JPH11213085A - コードイメージ記録装置 - Google Patents

コードイメージ記録装置

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JPH11213085A
JPH11213085A JP10018975A JP1897598A JPH11213085A JP H11213085 A JPH11213085 A JP H11213085A JP 10018975 A JP10018975 A JP 10018975A JP 1897598 A JP1897598 A JP 1897598A JP H11213085 A JPH11213085 A JP H11213085A
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JP10018975A
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Hiroshi Sasaki
佐々木  寛
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Olympus Optical Co Ltd
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    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/84Television signal recording using optical recording

Abstract

(57)【要約】 【課題】線キズ対策、単位コード長当たりの記録密度の
向上を図る。 【解決手段】データを、その内容に応じてイメージ化し
た光学的に読み取り可能なコードイメージとして記録媒
体上に印刷記録する際、上記データをインターリーブ処
理した後、所定の等しいデータ量毎に分割して複数のブ
ロックデータを生成し、この各ブロックデータの内容に
応じてイメージ化した所定の面積を有する複数のブロッ
クを配列して構成することで、上記コードイメージを印
刷記録するようにしたコードイメージ記録装置であり、
上記ブロックデータを上記ブロックとしてイメージ化す
るとき、当該ブロックに係るブロックデータのデータ量
が上記所定のデータ量に満たないブロックに対して、該
所定のデータ量に満たない分量の、印刷記録すべきデー
タとは関わらないダミーデータを生成し挿入するダミー
データ生成部6を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学的に読み取り
可能なコードイメージを紙等の記録媒体の平面上に記録
するコードイメージ記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光学的に読み取り可能なコードイ
メージを、記録媒体、特に紙面上に記録するコードイメ
ージ記録装置としては、本出願人が先に特開平6−23
1466号公報で開示した、物理的なフォーマットを有
する複数のブロックから成るコードイメージを紙面上に
記録する技術がある。このコードイメージ記録装置は、
音声や画像、テキスト等の所謂マルチメディア情報をコ
ードイメージとして記録するものであり、特に、入力さ
れるマルチメディア情報のデータ量が変動しても、当該
データ量に応じて格納する物理的な最小単位であるブロ
ック数を増加する事で対応可能な構成を有している。
【0003】上記各ブロックは、ブロックアドレスと称
されるID番号を有しており、紙面上には複数のブロッ
クが連結して配置され、記録される。このブロックの連
結数の増加は、記録可能な情報量の増加に直結する。し
かし、その反面、手動走査を行う光学的読み取り装置を
用いると、走査範囲の増加に伴う走査の蛇行等に起因す
る読み取りミスの発生確率を増大させる事になる。そし
て、かかる読み取りミスは、上記ブロック単位の読み取
りの欠落、即ち所謂バーストエラーを頻繁に発生させる
事となり、手動走査による確実な読み取りを困難なもの
にするといった問題も生じていた。
【0004】かかる問題に鑑みて、例えば特開平7−3
25897号公報では、手動読み取り装置であっても、
より確実に上記ブロックに記録されたデータの読み取り
を実現する論理データフォーマットと、当該論理データ
フォーマットに基づいてコードイメージを生成記録する
コードイメージ記録装置とに関する技術が開示されてい
る。
【0005】以下、図15には上記コードイメージ記録
装置の一例の構成を示し説明する。尚、同図では、デー
タ入力部及びコード印刷部等は、後に詳述する本発明と
は直接関係ないものである為、図示及び説明を省略す
る。
【0006】図15において、デジタル化されたマルチ
メディア情報は、データ圧縮部21に入力される。ま
た、コントロール部29により、音声や画像、テキスト
等の種別情報がデータ圧縮部21に入力される。これに
より、上記データ圧縮部21が有している複数の圧縮処
理手段の中の1つが選択され、上記種別情報に対応する
圧縮が施され、所望とする圧縮データが生成される。こ
の圧縮データの構造において、その先頭には、データ種
別、圧縮方式、圧縮データ量等がヘッダとして付加され
ている。そして、このヘッダ付き圧縮データのデータ量
は、コントロール部29へと出力される。
【0007】ダミーデータ生成部23は、後に詳述する
図16に示されるスーパーマクロブロックデータ191
が、マクロブロックデータ群193の1つのマクロブロ
ックデータで割り切れるように付加されるダミーデータ
を生成する。ここで、スーパーマクロブロック及びマク
ロブロック、更に以下の説明でも使用するブロックデー
タは、それぞれデータ、及び第1のブロック、更に第2
のブロック(或いは、単にブロック)に相当する。ま
た、マクロブロックユーザーデータ、及びブロックユー
ザーデータは、それぞれ第1のブロックデータ、及び第
2のブロックデータ(或いは、単位ブロックデータ)に
相当する。以下の説明は、全てこれらの表現を用いて述
べることとする。
【0008】上記圧縮データ及びダミーデータは、エラ
ー訂正符号生成部22に入力される。更に当該エラー訂
正符号生成部22には、コントロール部29より訂正能
力情報が入力される。このエラー訂正符号生成部22で
は、この訂正能力情報に従って決定されたデータ量の圧
縮データに対して所定のエラー訂正検査パリティが付加
され、訂正符号が生成される。この訂正能力に対応した
訂正符号長及びパリティ長は、インターリーブ部24及
びマクロブロックヘッダ生成部25に入力される。生成
された訂正符号は、インターリーブ部24に入力され、
上記入力される訂正符号長に基づいて、インターリーブ
部24内の不図示のバッファメモリに順次蓄えられる。
この蓄積された訂正符号群の論理データフォーマット
は、図16のスーパーマクロブロックデータ191に示
されるような2次元構造となっており、訂正符号の数が
インターリーブ長に相当する。
【0009】この特開平7−325897号公報では、
スーパーマクロブロックデータはマクロブロックデータ
の整数倍である事が明記されているが、具体的なスーパ
ーマクロブロックデータの構造は明記されてない。この
具体的な構造については、本出願人が先に提案した特開
平8−77189号公報に記載されている。同公報によ
り開示された技術では、スーパーマクロブロックデータ
をマクロブロックデータの整数倍とするために、ダミー
データを圧縮データに付加し、このダミーデータも圧縮
データの1部として訂正パリティを付けるという構造を
有している。
【0010】さて、上記スーパーマクロブロックデータ
191は、圧縮データの最後にダミーデータを付加して
所定サイズのスーパーマクロブロックデータを構成した
ものである。ここで、ダミーデータは予め決められた固
定値、或いは予め決められた規則により発生される乱数
であっても良い。スーパーマクロブロックデータ191
を上記バッファに書き込む順番は、訂正符号長の方向で
あり、バッファから読み出しマクロブロックデータ生成
部26に出力する順番は、インターリーブ長の方向であ
る。これにより、インターリーブ処理が完了し、論理的
に1次元化されたスーパーマクロブロックデータ192
が生成される。上記インターリーブ長は、マクロブロッ
クヘッダ生成部25へと出力される。
【0011】マクロブロックヘッダ生成部25では、入
力された訂正符号長、パリティ長、インターリーブ長
と、更にコントロール部29から出力されるスーパーマ
クロブロックのID番号、及びマクロブロックのID番
号等、即ちスーパーマクロブロックを構成する為のマク
ロブロック連結情報を用いてヘッダを構成し、エラー訂
正パリティを付加して最終的なマクロブロックヘッダを
生成する。このマクロブロックヘッダは、マクロブロッ
クデータ生成部26に出力される。
【0012】マクロブロックデータ生成部26では、イ
ンターリーブ後の1次元化したスーパーマクロブロック
データ192を、所定データ量のマクロブロックデータ
のマクロブロックユーザーデータに分割する。各マクロ
ブロックユーザーデータに対して、マクロブロックヘッ
ダを割り当て、マクロブロックデータ群193を生成す
る。このマクロブロックデータ群193は、ブロックデ
ータ生成部27に入力され、各マクロブロックデータを
複数ブロックユーザーデータに分割する。
【0013】ここで、上記ブロックユーザーデータは、
マクロブロックヘッダとマクロブロックユーザーデータ
を、{マクロブロックデータを構成するブロックデータ
数}にそれぞれ分割したデータからなる。
【0014】上記ブロックユーザーデータには、ブロッ
クヘッダが付加され、こうしてブロックデータ群194
が生成される。このブロックヘッダには、ブロックアド
レス等、ブロック関連のヘッダ情報が含まれている。
【0015】上記ブロックデータ群194は、コードイ
メージ生成部28に入力される。コードイメージ生成部
28は、入力されたブロックデータ群194を、図3に
示されるマーカ112、パターンコード113、ブロッ
クヘッダ114、ブロックユーザーデータ115からな
るブロック111に変換し、複数ブロックが連結したコ
ードイメージを生成する。特にブロックユーザーデータ
115は、ブロックデータ群194の各ブロックユーザ
ーデータに対して、マーカ112と識別するために記録
変調が施され、各ビットに対応する白黒ドットで記録さ
れる。
【0016】以上説明した従来例では、入力されるマル
チメディア情報のデータ量に応じた可変インターリーブ
長、及び可変訂正能力とする為の制御情報、即ちマクロ
ブロックヘッダを例えばマクロブロック単位といった所
定単位に付加する事で、上記制御情報のマルチメディア
情報に対して占める割合の増加、即ち記録密度の低下を
最少限に押さえ、読み取り装置がより確実に上記制御情
報を検出することができる。
【0017】以下、その理由を上記技術以外を例に挙げ
て更に詳細に説明する。即ち、第1に、上記した従来技
術では、上記制御情報がある決められたブロック、例え
ばブロックアドレス1番のブロックにのみ記録された場
合、制御情報が記録されたブロックの重要度は他のブロ
ックに比べ非常に大きくなるが、手動スキャンによる読
み取り装置では、特定のブロックの読み取り確度を上げ
る事はできず、どのブロックに対しても読み取りミスを
犯す可能性がある。
【0018】そうすると、上記制御情報が記録されたブ
ロックの読み取りミス確率は十分小さいとは言えなくな
る。つまり、スーパーマクロブロックが再構成できない
頻度が多発する事になる。
【0019】更に、第2に、上記制御情報の全てを各ブ
ロックにそれぞれ有する場合、ブロックの重要度は均一
化され、ブロックの読み取りミスが発生しても、制御情
報の抽出を確実に行う事は可能である。しかし、この手
法では、制御情報のマルチメディア情報に対して占める
割合が大きくなり、単位コード長当たりの記録密度が低
下してしまうことになる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において
は、第1に、スーパーマクロブロックデータ191はブ
ロックデータの整数倍の大きさである為、上記2次元構
造の単純なスーパーマクロブロックデータ191内の1
つの訂正符号を構成するデータが、各ブロック111の
同一位置に記録される場合が発生する。この発生条件
は、スーパーマクロブロックデータ191の各ブロック
データ内に格納されるデータ量が、インターリーブ長の
約数、或いは倍数となる場合である。
【0021】このような条件が成立すると、コードイメ
ージを複数ブロックで矩形状に構成した場合に、上記訂
正符号を構成するデータが水平・垂直方向に一直線上に
配列される事になり、水平・垂直方向の直線状のキズが
発生すると、各訂正符号内に訂正能力以上のエラー数を
発生させる確率が大きくなる。つまり、水平垂直方向の
直線上のキズに極端に弱くなることになる。
【0022】特に、プリンタ等の紙送り精度が十分でな
い、或いは印字ヘッドの走査精度が十分でない装置でコ
ードイメージを印刷する場合に、紙送り方向或いは印字
ヘッドの走査方向に対して垂直な方向の線状の印刷ムラ
が発生する為、図6に示されるような紙面131上に記
録されたコード132上に水平・垂直方向の線キズ13
3、134となって印刷され、この線キズ133、13
4に位置したデータにはエラーが発生する事になる。こ
のような印刷装置で、上記コードイメージを印刷した場
合に、十分なコード読み取りができない場合が発生す
る。
【0023】第2に、上記マクロブロックデータは、可
能な限り多くのブロックで構成する事で各ブロックに割
り当てられる上記制御情報の分散データ量を低減し、単
位コード当たりの記録密度の向上を図る事が可能だが、
その反面、入力されるマルチメディア情報のデータ量
(訂正パリティが付加された後)が、上記各マクロブロ
ックデータの格納可能データ量で割り切れない場合にイ
ンターリーブ前のスーパーマクロブロックデータ内に多
くの無駄なダミーデータを挿入していた。これは、スー
パーマクロブロックデータ191がマクロブロックデー
タの整数倍である事を前提に構成された単位だからであ
る。この無駄なダミーデータは、インターリーブされた
後にコードイメージ内に分散されて全て記録される為、
不必要に記録媒体、例えば紙面を占有する事になる。こ
れは、限られた紙面レイアウトに大きな制約を加える事
になり、大きな問題となっていた。
【0024】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、水平・垂直方向の直線状
のキズに強く、更に無駄なダミーデータを排すると共
に、可変インターリーブ長及び可変訂正能力とする為の
制御情報のマルチメディア情報に占める割合を低く抑
え、単位コード長当たりの記録密度低下をなくすことが
可能なコードイメージ記録装置を提供する事にある。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様は、データを、その内容に応じ
てイメージ化した光学的に読み取り可能なコードイメー
ジとして記録媒体上に印刷記録する際、上記データをイ
ンターリーブ処理した後、所定の等しいデータ量毎に分
割して複数のブロックデータを生成し、この生成された
各ブロックデータの内容に応じてイメージ化した所定の
面積を有する複数のブロックを配列して構成することに
より、上記コードイメージを印刷記録するようにしたコ
ードイメージ記録装置において、上記ブロックデータ
を、上記ブロックとしてイメージ化するとき、当該ブロ
ックに係るブロックデータのデータ量が上記所定のデー
タ量に満たないブロックに対して、この所定のデータ量
に満たない分量の、印刷記録すべきデータとは関わらな
いダミーのデータを挿入するダミーデータ挿入手段を具
備することを特徴とする。
【0026】第2の態様は、データを、その内容に応じ
てイメージ化した光学的に読み取り可能なコードイメー
ジとして記録媒体上に印刷記録する際、上記データをイ
ンターリーブ処理した後、所定の等しいデータ量毎に分
割して複数のブロックデータを生成し、この生成された
各ブロックデータの内容に応じてイメージ化した所定の
面積を有する複数のブロックを配列して構成することに
より、上記コードイメージを印刷記録するようにしたコ
ードイメージ記録装置において、上記データを、第1の
所定の等しいデータ量毎に分割した第1のブロックデー
タをそれぞれ含む複数の第1のブロックを生成する第1
のブロック生成手段と、上記第1のブロック生成手段で
生成される複数の第1のブロックのうちのブロックであ
って、当該第1のブロックが含む第1のブロックデータ
の量が上記第1の所定のデータ量に満たない第1のブロ
ックに対して、この第1の所定のデータ量に満たない分
量の、印刷記録すべきデータとは関わらないダミーのデ
ータを挿入するダミーデータ挿入手段と、上記第1のブ
ロック生成手段で生成された各第1のブロックが含む第
1のブロックデータを、第2の所定の等しいデータ量毎
に分割した第2のブロックデータをそれぞれ含む複数の
第2のブロックを生成する第2のブロック生成手段と、
上記第2のブロック生成手段で生成される複数の第2の
ブロックのうちのブロックであって、当該第2のブロッ
クが含む第2のブロックデータが全てダミーのデータで
あるとき当該第2のブロックを無効ブロックと判定する
ブロック判定手段と、上記ブロック判定手段で、無効ブ
ロックと判定された第2のブロックを非記録ブロックと
すると共に、他の第2のブロックを記録ブロックとして
イメージ化して印刷記録するように制御する制御手段と
を具備することを特徴とする。
【0027】第3の態様は、上記コードイメージ記録装
置は、記録媒体上における上記第2のブロックの配列構
成の仕方を設定するブロック配列構成設定手段を更に具
備し、上記制御手段は、上記ブロック配列構成設定手段
で設定された第2のブロックの配列構成の仕方に応じ
て、上記ブロック判定手段で無効ブロックと判定された
第2のブロックから所要のブロックを有効な記録ブロッ
クとして選択し、印刷記録するように制御することを特
徴とする。
【0028】第4の態様は、上記第2のブロック形状が
矩形状となされ、上記ブロック配列構成設定手段が第2
のブロックの配列構成の仕方として、コードイメージ全
体を矩形状となるように設定したとき、上記制御手段
は、コードイメージ全体が上記の矩形状となるように、
上記無効ブロックと判定された第2のブロックから所要
のブロックを有効な記録ブロックとして選択して印刷記
録するように制御することを特徴とする。
【0029】第5の態様は、上記第1のブロック生成手
段によって生成された第1のブロックが1つであって、
該第1のブロックが、コードイメージとして記録される
データ以外にそのデータの処理に必要な制御情報を1つ
含むものであるとき、上記制御手段は、上記ブロック判
定手段で無効ブロックと判定された第2のブロックを全
て有効な記録ブロックとして印刷記録するように制御す
ることを特徴とする。
【0030】第6の態様は、上記第1のブロック生成手
段によって生成された第1のブロックが一つであって、
該第1のブロックが、コードイメージとして記録される
データ以外にそのデータの処理に必要な制御情報を1つ
含むものであるとき、上記制御情報が、上記ブロック判
定手段で判定される無効ブロックを除く他の第2のブロ
ックに含まれるように構成されたことを特徴とする。
【0031】第7の態様は、上記第1のブロック生成手
段によって生成された第1のブロックが一つであって、
該第1のブロックが、コードイメージとして記録される
データ以外にそのデータの処理に必要な制御情報を1つ
含むものであるとき、上記第1のブロック生成手段は、
上記第1の所定のデータ量を変更して複数の第1のブロ
ックを生成するための変更手段を更に含み、上記制御情
報が、該変更手段によって生成された複数の各第1のブ
ロックそれぞれに同一の制御情報として含まれるように
構成されたことを特徴とする。 上記第1乃至第7の
態様によれば、以下の作用が奏される。
【0032】本発明の第1の態様では、ダミーデータ挿
入手段により、ブロックデータがブロックとしてイメー
ジ化されるとき、当該ブロックに係るブロックデータの
データ量が所定のデータ量に満たないブロックに対し
て、この所定のデータ量に満たない分量の印刷記録すべ
きデータとは関わらないダミーのデータが挿入される。
【0033】第2の態様では、第1のブロック生成手段
により、データが第1の所定の等しいデータ量毎に分割
された第1のブロックデータをそれぞれ含む複数の第1
のブロックが生成され、ダミーデータ挿入手段により、
第1のブロック生成手段で生成される複数の第1のブロ
ックのうちのブロックであって、当該第1のブロックが
含む第1のブロックデータの量が上記第1の所定のデー
タ量に満たない第1のブロックに対して、この第1の所
定のデータ量に満たない分量の、印刷記録すべきデータ
とは関わらないダミーのデータが挿入され、第2のブロ
ック生成手段により、上記第1のブロック生成手段で生
成された各第1のブロックが含む第1のブロックデータ
が第2の所定の等しいデータ量毎に分割された第2のブ
ロックデータをそれぞれ含む複数の第2のブロックが生
成され、ブロック判定手段により、上記第2のブロック
生成手段で生成される複数の第2のブロックのうちのブ
ロックであって、当該第2のブロックが含む第2のブロ
ックデータが全てダミーのデータであるとき当該第2の
ブロックは無効ブロックと判定され、制御手段により、
上記ブロック判定手段で無効ブロックと判定された第2
のブロックが非記録ブロックとされると共に、他の第2
のブロックが記録ブロックとしてイメージ化されて印刷
記録するように制御される。
【0034】第3の態様では、ブロック配列構成設定手
段により、記録媒体上における上記第2のブロックの配
列構成の仕方が設定され、上記制御手段により、上記ブ
ロック配列構成設定手段で設定された第2のブロックの
配列構成の仕方に応じて、上記ブロック判定手段で無効
ブロックと判定された第2のブロックから所要のブロッ
クが有効な記録ブロックとして選択され、印刷記録され
るように制御される。
【0035】第4の態様では、上記第2のブロック形状
が矩形状となされ、上記ブロック配列構成設定手段によ
り第2のブロックの配列構成の仕方として、コードイメ
ージ全体が矩形状となるように設定されたとき、上記制
御手段により、コードイメージ全体が上記の矩形状とな
るように、上記無効ブロックと判定された第2のブロッ
クから所要のブロックが有効な記録ブロックとして選択
されて印刷記録されるように制御される。
【0036】第5の態様では、上記第1のブロック生成
手段によって生成された第1のブロックが1つであっ
て、該第1のブロックが、コードイメージとして記録さ
れるデータ以外にそのデータの処理に必要な制御情報を
1つ含むものであるとき、上記制御手段により、上記ブ
ロック判定手段で無効ブロックと判定された第2のブロ
ックが全て有効な記録ブロックとして印刷記録されるよ
うに制御される。
【0037】第6の態様では、上記第1のブロック生成
手段によって生成された第1のブロックが一つであっ
て、該第1のブロックが、コードイメージとして記録さ
れるデータ以外にそのデータの処理に必要な制御情報を
1つ含むものであるとき、上記制御情報が、上記ブロッ
ク判定手段で判定される無効ブロックを除く他の第2の
ブロックに含まれるように構成されている。
【0038】第7の態様では、上記第1のブロック生成
手段によって生成された第1のブロックが一つであっ
て、該第1のブロックが、コードイメージとして記録さ
れるデータ以外にそのデータの処理に必要な制御情報を
1つ含むものであるとき、上記制御情報が、変更手段に
よって生成された複数の各第1のブロックそれぞれに同
一の制御情報として含まれるように構成される。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。図1には、本発明の第1
実施の形態に係るコードイメージ記録装置の構成を示し
説明する。同図に示されるように、このコードイメージ
記録装置は、音声や画像、テキスト等のマルチメディア
情報を圧縮するデータ圧縮部1と、この圧縮されたデー
タに対し訂正パリティを付加しエラー訂正符号を生成す
るエラー訂正符号生成部2と、上記エラー訂正符号に対
してインターリーブを行うインターリーブ部3と、イン
ターリーブ長、訂正符号長、パリティ長、及びスーパー
マクロブロックを構成する為のマクロブロック連結情報
とこれらの情報から生成されるエラー訂正検査パリティ
を付加してマクロブロックヘッダを生成するマクロブロ
ックヘッダ生成部4と、ダミーデータを生成するダミー
データ生成部6と、インターリーブ後のスーパーマクロ
ブロックデータとマクロブロックヘッダとダミーデータ
とからマクロブロックデータ群を生成するマクロブロッ
クデータ生成部5と、この生成されたマクロブロックデ
ータ群を複数のブロックユーザーデータに分割し、各ブ
ロックユーザーデータに対してブロックヘッダを付加し
てブロックデータ群を生成するブロックデータ生成部7
と、この生成されたブロックデータ群に対してコード配
列の種別に応じたコードイメージを生成するコードイメ
ージ生成部8と、上記構成要素に対して全体の制御を行
うコントロール部9とで構成されている。尚、以下の説
明では、上記マルチメディア情報は音声データとし、エ
ラー訂正符号はRS(リードソロモン)符号とし、ドッ
トコードは図3に示されるマーカ112、パターンコー
ド113、ブロックヘッダ114、ブロックユーザーデ
ータ115からなるブロック111が連結して配列され
たコードとする。但し、これに限定されるものではない
ことは勿論である。 以下、図1乃至図6を参照して、
この第1の実施の形態の動作を説明する。
【0040】尚、図2は第1の実施の形態の論理データ
フォーマットの遷移を示す図であり、図3はコードイメ
ージを構成するブロックの詳細な物理フォーマットを示
す図であり、図4はインタリーブ部3の詳細な構成を示
す図であり、図5はインタリーブ処理を詳細に示すフロ
ーチャートであり、図6はコードイメージが紙面上に記
録された場合に発生するキズを示す図である。
【0041】不図示のマイク等の音声入力部から入力さ
れた音声情報は、不図示のA/D変換部にてA/D変換
されデジタル音声データに変換される。かかる音声入
力、A/D変換については、公知の技術である為、ここ
では図示及び説明を省略している。上記デジタル音声
は、データ圧縮部1に入力され、当該データ圧縮部1
で、例えば30msec等の所定期間のフレーム単位に、コ
ントロール部9で指定された符号量のデータとなるよう
に、公知のCELP(code excited linear predicti
on)等の分析合成符号化やADPCM(adaptive diffe
rential pulse codemodulation) 等の波形符号化が施
され、圧縮される。この圧縮データは、データ圧縮部1
内の不図示のバッファメモリに蓄えられる。また、これ
らの圧縮データの圧縮方法、及びデータ量等でヘッダを
構成し、圧縮データの先頭に付加する。このヘッダ付き
圧縮データは、エラー訂正符号生成部2へと出力され
る。そして、このヘッダ付き圧縮データが全て出力完了
となった時点で、出力完了信号がデータ圧縮部1よりコ
ントロール部9へと出力される。
【0042】上記ヘッダ付き圧縮データは、エラー訂正
符号生成部2に入力され、コントロール部9で指定され
た訂正能力に対応したデータ量毎に、エラー訂正検査パ
リティが付加され、こうして訂正符号が生成される。例
えば、1フレーム24バイトのフレームが3つ集まった
時点で、16バイトの検査パリティが付加された(8
8,72)RS符号が生成される。この生成された訂正
符号の符号長及びパリティ長は、エラー訂正符号生成部
2から後段のインターリーブ部3、マクロブロックヘッ
ダ生成部4へと出力される。
【0043】この出力された訂正符号は、図4に詳細な
構成が示されるインターリーブ部3が有するバッファメ
モリ123にメモリコントロール部121を介して記録
される。このメモリコントロール部121からは、更に
インターリーブ長決定部122に1つの訂正符号が入力
された事が伝えられる。このインターリーブ長決定部1
22では、上記メモリコントロール部121によってバ
ッファメモリ123に書き込まれた訂正符号数が、デー
タ終了制御信号がコントロール部9から出力されるまで
カウントされる。
【0044】ここで、図5のフローチャートを参照し
て、上記インターリーブ部3の処理を説明する。当該処
理では、前述した通り、先ずエラー訂正符号数をカウン
ト(=インターリーブ長)する(ステップS1)。そし
て、そのインターリーブ長が{(ブロックユーザーデー
タ量)−(ブロック当たりのマクロブロックヘッダ分配
データ量)}の所定約数で割り切れるか否かを判定する
(ステップS2)。
【0045】上記ステップS2において、上記インター
リーブ長が所定約数で割り切れる場合には、インターリ
ーブ長を1つ加算し(ステップS3)、メモリコントロ
ール部121に対して、最後に記録された訂正符号を繰
り返しバッファメモリ123に記録するように指示した
後、上記ステップS2の処理に戻る(ステップS4)。
ここで繰り返し記録される訂正符号は、最後に記録され
たものに限定されることなく、訂正可能な任意の訂正符
号であってもよい。
【0046】これに対して、上記ステップS2にて、イ
ンターリーブ長が、所定約数で割り切れない場合には、
メモリコントロール部121に対して決定したインター
リーブ長を基に、インターリーブを行う事を指示する
(ステップS5)。
【0047】ここで、{ブロック当たりのマクロブロッ
クヘッダ分配データ量}は、例えばマクロブロックデー
タが12ブロックデータで構成され、マクロブロックヘ
ッダが24バイトである場合には、2バイトとなる。
【0048】上述したように、インターリーブ長が
{(ブロックユーザーデータ量)−(ブロック当たりの
マクロブロックヘッダの分配データ量)}の所定約数で
割り切れないという条件は、後述するブロックユーザー
データの同一オフセット位置に1つの訂正符号を構成す
るデータ(バイト)が配置されない必要条件である。こ
うすることで、コード105に対して、発生する水平或
いは垂直方向の直線状のキズよるエラーの影響を極力低
減する事が可能となる。
【0049】以下、図2を参照しつつ、論理データフォ
ーマットの遷移を説明する。上記処理により決定された
インターリーブ長により確定した論理的に2次元のスー
パーマクロブロックデータ101を、メモリコントロー
ル部121がインターリーブ方向に読み取り、インター
リーブ後の1次元化したスーパーマクロブロックデータ
102を生成し、マクロブロックデータ生成部5へと出
力する。
【0050】上記マクロブロックヘッダ生成部4は、上
記インターリーブ部3から送られる決定されたインター
リーブ長、更にエラー訂正符号生成部2から送られる訂
正符号長及びパリティ長、そしてコントロール部9から
送られるコード105中にスーパーマクロブロック10
1が記録される先頭ブロックアドレス番号を、更に上記
インターリーブ長と訂正符号長とマクロブロックユーザ
ーデータ(MB_UD )のデータサイズとから算出した{ス
ーパーマクロブロックデータを構成するマクロブロック
データ数}を所定の位置に配置した後、エラー訂正検査
パリティを付加して、マクロブロックヘッダを生成す
る。このマクロブロックヘッダは、マクロブロックデー
タ生成部5へと出力される。
【0051】上記マクロブロックデータ生成部5は、入
力されたマクロブロックヘッダとインターリーブ後の1
次元化したスーパーマクロブロックデータ102からマ
クロブロックデータ群103を生成する。このマクロブ
ロックデータ群103は、マクロブロックユーザーデー
タ(MB_UD-1 、2 、3 、4 、5 )とマクロブロックヘッ
ダとから構成され、各マクロブロックユーザーデータ
(MB_UD-1 、2 、3 、4、5 )には、同一のマクロブロ
ックヘッダが付加される。また、マクロブロックユーザ
ーデータは、上記インターリーブ後の1次元化したスー
パーマクロブロックデータ102を予め決められたデー
タ量で区切ることで生成される。
【0052】更に、最後のマクロブロックユーザーデー
タは、上記データ量に満たない場合が発生するので、ダ
ミーデータ生成部6から生成されたダミーデータを埋め
る事で、全てのマクロブロックユーザーデータのサイズ
を同一にする。マクロブロックデータ群103の内、MB
_UD-5 の後半網掛け部分は、同一マクロブロックとする
為に埋められた上記ダミーデータを示している。
【0053】生成されたマクロブロックデータ群103
は、ブロックデータ生成部7へと出力され、当該ブロッ
クデータ生成部7では、各マクロブロックデータを更に
小さいブロックデータ群104に分割する。以下、この
分割方法を説明する。
【0054】先ず、マクロブロックヘッダが{マクロブ
ロックを構成するブロック数}で分割され、各分割デー
タが各ブロックユーザーデータの先頭に格納される。例
えば、マクロブロックヘッダが24バイトあるとして、
マクロブロックを構成するブロック数が12であると、
各ブロックには2バイト毎格納される。次いで、マクロ
ブロックユーザーデータが{マクロブロックを構成する
ブロック数}で分割され、順次複数のブロックユーザー
データに格納される。尚、上記の説明では、マクロブロ
ックヘッダを格納する位置は、各ブロックユーザーデー
タの先頭であるとしたが、これに限定されず、各ブロッ
クデータ毎に予め決められた所定位置に格納して良い事
は勿論である。
【0055】このようにして形成されたブロックデータ
群104は、上記コードイメージ生成部8へと出力され
る。そして、このコードイメージ生成部8では、入力さ
れたブロックデータ群104の各ブロックデータが、図
3に示されるブロック111に変換され、コントロール
部9が指定したコード配列に従って、上記変換されたブ
ロック111を連結したコード105が生成される。こ
のブロックデータのブロック111への変換では、図3
のマーカ112と、パターンコード113がビットマッ
プイメージの所定位置に描画され、ブロックデータのヘ
ッダの各ビットに対応した白黒ドットがブロックヘッダ
114に記録される。更に、ブロックデータのユーザー
データは記録変調が施された後、ブロックユーザーデー
タ115へ記録変調コードの各ビットに対応した白黒ド
ットで記録される。こうして生成されたコード105
は、ここでは不図示の印刷機等の出力部に出力され、紙
等の記録媒体上に印刷されることになる。
【0056】以上説明したように、第1の実施の形態に
係るコードイメージ記録装置では、先に説明した従来技
術のように、スーパーマクロブロックデータをマクロブ
ロックユーザーデータの整数倍とする事により決定され
るインターリーブ長とするのではなく、コードに記録さ
れる各訂正符号内の各バイトデータが水平・垂直方向に
直線上に配列されないインターリーブ長とする事によ
り、従来技術と同様、訂正能力やインターリーブ長とい
った制御情報を、記録するマルチメディア情報のデータ
量に比べて極力少ない比率で格納し、且つ確実に再生装
置が該制御情報を取得できるように考案されたデータ構
造を採用しつつ、コード上に発生した水平・垂直方向の
直線状のキズに対するエラー耐性を有したコードを容易
に生成する事ができる。
【0057】また、上述した第1の実施の形態におい
て、任意のインターリーブ長を持ったスーパーマクロブ
ロックデータはマクロブロックデータの整数倍とはなら
ない場合が殆どであるが、マクロブロックデータ以下の
構造を従来と同様なものとする為、スーパーマクロブロ
ックデータが埋まらないマクロブロックユーザーデータ
領域にダミーデータを挿入する事で簡単に対応できる。
【0058】次に本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図7には、本発明の第2の実施の形態に係るコード
イメージ記録装置の構成を示し説明する。図7において
は、音声や画像、テキスト等のマルチメディア情報を圧
縮するデータ圧縮部1と、圧縮されたデータに対し訂正
パリティを付加しエラー訂正符号を生成するエラー訂正
符号生成部2と、上記エラー訂正符号に対しインターリ
ーブを行うインターリーブ部3と、インターリーブ長、
訂正符号長、パリティ長、及び先頭ブロックアドレスと
これらの情報から生成されるエラー訂正検査パリティを
付加しマクロブロックヘッダを生成するマクロブロック
ヘッダ生成部4と、インターリーブ後のスーパーマクロ
ブロックデータとマクロブロックヘッダからマクロブロ
ックデータ群を生成するマクロブロックデータ生成部1
0と、マクロブロックデータ群からブロックデータ群を
生成するブロックデータ生成部11と、生成された各ブ
ロックデータに対して有効無効判定を行う有効無効ブロ
ック判定部12と、有効無効判定された各ブロックデー
タに対してコード配列の種別に応じてコードイメージに
描画するかどうかを選択するブロックデータ選択部13
と、選択されたブロックデータをコードイメージに描画
するコードイメージ生成部8と、上記構成要素に対して
全体の制御を行うコントロール部9から構成される。
尚、以下の説明では、上記マルチメディア情報は音声デ
ータとし、エラー訂正符号はRS符号とし、ドットコー
ドは、図3に示されるようなマーカ112、パターンコ
ード113、ブロックヘッダ114、ブロックユーザー
データ115から構成されるブロック111が連結して
配列されたコードとするが、この例に限定されるもので
はないことは勿論である。このような構成において、先
に示した図1とは、有効無効ブロック判定部12,ブロ
ックデータ生成部11,ブロックデータ選択部13の接
続関係及び各種作用が相違している。
【0059】以下、図2,図3及び図7乃至図9を参照
して、第2の実施の形態に係るコードイメージ記録装置
の詳細な動作を説明する。尚、図8はスーパーマクロブ
ロックデータが1つの時の論理データフォーマットの遷
移を示し、図9はスーパーマクロブロックデータが複数
ある場合の論理データフォーマットの遷移を示す図であ
る。
【0060】不図示のマイク等から入力された音声情報
がA/D変換されデジタル音声に変換される。このデジ
タル音声は、データ圧縮部1で、所定期間、例えば30
msecのフレーム単位にコントロール部9で指定された符
号量のデータになるようにCELP等の分析合成符号
化、或いはADPCM等の波形符号化が施され、圧縮さ
れる。この過程から、エラー訂正符号生成部2で生成さ
れた訂正符号がインターリーブ部3でインターリーブが
施され、且つマクロブロックヘッダ生成部4でマクロブ
ロックヘッダが生成される迄は、前述した第1の実施の
形態と同様である為、ここでは詳細な説明を省略する。
【0061】マクロブロックデータ生成部10が、入力
された1次元化されたスーパーマクロブロックデータ1
02、ダミーデータ、及びマクロブロックヘッダから、
マクロブロックデータ群103を生成するのは前述した
第1の実施の形態と同様である。ここで、第2の実施の
形態が、第1の実施の形態と異なるのは、1次元化され
たスーパーマクロブロックデータ102のデータ量を有
効無効ブロック判定部12へ出力する点である。
【0062】ブロックデータ生成部11では、生成され
たマクロブロックデータ群103の各マクロブロックデ
ータを更に小さいブロックデータ群104に分割する。
この分割方法は、上記第1の実施の形態と同様である
為、詳細な説明を省略する。
【0063】こうして形成された各ブロックデータは、
有効無効ブロック判定部12に送られ、有効無効ブロッ
ク判定が行われる。有効無効ブロック判定部12は、マ
クロブロックデータ生成部10から入力された、インタ
ーリーブ後の1次元化されたスーパーマクロブロックデ
ータ102のデータ量を使って、ブロックデータのユー
ザーデータ中にマクロブロックヘッダ以外のデータに上
記スーパーマクロブロックデータが含まれているかどう
かを算出する。これによって、ブロックデータのユーザ
ーデータ中にマクロブロックヘッダ以外のデータ全てが
ダミーデータであると判定された場合に、このブロック
データは無効ブロックと判定される。一方、ダミーデー
タ以外にインターリーブ後の1次元化されたスーパーマ
クロブロックデータ102が1バイトでも含まれている
ブロックデータは有効ブロックと判定される。この判定
結果は、ブロックデータ生成部11に出力され、各ブロ
ックヘッダに記録される。
【0064】ここで、図8に示されるブロックデータ群
141には、上記判定されたブロックデータの有効無効
情報が示されている。ブロックデータ選択部13は、コ
ントロール部9からのコード配列制御信号に応じて、ブ
ロックデータ群141から描画するブロックデータの選
択を行う。
【0065】図8のコード配列−1(142)とコード
配列−2(143)は、2種類のコード配列パターンを
例として示したものである。上記ブロックデータ選択部
13のブロックデータ選択ルールは、以下に示す通りで
ある。
【0066】即ち、第1に、有効ブロックは必ず選択す
る。第2に、有効ブロックのみではコード配列が矩形状
とならない場合に最低限の数の無効ブロックを選択す
る。例えば図8のコード配列−1(142)が無効ブロ
ックを選択した例である。ブロック52は無効ブロック
であるが、ブロック52を選択しないとコードは矩形状
とならないので、このブロック52が選択される。第3
に、マクロブロックデータが1つしかない場合は、全て
の無効ブロックも選択する。
【0067】以上の条件に合わない無効ブロックは、コ
ードイメージとして画像化されないことになる。つま
り、従来例及び第1の実施の形態では、ブロック60ま
でコードイメージ化されていたものが、コード配列−1
(142)の場合はブロック52まで、コード配列−2
(143)の場合はブロック51までしか描画されない
ので、コード長を短くする事が可能となる。
【0068】上記画像化されないブロックが保持してい
る内容で、意味のあるデータは、分配されたマクロブロ
ックヘッダである。マクロブロックヘッダは、同じ内容
のものが他のマクロブロックデータにも割り付けられて
いるので、最終マクロブロックデータのマクロブロック
ヘッダが不完全であっても、再生側の読み取り装置では
複数あるマクロブロックヘッダの内のいずれか1つが再
現できれば良いので問題は発生しない。但し、上記マク
ロブロックデータが1つしか存在しない場合は、マクロ
ブロックヘッダも1つしか存在しない事を意味する為、
無効ブロックも全て選択しないと完全なマクロブロック
ヘッダを再生側で構成できなくなる。これが、3番目の
選択ルールの理由である。
【0069】ブロックデータ選択部13で選択されたブ
ロックデータは、コードイメージ生成部8でコントロー
ル部9が指定したコード配列に従って、図3に示される
ブロック111を連結してコードイメージが生成され
る。ブロックデータをブロック111に変換する方法
は、前述した第1の実施の形態と同様である。但し、ブ
ロックヘッダ内に記録された上記有効無効ブロックに関
する情報は、再生側で必要無いのでコードイメージ上に
は何も記録しないこととなる。
【0070】ここで、図9には、2つのスーパーマクロ
ブロックデータを1つのコードに記録する場合の例を示
し説明する。第1のスーパーマクロブロックデータから
生成されたマクロブロックデータ群(1)151と、第
2のスーパーマクロブロックデータから生成されたマク
ロブロックデータ群(2)153とは、それぞれブロッ
クデータ群(1)152と、ブロックデータ群(2)1
54に分割され、上記と同様に各ブロックデータに対し
て有効無効判定がなされる。この分割されたブロックデ
ータ群(1)152,(2)154の各ブロックデータ
に付加されるブロックアドレスは、重複する事なく与え
られる。
【0071】画像化するブロックデータは、コード配列
−1(155)、コード配列−2(156)に示された
ように、ブロックデータ群(1)152、ブロックデー
タ群(2)154から、それぞれ選択されたブロックデ
ータである。従って、画像化されないブロックデータの
ブロックアドレスは欠番となる。
【0072】また、上記マクロブロックヘッダの中に記
述されている先頭ブロックアドレスは、記録するスーパ
ーマクロブロックデータが複数ある場合に各スーパーマ
クロブロックデータから生成されるブロックデータの先
頭ブロックアドレスを示すことになる。従って、マクロ
ブロックデータ群(1)151に付加されるマクロブロ
ックヘッダの先頭ブロックアドレスは「1」であり、マ
クロブロックデータ群(2)153に付加されるマクロ
ブロックヘッダの先頭ブロックアドレスは「61」とな
る。これにより、再生側は各スーパーマクロブロックデ
ータを再構成する為の先頭位置を容易に認識できる。
【0073】以上説明したように、第2の実施の形態に
係るコードイメージ記録装置によれば、従来技術と同様
に、訂正能力やインターリーブ長といった制御情報を、
記録するマルチメディア情報のデータ量に比べてできる
だけ少ない比率で格納し、且つ確実に再生装置がこの制
御情報を取得できるように考案されたデータ構造を採用
しつつ、水平、垂直方向の直線状のキズに対するエラー
耐性が向上しながら無駄なダミーデータをコードイメー
ジとして画像化する必要がなく、最小限のコードサイズ
が得られるので、紙面レイアウトの自由度を向上させる
ことができる。
【0074】次に本発明の第3の実施の形態を説明す
る。図10には、本発明の第3の実施の形態に係るコー
ドイメージ記録装置の構成を示し説明する。図10に示
されるように、このコードイメージ記録装置は、音声、
画像、テキスト等のマルチメディア情報を圧縮するデー
タ圧縮部1と、圧縮されたデータに対して訂正パリティ
を付加しエラー訂正符号を生成するエラー訂正符号生成
部2と、上記エラー訂正符号に対してインターリーブを
行うインターリーブ部3と、インターリーブ長、訂正符
号長、パリティ長、及び先頭ブロックアドレスとこれら
の情報から生成されるエラー訂正検査パリティを付加し
マクロブロックヘッダを生成するマクロブロックヘッダ
生成部4と、インターリーブ後の1次元化したスーパー
マクロブロックデータとマクロブロックヘッダからマク
ロブロックデータ群を生成するマクロブロックデータ生
成部14と、マクロブロックデータ群からブロックデー
タ群を生成するブロックデータ生成部15と、生成され
た各ブロックデータに対して有効無効判定を行う有効無
効ブロック判定部12と、マクロブロック数と有効ブロ
ック数との比較によりマクロブロックサイズを変更し、
この変更をマクロブロックデータ生成部14及びブロッ
クデータ生成部15に指示するマクロブロックサイズ変
更部16と、有効無効判定された各ブロックデータに対
してコード配列の種別に応じてコードイメージに描画す
るかどうかを選択するブロックデータ選択部13と、選
択されたブロックデータをコードイメージに描画するコ
ードイメージ生成部8と、上記構成要素に対して全体の
制御を行うコントロール部9から構成される。
【0075】尚、以下の説明では、上記マルチメディア
データは音声データとし、エラー訂正符号はRS符号と
し、ドットコードは、先に図3に示したマーカ112、
パターンコード113、ブロックヘッダ114、ブロッ
クユーザーデータ115から構成されるブロック111
が連結して配列されたコードとするが、この例に限定さ
れるものではないことは勿論である。このような構成に
おいて、第3の実施の形態は、先に示した第2の実施の
形態とマクロブロックサイズ変更部16を有する点にお
いて構成上相違している。
【0076】以下、図10乃至図14を参照して、第3
の実施の形態の動作を説明する。尚、図11はマクロブ
ロックサイズの変更処理の詳細を示すフローチャートで
あり、図12は論理データフォーマットの遷移を示す図
であり、図13は第1の論理データフォーマットの遷移
を示す図であり、図14は第2の論理データフォーマッ
トの遷移を示す図である。以下、これらを適宜参照す
る。
【0077】不図示のマイク等の音声入力部から入力さ
れた音声情報がA/D変換されデジタル音声に変換され
る。このデジタル音声が、データ圧縮部1で、所定期間
のフレーム(例えば30msec)単位にコントロール部9で
指定された符号量のデータになるようにCELP等の分
析合成符号化、或いはADPCM等の波形符号化が施さ
れ、圧縮される。この過程から、エラー訂正符号生成部
2で生成された訂正符号がインターリーブ部3でインタ
ーリーブを施され、マクロブロックヘッダ生成部4でマ
クロブロックヘッダが生成されるまで、及びブロックデ
ータ選択部13でのドットコード化するブロックデータ
が選択され、コードイメージ生成部8でコードが画像化
されるまでは、第2実施例と同様である。
【0078】マクロブロックデータ生成部14に入力さ
れたインターリーブ後の1次元化されたスーパーマクロ
ブロックデータは、上記第1,2の実施の形態と同様に
マクロブロックデータに分割される。この時、マクロブ
ロックデータを構成するブロックデータ数は予め決めら
れたサイズである。例えば、マクロブロックデータは、
12ブロックデータで構成する。かかるマクロブロック
データはブロックデータ生成部15に入力され、ブロッ
クデータに分割される。この分割方法は、上記第1、2
実施の形態と同様であるため説明を省略する。
【0079】また、分割されたブロックデータは第2の
実施の形態と同様、有効無効ブロック判定部12で有効
無効ブロック判定が行われる。ここで、図12に示され
るように、生成されたマクロブロックデータ161が1
つのマクロブロックデータである場合に、第2の実施の
形態で説明したようにブロックデータ選択部13は、無
効ブロックを捨てる事はできず、生成できるコードイメ
ージの最小サイズは、マクロブロックデータの大きさに
固定されてしまうという不具合を依然残していることに
なる。
【0080】そこで、図12に示されるように、データ
量の小さな音声データをコードイメージに記録する場合
に、マクロブロックサイズ変更部16は、{マクロブロ
ックデータを構成するブロックデータ量}を小さくし、
このマクロブロックデータにより、再度ブロックデータ
を生成するように、マクロブロックデータ生成部14及
びブロックデータ生成部15に要求する。マクロブロッ
クデータ生成部14は、インターリーブ後の1次元化し
たスーパーマクロブロックデータを、再度、予め決めら
れたより小さなマクロブロックデータに分割し、このマ
クロブロックデータをブロックデータ生成部15で更に
ブロックデータに分割する。そして、有効無効ブロック
判定部12は、ブロックデータの有効無効判定を行い、
ブロックヘッダにこの情報を記録する。
【0081】図14は、図12と同じインターリーブ後
の1次元化したスーパーマクロブロックに対して6ブロ
ックデータで構成したマクロブロックデータに分割した
場合を示している。この場合には、マクロブロックヘッ
ダが2つ存在するので、無効ブロックであるブロック1
1とブロック12は、先に示した第2の実施の形態と同
様のブロック選択判定ルールに則ると取り除く事が可能
となり、最終的なコード183は、図12のコード16
3よりも小さくする事ができる。
【0082】以下、図11を参照して、マクロブロック
サイズ変更部16の処理を説明する。 マクロブロック
を構成するブロック数(マクロブロックサイズ)を初期
値にセットする(ステップS11)。続いて、マクロブ
ロックサイズが有効ブロック数より大か判定する(ステ
ップS12)。ここで、マクロブロックサイズが有効ブ
ロック数より大きい場合には、マクロブロックサイズを
小さい値に変更し、上記ステップS12に戻る(ステッ
プS13)。一方、上記ステップS12にて、マクロブ
ロックサイズが有効ブロック数以下の場合は、処理を終
了し、このマクロブロックサイズを使用するように指示
する(ステップS14)。
【0083】上記処理で指示を受けたマクロブロックデ
ータ生成部14、及びブロックデータ生成部15は、マ
クロブロックサイズが決定されるまで上記処理を繰り返
しブロックデータを生成し直す。
【0084】尚、上記方法では、マクロブロックヘッダ
を各マクロブロックデータを構成するブロックデータに
分配するデータ量は均等である事を前提に、予め決めら
れた複数種類から1つの{マクロブロックデータを構成
するブロックデータ量}(マクロブロックサイズ)を選
択するように制御したが、図13に示されるブロックデ
ータ群172にあるように、マクロブロックヘッダと、
ダミーデータ以外のマクロブロックユーザーデータとを
分配できるブロック数に、連続的にマクロブロックサイ
ズを変更するようにしても良いことは勿論である。
【0085】この図13の場合では、サイズが12であ
ったマクロブロックサイズを9とし、残り3つのブロッ
クデータのユーザーデータBLK_UD10、11、12は、マクロ
ブロックユーザーデータに加えられたダミーデータのみ
が詰まる事になる。この3つのブロックデータは、無効
ブロックとして判定され、コード配列種別により上記コ
ードが矩形状にならない場合にのみコード化される。
【0086】ここで問題となるのは、{マクロブロック
データを構成するブロックデータ量}(マクロブロック
サイズ)がいくつになるかを再生側の読み取り装置に認
識させる事であるが、これについては、新たにブロック
ヘッダにマクロブロックサイズに対応した値(数ビット
分)を設ける事で解決できる。このブロックヘッダは有
効無効ブロック情報以外を除き、先に示した図3のブロ
ック111内のブロックヘッダ114中に白黒ドットで
描画される。
【0087】以上説明したように、第3の実施の形態に
よれば、上記したドットコード記録方式により、従来技
術と同様に、訂正能力やインターリーブ長といった制御
情報を、記録するマルチメディア情報のデータ量に比べ
てできるだけ少ない比率で格納し、且つ確実に再生装置
がこの制御情報を取得できるように考案されたデータ構
造を採用しつつ、水平、垂直方向の直線状のキズに対す
るエラー耐性が向上しながら無駄なダミーデータをコー
ドとして画像化する必要がなく、また記録音声データ量
が少ない場合においてもマクロブロックサイズを可変に
する事で、生成される最小コードサイズをより小さくす
る事が可能となり、これによって最小限のコードサイズ
が得られるので、紙面レイアウトの自由度を向上させる
ことができる。
【0088】本発明によれば、以下の効果が奏される。
即ち、請求項1に記載の発明によれば、記録すべきデー
タをインターリーブ処理した後に分割されたブロックデ
ータに対して所定データ量に満たない分量のダミーデー
タを挿入する事で、記録すべきデータとブロックデータ
との間に一定の関係を持つような上記データの構造に制
約を加える事なく、上記データに自由な論理構造、及び
サイズを持たせる事が可能となる。
【0089】請求項2に記載の発明によれば、記録すべ
きデータをインターリーブ処理した後に分割された第1
のブロックデータに対して所定データ量に満たない分量
のダミーデータを挿入する事で、記録すべきデータと第
1のブロックデータとの間に一定の関係を持つような上
記データの構造に制約を加える事なく、上記データに自
由な論理構造、及びサイズを持たせる事が可能となると
共に更に、無駄なダミーデータをコードとしてイメージ
化する必要がなく、最小限のコードサイズのコードが得
られるので、紙面レイアウトの自由度を格段に向上させ
る事ができる。
【0090】請求項3に記載の発明によれば、ブロック
の配列構成が所定の形状にならない場合に、無効ブロッ
クを記録ブロックに加える事で、視覚的に違和感のない
所望のコード形状を形成する事が可能となる。これによ
り紙面レイアウトを予め確定する事ができる。
【0091】請求項4に記載の発明によれば、ブロック
の配列構成が所定の形状にならない場合に、無効ブロッ
クを記録ブロックに加える事で、視覚的に違和感のない
矩形状のコード形状を形成する事が可能となる。これに
より紙面レイアウトを予め確定する事ができる。
【0092】請求項5に記載の発明によれば、無効ブロ
ックにも分配された上記{データの処理に必要な制御情
報}を再生装置側でより確実に読み取る事が可能とな
り、この制御情報によって処理されるデータの再生を、
より確実に行う事が可能になる。
【0093】請求項6に記載の発明によれば、上記{デ
ータの処理に必要な制御情報}を再生装置側でより確実
に読み取る事が可能となり、この制御情報によって処理
されるデータの再生を、より確実に行う事が可能になる
と同時に、より無駄なダミーデータをコードイメージ化
しないので最小限のコードサイズのコードを生成でき、
紙面レイアウトの自由度が増す。
【0094】請求項7に記載の発明によれば、上記{デ
ータの処理に必要な制御情報}を再生装置側でより確実
に読み取る事が可能となり、この制御情報によって処理
されるデータの再生を、より確実に行う事が可能になる
と同時に、より無駄なダミーデータをコードイメージ化
しないので最小限のコードサイズのコードを生成でき、
紙面レイアウトの自由度が増す。
【0095】この他、本発明には、以下の発明も含まれ
る。データを、その内容に応じてイメージ化した光学的
に読み取り可能なコードイメージとして記録媒体上に印
刷記録する際、上記データをインターリーブ処理した
後、所定の等しいデータ量毎に分割して複数のブロック
データを生成し、この生成された各ブロックデータの内
容に応じてイメージ化した所定の面積を有する複数のブ
ロックを配列して構成することにより、上記コードイメ
ージを印刷記録するようにしたコードイメージ記録方法
において、上記ブロックデータを上記ブロックとしてイ
メージ化するとき、当該ブロックに係るブロックデータ
の量が上記所定のデータ量に満たないブロックに対し
て、この所定のデータ量に満たない分量の、印刷記録す
べきデータとは関わらないダミーのデータを挿入するこ
とを特徴とするコードイメージ記録方法。
【0096】この発明によれば、記録すべきデータをイ
ンターリーブ処理した後に分割されたブロックデータに
対して所定データ量に満たない分量のダミーデータを挿
入する事で、データとブロックデータとの間に一定の関
係を持つような上記データの構造に制約を加える事な
く、上記データに自由な論理構造、及びサイズを持たせ
る事が可能となる。
【0097】
【発明の効果】本発明によれば、水平・垂直方向の直線
状のキズに強く、更に無駄なダミーデータを排すると共
に、可変インターリーブ長及び可変訂正能力とする為の
制御情報のマルチメディア情報に占める割合を低く抑
え、単位コード長当たりの記録密度低下をなくすことが
可能なコードイメージ記録装置を提供する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の論理データフォー
マットの遷移を示す図である。
【図3】コードイメージを構成するブロックの物理デー
タフォーマットを示す図である。
【図4】本発明のインターリーブ部3の詳細の構成を示
すブロック図である。
【図5】本発明のインターリーブ処理の詳細を示すフロ
ーチャート図である。
【図6】コードイメージが紙面上に記録された場合に発
生するキズを示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態でのスーパーマクロ
ブロックデータが1つの時の論理データフォーマットの
遷移を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態でのスーパーマクロ
ブロックデータが複数ある時の論理データフォーマット
の遷移を示す図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態のマクロブロック
サイズの変更処理の詳細を示すフローチャート図であ
る。
【図12】本発明の第2の実施の形態での論理データフ
ォーマットの遷移を示す図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態での第1の論理デ
ータフォーマットの遷移を示す図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態での第2の論理デ
ータフォーマットの遷移を示す図である。
【図15】従来例の構成を示すブロック図である。
【図16】従来例の論理データフォーマットの遷移を示
す図である。
【符号の説明】
1 データ圧縮部 2 エラー訂正符号生成部 3 インターリーブ部 4 マクロブロックヘッダ生成部 5 マクロブロックデータ生成部 6 ダミーデータ生成部 7 ブロックデータ生成部 8 コードイメージ生成部 9 コントロール部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを、その内容に応じてイメージ化
    した光学的に読み取り可能なコードイメージとして記録
    媒体上に印刷記録する際、上記データをインターリーブ
    処理した後、所定の等しいデータ量毎に分割して複数の
    ブロックデータを生成し、この生成された各ブロックデ
    ータの内容に応じてイメージ化した所定の面積を有する
    複数のブロックを配列して構成することにより、上記コ
    ードイメージを印刷記録するようにしたコードイメージ
    記録装置において、 上記ブロックデータを上記ブロックとしてイメージ化す
    るとき、当該ブロックに係るブロックデータのデータ量
    が上記所定のデータ量に満たないブロックに対して、こ
    の所定のデータ量に満たない分量の、印刷記録すべきデ
    ータとは関わらないダミーデータを挿入するダミーデー
    タ挿入手段を具備することを特徴とするコードイメージ
    記録装置。
  2. 【請求項2】 データを、その内容に応じてイメージ化
    した光学的に読み取り可能なコードイメージとして記録
    媒体上に印刷記録する際、上記データをインターリーブ
    処理した後、所定の等しいデータ量毎に分割して複数の
    ブロックデータを生成し、この生成された各ブロックデ
    ータの内容に応じてイメージ化した所定の面積を有する
    複数のブロックを配列して構成することにより、上記コ
    ードイメージを印刷記録するようにしたコードイメージ
    記録装置において、 上記データを、第1の所定の等しいデータ量毎に分割し
    た第1のブロックデータをそれぞれ含む複数の第1のブ
    ロックを生成する第1のブロック生成手段と、 上記第1のブロック生成手段で生成される複数の第1の
    ブロックのうちのブロックであって、当該第1のブロッ
    クが含む第1のブロックデータの量が上記第1の所定の
    データ量に満たない第1のブロックに対して、この第1
    の所定のデータ量に満たない分量の、印刷記録すべきデ
    ータとは関わらないダミーデータを挿入するダミーデー
    タ挿入手段と、 上記第1のブロック生成手段で生成された各第1のブロ
    ックが含む第1のブロックデータを、第2の所定の等し
    いデータ量毎に分割した第2のブロックデータをそれぞ
    れ含む複数の第2のブロックを生成する第2のブロック
    生成手段と、 上記第2のブロック生成手段で生成される複数の第2の
    ブロックのうちのブロックであって、当該第2のブロッ
    クが含む第2のブロックデータが全てダミーのデータで
    あるとき、当該第2のブロックを無効ブロックと判定す
    るブロック判定手段と、 上記ブロック判定手段で、無効ブロックと判定された第
    2のブロックを非記録ブロックとすると共に、他の第2
    のブロックを記録ブロックとしてイメージ化して印刷記
    録するように制御する制御手段と、を具備することを特
    徴とするコードイメージ記録装置。
  3. 【請求項3】 上記コードイメージ記録装置は、記録媒
    体上における上記第2のブロックの配列構成の仕方を設
    定するブロック配列構成設定手段を更に具備し、上記制
    御手段は、上記ブロック配列構成設定手段で設定された
    第2のブロックの配列構成の仕方に応じて、上記ブロッ
    ク判定手段で無効ブロックと判定された第2のブロック
    から所要のブロックを有効な記録ブロックとして選択
    し、印刷記録するように制御することを特徴とする請求
    項2に記載のコードイメージ記録装置。
  4. 【請求項4】 上記第2のブロック形状が矩形状となさ
    れ、上記ブロック配列構成設定手段が第2のブロックの
    配列構成の仕方として、コードイメージ全体を矩形状と
    なるように設定したとき、 上記制御手段は、コードイメージ全体が上記の矩形状と
    なるように、上記無効ブロックと判定された第2のブロ
    ックから所要のブロックを有効な記録ブロックとして選
    択して印刷記録するように制御することを特徴とする請
    求項3に記載のコードイメージ記録装置。
  5. 【請求項5】 上記第1のブロック生成手段によって生
    成された第1のブロックが1つであって、該第1のブロ
    ックが、コードイメージとして記録されるデータ以外に
    そのデータの処理に必要な制御情報を1つ含むものであ
    るとき、 上記制御手段は、上記ブロック判定手段で無効ブロック
    と判定された第2のブロックを全て有効な記録ブロック
    として印刷記録するように制御することを特徴とする請
    求項2に記載のコードイメージ記録装置。
  6. 【請求項6】 上記第1のブロック生成手段によって生
    成された第1のブロックが一つであって、該第1のブロ
    ックが、コードイメージとして記録されるデータ以外に
    そのデータの処理に必要な制御情報を1つ含むものであ
    るとき、 上記制御情報が、上記ブロック判定手段で判定される無
    効ブロックを除く他の第2のブロックに含まれるように
    構成されたことを特徴とする請求項2に記載のコードイ
    メージ記録装置。
  7. 【請求項7】 上記第1のブロック生成手段によって生
    成された第1のブロックが一つであって、該第1のブロ
    ックが、コードイメージとして記録されるデータ以外に
    そのデータの処理に必要な制御情報を1つ含むものであ
    るとき、 上記第1のブロック生成手段は、上記第1の所定のデー
    タ量を変更して複数の第1のブロックを生成するための
    変更手段を更に含み、 上記制御情報が、該変更手段によって生成された複数の
    各第1のブロックそれぞれに同一の制御情報として含ま
    れるように構成されたことを特徴とする請求項2に記載
    のコードイメージ記録装置。
JP10018975A 1998-01-30 1998-01-30 コードイメージ記録装置 Withdrawn JPH11213085A (ja)

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