JP5119979B2 - テープ作成装置 - Google Patents
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以下、本発明を具体化した第1実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1はテープ印字装置のカセット収納部に印字テープカセットを装着する状態を示す要部拡大斜視図である。
図2は印字テープカセット内部構成及びテープ印字装置の一部を模式的に示す平面図である。
まず、テープカセット100について説明する。図1に示すように、テープカセット100は、テープ印字装置110に設けられたカセット収納部6に着脱可能である。
テープカセット100には、排出口13周辺に、第2案内路35が形成されている。第2案内路35は、印字テープ17及び貼り合せテープ74の搬送経路を規制する。即ち、第2案内路35は、印字テープ17及び貼り合せテープ74の厚み方向と幅方向への移動を規制している(特に、幅方向に関しては、テープカセット100の上面と下面が規制している)。
次に、テープ印字装置110のカセット収納部6及びその周辺に配置される各要素について説明する。
カセット収納部6には、サーマルヘッド7が固設されている(図1及び図2参照)。サーマルヘッド7は、縦長四角形の平板状である。前面の左端縁部の辺に沿って、所定個数の発熱素子が一列に配列されて形成されている。それぞれの発熱素子は、不図示の発熱駆動制御機構によって制御される。
プラテンローラ8は、図示しないモータの駆動に基いて回転する。プラテンローラ8の回転を駆動源として、印字前及び印字後の印字テープ17は搬送される。また、テープ印字装置110には、プラテンローラ8の回転量(すなわち、テープ送りローラの回転量)を検出する不図示のエンコーダを有する。
また、テープ送りサブローラ51は、サブローラ軸52に回動可能に支持されている。テープ送りサブローラ51は、不図示の第2離間圧接装置によって、テープ送りローラ32との離間・圧接の制御が行われる。第2離間圧接装置は、図示しない駆動機構により駆動制御される。
次に、印字テープ17への印字、及び、印字テープ17の搬送について説明する。
印字テープスプール18に巻回されている印字テープ17は、プラテンローラ8の回転駆動により、テープ案内コロ30、案内ピン42、開口部43を経てサーマルヘッド7及びプラテンローラ8に向かって搬送される。
また、インクリボンスプール20に巻回されているインクリボン19は、インクリボン巻取スプール21の回転駆動により、規制突起部44、規制突起部45、開口部43を経てサーマルヘッド7及びプラテンローラ8に向かって搬送される。
図3に示すように、インクリボン19は、基材フィルム22及びインク層23により構成されている。また、印字テープ17は、基材フィルム25、粘着剤層24、離型紙26により構成されている。作成された印字テープ17は、離型紙26を剥がした状態で、粘着剤層24の面が被着体に貼り付けられる。
また、印字済みの印字テープ17は、所望の位置でカッタユニット57により切断される。
図5は、加熱状態にあるテープ送りサブローラ51と印字済みの印字テープ17及び貼り合せテープ74との関係を模式的に示したものである。
図5に示すように、貼り合せテープ74は、粘着剤層27及びフィルム28により構成される。フィルム28として、インク層(すなわち、印字内容)が視認できるものが用いられる。例えば、PETフィルム、ポリエチレン(PE)フィルム、ポリプロピレン(PP)フィルムを用いることができる。
また、粘着性を有するための温度(活性温度)は、80℃とすることができる。この温度は、上述したインクの融解温度よりも低い。
そして、粘着剤層27の温度が80℃(すなわち、活性温度)に達すると、粘着性を有する。ただし、フィルム28の温度が90℃(すなわち、融解温度)に達しないようテープ送りサブローラ51は熱制御される。
図6においては、粘着剤層27は非活性状態にあるから、印字テープ17及び貼り合せテープ74が接触したとしても、印字テープ17に貼り合せテープ74が貼り合わされることはない。
次に、印字テープ17及び貼り合せテープ74の搬送制御について説明する。
図7乃至図9は、搬送制御処理のフローチャートである。搬送制御処理は、テープ印字装置110が有するプロセッサ(不図示)によって実行される。搬送制御処理は、印字制御の指令信号が出力されることにより実行が開始される。
図10乃至図23は、貼り合せテープ74、インク層23、印字テープ17の搬送の様子を示した図である。
S2において、テープ送りサブローラ51を原点位置に移動させる。テープ送りサブローラ51をテープ送りローラ32側に移動させることにより、貼り合せテープ74及び印字テープ17を先端部検出センサ58側に搬送可能な状態にする。
S5において、印字テープ17及び貼り合せテープ74の搬送を停止する。
S6において、プラテンローラ8をサーマルヘッド7から離間させる。これにより、印字テープ17の逆搬送が可能となる。
図11は、印字テープ17及び貼り合せテープ74の先端が先端部検出センサ58の位置に到達し、かつ、プラテンローラ8がサーマルヘッド7から離間した様子を示している。
S9において、貼り合せテープ74及び印字テープ17の逆搬送を停止する。また、テープ送りサブローラ51を、テープ送りローラ32から離間させる。
図12は、貼り合せテープ74及び印字テープ17の先端が第1所定位置に到達し、かつ、テープ送りサブローラ51がテープ送りローラ32から離間している様子を示している。
図13は、貼り合せテープ74及び印字テープ17の先端が、搬送ローラ対に接近している様子を示している。
図13の状態においては、貼り合せテープ74を排出口5に向かって搬送させる場合に、貼り合せテープ74の搬送が正しく行われない可能性がある(図14参照)。
そのため、本実施形態においては、貼り合せテープ74の逆搬送を、貼り合せテープ74の先端が第1所定位置に到達した時点で停止させている。
S10において、印字テープ17のみを逆搬送させる。すなわち、先端部検出センサ58とは反対側に向かって搬送させる。これにより、印字テープ17は、印字テープスプール18に巻き戻される。この逆搬送の動力源は、印字テープスプール18である。
S12において、印字テープ17の逆搬送を停止する。
図15は、印字テープ17の先端が第2所定位置に到達している状態を示している。
図16は、印字テープ17の先端が、プラテンローラ8に接近している状態を示している。
図16に示す状態においては、印字テープ17を先端部検出センサ58側に向かって搬送させた場合に、印字テープ17の搬送が正しく行われない可能性がある(図17参照)。
そのため、本実施形態においては、印字テープ17の逆搬送を、印字テープ17の先端が第2所定位置に到達した時点で停止させている。
S14において、印字テープ17に対し印字動作を行うとともに、搬送ローラ対に向かって搬送させる。この搬送の動力源は、プラテンローラ8である。
図18は、印字テープ17に対し印字を行いつつ、印字テープ17を搬送している様子を示している。
図19は、印字済みの印字テープ17の先端が搬送ローラ対に到達した様子を示している。
図20は、印字テープ17及び貼り合せテープ74がカッタユニット57側に向かって搬送されている様子を示している。また、印字テープ17及び貼り合せテープ74が搬送ローラ対を通過するとき、印字テープ17には、貼り合せテープ74が貼り合わされる(図5参照)。
S19において、印字テープ17及び貼り合せテープ74の搬送を停止する。
S20において、貼り合せテープ74を切断する。このとき、可動刃57Bが駆動する。
図21は、貼り合せテープ74の先端部分が切断された様子を示している。
S23において、印字が終了したか否かが判断される。印字が終了するまで、S22の処理(すなわち、印字処理及び搬送動作)が繰り返されることになる。
S23において、印字テープ17及び貼り合せテープ74をカッタユニット57側に向かって搬送させる。この搬送の動力源は、プラテンローラ8及び搬送ローラ対である。
S24において、印字テープ17の後端が搬送ローラ対の位置に到達したか否かを判断する。この判断は、プラテンローラ8の回転数に基いて算出した印字テープ17の搬送量に基いて行われる。また、テープ送りローラ32及び/またはテープ送りサブローラ51の回転量を併用して印字テープの搬送量を算出してもよい。
図22は、印字テープ17の後端が搬送ローラ対の位置に到達した様子を示している。
S28において、印字テープ17及び貼り合せテープ74の搬送を停止する。また、印字テープ17及び貼り合せテープ74を切断する。このとき、可動刃57Bが駆動する。
図23は、印字済みの印字テープ17が切断された様子を示している。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態のテープカセット200には、上述した第1実施形態のテープ送りローラ32に代えてテープ送りローラ62が配置されている。また、第2実施形態のテープ印字装置210には、上述した第1実施形態のテープ送りローラ軸55に代えてテープ送りローラ軸65が配置されている。また、第2実施形態のテープ印字装置210には、上述した第1実施形態のテープ送りサブローラ51に代えてテープ送りサブローラ61が配置されている。
図25は印字テープカセット内部構成及びテープ印字装置の一部を模式的に示す平面図である。
テープ送りローラ軸65は、テープカセット200がカセット収納部に装着された場合に、テープ送りローラ62と連結する。
印字テープ17及び貼り合せテープ74の構成は、上述した第1実施形態と同じであるので説明を省略する。
図27においては、粘着剤層27は非活性状態にあるから、印字テープ17及び貼り合せテープ74が接触したとしても、印字テープ17に貼り合せテープ74が貼り合わされることはない。
次に、印字テープ17及び貼り合せテープ74の搬送制御について説明する。第2実施形態における搬送制御は、加熱/非加熱の制御対象がテープ送りローラ62である点を除いて、上述した第1実施形態における搬送制御と基本的には同じである。
そして、第2実施形態においては、図8のS16の「テープ送りサブローラを加熱」する処理に代えて、「テープ送りローラ62を加熱」する処理が行なわれる。また、図9のS25の「テープ送りサブローラを非加熱にする」処理に代えて、「テープ送りローラ62を非加熱にする」処理が行われる。
次に、第3実施形態について説明する。上述した第1実施形態及び第2実施形態においては、それぞれ、テープ送りサブローラ、テープ送りローラが、粘着剤層27の粘着剤を活性化させるための加熱装置を兼ねていた。本実施形態においては、粘着剤層27の粘着剤を活性化させるための各加熱装置を上記ローラとは別体として備えている。
第3実施形態のテープカセットは、位置止め部材39を有する。
印字テープ17及び貼り合せテープ74の構成は、上述した第1実施形態と同じであるので説明を省略する。
図30においては、ヒータ59と接触しておらず、粘着剤層27は非活性状態にあるから、印字テープ17及び貼り合せテープ74が接触したとしても、印字テープ17に貼り合せテープ74が貼り合わされることはない。
次に、印字テープ17及び貼り合せテープ74の搬送制御について説明する。
図31乃至図33は、搬送制御処理のフローチャートである。搬送制御処理は、テープ印字装置110が有するプロセッサ(不図示)によって実行される。搬送制御処理は、印字制御の指令信号が出力されることにより実行が開始される。
図34乃至図47は、貼り合せテープ74、インク層23、印字テープ17の搬送の様子を示した図である。なお、図34乃至図47においては、説明の便宜上、開口部に係る図示を省略している。
S32において、テープ送りサブローラ66を原点位置に移動させる。テープ送りサブローラ66をテープ送りローラ32側に移動させることにより、貼り合せテープ74及び印字テープ17を先端部検出センサ58側に搬送可能な状態にする。
S35において、印字テープ17及び貼り合せテープ74の搬送を停止する。
S36において、プラテンローラ8をサーマルヘッド7から離間させる。これにより、印字テープ17の逆搬送が可能となる。
図35は、印字テープ17及び貼り合せテープ74の先端が先端部検出センサ58の位置に到達し、かつ、プラテンローラ8がサーマルヘッド7から離間した様子を示している。
S39において、貼り合せテープ74及び印字テープ17の逆搬送を停止する。また、テープ送りサブローラ66を、テープ送りローラ32から離間させる。
図36は、貼り合せテープ74及び印字テープ17の先端が第1所定位置に到達し、かつ、テープ送りサブローラ66がテープ送りローラ32から離間している様子を示している。
図37は、貼り合せテープ74及び印字テープ17の先端が、搬送ローラ対に接近している様子を示している。
図37の状態においては、貼り合せテープ74を排出口5に向かって搬送させる場合に、貼り合せテープ74の搬送が正しく行われない可能性がある(図38参照)。
そのため、本実施形態においては、貼り合せテープ74の逆搬送を、貼り合せテープ74の先端が第1所定位置に到達した時点で停止させている。
S40において、印字テープ17のみを逆搬送させる。すなわち、先端部検出センサ58とは反対側に向かって搬送させる。これにより、印字テープ17は、印字テープスプール18に巻き戻される。この逆搬送の動力源は、印字テープスプール18である。
S42において、印字テープ17の逆搬送を停止する。
図39は、印字テープ17の先端が第2所定位置に到達している状態を示している。
図40は、印字テープ17の先端が、プラテンローラ8に接近している状態を示している。
図40に示す状態においては、印字テープ17を先端部検出センサ58側に向かって搬送させた場合に、印字テープ17の搬送が正しく行われない可能性がある(図41参照)。
そのため、本実施形態においては、印字テープ17の逆搬送を、印字テープ17の先端が第2所定位置に到達した時点で停止させている。
S44において、印字テープ17に対し印字動作を行うとともに、搬送ローラ対に向かって搬送させる。この搬送の動力源は、プラテンローラ8である。
図42は、印字テープ17に対し印字を行いつつ、印字テープ17を搬送している様子を示している。
図43は、印字済みの印字テープ17の先端がヒータ59の位置に到達した様子を示している。
或いは、ヒータ59を位置止め部材39側に移動させる前からヒータ59の加熱を開始し、ヒータ59の表面が必要な熱量に達してからヒータ59を位置止め部材39側へ移動させてもよい。この場合は、ヒータ59の表面が、貼り合せテープ74の粘着剤層を活性化させるために必要な熱量を有するまで待機する必要がなくなるため、時間の短縮を図ることができる。
S49において、印字テープ17及び貼り合せテープ74の搬送を停止する。
S50において、貼り合せテープ74を切断する。このとき、可動刃57Bが駆動する。
図45は、貼り合せテープ74の先端部分が切断された様子を示している。
S52において、印字が終了したか否かが判断される。印字が終了するまで、S52の処理(すなわち、印字処理及び搬送動作)が繰り返されることになる。
S53において、印字テープ17及び貼り合せテープ74をカッタユニット57側に向かって搬送させる。この搬送の動力源は、プラテンローラ8及び搬送ローラ対である。
S54において、印字テープ17の後端がヒータ59の位置に到達したか否かを判断する。この判断は、プラテンローラ8の回転数に基いて算出した印字テープ17の搬送量に基いて行われる。また、テープ送りローラ32及び/またはテープ送りサブローラ66の回転量を併用して印字テープの搬送量を算出してもよい。
図46は、印字テープ17の後端が搬送ローラ対の位置に到達し、かつ、ヒータ59が離間している様子を示している。
S58において、印字テープ17及び貼り合せテープ74の搬送を停止する。また、印字テープ17及び貼り合せテープ74を切断する。このとき、可動刃57Bが駆動する。
図47は、印字済みの印字テープ17が切断された様子を示している。
また、第3実施形態においてヒータ59は貼り合せテープ74側に接触しているが、ヒータ74と位置止め部材39の位置関係を逆にして、ヒータ74が貼り合せテープ74の反対側である印字テープ17側に接触する構成としてもよい。
3 下ケース
17 印字テープ
19 インクリボン
27 粘着剤層
32 テープ送りローラ
35 第2案内路
59 ヒータ
62 テープ送りローラ
74 貼り合せテープ
100 テープカセット
200 テープカセット
Claims (7)
- 印字ヘッド、プラテンローラを備えたテープ作成装置において、
常温では粘着性を有さず、加熱することにより粘着性を発する熱活性性の粘着剤が塗布された貼付テープと、印字が行われる印字面を有する印字テープと、印字後の前記印字テープ及び前記貼付テープを搬送するテープ送りローラと、前記貼付テープ、前記印字テープ、及び、前記テープ送りローラを収納するカセットケース、を有するテープカセットが着脱可能であり、
前記テープカセットが装着された状態では、印字位置よりも前記印字テープの排出方向下流側で、前記印字テープの印字面と前記貼付テープの熱活性性の粘着剤とが接触し、
印字位置よりも下流側に位置し、かつ、前記貼付テープまたは前記印字テープに接触する加熱装置と、
前記加熱装置の熱状態を制御する加熱制御装置と、を有し、
前記加熱制御装置は、前記加熱装置に対し、少なくとも印字済みの印字テープが該加熱装置を通過する間、前記貼付テープの粘着剤の熱活性化に必要な熱を生じさせ、
前記加熱装置は、少なくとも印字済みの印字テープが該加熱装置を通過する間は加熱状態にあり、前記貼付テープの熱活性性の粘着剤が活性化され、前記貼付テープと前記印字済み印字テープとが貼り合わされる、
ことを特徴とするテープ作成装置。 - 前記加熱装置よりも前記印字テープの排出方向下流側に位置する貼り合せローラを有し、
前記貼り合せローラは、前記カセットが装着された状態において、前記テープ送りローラと対向し、
前記貼り合わせローラ及び前記テープ送りローラは、前記貼付テープと前記印字済みテープとを貼り合わせる、
ことを特徴とする請求項1のテープ作成装置。 - 前記加熱制御装置は、前記加熱装置を、前記印字済みの印字テープの後端が該加熱装置に到達したときに、非加熱状態にし、
搬送装置、切断装置をさらに有し、
前記搬送装置は、前記加熱装置が非加熱状態において、前記印字済みの印字テープを、前記印字済みの印字テープの後端が切断位置に到達するまで排出方向下流側に搬送し、
前記切断装置は、前記印字済みの印字テープの後端を、前記貼付テープとともに切断し、
前記搬送装置は、切断後の印字テープ及び前記貼付テープを、その先端が、前記テープ送りローラよりも前記排出方向下流側に位置するガイドされたテープ搬送路の位置である第1の所定位置に到着するまで前記排出方向とは逆方向に搬送した後に、
前記搬送装置は、切断後の印字テープを、その先端が、印字位置よりも前記排出方向下流側に位置し、かつ、前記テープ送りローラよりも前記排出方向上流側に位置するガイドされたテープ搬送路の位置である第2の所定位置まで前記排出方向とは逆方向に搬送する、
ことを特徴とする請求項1または2のテープ作成装置。 - 先端位置検出装置をさらに有し、
前記先端位置検出装置は、前記切断後の印字テープ及び貼り付けテープの先端を検出し、
前記搬送装置は、前記切断後の印字テープ及び貼り付けテープの先端が、前記先端位置検出装置によって検出されるまで前記排出方向に搬送し、
前記切断後の印字テープ及び貼り付けテープは、その先端が前記先端位置検出装置によって検出されるまで前記排出方向に搬送されることにより、該先端の位置が特定される、
ことを特徴とする請求項3のテープ作成装置。 - 前記印字テープの印字面の裏面側に印刷された目印を読み取る読取センサ有し、
前記読取センサは、読み取った前記目印に基いて、前記印字テープの位置を検出し、
前記貼り合わせローラと前記テープ送りローラとの離間・圧接の制御を行う第1離間圧接制御装置と、
前記印字ヘッドと前記前記プラテンローラとの離間・圧接の制御を行う第2離間圧接装置と、
前記加熱装置と位置規制装置との離間・圧接の制御を行う第3離間圧接制御装置と、を有し、
第1離間圧接装置、第2離間圧接装置、第3離間圧接制御装置は、それぞれ独立して動作し、
前記印字済みテープの後端が前記加熱装置に到達した時に、前記第3離間圧接制御装置が該加熱装置と前記位置規制装置とを離間し、
前記印字テープ及び前記貼付テープが前記逆方向に搬送されるときは、前記第2離間圧接装置及び前記第3離間圧接制御装置が前記印字ヘッドと前記プラテンローラ、及び前記加熱装置と前記位置規制装置とをそれぞれ離間し、
前記印字テープのみが前記逆方向に搬送されるときは、前記第1離間圧接装置、前記第2離間圧接装置及び前記第3離間圧接制御装置がそれぞれ前記貼り合せローラと前記テープ送りローラ、前記印字ヘッドと前記プラテンローラ、及び前記加熱装置と前記位置規制装置とを離間する、
ことを特徴とする請求項3または請求項4のテープ作成装置。 - 前記位置規制装置は、前記テープカセットに設けられている、
ことを特徴とする請求項5のテープ作成装置。 - 前記位置規制装置は、前記テープ作成装置に設けられている、
ことを特徴とする請求項5のテープ作成装置。
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