JP2009274434A - スクライブ装置及び多軸スクライブ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スクライブ工具からワークに付与される荷重を安定化させることができるスクライブ装置を提供する。
【解決手段】本発明のスクライブ装置は、マグネット5を有する軸部材1と、軸部材1の周囲を囲む複数のコイル8を有する電機子2と、軸部材1の先端に設けられ、薄板状のワークWにスクライブ線を刻むためのスクライブ工具4と、スクライブ工具4をワークWの表面に沿って相対的に移動させる移動機構21と、を備える。電機子2のコイルに電流を流すことによって、スクライブ工具がワークWの表面に向かって進退する。スクライブ工具がワークWの表面に接触したとき、さらに電機子2のコイルに電流を流すことによって、ワークWの表面内におけるスクライブ工具4の進行方向に倣って軸部材1がその軸線の回りを回転できる状態で、スクライブ工具4からワークWに荷重が付与される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガラス基板、半導体ウェハ等の薄板状のワークにスクライブ線を刻むためのスクライブ装置に関する。
ガラス基板、半導体ウェハ等の薄板状のワークを分断するにあたって、ワークの表面にはあらかじめスクライブ線が刻まれる。スクライブ工具を適切な荷重でワークの表面に押し付け、ワークの表面に沿ってスクライブ工具を移動させることで、ワークの表面にスクライブ線を刻むことができる。スクライブ線を形成後、スクライブ線に沿ってワークを曲げると、スクライブ線の垂直クラックがワークの裏面まで到達し、ワークが分断される。もし、ワークに深い垂直クラックを形成できれば、スクライブ工程のみでワークを分断することもできる。
近年のFPD(Flat Panel Display)用基板は、薄型化が進んでおり、例えば板厚0.1mm以下のガラスの貼り合せ基板も登場し始めている。ワークが薄くなり、より脆性が高くなると、ワークにスクライブ線を形成するとき、スクライブ工具からワークに付与される荷重は、小さく且つ安定した状態が維持されなければならない。荷重変動が発生するようでは、突発的な破壊が起こるなど、分断品質を保つことが困難になるからである。
図11に示されるように、従来のスクライブ装置においては、スクライブ工具61に荷重を付与するためにエアーシリンダ62を使用し、調整器によってスクライブ工具61からワークWに付与される荷重を調整していた(例えば特許文献1参照)。また、スクライブ工具61をワークWの表面の凸凹に追従させるために、リニアガイド63を用いたフローティング機構でスクライブヘッド64を支持していた。すなわち、ワークWの表面の高さの凸凹に追従してスクライブ工具61が上下動するように、スクライブ工具61が取り付けられるスクライブヘッド64をリニアガイド63で支持していた。そして、スクライブ工具61の進行方向に倣って垂直軸65がその軸線の回りを回転できるように、回転軸受66を用いて垂直軸65の回転を案内していた。
特開2005−82413号公報
しかし、従来のスクライブ装置にあっては、スクライブ工具からワークに荷重を付与するとき、以下の(1)〜(3)理由によって荷重の変動が起こり、ワークに局部的に屑や割れが発生するおそれがある。特に、荷重が小さいとき、荷重の変動が起こり易い。
(1)ワークの表面の凸凹に倣ってスクライブヘッドが上下動するとき、エアーシリンダ内の圧力が変動し、ワークに付与される荷重が変動する。
(2)構造上、スクライブヘッドの自重が重くなりがちであるので、スクライブヘッドの慣性が原因でワークの表面の凸凹に倣ったスクライブヘッドの上下動が鈍化される。また、リニアガイドの摺動抵抗や、ワークに付与されるスクライブヘッドの自重を低減するための引張りばねによって、スクライブヘッドの上下動が鈍化される。
(3)スクライブヘッドからスクライブ工具に伝わる荷重が回転軸受によって吸収又は増幅され、スクライブ工具からワークに付与される荷重が変動する。
そこで本発明は、スクライブ工具からワークに付与される荷重を安定化させることができるスクライブ装置及び多軸スクライブ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、マグネットを有する軸部材と、前記軸部材の周囲を囲むコイルを有する電機子と、前記軸部材の先端に設けられ、薄板状のワークにスクライブ線を刻むためのスクライブ工具と、前記スクライブ工具を前記ワークの表面に沿って相対的に移動させる移動機構と、を備え、前記電機子の前記コイルに電流を流すことによって、前記スクライブ工具が前記ワークの表面に向かって進退し、前記スクライブ工具が前記ワークの表面に接触したとき、さらに前記電機子の前記コイルに電流を流すことによって、前記ワークの表面内における前記スクライブ工具の進行方向に倣って前記軸部材がその軸線の回りを回転できる状態で、前記スクライブ工具から前記ワークに荷重が付与されるスクライブ装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスクライブ装置において、前記スクライブ装置はさらに、前記ワークの表面に向かって進退する前記軸部材の位置を制御する位置制御と、前記ワークに接触した前記スクライブ工具から前記ワークに付与される荷重を制御する荷重制御と、を行う制御装置を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のスクライブ装置において、前記スクライブ装置はさらに、前記コイルに流れる電流を検出する電流センサと、前記軸部材の軸線方向の位置を検出する位置センサと、を備え、前記制御装置は、指令及び前記位置センサからの情報に基づいて前記位置制御を行うと共に、指令及び前記電流センサからの情報に基づいて前記荷重制御を行うことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載のスクライブ装置において、前記スクライブ装置はさらに、軸受本体の外部から供給された空気の力で前記軸部材を軸受本体中で浮かせながら、前記軸部材がその軸線方向に直線運動したり、軸線の回りを回転したりするのを案内する静圧空気軸受を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載のスクライブ装置の前記軸部材、前記電機子、及び前記スクライブ工具を含むスクライブヘッドが複数、互いの前記軸部材が平行になるように積層されてなる多軸スクライブ装置である。
本発明によれば、もともと自重が軽く、且つ軸線の周りを回転できる軸部材にスクライブ工具を設けるので、スクライブ工具が保持される部分の自重の軽量化が図れる。しかも、電機子に対して軸部材が軸線方向に移動するときの摺動抵抗がゼロに近いので、ワークの表面の凸凹に対するスクライブ工具の追従性を向上させることができる。したがって、スクライブ工具からワークに付与される荷重を安定化させることができる。
本発明の第一の実施形態のスクライブ装置の垂直断面図 スクライブ装置のスクライブヘッドの斜視図 静圧空気軸受の断面図 ロッド形リニアモータの斜視図(一部断面図を含む) コイル及びコイルホルダの斜視図 コイル及びコイルホルダの詳細図(図中(A)はコイルホルダの正面図を示し、図中(B)はコイル及びコイルホルダの軸線方向に沿った断面図を示す) マグネットとコイルの位置関係を示す図 ドライバの構成図 本発明の第二の実施形態の多軸スクライブ装置の垂直断面図 本発明の第三の実施形態のスクライブ装置の垂直断面図 従来のスクライブ装置を示す側面図
添付図面に基づいて本発明のスクライブ装置の実施形態を詳細に説明する。図1及び図2は、本発明の第一の実施形態のスクライブ装置を示す。図1はスクライブ装置の垂直断面図を、図2はスクライブヘッドの斜視図を示す。
スクライブ装置は、ワークWが載せられるテーブル6と、スクライブ工具であるカッターホイール4が設けられるスクライブヘッド11と、ワークWに対してスクライブヘッド11をワークWの表面に沿って相対的に移動させる移動機構21と、を備える。テーブル6は水平面内に広がっている。テーブル6には、ワークWを吸着するための複数の空気吸引孔が開けられる。移動機構21は、スクライブヘッド11又はテーブル6のいずれか一方を移動させる。カッターホイール4をワークWの表面に接触させた状態で、移動機構21がカッターホイール4をワークWの表面に沿ってX軸方向に相対的に移動させることで、カッターホイール4がワークWの表面をX軸方向に転がり、これにより、ワークWの表面にスクライブ線が刻まれる。ワークWの表面に複数本のスクライブ線を刻むときは、一本のスクライブ線を刻んだ後、移動機構21がスクライブヘッド11又はテーブル6のいずれか一方をY軸方向に移動させ、その後、移動機構21がワークWの表面に接触したカッターホイール4をワークWの表面に沿ってX軸方向に移動させる。
スクライブヘッド11は、軸部材であるロッド1、及びロッド1を囲む電機子2から構成されるロッド形リニアモータと、ロッド1が電機子2に対してロッド1の軸線方向に直線運動するのを案内する静圧空気軸受22と、ロッド1の先端に直接的に(回転軸受を介在させることなく)固定されたホルダ3と、ホルダ3に回転可能に支持されるカッターホイール4と、を備える。
ホルダ3の下端部には、スリットによって二股に分かれた車軸保持部3aが形成される。車軸保持部3aには算盤玉状のカッターホイール4が回転可能に挟まれる。カッターホイール4の車軸は水平方向に伸びる。水平方向に伸びるカッターホイール4の車軸と、垂直方向に伸びるロッド1の軸線とは直交する。カッターホイール4がその進行方向に倣って水平面内で回転し易くするために、椅子のキャスターのように、カッターホイール4の車軸をロッド1の軸線からずらしてもよい。
ロッド形リニアモータの電機子2の下端には、静圧空気軸受22が取り付けられる。図3に示されるように、円筒状の軸受本体22aには、ロッド1と軸受本体22aとの間に空気を供給するための空気供給経路22bが形成される。空気供給経路22bには、軸受本体22aの外部から圧縮空気が供給され、ロッド1と軸受本体22aとの間には、空気膜23が構成される。静圧空気軸受22は、軸受本体22a中でロッド1を空気の力で浮かせながら、ロッド1が軸線方向に直線運動したり、軸線の回りを回転したりするのを案内する。ロッド1と軸受本体22aとは接触することがないので、ロッド1の摺動抵抗をゼロに近付けることができる。また、磁力によって電機子2内でロッド1を浮いた状態に保持するロッド形リニアモータだけでは、電機子2内のロッド1がぶれるおそれがある。ロッド1と軸受本体22aとの間に空気の膜23を介在させる静圧空気軸受を設けることによって、ロッド1の直線運動や回転運動を安定させることができる(請求項4の効果)。
図4は、ロッド形リニアモータの詳細図を示す。ロッド形リニアモータは、複数のマグネットを有し、N極及びS極の磁極が軸線方向に交互に形成される軸部材であるロッド1と、ロッド1の周囲を囲む複数のコイル8を有する電機子2と、から構成される。ロッド1とコイル8との間には、磁気的なすきまが存在する。複数のコイル8は成形体からなるハウジング17に覆われる。これら複数のコイル8及びハウジング17が電機子2を構成する。ロッド形リニアモータは、ロッド1のマグネット5に発生する磁界とコイル8に流れる電流によって、ロッド1が直線運動するための推力を得る。
ロッド1は、例えばステンレス等の非磁性材からなり、パイプのように中空の空間を有する。ロッド1の中空空間には、円柱状の複数のマグネット5(セグメント磁石)が互いに同極が対向するように積層される。マグネット5の間には、例えば鉄等の磁性体からなるポールシュー7(磁極ブロック)が介在される。ポールシュー7を介在させることで、マグネット5が形成する磁界を正弦波に近づけることができる。
コイル8は銅線を螺旋状に巻いたもので、コイルホルダ9に保持されている。図5及び図6は、コイル8、及びコイル8を保持するコイルホルダ9の詳細図を示す。複数の円環状のコイル8はその軸線方向に互いの軸線が一致するように一列に配列される。軸線方向に隣接して並べられた三つのコイルが、三相(U相、V相、W相)のコイルを構成する。三相のコイルを複数組み合わせることで、全体のコイルユニットが構成される。隣接するコイル8同士を絶縁させる必要があるので、コイル8間には絶縁材として樹脂製のスペーサ部9bが介在される。スペーサ部9bはコイル8の正面形状と同一の円環形状に形成される。スペーサ部9bは、コイル8の軸線方向に細長く伸びる板状のホルダ本体部9aに一体に成形される。すなわち、コイルホルダ9は樹脂の成形品であり、コイル8の軸線方向に細長く伸びる板状のホルダ本体部9aと、ホルダ本体部9aから下方に突出する薄肉の複数のスペーサ部9bとから構成される。ホルダ本体部9aの側面には、射出成形するときにコイルホルダ9を金型に固定するための突起9cが設けられる。ホルダ本体部9aの下面には、コイル8の外形形状に合わせた曲面状の窪み9dが形成される。
コイルホルダ9の上面には、ホルダ本体部9aと同一の平面形状の矩形状の絶縁基板10が取り付けられる。絶縁基板10には、コイル8のリード線8aに電気的に接続される導電パターンが形成される。導電パターンは、U相同士のコイル、V相同士のコイル、W相同士のコイルを接続するように形成される。
コイル8及びコイルホルダ9は、成形体であるハウジング17によって覆われる。コイル8及びコイルホルダ9を射出成形の金型にセットし、金型に成形材料を射出することによって、コイル8及びコイルホルダ9がハウジング17に一体に形成される。コイル8をハウジング17と一体にインサート成形することで、コイル8を別部材のハウジングで覆う場合に比べて、ハウジング17の肉厚を薄くできるという利点がある。ハウジング17の肉厚を薄くすることで、ロッド形リニアモータの寸法を小さくすることができる。
図4に示されるように、ロッド1の軸線と直交する断面におけるハウジング17の外形形状は、実質的に四角形(この実施形態では長方形)に形成される。ハウジング17の側面のうちの一つの面には、移動機構21のステージにハウジング17を取り付けるための雌ねじ12が加工される。雌ねじ12はハウジング17を射出成型するとき、インサートナット13を金型に埋め込むことでハウジング17と一体に形成される。また、ハウジング17の上面には、ロッド1の軸線方向に間隔を開けて、位置決めピンが挿入される二つの位置決め穴14が形成される。二つの位置決め穴14はロッド1の軸線上に配列され、二つの位置決め穴14を結んだ線とロッド1の軸線とは平行になる。ハウジング17に位置決め穴14を加工することで、ハウジング17を移動機構21のステージに取り付けるとき、ロッド1が傾いて取り付くのを防止することができる。
ハウジング17には、放熱特性を高めるためにフィン17aが複数形成される。ハウジング17の軸線方向の両端部には、ハウジング17に位置決めされたエンド部材19が一体に成形される。エンド部材19は、コイル8及びコイルホルダ9と同様にあらかじめ金型にインサートされる。このエンド部材19の一方には、上述の静圧空気軸受22がねじ等の固定手段によって取り付けられる(図2参照)。また、エンド部材19の他方には、ロッド1の軸線方向の位置を検出するための位置センサであるエンコーダが取り付けられる。エンコーダは、ハウジング17の軸線方向の端部に取り付けられたケース20に収容される。
移動機構21のステージに取り付けられるので、ハウジング17には機械的強度が高いことが要求される。また、コイル8との絶縁を保つ必要があるため、ハウジング17には絶縁性の高いことが要求される。さらに、冷却効率を上げるために、ハウジング17には熱伝導性のよいことが要求される。これらの要求を満足するために、ハウジング17の材料には、ガラスエポキシ等の熱可塑性樹脂、又は絶縁性の金属酸化物粒子を充填材として熱可塑性樹脂に混合してなる成形材料が用いられる。
図7は、リニアモータのマグネット5とコイル8の位置関係を示す。ロッド1内の中空空間には、界磁マグネットとして、円盤状の複数のマグネット5(セグメント磁石)が互いに同極が対向するように、すなわちN極とN極が、S極とS極とが対向するように、積層される。なお、図7には示されていないが、実際にはマグネット5間にはポールシュー7(図4参照)が介在される。ロッド1の周囲には、ロッド1を囲む複数のコイル8が積層される。コイル8は、U・V・W相からなる三相コイルを複数組み合わせたものである。三相コイルに120°ずつ位相が異なる三相電流を流すと、コイル8の軸線方向に移動する移動磁界が発生する。移動磁界によってロッド1内のマグネット5に推力が与えられ、ロッド1が移動磁界の速さに同期して直線運動を行う。図1に示されるように、ロッド1の直線運動に伴って、ロッド1の先端に取り付けられたカッターホイール4もZ軸方向に直線運動し、ワークWの表面に向かって進退する。ロッド1はコイル8内に磁気的なすきまを介して浮いた状態にあるので、ロッド1が直線運動するときの摺動抵抗をゼロに近づけることができる。
ロッド1はコイル8内にロッド1の軸線の回りを回転自在に保持されている。カッターホイール4がワークWの表面に接触したとき、さらに三相コイルに三相交流電流を流すことによって、カッターホイール4に下方向への推力を発生させることができ、カッターホイール4からワークWに荷重を付与することができる。カッターホイール4がワークWの表面に荷重を付与している間も、ロッド1はその軸線の回りを回転できる状態にある。このため、移動機構21がカッターホイール4を表面に沿って移動させるとき、ロッド1はカッターホイール4の進行方向に倣って回転する。カッターホイール4の進行方向(カッターホイール4が転がる方向)を任意に変化させることで、直線のみならず、曲線のスクライブ線をも安定して形成することができるようになる。
図8は、ロッド形リニアモータを制御する制御装置であるドライバの構成図を示す。ドライバ30は、電圧形PWMインバータ(Pulse Width Modulation)等のロッド形リニアモータを制御するのに適した形態をした電力を供給する電力変換器31、ロッド形リニアモータのコイルに流れる電流を検出する電流センサ32、ロッド1の軸線方向の位置及び速度を検出する位置・速度センサ33、電力変換器31を制御することでロッド形リニアモータを制御する制御器34〜36から構成される。位置・速度センサ33には、一つのエンコーダが共用される。
制御系は、位置制御を行うための位置制御ループ37、速度制御を行うための速度制御ループ38、電流制御を行うための電流制御ループ39の三つから構成される。位置制御ループ37がメインループで、速度制御ループ38、電流制御ループ39の順でよりマイナーなループになる。電流制御ループ39には、交流電流のまま制御ループを構成する場合と、三相交流電流を回転直交二軸上のベクトルに変換して制御ループを構成する場合との二種類がある。
位置制御器34は、位置指令器40からの指令及び位置センサ33からのフィードバック信号の偏差を算出し、偏差がゼロに近づくように速度指令を生成する。速度制御器35は、位置制御器34が生成した速度指令及び速度センサ33からのフィードバック信号の偏差を算出し、偏差がゼロに近づくように電流指令を生成する。電流制御器36は、速度制御器35が生成した電流指令及び電流センサ32からのフィードバック信号の偏差を算出し、偏差がゼロに近づくように電圧指令を生成する。電力変換器31は、電流制御器36が生成した電圧指令に基づいて、ロッド形リニアモータ42に三相交流電流を供給する。
電流制御器36には、荷重指令器41から直接電流指令が入力される場合もある。速度制御器35からの電流指令と荷重指令器41からの電流指令とはスイッチ44によって切り替えられる。こうすることで、ロッド形リニアモータ42に供給される電流、すなわちロッド形リニアモータが発生する推力を制御することができ、ひいてはカッターホイール4からワークWに付与される荷重を制御することができる。
ドライバ30はまず、位置指令器40からの位置指令に応じてロッド1をZ軸方向に下降させ、カッターホイール4をワークWの表面に接触させる位置制御を行う。カッターホイール4がワークWの表面に接触すると、スイッチ44が切り替えられ、ドライバ30は荷重制御を行う。ドライバ30は、荷重指令器41からの指令に応じてカッターホイール4からワークWに付与される荷重を一定に制御する。この状態で、移動機構21がカッターホイール4をワークWの表面に沿って移動させる。移動機構21がカッターホイール4をワークWの表面に沿って移動させている間、カッターホイール4からワークWに付与される荷重は一定に保たれる。スクライブ線を形成後、カッターホイール4をワークWの表面からZ軸方向に離間させるとき、再びスイッチ44が切り替えられ、ドライバ30は位置指令に応じてロッド1をZ軸方向に上昇させる。
このように位置制御と荷重制御とを切り替えることができるドライバ30を用いれば、一つのロッド形リニアモータを用いて、カッターホイール4の位置の制御及びカッターホイール4からワークWに付与される荷重の制御を共に行うことができる。位置を制御するリニアモータ及び荷重を制御するエアーシリンダを併用する必要がなくなるので、スクライブヘッド11の構造の簡素化が図れる。また、カッターホイール4からワークWに付与される荷重を一定に保つことができるので、エアーシリンダを使用したときのように、ワークWの表面の凸凹に追従してカッターホイール4が上下動したとき、カッターホイール4からワークWに付与される荷重が変動するのを防止できる(請求項2の効果)。
図9は本発明の第二の実施形態の多軸スクライブ装置を示す。この実施形態のスクライブ装置においては、上記第一の実施形態のスクライブ装置のスクライブヘッド11が複数、互いのロッド1が平行になるように積層されている。スクライブヘッド11を構成するロッド1、電機子2、静圧空気軸受22、ホルダ3、カッターホイール4の構造は、上記第一の実施形態と同一であるので、同一の符号を付してその説明を省略する。
複数のスクライブヘッド11はまとめて移動機構21のステージに取り付けられる。移動機構21が複数のスクライブヘッド11をワークWの表面に沿って移動させると、ワークWの表面には複数本のスクライブ線が同時に形成される。各スクライブヘッド11の構造は、ロッド形リニアモータのロッド1の先端にホルダ3を取り付けたシンプルな構造なので、複数のスクライブヘッド11間のピッチを短くすることができる。このため、ワークWに同時に形成される複数本のスクライブ線のピッチも狭くすることができる(請求項5の効果)。
図10は、本発明の第三の実施形態のスクライブ装置を示す。この実施形態のスクライブ装置には、ワークWの表面の凸凹にカッターホイール4の高さを能動的に追従させるための高さ測定部51が組み込まれる。高さ測定部51はレーザー距離計等からなり、カッターホイール4の進行方向の前方のワークWの測定点W1の高さを測定する。ロッド形リニアモータを制御するドライバ30は、カッターホイール4がワークWの測定点W1を通過するとき、高さ測定部51が測定したワークWの測定点W1の高さに基づいて、カッターホイール4がワークWを切り込む深さが一定になるように、ロッド1のZ軸方向の位置を制御する。これにより、カッターホイール4がワークWに過剰に押し付けられることを避け、カッターホイール4がワークWの凸凹を通過する際に発生しがちな微細なスクライブ屑の発生を抑えることができる。なお、この実施形態において、ドライバによる位置制御は、荷重制御と併用して行われる。
高さ測定部51がカッターホイール4と同じ位置に配置されたのでは、いくらドライバ30を高速応答させても、カッターホイール4が上下動するまでに多少の時間がかかるので、カッターホイール4をワークWの表面の凸凹に正確に追従させることができない。カッターホイール4の上下動に時間的な遅れが生じないように、高さ測定部51がカッターホイール4の進行方向の前方の測定点W1に配置される。ドライバ30は、カッターホイール4が前方のワークWの測定点W1に到達するまでの時間及びロッド1の応答時間を加味した上で、カッターホイール4がワークWの測定点W1を通過するとき、カッターホイール4の切り込み深さが一定になるようにカッターホイール4を上下動させる。
なお、本発明は上記実施形態に限られることはなく、本発明の要旨を変更しない範囲で様々な実施形態に具現化できる。例えばスクライブ工具には、カッターホイールの替わりにポイントダイヤと呼ばれる先端が尖った工具を用いてもよい。また、ロッドとホルダとの間に圧電素子等の振動子を介在させ、スクライブ工具が振動するようにしてもよい。ただし、振動子を含めたロッドの質量が重くならないように留意する必要がある。さらに、ロッド型リニアモータのロッド自体を振動させてもよい。この場合、ボイスコイルモータのように、ロッドに単一のマグネットを配置してもよいし、複数のマグネットをN極同士又はS極同士が対向するように配置してもよい。さらに、ロッドをその軸線の回りに回転させる駆動機構を設け、カッターホイールの水平面内の旋回角度を制御してもよい。
1…ロッド(軸部材),2…電機子,4…カッターホイール(スクライブ工具),5…マグネット,8…コイル,11…スクライブヘッド,21…移動機構,22…静圧空気軸受,22a…軸受本体,30…ドライバ(制御装置),32…電流センサ,33…位置・速度センサ

Claims (5)

  1. マグネットを有する軸部材と、
    前記軸部材の周囲を囲むコイルを有する電機子と、
    前記軸部材の先端に設けられ、薄板状のワークにスクライブ線を刻むためのスクライブ
    工具と、
    前記スクライブ工具を前記ワークの表面に沿って相対的に移動させる移動機構と、を備
    え、
    前記電機子の前記コイルに電流を流すことによって、前記スクライブ工具が前記ワーク
    の表面に向かって進退し、
    前記スクライブ工具が前記ワークの表面に接触したとき、さらに前記電機子の前記コイ
    ルに電流を流すことによって、前記ワークの表面内における前記スクライブ工具の進行方
    向に倣って前記軸部材がその軸線の回りを回転できる状態で、前記スクライブ工具から前
    記ワークに荷重が付与されるスクライブ装置。
  2. 前記スクライブ装置はさらに、
    前記ワークの表面に向かって進退する前記軸部材の位置を制御する位置制御と、前記ワ
    ークに接触した前記スクライブ工具から前記ワークに付与される荷重を制御する荷重制御
    と、を行う制御装置を備えることを特徴とする請求項1に記載のスクライブ装置。
  3. 前記スクライブ装置はさらに、
    前記コイルに流れる電流を検出する電流センサと、
    前記軸部材の軸線方向の位置を検出する位置センサと、を備え、
    前記制御装置は、指令及び前記位置センサからの情報に基づいて前記位置制御を行うと
    共に、指令及び前記電流センサからの情報に基づいて前記荷重制御を行うことを特徴とす
    る請求項2に記載のスクライブ装置。
  4. 前記スクライブ装置はさらに、
    軸受本体の外部から供給された空気の力で前記軸部材を軸受本体中で浮かせながら、前
    記軸部材がその軸線方向に直線運動したり、軸線の回りを回転したりするのを案内する静
    圧空気軸受を備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のスクライブ装
    置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載のスクライブ装置の前記軸部材、前記電機子、及び
    前記スクライブ工具を含むスクライブヘッドが複数、互いの前記軸部材が平行になるよう
    に積層されてなる多軸スクライブ装置。
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