刷媒体上にその繰り出し方向に沿って光学的読み取り
    可能に連続して印刷記録する記録手段と、 を具備するコードパターンイメージ記録装置において、 使用される上記印刷媒体の、上記繰り出し方向と直交す
    る幅方向の長さに関する情報を検出するための幅情報検
    出手段と、 上記幅情報検出手段で検出された情報に基づいて、印刷
    記録すべきコードパターンイメージの構成を設定するコ
    ードパターンイメージ設定手段と、 を具備することを特徴とするコードパターンイメージ記
    録装置。
  3. 【請求項3】上記コードパターンイメージ記録装置は、
    上記コードパターンイメージの印刷記録長を設定するた
    めの印刷記録長設定手段を更に具備することを特徴とす
    る請求項1に記載のコードパターンイメージ記録装置。
  4. 【請求項4】 上記コードパターンイメージ記録装置
    は、上記情報入力手段により入力された情報が音声情報
    であって、該音声情報に係るデータを一時的に記憶する
    データメモリと、 上記データメモリに記憶されたデータを処理して元の音
    声情報を再生出力する情報再生手段と、 上記情報再生手段で音声情報が再生出力されるときの再
    生音量を調整する音量調整量入力手段と、を更に具備
    し、 上記印刷記録長設定手段は、上記情報再生手段による音
    声情報の再生出力動作時以外のときに操作された上記音
    量調整量入力手段に対する操作量に基づいて、当該印刷
    記録長を設定するように構成されたものであることを特
    徴とする請求項3に記載のコードパターンイメージ記録
    装置。
  5. 【請求項5】 上記コードパターンイメージ記録装置
    は、上記コードパターンイメージ無記録領域長を設定す
    るための無記録領域長設定手段を更に具備することを特
    徴とする請求項1に記載のコードパターンイメージ記録
    装置。
  6. 【請求項6】 上記コードパターンイメージ記録装置
    は、上記情報入力手段により入力された情報が音声情報
    であって、該音声情報に係るデータを一時的に記憶する
    データメモリと、 上記データメモリに記憶されたデータを処理して元の音
    声情報を再生出力する情報再生手段と、 上記情報再生手段で音声情報が再生出力されるときの再
    生音量を調整する音量調整量入力手段と、を更に具備
    し、 上記無記録領域長設定手段は、上記情報再生手段による
    音声情報の再生出力動作時以外のときに操作された上記
    音量調整量入力手段に対する操作量に基づいて、当該コ
    ードパターンイメージ無記録領域長を設定するように構
    成されたものであることを特徴とする請求項5に記載の
    コードパターンイメージ記録装置。
  7. 【請求項7】 上記コードパターンイメージ記録装置
    は、上記コードパターンイメージ無記録領域を挿入する
    挿入モードと、同無記録領域を挿入しない非挿入モード
    とを選択的に切り換えるモード切換手段を更に具備する
    ことを特徴とする請求項1に記載のコードパターンイメ
    ージ記録装置。
  8. 【請求項8】 上記コードパターンイメージ記録装置
    は、上記コードパターンイメージの印刷記録長を設定す
    るための印刷記録長設定手段を更に具備し、 上記モード切換手段は、上記印刷記録長設定手段で設定
    されたコードパターンイメージの印刷記録長よりも、入
    力された情報に基づくコードパターンイメージの連続印
    刷記録長の方が長い場合には、上記挿入モードに設定
    し、上記印刷記録長設定手段で設定されたコードパター
    ンイメージの印刷記録長よりも、入力された情報に基づ
    くコードパターンイメージの連続印刷記録長の方が短い
    場合には、上記非挿入モードに設定するものであること
    を特徴とする請求項7に記載のコードパターンイメージ
    記録装置。
  9. 【請求項9】 上記コードパターンイメージ変換手段
    は、上記分割して印刷記録される各コードパターンイメ
    ージの上記印刷媒体の繰り出し方向に沿う印刷記録長
    が、互いに略等しくなるように変換する手段を更に具備
    するものであることを特徴とする請求項1に記載のコー
    ドパターンイメージ記録装置。
  10. 【請求項10】 上記コードパターンイメージ変換手段
    は、上記分割して印刷記録される各コードパターンイメ
    ージの上記印刷媒体の繰り出し方向に沿う印刷記録長
    が、互いに略等しくなるように、冗長なデータを付加す
    る手段を更に具備するものであることを特徴とする請求
    項1に記載のコードパターンイメージ記録装置。
  11. 【請求項11】 上記コードパターンイメージ記録装置
    は、上記コードパターンイメージ無記録領域中に、所定
    の表示体を印刷記録する表示体記録手段を更に具備する
    ことを特徴とする請求項1に記載のコードパターンイメ
    ージ記録装置。
  12. 【請求項12】 上記表示体記録手段は、上記コードパ
    ターンイメージ無記録領域中に、上記コードパターンイ
    メージの天地を示す表示体を印刷記録するものであるこ
    とを特徴とする請求項11に記載のコードパターンイメ
    ージ記録装置。
  13. 【請求項13】 上記表示体記録手段は、入力された情
    報のうち一の知覚情報単位毎に、上記表示体の表示態様
    を変更する手段を含むことを特徴とする請求項11に記
    載のコードパターンイメージ記録装置。
  14. 【請求項14】 上記表示体記録手段は、入力された情
    報のうち一の知覚情報単位毎に、上記表示体の表示態様
    を変更し、且つ、当該一の知覚情報単位を構成する複数
    の分割コードパターンイメージ間で、上記表示体の表示
    態様を同一のものとする手段を含むことを特徴とする請
    求項11に記載のコードパターンイメージ記録装置。
  15. 【請求項15】 上記表示体記録手段は、上記コードパ
    ターンイメージ無記録領域毎に、上記表示体の表示態様
    を変更する手段を含むことを特徴とする請求項11に記
    載のコードパターンイメージ記録装置。
  16. 【請求項16】 上記コードパターンイメージ記録装置
    は、上記コードパターンイメージ無記録領域中に、当該
    媒体切断のための指標を形成する切断指標形成手段を更
    に具備することを特徴とする請求項1に記載のコードパ
    ターンイメージ記録装置。
  17. 【請求項17】 上記切断指標形成手段は、入力された
    情報のうち一の知覚情報単位毎に、上記指標の形成態様
    を変更する手段を含むことを特徴とする請求項16に記
    載のコードパターンイメージ記録装置。
  18. 【請求項18】 上記切断指標形成手段は、入力された
    情報のうち一の知覚情報単位毎に、上記指標の形成態様
    を変更し、且つ、当該一の知覚情報単位を構成する複数
    の分割コードパターンイメージ間で、上記指標の形成態
    様を同一のものとする手段を含むことを特徴とする請求
    項16に記載のコードパターンイメージ記録装置。
  19. 【請求項19】 上記切断指標形成手段は、上記コード
    パターンイメージ無記録領域毎に、上記指標の形成態様
    を変更する手段を含むことを特徴とする請求項16に記
    載のコードパターンイメージ記録装置。
  20. 【請求項20】 上記切断指標は、ミシン目であること
    を特徴とする請求項16、17、18または19に記載
    のコードパターンイメージ記録装置
  21. 【請求項21】 上記コードパターンイメージ記録装置
    は、上記コードパターンイメージ無記録領域中におい
    て、当該媒体を分離切断する切断手段を更に具備するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のコードパターンイメー
    ジ記録装置。
  22. 【請求項22】 上記切断手段は、入力された情報のう
    ち一の知覚情報単位毎に、上記切断態様を変更する手段
    を含むことを特徴とする請求項21に記載のコードパタ
    ーンイメージ記録装置。
  23. 【請求項23】 上記切断手段は、入力された情報のう
    ち一の知覚情報単位毎に、上記切断態様を変更し、且
    つ、当該一の知覚情報単位を構成する複数の分割コード
    パターンイメージ間で、上記切断態様を同一のものとす
    る手段を含むことを特徴とする請求項21に記載のコー
    ドパターンイメージ記録装置。
  24. 【請求項24】 上記切断手段は、上記コードパターン
    イメージ無記録領域毎に、上記切断態様を変更する手段
    を含むことを特徴とする請求項21に記載のコードパタ
    ーンイメージ記録装置。
  25. 【請求項25】 上記コードパターンイメージは、上記
    情報入力手段により入力された情報に係るデータを所定
    の量毎に分割した分割データを保持し得る所定面積のブ
    ロックを複数個配列して構成されたものであり、 上記ブロックは、上記分割データに対応して配置された
    複数のドットからなるデータドットパターンと、該デー
    タドットパターンに関して所定の位置関係で配置された
    該データドットパターン読み取り基準位置決定のための
    マーカと、コードパターンイメージにおける各ブロック
    の位置を表すためのブロックアドレスパターンとから少
    なくとも構成され、 上記印刷記録長は、一つの上記ブロックをその最小調整
    単位とするものであることを特徴とする請求項1、3ま
    たは4に記載のコードパターンイメージ記録装置。
  26. 【請求項26】 上記コードパターンイメージ記録装置
    は、上記印刷媒体を効率的に使用することを優先させる
    ための媒体使用量優先モード、または、印刷記録された
    コードパターンイメージの読み取り時における読み取り
    安定性を優先させるための読み取り優先モードのうちの
    何れか一のモードを選択的に切り換えるためのモード切
    換手段を更に具備しており、 上記コードパターンイメージ設定手段は、上記幅情報検
    出手段で検出された情報と、上記モード切換手段で切り
    換えられたモードとに応じて、印刷記録すべきコードパ
    ターンイメージの構成を設定するものであることを特徴
    とする請求項2に記載のコードパターンイメージ記録装
    置。
  27. 【請求項27】 上記コードパターンイメージは、上記
    情報入力手段により入力された情報に係るデータを所定
    の量毎に分割した分割データを保持し得る所定面積のブ
    ロックを複数個配列して構成されたものであり、 上記ブロックは、上記分割データに対応して配置された
    複数のドットからなるデータドットパターンと、該デー
    タドットパターンに関して所定の位置関係で配置された
    該データドットパターン読み取り基準位置決定のための
    マーカと、コードパターンイメージにおける各ブロック
    の位置を表すためのブロックアドレスパターンとから少
    なくとも構成され、 上記コードパターンイメージ設定手段は、上記ブロック
    を最小調整単位として、印刷媒体の繰り出し方向におけ
    る上記ブロックの数及び/または印刷媒体の幅方向にお
    けるブロックの数を調整することにより当該コードパタ
    ーンイメージの構成を設定するものであることを特徴と
    する請求項2に記載のコードパターンイメージ記録装
    置。
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