JP3193628B2 - コード印刷装置 - Google Patents

コード印刷装置

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JP3193628B2
JP3193628B2 JP07418696A JP7418696A JP3193628B2 JP 3193628 B2 JP3193628 B2 JP 3193628B2 JP 07418696 A JP07418696 A JP 07418696A JP 7418696 A JP7418696 A JP 7418696A JP 3193628 B2 JP3193628 B2 JP 3193628B2
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS OR SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L19/00Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis
    • G10L19/0018Speech coding using phonetic or linguistical decoding of the source; Reconstruction using text-to-speech synthesis

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声や音楽等のオ
ーディオ情報を含めた所謂マルチメディア情報に係るド
ットコードを印刷するためのコード印刷装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、音声等のオーディオ情報等を含め
た所謂マルチメディア情報を光学的に読み取り可能なド
ットコードとして記録するコード印刷装置に係る技術が
開示されている(特開平6−231466号公報等)。
【0003】さらに、限られた印刷領域に効率良く音声
情報を印刷する技術や、入力された音声を利用用途に応
じて所望とする音声に変更し、入力音声と異なる音声と
して印刷して楽しむ技術が嘱望されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなコード印刷装置には、音声情報を光学的に読み取り
可能なコードとして印刷する機能をユーザーが簡易に使
用するための具体的な手段が開示されておらず、この機
能を十分に使用することができなかった。
【0005】さらに、限られた印刷領域に効率良く音声
情報を印刷する技術や、入力音声と異なる音声として印
刷する技術についても示されていなかった。本発明は上
記問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、音声等を光学的に読み取り可能なコードとして印刷
する機能をユーザーが簡易に使用可能とすると共に、限
られた印刷領域の中で効率良く音声情報を印刷すること
を可能とすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のコード印刷装置は、音声情報を入力する音
声入力手段と、上記音声入力手段で入力された音声情報
圧縮する音声圧縮手段と、上記音声圧縮手段で圧縮さ
れた圧縮音声データを蓄積するメモリと、上記メモリに
蓄積された圧縮音声データにエラー訂正符号を付加する
訂正符号生成手段と、上記訂正符号生成手段でエラー訂
正符号の付加されたデータについてデータの並び換えを
行うインターリーブ手段と、上記インターリーブ手段で
並び換えの行われたデータから光学的に読み取り可能な
コードパターン画像を生成するコード生成手段と、上記
コード生成手段で生成されたコードパターン画像を光学
的に読み取り可能に媒体に印刷するコード印刷手段と、
上記メモリに蓄積された圧縮音声データを音声データに
復号する音声圧縮復号手段と、上記音声圧縮復号手段で
復号された音声データを音声として出力する音声出力手
段と、上記メモリに蓄積された圧縮音声データを上記訂
正符号生成手段又は上記音声圧縮復号手段のいずれか一
方の手段に選択的に供給するための選択手段と、上記メ
モリに蓄積された圧縮音声データを上記コード印刷手段
でコードパターン画像として媒体に印刷するか又は上記
音声出力手段で音声として出力するかのいずれかをユー
ザが選択するための操作部と、上記操作部の入力操作に
基づいて、上記選択手段が、上記メモリに蓄積された圧
縮音声データを上記訂正符号生成手段又は上記音声圧縮
復号手段のいずれか一方の手段に選択的に供給するよう
に制御するコントローラと、を備えたことを特徴とす
る。
【0007】即ち、本発明のコード印刷装置では、音声
入力手段により音声情報が入力され、音声圧縮手段によ
り上記音声入力手段で入力された音声情報が圧縮され、
メモリにより上記音声圧縮手段で圧縮された圧縮音声デ
ータが蓄積され、訂正符号生成手段により上記メモリに
蓄積された圧縮音声データにエラー訂正符号が付加さ
れ、インターリーブ手段により上記訂正符号生成手段で
エラー訂正符号の付加されたデータについてデータの並
び換えが行われ、コード生成手段により上記インターリ
ーブ手段で並び換えの行われたデータから光学的に読み
取り可能なコードパターン画像が生成され、コード印刷
手段により上記コード生成手段で生成されたコードパタ
ーン画像が光学的に読み取り可能に媒体に印刷され、音
声圧縮復号手段により上記メモリに蓄積された圧縮音声
データが音声データに復号され、音声出力手段により上
記音声圧縮復号手段で復号された音声データが音声とし
て出力され、選択手段により上記メモリに蓄積された圧
縮音声データが上記訂正符号生成手段又は上記音声圧縮
復号手段のいずれか一方の手段に選択的に供給され、操
作部により上記メモリに蓄積された圧縮音声データが上
記コード印刷手段でコードパターン画像として媒体に印
刷するか又は上記音声出力手段で音声として出力するか
のいずれかをユーザに選択せしめ、コントローラによ
り、上記操作部の入力操作に基づいて、上記選択手段に
より上記メモリに蓄積された圧縮音声データが上記訂正
符号生成手段又は上記音声圧縮復号手段のいずれか一方
の手段に選択的に供給されるように制御される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。図1には本発明の第1の
実施の形態に係るコード印刷装置の構成を示し説明す
る。同図に示されるように、このコード印刷装置は、音
声入力部1と音声コード印刷制御部2、コード出力部3
とで構成されている。
【0009】このような構成において、ユーザーにより
マイクや外部入力端子等を介して上記音声入力部1より
音声が入力されると、この入力された音声がアナログ信
号からデジタル信号に変換された後、上記音声コード印
刷制御部2に入力される。そして、上記音声コード印刷
制御部2により、この入力された音声のうち意味のある
例えば有音の音声情報だけが抽出され、その情報が上記
コード出力部3に出力される。そして、このコード出力
部3により、該音声情報がコード情報に変換されて印刷
媒体に印刷されることになる。
【0010】図2には第1の実施の形態の変形例に係る
コード印刷装置の構成を示し説明する。前述した図1の
構成とは音声コード印刷制御部2の出力が音声出力部4
に更に接続されている点で相違している。
【0011】この音声出力部4は、上記音声コード印刷
制御部2からの意味のある音声コード情報を受けると、
制御情報も含めたその意味あるデータに先に除かれた無
音の情報を付加して、入力時点と同じ音声情報として出
力するものである。
【0012】ここで、図3には図2の構成を更に具現化
したコード印刷装置の構成を示し説明する。同図に示さ
れるように、音声入力部1の出力はA/D部6、スイッ
チ7、メモリ8、音声圧縮部9を介してマルチプレクサ
(MPX)10の入力に接続されており、上記スイッチ
7とマルチプレクサ10の入力にはコントローラ5の出
力が接続されている。上記マルチプレクサ10の出力は
メモリ11に接続されており、該メモリ11の出力はス
イッチ12、訂正符号生成部13、インターリーブ部1
4、コード生成部15を介してコード出力部3に接続さ
れている。
【0013】さらに、上記スイッチ12はセレクタ1
6、音声圧縮復号・無音挿入部17を介して音声出力部
4に接続されている。尚、上記コントローラ5の出力は
上記スイッチ12にも接続されている。
【0014】このような構成において、ユーザーによっ
て操作部における音声記録スタート信号が発生され、マ
イク等を介して音声入力部1より音声が入力されると、
A/D部6により該音声信号がA/D変換されて、その
デジタルデータがスイッチ7側に入力される。このと
き、操作部における不図示の手動スイッチの操作により
音声記録ポーズ信号がコントローラ5に入力されると、
コントローラ5により当該信号に基づいてスイッチ7の
ON/OFFが制御される。
【0015】即ち、音声記録ポーズ信号がOFFのとき
にはスイッチ7がメモリ7側に接続され、音声記録ポー
ズ信号がONのときには切り離されることになる。従っ
て、音声記録ポーズ信号がOFFのときには、上記スイ
ッチ7を介して上記A/D部6からのデジタルデータが
メモリ8に入力され、該メモリ8の音声データが音声圧
縮部9で圧縮された後、マルチプレクサ10に入力され
る。
【0016】一方、コントローラ5により、上記音声記
録ポーズ信号に応じて、音声記録の有無を示す信号、即
ち音声記録停止期間を無音期間、音声記録期間を有音期
間とした場合の有音/無音情報がマルチプレクサ10に
出力される。マルチプレクサ10では、上記2つの情報
が合成され、メモリ11に出力され蓄積される。
【0017】上記メモリ11に蓄えられた音声データは
スイッチ12以降に入力される。ここで、コントローラ
5により、音声再生・コード出力制御信号に基づいて、
スイッチ12の切り替えが制御される。即ち、ユーザー
がコード出力信号を選択した場合には、スイッチ12は
訂正符号生成部13側に接続され、ユーザーが音声再生
信号を選択した場合には、スイッチ12はセレクタ16
側に接続される。
【0018】上記スイッチ12が訂正符号生成部13側
に接続されると、該訂正符号生成部13に音声データが
入力され、音声データにエラー訂正符号が付加される。
次いで、この付加された情報がインターリーブ部14に
入力され、データの並び換えがなされる。この並び換え
がされたデータはコード生成部15に入力され、該コー
ド生成部15で光学的に読取り可能なドットコードのデ
ータに変換される。そして、ドットコードとして出力さ
れたコードデータがコード出力部3に入力され、印刷媒
体に印刷されることになる。
【0019】一方、上記スイッチ2で音声再生が選択さ
れた場合には、その音声情報はセレクタ16に入力さ
れ、当該セレクタ16にて有無音情報と有音音声情報部
分とに分離され、音声圧縮復号・無音挿入部17に入力
される。この音声圧縮復号・無音挿入部17では、音声
圧縮されたデータが復号され、該復号データに対して有
無音情報を使って無音信号が挿入される。そして、挿入
された復号音声データが音声出力部4に出力されアナロ
グデータに変換された後、スピーカ等から音声として出
力される。
【0020】ここで、図4を参照して上記コントローラ
5の制御について詳細に説明する。同図に示されるよう
に、音声情報はフレーム単位に制御される。ここで、フ
レームとは所定の音声サンプル数単位をいい、この実施
の形態では例えば30μsec間隔の音声データとして
いる。かかる単位で、有無音情報として有音状態時には
“1”、無音状態時には“0”が記録されることにな
る。
【0021】不図示の手動スイッチの操作によって音声
記録ポーズ信号がOFFからONになった状態におい
て、フレームの境界にない場合には、コントローラ5は
フレームの境界となるようにタイミングを遅らせて無音
期間を設定する。
【0022】そして、音声記録ポーズ信号がONからO
FFになった状態において、フレームの境界にない場合
には、コントローラ5はフレームの境界となるようにタ
イミングを早めて無音期間を終了するように設定する。
これは、音声記録ポーズ信号がON状態の期間が無音期
間より長いと、実際に音が入っている部分が削除されて
しまう可能性があるからである。
【0023】このように、無音期間は必ず音声記録ポー
ズ信号ON状態よりも狭い範囲となり、且つフレームの
単位になるようにコントローラ5によって制御される。
そして、上記無音期間の情報“0”を削除した有音期間
の情報“1”のみがメモリ8から音声圧縮部9に入力さ
れ、後段のマルチプレクサ10に入力される。
【0024】無音期間の情報を削除したことを判らせる
ためのデータは有無音情報であり、それがコントローラ
5からマルチプレクサ10に出力される。即ち、有無音
情報である1、0のビット列がマルチプレクサ10に入
力され、それがヘッダ情報として圧縮されたデータと合
成されることになる。
【0025】そのデータが再生されるときには、スイッ
チ12からセレクタ16に入力されたときにヘッダ部分
と圧縮された音声データとに分離され、先ず圧縮された
データが復号され(伸長され)て音声データに変更され
る。これにより、無音期間の部分が縮まった状態の音声
が生成できる。あとは、該既存情報によりフレーム単位
で無音期間が判るので、該部分に無音情報を挿入するこ
とになる。
【0026】以上説明した第1の実施の形態によれば、
音声情報を操作者の意思に応じて簡単に光学的に読み取
り可能なコードパターン画像として媒体に印刷すること
ができる。さらに、コードパターン画像として媒体に印
刷する音声の確認を所望に応じて選択的に行える。
【0027】次に図5には第2の実施の形態に係るコー
ド印刷装置の構成を示し説明する。同図に於いて、前述
した第1の実施の形態では、ユーザーが手動スイッチを
操作して無音期間を設定していたが、この実施の形態で
は有無音検出部19を新たに設けて無音期間を自動的に
設定することを特徴としている。
【0028】上記有無音検出部19では、フレーム単位
にデジタルの音声情報が所定の振幅を有するか否かが判
定される。即ち、ある一定の閾値以上の振幅の音声デー
タがフレームの中に存在するか否かが検出される。或い
は、そのフレーム中の積分したパワーの量が、ある設定
した閾値よりも多いか少ないかによって有無音を決定す
る処理がなされ、この検出された情報がマルチプレクサ
10に出力されることになる。これと同時に、有無音検
出部19ではスイッチ18を介してメモリ7に蓄積され
ている情報を音声圧縮部9に出力するか否かを制御す
る。即ち、有音のフレームである場合には音声圧縮部9
に接続され、無音のフレームである場合には接続されな
いよう制御することになる。以降の処理は前述した第1
の実施の形態と同様である為、ここでは説明を省略す
る。
【0029】ここで、図6を参照して、上記有無音検出
部19の処理について更に詳細に説明する。前述した図
4の処理と基本的には同じであるが、フレーム単位で振
幅有無について検出し、振幅のあるところに対しては有
音期間、振幅のないところで無音期間と自動的に判断す
ることを特徴とする。
【0030】以上説明したように第2の実施の形態で
は、有無音情報をフレーム単位で且つ自動的に検出する
ので、手動では制御できないような部分も切り捨てるこ
とができ、より効率的にコード情報を蓄積することがで
き、又、コードを印刷することができる。
【0031】次に図7には第3の実施の形態に係るコー
ド印刷装置の構成を示し説明する。同図に示されるよう
に、この実施の形態は、コード入力部20によりコード
を光学的に画像として読み取って該コードに係る音声デ
ータを得るものである。
【0032】実際には、図8(a)に示されるコードサ
ンプル集より所望とするものを読み取ることになる。こ
のコードサンプル集は図8(b)に示されるコードが多
数集合して構成されたものであり、該コードは図8
(c)に示されるように各ブロック内のドットのサンプ
リング基準位置を決定するためのマーカとパターンコー
ド及び当該ブロックのアドレスを含むブロックヘッダか
らなる。これについては特開平6−231466号公報
により既に開示されている為、説明を省略する。
【0033】こうして読み取られたコードデータはコー
ドデータ処理部21に出力され、該コードデータ処理部
21でコードの各ブロックが検出され、変調されている
データが復調された後、後段のデインターリーブ部22
に出力される。
【0034】そして、デインターリーブ部22ではイン
ターリーブされている情報が並び替えられて、所定のエ
ラー訂正単位のデータに変換され、該変換後のデータが
エラー訂正部23に出力される。エラー訂正部23で
は、エラー訂正単位のデータがエラー訂正され、パリテ
ィを除いた意味のある情報がメモリ11に出力される。
即ち、メモリ11には音声情報が出力され蓄えられるこ
とになる。
【0035】例えば、複数のコードを読み込んだ場合に
おいて、コードの処理順序を制御するときには、音声デ
ータ編集制御信号がコントローラ5に入力され、該コン
トローラ5がメモリ11を制御して並び替え等の編集作
業が行われる。この編集が終了してメモリ11に格納さ
れている音声データがスイッチ12に入力される。これ
以降の処理は前述した第1の実施の形態と同様である
為、説明を省略する。
【0036】以上説明したように、第3の実施の形態に
よれば、既存のコードを読み込んで、編集処理をして、
新たなコードを作成することが可能となり、コードの複
製・編集等も簡易に行うことが可能となる。
【0037】次に図9,図10には第4の実施の形態に
係るコード印刷装置の構成を示し説明する。図9は本実
施の形態の構成を示す図であり、図10は模式図であ
る。このコード印刷装置はコード読取装置31とコード
出力装置34とで構成されており、コード読取装置で読
み取ったコード32のデータは例えば無線によりコード
出力装置に出力され、当該コード出力装置で出力コード
35が印刷される。
【0038】上記コード読取装置31は、コード入力部
20とコードデータ処理部21とデータ送信部25とが
一体となり構成されている。上記コード出力装置34は
データ受信部26を有しており、その他、コードを印刷
処理するための上記第3の実施の形態と同様の構成を有
している。
【0039】このような構成において、コード読取装置
31でコード32が読み取られると、無線でデータ送信
され、音声情報表示パネル33に所定の表示がなされ、
且つ編集等がされた後に出力コード35が印刷されるこ
とになる。
【0040】ここで、図11には上記コード読取装置3
1の詳細な構成を示し説明する。同図に於いて、コード
入力部20においては、コード32がコード撮像部41
で撮像された後に2値化部42にて2値化される。
【0041】コードデータ処理部21では、コード入力
部20で二次元的に画像として撮像され二値化されて出
力された二値化画像がブロック検出・ブロックデータ読
取部43に入力され、該ブロック検出・ブロックデータ
読取部43にて、この画像中からブロックが検出され
る。この検出されたブロック中のデータが逐次読まれ
て、読まれたデータが復調部44とコードデータ生成部
45に出力される。
【0042】この復調部44に入力されるのは記録変調
されているデータで、コードデータ生成部45に入力さ
れるのは記録変調されていないブロックヘッダである。
記録変調されているブロックデータは復調部44に入力
され復調され、この復調されたデータがコードデータ生
成部45に入力される。
【0043】上記コードデータ生成部45では、各ブロ
ックのデータがブロックヘッダに示されているブロック
アドレス順になるように連結される。コードデータ生成
部45の中でブロックを連結し、1つのデータのコード
部分を生成する。ここでは、このコードデータ生成部4
5で生成されたデータはエラー訂正が含まれた状態のデ
ータになる。尚且つ、未訂正の状態のデータがデータ送
信部25に出力されることになる。
【0044】データ送信部25では、無線の場合には電
波に変調し該電波を出力し、その信号がデータ受信部2
6で受信される。そして、データ受信部26では、その
情報が一度復調され、デインターリーブ部22ではデー
タが元のエラー訂正をかける単位に戻されて、エラー訂
正部23に入力される。エラー訂正部23では、そのデ
ータに対してエラー訂正がかけられる。以降の処理は、
前述した第3の実施の形態と同様であるため、説明を省
略する。
【0045】以上説明したように、第4の実施の形態に
よれば、無線で飛ばされた信号にエラーが乗った状態で
もコード出力装置側のエラー訂正部で一度にエラー訂正
することができ、且つユーザーのコードパターン画像の
読取り操作性も向上する。
【0046】次に図12には第5の実施の形態に係るコ
ード印刷装置の構成を示して説明する。同図に示される
ように、音声入力部1と音声を変更する音声変更部5
0、コード出力部3とで構成されている。上記音声変更
部50では、入力された音声そのものが変えられる。例
えば、男性の声を女性の声に、女性の声を男性の声に変
えることや、全然性質の違った声に変えることができ
る。こうして音声変更部50で変更された音声データが
コード出力部3に入力され、そのコードを音声データを
コードとして出力する。
【0047】ここで、図13には上記音声変更部50の
構成をより具体的に示し説明する。同図に示されるよう
に、スイッチ51に入力された有音のデジタル音声デー
タはピッチ検出部53に入力され、ピッチ周期が検出さ
れる。そして、ピッチ周期変更部54にてピッチ周期が
変更されて音声圧縮部52に出力される。
【0048】さらに、図14には上記ピッチ周期変更部
54の構成をより具体的に示し説明する。同図に示され
るように、有音位置を検出した信号が入力されると、サ
ンプリング変更部55に音声データが入力され、音声が
サンプリング変更される。即ち、例えば8kHzでサン
プリングされていた音声が2〜3サンプル間引かれ、サ
ンプリングが変更される。
【0049】つまり、図15(a)に示される有音声の
波形では周期的に音声波形が並んでいるが、この間隔が
ピッチ周期であり、このピッチが上記ピッチ検出部53
で検出される。サンプリング変更部55によって、3サ
ンプリングに1サンプル間引かれることで、図15
(b)に示されるように、このピッチ周期が狭まること
になる。
【0050】例えば、30サンプルでピッチ周期が構成
されている場合、そのうち3サンプルに1サンプル間引
かれるので、ピッチ周期は20サンプルで1つのピッチ
が構成されることになる。つまり、この3サンプルのう
ち1サンプル間引く場合には、ピッチ周期が2/3とな
り、ピッチ周期が狭まることになる。
【0051】そして、この間引いた後のデータがピッチ
周期波形複製・整形部56に入力され、ピッチ周期が短
くなったピッチ周期波形が複製される。即ち、2つのピ
ッチ周期波形の後に1つのピッチ周期波形が複製され
る。また、ピッチ周期を半分にしたとすると、その半分
にしたピッチ周期の波形をもう1つ複製して挿入するこ
とで入力音声と長さが同じになる。即ち、全音声の長さ
は一緒になるが、声の質が低かった声が周波数的には高
くなり、且つ言葉の速度自体は変更しないといった処理
がなされることになる。
【0052】このように処理された音声データが音声圧
縮部52に入力される。これにより、男性の声を女性の
声に変更することができる。また、上記手法と逆の手法
を採用し、ピッチ周期を逆に伸ばすことで、女性の声を
男性の声にするといった具合に音のトーンを変えること
も可能になる。
【0053】図16には上記音声変更部50の他の構成
を示し説明する。同図に示されるように、入力された音
声データはフィルタ処理部64に入力されて、音声変更
制御信号によってスイッチ63が切り替えられる。この
切り替えにより、使用するフィルタテーブル61〜62
が切り替えられる。この選択されたテーブルに基づいて
音声データを変更することにより、例えば低音を強調し
たりとか高音を強調したりといった処理が可能となる。
【0054】図17にも上記音声変更部50の他の構成
を示し説明する。同図に示されるように、入力された有
音の音声データがフーリエ変換部71でフーリエ変換さ
れ、変換されたデータがホルマント変更部72でその周
波数面の波形が変更される。このデータが、逆フーリエ
変換部73に入力され、逆フーリエされてデータに戻さ
れ出力される。
【0055】以下、図18を参照して図17の音声変更
部50の処理を説明する。図18(a)に示されるよう
な音声信号がフレーム単位で入力され、一定間隔でフー
リエ変換されると図18(b)に示されるようになる。
フーリエ変換されると周波数成分が抽出され、同図のこ
のピーク位置がホルマント位置に対応することになる。
上記ホルマント変更では、このピークの位置を図18
(c)に示されるようにずらす処理を行うことになる。
そして、逆フーリエ変換することで別の音声として記録
される。また、このホルマント位置のずらし量を制御情
報(ヘッダ情報)として記録することで、元の音声に戻
すことが可能である。
【0056】図19にも上記音声変更部50の他の構成
を示し説明する。同図に示されるように、有音の音声デ
ータが、音声認識・音素変換部84に入力されると、音
声が何であるのかが認識され、例えば“あ”であれば
“あ”といった音素が音声合成部85に出力される。そ
の“あ”といった音素に対して、音声制御部85でスイ
ッチ83が制御されて、音素に対応する音素音声変換テ
ーブル81,82が選択され、当該テーブル81,82
等を参照して音素と対応する音声に変換され、出力され
る。上記音素、音声変換テーブル81,82等は、例え
ば男性、女性、特定の人の音声に変換するためのものが
複数用意されており、それらが任意に選択自在となって
いる。
【0057】以上説明した第5の実施の形態によれば、
ユーザーのコード利用用途に応じて音声を種々選択で
き、入力音声と異なった音声を楽しむことができる。次
に図20には第6の実施の形態に係るコード印刷装置の
構成を示して説明する。同図に示されるように、この実
施の形態は、音声入力部1と音質変更部90、コード出
力部3とで構成されている。そして、音質変更部90に
て、入力された音声データの音質が変更されることにな
る。
【0058】図21には上記第6の実施の形態に係るコ
ード印刷装置の他の構成を示し説明する。同図に示され
るように、メモリ91の出力は話速変換部92の入力に
接続されており、該話速変換部92の出力は有無音検出
部93とスイッチ94の入力に接続されている。上記話
速変換部92は、ピッチ周期波形検出部95、ピッチ周
期波形間引き制御部96、波形接合部97とで構成され
ている。
【0059】このような構成において、メモリ1に蓄え
られているデジタル音声データはピッチ周期波形検出部
95に入力され、ピッチ周期波形の位置が検出される。
この検出された信号はピッチ周期波形間引き制御部96
に入力され、記録情報量制御信号に基づいて、どの位間
引くのかが計算される。そして、ピッチ周期波形間引き
制御部96において間引きがなされ、この間引いた波形
が波形接合部97に入力され、間引いた部分を削除して
繋げられ、繋いだ音声データがスイッチ94あるいは有
無音検出部93に出力される。
【0060】以下、図22を参照して、上記処理を詳細
に説明する。図22(a)に示されるような同じピッチ
周期波形が複数並んでいる音声データを3つに1つ間引
くと、図22(b)に示されるような波形となる。そし
て、この間引いた部分を削除して繋げると図22(c)
に示されるように音声情報が短くなる。
【0061】以上説明したように、第6の実施の形態に
よれば、音声の内容自体は意味的に変えずに、話速を早
くする処理をすることができる。これにより、同一内容
の音声に対する記録コードの占有面積を削減できる。
【0062】次に図23には第7の実施の形態に係るコ
ード印刷装置の構成を示して説明する。同図に示される
ように、このコード印刷装置は、スイッチ100からの
出力がスイッチ12を介して3つの音声圧縮部102
a,102b,102cのいずれかに入力されることを
特徴とする。いずれの音声圧縮部102a,102b,
102cが選択されるかは、ユーザーが不図示のスイッ
チを選択することで入力される圧縮率選択信号に基づい
てコントローラ5により制御される。
【0063】こうして圧縮部102a,102b,10
2cで圧縮されたデータが訂正符号生成部13に入力さ
れた以降の処理は、前述した第1の実施の形態と同様で
ある為、ここでは説明を省略する。尚、この実施の形態
では、上記音声圧縮部102a,102b,102c
は、音質が悪くても良いから高圧縮して記録密度を高め
長時間記録を可能にする「長時間モード」と、音質も記
録密度も標準的な「標準モード」、記録密度よりもむし
ろ音質を優先する「音質優先モード」のそれぞれに対応
し、これらをユーザーが選択する。
【0064】ここで、図24には第7の実施の形態の他
の構成を示し説明する。同図に示されるように、このコ
ード印刷装置では、スイッチ18を介して音声情報が音
声圧縮部102a,102b,102cに入力され、各
圧縮率で圧縮された後、マルチプレクサ10a,10
b,10cを介してメモリ11a,11b,11cに蓄
えられる。そして、ユーザーの所望とする圧縮率が不図
示のスイッチ操作により選択されると、圧縮率選択信号
がコントローラ5に入力され、スイッチ12が操作され
て上記メモリ11a,11b,11cのいずれかの音声
情報が読み出される。これ以降の処理は第1の実施の形
態と同様であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
【0065】尚、前述した図23の構成では、ユーザは
圧縮された後の音を印刷前に予め聞くことができない
が、この図24では圧縮後どういう音になるのかという
ことをユーザが予め印刷前に聞いて確認することができ
る利点がある。但し、ハードウェア的には、図23の構
成の方が小さくなる。
【0066】以上説明したように、第7の実施の形態に
よれば、音声情報の圧縮率をユーザーが所望とするもの
に変更することができるので、音質とコードパターン画
像印刷占有領域との優先度を自由に選択し、光学的に読
取可能なコードパターン画像として媒体に音声情報を印
刷できるようになる。
【0067】尚、本発明の上記実施の形態には以下の発
明も含まれる。 (1)音声情報を入力する音声入力手段と、該音声入力
手段で入力された音声情報を光学的に読み取り可能なコ
ードパターン画像として媒体に印刷するコード印刷手段
とを備えたコード印刷装置であって、操作部と、上記コ
ード印刷手段が上記音声入力手段で入力された音声情報
を上記操作部の入力操作に基づいて対応するコードパタ
ーン画像として上記媒体に印刷するように制御する音声
コード印刷制御手段と、を備えたことを特徴とするコー
ド印刷装置。
【0068】このような態様によれば、音声情報を操作
者の意思に応じて、簡単に光学的に読み取り可能なコー
ドパターン画像として媒体に印刷できる。 (2)上記コード印刷装置は上記音声入力手段で入力さ
れた音声情報を出力するための音声出力手段を更に備
え、上記音声コード印刷制御手段は、上記操作部の入力
操作に基づいて、入力された音声情報を該音声出力手段
又は上記コード印刷手段のいずれか一方の手段に選択的
に供給するための選択手段を備えたことを特徴とする上
記(1)に記載のコード印刷装置。
【0069】このような態様によれば、コードパターン
画像として媒体に印刷する音声の確認を、所望に応じて
選択的に簡単に行える。 (3)上記操作部は、上記音声コード印刷制御手段が上
記音声入力手段で入力される音声情報の中から媒体にコ
ードパターン画像として印刷すべき音声情報だけを選択
的に抽出するように指定するためのスイッチ部を含むこ
とを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のコード印
刷装置。
【0070】このような態様によれば、マニュアル操作
で印刷すべき意味のある音声情報をユーザが自由に抽出
できる。 (4)上記音声コード印刷制御手段は、上記スイッチ部
により選択的に指定された音声の非抽出期間である印刷
停止期間を無音期間とし、この無音期間以外の音声抽出
期間である音声の印刷期間を有音期間として示す有無音
情報を生成する有無音情報生成手段を更に備え、上記音
声コード印刷制御手段は、上記コード印刷手段が該有無
音情報生成手段で生成された有無音情報と当該抽出され
た有音期間の音声情報とを結合してコードパターン画像
として媒体に印刷するように制御することを特徴とする
上記(3)に記載のコード印刷装置。
【0071】このような態様によれば、音声の非抽出期
間を無音、音声の抽出期間を有音とし、この有無音情報
と抽出された有音期間の音声情報をコードパターン画像
として媒体に印刷するので、限られた印刷領域の中で効
率良く、操作者の意思を反映した音声情報を印刷でき
る。 (5)上記音声コード印刷制御手段は、上記無音期間及
び有音期間が予め設定された所定時間の整数倍の期間と
なるように上記無音期間及び有音期間の切り換えタイミ
ングを制御するタイミング制御手段を更に含むことを特
徴とする上記(4)に記載のコード印刷装置。
【0072】このような態様によれば、無音、有音期間
を所定時間単位の整数倍とすることで、音声出力時の無
音期間の挿入制御が簡単に行える。 (6)上記音声コード印刷制御手段は、上記音声入力手
段で入力される音声情報の中の無音期間及び有音期間を
検出する有無音検出手段を更に備え、該有無音検出手段
での検出結果に応じて、上記コード印刷手段の印刷動作
を制御することを特徴とする上記(1)又は(2)に記
載のコード印刷装置。
【0073】このような態様によれば、無音、有音期間
を自動的に検出でき、この検出結果に応じて音声情報を
コードパターン画像として媒体に印刷するので、限られ
た印刷領域の中で効率良く音声情報を印刷できる。 (7)上記音声コード印刷制御手段は、上記有無音検出
手段で検出された無音期間及び有音期間をそれぞれ示す
有無音情報を生成する有無音情報生成手段を更に備え、
上記音声コード印刷制御手段は、上記コード印刷手段が
該有無音情報生成手段で生成された有無音情報と当該有
音期間として検出された音声情報とを結合してコードパ
ターン画像として媒体に印刷するように制御することを
特徴とする上記(6)に記載のコード印刷装置。
【0074】このような態様によれば、無音、有音期間
を自動的に検出でき、この有無音情報と抽出された有音
期間の音声情報とをコードパターン画像として媒体に印
刷するので、限られた印刷領域の中で効率良く音声情報
を印刷でき、また、音声出力時には入力時と遜色のない
音声が再構成できる。 (8)上記有無音検出手段は、予め設定された所定時間
の整数倍の期間毎に検出を行うものであることを特徴と
する上記(6)又は(7)に記載のコード印刷装置。
【0075】このような態様によれば、無音、有音期間
を所定時間単位の整数倍とすることで、音声出力時の無
音期間の挿入が簡単に行える。 (9)上記音声入力手段は、接続された外部機器から音
声情報を入力するための外部入力端子であることを特徴
とする上記(1)又は(2)に記載のコード印刷装置。
【0076】このような態様によれば、外部入力端子を
備える事で、色々な音声素材を光学的に読み取り可能な
コードパターン画像として媒体に印刷できる。 (10)上記音声入力手段は、音声情報が光学的に読み
取り可能なコードパターン画像として印刷された媒体か
ら該コードパターン画像を光学的に読み取る読取手段で
あることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載のコ
ード印刷装置。
【0077】このような態様によれば、光学的に読み取
り可能なコードパターン画像として媒体に印刷されたコ
ードパターンを読み取り、音声情報を入力できるので、
既にコードパターン画像として印刷された音声情報の複
製、編集が簡単に行える。 (11)上記媒体は、サンプルとしての音声情報をコー
ドパターン画像として複数種印刷したサンプル媒体であ
ることを特徴とする上記(10)に記載のコード印刷装
置。
【0078】このような態様によれば、色々な音声素材
の複製、編集が簡単に行え、ユーザーの好みに合った新
規音声情報を光学的に読み取り可能なコードパターン画
像として媒体に印刷できる。 (12)上記読取手段は、当該装置と別体に構成され、
読み取ったコードパターン画像に基づくコード情報を当
該装置に向けてワイヤレスに送信する送信手段を備え、
当該装置は該送信手段で送信されたコード情報を受信す
るための受信手段を備えたことを特徴とする上記(1
0)に記載のコード印刷装置。
【0079】このような態様によれば、光学的に読み取
り可能なコードパターン画像を読み取る読取手段で読み
取られたコードデータをコード印刷手段に無線で通信す
るので、ユーザーのコードパターン画像の読み取り操作
性が向上する。 (13)上記読取手段は、コードパターン画像を撮像す
る撮像手段と、該撮像手段で撮像されたコードパターン
画像に基づくコード画像データを処理して、上記送信手
段が送信するのに適したエラー未訂正状態でのコードデ
ータを生成するコードデータ生成手段とを備え、上記コ
ード印刷装置は、上記受信手段が上記送信手段から送信
されたエラー未訂正状態でのコードデータを受信した
後、エラー訂正を行うエラー訂正手段を更に備えたこと
を特徴とする上記(12)に記載のコード印刷装置。
【0080】このような態様によれば、コード読取手段
からの出力データはコードパターン画像中に既に付加さ
れている訂正パリティ付データであるので、データ送信
中に発生するエラーに対し、エラー訂正パリティを別途
付加する必要がなく、エラー訂正部を共有でき、回路構
成を簡単化できる。 (14)上記音声コード印刷制御手段は、上記音声入力
手段で入力された音声情報の有音期間と無音期間とを検
出してそれぞれの各期間を示す有無音情報を生成する有
無音情報生成手段を備えており、上記音声出力手段は、
上記音声入力手段で入力された音声情報の出力に当たっ
て、上記有無音情報生成手段で生成された有無音情報に
基づいて、有音期間の音声情報に無音期間に相当する無
音声を挿入して音声を出力する無音声挿入手段を備えた
ことを特徴とする上記(2)に記載のコード印刷装置。
【0081】このような態様によれば、無音声挿入手段
は無音情報をもとに有音中に無音を挿入するので自然な
出力音声が得られる。 (15)音声入力手段と、該音声入力手段で入力された
音声情報を光学的に読取り可能なコードパターン画像と
して媒体に印刷するコード印刷手段とを備えたコード印
刷装置であって、上記音声入力手段により入力される音
声情報の音声を変更する音声変更手段を備えたことを特
徴とするコード印刷装置。
【0082】このような態様によれば、ユーザーのコー
ド利用用途に応じて色々と異なる音声を選択でき、入力
音声と異なる音声を楽しむことができる。 (16)上記音声変更手段は、入力される音声のピッチ
周期を変更するピッチ周期変更手段、乃至は入力される
音声の周波数帯域を変更する周波数帯域変更手段である
ことを特徴とする上記(15)に記載のコード印刷装
置。
【0083】このような態様によれば、ユーザーのコー
ド利用用途に応じて音声を色々選択でき、入力音声と異
なった音声を楽しむことができる。 (17)上記音声変更手段は、入力される音声情報を認
識してこれを音素情報に変更する音声認識手段と、該音
声認識手段で認識し変換された音素情報を別の異なる音
素情報で置換合成することにより変更された音声を出力
する音声合成手段とを備えたことを特徴とする上記(1
5)に記載のコード印刷装置。
【0084】このような態様によれば、ユーザーのコー
ド利用用途に応じて音声を色々選択でき、入力音声と異
なった音声を楽しむ事ができる。 (18)音声入力手段と、該音声入力手段で入力された
音声情報を光学的に読取り可能なコードパターン画像と
して媒体に印刷するコード印刷手段とを備えたコード印
刷装置であって、上記音声入力手段により入力される音
声情報の音質を変更する音質変更手段を備えたことを特
徴とするコード印刷装置。
【0085】このような態様によれば、印刷する音声の
音質とコードパターン画像印刷占有領域の制御を行える
ようになる。 (19)上記音質変更手段は、入力される音声情報の話
速変換を行う話速変換手段乃至は入力される音声情報の
圧縮率を変更可能とする音声圧縮手段であることを特徴
とする上記(18)に記載のコード印刷装置。
【0086】このような態様によれば、音声の話速変換
をユーザーが選択できるので限られた所定印刷領域に、
記録したい内容の音声情報を保持したまま光学的に読み
取り可能なコードパターン画像として媒体に印刷でき
る。また、音声情報の圧縮率をユーザーが変更できるの
で、音質とコードパターン画像印刷占有領域との優先度
を自由に選択し、光学的に読み取り可能なコードパター
ン画像として媒体に音声情報を印刷できるようになる。
【0087】
【発明の効果】本発明によれば、音声等を光学的に読み
取り可能なコードとして印刷する機能をユーザーが簡易
に使用可能とすると共に、限られた印刷領域の中で効率
良く音声情報を印刷することを可能とするコード印刷装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るコード印刷装
置の構成を示す図である。
【図2】第1の実施の形態の変形例に係るコード印刷装
置の構成を示す図である。
【図3】図2の構成を更に具現化したコード印刷装置の
構成を示す図である。
【図4】コントローラ5の制御について説明する為の図
である。
【図5】第2の実施の形態に係るコード印刷装置の構成
を示す図である。
【図6】有無音検出部19の処理について説明する為の
図である。
【図7】第3の実施の形態に係るコード印刷装置の構成
を示す図である。
【図8】コードサンプル集、及びそれを構成するコード
の構成を示す図である。
【図9】第4の実施の形態に係るコード印刷装置の構成
を示す図である。
【図10】第4の実施の形態に係るコード印刷装置の模
式図である。
【図11】コード読取装置31の詳細な構成を示す図で
ある。
【図12】第5の実施の形態に係るコード印刷装置の構
成を示す図である。
【図13】音声変更部50の構成をより具体的に示す図
である。
【図14】ピッチ周期変更部54の構成をより具体的に
示す図である。
【図15】ピッチ周期変更部54の処理を説明するため
の図である。
【図16】音声変更部50の他の構成を示す図である。
【図17】音声変更部50の他の構成を示す図である。
【図18】音声変更部50の処理を説明する為の図であ
る。
【図19】音声変更部50の他の構成を示す図である。
【図20】第6の実施の形態に係るコード印刷装置の構
成を示す図である。
【図21】第6の実施の形態に係るコード印刷装置の他
の構成を示す図である。
【図22】第6の実施の形態の処理を詳細に説明するた
めの図である。
【図23】第7の実施の形態に係るコード印刷装置の構
成を示す図である。
【図24】第7の実施の形態の他の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 音声入力部 2 音声コード印刷制御部 3 コード出力部 4 音声出力部 5 コントローラ 6 A/D部 7 スイッチ 8 メモリ 9 音声圧縮部 10 マルチプレクサ 11 メモリ 12 スイッチ 13 訂正符号生成部 14 インターリーブ部 15 コード生成部 16 セレクタ 17 音声圧縮復号・無音挿入部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声情報を入力する音声入力手段と、 上記音声入力手段で入力された音声情報を圧縮する音声
    圧縮手段と、 上記音声圧縮手段で圧縮された圧縮音声データを蓄積す
    るメモリと、 上記メモリに蓄積された圧縮音声データにエラー訂正符
    号を付加する訂正符号生成手段と、 上記訂正符号生成手段でエラー訂正符号の付加されたデ
    ータについてデータの並び換えを行うインターリーブ手
    段と、 上記インターリーブ手段で並び換えの行われたデータか
    ら光学的に読み取り可能なコードパターン画像を生成す
    るコード生成手段と、 上記コード生成手段で生成されたコードパターン画像を
    光学的に読み取り可能に 媒体に印刷するコード印刷手段
    と、上記メモリに蓄積された圧縮音声データを音声データに
    復号する音声圧縮復号手段と、 上記音声圧縮復号手段で復号された音声データを音声と
    して 出力する音声出力手段と、上記メモリに蓄積された圧縮音声データを上記訂正符号
    生成手段又は上記音声圧縮復号 手段のいずれか一方の手
    段に選択的に供給するための選択手段と、上記メモリに蓄積された圧縮音声データ を上記コード印
    刷手段でコードパターン画像として媒体に印刷するか又
    は上記音声出力手段で音声として出力するかのいずれか
    をユーザが選択するための操作部と、 上記操作部の入力操作に基づいて、上記選択手段が、
    記メモリに蓄積された圧縮音声データを上記訂正符号生
    成手段又は上記音声圧縮復号手段のいずれか一方の手段
    に選択的に供給するように制御するコントローラと、 を備えたことを特徴とするコード印刷装置。
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