JP5376235B2 - テープ印字装置、拡大幅サイズラベルの作成方法及び拡大幅サイズラベルの作成プログラムが記憶された記憶媒体 - Google Patents

テープ印字装置、拡大幅サイズラベルの作成方法及び拡大幅サイズラベルの作成プログラムが記憶された記憶媒体 Download PDF

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本発明は、拡大幅サイズラベル作成機能を有するテープ印字装置と、該テープ印字装置を用いて拡大幅サイズラベルを作成する方法と、この拡大幅サイズラベルの作成をテープ印字装置に実行させるためのプログラムが記憶された記憶媒体に関する。
テープカセット内に印字層と剥離層とを積層してなる印字テープを収納し、このテープカセットを印字装置にセットして、キーボード等の入力手段から入力された或いは他の機器から出力された文字、記号、ロゴ、キャラクタ、マーク等を任意に印字することで、固有のラベルを作成できる装置としてテープ印字装置がある。
このようなテープ印字装置において使用される印字テープとしては、従来、文書や文具の管理に利用されるテープ幅の狭いものが一般的であったが、近年、表示や標識として使用可能な程にテープ幅が広いものも提供され、テープ印字装置の用途も多種多様に渡っている。そして、非常に幅が広い印字テープを使用して、「会議室」や「社長室」といった表札としてのラベルを作成する場合もある。
また、幅の広いラベルを作成するに際して、例えば、特開平10−35036号公報(特許文献1)におけるテープ印字装置では、複数に分割した各部分データを1種類のテープ幅の印字テープに印字させてラベルを作成し、複数のラベルをテープ幅方向に合わせることによって使用したテープよりも幅の広い文字を表示させる拡大幅サイズラベルを作成するための拡大印刷を行う提案がなされている。
特開平10−35036号公報
通常使用されているテープ幅をラベル幅とする一般のテープ印字装置では、非常にテープ幅が広い印字テープを使用して、「会議室」や「社長室」といった表札を作成させることにより、大きな文字の印字が可能な印字幅の大きいプリントヘッドを搭載する必要がある。そして、印字幅の大きいプリントヘッドを搭載するテープ印字装置では、高い電流や電圧を必要とし、装置自体のシステム、規模が大きくなるとともに、製品本体サイズも大きくなり、しかも専用の幅広のテープカセットが必要になることから、製品コストが高くなるという課題があった。
また、上述の特許文献1に示すテープ印字装置による拡大印刷では、使用するテープ幅が1種類のために文字サイズが2倍、3倍、4倍等の整数倍の拡大となることから、拡大文字のサイズが極端に大きくなってしまい使い勝手が悪いという課題があった。
本発明は、上述したような従来技術の問題点に鑑みてなされており、大きな文字の印字が可能な印字幅の大きいプリントヘッドを搭載する必要がなく、使用するテープ幅よりも大きな拡大文字を印字する拡大印刷を行うに際して、使用するテープ幅の組合せを選択し、自由に拡大文字の大きさを設定することを可能とし、文字サイズが極端に大きくなってしまうことがなく、用途に応じた幅広の拡大幅サイズラベルを作成することができるテープ印字装置を提供することを目的とする。
本発明に係るテープ印字装置は、幅の異なる所定複数種類のテープ部材に対して印字可能な印字手段と、前記テープ部材の複数枚をテープ幅方向に並べて組合せることにより拡大幅サイズラベルを構成する前記所定複数種類の前記テープ部材の中の複数種類の前記テープ部材の組合せとその順序を定めた少なくとも1種類の組合せ情報を予め格納する組合せ情報記憶手段と、前記拡大幅サイズラベルの幅サイズを指定する幅サイズ指定手段と、記組合せ情報記憶手段から前記幅サイズ指定手段により指定された幅サイズと同一乃至近似するサイズの前記テープ部材の組合せ情報を選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された組合せ情報における幅サイズに対応するサイズの印字データを生成する印字データ生成手段と、前記印字データ生成手段によって生成された印字データを、前記選択手段によって選択された組合せ情報における複数のテープ部材の各幅に応じた比率で分割し、前記印字手段を制御して、その分割した印字データを前記選択手段によって選択された組合せ情報で指定されている各テープ部材に対して順に印字させる制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記選択手段によって選択された組合せ情報で指定されている前記各テープ部材の順序の情報に基づいて、所定テープ幅のテープ部材の印字が終了する毎に、次に印字する種類のテープ部材の装填を促す案内を行うことを特徴とする。
更に、本発明に係るテープ印字装置は、幅の異なる所定複数種類のテープ部材に対して印字可能な印字手段と、前記テープ部材の複数枚をテープ幅方向に並べて組合せることにより拡大幅サイズラベルを構成する前記所定複数種類の前記テープ部材の中の複数種類の前記テープ部材の組合せによって定めた少なくとも1種類の組合せ情報を予め格納する組合せ情報記憶手段と、前記拡大幅サイズラベルの幅サイズを指定する幅サイズ指定手段と、前記組合せ情報記憶手段から前記幅サイズ指定手段により指定された幅サイズと同一乃至近似するサイズの前記テープ部材の組合せ情報を選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された組合せ情報における幅サイズに対応するサイズの印字データを生成する印字データ生成手段と、前記印字データ生成手段によって生成された印字データを、前記選択手段によって選択された組合せ情報における複数のテープ部材の各幅に応じた比率で分割し、前記印字手段を制御して、その分割した印字データを前記選択手段によって選択された組合せ情報で指定されている各テープ部材に対して順に印字させる制御手段と、前記所定複数種類の前記テープ部材のうちで、操作者が使用可能な複数種類の前記テープ部材を指定する使用可能テープ部材指定手段と、を備え、前記選択手段は、前記使用可能テープ部材指定手段によって指定された使用可能な前記テープ部材のみを使用する前記組合せ情報を選択することを特徴とする。
また、本発明に係るテープ印字装置は、幅の異なる所定複数種類のテープ部材に対して印字可能な印字手段と、前記テープ部材の複数枚をテープ幅方向に並べて組合せることにより拡大幅サイズラベルを構成する前記所定複数種類の前記テープ部材の中の複数種類の前記テープ部材の組合せによって定めた少なくとも1種類の組合せ情報を予め格納する組合せ情報記憶手段と、前記拡大幅サイズラベルの幅サイズを指定する幅サイズ指定手段と、前記組合せ情報記憶手段から前記幅サイズ指定手段により指定された幅サイズと同一乃至近似するサイズの前記テープ部材の組合せ情報を選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された組合せ情報における幅サイズに対応するサイズの印字データを生成する印字データ生成手段と、前記印字データ生成手段によって生成された印字データを、前記選択手段によって選択された組合せ情報における複数のテープ部材の各幅に応じた比率で分割し、前記印字手段を制御して、その分割した印字データを前記選択手段によって選択された組合せ情報で指定されている各テープ部材に対して順に印字させる制御手段と、を備え、前記選択手段は、前記テープ部材の前記組合せ情報を選択可能な候補として複数表示する選択候補表示手段と、前記選択候補表示手段に表示された前記テープ部材の前記組合せ情報の中から操作者が所望する1つの前記組合せ情報を選択する第2の選択手段と、を備えることを特徴とする。
更に、本発明に係るテープ印字装置は、幅の異なる所定複数種類のテープ部材に対して印字可能な印字手段と、前記テープ部材の複数枚をテープ幅方向に並べて組合せることにより拡大幅サイズラベルを構成する前記所定複数種類の前記テープ部材の中の複数種類の前記テープ部材の組合せによって定めた少なくとも1種類の組合せ情報を予め格納する組合せ情報記憶手段と、前記拡大幅サイズラベルの幅サイズを指定する幅サイズ指定手段と、前記組合せ情報記憶手段から前記幅サイズ指定手段により指定された幅サイズと同一乃至近似するサイズの前記テープ部材の組合せ情報を選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された組合せ情報における幅サイズに対応するサイズの印字データを生成する印字データ生成手段と、前記印字データ生成手段によって生成された印字データを、前記選択手段によって選択された組合せ情報における複数のテープ部材の各幅に応じた比率で分割し、前記印字手段を制御して、その分割した印字データを前記選択手段によって選択された組合せ情報で指定されている各テープ部材に対して順に印字させる制御手段と、前記テープ印字装置に装填されている前記テープ部材の幅サイズを検出するテープ幅検出手段と、を備え、前記制御手段は、前記テープ幅検出手段によって検出された前記テープ部材の幅サイズが印刷すべき前記テープ部材の幅サイズと異なっている場合に所定のテープ部材に交換を促す案内を行い、又はエラー報知を行うことを特徴する。
そして、本発明に係るテープ印字装置は、前記所定複数種類の前記テープ部材のうちで、操作者が使用可能な複数種類の前記テープ部材を指定する使用可能テープ部材指定手段を備え、前記選択手段は、前記使用可能テープ部材指定手段によって指定された使用可能な前記テープ部材のみを使用する前記組合せ情報を選択することを特徴とし、更に、前記選択手段は、前記テープ部材の前記組合せ情報を選択可能な候補として複数表示する選択候補表示手段と、前記選択候補表示手段に表示された前記テープ部材の前記組合せ情報の中から操作者が所望する1つの前記組合せ情報を選択する第2の選択手段と、を備えることを特徴とし、また更に、前記組合せ情報記憶手段には、前記テープ部材の組合せ情報の夫々に対応してその組合せ情報に係る複数種類の前記テープ部材の印刷順序の情報が予め格納されており、前記制御手段は、前記選択手段によって選択された組合せ情報で指定されている前記各テープ部材の印刷順序の情報に基づいて、所定テープ幅のテープ部材の印字が終了する毎に、次に印字する種類のテープ部材の装填を促す案内を行うことを特徴とする。
また、本発明に係るテープ印字装置は、前記テープ印字装置に装填されている前記テープ部材の幅サイズを検出するテープ幅検出手段を備え、前記制御手段は、前記テープ幅検出手段によって検出された前記テープ部材の幅サイズが印刷すべき前記テープ部材の幅サイズと異なっている場合に所定のテープ部材に交換を促す案内を行い、又はエラー報知を行うことを特徴とし、更に、前記組合せ情報記憶手段によって予め格納される前記組合せ情報には更に、その組合せ情報に係る複数のテープ部材に分割する際の前記各テープ部材の幅方向の印字開始位置座標情報をも格納し、前記制御手段は、前記印字開始位置座標情報に基づいて、前記印字データ生成手段によって生成された印字データを選択された前記テープ部材に分割することを特徴とする。
更に、本発明のテープ印字装置の拡大幅サイズラベルの作成方法は、幅の異なる所定複数種類のテープ部材に対して印字可能な印字処理と、前記拡大幅サイズラベルの幅サイズを指定する幅サイズ指定処理と、前記テープ部材の複数枚をテープ幅方向に並べて組合せることにより拡大幅サイズラベルを構成する前記所定複数種類の前記テープ部材の中の複数種類の前記テープ部材の組合せとその順序を定めた少なくとも1種類の組合せ情報を予め格納してあるから前記幅サイズ指定処理により指定された幅サイズと同一乃至近似するサイズの前記テープ部材の組合せ情報を選択する選択処理と、前記選択処理によって選択された組合せ情報における幅サイズに対応するサイズの印字データを生成する印字データ生成処理と、前記印字データ生成処理によって生成された印字データを、前記選択処理によって選択された組合せ情報における複数のテープ部材の各幅に応じた比率で分割し、前記印字処理を制御して、その分割した印字データを前記選択処理によって選択された組合せ情報で指定されている各テープ部材に対して順に印字する制御処理と、を含み、前記制御処理は、前記選択処理によって選択された組合せ情報で指定されている前記各テープ部材の順序の情報に基づいて、所定テープ幅のテープ部材の印字が終了する毎に、次に印字する種類のテープ部材の装填を促す案内を行うことを特徴とする。
そして、本発明の記憶媒体は、幅の異なる所定複数種類のテープ部材に対して印字可能な印字処理と、前記拡大幅サイズラベルの幅サイズを指定する幅サイズ指定処理と、前記テープ部材の複数枚をテープ幅方向に並べて組合せることにより拡大幅サイズラベルを構成する前記所定複数種類の前記テープ部材の中の複数種類の前記テープ部材の組合せとその順序を定めた少なくとも1種類の組合せ情報を予め格納してあるから前記幅サイズ指定処理により指定された幅サイズと同一乃至近似するサイズの前記テープ部材の組合せ情報を選択する選択処理と、前記選択処理によって選択された組合せ情報における幅サイズに対応するサイズの印字データを生成する印字データ生成処理と、前記印字データ生成処理によって生成された印字データを、前記選択処理によって選択された組合せ情報における複数のテープ部材の各幅に応じた比率で分割し、前記印字処理を制御して、その分割した印字データを前記選択処理によって選択された組合せ情報で指定されている各テープ部材に対して順に印字する制御処理と、を含み、前記制御処理は、前記選択処理によって選択された組合せ情報で指定されている前記各テープ部材の順序の情報に基づいて、所定テープ幅のテープ部材の印字が終了する毎に、次に印字する種類のテープ部材の装填を促す案内を行うこと、を実現するための拡大幅サイズラベルを作成するプログラムが記憶されたことを実現するための拡大幅サイズラベルを作成するプログラムが記憶されたことを特徴とする。
本発明によれば、大きな文字の印字が可能な印字幅の大きいプリントヘッドを搭載する必要がなく、使用するテープ幅よりも大きな拡大文字を印字する拡大印刷を行うに際して、使用するテープ幅の組合せを選択し、自由に拡大文字の大きさを設定することを可能とし、文字サイズが極端に大きくなってしまうことがなく、用途に応じた幅広の拡大幅サイズラベルを作成することができるテープ印字装置を提供することができる。
本発明の実施例に係るテープ印字装置の平面図である。 本発明の実施例に係るテープ印字装置の内部拡大図及びテープカセットの斜視図である。 本発明の実施例に係るテープ印字装置の機能ブロック図である。 本発明の実施例に係るテープ印字装置による拡大印刷機能の制御フローを示すフローチャートである。 本発明の実施例に係るテープ印字装置のテープ組合せ候補の選択画面の具体例を示す図である。 本発明の実施例に係るテープ印字装置のテープ幅組合せ情報の一例を示す説明図である。 本発明の実施例に係るテープ印字装置による拡大文字サイズに関する説明図である。 本発明の実施例に係るテープ印字装置による分割位置の位置情報を示す説明図である。 本発明の実施例に係るテープ印字装置による拡大幅サイズラベル作成時の分割位置を示す説明図である。 本発明の実施例に係る同じ拡大幅の拡大幅サイズラベルにおける分割数の違いを示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について述べる。本発明のテープ印字装置1は、幅の異なる所定複数種類のテープ部材31に対して印字可能な印字手段とされる印字手段駆動回路51を備える。また、テープ印字装置1は、テープ幅方向に並べて組合せることにより拡大幅サイズラベルを構成する複数枚のラベルを印字するべく、上記印字手段によってテープ部材31に対して拡大された文字を分割して印字する。
更に、テープ印字装置1は、上記拡大幅サイズラベルの幅サイズを指定する幅サイズ指定手段とされる入力部3と、各種幅サイズの上記拡大幅サイズラベルを形成するために必要とするテープ部材31の組合せを上記所定複数種類のテープ部材31の中の複数種類のテープ部材31の組合せによって定めた組合せ情報を予め格納する組合せ情報記憶手段とされるROM41とを備える。そして、テープ印字装置1は、上記幅サイズ指定手段による幅サイズの指定に応じて、上記組合せ情報記憶手段から指定された幅サイズと同一乃至近似するサイズのテープ部材31の組合せ情報を選択する選択手段や、上記幅サイズ指定手段によって指定された幅サイズに対応するサイズの文字列の印字データを生成する印字データ生成手段とされる制御部40と、を備える。
また、テープ印字装置1は、上記印字データ生成手段によって生成された印字データを、上記選択手段によって選択されたテープ部材31の組合せ情報によって指定される複数のテープ部材31の各幅に応じた比率で分割し、上記印字手段を制御して、その分割した印字データを上記選択手段によって選択されたテープ部材31の組合せ情報で指定する各テープ部材31に対して順に印字させる制御手段とされる制御部40と、を備える。
更に、テープ印字装置1は、上記所定複数種類のテープ部材31のうちで、操作者が使用可能な複数種類のテープ部材31を指定する使用可能テープ部材指定手段とされる入力部3を備える。そして、上記選択手段は、上記使用可能テープ部材指定手段によって指定されたテープ部材31の情報に基づいて、使用者が使用可能なテープ部材31の範囲でテープ部材31の組合せ情報を選択する。
そして、テープ印字装置1は、上記選択手段によって選択されたテープ部材31の組合せ情報を選択可能な候補として複数表示する選択候補表示手段とされる表示部4と、上記選択候補表示手段に表示されたテープ部材31の組合せ情報の中から操作者が所望する1つの組合せ情報を選択する第2の選択手段とされる入力部3と、を備える。
更に、テープ印字装置1における上記組合せ情報記憶手段には、テープ部材31の組合せ情報の夫々に対応してその組合せ情報に係る複数種類のテープ部材31の印刷順序の情報が予め格納されている。そして、上記制御手段は、上記組合せ情報記憶手段に格納されている上記印刷順序の情報に基づいて、所定テープ幅のテープ部材31の印字が終了する毎に、次に印字する種類のテープ部材31をテープ印字装置1に装填すべきことを促す案内を行う。
そして、テープ印字装置1は、上記組合せ情報記憶手段に格納されるテープ部材31の組合せ情報に基づいたテープ部材31の組合せによって作成される拡大幅サイズラベルに印字する文字列の各文字の印刷データを、その組合せ情報に係る複数のテープ部材31に分割する際の分割位置を示す分割位置情報を予め格納した文字分割位置情報記憶手段とされるROM41を備える。更に、上記制御手段は、上記文字分割位置情報記憶手段に格納された分割位置情報に基づいて、上記印字データ生成手段によって生成された印字データを選択されたテープ部材31に分割する。
また、テープ印字装置1は、装填されているテープ部材31の幅サイズを検出するテープ幅検出手段とされるテープ幅検出スイッチ16を備える。上記制御手段は、上記テープ幅検出手段によって検出されたテープ部材31の幅サイズが印刷すべきテープ部材31の幅サイズと異なっている場合に所定のテープ部材31に交換を促すメッセージを表示手段とされる表示部4に表示させるか、又はエラー報知を行う。
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳説する。図1は、本発明の実施例に係るテープ印字装置1の平面図であり、図2は、このテープ印字装置1に使用するテープカセット21の外観及びテープ印字装置1の内部構造の一部を示す斜視図である。テープ印字装置1は、表面に印字面を備え裏面が粘着面とされた印字テープ層と、粘着面に貼付される剥離テープ層と、が積層されて形成されたテープ部材31に文字や模様等を印字する装置である。
このテープ印字装置1は、図1に示すように、筐体2の上面に入力部3、表示部4及びカセット装填部8を塞ぐ開閉蓋5が形成されている。また、図示しないが、筐体2には、パーソナルコンピュータ等の外部機器と接続するための入力端子、電源コードが接続される電源端子、メモリーカード等の記憶媒体が挿入される挿入口等も形成されている。
入力部3は、入力手段としての文字データを入力する文字入力キー、印字開始を指示する印字キー、表示部4の表示画面上のカーソルを移動操作するカーソルキー、印字モードの設定や各種設定処理を行なう種々の制御キーによって構成されている。また、入力部3は、幅サイズを指定する幅サイズ指定手段、使用可能な複数種類のテープ部材31を指定する使用可能テープ部材指定手段、操作者が所望する1つの組合せ情報を選択する第2の選択手段でもある。
表示部4は、液晶表示装置等であり、入力されたデータに関する画像、各種の設定のための選択メニュー、各種の処理に関するメッセージ等が表示される。また、表示部4は、
テープ部材31の組合せ情報を選択可能な候補として複数表示する選択候補表示手段でもある。なお、テープ印字装置1に、入力部3及び表示部4の両機能を備えたタッチパネルを配置することもできる。
そして、開閉蓋5の内側には、図2に示すように、テープ部材31及びインクリボン35を収容したテープカセット21を装填するためのカセット装填部8が形成されている。また、カセット装填部8内には、テープ印字機構45と、テープカセット21を所定の位置に支持するためのカセット受部15と、が形成されている。このテープ印字機構45は、縦方向に配列された印字素子と、印字ヘッドとされるサーマルヘッド11と、サーマルヘッド11との間でテープ部材31及びインクリボン35を挟み込んでこれを搬送するプラテンローラ12と、印字に使用したインクリボン35をテープカセット21内に巻取るリボン巻取軸13と、を備える。
また、カセット装填部8の一端部に筐体2の外に通じるテープ繰出部7が形成されており、このテープ繰出部7には、テープ部材31の印字テープ層及び剥離テープ層を幅方向にカットするフルカット手段としてのフルカット機構18と、テープ部材31の印字テープのみをカットするハーフカット手段としてのハーフカット機構17が組み込まれている。
更に、テープカセット21は、カセットケース22を備え、このカセットケース22の内部には、テープ部材31が巻装されたテープコア23、未使用のインクリボン35が巻装されたリボン供給コア24、使用済みのインクリボン35を巻取るリボン巻取コア25が夫々収納されている。また、テープカセット21のカセットケース22には、カセット装填部8内にテープカセット21を装填した場合にサーマルヘッド11が位置するヘッド配置部27が形成されている。
また、カセットケース22の隅部には、カセット装填部8のカセット受部15と係合し、このカセット受部15によって支持される被係合部29が形成されている。このカセットケース22の被係合部29には、図示しないがテープカセット21の種類に応じた所定の凹凸が形成されている。そして、カセット装填部8のカセット受部15には、テープカセット21が装填された場合にカセットケース22の被係合部29に形成された凹凸を判別する所定のテープ幅検出スイッチ16が形成されている。テープ印字装置1は、カセットケース22がカセット装填部8に装填されると、カセットケース22の被係合部29とカセット装填部8のカセット受部15に形成されたテープ幅検出スイッチ16の幾つか或いは全部が係合し、係合したテープ幅検出スイッチ16が押下されて、このオン状態となったテープ幅検出スイッチ16の組合せによってテープカセット21の種類を判別できるようになっている。
つまり、このテープ印字装置1は、テープカセット21の種類が内蔵するテープ部材31の種類や印字テープの幅によって異なるため、テープ幅検出手段とするテープ幅検出スイッチ16によって、このテープカセット21の種類等を判別し、印字対象物であるテープの種類、テープの幅などを識別することにより、制御手段がテープ幅に適合した印字データを作成することができるようになっている。
このテープ印字装置1は、印字の指示がされると、テープ部材31及びインクリボン35がテープカセット21から繰り出され、プラテンローラ12とサーマルヘッド11の間にこれらのテープ部材31及びインクリボン35が重ね合わされた状態で挟み込まれて搬送される。そして、サーマルヘッド11が印字データに基づいて発熱駆動され、インクリボン35のインクがテープ部材31に熱転写されてテープ部材31に印字が行なわれ、印字が終了すると、設定によりフルカット機構18又はハーフカット機構17が作動してテープ部材31が幅方向に切断され、1枚のテープ状の印字物が作成される。
図3は、このテープ印字装置1の回路構成を示すブロック図である。このテープ印字装置1は、図3に示すように、印字データ生成手段や制御手段等とされる制御部40を備え、この制御部40に組合せ情報記憶手段や文字分割位置情報記憶手段等とされるROM41、RAM42及び補助記憶装置44、入力手段としての入力部3、表示手段としての表示部4とが接続されている。更に、制御部40には、印字手段とされる印字手段駆動回路51、搬送手段駆動回路52、切断手段駆動回路53が接続されている。
この制御部40は、CPUであって、入力部3からのキー操作信号に応じて、又は、自動でROM41に予め記憶されているシステムプログラム、メモリーカードに記憶された制御プログラム、外部機器から読み込まれた制御プログラム等を起動させ、RAM42をワークメモリとして回路各部の動作を制御する。
ROM41は、入力部3から入力された文字を印字するためのプログラム、印字フォント、塗り潰しに使用される斜線や網目、ドット模様等が記憶され、制御部40で読取り可能なプログラムが記憶された記憶媒体としても機能する。そして、ROM41は、組合せ情報記憶手段や文字分割位置情報記憶手段等としても機能する。また、このROM41としては、EPROM等の書込みが可能なROMが使用される場合もあり、書込み可能なROMが使用される場合には、ROM41が補助記憶装置44としても機能する。
RAM42は、キー入力された文字や選択された模様、サイズや文字間隔等の印字情報を記憶する入力データメモリ、入力された印字情報が展開された印字パターンデータが記憶される印字データメモリ、表示部4に表示されるパターンデータが記憶される表示データメモリ等の各領域が確保され、印字処理等に必要なデータを一時的に記憶するレジスタやカウンタ等が設けられている。
補助記憶装置44は、テープ印字装置1に内蔵されたハードディスクやテープ印字装置1に接続されるメモリーカード等によって構成されている。
印字手段駆動回路51は、印字情報や書式設定の情報に従って印字手段であるサーマルヘッド11を制御し、テープ部材31に印字を実行させる。搬送手段駆動回路52は、搬送手段を駆動させる回路であって、プラテンローラ12やリボン巻取軸13を回転させるステッピングモータ等の搬送モータ46を制御し、所定の速度で長手方向にテープ部材31を搬送する。切断手段駆動回路53は、フルカット手段及びハーフカット手段等の切断手段を制御する駆動回路であり、フルカット機構18で使用されるカッターモータ48aとしてのステッピングモータやハーフカット機構17で使用されるカッターモータ48bとしてのDCモータ等を制御する。
そして、テープ印字装置1は、印字モードを拡大印刷モードとすることにより、テープ部材31のテープ幅を超えるような拡大文字の印字データを、複数の部分データに分割し、この複数の部分データをテープの長さ方向の複数の領域に分けて印字し、テープ幅よりも幅の広い拡大幅サイズラベルを作成する。
そして、本実施例のテープ印字装置1は、拡大印刷を行うにあたって、使用するテープ部材31のテープ幅を複数種類使用することにより、自由に幅サイズを設定することを可能にし、文字サイズが極端に大きくなってしまうことがなく、用途に応じた幅広の拡大幅サイズラベルを作成することができる。
以下、本実施例のテープ印字装置1に係る拡大印刷機能に関して述べる。図4は、拡大印刷機能の制御フローを示すフローチャートである。そして、図5は、拡大印刷機能において幅サイズ、準備可能なテープ幅のテープカセット21の入力により選択可能なテープの組合せを選択させる入力画面の説明図である。また、図6は、ROM41に格納されている準備可能なテープ幅のテープカセット21に基づいて作成可能な幅サイズを示すテープ幅組合せ情報の一例である。そして、図7は、設定された幅サイズに応じて設定される拡大文字サイズに関する説明図であり、図8は、拡大印刷機能における拡大幅サイズラベルの分割位置の位置情報を示す説明図である。
制御部40は、ラベル作成用の文字等が入力されることにより、印字文字列入力処理(ステップS100)を実行する。制御部40は、印字文字列入力処理(ステップS100)により入力された文字列を一旦RAM42の入力データメモリに格納させる。
次に制御部40は、印刷モードが拡大印刷モードとされると複数のテープ幅のラベルによって作成する拡大印刷の総テープ幅を示す幅サイズを入力させるように幅サイズ指定処理(ステップS105)を実行し、表示部4に「幅サイズを入力してください。」等のメッセージを表示させる。
操作者により例えば「21mm」といった幅サイズが入力されると、次に制御部40は、準備可能な複数のテープ幅のテープカセット21を操作者に入力させるように表示部4に「使用する印字テープの幅を入力してください。」等のメッセージを表示させる。操作者により例えば「6mm、9mm、12mm、18mm」といった準備可能なテープ幅のテープカセット21の情報を使用可能テープ部材指定手段である入力部3により入力されることにより、制御部40は、入力された幅サイズと準備可能な複数のテープ幅のテープカセット21の情報に基づいて、図6に示すような予めROM41に格納されている幅サイズに応じた複数種類のテープ幅のテープカセット21の組合せの情報とするテープ幅組合せ情報から入力条件に合致するテープカセット組合せ候補を選択する選択手段として選択処理を実行し、抽出する組合せ候補抽出処理(ステップS110)を実行する。なお、抽出されたテープカセット組合せ候補による個々のテープを合算したサイズは、指定された幅サイズと同一乃至近似した値である。
制御部40は、テープ幅組合せ情報から入力条件に合致するテープカセット組合せ候補が抽出されると、図5に示すように、幅サイズ21mmの組合せ候補として9mmと12mmの組合せ(1)と、6mmを2段と9mmの組合せ(2)が組合せ候補として抽出されたことを選択候補表示手段である表示部4に表示させる。そして制御部40は、更に「ラベル作成に使用するテープ幅の組合せを選択してください。」等のメッセージを表示部4に表示させる表示処理(ステップS115)を実行する。
操作者により使用するテープ幅の組合せが選択されると、制御部40は、拡大印刷の分割ラベルを作成するにあたって、拡大幅サイズラベルの分割段数値N及び各段で使用するテープ幅のテープカセット21の情報をRAM42に格納させる格納処理(ステップS120)を実行する。
次に、制御部40は、操作者による拡大印刷開始を指示する操作により、入力文字列の拡大処理を実行する。図7に示す予めROM41に格納されている幅サイズと拡大文字サイズの関係から、制御部40は、幅サイズ21mmであれば所定の余白を設けて文字高さが21mm未満となる拡大文字サイズ「C21」を選択してRAM42の入力データメモリに格納された入力文字列を設定された幅サイズに応じた文字サイズに拡大させて印字データを生成する印字データ生成処理(ステップS125)を実行する。そして制御部40は、生成された印字データをRAM42の印字データメモリに格納させる。
そして、制御部40は、拡大印刷開始における1段目の分割ラベルを印字するにあたって、先ず印字段数値Kに1を設定する印字段数値設定処理(ステップS130)を実行する。
次に、制御部40は、K段目の分割ラベルを印字するにあたって、テープ幅検出スイッチ16により、テープ印字装置1に装着されているテープカセット21のテープ幅を検出するテープ幅検出処理(ステップS135)を実行する。
次に、制御部40は、K段目の分割ラベルを印字するにあたって、RAM42に格納された各段の分割ラベルの作成に使用するテープ幅のテープカセット21の情報を読み込み、先のテープ幅検出処理(ステップS135)により検出されたテープ幅のテープカセット21がK段目の分割ラベルを印字すべきテープカセット21かどうかを判定するテープ判定処理(ステップS140)を実行する。そして、制御部40は、装着されているテープカセット21がK段目の分割ラベルを印字すべきテープカセット21と判定されるとK段目の印字データ作成処理(ステップS150)に進み、そうでなければテープ交換表示処理(ステップS145)に進む。
制御部40は、テープ交換表示処理(ステップS145)により、K段目の分割ラベルを印字すべきテープカセット21でないと判断すると、表示部4に例えば「テープ幅9mmのテープを装着してください。」等のテープカセット21の交換を促すメッセージを表示させるか、又はエラー報知を行う。そして、操作者によりテープの交換が実行されると、制御部40は、再度テープ幅検出処理(ステップS135)を実行させる。
一方、テープ判定処理(ステップS140)により、適正なテープカセット21が装着されていると判断されると、制御部40は、印字データ生成処理(ステップS125)によりRAM42の印字データメモリに格納されている拡大された印字データを、図8に示すような、予めROM41の一部である文字分割位置情報記憶手段に格納されている分割位置を示す分割位置情報を用いて、複数のテープ部材31の各幅に応じた比率で分割する分割処理し、K段目の印字データを作成するK段目印字データ作成処理(ステップS150)を実行する。
次に、制御部40は、印字手段駆動回路51を制御することにより作成されたK段目の印字データを装着されているテープカセット21の印字テープに印字させる印刷処理としてK段目印字処理(ステップS155)を実行する。
更に、制御部40は、切断手段駆動回路53を制御することにより印字されたK段目のテープを切断させるK段目ラベル印字完了処理(ステップS160)を実行する。
そして、制御部40は、K段目の分割ラベルの印字が完了したことを受けて、印字段数値Kに1加算して次の段を印字すべく印字段数値加算処理(ステップS165)を実行する。
これにより、制御部40は、印字監視処理として、拡大印刷の各段の印字処理が終了したかどうかを判断するために、印字段数値Kが分割段数値Nを超えたかどうかを判断する終了段数判定処理(ステップS170)を実行する。印字段数値Kが分割段数値Nを超えていれば拡大印刷完了処理(ステップS175)に進み、印字段数値Kが分割段数値Nを超えていなければ、未だ印字すべき分割ラベルが有るとして、再度テープ幅検出処理(ステップS135)に戻る。
そして、制御部40は、拡大印刷完了処理(ステップS175)として、表示部4に「拡大印刷終了」等のメッセージを表示させて拡大印刷を終了させる。
次に、このような制御フローに従って拡大幅サイズラベルを作成する場合について、具体例を挙げながら説明する。図9、図10は、拡大幅サイズラベルの一例を示す正面図である。
図8に示した幅サイズ、テープ組合せ及びそれに応じて設定される段数(N)により導き出される分割位置A及びBのアドレスは、図9に示す拡大された文字列の印字データを水平方向に分割させる位置となる2段目及び3段目の開始座標であるA点及びB点を示す。そして、制御部40は、拡大された文字列の印字データの分割位置であるA点及びB点を管理することにより、2段目の分割ラベルや3段目の分割ラベルの印字データを各段に使用する印字テープの幅に合わせて新たに作成する。
図10に示した文字列「ABC」と印字された拡大幅サイズラベルは、幅サイズが21mmで、準備できるテープカセット21が6mm、9mm、12mm、18mmの4種類と入力された際の一例である。幅サイズと準備できるテープカセット21の条件によりテープ幅組合せ候補から図10(a)に示す1段目が9mm、2段目が12mmで生成される21mmの拡大幅サイズラベルと、図10(b)に示す1段目と2段目とが6mmで3段目が9mmで生成される21mmの拡大幅サイズラベルとの2種類が作成可能となる。図10に示すように9mmと12mmのテープにより作成できる拡大幅サイズラベルと、6mm、6mm及び9mmのテープにより作成できる拡大幅サイズラベルとは同様であり、操作者は、準備できるテープカセット21に応じて自在に選択することができる。なお、選択されたテープ幅組合せ候補における各段の印字に使用するテープカセット21は、予め設定されている。
以上のように本実施例によれば、拡大印刷を行うにあたって、大きな文字の印字が可能な印字幅の大きいプリントヘッドを搭載する必要がなく、使用するテープ幅よりも大きな文字を印字する拡大印刷を行うに際して、使用するテープ幅の組合せを選択し、自由に拡大幅サイズラベルの幅及び拡大文字の大きさを設定することを可能とし、文字サイズが極端に大きくなってしまうことがなく、用途に応じた幅広の拡大幅サイズラベルを作成することができるテープ印字装置1を提供することができる。
そして、本実施例のテープ印字装置1のROM41には、設定された幅サイズに応じた拡大文字のサイズが格納されていることにより、操作者が文字サイズを入力する必要がなく、拡大幅サイズラベルの幅である幅サイズを入力することにより拡大幅サイズラベルを作成することができる。
更に、本実施例のテープ印字装置1のテープ幅組合せ情報には組合せ中の複数のテープカセット21の印字順が予め設定されていることにより、分割ラベルの上から貼る順番を認識することができる。
また、本実施例のテープ印字装置1には、拡大幅サイズラベル作成にあたって装着されているテープカセット21のテープ幅が異なっている場合に表示部4に交換を促すメッセージを表示させるか又はエラー報知を行うことにより、異なったテープカセット21が装着されていた場合に操作者がテープカセット21の交換の必要性を認識することができる。
そして、本実施例のテープ印字装置1は、印字データの分割数に応じて印字データの分割位置を示す分割位置情報を抽出することができるので、拡大された印字データにより各段の印字データを容易に生成することができる。
また、本実施例の分割された複数のラベルにより形成される拡大幅サイズラベルを作成するテープ印字装置1の拡大幅サイズラベルの作成方法によれば、大きな文字の印字が可能な印字幅の大きいプリントヘッドを搭載する必要がなく、使用するテープ幅よりも大きな文字を印字する拡大印刷を行うに際して、使用するテープ幅の組合せを選択し、自由に拡大幅サイズラベル及び拡大文字の大きさを設定することを可能とし、文字サイズが極端に大きくなってしまうことがなく、用途に応じた幅広の拡大幅サイズラベルを作成することができる。
更に、本実施例におけるフローチャートに示した処理は、コンピュータに実現させることのできるプログラムとして、例えば磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ等の記憶媒体に書き込んだ状態で各種装置に適用する、或いは、通信媒体により伝送して各種装置に適用することも可能である。このように所望の記憶媒体に本実施例で述べた各処理を記憶させ、他のコンピュータ等でプログラムを実行させることにより、本実施例の装置を用いた場合と同様の作用効果が得られる。なお、コンピュータは、本実施例で述べた装置に内蔵されたコンピュータに限定されるわけではなく、記憶媒体に記憶されたプログラムを読取り可能であって、読み取ったプログラムに従って制御動作を行なうCPU等の演算装置を備えているあらゆるコンピュータを含む。
なお、本発明は、以上の実施例に限定されるものでなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で自由に変更、改良が可能である。
1 テープ印字装置 2 筐体
3 入力部 4 表示部
5 開閉蓋 7 テープ繰出部
8 カセット装填部 11 サーマルヘッド
12 プラテンローラ 13 リボン巻取軸
15 カセット受部 16 テープ幅検出スイッチ
17 ハーフカット機構 18 フルカット機構
21 テープカセット 22 カセットケース
23 テープコア 24 リボン供給コア
25 リボン巻取コア 27 ヘッド配置部
29 被係合部 31 テープ部材
35 インクリボン 40 制御部
41 ROM 42 RAM
44 補助記憶装置 45 テープ印字機構
46 搬送モータ 48a,48b カッターモータ
51 印字手段駆動回路 52 搬送手段駆動回路
53 切断手段駆動回路

Claims (11)

  1. 幅の異なる所定複数種類のテープ部材に対して印字可能な印字手段と、
    前記テープ部材の複数枚をテープ幅方向に並べて組合せることにより拡大幅サイズラベルを構成する前記所定複数種類の前記テープ部材の中の複数種類の前記テープ部材の組合せとその順序を定めた少なくとも1種類の組合せ情報を予め格納する組合せ情報記憶手段と、
    前記拡大幅サイズラベルの幅サイズを指定する幅サイズ指定手段と、
    記組合せ情報記憶手段から前記幅サイズ指定手段により指定された幅サイズと同一乃至近似するサイズの前記テープ部材の組合せ情報を選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された組合せ情報における幅サイズに対応するサイズの印字データを生成する印字データ生成手段と、
    前記印字データ生成手段によって生成された印字データを、前記選択手段によって選択された組合せ情報における複数のテープ部材の各幅に応じた比率で分割し、前記印字手段を制御して、その分割した印字データを前記選択手段によって選択された組合せ情報で指定されている各テープ部材に対して順に印字させる制御手段と、
    を備え
    前記制御手段は、前記選択手段によって選択された組合せ情報で指定されている前記各テープ部材の順序の情報に基づいて、所定テープ幅のテープ部材の印字が終了する毎に、次に印字する種類のテープ部材の装填を促す案内を行うこと、
    を特徴とするテープ印字装置。
  2. 幅の異なる所定複数種類のテープ部材に対して印字可能な印字手段と、
    前記テープ部材の複数枚をテープ幅方向に並べて組合せることにより拡大幅サイズラベルを構成する前記所定複数種類の前記テープ部材の中の複数種類の前記テープ部材の組合せによって定めた少なくとも1種類の組合せ情報を予め格納する組合せ情報記憶手段と、
    前記拡大幅サイズラベルの幅サイズを指定する幅サイズ指定手段と、
    前記組合せ情報記憶手段から前記幅サイズ指定手段により指定された幅サイズと同一乃至近似するサイズの前記テープ部材の組合せ情報を選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された組合せ情報における幅サイズに対応するサイズの印字データを生成する印字データ生成手段と、
    前記印字データ生成手段によって生成された印字データを、前記選択手段によって選択された組合せ情報における複数のテープ部材の各幅に応じた比率で分割し、前記印字手段を制御して、その分割した印字データを前記選択手段によって選択された組合せ情報で指定されている各テープ部材に対して順に印字させる制御手段と、
    前記所定複数種類の前記テープ部材のうちで、操作者が使用可能な複数種類の前記テープ部材を指定する使用可能テープ部材指定手段と、
    を備え、
    前記選択手段は、前記使用可能テープ部材指定手段によって指定された使用可能な前記テープ部材のみを使用する前記組合せ情報を選択すること、
    を特徴とするテープ印字装置。
  3. 幅の異なる所定複数種類のテープ部材に対して印字可能な印字手段と、
    前記テープ部材の複数枚をテープ幅方向に並べて組合せることにより拡大幅サイズラベルを構成する前記所定複数種類の前記テープ部材の中の複数種類の前記テープ部材の組合せによって定めた少なくとも1種類の組合せ情報を予め格納する組合せ情報記憶手段と、
    前記拡大幅サイズラベルの幅サイズを指定する幅サイズ指定手段と、
    前記組合せ情報記憶手段から前記幅サイズ指定手段により指定された幅サイズと同一乃至近似するサイズの前記テープ部材の組合せ情報を選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された組合せ情報における幅サイズに対応するサイズの印字データを生成する印字データ生成手段と、
    前記印字データ生成手段によって生成された印字データを、前記選択手段によって選択された組合せ情報における複数のテープ部材の各幅に応じた比率で分割し、前記印字手段を制御して、その分割した印字データを前記選択手段によって選択された組合せ情報で指定されている各テープ部材に対して順に印字させる制御手段と、
    を備え、
    前記選択手段は、
    前記テープ部材の前記組合せ情報を選択可能な候補として複数表示する選択候補表示手段と、
    前記選択候補表示手段に表示された前記テープ部材の前記組合せ情報の中から操作者が所望する1つの前記組合せ情報を選択する第2の選択手段と、
    を備えること、
    を特徴とするテープ印字装置。
  4. 幅の異なる所定複数種類のテープ部材に対して印字可能な印字手段と、
    前記テープ部材の複数枚をテープ幅方向に並べて組合せることにより拡大幅サイズラベルを構成する前記所定複数種類の前記テープ部材の中の複数種類の前記テープ部材の組合せによって定めた少なくとも1種類の組合せ情報を予め格納する組合せ情報記憶手段と、
    前記拡大幅サイズラベルの幅サイズを指定する幅サイズ指定手段と、
    前記組合せ情報記憶手段から前記幅サイズ指定手段により指定された幅サイズと同一乃至近似するサイズの前記テープ部材の組合せ情報を選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された組合せ情報における幅サイズに対応するサイズの印字データを生成する印字データ生成手段と、
    前記印字データ生成手段によって生成された印字データを、前記選択手段によって選択された組合せ情報における複数のテープ部材の各幅に応じた比率で分割し、前記印字手段を制御して、その分割した印字データを前記選択手段によって選択された組合せ情報で指定されている各テープ部材に対して順に印字させる制御手段と、
    前記テープ印字装置に装填されている前記テープ部材の幅サイズを検出するテープ幅検出手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記テープ幅検出手段によって検出された前記テープ部材の幅サイズが印刷すべき前記テープ部材の幅サイズと異なっている場合に所定のテープ部材に交換を促す案内を行い、又はエラー報知を行う、
    ことを特徴とするテープ印字装置。
  5. 前記所定複数種類の前記テープ部材のうちで、操作者が使用可能な複数種類の前記テープ部材を指定する使用可能テープ部材指定手段を備え、
    前記選択手段は、前記使用可能テープ部材指定手段によって指定された使用可能な前記テープ部材のみを使用する前記組合せ情報を選択することを特徴とする請求項1又は請求項3又は請求項4の何れかに記載のテープ印字装置。
  6. 前記選択手段は、
    前記テープ部材の前記組合せ情報を選択可能な候補として複数表示する選択候補表示手段と、
    前記選択候補表示手段に表示された前記テープ部材の前記組合せ情報の中から操作者が所望する1つの前記組合せ情報を選択する第2の選択手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項4の何れかに記載のテープ印字装置。
  7. 前記組合せ情報記憶手段には、前記テープ部材の組合せ情報の夫々に対応してその組合せ情報に係る複数種類の前記テープ部材の印刷順序の情報が予め格納されており、
    前記制御手段は、前記選択手段によって選択された組合せ情報で指定されている前記各テープ部材の印刷順序の情報に基づいて、所定テープ幅のテープ部材の印字が終了する毎に、次に印字する種類のテープ部材の装填を促す案内を行うことを特徴する請求項2乃至請求項4の何れかに記載のテープ印字装置。
  8. 前記テープ印字装置に装填されている前記テープ部材の幅サイズを検出するテープ幅検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記テープ幅検出手段によって検出された前記テープ部材の幅サイズが印刷すべき前記テープ部材の幅サイズと異なっている場合に所定のテープ部材に交換を促す案内を行い、又はエラー報知を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のテープ印字装置。
  9. 前記組合せ情報記憶手段によって予め格納される前記組合せ情報には更に、その組合せ情報に係る複数のテープ部材に分割する際の前記各テープ部材の幅方向の印字開始位置座標情報をも格納し、
    前記制御手段は、前記印字開始位置座標情報に基づいて、前記印字データ生成手段によって生成された印字データを選択された前記テープ部材に分割することを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れかに記載のテープ印字装置。
  10. 幅の異なる所定複数種類のテープ部材に対して印字可能な印字処理と、
    前記拡大幅サイズラベルの幅サイズを指定する幅サイズ指定処理と、
    前記テープ部材の複数枚をテープ幅方向に並べて組合せることにより拡大幅サイズラベルを構成する前記所定複数種類の前記テープ部材の中の複数種類の前記テープ部材の組合せとその順序を定めた少なくとも1種類の組合せ情報を予め格納してあるから前記幅サイズ指定処理により指定された幅サイズと同一乃至近似するサイズの前記テープ部材の組合せ情報を選択する選択処理と、
    前記選択処理によって選択された組合せ情報における幅サイズに対応するサイズの印字データを生成する印字データ生成処理と、
    前記印字データ生成処理によって生成された印字データを、前記選択処理によって選択された組合せ情報における複数のテープ部材の各幅に応じた比率で分割し、前記印字処理を制御して、その分割した印字データを前記選択処理によって選択された組合せ情報で指定されている各テープ部材に対して順に印字する制御処理と、
    を含み、
    前記制御処理は、前記選択処理によって選択された組合せ情報で指定されている前記各テープ部材の順序の情報に基づいて、所定テープ幅のテープ部材の印字が終了する毎に、次に印字する種類のテープ部材の装填を促す案内を行うこと、
    を特徴とする拡大幅サイズラベルの作成方法。
  11. 幅の異なる所定複数種類のテープ部材に対して印字可能な印字処理と、
    前記拡大幅サイズラベルの幅サイズを指定する幅サイズ指定処理と、
    前記テープ部材の複数枚をテープ幅方向に並べて組合せることにより拡大幅サイズラベルを構成する前記所定複数種類の前記テープ部材の中の複数種類の前記テープ部材の組合せとその順序を定めた少なくとも1種類の組合せ情報を予め格納してあるから前記幅サイズ指定処理により指定された幅サイズと同一乃至近似するサイズの前記テープ部材の組合せ情報を選択する選択処理と、
    前記選択処理によって選択された組合せ情報における幅サイズに対応するサイズの印字データを生成する印字データ生成処理と、
    前記印字データ生成処理によって生成された印字データを、前記選択処理によって選択された組合せ情報における複数のテープ部材の各幅に応じた比率で分割し、前記印字処理を制御して、その分割した印字データを前記選択処理によって選択された組合せ情報で指定されている各テープ部材に対して順に印字する制御処理と、
    を含み、
    前記制御処理は、前記選択処理によって選択された組合せ情報で指定されている前記各テープ部材の順序の情報に基づいて、所定テープ幅のテープ部材の印字が終了する毎に、次に印字する種類のテープ部材の装填を促す案内を行うこと、
    を実現するための拡大幅サイズラベルを作成するプログラムが記憶されたことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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