JPH117736A - 誤り検知方法および装置、復号化装置、ならびに、記録再生装置 - Google Patents

誤り検知方法および装置、復号化装置、ならびに、記録再生装置

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JPH117736A
JPH117736A JP15842297A JP15842297A JPH117736A JP H117736 A JPH117736 A JP H117736A JP 15842297 A JP15842297 A JP 15842297A JP 15842297 A JP15842297 A JP 15842297A JP H117736 A JPH117736 A JP H117736A
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JP
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code
error
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error correction
conversion
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Pending
Application number
JP15842297A
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English (en)
Inventor
Yukari Katayama
ゆかり 片山
Takuji Nishitani
卓史 西谷
Takashi Nara
孝 奈良
Yoichi Uehara
陽一 上原
Masatoshi Nishina
昌俊 仁科
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ECC付加およびRLL符号化された記録デ
ータを再生する際のエラー訂正能力をECCのバイト長
を増やすことなく向上させる。 【解決手段】 再生信号を入力信号処理(P600)
し、これをECCラン長調整(P506)すると共に、
RLLエラー検出(P505)してRLL符号としてあ
り得るか否かを判定する。そして、ECCエラー訂正
(P507)するに際し、上記RLLエラー検出で検出
されたエラー符号の位置をイレージャフラグとして用い
る。そして、ECCエラー訂正されたデータをRLL復
号化し、さらにCRCエラー検出して、ユーザデータを
生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号化された情報
を復号化するための復号化装置および方法、ならびに、
上記復号化装置を備えた記録再生装置に係り、特に、記
録媒体から読み出される記録符号に含まれる誤りを訂正
することに好適な、復号化装置および方法、ならびに、
上記復号化装置を備えた記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク型記録媒体を用いた記録再生装
置として、特開平8−63905に記載される記録再生
装置が知られている。図10を参照して、この記録再生
装置におけるデータ変換について説明する。
【0003】図10において、磁気ディスク装置に、ホ
ストコンピュータ等から、NRZ(Non Return to Zer
o)符号としてユーザデータが与えられる。このユーザ
データは、ラン長制限符号(RLL符号:Run Length L
imited Code)に変換される。そして、エラー訂正符号
(Error Correcting Code:ECC)が付加され、付加
したECCは、RLLを満たすようにラン長を調整され
て、ディスク型記録媒体に記録している。
【0004】一方、ディスク型記憶媒体から読み取られ
た信号は、信号処理によりデジタルデータに変換され
る。次に、ラン長調整されたECCがもとのECCに戻
され、このECCを用いてエラー訂正が行われる。そし
て、RLL符号からNRZ符号に復号されて、ユーザデ
ータとして、ホストコンピュータ等に送出される。
【0005】上記RLL符号に変換して記録することに
より、磁気ディスクの再生時に、読み出しクロックをデ
ータから抽出できる。また、エラー長の長いエラーの発
生確率を抑える効果がある。RLL符号としては、例え
ば、8ビットのユーザデータを9ビットのデータに変換
するRLL符号化が行われている。このとき、磁気ディ
スク円盤には、9ビットのデータ変換されたデータが書
き込まれる。
【0006】また、上記ECCを付加することにより、
記録、および/または、再生に際して、符号の誤りが発
生しても、誤りを低減することができる。
【0007】さらに、RLL符号に変換した後に、EC
Cが付加された符号を記録符号としている。これによ
り、読み取られたデータについて、RLL復号を行う前
にECC符号によるエラー訂正を行うことができる。従
って、エラー伝播を避けることができる。特開平8−6
3905に記載される記録再生方式では、ECCの冗長
バイト部分のラン長制限を調整するため、ECCの冗長
バイト部分に固定値が一定のタイミングで挿入されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年、磁気ディスク装
置の高記録密度化が要求されているが、これに伴う、媒
体の欠陥と、S/N比(信号/雑音比)の劣化が問題と
なっている。このため、上記ECCによるエラー訂正能
力の向上が求められている。
【0009】ところが、ECCを用いてエラー訂正を行
うことができる訂正能力は、ECCのバイト長に依存し
ている。ECCのバイト長を長くすることにより、訂正
能力を向上させることは可能であるが、他方で、フォー
マット効率を低下させるという課題がある。
【0010】また、ECCの訂正能力を越えるエラーが
発生した場合には、エラー訂正の結果誤った符号に訂正
される誤訂正が生じうるという問題がある。
【0011】本発明は、読み取られたデータに含まれる
誤りを検出する誤り検出能力を向上させることを第1の
目的とする。
【0012】また、読み取られたデータに含まれる誤り
を訂正するエラー訂正能力を向上させることを第2の目
的とする。
【0013】さらに、エラー訂正により生じる誤訂正を
防止することを第3の目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様によれば、冗長符号化された符
号に含まれる誤りを検知するための誤り検知方法におい
て、受け付けた符号を復号化し、上記復号した符号を冗
長符号化し、上記受け付けた符号と、上記冗長符号化し
た符号とを比較し、上記受け付けた符号と、上記冗長符
号化した符号とが互いに一致しないとき、上記受け付け
た符号を、誤りが含まれている符号として検知すること
を特徴とする誤り検知方法が提供される。
【0015】本発明の第2の態様によれば、原符号をそ
のビット数より大きいビット数で記述する冗長化符号に
変換する第1の符号変換が施された符号に含まれる誤り
を検知するための誤り検知装置において、受け付けた符
号に、上記第1の符号変換の逆変換に相当する符号変換
を施すための復号化手段と、上記復号化手段により符号
変換された符号に、上記第1の符号変換を施すための符
号化手段と、上記受け付けた符号と、上記符号化手段に
より上記第1の符号変換が施された符号とを比較し、こ
れらの符号が互いに一致するか否かを判定するための比
較手段とを有し、上記受け付けた符号と、上記冗長符号
化した符号とが互いに一致しないことが、上記比較手段
により判定されたとき、上記受け付けた符号に誤りが含
まれていることとして検知することを特徴とする誤り検
知装置が提供される。
【0016】本発明の第3の態様によれば、原符号をそ
のビット数より大きいビット数で記述する冗長化符号に
変換する第1の符号変換と、誤りを訂正するためのエラ
ー訂正ビットが付加されるエラー訂正符号に変換する第
2の符号変換とが、この順に施された符号を復号化する
ための復号化装置において、上記受け付けた符号に含ま
れる誤りを、上記エラー訂正ビットを用いて誤りを訂正
するためのエラー訂正手段と、上記エラー訂正手段によ
りエラー訂正された符号に、上記第1の符号変換の逆変
換に相当する符号変換を施すための復号化手段と、上記
復号化手段により符号変換された符号に、上記第1の符
号変換を施すための符号化手段と、上記エラー訂正手段
によりエラー訂正された符号と、上記符号化手段により
上記第1の符号変換が施された符号とを比較し、これら
の符号が互いに一致するか否かを判定するための比較手
段と、上記受け付けた符号、および、上記エラー訂正手
段によりエラー訂正された符号を取得し、これらのいず
れかの符号を送出するための選択手段とを有し、上記選
択手段は、上記比較手段が、上記エラー訂正手段により
エラー訂正された符号と、上記符号化手段により上記第
1の符号変換が施された符号とが互いに一致すると判定
したとき、上記エラー訂正手段によりエラー訂正された
符号を送出し、かつ、そうでないとき、上記受け付けた
符号を送出することを特徴とする復号化装置が提供され
る。
【0017】本発明の第4の態様によれば、原符号をそ
のビット数より大きいビット数で記述する冗長化符号に
変換する第1の符号変換と、誤りを訂正するためのエラ
ー訂正ビットが付加されるエラー訂正符号に変換する第
2の符号変換とが、この順に施された符号を復号化する
ための復号化装置において、受け付けた符号から、冗長
化符号の符号成分を抽出するための抽出手段と、上記抽
出手段により抽出された符号成分に、上記第1の符号変
換の逆変換に相当する符号変換を施すための復号化手段
と、上記復号化手段により符号変換された符号に、上記
第1の符号変換を施すための符号化手段と、上記抽出手
段により抽出された符号成分と、上記符号化手段により
上記第1の符号変換が施された符号とを比較し、これら
の符号が互いに一致するか否かを判定するための比較手
段と、上記受け付けた符号に含まれる誤りを、上記エラ
ー訂正ビットを用いて誤りを訂正するためのエラー訂正
手段とを備え、上記比較手段は、上記抽出手段により抽
出された符号成分と、上記符号化手段により上記第1の
符号変換が施された符号とが互いに一致しないと判定し
たとき、上記受け付けた符号に対するエラー訂正の実行
を、上記エラー訂正手段に指示することを特徴とする復
号化装置。
【0018】本発明の第5の態様によれば、原符号をそ
のビット数より大きいビット数で記述する第1の符号変
換がなされた冗長化符号ブロックが複数ブロック含まれ
る符号に、誤りを訂正するためのエラー訂正ビットが付
加されるエラー訂正符号に変換する第2の符号変換が施
された符号を復号化するための復号化装置において、受
け付けた符号から、上記冗長化符号ブロックをブロック
毎に抽出するための抽出手段と、上記抽出手段により抽
出された冗長化符号ブロックに、上記第1の符号変換の
逆変換に相当する符号変換を施すための復号化手段と、
上記復号化手段により符号変換された符号に、上記第1
の符号変換を施すための符号化手段と、上記抽出手段に
より抽出された冗長化符号ブロックと、上記符号化手段
により上記第1の符号変換が施された符号とを比較し、
これらの符号が互いに一致するか否かを判定するための
比較手段と、上記冗長符号化ブロックと、上記第1の符
号変換が施された符号とが一致しないことが上記比較手
段により判定されたブロックの、上記受け付けた符号に
存在するブロック数を計数するためのブロック計数手段
と、上記ブロック計数手段により計数されたブロック数
と、上記エラー訂正符号に応じて予め定められたブロッ
ク数とを比較し、上記計数されたブロック数が上記予め
定められたブロック数を越えるとき、上記エラー訂正手
段によるエラー訂正を抑止するための訂正抑止手段とを
備えることを特徴とする復号化装置が提供される。
【0019】本発明の第6の態様によれば、原符号をそ
のビット数より大きいビット数で記述する第1の符号変
換がなされた冗長化符号ブロックが複数ブロック含まれ
る符号に、誤りを訂正するためのエラー訂正ビットが付
加されるエラー訂正符号に変換する第2の符号変換が施
された符号を復号化するための復号化装置において、受
け付けた符号から、上記冗長化符号ブロックをブロック
毎に抽出するための抽出手段と、上記抽出手段により抽
出された冗長化符号ブロックに、上記第1の符号変換の
逆変換に相当する符号変換を施すための復号化手段と、
上記復号化手段により符号変換された符号に、上記第1
の符号変換を施すための符号化手段と、上記抽出手段に
より抽出された冗長化符号ブロックと、上記符号化手段
により上記第1の符号変換が施された符号とを比較し、
これらの符号が互いに一致するか否かを判定するための
比較手段と、上記比較手段が、上記冗長符号化ブロック
と、上記第1の符号変換が施された符号とが一致しない
と判定したとき、そのブロックの位置を検知するための
ブロック位置検知手段と、上記受け付けた符号に含まれ
る誤りを、上記エラー訂正ビットを用いて誤りを訂正す
るためのエラー訂正手段とを備え、上記エラー訂正手段
は、上記ブロック位置検出手段により検知されたブロッ
ク位置を消失位置として用いてエラー訂正を行うことを
特徴とする復号化装置が提供される。
【0020】本発明の第7の態様によれば、ラン長制限
符号に、エラー訂正符号が付加された符号を復号化する
ための復号化装置において、受け付けた符号が、上記ラ
ン長制限符号としてあり得ない符号であるとき、その位
置を検知し、検知したあり得ない符号の個数を計数する
ための符号判定手段と、上記エラー訂正符号に従って、
上記受け付けた符号に含まれる誤りを訂正するためのエ
ラー訂正手段とを備え、上記エラー訂正手段は、上記符
号判定手段により判定された、上記ラン長制限符号とし
てあり得ない符号の個数が予め定められた個数を越えな
いとき、エラー訂正を実行し、かつ、上記エラー訂正の
実行に際し、上記符号判定手段により検知された、上記
ラン長制限符号としてあり得ない符号の位置を消失位置
として用いることを特徴とする復号化装置が提供され
る。
【0021】本発明の第8の態様によれば、巡回冗長符
号が付加されている符号が、ラン長制限符号に変換さ
れ、さらに、エラー訂正符号が付加された符号を原符号
として復号化するための復号化装置において、受け付け
た原符号が、上記ラン長制限符号としてあり得ない符号
であるとき、その位置を検知し、検知したあり得ない符
号の個数を計数するための符号判定手段と、上記エラー
訂正符号に従って、上記受け付けた符号に含まれる誤り
を訂正するためのエラー訂正手段と、上記エラー訂正手
段によりエラー訂正されたラン長制限符号をラン長制限
復号するための復号手段と、上記復号手段によりラン長
制限復号された符号を、巡回冗長検査して誤りが含まれ
ているか否かを検出するための検査手段とを有し、上記
エラー訂正手段は、上記符号判定手段により判定され
た、上記ラン長制限符号としてあり得ない符号の個数が
予め定められた個数を越えないとき、エラー訂正を実行
し、かつ、上記エラー訂正の実行に際し、上記符号判定
手段により検知された、上記ラン長制限符号としてあり
得ない符号の位置を消失位置として用い、上記検査手段
は、上記復号手段によりラン長制限復号された符号と、
その符号に対応する元符号とを取得し、上記復号手段に
よりラン長制限復号された符号について、エラー訂正手
段により、誤りが含まれていることを検出しないとき、
当該ラン長制限復号された符号を送出し、上記復号手段
によりラン長制限復号された符号について、エラー訂正
手段により、誤りが含まれていることを検出したとき、
当該符号に対応する上記原符号を、エラー訂正手段によ
りエラー訂正し、そのエラー訂正符号を上記復号手段に
よりラン長制限復号させ、当該ラン長制限復号させて得
られた符号を送出することを特徴とする復号化装置が提
供される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
【0023】まず、図8、図9、および、図14および
図15を参照して、本発明の第1の態様について説明す
る。本実施の形態は、原符号が、冗長符号化された冗長
化符号に含まれる符号の誤り(エラー)を検知するため
の誤り検知方法である。
【0024】図8において、冗長符号化する変換Tによ
り、原符号αOが、冗長化符号αRに写される。
【0025】冗長化符号αRは、原符号αOの情報を、よ
り冗長な記述の符号により記述している。例えば、原符
号αOが記述されるビット数pよりも多いビット数q
で、冗長化符号αRが記述される。
【0026】このとき、原符号αOが変換Tによって写
される冗長化符号αRの全体は、上記ビット数qを有す
る符号全体の真部分となる。すなわち、ビット数qで記
述される符号全体には、冗長化符号αRとしは、あり得
ない符号が含まれる。
【0027】例えば、図8に示すように、冗長化符号と
してあり得る符号β1が与えられたとする。このとき、
β1に上記冗長符号化の逆変換に相当する変換T-1を施
してβ2に写し、さらに、上記冗長符号化に相当する変
換Tを上記β2に施して、符号β3に写す。ここで、上
記符号β3は、上記符号β1に相当する符号に写され
る。
【0028】また、図9に示すように、qビットの符号
であるが、冗長化符号としては、あり得ない符号である
符号γ1が与えられたとする。
【0029】ここで、上記逆変換T-1は、このような、
冗長化符号としてあり得ない符号γ1についても、pビ
ットの符号に変換するものとする。このとき、符号がγ
1が逆変換T-1により写される符号を符号γ2とする。
【0030】上記符号γ2は、pビットの符号であるた
め、上記原符号としての要請を満たす。従って、符号γ
2に上記変換Tを施すと、冗長化符号としてあり得る符
号γ3に写される。
【0031】符号γ3は、qビットの符号のうち、冗長
化符号としてあり得る符号であり、一方、符号γ1は、
qビットの符号のうち、冗長化符号としてあり得ない符
号である。従って、符号γ3と、符号γ1とは異なる符
号となる。
【0032】よって、あるqビットの符号が与えられた
とき、冗長符号化の逆変換に相当する変換T-1を施し、
さらに、冗長符号化に相当する変換Tを施して生成され
る符号を求め、上記与えられた符号と、上記求めた符号
とを比較することにより、上記与えられた符号が、冗長
化符号としてあり得る符号であるか否かを判定すること
ができる。
【0033】ここで、原符号は、冗長符合化により変換
された符号は、冗長化符号としてあり得る符号に写され
るはずであるから、冗長化符号としてあり得ない符号に
は、誤りが含まれていると考えられる。
【0034】従って、上述の方法により、冗長化符号と
して与えられた符号に含まれる誤りを検知することがで
きる。
【0035】上記冗長符号化として、8ビットの原符号
を、9ビットの冗長化符号に写す変換を用いる場合、全
ての9ビット符号のうちの、半分の符号が、冗長化符号
としてあり得る符号であり、他の半分の符号は、冗長化
符号としてあり得ない符号となる。従って、与えられた
9ビット符号に含まれる誤りを、半分の確率で検出する
ことができる。
【0036】同様に、pビットの原符号が、それより、
dビットだけビット数が多いqビットの冗長化符号に写
される場合、(2^d−1)/2^dの確率で、与えら
れた符号に含まれる誤りを検出することができる。
【0037】このようにして、誤りが含まれる符号が検
出された場合、その符号の再取得を試行することができ
る。これにより、データの読み取りに際し発生する符号
の誤りを低減することができる。
【0038】また、誤りが含まれる符号が検出された場
合、その符号を、予め定められた符号で置き換えること
ができる。例えば、特別な意味を持たないことが予め定
義された符号で、誤りが含まれる符号を置き換えること
ができる。また、符号が表す情報が画素情報である場合
には、中灰色、黒色などの画素を示す符号で、誤りを含
む符号を置き換えてもよい。このような符号で置き換え
ることにより、符号に誤りが発生した画素を目立たない
ようにすることができる。
【0039】また、誤りが含まれる符号の他の符号が示
す情報に基づいて補間符号を生成し、誤りが含まれる符
号を補間符号で置き換えてもよい。補間符号の特別な場
合として、一つ前の符号と同じ符号を繰り返して用いる
こともできる。
【0040】次に、図14および図15を参照して、上
記冗長化符号にさらに、符号の誤りを訂正するための、
エラー訂正符号が付加されている場合の誤り訂正につい
て説明する。
【0041】この場合、上記エラー訂正符号を除く、冗
長化符号を抽出する。これにより、抽出した符号成分に
ついて、上述した誤り検出を行うことができる。
【0042】そして、図14に示すように、誤り検出に
より得られた情報を、上記エラー訂正符号を用いたエラ
ー訂正に用いることができる。
【0043】すなわち、上記誤り検知方法により、誤り
が検知されたとき、上記エラー訂正を実行を要求するこ
とができる。これにより、誤り検知能力を向上させるこ
とができる。
【0044】また、図15に示すように、誤り訂正符号
による誤り訂正が行われた後、上述した冗長化符号とし
てあり得る符号に訂正されたか否かを判定することよ
り、誤訂正を検出することができる。図15において
は、誤訂正が検出された場合、誤り訂正された符号に代
えて、エラー訂正される前の符号を選択し、これを出力
している。これにより、誤訂正による符号誤りを低減す
ることができる。
【0045】さらに、冗長化符号を複数ブロック含む符
号に、エラー訂正符号が付加される場合には、上述した
誤り検出により誤りが検出されたブロックの、位置、お
よび/または、個数をエラー訂正に用いることができ
る。
【0046】すなわち、図14において、受け付けた符
号を冗長復号化(逆変換T-1)し、さらに、冗長符号化
(変換T)した符号と、受け付けた符号とを比較し、符
号が一致しないブロックを検出する。そして、このブロ
ック位置を、消失位置(イレージャフラグ)として、エ
ラー訂正符号により誤り訂正に用いることにより、訂正
能力を向上させることができる。
【0047】また、上記符号が一致しないブロック数を
計数し、これと、上記エラー訂正符号の訂正能力とを比
較し、訂正能力を越えるとき、エラー訂正を抑止するこ
とができる。これにより、訂正能力を越える訂正の実行
に伴う誤訂正を避けることができる。
【0048】ここで、上述した符号が一致しないブロッ
ク位置を消失位置とする態様についても、上記消失位置
を用いることにより向上した訂正能力に対応することで
適用することができる。
【0049】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0050】図6および8を参照して、本実施の形態を
適用した磁気ディスク装置について説明する。
【0051】磁気ディスク装置は、記憶媒体となる磁気
ディスク円盤を用いて信号を記録再生するための機構部
と、上記機構部により記録再生される信号を処理するた
めの電子回路部とを有して構成される。
【0052】図6を参照して、磁気ディスク装置の機構
部について説明する。
【0053】図6において、機構部200は、信号を記
録する媒体となる磁気ディスク円盤201と、上記磁気
ディスク円盤201を回転させるためのスピンドルモー
タ202と、上記磁気ディスク円盤201から信号を読
み出し、また、上記磁気ディスク円盤201に信号を記
録するためのヘッド203と、上記ヘッド203を支持
するためのアーム204と、上記アーム204を駆動し
て、上記ヘッド203を移動させるためのボイスコイル
モータ205と、上記ヘッド203に与えられる信号の
電圧変換、および、ヘッド203により取得された信号
の電圧変換をするためのリードライトアンプ206とを
有して構成される。
【0054】図7を参照して、磁気ディスク装置の電子
回路部について説明する。
【0055】図7において、電子回路部300は、ホス
トコンピュータ等の情報処理装置に接続するためのイン
ターフェイス304と、上記インターフェイス304に
おける入出力を制御するためのインターフェイス制御回
路303と、データの受け渡し及びフォーマット等の制
御をするハードディスクコントローラ301と、上記リ
ードライトアンプ206(図6参照)からの信号を処理
する信号処理回路309と、スピンドルモータ202
(図6参照)を制御するためのスピンドル制御回路30
2と、ボイスコイルモータ205(図6参照)を制御す
るためのボイスコイルモータ制御回路305と、各部を
統合して制御し、情報を処理するためのマイクロコンピ
ュータ304とを有して構成される。
【0056】図2を参照して、本実施の形態の磁気ディ
スク装置について、記録再生される信号の処理の詳細に
ついて説明する。
【0057】図2において、磁気ディスク装置113
は、インターフェイス102を介して、ホストコンピュ
ータ101と接続されている。磁気ディスク装置113
は、ホストコンピュータ101から受け付けたデータを
記録し、また、記録しているデータを再生してホストコ
ンピュータ101に送出するためのものである。
【0058】上記磁気ディスク装置113は、磁気ディ
スク円盤112と、ヘッド111と、AMP(増幅器)
110と、信号処理回路109と、ECCラン長調整部
115と、ECC符号/復号器106と、RLL復号器
114と、RLL符号器116と、CRC符号/復号器
129と、バッファ107と、CPU104と、インタ
ーフェイスコントローラ103とを有して構成される。
【0059】上記磁気ディスク円盤112は、情報を記
録するための記録媒体であって、円盤状の記録面を有す
る形状に形成される。
【0060】上記ヘッド111は、上記磁気ディスク円
盤112に情報を書き込み、また、記録されている情報
を読み取るためのものである。
【0061】上記AMP110は、上記ヘッド111に
与えられる信号の電圧を、上記磁気ディスク円盤112
への記録に好適な電圧に変換し、また、上記ヘッド11
1により読み出された信号の電圧を、信号処理に好適な
電圧に変換するためのものであり、リードライトアンプ
(Read/Write Amplifier)と呼ばれる。
【0062】上記信号処理回路109は、上記ヘッド1
11により上記磁気ディスク円盤112から読み出され
た信号について、波形等化、および、ビタビ復号を行う
ためのものである。
【0063】上記CRC符号復号器129は、エラーを
検出するための巡回冗長符号(CRC:Cyclic Redunda
ncy Code)を付加し、また、付加されているCRCによ
りエラーを検出するためのものである。
【0064】上記インターフェイスコントローラ103
は、インターフェイスにおける入出力を制御するための
ものである。
【0065】上記バッファ107は、データを一時格納
するためのものである。
【0066】上記CPU(Central Process Unit)10
4は、各部の制御を行うためのものである。
【0067】上記RLL符号器116は、ホストコンピ
ュータから受け取った符号形式NRZ(Non Return to
Zero)の符号(以下、NRZ符号という。)を磁気ディ
スクへの記録に適したラン長制限符号(Run Length Lim
ited Code:以下、RLL符号という。)に変換するた
めのものである。
【0068】上記RLL符号器116により符号化され
るRLL符号としては、例えば、16/17コードを用
いることができる。16/17コードは、(0,6/
6)GCR(Group Code Recording)と呼ばれる符号で
ある。16/17コードでは、次のようなラン長制限が
行われる。すなわち、16/17コードの符号シーケン
スにおいては、“0”の連続は6個以下に制限される。
さらに、1ビットおきにとったシーケンスにおける
“0”の連続は、6個以下に制限される。以下、ラン長
制限符号として16/17コードが用いられる例につい
て説明するが、ラン長制限符号はこれに限らない。
【0069】上記16/17コードには、図11に示す
変換によって変換することができる。すなわち、入力さ
れる符号データの16のビットのそれぞれを、A1,
…,A8,B8,…,B1とし、図11に示される各演
算処理を施す。これにより、P1,…,P8,C,Q
8,…Q1を各ビットとする17ビットの符号データが
得られる。
【0070】上記RLL復号器114は、上記磁気ディ
スク円盤112から読み出されたRLL符号をNRZ符
号に変換するためのものである。上記16/17コード
は、図12に示す変換によってNRZ符号に変換するこ
とができる。すなわち、入力される符号データの17の
ビットのそれぞれを、P1,…,P8,C,Q8,…,
Q1とし、図12に示される各演算処理を施す。これに
より、A1,…,A8,B8,…,B1を各ビットとす
る16ビットの符号データが得られる。
【0071】なお、図11および図12に示されるデー
タ変換のアルゴリズムは、IBM Technical Disclosure B
ulletin Vol.31 No.8 Jan. 1989 p.21および22に記載さ
れたテーブルに基づいて記載したものである。
【0072】上記ECC符号/復号器(エラー訂正符号
/復号器)106は、エラー訂正符号(Error Correcti
ng Code:以下、ECCという。)を生成し、また、E
CCを用いてデータに含まれる誤りを訂正するためのも
のである。
【0073】すなわち、上記磁気ディスク円盤112に
書き込まれるデータに、ECCを付加する。また、上記
磁気ディスク円盤112から読み出されたデータに含ま
れる誤りを、付加されているECCを用いて訂正する。
【0074】上記ECCラン長調整回路115は、上記
ECC符号/復号器106により生成された、ECCの
冗長バイトがRLLを満たすように固定値を挿入してE
CCのラン長調整を行うためのものである。また、EC
Cラン長調整されたデータについて、固定値を削除し
て、ECC符号/復号器106によるエラー訂正が可能
な符号とするためのものである。
【0075】すなわち、上記磁気ディスク円盤112に
書き込まれるデータについて、ECCの冗長バイトに固
定値を一定タイミングで挿入して、使用しているラン長
制限符号のラン長制限規則を満たすように調整する。ま
た、上記磁気ディスク円盤112から読み出されたデー
タのECCの冗長バイトから固定値を一定タイミングで
削除する。
【0076】例えば、RLL符号として16/17コー
ドが用いられる場合、上記エラー訂正符号の冗長バイト
に6ビットおきに“1”を挿入する。また読み出し時に
は、書き込み時に挿入した“1”を削除する。
【0077】次に、図2および図4を参照して、与えら
れるユーザデータが、記録媒体(磁気ディスク円盤な
ど)に記録するための記録データに変換されるデータ変
換について説明する。
【0078】まず、ホストコンピュータ101からユー
ザデータ410として、256×16ビットのNRZ符
号が与えられる。
【0079】次に、CRC符号/復号器129により、
32ビットのCRCビット421が、上記ユーザデータ
410に付加される。
【0080】次に、RLL符号器114により、RLL
コードに変換され、(256+2)×17ビットのデー
タに変換される。
【0081】そして、ECC符号/復号器106によ
り、ECC冗長バイト441が付加される。
【0082】最後に、ECC冗長バイト441につい
て、6ビットおきに”1”がラン長調整回路115によ
り挿入される。
【0083】このようにして、データ変換されて生成さ
れた記録データが、AMP110に与えられ、磁気ディ
スク円盤112に記録される。
【0084】次に、図3を参照して、ECC符号/復号
器106の詳細について説明する。
【0085】図3において、ECC符号/復号器106
は、ECCを生成するためのECC符号器117と、E
CCを用いてエラー訂正するためのECC復号器121
と、符号同士が一致するか否かを検出するための比較器
118と、一致しない符号の個数および位置を計数する
ためのカウンタ119と、一致しない符号とその位置と
を記憶するためのレジスタ120と、ECCの訂正能力
を記憶するためのメモリ130とを有して構成される。
【0086】ECC符号器117は、書き込み時にEC
C(エラー訂正符号)を生成する。本実施の形態では、
ECCとして、Galois体GF(2^9)における、最小
ハミング距離11のリードソロモン符号(Reed-Solomon
Code:以下、RS符号という)を用い、2インターリー
ブするECC符号器について説明する。ただし、ECC
としては、どのようなものを用いてもよく、ECCの構
成自体は本発明に制限を加えるものではない。
【0087】ECC復号器121は、読出データに基づ
いて、エラー訂正位置およびエラー訂正値を算出し、そ
の値をもとにエラー訂正を行うためのものである。例え
ば、上記RS符号を用いてエラー訂正を行うことができ
る。本実施の形態のECC復号器121では、イレージ
ャフラグ(消失位置)を用いた訂正を行う。エラー訂正
のアルゴリズムについては後述する。
【0088】上記比較器118は、磁気ディスク円盤1
12(図2参照)から読み出されたデータが、RLL符
号としてあり得る符号であるか否かを判定するためのも
のである。
【0089】上記メモリ130は、ECCによるエラー
訂正能力を示す数値が予め格納されている。エラー訂正
能力はECCの符号形式、符号のバイト数、および、イ
レージャフラグ(消失位置)の有無に依存する。イレー
ジャフラグとは、その符号における誤りが発生した位置
を示す情報である。
【0090】例えば、RS符号を用いた場合、ECC冗
長バイト長がkバイトであり、イレージャフラグが用い
られない場合、訂正能力は、k/2バイトである。ま
た、イレージャフラグが用いられる場合、訂正能力は、
最大kバイトである。本実施の形態例の場合、ECCの
訂正能力は、イレージャフラグを用いない場合は、5で
あり、イレージャフラグを用いる場合は、最大10であ
る。
【0091】比較器118には、信号処理回路109に
より処理された読出データと、当該読出データがRLL
復号回路114(図2参照)でNRZ符号化され、さら
に、RLL符号器116で再度RLL符号化された再符
号化データとを受け取り、これらを比較する。そして、
比較の結果、読出データと再符号化データとが互いに一
致するとき、読出データがRLL符号としてありえる符
号であるとを判定し、かつ、読出データと再符号化デー
タとが互いに一致しないとき、読出データがRLL符号
としてあり得ない符号であると判定する。
【0092】上記カウンタ119は、第1の値CN1
と、第2の値CN2とをカウントする。
【0093】第1の値としては、データ読み出し時に今
何番目のデータをRLL復号しているかをカウントす
る。これは、読み出しの先頭のワードにおいて、CN1
=265とし、順次減算して、最後の冗長ワードでCN
1=0となるようにカウントする。このカウント値をC
N1とする。このようにカウントすることにより、CN
1は、1つのECCブロックにおける、読み出しデータ
の位置を示す。
【0094】第2の値としては、RLL符号としてあり
得ないデータと判定されたデータの個数をカウントす
る。このカウント値をCN2とする。カウンタ119に
よりカウントされたCN2が、上記メモリ130に記憶
されている、ECCの訂正能力を超える場合、CPU1
04(図2参照)に対して訂正不能エラー信号を出力
し、エラー訂正処理は行わない。
【0095】このように訂正不能エラー検出を行うこと
により、誤って異なる符号に訂正してしまう誤訂正確率
を抑えることができる。
【0096】レジスタ120は、読出データがRLL符
号としてあり得ない符号であることを示す信号を比較器
118から受け取ると、その読出データと、その時のC
N1の値を格納する。このようにすることにより、RL
L符号としてあり得ない符号であった読み出しデータ
と、その1ECCブロック中の位置とを格納することが
できる。この位置が消失位置であり、イレージャフラグ
となる。
【0097】次に、図5を参照して、上記ECC符号器
117において生成されるエラー訂正符号(ECC)に
ついて説明する。
【0098】図5において、16/17符号で生成され
た、17ビットの値を、9ビットと8ビットに分ける。
そして、8ビットのデータには、“0”を1ビットずつ
付加して9ビットとし、2つの9ビットの符号系列とす
る。
【0099】1つの符号系列中の256ワードの9ビッ
トのデータを、それぞれc255、c254、・・・、
c0としたとき、ECC符号器117は、
【0100】
【数1】
【0101】と表される符号多項式(A1)を、生成多
項式と呼ばれるRS符号に固有な次式(A2)で割り、
余りを求める。
【0102】
【数2】
【0103】そして、
【0104】
【数3】
【0105】と表される余り多項式(A3)のRk−
1、Rk−2、・・・、R0を冗長ワードとして各符号
系列の最後にそれぞれk=10wordずつ付加する。
【0106】ECCラン長調整回路115(図2参照)
には、17ビット×256ワードおよび2×9ビット×
10ワードのみを転送し、付加した“0”は転送しな
い。従って、付加した“0”は、磁気ディスクにも書き
込まれない。このようにエラー訂正符号を付加すること
により、1つの符号系列あたり5ワードの訂正が可能で
あり、イレージャポインタ(消失位置)を用いれば最大
10ワードの訂正が可能である。
【0107】次に、図3を参照して、上記ECC復号器
121におけるエラー訂正を行うアルゴリズムについて
説明する。
【0108】まず、受け付けた読出データから、各符号
系列毎にシンドロームと呼ばれるS0,S1,・・・,
S(k−1)を、シンドローム演算器122により算出
する。
【0109】ここで、受信語を、c’255、c’25
4、・・・、c’0、R’9、R’8、・・・、R’0
とし、符号多項式(A4)を
【0110】
【数4】
【0111】とすると、上記シンドロームは、次式(A
5)で示される。
【0112】
【数5】
【0113】次に、消失位置多項式演算器123におい
て、レジスタ120に格納されている消失位置から、消
失位置多項式を求める。例えば、4個所の消失位置が格
納されている場合、これらの消失位置をj1,j2,j
3,j4とすると、消失位置多項式は、次式(A6)を
展開して得られる。
【0114】
【数6】
【0115】次に、モディファイシンドローム多項式M
S(x)を、モディファイシンドローム演算器124に
より求める。モディファイシンドローム多項式は、シン
ドローム多項式S(x)と、消失位置多項式λ(x)と
の積として、次式(A7)のように与えられる。
【0116】
【数7】
【0117】ここで、シンドローム多項式S(x)は、
次式(A8)として与えられる。
【0118】
【数8】
【0119】次に、誤り位置多項式σ(x)と、誤り評
価多項式ψ(x)とを、ユークリッド演算器125によ
り求める。消失位置以外のエラーの位置をmi、その値
をeiとする。例えば、3個所のエラーが、消失位置以
外にあるとき、m1,e1,m2,e2,m3,e3が
存在する。
【0120】また、上記4つの消失位置j1,j2,j
3,j4における誤り数値を、それぞれf1、f2、f
3、f4とすると、誤り位置多項式σ(x)、および、
誤り評価多項式ψ(x)は、それぞれ次の(A9)式、
(A10)式のように定義される。
【0121】
【数9】
【0122】
【数10】
【0123】誤り位置多項式σ(x)、誤り評価多項式
ψ(x)をこのように定義すると、σ(x)と、ψ
(x)との間には、次の(A11)式の関係が成り立
つ。
【0124】
【数11】
【0125】この関係式(A11)を用いて、MS
(x)と、x^kとから、σ(x)とψ(x)とを求め
る。
【0126】次に、上記ユークリッド演算器125によ
り求められたσ(x)を用いて、誤り位置m1,m2,
m3をチェーンサーチ126により求める。これは、σ
(x)のxにα^0からα^−265を順次代入し、σ
(x)=0について求根することにより求めることがで
きる。また、σ(x)の定義より、求めた根の逆数にお
ける指数が誤り位置m1、m2、m3となる。
【0127】次に、誤り数値算出部127において、次
式(A12)を用い、誤り数値e1,e2,e3,f
1,f2,f3,f4を求める。ここで、σ’(x)、
λ’(x)は、それそれ、σ(x)、λ(x)の形式的
微分を示す。
【0128】
【数12】
【0129】最後に、エラー訂正回路128において、
誤り位置m1、m2、m3、消失位置j1,j2、j
3、j4、誤り数値e1,e2,e3,f1,f2,f
3,f4を用い、エラー訂正を行う。誤り位置m1、m
2、m3におけるエラーに関しては、データバッファ1
07に格納された位置m1、m2、m3のデータをRL
L符号器116でRLL符号化し、そのデータと、e
1,e2,e3のEORをとったものとをRLL復号器
114でNRZ符号に復号し、再び位置m1、m2、m
3に書き込む。
【0130】一方、消失位置j1,j2、j3、j4に
おけるエラーに関しては、レジスタ120に保存されて
いる読出データと、誤り数値f1,f2,f3,f4と
のEORをとる。そして、EORがとられた結果をNR
Z符号にRLL復号器11により復号し、バッファ10
7に格納されている位置j1,j2、j3、j4に書き
込む。
【0131】上述したように動作することにより、EC
C符号/復号器106は、消失位置を用いたエラー訂正
を行うことができる。
【0132】また、ECC符号/復号器106は、限界
距離訂正のみを行う構成としてもよい。この場合は、E
CC復号器121における消失位置多項式演算器123
と、モディファイシンドローム演算器124とは省略す
ることができる。
【0133】そして、ユークリッド演算器125におい
て、誤り位置多項式σ(x)と、誤り数値多項式ω
(x)とを、次式(B1)からシンドローム多項式によ
り求める。
【0134】
【数13】
【0135】ここで、ω(x)は、次式(B2)であ
る。
【0136】
【数14】
【0137】また、誤り値eiは、次式(B3)から求
めることができる。
【0138】
【数15】
【0139】誤り位置miがレジスタ120に格納され
ている場合、レジスタ120に格納されている誤り位置
miに対応する読出データと、誤り値eiとのEORを
エラー訂正回路128においてとる。
【0140】一方、誤り位置miがレジスタ120に格
納されていない場合、データバッファ107に格納され
ている誤り位置miに対応するデータを、RLL符号器
116によりRLL符号化させる。次に、このRLL符
号化されたデータと、誤り値eiとのEORをエラー訂
正回路128においてとり、RLL復号器114でNR
Z符号に変換させる。そして、NRZ符号に変換された
データを、データバッファ107の位置miに書き込
む。
【0141】本実施の形態の磁気ディスク装置では、E
CC復号器の前にRLL符号エラー検出器を設け、RL
L符号としてあり得ないものが発生した場合は、読出デ
ータとその位置とを記録し、RLL符号としてあり得る
ものである場合には、RLL復号したNRZデータをデ
ータバッファに貯える。このため、ECC訂正用のRL
L符号用データバッファを設ける必要がない。
【0142】従って、データバッファ107とは別にR
LLコードデータを貯えるためのデータバッファを用意
し、貯えられているRLLコードデータを用いて、RL
Lコード変換する前にエラー訂正を行う構成に比べて、
回路規模を小さくすることができる。
【0143】すなわち、訂正用のバッファとしては、誤
りが検知されたブロックについてデータを格納できれば
よい。これは、誤りが検知されない場合、全てのブロッ
クを格納可能な容量が要求されることに対して、バッフ
ァ容量を低減することができる。さらに、格納されるデ
ータの符号形式は、冗長化されているRLLコードに代
えて、原符号であるNRZデータとすることができるの
で、この点においてもバッファ容量を低減することがで
きる。
【0144】さらに、ECCの誤り訂正能力を越えたエ
ラーについては、エラー訂正が抑止される。従って、誤
り訂正能力を越えるブロック数に対応するデータを格納
する必要はなく、高々、ECCの訂正能力に対応するブ
ロックだけ、訂正用のバッファがデータを格納できれば
よい。
【0145】次に、図2、図3、図4を参照して、本実
施の形態における磁気ディスク装置113におけるデー
タの記録、および、再生のための動作について説明す
る。
【0146】まず、データの記録のための動作について
説明する。
【0147】まず、磁気ディスク装置113は、インタ
ーフェイスコントローラ102により制御されるインタ
ーフェイスバス102を介して、ホストコンピュータ1
01からデータを受け取る。磁気ディスク装置113
は、受け取ったデータを、データバッファ107に貯え
る。次に、データバッファ107に貯えられたデータ
に、CRC符号/復号器129でCRC符号を付加す
る。次に、RLL符号器116によりRLL符号化し、
ECC符号/復号器106によりECC冗長ワードを付
加する。次に、付加したECC冗長ワードがラン長制限
を満たすように、ECCラン長調整回路115でECC
冗長ワードの部分について、6ビットごとに、“1”を
挿入する。次に、RLL符号化されたデータと、ラン長
が調整されたECC冗長ワードとを、AMP110およ
びヘッド111を介して、磁気ディスク円盤112に書
き込む。
【0148】次に、データの再生のための動作について
説明する。
【0149】まず、磁気ディスク円盤112からヘッド
111、AMP110を介してアナログデータを読み出
し、これを、信号処理回路109でデジタルデータに変
換する。次に、ECC冗長ワードの部分に6ビットごと
に付加された“1”をECCラン長調整回路115によ
り削除する。
【0150】ECCラン長調整回路115は、信号処理
回路109から受け取ったデータを、ECC符号/復号
器106とRLL復号器114とに同時に出力する。
【0151】ECC符号/復号器106において、シン
ドローム演算器122でシンドロームを計算する。
【0152】一方、RLL復号器114は、データをN
RZデータに復号して、データバッファ107に書き込
む。同時にRLL符号器116は、RLL復号器114
によりNRZ符号に変換されたデータを再びRLL符号
化し、ECC符号/復号器106に出力する。ECC符
号/復号器106は、ECCラン長調整回路115から
受け取ったデータと、RLL符号器116から受け取っ
たデータとを比較し、一致していないときは、読み出し
データがRLL符号としてあり得ない符号であったとし
て、レジスタ120にECCラン長調整回路115から
受け取ったデータとその位置を示すカウント数CN1を
記録する。1つのECCブロック分のデータが読み出さ
れた後に、ECC復号器121は、レジスタ120に格
納した消失位置と、シンドローム演算器122で求めた
シンドロームとに基づいて、エラー位置とエラー数値と
を算出する。
【0153】上記算出したエラー位置とエラー数値とを
用い、消失位置のエラーに関しては、レジスタ120に
格納された読み出しデータと求めたエラー数値とのEO
Rをとりエラー訂正を行う。
【0154】一方、消失位置以外のエラーに関しては、
データバッファ107に格納されたデータをRLL符号
器116にてRLL符号化したものと、求めたエラー数
値のEORをとることにより、エラー訂正を行い、再び
RLL復号回路114で、NRZデータに変換し、デー
タバッファ内の対応する位置に書き込む。
【0155】ここで、消失位置以外のデータは、ECC
ラン長調整回路115から受け取ったデータとRLL符
号器116から受け取ったデータが一致しているので、
データバッファ107に格納されている値をRLL符号
器116にてRLL符号化したものは、ECCラン長調
整回路115から受け取ったデータと等しく、データバ
ッファ107に格納されている値をRLL符号器116
にてRLL符号化して用いても、正しく復号できる。
【0156】エラー訂正回路128は、読み出しデータ
と、求めたエラー数値のEORをとったデータとをRL
L復号回路114により復号し、復号したデータをデー
タバッファ107に書き込む。同時に、RLL符号器1
14は、上記復号したデータを再度RLL符号化する。
ECC符号/復号器106における比較器118は、エ
ラー訂正回路128の出力とRLL符号器の出力とを比
較し、一致していなければエラー訂正された値がRLL
符号としてあり得ないデータであったとして、訂正不能
エラーが発生したことをCPU104に通知する。
【0157】エラー訂正回路128によるエラー訂正が
エラーなしに終了すると、次に、CRC符号/復号器1
29は、データバッファの中の訂正データを読み込みエ
ラー検出を行う。CRC符号/復号器129にてエラー
が検出されないとき、CPU104は、データバッファ
の中の訂正データをインターフェイスコントローラ10
3を通して、ホストコンピュータ101に転送する。
【0158】次に、図1および図13を参照して、本発
明の第3の実施の形態について説明する。
【0159】図13において、本実施の形態におけるデ
ータ処理装置500は、信号をデジタル処理するための
演算処理部510と、演算処理部510の記憶容量を拡
大するための補助記憶装置520と、外部とデータを送
受するためのインタフェース530と、記憶媒体550
に格納された情報を読み取るための記憶媒体読取装置5
40とを有して構成される。また、外部から指示を入力
するための入力装置、外部に処理の結果を表示するため
の表示装置をさらに備えることができる。
【0160】上記演算処理部510は、データ処理を実
行するための手順が記述されたプログラムを記憶するた
めの主記憶装置512と、上記主記憶装置512に記憶
されているプログラムに従ってデータ処理を実行するた
めの中央処理装置(CPU)511とを有して構成され
る。
【0161】上記補助記憶装置520には、上記プログ
ラムに記述されるデータ処理を実行するためのデータが
予め格納されていてもよい。例えば、RLL符号を符号
/復号するための変換テーブルを補助記憶装置520に
予め格納しておくことができる。また、上記演算処理部
510におけるデータ処理における中間結果を記憶する
ためのバッファを確保しておくことができる。このよう
な中間結果として、例えば、NRZデータに復号化され
たデータを記憶させることができる。これにより、第2
の実施の形態におけるデータバッファ107(図2参
照)の機能を、補助記憶装置520を用いて実現するこ
とができる。
【0162】データ処理を実行するためのプログラム
は、例えば、記憶媒体550に格納されて供給され、記
憶媒体読取装置540によって読み取られ、補助記憶装
置520に格納される。補助記憶装置520に格納され
たプログラムは、起動に際し、主記憶装置512に読み
込まれる。そして、上記中央処理装置511が、上記主
記憶装置512に読み込まれたプログラムに記述される
データ処理手順に従って処理を実行することにより、デ
ータ処理機能が実現される。なお、上記プログラムの読
み込み形態は、記憶媒体550に格納されるプログラム
が、記憶媒体読取装置540から主記憶装置512に直
接読み込まれる形態であってもよい。
【0163】記憶媒体550としては、例えば、可搬型
の記憶媒体を用いることができる。可搬型の記憶媒体と
しては、例えば、磁気ディスク、光ディスク等が挙げら
れる。また、半導体メモリであってもよい。このような
記憶媒体に好適に構成された半導体メモリとして、例え
ば、メモリカードを用いることができる。
【0164】次に、図1を参照して、データ処理の手順
について説明する。
【0165】まず、ユーザデータが、記録データに変換
されるデータ処理P510aの手順について説明する。
ユーザデータは、例えば、NRZ形式で与えられ、処理
P510aを施されることにより、記録に適した記録デ
ータに変換される。
【0166】図1において、まず、ユーザデータにCR
Cが付加される(P501)。次に、RLL符号に変換
される(P502)。そして、ECCが付加される(P
503)。さらに、付加されたECCが、RLLを満た
すように、固定値を示すビットが予め定められた規則で
挿入される(P504)。
【0167】一方、再生されたデータが、ユーザの使用
に適したユーザデータに変換されるデータ処理P510
bは、次の手順で行われる。
【0168】この場合、データ処理に先だって、受け付
けた再生信号に、上記インタフェース530(図6参
照)により、信号入力処理P600が施され、処理可能
なデータに変換される。信号入力処理P600において
は、例えば、再生信号がデジタル処理に好適な波形に波
形整形され、また、クロック同期が行われる。
【0169】上記信号入力処理P600されたデータ
は、まず、2つの系統に分配される。
【0170】一方の系統に分配されたデータは、RLL
エラー検出される(P505)。これは、その符号がR
LL符号としてあり得る符号であるか、あり得ない符号
であるかが判定され、RLL符号としてあり得ない符号
であるとき、エラーが含まれている符号として検出する
ものである。ここで、エラーが検出された符号の位置
が、イレージャフラグ(消失位置)として出力される。
このイレージャフラグは、後述するECCエラー訂正
(P507)で用いられる。このRLLエラー検出は、
RLL符号の次の性質に着目して、発生するエラーを検
出するものである。すなわち、RLL符号は、すべての
とり得るパターンのうち、半分のパターンを有効な符号
として用い、残りの半分のパターンは符号としては用い
ない。このため、RLL符号上で発生するエラーの半分
は、RLL符号としてあり得ない符号となる。従って、
このあり得ない符号を検知することにより、エラーを検
知することができる。
【0171】また、他方の系統に分配されたデータは、
ECCにおけるラン長調整のために挿入されている固定
ビットが削除される(P506)。
【0172】そして、上記ラン長調整のためのビットが
削除されたECCを用いたエラー訂正が行われる(P5
07)。ここで、上記RLLエラー検出(P505)か
ら与えられる、エラーが検出された符号の位置を、イレ
ージャフラグとして用いてエラー訂正を行う。これによ
り、ECCによる訂正能力を、イレージャフラグを用い
ない場合に比べ、最大2倍まで向上させることができ
る。
【0173】例えば、リードソロモン符号(Reed Solom
on code)によるエラー訂正では、kバイトのECC冗
長バイトを付加してECC符号化した場合、k/2バイ
トまでのエラーを訂正する能力がある。ところが、イレ
ージャフラグを用いることより、最大kバイトまでのエ
ラー訂正を行うことができる。
【0174】次に、上記エラー訂正された符号を、RL
L復号化し、RLL符号からNRZ符号に変換する(P
508)。
【0175】最後に、上記NRZ符号に変換された符号
について、付加されているCRCを用いて誤訂正されて
いないかどうかを検査する(P509)。ここで、誤訂
正が検出された場合には、データの再取得の試行、前後
のデータを用いた補間などを試みる。
【0176】本実施の形態では、再生データの処理にお
いて、RLL復号された符号を、RLL符号化して、読
み出しデータがRLL符号としてありえる符号か否かを
検査する。
【0177】そして、あり得ない符号であるとき、それ
を消失位置として用いてエラー訂正を行う。RLL符号
としてあり得ないものだけを、NRZ符号形式で補助記
憶装置520(図6参照)に格納し、エラー訂正を行
う。
【0178】また、RLL符号としてあり得る符号につ
いてのエラー訂正に際しては、読み出しデータ、また
は、NRZ変換されたデータバッファデータを、再度R
LL符号化して、これについてエラー訂正を行う。
【0179】さらに、上記処理P507のエラー訂正に
おいて、1つのECCブロックに含まれる、前記RLL
符号として正しくないデータの個数が、上記ECCの訂
正能力を超えるとき、訂正不能エラーが発生したとして
訂正を行わない手順とすることができる。これにより、
誤訂正が発生を低減することができる。
【0180】また、上記処理P507のエラー訂正され
たデータの誤り検出において、上記P505のRLLエ
ラー検出を行ってもよい。
【0181】この場合には、上記記録データを生成する
処理P510aにおけるCRC付加処理(P501)を
省略することができる。
【0182】
【発明の効果】本発明によれば、RLL符号上でエラー
訂正するため、RLL復号時のエラー伝播による性能劣
化を避けることができる。また、RLL符号としてあり
得ないものが発生したという情報をECC復号に際して
用いることができるので、訂正能力を向上することがで
きる。
【0183】さらに、ECC訂正により生成されたパタ
ーンが、RLL符号としてありえるものであるか否かを
チェックし、あり得ないものである場合はエラー検出を
行うため、誤った訂正を行う誤訂正確率を減少させるこ
とができる。
【0184】さらに、RLL復号後のデータについて、
巡回冗長符号検査を行うため、ECCによるエラー訂正
が誤訂正を起こした場合にそれを検出することができ
る。
【0185】さらに、ECC復号器の前にRLL符号エ
ラー検出器を設け、RLL符号としてあり得ないものが
発生した場合は、読出データとその位置とを記録し、R
LL符号としてありえるものである場合には、RLL復
号したNRZデータをデータバッファに貯える。このた
め、ECC訂正用のRLL符号用データバッファを設け
る必要がない。従って、磁気ディスク装置の部品点数を
削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第2の実施の形態におけるデータ処
理の手順を示すフロー図である。
【図2】 本発明の第2の実施の形態における磁気ディ
スク装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の第2の実施の形態におけるエラー訂
正符号/復号器の構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態における記録デー
タのフォーマットを模式的に示す説明図である。
【図5】 本発明の第2の実施の形態におけるエラー訂
正符号(ECC)のフォーマットを模式的に示す説明図
である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態における磁気ディ
スク装置の機構部の配設関係を示す平面図である。
【図7】 本発明の第2の実施の形態における磁気ディ
スク装置の電子回路部の配置を示す平面図である。
【図8】 本発明を適用したエラー検出の概念を示す説
明図であって、冗長化符号としてあり得る符号について
の変換を示すベン図である。
【図9】 本発明を適用したエラー検出の概念を示す説
明図であって、冗長化符号としてあり得ない符号につい
ての変換を示すベン図である。
【図10】 従来の磁気ディスク装置におけるデータ処
理の手順を示すフロー図である。
【図11】 16/17符号の符号化アルゴリズムにお
ける演算処理を示す説明図である。
【図12】 16/17符号の復号化アルゴリズムにお
ける演算処理を示す説明図である。
【図13】 本発明の第3の実施の形態におけるデータ
処理装置の構成を示すブロック図である。
【図14】 本発明の第1の実施の形態のエラー訂正に
おけるデータの流れを示すデータフロー・ダイアグラム
である。
【図15】 本発明の第1の実施の形態のエラー訂正の
他の態様におけるデータの流れを示すデータフロー・ダ
イアグラムである。
【符号の説明】
101…ホストコンピュータ、102…インターフェイ
スバス、103…インターフェイスコントローラ、10
4…CPU、105…HDC、106…ECC符号/復
号器、107…データバッファ、108…ENDEC、
109…信号処理回路、110…AMP、111…ヘッ
ド、112…磁気ディスク、113…磁気ディスク装
置、114…RLL復号器、115…ECCラン長調整
回路、116…RLL符号器、117…ECC符号器、
118…比較器、119…カウンタ、120…レジス
タ、121…ECC復号器、122…シンドローム演算
器、123…消失位置多項式演算器、124…モディフ
ァイシンドローム演算器、125…ユークリッド演算
器、126…チェーンサーチ、127…誤り数値算出
器、128…エラー訂正回路、129…CRC符号/復
号器、130…メモリ、200…磁気ディスク装置機構
部、201…磁気ディスク円盤、202…スピンドルモ
ータ、203…ヘッド、204…アーム、205…ボイ
スコイルモータ、206…リードライトアンプ、300
…磁気ディスク装置電子回路部、301…ハードディス
クコントローラ、302…スピンドル制御回路、303
…インターフェイス制御回路、304…マイクロコンピ
ュータ、305…ボイスコイルモータ制御回路、309
…信号処理回路、500…信号処理装置、510…演算
制御部、511…中央処理装置(CPU)、512…主
記憶装置、520…補助記憶装置、530…インターフ
ェイス、540…記憶媒体読取装置、550…記憶媒
体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上原 陽一 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 仁科 昌俊 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冗長符号化された符号に含まれる誤りを
    検知するための誤り検知方法において、 受け付けた符号を復号化し、 上記復号した符号を冗長符号化し、 上記受け付けた符号と、上記冗長符号化した符号とを比
    較し、 上記受け付けた符号と、上記冗長符号化した符号とが互
    いに一致しないとき、上記受け付けた符号を、誤りが含
    まれている符号として検知することを特徴とする誤り検
    知方法。
  2. 【請求項2】 プログラムが機械読み取り可能に記憶さ
    れた記憶媒体において、 請求項1記載の誤り検知方法をコンピュータに実行させ
    るためのプログラムを記憶した記憶媒体。
  3. 【請求項3】 原符号をそのビット数より大きいビット
    数で記述する冗長化符号に変換する第1の符号変換が施
    された符号に含まれる誤りを検知するための誤り検知装
    置において、 受け付けた符号に、上記第1の符号変換の逆変換に相当
    する符号変換を施すための復号化手段と、 上記復号化手段により符号変換された符号に、上記第1
    の符号変換を施すための符号化手段と、 上記受け付けた符号と、上記符号化手段により上記第1
    の符号変換が施された符号とを比較し、これらの符号が
    互いに一致するか否かを判定するための比較手段とを有
    し、 上記受け付けた符号と、上記冗長符号化した符号とが互
    いに一致しないことが、上記比較手段により判定された
    とき、上記受け付けた符号に誤りが含まれていることと
    して検知することを特徴とする誤り検知装置。
  4. 【請求項4】 原符号をそのビット数より大きいビット
    数で記述する冗長化符号に変換する第1の符号変換が施
    された符号を復号化するための復号化装置において、 請求項3記載の誤り検知装置と、 上記受け付けた符号に誤りが含まれていることが、上記
    誤り検知装置により検知されたとき、上記受け付けた符
    号の再取得を試行するための再試行手段とを備えること
    を特徴とする復号化装置。
  5. 【請求項5】 原符号をそのビット数より大きいビット
    数で記述する冗長化符号に変換する第1の符号変換が施
    された符号を復号化するための復号化装置において、 請求項3記載の誤り検知装置と、 上記受け付けた符号に誤りが含まれていることが、上記
    誤り検知装置により検知されたとき、上記受け付けた符
    号を予め定められた符号で置き換えるための置換手段と
    を備えることを特徴とする復号化装置。
  6. 【請求項6】 原符号をそのビット数より大きいビット
    数で記述する冗長化符号に変換する第1の符号変換が施
    された符号を復号化するための復号化装置において、 請求項3記載の誤り検知装置と、 上記受け付けた符号に誤りが含まれていることが、上記
    誤り検知装置により検知されたとき、上記受け付けた符
    号の他の符号が示す情報に基づいて補間符号を生成し、
    上記受け付けた符号を上記生成した補間符号で置き換え
    るための補間手段とを備えることを特徴とする復号化装
    置。
  7. 【請求項7】 原符号をそのビット数より大きいビット
    数で記述する冗長化符号に変換する第1の符号変換と、
    誤りを訂正するためのエラー訂正ビットが付加されるエ
    ラー訂正符号に変換する第2の符号変換とが、この順に
    施された符号を復号化するための復号化装置において、 上記受け付けた符号に含まれる誤りを、上記エラー訂正
    ビットを用いて誤りを訂正するためのエラー訂正手段
    と、 上記エラー訂正手段によりエラー訂正された符号に、上
    記第1の符号変換の逆変換に相当する符号変換を施すた
    めの復号化手段と、 上記復号化手段により符号変換された符号に、上記第1
    の符号変換を施すための符号化手段と、 上記エラー訂正手段によりエラー訂正された符号と、上
    記符号化手段により上記第1の符号変換が施された符号
    とを比較し、これらの符号が互いに一致するか否かを判
    定するための比較手段と、 上記受け付けた符号、および、上記エラー訂正手段によ
    りエラー訂正された符号を取得し、これらのいずれかの
    符号を送出するための選択手段とを有し、 上記選択手段は、 上記比較手段が、上記エラー訂正手段によりエラー訂正
    された符号と、上記符号化手段により上記第1の符号変
    換が施された符号とが互いに一致すると判定したとき、
    上記エラー訂正手段によりエラー訂正された符号を送出
    し、かつ、 そうでないとき、上記受け付けた符号を送出することを
    特徴とする復号化装置。
  8. 【請求項8】 原符号をそのビット数より大きいビット
    数で記述する冗長化符号に変換する第1の符号変換と、
    誤りを訂正するためのエラー訂正ビットが付加されるエ
    ラー訂正符号に変換する第2の符号変換とが、この順に
    施された符号を復号化するための復号化装置において、 受け付けた符号から、冗長化符号の符号成分を抽出する
    ための抽出手段と、 上記抽出手段により抽出された符号成分に、上記第1の
    符号変換の逆変換に相当する符号変換を施すための復号
    化手段と、 上記復号化手段により符号変換された符号に、上記第1
    の符号変換を施すための符号化手段と、 上記抽出手段により抽出された符号成分と、上記符号化
    手段により上記第1の符号変換が施された符号とを比較
    し、これらの符号が互いに一致するか否かを判定するた
    めの比較手段と、 上記受け付けた符号に含まれる誤りを、上記エラー訂正
    ビットを用いて誤りを訂正するためのエラー訂正手段と
    を備え、 上記比較手段は、上記抽出手段により抽出された符号成
    分と、上記符号化手段により上記第1の符号変換が施さ
    れた符号とが互いに一致しないと判定したとき、上記受
    け付けた符号に対するエラー訂正の実行を、上記エラー
    訂正手段に指示することを特徴とする復号化装置。
  9. 【請求項9】 原符号をそのビット数より大きいビット
    数で記述する第1の符号変換がなされた冗長化符号ブロ
    ックが複数ブロック含まれる符号に、誤りを訂正するた
    めのエラー訂正ビットが付加されるエラー訂正符号に変
    換する第2の符号変換が施された符号を復号化するため
    の復号化装置において、 受け付けた符号から、上記冗長化符号ブロックをブロッ
    ク毎に抽出するための抽出手段と、 上記抽出手段により抽出された冗長化符号ブロックに、
    上記第1の符号変換の逆変換に相当する符号変換を施す
    ための復号化手段と、 上記復号化手段により符号変換された符号に、上記第1
    の符号変換を施すための符号化手段と、 上記抽出手段により抽出された冗長化符号ブロックと、
    上記符号化手段により上記第1の符号変換が施された符
    号とを比較し、これらの符号が互いに一致するか否かを
    判定するための比較手段と、 上記冗長符号化ブロックと、上記第1の符号変換が施さ
    れた符号とが一致しないことが上記比較手段により判定
    されたブロックの、上記受け付けた符号に存在するブロ
    ック数を計数するためのブロック計数手段と、 上記ブロック計数手段により計数されたブロック数と、
    上記エラー訂正符号に応じて予め定められたブロック数
    とを比較し、上記計数されたブロック数が上記予め定め
    られたブロック数を越えるとき、上記エラー訂正手段に
    よるエラー訂正を抑止するための訂正抑止手段とを備え
    ることを特徴とする復号化装置。
  10. 【請求項10】 原符号をそのビット数より大きいビッ
    ト数で記述する第1の符号変換がなされた冗長化符号ブ
    ロックが複数ブロック含まれる符号に、誤りを訂正する
    ためのエラー訂正ビットが付加されるエラー訂正符号に
    変換する第2の符号変換が施された符号を復号化するた
    めの復号化装置において、 受け付けた符号から、上記冗長化符号ブロックをブロッ
    ク毎に抽出するための抽出手段と、 上記抽出手段により抽出された冗長化符号ブロックに、
    上記第1の符号変換の逆変換に相当する符号変換を施す
    ための復号化手段と、 上記復号化手段により符号変換された符号に、上記第1
    の符号変換を施すための符号化手段と、 上記抽出手段により抽出された冗長化符号ブロックと、
    上記符号化手段により上記第1の符号変換が施された符
    号とを比較し、これらの符号が互いに一致するか否かを
    判定するための比較手段と、 上記比較手段が、上記冗長符号化ブロックと、上記第1
    の符号変換が施された符号とが一致しないと判定したと
    き、そのブロックの位置を検知するためのブロック位置
    検知手段と、 上記受け付けた符号に含まれる誤りを、上記エラー訂正
    ビットを用いて誤りを訂正するためのエラー訂正手段と
    を備え、 上記エラー訂正手段は、上記ブロック位置検出手段によ
    り検知されたブロック位置を消失位置として用いてエラ
    ー訂正を行うことを特徴とする復号化装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の復号化装置におい
    て、 上記冗長符号化ブロックと、上記第1の符号変換が施さ
    れた符号とが一致しないことが上記比較手段により判定
    されたブロックの、上記受け付けた符号に存在するブロ
    ック数を計数するためのブロック計数手段と、 上記ブロック計数手段により計数されたブロック数と、
    上記エラー訂正符号に応じて予め定められたブロック数
    とを比較し、上記計数されたブロック数が上記予め定め
    られたブロック数を越えるとき、上記エラー訂正手段に
    よるエラー訂正を抑止するための訂正抑止手段とさらに
    備えることを特徴とする復号化装置。
  12. 【請求項12】 ラン長制限符号に、エラー訂正符号が
    付加された符号を復号化するための復号化装置におい
    て、 受け付けた符号が、上記ラン長制限符号としてあり得な
    い符号であるとき、その位置を検知し、検知したあり得
    ない符号の個数を計数するための符号判定手段と、 上記エラー訂正符号に従って、上記受け付けた符号に含
    まれる誤りを訂正するためのエラー訂正手段とを備え、 上記エラー訂正手段は、 上記符号判定手段により判定された、上記ラン長制限符
    号としてあり得ない符号の個数が予め定められた個数を
    越えないとき、エラー訂正を実行し、かつ、 上記エラー訂正の実行に際し、上記符号判定手段により
    検知された、上記ラン長制限符号としてあり得ない符号
    の位置を消失位置として用いることを特徴とする復号化
    装置。
  13. 【請求項13】 巡回冗長符号が付加されている符号
    が、ラン長制限符号に変換され、さらに、エラー訂正符
    号が付加された符号を原符号として復号化するための復
    号化装置において、 受け付けた原符号が、上記ラン長制限符号としてあり得
    ない符号であるとき、その位置を検知し、検知したあり
    得ない符号の個数を計数するための符号判定手段と、 上記エラー訂正符号に従って、上記受け付けた符号に含
    まれる誤りを訂正するためのエラー訂正手段と、 上記エラー訂正手段によりエラー訂正されたラン長制限
    符号をラン長制限復号するための復号手段と、 上記復号手段によりラン長制限復号された符号を、巡回
    冗長検査して誤りが含まれているか否かを検出するため
    の検査手段とを有し、 上記エラー訂正手段は、 上記符号判定手段により判定された、上記ラン長制限符
    号としてあり得ない符号の個数が予め定められた個数を
    越えないとき、エラー訂正を実行し、かつ、 上記エラー訂正の実行に際し、上記符号判定手段により
    検知された、上記ラン長制限符号としてあり得ない符号
    の位置を消失位置として用い、 上記検査手段は、 上記復号手段によりラン長制限復号された符号と、その
    符号に対応する元符号とを取得し、 上記復号手段によりラン長制限復号された符号につい
    て、エラー訂正手段により、誤りが含まれていることを
    検出しないとき、当該ラン長制限復号された符号を送出
    し、 上記復号手段によりラン長制限復号された符号につい
    て、エラー訂正手段により、誤りが含まれていることを
    検出したとき、当該符号に対応する上記原符号を、エラ
    ー訂正手段によりエラー訂正し、そのエラー訂正符号を
    上記復号手段によりラン長制限復号させ、当該ラン長制
    限復号させて得られた符号を送出することを特徴とする
    復号化装置。
  14. 【請求項14】 記録すべき記録データを予め定められ
    た記録符号に変換して記録媒体に書き込み、また、記録
    媒体に記録されている記録符号を読み出し、当該記録符
    号が表す記録データを再生するための記録再生装置にお
    いて、 上記記録媒体から記録符号を読み出すための読出部と、 上記読出手段により読み出された記録符号から、当該記
    録符号が表す記録データを取得するための復号部とを備
    え、 上記復号部は、請求項3から13のいずれか一項記載の
    復号化装置を有して構成されることを特徴とする記録再
    生装置。
JP15842297A 1997-06-16 1997-06-16 誤り検知方法および装置、復号化装置、ならびに、記録再生装置 Pending JPH117736A (ja)

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