JP2530960Y2 - ラベル印字装置 - Google Patents

ラベル印字装置

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JP2530960Y2 JP10076490U JP10076490U JP2530960Y2 JP 2530960 Y2 JP2530960 Y2 JP 2530960Y2 JP 10076490 U JP10076490 U JP 10076490U JP 10076490 U JP10076490 U JP 10076490U JP 2530960 Y2 JP2530960 Y2 JP 2530960Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、印字テープの印字面に、印字中心線を挟ん
で両側にラベル文字を印字して、書類等の見出しに用い
る見出しラベルを作成するラベル印字装着に関する。
[従来の技術] 従来より、例えば、実開平1-178948号公報に開示され
ているように、書類あるいは書類ホルダー等の端に張り
付けて書類整理に用いる見出しラベルを作成するラベル
印字装置が知られている。これは、印字テープの印字面
に、長手方向に沿った印字中心線を挟んで両側にラベル
文字を印字するものである。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、こうした従来のラベル印字装置により
作成された見出しラベルを書類あるいは書類ホルダー等
に張り付ける際には、表からでも裏からでもラベル文字
が見えるよう、作業者が印字中心線が折り目となるよう
に気を付けながらいちいち二つに折った後、書類等を挟
むようにして張り付けなければならず、面倒な作業とな
っていた。
そこで本考案は上記の課題を解決することを目的と
し、書類等に張り付ける際の作業を容易に行うことがで
きる見出しラベルを作成することのできるラベル印字装
置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] かかる目的を達成すべく、本考案は課題を解決するた
めの手段として次の構成を取った。即ち、 印字テープをその長手方向に送る送り手段と、 文字や記号等のキャラクタを入力するための入力手段
と、入力手段により入力されたキャラクタを印字テープ
の印字面に印字する印字手段とを備えたラベル印字装置
であって、外部からの指令に応じて印字手段を制御し、
印字テープの印字面に、テープの幅方向における中心で
且つ長手方向に沿った印字中心線を挟んで両側にラベル
文字を印字させる印字制御手段と、印字テープが印字さ
れた後に通過する経路に接離可能に設けられ、離隔した
状態においては印字テープを折ることなく通過させる隙
間を形成し、接近した状態においては印字テープが通過
可能で、且つ印字中心線をV字の頂点として形成され、
印字テープを印字面のラベル文字を外向きにして、印字
中心線で二つに折るV字状隙間を形成する隙間形成手段
とを設けたことを特徴とするラベル印刷装置の構成がそ
れである。
[作用] 上記構成を有する本考案のラベル印字装置は、送り手
段が印字テープをその長手方向に送り、印字手段が印字
テープの印字面に、テープの幅方向における中心で且つ
長手方向に沿った印字中心線を挟んで両側にラベル文字
を印字する。そして、印字テープが印字された後に通過
する経路において、隙間形成手段が離隔した状態から接
近した状態に移動して、印字テープが通過可能で且つ印
字中心線をV字の頂点とするV字状隙間を形成し、印字
テープを、印字面のラベル文字を外向きにして印字中心
線で二つに折る。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本考案の一実施例であるラベル印字装置の概
略斜視図である。ラベル印字装置1の本体2の上面に
は、可動操作可能な文字入力用ダイヤル4(本考案の入
力手段を構成)が設けられている。そして、文字入力用
ダイヤル4に隣接して、電源スイッチ6や印字キー8、
ラベル印字キー9等、ラベル印字装置1の各種制御を行
う機能キー群10と、入力した文字や記号などを表示する
ための液晶ディスプレイ(以下LCDという。)12が設け
られている。
本体2の裏面には、後述するインクリボン26等を内蔵
したリボンカセット16が装着されている。第2図は、リ
ボンカセット16の内部及び駆動機構を示した図である。
このリボンカセット16には、印字用テープスプール18及
び両面テープスプール22が、回転可能に配置されてお
り、印字テープスプール18には、透明な印字テープ20が
巻かれ、両面テープスプール22には、片面にのみ剥離紙
が粘着された両面テープ24が、その剥離紙を外側にして
巻かれている。そして、ベースフィルムに熱溶融性のイ
ンクを塗布してなるインクリボン26は、後述するサーマ
ルヘッド48による記録前にリボン供給スプール28にイン
ク面を内側にして巻かれており、記録後はリボン巻取ス
プール30に巻取られるようにされている。
前述した印字テープ20は、印字テープスプール18か
ら、ガイド軸32を介してローラ進入口34へ至り、テープ
送りローラ36から、テープ押え23の下のスリットを貫通
して外部に至るようにされている。一方、インクリボン
26は、リボン供給スプール28から、印字テープ20とガイ
ド軸32との間を通り、印字テープ20と重なりながらロー
ル進入口34へ至り、剥離プレート40を介してその進行方
向が約180°回転し、リボン巻取スプール30に至るよう
にされている。また、両面テープ24は両面テープスプー
ル22からテープ送りローラ36に至り、印字テープ20と装
着してラベルテープとなり外部に至るようにされてい
る。
また、ローラ進入口34近傍のインクリボン26と両面テ
ープ24との間には、分離壁体44が設けられている。ロー
ラ進入口34の内奥にはインクリボン26及び周壁部46に包
囲されるようにしてサーマルヘッド挿入穴47が開口して
おり、本体2に取付けられたサーマルヘッド48が挿入穴
47に進入できるようにされている。
本体2にはリボンカセット16を装着させた際にテープ
送りローラ36と嵌合するテープ送りローラ駆動軸60、リ
ボン巻取スプール30と嵌合するリボン巻取スプール駆動
軸62が設けられており、パルスモータ63により駆動可能
とされている。尚、上記テープ送りローラ36、テープ送
りローラ駆動軸60、パルスモータ63により本考案の送り
手段が構成される。
また、本体2に固定された揺動軸64に揺動自在に支承
されたローラホルダ66には、可動プラテンローラ68及び
駆動ローラ70が回動自在に保持されている。そして、ロ
ーラホルダ66を揺動軸64周りに揺動させる図示しないロ
ーラリリースレバーにより、可動プラテンローラ68及び
駆動ローラ70をローラ進入口34から進入させた際、ロー
ラ進入口34部分に露出している印字テープ20とインクリ
ボン26とを重ね合わせてサーマルヘッド48の発熱素子49
との間で挟持可能とされている。一方その下流では、駆
動ローラ70がテープ送りローラ36へ圧接され、そのテー
プ送りローラ36との間で、印字テープ20を両面テープ24
に重合し接着させるようにされている。
このような機構によって送られる印字テープ20は、前
述したサーマルヘッド48によって印字される。このサー
マルヘッド48により本考案の印字手段が構成される。サ
ーマルヘッド48は、その先端にインクリボン26の送り方
向と直交して並べられた発熱素子49を備えている。本実
施例では48個の発熱素子39が一列に並べられており、印
字テープ20及びインクリボン26の送りに応じた所定のタ
イミングで発熱させる。
この発熱素子49に対して図示しない印字駆動回路は、
通常のサーマルプリンタと同様に、マトリックスパター
ンにおける縦ドット列の左方から順に、あたかも正像を
印字する順に印字用のドットパターンを与える。ところ
が、本実施例のラベル印字装置1におけるサーマルヘッ
ド48と印字テープ20との相対的走査方向が、通常のサー
マルプリンタの走査方向と正反対となるようにされてい
るため、形成されるラベル文字の印字パターンは、印字
テープ20を印字面方向から見たときには鏡像となる。
そして、両面テープ24は印字テープ20の印字面側に付
着するので、印字面は内側となり、外側から透明な印字
テープ20を透かしてみるとラベル文字は正像となる。こ
のように、ラベル文字が正像となり、印字テープ20を透
かしてラベル文字が外を向く。本実施例では、後述する
印字制御により、第8図〜第11図に示すように、印字テ
ープ20の印字面に、印字テープ20の長手方向に沿った印
字中心線CLを挟み、その両側にラベル文字を印字するこ
とができる。本実施例では、印字中心線CLの両側に同じ
大きさのラベル文字を印字するため、それぞれのラベル
文字の文字サイズは、両ラベル文字間のスペースドット
を含んで24ドットとされている。
そして、ラベル文字の印字後その印字面を両面テープ
24と接着させられた印字テープ20は、駆動ローラ70の下
流に設けた切断レバー90と、切断レバー90の揺動で回転
する回転カッタ92とにより切断できるようにされてい
る。
この切断レバー90及び回転カッタ92のさらに下流に
は、両面テープ24と接着させられた印字テープ20を挟む
ようにして、ラベル印字が外を向く側には第1折曲げロ
ーラ100が、両面テープ24側には第2折曲げローラ102が
それぞれ設けられている。第3図に示すように、第1折
曲げローラ100は、その外周に沿ってV字溝104が形成さ
れ、第1ローラホルダ101に回動自在に支承されてい
る。一方、第2折曲げローラ102は、その外周に沿って
V字突部106が形成され、第2ローラホルダ103に回動自
在に支承されている。また、V字溝104の「V字」の開
き角は、V字突部106の「V字」の開き角と同じか、そ
れよりも大きくされている。
第1、第2ローラホルダ101、103は本体2に、印字面
の方向に対して垂直な方向に摺動自在に保持され、本体
2に設けたテープ折りスライドスイッチ108をスライド
させることにより、図示しないリンク機構で、両者共に
印字テープ20に向かって移動し、各々が保持する第1、
第2折曲げローラ100、102を、「V字」の頂点112が、
送られる印字テープ20の印字中心線CL上に配置されるよ
うにされている。そして、第5図に示すように、第2折
曲げローラ102のV字突部106が、第1折曲げローラ100
のV字溝104に入り込むように互いに近づき、V字突部1
06とV字溝104とによりV字状隙間110を形成するように
されている。上記第1、第2ローラホルダ101、103によ
り本考案の隙間形成手段が構成される。
このV字状隙間110は、両面テープ24と接着した印字
テープ20が通過でき、通過させた際頂点112で印字テー
プ20を塑性変形させて、山型に二つに折れる程度の間隔
とされている。
次に、本実施例の電気系統を第6図に示すブロック図
によって説明する。電子制御回路72は、周知のCPU74、R
OM76、RAM78を論理演算回路の中心として構成され、外
部の装置との入出力を行なう入出力回路80等をコモンバ
ス82を介して相互に接続されて構成されている。
CPU74は、文字入力用ダイヤル4、機能キー群10から
の信号を入出力回路80を介して各々入力する。一方、こ
れらの信号及びROM76、RAM78内のデータに基づいてCPU7
4は、入出力回路80を介して、入力された文字や記号な
どを液晶ディスプレイ12に表示し、同じく入出力回路80
を介して、サーマルヘッド48及びパルスモータ63を駆動
・制御して印字を行う。
ROM76内には、印字用のドットパターンとして、48×4
8ドット及び24×24ドットの2種類が記憶されている。
また、本実施例のラベル印字装置1は、機能キー群10中
の印字方向スイッチ13を操作することにより、3種類の
モード「I」〜「III」を選択して、それぞれ第8図〜
第10図に示すようなフォーマットの見出しラベルも作成
可能である。さらに、モード枠指定ボタン11を操作する
ことにより枠付きモードを選択して、第11図に示すよう
に、ラベル文字の周囲に枠を設けることもできる。
次に本実施例の電子制御回路72において行われる印字
制御処理について、第7図に示すフローチャートによっ
て説明する。
まず、電源スイッチ6の投入により初期設定が行われ
(ステップ1、以下単にS1で表す。以下同様。)、機能
キー群10のキースキャン及び文字入力用ダイヤル4のダ
イヤルスキャンが行われる(S2)。そして、操作者が文
字入力用ダイヤル4により印字データを入力すると、文
字入力用ダイヤル4が操作されたことを判断して(S
3)、その印字データをRAM78内の入力バッファに入力処
理し(S4)、液晶ディスプレイ12に表示する。
操作者が印字データを入力し終えた後、印字キー8を
押下すると、印字キー8が操作されたことを判断して
(S6)、RAM78内の入力データを、同じくRAM78内の印字
バッファに展開する(S7)。この場合、通常の印字モー
ドなので、48×48ドットのドットパターンを展開する。
そして、印字バッファに展開したドットパターンを1ド
ット列ごとRAM78内のシフトレジスタに転送し、そのド
ット列ごとのドットパターンに従って発熱素子49を発熱
させて印字を行い(S8)、印字バッファに展開したドッ
トパターンについて全て印字し終えるまでS8の処理を繰
り返して行う(S9)。
一方、S4において入力した印字データを元に見出しラ
ベルを作成するため、操作者がラベル印字キー9を押下
すると、ラベル印字キー9が操作されたことを判断して
(S10)、S11の処理に移行する。S11では枠付きモード
が選択されているか否かを、モード枠指定ボタン11が操
作されたことにより判断して、枠付きモードの場合は
(S11)、枠データをRAM78内の印字バッファに展開し
(S12)、その後、入力データを、印字バッファに展開
する(S13)。この場合、ラベル印字モードなので、24
×24ドットのドットパターンを展開する。一方、枠付き
モードでない場合は(S11)、S12の処理を行わずにS13
の処理に移行する。
次に、印字方向スイッチ13においてモード「I」〜
「III」のいずれが選択されているかを判断する(S1
4)。そして、モード「I」の場合は、印字バッファに
展開したドットパターンを、RAM78内のシフトレジスタ
の上位24ビットと下位24ビットとに並列的に転送し(S1
5)、枠印字バッファのドットパターンをシフトレジス
タに転送してそのオアを取った後(S18)、ドット列ご
とのドットパターンに従って発熱素子49を発熱させて印
字を行う(S19)。ドットパターンについて全て印字し
終えるまでS19の処理を繰り返して行い(S20)、第8図
のように、印字中心線CLを挟んでその両側に同じ方向の
ラベル文字を印字する。
モード「II」の場合は、印字バッファに展開したドッ
トパターンを、先頭ドット列から順にシフトレジスタの
下位24ビットに転送すると共に、最終ドット列から逆に
上位24ビットに上下反転させて転送し(S16)、S18〜S2
0の処理を行って、第9図のように、印字中心線CLを挟
んでその両側に、互いに上下左右対称なラベル文字を印
字する。
モード「III」の場合は、印字バッファに展開したド
ットパターンを、先頭ドット行から順にシフトレジスタ
の上位24ビットと下位24ビットとに並列的に転送し(S1
6)、S18〜S20の処理を行って、第10図のように、印字
中心線CLを挟んでその両側に、互いに上下左右対称なラ
ベル文字を印字する。尚、電子制御回路72が上記S14〜S
20の処理を実行することにより本考案の印字制御手段が
構成される。
S11で枠付きモードが選択されている場合は、モード
「I」〜モード「III」の各場合において、第11図に示
すように、印字中心線CLの両側の各ラベル文字の周囲に
枠が印字される。(第11図は、モード「I」の場合であ
る。) また、必要に応じて仮名・漢字変換等の処理が行われ
るが、その場合には、S2の処理を経て仮名・漢字変換等
に関わるキーの操作されたことを判断し(S21)、他の
処理として実行される(S22)。
本実施例において、見出しラベルを作成する際には、
ラベル印字キー9を押下して、S10以下の処理を行なう
前に、操作者が、本体2に設けたテープ折りスライドス
イッチ108を操作する。すると、第1、第2ローラホル
ダ101、103が共に印字テープ20に向かって移動し、各々
が保持する第1、第2折曲げローラ100、102を、第5図
に示す位置に移動させる。そして、第1、第2折曲げロ
ーラ100、102は、V字溝104とV字突部106とによりV字
状隙間110を形成する。
こうしてV字状隙間110を形成した後、ラベル印字キ
ー9を押下すると、前述したように印字テープ20の印字
面にラベル文字が印字される。そして、印字テープ20
は、印字面に両面テープ24を接着され、ラベル文字を外
向きにしてV字状隙間110に向かって送られる。印字テ
ープ220が、第1折曲げローラ100及び第2折曲げローラ
102に接触すると、両ローラ100、102が互いに逆方向に
回転し、印字テープ20がV字状隙間110に滑らかに入
る。V字状隙間110に印字テープ20が入る際には、V字
溝104に沿って印字テープ20が山型に曲げられる。更
に、V字状隙間110に入ると、印字テープ20はV字突部1
06によりV字溝104に強く押し付けられ、印字テープ20
の印字中心線CLがV字状隙間110の頂点112により塑性変
形されて、ラベル文字を外向きにして印字中心線CLで二
つに折られる。
その後、切断レバー90を操作して回転カッタ92により
印字テープ20を切断する。その切断後、操作者が印字テ
ープ20をV字状隙間110から本体2の外部に引っ張る
と、印字テープ20は、全体にわたって、ラベル文字を外
向きにして印字中心線CLで二つに折られる。
このように、本実施例のラベル印字装置1において見
出しラベルを作成する際には、第2折曲げローラ102の
V字突部106と、第1折曲げローラ100のV字溝104とに
より、V字状隙間110を形成する。そして、印字後、両
面テープ24が接着された印字テープ20を、V字状隙間11
0を通過させると、このV字状隙間110が、印字テープテ
ープ20の印字面に印字されたラベル文字を外向きにし
て、印字中心線CLで二つに折る。そのため、書類等に張
り付けて使用する際、作業者は、剥離紙を剥した後、印
字中心線CLで二つに折られ山型となっている見出しラベ
ルを指でつまみ、そのまま両側から書類等を挟んで重ね
合わせるように張り付けるだけでよく、印字中心線CLの
両側に印字されたラベル文字が書類の表裏どちらからで
も見える見出しのためのラベルとして用いることができ
る。
以上本考案はこの様な実施例に何等限定されるもので
はなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において種々な
る態様で実施し得る。例えば、本実施例においては、第
1折曲げローラ100のV字溝104と、第2折曲げローラ10
2のV字突部106とによりV字状隙間110を構成したが、
回転するローラでなく、V字溝を形成した部材と、V字
突部を形成した部材とのV字溝及びV字突部により、本
実施例と同様のV字状隙間110を構成してもよい。ま
た、1つの部材にV字孔を形成したものを用い、本実施
例のV字状隙間110と同様の働きをさせてもよい。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案のラベル印字装置は、隙間
形成手段が離隔した状態においては印字テープを折るこ
となく通過させる隙間を形成するので、通常のラベル用
テープを作成することができる。そして、必要に応じ
て、隙間形成手段を接近した状態にすると、印字テープ
が通過可能で且つ印字中心線をV字の頂点とするV字状
隙間を形成され、隙間形成手段が、V字状隙間を通過す
る印字テープの印字面のラベル文字を外向きにして、印
字中心線で二つに折るため、二つに折られている印字テ
ープを指でつまみ、そのまま両側から書類等を挟んで重
ね合わせるように張り付けるだけでよく、書類等に張り
付ける際の作業を容易に行くうことができる見出しラベ
ルを作成することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるラベル印字装置の概略
斜視図、第2図はリボンカセットの内部及び駆動機構の
説明図、第3図は第2図のW矢視図、第4図は見出しラ
ベル作成時の折り曲げローラの状態を示す説明図、第5
図は第4図のS矢視図、第6図は本実施例の電気系統の
構成を示すブロック図、第7図は本実施例の電子制御回
路において行われる印字制御処理を示すフローチャー
ト、第8図〜第11図は本実施例のラベル文字の印字例を
示す説明図である。 CL……印字中心線、20……印字テープ 48……サーマルヘッド、72……電子制御回路 100……第1折曲げローラ100 102……第2折曲げローラ102 104……V字溝、106……V字突部 110……V字状隙間

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字テープをその長手方向に送る送り手段
    と、 文字や記号等のキャラクタを入力するための入力手段
    と、 入力手段により入力されたキャラクタを前記印字テープ
    の印字面に印字する印字手段とを備えたラベル印字装置
    において、 外部からの指令に応じて印字手段を制御し、前記印字テ
    ープの印字面に、テープの幅方向における中心で且つ長
    手方向に沿った印字中心線を挟んで両側にラベル文字を
    印字させる印字制御手段と、 前記印字テープが印字された後に通過する経路に接離可
    能に設けられ、離隔した状態においては印字テープを折
    ることなく通過させる隙間を形成し、接近した状態にお
    いては印字テープが通過可能で、且つ前記印字中心線を
    V字の頂点として形成され、前記印字テープを前記印字
    面のラベル文字を外向きにして、前記印字中心線で二つ
    に折るV字状隙間を形成する隙間形成手段と を設けたことを特徴とするラベル印字装置。
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