JP2011235686A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】サイドウォール部に形成されたタイヤ識別用標章の視認性がより一層向上した空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】 空気入りタイヤは、1対のサイドウォール部の少なくとも一方にタイヤ識別用標章が表示され、少なくとも2つの装飾領域と、無装飾領域と、標章表示領域とを備えている。2つの前記装飾領域は、多数のリッジで装飾されている。前記無装飾領域は、タイヤ周方向において前記装飾領域の間に挟まれた、リッジを有さない平滑面を有する。前記標章表示領域は、文字、記号又はこれらの組み合わせからなるタイヤ識別用標章のうち前記文字または前記記号のそれぞれが前記無装飾領域に囲まれている。前記装飾領域は、リッジ間隔が異なる少なくとも2種類の領域を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、1対のサイドウォール部の少なくとも一方にタイヤ識別用標章が表示された空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤのサイドウォール部の表面には、メーカー名やタイヤ種別などを表す文字、記号又はこれらの組み合わせからなるタイヤ識別用標章が設けられている。従来の空気入りタイヤにおいて、タイヤ識別用標章と、タイヤ識別用標章の文字、記号を囲む領域の一方を多数のリッジで形成し、他方を平滑面で形成することにより、タイヤ識別用標章の識別性を高める技術が既に提案されている(特許文献1及び2参照)。
特許文献1及び2には、タイヤ識別用標章を多数のリッジで形成し、タイヤ識別用標章の文字、記号を平滑面で囲み、タイヤ識別用標章及び平滑面が、タイヤ周方向の両側に配された多数のリッジで挟まれたサイドウォール部を有するタイヤが記載されている。
このようなタイヤは、タイヤ識別用標章の一定程度の視認性を期待することができる。
特開2009−90950号公報 特開2009−67355号公報
しかし、タイヤ識別用標章の視認性は、絶えず、より高いレベルでの視認性が求められている。
本発明は、サイドウォール部に形成されたタイヤ識別用標章の視認性がより一層向上した空気入りタイヤを提供する。
本発明の一態様は、空気入りタイヤであって、
1対のサイドウォール部の少なくとも一方にタイヤ識別用標章が表示された空気入りタイヤであって、
多数のリッジで装飾された少なくとも2つの装飾領域と、
タイヤ周方向において前記装飾領域の間に挟まれた、リッジを有さない平滑面を有する無装飾領域と、
文字、記号又はこれらの組み合わせからなるタイヤ識別用標章のうち前記文字または前記記号のそれぞれが前記無装飾領域に囲まれた標章表示領域と、を備え、
前記装飾領域は、リッジ間隔が異なる少なくとも2種類の領域を有する、ことを特徴とする。
その際、前記標章表示領域は、前記平滑面に対して凹んだ底部と、前記底部から突出する多数のリッジを有する凹部領域であり、
前記標章表示領域のリッジの前記底部からの高さは、前記平滑面に対する前記底部の凹み深さより短いことが好ましい。
前記装飾領域は、前記無装飾領域に隣接する第1のリッジ部と、前記第1のリッジ部と前記無装飾領域から離れる側に隣接し、前記第1のリッジ部とリッジ間隔の異なる第2のリッジ部とを有し、
前記第1のリッジ部は、前記第2のリッジ部側に配される頂点と前記無装飾領域側に配される対辺とからなる概三角形状に形成され、
前記第1のリッジ部と前記第2のリッジ部との境界は、タイヤ周方向に対し10〜45°の角度をなしていることが好ましい。
前記第1及び第2のリッジ部のリッジは、少なくとも前記第1のリッジ部と前記第2のリッジ部が接する部分において同方向を向いて形成されていることが好ましい。
1対のサイドウォール部の少なくとも一方に、タイヤ周上の反対側位置に2つの標章が表示された空気入りタイヤであって、
前記2つの標章のそれぞれは、前記タイヤ識別用標章として前記標章表示領域に表示されることが好ましい。
1対のサイドウォール部の少なくとも一方に、タイヤ周上に離間して2つの標章が前記タイヤ識別用標章として表示された空気入りタイヤであって、
前記装飾領域は、前記2つの標章のそれぞれを囲む前記無装飾領域を挟んでタイヤ周方向の両側に設けられ、
前記装飾領域のそれぞれは、前記2つの標章のそれぞれからお互いに近づくように設けられた2つの第1のリッジ部と、前記2つの第1のリッジ部の間に挟まれ、前記第1のリッジ部とリッジ間隔の異なる1つの第2のリッジ部を有し、
前記第1のリッジ部の領域は、前記第2のリッジ部側に配される頂点と前記無装飾領域側に配される対辺とからなる概三角形状に形成され、
前記第2のリッジ部の領域は概三日月形状に形成されていることが好ましい。
前記無装飾領域のタイヤ径方向外側に隣接して配され、多数のリッジが形成されたタイヤ外径装飾領域をさらに備え、
前記装飾領域は、前記無装飾領域に隣接する第1のリッジ部と、前記第1のリッジ部と前記無装飾領域から離れる側に隣接し、前記第1のリッジ部よりリッジ間隔の広い第2のリッジ部とを有し、
前記タイヤ外径装飾領域のリッジ間隔は、前記第1のリッジ部のリッジ間隔より広く、前記第2のリッジ部のリッジ間隔より狭いことが好ましい。
前記無装飾領域のタイヤ径方向内側に隣接して配され、多数のリッジが形成されたタイヤ内径装飾領域をさらに備え、
前記装飾領域は、前記無装飾領域に隣接する第1のリッジ部と、前記第1のリッジ部と前記無装飾領域から離れる側に隣接し、前記第1のリッジ部よりリッジ間隔の広い第2のリッジ部とを有し、
前記タイヤ内径装飾領域のリッジ間隔は、前記第1のリッジ部のリッジ間隔より広く、前記第2のリッジ部のリッジ間隔より狭いことが好ましい。
前記無装飾領域のタイヤ径方向外側に隣接して配され、多数のリッジが形成されたタイヤ外径装飾領域と、前記無装飾領域のタイヤ径方向内側に隣接して配され、多数のリッジが形成されたタイヤ内径装飾領域とを備え、
前記タイヤ外径装飾領域のリッジ間隔は、前記タイヤ内径装飾領域のリッジ間隔より狭いことが好ましい。
前記装飾領域は、前記無装飾領域に隣接する第1のリッジ部と、前記第1のリッジ部と前記無装飾領域から離れる側に隣接し、前記第1のリッジ部よりリッジ間隔の広い第2のリッジ部とを有し、
前記標章表示領域は、前記平滑面に対して凹んだ底部と、前記底部から突出する多数のリッジを有する凹部領域であり、
前記標章表示領域のリッジ間隔は、前記第1のリッジ部のリッジ間隔より広く、前記第2のリッジ部のリッジ間隔より狭いことが好ましい。
上記態様の空気入りタイヤは、リッジ間隔の異なる2種のリッジ部が、装飾領域において濃淡を生じさせ、見る人の注意を引きやすくなっている。これにより、装飾領域の周方向の延長にある標章表示領域に目が行きやすくなり、タイヤ識別用標章の視認性が向上する。
一実施形態の空気入りラジアルタイヤを示す側面図である。 図1に示す空気入りラジアルタイヤのサイドウォール部の一部を拡大して示す部分側面図である。 図2に示すA−A線におけるサイドウォール部の断面図である。
以下、本発明の空気入りタイヤを詳細に説明する。
図1は、本実施形態の空気入りラジアルタイヤ(以下、タイヤという)10を示す側面図である。タイヤ10は、乗用車用タイヤである。なお、タイヤ10の後述するサイドウォール部は、重荷重用タイヤ、航空機用タイヤ、建設車両用タイヤ、二輪車用タイヤ等に用いることができ、タイヤの種類は制限されない。
以下で説明するリッジの高さやリッジ間隔は、乗用車用タイヤにおける数値例である。
タイヤ10は、トレッド部12と、サイドウォール部14と、ビード部16とを有する。この他に図示されないが、タイヤ10は、カーカス層、インナライナ層、ベルト層等を有する。サイドウォール部14及びビード部16は、トレッド部12を挟むようにタイヤ幅方向の両側に配されて対を成している。なお、図1において、トレッド部12及びビード部16は、タイヤ径方向の外形線のみ示す。
本発明におけるタイヤ幅方向とは、タイヤ回転軸に平行な方向をいい、タイヤ周方向とは、タイヤを回転体としてみたときの回転の周方向をいい、タイヤ径方向とは、タイヤを回転体としてみたときの径方向をいう。
トレッド部12、ビード部16、カーカス層、インナライナ層、ベルト層等は、公知のものが用いられてもよいし、新規なものが用いられてもよく、本発明において、特に限定されない。
サイドウォール部14の少なくとも一方の表面は、図1、図2にしめすような形態を有し、その表面には、標章表示領域11、無装飾領域3、装飾領域5、タイヤ外径装飾領域8及びタイヤ内径装飾領域9が形成されている。標章表示領域11は、無装飾領域3の中に位置する。これらの領域11,3,5,8,9は、1対のサイドウォール部14の一方又は両方に設けられてよい。一方にのみ設ける場合は、タイヤ10を車両に装着した場合に車両外側に配されるサイドウォール部14に設けられるのが好ましい。
(標章表示領域)
標章表示領域11は、文字、記号又はこれらの組み合わせからなるタイヤ識別用標章(以下、標章という)1が表示される領域である。標章表示領域11は、タイヤ周上に1つ又はタイヤ周上に離間して複数配されてよく、本実施形態では、タイヤ周上の反対側位置の2箇所に配されている。具体的には、標章表示領域11のタイヤ周方向の中心位置同士が160〜200度をなすタイヤ周上の位置に配されている。
標章1は、メーカー名、ブランド名、タイヤサイズなどを示す文字、記号又はこれらの組み合わせからなる。標章1を構成する文字及び記号の数は、1つ又は複数であってよい。記号には数字が含まれる。文字、記号はそれぞれ、図案化されたものも含む。図1に示すタイヤ10において、上部の標章表示領域11の標章1は、左端に配された図案化されたyの文字と、この右側に隣接して配された「YOKOHAMA」との文字列とで構成される。また、下部の標章表示領域11の標章1は、「ABCDE」との文字列で構成される。標章1を構成する文字、記号は、それぞれ無装飾領域3に囲まれている。
標章表示領域11は、図案化されたyの文字の領域を除き、図2及び図3に示すように、無装飾領域3の後述する平滑面3aに対して凹んだ底部1aと、底部1aから突出する多数のリッジ1bと、を有する凹部領域1cを有する。なお、図2は、タイヤ10のサイドウォール部14の一部を拡大して示す図である。図3は、「YOKOHAMA」の「O」の位置における図2のA−A線断面図である。標章表示領域11は、このような凹部領域1cを有することにより、タイヤ10の側面において他の領域と比較して濃く見え、標章1の視認性が上がる。例えば、無装飾領域3の平滑面3aにおける光の鏡面反射光等の成分により無装飾領域3の色は白っぽく見え(濃度が淡く見え)、標章表示領域3は光の散乱反射光の成分により標章表示領域3の色は黒く見える(濃度が濃く見える)。凹部領域1cにおいて、リッジ1bの底部1aからの高さは、標章表示領域の鏡面反射光を抑えるため、平滑面3aに対する底部1aの凹み深さより短いことが好ましい。リッジ1bの底部1aからの高さは、例えば、図3に示すように、凹部領域1cの平滑面3aからの凹み深さ0.5mmに対して0.3mmである。
リッジ1bのリッジ間隔は、反射光の最適範囲を得るため、後述する第1のリッジ部6のリッジ6cのリッジ間隔より広く、後述する第2のリッジ部7のリッジ7aのリッジ間隔より狭いことが好ましい。本発明におけるリッジ間隔とは、隣接する2つのリッジの最高点の距離をいう。リッジ1bの延びる方向は、特に制限されず、例えば、第1のリッジ部6のリッジ6c及び第2のリッジ部7のリッジ7aの延びる方向と同方向である。標章表示領域11のうち、図案化されたyの文字の領域は、平滑面3aに対して凹んだ底部1aを有する凹部領域からなり、多数のリッジは形成されていない。勿論、yの文字の領域に、「YOKOHAMA」と同様に、多数のリッジ1bが形成されてもよい。
(無装飾領域)
無装飾領域3は、2つの標章表示領域11が配されるタイヤ周上の位置と対応して、タイヤ周上の反対側位置の2箇所に配されている。無装飾領域3は、タイヤ周方向の両側から装飾領域5に挟まれている。無装飾領域3は、平滑な平滑面3aからなる。
(装飾領域)
装飾領域5は、タイヤ周上の2箇所に配され、2つの無装飾領域3とタイヤ周方向に交互に並んで配されている。装飾領域5は、多数のリッジで装飾された領域であり、リッジ間隔が異なる少なくとも2種類の領域を有し、例えば、第1のリッジ部6と、第2のリッジ部7とを有する。
第1のリッジ部6は、2つの標章表示領域11のそれぞれの両側に配され、見る者の目が、互いに2つの標章表示領域11のそれぞれに向かうような形状を成している。具体的には、第1のリッジ部6は、意匠性を高め、かつ、標章1の視認性を上げる観点から、第2のリッジ部7側の端部6aを頂点とし、無装飾領域3に隣接する第1のリッジ部6の縁に位置するリッジ6bを対辺とする概三角形状に形成されている。リッジ6bは、無装飾領域3との境界を際だたせるために、平滑面3aからタイヤ幅方向外側に突出して形成されたリッジである。
第1のリッジ部6は、さらに、内部の領域に多数のリッジ6cを有している。リッジ6cは、無装飾領域3の平滑面3aと同じ高さ位置から凹んだ底部から突出するよう形成されている。リッジ6cの底部からの高さは、例えば、この底部の凹み深さ0.5mmに対して0.5mmである。リッジ6cの間隔は、例えば、0.7〜0.9mmであり、好ましくは0.8mmである。リッジ6cは、タイヤ周方向に対して傾斜した方向に延びて形成されている。
第1のリッジ部6は、さらに、第2のリッジ部7との境界に、リッジ6bのタイヤ内径側の端部から先端部6aに向けて延びるリッジ6dを有している。リッジ6dは、第2のリッジ部7との境界を際だたせるためのもので、例えば、リッジ6bと同じ高さに形成されている。リッジ6dのタイヤ周方向に傾斜する角度、すなわち、リッジ6dと後述するタイヤ内径装飾領域8のリッジ8aとのなす角度θは、第1のリッジ部6の面積を大きくし、標章1の視認性を上げる観点から、10〜45°であるのが好ましく、例えば、30°である。
第2のリッジ部7は、第1のリッジ部6に対し無装飾領域5とタイヤ周方向の反対側に隣接して配され、各装飾領域5において、2つの第1のリッジ部6に挟まれるよう配されている。第2のリッジ部7は、概三日月形状に形成されている。
第2のリッジ部7は、多数のリッジ7aを有している。無装飾領域3の平滑面3aと同じ高さ位置から凹んだ底部から突出するよう形成されている。リッジ7aの底部からの高さは、例えば、この底部の凹み深さ0.5mmに対して0.5mmである。リッジ7aの間隔は、第1のリッジ部6のリッジ6cの間隔と異なっている。リッジ7aの間隔は、第1のリッジ部6のリッジ間隔より広いのが好ましい。例えば、リッジ7aの間隔は、第1のリッジ部6のリッジ6cの間隔の1.3〜3.0倍である。リッジ7aの間隔をこのように定めることで、リッジ間隔の異なる2つのリッジ部6,7がタイヤ10のサイドウォール部14において濃淡となって現れ(明度が異なって現れ)、装飾領域5に見る者の注意を引きやすくなる。この結果、装飾領域5のタイヤ周方向に隣接する無装飾領域3及び標章表示領域11に見る者の目が行きやすくなり、標章1の視認性が向上する。本実施形態では、第1のリッジ部6のリッジ6cの間隔が、最も狭く、タイヤ10のサイドウォール部14において濃く見えるので、これに隣接する無装飾領域3の淡さが強調されて、無装飾領域3に囲まれた標章1の視認性を効果的に上げることができる。
第2のリッジ部7のリッジ7aは、第1のリッジ部6のリッジ6cのタイヤ周方向に対する傾斜角度と同じ角度を持ってタイヤ周方向に対し傾斜している。このため、見る者にとって第1のリッジ部6と第2のリッジ部7との間で領域の変化を強く意識させずに、標章1に見る者の目を自然と向けさせることができる。さらに、タイヤ10側面を見る角度によって、第2のリッジ部7と第1のリッジ部6との濃淡が逆転するのを抑制し、標章1の視認性が下がるのを回避することができる。
(タイヤ外径装飾領域)
タイヤ外径装飾領域8は、無装飾領域3及び装飾領域5に対しタイヤ径方向外側に隣接して配されている。タイヤ外径装飾領域8は、無装飾領域3及び装飾領域5との境界に、タイヤ周方向に延びるリッジ8aを有している。リッジ8aは、無装飾領域3及び装飾領域5との境界を際だたせるためのもので、例えば、上記リッジ6bと同じ高さに形成されている。
タイヤ外径装飾領域8は、さらに、リッジ8aからタイヤ径方向の外側にわずかに間隔をあけて形成された多数のリッジ8bを有している。リッジ8bは、無装飾領域3の平滑面3aと同じ高さ位置から凹んだ底部から突出するよう形成されている。リッジ8bの底部からの高さは、例えば、この底部の凹み深さ0.5mmに対して0.5mmである。リッジ8bの間隔は、標章1の視認性を上げる観点から、第1のリッジ部6のリッジ6cの間隔より広く、第2のリッジ部7のリッジ7aの間隔より狭いことが好ましい。例えば、リッジ8bの間隔は、第1のリッジ部6のリッジ6cの間隔の1.1〜2.0倍である。また、リッジ8bの間隔は、後述するタイヤ内径装飾領域9のリッジ9aの間隔より狭いことが好ましい。リッジ8bの間隔をこのように定めることで、タイヤ外径装飾領域8にも注意を引きつけ、タイヤ外径装飾領域9に隣接する無装飾領域3に囲まれた標章1の視認性を上げることができる。リッジ8bの延びる方向は、特に制限されず、例えば、第1のリッジ部6のリッジ6c及び第2のリッジ部7のリッジ7aの延びる方向と同方向である。
(タイヤ内径装飾領域)
タイヤ内径装飾領域9は、無装飾領域3及び装飾領域5に対しタイヤ径方向内側に隣接して配されている。タイヤ内径装飾領域9は、無装飾領域3及び装飾領域5との境界に、タイヤ周方向に延びるリッジ9aを有している。リッジ9aは、無装飾領域3及び装飾領域5との境界を際だたせるためのもので、例えば、上記リッジ6bと同じ高さに形成されている。
タイヤ内径装飾領域9は、さらに、リッジ9aに接して形成された多数のリッジ9bを有している。リッジ9bは、無装飾領域3の平滑面3aと同じ高さ位置から凹んだ底部から突出するよう形成されている。リッジ9bの底部からの高さは、例えば、凹み深さ0.5mmに対して0.5mmである。リッジ9bの間隔は、第1のリッジ部6のリッジ6cの間隔より広く、第2のリッジ部7のリッジ7aの間隔より狭いことが好ましい。例えば、リッジ9bの間隔は、第1のリッジ部6のリッジ6cの間隔の1.2〜2.5倍である。リッジ9bの間隔をこのように定めることで、タイヤ内径装飾領域9にも注意を引きつけ、タイヤ内径装飾領域9に隣接する無装飾領域3に囲まれた標章1の視認性を上げることができる。リッジ9bの延びる方向は、特に制限されない。リッジ9bの延びる方向は、例えば、第1のリッジ部6のリッジ6c、第2のリッジ部7のリッジ7a及び外径装飾領域8のリッジ8bの延びる方向と直交する方向に延びている。
なお、本発明では、標章表示領域は、多数のリッジが形成されていなくてもよい。また、標章表示領域は、凹部領域に代えて、平滑部と同じ高さの面又は平滑部から突出した面と、これらの面に形成された多数のリッジとからなってもよい。標章表示領域の多数のリッジは、第1のリッジ部の多数のリッジ部と同じ高さであってもよい。
また、装飾領域に、リッジ間隔の異なる3種以上の領域を有してよい。第1のリッジ部と第2のリッジ部の境界のタイヤ周方向に対する角度は、10°未満又は45°より大きくてもよい。
第1のリッジ部と第2のリッジ部とは、多数のリッジの延びる方向が、同方向でなく、例えば、直交してもよい。また、第2のリッジ部の多数のリッジは、第1のリッジ部の多数のリッジとの境界に隣接する領域(例えば、第1のリッジ部と同じタイヤ周方向領域)においてのみ、第1のリッジ部のリッジと同方向に延びていてもよい。
第1のリッジ部、第2のリッジ部の形状は、それぞれ概三角形状、概三日月形状でなくてもよく、例えば、タイヤ周方向に沿って延びる矩形状に形成されてもよい。
タイヤ外径装飾領域のリッジ間隔は、タイヤ内径装飾領域のリッジ間隔より広くてもよく、同じであってもよい。
第1のリッジ部、第2のリッジ部、タイヤ外径装飾領域の多数のリッジのリッジ間隔の大小関係、第1のリッジ部、第2のリッジ部、タイヤ内径装飾領域の多数のリッジのリッジ間隔の大小関係、および標章表示領域のリッジ、第1のリッジ部、第2のリッジ部の多数のリッジ部のリッジ間隔の大小関係は、上述したものに限定されない。
本実施形態では、タイヤ外径装飾領域およびタイヤ内径装飾領域が設けられるが、これらの領域は設けられなくてもよい。
(実施例)
以下、本発明のタイヤの効果を調べるために、サイドウォール部の仕様を種々変えたタイヤ(195/65R15 91H)を試作し、標章の視認性を評価した。
視認性の評価は、試作したタイヤを、リムに組み付け、210kPaの内圧を充填し、乗用車に装着し、タイヤ幅方向に対し左方に45°傾斜した方向に1m離れた位置に20人のモニターが立ってそれぞれ目視したときに、標章を視認できるかを調べ、その結果を集計して指数化した。指数は高いほど視認性が優れていることを示す。
(実施例1〜18、従来例1,2)
実施例1〜18と、従来例1,2における詳細な仕様と、評価結果を表1〜3に示す。
表1〜3において、「無装飾領域に対する多数のリッジの配置位置」の欄で、「無装飾領域の周方向両側」とは、無装飾領域に隣接する領域として第1のリッジ部のみが形成され、タイヤ外径装飾領域及びタイヤ内径装飾領域が形成されていないことを意味する。また、「無装飾領域の四方」とは、無装飾領域に隣接する領域として第1リッジ部、タイヤ外径装飾領域及びタイヤ内径装飾領域が形成されていることを意味する。
また、ハイフンで結ばれた大、中、小、無は、例えば、「第1のリッジ部、第2のリッジ部、タイヤ外径装飾領域の多数のリッジのリッジ間隔の大小関係」の欄で、「大−中−小」とは、第1のリッジ部のリッジ間隔が最も大きく、タイヤ外径装飾領域のリッジ間隔が最も小さく、第2のリッジ部のリッジ間隔はこれらの中間の広さであることを意味する。また、同欄で「中−中−無」とは、第1のリッジ部と第2のリッジ部とでリッジ間隔に相違がなく、タイヤ外径装飾領域には多数のリッジが形成されていないことを意味する。
同様に、ハイフンで結ばれた概三角、概三日月は、例えば、「1つの装飾領域に配される第1のリッジ部、第2のリッジ部、第1のリッジ部の形状」の欄で、「概三角−概三日月−概三角」とは、2つの第1のリッジ部が概三角形状であり、第2のリッジ部が概三日月形状であることを意味する。なお、概平行四辺形とは、第1のリッジ部及び第2のリッジ部がそれぞれタイヤ周方向に沿って延びる矩形状であることを意味する。
「標章表示領域の凹部領域の平滑面からの高さ」の欄で、−0.5mmと示す場合は、平滑面に対し0.5mm凹んでいることを意味し、0.5mmと示す場合は、平滑面から0.5mm突出していることを意味する。
「第1のリッジ部の多数のリッジの延びる方向と第2のリッジ部の多数のリッジの延びる方向との関係」の欄で、平行とは、第1のリッジ部の多数のリッジと、第2のリッジ部の多数のリッジとが同じ方向に同じ傾斜角度を持って延びて形成されていることを意味し、直角とは、これら2種のリッジが直交する方向に延びて形成されていることを意味する。
従来例2と実施例1〜18に示す評価結果から、第1のリッジ部のリッジ間隔と第2のリッジ部のリッジ間隔が異なることで、優れた視認性が得られることが分かる。
従来例1と実施例1〜18に示す評価結果から、第1のリッジ部のリッジ間隔と第2のリッジ部のリッジ間隔が異なり、標章表示領域が平滑面に対し凹んだ凹部領域であることで、優れた視認性が得られることが分かる。
実施例1,3に示す評価結果から、第1のリッジ部のリッジ間隔が第2のリッジ部より狭いことで、より優れた視認性が得られることが分かる。
実施例2,3に示す評価結果から、標章表示領域に多数のリッジ部が形成されていることで、より優れた視認性が得られることが分かる。
実施例3,4に示す評価結果から、標章表示領域の多数のリッジの高さが平滑面からの凹み深さより短いことで、より優れた視認性が得られることが分かる。
実施例3,5〜8に示す評価結果から、第1のリッジ部と第2のリッジ部との境界のタイヤ周方向に対する角度が10〜45°であることにより、より優れた視認性が得られることが分かる。
実施例3,9に示す評価結果から、第1のリッジ部の多数のリッジと第2のリッジ部の多数のリッジとが平行であることで、より優れた視認性が得られることが分かる。
実施例3,10に示す評価結果から、第1のリッジ部が概三角形状に形成され、第2のリッジ部が概三日月形状に形成されることにより、より優れた視認性が得られることが分かる。
実施例3,11に示す評価結果から、タイヤ外径装飾領域及びタイヤ内径装飾領域に多数のリッジが形成されていることにより、より優れた視認性が得られることが分かる。
実施例3,12に示す評価結果から、タイヤ外径装飾領域のリッジ間隔が第2のリッジ部より狭く、タイヤ外径装飾領域のリッジ間隔がタイヤ内径装飾領域より狭いことで、より優れた視認性が得られることが分かる。
実施例3,13に示す評価結果から、第1のリッジ部のリッジ間隔がタイヤ外径装飾領域より狭いことで、より優れた視認性が得られることが分かる。
実施例3,14に示す評価結果から、タイヤ内径装飾領域のリッジ間隔が第2のリッジ部より狭いことで、より優れた視認性が得られることが分かる。
実施例3,15に示す評価結果から、第1のリッジ部のリッジ間隔がタイヤ内径装飾領域より狭いことで、より優れた視認性が得られることが分かる。
実施例3,16に示す評価結果から、タイヤ外径装飾領域のリッジ間隔がタイヤ内径装飾領域より狭いことで、より優れた視認性が得られることが分かる。
実施例3,17に示す評価結果から、第1のリッジ部のリッジ間隔が標章表示領域より狭いことにより、より優れた視認性が得られることが分かる。
実施例3,18に示す評価結果から、標章表示領域のリッジ間隔が第2のリッジ部より狭いことで、より優れた視認性が得られることが分かる。
以上、本発明の空気入りタイヤについて詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
1 タイヤ識別用標章
1a 底部
1b,6c,7a,8b,9b リッジ
3 無装飾領域
3a 平滑面
5 装飾領域
6 第1のリッジ部
6a 先端部(頂点)
6b リッジ(対辺)
7 第2のリッジ部
8 タイヤ外径装飾領域
9 タイヤ内径装飾領域
10 空気入りタイヤ
11 標章表示領域
12 トレッド部
14 サイドウォール部
本発明の一態様は、空気入りタイヤであって、
1対のサイドウォール部の少なくとも一方にタイヤ識別用標章が表示された空気入りタ
イヤであって、
多数のリッジで装飾された少なくとも2つの装飾領域と、
タイヤ周方向において前記装飾領域の間に挟まれた、リッジを有さない平滑面を有する
無装飾領域と、
文字、記号又はこれらの組み合わせからなるタイヤ識別用標章のうち前記文字または前
記記号のそれぞれが前記無装飾領域に囲まれた標章表示領域と、を備え、
前記装飾領域は、リッジ間隔が異なる少なくとも2種類の領域を有し、
前記標章表示領域は、前記平滑面に対して凹んだ底部と、前記底部から突出す
る多数のリッジを有する凹部領域であり、
前記標章表示領域のリッジの前記底部からの高さは、前記平滑面に対する前記底部の凹
み深さより短い。

Claims (10)

  1. 1対のサイドウォール部の少なくとも一方にタイヤ識別用標章が表示された空気入りタイヤであって、
    多数のリッジで装飾された少なくとも2つの装飾領域と、
    タイヤ周方向において前記装飾領域の間に挟まれた、リッジを有さない平滑面を有する無装飾領域と、
    文字、記号又はこれらの組み合わせからなるタイヤ識別用標章のうち前記文字または前記記号のそれぞれが前記無装飾領域に囲まれた標章表示領域と、を備え、
    前記装飾領域は、リッジ間隔が異なる少なくとも2種類の領域を有する、ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記標章表示領域は、前記平滑面に対して凹んだ底部と、前記底部から突出する多数のリッジを有する凹部領域であり、
    前記標章表示領域のリッジの前記底部からの高さは、前記平滑面に対する前記底部の凹み深さより短い、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記装飾領域は、前記無装飾領域に隣接する第1のリッジ部と、前記第1のリッジ部と前記無装飾領域から離れる側に隣接し、前記第1のリッジ部とリッジ間隔の異なる第2のリッジ部とを有し、
    前記第1のリッジ部は、前記第2のリッジ部側に配される頂点と前記無装飾領域側に配される対辺とからなる概三角形状に形成され、
    前記第1のリッジ部と前記第2のリッジ部との境界は、タイヤ周方向に対し10〜45°の角度をなしている、請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記第1及び第2のリッジ部のリッジは、少なくとも前記第1のリッジ部と前記第2のリッジ部が接する部分において同方向を向いて形成されている、請求項3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 1対のサイドウォール部の少なくとも一方に、タイヤ周上の反対側位置に2つの標章が表示された空気入りタイヤであって、
    前記2つの標章のそれぞれは、前記タイヤ識別用標章として前記標章表示領域に表示される、請求項1から4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  6. 1対のサイドウォール部の少なくとも一方に、タイヤ周上に離間して2つの標章が前記タイヤ識別用標章として表示された空気入りタイヤであって、
    前記装飾領域は、前記2つの標章のそれぞれを囲む前記無装飾領域を挟んでタイヤ周方向の両側に設けられ、
    前記装飾領域のそれぞれは、前記2つの標章のそれぞれからお互いに近づくように設けられた2つの第1のリッジ部と、前記2つの第1のリッジ部の間に挟まれ、前記第1のリッジ部とリッジ間隔の異なる1つの第2のリッジ部を有し、
    前記第1のリッジ部の領域は、前記第2のリッジ部側に配される頂点と前記無装飾領域側に配される対辺とからなる概三角形状に形成され、
    前記第2のリッジ部の領域は概三日月形状に形成された、請求項1から5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記無装飾領域のタイヤ径方向外側に隣接して配され、多数のリッジが形成されたタイヤ外径装飾領域をさらに備え、
    前記装飾領域は、前記無装飾領域に隣接する第1のリッジ部と、前記第1のリッジ部と前記無装飾領域から離れる側に隣接し、前記第1のリッジ部よりリッジ間隔の広い第2のリッジ部とを有し、
    前記タイヤ外径装飾領域のリッジ間隔は、前記第1のリッジ部のリッジ間隔より広く、前記第2のリッジ部のリッジ間隔より狭い、請求項1から6のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記無装飾領域のタイヤ径方向内側に隣接して配され、多数のリッジが形成されたタイヤ内径装飾領域をさらに備え、
    前記装飾領域は、前記無装飾領域に隣接する第1のリッジ部と、前記第1のリッジ部と前記無装飾領域から離れる側に隣接し、前記第1のリッジ部よりリッジ間隔の広い第2のリッジ部とを有し、
    前記タイヤ内径装飾領域のリッジ間隔は、前記第1のリッジ部のリッジ間隔より広く、前記第2のリッジ部のリッジ間隔より狭い、請求項1から7のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記無装飾領域のタイヤ径方向外側に隣接して配され、多数のリッジが形成されたタイヤ外径装飾領域と、前記無装飾領域のタイヤ径方向内側に隣接して配され、多数のリッジが形成されたタイヤ内径装飾領域とを備え、
    前記タイヤ外径装飾領域のリッジ間隔は、前記タイヤ内径装飾領域のリッジ間隔より狭い、請求項1から8のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  10. 前記装飾領域は、前記無装飾領域に隣接する第1のリッジ部と、前記第1のリッジ部と前記無装飾領域から離れる側に隣接し、前記第1のリッジ部よりリッジ間隔の広い第2のリッジ部とを有し、
    前記標章表示領域は、前記平滑面に対して凹んだ底部と、前記底部から突出する多数のリッジを有する凹部領域であり、
    前記標章表示領域のリッジ間隔は、前記第1のリッジ部のリッジ間隔より広く、前記第2のリッジ部のリッジ間隔より狭い、請求項1から9のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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