JP4289350B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4289350B2
JP4289350B2 JP2005373586A JP2005373586A JP4289350B2 JP 4289350 B2 JP4289350 B2 JP 4289350B2 JP 2005373586 A JP2005373586 A JP 2005373586A JP 2005373586 A JP2005373586 A JP 2005373586A JP 4289350 B2 JP4289350 B2 JP 4289350B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
block
pattern
code pattern
dots
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005373586A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007179111A (ja
JP2007179111A5 (ja
Inventor
隆志 園田
健司 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2005373586A priority Critical patent/JP4289350B2/ja
Priority to US11/452,467 priority patent/US7604180B2/en
Publication of JP2007179111A publication Critical patent/JP2007179111A/ja
Publication of JP2007179111A5 publication Critical patent/JP2007179111A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4289350B2 publication Critical patent/JP4289350B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K19/00Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
    • G06K19/06009Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code with optically detectable marking
    • G06K19/06037Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code with optically detectable marking multi-dimensional coding
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K19/00Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
    • G06K19/06009Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code with optically detectable marking
    • G06K19/06046Constructional details

Description

本発明は、2次元表面上に一様に配置されたコードパターンの一部を読み込み、2次元表面上の読み込み位置を同定する技術に関する。
近年、2次元表面上にコードパターンを一様に配置し、このシンボルを読み込むことで2次元表面上の位置を同定する技術が提案されている。例えば、紙等に印刷されたテスト問題上に、赤外や紫外に吸収を持つ不可視のインクやトナーで一様にシンボルを印刷しておき、解答者が、選択した解答位置をスキャナ等でなぞることで、選択された解答が通信事業者などに送られるといったシステムが提案されている(例えば、図1参照)。また、不可視のインクに限らず、可視のインクによるシンボルの印刷も可能である。
このコードパターンには、種々のものが提案されている。例えば特許文献1では、図2(A)に示すように仮想的な格子枠を配置し、この格子の交差点で区切られる4つの領域のいずれか1つにドットを配置する。これにより4種類のパターンを表現することが可能となり、2ビットを表現することができる。なお、以下ではこのコードパターンをベンチマークと呼ぶ。
また、特許文献2では、図2(B)に示すようにグリフコードと呼ばれる右斜めと左斜めの直線で1ビットを表現している。
さらに特許文献3では、図2(C)に示すように直線と鍵型のグラフィックパターンの組み合わせによって情報を表現している。また特許文献4では、図2(D)に示すようにドットのオンオフによって情報を表現している。
特表2003−511762号公報 特開平9−185669号公報 特開2004−152273号公報 特許番号2833975号公報
コードパターンには、表現する情報量が大きいことが要求される。さらに、コードパターンを可視のインクあるいはトナーで印刷した場合には、目立たないことが要求される。また、不可視のインクあるいはトナーで印刷する場合、これらのインクあるいはトナーは高価であるので、なるべく、印刷面積が小さくなることが要求される。しかしながら、これらを同時に充分満たすコードパターンは提案されていない。
特許文献1では、表現できる情報量も、コードパターンの濃度もある程度満たされているが、より多くの情報を表現できるようにさらなる改良が求められている。また、コードパターン読み込み時の画像ゆがみの影響を受けやすく、コードパターンを正確に判定できない問題点もある。
特許文献2及び3では、コードパターンによる画像濃度が高くなり、情報密度も低いという課題がある。また、特許文献4で利用するドットのオンオフで情報を表現する方法は従来より知られている。さらにこのパターンでは、情報単位の境界位置と、コードパターンの向きを検出するために図2(D)に示すパターンの他に特殊なパターンを必要とする。このため、コードパターンを配置した画像が均一に見えないという課題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、印刷物にコードパターンとして埋め込まれた情報を精度よく特定する画像処理装置及び画像処理方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために本発明の画像処理装置は、情報単位となるブロックが連続的に設定され、各ブロック内に、一定数の複数ドットが選択的に設定されたコードパターンを背景とする背景画像と、画像データとが合成された画像を読み込んで、前記コードパターンとして埋め込まれた情報を特定する画像処理装置であって、前記画像を読み込む読み込み手段と、前記読み込み手段で読み込まれた画像データからドットを検出し、該検出したドットの座標値を記憶手段に記憶させるドット検出手段と、前記記憶手段に記憶した各ドットの座標値に基づいて形成される各ページのドット配置に前記ブロックを複数連ねたブロックフレームを重ね合わせ、前記ブロックフレームの各ブロック内で検出されるドット数が一定数となるように前記ブロックフレームを前記ドット配置に対して移動し、ブロックの区切り位置を検出する検出手段と、各ブロック内からコードパターンを検出し、検出したコードパターンの中から回転させても他のコードパターンとドット配列が一致しない同期符号のパターンを検出する同期符号検出手段と、検出した同期符号の向きに応じて前記コードパターンを所定角度回転させる回転手段と、前記同期符号検出手段で検出した同期符号のコードパターンを基準点とし、該基準点に対して所定位置にあるブロック内のコードパターンから順次コードパターンを読み込み復号化することで、ページ番号を示す情報を復号する復号手段とを備えている。
従って、読み込んだ画像データの背景画像として埋め込まれたコードパターンを精度よく取り出すことができる。また、回転しても他のコードパターンとドット配列が一致しない同期符号のパターンを用いてコードパターンの向きを判定するので、コードパターンを正確に取り出して、情報を再現することができる。
上記画像処理装置において、前記コードパターンは、前記ブロック内の9つのドット配置領域の中から2つ又は3つの領域を選択し、選択した領域にドットを配置したドットパターンであるとよい。
従って、目立たず、かつ高情報量のコードパターンを印刷した印刷物の情報を再現することができる。
本発明の画像処理方法は、情報単位となるブロックが連続的に設定され、各ブロック内に、一定数の複数ドットが選択的に設定されたコードパターンを背景とする背景画像と、画像データとが合成された画像を読み込んで、前記コードパターンとして埋め込まれた情報を特定する画像処理方法であって、前記画像を読み込むステップと、読み込んだ画像データからドットを検出し、該検出したドットの座標値を記憶手段に記憶させるステップと、前記記憶手段に記憶した各ドットの座標値に基づいて形成される各ページのドット配置に前記ブロックを複数連ねたブロックフレームを重ね合わせ、前記ブロックフレームの各ブロック内で検出されるドット数が一定数となるように前記ブロックフレームを前記ドット配置に対して移動し、ブロックの区切り位置を検出するステップと、各ブロック内からコードパターンを検出し、検出したコードパターンの中から回転させても他のコードパターンとドット配列が一致しない同期符号のパターンを検出するステップと、検出した同期符号の向きに応じて前記コードパターンを所定角度回転させるステップと、検出した同期符号のコードパターンを基準点とし、該基準点に対して所定位置にあるブロック内のコードパターンから順次コードパターンを読み込み復号化することで、ページ番号を示す情報を復号するステップとを有している。
本発明は、複数ドットで1つの符号単位を表現することで、目立たず、かつ高情報量の符号パターンを実現したコードパターンを提供することができる。
添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例を説明する。
[符号パターン]
まず、符号パターンの構成について説明する。符号パターンは、文書画像の背景画像として文書画像と共に用紙上に記録される。なお、可視のインクやトナーの他に、赤外や紫外に吸収を持つ不可視のインクやトナーで形成することもできる。
本実施例の符号パターンは、図3に示すようにサイズが12×12ピクセルのブロック内に9つのドット印字領域を設けている。この9つのドット印字領域の中からいずれか2つを選択して情報を表示する。なお、9つの中から2つを選ぶ組み合わせは36通りなので、2を底とするログを取ると、約5.17ビットとなる。
Figure 0004289350
印字領域と印字領域の間には2ピクセルの間隔が置かれている。1200DPIのプリンタで印刷する場合、各ドットは、2ピクセル×2ピクセルで構成されるのが適当である。以下、このドットサイズで説明するが、もちろん、このほかのドットサイズで表現しても良い。この符号パターンは、12×12ピクセル=144ピクセル中に、2×2=4ピクセルを2個埋め込むので、1ブロックの濃度は5.56%となる。また、情報量は、5.17/144で、0.036ビット/ピクセルとなる。図4には、9つのドット印字領域から2つを選択する組み合わせの符号パターンを示す。ブロックの下の示す数字は、そのパターンが示すパターン値を示している。なお、図4では、図3に示す余白の部分を省略して示している。また、9つの中から2つを選ぶ組み合わせの数は数学記号では、と記されることから、以下ではこの符号パターンを9C2パターンと呼ぶ。また、図5には、9C2パターンの実際のレイアウトを示す。
このように本実施例の符号パターンは、複数ドットで1つの情報を表現することで、目立たず、かつ高情報量の符号パターンを実現することができる。また、図3に示すようにドットとドットの間に間隔を設けているので、エラーを少なくし、符号パターンをできるだけ正確に読み取ることができる。
符号パターンの他の形態として、図3(B)に示すように、9つのドット印字領域からいずれか3つを選択してドット印字領域としてもよい。以下、この方式を9C3方式と呼ぶ。この場合、濃度は8.33%となるが、情報量は0.044ビット/ピクセルとなり、1ピクセル当たりの情報量を多くすることができる。図6には、9C3方式の符号パターンを示す。9C3方式では、図6に示す84パターンを表すことができる。
ここで9C2方式の符号パターンと、特許文献1に開示されたベンチマークとを比較する。
図7に示す曲線Aは、上述したブロックのサイズを変更していったときの9C2方式の符号パターンの濃度の変化を示す。また曲線Bは、上述したブロックのサイズを変更していったときに9C2方式の符号パターンで表現できる情報量の変化を示す。また、曲線Cは、ブロックサイズを変更していったときのベンチマークの濃度の変化を示す。さらに、曲線Dは、ブロックサイズを変更していったときのベンチマークの表現できる情報量の変化を示す。図7に示すように1ブロックのサイズが(10×10)〜(11×11)に設定することで、ベンチマークよりも情報量や濃度において上回ることができる。しかしながら、ブロックサイズを(10×10)や(11×11)とすると、ドットとドットの間隔が狭く、ドットの判定にエラーが生じる可能性もある。図8には、11×11ピクセルのブロックに、2ドットを1ピクセルの間隔をおいて印字する場合を示す。また、図9には、11×11ピクセルのブロックに、2ドットを間隔を開けずに印字する場合を示す。
そこで、本実施例のように12×12ピクセルのブロックとし、ドットとドットの間に2ピクセルをおくことで、表現できる情報量や濃度を維持しつつ、ドットの判定も正確に行うことができる。しかしながら、12×12ピクセルのブロックとすると、すべてのドットとドットの間の間隔が2ピクセルになり、ブロックの区切りが判定できなくなってしまうが、この判定は、ドット検出の段階でなく、ドット検出後に行うことができる。このブロック区切りを判定する方法は後述する。
符号パターンは上述したものだけに限るのではなく、以下に示すパターンであってもよい。図10には、領域(ブロック)サイズと、全ドット印字領域数及び実際に打つドット数との関係を調べた結果を示す。図10(A)は濃度の関係を示し、図10(B)は情報量の関係を示す。図10(A)と図10(B)とを比較すると、濃度でベンチマークと同等かそれ以下となり、情報量でベンチマークと同等かそれ以上となる領域が図11に示す候補1から5である。候補1から5の符号パターンを図12に示す。また、候補6と7のパターンは、先に述べた図3(A)と(B)のパターンである。
図12(A)にはベンチマークのパターンと、濃度及び情報量を示す。また、(B)には、候補1のパターンを示す。このパターンは、7×7ピクセルのブロックに1ドットを印字するものであり、濃度でベンチマークと同等となり、情報量ではベンチマークを上回ることができる。
また、(C)には、候補2のパターンを示す。このパターンは、7×7ピクセルのブロックに1ドットを印字するものであり、濃度でベンチマークと同等となり、情報量でベンチマークを上回ることができる。
また、(D)には候補3のパターンを示す。このパターンは、8×8ピクセルのブロックに1ドットを印字するものであり、濃度でベンチマークよも低くなり、情報量でもベンチマークを上回ることができる。
また、(E)には候補4のパターンを示す。このパターンは、10×10ピクセルのブロックに2ドットを印字するものであり、濃度でベンチマークよりも低くなり、情報量でもベンチマークを上回ることができる。
また、(F)には候補5のパターンを示す。このパターンは11×11ピクセルのブロックに2ドットを印字するものであり、濃度でベンチマークよりも低くなり、情報量でもベンチマークを上回ることができる。
さらに符号パターンは、図13〜図17に示すパターンであってもよい。図13には、9個のドット印字領域から1つを選択する9C1方式、9個のドット印字領域から4つを選択する9C4方式、9個のドット印字領域から5つを選択する9C5方式、9個のドット印字領域から6つを選択する9C6方式の符号パターンを示す。また図14には、9個のドット印字領域から7つを選択する9C7方式、9個のドット印字領域から8つを選択する9C8方式の符号パターンを示す。
さらに図15、16には、16個のドット印字領域から1つを選択する16C1方式、16個のドット印字領域から2つを選択する16C2方式、16個のドット印字領域から3つを選択する16C3方式、16個のドット印字領域から4つを選択する16C4方式、16個のドット印字領域から5つを選択する16C5方式、16個のドット印字領域から6つを選択する16C6方式、16個のドット印字領域から7つを選択する16C7方式、16個のドット印字領域から8つを選択する16C8方式、16個のドット印字領域から9つを選択する16C9方式、16個のドット印字領域から10個を選択する16C10方式、16個のドット印字領域から11個を選択する16C11方式、16個のドット印字領域から12個を選択する16C12方式、16個のドット印字領域から13個を選択する16C13方式、16個のドット印字領域から14個を選択する16C14方式、16個のドット印字領域から15個を選択する16C15方式の符号パターンを示す。
なお、図17に示す9C2方式と、9C7方式のようにポジとネガの関係にあるパターンも存在する。選択する個数の多い9C7方式では濃度が高くなってしまうが、ドットの検出が容易である。さらにノイズが加わった場合に、ドットと重なる確率が高くなり、このことから、ノイズに強いという特性を有している。
これらのほかにも、9C3と9C6、9C4と9C5が、同様の関係にある。
次に、このようにして形成された符号パターンを検出し、情報を取り出す方法について説明する。
まず、ペンデバイス等の入力デバイスによって、予め設定された大きさの領域の符号パターンを読み込む。次に、図18に示すように読み込んだ画像にブロックフレームを重ね合わせ、ブロックの区切りを検出する。ブロックフレームは、埋め込まれた情報を復号する際に必要となる最小の単位であり、本実施例では5×5ブロックのフレームが使用される。
図18に示すように、ブロックフレームを移動させて、各ブロック内に印字されたドット数が2となる位置を探索する。図19に示すようにブロックフレームを検出開始位置から1ラインずつ右、下に移動させていき、ブロック内のドット数が2となる位置を検出する。この処理の詳細については後ほど詳述する。
次に同期符号について説明する。本実施例では、符号パターンに同期符号を含ませている。同期符号を検出することで符号パターンの向きや、ブロック内で情報を復号する際の基準点を判定する。
同期符号には、図4に示す符号パターンのうち、パターン値32〜35のパターンが使用される。パターン値32〜35の符号パターンは、図20に示すように、どれか1つのパターンを選択したとき、他の3つのパターンは、それぞれ、90度、180度、270度回転したパターンと一致している。
同期符号としては、これらのパターンのほかに、パターン値4〜7、8〜11、12〜15、16〜19、20〜23、24〜27、28〜31のパターンの組も利用可能である。これらはそれぞれ回転して一致するパターンの組となっている。
例えば、図21に示すように上述した5×5ブロックフレームの決められた位置に32〜35のパターンの同期符号を1つ入れておく。ここでは、32番のパターンを5×5ブロックの左上に挿入しているものとする。そして、画像を読み込むと、パターン値32〜35のパターンを探す。ここで、例えば図21に示すように35番のパターンを検出した場合、35番のパターンを32番のパターンに変換するために、画像を右方向に90度回転させる。パターン値35のパターンは、図20に示すように32のパターンを右方向に270度回転させた画像である。これによって正しい方向で情報を復元することが可能となる。
ここで、図22を参照しながらブロックフレーム内での符号パターンの配置の一例を説明する。ブロックフレーム内には、同期符号の符号パターンと、ページ番号を示す号パターンと、ページ上での座標値を示す符号パターンとが埋め込まれている。図22(A)には、これらの符号パターンの基本となる配置の例が示されている。
ページ上のX座標を示す符号パターンは、同期符号を含むラインであって、X軸方向に並行するブロックに記録される。同様に、Y座標を示す符号パターンは、同期符号を含むラインであって、Y軸方向に並行するブロックに記録される。
この基本構成をページ全体に配置する。このとき、X座標とY座標はページの全幅に渡るM系列と呼ばれる数列を使う。M系列は、ある長さの周期を持つ数列であり、その部分数列をとると、他の部分数列と一致することがない。この性質を利用して、全数列の中での部分数列の位置を特定できる。部分数列の長さをnとするとき、全数列の長さは、2−1となる。
このとき、全数列はページ全体を表現し、部分数列は、基本構成のブロック数で表現される数列を選択する。
また、ページ番号を示す符号パターンは、それ以外のすべてのブロックを使用して表示される。ページ番号を示す符号パターンは、基本構成のパターンがページ全体にわたって複製される。すなわち、図23に示す数字が書かれたブロックがページ番号を示すブロックであるが、この1〜16のブロックがページ全体にわたって繰り返し複製されている。このため、図23に点線で示すブロックフレームのように読み込み位置がずれても、ページ番号を示す符号は繰り返し複製されているので、補間してページ番号を復号することができる。
ページ全体の符号は以上のように構成されるが、読み込み時には基本構成のパターンを読み込む必要はない。図22(B)には、その読み込みの例を示す。この場合、同期符号が、左から3番目、上から2番目のブロックに出現している。X座標とY座標はどの位置で読み込んでも、全数列の部分数列であるの座標を復号できる。ページ番号の読み込みでは、同期符号の右下ブロックを1番目のブロックとして、図22(C)に示すようにその右隣りを2番目のブロックとする。さらに、右隣のブロックがない場合には、左端のブロックを使用する。次に右隣から右方向に順に読み込み、Y座標パターンまで来たら、1番目の下のブロックを読み込み、これを順に繰り返す。また、Y軸方向の最終ラインまで下がると、図22(C)に示すように一番上のラインに帰って、読み出しの最上段のブロックから使用する。この順番に復号することで、ページ番号を取り出すことができる。
また、X座標の読み込みでは、同期符号を含む行のブロックを、同期符号をスキップして読み出す。また、Y座標の読み込みでは、同期符号を含む列のブロックを、同期符号をスキップして読み出す。この順番に読み出すことで、座標の複合が可能となる。
次に、このような符号化パターンを生成する画像生成装置1の構成を図24を参照しながら説明する。図24に示すように画像生成装置1は、ページ・座標情報入力部2、ページ番号符号化部3、X座標符号化部4、Y座標符号化部5、ページ番号符号パターン化部6、座標符号パターン化部7、同期符号パターン化部8、パターン合成部9、文書画像生成部10、画像合成部11、画像生成部12を備えている。
ページ・座標情報入力部2は、各ページごとのページ番号をページ番号符号化部3に出力する。また各ページ上でのX軸の座標情報をX座標符号化部4に、Y軸の座標情報をY座標符号化部5に出力する。
ページ番号符号化部3は、ページ・座標情報入力部2から入力されたページ情報を符号化する。符号化されたページ情報はページ番号符号パターン化部6に出力される。
X座標符号化部4は、X座標情報を符号化する。Y座標符号化部5は、Y座標情報を符号化する。X座標とY座標の符号化情報は、座標符号パターン化部7に出力される。
ページ番号符号パターン化部6は、符号化されたページ番号の符号パターンを生成し、パターン合成部9に出力する。座標符号パターン化部7は、符号化されたX座標とY座標の符号パターンを生成し、パターン合成部9に出力する。
パターン合成部9には、さらに同期符号パターン化部8から符号パターン化された同期符号が出力される。パターン合成部9は、ページ番号、X座標、Y座標、同期符号の符号パターンを合成し、ページ上の所定位置に配置されるように1ページ分の画像データを生成する。
画像合成部11は、パターン合成部9から出力されるページ番号、X座標、Y座標、同期符号の符号パターンを備える背景画像に、文書画像生成部10から出力される文書画像を重畳した画像を生成する。この画像データを画像生成部12に出力することで、符号パターン上に文書画像が形成された画像が用紙上に印刷される。
次に、図25を参照しながら符号パターン付き画像を読み取って画像を処理する画像処理装置20の構成を説明する。
図25に示すように画像処理装置20は、画像読取装置21、ドット配列検出部22、ブロックフレーム検出部23、画像回転判定部24、同期符号検出部25、ビット情報回転変換部26、ページ符号検出部27、ページ符号復元部28、ページ符号復号部29、ページ符号誤り検出部30、ページ符号誤り訂正部31、X座標符号検出部32、X座標復号部33、X座標符号誤り検出部34、X座標符号誤り訂正部35、Y座標符号検出部36、Y座標復号部37、Y座標符号誤り検出部38、Y座標符号誤り訂正部39、ページ座標情報出力部40を備えている。
画像読取装置21はペンデバイス等の入力デバイスからなり、読み込んだ画像データをドット配列検出部22に出力する。ドット配列検出部22は、読み込んだ画像データからドットを検出し、ドットの座標値をメモリに記録する。メモリには、ドットの配置情報であるドット配列が記録される。
ブロックフレーム検出部23は、メモリに展開されたドット配列にブロックフレームを重ね合わせ、各ブロック内のドット数が2となるようにブロックフレームの位置を調整する。
同期符号検出部25は、同期符号を検出する。画像回転判定部24は、画像の回転を判定する。ビット情報回転変換部26は、画像回転判定部24で検出された回転角度だけ符号パターンを回転させて、符号パターンを正しい向きに設定する。
ページ符号検出部27は、ブロックフレーム内の符号パターンからページの符号パターンを検出する。ページ符号復元部28は、取り出したページの符号パターンを、ページを表す符号順に並び替える。ページ符号復号部29は、ページの符号パターンを復号する。ページ符号誤り検出部30は、復号化されたページ符号の誤りを検出する。ページ符号誤り訂正部31は、検出したページ符号の誤りが訂正可能な誤りであった場合には、その誤りを訂正する。訂正したページ符号は、ページ符号復号部28に出力される。
X座標符号検出部32は、X座標を表す符号パターンを検出する。X座標復号部33は、X座標の符号パターンを復号する。X座標符号誤り検出部34は、復号されたX座標符号の誤りを検出する。X座標符号誤り訂正部35は、X座標符号の誤りを訂正する。
Y座標符号検出部36は、Y座標を表す符号パターンを検出する。Y座標復号部37は、Y座標の符号パターンを復号する。Y座標符号誤り検出部38は、復号された座標符号の誤りを検出する。Y座標符号誤り訂正部39は、Y座標符号の誤りを訂正する。
次に、図26に示すフローチャートを参照しながらドット配列検出部22と、ブロックフレーム検出部23の処理手順を説明する。
まず、ページと座標を同定すべき領域の画像を画像読取装置21で読み取る(ステップS1)。次に、ドット配列検出部22で、画像からドットを検出し、ドットを検出した位置の座標情報をメモリのドット配列記憶部に格納する(ステップS2)。このドット配列の大きさは、複合に必要なブロック数に加えて、ブロックの1辺のドット数から1引いたドット数を加えた大きさが必要である。したがって、本実施例では、復号に必要なブロック数は15×15であり、さらに、ブロックの1辺が3ドットであるので、17×17のドット配列を格納することが必要である。
次に、検出したドットの位置を示すドット配列に、ブロックフレームを重ね合わせる(ステップS3)。図18に示すように復号の単位となるブロックフレームをドット位置を示すデータ上に重ね合わせる。本実施例では、5×5のブロックフレームが用いられる。そして、カウンタI,Jに初期値0をセットし、MaxBNにも0をセットする(ステップS4)。I,Jは、ブロックフレームを初期位置から移動させたステップ数をカウントするものである。画像の1ラインごとにブロックフレームを移動させ、そのとき移動させたライン数をカウンタI,Jでカウントする。なお、データ上に重ね合わせるブロックフレームの位置は、任意の位置でよい。読み込み位置がずれても、ページ番号を示す符号は繰り返し複製されているので、補間してページ番号を復号することができる。また、1ブロックフレームの中には、X軸とY軸方向の座標値を表すブロックが必ず含まれている。
MaxBNは、ブロック内で検出されるドット数が2となるブロック数をブロックフレームを移動させながらカウントしていったときに、最大となるカウント値を記録するものである。
次に、ブロックフレームをX軸方向にI,Y軸方向にJ移動させる(ステップS5)。初期値ではI,Jは0にセットされているので、ブロックフレームの移動は行わない。そして、ブロックフレームの各ブロックに含まれるドット数をカウントして、ドット数が2となるブロックの数をカウントする。カウントしたブロック数はIB[I][J]のレジスタに格納される(ステップS6)。IB[I][J]の[I]、[J]には、ブロックフレームの移動量を示すIとJの値がそれぞれ記録される。
次に、IB[I][J]とMaxBNとを比較する(ステップS7)。MaxBNは初期値に0がセットされているので、最初の比較では、IB[I][J]はMaxBNよりも大きくなる(ステップS7/YES)。IB[I][J]がMaxBNよりも大きい場合(ステップS7/YES)、MaxBNとしてIB[I][J]の値を登録する。またそのIの値をMX、Jの値をMYとする(ステップS8)。
次に、I=2となっているか否かを判定し(ステップS9)、I=2ではない場合には(ステップS9/NO)、Iの値を1加算する(ステップS10)。そして、ステップS5、S6の処理を繰り返し行い、IB[I][J]とMaxBNとを比較していく(ステップS7)。
IB[I][J]が前回までのIB[I][J]であるMaxBNよりも大きいと(ステップS7/YES)、MaxBNとしてIB[I][J]を登録し、そのときのIの値をMX、Jの値をMYとする(ステップS8)。また、MaxBNのほうがIB[I][J]よりも大きい場合には(ステップS7/NO)、Iの値が2となっているか否かを判定する(ステップS9)。I=2となると(ステップS9/YES)、次にJの値が2となっているか否かを判定する(ステップS11)。J=2ではない場合には(ステップS11/NO)、Iの値を0にリセットし、Jの値を1加算する(ステップS12)。このような手順を繰り返し行い、(I=0,J=0)から(I=2,J=2)までで、IB[I][J]が最大のものを検出する。
I=2,J=2までの処理が終了すると(ステップS11/YES)、保存しているMaxBNと判定しきい値TBとを比較する(ステップS13)。判定しきい値TBは、ドット数が2のブロックの数が予め設定されたしきい値よりも大きいか否かを判定するしきい値である。MaxBNの値が判定しきい値よりも小さい場合には、画像のノイズが大きく復号は不可能と判定し、復号不能を出力する(ステップS15)。また、MaxBNが判定しきい値を上回ると(ステップS13/YES)、ブロックフレームをMX,MYの位置に固定し、その位置で各ブロックの符号パターンを検出して、対応するパターン値に変換する。パターン値は、各ブロックを識別する変数X,Yと共にP[X][Y]としてメモリに記録される。なお、検出した符号パターンから対応するパターン値に変換することができない場合には、パターン値の代わりに[−1]を記録する(ステップS14)。
次に、図27に示すフローチャートを参照しながら、同期符号を検出して画像を正しい向きに回転させる補正について説明する。この処理は、画像回転半部24とビット情報回転変換部26とで行われる。
まず、K,Lの値を1に設定する(ステップS21)。なお、KはX軸方向のブロック数を示す変数であり、LはY軸方向のブロック数を示す変数である。
次に、P[I][J]のパターン値が32であるか否かを判定する(ステップS22)。本実施例では、同期符号としてパターン値32の符号パターンを使用しているので、このブロックを検出対象とする。
P[I][J]がパターン値32のブロックを検出すると(ステップS22/YES)、符号パターンの回転は必要ないと判定し、同期符号のあるブロックのX座標をK,Y座標をLとする。また、ブロックフレームの移動量(ShiftX,ShiftY)を示すライン数を(MX,MY)とする(ステップS23)。
次に、P[I][J]がパターン値33のブロックを検出すると(ステップS24/YES)、符号パターンを左方向に90度回転させる(ステップS25)。図20に示すようにパターン値33の符号パターンは、パターン値32の符号パターンを右方向に90度回転させた画像であるので、逆方向に90度回転させる(ステップS25)。
また、この回転に伴って、同期符号のあるブロックのX座標をL,Y座標を5−Kとする。また、ブロックフレームの移動量(ShiftX,ShiftY)を示すライン数を(MY,3−MX)とする(ステップS26)。
次に、P[I][J]がパターン値34のブロックを検出すると(ステップS27/YES)、符号パターンを左方向に180度回転させる(ステップS28)。図20に示すようにパターン値34の符号パターンは、パターン値32の符号パターンを180度回転させた画像であるので、パターン値34の符号パターンを180度回転させる(ステップS28)。
また、この回転に伴って、同期符号のあるブロックのX座標を5−K,Y座標を5−Lとする。また、ブロックフレームの移動量(ShiftX,ShiftY)を示すライン数を(3−MX,3−MY)とする(ステップS29)。
次に、P[I][J]がパターン値35のブロックを検出すると(ステップS30/YES)、符号パターンを左方向に270度回転させる(ステップS31)。図20に示すようにパターン値35の符号パターンは、パターン値32の符号パターンを右に270度回転させた画像であるので、パターン値35の符号パターンを左方向に270度回転させる(ステップS31)。
また、この回転に伴って、同期符号のあるブロックのX座標を5−L,Y座標をとする。また、ブロックフレームの移動量(ShiftX,ShiftY)を示すライン数を(3−MY,MX)とする(ステップS32)。
この処理を、パターン値32〜35のブロックを検出するまでK,Lの値を変更(ステップS34、S36)しながら繰り返し行う。また、K=5,L=5になっても(ステップS33/YES,S35/YES)、パターン値32〜35のブロックを検出することができなかった場合には、復号不能の判定信号を出力する(ステップS37)。
次に、図28に示すフローチャートを参照しながら、ページ番号を示す符号パターンを検出して、番号を示す順番に並び替え、符号パターンを復号する処理手順を説明する。この処理は、符号検出部27と、ページ符号復元部28と、ページ番号復号部29とで行われる。
まず、5×5のブロックフレームの各ブロックを識別するための変数S,Tを1にセットし、ページ番号を示すブロックの中で、エラーと判定されたブロック数をカウントするカウンタENを0にセットする(ステップS41)。ここで、Sは、X軸方向のブロック数をカウントする変数であり、Tは、Y軸方向のブロック数をカウントする変数とする。
次に、メモリの符号パターン格納部から該当する符号パターンを取り出す。
ここでは、P[(SyncX+S)(mod5)][(SyncY+T)(mod5)]を満たす番号の符号パターンを取り出し、これをID[S−1][T−1]と設定する(ステップS42)。なお、ここでは、同期符号SyncXは、0、1、2、3、4の4つの値を取る変数であり、X軸方向の左端のブロックを0番のブロックとし、X軸方向の右端のブロックを4番のブロックとする。
例えば、図22(C)に示すように、ブロックフレーム内で同期符号がX軸方向で左から3番目、Y軸方向で上から2番目のブロックにある場合を例に説明する。ページ番号を示す符号パターンは、同期符号の右下のブロックから始まるので、X軸方向で左から4番目、Y軸方向で上から3番目にあるブロックがページ番号を表す1番目のブロックとなる。
そこで、同期符号のあるブロック(SyncX)にSを加算して、これを5で除算した余りがX軸方向のブロックを示す値となる。同様に、同期符号のあるブロック(SyncY)にTを加算して、これを5で除算した余りがY軸方向のブロックを示す値となる。
P[(SyncX+S)(mod5)][(SyncY+L)(mod5)]のパターン値を取り出すと(ステップS42)、これをID[S−1][T−1]番目のパターン値とし、パターン値が0より大きいか否かを判定する(ステップS43)。
図26に示すフローチャートのS14において、検出した符号パターンから対応するパターン値に変換することができない場合には、[−1]を記録している。そこで、メモリから読み出したID[S−1][T−1]のパターン値を0と比較することで、正常にパターン判定された符号パターンであるか否かを判定する(ステップS43)。パターン値が0よりも小さい場合には(ステップS43/YES)、エラーと判定されたブロック数をカウントするカウンタENを1インクリメントする(ステップS44)。次に、Sの値が5であるか否かを判定する(ステップS45)。Sの値が5ではなかった場合には(ステップS45/NO)、Sの値を1インクリメントして(ステップS46)、ステップS42、S43の処理をSの値が5になるまで繰り返し行う。また、Sの値が5になると(ステップS45/YES)、次に、Tの値が5であるか否かを判定する(ステップS47)。Tの値が5ではなかった場合には(ステップS47/NO)、Sの値を1にセットし、Tの値を1インクリメントして(ステップS48)、ステップS42、S43、S45,S46の処理をTの値が5になるまで繰り返し行う。またTの値が5になると(ステップS47/YES)、エラー数をカウントするカウンタENの値が3よりも大きくなっているか否かを判定する(ステップS49)。
本実施例では、ページの復号に許容されるエラー数を3に設定しているが、これだけに限定されるものではなく、符号化の方式に応じて、エラー数を任意に設定可能である。エラー数が3よりも大きい場合には(ステップS49/YES)、エラーの発生頻度が高く、正常な復号ができないと判定し、ページ番号にN/A(not applicable)を出力する(ステップS50)。また、カウンタENの値が3よりも小さい場合には(ステップS49/NO)、配列ID[S][T](S,T=0〜4)から順にページ番号の復号を行う(ステップS51)。
次に、図29に示すフローチャートを参照しながらX座標符号の検出と、復号の処理手順を説明する。この処理は、X座標符号検出部32と、X座標復号部33で行われる。
まず、ブロックフレームのX軸方向のブロック数をカウントする変数Uを0にセットし、ページ番号を示すブロックの中で、エラーと判定されたブロック数をカウントするカウンタEMを0にセットする(ステップS61)。
次に、メモリの符号パターン格納部から該当する符号パターンを取り出す。
ここでは、P[U][SyncY]を満たす番号の符号パターンが取り出され、これをXA[U]と設定する(ステップS62)。なお、ここでも同期符号SyncYは、0、1、2、3、4の4つの値を取る変数であり、Y軸方向の左端のブロックを0番のブロックとし、Y軸方向の右端のブロックを4番のブロックとする。
図22に示すようにX座標を示すブロックは、同期符号のブロックとY座標方向で同一の値を取るブロックとなる。そこで、メモリからP[U][SyncY]のパターン値を取り出して、これをXA[U]と設定する。
P[U][SyncY]のパターン値を取り出すと(ステップS62)、これをXA[U]番目のパターン値とし、パターン値が0より大きいか否かを判定する(ステップS63
ここでも、メモリから読み出したXA[U]のパターン値を0と比較することで、正常にパターン判定された符号パターンであるか否かを判定する(ステップS63)。パターン値が0よりも小さい場合には(ステップS63/YES)、エラーと判定されたブロック数をカウントするカウンタEMを1インクリメントする(ステップS64)。次に、Uの値がSyncXとイコールになったか否かを判定する(ステップS65)。同期符号を示すブロックのパターンを、X座標値を示すパターンから省くため、この処理を行う。Uの値とSyncXとがイコールではない場合には(ステップS65/NO)、Uの値を1インクリーズして(ステップS66)、ステップS63、S65の処理を繰り返す。またUの値がSyncXと等しくなると(ステップS65/YES)、同期符号のブロックを飛ばすため、UにSyncX+1をセットする(ステップS67)。
次に、P[][SyncY]のパターン値をメモリから取り出し、XA[U−1]と設定する(ステップS68)。その後、上述した手順と同様に、メモリから読み出したXA[U−1]のパターン値を0と比較することで、正常にパターン判定された符号パターンであるか否かを判定する(ステップS69)。パターン値が0よりも小さい場合には(ステップS69/YES)、エラーと判定されたブロック数をカウントするカウンタEMを1インクリメントする(ステップS70)。その後、Uの値が「5」となったか否かを判定する(ステップS71)。Uの値が5ではない場合には(ステップS71/NO)、Uの値を1インクリーズし(ステップS72)、ステップS68、S69、S70の処理を繰り返し行う。またUの値が5となると(ステップS71/YES)、EMの値が1よりも大きくなっているか否かを判定する。
本実施例では、X座標の復号に許容されるエラー数を1に設定しているが、これだけに限定されるものではなく、符号化の方法に応じて、エラー数を任意に設定可能である。エラー数が1よりも大きい場合には(ステップS73/YES)、エラーの発生頻度が高く、正常な復号ができないと判定し、ページ番号にN/A(not applicable)を出力する(ステップS74)。また、カウンタENの値が1よりも小さい場合には(ステップS73/NO)、XA[U]とSiftXとからX座標の復号を行う(ステップS75)。
なお、Y座標の復号手順もX座標と同様の手順で行われるため、詳細な説明は省略する。
上述した実施例は本発明の好適な実施例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施可能である。例えば、上述した実施例では、1つのブロックを四角形で設定しているが、円形や多角形の形状であってもよい。
2次元表面上の読み込み位置を同定する技術の利用例を示す図である。 従来の符号パターンを示す図である。 本発明の符号パターンを示す図である。 9C2方式の符号パターンとパターン値とを示す図である。 9C2方式の符号パターンを配置した様子を示す図である。 9C3方式の符号パターンを示す図である。 ベンチマークと9C2方式の情報量、濃度を比較した図である。 9C2方式の符号パターンの配置例である。 9C2方式の符号パターンの配置例である。 領域サイズ、ドット数を変更したときの濃度、情報量の変化を示す図である。 ベンチマークと同等かそれ以上の情報量を持ち、濃度がベンチマークよりも薄い符号パターンの候補を示す図である。 本発明の符号パターンを示す図である。 本発明の符号パターンを示す図である。 本発明の符号パターンを示す図である。 本発明の符号パターンを示す図である。 本発明の符号パターンを示す図である。 9C2方式と、9C7方式の符号パターンを示す図である。 ドットパターン上にブロックフレームを重ね合わせた状態を示す図である。 ブロックフレームを移動させて、ブロックの区切りを検出する手順を示す図である。 同期符号パターンを示す図である。 同期符号から符号パターンを正しい向きに回転する方法を説明するための図である。 ブロックフレーム内での符号パターンの配置を示す図である。 紙面全体に配置された符号パターンを示す図である。 画像生成装置の構成を示す図である。 画像処理装置の構成を示す図である。 符号パターンの配列を検出する手順を示すフローチャートである。 同期符号の検出と、符号パターンの回転の手順を示すフローチャートである。 ページ番号の復号の手順を示すフローチャートである。 X座標の復号の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像生成装置
2 ページ・座標情報入力部
3 ページ番号符号化部
4 X座標符号化部
5 Y座標符号化部
6 ページ番号符号化部
7 座標符号パターン化部
8 同期符号パターン化部
9 パターン合成部
10 文書画像生成部
11 画像合成部
12 画像生成部
21 画像読取装置
22 ドット配列検出部
23 ブロックフレーム検出部
24 画像回転判定部
25 同期符号検出部
26 ビット情報回転変換部
27 ページ符号検出部
28 ページ符号復元部
29 ページ符号復号部
30 ページ符号誤り検出部
31 ページ符号誤り訂正部
32 X座標符号検出部
33 X座標復号部
34 X座標符号誤り検出部
35 X座標符号山誤り訂正部
36 Y座標符号検出部
37 Y座標復号部
38 Y座標符号誤り検出部
39 Y座標符号誤り訂正部
40 ページ座標情報出力部

Claims (3)

  1. 情報単位となるブロックが連続的に設定され、各ブロック内に、一定数の複数ドットが選択的に設定されたコードパターンを背景とする背景画像と、画像データとが合成された画像を読み込んで、前記コードパターンとして埋め込まれた情報を特定する画像処理装置であって、
    前記画像を読み込む読み込み手段と、
    前記読み込み手段で読み込まれた画像データからドットを検出し、該検出したドットの座標値を記憶手段に記憶させるドット検出手段と、
    前記記憶手段に記憶した各ドットの座標値に基づいて形成される各ページのドット配置に前記ブロックを複数連ねたブロックフレームを重ね合わせ、前記ブロックフレームの各ブロック内で検出されるドット数が一定数となるように前記ブロックフレームを前記ドット配置に対して移動し、ブロックの区切り位置を検出する検出手段と、
    各ブロック内からコードパターンを検出し、検出したコードパターンの中から回転させても他のコードパターンとドット配列が一致しない同期符号のパターンを検出する同期符号検出手段と、
    検出した同期符号の向きに応じて前記コードパターンを所定角度回転させる回転手段と、
    前記同期符号検出手段で検出した同期符号のコードパターンを基準点とし、該基準点に対して所定位置にあるブロック内のコードパターンから順次コードパターンを読み込み復号化することで、ページ番号を示す情報を復号する復号手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記コードパターンは、前記ブロック内の9つのドット配置領域の中から2つ又は3つの領域を選択し、選択した領域にドットを配置したドットパターンである請求項記載の画像処理装置。
  3. 情報単位となるブロックが連続的に設定され、各ブロック内に、一定数の複数ドットが選択的に設定されたコードパターンを背景とする背景画像と、画像データとが合成された画像を読み込んで、前記コードパターンとして埋め込まれた情報を特定する画像処理方法であって、
    前記画像を読み込むステップと、
    読み込んだ画像データからドットを検出し、該検出したドットの座標値を記憶手段に記憶させるステップと、
    前記記憶手段に記憶した各ドットの座標値に基づいて形成される各ページのドット配置に前記ブロックを複数連ねたブロックフレームを重ね合わせ、前記ブロックフレームの各ブロック内で検出されるドット数が一定数となるように前記ブロックフレームを前記ドット配置に対して移動し、ブロックの区切り位置を検出するステップと、
    各ブロック内からコードパターンを検出し、検出したコードパターンの中から回転させても他のコードパターンとドット配列が一致しない同期符号のパターンを検出するステップと、
    検出した同期符号の向きに応じて前記コードパターンを所定角度回転させるステップと、
    検出した同期符号のコードパターンを基準点とし、該基準点に対して所定位置にあるブロック内のコードパターンから順次コードパターンを読み込み復号化することで、ページ番号を示す情報を復号するステップと、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
JP2005373586A 2005-12-26 2005-12-26 画像処理装置及び画像処理方法 Active JP4289350B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005373586A JP4289350B2 (ja) 2005-12-26 2005-12-26 画像処理装置及び画像処理方法
US11/452,467 US7604180B2 (en) 2005-12-26 2006-06-14 Code pattern, printed matter, image generating apparatus, image processing apparatus, image generating method, and information identifying method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005373586A JP4289350B2 (ja) 2005-12-26 2005-12-26 画像処理装置及び画像処理方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007179111A JP2007179111A (ja) 2007-07-12
JP2007179111A5 JP2007179111A5 (ja) 2008-09-04
JP4289350B2 true JP4289350B2 (ja) 2009-07-01

Family

ID=38231815

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005373586A Active JP4289350B2 (ja) 2005-12-26 2005-12-26 画像処理装置及び画像処理方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7604180B2 (ja)
JP (1) JP4289350B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8353461B2 (en) 2010-09-15 2013-01-15 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing apparatus, identification apparatus, electronic writing instrument, method for determining bit sequence and computer readable medium
US8657205B2 (en) 2010-09-15 2014-02-25 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing apparatus, identification apparatus, method for determining bit sequence and computer readable medium

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4556705B2 (ja) * 2005-02-28 2010-10-06 富士ゼロックス株式会社 2次元座標同定装置、画像形成装置及び2次元座標同定方法
ITMI20050824A1 (it) * 2005-05-06 2006-11-07 Secure Edge S R L Codice grafico bidimensionale ad alta densita' e sistema di codifica e sistema di decodifica basati su tale codice
JP4760666B2 (ja) * 2006-10-27 2011-08-31 富士ゼロックス株式会社 情報生成装置、情報生成方法、情報生成プログラム、情報読取システム、情報読取プログラム、及び電子ペン
JP5115213B2 (ja) * 2008-01-28 2013-01-09 富士ゼロックス株式会社 画像生成装置、画像処理装置、プログラム、及び印刷媒体
JP5125548B2 (ja) * 2008-01-28 2013-01-23 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置及びプログラム
JP5163469B2 (ja) * 2008-12-16 2013-03-13 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置、位置符号画像合成装置、画像形成装置、画像処理方法、位置符号画像合成方法およびプログラム
JP4666082B2 (ja) 2009-02-12 2011-04-06 富士ゼロックス株式会社 電子写真用トナー、電子写真用現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP5287485B2 (ja) 2009-05-11 2013-09-11 富士ゼロックス株式会社 情報表現画像、印刷物、画像処理装置及び画像処理プログラム
PL2619714T3 (pl) * 2010-09-24 2016-01-29 Sicpa Holding Sa Dwuwymiarowy motyw identyfikacyjny, produkt zawierający taki motyw oraz sposoby znakowania i identyfikacji takiego motywu
US9898637B2 (en) 2012-11-13 2018-02-20 Kyodo Printing Co., Ltd. Two-dimensional code
CN104636781A (zh) * 2015-02-10 2015-05-20 四川省英联国泰科技有限公司 商品防伪方法和商品防伪信息读取装置

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05334470A (ja) * 1991-12-27 1993-12-17 Xerox Corp 自己クロッキング図形記号コード
JP2833975B2 (ja) 1992-09-28 1998-12-09 オリンパス光学工業株式会社 ドットコード
US5661506A (en) * 1994-11-10 1997-08-26 Sia Technology Corporation Pen and paper information recording system using an imaging pen
EP0780790A3 (en) 1995-12-21 2003-06-25 Xerox Corporation Tiled embedded data blocks
JPH10326331A (ja) * 1997-03-24 1998-12-08 Olympus Optical Co Ltd ドットコードを有する記録媒体及びコード読取装置
US7106888B1 (en) * 1999-05-25 2006-09-12 Silverbrook Research Pty Ltd Signature capture via interface surface
US7108192B2 (en) * 1999-09-17 2006-09-19 Silverbrook Research Pty Ltd Rotationally symmetric tags
SE517445C2 (sv) 1999-10-01 2002-06-04 Anoto Ab Positionsbestämning på en yta försedd med ett positionskodningsmönster
AU2001246996A1 (en) * 2000-04-05 2001-10-15 Anoto Ab Method and system for information association
US7025279B2 (en) * 2000-06-30 2006-04-11 Silverbrook Research Pty Ltd Method for generating tags
TWI235926B (en) 2002-01-11 2005-07-11 Sonix Technology Co Ltd A method for producing indicators and processing system, coordinate positioning system and electronic book system utilizing the indicators
US6959866B2 (en) * 2002-05-30 2005-11-01 Ricoh Company, Ltd. 2-Dimensional code pattern, 2-dimensional code pattern supporting medium, 2-dimensional code pattern generating method, and 2-dimensional code reading apparatus and method
US6641053B1 (en) * 2002-10-16 2003-11-04 Xerox Corp. Foreground/background document processing with dataglyphs
US7116840B2 (en) 2002-10-31 2006-10-03 Microsoft Corporation Decoding and error correction in 2-D arrays
ITMI20050824A1 (it) * 2005-05-06 2006-11-07 Secure Edge S R L Codice grafico bidimensionale ad alta densita' e sistema di codifica e sistema di decodifica basati su tale codice
JP4810918B2 (ja) * 2005-08-01 2011-11-09 富士ゼロックス株式会社 コードパターン画像生成装置及び方法、コードパターン画像読取装置及び方法、及びコードパターン画像媒体
JP2007115201A (ja) * 2005-10-24 2007-05-10 Fuji Xerox Co Ltd 電子文書管理システム、医療情報システム、カルテ用紙の印刷方法、およびカルテ用紙

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8353461B2 (en) 2010-09-15 2013-01-15 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing apparatus, identification apparatus, electronic writing instrument, method for determining bit sequence and computer readable medium
US8657205B2 (en) 2010-09-15 2014-02-25 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing apparatus, identification apparatus, method for determining bit sequence and computer readable medium

Also Published As

Publication number Publication date
US20070158420A1 (en) 2007-07-12
JP2007179111A (ja) 2007-07-12
US7604180B2 (en) 2009-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4289350B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP4207049B2 (ja) 同定機能付き印刷物、画像生成装置、画像処理装置及びその方法
JP4556705B2 (ja) 2次元座標同定装置、画像形成装置及び2次元座標同定方法
JP3628312B2 (ja) 透かし情報埋め込み装置,及び,透かし情報検出装置
JPH04233678A (ja) 空間的に周期的なセルフクロッキング記号形状コードを復号するための適合縮尺方法
JP2009017532A (ja) マルチメディア印刷システム、印刷編集装置、印刷物及び再生装置
JP4967823B2 (ja) 位置検出装置及びプログラム
JP4844351B2 (ja) 画像生成装置および記録媒体
JP2011159229A (ja) データ読み取り装置および方法、並びにデータ記録装置。
JP4985436B2 (ja) 位置検出装置及びプログラム
JP4232676B2 (ja) 情報検出装置,画像処理システム,および情報検出方法
JP2012065124A (ja) 画像処理装置、識別装置及びプログラム
JP5125547B2 (ja) 画像生成装置、画像処理装置、プログラム、及び印刷媒体
JP2002354236A (ja) 画像記録方法、画像記録装置、及びプログラム
JP4973316B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP5125548B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP5115213B2 (ja) 画像生成装置、画像処理装置、プログラム、及び印刷媒体
JP2008109578A (ja) 画像生成装置、情報読み取り装置および記録媒体
JP4192906B2 (ja) 透かし情報検出装置及び透かし情報検出方法
JP2008301128A (ja) 画像処理装置、画像生成装置、及びプログラム
JP5028955B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP4973317B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP5098441B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP4915211B2 (ja) 画像生成装置、印刷媒体、及びプログラム
JP2009176251A (ja) 画像処理装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080717

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080717

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20080717

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20080826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080924

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090310

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4289350

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140410

Year of fee payment: 5

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350