JPH11120277A - コードイメージ記録装置 - Google Patents

コードイメージ記録装置

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JPH11120277A
JPH11120277A JP9277420A JP27742097A JPH11120277A JP H11120277 A JPH11120277 A JP H11120277A JP 9277420 A JP9277420 A JP 9277420A JP 27742097 A JP27742097 A JP 27742097A JP H11120277 A JPH11120277 A JP H11120277A
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JP
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input
data
voice
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unit
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Withdrawn
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JP9277420A
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English (en)
Inventor
Shinichi Imaide
愼一 今出
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11120277A publication Critical patent/JPH11120277A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS OR SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L21/00Processing of the speech or voice signal to produce another audible or non-audible signal, e.g. visual or tactile, in order to modify its quality or its intelligibility
    • G10L21/06Transformation of speech into a non-audible representation, e.g. speech visualisation or speech processing for tactile aids

Abstract

(57)【要約】 【課題】マイク等で入力された音声を光学的に読み取り
可能なコードイメージとして所定の印刷媒体上に印刷記
録すると共に、当該入力された音声をスピーカ等の音声
出力手段で出力可能としたコードイメージ記録装置のユ
ーザインターフェースの改良を行って、ユーザフレンド
リ性を向上せしめること。 【解決手段】入力データ残量演算部58は、音声フレー
ム累計計数部70で計数した圧縮符号化済みのフレーム
数の累計と、予め設定された入力可能データ量との差を
マイナス演算部72で求め、それを残量フレーム数表示
単位換算部74でデータ量表示部28のLEDの個数に
合わせるように正規化する。データ量表示駆動部60
は、入力データ残量演算部58の出力に基づいて、音声
入力開始時には5個のLEDをすべて点灯し、入力可能
なデータ量の1/5に相当するデータ量の入力がなされ
る毎に、左側から1個ずつ点灯LEDを減らしていく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイク等で入力さ
れた音声を、光学的に読み取り可能なコードイメージと
して所定の印刷媒体上に印刷記録すると共に、当該入力
された音声をスピーカ等の音声出力手段で出力可能とし
たコードイメージ記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、紙面等の印刷媒体上に、音
声を光学的に読み取り可能な形で印刷記録するためのコ
ードイメージであるドットコード、及びそのドットコー
ドを所定の印刷媒体上に光学的に読み取り可能に印刷記
録するための記録装置を発明し、特開平6−23146
6号公報として提案している。
【0003】図5は、そのドットコードの物理フォーマ
ット構成を示した図である。即ち、ドットコードのコー
ドパターン1は、複数個のブロック2が2次元的に隣接
配列されて構成されるもので、その各ブロック2は、音
声に係るデータの各ブロック毎に分割されたデータがそ
の値である「0」又は「1」に対応した白ドット又は黒
ドットのドットイメージとして所定の配列形態にて存在
するデータエリア3と、そのデータエリア3の各ドット
を検出するための基準点を見つけるために使用される各
ブロック2の四隅に配置された一定の黒の連続数を有す
るマーカ4と、上記複数の異なるブロック2を読み取り
時に識別できるようにマーカ4間に配置されたエラー検
出又はエラー訂正符号を含むブロックアドレスパターン
5と、から構成されている。尚、ブロック内に描かれた
縦横の格子線は、仮想線である。
【0004】而して、このような物理フォーマット構成
からなるドットコードは、読取装置の持つ固体撮像素子
の撮像面の大きさが、その撮像面上でのドットコード全
体の大きさより小さくても、換言すれば、当該ドットコ
ードをその固体撮像素子によりワンショットにて撮像す
ることができなくても、上記ブロックに付与された各ア
ドレスさえ読み取って認識できれば、そのアドレスによ
って各ブロックのデータから元のデータを再構築するこ
とが可能となるので、結果的に、従来より知られた周知
の1次元、或いは2次元のバーコードでは実現し得なか
った多量のデータを紙面等に保持させることが可能とな
り、紙などを媒体とした音声情報の伝達が手軽にでき
て、従来では考えられなかった様々な用途に期待が広が
っている。
【0005】ここで用いられる記録装置としては、例え
ば、一般の印刷装置の他、所定の一次元方向に順次繰り
出されるラベル状の印刷媒体上にその繰り出し方向に沿
ってドットコードを連続的に光学的読み取り可能に印刷
して記録するラベルプリンタ等が挙げられる。
【0006】このラベルプリンタは、とりわけ携帯性や
簡便性等に優れ、ドットコードの利用機会を更に広げて
身近なものとする、極めて将来性の高いコードイメージ
記録装置と言える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなラベルプリンタを含むコードイメージの記録装置に
ついては、未だ解決しなければならない課題も残されて
いるのが実状である。即ち、この種のコードイメージ記
録装置については、ユーザがマイク等の音声入力手段で
音声を入力するとき、その入力できる音声の量を常にユ
ーザが把握できるようにすることが肝要であったり、
又、その一旦入力された音声をユーザがスピーカ等の音
声出力手段より出力して確認するときにも、その出力さ
れる音声の量をユーザが把握できるようにすることが肝
要であったりする事情から、ユーザインターフェース上
の改良を必要とする部分が未だ残されている。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、マイク等で入力された音声を光学的に読み取り可能
なコードイメージとして所定の印刷媒体上に印刷記録す
ると共に、当該入力された音声をスピーカ等の音声出力
手段で出力可能としたこの種コードイメージ記録装置の
ユーザインターフェースの改良を行って、ユーザフレン
ドリ性を向上せしめたコードイメージ記録装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によるコードイメージ記録装置は、音声を
入力する音声入力手段と、上記音声入力手段で入力され
た音声をコードデータ化して所定のフォーマットに従っ
たコードイメージに変換するコードイメージ変換手段
と、上記コードイメージ変換手段で変換されたコードイ
メージを所定の印刷媒体上に光学的に読み取り可能に印
刷して記録するプリンタと、上記音声入力手段で入力さ
れた音声を出力する音声出力手段と、を具備したコード
イメージ記録装置であって、上記コードイメージ変換手
段がコードイメージに変換するための音声を上記音声入
力手段より入力可能な音声入力モード、又は、上記音声
入力手段で入力された音声を上記音声出力手段より出力
可能な音声出力モードの各動作モードを設定する動作モ
ード設定手段と、上記動作モード設定手段により設定さ
れた各動作モードに対応して、上記入力可能な、又は出
力可能な音声のデータ量に係る表示を行う表示手段と、
を更に備えることを特徴とする。
【0010】即ち、本発明のコードイメージ記録装置に
よれば、コードイメージ変換手段がコードイメージに変
換するための音声を音声入力手段より入力可能な音声入
力モードを動作モード設定手段が設定したとき、表示手
段は、上記入力可能な音声のデータ量に係る表示を行
い、また、上記動作モード設定手段が、音声入力手段で
入力された音声を音声出力手段より出力可能な音声出力
モードを設定したときには、上記表示手段は、出力可能
な音声のデータ量に係る表示を行う。
【0011】従って、入力可能な音声データ量に係る表
示を行うことで、利用者が音声入力する際の意識的時間
調整を支援でき、また、出力可能な音声データ量に係る
表示を行うことで、利用者が音声出力動作をさせる際の
意識的時間調整を支援することができ、この支援機能に
よって利用者は、自己の意図する音声の入力または再生
を実現できるので、入力したかった音声を入力しきれな
かったといった失敗を防ぎ、また自由意志に基づく快適
な再生確認ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態
に係るコードイメージ記録装置の構成を示すブロック図
であり、図2は、該コードイメージ記録装置の外観を示
す斜視図である。このコードイメージ記録装置は、音声
を入力するためのマイク10と、入力された音声の確認
再生用のスピーカ12と、ラベル状の印刷媒体14にド
ットコードパターン1を印刷するためのプリンタ16と
を同一の筐体に配設したタイプのものである。
【0013】このコードイメージ記録装置の上面及び各
側面には、ユーザインターフェース18として、音声入
力開始操作部20、再生動作操作部22、プリント操作
部24、停止操作部26、データ量表示部28、及びパ
ラメータ設定部30が設けられている。
【0014】音声入力開始操作部20は、例えば、上記
マイク10からの音声入力の開始を指示するための「R
EC」ボタン20Aであり、再生動作操作部22は、例
えば、上記スピーカ12からの音声再生の開始を指示す
るための「PLAY」ボタン22Aである。また、プリ
ント操作部24は、例えば、上記プリンタ16によるド
ットコードパターン1の印刷開始を指示するための「P
RINT」ボタン24Aであり、停止操作部26は、例
えば、各動作の停止を指示するための「STOP」ボタ
ン26Aである。データ量表示部28は、例えば、予め
設定された音声入力総量とマイク10からの入力済みの
音声とから求まる入力残量やスピーカ12による再生経
過を表示するための例えば5個のLEDでなる入力残量
再生経過表示インディケータ28Aとして構成される。
【0015】また、パラメータ設定部30としては、ラ
ベル状印刷媒体14へのドットコードパターン1の記録
形態を指示するためのロング/ショート切り換えスイッ
チ30Aや、上記音声入力総量を設定するための設定操
作部、ドットコードパターン1の作成用の各種パラメー
タ入力用の入力部等が含まれる。なお、パラメータ設定
部30としては、上記のようなユーザの操作によるもの
に限らず、予めROM等にパラメータを記憶しておくも
のであってもよいことはもちろんである。またここで、
上記ドットコードパターン1の記録形態としてのロング
/ショートとは、1つのドットコードパターンを無記録
部を間に設けて複数に分割してラベル状印刷媒体14に
記録する際の、各分割部分の長さのことであり、例え
ば、ロングであれば、A4縦長用紙上に横方向にラベル
状印刷媒体を貼付できるような長さ、ショートであれ
ば、横置き(又は縦置き)はがき上に横方向にラベル状
印刷媒体を貼付できるような長さとする。
【0016】なお、図2中の参照番号32は、上記スピ
ーカ12による再生音声の音量を設定するための再生ボ
リュームであり、また、34は、ドットコードパターン
1が印刷されたラベル状印刷媒体14を切断するための
図示しない内蔵カッタを操作するための操作レバー(カ
ッタレバー)である。同様に、36は、外部から/外部
への音声の入出力用等のジャックである。
【0017】上記音声入力開始操作部20、再生動作操
作部22、プリント操作部24、停止操作部26は、入
出力操作制御部38及び動作モード制御部40と共に、
動作モード設定部42として機能するもので、これら音
声入力開始操作部20、再生動作操作部22、プリント
操作部24、停止操作部26の操作信号は、入出力操作
制御部38を介して動作モード制御部40に入力され
る。この動作モード制御部40は入力された各操作信号
と現在の動作モードとに応じて、音声入力処理部44、
音声出力制御部46、コードイメージ変換部48、及び
プリンタ出力制御部50の動作状態を制御するものであ
る。
【0018】音声入力処理部44は、マイク10から入
力された音声信号に対して増幅、フィルタリング、A/
D変換等の処理を行うものである。この音声入力処理部
44は、上記音声入力開始操作部20の操作信号によっ
て動作開始状態とされ、上記停止操作部26の操作信号
によって動作停止状態とされるものであるが、実際の動
作は上記動作モード制御部40が動作許可を与えない限
り開始されない。
【0019】この音声入力処理部44から出力されるデ
ィジタル音声データは、音声データ圧縮符号化部52に
よって、例えば30msecの音声フレーム単位に圧縮
符号化され、データ一時記憶部54に記憶される。なお
このとき、音声データ量検出部56の入力データ残量演
算部58は、詳細は後述するようにして、この音声デー
タ圧縮符号化部52で圧縮されたフレーム数と、上記パ
ラメータ設定部30で設定された入力しようとする音声
総量に対応するフレーム数とから、更に入力可能な音声
の量つまり残量を演算し、その結果を上記入出力操作制
御部38を介してデータ量表示駆動部60に与える。デ
ータ量表示駆動部60は、この残量に応じて、上記入力
残量再生経過表示インディケータ28Aの5つのLED
の点灯を制御して入力可能残量を表示する。
【0020】また、上記音声出力制御部46は、スピー
カ12から再生出力するために音声データを増幅、フィ
ルタリング、D/A変換等の処理を行うものである。こ
の音声出力制御部46は、上記再生動作操作部22の操
作信号によって動作開始状態とされ、上記停止操作部2
6の操作信号によって動作停止状態とされるものである
が、実際の動作は上記動作モード制御部40が動作許可
を与えない限り開始されない。
【0021】この音声出力制御部46に与えられる音声
データは、上記データ一時記憶部54に記憶された圧縮
符号化されたデータが音声データ伸張処理部62で伸張
されたものである。またこのとき、音声データ伸張処理
部62から上記音声データ量検出部56の再生データ量
演算部64に、当該音声データ伸張処理部62で何フレ
ームの伸張処理がなされたかを示すデータが供給され、
この再生データ量演算部64で、上記データ一時記憶部
54に記憶されたデータのうちのどれだけ再生されたか
が算出される(詳細は後述する)。そして、その結果
が、上記入出力操作制御部38を介して上記データ量表
示駆動部60に与えられ、上記入力残量再生経過表示イ
ンディケータ28Aの5つのLEDの点灯が制御されて
再生経過状態が表示される。
【0022】また、上記プリンタ出力制御部50は、上
記プリンタ16を制御して上記コードイメージ変換部4
8で変換されたドットコードのコードイメージを印刷す
るものである。このプリンタ出力制御部50は、上記プ
リント操作部24の操作信号によって動作開始状態とさ
れ、上記停止操作部26の操作信号によって動作停止状
態とされるものであるが、実際の動作は上記動作モード
制御部40が動作許可を与えない限り開始されない。
【0023】このプリンタ出力制御部50にドットコー
ドのコードイメージを供給するコードイメージ変換部4
8は、上記データ一時記憶部54に記憶された圧縮符号
化された音声データをエンコードするエンコード処理部
66と、エンコードされたデータをコードイメージに変
換して出力するコードイメージ生成出力部68とから構
成される。この場合、エンコード処理部66の動作は、
上記動作モード制御部40によって制御される。また、
例えば、圧縮率、解像度、ブロックの段数、前述したド
ットコードの分割長、等のエンコード及びコードイメー
ジ生成出力に必要な各種パラメータが、上記パラメータ
設定部30より与えられる。
【0024】なお、コードイメージ生成出力部68は、
生成したコードイメージを保持しておくための図示しな
いメモリを備えており、これにより、プリント操作部2
4を操作するだけで、同一内容のドットコードパターン
1を再印刷することが可能となっている。
【0025】図3の(A)は、上記入力データ残量演算
部58の構成を示す図である。この入力データ残量演算
部58は、音声フレーム累計計数部70、マイナス演算
部72、及び残量フレーム数表示単位換算部74から構
成されている。
【0026】ここで、音声フレーム累計計数部70は、
音声データ圧縮符号化部52からフレーム単位の音声デ
ータ圧縮処理が行われる毎に、その情報が供給されるよ
うになっており、圧縮符号化済みのフレーム数の累計を
計数して、その計数結果Fをマイナス演算部72に供給
する。このマイナス演算部72には、パラメータ設定部
30によって予め設定された入力可能データ量に対応す
るフレーム数変数Sが供給されており、該マイナス演算
部72で(S−F)の演算が行われて、残りのフレーム
数が演算される。残量フレーム数表示単位換算部74
は、この演算された残量フレーム数を、データ量表示部
28としての入力残量再生経過表示インディケータ28
Aが5個のLEDで構成されているとすれば、その5個
に合わせるように正規化する。即ち、残量フレーム数
を、表示単位(1個のLED)当たりのデータ量(フレ
ーム数)Nで割って整数化した値を得る。そして、その
値が入出力操作制御部38を介してデータ量表示駆動部
60に供給され、データ量表示部28のLEDの点灯が
行われる。
【0027】図3の(B)は、実際の点灯の仕方を示す
図で、同図に上から下に時系列的に変化していく様子を
示してある。即ち、音声入力開始時には5個のLEDが
すべて点灯され、表示単位(LED1個)当たりのデー
タ量N、即ち入力可能なデータ量の1/5に相当するデ
ータ量の入力がなされると、左端のLEDが消灯して計
4個のLED点灯となり、以下、入力可能なデータ量の
1/5に相当するデータ量の入力がなされる毎に、左側
から1個ずつ点灯LEDが減っていく。
【0028】また、この場合、ただ単にLEDが点灯し
続けるだけでなく、点灯しているうちの最も左側のLE
Dを、対応するデータ量範囲にあることをより明瞭とす
るために、点滅表示するようにしても良い。
【0029】図4の(A)は、上記再生データ量演算部
64の構成を示す図で、この再生データ量演算部64
は、音声フレーム累計計数部76、マイナス演算部7
8、及び残量フレーム数表示単位換算部80から構成さ
れている。
【0030】ここで、音声フレーム累計計数部76は、
音声データ伸張処理部62からフレーム単位の音声デー
タ伸張処理が行われる毎に、その情報が供給されるよう
になっており、伸張済みのフレーム数の累計を計数し
て、その計数結果Fをマイナス演算部78に供給する。
このマイナス演算部78には、上記パラメータ設定部3
0によって予め設定された入力可能データ量つまりは再
生データ量に対応するフレーム数変数Sが供給されてお
り、該マイナス演算部78で(S−F)の演算が行われ
て、残りのフレーム数が演算される。残量フレーム数表
示単位換算部80は、この演算された残量フレーム数
を、データ量表示部28としての入力残量再生経過表示
インディケータ28Aを構成するLEDの個数に合わせ
るように正規化する。即ち、残量フレーム数を、表示単
位(1個のLED)当たりのデータ量(フレーム数)N
で割って整数化した値を得る。そして、その値が入出力
操作制御部38を介してデータ量表示駆動部60に供給
され、データ量表示部28のLEDの点灯が行われる。
【0031】図4の(B)は、実際の点灯の仕方を示す
図で、同図に上から下に時系列的に変化していく様子を
示してある。即ち、上記音声入力時の場合と逆に、この
再生出力開始時には5個のLEDがすべて消灯されてお
り、表示単位(LED1個)当たりのデータ量N、即ち
入力可能なデータ量の1/5に相当するデータ量の再生
(音声データ伸張)がなされると、右端のLEDが点灯
し、以下、再生データ量の1/5に相当するデータ量の
再生がなされる毎に、左側へ1個ずつLEDの点灯数が
増加していく。
【0032】なお、この場合も、上記音声入力の場合と
同様に、ただ単にLEDが点灯し続けるだけでなく、点
灯しているうちの最も左側のLEDを、対応するデータ
量範囲にあることをより明瞭とするために、点滅表示す
るようにしても良い。
【0033】また、音声入力時又は再生出力時に、入力
可能データ量又は再生可能データ量の1/5処理毎とい
うように線形的にLEDの点灯数を減少又は増加してい
くのではなく、例えば音声入力時であれば、最も左のL
EDは入力可能データ量の1/2、次のLEDは1/4
というように、非線形的に点灯制御するようにしても良
い。
【0034】さらに、音声入力後、ユーザが再生動作操
作部22を操作しない場合には、再生経過の表示を行う
代わりに、コードイメージ変換部48でのエンコード処
理等の待ち時間を表示するようにすることも考えられ
る。
【0035】以上のように、入力可能な音声データ量に
係る表示を行うことで、利用者が音声入力する際の意識
的時間調整を支援でき、また、出力可能な音声データ量
に係る表示を行うことで、利用者が音声出力する際の意
識的時間調整を支援することができる。そして、この支
援機能によって利用者は、自己の意図する音声の入力ま
たは再生を実現できるので、入力したかった音声を入力
しきれなかったといった失敗を防ぎ、また自由意志に基
づく快適な再生確認ができるようになる。
【0036】以上実施の形態に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は上述した実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可
能である。ここで、本発明の要旨をまとめると以下のよ
うになる。
【0037】(1) 音声を入力する音声入力手段と、
上記音声入力手段で入力された音声をコードデータ化し
て所定のフォーマットに従ったコードイメージに変換す
るコードイメージ変換手段と、上記コードイメージ変換
手段で変換されたコードイメージを所定の印刷媒体上に
光学的に読み取り可能に印刷して記録するプリンタと、
上記音声入力手段で入力された音声を出力する音声出力
手段と、を具備したコードイメージ記録装置であって、
上記コードイメージ変換手段がコードイメージに変換す
るための音声を上記音声入力手段より入力可能な音声入
力モード、又は、上記音声入力手段で入力された音声を
上記音声出力手段より出力可能な音声出力モードの各動
作モードを設定する動作モード設定手段と、上記動作モ
ード設定手段により設定された各動作モードに対応し
て、上記入力可能な、又は出力可能な音声のデータ量に
係る表示を行う表示手段と、を更に具備することを特徴
とするコードイメージ記録装置。
【0038】即ち、入力可能な音声データ量に係る表示
を行うことで、利用者が音声入力する際の意識的時間調
整を支援でき、また、出力可能な音声データ量に係る表
示を行うことで、利用者が音声出力動作をさせる際の意
識的時間調整を支援することができ、この支援機能によ
って利用者は、自己の意図する音声の入力または再生を
実現できるので、入力したかった音声を入力しきれなか
ったといった失敗を防ぎ、また自由意志に基づく快適な
再生確認ができる。
【0039】(2) 上記表示手段は、上記動作モード
設定手段により上記音声入力モードが設定されたとき当
該入力可能な音声のデータ量に係る表示を、入力された
音声のデータ量の時系列的変化に対応した表示で行い、
上記動作モード設定手段により上記音声出力モードが設
定されたとき当該出力可能な音声のデータ量に係る表示
を、出力された音声のデータ量の時系列的変化に対応し
た表示で行うように構成されたものであることを特徴と
する(1)に記載のコードイメージ記録装置。
【0040】即ち、実際の入出力時間を正確に反映する
音声データ量の入力量または出力量の推移を対応させて
表示することは、利用者にとって入出力時間の経過が認
識し易くなると同時に、入出力経過時間のポイントその
ものの把握もし易く、誤解の少ない入出力時間経過の表
示を与える。
【0041】(3) 上記表示手段は、上記入力可能な
音声のデータ量に係る表示を、入力された音声のデータ
量の時系列的変化に対応してその表示態様が一の直線方
向に変化する表示で行い、上記出力可能な音声のデータ
量に係る表示を、出力された音声のデータ量の時系列的
変化に対応してその表示態様が上記一の直線方向とは反
対の他の直線方向に変化する表示で行うように構成され
たものであることを特徴とする(2)に記載のコードイ
メージ記録装置。
【0042】即ち、実際の入出力時間を正確に反映する
音声データ量の入力量と出力量の推移を直線方向に変化
させ、且つ入力と出力で反対する表示は、利用者にとっ
て時間推移の状態を感覚的に適合させた、非常に理解し
易い表現方法であると言える。この表示によれば、入出
力時間の経過が認識し易くなると同時に、入出力経過時
間のポイントそのものの把握もし易く、誤解の少ない入
出力時間経過を認識させることができる。
【0043】(4) 上記コードイメージ記録装置は、
上記音声入力モードにおいて入力可能なデータ量を設定
するための入力データ量設定手段を更に具備し、上記表
示手段は、上記入力データ量設定手段で設定された入力
可能なデータ量に応じて、入力可能な音声のデータ量に
係る表示を変更するように構成されたものであることを
特徴とする(2)又は(3)何れかに記載のコードイメ
ージ記録装置。
【0044】即ち、入力可能な音声の時間、つまり入力
可能なデータ量を可変設定できることにより、入力音声
の最大時間の調整ができるようになり、柔軟な音声入力
が可能となる。また、入力可能なデータ量の推移表示
は、最大入力データ量の中に如何に意図的入力データ量
の調整をするかが重要であるから、入力する音声データ
の絶対量表示が必要なわけではない。したがって、入力
可能な最大データ量に応じて、入力可能なデータ量の推
移表示を変更すれば、最大データ量をもってその推移ス
ケールを正規化することができ、最大データ量における
入力可能なデータ量を的確に把握することができる。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
マイク等で入力された音声を光学的に読み取り可能なコ
ードイメージとして所定の印刷媒体上に印刷記録すると
共に、当該入力された音声をスピーカ等の音声出力手段
で出力可能としたコードイメージ記録装置のユーザイン
ターフェースの改良を行って、ユーザフレンドリ性を向
上せしめたコードイメージ記録装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るコードイメージ記
録装置のブロック構成図である。
【図2】図1のコードイメージ記録装置の外観を示す斜
視図である。
【図3】(A)は入力データ残量演算部の構成を示す図
であり、(B)は入力残量の表示形態を説明するための
図である。
【図4】(A)は再生データ残量演算部の構成を示す図
であり、(B)は再生経過の表示形態を説明するための
図である。
【図5】印刷媒体上に記録されるドットコードの物理フ
ォーマット構成を示す図である。
【符号の説明】
1 ドットコードパターン 2 ブロック 3 データエリア 4 マーカ 5 ブロックアドレスパターン 10 マイク 12 スピーカ 14 ラベル状印刷媒体 16 プリンタ 18 ユーザインターフェース 20 音声入力開始操作部 22 再生動作操作部 24 プリント操作部 26 停止操作部 28 データ量表示部 28A 入力残量再生経過表示インディケータ 30 パラメータ設定部 38 入出力操作制御部 40 動作モード制御部 42 動作モード設定部 44 音声入力処理部 46 音声出力制御部 48 コードイメージ変換部 50 プリンタ出力制御部 52 音声データ圧縮符号化部 56 音声データ量検出部 58 入力データ残量演算部 60 データ量表示駆動部 62 音声データ伸張処理部 64 再生データ量演算部 70 音声フレーム累計計数部 72,78 マイナス演算部 74,80 残量フレーム数表示単位換算部 76 音声フレーム累計計数部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声を入力する音声入力手段と、 前記音声入力手段で入力された音声をコードデータ化し
    て所定のフォーマットに従ったコードイメージに変換す
    るコードイメージ変換手段と、 前記コードイメージ変換手段で変換されたコードイメー
    ジを所定の印刷媒体上に光学的に読み取り可能に印刷し
    て記録するプリンタと、 前記音声入力手段で入力された音声を出力する音声出力
    手段と、 を具備したコードイメージ記録装置であって、 前記コードイメージ変換手段がコードイメージに変換す
    るための音声を前記音声入力手段より入力可能な音声入
    力モード、又は、前記音声入力手段で入力された音声を
    前記音声出力手段より出力可能な音声出力モードの各動
    作モードを設定する動作モード設定手段と、 前記動作モード設定手段により設定された各動作モード
    に対応して、前記入力可能な、又は出力可能な音声のデ
    ータ量に係る表示を行う表示手段と、 を更に具備することを特徴とするコードイメージ記録装
    置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段は、前記動作モード設定手
    段により前記音声入力モードが設定されたとき当該入力
    可能な音声のデータ量に係る表示を、入力された音声の
    データ量の時系列的変化に対応した表示で行い、前記動
    作モード設定手段により前記音声出力モードが設定され
    たとき当該出力可能な音声のデータ量に係る表示を、出
    力された音声のデータ量の時系列的変化に対応した表示
    で行うように構成されたものであることを特徴とする請
    求項1に記載のコードイメージ記録装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は、前記入力可能な音声の
    データ量に係る表示を、入力された音声のデータ量の時
    系列的変化に対応してその表示態様が一の直線方向に変
    化する表示で行い、前記出力可能な音声のデータ量に係
    る表示を、出力された音声のデータ量の時系列的変化に
    対応してその表示態様が前記一の直線方向とは反対の他
    の直線方向に変化する表示で行うように構成されたもの
    であることを特徴とする請求項2に記載のコードイメー
    ジ記録装置。
  4. 【請求項4】 前記コードイメージ記録装置は、 前記音声入力モードにおいて入力可能なデータ量を設定
    するための入力データ量設定手段を更に具備し、 前記表示手段は、前記入力データ量設定手段で設定され
    た入力可能なデータ量に応じて、入力可能な音声のデー
    タ量に係る表示を変更するように構成されたものである
    ことを特徴とする請求項2又は3何れかに記載のコード
    イメージ記録装置。
JP9277420A 1997-10-09 1997-10-09 コードイメージ記録装置 Withdrawn JPH11120277A (ja)

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