JP2000057245A - コードイメージ記録装置 - Google Patents

コードイメージ記録装置

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JP2000057245A
JP2000057245A JP10223192A JP22319298A JP2000057245A JP 2000057245 A JP2000057245 A JP 2000057245A JP 10223192 A JP10223192 A JP 10223192A JP 22319298 A JP22319298 A JP 22319298A JP 2000057245 A JP2000057245 A JP 2000057245A
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Japan
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image data
thermal recording
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Pending
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JP10223192A
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English (en)
Inventor
Shinzo Matsui
紳造 松井
Masahiko Mori
雅彦 森
Satoshi Tsukihara
智 月原
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Olympus Corp
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/007Arrangement of the information on the record carrier, e.g. form of tracks, actual track shape, e.g. wobbled, or cross-section, e.g. v-shaped; Sequential information structures, e.g. sectoring or header formats within a track
    • G11B7/00736Auxiliary data, e.g. lead-in, lead-out, Power Calibration Area [PCA], Burst Cutting Area [BCA], control information
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B7/0045Recording

Abstract

(57)【要約】 【課題】高精細に印字したい部分とべたに印字したい部
分とを兼ね備えたコードイメージを的確な品質で印字で
きるようにすること。 【解決手段】高精細に印字したい部分については、熱記
録素子の記録面の面積より各ドットの印字パターンの面
積が小さくなるように熱量制御し、べたに印字したい部
分については、通電信号の1パルスで印字される一定サ
イズの印字ドットを短い周期で多く印字する重ね印字を
行なう。そのため、コードイメージデータエリアの列数
を2倍に確保し、コードイメージデータは、全て0から
なる列データを1列毎に挿入し、列方向のみ倍の解像度
に変換する(ステップS814)。そして、コードイメ
ージデータのべたで印字したい部分のみ「1」で埋まる
ように変換する(ステップS816)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声、映像、又は
テキストデータ等の情報に係るデータを入力して、これ
を所定の物理フォーマットに従ったコードイメージデー
タに変換した後、光学的に読み取り可能なコードイメー
ジとして所定の記録媒体上に印刷記録するようにしたコ
ードイメージ記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、紙面等の記録媒体上に、音
声、映像、或いはテキストデータ等の情報に係るデータ
を光学的に読み取り可能な形で高密度に印刷記録するた
めのコードイメージであるドットコード、更にそのドッ
トコードを手動で走査して光学的に読み取り、元の音声
等の情報を再生出力するコードイメージ読取装置を発明
し、これを特開平6−231466号公報、又は特開平
8−171620号公報として、先に提案している。
【0003】図15は、そのドットコード10の物理フ
ォーマット構成を示した図である。即ち、複数個のブロ
ック12が2次元に隣接配置されて一つのドットコード
10を構成し、その各ブロック12は、音声等の情報に
係るデータの各ブロック毎に分割されたデータがそのビ
ット値である「0」又は「1」に対応した白ドット又は
黒ドットのドットイメージとして所定の配列形態にて存
在するデータドットパターン領域14と、そのデータド
ットパターン領域内の各ドットを読み取るための基準位
置を見つけるために使用される各ブロックの四隅に配置
された一定の黒の連続数を有する基準指標としてのマー
カ16と、該マーカ間に配置されたパターンドット18
と、複数の異なるブロックを読み取り時に識別できるよ
うにマーカ間に配置されたエラー検出又はエラー訂正符
号を含むブロックアドレスパターン20と、から構成さ
れている。
【0004】図16は、このようなドットコード10を
光学的に読み取るためのコードイメージ読取装置22の
機能ブロック構成を示した図である。即ち、コードイメ
ージ読取装置22は、ドットコード10を照明するため
のLED等よりなる照明部とそのドットコード10の反
射光を結像する光学系と該光学系による結像光を撮像す
るCCD等の固体撮像素子とを含む撮像部24と、この
撮像部24より出力された撮像信号をディジタル化した
後これをディジタル撮像信号として記憶する画像メモリ
26と、この画像メモリ26に記憶されたディジタル撮
像信号を読み出して所定の2値化閾値で2値化処理する
2値化処理部28と、この2値化処理部28で2値化さ
れた2値化画像データを記憶する2値化画像メモリ30
と、この2値化画像メモリ30に記憶された2値化画像
データを読み出して前記ドットを検出し、当該検出され
た各ドット毎に「0」又は「1」の値を割り当てて、変
調されているデータをそのまま出力する復元部32と、
この復元部32で出力された変調データを復調する復調
部34と、前記音声等の情報に係るデータを再生する再
生部36と、から少なくとも構成されている。
【0005】而して、このコードイメージ読取装置22
は、ドットコード全体の大きさが前記撮像部24の撮像
視野より大きくても、前記撮像部24がコードイメージ
上を移動して領域分割しながら順次撮像することによ
り、その読み取りが可能となる。
【0006】換言すれば、当該ドットコード10をワン
ショットにて撮像することができなくても、上記ブロッ
ク12に付与された各アドレスさえ読み取って認識でき
れば、そのアドレスによって各ブロックのデータから元
のデータを再構築することが可能となるので、従来から
の1次元、或いは2次元のバーコードでは実現し得なか
った多量の情報を紙面等に高密度で保持させることが可
能となり、紙を媒体とした音声等の伝達が手軽にでき
て、これにより様々な用途に期待が広がっている。
【0007】ここで、上記復元部32は、2値化画像メ
モリ30に記憶された2値化画像データを読み出して前
記各ドットを検出する際、先ず、その2値化画像データ
中からマーカ16を見つけ出し、次いでその見つけ出さ
れたマーカ16と物理フォーマット情報とによりパター
ンドット18を探索して、前記物理フォーマット情報で
予め決められている各パターンドット18の理想的な中
心位置と、実際に探索された各パターンドット18の中
心位置との間の各距離から求められる誤差関数を最小化
して前記読み取り基準位置を算出し、そして、この算出
された読み取り基準位置に基づいて、前記データドット
パターン領域14内の各ドットを読み取るためにドット
中心画素を検出し、その検出された各ドットが白か黒か
を判定して「0」又は「1」の値を割り当てて変調デー
タを出力するように構成されている。従って、高密度に
印刷記録されたコードイメージの印刷品質が多少悪かっ
たとしても、その読み取り動作は適応的に行なわれるこ
とにより、読み取り性能は、ほぼ常に保証されている。
【0008】上記復調部34は、コードイメージデータ
の形成時に、記録対象として入力された音声等の情報に
係るデータに予め変調処理を施しているため、これを変
調前の元のデータに戻すための処理を行なう部分であ
る。
【0009】即ち、かかる変調処理は、前記復元部32
において、先ず最初にマーカ16を見つけ出し易くする
ために予め施してある処理であって、前記データドット
パターン領域14内の各ドットと、前記マーカ16とを
イメージ的に区別すべく、データドットパターン領域1
4内の黒ドットの連続数が、結果として、マーカ16を
構成する黒ドットの連続数よりも少なくなるように、前
記入力された音声等の情報に係るデータに対して施して
いるものである。
【0010】例えば、図17で示したマーカ16の最大
径が、データドットパターン領域14内に印刷記録され
る黒ドットを所定方向に5個隣接配置して構成した大き
さに相当するものであるとき、変調処理後の変調データ
における黒ドットの連続数は、この5個よりも少なくな
るように、前記入力された音声等の情報に係るデータに
変調処理を施している。
【0011】ところで、このような高密度のドットコー
ド10を実際に紙面上に形成するにあたっては、大きく
分けて以下の二つの方法が挙げられる。一つは、イメー
ジセッタ等を利用して刷版を作成し、この刷版を原版と
して大量に印刷を行なう方法であり、もう一つは、熱転
写方式やレーザ方式等に代表される印字手段を用いて印
刷を行なう方法である。上記した特開平6−23146
6号公報においては、これらの両方法を用いて、ドット
コード10を紙面上に高密度に印刷記録することが開示
されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、後者の
印字手段を用いたドットコードの印刷記録にあたって
は、その後の研究開発によって、以下の不都合の有るこ
とが判明した。即ち、ドットコード10を、例えば、熱
転写型印字手段を用いてより高密度に印刷記録しようと
した場合、各ドットの大きさを小さくするために、熱記
録ヘッドの各熱記録素子に対する加熱のための制御信号
に工夫を施して、一の熱記録素子の記録面の面積より
も、一のドットが、結果的に小さくなるように印刷記録
している。
【0013】ところが、これによると、マーカ16が、
元々最小印刷記録単位としてのドットを複数個隣接配置
して構成されたものであることから、印刷記録されたマ
ーカ16の内部には否応無く隙間が生じてしまい、所
謂、白抜けしたマーカとなり、そのため、ドットコード
10の読み取り時に、当該マーカ16をデータドットパ
ターン領域14内のドットと区別することがもはや困難
となって、その読み取り動作には大きな影響を与える結
果となり、ドットの読取が不可能になる等の問題を招来
する。
【0014】ここで、印字手段は、紙等の記録媒体や熱
記録ヘッドを機械的に移動させるためのメカ機構を必然
的に具備しているものであるため、このメカ機構におけ
る紙送り精度のバラツキ等も、この白抜けマーカの発生
を助長させている原因の一つと考えられる。
【0015】このように、ドットコード10を含むこの
種のコードイメージにおいては、マーカ16の如き読み
取りの基準となる基準指標が、読み取りの動作にあたっ
て極めて重要な役目を担っているため、基準指標は、常
に正確且つ確実に印刷記録されなければならないもので
ある。しかし、上記の如く、印字手段を用いてコードイ
メージを印刷記録すると、基準指標がイメージ的に欠陥
を持ってしまうことがあるため、その対策が急務となっ
ていた。
【0016】そこで、例えば、特開昭56−86775
号公報、或いは特開平10−3509号公報に開示の技
術を利用して、基準指標を印刷記録する際、当該基準指
標を構成する各ドットが互いに重なって隙間無く印刷記
録されるように、紙送りのスピードをコードイメージ全
体に一律的に制御したり、或いは記録素子に対する印刷
記録のタイミングをコードイメージ全体に一律的に制御
したりして、白抜けが発生しないように基準指標を印刷
記録することが考えられるが、これらの方法によると、
基準指標は勿論の事、それ以外の、例えばデータドット
パターン領域14内のドットまでもが互いに重なるよう
に印刷記録されてしまう虞があるため、折角ドットを小
さく印刷記録したにも拘わらずそのドットが膨らむ可能
性が生じ、所期の目的である、コードイメージを高密度
に印刷記録することが逆に困難となる。
【0017】本発明は上記した事情に鑑みなされたもの
で、光学的に読み取り可能なコードイメージにおけるそ
の読み取りの基準となる基準指標を正確且つ確実に印刷
記録できるようにして、後の読み取り動作に極力影響を
及ぼすことが無いようにし、当該コードイメージを高密
度に印刷記録することを可能にしたコードイメージ記録
装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によるコードイメージ記録装置は、記録対
象として入力された音声等の情報に係るデータに変調処
理を施して、該変調処理されたデータの値に応じてイメ
ージを形成することにより、前記情報を光学的に読み取
り可能なコードイメージとして所定の記録媒体上に印刷
記録する際に、前記コードイメージの読み取りの基準と
なる所定のデータ値の所定の連続数を含む光学的に読み
取り可能な基準指標と区別するために、変調処理後の変
調データにおける前記所定のデータ値のみの連続数が前
記基準指標における前記所定のデータ値の前記所定の連
続数よりも少なくなるように前記入力された音声等の情
報に係るデータに変調処理を施すコードイメージ記録装
置において、前記変調処理の施された変調データと前記
基準指標を構成するデータとを入力して、前記コードイ
メージの物理フォーマットに対応したビットマップ化さ
れたコードイメージデータを生成するコードイメージデ
ータ生成手段と、前記コードイメージデータ生成手段で
生成されたコードイメージデータを入力して、対応する
コードイメージを所定の記録媒体上に光学的に読み取り
可能に印刷記録する印字手段と、を備え、前記コードイ
メージ中の前記基準指標についてのみ、前記所定のデー
タ値の連続する部分に対応するイメージがべたで印刷記
録されるように構成されたものであることを特徴とす
る。
【0019】即ち、本発明のコードイメージ記録装置に
よれば、コードイメージ中の基準指標について、所定の
データ値の連続する部分に対応するイメージがべたで印
刷記録されるように構成されている。
【0020】従って、前記基準指標を確実にべたで記録
した高密度なコードイメージを記録することができるの
で、前記コードイメージを読取装置で読み取る際に、良
好に前記基準指標を検出して元の音声等の情報を読み取
ることができるようになる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について詳細に説明する。なお、以下の本
実施の形態で説明するコードイメージ記録装置の記録す
るコードイメージとしては、従来の技術の欄ですでに説
明した図15のドットコード10であるものとする。
【0022】[第1の実施の形態]図1は、本発明のコ
ードイメージ記録装置の第1の実施の形態としてのコー
ドイメージ印字装置100の構成を示す図である。この
コードイメージ印字装置100は、CPUバス102
に、音声入力部104、操作部106、コードイメージ
印字部108、音声再生部110、CPU112、RO
M114、RAM116、及びタイマ118が接続され
て構成されている。
【0023】ここで、音声入力部104は、音声をマイ
クなどのセンサにより取り込むことで得られた電気信号
をA/D変換してディジタルデータにし、前記ディジタ
ルデータを所定の圧縮処理をして圧縮データに変換す
る。
【0024】操作部106は、電源投入のための電源ス
イッチ操作、音声の入力タイミングのための操作、記憶
した音声の再生確認操作、コードイメージを印字制御す
るための操作などを行なうためのユーザインタフェース
である。
【0025】コードイメージ印字部108は、コードイ
メージなどの印字情報を印字するための150ヶの熱記
録素子を一列に約63.5μm間隔で僚間なく整列して
配置した印字ヘッドと、前記印字ヘッドの前記整列方向
と垂直方向に媒体を走査する記録媒体搬送メカ機構と、
前記印字ヘッドの各熱記録素子で同時記録する際の各素
子の熱制御のON/OFFを指示するための切り出しレ
ジスタと、一の熱記録素子に関する前記切り出しレジス
タの値が「1」の際に後述するタイマ118からのタイ
ミング信号の1回のパルスによって一定の印字ドットサ
イズを記録するように制御する制御部とからなる。
【0026】音声再生部110は、前記音声入力部10
4によって出力された圧縮データを伸張してD/A変換
し、スピーカにより音声を再生するものである。CPU
112は、プログラムにそって演算処理し、各構成及び
全体の動作制御を司る。
【0027】ROM114は、CPU112のプログラ
ムを記憶し、且つ、前記マーカ16のイメージパターン
データ等を含む各種設定値を予め記憶しておくためのも
のである。
【0028】RAM116は、このCPU112によっ
て上記音声データを処理し、コードイメージ印字部10
8に出力するまでに生成される前記圧縮データを保存す
る音声データの他、コードイメージデータ、印字制御用
データ、等の各種データを記憶するためのものである。
【0029】タイマ118は、CPU112により設定
された時間間隔でタイミング信号を発生してコードイメ
ージ印字部108に出力すると共に、CPU112が読
み取り可能なタイマフラグを有し、前記タイミング信号
のパルスを発生すると共に前記タイマフラグを前記時間
間隔毎にONにし、CPU112が読み取ることにより
タイマフラグをOFFにする機能を有する。
【0030】また、前記操作部106における、操作パ
ネル106A上の操作指示スイッチである操作ボタンの
構成を図2に示す。同図に示すように、この操作パネル
106Aには、“POWER”ボタン120、“RE
C”ボタン122、“PLAY”ボタン124、及び
“PRINT”ボタン126が配されている。
【0031】ここで、“POWER”ボタン120は、
当該コードイメージ印字装置100に電源供給を操作指
示するための操作ボタンである。“REC”ボタン12
2は、音声の入力として録音開始をユーザが操作指示す
るための操作ボタンである。“PLAY”ボタン124
は、入力された音声を音声再生部110より再生する操
作指示のための操作ボタンである。そして、“PRIN
T”ボタン126は、入力された音声をコードイメージ
としてコードイメージ印字部108により印字記録する
ために操作指示するための操作ボタンである。
【0032】次に、コードイメージ印字部108の前記
記録媒体搬送メカ機構を図3を参照して説明する。ここ
で、本コードイメージ印字装置100は、前記コードイ
メージ印字部108本体に前記コードイメージ印字部1
08本体とは分離可能なカセット128を装着して印字
する構成のものである。カセット128には、記録媒体
であるテープ状のラベル紙130と、前記ラベル紙13
0に前記印字ヘッドによる熱制御によりインクを転写す
るためのインクリボン132とが収納されている。
【0033】そして、前記記録媒体搬送メカ機構は、こ
のカセット128内に設けられたボビン“1”134、
ボビン“2”136、ボビン“3”138、及びプラテ
ンローラ140と、コードイメージ印字装置100本体
に設けられた印字ヘッド142、及び図示しない駆動部
と、から構成される。即ち、ボビン“1”134は、前
記ラベル紙130を巻いたボビンであり、ボビン“2”
136は、前記インクリボン132を巻いておくボビ
ン、ボビン“3”138は、前記転写済みのインクリボ
ン132を巻き取るボビンである。プラテンローラ14
0は、前記ラベル紙130を図示矢印方向に搬送するた
めのものである。また、印字ヘッド142は、バネ材に
より移動可能で、前記プラテンローラ140に押圧され
る。駆動部は、1つのモータを含み、前記インクリボン
132と前記ラベル紙130を前記プラテンローラ14
0と前記印字ヘッド142との間で挟み、前記モータの
駆動力により歯車等の駆動力伝達部材により前記プラテ
ンローラ140と前記ボビン“3”138を同時駆動回
転するようにした機構を有する。
【0034】以下、図4のフローチャートを参照して、
本実施の形態に係るコードイメージ印字装置100のC
PU112の動作を説明する。先ず、前記“POWE
R”ボタン120をONにすると(ステップS10
0)、当該コードイメージ印字装置100がイニシャラ
イズされる(ステップS200)。このイニシャライズ
は、RAM116のメモリチェックやクリア、音声再生
部110のD/A出力を無音状態にセットし、また、コ
ードイメージ印字部108の記録媒体搬送メカ機構や印
字ヘッド142を印字待機状態に設定するなど各種の設
定を行なう。
【0035】次に、操作部106の各種ボタンの押下待
ち状態となる(ステップS300〜S500)。ここ
で、“REC”ボタン122がONすると(ステップS
300)、音声入力部104のマイクに人力された音声
を取り込み、A/D変換してディジタルデータに変換
後、音声圧縮処理を行ない、CPUバス102を通して
RAM116上の音声データエリア116Aに圧縮デー
タを保存する(ステップS600)。その後、上記ステ
ップS300乃至ステップS500での各種ボタンの押
下待ち状態に戻る。
【0036】また、“PLAY”ボタン124が押下さ
れると(ステップS400)、RAM116上の前記音
声データエリア116Aの音声圧縮データを読み出し、
音声再生部110により伸張処理を行った後、D/A変
換をして、スピーカ等により元の記録した音声を再生す
る(ステップS700)。その後、上記ステップS30
0乃至ステップS500での各種ボタンの押下待ち状態
に戻る。
【0037】また、“PRINT”ボタン126が押下
されると(ステップS500)、前記音声データエリア
116Aの音声圧縮データを読み出して、コードイメー
ジデータに変換し、コードイメージ印字部108に出力
する(ステップS800)。ここで、コードイメージ印
字部108によってコードイメージを記録媒体であるラ
ベル紙130に印字するものである。その後、上記ステ
ップS300乃至ステップS500での各種ボタンの押
下待ち状態に戻る。
【0038】次に、図4中の上記ステップS800のサ
ブルーチンを、図5を参照して説明する。まず、RAM
116のコードイメージデータエリア116Bをクリ
ア、つまり「0」を書き込む。そして、前記音声圧縮デ
ータを前記音声データエリア116Aより読み出して、
検査パリティとコードイメージの読み取りの際に使われ
るヘッダ情報とを付加する。そしてこのデータに既述の
変調処理を施してドット配列データを作り、これをブロ
ック分割し、図15で示した物理フォーマットに従った
配列としたコードイメージデータにして、RAM116
上のコードイメージデータエリア116Bに保存する
(ステップS810)。
【0039】この時、図15で示したドットコード10
における白ドット又は黒ドットの1ドットに対して
「0」又は「1」の1ビットデータである白黒ビットデ
ータのみの2値化画像データとなるように前記コードイ
メージデータを作成する。即ち、前記コードイメージデ
ータは、前記1ドットが1ビットになるN行M列のN*
Mの2値画像データである。ここで、Nは、印字ヘッド
142の熱記録素子の数である150になるようにし、
150*Mの2値画像データとなる。また、前記Mは、
音声の記憶時間長と前記圧縮処理に関係する数値であ
り、記憶する音声毎に異なる。つまり、63.5μmピ
ッチ間隔に前記ドットが配列するコードイメージを印字
する際の前記コードイメージデータは、縦横共に400
DPIの解像度の前記2値画像データとして作成され
る。
【0040】次に、前記コードイメージデータに図15
で示した前記ブロックアドレスパターン20と前記パタ
ーンドット18のパターンに相当するデータと、それに
前記マーカ16として図17に示したマーカイメージに
理想的に相当する図6の(A)に示すようなマーカイメ
ージデータをROM114より読み出して、前記物理フ
ォーマットに従ってコードイメージデータエリア116
Bに上書きする(ステップS812)。
【0041】そして、前記コードイメージデータエリア
の列数を2倍に確保し、前記コードイメージデータは、
全て0からなる列データを1列毎に挿入し、列方向のみ
800DPIの解像度に変換する(ステップS81
4)。この時、前記コードイメージデータのマーカイメ
ージデータ部分は、図6の(A)に示したデータから図
6の(B)に示すようなデータに変換される。
【0042】次に、前記コードイメージデータのマーカ
部分のみ「1」で埋まるように変換する(ステップS8
16)。この時、前記マーカイメージデータは、図6の
(B)に示したデータから図6の(C)に示すようなデ
ータに変換されるものである。
【0043】その後、コードイメージ印字部108中の
記録媒体搬送メカ機構を起動し、100mm/Sで紙送
りを行なう(ステップS818)。そして、コードイメ
ージデータの切り出し列Kを1にし、また前記タイマ1
18を起動し、タイマ時間間隔を317.5μSに設定
する(ステップS820)。ここで、317.5μSと
は、前記紙送り速度で前記63.5μmピッチ間隔でド
ットが並ぶコードイメージを印字するための前記コード
イメージの各ドット列の印字タイミング間隔を示す。ま
た、前記コードイメージデータの切り出しとは、前記し
た如く150×Mのコードイメージデータから1列分の
150ドット分のデータを読み出す処理を意味するもの
で、前記切り出し列Kは、前記コードイメージデータの
K列目を示すものである。
【0044】次に、コードイメージデータのK列目を切
り出し、コードイメージ印字部108の前記制御部の切
り出しレジスタに前記切り出した切り出しデータを転送
し、K=K+1とする(ステップS822)。
【0045】その後、タイマ118によるタイマフラグ
を読み出して、それがONになるまで、本ステップを繰
り返す(ステップS824)。このステップS824
は、上記ステップS822を繰り返し処理する際の開始
タイミングを制御し、前記切り出しレジスタへの前記切
り出しデータの転送を制御するためのステップである。
【0046】こうして、タイマフラグがONになったな
らば、次に、切り出し数Kが前記Mであるかを判定し
(ステップS826)、K=Mであれば次のステップS
828に進み、それ以外は上記ステップS822に戻っ
て、上記の処理を繰り返す。
【0047】K=Mであった場合には、次に、タイマ1
18を停止し、余白のための紙送りとして1秒待った
後、記録媒体搬送メカ機構を停止する(ステップS82
8)。そして、本サブルーチンを終了し、図4のステッ
プS800を終了する。
【0048】図7は、図5のフローチャート中に行なわ
れる処理とコードイメージ印字部108で行なわれる印
字のタイミングとの関係を示した“PRINT”ボタン
126押下後のタイミングチャートを示している。
【0049】即ち、“PRINT”ボタン126が押下
されると、タイマ118が起動され、タイマ信号が発生
される。次に、このタイマ信号に合わせて、コードイメ
ージデータの切り出し処理が行なわれる。なお、図7の
切り出し処理のタイミングチャート中の数字は、切り出
し処理するコードイメージの列番号を示し、図5でのK
に相当する数字である。
【0050】次に、コードイメージ印字部108へのデ
ータ転送命令が発生される。この転送命令のパルスは、
CPU112がコードイメージデータエリア116Bか
ら読み出したデータをコードイメージ印字部108へ転
送する前記切り出しデータの転送タイミング、言い換え
ると、前記切り出しレジスタへの書き込みタイミングを
示し、その書き込みが前記切り出し処理の最後に行なわ
れることを示す。
【0051】次に、コードイメージ印字部108の中で
発生する通電制御タイミング信号が、タイマ信号のパル
ス周期一回分の遅延した信号として作られ、前記タイミ
ング信号のパルスに合わせて前記印字ヘッド142に通
電制御が行なわれて印字するものである。
【0052】ここで、印字するタイミングを、前記コー
ドイメージ印字部108への前記切り出しデータの転送
命令で行なうことが考えられるが、この転送命令は、C
PU112の処理時間によるものであり、各種割り込み
処理による処理時間のバラツキや前記タイマ信号の基準
となるクロックとCPU112の動作の基準であるCP
Uクロックとが一致しない場合による、転送命令の繰り
返し周期のバラツキにより周期誤差を生じ易くなって、
前記紙送り精度バラツキと結果的には同じ印字位置バラ
ツキ現象を引き起こすことになり好ましくない。従っ
て、印字を前記通電制御タイミング信号に同期して行な
うようにすることで、前記印字位置バラツキ現象を抑え
るものである。
【0053】また、図8の(A)に示すデータは、上記
ステップS812においてコードイメージデータエリア
116Bに保存されたコードイメージデータの一部を抜
き出したデータを示している。この図は、マーカ近傍に
対応したデータを抜き出したもので、マーカ16、パタ
ーンドット18の一部18A、パターンドット18を挟
むよう配されたドット無配置エリア38(図15参照)
の一部と、データドットパターン領域14内のドットの
一部を含んで示している。
【0054】また、図8の(B)は、上記ステップS8
16後のコードイメージデータの、図8の(A)と同じ
コードイメージ部分を示したものである。また、図9の
(A)乃至(H)は、この図8の(B)のデータに関わ
る部分を印字する際のタイミングと印字パターンとの関
係を示したものである。
【0055】即ち、図9の(A)乃至(C)は、図8の
(B)における行1乃至3の各データに沿って印字する
各熱記録素子S1乃至S3の通電信号のタイミングチャ
ートとそれぞれの印字パターンであり、熱記録素子の記
録面の面積より各ドットの印字パターンの面積が小さく
なるように熱量制御している。
【0056】また、図9の(D)乃至(H)は、図8の
(B)における行5乃至9の各データに沿って印字する
熱記録素子S5乃至S9の通電信号のタイミングチャー
トとそれぞれの印字パターンを示したものであり、前記
通電信号により印字されたパターンは、図9の(A)乃
至(C)の場合と比較してドット間を隙間なくべたで印
字するようにしたもので、通電信号の1パルスで印字さ
れる一定サイズの印字ドットを短い周期で多く印字する
重ね印字をしたものである。
【0057】ここで、図10は、図5のステップS81
6でのマーカ部分のみ「1」で埋まるように変換する処
理を行なわないようにすることで、前記マーカ部分に前
記重ね印字しない場合において得られる印字パターンで
ある図8の(A)のデータに関する前記コードイメージ
の一部のパターンを示したものである。
【0058】即ち、前記データドットパターン領域14
の各ドットは最適なサイズで印字しているものの、前記
マーカ16の部分には、べたで印字されていなく白抜け
が発生している。そのため、前記ドットコード読取装置
で読み取る際に、前記マーカ16を検出することができ
なくなり、ついには元の音声等の情報を読み取ることが
できない。
【0059】これに対して、本実施の形態では、上記し
た如く、前記マーカ16のみ重ね印字することにより、
コードイメージであるドットコード10のデータドット
パターン領域14の各ドットを高密度記録しつつ、マー
カ部分のみをべたで記録することができ、前記ドットコ
ードの読取装置で読み取る際に、前記マーカ16を確実
に検出することができ、確実に読み取ることができるド
ットコード10を記録するものである。
【0060】また、これは、図3で示した記録媒体搬送
メカ機構のように、1つのプラテンローラ140と印字
ヘッド142の押圧力のみで紙送りの駆動を行なうよう
なローコストの印字手段において、比較的に起き易い紙
送りの精度バラツキによって前記コードイメージを印字
する際にも確実にべたを記録することができ、前記マー
カ16を良好で白抜けの無いべた状態で印字することが
できる。
【0061】ここで、前記コードイメージ印字部108
における紙送り精度バラツキについて簡単に説明する。
図15に示すブロック12の拡大図で示したように、4
つの前記マーカ16において、上下のマーカ間に前記パ
ターンドット18が配置され、そのパターンドット18
が並ぶ方向と垂直方向に隣接するエリアは、前記黒ドッ
トを配置しないドット無配置エリア38で構成してい
る。
【0062】前記ドット無配置エリア38は、このドッ
トコード10を読取装置で読み取る際にパターンドット
18を見つけ易くするためのものである。即ち、前記ド
ットコード10を複数の熱記録素子が並んだ熱記録印字
ヘッド142で図15で示した縦方向に並んだドット列
を同時に印字しようとした場合、前記パターンドット1
8の存在する列と前記ドット無配列エリア38の列とで
は同時に印字するドット数の差が大きく、そのため前記
印字ヘッド142が印字する際にラベル紙130との間
で発生する摩擦抵抗力の差も大きくなるため、前記コー
ドイメージ印字部108の記録媒体搬送メカ機構におい
て前記プラテンローラ140とラベル紙130との間で
のスリップがより多く発生し、局所的な紙送りムラを生
ずることになる。
【0063】しかし、このような場合に対しても、上記
実施の形態で説明したコードイメージ印字装置100
は、前記重ね印字することにより前記マーカ16を確実
にべたで記録することができる効果がある。
【0064】また、前記コードイメージ印字部108
は、一の熱記録素子に関する前記切り出しレジスタの値
が「1」の際に前記タイマ118からのタイミング信号
の1回のパルスによって一定の印字ドットサイズを記録
するように、例えば、通電時間、通電電流、通電回数を
一定にして処理するようにしたもので、制御回路が簡単
で、ローコストである。
【0065】ここで、本発明は、図3で説明したような
記録媒体を搬送して記録するコードイメージ印字部10
8に限定するものではなく、前記記録媒体に対して印字
ヘッド142を走査して印字する場合においても、図4
及び図5で説明したフローチャートに基づいて処理する
ことで、前記基準指標である前記マーカ16のみ確実に
べたで記録することができ、高密度なコードイメージを
確実に記録することができるものである。
【0066】即ち、前記搬送は、記録媒体と前記印字ヘ
ッド142を相対的に移動する場合において、その移動
方向に重ね印字した場合前記効果を得ることができるも
のである。
【0067】また、本実施の形態で、前記マーカ16を
べたで印字すべく前記重ね印字を行ない、また、前記デ
ータドットパターン領域14の各ドットや前記パターン
ドット18の各ドットは、重ね印字しなかったが、前記
データドットパターンにおける前記ドットの内、上下或
いは左右にドットが隣接する際に、図11で示すよう
に、前記隣接するドット間を精度良く埋め、隣接する白
ドットの方向に黒ドットが同図のドットの上下に記した
線よりはみ出すことがない場合には、前記隣接するドッ
トに対しても、重ね印字するようにしても良い。
【0068】しかし、左右上下が白ドットで囲まれる黒
ドットであるドットに対して重ね印字することは、前記
白ドットに黒ドットがはみ出ることになり、上記した如
くドットが太くなってしまうため前記ドットコードの読
み取りに支障を与えるものである。
【0069】[第2の実施の形態]次に、本発明のコー
ドイメージ記録装置の第2の実施の形態としてのコード
イメージ印字装置について詳細に説明する。
【0070】本第2の実施の形態におけるコードイメー
ジ印字装置の構成は、前述の第1の実施の形態と同様で
あるため、その説明は省略する。しかし、本実施の形態
では、コードイメージ印字部108の機能が一部異なる
ためここで説明する。
【0071】即ち、コードイメージ印字部108は、前
記印字ヘッド142と前記媒体搬送メカ機構と前記印字
ヘッド142の各熱記録素子で同時記録する際の各素子
の熱制御をCPU112により指示するための切り出し
レジスタと、各熱記録素子毎にべた印字を指示するべた
指示レジスタと、前記タイマ118によるタイミング信
号と前記べた指示レジスタのデータと切り出しレジスタ
のデータとにより前記印字ヘッド142の熱制御を行な
う制御部と、から構成されている。
【0072】ここで、前記熱制御について、図12を参
照して詳細に説明する。同図に示すように、一の熱記録
素子に関する前記切り出しレジスタが「0」の際は、前
記ドットを印字せず、また、「1」の時で前記べた指示
レジスタの値が「0」の際に前記一定のドットサイズに
なるような熱制御によりドットを印字し、また、前記切
り出しレジスタと前記べた指示レジスタが共に「1」の
際に図12の通電信号1,2,3が示す3種類の方法、
若しくは、その3種類の複合によりべたを印字すべく制
御するものである。
【0073】ここで、前記切り出しレジスタの一の熱記
録素子に関する値の時間的変化を白黒ビットデータとし
て以後記載し、また、前記べた指示レジスタの一の熱記
録素子に関する値の時間的変化をべたビットデータとし
て以後記載するものとする。
【0074】ここで、図12のタイミングチャートは、
図7のタイミングと同期して通電信号を発生するもので
ある。つまり、べたビットデータと白黒ビットデータの
内容は、図7で示したコードイメージ印字部108への
データ転送命令で変更されるものであり、図7の通電制
御タイミング信号のパルスタイミングで図12の通電制
御信号が発生するものである。
【0075】また、図12での通電信号1,2,3は、
前記べたビットデータに基づいた通電信号として3種類
の通電方法を示すものであり、実施に際して前記3種類
のうちの1つの方法により行なうか、若しくは、各組み
合わせにより実施するものである。
【0076】即ち、通電信号1は、通電制御タイミング
信号発生時の黒白ビット信号「1」とべたビット信号
「0」に対して、1回のT1時間のP1分の電流を通電
するのに対して、前記べたビット信号の「1」の際に
は、通常のデータドットパターン14内の各ドットを印
字するために出力される最短のパルス間隔t1よりも短
い間隔t2のパルスをもって、2回のT1時間のP1分
の電流を通電するようにしたものである。なお、前記記
録素子は、電流を流すことで発熱する抵抗体であり、前
記P1は電流量を示すものである。
【0077】また、通電信号2は、通電制御タイミング
信号発生時の黒白ビット信号「1」とべたビット信号
「0」に対して、1回のT1時間のP1分の電流を通電
し、前記べたビット信号の「1」の際には、通常の1回
のT1より長いT2時間のP1分の電流を通電するよう
にしたものである。
【0078】そして、通電信号3は、通電制御タイミン
グ信号発生時の黒白ビット信号「1」とべたビット信号
「0」に対して、1回のT1時間のP1分の通電を行な
い、前記べたビット信号の「1」の際には、通常の1回
のT1時間のP1より大きいP2分の電流を通電するよ
うにしたものである。
【0079】以下、本第2の実施の形態に係るコードイ
メージ印字装置のCPU112の動作を説明するが、メ
インフローチャートは図4と同じであるため説明を省略
し、図4のステップS800のサブルーチンを、図13
を参照して説明する。
【0080】即ち、まず、RAM116のコードイメー
ジデータエリア116Bをクリア、つまり「0」を書き
込む。そして、前記音声圧縮データを前記音声データエ
リア116Aより読み出して、検査パリティとコードイ
メージの読み取りの際に使われるヘッダ情報とを付加す
る。そしてこのデータに既述の変調処理を施してドット
配列データを作り、これをブロック分割し、図15で示
した物理フォーマットに従った配列としたコードイメー
ジデータにしてRAM116上のコードイメージデータ
エリア116Bに保存する(ステップS840)。
【0081】この時、図15で示したドットコードにお
ける白ドット又は黒ドットの1ドットに対して「0」又
は「1」の1ビットのデータである白黒ビットデータと
1ドットに対して「べた印字する」か「べた印字しな
い」かを示す1ビットのデータであるべたビットデータ
との2ビットからなるコードイメージデータを作成す
る。
【0082】また、前記コードイメージデータは、前記
1ドットが2ビットになるN行M列のN*Mのコードイ
メージデータである。ここで、Nは、印字ヘッド142
の熱記録素子の数である150になるようにし、150
*Mの3値イメージデータとなる。つまり、63.5μ
mピッチ間隔に前記ドットが配列するコードイメージを
印字する際の前記コードイメージデータは、縦横共に4
00DPIの解像度の前記コードイメージデータとして
作成される。
【0083】次に、前記コードイメージデータに図15
で示した前記ブロックアドレスパターン20と前記パタ
ーンドット18のパターン、それに前記マーカ16とし
て図17に示したマーカイメージに理想的に相当する図
6の(A)のマーカイメージデータをROM114より
読み出して前記物理フォーマットに従ってコードイメー
ジデータエリア116Bの前記白黒ビットデータに上書
きする。この時、前記マーカイメージデータの図6の
(A)が示す「1」を前記上書きする画素に関するコー
ドイメージデータの前記べたビットデータは、べたを指
示する「1」をセットする(ステップS842)。
【0084】次に、コードイメージ印字部108中のメ
カ機構を起動し、100mm/Sで紙送りを行なう(ス
テップS844)。また、コードイメージデータの切り
出し列Kを1にし、また前記タイマ118を起動してタ
イマ時間間隔を635μSに設定する(ステップS84
6)。ここで、635μSとは、前記紙送り速度で前記
63.5μmピッチ間隔でドットが並ぶコードイメージ
を印字するための前記コードイメージの各ドット列の印
字タイミング間隔を示す。
【0085】そして、コードイメージデータのK列目を
切り出し、前記コードイメージの白黒ビットデータをコ
ードイメージ印字部108の前記制御部の切り出しレジ
スタに、また、前記コードイメージのべたビットデータ
をコードイメージ印字部108の前記制御部のべた指示
レジスタに転送し、K=K+1とする(ステップS84
8)。
【0086】次に、タイマ118によるタイマフラグを
読み出して、それがONになるまで、本ステップを繰り
返す(ステップS850)。そして、タイマフラグがO
Nになったならば、次に、切り出し数Kが前記Mである
かを判定し(ステップS852)、K=Mであれば次の
ステップS854に進み、それ以外は上記ステップS8
46に戻って、上記処理を繰り返す。
【0087】K=Mとなったならば、次に、タイマ11
8を停止し、余白のための紙送りとして1秒待った後、
メカ機構を停止する(ステップ854)。そして、本サ
ブルーチンを終了し、図4のステップS800を終了す
る。
【0088】即ち、本第2の実施の形態によれば、前記
コードイメージの理想的にべたで記録すべき前記マーカ
16を良好に印字することができる。また、これは、図
3で示したメカ機構のように1つのプラテンローラ14
0と印字ヘッド142の押圧力のみで紙送りの駆動を行
なうようなローコストの印字手段において、比較的に起
き易い紙送りの精度バラツキによって前記コードイメー
ジを印字する際にも確実にべたを記録することができ、
前記マーカ16を良好で白抜けの無いベタ状態で印字す
ることができる。
【0089】また、前記3種類の熱制御方法は、前記一
定の印字サイズになるような熱制御と比較して前記一定
の印字サイズよりも大きなサイズのドットパターンをべ
たの指示のある部分に印字するものであり、前記ドット
コードの前記マーカの部分をべたに指示して前記マーカ
16を良好に印字するものである。
【0090】[第3の実施の形態]次に、本発明のコー
ドイメージ記録装置の第3の実施の形態としてのコード
イメージ印字装置について詳細に説明する。
【0091】なお、本第3の実施の形態におけるコード
イメージ印字装置の構成は、前述の第2の実施の形態と
同様であるため、その説明は省略する。また、以下に、
本第3の実施の形態に係るコードイメージ印字装置のC
PU112の動作を説明するが、メインフローチャート
は図4と同じであるため説明を省略し、図4のステップ
S800のサブルーチンを、図14を参照して説明す
る。
【0092】即ち、まず、RAM116上のコードイメ
ージデータエリア116Bをクリア、つまり「0」を書
き込む。そして、前記音声圧縮データを前記音声データ
エリア116Aより読み出して、検査パリティとコード
イメージの読取の際に使われるヘッダ情報とを付加す
る。そしてこのデータに既述の変調処理を施してドット
配列データを作り、これをブロック分割し、図15で示
した物理フォーマットに従った配列としたコードイメー
ジデータにしてRAM116上のコードイメージデータ
エリア116Bに保存する(ステップS870)。
【0093】この時、図15で示したドットコードにお
ける白ドット又は黒ドットの1ドットに対して「0」又
は「1」の1ビットデータである白黒ビットデータのみ
の2値化イメージデータのコードイメージデータを作成
する。
【0094】また、前記コードイメージデータは、前記
1ドットが1ビットになるN行M列のN*Mのコードイ
メージデータである。ここで、Nは、印字ヘッド142
の熱記録素子の数である150になるようにし、150
*Mの2値画像データとなる。つまり、63.5μmピ
ッチ間隔に前記ドットが配列するコードイメージを印字
する際の前記コードイメージデータは、縦横共に400
DPIの解像度の前記コードイメージデータとして作成
される。
【0095】次に、前記コードイメージデータに図15
で示した前記ブロックアドレスパターン20と前記パタ
ーンドット18のパターン、それに前記マーカ16とし
て図17に示したマーカイメージに理想的に相当する図
6の(A)のマーカイメージデータをROM114より
読み出して前記物理フォーマットに従ってコードイメー
ジデータエリア116Bの前記白黒ビットデータに上書
きする(ステップS872)。
【0096】そして、コードイメージ印字部108中の
メカ機構を起動し、100mm/Sで紙送りを行なう
(ステップS874)。また、コードイメージデータの
切り出し列Kを1にし、前記タイマ118を起動してタ
イマ時間間隔を635μSに設定する(ステップS87
6)。ここで、635μSとは、前記紙送り速度で前記
63.5μmピッチ間隔でドットが並ぶコードイメージ
を印字するための前記コードイメージの各ドット列の印
字タイミング間隔を示す。
【0097】次に、コードイメージデータのK列目を切
り出し、前記コードイメージの白黒ビットデータをコー
ドイメージ印字部108の前記制御部の切り出しレジス
タに、また、前記切り出したデータ列に3ヶ以上の
「1」、つまり図15で示す縦方向の黒ドットの連続を
検出して、その検出された前記コードイメージ中のマー
カを構成する画素に対して前記制御部のべた指示レジス
タに「1」をセットして転送し、K=K+1とする(ス
テップS878)。
【0098】そして、タイマ118によるタイマフラグ
を読み出して、それがONになるまで、本ステップを繰
り返す(ステップS880)。タイマフラグがONにな
ったならば、次に、切り出し数Kが前記Mであるかを判
定し(ステップS882)、K=Mであれば、次のステ
ップS884に進み、それ以外は上記ステップS876
に戻って、上記処理を繰り返す。
【0099】K=Mとなったならば、タイマ118を停
止して、余白のための紙送りとして1秒待った後、メカ
機構を停止する(ステップS884)。そして、該サブ
ルーチンを終了し、図4のステップS800を終了す
る。
【0100】ここで、図15で示したマーカパターン
は、図17で示したように縦方向に3以上の黒連続で構
成されていて、また、データドットパターン領域14の
各ドットは前記変調処理を施されていて黒の連続が縦方
向に2以下に制限して記録されているものである。
【0101】即ち、上記ステップS878により、縦方
法の黒ドットの3以上の連続を検出することは、マーカ
部分のべたに記録すべき部分を検出するものであり、前
記マーカ16を確実に検出してべたで記録し、良好な前
記ドットコードを印字するものである。
【0102】ここで、上記したステップS878の前記
黒連続の検出では、縦方向の黒連続を検出したが、縦横
両方向の黒連続を検出するようにしても良い。また、前
記変調が縦横両方向に処理されている場合には、前記黒
連続の検出は、横方向のみの黒連続を検出をしても良
い。マーカ16をべたで記録するときの具体的な方法に
ついては、既述の第2の実施の形態における、通電信号
1、2又は3を単独又は組み合わせて使用すれば良い。
【0103】即ち、前記コードイメージの理想的にべた
で記録すべき前記マーカ16を良好に印字することがで
きる。また、これは、図3で示したメカ機構のように1
つのプラテンローラ140と印字ヘッド142の押圧力
のみで紙送りの駆動を行なうようなローコストの印字手
段において、比較的に起き易い紙送りの精度バラツキに
よって前記コードイメージを印字する際にも確実にべた
を記録することができ、前記マーカ16を良好で白抜け
の無いベタ状態で印字することができる。
【0104】更に、前記した黒ドットの連続を検出する
ことにより、前記コードイメージデータは、図15で示
した前記1ドットに対して1ビットの2値化イメージデ
ータであり、前記コードイメージデータに使用するメモ
リ容量を最小限にすることができる。
【0105】また、コードイメージデータにおけるマー
カ等べたにするべき位置を予め知ることのできない場合
においては、本第3の実施の形態で説明したコードイメ
ージデータに対する上記黒連続の検出によるべた位置の
検出は、必要な処理である。
【0106】特に、コードイメージデータを入力してコ
ードイメージを印字記録するコードイメージ記録装置に
おいて、前記マーカ等べたを検出して確実に良好なコー
ドイメージを記録することができる。
【0107】なお、上記第1乃至第3の実施の形態で
は、コードイメージを、図15に示したドットコード1
0として説明したが、本発明は、前記ドットコード10
に限るものではなく、他のフォーマットのコードイメー
ジにおいても適用可能なことは勿論である。
【0108】また、上記第1乃至第3の実施の形態で
は、記録装置の記録方式として、図1及び図3で説明し
たような熱記録素子によって記録する所謂熱転写式の印
字手段の場合を説明したが、本発明は、前記熱転写式に
限るものではなく、他の熱昇華式印字手段、インクジェ
ット印字手段、トナーによるレーザ印字手段においても
同様に適用可能なものである。
【0109】以上実施の形態に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は上述した実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可
能である。ここで、本発明の要旨をまとめると以下のよ
うになる。
【0110】(1) 記録対象として入力された音声等
の情報に係るデータに変調処理を施して、該変調処理さ
れたデータの値に応じてイメージを形成することによ
り、前記情報を光学的に読み取り可能なコードイメージ
として所定の記録媒体上に印刷記録する際に、前記コー
ドイメージの読み取りの基準となる所定のデータ値の所
定の連続数を含む光学的に読み取り可能な基準指標と区
別するために、変調処理後の変調データにおける前記所
定のデータ値のみの連続数が前記基準指標における前記
所定のデータ値の前記所定の連続数よりも少なくなるよ
うに前記入力された音声等の情報に係るデータに変調処
理を施すコードイメージ記録装置において、前記変調処
理の施された変調データと前記基準指標を構成するデー
タとを入力して、前記コードイメージの物理フォーマッ
トに対応したビットマップ化されたコードイメージデー
タを生成するコードイメージデータ生成手段と、前記コ
ードイメージデータ生成手段で生成されたコードイメー
ジデータを入力して、対応するコードイメージを所定の
記録媒体上に光学的に読み取り可能に印刷記録する印字
手段と、を具備し、前記コードイメージ中の前記基準指
標についてのみ、前記所定のデータ値の連続する部分に
対応するイメージがべたで印刷記録されるように構成さ
れたものであることを特徴とするコードイメージ記録装
置。
【0111】即ち、前記コードイメージの読み取りの際
に前記変調データと識別するためにべたで印字するべき
前記基準指標を、確実にべたで印字することができ、良
好な品質のコードイメージを印字することができるコー
ドイメージ記録装置を提供するものである。
【0112】(2) 前記コードイメージ記録装置は、
前記コードイメージデータ生成手段で生成されたコード
イメージデータを高解像度化するために当該コードイメ
ージデータに対してイメージデータの挿入を行なうイメ
ージデータ挿入手段を更に具備し、前記イメージデータ
挿入手段は、前記コードイメージデータ中の前記基準指
標に対応するイメージデータであって、前記所定のデー
タ値の連続する部分に対応するイメージデータに対し
て、前記所定のデータ値に対応するイメージデータの挿
入を行なうと共に、同コードイメージデータ中の前記音
声等の情報に係るデータに対応するイメージデータであ
って、前記所定のデータ値の連続する部分に対応するイ
メージデータに対して、前記所定のデータ値とは異なる
データ値に対応するイメージデータの挿入を行なうよう
に構成され、前記印字手段は、前記イメージデータ挿入
手段によりイメージデータの挿入された高解像度化コー
ドイメージデータを入力して、対応するコードイメージ
を所定の記録媒体上に光学的に読み取り可能に印刷記録
するものであることを特徴とする上記(1)に記載のコ
ードイメージ記録装置。
【0113】即ち、前記印字手段におけるコードイメー
ジの記録の際に、高精細に印字したい前記変調データと
べたに印字したい前記基準指標とを兼ね備えたコードイ
メージを共に的確な品質で印字することができるコード
イメージ記録装置を提供するものである。
【0114】(3) 前記印字手段が、所定の長さにわ
たって一次元に配列された複数の熱記録素子を有する熱
記録ヘッドと、前記イメージデータ挿入手段によりイメ
ージデータの挿入された高解像度化コードイメージデー
タを入力して、前記熱記録ヘッドの各熱記録素子に対す
る加熱のための制御信号を出力するヘッド駆動制御手段
と、を具備し、前記熱記録ヘッドとプラテンとの間に、
着色剤層を有するインクリボン及び記録媒体を介在さ
せ、前記熱記録ヘッドの加熱により前記インクリボンの
着色剤を溶融して前記記録媒体に転写しながら、前記熱
記録ヘッドと前記インクリボン及び記録媒体とを前記複
数の熱記録素子の配列方向である幅方向と直交する方向
に相対的に移動させるように構成されたものであると
き、前記イメージデータ挿入手段は、前記イメージデー
タの挿入を、前記熱記録ヘッドと記録媒体との相対的な
移動方向に対してのみ行なうことを特徴とする上記
(2)に記載のコードイメージ記録装置。
【0115】即ち、前記印字ヘッドをインクリボン及び
記録媒体を介在させ、前記熱記録ヘッドを走査してコー
ドイメージを記録する印字手段において、前記コードイ
メージデータの同時印字する黒ドット数の変化に応じて
発生する前記相対的な移動の移動精度バラツキによる前
記基準指標等のべた部分の前記白抜けを、前記移動方向
にのみ前記挿入することによりなくすことができ、的確
な品質のコードイメージを印字することができるコード
イメージ記録装置を提供するものである。
【0116】(4) 前記印字手段が、所定の長さにわ
たって一次元に配列された複数の熱記録素子を有する熱
記録ヘッドと、前記イメージデータ挿入手段によりイメ
ージデータの挿入された高解像度化コードイメージデー
タを入力して、前記熱記録ヘッドの各熱記録素子に対す
る加熱のための制御信号を出力するヘッド駆動制御手段
と、を具備し、前記熱記録ヘッドと駆動源に結合された
プラテンローラとの間に、着色剤層を有するインクリボ
ン及び記録媒体を介在させ、前記熱記録ヘッドの加熱に
より前記インクリボンの着色剤を溶融して前記記録媒体
に転写しながら、前記プラテンローラによって前記イン
クリボン及び記録媒体を前記複数の熱記録素子の配列方
向である幅方向と直交する方向に搬送させるように構成
されたものであるとき、前記イメージデータ挿入手段
は、前記イメージデータの挿入を、記録媒体の搬送方向
に対してのみ行なうことを特徴とする上記(2)に記載
のコードイメージ記録装置。
【0117】即ち、前記印字ヘッドと駆動源に結合され
たプラテンローラとの間の押圧力のみで記録媒体を移動
させるローコストな印字手段において発生し易い移動精
度バラツキによる前記基準指標等のべた部分の前記白抜
けをなくすことができ、的確な品質のコードイメージを
印字することができるコードイメージ記録装置を提供す
るものである。
【0118】(5) 前記ヘッド駆動制御手段が前記熱
記録ヘッドの各熱記録素子に対して出力する前記制御信
号は、前記高解像度化コードイメージデータの各ビット
値に基づいて形成された、当該熱記録ヘッドの各熱記録
素子に対する加熱のための通電信号であることを特徴と
する上記(3)又は(4)に記載のコードイメージ記録
装置。
【0119】即ち、前記通電信号の通電時間、通電回
数、通電電流量を制御し、コードイメージの高解像度化
に対応しながら、べた印字を確実にしかも簡単な回路で
実現することができ、ローコストで高解像度のコードイ
メージ記録装置を提供するものである。
【0120】(6) 前記コードイメージが、前記変調
処理の施された変調データのビット値に対応してドット
が2次元に複数個配列されたデータドットパターン領域
と、該データドットパターン領域に関して所定の位置関
係にあり、前記ドットを複数個隣接配置して構成した前
記ドットの読み取り基準位置を求めるための前記基準指
標としてのマーカとから少なくとも構成されるとき、前
記一のドットは、前記熱記録ヘッドにおける一の熱記録
素子の加熱によって印刷記録されるものであることを特
徴とする上記(3)又は(4)に記載のコードイメージ
記録装置。
【0121】即ち、コードイメージデータのメモリ容量
を少なくすることができると共に、前記熱記録素子の数
を極力少なくすることができる。また、前記熱記録ヘッ
ドの高密度化に合わせた高密度化コードイメージを記録
することができる。
【0122】つまり、ローコストで高解像度のコードイ
メージ記録装置を提供するものである。 (7) 前記印字手段は、前記コードイメージ中の前記
基準指標に対応するイメージデータを検出する検出手段
を更に具備し、該検出したイメージデータに対応するイ
メージがべたで印刷記録されるように構成されたもので
あることを特徴とする上記(1)に記載のコードイメー
ジ記録装置。
【0123】即ち、前記コードイメージデータより前記
基準指標を検出して、前記検出された基準指標を確実に
べたで印字するもので、予め前記コードイメージの基準
指標の位置がわからない場合においても、前記基準指標
を検出して、前記基準指標をべたとして記録する良好な
品質のコードイメージを印字することができるコードイ
メージ記録装置を提供するものである。
【0124】(8) 前記印字手段は、所定の長さにわ
たって一次元に配列された複数の熱記録素子を有する熱
記録ヘッドと、前記コードイメージデータ生成手段で生
成されたコードイメージデータを入力して、前記熱記録
ヘッドの各熱記録素子に対する加熱のための制御信号を
出力するヘッド駆動制御手段と、を具備し、前記ヘッド
駆動制御手段は、前記基準指標における前記所定のデー
タ値の連続する部分に対応するイメージのみが、べたで
印刷記録されるように、前記音声等の情報に係るデータ
に対応するイメージの印刷記録時に出力する最短のパル
ス間隔よりも短い間隔のパルスを、前記制御信号として
出力するように構成されたものであることを特徴とする
上記(1)又は(7)何れかに記載のコードイメージ記
録装置。
【0125】即ち、前記コード読み取りの際に、前記変
調データと識別するためにべたで印字すべき前記基準指
標を、確実、且つ簡単な構成をもってべたで印字するこ
とができ、良好な品質のコードイメージを印字すること
ができるコードイメージ記録装置を提供するものであ
る。
【0126】(9) 前記印字手段は、所定の長さにわ
たって一次元に配列された複数の熱記録素子を有する熱
記録ヘッドと、前記コードイメージデータ生成手段で生
成されたコードイメージデータを入力して、前記熱記録
ヘッドの各熱記録素子に対する加熱のための制御信号を
出力するヘッド駆動制御手段と、を具備し、前記ヘッド
駆動制御手段は、前記基準指標における前記所定のデー
タ値の連続する部分に対応するイメージのみが、べたで
印刷記録されるように、前記音声等の情報に係るデータ
に対応するイメージの印刷記録時に出力するパルス幅よ
りも長い幅のパルスを、前記制御信号として出力するよ
うに構成されたものであることを特徴とする(1)又は
(7)に記載のコードイメージ記録装置。
【0127】即ち、前記コード読み取りの際に、前記変
調データと識別するためにべたで印字すべき前記基準指
標を、確実、且つ簡単な構成をもってべたで印字するこ
とができ、良好な品質のコードイメージを印字すること
ができるコードイメージ記録装置を提供するものであ
る。
【0128】(10) 前記印字手段は、所定の長さに
わたって一次元に配列された複数の熱記録素子を有する
熱記録ヘッドと、前記コードイメージデータ生成手段で
生成されたコードイメージデータを入力して、前記熱記
録ヘッドの各熱記録素子に対する加熱のための制御信号
を出力するヘッド駆動制御手段と、を具備し、前記ヘッ
ド駆動制御手段は、前記基準指標における前記所定のデ
ータ値の連続する部分に対応するイメージのみが、べた
で印刷記録されるように、前記音声等の情報に係るデー
タに対応するイメージの印刷記録時に出力する信号レベ
ルよりも大きいレベルのパルスを、前記制御信号として
出力するように構成されたものであることを特徴とする
(1)又は(7)何れかに記載のコードイメージ記録装
置。
【0129】即ち、前記コード読み取りの際に、前記変
調データと識別するためにべたで印字すべき前記基準指
標を、確実、且つ簡単な構成をもってべたで印字するこ
とができ、良好な品質のコードイメージを印字すること
ができるコードイメージ記録装置を提供するものであ
る。
【0130】
【発明の効果】本発明によれば、印字手段におけるコー
ドイメージの記録の際に、高精細に印字したい部分とべ
たに印字したい部分とを兼ね備えたコードイメージを的
確な品質で印字することができるようになる。
【0131】従って、光学的に読み取り可能なコードイ
メージにおけるその読み取りの基準となる基準指標をべ
たで正確且つ確実に印刷記録できるので、後の読み取り
動作に極力影響を及ぼすことが無く、当該コードイメー
ジを高密度に印刷記録することを可能にしたコードイメ
ージ記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコードイメージ記録装置の第1の実施
の形態としてのコードイメージ印字装置の構成を示す図
である。
【図2】操作部に設けられた操作パネル上の操作ボタン
配置を示す図である。
【図3】コードイメージ印字部の記録媒体搬送メカ機構
を示す図である。
【図4】第1の実施の形態に係るコードイメージ印字装
置のCPUの動作フローチャートである。
【図5】図4中の印字サブルーチンのフローチャートで
ある。
【図6】(A)はマーカイメージに理想的に相当するデ
ータを配置を示す図、(B)は(A)のマーカイメージ
データに図5中のステップS814での処理を行った場
合を示す図であり、(C)は(B)のマーカイメージデ
ータに図5中のステップS816での処理を行った場合
を示す図である。
【図7】図5のフローチャート中に行なわれる処理とコ
ードイメージ印字部で行なわれる印字のタイミングとの
関係を示した“PRINT”ボタン押下後のタイミング
チャートである。
【図8】(A)は図5中のステップS812においてコ
ードイメージデータエリアに保存されたコードイメージ
データの一部を抜き出したデータを示す図であり、
(B)はステップS816後のコードイメージデータの
(A)と同じコードイメージ部分を示した図である。
【図9】(A)乃至(H)はそれぞれ図8の(B)のデ
ータに関わる部分を印字する際のタイミングと印字パタ
ーンとの関係を示した図である。
【図10】重ね印字しない場合における図8の(A)の
データに関するコードイメージの一部のパターンを示す
図である。
【図11】データドットパターン内の隣接ドットを精度
良く重ね印字したパターンの例を示す図である。
【図12】本発明のコードイメージ記録装置の第2の実
施の形態としてのコードイメージ印字装置における通電
信号に関するタイミングチャートである。
【図13】第2の実施の形態における印字サブルーチン
のフローチャートである。
【図14】本発明のコードイメージ記録装置の第3の実
施の形態としてのコードイメージ印字装置における印字
サブルーチンのフローチャートである。
【図15】本発明のコードイメージ記録装置によって記
録されるコードイメージの一例としての従来のドットコ
ードの物理フォーマット構成を示す図である。
【図16】従来のコードイメージ読取装置の機能ブロッ
ク構成図である。
【図17】マーカとデータドットパターン領域内に印刷
記録される黒ドットの大きさの関係を示す図である。
【符号の説明】
10 ドットコード 14 データドットパターン領域 16 マーカ 100 コードイメージ印字装置 102 CPUバス 104 音声入力部 106 操作部 108 コードイメージ印字部 110 音声再生部 112 CPU 114 ROM 116 RAM 118 タイマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 雅彦 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 (72)発明者 月原 智 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 Fターム(参考) 9A001 BB04 EE02 EZ04 EZ05 HH17 HZ34 JJ35

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録対象として入力された音声等の情報
    に係るデータに変調処理を施して、該変調処理されたデ
    ータの値に応じてイメージを形成することにより、前記
    情報を光学的に読み取り可能なコードイメージとして所
    定の記録媒体上に印刷記録する際に、前記コードイメー
    ジの読み取りの基準となる所定のデータ値の所定の連続
    数を含む光学的に読み取り可能な基準指標と区別するた
    めに、変調処理後の変調データにおける前記所定のデー
    タ値のみの連続数が前記基準指標における前記所定のデ
    ータ値の前記所定の連続数よりも少なくなるように前記
    入力された音声等の情報に係るデータに変調処理を施す
    コードイメージ記録装置において、 前記変調処理の施された変調データと前記基準指標を構
    成するデータとを入力して、前記コードイメージの物理
    フォーマットに対応したビットマップ化されたコードイ
    メージデータを生成するコードイメージデータ生成手段
    と、 前記コードイメージデータ生成手段で生成されたコード
    イメージデータを入力して、対応するコードイメージを
    所定の記録媒体上に光学的に読み取り可能に印刷記録す
    る印字手段と、 を具備し、 前記コードイメージ中の前記基準指標についてのみ、前
    記所定のデータ値の連続する部分に対応するイメージが
    べたで印刷記録されるように構成されたものであること
    を特徴とするコードイメージ記録装置。
  2. 【請求項2】 前記コードイメージ記録装置は、前記コ
    ードイメージデータ生成手段で生成されたコードイメー
    ジデータを高解像度化するために当該コードイメージデ
    ータに対してイメージデータの挿入を行なうイメージデ
    ータ挿入手段を更に具備し、 前記イメージデータ挿入手段は、前記コードイメージデ
    ータ中の前記基準指標に対応するイメージデータであっ
    て、前記所定のデータ値の連続する部分に対応するイメ
    ージデータに対して、前記所定のデータ値に対応するイ
    メージデータの挿入を行なうと共に、同コードイメージ
    データ中の前記音声等の情報に係るデータに対応するイ
    メージデータであって、前記所定のデータ値の連続する
    部分に対応するイメージデータに対して、前記所定のデ
    ータ値とは異なるデータ値に対応するイメージデータの
    挿入を行なうように構成され、 前記印字手段は、前記イメージデータ挿入手段によりイ
    メージデータの挿入された高解像度化コードイメージデ
    ータを入力して、対応するコードイメージを所定の記録
    媒体上に光学的に読み取り可能に印刷記録するものであ
    ることを特徴とする請求項1に記載のコードイメージ記
    録装置。
  3. 【請求項3】 前記印字手段が、 所定の長さにわたって一次元に配列された複数の熱記録
    素子を有する熱記録ヘッドと、 前記イメージデータ挿入手段によりイメージデータの挿
    入された高解像度化コードイメージデータを入力して、
    前記熱記録ヘッドの各熱記録素子に対する加熱のための
    制御信号を出力するヘッド駆動制御手段と、 を具備し、前記熱記録ヘッドとプラテンとの間に、着色
    剤層を有するインクリボン及び記録媒体を介在させ、前
    記熱記録ヘッドの加熱により前記インクリボンの着色剤
    を溶融して前記記録媒体に転写しながら、前記熱記録ヘ
    ッドと前記インクリボン及び記録媒体とを前記複数の熱
    記録素子の配列方向である幅方向と直交する方向に相対
    的に移動させるように構成されたものであるとき、 前記イメージデータ挿入手段は、前記イメージデータの
    挿入を、前記熱記録ヘッドと記録媒体との相対的な移動
    方向に対してのみ行なうことを特徴とする請求項2に記
    載のコードイメージ記録装置。
  4. 【請求項4】 前記印字手段が、 所定の長さにわたって一次元に配列された複数の熱記録
    素子を有する熱記録ヘッドと、 前記イメージデータ挿入手段によりイメージデータの挿
    入された高解像度化コードイメージデータを入力して、
    前記熱記録ヘッドの各熱記録素子に対する加熱のための
    制御信号を出力するヘッド駆動制御手段と、 を具備し、前記熱記録ヘッドと駆動源に結合されたプラ
    テンローラとの間に、着色剤層を有するインクリボン及
    び記録媒体を介在させ、前記熱記録ヘッドの加熱により
    前記インクリボンの着色剤を溶融して前記記録媒体に転
    写しながら、前記プラテンローラによって前記インクリ
    ボン及び記録媒体を前記複数の熱記録素子の配列方向で
    ある幅方向と直交する方向に搬送させるように構成され
    たものであるとき、 前記イメージデータ挿入手段は、前記イメージデータの
    挿入を、記録媒体の搬送方向に対してのみ行なうことを
    特徴とする請求項2に記載のコードイメージ記録装置。
  5. 【請求項5】 前記ヘッド駆動制御手段が前記熱記録ヘ
    ッドの各熱記録素子に対して出力する前記制御信号は、
    前記高解像度化コードイメージデータの各ビット値に基
    づいて形成された、当該熱記録ヘッドの各熱記録素子に
    対する加熱のための通電信号であることを特徴とする請
    求項3又は4に記載のコードイメージ記録装置。
  6. 【請求項6】 前記コードイメージが、前記変調処理の
    施された変調データのビット値に対応してドットが2次
    元に複数個配列されたデータドットパターン領域と、該
    データドットパターン領域に関して所定の位置関係にあ
    り、前記ドットを複数個隣接配置して構成した前記ドッ
    トの読み取り基準位置を求めるための前記基準指標とし
    てのマーカとから少なくとも構成されるとき、 前記一のドットは、前記熱記録ヘッドにおける一の熱記
    録素子の加熱によって印刷記録されるものであることを
    特徴とする請求項3又は4に記載のコードイメージ記録
    装置。
  7. 【請求項7】 前記印字手段は、前記コードイメージ中
    の前記基準指標に対応するイメージデータを検出する検
    出手段を更に具備し、該検出したイメージデータに対応
    するイメージがべたで印刷記録されるように構成された
    ものであることを特徴とする請求項1に記載のコードイ
    メージ記録装置。
  8. 【請求項8】 前記印字手段は、 所定の長さにわたって一次元に配列された複数の熱記録
    素子を有する熱記録ヘッドと、 前記コードイメージデータ生成手段で生成されたコード
    イメージデータを入力して、前記熱記録ヘッドの各熱記
    録素子に対する加熱のための制御信号を出力するヘッド
    駆動制御手段と、 を具備し、 前記ヘッド駆動制御手段は、前記基準指標における前記
    所定のデータ値の連続する部分に対応するイメージのみ
    が、べたで印刷記録されるように、前記音声等の情報に
    係るデータに対応するイメージの印刷記録時に出力する
    最短のパルス間隔よりも短い間隔のパルスを、前記制御
    信号として出力するように構成されたものであることを
    特徴とする請求項1又は7何れかに記載のコードイメー
    ジ記録装置。
  9. 【請求項9】 前記印字手段は、 所定の長さにわたって一次元に配列された複数の熱記録
    素子を有する熱記録ヘッドと、 前記コードイメージデータ生成手段で生成されたコード
    イメージデータを入力して、前記熱記録ヘッドの各熱記
    録素子に対する加熱のための制御信号を出力するヘッド
    駆動制御手段と、 を具備し、 前記ヘッド駆動制御手段は、前記基準指標における前記
    所定のデータ値の連続する部分に対応するイメージのみ
    が、べたで印刷記録されるように、前記音声等の情報に
    係るデータに対応するイメージの印刷記録時に出力する
    パルス幅よりも長い幅のパルスを、前記制御信号として
    出力するように構成されたものであることを特徴とする
    請求項1又は7何れかに記載のコードイメージ記録装
    置。
  10. 【請求項10】 前記印字手段は、 所定の長さにわたって一次元に配列された複数の熱記録
    素子を有する熱記録ヘッドと、 前記コードイメージデータ生成手段で生成されたコード
    イメージデータを入力して、前記熱記録ヘッドの各熱記
    録素子に対する加熱のための制御信号を出力するヘッド
    駆動制御手段と、 を具備し、 前記ヘッド駆動制御手段は、前記基準指標における前記
    所定のデータ値の連続する部分に対応するイメージのみ
    が、べたで印刷記録されるように、前記音声等の情報に
    係るデータに対応するイメージの印刷記録時に出力する
    信号レベルよりも大きいレベルのパルスを、前記制御信
    号として出力するように構成されたものであることを特
    徴とする請求項1又は7何れかに記載のコードイメージ
    記録装置。
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