JP5287034B2 - テープカセット - Google Patents
テープカセット Download PDFInfo
- Publication number
- JP5287034B2 JP5287034B2 JP2008214821A JP2008214821A JP5287034B2 JP 5287034 B2 JP5287034 B2 JP 5287034B2 JP 2008214821 A JP2008214821 A JP 2008214821A JP 2008214821 A JP2008214821 A JP 2008214821A JP 5287034 B2 JP5287034 B2 JP 5287034B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- printing
- width direction
- roller
- transparent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Handling Of Sheets (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
Description
請求項1のテープカセットによれば、前記印字テープは、前記印字層の反対側に粘着剤層を有し、前記粘着剤層には剥離材が貼り合わされているので、印字テープの粘着剤層によってラミネートラベルを対象物に確実に貼り付けることができる。
請求項1のテープカセットによれば、前記透明カバーテープの幅方向寸法は前記印字テープの幅方向寸法の1.2倍以上であるので、透明部分と印字テープ部分との均整を取ることができる。これにより、見栄えのよいラミネートラベルを作成することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態である第1実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1はテープ印字装置のカセット収納部にテープカセットを装着する状態を示す要部拡大斜視図である。図2はテープカセットの内部構成及びテープ印字装置の一部を模式的に示す平面図である。
まず、テープカセット100について説明する。図1に示すように、テープカセット100は、テープ印字装置200に設けられたカセット収納部210に着脱可能である。
また、テープカセット100には、規制突起部29、規制突起部30が配置されている。規制突起部29及び規制突起部30は、インクリボン50の搬送経路を規制する。
インクリボンスプール21に巻回されたインクリボン50は、規制突起部29、規制突起部30、開口部28を経て、後述するヘッド挿通口35に達したときに一旦露出状態となる。
また、ヘッド挿通口35の位置においては、印字テープ40とインクリボン50とは重なり合って搬送される。
次に、テープ印字装置のカセット収納部210及びその周辺に配置される各要素について説明する。
カセット収納部210には、サーマルヘッド70が固設されている(図1及び図2参照)。サーマルヘッド70は、縦長四角形の平板状である。前面の左端縁部の辺に沿って、所定個数の各発熱素子が一列に配列されて形成されている。
次に、印字テープ40への印字動作について説明する。
印字テープスプール20に巻回されている印字テープ40は、プラテンローラ71の回転駆動により、テープ案内コロ26、案内ピン27、開口部28を経てサーマルヘッド70及びプラテンローラ71に向かって搬送される。
また、インクリボンスプール21に巻回されているインクリボン50は、インクリボン巻取スプール22の回転駆動により、規制突起部29、規制突起部30、開口部28を経てサーマルヘッド70及びプラテンローラ71に向かって搬送される。
図3に示すように、インクリボン50は、基材フィルム52及びインク層51により構成されている。また、印字テープ40は、基材フィルム41、粘着剤層42、離型紙43により構成されている。
また、所定間隔をテープカセットごとに異ならせてもよい。この場合、テープカセット100の識別部に該所定間隔の情報を含ませる。そして、テープ印字装置200の読取センサ74は、装着されたテープカセット100の種類とともに、ゼブラマークの間隔の長さを検出する。
その後、印字済みの印字テープ40は、第2カッタユニット75、テープ入口33を経て、送りローラ対まで搬送される。
次に、印字済みの印字テープ40に透明テープ60を貼り合せる動作(貼り合せ動作)について説明する。
印字済みの印字テープ40が、送りローラ対(送りローラ24及び送りローラ25)の間を通過するときに、印字テープ40に透明テープ60が貼り合される。
図5に示すように、透明テープ60は、粘着剤層61及びフィルム62により構成される。ここで、フィルム62として、インク層(すなわち、印字内容)が視認できるものが用いられる。例えば、PETフィルム、ポリエチレン(PE)フィルム、ポリプロピレン(PP)フィルムを用いることができる。
次に、テープ印字装置200の電気的構成について説明する。図6は、テープ印字装置200の電気的構成のブロック図である。
テープ印字装置200は、制御基板220によって動作制御される。制御基板220は、CPU221、ROM222、RAM 223、CGROM224および入出力インタフェース225を含んでおり、これらはバス226を介して互いに接続されている。
RAM223には、ユーザにより入力されたデータ、CPU221の演算結果等が一時的に格納される。
CGROM(パターンデータメモリ)224には、多数のキャラクタに関するドット
パターンデータが格納されている。
次に、ラミネートラベルを作成するためのラベル作成処理について説明する。ラベル作成処理のプログラムは、テープ印字装置200のCPU221によって実行される。ラベル作成処理は、所定のプロセスから実行開始の指令信号が出力されることにより実行が開始される。
図7は、ラベル作成処理によって作成されたラミネートラベルの模式図である。図8は、ラベル作成処理によって作成されたラミネートラベルの断面図である。
S2において、プラテンローラ71をサーマルヘッド70に圧接する原点位置に移動させる(図12参照)。
S3において、先端間距離が前カバー量よりも長いと判断した場合は、S4に移行する。
S3において、先端間距離が前カバー量よりも短いと判断した場合は、S6に移行する。
一方、S5において、先端間距離と前カバー量とが等しくなったと判断した場合は(S5:YES)、S8に移行する。
一方、S7において、先端間距離と前カバー量とが等しくなったと判断した場合は(S7:YES)、S8に移行する。
ここで、S3からS8に移行した場合は、S8において、印字テープ40と透明テープ60の搬送動作が同時に開始されることになる。
すなわち、先に印字テープ40の搬送動作が開始され、その後に透明テープ60の搬送動作が開始される。
すなわち、先に透明テープ60の搬送動作が開始され、その後に印字テープ40の搬送動作が開始される。
図14は、印字テープ40の先端が、送りローラ対の位置に到着した様子を示している。
図15は、印字テープ40及び透明テープ60が搬送されている様子を示している。
S10において、印字動作を終了し、印字テープ40及び透明テープ60を搬送する。
図16は、印字テープ40が切断位置に到達した様子を示している。
S13において、透明テープ60のみを搬送する。
後端間距離と後カバー量とが等しくないと判断した場合は(S14:NO)、S13に戻る。これにより、後端間距離と後カバー量とが等しくなるまでの間、透明テープ60の搬送動作が継続して行われる。
図17は、透明テープ60が搬送される様子を示している。
図18は、後端間距離と後カバー量とが等しくなっている様子を示している。
S16において、プラテンローラ71をサーマルヘッド70から離間させる。その後、S17(図11)に移行する。
S18において、印字テープ40の先端が所定位置に到達したか否かを判断する。すなわち、印字テープ40の逆搬送量が所定量に達したか否かを判断する。印字テープ40の逆搬送量は、読取センサ74からの情報に基いて算出することができる。
S19において、印字テープ40の逆搬送動作を停止する。
S21において、透明テープ60の先端が所定位置に到達したか否かを判断する。すなわち、透明テープ60の逆搬送量が所定量に達したか否かを判断する。透明テープ60の逆搬送量は、送りローラ軸83の回転量に基いて算出することができる。
S22において、透明テープ60の逆搬送動作を停止する。
また、ラミネートラベルの作成後、印字テープ40及び透明テープ60をスプール側に巻き戻すので、印字テープ40及び透明テープ60の消費量を抑制することができる。
次に、本発明を具体化した一実施形態である第2実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。第2実施形態においては、印字テープの幅方向両端についても透明テープによって保護することができる。
本実施形態のテープ印字装置は、第1実施形態のテープ印字装置200と同じであるので、説明を省略する。
なお、送りローラ95の幅方向寸法を、印字テープ40の幅方向寸法と等しくしてもよい。すなわち、送りローラ95の幅方向寸法を、印字テープ40の幅方向寸法以下とすることができる。
また、中心位置を一致しないように配置する場合は、印字テープ40の上側、または、下側の一方のみをカバーするラミネートラベル、また、上カバー量と下カバー量とが異なるラベルを作成することができる。
次に、本発明を具体化した一実施形態である第3実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図22はテープ印字装置のカセット収納部にテープカセットを装着する状態を示す要部拡大斜視図である。図23はテープカセットの内部構成及びテープ印字装置の一部を模式的に示す平面図である。なお、第1実施形態及び第2実施形態と同じ要素については、同じ符号を用いている。
図24に示すように、印字テープ40の幅方向両端を透明テープ60で覆うことができる。
また、透明テープ60の幅方向寸法及び印字テープの幅方向寸法が異なる(すなわち、上下カバー量が異なる)種々のテープカセットを、テープ印字装置400に装着することができる。
例えば、各実施形態において、テープカセットが有する構成要素の一部をテープ印字装置側に配置してもよい。特に、送りローラ95をテープカセット側ではなく、テープ印字装置側に配置することができる。また、テープ印字装置が有する構成要素の一部をテープカセット側に配置してもよい。
25 送りローラ
40 印字テープ
60 透明テープ
70 サーマルヘッド
71 プラテンローラ
75 第2カッタユニット
76 第1カッタユニット
80 印字テープ巻取軸
100 テープカセット
200 テープ印字装置
221 CPU
Claims (3)
- 一面に印字層を有する印字テープと、
一面に粘着剤が塗布され、当該粘着剤を介して前記印字テープの前記印字層側に貼り合わされる透明カバーテープと、
前記透明カバーテープのうち該粘着剤が塗布されていない他面に接触する第1ローラと、
前記第1ローラに透明カバーテープ及び前記印字テープを介して対向する第2ローラを備えるテープカセットにおいて、
前記透明カバーテープは、前記印字テープの幅方向寸法よりも大きい幅方向寸法を有し、印字テープに貼り合わされるに際し印字テープの幅方向両端を覆い、
前記第1ローラの幅方向寸法は、前記透明カバーテープの幅方向寸法に基いて決定され、
前記第2ローラの幅方向寸法は、前記第1ローラの幅方向寸法よりも小さく設定され、
さらに前記第2ローラの幅方向寸法は、前記印字テープの幅方向寸法以下であり、
前記印字テープは、前記印字層の反対側に粘着剤層を有し、
前記粘着剤層には、剥離材が貼り合わされ、
前記透明カバーテープの幅方向寸法は、前記印字テープの幅方向寸法の1.2倍以上であり、
前記第1ローラを支持する部材に設けられ、該第1ローラの両端部を覆うつば状の第1ガイド部材と、
前記第2ローラの前記印字テープ搬送方向上流側直前には、前記第2ローラを支持する支持部材上に設けられ、前記第1ローラと前記第2ローラとが接触する接触位置よりも上流側の位置で前記印字テープの幅方向への移動を規制する第2ガイド部材がぞれぞれ設けられたことを特徴とするテープカセット。 - 請求項1のテープカセットにおいて、
前記第1ローラ、前記第2ローラ、前記印字テープ、前記透明カバーテープは、それぞれの幅方向の中心位置が一致するように配置されている、
ことを特徴とするテープカセット。 - 請求項1又は請求項2のテープカセットにおいて、
前記透明カバーテープの幅方向寸法は、前記印字テープの幅方向寸法よりも2mm以上大きい、
ことを特徴とするテープカセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008214821A JP5287034B2 (ja) | 2008-08-25 | 2008-08-25 | テープカセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008214821A JP5287034B2 (ja) | 2008-08-25 | 2008-08-25 | テープカセット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010046965A JP2010046965A (ja) | 2010-03-04 |
JP5287034B2 true JP5287034B2 (ja) | 2013-09-11 |
Family
ID=42064469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008214821A Active JP5287034B2 (ja) | 2008-08-25 | 2008-08-25 | テープカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5287034B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6304597B2 (ja) * | 2014-09-25 | 2018-04-04 | ブラザー工業株式会社 | セルフラミネート用テープホルダ、及び、セルフラミネート用ラベル |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04163069A (ja) * | 1990-10-24 | 1992-06-08 | Brother Ind Ltd | テープ印刷装置のテープ送り装置 |
JPH07112559A (ja) * | 1993-10-18 | 1995-05-02 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | ラベル用テープカートリッジ |
-
2008
- 2008-08-25 JP JP2008214821A patent/JP5287034B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010046965A (ja) | 2010-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8905658B2 (en) | Tape printing apparatus and tape cassette | |
WO2009107534A1 (ja) | テープカセット、テープ作成装置及びテープ作成システム | |
JP2006021432A (ja) | 印刷テープおよびテープカートリッジ、並びにテープ印刷装置 | |
JP2008080668A (ja) | 印字テープ、テープカセット及びテープ印字装置 | |
JP2009544496A (ja) | テーププリンタ及びテープカセット | |
CN106486004B (zh) | 带 | |
JP4858535B2 (ja) | テープ印字装置 | |
JP4877222B2 (ja) | テープカセット及び印字装置 | |
JP5287034B2 (ja) | テープカセット | |
JP4894821B2 (ja) | テープカセット及び印字装置、および、印字装置 | |
JP4968212B2 (ja) | 印字装置 | |
JP4449796B2 (ja) | 切断装置 | |
JP4867933B2 (ja) | テープカセット | |
JP5240512B2 (ja) | テープ印刷装置 | |
JP4985389B2 (ja) | 印字装置 | |
JP4710669B2 (ja) | 印刷装置及び印刷プログラム | |
JP2009073135A (ja) | テープカセット | |
JP2009083168A (ja) | テープカセット | |
JP2009090497A (ja) | テープカセット及びテープ印字装置 | |
JP5119979B2 (ja) | テープ作成装置 | |
JP2009090506A (ja) | テープカセット及びテープ印字装置 | |
JP2019179105A (ja) | テープ、テープロール、及び、テープカートリッジ | |
JP4501749B2 (ja) | シート材切断装置、シート材及びシートカセット | |
JP7342349B2 (ja) | カセット及びカセット体 | |
JP6924401B2 (ja) | 印刷装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110706 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121218 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130115 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130219 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130328 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130507 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130520 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5287034 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |