JP2011110681A - シート切断装置及び切断方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ウエハWに貼付された接着シートSを切断する切断手段22と、接着シートSの面方向に切断手段22及びウエハWを相対移動させる移動手段26と、この移動手段26に支持される間隔保持手段25とを備えてシート切断装置10が構成されている。間隔保持手段25は、移動手段26の作動中にウエハWと切断手段22との距離Dを検出するセンサ33と、切断手段22を変位可能に支持する直動モータ34とを備えている。直動モータ34は、接着シートSの切断中、センサ33の検出結果を基にリアルタイムで切断手段33を変位させ、前記距離Dを所定距離に維持する。
【選択図】図2
Description
本発明の目的は、接着シートを切断する際に、切断手段が被着体に接触することを防止することができるシート切断装置及び切断方法を提供することにある。
前記接着シートは、基材シートと、この基材シートの一方の面に設けられた接着剤層とを含み、
前記基材シート又は基材シート及び接着剤層を切断する切断手段と、前記接着シートの面方向に切断手段及び被着体を相対移動させる移動手段と、この移動手段に支持されるとともに、前記接着シートの厚さ方向の被着体と切断手段との距離を所定間隔に保つ間隔保持手段とを備え、
前記間隔保持手段は、前記相対移動中に前記距離を検出する検出手段と、前記切断手段を前記厚さ方向に変位可能に支持する変位手段とを備え、前記検出手段の検出結果を基に、前記変位手段によりリアルタイムで切断手段を変位させて前記距離を所定距離に維持する、という構成を採っている。
前記カッター刃の刃先の位置を認識可能な認識手段を更に備える、という構成を採ることが好ましい。
前記接着シートは、基材シートと、この基材シートの一方の面に設けられた接着剤層とを含み、
前記接着シートの面方向に切断手段及び被着体を相対移動中に、接着シートの厚さ方向の被着体と切断手段との距離を検出手段により検出し、その検出結果を基に、変位手段によりリアルタイムで切断手段を変位させて前記距離を所定の距離に維持して前記基材シート又は基材シート及び接着シートを切断手段により切断する、という方法を採っている。
なお、本明細書及び特許請求の範囲において、「リアルタイム」とは、検出手段で検出するタイミングと同時、即時、及び、検出結果の処理や、変位手段の作動制御等の処理によって同時に比べて遅れが生じるものの、同時に極めて近いタイミングをも含む概念である。
また、特に明示しない限り、本発明においては、「上」、「下」、「左」、「右」は、図1を基準として用いる。
具体的には、移動手段26の作動によって接着シートSを切断している最中に、センサ33により前記距離D1を常時検出させる。この距離D1の検出結果と、距離D2及び距離D4とにより、図示しない制御手段で下記の式(1)から距離Dが求められる。
D=D1+D2−D4・・・(1)
また、制御手段では、移動手段26によるカッター刃30の切断方向の移動速度と、距離D3とにより、センサ33が通過してからカッター刃30の刃先最下部が通過する時間を求める。そして、センサ33が通過してから、求めた時間が経過したタイミングで距離Dが所定距離となるように直動モータ34を作動制御してカッター刃30を変位させる。なお、所定距離は、予めオペレータによって図示しない制御手段に入力されている。これにより、カッター刃30による切断により形成される切り込みの全領域において、距離Dが所定距離に維持される。切り込みCは、カッター刃30の刃先がウエハW上面に接触しない限りにおいて、基材シートBを分断しない深さであってもよいし、ちょうど基材シートBのみを分断する深さであってもよいし、接着剤層ADに達する深さであってもよい。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
更に、図2に示されるカッター刃30からセンサ33が検出する位置までの距離D5は、限りなく短くする方が好ましい。距離D5が短いほど、カッター刃30による切断位置を正確に検出することができ、距離Dを正確に所定距離に合わせることができる。
22 切断手段
25 間隔保持手段
26 移動手段
27 カメラ(認識手段)
30 カッター刃
39 ダンパ
AD 接着剤層
B 基材シート
S 接着シート
W 半導体ウエハ(被着体)
Claims (4)
- 被着体に貼付された状態の接着シートを切断するシート切断装置において、
前記接着シートは、基材シートと、この基材シートの一方の面に設けられた接着剤層とを含み、
前記基材シート又は基材シート及び接着剤層を切断する切断手段と、前記接着シートの面方向に切断手段及び被着体を相対移動させる移動手段と、この移動手段に支持されるとともに、前記接着シートの厚さ方向の被着体と切断手段との距離を所定間隔に保つ間隔保持手段とを備え、
前記間隔保持手段は、前記相対移動中に前記距離を検出する検出手段と、前記切断手段を前記厚さ方向に変位可能に支持する変位手段とを備え、前記検出手段の検出結果を基に、前記変位手段によりリアルタイムで切断手段を変位させて前記距離を所定距離に維持することを特徴とするシート切断装置。 - 前記切断手段は、カッター刃を備え、
前記カッター刃の刃先の位置を認識可能な認識手段を更に備えていることを特徴とする請求項1記載のシート切断装置。 - 前記間隔保持手段は、ダンパを介して前記移動手段に支持されていることを特徴とする請求項1又は2記載のシート切断装置。
- 被着体に貼付された状態の接着シートを切断するシート切断方法において、
前記接着シートは、基材シートと、この基材シートの一方の面に設けられた接着剤層とを含み、
前記接着シートの面方向に切断手段及び被着体を相対移動中に、接着シートの厚さ方向の被着体と切断手段との距離を検出手段により検出し、その検出結果を基に、変位手段によりリアルタイムで切断手段を変位させて前記距離を所定の距離に維持して前記基材シート又は基材シート及び接着剤層を切断手段により切断することを特徴とするシート切断方法。
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