JPH06280935A - 制振ユニット - Google Patents

制振ユニット

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JPH06280935A
JPH06280935A JP5071929A JP7192993A JPH06280935A JP H06280935 A JPH06280935 A JP H06280935A JP 5071929 A JP5071929 A JP 5071929A JP 7192993 A JP7192993 A JP 7192993A JP H06280935 A JPH06280935 A JP H06280935A
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JP
Japan
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vibration
shaft
damper
robot
ball screw
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Application number
JP5071929A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Sato
秀之 佐藤
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
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Priority to DE4411158A priority patent/DE4411158C2/de
Publication of JPH06280935A publication Critical patent/JPH06280935A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F7/00Vibration-dampers; Shock-absorbers
    • F16F7/10Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect
    • F16F7/104Vibration-dampers; Shock-absorbers using inertia effect the inertia member being resiliently mounted
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J19/00Accessories fitted to manipulators, e.g. for monitoring, for viewing; Safety devices combined with or specially adapted for use in connection with manipulators
    • B25J19/0091Shock absorbers

Abstract

(57)【要約】 【目的】ロボットの腕先のような片持ちはり状の回転軸
に適用可能で、低い周波数の残留振動を効果的に抑制で
き且つ装置全体の重量を増大させるおそれのない制振ユ
ニットを提供する。 【構成】作業ヘッド(ロボットハンド)27を有する作
動軸(アーム)261の軸線と直角方向に移動自在に作
動軸の軸端近傍に支持された質量体31と、その質量体
31を一端部で支持するとともに作動軸261の軸線と
平行に配設されて他端が作業ヘッド27に固定されたワ
イヤ状の弾性部材32と、その弾性部材32を取り囲ん
で配置された流体室33と、その流体室33に充填され
た高粘度を有する流体35とで構成した制振ユニットと
して上記の目的を達成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は制振ユニットに関し、例
えばロボットの腕先のような、位置決めを行う片持ちは
り状の回転中空軸の先端部の振動を好適に抑制できるも
のである。
【0002】
【従来の技術】ロボットの腕先のように、片持ちはり状
の構造体が位置決めを行う際には、その先端部の位置決
め停止時の低い周波数の残留振動が問題となることが多
い。このような残留振動が続くと停止安定性が悪くて安
定までに時間を要し、作業サイクルが長くなってしま
う。こうした場合、構造体の静剛性を高めてその振動を
抑制するのが一般的であるが、片持ちはり状の構造体の
静剛性を高めると装置全体の重量が増加してしまい好ま
しくない。
【0003】一方、ダンパを用いて振動を抑制すれば重
量増加の問題はほとんど生じない。従来のこの種の吸振
ダンパとしては、例えば実開平1−138636号公報
に記載されたものがある。図11はその吸振ダンパ1を
ロボットアーム先端のばり取り装置に適用したもので、
工具2を回転可能に支持するための支持筒3にウレタン
ゴム等の吸振材からなる第1フランジ4を固定し、この
第1フランジ4にボルト5をたてて軸方向に間隔をおき
第2フランジ7を取り付けている。この第2フランジ7
の中心部には切欠部8を設けて、前記第1フランジ4の
変形により支持筒3が動けるようになっている。第2フ
ランジ7をロボットハンドの先端に固定して吸振ダンパ
1を装着し、駆動軸9を回転させて工具2でばり取り作
業おこなう。工具2の振動を第1フランジ4のゴム材で
吸収して、ロボット本体への振動の伝達を軽減させるも
のである。
【0004】また、特開平2−279293号公報には
ロボット用減速機構に吸振ダンパを取り付けたものが提
示されている。図12はそのロボット用減速機構を適用
したロボットの関節を示したもので、関節支持部11に
回転機12が固定され、その回転軸12aには、減速比
の等しい第1,第2の減速機13,14とダンパ15と
を介して、ロボットアーム16の一端側が回動可能に取
り付けられている。すなわち、上記の減速機13,14
は例えばフラット型のハーモニックドライブ減速機で、
両減速機の固定側円盤はそれぞれ関節支持部11に固定
されるとともに減速機入力軸は前記回転軸12aに接続
され、また第1の減速機13の出力軸は回転可能に支持
されたダンパ負荷17に接続され、第2の減速機14の
出力軸はロボットアーム16に接続され、ロボットアー
ム16とダンパ負荷17とは円盤型の回転ダンパ15に
より結合されている。第1の減速機13とダンパ負荷1
7が生じる共振の周波数は、第2の減速機14とロボッ
トアーム16が生じる共振の周波数より高く設定してい
る。上記回転ダンパ15は、仕切り円盤とオリフィス円
盤とを仕切りとオリフィスとが交互に配置されるように
組み合わせてその内部に機械油などの粘性流体を封入し
た構造を有し、二枚の円盤が相対回転運動すると粘性流
体がオリフィスを通過する際に粘性抵抗を生じて回転ダ
ンパとして機能するものである。この回転ダンパ15に
よってダンパ負荷17とロボットアーム16とを接続す
ることにより、ロボットアーム16の共振周波数付近で
発生するダンパ負荷17とロボットアーム16の相対運
動にダンピングが作用して、ロボットアーム16の振動
が抑制される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の制振ダンパは、いずれもロボットの腕先で問題とな
る低い周波数の振動に対する制振機能が十分ではなかっ
た。低い周波数の振動に対しても十分な制振効果が得ら
れるダンパとしてダイナミックダンパ(動吸振器)が知
られているが、従来はロボットの腕先のように回転する
中空軸に適用できるようなダイナミックダンパは提案さ
れておらず、ロボットの腕先用として活用されてはいな
かった。
【0006】そこで本発明は、ロボットの腕先のような
片持ちはり状の回転軸にも適用可能な構造のダイナミッ
クダンパとすることにより、低い周波数の残留振動を効
果的に抑制して十分な減衰を与えることができ且つ装置
全体の重量を増大させるおそれのない制振ユニットを提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の制振ユニットは、作業ヘッドを有する作動軸の軸
線と直角方向に移動自在に前記作動軸の軸端近傍に支持
された質量体と、その質量体を一端部で支持するととも
に前記作動軸の軸線と平行に配設されて他端が固定され
たワイヤ状の弾性部材と、その弾性部材を取り囲んで配
置された流体室と、その流体室に充填された高粘度を有
する流体とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】ロボットの腕先のような回転する作動軸を中心
にして、ダイナミックダンパを構成する質量体やこれを
可動に支承する弾性部材を配置することが可能である。
また、質量体と作業ヘッドとの重量比および弾性部材の
ばね定数の調整により、ダイナミックダンパの固有振動
数を最適値に定め(最適同調)、かつ減衰係数を最適値
に定める(最適減衰)ことが容易であって、低い周波数
の残留振動に対しても、十分な制振作用を有する。ま
た、その弾性部材の回りに配した流体の粘性抵抗でダイ
ナミックダンパの吸振作用が最大限に近く発揮できる。
【0009】更に、構造の簡単な制振ユニットにより十
分に制振することから、ロボットの腕先のような片持ち
はり状構造体であっても静剛性を高める必要はなく、装
置が軽量で済む。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の一実施例の制振ユニットを適用し
た作業用ロボットの断面図であり、基部21に一基のダ
イレクトドライブモータ22と二基のDCモータ23,
24を配置し、ダイレクトドライブモータ22の出力軸
に第1アーム25を水平回転可能に取り付け、その第1
アーム25の先端部に鉛直にボールスプライン軸からな
る第2アーム26を取り付け、第2アーム26の先端に
作業ヘッドであるハンド27を備えている。このハンド
27には、制振ユニット30が装着されている。
【0011】前記ダイレクトドライブモータ22は、例
えばVR(バリアブル リラクタンス)形のモータで、
円筒状形状のハウジング221の内部に、同軸に配され
た円筒状の内外二個のステータ222と、その間に同軸
に配設されたロータ223とを備え、中心部に空孔Hを
有している。外ステータ222Aの内周および内ステー
タ222Bの外周には歯列を有する熊手状の磁極が円周
方向に等間隔に突設され、各磁極にコイルが巻かれて電
磁石を構成している。隣接する磁極の歯列は所定ピッチ
ずらした位相をもって配設されている。一方、ロータ2
23は、その内外周面に各ステータ222A,222B
の磁極の歯列に対向して磁極歯列のピッチとは異なるピ
ッチ突出歯が均一に形成されている。このロータ223
は、回転出力軸224がボルト225で一体的に連結さ
れていて、クロスローラ軸受226を介して回転自在に
支持されている。ロータ223の出力軸224の上端
に、割出テーブル227が固定されている。
【0012】外ステータ222Aの上方の空室には、ロ
ータ223の回転を高精度に位置決めするために、高分
解能の回転検出器であるレゾルバ228が内臓されてい
る。外ステータ222Aとレゾルバ228とは磁気遮蔽
板Sで隔離している。レゾルバコイル228Cを有する
レゾルバステータ228Sは、ハウジングに固定され、
レゾルバロータ228Rは、前記レゾルバステータ22
8Sに対向させて出力軸224取付けられている。レゾ
ルバステータ228Sは、モータのステータ222と同
様に複数の歯列が設けてある磁極を複数有し、各磁極に
レゾルバコイル228Cが巻回されている。レゾルバロ
ータ228Rは、モータのロータ223と同様にレゾル
バステータ228Sの歯列に対向して所定ピッチの突出
歯を有している。そして、モータのロータ223の回転
でレゾルバロータ228Rが一体に回転すると、レゾル
バステータ228Sとの歯間のリラクタンスが変化し、
その変化を図示しないドライブユニットのレゾルバ制御
回路によりデジタル化し、位置信号として利用すること
でロータ223の回転角すなわち回転位置を高精度で検
出する。図の229A,229Bはモータおよびレゾル
バの電気配線である。
【0013】上記ダイレクトドライブモータ22にはま
た、図示しないが割出テーブル227のクランプ機構が
取りつけられている。上記のダイレクトドライブモータ
22の割出テーブル227に第1アーム25が一体回転
可能に取り付けられている。一方、ダイレクトドライブ
モータ22の中心部の空孔Hには、モータハウジング2
21に軸受を介して支持される二重軸構造の回転軸28
が垂直に配設され、割出テーブル227の中心部を貫通
して第1アーム25内に突き出している。その回転軸2
8の外筒中空軸281の上下両端にはそれぞれタイミン
グプーリ282,283が固定されている。その下端の
タイミングプーリ283は、後述するボールスプライン
ナットの駆動用DCモータ24の出力軸24aに固定さ
れたタイミングプーリ241と、タイミングベルト24
2で連結してある。
【0014】この外筒中空軸281の内部を貫通する内
軸285は、外筒中空軸281とは独立して回転可能に
軸受を介して支持され、上下両端部にはそれぞれタイミ
ングプーリ286,287が固定されている。その下端
のタイミングプーリ287は、後述するボールねじナッ
トの駆動用DCモータ23の出力軸23aに固定された
タイミングプーリ231と、タイミングベルト232で
連結してある。
【0015】続いて、第2アーム26の構成を述べる。
水平に延びる第1アーム25を貫通して垂直に延びる第
2アーム26の軸は、ボールねじ軸であり、このボール
ねじ軸261には、ゴシックアーチ溝からなる螺旋状の
ボールねじ溝262と共に軸方向に直線状の3条のボー
ルスプライン溝263が形成されていて、ボールねじナ
ット264とボールスプラインナット265とがそれぞ
れ装着されている。
【0016】ボールねじナット264は、ゴシックアー
チ溝からなるボールねじ溝262に対応するゴシックア
ーチ形状のボールねじ溝を図示されない内周面に有して
おり、そのナットのボールねじ溝と前記ボールねじ軸2
61のボールねじ溝262との間に多数のボールが転動
自在に介装されている。また、ボールねじナット264
の内部には、図示しないがそれらのボールの循環路が形
成されており、ボールはボールねじ軸261とボールね
じナット264との相対回転と共にねじ溝内を転動しつ
つ螺旋状に移動し、ねじ溝を1回半ないし3回半回って
からナット内の戻し通路を経て元の位置に戻り、循環を
繰り返す公知の構造になっている。
【0017】一方、ボールスプラインナット265は、
ボールねじ軸261に沿って直線的に延びるボールスプ
ライン溝263に対応するボールスプライン溝を図示さ
れない内周面に有しており、そのナットのボールねじ溝
と前記ボールねじ軸261のボールねじ溝262との間
に図示されない多数のボールが転動自在に介装されてい
る。また、ボールスプラインナット265の内部には、
図示しないがそれらのボールの循環路が形成されてお
り、ボールはボールねじ軸261とボールスプラインナ
ット265との相対的な直線移動と共にねじ溝内を転動
しつつ直線方向に移動し、ナット端部に至ってナット内
の戻し通路に入りUターンして元の位置にもどり循環を
繰り返す構造になっている。
【0018】上記のボールねじナット264は玉軸受2
66を介して第1アーム25のハウジング251に回転
自在に支持されるとともに、一端にタイミングプーリ2
67が固定されている。一方、ボールスプラインナット
265はクロスローラ軸受268を介して第1アーム2
5のハウジング251に回転自在に支持されるととも
に、一端にタイミングプーリ269が固定されている。
【0019】ボールねじナット264に固定されたタイ
ミングプーリ267は、ボールねじナット駆動用DCモ
ータ23の回転を伝達する内軸285の上端のタイミン
グプーリ286とタイミングベルト267Aで連結され
ている。一方、ボールスプラインナット265に固定さ
れたタイミングプーリ269は、ボールスプラインナッ
ト駆動用DCモータ24の回転を伝達する外筒中空軸2
81の上端のタイミングプーリ282とタイミングベル
ト269Aで連結されている。
【0020】ロボットのハンド27は、上記のボールね
じ軸261の下端に、ハウジング271を介して取り付
けられている。そして、このハンド27に、制振ユニッ
ト30が装着されている。図2ないし図4により、ハン
ド27の取付け構造を説明する。前記ハウジング271
はフランジ272と円筒形の胴部273を有し、その胴
部273の側面に切欠き274が設けられている。この
切欠き274に軸固定板275を嵌め込み、ボールねじ
軸261の側面に予め設けられた切欠溝261aに係合
させてねじ276を締めつけることにより、ハウジング
271がボールねじ軸261に回り止めに取付けられて
いる。ハンド27はそのハウジング271のフランジ2
72の下面に密着させてボルト277で固定されてい
る。
【0021】制振ユニット30は、上述のようにしてボ
ールねじ軸261の先端に固定されたハウジング271
を介してボールねじ軸261の先端の作業ヘッドである
ハンド27に取り付けられる。すなわち、制振ユニット
30はその中心部にハウジング挿入孔を有しており、上
記のようにハンド27をボールねじ軸261に固定する
前に、ボールねじ軸261に挿通しておく。そして、ハ
ンド27を取り付けたハウジング271がボールねじ軸
261に軸固定板275で固定された後、ハウジング挿
入孔にそのハウジング271の胴部273が挿通され
る。次いでハウジング271のフランジ272の上面に
制振ユニット30の下面を当接させるとともに、ハウジ
ングのフランジ272の側面と制振ユニット30の側面
とに長方形のダンパ固定板302を懸け渡してあてが
い、ねじ303を締め付ける。ダンパ固定板302は円
周等分に四箇所に配されていて、ハウジング271と制
振ユニット30とを確実に連結している。
【0022】制振ユニット30の詳細を図5,図6に示
す。この実施例の制振ユニット30は、リング状の質量
体31と、ワイヤ状の弾性部材32と、この弾性部材3
2を取り囲んだ流体室33を備えた補助ダンパカバー3
4と、その流体室33内に充填された高粘度を有する流
体35とを備えている。
【0023】前記質量体31は、前記ハウジング271
の胴部273の外径より大きな内径とされた金属製円環
であり、ハウジング271との間に隙間311を介して
取り付けられる。これにより、質量体31は、その重心
位置が作業ヘッドであるハンド27を有する作動軸すな
わちボールねじ軸261の中心に位置し、かつねじ軸線
に対して直角方向に移動できるようになっている。ま
た、この質量体31には、肉厚部を軸方向に貫通する細
い貫通孔312が円周を三等分した位置に設けられると
ともに、外周面からその貫通孔312に達するねじ孔を
上下二段に形成してビス313が螺合されている。
【0024】前記弾性部材32は例えばピアノ線のよう
な金属製の複数本(三本)のワイヤからなり、その上端
側は前記質量体31の三箇所の貫通孔312にそれぞれ
に挿入され、ビス313で止めて前記質量体31に係止
されている。各弾性部材32はボールねじ軸261の軸
線と平行に下方に延びている。前記補助ダンパカバー3
4は、例えば金属製環からなり、円環形状に形成されて
いて、ハウジング271の胴部273に緩く嵌め込まれ
ている。その補助ダンパカバー34は、その厚肉部の円
周三等分の位置の三箇所に貫通孔を有し、各貫通孔がそ
れぞれに流体室33とされている。前記弾性部材32は
この流体室33の中央を通してあり、したがって各流体
室33は、それぞれ弾性部材32を取り囲むように対応
して配置されている。この補助ダンパカバー34の下面
には、図4に示すようにダンパベースリング341がボ
ルト342で固定されて流体室33の下端を塞いでい
る。ダンパベースリング341にはまた、軸方向に貫通
する細い貫通孔342が円周を三等分した位置に設けら
れるとともに、外周面からその貫通孔342に達するね
じ孔を形成してビス343が螺合されている。前記弾性
部材32の下端はこの貫通孔342に挿入されて、ビス
343でダンパベースリング341に係止して固定され
ている。
【0025】ここで、ビス313を緩めれば弾性部材3
2と質量体31との係止が外れて、質量体31を上下に
スライドさせてその取り付け位置を調整することがで
き、ビス313は弾性部材32と共に質量体31の取付
け位置の調整手段でもある。補助ダンパカバー34の流
体室33には、高粘度を有する流体として例えばシリコ
ングリース5が充填されている。
【0026】次に作用を説明する。図外のクランプ機構
をアンクランプ状態にして、ダイレクトドライブモータ
22のステータ222のコイルに図外のドライブユニッ
トを介してモータ電流を通電すると、ステータ222の
各歯が所定の順序に励磁されてロータ223が回転す
る。このロータ223の回転角をレゾルバ228で検出
し、図外のドライブユニットにフィードバックすること
によりロータ223の回転角度を規制して、割出テーブ
ル227の正確な割り出しがなされる。
【0027】割り出しが終了した後、割出テーブル22
7をクランプ機構でクランプする。ロボットの第1アー
ム25は、割出テーブル227と共に回転し、割出テー
ブル227のクランプで所定位置に固定される。こうし
て、ロボットのハンド27の水平方向への旋回と位置決
めがなされる。この実施例の場合、内外両ステータ22
2A,222Bの間にモータロータ223を配設した高
トルク型のものであるから、大きな重量負荷を移動させ
ることができる。
【0028】ロボットのハンド27の垂直方向への移動
およびボールねじ軸261を軸とした回動運動は、第2
アーム26を構成しているボールねじ装置の駆動で行わ
れる。すなわち、DCモータ23,24によりタイミン
グベルト267A,269Aを介してボールねじナット
264、およびボールスプラインナット265を回転駆
動させることにより、ボールねじ軸261を駆動させて
ハンド27を操作する。
【0029】いま、DCモータ23を始動させると、そ
の出力軸23aの回転がタイミングプーリ231,タイ
ミングベルト232,タイミングプーリ287,内軸2
85,タイミングプーリ286,タイミングベルト26
7A,タイミングプーリ267とを経て伝達されてボー
ルねじナット264が回転する。こうしてボールねじナ
ット264のみを回転させれば、ボールねじ軸261は
回転方向に応じて軸方向に垂直運動する。
【0030】また、DCモータ24を始動させると、そ
の出力軸24aの回転がタイミングプーリ241,タイ
ミングベルト242,タイミングプーリ283,外筒中
空軸281,タイミングプーリ282,タイミングベル
ト269A,タイミングプーリ269を経て伝達されて
ボールスプラインナット265が回転する。こうしてボ
ールスプラインナット265のみを回転させれば、ボー
ルねじ軸261は回転運動を伴って軸方向に運動する。
【0031】また、ボールねじナット264とボールス
プラインナット265とを共に同じ回転数で同方向に回
転させれば、ボールねじ軸261は軸方向の運動をせず
に回転運動のみを行う。ボールねじナット264とボー
ルスプラインナット265とを異なる回転数で駆動すれ
ば、ボールねじ軸2は回転運動と軸方向運動との複合さ
れた運動となる。回転方向を逆とすれば、各運動も逆方
向となる。
【0032】このようにしてハンド27を移動させて所
定位置に位置決めを行う場合、その停止時の残留振動
を、本実施例の制振ユニット30で効果的に防止する。
制振ユニット30は、ハンド27に取り付けたダンパベ
ース341にワイヤ状の弾性部材32を介してリング状
の質量体31が支えられており、その質量体31はハウ
ジング271との間に隙間311を介在していることか
ら径方向に自由に動いて振動を効果的に吸収することが
できる。且つ、その質量体31を支えて揺動する弾性部
材32の振動はこれを取り囲む高粘性のグリスオイル3
5の粘性抵抗によって効果的に減衰される。
【0033】上記の質量体31と弾性部材32およびダ
ンパとして機能する粘性流体35が充填された流体室3
3を有するダイナミックダンパにおいて、いま質量体3
1の質量をm,制振対象であるハンド27の質量をM,
両者の質量の比を質量比μ=m/Mとする。ダイナミッ
クダンパの最適設計法によれば、共振を効果的に抑制す
るダイナミックダンパの最適同調は次式(1)で表され
る。
【0034】 ωn /Ωn =1/(1+μ) (1) ここに ωn =(k/m)1/2 :ダイナミックダンパの固有振動
数 Ωn =(K/M)1/2 :制振対象系の固有振動数 〔k,Kはそれぞれのばね定数〕 また、最適減衰は次式(2)で表される。
【0035】 ζ=〔3μ/8(1+μ)〕1/2 (2) ここに ζ=c/2(mk)1/2 :ダイナミックダンパの減衰率 〔cはダイナミックダンパの減衰係数〕 この時、共振ピークの高さは次式(3)のように抑制さ
れる。
【0036】 (X1 /Xstmax =(1+2/μ)1/2 (3) ここに X1 /Xstは制振対象系の振幅倍率 これから、抑制を希望する高さを指定すれば式(3)か
らμが決定される。さらに制振対象の固有振動数Ωn
質量Mとがわかれば、まずダイナミックダンパの質量m
が定まり、ついで式(1)からばね定数k、さらに式
(2)から減衰係数cが決定される。
【0037】このようにして、諸元を決定した制振ユニ
ット30を用いて実施したハンド27でのインパルス応
答の一例を図7ないし図12に示す。図7はハンド27
への加振部位と応答部位を示す模式図で、図8は制振ユ
ニット30無しの場合、図9は制振ユニット30を用い
た場合である。また図10〜図12は、ハンド27への
加振方向の位相を図7のものから角度で90度ずらして
行ったもので、図10はハンド27への加振部位と応答
部位を示す模式図、図11は制振ユニット30無しの場
合、図12は制振ユニット30を用いた場合である。い
ずれも制振ユニット30の有無で振動の減衰性に明確な
差異が認められる。なお、グラフの横軸は時間、縦軸は
振動変位及び加振力である。
【0038】制振対象であるハンド27を交換した場合
などには、固有振動数が変化しそれに応じて最適同調,
最適減衰が変動して、そのままでは制振効果が減退す
る。その場合も本実施例によれば、質量体31の取付け
位置の調整手段であるビス313を緩めて弾性部材32
の長さを調整することで、ばね定数kをかえることがで
き、容易に制振ユニット30の固有振動数を可変させて
常に最適同調を維持することができる。
【0039】図9,図10に制振ユニット30の他の実
施例を示す。この実施例では、制振ユニット30の流体
室33Aが上記実施例とは異なっている。すなわち、こ
の流体室33Aは、円筒状の容器331で形成され、そ
の中心部を弾性部材32が貫通している。弾性部材32
の下端部にはつば332とねじ333とが設けてあり、
このねじ333にナットを螺合して締めつけることで、
弾性部材32がダンパベース341に固定される。容器
331内には粘性流体35が充填されており、ジャバラ
で蓋されている。この実施例によれば円筒状の補助ダン
パカバー34は不要で、かつ粘性流体35の交換が必要
なときは容器331ごと交換できる利点がある。制振作
用・効果の点は上記の実施例の場合と同様である。
【0040】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、作業ヘッドを有する作動軸の軸線と直角方向に移動
自在に前記作動軸の軸端近傍に支持された質量体と、そ
の質量体を一端部で支持するとともに前記作動軸の軸線
と平行に配設されて他端が固定されたワイヤ状の弾性部
材と、その弾性部材を取り囲んで配置された流体室と、
該流体室に充填された高粘度を有する流体とを備えたも
のとしたため、質量体と作業ヘッドとの重量比および弾
性部材のばね定数の調整により、ダイナミックダンパの
固有振動数を最適値に定め(最適同調)、かつ減衰係数
を最適値に定める(最適減衰)ことが容易であって、低
い周波数の残留振動に対しても、十分な制振作用を有す
ると共に、その弾性部材の回りに配した流体の粘性抵抗
でダイナミックダンパの吸振作用が最大限に近く発揮で
き、更に構造の簡単な制振ユニットにより十分に制振す
ることから、ロボットの腕先のような片持ちはり状構造
体であっても静剛性を高める必要はなく、装置が軽量で
済むなど、実用上種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の制振ユニットを適用したロ
ボットの断面図である。
【図2】制振ユニット取付け構造を説明する側面図であ
る。
【図3】図2のIII −III 線断面図である。
【図4】制振ユニット取付け構造を説明する側面図であ
る。
【図5】図4の平面図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】図1のロボットハンドのインパルス応答の一例
の加振方向を示す図である。
【図8】図7における制振ユニットなしの場合のグラフ
である。
【図9】図7における制振ユニット有りの場合のグラフ
である。
【図10】図7とは加振の位相をずらしたときのインパ
ルス応答の加振方向を示す図である。
【図11】図10における制振ユニットなしの場のグラ
フである。
【図12】図10における制振ユニット有りの場合のグ
ラフである。
【図13】本発明の制振ユニットの他の実施例の一部を
切り欠いて示す側面図である。
【図14】図13の一部拡大断面図である。
【図15】従来の吸振ダンパの一例を示す斜視図であ
る。
【図16】従来の他の吸振ダンパを適用したロボットの
関節構造の断面図である。
【符号の説明】
261 作動軸 30 制振ユニット 32 弾性部材 33 流体室 35 流体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】一方、ダンパを用いて振動を抑制すれば重
量増加の問題はほとんど生じない。従来のこの種の吸振
ダンパとしては、例えば実開平1−138636号公報
に記載されたものがある。図15はその吸振ダンパ1を
ロボットアーム先端のばり取り装置に適用したもので、
工具2を回転可能に支持するための支持筒3にウレタン
ゴム等の吸振材からなる第1フランジ4を固定し、この
第1フランジ4にボルト5をたてて軸方向に間隔をおき
第2フランジ7を取り付けている。この第2フランジ7
の中心部には切欠部8を設けて、前記第1フランジ4の
変形により支持筒3が動けるようになっている。第2フ
ランジ7をロボットハンドの先端に固定して吸振ダンパ
1を装着し、駆動軸9を回転させて工具2でばり取り作
を行う。工具2の振動を第1フランジ4のゴム材で吸
収して、ロボット本体への振動の伝達を軽減させるもの
である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】また、特開平2−279293号公報には
ロボット用減速機構に吸振ダンパを取り付けたものが提
示されている。図16はそのロボット用減速機構を適用
したロボットの関節を示したもので、関節支持部11に
回転機12が固定され、その回転軸12aには、減速比
の等しい第1,第2の減速機13,14とダンパ15と
を介して、ロボットアーム16の一端側が回動可能に取
り付けられている。すなわち、上記の減速機13,14
は例えばフラット型のハーモニックドライブ減速機で、
両減速機の固定側円盤はそれぞれ関節支持部11に固定
されるとともに減速機入力軸は前記回転軸12aに接続
され、また第1の減速機13の出力軸は回転可能に支持
されたダンパ負荷17に接続され、第2の減速機14の
出力軸はロボットアーム16に接続され、ロボットアー
ム16とダンパ負荷17とは円盤型の回転ダンパ15に
より結合されている。第1の減速機13とダンパ負荷1
7が生じる共振の周波数は、第2の減速機14とロボッ
トアーム16が生じる共振の周波数より高く設定してい
る。上記回転ダンパ15は、仕切り円盤とオリフィス円
盤とを仕切りとオリフィスとが交互に配置されるように
組み合わせてその内部に機械油などの粘性流体を封入し
た構造を有し、二枚の円盤が相対回転運動すると粘性流
体がオリフィスを通過する際に粘性抵抗を生じて回転ダ
ンパとして機能するものである。この回転ダンパ15に
よってダンパ負荷17とロボットアーム16とを接続す
ることにより、ロボットアーム16の共振周波数付近で
発生するダンパ負荷17とロボットアーム16の相対運
動にダンピングが作用して、ロボットアーム16の振動
が抑制される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】図13,図14に制振ユニット30の他の
実施例を示す。この実施例では、制振ユニット30の流
体室33Aが上記実施例とは異なっている。すなわち、
この流体室33Aは、円筒状の容器331で形成され、
その中心部を弾性部材32が貫通している。弾性部材3
2の下端部にはつば332とねじ333とが設けてあ
り、このねじ333にナットを螺合して締めつけること
で、弾性部材32がダンパベース341に固定される。
容器331内には粘性流体35が充填されており、ジャ
バラで蓋されている。この実施例によれば円筒状の補助
ダンパカバー34は不要で、かつ粘性流体35の交換が
必要なときは容器331ごと交換できる利点がある。制
振作用・効果の点は上記の実施例の場合と同様である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業ヘッドを有する作動軸の軸線と直角
    方向に移動自在に前記作動軸の軸端近傍に支持された質
    量体と、該質量体を一端部で支持するとともに前記作動
    軸の軸線と平行に配設されて他端が固定されたワイヤ状
    の弾性部材と、該弾性部材を取り囲んで配置された流体
    室と、該流体室に充填された高粘度を有する流体とを備
    えたことを特徴とする制振ユニット。
JP5071929A 1993-03-30 1993-03-30 制振ユニット Pending JPH06280935A (ja)

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JP5071929A JPH06280935A (ja) 1993-03-30 1993-03-30 制振ユニット
US08/219,715 US5445247A (en) 1993-03-30 1994-03-29 Damping unit
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Applications Claiming Priority (1)

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DE4411158C2 (de) 1996-08-14
US5445247A (en) 1995-08-29

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