JPH10171912A - コード印刷装置 - Google Patents

コード印刷装置

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JPH10171912A
JPH10171912A JP33067596A JP33067596A JPH10171912A JP H10171912 A JPH10171912 A JP H10171912A JP 33067596 A JP33067596 A JP 33067596A JP 33067596 A JP33067596 A JP 33067596A JP H10171912 A JPH10171912 A JP H10171912A
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JP
Japan
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error correction
code
data
unit
printer
Prior art date
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Application number
JP33067596A
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English (en)
Inventor
Gakuji Uejima
岳二 上島
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】プリンタにおける印刷ヘッドの劣化、プリンタ
の持つ固有の印刷解像度に応じて、常に最適な誤り訂正
レベルを自動的に設定できるようする。 【解決手段】マルチメディア情報を入力するための素材
データ入力部1と、上記素材データ入力部1で入力され
たマルチメディア情報に対応するデータに誤り訂正符号
を付加する誤り訂正符号付加部13と、この誤り訂正符
号の付加されたデータをコードデータ化した後、コード
イメージデータに変換するためのエンコード部2と、こ
のエンコード部2で生成されたコードイメージデータを
光学的に読取り可能なコードイメージとして印刷媒体に
印刷するプリンタ4とを備え、上記プリンタの印刷ヘッ
ドの劣化に応じて上記誤り訂正符号付加部13の誤り訂
正レベルを設定する誤り訂正レベル設定部14を備えた
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声や音楽等のオ
ーディオ情報、カメラやビデオ機器などから得られる映
像情報、及びパーソナルコンピュータやワードプロセッ
サなどから得られるディジタルデータ等を含めた所謂マ
ルチメディア情報を光学的に読取り可能なコードイメー
ジに変換して印刷するコード印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば音声や音楽等を記録す
る媒体として、磁気テープや光磁気ディスク等、種々の
ものが知られている。しかしながら、これらの媒体は、
量産したとしても単価はある程度高価なものとなり、ま
た、その保管にも多大な場所を必要としていた。更に
は、音声等を記録した記録媒体を、遠隔地にいる別の者
に渡す必要ができた場合には、輸送するにしても、また
直に持っていくにしても、手間と時間がかかるといった
問題もあった。また、オーディオ情報以外のカメラやビ
デオ機器等から得られる映像情報、及びパーソナルコン
ピュータやワードプロセッサ等から得られるディジタル
コードデータ等を含めた所謂マルチメディア情報に関し
ても同様の事が言えた。
【0003】かかる問題に鑑みて、例えば特開平6−2
31466号公報や特開平7−325897号公報等で
は、オーディオ情報、映像情報、ディジタルコードデー
タの少なくとも1つを含むマルチメディア情報をファク
シミリ電送可能とし、且つ大量の複製が安価に可能な画
像情報、即ち符号化情報としての複数のドットを2次元
に配置してなる2次元コードパターンの形で紙等の情報
記録媒体に記録可能とした装置が開示されている。
【0004】上記公報に開示された2次元のコードパタ
ーンは、高密度な記録が可能であると共に手動走査によ
る読取りも可能となり、それまでに知られている紙等に
記録されたコードパターンの既成概念とは全く異なって
おり、その利用形態を一挙に押し広げた優れたコードパ
ターンといえる。
【0005】ところで、この様なコードパターンは、例
えば熱転写サーマルプリンタを用いて紙などに記録され
る場合がある。このとき、その熱転写型サーマルプリン
タには、少なくとも400dpi〜600dpi位の解
像度が要求され、そのコードパターンにおける一個一個
のドットはその径が40μmから80μmと小さいドッ
トとして記録される。従って、その分、印字品質を常に
一定に保った状態で各ドットを記録することは難しくな
り、また、その印字品質が常に一定に保たれていない
と、後にコードパターンを読み取った時、マルチメディ
ア情報を元のように正しく復元出力できないことがある
ため、この種のコードパターンの記録にあたってはより
厳重な管理が必要となる。
【0006】このような状況に対処すべく、コードパタ
ーンを記録する際、データに誤り訂正符号を付加してお
いて、コードパターン読取り時、この誤り訂正符号を用
いて誤り訂正処理を行うことが一般的になされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た誤り訂正処理を講じたものは、初期の使用時には問題
無くとも、プリンタを長時間使用した場合、経時的に印
字部であるプリンタヘッドが形状変化するなど劣化し
て、予め一意的に設定された誤り訂正のレベルでは対応
しきれなくなるという不都合を招くものである。
【0008】この場合、事前に、プリンタヘッドの経時
的な劣化を考慮して、誤り訂正のレベルを高く設定して
おくことも考えられるが、この手法では当初の誤り率が
低いにも関わらずデータに必要以上の冗長成分が付加さ
れることになってデータ量が増大し、データ処理に余計
な時間がかかって好ましくない。
【0009】また、熱転写型サーマルプリンタは、その
種類によって記録時の最高解像度が異なるなどまちまち
であるが、このうち最高解像度の高い、即ちドットの径
を小さく記録できるプリンタに於いては、予めドットの
径を大きく記録するプリンタまで考慮しつつ全てのプリ
ンタについて共通的に設定した誤り訂正レベルでは同様
に対応しきれなくなる。
【0010】本発明は、上記問題に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、光学的に読取り可能なコ
ードイメージを記録するプリンタにおける印刷ヘッドの
劣化に応じて、或いは光学的に読取り可能なコードイメ
ージを記録するプリンタの持つ固有の印刷解像度に応じ
て、常に最適な誤り訂正レベルを自動的に設定できるよ
うにし、後のコードイメージ読取りにあたっては極力正
しい情報を出力できるようにするコード印刷装置を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様によるコード印刷装置は、オー
ディオ情報、映像情報、ディジタルデータの少なくとも
一つを含むマルチメディア情報を入力するための入力手
段と、上記入力手段で入力されたマルチメディア情報に
対応するデータに誤り訂正符号を付加する誤り訂正符号
付加手段と、上記誤り訂正符号付加手段で誤り訂正符号
の付加されたデータをコードイメージデータに変換する
ためのコードイメージデータ生成手段と、上記コードイ
メージデータ生成手段で生成されたコードイメージデー
タを光学的に読取り可能なコードイメージとして印刷媒
体に印刷するプリンタとを備えたコード印刷装置におい
て、上記プリンタの印刷ヘッドの劣化に応じて上記誤り
訂正符号付加手段の誤り訂正レベルを設定する誤り訂正
レベル設定手段を備えたことを特徴とする。
【0012】第2の態様によるコード印刷装置は、オー
ディオ情報、映像情報、ディジタルデータの少なくとも
一つを含むマルチメディア情報を入力するための入力手
段と、上記入力手段で入力されたマルチメディア情報に
対応するデータに誤り訂正符号を付加する誤り訂正符号
付加手段と、上記誤り訂正符号付加手段で誤り訂正符号
の付加されたデータをコードイメージデータに変換する
ためのコードイメージデータ生成手段と、上記コードイ
メージデータ生成手段で生成されたコードイメージデー
タを光学的に読取り可能なコードイメージとして印刷媒
体に印刷するプリンタとを備えたコード印刷装置におい
て、上記プリンタで印刷された印刷媒体中のコードイメ
ージを光学的に読取る読取手段と、上記読取手段より出
力されたコードイメージデータを逆変換して得られるデ
ータに対して、該データに付加された誤り訂正符号を用
いて誤り訂正処理を行う誤り訂正処理手段と、上記誤り
訂正処理手段で訂正されたデータを元のマルチメディア
情報として出力する出力手段と、上記誤り訂正処理手段
での誤り訂正処理結果に応じて上記誤り訂正符号付加手
段の誤り訂正レベルを設定する誤り訂正レベル設定手段
とを備えたことを特徴とする。
【0013】第3の態様によるコード印刷装置は、オー
ディオ情報、映像情報、ディジタルデータの少なくとも
一つを含むマルチメディア情報を入力するための入力手
段と、上記入力手段で入力されたマルチメディア情報に
対応するデータに誤り訂正符号を付加する誤り訂正符号
付加手段と、上記誤り訂正符号付加手段で誤り訂正符号
の付加されたデータをコードイメージデータに変換する
ためのコードイメージデータ生成手段と、上記コードイ
メージデータ生成手段で生成されたコードイメージデー
タを光学的に読取り可能なコードイメージとして印刷媒
体に印刷するプリンタとを備えたコード印刷装置におい
て、上記プリンタの持つ固有の印刷解像度に応じて上記
誤り訂正符号付加手段の誤り訂正レベルを設定する誤り
訂正レベル設定手段を備えたことを特徴とする。
【0014】即ち、本発明の第1の態様によるコード印
刷装置では、入力手段によりオーディオ情報、映像情
報、ディジタルデータの少なくとも一つを含むマルチメ
ディア情報が入力され、誤り訂正符号付加手段により上
記入力手段で入力されたマルチメディア情報に対応する
データに誤り訂正符号が付加され、コードイメージデー
タ生成手段により、上記誤り訂正符号付加手段で誤り訂
正符号の付加されたデータがコードイメージデータに変
換され、プリンタにより、上記コードイメージデータ生
成手段で生成されたコードイメージデータが光学的に読
取り可能なコードイメージとして印刷媒体に印刷され、
誤り訂正レベル設定手段により、上記プリンタの印刷ヘ
ッドの劣化に応じて上記誤り訂正符号付加手段の誤り訂
正レベルが設定される。
【0015】第2の態様によるコード印刷装置では、入
力手段によりオーディオ情報、映像情報、ディジタルデ
ータの少なくとも一つを含むマルチメディア情報が入力
され、誤り訂正符号付加手段により、上記入力手段で入
力されたマルチメディア情報に対応するデータに誤り訂
正符号が付加され、コードイメージデータ生成手段によ
り上記誤り訂正符号付加手段で誤り訂正符号の付加され
たデータがコードイメージデータに変換され、プリンタ
により上記コードイメージデータ生成手段で生成された
コードイメージデータが光学的に読取り可能なコードイ
メージとして印刷媒体に印刷され、読取手段により上記
プリンタで印刷された印刷媒体中のコードイメージが光
学的に読取られ、誤り訂正処理手段により上記読取手段
より出力されたコードイメージデータを逆変換して得ら
れるデータに対して、該データに付加された誤り訂正符
号を用いて誤り訂正処理が行われ、出力手段により、上
記誤り訂正処理手段で訂正されたデータが元のマルチメ
ディア情報として出力され、誤り訂正レベル設定手段に
より、上記誤り訂正処理手段での誤り訂正処理結果に応
じて上記誤り訂正符号付加手段の誤り訂正レベルが設定
される。
【0016】第3の態様によるコード印刷装置では、入
力手段によりオーディオ情報、映像情報、ディジタルデ
ータの少なくとも一つを含むマルチメディア情報が入力
され、誤り訂正符号付加手段により上記入力手段で入力
されたマルチメディア情報に対応するデータに誤り訂正
符号が付加され、コードイメージデータ生成手段により
上記誤り訂正符号付加手段で誤り訂正符号の付加された
データがコードイメージデータに変換され、プリンタに
より上記コードイメージデータ生成手段で生成されたコ
ードイメージデータが光学的に読取り可能なコードイメ
ージとして印刷媒体に印刷され、誤り訂正レベル設定手
段により上記プリンタの持つ固有の印刷解像度に応じて
上記誤り訂正符号付加手段の誤り訂正レベルが設定され
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
【0018】先ず本発明が採用した誤り訂正処理(リー
ド・ソロモン符号)に係る訂正符号付加及び復号処理に
ついて説明する。
【0019】第1に「誤り訂正符号付加処理」では、先
ず図2(a)に示される構成の入力されるべきn個の情
報データa0 〜an-1 を次式のように多項式で表現す
る。
【0020】
【数1】
【0021】続いて、次式で示されるt重バイト誤りの
生成多項式を生成する。
【0022】
【数2】
【0023】上記多項式表現された情報データI(x)
を生成多項式G(x)で割り、その余りを剰余多項式と
して求めると次式で示される。尚、同式において、R
(x)はm−1次の多項式となっている。
【0024】I(x)・xm modG(x)=R(x) よって、リード・ソロモン符号は図2(b)に示される
ようになり、全体としてn+m個の符号長データとな
る。
【0025】第2に「誤り訂正復号処理」では、先ず符
号データCを検査行列Hに乗じてシンドロームSを求め
る。
【0026】
【数3】
【0027】シンドローム多項式は次式のようになる。
【0028】S(x)=Sm-1 m-1 +Sm-2 m-2
…+S1 x+S0 このシンドローム多項式より、ユークリッド互除法を使
って誤り位置多項式と誤りパターン評価多項式を算出す
ると以下のようになる。
【0029】誤り位置多項式 σ(x)=σl l +σl-1 l-1 +…+σ1 x+σ0 誤りパターン多項式 ω(x)=ωl-1 l-1 +ωl-2 l-2 +…+ω1 x+
ω0 ここで、lは正の整数でl≦tである。
【0030】続いて、チェンサーチにより誤り位置多項
式の根を求める。この根が、エラーを起こしたバイト位
置に対応する。エラーがない場合には、シンドローム多
項式S(x)が0となり、σ(x),ω(x)は算出し
ない。また、誤り位置多項式の根により得られるエラー
のバイト位置が符号内に無い場合には、誤り訂正不可で
ある。
【0031】次いで、誤りパターン多項式と、誤り位置
多項式の複数根より誤りパターン値を複数求め、符号デ
ータのエラーバイト位置に対応する誤りパターン値をE
OR(排他的論理和)することで訂正を終了する。
【0032】一般的に、誤り訂正レベルを上げるために
は、情報データに付加されるパリティ長を長くすること
がなされる。上記説明では、tの値を大きくすることで
多くの誤りに対する訂正が可能となる。また、情報デー
タのサイズを短くすることで誤り訂正レベルを上げるこ
ともできる。更に、パリティ長を大きくし、情報データ
を短くすることで更に誤り訂正レベルを上げることがで
きる。
【0033】また、上記誤り訂正復号処理の中で、訂正
されたバイト数(訂正データ数)が判るため(誤り訂正
復号処理におけるσ(x)の根の数)、その数を全体の
符号長(情報データ長+バリティ長)で割れば、即ち次
式によれば誤り訂正率(エラーレート)を求めることが
できる。
【0034】誤り訂正率={訂正データ数/(情報デー
タ長+パリティ長)}×100(%) 以下、このような原理を前提とした本発明の実施の形態
を説明する。
【0035】図1は第1の実施の形態に係るコード印刷
装置の構成を示す図である。
【0036】同図に示されるように、この実施の形態に
係るコード印刷装置は、素材データ入力部1とエンコー
ド部2、出力部3、プリンタ4、誤り訂正レベル処理部
5、警告部6に大別され、これらが図示のごとく接続さ
れて構成されている。
【0037】そして、上記エンコード部2は、更にデー
タ圧縮部7とコードデータ生成部8、コードイメージ生
成部9により構成されている。また、上記出力部3は、
更に出力制御部10と出力時間算出部11、出力時間記
憶部12により構成されている。さらに、上記誤り訂正
レベル処理部5は、誤り訂正符号付加部13と誤り訂正
レベル設定部14、誤り訂正レベル比較テーブル15、
誤り訂正レベル記憶部16により構成されている。
【0038】以下、図3のフローチャートを参照して、
上記構成のコード印刷装置の動作を説明する。素材デー
タ入力部1には、音声や画像などのマルチメディア情報
が入力され記憶される(ステップS1)。この素材デー
タ入力部1に入力され記憶されたマルチメディア情報デ
ータは、図5(a)に示されるような知覚情報単位のデ
ータとして、後段のエンコード部2に出力される。ここ
で、知覚情報単位とは、人間が知覚可能な一つの独立し
た音声や画像といった情報の単位のことである。 上記
素材データ入力部1より出力された知覚情報単位のデー
タは、エンコード部2内部のデータ圧縮部7に入力さ
れ、知覚情報の種類毎に異なる圧縮方式により圧縮処理
される(ステップS2)。但し、圧縮しない場合もあ
る。このデータ圧縮部7により圧縮されたデータは、図
5(b)に示すような圧縮知覚情報単位のデータとして
後段の誤り訂正符号付加部13に出力される。このと
き、誤り訂正符号付加部13に出力される圧縮知覚情報
単位のデータは、ヘッダ部及び圧縮データにより構成さ
れ、当該ヘッダ部には、圧縮データを伸長する際に必要
となる圧縮情報などの各種パラメータが含まれている。
【0039】次いで、誤り訂正レベル記憶部16に記憶
されている誤り訂正レベルから訂正パリティ長を求め、
データ圧縮部7で生成された圧縮データにおける訂正パ
リティを生成し、圧縮データに付加する(ステップS
3)。
【0040】即ち、先ず誤り訂正レベル設定部14は、
誤り訂正レベル記憶部16に記憶されている現時点での
誤り訂正レベルを取得する。次いで、誤り訂正レベル設
定部14は、誤り訂正レベル比較テーブル15を参照し
て、上記誤り訂正レベル記憶部16より取得した誤り訂
正レベルに対応する訂正パリティ長を求める。
【0041】この誤り訂正レベル比較テーブル15とし
ては、例えば図4(a)に示されるものが使用され、こ
れによれば、誤り訂正レベルから対応する訂正パリティ
長を求めることができる。一般に、誤り訂正レベルを上
げるとは、訂正可能なデータ数の範囲を広げることを意
味し、これは訂正パリティ長を大きく取ることによりな
される。また、逆に誤り訂正レベルを下げることは、訂
正パリティ長を小さくすることによりなされる。
【0042】こうして誤り訂正レベル設定部14で求め
られた訂正パリティ長は、誤り訂正符号付加部13に出
力される。誤り訂正符号付加部13では、データ圧縮部
7から出力された圧縮知覚情報単位のデータを、予め決
められている情報符号長の単位のデータに分割する。こ
の各情報符号長単位に分割されたデータからは、誤り訂
正レベル設定部14より出力された訂正パリティ長を基
に訂正パリティ分のデータが生成される。そして、この
生成された訂正パリティ分のデータは、更に上記各情報
符号長単位に分割されたデータに付加され、訂正単位の
データが生成される。圧縮知覚情報単位のデータは情報
符号長単位に分割され、訂正パリティ分のデータが付加
され、訂正単位のデータが構成される。
【0043】即ち、図5(c)に示されるように、訂正
単位のデータは、情報符号長に対応する圧縮知覚情報単
位の分割データとパリティ長に対応する訂正パリティよ
り構成される。尚、誤り訂正レベル設定部14から出力
されるパリティ長によりデータのサイズは可変自在であ
る。
【0044】而して、上記誤り訂正符号付加部13によ
り生成された訂正単位のデータは、コードデータ生成部
8に出力され、該コードデータ生成部8は、この訂正単
位のデータを所定のインターリーブ単位に並び替え、図
5(d)に示すようなコードデータを一旦生成する。そ
して、この生成したコードデータを更にブロック情報単
位に分割し、図5(e)に示すような各ブロック情報単
位のコードデータを生成する(ステップS4)。この
後、上記コードイメージデータ生成部9は、コードデー
タ生成部8より出力された各ブロック情報単位のコード
データを集めて、図5(f),(g)に示すようなコー
ドイメージを得るためのコードイメージデータを所定の
イメージデータフォーマットに従って生成する(ステッ
プS5)。
【0045】ここで、上記各ブロック情報単位のコード
データは、ブロックヘッダとブロックユーザデータとか
らなり、該ブロックヘッダには先に付加された訂正パリ
ティ長や当該コード中での各ブロックのアドレスを示す
ブロックアドレス情報が含まれている。尚、各ブロック
情報単位のデータ長は固定のサイズになっており、最後
のブロックユーザデータに半端なデータが残った場合に
はダミーのデータを付加するようにしている。
【0046】次に、上記図5(g)に示したブロックパ
ターンイメージについて更に詳細に説明する。このブロ
ックパターンイメージは、マーカ101、ブロックヘッ
ダ102、パターンコード103、ブロックユーザデー
タ104から構成されており、マーカ101は各ブロッ
クパターンイメージの4角に位置している。パターンコ
ード103は所定のマッチングパターンドットで構成さ
れており、例えば右方向に隣接するマーカーとの間に位
置している。そして、パターンドットはマーカー101
と共にユーザーデータの読取り基準点を決定するもので
ある。ブロックヘッダ102は、図5(e)におけるブ
ロックヘッダをパターンドットで展開したものであり、
ブロックアドレスを含む。ブロックユーザーデータ10
4は、図5(e)のブロックユーザーデータをパターン
ドットに展開したものである。尚、これらのパターンド
ットは、基本的に同じ大きさのドットで構成されている
が、必ずしも同一の大きさである必要はない。また、コ
ードのイメージも本例に限定されるものではない。
【0047】こうして図5(f),(g)に示されるコ
ードイメージを得るべく、コードイメージデータ生成部
9はコードイメージデータを出力部3内部の出力制御部
10に出力する。出力制御部10は、コードイメージデ
ータ生成部9から出力されたコードイメージデータを自
己の制御の下でプリンタ4に出力し、プリンタ4は図5
(f),(g)に示すようなコードイメージを印刷する
(ステップS6)。この時出力制御部10は、出力時間
算出部11に印刷開始の通知を行う。プリンタ4により
コードイメージの印刷が終了すると、出力制御部10は
再び出力時間算出部11に印刷終了の通知をする。
【0048】次いで、出力時間算出部11は、出力制御
部10により通知された印刷開始と印刷終了までの時間
を印刷出力時間として算出する(ステップS7)。
【0049】また、出力時間算出部11は、出力時間記
憶部12に記録されている現在までの総印刷出力時間を
取得する。そして、出力時間算出部11は、前記の印刷
出力時間と、出力時間記憶部12より取得した時間を加
算し、新たに総印刷出力時間の算出を行う(ステップS
8)。出力時間算出部11により新たに算出された総印
刷出力時間は、出力時間記憶部12に出力され、出力時
間記憶部12に記憶される(ステップS9)。
【0050】次に出力時間記憶部12に記憶されている
総印刷出力時間が更新されると、その情報は誤り訂正レ
ベル設定部14に通知される。誤り訂正レベル設定部1
4は、出力時間記憶部12より通知された総印刷出力時
間の更新通知を受け、出力時間記憶部12から総印刷出
力時間を取得する。そして、誤り訂正レベル設定部14
は、出力時間記憶部12から取得した総印刷出力時間と
誤り訂正レベル比較テーブル15に記憶されている図4
(a)に示すテーブル19から総印刷出力時間に対応す
る誤り訂正レベルの値を求める(ステップS10)。そ
して、この求められた誤り訂正レベルが限界の場合はス
テップS13へ、限界でない場合はステップS12へ移
行し、各処理を行う(ステップS11)。
【0051】図4(a)のテーブル19における総出力
時間、誤り訂正レベル及び訂正パリティ長の関係は、図
4(b)のグラフ20に示す印刷に伴うプリンタの総出
力時間と、総出力時間に伴いプリンタの印刷ヘッドが劣
化又は形状変化したときの、データ読取り誤り率のグラ
フのようになっている。
【0052】誤り訂正レベル設定部14は、誤り訂正レ
ベル比較テーブル15から求められた誤り訂正レベルを
誤り訂正レベル記憶部16に出力する。誤り訂正レベル
記憶部16は、誤り訂正レベル設定部14から出力され
た誤り訂正レベルを新たに誤り訂正レベルとして記憶す
る。誤り訂正レベル設定部14は、誤り訂正レベル比較
テーブル15から求められた誤り訂正レベルが限界レベ
ル(プリンタヘッドの寿命)に達している場合、警告部
6に対してプリンタヘッドの交換時期であることを通知
する。警告部6は、誤り訂正レベル設定部14から通知
されたプリンタヘッドの交換時期であることの通知をユ
ーザーに対して警告する(ステップS13)。誤り訂正
レベルが限界でない場合は、新たに求められた誤り訂正
レベルを誤り訂正レベル記憶部16に記憶し(ステップ
S12)、こうして全ての動作を終了する。
【0053】以上説明したように、第1の実施の形態に
よれば、プリンタの印刷ヘッドの劣化をプリンタの総使
用時間で検出するようにしており、プリンタを長時間使
用した場合のプリンタの印刷ヘッドの劣化や形状変化に
よって印字品質が落ち、読取り時の誤り率が高くなって
も、常に現在のプリンタの状態に合わせた誤り訂正レベ
ルが設定されることになる。そのため、長時間のプリン
タ使用時にも常に安定したデータ読取り精度を保つこと
ができる。
【0054】また、ユーザーが直接誤り訂正レベルの設
定をする必要がなくなるため、操作性の向上が見込まれ
る。また、誤り訂正レベルの限界時には、ヘッド交換の
警告が通知されるため、プリンタの保守に対しても効果
がある。
【0055】尚、第1の実施の形態の各構成は、各種の
変形、変更が可能である。
【0056】ここで、図6には第1の実施の形態の改良
例の構成を示し説明する。
【0057】図6に示すように、出力部3において、図
1の出力時間算出部11をインクリボン交換回数検出部
17に代え、また、図1の出力時間記憶部12をインク
リボン交換回数記憶部18に代える。プリンタ4は、イ
ンクリボンが交換されたことをインクリボン交換回数検
出部17に通知するように構成されている。
【0058】インクリボン交換回数検出部17は、プリ
ンタ4より通知されたインクリボンが交換されたことの
通知後、インクリボン交換回数記憶部18から今まで交
換されたインクリボンの交換回数を取得し、その値に1
を加算して、インクリボン交換回数記憶部18に出力す
る。インクリボン交換回数検出部17は、インクリボン
の交換回数が更新されたことを誤り訂正レベル設定部1
4に通知する。
【0059】誤り訂正レベル設定部14は、インクリボ
ン交換回数記憶部18よりインクリボン交換回数を取得
し、誤り訂正レベル比較テーブル15よりインクリボン
交換回数に対応する誤り訂正レベルを求める。このとき
の誤り訂正レベル比較テーブル15は、図7の21の様
になっている。続く処理は、前記の総出力時間により誤
り訂正レベルを設定する場合と同様のため省略する。
【0060】このように、第1の実施の形態の改良例で
は、誤り訂正レベルの設定を印刷に要した総出力時間で
はなく、インクリボンの交換回数で行っているため、イ
ンクリボンの交換回数の累積計算が時間の累積計算より
簡単になり、処理速度の向上が計れる。また、上記プリ
ンタは、熱転写型サーマルプリンタについて述べている
が、レーザープリンタにおいては、トナーの交換回数を
インクリボン交換回数とみなし、誤り訂正レベルの設定
を行うこともできる。
【0061】次に第2の実施の形態について説明する。
【0062】図8は第2の実施の形態に係るコード印刷
装置の構成を示す図である。
【0063】同図に示されるように、このコード印刷装
置は、素材データ入力部1とエンコード部2、出力制御
部10、プリンタ4、誤り訂正レベル処理部5、データ
再生部30、デコード部31、入力制御部36、入力部
37に大別され、これらが図示のように接続されて構成
されている。
【0064】上記エンコード部2は、図1と同様にデー
タ圧縮部7とコードデータ生成部8、コードイメージデ
ータ生成部9で構成されている。上記誤り訂正レベル処
理部5は、更に誤り訂正符号付加部13と誤り訂正レベ
ル設定部14、誤り訂正レベル記憶部16により構成さ
れている。そして、上記デコード部31は、更にデータ
伸長部32と誤り訂正復号処理部34、コードイメージ
データ処理部35により構成されている。
【0065】尚、上記素材データ入力部1、エンコード
部2、及びエンコード部2を構成しているデータ圧縮部
7、コードデータ生成部8、コードイメージデータ生成
部9、また、出力制御部10、プリンタ4、誤り訂正レ
ベル処理部5を構成している誤り訂正符号付加部13、
誤り訂正レベル記憶部16は、上記第1の実施の形態と
同様の構成である為、ここでは説明を省略する。
【0066】以下、図9のフローチャートを参照して、
上記構成のコード印刷装置の動作を説明する。尚、ステ
ップS21乃至S26の処理は、第1の発明の実施の形
態における図5のフローチャートのステップS1乃至S
6と同様のため省略する。
【0067】プリンタ4によるコードイメージの印刷
後、印刷されたコードイメージは光学系及びその結像光
を電気信号に変換して出力するCCD等の撮像部を含む
イメージ入力部37により、イメージ入力制御部36の
制御のもと光学的なコードイメージとして読み取られ、
コードイメージデータとして出力される(ステップS2
7)。
【0068】続いて、読み取られたコードイメージのデ
ータは、コードイメージデータ処理部35によりコード
データに展開され(ステップS28)、更にこの展開さ
れたコードデータは、元の訂正単位のデータに逆変換さ
れ、そのデータ単位毎に誤り訂正処理が実行され、誤り
訂正された圧縮知覚情報単位のデータに戻される。ま
た、既述の如く誤り訂正されたデータの数と全体のデー
タ数とから誤り率を求める(ステップS29)。
【0069】すなわち、詳細にはイメージ入力制御部3
6の制御によりイメージ入力部37で読み取られたコー
ドイメージは、デコード部31に出力される。デコード
部31に入力されたコードイメージに対応するデータ
は、コードイメージデータ処理部35に入力され、コー
ドイメージデータ処理部35では、エンコード部2の処
理とは逆に図5(f)に示すコードイメージから図5
(g)に示すブロックパターンイメージを読取り、図5
(e)に示すブロック情報単位のデータに展開する。更
にブロック情報単位のデータからブロックユーザデータ
を抜き出し、図5(d)に示すコードデータに展開す
る。
【0070】ここで、展開されたコードデータは、イン
ターリーブ単位にエンコード時に並び替えられているた
め、デインターリーブ処理を行い、図5(c)の訂正単
位のデータに逆変換する。コードイメージデータ処理部
35により訂正単位まで逆変換されたデータは、誤り訂
正復号処理部34に出力される。
【0071】そして、上記コードイメージデータ処理部
35により訂正単位まで逆変換され、誤り訂正復号処理
部34に出力されたデータは、誤り訂正復号処理部34
で各訂正単位毎に誤り訂正処理が行われる。このとき、
入力されたデータの全体サイズと実際に誤り訂正がなさ
れたデータ数とを比較して誤り率を求める。
【0072】次いで、誤り訂正処理の結果、求められた
誤り率と、コード印刷装置として目標とする誤り率の比
較を行い、誤り訂正処理の結果より求められた誤り率が
目標の誤り率より大きい場合にはステップS32へ、異
なる場合はステップS31に移行する(ステップS3
0)。
【0073】すなわち、上記誤り率が目標としている誤
り率に近似していない場合には、誤り訂正レベル設定部
14に誤り率が出力される。また、誤り訂正復号処理部
34の誤り訂正処理によって求められた誤り率が目標と
する誤り率に近似している場合、誤り訂正復号処理部3
4で誤り訂正処理されたデータは、図5(b)に示す圧
縮知覚情報単位のデータとしてデータ伸長部32に出力
される。
【0074】データ伸長部32では、上記誤り訂正復号
処理部34から出力された圧縮知覚情報単位のデータを
ヘッダ内の圧縮方式情報をもとに圧縮データの伸長処理
を行う。データ伸長部32により伸長されたデータは、
図5(a)に示すマルチメディア情報データとしてデー
タ再生部30に出力される。データ再生部30では、デ
ータ伸長部32から出力されたマルチメディア情報デー
タの再生出力を行う。例えば音声、音楽ならばスピーカ
から音を鳴らし、また画像情報ならばモニタ等に表示す
る。
【0075】一方、誤り訂正レベル設定部14では、誤
り訂正復号処理部34から出力された誤り率が、目標と
する誤り率より誤り訂正復号処理部34から出力された
誤り率が大きい場合は、誤り訂正レベル記憶部16に記
憶されている誤り訂正レベルを上げ(ステップS3
2)、誤り訂正レベル記憶部16の誤り訂正レベルを更
新する(ステップS34)。また、目標とする誤り率よ
り誤り訂正復号処理部34から出力された誤り率が小さ
い場合は、誤り訂正レベル記憶部16に記憶されている
誤り訂正レベルを下げる。ステップS34の処理後、開
始位置のステップS21に進み、ステップS21〜S3
0までは同様の処理を繰り返す。
【0076】一方、ステップS30にて、目標の誤り率
が誤り訂正処理の結果より求められた誤り率より大きい
場合、ステップS31に進む。
【0077】ステップS31では、再度目標の誤り率と
誤り訂正処理の結果より求められた誤り率を比較し、目
標の誤り率が誤り訂正処理の結果より求められた誤り率
より大きい場合、現在の誤り訂正レベル記憶部16に記
憶されている誤り訂正レベルを下げ(ステップS3
3)、誤り訂正レベル記憶部16の誤り訂正レベルを更
新する(ステップS34)。
【0078】一方、ステップS31で目標の誤り率が誤
り訂正処理により求められた誤り率より大きくない場合
は、データ伸長部32により、誤り訂正復号処理部34
により圧縮知覚情報単位に戻されたデータの伸長処理が
行われ、マルチメディア情報データに展開される(ステ
ップS35)。次いで、データ伸長部32によりマルチ
メディア情報データに戻されたデータの再生処理が行わ
れ(ステップS36)、全ての動作を終了する。
【0079】以上説明したように、第2の実施の形態に
よれば、現状で設定されている誤り訂正レベルで誤り訂
正符号を付加したコードデータを生成し、更にコードイ
メージデータの生成を行い、そのコードイメージを印刷
し、その後、印刷されたコードイメージを光学的に読み
取って誤り訂正単位のデータに逆変換して誤り訂正処理
を行っているため、誤り率のフィードバックができる。
【0080】その為、現在設定されている誤り訂正レベ
ルを印字品質に応じて、誤り訂正レベルが印字品質に対
して高すぎる場合は誤り訂正レベルを下げ、また、誤り
訂正レベルが印字品質に対して低い場合には誤り訂正レ
ベルを上げることができる。これにより、誤り訂正レベ
ルは、現状の印字品質に応じて常に適正なレベルを保つ
ことができる。
【0081】次に第3の実施の形態について説明する。
【0082】図10は第3の実施の形態に係るコード印
刷装置の構成を示す図である。
【0083】同図に示されるように、第3の実施の形態
は、素材データ入力部1とエンコード部2、出力制御部
10、プリンタ4、テストデータ生成部38、誤り訂正
レベル処理部5、データ再生部30、デコード部31、
入力制御部36、入力部37に大別され、これらにより
構成されている。
【0084】上記エンコード部2は、更に切替部40、
データ圧縮部7、コードデータ生成部8、コードイメー
ジデータ生成部9により構成されており、上記誤り訂正
レベル処理部5は、誤り訂正符号付加部13、テストデ
ータ比較部39、誤り訂正レベル設定部14、誤り訂正
レベル記憶部16により構成されている。上記デコード
部31は、更にデータ伸長部32、誤り訂正復号処理部
34、コードイメージデータ処理部35により構成され
ている。以下の説明では、図1と同様の構成については
説明を省略する。
【0085】以下、図11のフローチャートを参照し
て、上記構成のコード印刷装置の動作を説明する。素材
データ入力部1により、マルチメディア情報なとのデー
タを入力する場合は実行モードであるステップS42
へ、テストデータ生成部38によりテストデータを生成
して誤り訂正レベルの設定処理を行う場合は、テストモ
ードであるステップS54へ進む(ステップS41)。
このテストモードのテストデータを生成して、誤り訂正
レベルの設定処理を行う場合には、テストデータ生成部
38により全て同一のデータ、連続的なデータなどの様
に規則性のあるデータ、又はランダムなデータを生成
し、テストデータとしてエンコード部2内部の切替部4
0及び誤り訂正レベル処理部5内部のテストデータ比較
部39へ出力する(ステップS54)。
【0086】一方、実行モードで素材データを入力した
場合、素材データ入力部1により素材データの入力処理
を行う(ステップS42)。このとき、上記切替部40
は、テストデータ生成部38からテストデータが出力さ
れた場合は、後段のコードデータ生成部8へテストデー
タを出力し、素材データ入力部1により入力された知覚
情報単位のデータが出力されている場合は、後段のデー
タ圧縮部7に知覚情報単位のデータを選択的に出力す
る。
【0087】素材データ入力部1により素材データ入力
処理後、データ圧縮部7により入力された素材データに
対して圧縮処理が行われる(ステップS43)。データ
圧縮部7による素材データの圧縮後、誤り訂正符号付加
部13により生成された訂正パリティがステップS43
により圧縮されたデータに付加される(ステップS4
4)。続いて、コードデータ生成部8によりステップS
54、またはステップS44で生成されたデータをイン
タリーブ単位に並び替え、コードデータの生成を行う
(ステップS45)。
【0088】コードデータ生成部8により生成されたコ
ードデータは、コードイメージデータ生成部9に出力さ
れ、当該コードイメージデータ生成部9によりコードイ
メージデータが生成される(ステップS46)。コード
イメージデータ生成部9で生成されたコードイメージデ
ータは、出力制御部10の制御に基づいてプリンタ4に
よりコードイメージとして印刷される(ステップS4
7)。
【0089】次にプリンタ4により印刷されたコードイ
メージは、入力制御部36の制御で入力部37により光
学的に読み取られる(ステップS48)。こうして読み
取られたコードイメージは、コードイメージデータ処理
部35により誤り訂正単位のデータへ逆変換された後
に、テストデータ比較部39に出力される(ステップS
49)。
【0090】上記逆変換されたデータがテストデータ生
成部38により生成されたテストデータの場合はステッ
プS51へ移行し、素材データ入力部1により入力され
たデータの場合はステップS55へ移行し、各処理を行
う(ステップS50)。
【0091】ステップS50でテストデータの場合、テ
ストデータ比較部39によりテストデータ生成部38に
より生成されたテストデータと、テストデータ生成部3
8により生成されたテストデータをコードイメージとし
て印刷し、更に印刷されたテストデータのコードイメー
ジを読み取り、誤り訂正単位のデータまで逆変換された
テストデータとを比較し、誤り率の算出を行い、誤り訂
正レベル設定部14に出力する(ステップS51)。
【0092】テストデータ比較部39により算出された
誤り率をもとに、誤り訂正レベル設定部14に於いて、
誤り訂正レベルを設定する(ステップS52)。この誤
り訂正レベル設定部14により算出された誤り訂正レベ
ルは、誤り訂正レベル記憶部16に記憶され(ステップ
S53)、ステップS41に戻る。この時、誤り率を許
容する誤り訂正レベルは、訂正パリティのサイズにより
行うことができる。
【0093】一方、ステップS50に於いて、コードイ
メージデータ処理部35で逆変換されたデータがテスト
データでない場合、素材データ入力部1により入力され
た素材データとみなし、誤り訂正復号処理部34により
誤り訂正処理を行う(ステップS55)。この誤り訂正
復号処理部34により誤り訂正処理されたデータは、デ
ータ伸長部32により伸長される(ステップS56)。
このデータ伸長処理32により伸長されたデータは、デ
ータ再生部30により各素材データの再生処理を行い
(ステップS57)、こうして全ての動作を終了する。
【0094】以上説明した第3の実施の形態によれば、
プリンタの印刷ヘッドの劣化や形状変化による印字品質
に対応して誤り訂正レベルを設定することができる事は
勿論であるが、誤り訂正レベルの設定処理はテストデー
タを生成して、不一致率により行っているため、訂正処
理における誤り率の算出より正確な誤り訂正レベルの設
定を行うことができる。また、エンコード時の誤り訂正
符号の付加処理及びデコード時の誤り訂正処理を行わな
いため、誤り訂正レベルの設定処理にかかる時間を短縮
することができる。
【0095】尚、第3の実施の形態の各構成は各種の変
形、変更が可能である。
【0096】例えば、テストデータ生成部38により生
成したテストデータをコードイメージとしてプリンタ4
により出力する際、コードイメージデータ生成部9に図
12に示す様にテストデータであることを認識させる文
字や記号を併せて印刷する機能を追加することができ
る。これにより、印刷されたコードイメージがテストデ
ータ、素材データのいずれかが判断できる。
【0097】前述した第2及び第3の発明の実施の形態
においては、出力部と入力部が一体の形で述べている
が、出力部と入力部が別体の構成により接続された形態
をとっても何ら問題はない。
【0098】次に第4の実施の形態について説明する。
【0099】図13は第4の実施の形態に係るコード印
刷装置の構成を示す図である。
【0100】同図に示されるように、第4の実施の形態
は、素材データ入力部1とエンコード部2、誤り訂正レ
ベル処理部5、出力制御部10、プリンタ解像度設定部
41、プリンタ4に大別され、これらが図示のように接
続されて構成されている。
【0101】上記エンコード部2は、図1と同様に更に
データ圧縮部7とコードデータ生成部8、コードイメー
ジデータ生成部9により構成されており、上記誤り訂正
レベル処理部5は、更に誤り訂正符号付加部13、誤り
訂正レベル設定部14、誤り訂正レベル記憶部16によ
り構成されている。
【0102】尚、素材データ入力部1、エンコード2を
構成しているデータ圧縮部7、コードデータ生成部8、
コードイメージデータ生成部9、またプリンタ4、また
誤り訂正レベル処理部5を構成している誤り訂正符号付
加部13、誤り訂正レベル記憶部16は、第1の実施の
形態と同様の構成であるため、以下の作用の説明を省略
する。
【0103】以下、図14のフローチャートを参照し
て、上記構成のコード印刷装置の動作を説明する。プリ
ンタ解像度入力部41は、ユーザーにより指定されたプ
リンタの解像度の入力を受けると、出力制御部10及び
誤り訂正レベル処理部5内の誤り訂正レベル設定部14
に、入力されたプリンタ解像度を出力する(ステップS
61)。出力制御部10は、プリンタ解像度入力部41
より出力されたプリンタ解像度によってコードイメージ
データ生成部9から出力されるコードイメージデータを
コードイメージとしてプリンタ4に出力する。
【0104】誤り訂正レベル設定部14では、プリンタ
解像度入力部41から出力されたプリンタ解像度から誤
り訂正レベルの設定を行う(ステップS62)。通常、
プリンタ解像度が上がると印字されるドットは小さくな
り、読取り時の誤り率は高くなるため、誤り訂正レベル
を高く設定する。逆に、プリンタ解像度が下がると印字
されるドットは大きくなり、読取り時の誤り率は、低く
なるため、誤り訂正レベルを低く設定する。
【0105】この誤り訂正レベル設定部14で設定され
た誤り訂正レベルは、誤り訂正レベル記憶部16に出力
され記憶される(ステップS63)。これ以降のステッ
プS64乃至S69の動作は、第1の発明の実施の形態
に係る図5のフローチャートのステップS2乃至S6と
同様のため、ここでは詳細な省略する。
【0106】尚、第4の実施例に於いては、プリンタ解
像度の入力は、ユーザーにより手動で行っているが、プ
リンタとの間にインターフェースを設け、プリンタが現
在設定されているプリンタ解像度を出力することによ
り、プリンタ解像度の入力を自動的に行うようにするこ
ともできる。
【0107】以上説明したように、第4の実施の形態に
よれば、プリンタの印刷される解像度が動的に変わって
も、その解像度に応じた適切な誤り訂正レベルを設定す
ることができる。
【0108】尚、本発明の上記実施態様には以下の発明
が含まれる。
【0109】(1)オーディオ情報、映像情報、ディジ
タルデータの少なくとも一つを含むマルチメディア情報
を入力するための入力手段と、上記入力手段で入力され
たマルチメディア情報に対応するデータに誤り訂正符号
を付加する誤り訂正符号付加手段と、上記誤り訂正符号
付加手段で誤り訂正符号の付加されたデータをコードイ
メージデータに変換するためのコードイメージデータ生
成手段と、上記コードイメージデータ生成手段で生成さ
れたコードイメージデータを光学的に読取り可能なコー
ドイメージとして印刷媒体に印刷するプリンタと、を備
えたコード印刷装置において、上記プリンタの印刷ヘッ
ドの劣化に応じて上記誤り訂正符号付加手段の誤り訂正
レベルを設定する誤り訂正レベル設定手段を備えたこと
を特徴とするコード印刷装置。
【0110】この発明は、上記第1の実施の形態(図1
乃至図7)に対応する。
【0111】これによれば、プリンタの印刷ヘッドの劣
化に応じて誤り訂正レベルを常に最適な状態に設定する
ことができ、ユーザーによる誤り訂正レベルの設定など
の操作が不要となる。
【0112】(2)上記コード印刷装置は、上記プリン
タヘッドの現時点までの使用時間を算出するための時間
算出手段を備えており、該時間算出手段で算出された使
用時間に応じて誤り訂正レベルを設定することを特徴と
する上記(1)に記載のコード印刷装置。
【0113】この発明は、第1の実施の形態(図1乃至
図7)に対応する。
【0114】これによれば、誤り訂正レベル設定部14
と出力時間算出部11の構成により、プリンタの印刷ヘ
ッドの劣化を具体的にはプリンタの使用時間に応じて誤
り訂正レベルを常に最適な状態に設定することができ、
ユーザーによる誤り訂正レベルの設定などの操作が不要
となる。
【0115】(3)上記プリンタが熱転写型サーマルプ
リンタであって、上記コード印刷装置は、現時点までの
当該プリンタにおけるインクリボンの交換回数を算出す
るための回数算出手段を備えており、該回数算出手段で
算出された交換回数に応じて誤り訂正レベルを設定する
ことを特徴とする上記(1)に記載のコード印刷装置。
この発明は、第1の実施の形態(図1乃至図7)に対応
する。
【0116】これによれば、誤り訂正レベル設定部14
とインクリボン交換回数検出部の構成により、プリンタ
の印刷ヘッドの劣化を具体的にはインクリボンの交換回
数で行っているため、総印刷時間等の計算が不要にな
り、誤り訂正レベルの設定処理にかかる時間の短縮を計
ることができる。
【0117】(4)上記誤り訂正符号付加手段は、誤り
訂正レベル設定の際の訂正レベルが所定の限界を超えた
ことを検出するレベル限界検出手段と、該レベル限界検
出手段で当該訂正レベルが所定の限界を超えたことを検
出された際にその旨を警告する警告手段とを更に備えた
ことを特徴とする上記(1)に記載のコード印刷装置。
この発明は、第1の実施の形態(図1乃至図7)に対応
する。
【0118】これによれば、誤り訂正レベル設定部14
と警告部6の構成により、誤り訂正レベルの限界時には
ヘッド交換の警告が通知されるため、プリンタの保守に
対しても効果がある。
【0119】(5)オーディオ情報、映像情報、ディジ
タルデータの少なくとも一つを含むマルチメディア情報
を入力するための入力手段と、上記入力手段で入力され
たマルチメディア情報に対応するデータに誤り訂正符号
を付加する誤り訂正符号付加手段と、上記誤り訂正符号
付加手段で誤り訂正符号の付加されたデータをコードイ
メージデータに変換するためのコードイメージデータ生
成手段と、上記コードイメージデータ生成手段で生成さ
れたコードイメージデータを光学的に読取り可能なコー
ドイメージとして印刷媒体に印刷するプリンタと、を備
えたコード印刷装置において、上記プリンタで印刷され
た印刷媒体中のコードイメージを光学的に読取る読取手
段と、上記読取手段より出力されたコードイメージデー
タを逆変換して得られるデータに対して、該データに付
加された誤り訂正符号を用いて誤り訂正処理を行う誤り
訂正処理手段と、上記誤り訂正処理手段で訂正されたデ
ータを元のマルチメディア情報として出力する出力手段
と、上記誤り訂正処理手段での誤り訂正処理結果に応じ
て上記誤り訂正符号付加手段の誤り訂正レベルを設定す
る誤り訂正レベル設定手段と、を備えたことを特徴とす
るコード印刷装置。
【0120】この発明は、第2の実施の形態(図8、図
9)に対応する。
【0121】これによれば、入力部37と入力制御部3
6と誤り訂正復号処理部34と誤り訂正レベル設定部1
4の構成により、印刷時に設定した誤り訂正レベルでの
実際の誤り率をフィードバックすることができるため、
個々のプリンタの印字品質に対して最適な誤り訂正レベ
ルの設定を行うことができる。
【0122】(6)上記コード印刷装置は、上記誤り訂
正レベル設定手段が上記誤り訂正処理手段での誤り訂正
処理結果に応じて上記誤り訂正符号付加手段に対して所
定の誤り訂正レベルを設定するテストモードと、上記誤
り訂正符号付加手段が上記誤り訂正レベル設定手段によ
り設定された所定の誤り訂正レベルに従って上記入力手
段で入力されたマルチメディア情報に対応するデータに
誤り訂正符号を付加する実行モードのうちいずれかのモ
ードで動作を行うように切替制御するモード切替手段を
更に備えたことを特徴とする上記(5)に記載のコード
印刷装置。
【0123】この発明は、第3の実施の形態(図10乃
至図12)に対応する。
【0124】これによれば、テストデータ生成部38と
テストデータ比較部39と入力部37と入力制御部36
と誤り訂正レベル設定部14の構成により、誤り訂正レ
ベルの設定にかかる処理は、テストデータを使用しての
比較処理により行っているため、エンコード時の誤り訂
正符号の付加処理及びデコード時の誤り訂正復号処理が
不要であり、時間の短縮を図ることができる。
【0125】(7)上記モード切替手段によりテストモ
ードが設定されたとき、上記プリンタは、印刷される印
刷媒体に対してテストモードであることを示す表示体を
併せて印刷することを特徴とする上記(6)に記載のコ
ード印刷装置。
【0126】この発明は、第3の実施の形態(図10乃
至図12)に対応する。
【0127】これによれば、コードイメージデータ生成
部9により、印刷されたコードイメージがテストデータ
か、或いは素材データのものかを即座に判断することが
でき、誤り訂正レベル設定処理に関わる誤操作を防ぐこ
とができる。
【0128】(8)オーディオ情報、映像情報、ディジ
タルデータの少なくとも一つを含むマルチメディア情報
を入力するための入力手段と、上記入力手段で入力され
たマルチメディア情報に対応するデータに誤り訂正符号
を付加する誤り訂正符号付加手段と、上記誤り訂正符号
付加手段で誤り訂正符号の付加されたデータをコードイ
メージデータに変換するためのコードイメージデータ生
成手段と、上記コードイメージデータ生成手段で生成さ
れたコードイメージデータを光学的に読取り可能なコー
ドイメージとして印刷媒体に印刷するプリンタと、を備
えたコード印刷装置において、上記プリンタの持つ固有
の印刷解像度に応じて上記誤り訂正符号付加手段の誤り
訂正レベルを設定する誤り訂正レベル設定手段を備えた
ことを特徴とするコード印刷装置。
【0129】この発明は、第4の実施の形態(図13、
図14)に対応する。
【0130】これによれば、プリンタ解像度入力部41
と誤り訂正レベル設定部14の構成により、誤り訂正レ
ベルの設定を印字しようとするプリンタの解像度により
設定することができ、動的にプリンタの解像度が変わっ
ても常に最適な誤り訂正レベルの設定をすることができ
る。
【0131】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
光学的に読取り可能なコードイメージを記録するプリン
タにおける印刷ヘッドの劣化に応じて、或いは光学的に
読取り可能なコードイメージを記録するプリンタの持つ
固有の印刷解像度に応じて、常に最適な誤り訂正レベル
を自動的に設定できるようにし、後のコードイメージ読
取りにあたっては極力正しい情報を出力できるようにす
るコード印刷装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るコード印刷装
置の構成を示す図である。
【図2】本発明が採用した誤り訂正処理(リード・ソロ
モン符号)に係る訂正符号付加及び復号処理について説
明するための図である。
【図3】第1の実施の形態に係るコード印刷装置の動作
を示すフローチャートである。
【図4】誤り訂正レベル比較テーブル15の一例を示す
図である。
【図5】第1の実施の形態に係る各種データ構造を示す
図である。
【図6】第1の実施の形態に係るコード印刷装置の改良
例の構成を示す図である。
【図7】改良例に用いられる誤り訂正レベル比較テーブ
ル15の一例を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るコード印刷装
置の構成を示す図である。
【図9】第2の実施の形態に係るコード印刷装置の動作
を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第3の実施の形態に係るコード印刷
装置の構成を示す図である。
【図11】第3の実施の形態に係るコード印刷装置の動
作を示すフローチャートである。
【図12】コードのほかに、テストデータであることを
認識させる文字や記号を併せて印刷する様子を示す図で
ある。
【図13】本発明の第4の実施の形態に係るコード印刷
装置の構成を示す図である。
【図14】第4の実施の形態に係るコード印刷装置の動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 素材データ入力部 2 エンコード部 3 出力部 4 プリンタ 5 誤り訂正レベル処理部 6 警告部 7 データ圧縮部 8 コードデータ生成部 9 コードイメージデータ生成部 10 出力制御部 11 出力時間算出部 12 出力時間記憶部 13 誤り訂正符号付加部 14 誤り訂正レベル設定部 15 誤り訂正レベル比較テーブル 16 誤り訂正レベル記憶部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーディオ情報、映像情報、ディジタル
    データの少なくとも一つを含むマルチメディア情報を入
    力するための入力手段と、 上記入力手段で入力されたマルチメディア情報に対応す
    るデータに誤り訂正符号を付加する誤り訂正符号付加手
    段と、 上記誤り訂正符号付加手段で誤り訂正符号の付加された
    データを、コードイメージデータに変換するためのコー
    ドイメージデータ生成手段と、 上記コードイメージデータ生成手段で生成されたコード
    イメージデータを光学的に読取り可能なコードイメージ
    として印刷媒体に印刷するプリンタと、を備えたコード
    印刷装置において、 上記プリンタの印刷ヘッドの劣化に応じて上記誤り訂正
    符号付加手段の誤り訂正レベルを設定する誤り訂正レベ
    ル設定手段を備えたことを特徴とするコード印刷装置。
  2. 【請求項2】 オーディオ情報、映像情報、ディジタル
    データの少なくとも一つを含むマルチメディア情報を入
    力するための入力手段と、 上記入力手段で入力されたマルチメディア情報に対応す
    るデータに誤り訂正符号を付加する誤り訂正符号付加手
    段と、 上記誤り訂正符号付加手段で誤り訂正符号の付加された
    データを、コードイメージデータに変換するためのコー
    ドイメージデータ生成手段と、 上記コードイメージデータ生成手段で生成されたコード
    イメージデータを光学的に読取り可能なコードイメージ
    として印刷媒体に印刷するプリンタと、を備えたコード
    印刷装置において、 上記プリンタで印刷された印刷媒体中のコードイメージ
    を光学的に読取る読取手段と、 上記読取手段より出力されたコードイメージデータを逆
    変換して得られるデータに対して、該データに付加され
    た誤り訂正符号を用いて誤り訂正処理を行う誤り訂正処
    理手段と、 上記誤り訂正処理手段で訂正されたデータを元のマルチ
    メディア情報として出力する出力手段と、 上記誤り訂正処理手段での誤り訂正処理結果に応じて上
    記誤り訂正符号付加手段の誤り訂正レベルを設定する誤
    り訂正レベル設定手段と、を備えたことを特徴とするコ
    ード印刷装置。
  3. 【請求項3】 オーディオ情報、映像情報、ディジタル
    データの少なくとも一つを含むマルチメディア情報を入
    力するための入力手段と、 上記入力手段で入力されたマルチメディア情報に対応す
    るデータに誤り訂正符号を付加する誤り訂正符号付加手
    段と、 上記誤り訂正符号付加手段で誤り訂正符号の付加された
    データをコードイメージデータに変換するためのコード
    イメージデータ生成手段と、 上記コードイメージデータ生成手段で生成されたコード
    イメージデータを光学的に読取り可能なコードイメージ
    として印刷媒体に印刷するプリンタと、を備えたコード
    印刷装置において、 上記プリンタの持つ固有の印刷解像度に応じて上記誤り
    訂正符号付加手段の誤り訂正レベルを設定する誤り訂正
    レベル設定手段を備えたことを特徴とするコード印刷装
    置。
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